JP3027084U - 金属薄板ねじ込取付用スペーサ - Google Patents
金属薄板ねじ込取付用スペーサInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属薄板ねじ込取付用スペーサの金属薄板へ
の取付けを簡単かつ容易に、しかも安定した状態で行
い、さらに金属薄板の反対面の使用も可能とする。 【解決手段】 金属薄板ねじ込取付用スペーサ1は、金
属薄板6にプリント基板P等を重層して支持するために
金属薄板6にねじ込取付けするスペーサであって、矩形
柱状の外形を呈するスペーサ本体2と、スペーサ本体2
の先端座面2aから金属薄板6の肉厚と略々同寸に突設
されるねじ軸3と、ねじ軸3の前半部にねじ軸径33よ
りもねじ山34を突出させ金属薄板6の雌ねじ孔61に
螺合するピッチ数に設けられる雄ねじ部31と、ねじ軸
3のねじ山34を有しない後半部32の軸外周面41と
スペーサ本体2の先端座面2aを凹状にしたリング溝4
2とからなる受部4と、スペーサ本体2の後端座面2b
に設けられる雌ねじ孔5とから成る。
の取付けを簡単かつ容易に、しかも安定した状態で行
い、さらに金属薄板の反対面の使用も可能とする。 【解決手段】 金属薄板ねじ込取付用スペーサ1は、金
属薄板6にプリント基板P等を重層して支持するために
金属薄板6にねじ込取付けするスペーサであって、矩形
柱状の外形を呈するスペーサ本体2と、スペーサ本体2
の先端座面2aから金属薄板6の肉厚と略々同寸に突設
されるねじ軸3と、ねじ軸3の前半部にねじ軸径33よ
りもねじ山34を突出させ金属薄板6の雌ねじ孔61に
螺合するピッチ数に設けられる雄ねじ部31と、ねじ軸
3のねじ山34を有しない後半部32の軸外周面41と
スペーサ本体2の先端座面2aを凹状にしたリング溝4
2とからなる受部4と、スペーサ本体2の後端座面2b
に設けられる雌ねじ孔5とから成る。
Description
【0001】
この考案は、金属薄板にプリント基板等を所定間隔離間した状態で重層して支 持するために取付けするスペーサに係り、詳しくは、金属薄板に直接ねじ込んで 取付けするスペーサに関する。
【0002】
従来、金属薄板とプリント基板とを一定の隙間をおいて重層して支持するため に用いられるスペーサとしては、金属薄板に設けられた挿通孔にスペーサ本体の 先端座面から突設された凸部を挿通させ、凸部の先端を叩いてかしめるかしめ式 のものが知られている。また、スペーサ本体の先端座面から突設された凸部を雄 ねじとし、金属薄板の取付面側から挿通孔に雄ねじを挿通させると同時に金属薄 板の反対面から雄ねじを突出させ、これにナットを螺合させて固定するものが知 られている。ここで、金属薄板としては鉄(SPC)等が用いられ、その肉厚は 約1.0mm〜3mm程度である。
【0003】
ところで、従来のかしめ式のスペーサの場合、スペーサ本体の凸部を挿通させ た後に凸部の先端を叩く等の後作業を必要とするうえ、かしめた凸部が金属薄板 の反対面から広がって突出し、金属薄板の反対面が使用できなくなっていた。
【0004】 また、凸部を雄ねじとして金属薄板の反対面からナットを螺合させる場合には 、反対面から雄ねじを突出させた状態でナットを螺合させることから、金属薄板 の反対面を用いることができなくなっていた。また、取付けの際にナットが必要 となることから部品点数が増えてしまい、さらに、凸部を挿通させた後にナット を螺合させるので取付作業の際にも労力を必要としていた。
【0005】 かかる問題を解決するために出願人は、スペーサ本体の先端座面に設けられた 雄ねじを金属薄板に穿設した雌ねじ孔に直接ねじ込んでスペーサ本体を取付け固 定するねじ込み式のスペーサについて実験した。しかしながら、ねじ込み式のス ペーサにおいては、図4に示すように、金属薄板70に雌ねじ孔71を穿孔する 時にバリBが発生し、雌ねじ孔71の孔端の取付面72にバリBが突出してしま う。したがって、スペーサ本体を螺着しても金属薄板70の取付面72とスペー サ本体の先端座面との間でバリがかみ込んでしまい、先端座面が浮き上がってス ペーサ本体を安定させた状態で取付けすることができないということが判明した 。
【0006】 また、金属薄板70の取付面72に面取加工を施すことによって金属薄板70 の取付面72上に突出したバリBを削除することもできるが、面取加工によって 金属薄板70に穿設された雌ねじ孔71のねじ山が少なくなってしまい、締付力 が弱くなってしまうということが判明した。
【0007】 さらに、雌ねじ孔のねじ山を少なくしないように面取加工を行なおうとすれば 、加工時に加工精度が要求されることとなるので、却って取付にかかるコストが 高くなってしまうということも判明した。
【0008】 この考案は、上記金属薄板ねじ込み取付用スペーサの実験に基づいた課題に鑑 みてなされたものであって、金属薄板ねじ込み取付用スペーサの金属薄板への取 付けを簡単且つ容易に行い、しかも、発生したバリを利用して安定した状態で金 属薄板に取付けすることができ、さらに、金属薄板の反対面を使用可能とする金 属薄板へのねじ込取付用スペーサを提供することを目的とするものである。
【0009】
請求項1に係る金属薄板ねじ込取付用スペーサは、上記目的を達成するために 創案されたものであって、金属薄板にプリント基板等を重層して支持するために 金属薄板にねじ込取付けするスペーサである。その特徴は、所定高さを有する矩 形柱状の外形を呈するスペーサ本体と、スペーサ本体の先端座面から金属薄板の 肉厚と略々同寸に突設されるねじ軸と、ねじ軸の前半部にねじ軸径よりもねじ山 を突出させ金属薄板の雌ねじ孔に螺合するピッチ数に設けられる雄ねじ部と、ね じ軸のねじ山を有しない後半部の軸外周面とスペーサ本体の先端座面を凹状にし たリング溝とからなる受部と、スペーサ本体の後端面に設けられる雌ねじ孔とか ら構成される。
【0010】 金属薄板の取付面には雌ねじ孔を穿孔する際のバリが突出している。スペーサ 本体の矩形柱状の外形を工具で把持して回転させ、金属薄板の雌ねじ孔に雄ねじ 部を螺合させる。バリは雄ねじ部のねじ山が螺進する雌ねじ孔の一部として機能 する。これと同時に、バリは後半部の軸外周面に沿って逃げ、逃げきれない部分 がリング溝に収納されるので、スペーサ本体の先端座面と金属薄板の取付面との 間にバリのかみ込みがない状態でねじ込み取付けされる。金属薄板の反対面から ねじ軸が突出することはなく、ねじ山を有しない後半部には螺合締付時の引張力 が軸長方向に作用して取付けされる。このスペーサ本体の後端座面にプリント基 板等を当接して雄ねじを螺合すれば、プリント基板等が所定高さ分離間されて重 層される。
【0011】 請求項2に係る金属薄板ねじ込取付用スペーサは、金属薄板にプリント基板等 を重層して支持するために金属薄板にねじ込取付けするスペーサであって、所定 高さを有する六角柱状の外形を呈するスペーサ本体と、スペーサ本体の先端座面 から金属薄板の肉厚と略々同寸に突設されるねじ軸と、ねじ軸の前半部にねじ軸 径よりもねじ山を突出させ金属薄板の雌ねじ孔に螺合する1.5〜3のピッチ数 、好ましくは2のピッチ数に設けられる雄ねじ部と、ねじ軸のねじ山を有しない 後半部の軸外周面とスペーサ本体の先端座面を凹状にしたリング溝とからなる受 部と、スペーサ本体の後端面に設けられる雌ねじ孔とから成り、前記ねじ軸のね じ山を有しない後半部と雄ねじ部との軸方向への長さの比が1:5〜1:7の割 合で形成されるものである。
【0012】 スペーサ本体の六角柱状の外形をスパナ等の工具で嵌合して把持し、金属薄板 の雌ねじ孔に雄ねじ部を螺合させる。螺合に必要なピッチ数は、最低で1.5必 要で、3あれば十分であり、好ましくは2であるので、バリを雌ねじ孔の一部と して機能させたうえで必要なピッチ数の螺合が得られる。雄ねじ部とねじ山を有 しない後半部とは5:1〜7:1の割合であるので、バリはねじ山を有しない後 半部の軸外周面に沿って逃げ、軸外周面に逃げきれなかったときには先端座面を 凹状にしたリング溝に収納される。これと同時に、ねじ山を有しない後半部では 螺合締付時の引張力が軸長方向に作用する。
【0013】
以下、本考案の実施の形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
【0014】 金属薄板ねじ込取付用スペーサ1は、金属薄板6とプリント基板Pとを所望間 隔離間させるために所望高さHを有する矩形柱状を呈するスペーサ本体2と、こ のスペーサ本体2の先端座面2aから突出されるねじ軸3と、スペーサ本体2の 後端座面2bに設けられる雌ねじ孔5とから概略構成されている。この金属薄板 ねじ込取付用スペーサ1は、好適には金属材料から形成され、例えば快削黄銅を 素材としてニッケルメッキを施したものを用いることができる。
【0015】 スペーサ本体2は外周面2cを六角柱状とすることが望ましく、先端座面2a には略中央位置からはねじ軸3が突出され、ねじ軸3の周囲には先端座面2aを 凹設したリング溝42が設けられている。また、先端座面2aの外端部2a’に は面取加工を施すことができる。先端座面2aは、金属薄板6との取付けを安定 させるために広い面積に構成され、ねじ軸3の端面に対して約2倍以上に形成さ れる。
【0016】 ねじ軸3は、前半部においてねじ山34を有する雄ねじ部31と、ねじ山34 を有しない後半部32とから構成される。ねじ軸3は、金属薄板6の反対面6b から突出することがないようにスペーサ本体2の先端面2aを金属薄板6の肉厚 と同寸に突設させる。具体的には、金属薄板6の肉厚よりも約−0.1mm〜0 .1mmの範囲で略々同寸とするのが好ましい。
【0017】 雄ねじ部31は、ねじ軸3の前半部に金属薄板6の雌ねじ孔61に螺合するピ ッチ数に設けられる。このピッチ数は1.5以下では脱落し易く、3まであれば 十分であり、2前後にするのが好ましく、本実施の形態においては、図示するよ うにピッチ数を2としている。雄ねじ部31は、ねじ軸径33よりもねじ山34 を突出するように設けられていて、ねじ山34の突出を含む径方向の幅Wとねじ 軸径33の径方向の幅wとの比が約5:3〜10:7の割合で形成するのが好ま しい。この場合の雄ねじ部31は転造されて広い幅Wとなる。
【0018】 後半部32は、ねじ山34を有しない部分であって図2に示すようにスペーサ 本体2の先端座面2aから先端方向に突出する長さに形成され、雄ねじ部31と 後半部32との軸方向への長さの比が、雄ねじ部31の長さをL1、後半部32 の長さをL2とすると、5:1〜7:1の割合で形成するのが好ましい。
【0019】 受部4は、ねじ軸3の後半部32の軸外周面41と、この軸外周面41の周囲 であってスペーサ本体2の先端座面2aを凹状にしたリング溝42とから形成す ることができる。軸外周面41は、金属薄板6の雌ねじ孔61の穿孔時に突出し たバリBの逃げの部分である。リング溝42は、スペーサ本体2と金属薄板6の 取付面6aとの間で金属薄板6への雌ねじ孔61の穿孔時に突出したバリBのう ち、軸外周面41に逃げきれなかったバリBを収納するための空隙寸法に形成さ れる。
【0020】 雌ねじ孔5は、スペーサ本体2の後端座面2bの略中央位置にねじ切りされて 設けられている。また、金属薄板6には、雌ねじ孔61を穿孔する際に発生する バリBをそのままに突出させておく。
【0021】 次に、金属薄板ねじ込取付用スペーサ1の金属薄板6への取付動作を説明する 。
【0022】 金属薄板6の取付面6aからスペーサ本体2の先端座面2aを下方にして雌ね じ孔61の上方からねじ軸3を螺入する。ここで、スペーサ本体2は六角柱状に 形成されているので、スパナ等の工具で把持して螺合させると、ねじ山34が雌 ねじ孔61とバリBとに螺合すると同時に、バリBが軸外周面41とリング溝4 2とに収納される。なお、ねじの緩みを考慮して螺合部分には防止液を施工する ことができる。
【0023】 その後、プリント基板Pをスペーサ本体2の後端座面2bに当接させ、その上 方からスペーサ本体2の雌ねじ孔5に向けて雄ねじ51を螺合させるとプリント 基板Pが取付けられる。
【0024】 以上より、金属薄板ねじ込取付用スペーサ1は、スペーサ本体2の雄ねじ部3 1を金属薄板6の雌ねじ孔61に螺合させるだけで、金属薄板6のバリBを受部 4に収納してスペーサ本体2の先端座面2aと金属薄板6の取付面6aとの間に バリBのかみ込みのない状態で金属薄板6に取付けさせることができ、バリBを 削除する必要がなくなるので、簡単且つ容易に金属薄板6への取付け作業を行う ことができる。
【0025】 また、金属薄板6のバリBがねじ山34を有しない後半部32の軸外周面41 に沿って破壊されずに逃がされ、雄ねじ部31のねじ山34が螺進して雌ねじ孔 61の一部として機能するので、締付力の強化がなされて金属薄板6への安定取 付けに寄与することができる。
