JPH0355258Y2 - - Google Patents

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JPH0355258Y2
JPH0355258Y2 JP18942485U JP18942485U JPH0355258Y2 JP H0355258 Y2 JPH0355258 Y2 JP H0355258Y2 JP 18942485 U JP18942485 U JP 18942485U JP 18942485 U JP18942485 U JP 18942485U JP H0355258 Y2 JPH0355258 Y2 JP H0355258Y2
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中空に形成されたコンクリート製電
柱に装着される電柱表示用のプレートを備えたア
ースターミナルの改良構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、コンクリート電柱にあつては電柱表示用
のプレートとアースターミナルは夫々別個に取付
けるように構成され、電柱表示用のプレートは通
常碍子で作られたものを電柱成形時に埋込み取付
けるために、セメント注入ノズルが当たつて破損
したり、表面にセメントが付着し、成形後に後仕
上げが必要であつたり、また、アースターミナル
を取付けるめの貫通孔を別に設ける必要があるた
めに電柱製造を複雑にするといつた問題があつ
た。
そこで、例えば出願人の考案に係わる実公昭57
−28505号や同31613号公報に見られるように、電
柱に埋込む枠体と該枠体に着脱自在に嵌合させる
ターミナルキヤツプとを組合わせた電柱表示用ア
ースターミナルが知られているが、これらは枠体
を電柱製造時に埋込んでおき、建柱後にこの枠体
にターミナルキヤツプを取付けることで前述の問
題を解決するものである。しかしながらこのよう
な電柱表示用アースターミナルであつても、ター
ミナルキヤツプが碍子製のものはアース線の取付
作業、測定等の取扱かい中にドライバーでこじた
り、落としたりした場合に破損させることがある
ために、このターミナルキヤツプを合成樹脂で作
り、その表面にホツトスタンプ或いはシルク印刷
等により電柱表示を設け、この表示を樹脂被覆を
施こすことにより保護するようにしたものが見受
けられるが、このようなものは長期間の使用によ
り風雨に晒されて表示が不鮮明となり、表示機能
を著るしく低下させる欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、枠体とターミナ
ルキヤツプとを組合わせる構成の利点を備え、し
かも電柱表示が風雨等によつて不鮮明になること
のない、改良された電柱表示用アースターミナル
を提供するものである。
〔考案の構成〕
底部で開口した碗形をなし、該開口がコンクリ
ート製電柱の中空内部と連通するように埋設され
る枠体と、該枠体に着脱自在に嵌合させてその裏
面にアース線を係留するターミナル部を設けたタ
ーミナルキヤツプを夫々合成樹脂材で形成し、該
ターミナルキヤツプの表面に凹窪所を設けて該凹
窪所に、碍子製でその表面に所要の電柱表示を設
けた表示プレートを装着して構成する。
〔実施例〕
図において1は底部が開口した碗形の枠体であ
り、該枠体1はコンクリートにより中空に形成さ
れる電柱Aの製造時に、前記開口が電柱Aの中空
内部に連通するように埋設させて取付けられる。
2,2は該枠体1に設けられるねじ溝である。3
は枠体1内に着脱自在に嵌合させるターミナルキ
ヤツプであり、前記枠体1と共に夫々合成樹脂材
で形成されている。
ターミナルキヤツプ3の裏面にはアース線Bを
保留するターミナル部4を突設すると共に表面に
プレート部5を設けてアースターミナルと電柱表
示の二つの機能を具備するようにしている。ター
ミナル部4はプレート部5の裏面にボルト6を突
設して皿小ねじ7で取付け固定して構成され、該
ボルト6には軸方向に直交させてアース線挿通孔
8を貫通させてアース線Bを挿通し、平座金9と
ナツト10とで挟み締付け、さらに補助ナツト1
1の締付けで緩みを防止させるようにしている。
また、プレート部5には枠体1に設けたねじ溝
2,2に対応してばか穴12,12を貫通させ、
該ばか穴12,12にプレート部5の表面側から
ビス13,13を挿通してねじ溝2,2に螺締し
て着脱自在に取付けるようにしている。
前記プレート部5の表面にはばか穴12,12
の間に楕円形状の凹窪所14を設け、この凹窪所
14に碍子製の表示プレート15を装着させるよ
うにしている。この表示プレート15の表面には
電柱の長さや規格、建柱年度、所有者名等の電柱
表示16が碍子の焼成と同時に設けられており、
この表示プレート15を接着剤を介して凹窪所1
