JPH0445505Y2 - - Google Patents

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JPH0445505Y2
JPH0445505Y2 JP2913287U JP2913287U JPH0445505Y2 JP H0445505 Y2 JPH0445505 Y2 JP H0445505Y2 JP 2913287 U JP2913287 U JP 2913287U JP 2913287 U JP2913287 U JP 2913287U JP H0445505 Y2 JPH0445505 Y2 JP H0445505Y2
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water supply
water
supply pipe
adapter
pick
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、養鶏用ケージで飼育する鶏へ給水
する為に、該養鶏用ケージに装着される養鶏用給
水カツプ又は給水ピツクの給水パイプへの嵌着に
於いて、漏水することなく、正確且つ容易に嵌着
を可能とする取付アダプターに関するものであ
る。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、この分野に於けるこの種のアダプターと
して、養鶏用給水カツプ又は給水ピツク(以下総
称して、給水ピツクと称する。)の装着部位に於
いて、給水パイプに取水孔を穿孔し、該取水孔に
対応して、給水パイプの外周に正しく対応する内
周面を有するサドル、或いはアダプターを、接着
材を使用して装着する様式のものが多かつた。
又、他の従来技術としては、給水ピツクの給水
パイプへの装着部位に於いて、給水パイプに直接
取付用ネジを穿孔して取水孔となし、給水ピツク
を直接、係合させるものがある。
しかし、従来技術の前者にあつては、給水パイ
とサドル或いはアダプターとの接着に於いて、作
業が繁雑であり、その上、不十分な接着となり易
い為に、漏水を生じ易い欠点を有している。後者
にあつては、給水ピツクの装着角度を正確に保持
し、且つ漏水しない為には、給水パイプへの取付
用ネジの加工に際し、特別な加工精度を要し、加
工及び使用状況に適しない点が多いと共に、適切
なネジ立てに必要な厚みを有する給水パイプを使
用しなければならないので、経費的にも、高コス
トになる欠点を有している。
(ハ) 考案の目的 この考案は、上記の問題点を解決する為、給水
パイプへのアダプターの嵌着を確実にして、漏水
を防止する目的に沿つて、アダプターの嵌着に際
して、接着剤を使用することなく、且つ、給水パ
イプへの取水孔の穿孔についても、特別なネジ加
工をすることなく、容易にナツトを締め付けるだ
けで、アダプターを確実に給水パイプに嵌着固定
できる技術を提供しようとするものである。
(ニ) 考案の構成 この考案になる給水ピツクの取付アダプター
は、略U型構造を有し、その内側底部に中空突起
を備え、上方開口部にネジ構造を設けたアダプタ
ー本体と、上記ネジ構造に係合して、該アダプタ
ー本体を給水パイプに嵌着固定させるナツトより
構成されている。
(ホ) 実施例の説明 以下、この考案になる取付アダプターについ
て、図面に示す具体的な実施例に基づいて、詳細
に説明する。
養鶏用ケージAに収容される鶏(図示せず)に
給水する為に、給水パイプ1を該養鶏用ケージの
前面、或いは上方に配置し、適宜間隔を保つて、
給水ピツク5を設置するのであるが、該給水ピツ
ク5は、正しく垂直を維持していなければなら
ず、その為には、給水パイプ1は、養鶏用ケージ
Aに回転することなく係止されていなければなら
ないと共に、給水ピツク5の給水パイプ1への取
付部位に於いて漏水があつてはならない。
本考案の具体的な実施例では、略U型構造のア
ダプター本体2の内側底部に、中空突起21を設
け、給水パイプ1に適宜間隔で穿孔された取水孔
11に嵌合させる。この結果、アダプター本体2
は、給水パイプ1に対して嵌着後に於いて回転す
ることはない。そして、アダプター本体2の上方
開口部は、給水パイプ1に嵌装する際に、挿入可
能な巾を有しており、且つ、その上端部外周にネ
ジ22が設けられている。尚、アダプター本体2
は、実施例では、弾性を有するプラスチツク成型
としているので、給水パイプ1への嵌装は容易に
実行し得る。
上記ネジ22は、本考案の機能を発揮するのに
重要な要素を持つている。即ち、アダプター本体
2を給水パイプ1に嵌装した後、嵌合突起32を
中心部に有するキヤツプ状のナツト3を、ネジ2
2に冠装する。ネジ31は、アダプター本体2の
ネジ22と係合し、同時に、嵌合突起32は、ネ
ジ22の開口部に嵌合して、ナツト3の締め込み
により生じるネジ22の内側への倒れ込みを防止
し乍ら、ナツト3は順次ねじ込まれていき、ナツ
ト3及び嵌合突起32の下端が給水パイプ1の外
周に接する。更にナツト3を締め込むことによ
り、アダプター本体2は、給水パイプ1と緊密に
嵌着、保定されることなるのである。
給水ピツク5を使用する場合の給水パイプ1内
の水圧は、0.1〜0.03Kg/cm2で供給されているの
で、上述の如く、ナツト3により、アダプター本
体2を強く給水パイプ1に嵌着、固定することに
より、取水孔11と中空突起21との間〓よりの
漏水は完全に防止され得る。
アダプター本体2の略U型構造の外側底部に
は、給水ピツク5を嵌装する為の給水ピツクハウ
ジング23が設けられており、該給水ピツクハウ
ジング23の外周部の任意個所に、給水ピツク5
を嵌着係合させるための給水ピツク係止突起24
が設けてあり、給水ピツク5を係合、係止させる
ことができるが、ねじ込み型の給水ピツク5に対
しては、給水ピツクハウジング23の内側を、給
水ピツク5のネジ部に適合するネジを設けること
により対応することが可能である。
第7図に、附加的な機能を持たせた他の実施例
を示している。即ち、上述のアダプター本体2の
一部に、養鶏用ケージへワンタツチ式にて懸架さ
せる為の懸架突起25を附設したものである。該
懸架突起25は、養鶏用ケージの横線材へ直接的
に懸架することが可能であり、且つ、懸架突起2
5の先端部は、容易に横線材より離脱しない形状
を備えているから、給水パイプ1は、確実且つ正
確に保定され得るのである。
(ヘ) 考案の効果 以上詳細に説明した通り、本考案は、簡単な構
造と構成により、給水ピツクの正確な取付けを容
易に実現できるほか、プラスチツク成型を採用す
れば、大量に低コストで提供することを可能とす
るものであり、給水カツプ或いは給水ピツクの装
着の簡便さに貢献するところ大である。更に、従
来技術では、サドルや、ねじ込み式給水ピツクの
破損時には、給水パイプを切断して更新する以外
に破損個所の改修が不可能であつたが、本考案を
実施すれば、給水パイプを切断することなく、容
易にアダプター本体を交換することが可能であ
り、保守管理が極めて簡素化される効果を得られ
るのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案にかかる具体的な実施例を示
すものであり、第1図は、養鶏用ケージへの装着
状況を示す斜視図、第2図は、本考案の取付アダ
プターの断面図、第3図は、同じく取付アダプタ
ーのアダプター本体の斜視図、第4図は、同じく
取付アダプターのナツトの断面図、第5図は、養
鶏用ケージへ懸架する為の懸架突起を備えた取付
アダプター本体の断面図、第6図及び第7図は、
従来の実施例を示す断面図である。 1……給水パイプ、2……アダプター本体、2
1……中空突起、22……ネジ、3……ナツト、
32……嵌合突起、5……給水ピツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 養鶏用給水カツプ又は給水ピツクの給水パイ
    プへの装着部位に於いて、 略U型構造を構成するアダプター本体と、 該アダプター本体の内側底部には、上記給水
    パイプへの装着部位に穿孔された取水孔に嵌合
    する為の中空突起を有すると共に、 アダプター本体の上方開口部の上端部外周に
    設けたネジ構造に係合して、アダプター本体を
    給水パイプに嵌着、固定せしめるナツト、より
    構成されることを特徴とする養鶏用給水カツプ
    又は給水ピツクの取付アダプター。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載する養
    鶏用給水カツプ又は給水ピツクの取付アダプタ
    ーに於いて、該取付アダプターを直接、養鶏用
    ケージへ装着する為の懸架用突起を備えたこと
    を特徴とする養鶏用給水カツプ又は給水ピツク
    の取付アダプター。
JP2913287U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0445505Y2 (ja)

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JPS63138058U JPS63138058U (ja) 1988-09-12
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