JP7213123B2 - リール固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リール固定装置に関する。
従来、魚釣用リールを釣竿に固定するための装置としてリール固定装置が知られている。リール固定装置は、釣竿に固定されるリールシート本体と、リールシート本体に取り付けられ、釣竿の軸方向に移動可能に設けられた遊動フードと、を備えている。
下記特許文献1のリール固定装置は、下面に魚釣用リールの釣竿取付脚が載置される載置部が形成され、上面に人差し指を沿わせる握り方で握持される。また、このリール固定装置は、リールシート本体の上面と遊動フードの上面とに跨って手のひらが当てられるように構成されている。
特開2016-77178号公報
しかしながら、特許文献1のリール固定装置は、魚釣用リールにレバーブレーキが設けられている場合、レバーブレーキに人差し指をかけることができない。このため、装着可能な魚釣用リールが制限される。また、釣竿の穂先を下方へ向けた場合に、手首を下方へ向け難く、手首にかかる負担が大きかった。
一方、レバーブレーキに指をかける握り方や、キャスティング時に人差し指で釣糸を引っ掛ける握り方では、手のひらをリール固定装置の側方から当てて、親指をリール固定装置の上面に沿わせるように握ることが好ましい。
また、上記したようにリールシート本体と遊動フードとに跨って指や手のひらが当たると、長時間握った場合に手のひらの違和感が強くなったり、手のひらが痛くなったりするおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、手のひらを側方から当てて親指を上面に沿わせて握ることができ、かつ、長時間安定して握ることができるリール固定装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のリール固定装置は、魚釣用リールの釣竿取付脚を載置する載置部が下部に形成されたリールシート本体と、前記リールシート本体に対して軸方向に移動可能に設けられた遊動フードと、を備えたリール固定装置である。前記リールシート本体の上面には、前後方向の端から中央部に向うに連れて上方への膨出量が大きくなる膨出部が形成されている。前記遊動フードの両側部には、前部が上下方向の端部から上下方向の中央部に向うに連れて次第に前方に突出し、側面視で前方に尖る略三角形状の突出部が形成されている。前記突出部は、略三角形状の頂点となる先端部よりも上側に位置する上側前端部と、前記先端部よりも下側に位置する下側前端部とを備えている。前記上側前端部は、前記上部膨出部の側壁部の後端面に沿って傾斜している。前記突出部の先端部は、前記上部膨出部の後端よりも前方に位置し、かつ、リールシート本体の中心軸よりも上方に位置している。
本発明によれば、リールシート本体の中心軸よりも上側で、上部膨出部の下方に入り込むように遊動フードの突出部が位置するので、手のひらを側方から当てて親指を上部膨出部に沿わせて握った場合に、下方から回した薬指の腹を突出部上に位置させることができる。これよって、薬指の腹が膨出部と遊動フードとに跨って当たることが回避されるため、長時間に亘って安定してリールシートを握ることができる。
また、前記上部膨出部において膨出量が最も大きい最大上部膨出部を備えている場合に最大上部膨出部は、前記魚釣用リールの脚部の中心を通り前記リールシート本体の中心軸に直交する仮想線を第1仮想線とし、前記遊動フードの前側下端部に接し前記リールシート本体の中心軸に直交する仮想線を第2仮想線とした場合に、前記リールシート本体の軸方向において、前記第1仮想線と前記第2仮想線との間に位置していることが好ましい。
このように構成することによって、手のひらを側方から当てて親指を上部膨出部に沿わせて握った場合、最大上部膨出部に母指球が当たる。これよって、リールシート本体と母指球との間に隙間が形成されることを抑制できる。したがって、リール固定装置をしっかりと握ることができ、握持性が向上する。
また、前記遊動フードの前側上端部が、前記前側下端部よりも後方に位置する場合には、前記上部膨出部の後端部が、前記遊動フードの前側下端部よりも後方に位置していることが好ましい。
このように構成することによって、上部膨出部の後端部が後方に拡張するので、母指球が膨出部と遊動フードとに跨って当たることを確実に回避できる。したがって、長時間に亘って安定してリール固定装置を握ることができる。