【0026】 さらに、ねじ軸3が金属薄板6の肉厚と略々同寸であるので、ねじ軸3の先端 が金属薄板6の反対面6bから突出することがなく、しかも殆ど凹凸のない状態 となるので、金属薄板6の反対面6bを使用することが可能となる。
【0027】 さらにまた、金属薄板ねじ込取付用スペーサ1を金属薄板6にねじ込みした際 に、ねじ山34を有しない後半部32には軸長方向に伸びる引張力Gが働いて弾 性的に取付けすることができる。
【0028】 なお、上記実施の形態において、スペーサ本体2の外周面2cを矩形柱状とし て六角柱状を前提としたが、他の多角柱状でも設計変更可能である。
【0029】
以下、本考案の実施例を具体的に説明する。金属薄板6としてSPC(鉄)が 用いられる。金属薄板6の肉厚が1.2mmの場合、ねじ軸3は約1.15mm に形成し、雄ねじ部31をねじ山34の突出を含めた直径Wが2.6mm、ピッ チが0.45mm(ピッチ数2)として形成することができる。これによると、 その締付トルクは3.0kg/fcm2 となるので、使用トルク2.5kg/f cm2 に十分耐えられるとの実験結果が得られた。
【0030】 また、金属薄板6の肉厚が2.0mmの場合、ねじ軸3は約1.95mmに形 成し、雄ねじ部31をねじ山34の突出を含めた直径Wが3mm、ピッチが0. 50mm(ピッチ数3)として形成することができる。これによると、その締付 トルクは7.5kg/fcm2 となるので、使用トルク5kg/fcm2 に十分 耐えられるとの実験結果が得られた。
【0031】
本考案の請求項1によれば、スペーサ本体の先端座面から突設するねじ軸の雄 ねじ部を金属薄板の雌ねじ孔に螺合させるだけで、雌ねじ孔の穿孔時に突出した バリを受部に収納してスペーサ本体の先端座面と金属薄板の取付面との間にバリ のかみ込みがない密着状態で金属薄板に取付けさせることができる。したがって 、バリを削除することなく、簡単且つ容易にスペーサの取付け作業を行うことが できるので、作業の効率化を図ることができる。
【0032】 また、突出したバリを雌ねじ孔の一部として機能させているので、ねじの締付 力の強化を図ることができ、金属薄板ねじ込取付用スペーサを安定した状態で金 属薄板に取付けすることができるうえに、金属薄板の雌ねじ孔に螺合したねじ軸 の先端が金属薄板の反対面から突出することはないので、金属薄板の反対面を使 用することができる。
【0033】 さらに、受部をねじ山を有しない軸外周面と先端座面を凹設するリング溝とか ら連通形成しているので、小さなバリを軸外周面に逃がすうえに、大きなバリで あってもリング溝まで逃がすことができ、バリの大小を問わずに破壊せずに収納 することができる。
【0034】 特に、本考案の請求項2によれば、スパナ等の工具を用いてスペーサ本体の六 角柱状外形を把持して簡単にねじ込みすることができ、金属薄板の薄さを前提と して必要なピッチ数1.5〜3、好ましくはピッチ数2を確保して安定ねじ込み することができ、しかも、バリの突出長を先端座面のリング溝の他にねじ軸後半 部に約14〜20%のねじ山を有しない軸外周面を介在させて逃がすことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る金属薄板ねじ込取付用ス
ペーサの一実施例を示す斜視図である。
ペーサの一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、本考案に係る金属薄板ねじ込取付用ス
ペーサの取付状態を示す断面図である。
ペーサの取付状態を示す断面図である。
【図3】図3は、図2の要部拡大断面図である。
【図4】図4は、金属薄板の雌ねじ孔を穿孔した時のバ
リの突出状態を示す断面図である。
リの突出状態を示す断面図である。
1 金属薄板ねじ込取付用スペーサ 2 スペーサ本体 2a 先端座面 2b 後端座面 3 ねじ軸 31 雄ねじ部 32 後半部 33 ねじ軸径 34 ねじ山 4 受部 41 軸外周面 42 リング溝 5 雌ねじ孔 6 金属薄板 6a 取付面 61 雌ねじ孔 B バリ P プリント基板
Claims (2)
- 【請求項1】 金属薄板にプリント基板等を重層して支
持するために金属薄板にねじ込取付けするスペーサであ
