JP2575701Y2 - 鎖の取付具 - Google Patents

鎖の取付具

Info

Publication number
JP2575701Y2
JP2575701Y2 JP1993051891U JP5189193U JP2575701Y2 JP 2575701 Y2 JP2575701 Y2 JP 2575701Y2 JP 1993051891 U JP1993051891 U JP 1993051891U JP 5189193 U JP5189193 U JP 5189193U JP 2575701 Y2 JP2575701 Y2 JP 2575701Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
insertion hole
bathtub
fixture
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993051891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714990U (ja
Inventor
博之 大西
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP1993051891U priority Critical patent/JP2575701Y2/ja
Publication of JPH0714990U publication Critical patent/JPH0714990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575701Y2 publication Critical patent/JP2575701Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の排水口を閉塞す
る栓体等に連結される鎖を、浴槽壁面等へ取り付けるた
めの器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、通常、浴槽10の排
水口にはこれを閉止するための栓体40が着脱可能に装
着され、この栓体40は、鎖20によって浴槽10の壁
面11に繋がれることが一般的である。
【0003】図3は、鎖20を浴槽壁面11へ取り付け
るために用いられる従来の取付具50の一例を示すもの
である。図示する取付具50は、壁面11上に固定され
る本体部51とその背面に設けられたボルト部56とか
ら成っている。このボルト部56をパッキン55を介し
て壁部12に穿設した取付孔13へ挿通し、外側へ突出
させた部分にワッシャ57及びスプリングワッシャ58
を装着したうえにナット59を螺合させ締めつけること
により、当該取付具50が壁面10に固定される。
【0004】そして、このようにして壁面11に固定し
た取付具50の本体部51に設けた貫通孔52に連結リ
ング53を取着し、さらに鎖20の一端20aを装着し
た接続具54をこの連結リング53に連結することによ
り、鎖20の壁面11への取付がなされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の取付具50
は、本体部51が浴槽壁面10から突出する構造のた
め、見栄えが悪く高級感を損なうのみならず、入浴の際
に、使用者の身体と接触して不快感や痛みを与えるとい
う問題がある。特に、取付具50と鎖20との接続に使
用される連結リング53や接続具54が人体を傷つける
おそれを持つ。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、浴槽壁面から
の突出量が少なく、使用者と接触しても不快感を与える
おそれがなく、しかも鎖の着脱が非常に容易な取付具を
提供するものである。本考案に係る取付具(以下「本案
取付具」と言う)の特徴とするところは、壁面上に固定
される本体部と該本体部の背面に設けられたボルト部と
から成り、前記本体部は、側面から内部へ向かって穿設
された玉鎖挿入穴と、この玉鎖挿入穴の開口とは異なる
側面部位から当該玉鎖挿入穴と交差するように穿設され
た止めビス挿入用のネジ孔とを有していることである。
【0007】
【作用】本案取付具は、玉鎖を適用対象とする。本案取
付具により玉鎖を取り付けるには、まず、本体部の背面
に立設したボルト部を浴槽壁面の適所に設けた貫通孔へ
挿入し、これにナットを螺合させて締めつけることによ
り、本体部を浴槽壁面上に固定する。続いて、玉鎖の一
端部を本体部の玉鎖挿入穴へ挿入したのち、ネジ孔に止
めビスを螺挿する。ネジ孔は挿入穴と交差しているの
で、止めビスを回転させ続けることにより、やがてその
先端が玉鎖に当接する。止めビスが玉鎖に当接したなら
ば、さらにこれを締めつけ、その先端で玉鎖の一部を挿
入穴の内壁面へ押しつける。これにより、玉鎖は挿入穴
内から抜け出ることができなくなる。このようにして、
玉鎖が取付具に取り付けられる。
【0008】なお、本案取付具は、止めビスの螺合状態
を緩めるだけで直ちに玉鎖を挿入穴から抜き出せるか
ら、玉鎖の着脱が容易である。
【0009】
【実施例】図1に、本案取付具1の一実施例を示す。本
案取付具1は、円盤状の本体部2とその背面に立設した
ボルト部6とから成っている。本体部2には、側面2a
からほぼ中心部に達する径方向の玉鎖挿入穴3と、この
挿入穴3の開口3aとは異なる側面部位からほぼ中心部
に達し且つ当該挿入穴3と交差するように穿設された径
方向のネジ孔4とが備えられている。
【0010】上記の如く構成された本案取付具1を用い
て玉鎖20を浴槽壁面11へ取り付けるにあたっては、
まず、本案取付具1を浴槽壁面11に固定する。その固
定要領は、前記従来の取付具とほぼ同様であり、すなわ
ち、ボルト部6をパッキン30を介装して浴槽壁部12
の適所に設けた貫通孔13へ挿通し、浴槽の外側へ突出
させた部分に、ワッシャ31及びスプリングワッシャ3
2を装着したのち、浴槽外側からナット33を螺合させ
て締めつける。これにより、本案取付具1が浴槽壁面1
1上に固定されるが、このとき、玉鎖挿入穴3の開口3
aの位置が、ほぼ真下となるように調整することが望ま
しい。
【0011】次いで、壁面11に固定した本案取付具1
に玉鎖20を取り付ける。これは、玉鎖20の一端部を
本体部1の挿入穴3に挿入させたのち、ネジ孔4に螺挿
した止めビス5を、その先端が玉鎖20に当接するまで
回転させる。本実施例では、止めビス5として六角穴付
きビスを用いている。止めビス5の先端が、玉鎖20の
一部20aに当接したならば、さらにこれを締めつけ
る。これにより、玉鎖20の一部20aが挿入穴3の内
壁面に押しつけられるので、玉鎖20は挿入穴3内から
抜け出ることが出来なくなる。このようにして、玉鎖2
0が本案取付具1に取り付けられる。
【0012】なお、必要に応じて、止めビス5の螺合状
態を緩めれば、玉鎖20を本案取付具1から容易に取り
外せるのは言うまでもない。
【0013】ところで、本案取付具1の構成は、図示し
たものに限定されない。例えば、本体部2の形状は円盤
状に限られるのではなく、正面視して正方形状であった
り正六角形状であってもよい。
【0014】また、図面には、挿入穴3とネジ孔4との
交差角度が鋭角である場合を示したが、両者の交差角度
は、玉鎖20の挿入穴3からの離脱を止めビス5で阻止
し得る限りにおいて、実施の態様に応じた変更が可能で
ある。
【0015】その他、本考案は、実施の態様に即して様
々に応用することを妨げない。
【0016】
【考案の効果】本案取付具は、玉鎖をその一端部を側面
の挿入穴内へ挿入せしめて保持することにより取り付け
る構造であるから、壁面から突出する寸法をわずかとす
ることができ、しかも、正面側の使用者と接触する部位
を面積の広い非鋭利な形状とすることができる。依っ
て、使用者に対して不快感を与えたり傷を負わせたりす
るおそれがなくなる。
【0017】また、外観形状を簡素化できるから、見栄
えを向上させて、高級感をもたらすことが可能である。
【0018】さらに、止めビスを操作するだけでよいか
ら、玉鎖の取付具に対する着脱作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案取付具の一実施例を示すものであって、図
(A)は浴槽壁面へ固定した状態を示す部分断面側面
図、図(B)は図(A)の(イ)−(イ)線における正
面断面図である。
【図2】浴槽の排水口に装着される栓体を鎖によって壁
面に繋いだ状態を示す斜視図である。
【図3】従来の取付具を示すものであって、浴槽壁面に
固定した状態の部分断面側面図である。
【符号の説明】
1 本案取付具 2 本体部 2a 側面 3 玉鎖挿入穴 3a 開口 4 ネジ孔 5 止めネジ 6 ボルト部 10 浴槽 11 浴槽壁面 12 浴槽壁部 13 貫通孔 20 玉鎖

