JP2523019Y2 - 木製ブロックの敷設枠 - Google Patents
木製ブロックの敷設枠Info
- Publication number
- JP2523019Y2 JP2523019Y2 JP1992086939U JP8693992U JP2523019Y2 JP 2523019 Y2 JP2523019 Y2 JP 2523019Y2 JP 1992086939 U JP1992086939 U JP 1992086939U JP 8693992 U JP8693992 U JP 8693992U JP 2523019 Y2 JP2523019 Y2 JP 2523019Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wooden block
- fitted
- wooden
- frame
- peripheral wall
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は公園、歩道、玄関、床等
に使用する木製ブロックの敷設枠に関するものである。
に使用する木製ブロックの敷設枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来木製ブロックは通常杉や松、檜等の
小径木のように利用価値の少ないものを使用するのが大
半であり、此を一個毎に敷設したり、或はプラスチック
枠に嵌め込んでユニット形状になっている。
小径木のように利用価値の少ないものを使用するのが大
半であり、此を一個毎に敷設したり、或はプラスチック
枠に嵌め込んでユニット形状になっている。
【0003】
【従来技術の欠点】然し乍ら木製ブロックの一個毎の敷
設作業は施工性(接着性と施工スピード)の面から一般
化せず、特に屋外の場合は木製ブロックの耐久性を考慮
した場合、排水性を良くした施工が必要であり下地は砂
地業による透水施工が条件となり、ますます施工性が悪
くなる。
設作業は施工性(接着性と施工スピード)の面から一般
化せず、特に屋外の場合は木製ブロックの耐久性を考慮
した場合、排水性を良くした施工が必要であり下地は砂
地業による透水施工が条件となり、ますます施工性が悪
くなる。
【0004】又プラスチック枠に嵌め込む方式のものは
周壁に斜め下向きの弾力性のある矩形状の保持片を設
け、これに木製ブロックを嵌め込んでいるが、保持片と
木製ブロックの結合状態が悪いため木製ブロックは不用
意に外れたりする欠点がある。
周壁に斜め下向きの弾力性のある矩形状の保持片を設
け、これに木製ブロックを嵌め込んでいるが、保持片と
木製ブロックの結合状態が悪いため木製ブロックは不用
意に外れたりする欠点がある。
【0005】そのためプラスチック枠と木製ブロックを
ビス等により止めたり、或は木製ブロックの側面に保持
片が掛止する段部(段差)を設けたりしているが、ビス
止め作業が困難となり、大量の嵌め込み作業に適さなか
ったり、又段部の削り加工が面倒でコスト高になるばか
りか正確な寸法、加工が要求され、寸法が合わないとき
は表面的には体裁よく仕上がっていても段差と鍔片は掛
合しないままとなっているので不用意に抜けたり、カタ
カタ音などの不快音がでたりする虞がある。
ビス等により止めたり、或は木製ブロックの側面に保持
片が掛止する段部(段差)を設けたりしているが、ビス
止め作業が困難となり、大量の嵌め込み作業に適さなか
ったり、又段部の削り加工が面倒でコスト高になるばか
りか正確な寸法、加工が要求され、寸法が合わないとき
は表面的には体裁よく仕上がっていても段差と鍔片は掛
合しないままとなっているので不用意に抜けたり、カタ
カタ音などの不快音がでたりする虞がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの欠点
を解消すべく開発されたもので、木製ブロックとプラス
チック枠との嵌め込み作業の簡便化と共に緊密化を計
り、敷設後は揺動音のない快適で、且つ耐久性に富んだ
歩道等を提供しようとするものである。
を解消すべく開発されたもので、木製ブロックとプラス
チック枠との嵌め込み作業の簡便化と共に緊密化を計
り、敷設後は揺動音のない快適で、且つ耐久性に富んだ
歩道等を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本案を図示の実施例によ
り詳記すると、底部1は格子状になっていて内部の水を
透過する機能を備えたプラスチック製の枠本体2は、平
面正方形の木製ブロック3を固定する固定区画4、4を
列設して構成され、各固定区画4、4の各周壁5内側の
各辺の中央部或はコーナ部分等の所要位置には底部1か
ら内周壁5の中間部までの開口部6に連続していて下端
が開口部6に開いている切込溝7、7…を設け、該切込
溝7、7…の下端縁内側には内方斜め下向きの勾配を設
けた棘状の剌入突起8を設けて嵌入する木製ブロック3
