JP2005269989A - 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具 - Google Patents

釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005269989A
JP2005269989A JP2004088342A JP2004088342A JP2005269989A JP 2005269989 A JP2005269989 A JP 2005269989A JP 2004088342 A JP2004088342 A JP 2004088342A JP 2004088342 A JP2004088342 A JP 2004088342A JP 2005269989 A JP2005269989 A JP 2005269989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
handle
grip body
rear end
fishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004088342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4436167B2 (ja
Inventor
Kazuma Taniguchi
一真 谷口
Masahiko Matsumoto
聖比古 松本
Yasuo Hosomi
康雄 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2004088342A priority Critical patent/JP4436167B2/ja
Publication of JP2005269989A publication Critical patent/JP2005269989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4436167B2 publication Critical patent/JP4436167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】グリップの所期の機能が損なわれた場合にこれを簡単に修復することができると共に、資源保護及びゴミ削減に資する釣具用グリップ構造の提供。
【解決手段】このグリップ13は、撒き餌用柄杓10に適用される。グリップ13は、柄部11の後端部に嵌め込まれたグリップ本体15と、柄部11に設けられたグリップリング16と、柄部11の後端にねじ込まれる尻栓17とを有する。グリップリング16は、爪25、26を有する。この爪25、26は、グリップ本体15の前面27に突き刺さり、グリップ本体15の位置決めをする。尻栓17は、グリップリング16と協働してグリップ本体15を挟持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、釣竿、タモの柄、撒き餌用柄杓、撒き餌ミキサー等の釣具に採用されるグリップの構造に関するものである。
釣竿、タモの柄、撒き餌用柄杓、撒き餌ミキサー等の釣具は、釣人が把持し操作するものである。したがって、釣人にとって釣具の握りやすさは、当該釣具の使い勝手に大きな影響を与えるものであり、そのため、一般に釣具にはグリップが設けられており、その形状も種々考案されている(例えば、非特許文献1参照)。
株式会社シマノ 2004 Fishing Tackle Catalogue(第45頁〜第50頁、第67頁〜第74頁、第81頁〜第96頁、第200頁〜第201頁)
グリップは、釣人によって常に把持される部分であるから、他の部分に比べて経年劣化が著しい。例えば、特に撒き餌用柄杓では、グリップが変形したり、損傷を受けたりすることが多いが、その場合には、当該撒き餌用柄杓の釣具としての機能が損なわれる。そのため、釣人は、グリップに補強テープを巻き付ける等の修繕を施すか、あるいはこの撒き餌用柄杓を廃棄せざるを得なかった。
しかし、修繕された釣具では釣具としての所期の機能が達成されない場合も多く、また、グリップ等の破損のみを理由に当該釣具を廃棄することは、資源保護、ゴミ問題の観点から好ましいことではない。
そこで、本発明の目的は、グリップの所期の機能が損なわれた場合にこれを簡単に修復することができると共に、資源保護及びゴミ削減に資する釣具用グリップ構造を提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係る釣具用グリップ構造は、発泡樹脂、コルク又はゴムからなるグリップ本体が釣具の所定部に外嵌され、釣具に設けられた位置決め部材がグリップ本体に連結されることによって当該グリップ本体の位置決めがなされ、且つ位置決め部材と協働してグリップ本体を当該釣具に固定する固定部材が当該釣具に着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
