JPS6040742Y2 - 金属屋根材の固定構造 - Google Patents

金属屋根材の固定構造

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Publication number
JPS6040742Y2
JPS6040742Y2 JP14760680U JP14760680U JPS6040742Y2 JP S6040742 Y2 JPS6040742 Y2 JP S6040742Y2 JP 14760680 U JP14760680 U JP 14760680U JP 14760680 U JP14760680 U JP 14760680U JP S6040742 Y2 JPS6040742 Y2 JP S6040742Y2
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JP
Japan
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nail
synthetic resin
resin layer
soft synthetic
metal roofing
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Expired
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JP14760680U
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JPS5768829U (ja
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光彦 赤沼
督司 木村
宝一 佐藤
孝志 徳重
睦彦 神谷
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吊子を用いない金属屋根材の固定構造に関する
ものであって、更に詳しくは全外周面が軟質合成樹脂層
1で被覆される金属板2の前端部を下方に折り返してコ
字状の前部引掛部3とするとともに金属板2の後端部を
上方に折り返してコ字状の後部引掛部4とする金属屋根
材Aを形威し、後部引掛部4の下横片4aの基部に釘孔
5を穿設し、この釘孔5を上記軟質合成樹脂層1に連続
する充填軟質合成樹脂13で閉塞し、金属屋根材Aの前
部引掛部3の下横片3aを切欠いて上記釘頭8aの当た
りを防ぐための釘頭逃がし部10を形威し、この釘頭逃
がし部10の内周縁にも軟質合成樹脂層11を被覆して
戒る金属屋根材の固定構造に係るものである。
従来の金属屋根材の固定構造にあっては、第1図に示す
ように雨仕舞のために金属屋根材A′を吊子12を介し
て釘8′固定してから後部引掛部4′に前部引掛部3′
を引掛けるようにしていたので、吊子の分だけ部品点数
が増して耐量が多くなり、また屋根葺き作業も面倒なも
のとなっていた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは吊子を用いずに金属屋根材を直に釘
打ちして屋根葺きしても雨仕舞が為され、しかも妨錆も
行なうことができる金属屋根材の固定構造を提供するこ
とにある。
以下、本考案を第2図乃至第4図図示の実施例に基づい
て詳述する。
2は金属屋根材Aの芯材となる金属板であって、金属板
2の前端部を下方に折り返してコ字状の前部引掛部3と
するとともに金属板2の後端部を上方に折り返してコ字
状の後部引掛部4とし、後部引掛部4の下横片4aの基
部には釘孔5を穿設しである。
金属板2の全外周面には軟質合成樹脂層1を被覆してあ
り、釘孔5内の周面には周面軟質合成樹脂層6を被覆す
るとともに釘孔5内には薄肉の充填軟質合成樹脂13を
充填しである。
8は金属屋根材Aを屋根下地材7に固定するための釘で
あって、釘8の釘頭8a下面や針部8bにはシール材9
を塗布しである。
そして釘8を金属屋根材Aに打ちつけた状態では、第4
図に示すようにシール材9が軟質合成樹脂層1や周面軟
質脅威樹脂層6と水密的に密着し、また釘8の針部8b
に充填軟質合成樹脂13が密着することとなる。
金属屋根材Aの前部引掛部3の下横片3aには釘8の釘
頭8aの当たりを妨ぐための釘頭逃がし部10が切欠か
れて形成されており、この釘頭逃がし部10内の切欠き
面には切欠き面軟質合戒樹脂層11が被覆されである。
したがって一方の金属屋根材Aの後部引掛部4に他方の
金属屋根材Aの前部引掛部3を引掛けても前部引掛部3
の下横片3aが釘頭8aに当たることがなく後部引掛部
4のコーナ部14まで挿入することができ、釘頭8aは
釘頭逃がし部10内に収められるものである。
本考案は叙述のように金属屋根材の後部引掛部の下横片
の基部に釘孔を穿設し、この釘孔に釘を打ちつけること
ができるようにしたので、吊子を用いる必要がなく吊子
の分だけ部品点数が減って材量が少なくできるとともに
金属屋根材の屋根葺き作業の能率が向上し、しかも金属
板の外周面に軟質合成樹脂層を被覆して形成される金属
屋根材の釘孔内の周面に周面軟質脅威樹脂層を被覆し、
金属屋根材を屋根下地材に固定する釘の釘頭下面や針部
分に、上記釘孔を水密的に閉塞するためのシール材を塗
布したので、釘を金属屋根材に打ちつけた状態ではシー
ル材が軟質合成樹脂層や周面軟質合成樹脂層と密着して
雨仕舞が行なわれて釘孔から雨水が浸入してくることが
なく、また金属屋根の前部引掛部の下横片を切欠いて上
記釘頭の当りを妨ぐための釘頭逃がし部を形成したので
金属屋根同志を接合する場合に前部引掛部の下横片が釘
頭に当たることなく釘頭を釘頭逃がし部内に収めた状態
で後部引掛部内に挿入することができ、更に釘頭逃がし
部内の切欠き面に切欠き面軟質合戒樹脂層を被覆したの
で、金属屋根材の金属材に錆が発生することがなく、こ
の結果金属屋根材に直に釘打ちして屋根葺きしても雨仕
舞が為され、しかも妨錆も行なうことができるという効
果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の実施例の分
解斜視図、第3図a、 bは同上の金属屋根材および釘
の断面図、第4図は同上の断面図であって、Aは金属屋
根材、1は軟質合成樹脂層、2は金属板、3は前部引掛
部、3aは下横片、4は後部引掛部、4aは下横片、5
は釘孔、6は周面軟質合成樹脂層、7は屋根下地材、8
は釘、8aは釘頭、8bは針部、9はシール材、10は
釘頭逃がし部、11は切欠き面軟質合戊樹脂層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全外周面が軟質合成樹脂層で被覆される金属板の前端部
    を下方に折り返してコ字状の前部引掛部とするとともに
    金属板の後端部を上方に折り返してコ字状の後部引掛部
    とする金属屋根材を形威し、後部引掛部の下横片の基部
    に釘孔を穿設し、この釘孔を上記軟質合成樹脂層に連続
    する軟質合成樹脂膜で閉塞し、金属屋根材の前部引掛部
    の下横片を切欠いて上記釘頭の当たりを防ぐための釘頭
    逃がし部を形威し、この釘頭逃がし部の内周縁にも軟質
    合成樹脂層を被覆して成る金属屋根材の固定構造。
JP14760680U 1980-10-15 1980-10-15 金属屋根材の固定構造 Expired JPS6040742Y2 (ja)

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JPS5768829U JPS5768829U (ja) 1982-04-24
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