って、所定高さを有する矩形柱状の外形を呈するスペー
サ本体と、スペーサ本体の先端座面から金属薄板の肉厚
と略々同寸に突設されるねじ軸と、ねじ軸の前半部にね
じ軸径よりもねじ山を突出させ金属薄板の雌ねじ孔に螺
合するピッチ数に設けられる雄ねじ部と、ねじ軸のねじ
山を有しない後半部の軸外周面とスペーサ本体の先端座
面を凹状にしたリング溝とからなる受部と、スペーサ本
体の後端座面に設けられる雌ねじ孔とから成る金属薄板
ねじ込取付用スペーサ。 - 【請求項2】 金属薄板にプリント基板等を重層して支
持するために金属薄板にねじ込取付けするスペーサであ
って、所定高さを有する六角柱状の外形を呈するスペー
サ本体と、スペーサ本体の先端座面から金属薄板の肉厚
と略々同寸に突設されるねじ軸と、ねじ軸の前半部にね
じ軸径よりもねじ山を突出させ金属薄板の雌ねじ孔に螺
合する1.5〜3のピッチ数、好ましくは2のピッチ数
に設けられる雄ねじ部と、ねじ軸のねじ山を有しない後
半部の軸外周面とスペーサ本体の先端座面を凹状にした
リング溝とからなる受部と、スペーサ本体の後端座面に
設けられる雌ねじ孔とから成り、前記ねじ軸のねじ山を
有しない後半部と雄ねじ部との軸方向への長さの比が
1:5〜1:7の割合で形成される金属薄板ねじ込取付
用スペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000131U JP3027084U (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 金属薄板ねじ込取付用スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000131U JP3027084U (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 金属薄板ねじ込取付用スペーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027084U true JP3027084U (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=43162214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000131U Expired - Lifetime JP3027084U (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 金属薄板ねじ込取付用スペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027084U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129982U (ja) * | 1991-05-21 | 1992-11-30 | エスエムシー株式会社 | 電磁弁組立体の給電装置 |
JP2006164581A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Murata Mach Ltd | センサフィーラ |
JP2020003627A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2020122488A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 株式会社廣杉計器 | スペーサー及びスペーサーの製造方法 |
JP2021056260A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7552283B2 (ja) | 2020-11-19 | 2024-09-18 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP1996000131U patent/JP3027084U/ja not_active Expired - Lifetime
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