この構成によれば、釣具に嵌め込まれたグリップ本体は、位置決め部材によって位置決めされる。これにより、グリップ本体は釣具に対して予められた位置に正確に配置されると共に、釣具に対するグリップ本体の回転が防止される。また、グリップ本体は、上記位置決め部材と固定部材とによって、当該釣具に固定される。したがって、釣人は、グリップ本体を把持して当該釣具を操作することができる。固定部材が釣具から取り外されることによって、グリップ本体と釣具との固定が解除される。これにより、グリップ本体は、釣具から取り外される。
上記位置決め部材は、複数の刺針が備えられているのが好ましい。この場合、当該刺針は、グリップ本体に刺し込まれる。また、上記固定部材は、上記釣具に螺合されているのが好ましい。
この構成では、グリップ本体が位置決め部材によって規定される所定位置に配置されたときは、刺針がグリップ本体に刺し込まれる。したがって、グリップ本体の位置決めが容易且つ確実に行われる。また、固定部材が上記釣具に螺合されることによって、固定部材の着脱作業がきわめて簡単である。
(2) 上記目的が達成されるため、本発明に係る撒き餌用柄杓は、細長棒状の柄部と、柄部の先端に設けられたカップと、柄部の後端部に設けられたグリップとを有し、当該グリップは、発泡樹脂、コルク、又はゴムからなり、柄部の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、柄部に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、柄部の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えたことを特徴とするものである。
この構成によれば、グリップ本体は、柄部の後端部に嵌め込まれる。この場合、柄部は、長手方向にスライドしながらグリップ本体の内部に収容される。柄部に設けられた位置決め部材は、当該柄部に嵌め込まれたグリップ本体の先端部と係合する。これにより、グリップ本体は、柄部に位置決めされる。したがって、グリップ本体は柄部に対して予められた位置に正確に配置されると共に、柄部に対するグリップ本体の回転が防止される。また、固定部材が柄部の後端に取り付けられることによって、グリップ本体は、固定部材と上記位置決め部材とによって、当該柄部に固定される。したがって、釣人は、グリップ本体を把持して当該撒き餌用柄杓を操作することができる。固定部材が柄部から取り外されることによって、グリップ本体は、柄部から抜き取られる。
上記位置決め部材は、複数の刺針が備えられているのが好ましい。この場合、当該刺針は、グリップ本体の先端部に刺し込まれる。また、上記固定部材は、上記柄部の後端に螺合されているのが好ましい。
この構成では、グリップ本体が柄部に嵌め込まれ、位置決め部材によって規定される所定位置に配置されたときは、刺針がグリップ本体に刺し込まれる。したがって、グリップ本体の位置決めが容易且つ確実に行われる。また、固定部材が上記柄部に螺合されることによって、固定部材の着脱作業がきわめて簡単である。
(3) 上記目的が達成されるため、本発明に係る釣竿は、釣竿本体と、釣竿本体の後端部に設けられたグリップとを有し、当該グリップは、発泡樹脂、コルク又はゴムからなり、釣竿本体の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、釣竿本体に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、釣竿本体の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えたことを特徴とするものである。
この構成によれば、グリップ本体は、釣竿本体の後端部に嵌め込まれる。この場合、釣竿本体は、長手方向にスライドしながらグリップ本体の内部に収容される。釣竿本体に設けられた位置決め部材は、当該釣竿本体に嵌め込まれたグリップ本体の先端部と係合する。これにより、グリップ本体は、釣竿本体に位置決めされる。したがって、グリップ本体は釣竿本体に対して予められた位置に正確に配置されると共に、釣竿本体に対するグリップ本体の回転が防止される。また、固定部材が釣竿本体の後端に取り付けられることによって、グリップ本体は、固定部材と上記位置決め部材とによって、当該釣竿本体に固定される。したがって、釣人は、グリップ本体を把持して当該釣竿を操作することができる。固定部材が釣竿本体から取り外されることによって、グリップ本体は、釣竿本体から抜き取られる。
上記位置決め部材は、複数の刺針が備えられているのが好ましい。この場合、当該刺針がグリップ本体の先端部に差し込まれる。上記固定部材は、上記釣竿本体の後端に螺合された尻栓によって構成されるのが好ましい。
この構成では、グリップ本体が釣竿本体に嵌め込まれ、位置決め部材によって規定される所定位置に配置されたときは、刺針がグリップ本体に刺し込まれる。したがって、グリップ本体の位置決めが容易且つ確実に行われる。また、釣竿本体に設けられる尻栓が固定部材を兼ねるから、固定部材を別部材として特に設ける必要はない。しかも、尻栓は、釣竿本体に螺合されるから、尻栓、すなわち固定部材の着脱作業がきわめて簡単である。
