JP2000032882A - 釣り竿のリールシート - Google Patents

釣り竿のリールシート

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JP2000032882A
JP2000032882A JP10202288A JP20228898A JP2000032882A JP 2000032882 A JP2000032882 A JP 2000032882A JP 10202288 A JP10202288 A JP 10202288A JP 20228898 A JP20228898 A JP 20228898A JP 2000032882 A JP2000032882 A JP 2000032882A
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Japan
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reel
hood
fishing rod
reel sheet
movable hood
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JP10202288A
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English (en)
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り竿へのリールの取付けを容易にすると共
に、操作性が良く、強度的に優れ、軽量な釣り竿のリー
ルシートを提供する。 【解決手段】 リールシートは、竿管Rのリール取付部
の前部に固定されてリール脚の前部を受け入れ保持する
固定フードSHと、固定フードSHよりも後方に回転不
能かつ摺動自在に設けられてリール脚の後部を受け入れ
保持する移動フードMHとを備えている。移動フードM
Hの後部は把持可能な長さを有する。竿管R後端の外周
面若しくは内周面の何れかにネジ部2aを形成する。ネ
ジ部2aに竿管Rの軸方向に進退可能に尻栓Pを螺合す
る。尻栓Pと移動フードMHの後部とを回動可能に連結
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣り竿のリールシー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】釣り竿用リールシートは、リールを釣り
竿に着脱可能に取付けるために使用される。
【0003】この種の釣り竿用リールシートに関して、
特開平9−47192号公報には、竿管のリール取付部
の前部または後部、または、これらの両方に移動フード
をその握り部分が長くなるように設け、移動フード移動
用のナットに手が当接しないようにしたリールシートが
開示されている(以下、「先行技術1」という)。
【0004】また、特開昭62−118840号公報及
び特開平9−205945号公報には、尻栓を回動する
ことにより、リールシートの移動フードを前後動できる
ようにしたリールシートが開示されている(特開昭62
−118840号公報に開示されたリールシートを以
下、「先行技術2」といいい、特開平9−205945
号公報に開示されたリールシートを以下、「先行技術
3」という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術1においては、移動操作用のナットは竿管途中にある
ため、操作する際、これを目で確認しなければならず、
操作性が悪い。この点に関して、操作部分は竿管後端に
あった方が、これを目で確認しなくても手探りで操作で
きる上、竿管後端部を手で包み込んで操作した方が力が
入れやすく、望ましい。
【0006】先行技術2においては、尻栓、移動フード
の間に外装リングがあり、把持したときにこれらの部品
の間に手が入る可能性があり、違和感を与える。また、
外装リングが回り止めされていないため、リールを締め
付けた状態で、外装リングを握るなどしてこれを回動さ
せると、尻栓が共回りして移動フードが緩む可能性があ
る。特に、ルアーフィッシングにおいては、リール脚近
傍のリールシート部を握って、キャスティング、巻き取
りを何度となく行うので、このような先行技術2の構成
においては、常に緩みを気にしなければならず、操作性
が良くない。
【0007】先行技術3においては、回動する尻栓の位
置が、キャスティング、巻き取り時の手の把持位置に近
く、先行技術2におけると同様に、移動フードが緩む可
能性があり、操作性が良くない。
【0008】本発明の目的は、釣り竿へのリールの取付
けを容易にすると共に、操作性が良く、強度的に優れ、
軽量な釣り竿のリールシートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、竿管(R)のリール取付部の前
部に固定されてリール脚の前部を受け入れ保持する固定