また、前記リールシート本体の軸方向において、前記上部膨出部の後端部と前記最大上部膨出部との距離は、前記最大上部膨出部と前記脚部の中心を通る前記第1仮想線との距離よりも大きいことが好ましい。
このように構成することによって、上部膨出部の後端部が比較的後方に位置するようになり、上部膨出部と遊動フードとに跨って母指球が当たることを好適に回避できる。したがって、長時間に亘って安定してリールシートを握ることができる。
また、前記遊動フードの下面に、下方に膨出する下部膨出部が形成され、前記下部膨出部が、膨出量が最も大きい最大下部膨出部を備えている場合には、前記最大上部膨出部と前記最大下部膨出部とが、前記リールシート本体の中心軸からの等距離に位置することが好ましい。
このように構成することによって、リールシート本体の中心軸の上側と下側とのバランスが取れる。したがって、魚釣り操作性が向上する。
前記課題を解決するため、本発明のリール固定装置は、魚釣用リールの釣竿取付脚を載置する載置部が下部に形成されたリールシート本体と、前記リールシート本体に対して軸方向に移動可能に設けられた遊動フードと、を備えたリール固定装置である。前記リールシート本体の上面には、前後方向の端から中央部に向うに連れて上方への膨出量が大きくなる膨出部が形成されている。前記遊動フードの両側部には、前端面から前方に突出し、側面視で前方に尖る略三角形状の突出部が形成されている。前記突出部の先端部は、前記上部膨出部の後端部よりも前方に位置し、かつ、前記リールシート本体の中心軸よりも上方に位置している。前記上部膨出部の後側上面と前記遊動フードの前側上面とは連続する傾斜面を構成している。
本発明によれば、リールシート本体の中心軸よりも上側で、上部膨出部の下方に入り込むように遊動フードの突出部が位置するので、手のひらを側方から当てて親指を上部膨出部に沿わせて握った場合に、下方から回した薬指の腹を突出部上に位置させることができる。これよって、薬指の腹が膨出部と遊動フードとに跨って当たることが回避されるため、長時間に亘って安定してリールシートを握ることができる。
また、上部膨出部と遊動フードとの隙間に手のひらが当たっても違和感がなくなり、長時間に亘って安定してリール固定装置を握ることができる。
以上から、手のひらを側方から当て親指を上面に沿わせて握ることができ、かつ、長時間に亘って安定して握れるリール固定装置が得られる。
本発明の一実施形態に係るリール固定装置及びこれに固定された魚釣用リールの釣竿取付脚を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るリール固定装置の前後方向の中央部を拡大して示す拡大側面図である。 本発明の一実施形態に係るリール固定装置を右手で握った状態を示す側面図である。
次に実施形態のリール固定装置について説明する。実施形態の説明において、リール固定装置3が装着される釣竿1が水平となっている状態を基準に説明し、釣竿の竿先側を前側、竿元側を後側と言う。また、実施形態のリール固定装置3は、レバーブレーキ101を備える魚釣用スピニングリール100が装着された状態を説明する。
図1に示すように、リール固定装置3が取り付けられる釣竿1は、前後方向に延在する竿杆2と、竿杆2の後端を被覆するグリップ(不図示)とを備える。リール固定装置3は、竿杆2の後部であってグリップの前側に取り付けられている。リール固定装置3は、リールシート本体10と、リールシート本体10の後部に取り付けられた遊動フード20と、を備えている。遊動フード20は、操作つまみ部21と後側フード22とを備えている。
リールシート本体10は、竿杆2の軸線方向に延在する略円筒状の樹脂部品である。リールシート本体10の内部に竿杆2が挿入され、リールシート本体10が竿杆2に嵌合している。また、リールシート本体10と竿杆2との間には接着剤が塗布され、リールシート本体10が竿杆2に接着している。
リールシート本体10の後部は、遊動フード20内に挿入され、遊動フード20を支持する支持部16を構成している。一方、リールシート本体10の前部と前後方向中央部は外側に露出している。
リールシート本体10の前後方向中央部の上部には、上方に膨出する上部膨出部11が形成されている。また、リールシート本体10の前後方向中央部の両側部には、側面を構成する側壁部12が形成されている。
上部膨出部11は、リールシート本体10の前部の上面10aよりも上側に膨出している。
上部膨出部11は、最も上方に膨出する最大上部膨出部11aと、最大上部膨出部11aから前方に向うに連れて膨出量が次第に低減する前側傾斜面11bと、最大上部膨出部11aから後方に向うに連れて膨出量が次第に低減する後側傾斜面11cと、を備えている。