(4) 上記目的が達成されるため、本発明に係るタモの柄は、柄本体と、柄本体の後端部に設けられたグリップとを有し、当該グリップは、発泡樹脂、コルク又はゴムからなり、柄本体の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、柄本体に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、柄本体の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えたことを特徴とするものである。
この構成によれば、グリップ本体は、柄本体の後端部に嵌め込まれる。この場合、柄本体は、長手方向にスライドしながらグリップ本体の内部に収容される。柄本体に設けられた位置決め部材は、当該柄本体に嵌め込まれたグリップ本体の先端部と係合する。これにより、グリップ本体は、柄本体に位置決めされる。したがって、グリップ本体は柄本体に対して予められた位置に正確に配置されると共に、柄本体に対するグリップ本体の回転が防止される。また、固定部材が柄本体の後端に取り付けられることによって、グリップ本体は、固定部材と上記位置決め部材とによって、当該柄本体に固定される。したがって、釣人は、グリップ本体を把持して当該タモの柄を操作することができる。固定部材が柄本体から取り外されることによって、グリップ本体は、柄本体から抜き取られる。
上記位置決め部材は、複数の刺針が備えられているのが好ましい。この場合、当該刺針がグリップ本体の先端部に差し込まれる。上記固定部材は、上記柄本体の後端に螺合された尻栓によって構成されるのが好ましい。
この構成では、グリップ本体が柄本体に嵌め込まれ、位置決め部材によって規定される所定位置に配置されたときは、刺針がグリップ本体に刺し込まれる。したがって、グリップ本体の位置決めが容易且つ確実に行われる。また、柄本体に設けられる尻栓が固定部材を兼ねるから、固定部材を別部材として特に設ける必要はない。しかも、尻栓は、柄本体に螺合されるから、尻栓、すなわち固定部材の着脱作業がきわめて簡単である。
本発明によれば、グリップ本体は釣具から取り外されるようになっているため、釣人は、グリップ本体が劣化した場合に、グリップ本体を釣具から取り外し、新品と交換することができる。換言すれば、釣人は、グリップ本体の所期の機能が損なわれた場合にこれを簡単に修復することができる。また、釣人は、仕様の異なる複数のグリップ本体を備えておけば、グリップ本体を交換することによって、自己の所望する握り心地のグリップを構成することができる。さらに、グリップ本体が損傷を受けた場合には、当該グリップ本体のみが廃棄されるので、本発明は、資源保護及びゴミ削減に資することになる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓の正面図である。
この撒き餌用柄杓10は、釣人が撒き餌を海中等に投入するために使用されるものであって、柄部11と、カップ12とグリップ13とを有する。柄部11は、細長円筒状に形成されている。柄部11は、例えば繊維強化樹脂や金属により構成される。本実施形態では、柄部11にテーパが形成されているが、柄部11は真直な筒状に形成されていてもよい。柄部11の後端部の内壁面には、後述される雌ねじ部14(図2参照)が形成されている。また、カップ12は、柄部11の先端部に固定されている。カップ12の材質及び形状は特に限定されるものではないが、釣人が撒き餌を収容しやすく、且つ当該撒き餌がカップ12から容易に離れることができるように、カップ12の内壁面形状が設定され、材料が選定されている。
図2及び図3は、撒き餌用柄杓10の後端部の拡大分解斜視図である。
グリップ13は、グリップ本体15と、グリップリング16(位置決め部材)と、尻栓17(固定部材)とを備えている。
グリップ本体15は、円筒状に形成されている。グリップ本体15は、釣人が把持する部分である。釣人がグリップ本体15を握った際に手が滑らないように、また握り心地が良いように、グリップ本体15の外周面18には、溝19が形成されている。もっとも、この溝19は省略されていてもよい。
グリップ本体15の外形形状は、円筒状に限定されるものではなく、撒き餌用柄杓10の仕様(例えばコントロール性、遠投性等)に応じて好適な形状に形成され得る。また、本実施形態では、グリップ本体15は、発泡倍率が1〜10倍のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、クロロスルホン化ポリエチレン等から構成されている。グリップ本体15の材質は、これに限定されるものではなく、他の発泡樹脂(典型的には発泡ウレタン)、コルク、ゴム等が採用され得る。
図2が示すように、グリップ本体15の内径寸法は、柄部11の後端部の外径寸法に対応されている。したがって、柄部11は、長手方向に沿って隙間無くグリップ本体15に挿入されている。柄部11は、図3が示すように、その後端20がグリップ本体15の後端21と同一平面上に配置されるまで挿入される。前述のように、柄部11の後端部の内壁面には雌ねじ14が形成されている。したがって、柄部11にグリップ本体15が嵌め込まれると、この雌ねじ14が露出する。