フード(SH)と、 該固定フード(SH)よりも後方
に回転不能かつ摺動自在に設けられてリール脚の後部を
受け入れ保持する移動フード(MH)とを備えた釣り竿
のリールシートにおいて、移動フード(MH)の後部は
把持可能な長さを有し、竿管(R)後端の外周面若しく
は内周面の何れかにネジ部(2a)を形成し、該ネジ部
(2a)に竿管(R)の軸方向に進退可能に尻栓(P)
を螺合し、該尻栓(P)と前記移動フード(MH)の後
部とを回動可能に連結させたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1のリールシー
トにおいて、前記移動フード(MH)の両側面前部を前
方に長く延設して前記固定フード(SH)の後部に係合
可能に形成したことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2のリールシートにおいて、前記竿管(R)に前記固定
フード(SH)を固定すると共に、前記移動フード(M
H)を回転不能かつ摺動自在に支承する回り止め部
(2)と前記尻栓(P)を螺合するネジ部(2a)とを
竿管(R)に一体に形成したことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかのリールシートにおいて、前記尻栓(P)の後
端に保護部材を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項4のリールシー
トにおいて、前記保護部材は竿管(R)に設けられたネ
ジ部(2a)に螺合し、前記尻栓(P)と当接すること
によって尻栓(P)の移動を規制することを特徴とす
る。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の何れかのリールシートにおいて、移動フード(MH)
の前方側外周には軟質材(15b)が設けられ、後方側
外周には前記軟質材(15b)よりも柔らかい軟質材
(SG)が設けられたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して本
発明の第1実施形態による釣り竿のリールシートAを詳
述する。リールシートAは、ベイトリール用に設計され
たもので、釣り竿Rのリール取付位置に設けられてお
り、固定フードSHと、移動フードMHと、尻栓Pとか
ら構成されている。
【0016】固定フードSHは、釣り竿Rにおけるリー
ル取付位置の前方に固着された固定フード本体1からな
っており、この固定フード本体1は、上部にリール脚の
先端を受け入れるためのリール脚挿入穴1aを有してい
る。固定フードSHは、後端から先端に向けて漸次直径
が小さくなるように、先細に成形されている。固定フー
ドSHは、例えば、ガラス繊維を含むABS(アクリロ
ニトリル‐ブタジエン‐スチレン)樹脂等の射出成形に
よって得られる。
【0017】リールシートAにおいては、移動フードM
Hを釣り竿Rに装着するために、回り止め部としての機
能をも有する補強体2が使用されている。この補強体2
は、図2に示すように熱可塑性樹脂からパイプ状に射出
成形されたもので、後端にネジ部2aが、先端上面には
リール脚載置部2bが、長さ方向両側部には平坦なガイ
ド面2cがそれぞれ形成されている。この補強体2にお
いて、上方部分、即ち、リール脚載置部2b側の部分が
下方部分よりも厚くなるように、円形状の内孔の中心
は、略円形状の外周面の中心よりも僅かに下方に偏倚し
ている。このようにして成形された補強体2は、リール
載置部2bが上方に位置するようにして、釣り竿Rの後
端部外周に被せられ、これに接着される。このように接
着された補強体2は、釣り竿Rの竿管の一部を構成す
る。
【0018】上述した補強体2は、このように釣り竿R
とは別体に成形されているが、釣り竿Rに一体成形する
ことも可能である。その場合には、釣り竿Rのリール取
付位置の後部に、図5に示す形状のプリプレグ7を巻き
付け、次いで、その上に、図6に示す形状の補助巻き用
プリプレグ8を巻き付け、これを焼成し、次いで、その
両側部を長さ方向に沿って、図7(a)に示すL1、L
1線方向に切削加工を施すことによって、図9に示すよ
うに釣り竿Rと一体の補強体2が得られる。上述した補
助巻き用プリプレグ8の幅Wは、釣り竿Rの外周よりも
僅かに短い。補強体2の上方部分の厚さを増加させる場
合には、幅Wが順次小さくなるように切断された複数枚
の補助巻き用プリプレグ8を用意し、これを幅の大きい
ものから順次重ねて巻き付ける。
【0019】また、補強体2を図8に示すように、短尺
部分11、12に分割してもよい。この場合、補強体2
は、上方にリール脚載置部11aを、両側部に平坦なガ
イド面11bをそれぞれ有する前方側短尺補強体11
と、後端にネジ部12aを、両側部に平坦なガイド面1
2bをそれぞれ有する後方側短尺補強体12とから構成
される。このように構成すれば、釣り竿R全体の重量を
軽くすることができ、しかも、釣り竿Rの調子への影響