側壁部12は、中心軸O1よりも上方に位置しており、側壁部12の外面は、上部膨出部11の外面(リールシート本体の上面)と連続している。
リールシート本体10の前後方向中央部の下面には、略水平な載置部13が形成されている。この載置部13には、魚釣用スピニングリール100の釣竿取付脚102の底面が当接している。
リールシート本体10の下面であって載置部13の前方には、前側フード14が形成されている。前側フード14は、載置部13よりも下方へ膨出している。前側フード14の後面には、後方に開口する前側係止孔14aが形成されている。そして、前側係止孔14a内には、釣竿取付脚102の前部が挿入される。
リールシート本体10の前後方向中央部の両側面には、径方向内側に窪み、かつ、前後方向に延在する案内溝15が形成されている。
支持部16の前部は、遊動フード20の後側フード22内に挿入されている。支持部16の後部は、操作つまみ部21内に挿入されている。支持部16の後部には、図示しない雄ねじ部が形成されている。
操作つまみ部21の内周面には、支持部16の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部(不図示)が形成されている。操作ツマミ部21の外周面には、筒状のリング部材21aが取り付けられている。リング部材21aを操作ツマミ部21の外周面に取り付けることによって、前方の後側フード22から続く外面を略段差のない連続した外面にすることができる。リング部材21aには、装飾を施したり、色彩を付したりしてもよい。
後側フード22の後端は、操作つまみ部21の前端に中心軸O1回りに回動自在に連結している。また、後側フード22の内周面には、径方向内側に突出して案内溝15に係合する図示しない凸条部が形成されている。
後側フード22における前部の下側には、下方に膨出する下部膨出部としての係止部23が形成されている。載置部13と係止部23との間には、釣竿取付脚102の後部が挟持される。なお、操作つまみ21を回転させて後側フード22を後方に移動させることで、係止部23と載置部13とによる挟持が解除され、魚釣用スピニングリール100を取り外すことができる。
図2に示すように、係止部23は、前側に向うに連れて下方に位置するように傾斜しており、係止部23の前側下端部23aが後側フード22において最も下方に膨出している部位となっている。係止部23の前側下端部23aにおける中心軸O1からの膨出量(距離)は、r2となっている。前側下端部23aは、特許請求の範囲における「最大下部膨出部」に相当する。
後側フード22の上部には、前側に向うに連れて径方向外側に膨む膨出壁部24が形成されている。また、後側フード22の両側部には、前方に向けて突出する突出部25が形成されている。
次に各構成の詳細について説明する。
最大上部膨出部11aにおける中心軸O1からの膨出量(距離)は、r1となっている。また、最大上部膨出部11aの膨出量r1は、係止部23の前側下端部23aの膨出量r2と等しい。つまり、最大上部膨出部11aと最大下部膨出部となる前側下端部23aとは、リールシート本体10の中心軸O1から等距離に位置している。
ここで、魚釣用スピニングリール100の脚部103の中心を通り中心軸O1に直交する仮想線を第1仮想線K1とし、遊動フード20の前側下端部23aに接しリールシート本体10の中心軸O1に直交する仮想線を第2仮想線K2とする。この場合に、最大上部膨出部11aは、第1仮想線K1と第2仮想線K2との間に位置している。
リールシート本体10の軸方向において、最大上部膨出部11aと第1仮想線K1との距離L1は、最大上部膨出部11aと第2仮想線K2との距離L2と等しい。
また、リールシート本体10の軸方向において、リールシート本体10の後側傾斜面11cの後端部11dは、遊動フード20の前側下端部23aよりも後方に位置している。これによって、上部膨出部11の後側傾斜面11cの後端部11dと最大上部膨出部11aとの距離L3は、最大上部膨出部11aと脚部103の中心を通る第1仮想線K1との距離L1よりも大きくなっている。
後側傾斜面11cは、前後方向に略直線状に形成されている。膨出壁部24の上面24aは、前後方向に略直線状に形成されている。膨出壁部24の上面24aは、後側傾斜面11cと同じ傾斜角度となっている。膨出壁部24の上面24aの前側上端部24bは、後側傾斜面11cの延長線上に位置し、膨出壁部24の上面24aと後側傾斜面11cとの境界が面一となっている。
以上から、上部膨出部11の後側傾斜面11cと遊動フード20の上面24aとが連続する傾斜面30を構成している。
次に、遊動フード20の突出部25について説明する。突出部25は、前部が上下方向の端部から中央部に向うに連れて次第に前方に突出しており、側面視で前方に尖る三角形状に形成されている。また、突出部25の先端部25aは、中心軸O1よりも上側に位置している。突出部25は、先端部25aよりも上側に位置する上側前端部25bと、先端部25aよりも下側に位置する下側前端部25cとを備えている。上側前端部25bは、上方に向かうにつれて後方に位置するように傾斜している。また、下側前端部25cは、下方に向うにつれて後方に位置するように傾斜している。
上側前端部25bと膨出壁部24の前端面24cは、連続して周方向に延在し、側面視で直線状に形成されている。この前端面24cは、対向する上部膨出部11の後端面11e及び上部膨出部11の側壁部12の後端面12aに沿って傾斜している。
なお、図1、図2において、魚釣用スピニングリール100を装着しているため、上部膨出部11の後端面11eと膨出壁部24の前端面24cとの間、並びに側壁部12の後端面12aと上側前端部25bの間には、隙間が形成されている。しかしながら、魚釣用スピニングリール100を外し、後側フード22を前方に移動させると、互いに当接するようになっている。
次にリール固定装置3の握り方について図3を参照しながら説明する。
リール固定装置3の右側に右手の手のひらF7を配置する。
次に、親指F1をリール固定装置3の上面に当てつつ、人差し指F2をレバーブレーキ101に引っ掛ける。また、中指F3、薬指F4、並びに小指F5をリールシート本体10の下側から回り込ませて握る。
これによれば、レバーブレーキ101に人差し指F2が当たっているため、相対的に親指F1等の位置が決まるようになり、親指F1は、前側傾斜面11bと前部の上面10aに当たる。また、前側傾斜面11bと前部の上面10aに沿って親指F1を無理なく前方に延ばすことができる。さらに、母指球F6には最大上部膨出部11aが当たり、手のひらF7の基部側には傾斜面30が当たる。そして、中指F3の腹は案内溝15近傍に当たり、薬指F4の腹は突出部25に当たり、小指F5の腹は後側フード22に当たる。
以上説明した実施形態のリール固定装置3によれば、リールシート本体10の中心軸O1よりも上側で、上部膨出部11の下方に入り込むように遊動フード20(後側フード22)の突出部25が位置するので、手のひらを側方から当てて親指F1をリール固定装置3の上面に沿わせて握ることができる。
また、母指球F6が最大上部膨出部11aに当たる。これよって、リールシート本体10と母指球F6との間に隙間が形成されることを抑制できる。したがって、リール固定装置3をしっかりと握ることができ、握持性が向上する。
また、薬指F4の腹は突出部25に当たる。つまり、薬指F4の腹が上部膨出部11と遊動フード20とに跨って当たることがない。特に上部膨出部11は、後方に延在していることから、握り直しても上部膨出部11と遊動フード20とに跨って当たることがない。
また、手のひらF7の基部が傾斜面30に当たるものの、傾斜面30に突出している部位がないため、リール固定装置3を長時間に亘って安定して握ることができる。
遊動フード20の前側上端部24bが、前側下端部23aよりも後方に位置し、上部膨出部11の後端部11dが、遊動フード20の前側下端部23aよりも後方に位置している。したがって、上部膨出部11の後端部11dが後方に拡張するので、母指球F6が上部膨出部11と遊動フード20とに跨って当たることを確実に回避できる。したがって、長時間に亘って安定してリール固定装置3を握ることができる。
また、リールシート本体10の軸方向において、上部膨出部11の後端部11dと最大上部膨出部11aとの距離L3は、最大上部膨出部11aと脚部103の中心を通る第1仮想線K1との距離L1よりも大きい。したがって、上部膨出部11の後端部が比較的後方に位置するようになり、上部膨出部11と遊動フード20とに跨って母指球F6が当たることを好適に回避できる。したがって、長時間に亘って安定してリール固定装置3を握ることができる。
また、リール固定装置3における上方への膨出量r1と下方への膨出量r2とが等しいため、中心軸O1を基準とする上側と下側の重量の差をなくすことができ、釣竿1を操作し易い。