の側壁面3’に刺入自在とすると共に、互いの固定区画
4、4間の境界位置における枠本体2の一側面下部の所
要位置には先端にフック9を有する連結杆10、10を
突設し、枠本体2の他側面から底部1には前記連結杆1
0、10が挿入する挿入溝11と前記フック9が掛止す
る掛止口12を設けてなるものである。
り詳記すると、底部1は格子状になっていて内部の水を
透過する機能を備えたプラスチック製の枠本体2は、平
面正方形の木製ブロック3を固定する固定区画4、4を
列設して構成され、各固定区画4、4の各周壁5内側の
各辺の中央部或はコーナ部分等の所要位置には底部1か
ら内周壁5の中間部までの開口部6に連続していて下端
が開口部6に開いている切込溝7、7…を設け、該切込
溝7、7…の下端縁内側には内方斜め下向きの勾配を設
けた棘状の剌入突起8を設けて嵌入する木製ブロック3
の側壁面3’に刺入自在とすると共に、互いの固定区画
4、4間の境界位置における枠本体2の一側面下部の所
要位置には先端にフック9を有する連結杆10、10を
突設し、枠本体2の他側面から底部1には前記連結杆1
0、10が挿入する挿入溝11と前記フック9が掛止す
る掛止口12を設けてなるものである。
【0008】図中13は連結杆10、10間の下部に配
置した受板、14は釘等を挿通する止め孔で、15は底
部1に設けた補助穴で、木製ブロック3を止めるための
ビス等を挿通したり、地盤等と枠本体を2を固定するた
めの固定釘等を挿通するためのものであり、る。
置した受板、14は釘等を挿通する止め孔で、15は底
部1に設けた補助穴で、木製ブロック3を止めるための
ビス等を挿通したり、地盤等と枠本体を2を固定するた
めの固定釘等を挿通するためのものであり、る。
【0009】固定区画4、4間における境界における周
壁4の厚さは、枠本体2の外回りの周壁4の厚さの約2
倍になっており、境界の切込溝7位置の厚さは互いに齟
齬して外回り周壁4の厚さになっており、当該木製ブロ
ック3の接当面側に剌入突起8が設けてある。
壁4の厚さは、枠本体2の外回りの周壁4の厚さの約2
倍になっており、境界の切込溝7位置の厚さは互いに齟
齬して外回り周壁4の厚さになっており、当該木製ブロ
ック3の接当面側に剌入突起8が設けてある。
【0010】
【考案の作用】本案は以上の如く具現されるもので、こ
れを使用するには先ず、木製ブロック3を刺入突起8の
抵抗に抗して一個宛固定区画4内に押圧して嵌合する
が、この際刺入突起8は木製ブロック3の側面に刺入す
るものもあるが、刺入しない切込溝7、7位置の周壁5
は弾力によって外側に押しだされるようになる。
れを使用するには先ず、木製ブロック3を刺入突起8の
抵抗に抗して一個宛固定区画4内に押圧して嵌合する
が、この際刺入突起8は木製ブロック3の側面に刺入す
るものもあるが、刺入しない切込溝7、7位置の周壁5
は弾力によって外側に押しだされるようになる。
【0011】木製ブロック3を固定区画4に嵌合後、剌
入突起8の刺入していない部分の周壁5は外側から刺入
突起8部分を押圧して木製ブロック3の側面に刺入突起
を剌入する。
入突起8の刺入していない部分の周壁5は外側から刺入
突起8部分を押圧して木製ブロック3の側面に刺入突起
を剌入する。
【0012】木製ブロック3に刺入していない刺入突起
8は殊に押圧作業をしなくとも、次段固定区画4への木
製ブロック3の嵌合作業に際し自然に押圧されて剌入す
る。
8は殊に押圧作業をしなくとも、次段固定区画4への木
製ブロック3の嵌合作業に際し自然に押圧されて剌入す
る。
【0013】地面、床等に敷設するには止め孔14にビ
ス、釘等を挿通して固定し、枠本体2、2相互は連結
は、連結杆10、10を他方の枠本体2の挿入溝11内
に挿入し、フック9を掛止口12に掛止させて行う。
ス、釘等を挿通して固定し、枠本体2、2相互は連結
は、連結杆10、10を他方の枠本体2の挿入溝11内
に挿入し、フック9を掛止口12に掛止させて行う。
【0014】尚補助穴15は必要に応じて木製ブロック
3と枠本体を固定するためのビスを挿通したり、或は床
等と枠本体2を固定するための固体釘等を挿通するもの
であり此の場合は木製ブロック3は後から嵌め込む。
3と枠本体を固定するためのビスを挿通したり、或は床
等と枠本体2を固定するための固体釘等を挿通するもの
であり此の場合は木製ブロック3は後から嵌め込む。
【0015】これらの作業手順は施工場所、材料などの
諸条件により変化させることができる。
諸条件により変化させることができる。
【0016】尚地面、床等への固定作業、或は枠本体1
相互の連結作業は別途図示しないU字状等の金具を用意
して固定、連結しても良い。
相互の連結作業は別途図示しないU字状等の金具を用意
して固定、連結しても良い。
【0017】
【考案の効果】本案は叙上の如く、底部が格子状になっ
ていて透水自在な枠本体は、木製ブロックを固定する固
定区画を列設して構成され、各固定区画の各周壁の所要
位置には下端が開いている切込溝を設け、該切込溝の下