を著しく抑制することができる。
【0020】移動フードMHは、上述した補強体2の外
側に回転不能且つ軸方向に摺動可能に配置される。移動
フードMHは、硬質部としての移動フード本体3と、そ
の外周面における所要部分を覆う軟質部4とから構成さ
れている。
【0021】移動フード本体3は、前方に、リール脚の
後端を受け入れるためのリール脚挿入穴3aを有してお
り、後部に、後述する尻栓Pとの連結のための外向きの
係合突起3bを有している。また、図3に示すように、
移動フード本体3は補強体2のガイド面2c、2cに合
致する平坦なガイド面3c、3cをそれぞれ有してい
る。これにより、移動フード本体3は、補強体2に対し
て回転不能且つ軸方向に摺動可能に取り付けられる。
【0022】移動フード本体3は、例えば、ガラス繊維
を含むABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレ
ン)樹脂等の射出成形によって得られ、一方、軟質部4
は、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエステル
系、ポリアミド系等の熱可塑性エラストマーを使用し
て、二重成型またはインサート成型によって得られる。
これにより、キャスティングの際、手触りが良く、滑り
止め効果が発揮される。勿論、上述した熱可塑性エラス
トマー製の軟質部4の代わりに、コルク製の軟質シート
を移動フード本体3の外周面に接着してもよい。上述か
ら明らかなように、移動フードMHの後部は把持可能な
長さを有しており、換言すれば、移動フードMHの後部
には、グリップ部RGが設けられている。
【0023】上述したように、リールシートAはベイト
リール用に設計されているため、移動フードMHの先端
下方にトリガー4aが設けられている。しかしながら、
リールシートAをスピニングリール用に設計する場合に
は、このトリガー4aは不要である。
【0024】また、上述した補強体2はリール脚載置部
2bを有するものとして説明したが、移動フード本体3
の前方に、リール脚載置部を有するリール脚挿入穴を形
成してもよい。このように構成すれば、リール脚の後部
を硬質樹脂によって保持することができ、強度を向上さ
せることができる。
【0025】尻栓Pは、補強体2の後端と移動フードM
Hとの相対距離を変化させるように、補強体2のネジ部
2aに螺合されている。即ち、尻栓Pは合成樹脂からキ
ャップ状に成形されており、内周面にネジ部5aが形成
されている。この尻栓Pの先端側内周面には、環状溝5
bが形成されており、その中に、移動フード本体3の係
合突起3bを周方向に回転可能に受け入れている。尻栓
Pのの環状溝5bの外側には、金属製リング6が取り付
けられ、その部分を補強している。また、尻栓Pは外周
に滑り止めのための複数個の溝5cを有している。
【0026】次に、上述したリールシートAの使用方法
を以下に説明する。
【0027】釣り竿RのリールシートAにリールを取り
付ける場合には、先ず、尻栓Pを、反時計方向に回転さ
せる。このような尻栓Pの回転に伴って、移動フードM
Hは釣り竿Rの後端側に摺動し、固定フードSHと移動
フードMHとの間に、リール脚を挿入するのに十分なス
ペースが確保される。
【0028】次いで、リール脚を上記スペース間に配置
し、リール脚の先端を固定フードSHのリール脚挿入穴
1a内に挿入する。次いで、尻栓Pを時計方向に回転さ
せて、移動フードMHを固定フードSH側に摺動させ、
もって、移動フードMHのリール脚挿入穴3a内でリー
ル脚の後端を支持する。
【0029】上述した第1実施形態によるリールシート
Aにおいて、移動フードMHの後部には、グリップ部R
Gが設けられている。特に、このグリップ部RGがダブ
ルハンドル型のように比較的長い長さを有する場合に
は、移動フードMHをその長さ方向において前後に2分
割してもよい。このようにすれば、移動フード本体3の
長さを短くして、その射出成形を容易にすることができ
る。
【0030】次に、図10乃至図14を参照して本発明
の第2実施形態による釣り竿のリールシートBを詳述す
る。このリールシートBは、下記の点を除き、上述した
第1実施形態によるリールシートAと同一である:
【0031】 移動フードMHのみならず、固定フー
ドSHも、硬質部14aと軟質部14bとから構成され
ている。 固定フードSHがその後端に傾斜面14cを有して
おり、一方、移動フードMHがその先端に上記傾斜面1
4cに合致する傾斜面15cを有している。
【0032】従って、リールシートBのリールシートA
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0033】リールシートBは、内側層としての硬質部
14aと、外側層としての軟質部14bとから構成され
ている。硬質部14aは、例えば、ガラス繊維を含むA
BS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン)樹脂
