JP2512661Y2 - 釣竿のリ―ル脚固定装置における受座 - Google Patents
釣竿のリ―ル脚固定装置における受座Info
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- JP2512661Y2 JP2512661Y2 JP10186691U JP10186691U JP2512661Y2 JP 2512661 Y2 JP2512661 Y2 JP 2512661Y2 JP 10186691 U JP10186691 U JP 10186691U JP 10186691 U JP10186691 U JP 10186691U JP 2512661 Y2 JP2512661 Y2 JP 2512661Y2
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- Japan
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- reel leg
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は釣竿のリール脚の固定装
置における受座の改良に関する。
置における受座の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リール脚固定装置における受座として、
金属製フードのリール脚挿入部に柔軟部材からなるスペ
ーサーを装着してリール脚端部を支持することが行われ
ている。ところがこのようなスペーサー装着方式では使
用中にスペーサーフードからなる脱落する欠陥があるた
め、フードに形成した係合孔内にスペーサーに突設した
係止突起を嵌着して脱離を防止することが実公昭57ー
10525号公報で知られている。
金属製フードのリール脚挿入部に柔軟部材からなるスペ
ーサーを装着してリール脚端部を支持することが行われ
ている。ところがこのようなスペーサー装着方式では使
用中にスペーサーフードからなる脱落する欠陥があるた
め、フードに形成した係合孔内にスペーサーに突設した
係止突起を嵌着して脱離を防止することが実公昭57ー
10525号公報で知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記係止
突起の嵌着する係合孔は穿設するときにその孔縁がバリ
等で下方に突出するために、図7に示す如く嵌着したス
ペーサーがフードの内側面に密着しないと共に係止突起
も係合孔に確実に嵌着されないために使用中におけるリ
ール脚の反復出入操作によってスペーサーがフードから
脱離してその脱落を確実に防止できない問題点がある。
突起の嵌着する係合孔は穿設するときにその孔縁がバリ
等で下方に突出するために、図7に示す如く嵌着したス
ペーサーがフードの内側面に密着しないと共に係止突起
も係合孔に確実に嵌着されないために使用中におけるリ
ール脚の反復出入操作によってスペーサーがフードから
脱離してその脱落を確実に防止できない問題点がある。
【0004】本考案はこのような問題点を改善して、ス
ペーサーの係止突起がフードの係合孔に確実に嵌着して
その脱離を防止するようにした釣竿のリール脚固定装置
における受座を提供することを目的とするものである。
ペーサーの係止突起がフードの係合孔に確実に嵌着して
その脱離を防止するようにした釣竿のリール脚固定装置
における受座を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、リール脚の挿入部に係合孔を穿設した金属
製フード内に、前記係合孔に嵌着する係止突起を有する
スペーサーを装着すると共に前記スペーサーの係止突起
の周囲に凹溝を形成したものである。
するために、リール脚の挿入部に係合孔を穿設した金属
製フード内に、前記係合孔に嵌着する係止突起を有する
スペーサーを装着すると共に前記スペーサーの係止突起
の周囲に凹溝を形成したものである。
【0006】前記凹溝は全周が好ましいが一部でも良
く、また前記係合孔の孔縁に前記凹溝に嵌入する突縁を
形成するとスペーサーをフード内に一層確実に密着して
係止嵌着することができる。更にスペーサーの前縁には
フードに前縁に係合する突縁を一体に形成するのが好適
である。
く、また前記係合孔の孔縁に前記凹溝に嵌入する突縁を
形成するとスペーサーをフード内に一層確実に密着して
係止嵌着することができる。更にスペーサーの前縁には
フードに前縁に係合する突縁を一体に形成するのが好適
である。
【0007】
【作用】本考案はスペーサーの係止突起がフードの係合
孔に嵌合すると共に係合孔周縁に発生するバリやその他
の突部又は係合孔周縁に形成した突縁が凹溝内に嵌入し
て係止突起は係合孔に確実に嵌着しスペーサーはフード
の内側に密着して装着される。
孔に嵌合すると共に係合孔周縁に発生するバリやその他
の突部又は係合孔周縁に形成した突縁が凹溝内に嵌入し
て係止突起は係合孔に確実に嵌着しスペーサーはフード
の内側に密着して装着される。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
筒状本体1の一端部には下側に固定フード2を有する握
り部3が設けられると共に他端部には金属製遊動フード
4が設けられ、該遊動フード4は公知のように筒状本体
1の図示されていない雄螺子部に螺合する緊締筒5によ
り前後に摺動自在に形成され、前記固定フード2と遊動
フード4間にリール脚を緊締装着できるように構成され
ている。
筒状本体1の一端部には下側に固定フード2を有する握
り部3が設けられると共に他端部には金属製遊動フード
4が設けられ、該遊動フード4は公知のように筒状本体
1の図示されていない雄螺子部に螺合する緊締筒5によ
り前後に摺動自在に形成され、前記固定フード2と遊動
フード4間にリール脚を緊締装着できるように構成され
ている。
【0009】しかして前記遊動フード4のリール脚挿入
部には孔縁に突縁6を有する係合孔7が穿設されると共
に遊動フード4のリール脚挿入部の内側部には前記係合
孔7に嵌着する係止突起8とその周囲に前記突縁6の嵌
入する凹溝9を設けた柔軟部材からなるスペーサー10
が密接装着されており、更にスペーサー10の前端縁に
は遊動フード4の口縁に係合する突鍔11が一体に形成
されている。
部には孔縁に突縁6を有する係合孔7が穿設されると共
に遊動フード4のリール脚挿入部の内側部には前記係合
孔7に嵌着する係止突起8とその周囲に前記突縁6の嵌
入する凹溝9を設けた柔軟部材からなるスペーサー10
が密接装着されており、更にスペーサー10の前端縁に
は遊動フード4の口縁に係合する突鍔11が一体に形成
されている。
【0010】本考案の実施例は上記のように構成されて
いるから、遊動フード4に装着されたリール脚をスペー
サー10の柔軟弾性を利用して遊動フード4内にガタ付
きなく密着固定して確実に緊締装着されるものであり、
この場合スペーサー10の係止突起8は係合孔7に確実
に嵌着すると共にその突縁6は凹溝9に嵌入してスペー
サー10を遊動フード4の内側面に密接装着せしめ、リ
ール脚の反復する出入操作によってスペーサー10が脱
離するのを防止するものである。
いるから、遊動フード4に装着されたリール脚をスペー
サー10の柔軟弾性を利用して遊動フード4内にガタ付
きなく密着固定して確実に緊締装着されるものであり、
この場合スペーサー10の係止突起8は係合孔7に確実
に嵌着すると共にその突縁6は凹溝9に嵌入してスペー
サー10を遊動フード4の内側面に密接装着せしめ、リ
ール脚の反復する出入操作によってスペーサー10が脱
離するのを防止するものである。
【0011】前記実施例は遊動フード4のみについて例
示したが、固定フード3も金属製で形成してそのスペー
サーと固定フードの係合孔とを前記同様に形成すること
ができ、また係合孔7の突縁6は積極的に形成しない
で、係合孔7の穿設時に生ずるバリ等を凹溝9に嵌入す
ることもでき、更に凹溝9は必ずしも全周に設ける必要
はなくバリ等の突縁のある箇所だけに形成すれば良い。
示したが、固定フード3も金属製で形成してそのスペー
サーと固定フードの係合孔とを前記同様に形成すること
ができ、また係合孔7の突縁6は積極的に形成しない
で、係合孔7の穿設時に生ずるバリ等を凹溝9に嵌入す
ることもでき、更に凹溝9は必ずしも全周に設ける必要
はなくバリ等の突縁のある箇所だけに形成すれば良い。
【0012】
【考案の効果】本考案はスペーサーの係止突起の基部周
囲に形成した凹溝がフードの係合孔の口縁に生じるバリ
や突縁を収容してスペーサーを確実にフード内側に密接
して係合嵌着できるようにしたので、長期に亘るリール
脚の出入操作によってスペーサーがフードからの脱離す
ることを確実に防止することができ、リール脚の緊締装
着を長期に亘り安定して強固確実に行うことができる。
囲に形成した凹溝がフードの係合孔の口縁に生じるバリ
や突縁を収容してスペーサーを確実にフード内側に密接
して係合嵌着できるようにしたので、長期に亘るリール
脚の出入操作によってスペーサーがフードからの脱離す
ることを確実に防止することができ、リール脚の緊締装
着を長期に亘り安定して強固確実に行うことができる。
【0013】また本考案において係合孔の孔縁に凹溝に
嵌入できる突縁を形成すると、係合孔と係止突起とは孔
の大きさや位置にバラツキがあってもスペーサーをフー
ドに確実にかつ強固に密着係止でき、スペーサーの脱離
を一層確実に防止することができる。
嵌入できる突縁を形成すると、係合孔と係止突起とは孔
の大きさや位置にバラツキがあってもスペーサーをフー
ドに確実にかつ強固に密着係止でき、スペーサーの脱離
を一層確実に防止することができる。
【図1】本考案要部の一部切欠正面図。
【図2】本考案要部の平面図。
【図3】本考案の正面図。
【図4】本考案のスペーサーの平面図。
【図5】同一部切欠正面図。
【図6】同側面図。
【図7】従来の説明図。
4 遊動フード 6 突縁 7 係合孔 8 係止突起 9 凹溝 10 スペーサー
Claims (2)
- 【請求項1】 リール脚の挿入部に係合孔を穿設した金
属製フード内に、前記係合孔に嵌着する係止突起を有す
るスペーサーを装着すると共に前記スペーサーの係止突
起の周囲に凹溝を形成したことを特徴とする釣竿のリー
ル脚固定装置における受座。 - 【請求項2】 係合孔の孔縁に凹溝に突入する突縁を形
成した請求項1記載の釣竿のリール脚固定装置における
受座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186691U JP2512661Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 釣竿のリ―ル脚固定装置における受座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186691U JP2512661Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 釣竿のリ―ル脚固定装置における受座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543863U JPH0543863U (ja) | 1993-06-15 |
JP2512661Y2 true JP2512661Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=14311918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10186691U Expired - Lifetime JP2512661Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 釣竿のリ―ル脚固定装置における受座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512661Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011010592A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Shimano Inc | リールシート |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7213123B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-01-26 | グローブライド株式会社 | リール固定装置 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP10186691U patent/JP2512661Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011010592A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Shimano Inc | リールシート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543863U (ja) | 1993-06-15 |
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