4に埋込み装着させるようにしてある。
次に、このように構成された本考案の電柱表示
用アースターミナルの使用について説明する。第
6図に示すように所定個所に建柱した電柱Aの内
部に挿通されたアース線Bの端部を枠体1内を通
して一旦電柱の外部へ引出し、ターミナル部4の
ボルト6に貫通させたアース線挿通孔8へ挿通し
て下方へ引出した状態でナツト10で締付け、さ
らに補助ナツト11の締付けで緩まないように固
定させる。このようにしてアース線Bを取付けた
ターミナルキヤツプ3を枠体1に嵌合させ、プレ
ート部5の前部からばか穴12,12にビス1
3,13を挿通し、ねじ溝2,2に螺締し固定す
る。そして、アース線Bの下部は電柱Aの下部に
設けたアース線引出口Cから外部に引出して地中
Eに埋没する。
以上に述べたように本考案の電線表示用アース
ターミナルでは合成樹脂製のターミナルキヤツプ
3前面のプレート部5に設けた凹窪所14に、碍
子製の表示プレート15を埋込むように取付けて
いるから結局該表示プレート15の周囲は合成樹
脂で保護されるために、取付作業中にターミナル
キヤツプ3を不用意に落としても表示プレート1
5を破損させることはない。しかも表示プレート
15の表面に碍子の焼成と同時に設けた電柱表示
16は、長期間にわたり風雨に晒されても不鮮明
になるようなことはない。
また、第8図に示したものはプレート部5の表
面に設けられる凹窪所14の側壁面をアリ溝状に
勾配を設け、さらに該凹窪所14の長手方向の一
側でプレート部5の表面に凹窪所14の底面と面
一となる高さの段差17を縦断状に設けて切欠部
18を形成すると共に該切欠部18に取着させる
被せ片19を形成し、一方、表示プレート15に
は周側壁に凹窪所14の側壁面の勾配に合致する
傾斜を設けて、該表示プレート15を切欠部18
の側から凹窪所14に嵌合させることで、接着す
ることなく装着し、装着した後に被せ片19を切
欠部18に接着固定させるようにしたものであ
る。この実施例のものは電柱表示16を変更した
りする場合に表示プレート15が手軽に取換えで
きる便利さがある。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案の電柱表示用アース
ターミナルは、合成樹脂製のターミナルキヤツプ
のプレート部に設けた凹窪所に碍子製の表示プレ
ートを装着させるようにしたから、該表示プレー
トの周囲は合成樹脂で保護されているために、タ
ーミナルキヤツプの取付作業等に際して誤つて落
としたりしても破損させることはなく、また、電
柱表示は碍子製であることで長期間にわたり風雨
に晒されても電柱表示が不鮮明になることはな
く、電柱表示の機能を十分に持続させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は斜
視図、第2図は分解斜視図、第3図は正面図、第
4図は縦断面図、第5図は横断面図、第6図は電
柱へ取付けた使用状態を示す部分断面図、第7図
は他の実施例の正面図、第8図は同上分解斜視図
である。 1……枠体、3……ターミナルキヤツプ、4…
…ターミナル部、5……プレート部、14……凹
窪所、15……表示プレート、16……電柱表
示、A……電柱、B……アース線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部で開口した碗形をなし、該開口がコンクリ
    ート製電柱の中空内部と連通するように埋設させ
    る枠体と、該枠体に着脱自在に嵌合させてその裏
    面にアース線を係留するターミナル部を設けたタ
    ーミナルキヤツプを夫々合成樹脂材で形成し、該
    ターミナルキヤツプの表面に凹窪所を設けて該凹
    窪所に、碍子製でその表面に所要の電柱表示を設
    けた表示プレートを装着して構成したことを特徴
    とする電柱表示用アースターミナル。
JP18942485U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0355258Y2 (ja)

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JP18942485U JPH0355258Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JP18942485U JPH0355258Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS6296449U JPS6296449U (ja) 1987-06-19
JPH0355258Y2 true JPH0355258Y2 (ja) 1991-12-09

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