端縁の内側に内方斜め下向きの勾配を設けた棘状の刺入
突起を設けて嵌入する木製ブロックの側壁面に刺入自在
としてあるので、固定区画に木製ブロックを剌入突起の
抵抗に抗して押圧するのみの簡単な作業でスムーズに嵌
合することができ、而も剌入突起は木製ブロックの側壁
面に刺入していて固定区画内に確実に固定され、揺動音
等の不快音を出すことがなく快適である。
ていて透水自在な枠本体は、木製ブロックを固定する固
定区画を列設して構成され、各固定区画の各周壁の所要
位置には下端が開いている切込溝を設け、該切込溝の下
端縁の内側に内方斜め下向きの勾配を設けた棘状の刺入
突起を設けて嵌入する木製ブロックの側壁面に刺入自在
としてあるので、固定区画に木製ブロックを剌入突起の
抵抗に抗して押圧するのみの簡単な作業でスムーズに嵌
合することができ、而も剌入突起は木製ブロックの側壁
面に刺入していて固定区画内に確実に固定され、揺動音
等の不快音を出すことがなく快適である。
【0018】本考案に使用する木製ブロックは段差等を
加工する必要がないので加工作業の簡略化ができ安価に
提供できる。
加工する必要がないので加工作業の簡略化ができ安価に
提供できる。
【0019】木製ブロックの嵌め込みに際し剌入突起と
の抵抗の大きいとき該突起部分の周壁の下端縁は外側に
逃げるので剌入突起は欠けたりすることなく、又枠本体
の周壁の押圧力によって部分的に刺入し、その後手動或
は次段木製ブロックの嵌め込み作業による押圧力によっ
て確実に当該木製ブロックに刺入され、緊密に嵌合され
て木製ブロックの嵌め込み後は不快音などを発すること
がない。
の抵抗の大きいとき該突起部分の周壁の下端縁は外側に
逃げるので剌入突起は欠けたりすることなく、又枠本体
の周壁の押圧力によって部分的に刺入し、その後手動或
は次段木製ブロックの嵌め込み作業による押圧力によっ
て確実に当該木製ブロックに刺入され、緊密に嵌合され
て木製ブロックの嵌め込み後は不快音などを発すること
がない。
【図1】本考案敷設枠の斜視図。
【図2】本考案敷設枠に木製ブロックを嵌着した状態の
断面図。
断面図。
【図3】本考案敷設枠相互の連結部分の斜視説明図。
1は底部 2は枠本体 3は木製ブロック 4は固定区画 5は周壁 6は開口部 7は切込溝 8は剌入突起
Claims (1)
- 【請求項1】 底部が格子状になっていて透水自在な枠
本体は、木製ブロックを固定する固定区画を列設して構
成され、各固定区画の各周壁の所要位置には下端が開い
ている切込溝を設け、該切込溝の下端縁の内側に内方斜
め下向きの勾配を設けた棘状の刺入突起を設けて嵌入す
る木製ブロックの側壁面に刺入自在とした木製ブロック
の敷設枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086939U JP2523019Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 木製ブロックの敷設枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086939U JP2523019Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 木製ブロックの敷設枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646004U JPH0646004U (ja) | 1994-06-24 |
JP2523019Y2 true JP2523019Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=13900844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992086939U Expired - Fee Related JP2523019Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 木製ブロックの敷設枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523019Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647801B2 (ja) * | 1989-07-25 | 1994-06-22 | 功生 林 | 木レンガの敷設枠 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP1992086939U patent/JP2523019Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646004U (ja) | 1994-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |