JPH0633111Y2 - コンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ - Google Patents
コンクリート壁・床用パイプエンドコネクタInfo
- Publication number
- JPH0633111Y2 JPH0633111Y2 JP1988104586U JP10458688U JPH0633111Y2 JP H0633111 Y2 JPH0633111 Y2 JP H0633111Y2 JP 1988104586 U JP1988104586 U JP 1988104586U JP 10458688 U JP10458688 U JP 10458688U JP H0633111 Y2 JPH0633111 Y2 JP H0633111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- floor
- concrete wall
- pipe
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンクリート壁や床の中に埋設した電線管の
端部に接続されるパイプエンドコネクタに関するもので
ある。
端部に接続されるパイプエンドコネクタに関するもので
ある。
[従来技術とその問題点] 従来のパイプエンドコネクタとしては、例えば、実開昭
63−111544号公報に開示されているように、コ
ンクリート壁内に埋設される電線管端末保護具の略中心
に固定部を設け、該固定部に釘を挿通させるとともに型
枠に打ち付けて、該保護具を型枠に固定し、脱型後に、
上記釘を固定部と共に取り除くように構成したものや、
実開昭60−6053号公報に開示されているように、
端末保護具本体の内側に螺合溝を形成し、コンクリート
仮枠に取り付けたボルトの先端を上記螺合溝に螺合して
固定する構造のものがあった。
63−111544号公報に開示されているように、コ
ンクリート壁内に埋設される電線管端末保護具の略中心
に固定部を設け、該固定部に釘を挿通させるとともに型
枠に打ち付けて、該保護具を型枠に固定し、脱型後に、
上記釘を固定部と共に取り除くように構成したものや、
実開昭60−6053号公報に開示されているように、
端末保護具本体の内側に螺合溝を形成し、コンクリート
仮枠に取り付けたボルトの先端を上記螺合溝に螺合して
固定する構造のものがあった。
しかしながら、上記前者では、固定部が釘頭座と釘筒か
らなり、しかも、容易に切り離すことができるように薄
肉部が設けられた非常に複雑な構造であって製造費が高
くつくだけでなく、釘の打ち込み時に上記薄肉部が破損
して固定機能を発揮できない等の欠点があり、また、上
記後者では、螺合溝が外部から全く見えないので、手探
り或いはカンでボルトを螺合溝に合わせなければなら
ず、相当の手間と時間がかかるだけでなく、螺合が不完
全になる恐れがある等の欠点がある。
らなり、しかも、容易に切り離すことができるように薄
肉部が設けられた非常に複雑な構造であって製造費が高
くつくだけでなく、釘の打ち込み時に上記薄肉部が破損
して固定機能を発揮できない等の欠点があり、また、上
記後者では、螺合溝が外部から全く見えないので、手探
り或いはカンでボルトを螺合溝に合わせなければなら
ず、相当の手間と時間がかかるだけでなく、螺合が不完
全になる恐れがある等の欠点がある。
[考案の目的] 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、安価に製造できるだ
けでなく、固定ボルトにより確実かつ安定してコネクタ
本体を固定することができ、また、固定ボルトを穴に極
めて容易に挿通せしめることができ、迅速かつ簡単に固
定することができる。
もので、その目的とするところは、安価に製造できるだ
けでなく、固定ボルトにより確実かつ安定してコネクタ
本体を固定することができ、また、固定ボルトを穴に極
めて容易に挿通せしめることができ、迅速かつ簡単に固
定することができる。
4.同第3項第7〜8行目の「固定ボルト挿通用穴をあ
けた」を「、型枠に固定された固定ボルトを貫挿せしめ
てナットにより固定するための穴を穿設したコンクリー
ト壁・床用パイプエンドコネクタを提供することにあ
る。
けた」を「、型枠に固定された固定ボルトを貫挿せしめ
てナットにより固定するための穴を穿設したコンクリー
ト壁・床用パイプエンドコネクタを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案のコンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ
は、下方が開口した筒状のコネクタ本体と、該コネクタ
本体の側部に斜め上に傾斜して一体的に形成され、その
パイプ接続口が上記コネクタ本体内に連通したパイプ接
続筒から構成され、上記コネクタ本体の上部端板に固定
ボルト挿通用穴をあけたことを特徴とするものである。
は、下方が開口した筒状のコネクタ本体と、該コネクタ
本体の側部に斜め上に傾斜して一体的に形成され、その
パイプ接続口が上記コネクタ本体内に連通したパイプ接
続筒から構成され、上記コネクタ本体の上部端板に固定
ボルト挿通用穴をあけたことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図において、1はコネクタ本体であって、筒状に形
成されており、その下端面は開口し、上端面には端板1
aが一体的に形成されている。
成されており、その下端面は開口し、上端面には端板1
aが一体的に形成されている。
該コネクタ本体1の側部には斜め上方に傾斜(例えば3
0°)したパイプ接続筒2が一体的に形成されている。
0°)したパイプ接続筒2が一体的に形成されている。
該パイプ接続筒2の接続口2aには所定の電線管端部が
嵌着するようになっていると共に、該接続口2aは上記
コネクタ本体1内に連通している。
嵌着するようになっていると共に、該接続口2aは上記
コネクタ本体1内に連通している。
また、上記端板1aの中央部には固定ボルト挿通用の穴
1bが穿設されている。
1bが穿設されている。
さらに、上記コネクタ本体1の下端外周部には固定釘差
込用の穴をあけた張出部1cが適宜個数突設されている。
込用の穴をあけた張出部1cが適宜個数突設されている。
本実施例のパイプエンドコネクタは、以上のように構成
されているので、これを型枠に取付るには、第2図に示
すように、型枠3のコネクタ取付位置に固定ボルト4を
植設しておき、該固定ボルト4が上記張板1aの穴1b
に貫挿して、コネクタ本体1の下端開口面を型枠3の表
面に合わせると共に、上記パイプ接続筒2を所望の配管
方向に向けてセットする。
されているので、これを型枠に取付るには、第2図に示
すように、型枠3のコネクタ取付位置に固定ボルト4を
植設しておき、該固定ボルト4が上記張板1aの穴1b
に貫挿して、コネクタ本体1の下端開口面を型枠3の表
面に合わせると共に、上記パイプ接続筒2を所望の配管
方向に向けてセットする。
続いて、上記穴1bから上方へ突出した固定用ボルト4
の先端部に止めナット5を螺着して、コネクタ本体1を
締付け固定する。
の先端部に止めナット5を螺着して、コネクタ本体1を
締付け固定する。
この状態で、上記接続口2aに電線管の端部を嵌着した
後、コンクリートを打設する。
後、コンクリートを打設する。
脱型に際しては、上記止めナット5をプラスチック等に
より構成しておけば、固定ボルト4を型枠3と共に強制
的に引抜くと、止ナット5のメネジが破壊して固定ボル
ト4を容易に引抜くことが出来る。
より構成しておけば、固定ボルト4を型枠3と共に強制
的に引抜くと、止ナット5のメネジが破壊して固定ボル
ト4を容易に引抜くことが出来る。
尚、上記型枠3が木製の場合には、張出部1cの穴に固
定釘を差込んで打付けてもよい。
定釘を差込んで打付けてもよい。
[考案の効果] 1)コネクタ本体の上部端板に穴を穿設した簡単な構造
であるので、安価に製造できるだけでなく、固定ボルト
により確実かつ安定してコネクタ本体を固定することが
できる。
であるので、安価に製造できるだけでなく、固定ボルト
により確実かつ安定してコネクタ本体を固定することが
できる。
2)固定ボルトを穴に極めて容易に挿通せしめることが
でき、迅速かつ簡単に固定することができる。
でき、迅速かつ簡単に固定することができる。
第1図は本考案のパイプエンドコネクタの一実施例を示
す斜視図、第2図は型枠へのセット状態を示す断面図で
ある。 1…コネクタ、1a…蓋板、1b…穴、1c…張出部、
2…パイプ接続筒、2a…接続口、3…型枠、4…固定
ボルト、5…止めナット。
す斜視図、第2図は型枠へのセット状態を示す断面図で
ある。 1…コネクタ、1a…蓋板、1b…穴、1c…張出部、
2…パイプ接続筒、2a…接続口、3…型枠、4…固定
ボルト、5…止めナット。
Claims (1)
- 【請求項1】下方が開口した筒状のコネクタ本体と、該
コネクタ本体の側部に斜め上に傾斜して一体的に形成さ
れ、そのパイプ接続口が上記コネクタ本体に連通したパ
イプ接続筒から構成され、上記コネクタ本体の上部端板
に、型枠に固定された固定ボルトを貫挿せしめてナット
により固定するための穴を穿設したことを特徴とするコ
ンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988104586U JPH0633111Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | コンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988104586U JPH0633111Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | コンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225642U JPH0225642U (ja) | 1990-02-20 |
JPH0633111Y2 true JPH0633111Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31336439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988104586U Expired - Lifetime JPH0633111Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | コンクリート壁・床用パイプエンドコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633111Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535851B2 (ja) * | 1976-09-13 | 1980-09-17 | ||
JPS606053B2 (ja) * | 1981-06-15 | 1985-02-15 | 日立電線株式会社 | ケ−ブル架橋処理装置 |
JPS6237010A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-18 | 未来工業株式会社 | デッキプレート上に埋設物を埋設する方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535851U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-07 | ||
JPS606053U (ja) * | 1983-06-25 | 1985-01-17 | 未来工業株式会社 | 電線管用の端末保護具をコンクリ−ト仮枠へ密接固定する固定具 |
JPH0645522Y2 (ja) * | 1987-01-08 | 1994-11-24 | 未来工業株式会社 | コンクリ−ト埋設物 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP1988104586U patent/JPH0633111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535851B2 (ja) * | 1976-09-13 | 1980-09-17 | ||
JPS606053B2 (ja) * | 1981-06-15 | 1985-02-15 | 日立電線株式会社 | ケ−ブル架橋処理装置 |
JPS6237010A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-18 | 未来工業株式会社 | デッキプレート上に埋設物を埋設する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225642U (ja) | 1990-02-20 |
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