JPH07167130A - ネ ジ - Google Patents

ネ ジ

Info

Publication number
JPH07167130A
JPH07167130A JP31616493A JP31616493A JPH07167130A JP H07167130 A JPH07167130 A JP H07167130A JP 31616493 A JP31616493 A JP 31616493A JP 31616493 A JP31616493 A JP 31616493A JP H07167130 A JPH07167130 A JP H07167130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
hole
pin
fitted
threaded part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31616493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hirose
隆 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31616493A priority Critical patent/JPH07167130A/ja
Publication of JPH07167130A publication Critical patent/JPH07167130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリットの入ったネジ部のネジ径を拡大させ
るピンを備えると共に、被締結物と強固に締結されるネ
ジを提供する。 【構成】 螺旋突起を有するネジ部1aにスリット1c
を設け、かつその中心軸上に孔1dを設けて、その孔1
dにピン1eを圧入し、ネジ径を拡大させてネジ1を締
結させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は締結部品である特殊なネ
ジに関し、特に締結後、強固な締結力を有するネジに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、被締結物を強固に締結するため
に、実開平2−13787号(電子部品圧入留めピン構
造)に記載されているように、棒状本体の上端部に電子
部品を押さえる頭部を形成すると共に、中央部に電子部
品取付物の取付孔との圧入係合部を形成し、電子部品と
締結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子部品圧入留めピン構造では、締結の安定性や確実性に
欠け、更にネジのように解除できないという欠点があっ
た。
【0004】それ故、本発明は、このような問題点を解
決するもので、スリットの入ったネジ部のネジ径を拡大
させるピンを備えると共に、被締結物と強固に締結され
るネジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のネジは上記目的
を達成するために、外周面に被締結物と係合するための
螺旋突起が設けられたネジ部と、このネジの上端に一体
成形された鋲頭部とから構成されるネジにおいて、前記
ネジ部の中心軸上に成形された孔と、この孔の外周面か
らネジ部の螺旋突起に向かって設けられたスリットと、
前記孔に嵌合させるピンとを具備している。
【0006】
【実施例】次に本発明の第1の実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すネ
ジの側面図および底面図、図2は本発明の第1の実施例
のネジの使用例を示す断面図、図3は本発明の第1の実
施例のネジの鋲頭部を示す断面図および上面図である。
【0007】図1および図2において、本発明のネジ1
は、外周面に取り付け部品3aと係合するための螺旋突
起が設けられたネジ部1aと、このネジ1aの上端に一
体成形されると共に、例えば六角レンチあるいはドライ
バーと嵌合し回転力を得るための鋲頭部1bと、上記ネ
ジ部1aの中心軸上に設けられた孔1dと、この孔1d
の外周面からネジ部1aの螺旋突起に向かって設けられ
た複数のスリット1cとから構成されている。
【0008】上記孔1dには、ネジ止めした時に取り付
け部品3aの下穴3bとネジ部1aを強固に締結させる
ピン1eがその一部分をネジ部1aの端面から外部に突
出させた状態で係合されており、その孔1dの直径Rは
スリット1cの幅L3より大きく形成されている。
【0009】また孔1dの深さは、図1に示したように
L2,つまりネジ部1aの端面からスリット1cのほぼ
中央まで延びていて、ピン1eが孔1dの中に入り込ん
だときネジ径を拡大させるために、中央に進むほど直径
が小さくなっている。また、上記孔1dに嵌合するピン
1eはその長さが孔1dと同じくL2である。
【0010】上記スリット1cはネジ部1aのほぼ中央
に4個設けられ、その長さはL1で、締結後ピン1eが
ネジ部1aの孔1dの中に入り込んだとき、孔1dの直
径がピン1eの直径より徐々に小さくなっているため、
スリット1cの幅が拡大するように設けられている。
【0011】このネジ1の鋲頭部1bの形状には、図3
に示したように、従来から使用されている工具に合わせ
た形状、例えばプラスドライバー用鋲頭部4a,マイナ
スドライバー用鋲頭部4bあるいは六角穴付鋲頭部4c
等が考えられる。
【0012】次にこのネジ1を使用した実施例について
図2を用いて説明する。
【0013】まずネジ1のネジ部1aを、取り付け部品
3aの取付穴3bを通して台座3cの下穴3dに差し込
む。そしてネジ1の鋲頭部1bにその鋲頭部1bと同一
形状の工具を嵌合させて、下穴3dに回転させながらね
じ込む。ネジ1がねじ込まれていくと、孔1dに嵌合さ
れているピン1eが次第にネジ部1aの中に入り込んで
いき、スリット1cが設けられたネジ部1aのネジ径が
拡大して、ネジ部1aの螺旋突起が下穴3dの側壁に強
固に締結する。このようにして取り付け部品3aは強固
に固定される。
【0014】ここで、本発明の第2の実施例について、
図4乃至図6を用いて説明する。図4は本発明の第2の
実施例を示すネジの側面図および底面図、図5は本発明
の第2の実施例のネジの使用例を示す断面図、図6は本
発明の第2の実施例のネジの鋲頭部を示す断面図および
上面図である。
【0015】図4及び図5において、第2の実施例のネ
ジ2は、上述した第1の実施例におけるネジの孔をネジ
の中心軸上にネジ部の端面から鋲頭部まで延長した構造
を有し、ネジ部2aの端面側の孔2dはピン2eが抜け
ないようにすると共に、スリット2cの幅を拡大させる
ために孔2dの直径を鋲頭部2bからネジ部2aの端面
に進むにつれ徐々に小さくしている。この孔2dに、ネ
ジ止め後、台座3cの下穴3dとネジ部2aを強固に締
結させるピン2eを嵌合させて、取り付け部品3aとネ
ジ2を固定する。
【0016】このネジ2の鋲頭部2bの形状には、図6
に示したように、従来から使用されている工具に合わせ
た形状、例えばプラスドライバー用鋲頭部5a,マイナ
スドライバー用鋲頭部5bあるいは六角穴付鋲頭部5c
等が考えられる。
【0017】ここで、この第2の実施例におけるネジ2