また、上部膨出部11の後側傾斜面11cと遊動フード20の上面24aとが連続する傾斜面30を構成しているので、後側傾斜面11cと上面24aとの隙間に手のひらが当たっても違和感がなくなり、長時間に亘って安定してリール固定装置3を握ることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記した例に限定されず、適宜変形してもよい。
例えば、突出部25の前方への突出量は適宜設定することができる。
また、突出部25の先端部25aは、アール状に丸く形成してもよい。
また、突出部25の側面に、滑り止め加工を施して握持性を高めてもよい。
3 リール固定装置
10 リールシート本体
11 上部膨出部
11a 最大上部膨出部
20 遊動フード
23 係止部(下部膨出部)
23a 前側下端部(最大下部膨出部)
24b 前側上端部
25 突出部
25a 先端部
100 魚釣用スピニングリール
103 脚部
O1 中心軸
K1 第1仮想線
K2 第2仮想線
L3 距離(上部膨出部の後端部と最大上部膨出部との距離)
L1 距離(最大上部膨出部と第1仮想線との距離)
r1 距離(最大上部膨出部と中心軸との距離)
r2 距離(最大下部膨出部と中心軸との距離)

Claims (6)

  1. 魚釣用リールの釣竿取付脚を載置する載置部が下部に形成されたリールシート本体と、前記リールシート本体に対して軸方向に移動可能に設けられた遊動フードと、を備えたリール固定装置であって、
    前記リールシート本体の上面には、前後方向の端から中央部に向うに連れて上方への膨出量が大きくなる上部膨出部が形成され、
    前記遊動フードの両側部には、前部が上下方向の端部から上下方向の中央部に向うに連れて次第に前方に突出し、側面視で前方に尖る略三角形状の突出部が形成され、
    前記突出部は、略三角形状の頂点となる先端部よりも上側に位置する上側前端部と、前記先端部よりも下側に位置する下側前端部とを備え、
    前記上側前端部は、前記上部膨出部の側壁部の後端面に沿って傾斜しており、
    前記突出部の先端部は、前記上部膨出部の後端よりも前方に位置し、かつ、リールシート本体の中心軸よりも上方に位置していることを特徴とするリール固定装置。
  2. 前記上部膨出部において膨出量が最も大きい最大上部膨出部は、
    前記魚釣用リールの脚部の中心を通り前記リールシート本体の中心軸に直交する仮想線を第1仮想線とし、前記遊動フードの前側下端部に接し前記リールシート本体の中心軸に直交する仮想線を第2仮想線とした場合に、前記リールシート本体の軸方向において、前記第1仮想線と前記第2仮想線との間に位置していることを特徴とする請求項1に記載のリール固定装置。
  3. 前記遊動フードの前側上端部は、前記前側下端部よりも後方に位置し、
    前記上部膨出部の後端は、前記遊動フードの前側下端部よりも後方に位置していることを特徴とする請求項2に記載のリール固定装置。
  4. 前記リールシート本体の軸方向において、前記上部膨出部の後端部と前記最大上部膨出部との距離は、前記最大上部膨出部と前記脚部の中心を通る前記第1仮想線との距離よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のリール固定装置。
  5. 前記遊動フードの下面には、下方に膨出する下部膨出部が形成されており、
    前記下部膨出部は、膨出量が最も大きい最大下部膨出部を備えており、
    前記最大上部膨出部と前記最大下部膨出部とは、前記リールシート本体の中心軸から等距離に位置することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のリール固定装置。
  6. 魚釣用リールの釣竿取付脚を載置する載置部が下部に形成されたリールシート本体と、前記リールシート本体に対して軸方向に移動可能に設けられた遊動フードと、を備えたリール固定装置であって、
    前記リールシート本体の上面には、前後方向の端から中央部に向うに連れて上方への膨出量が大きくなる上部膨出部が形成され、
    前記遊動フードの両側部には、前端面から前方に突出し、側面視で前方に尖る略三角形状の突出部が形成され、
    前記突出部の先端部は、前記上部膨出部の後端よりも前方に位置し、かつ、リールシート本体の中心軸よりも上方に位置しており、
    前記上部膨出部の後端部と前記遊動フードの前側上端部とが連続する傾斜面を構成していることを特徴とするリール固定装置。
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