等の射出成形によって得られ、一方、軟質部14bは、
ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポ
リアミド系等の熱可塑性エラストマーを使用して、二重
成型またはインサート成型によって得られる。この軟質
部14bにより、釣り竿Rの握り易さが著しく改善され
る。
【0034】固定フードSHの後端部は、その後方に向
かって上方から下方に傾斜した面14cを有しており、
一方、移動フードMHの先端部は、同様にその後方に向
かって上方から下方に傾斜した面15cを有している。
これらの向かい合う傾斜面14c、15cによって、リ
ールシートBの外観が向上する。
【0035】上述したリールシートBにおいて、傾斜面
14c、15cのそれぞれの傾斜方向を逆にしてもよ
い。即ち、固定フードSHの後端部は、その後方に向か
って下方から上方に傾斜した面14cを有しており、一
方、移動フードMHの先端部は、同様にその後方に向か
って下方から上方に傾斜した面15cを有していてもよ
い。このような構造によれば、上述した外観の向上に加
えて、移動フードMHの先端下部を前方に向けて長くと
ることができ、これによって、釣り竿Rを把持した際
に、固定フードSHに触れ難くなり、グリップ感が向上
する。
【0036】リールシートBの使用方法は、上述したリ
ールシートAの使用方法と同一であるため、その説明を
省略する。
【0037】次に、図16を参照して本発明の第3実施
形態による釣り竿のリールシートCを詳述する。このリ
ールシートCは、下記の点を除き、上述した第2実施形
態によるリールシートBと同一である:
【0038】 釣り竿Rの中心軸線O1に対して、グ
リップ部RGの中心軸線O2が角度θだけ偏倚してい
る。 尻栓Pのグリップ部RGからの突出長さを短くして
いる。
【0039】従って、リールシートCのリールシートB
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0040】リールシートCにおいて、移動フードMH
に設けられたグリップ部RGはシングルハンド型のもの
として構成されており、しかも、釣り竿Rの中心軸線O
1に対して、グリップ部RGの中心軸線O2が角度θだ
け偏倚している。これにより、グリップ部RGの形状
が、正確なピンポイントキャスティングに適したオフセ
ットハンドルの形状に近くなり、グリップ性能及びキャ
スティング性能が向上する。
【0041】また、尻栓Pの後端部を除く大半部分をグ
リップ部RG内に納めている。これにより、尻栓Pのグ
リップ部RGからの突出長さを著しく短くすることがで
き、不用意に尻栓Pに接触して、これが緩むことが未然
に回避される。
【0042】リールシートCの使用方法は、上述したリ
ールシートAの使用方法と同一であるため、その説明を
省略する。
【0043】次に、図17乃至図19を参照して本発明
の第4実施形態による釣り竿のリールシートDを詳述す
る。このリールシートDは、下記の点を除き、上述した
第2実施形態によるリールシートBと同一である:
【0044】 リールシートDはスピニングリール用
に設計されている。 尻栓Pのグリップ部RGからの突出長さを短くして
いる。 尻栓Pの着脱にコイン等を使用して、大きな締め付
け力の付与を可能にしている。
【0045】従って、リールシートDのリールシートB
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0046】リールシートDは、図17に示すように、
スピニングリールの脚部RLを取り付けるように構成さ
れている。従って、リールシートDにおいては、リール
シートBにおけるようなトリガー4aは存在しない。
【0047】移動フードMHの後端部には、尻栓Pを収
めるための穴16が形成されている。この穴16には、
パイプ状の口金19が嵌合され、そこにおける強度を向
上している。ここにおいて、硬質部15a、軟質部15
b及び口金19は射出成形によって得られる。
【0048】尻栓Pは、口金19との間に若干の隙間を
形成するようにして、移動フードMHの上述した穴16
内に収められ、釣り竿Rのネジ部2aに螺合されてい
る。この尻栓Pは、比較的小さい直径を有していること
が望ましい。この尻栓Pの後端には、コイン等を挿入す
るためのスリット17が形成されている。更に、この尻
栓Pには、スリット17と連通する水抜き孔18が形成
されている。
【0049】このように構成することにより、尻栓Pの
グリップ部RGからの突出長さを著しく短くすることが
でき、不用意に尻栓Pに接触して、これが緩むことが未
然に回避される。更に、尻栓Pの着脱にコイン等を使用
して、大きな締め付け力の付与を可能にし、尻栓Pの緩
みを効果的に防止することができる。
【0050】リールシートDの使用方法は、上述したリ
ールシートAの使用方法と同一であるため、その説明を
省略する。
【0051】次に、図20乃至図23を参照して本発明
の第5実施形態による釣り竿のリールシートEを詳述す