の使用例を図5を用いて説明する。
【0018】まず、ネジ2を取り付け部品3aの取付穴
3bを通して台座3cの下穴3dにねじ込んで締結さ
せ、その後ピン2eを孔2dの鋲頭部2b側から圧入す
る。ピン2eを圧入すると、ネジ部2aのスリット2c
の幅が拡大すると共にネジ径も拡大し、ネジ部2aの螺
旋突起が下穴3dの側壁に強固に嵌合する。
【0019】また、本発明のネジは第1,第2のいずれ
の実施例においても、締結後は通常のネジと同様に着脱
が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ネジ部
にスリットを設け、かつその中心軸上に孔を設けて、そ
の孔にピンを圧入し、ネジ径を拡大させてネジを締結さ
せるような構成としたので、取り付け部品を強固に固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すネジの側面図およ
び底面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のネジの使用例を示す断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施例のネジの鋲頭部を示す断
面図および上面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すネジの側面図およ
び底面図である。
【図5】本発明の第2の実施例のネジの使用例を示す断
面図である。
【図6】本発明の第2の実施例のネジの鋲頭部を示す断
面図および上面図である。
【符号の説明】
1,2 ネジ 1a,2a ネジ部 1b,2b 鋲頭部 1c,2c スリット 1d,2d 孔 1e,2e ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に被締結物と係合するための螺旋
    突起が設けられたネジ部と、このネジの上端に一体成形
    された鋲頭部とから構成されるネジにおいて、前記ネジ
    部の中心軸上に成形された孔と、この孔の外周面からネ
    ジ部の螺旋突起に向かって設けられたスリットと、前記
    孔に嵌合させるピンとを具備することを特徴とするネ
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記ピンは、その一部分が前記ネジから
    外部に突出するように設けられると共に、締結後は前記
    ネジ部のネジ径を拡大させることを特徴とする請求項1
    記載のネジ。
JP31616493A 1993-12-16 1993-12-16 ネ ジ Pending JPH07167130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31616493A JPH07167130A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ネ ジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31616493A JPH07167130A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ネ ジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07167130A true JPH07167130A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18074001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31616493A Pending JPH07167130A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ネ ジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07167130A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5392860A (en) * 1977-01-27 1978-08-15 Daicel Chem Ind Ltd Flame retardant resin composition
JPS5817906A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 日本道路株式会社 マスチツク混合物用薄層敷均し機械
JPS61105286A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Nippon Kokan Kk <Nkk> 氷海船舶の冷却用海水吸入装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5392860A (en) * 1977-01-27 1978-08-15 Daicel Chem Ind Ltd Flame retardant resin composition
JPS5817906A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 日本道路株式会社 マスチツク混合物用薄層敷均し機械
JPS61105286A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Nippon Kokan Kk <Nkk> 氷海船舶の冷却用海水吸入装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07167130A (ja) ネ ジ
JPH0416010Y2 (ja)
JP2008108537A (ja) 操作スイッチの取付け装置
JP3200698B2 (ja) ねじ受け具
JP3027084U (ja) 金属薄板ねじ込取付用スペーサ
JPH10184647A (ja) ねじ頭部用カバー
JPH07727Y2 (ja) セルフタッピングねじ
CN219587925U (zh) 一种连接件及包括连接件的安装套装
JP2003343533A (ja) 部品取り付け用ねじ部材
JPH07103220A (ja) 二重頭部を有するねじ
JPS6131524Y2 (ja)
JPH0953625A (ja) ねじ具
JP2002192433A (ja) プルスタッドの取付け装置
JP2003051685A5 (ja)
JPH02145779U (ja)
JP2575395Y2 (ja) バーの取付構造
WO2000037808A1 (en) Self-cutting board anchor
JPS5813134Y2 (ja) 特殊ナット
JPH06280842A (ja) 緩み止め用ねじ部品
JPS633449Y2 (ja)
JPH0979245A (ja) 螺合構造及び二重螺子並びに雌螺子形成治具
JP2001221215A (ja) 挿入部材の抜け止め構造
JPH0321510Y2 (ja)
JPH0314252Y2 (ja)
JPS6446531U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961126