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉鎖の一端を浴槽等の壁面へ取り付ける
    ための器具であって、壁面上に固定される本体部と該本
    体部の背面に設けられたボルト部とから成り、前記本体
    部は、側面から内部へ向かって穿設された玉鎖挿入穴
    と、この玉鎖挿入穴の開口とは異なる側面部位から当該
    玉鎖挿入穴と交差するように穿設された止めビス挿入用
    のネジ孔とを有していることを特徴とする鎖の取付具。
JP1993051891U 1993-08-18 1993-08-18 鎖の取付具 Expired - Lifetime JP2575701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993051891U JP2575701Y2 (ja) 1993-08-18 1993-08-18 鎖の取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993051891U JP2575701Y2 (ja) 1993-08-18 1993-08-18 鎖の取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714990U JPH0714990U (ja) 1995-03-14
JP2575701Y2 true JP2575701Y2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=12899514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993051891U Expired - Lifetime JP2575701Y2 (ja) 1993-08-18 1993-08-18 鎖の取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575701Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714990U (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6012692A (en) Mounting system for fixtures
CA2037296C (en) Towel support
JP2575701Y2 (ja) 鎖の取付具
JP2600128Y2 (ja) プラスチック製の押し込みナット
JPH071882U (ja) 鎖の取付具
JPS6222234Y2 (ja)
JPS5851633Y2 (ja) バツクミラ−におけるステ−とミラ−ハウジングとの取付構造
JP2639404B2 (ja) 電子機器ケースにおける取付部の構造
JP3077068U (ja) 縁無し眼鏡のレンズ取付け構造
JPH0721033Y2 (ja) スピ−カネツト取り付け装置
JPH01163210U (ja)
JPH0452401U (ja)
JPH064993B2 (ja) 戸当り
JPH0253506U (ja)
JPS6446531U (ja)
JPH01153643U (ja)
JPH0277883U (ja)
JPH11244171A (ja) 浴槽用手摺りの取付構造
JPH0328894U (ja)
JPH0220214U (ja)
JPH0486487U (ja)
JPS6389411U (ja)
JPS63111087U (ja)
JPH0972468A (ja) 水栓の配管接続構造
JPH10131453A (ja) 手 摺