る。このリールシートEは、下記の点を除き、上述した
第2実施形態によるリールシートBと同一である:
【0052】 リールシートEはスピニングリール用
に設計されている。 移動フードMHの軟質部15bの後方に、これより
も更に柔らかいグリップ部SGを設けている。
【0053】従って、リールシートEのリールシートB
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0054】リールシートEは、図20に示すように、
スピニングリールの脚部RLを取り付けるように構成さ
れている。従って、リールシートEにおいては、リール
シートBにおけるようなトリガー4aは存在しない。
【0055】移動フードMHの軟質部15bの後方に設
けられたグリップ部SGは、上記軟質部15bよりも更
に柔らかい材料、例えば、EVA(エチレン−酢酸−ビ
ニル)樹脂等の熱可塑性樹脂の発砲体から成形される。
これにより、釣り竿Rのグリップ感が著しく改善され
る。
【0056】上述したEVA樹脂の代わりに、コルクに
よってグリップ部SGを形成してもよい。また、このグ
リップ部SGを扁平形状にして、肘当てとして使用して
もよい。更に、移動フードMHにトリガーを設けること
によって、リールシートEをベイトリール用に変更する
ことも可能である。
【0057】リールシートEの使用方法は、上述したリ
ールシートAの使用方法と同一であるため、その説明を
省略する。
【0058】次に、図24乃至図26を参照して本発明
の第6実施形態による釣り竿のリールシートFを詳述す
る。このリールシートFは、下記の点を除き、上述した
第1実施形態によるリールシートAと同一である:
【0059】 尻栓Pに保護部材20が取り付けられ
ている。
【0060】従って、リールシートFのリールシートA
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0061】保護部材20は、保護部材本体21と、そ
の後端に回転不能に連結された緩衝体22とから構成さ
れている。
【0062】保護部材本体21は、尻栓Pの後端壁に形
成された孔24を貫通して、尻栓Pの内部に配置される
もので、先端にネジ部21aが形成されている。このネ
ジ部21aは、釣り竿Rの後端部内周面に形成されたネ
ジ部23に螺合されている。保護部材本体21は後端に
フランジ21aを有している。このフランジ21bは、
図26に示すように、回り止めのための複数個の切り欠
き21cを有している。
【0063】緩衝体22は、弾性を有するゴム、合成樹
脂等から円柱状に成形されたもので、一方の端面側に保
護部材本体21のフランジ21bを挿入するための穴2
2aが形成されている。この穴22aは、保護部材本体
21のフランジ21bの形状に合致する形状を有してい
る。従って、緩衝体22が保護部材本体21のフランジ
21bに取り付けられた状態において、緩衝体22は、
保護部材本体21に対して回転不能に保持される。
【0064】リールシートFの使用方法は、保護部材2
0の取付けを除き、上述したリールシートAの使用方法
と同一である。従って、尻栓Pの取付後の保護部材20
の取付方法についてのみ、以下に説明する。
【0065】尻栓Pを移動フードMHの補強体2の後端
に螺合した後、保護部材20を尻栓Pの孔24に挿入す
る。次いで、緩衝体22を回転させて、これが尻栓Pの
後端面に当接するまで、保護部材本体21の先端を釣り
竿R内周のネジ部23に螺合する。これにより、保護部
材20は、釣り竿Rの後端に与えられる衝撃を緩和する
のみならず、尻栓Pの螺合に対するダブルナットの作用
を奏する。従って、釣り竿Rの後端が地面に衝突して
も、尻栓Pが緩むことがなく、その結果、リールシート
Fの緩みが未然に防止される。
【0066】上述したリールシートFにおいて、保護部
材本体21のネジ部21aのピッチを尻栓Pのネジ部5
aのピッチよりも小さくすれば、保護部材20の方が一
定回転に対する軸方向移動量が少なくなり、その結果、
保護部材20が僅かに緩んだとしても、尻栓Pの緩みを
誘発することがなく、緩み防止に対する信頼性が確保さ
れる。
【0067】なお、移動フードMHの取り外しや、釣り
竿R内の水抜き等の際には、保護部材20は釣り竿Rか
ら外される。
【0068】次に、図27を参照して本発明の第7実施
形態による釣り竿のリールシートGを詳述する。このリ
ールシートGは、下記の点を除き、上述した第1実施形
態によるリールシートAと同一である:
【0069】 尻栓Pに別の保護部材25が取り付け
られている。
【0070】従って、リールシートGのリールシートA
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0071】この保護部材25は、ナット26と、一対
のワッシャ28、29と、ビス27と、緩衝体30とか
ら構成されている。
【0072】ナット26は、一方の側にスリーブ部26
aを一体的に有し、このスリーブ部26aは、尻栓Pの
後端壁に形成された孔24を貫通している。
【0073】一対のワッシャ28、29は、このスリー
ブ部26aに回転可能に嵌められ、尻栓Pの後端壁の内
側面及び外側面にそれぞれ添えられている。
【0074】ビス27は、尻栓Pの内側から上述したナ
ット26のスリーブ部26aに螺合されている。
【0075】緩衝体30は、弾性を有するゴム、合成樹
脂等から円柱状に成形されたもので、一方の端面側にナ
ット26のスリーブ部26aを挿入するための穴30b
が形成されている。
【0076】ここにおいて、ナット26、ビス27及び
緩衝体30は、尻栓Pに対して回転可能である。上述し
たように構成された保護部材25は、予め尻栓Pに取り
付けられる。従って、リールシートGの使用方法は、上
述したリールシートAの使用方法と同一であり、その使
用方法の説明を省略する。
【0077】この保護部材25によれば、緩衝体30が
釣り竿Rの後端に与えられる衝撃を緩和するのみなら
ず、ナット26、ビス27及び緩衝体30は、尻栓Pに
対して回転可能である。従って、釣り竿Rの後端が地面
に衝突しても、尻栓Pが緩むことがなく、その結果、リ
ールシートGの緩みが未然に防止される。
【0078】次に、図28乃至図30を参照して本発明
の第8実施形態による釣り竿のリールシートHを詳述す
る。このリールシートHは、下記の点を除き、上述した
第1実施形態によるリールシートAと同一である:
【0079】 移動フードMHの移動フード本体3
が、前方及び後方の2つの部分3X、3Yに分割されて
いる。 分割された上記2つの部材3X、3Yが連結部材3
2によって相互に連結されている。 移動フードMHの軟質部15bの後方に、これより
も更に柔らかいグリップ部SGを設けている。 移動フードMHの先端下部に舌片31が設けられ、
一方、固定フードSHの後端下部に舌片31を受け入れ
る凹部(図示せず)が形成されている。
【0080】従って、リールシートHのリールシートA
と同一の構成要素に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0081】移動フードMHの移動フード本体3が、前
方部分3X及び後方部分3Yに分割されている。この構
造は、移動フード本体3の長さを短くして、その射出成
形を容易にすることをもたらす。
【0082】移動フード本体3の前方部分3X及び後方
部分3Yは、間隔をあけた状態で、パイプ状の連結部材
32によって相互に連結されている。即ち、連結部材3
2の両端部が、前方部分3Xの後端部及び後方部分3Y
の先端部にそれぞれ接着されている。
【0083】上述した連結部材32の先端部外周にリン
グ33が嵌合され、そこにおける意匠的効果を高めると
共に、その部分の強度を向上している。勿論、このリン
グ33は省略してもよい。
【0084】移動フードMHの軟質部15bの後方、即
ち、上述したリング33と移動フード本体3の後方部分
3Yとの間に、上記軟質部15bよりも更に柔らかいグ
リップ部SGが設けられている。このグリップ部SG
は、例えば、EVA(エチレン−酢酸−ビニル)樹脂等
の熱可塑性樹脂の発砲体から成形される。これにより、
釣り竿Rのグリップ感が著しく改善され、特に、肘当て
等に適度な柔らかさが得られる。尚、上記軟質部15b
には、熱可塑性エラストマーが二重成形されている。こ
れにより、リールをパーミングする部分において、安定
した握りを確保できる堅さが得られる。
【0085】更に、移動フードMHにおける前方部分3
Xの先端下部には、舌片31が前方に向けて突出してい
る。一方、固定フードSHの後端下部には、上記舌片3
1を受け入れる凹部(図示せず)が形成されている。こ
の舌片31及び凹部は、移動フードMHの径方向のがた
つきを抑制する。尚、図31に示すように、固定フード
SHの後端カブに舌片35を形成し、一方、移動フード
MHにおける前方部分3Xの先端下部に、上記舌片35
を受け入れる凹部36を形成してもよい。
【0086】リールシートHの使用方法は、上述したリ
ールシートAの使用方法と同一であるため、その説明を
省略する。
【0087】上述した第1乃至第8実施形態によるリー
ルシートA乃至Hにおいて、図32及び図33に示すよ
うに、尻栓Pを補強体2の内周面に形成されたネジ部2
aに螺合してもよい。即ち、尻栓Pの内側に、外周面に
ネジ部37aが形成された筒状の挿入部37を同軸に一
体成形し、この挿入部37を補強体2の内周面における
ネジ部2aに螺合してもよい。
【0088】この場合には、筒状の挿入部37の内孔3
7bの開口端には、キャップ38が着脱自在に嵌合され
る。このキャップ38は、弾性を有するゴムや合成樹脂
から成形されることが望ましく、これによって、クッシ
ョンの作用を奏する。このキャップ38を取り外すこと
によって、釣り竿R内の水抜きが行われる。
【0089】また、上述した第1乃至第8実施形態によ
るリールシートA乃至Hにおいては、移動フード本体3
の後端部外周面に外向きの係合突起3bを形成し、一
方、尻栓Pの先端側内周面に、上記係合突起3bを回転
可能に受け入れる環状溝5bを形成したものとして説明
したが、図34に示すように、尻栓Pの先端側内周面に
内向きの係合突起5dを形成し、一方、移動フード本体
3の後端部外周面に、上記係合突起5dを回転可能に受
け入れる環状溝3cを形成してもよい。
【0090】また、移動フードMHの後部、即ち、グリ
ップ部RGの断面形状を扁平にすれば、釣り竿Rを把持
した際の安定性が向上し、肘当て機能も兼ねる。更に、
グリップ部RGの断面形状を縦方向に長い楕円形状にす
れば、釣り竿Rの剛性を大きくし、また、手による保持
性能が向上する。
【0091】尚、釣り竿Rの竿管が十分な強度を有して
いる場合には、補強体2を設ける必要はない。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によれば、竿
管のリール取付部の前部に固定されてリール脚の前部を
受け入れ保持する固定フードと、該固定フードよりも後
方に回転不能かつ摺動自在に設けられてリール脚の後部
を受け入れ保持する移動フードとを備えた釣り竿のリー
ルシートにおいて、移動フードの後部は把持可能な長さ
を有し、竿管後端の外周面若しくは内周面の何れかにネ
ジ部を形成し、該ネジ部に竿管の軸方向に進退可能に尻
栓を螺合し、該尻栓と前記移動フードの後部とを回動可
能に連結させているので、尻栓が移動フードの緊締用の
ナットと共用でき、構造の簡略化と重量の軽減化を図る
ことができる。尻栓と移動フードの緊締用のナットとの
上述した共用化に起因して、このナットの製造、加工、
部品管理が不要になり、組み込み作業の容易化を図るこ
とができる。また、釣り竿へのリールの着脱が竿管の後
端部に螺合した尻栓を回動することによって行われるの
で、手探りでも尻栓の位置が容易に分かり、且つ、力が
入れ易く、操作性がよい。また、尻栓と移動フードの後
部とを回動可能に直接結合させたので、尻栓と移動フー
ドとの間に余分な部品がなく、把持した手に違和感を与
えない。しかも、移動フードの後部を長く延設して把持
部を形成したので、リール脚の保持位置からこの後部の
把持部への外表面をスムーズに形成でき、把持した手に
違和感を与えない。更に、キャスティング時や巻き取り
時に把持するリール脚と把持部との間に移動フードの緊
締用ナットがないので、これの緩みに起因するリールの
離脱やぐらつきを防止できる。
【0093】請求項2に記載したように、請求項1のリ
ールシートにおいて、前記移動フードの両側面前部を前
方に長く延設して前記固定フードの後部に係合可能に形
成すれば、リール脚取付部からその側面をスムーズに形
成でき、移動フードを把持した手に違和感を与えない。
また、ベイトリール用釣り竿においては、前方への延設
部上面をリールの本体下面に当接させることによってリ
ールシート上に安定してリールを保持することができ
る。
【0094】請求項3に記載したように、請求項1また
は請求項2のリールシートにおいて、前記竿管に前記固
定フードを固定すると共に、前記移動フードを回転不能
かつ摺動自在に支承する回り止め部と前記尻栓を螺合す
るネジ部とを竿管に一体に形成すれば、部品数が少な
く、更に軽量化、簡易化が図れる。また、竿管が固定フ
ードと移動フードとの間で、外部に露出するので、これ
を把持した手で魚信を的確に感知することができる。
【0095】請求項4に記載したように、請求項1乃至
請求項3の何れかのリールシートにおいて、前記尻栓の
後端に保護部材を設ければ、竿管収納時等に竿の後端を
地面に衝突させたりしても、尻栓やネジ部が損壊するこ
とを防止できる。
【0096】請求項5に記載したように、請求項4のリ
ールシートにおいて、前記保護部材は竿管に設けられた
ネジ部に螺合し、前記尻栓と当接することによって尻栓
の移動を規制するように構成すれば、保護部材がダブル
ナットの役割を果たして、尻栓の緩みを確実に防止でき
る。
【0097】請求項6に記載したように、請求項1乃至
請求項5のリールシートにおいて、移動フードの前方側
外周に軟質材を設け、後方側外周に前記軟質材よりも柔
らかい軟質材が設ければ、移動フードの前部において
は、リールをパーミングするのに適した堅さとなり、後
部は肘当て等に適した柔らかさとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による釣り竿のリールシ
ートを示す縦断面図。
【図2】図1に示したリールシートの補強体を示す斜視
図。
【図3】図1のIII−III線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】補強体成形用プリプレグを示す平面図。
【図6】補強体成形用補助巻き用プリプレグを示す平面
図。
【図7】補強体を示す図。
【図8】補強体の変形例を示す斜視図。
【図9】補強体の別の変形例を示す斜視図。
【図10】本発明の第2実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分正面図。
【図11】図10に示したリールシートの平面図。
【図12】図10に示したリールシートの斜視図。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図。
【図14】図12のXIV−XIV線断面図。
【図15】図10に示したリールシートの変形例を示す
部分正面図。
【図16】本発明の第3実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分正面図。
【図17】本発明の第4実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分正面図。
【図18】図17に示したリールシートの部分縦断面
図。
【図19】図17に示したリールシートの側面図。
【図20】本発明の第5実施形態による釣り竿のリール
シートを示す斜視図。
【図21】図20に示したリールシートの縦断面図。
【図22】図21のXXII−XXII線断面図。
【図23】図21のXXIII−XXIII線断面図。
【図24】本発明の第6実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分縦断面図。
【図25】図24に示したリールシートにおける保護部
材を示す左側面図。
【図26】図25に示した保護部材における保護部材本
体の右側面図。
【図27】本発明の第7実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分縦断面図。
【図28】本発明の第8実施形態による釣り竿のリール
シートの移動フードを示す部分正面図。
【図29】本発明の第8実施形態による釣り竿のリール
シートを示す部分縦断面図。
【図30】図29に示したリールシートの部分拡大縦断
面図。
【図31】図29に示したリールシートの変形例を示す
部分正面図。
【図32】尻栓の変形例を示す部分縦断面図。
【図33】図32に示した尻栓の拡大縦断面図。
【図34】移動フード本体を尻栓との結合構造の変形例
を示す部分拡大縦断面図。
【符号の説明】
A 第1実施形態の釣り竿のリールシート B 第2実施形態の釣り竿のリールシート C 第3実施形態の釣り竿のリールシート D 第4実施形態の釣り竿のリールシート E 第5実施形態の釣り竿のリールシート F 第6実施形態の釣り竿のリールシート G 第7実施形態の釣り竿のリールシート H 第8実施形態の釣り竿のリールシート R 釣り竿 SH 固定フード MH 移動フード 2 補強体 2a ネジ部 P 尻栓 15b 軟質材 SG 更に柔らかい軟質材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿管のリール取付部の前部に固定されて
    リール脚の前部を受け入れ保持する固定フードと、 該固定フードよりも後方に回転不能かつ摺動自在に設け
    られてリール脚の後部を受け入れ保持する移動フードと
    を備えた釣り竿のリールシートにおいて、 移動フードの後部は把持可能な長さを有し、 竿管後端の外周面若しくは内周面の何れかにネジ部を形
    成し、 該ネジ部に竿管の軸方向に進退可能に尻栓を螺合し、 該尻栓と前記移動フードの後部とを回動可能に連結させ
    たことを特徴とする釣り竿のリールシート。
  2. 【請求項2】 前記移動フードの両側面前部を前方に長
    く延設して前記固定フードの後部に係合可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の釣り竿のリールシー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記竿管に前記固定フードを固定すると
    共に、前記移動フードを回転不能かつ摺動自在に支承す
    る回り止め部と前記尻栓を螺合するネジ部とを竿管に一
    体に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の釣り竿のリールシート。
  4. 【請求項4】 前記尻栓の後端に保護部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の釣
    り竿のリールシート。
  5. 【請求項5】 前記保護部材は竿管に設けられたネジ部
    に螺合し、前記尻栓と当接することによって尻栓の移動
    を規制することを特徴とする請求項4に記載の釣り竿の
    リールシート。
  6. 【請求項6】 移動フードの前方側外周には軟質材が設
    けられ、後方側外周には前記軟質材よりも柔らかい軟質
    材が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    の何れかに記載の釣り竿のリールシート。
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