グリップリング16は、樹脂、金属等により構成されており、その外形形状は、図2が示すように略錐体を呈する。具体的には、グリップリング16は、小径頂部22と大径底部23とを有し、小径頂部22と大径底部23とが滑らかな曲面で連続されている。グリップリング16の中央には、軸方向に沿って貫通孔が設けられている。この貫通孔の内径寸法は上記柄部11の外径寸法に対応されており、グリップリング16は、柄部11に隙間無く嵌め込まれている。グリップリング16は、柄部11の後端部所定位置に、例えば接着剤等により固着されている。
上記大径底部23の底面24には、爪25、26(刺針)が立設されている。これら爪25、26は、グリップリング16と一体的に形成されており、グリップリング16の軸方向に沿って(すなわち柄部11の長手方向に沿って)後方へ突出している。本実施形態では、爪25及び爪26は、それぞれ一対設けられており、一対の爪25は、グリップリング16の中心に対して対称に配置されている。また、一対の爪26もグリップリング16の中心に対して対称に配置されているが、爪25に対して90°(degree)ずれた位置に配置されている。なお、爪25、26の数量については、何ら限定されるものではない。
これら各爪25、26は、同一の形状であって楔形に形成されている。爪25、26の形状は楔形に限定されるものではないが、鋭利な形状に形成されるのが好ましい。グリップ本体15が柄部11に嵌め込まれると、グリップ本体15の前面27(先端部)に爪25、26が相対的に押し付けられる。本実施形態では、グリップ本体15は、上記材料から構成されているので、爪25、26は、グリップ本体15の前面27に突き刺さり、且つ当該前面27は、グリップリング16の底面24に当接する。これにより、グリップ本体15は、柄部11の所定位置に正確に配置され、且つ柄部11に対して相対的に回転することが防止される。つまり、グリップ本体15は、柄部11に対して位置決めされる。
尻栓17は、金属により構成されている。尻栓17は、小径部28及び大径部29と、リング30とを備えている。小径部28は、円柱状に形成されており、その外径寸法は、柄部11の後端部の内径寸法に対応されている。この小径部28の外周面には雄ねじ31が形成されており、これにより小径部28は、柄部11の後端部に螺合することができる(図3参照)。つまり、尻栓17は、柄部11にねじ込まれるようになっている。
大径部29は、小径部28の後端に一体的に形成されており、その周面には、ローレット32が形成されている。大径部29の外径寸法は、グリップ本体15の外径寸法に対応されており、したがって、尻栓17が柄部11にねじ込まれたときは、大径部29の外周面は、グリップ本体15の外周面と滑らかに連続する。大径部29は、釣人が尻栓17を柄部11にねじ込む際に手で把持する部分である。大径部29にローレット32が設けられていることにより、釣人は、尻栓17を確実に柄部11にねじ込むことができる。
尻栓17が柄部11にねじ込まれると、大径部29がグリップ本体15の後端21に当接し、グリップ本体15は、グリップリング16と尻栓17との間に挟み込まれる。すなわち、グリップリング16と尻栓17とが協働してグリップ本体15を挟持固定する。これにより、グリップ本体15は、柄部11の後端部に確実に固定される。
また、図3が示すように、大径部29にはリング取付部33が突設されている。リング取付部33は、円柱状に形成されており、大径部29と一体的に形成されている。このリング取付部33には、径方向に沿って貫通孔が設けられており、この貫通孔に上記リング30が挿通されている。このリング30は、金属又は樹脂により構成され、紐等が連結されるようになっている。
この撒き餌用柄杓10では、グリップ本体15が柄部11に嵌め込まれ、柄部11に設けられたグリップリング16によってグリップ本体15の位置決めがなされると共に尻栓17とグリップリング16とが協働してグリップ本体15を固定する構造が採用されている。しかも、尻栓17は、柄部11にねじ込まれているので、釣人は、所要時に尻栓17を簡単に取り外すことができる。尻栓17が柄部11から取り外されることによって、グリップ本体15は、柄部11に対して後方へスライドすることができ、簡単に柄部11から抜き取られる。
したがって、釣人は、グリップ本体15が劣化した場合等に、撒き餌用柄杓10を廃棄することなく、グリップ本体15のみを新品と交換することができる。また、釣人は、仕様の異なる複数のグリップ本体を備えておけば、グリップ本体を交換することによって、自己の所望する握り心地のグリップを構成することができる。
特に、本実施形態では、上記グリップリング41は、爪25、26を備えているので、これら爪25、26がグリップ本体15に突き刺さることによって、グリップ本体15の位置決めがきわめて容易に且つ確実に行われるという利点がある。また、グリップ本体15を柄部11に固定するための尻栓17は、柄部11に螺合する構造が採用されているので、尻栓17の着脱作業もきわめて簡単であるという利点もある。
図4は、本実施形態の変形例に係る撒き餌用柄杓40の要部拡大分解斜視図である。同図では、グリップリング41とグリップ本体42との連結部分が図示されている。
本変形例に係る撒き餌用柄杓40が上記撒き餌用柄杓10と異なるところは、上記撒き餌用柄杓10は楔形の爪25、26を有し、これら爪25、26がグリップ本体15に突き刺さるようになっていたのに対し(図2参照)、本変形例に係る撒き餌用柄杓40では、グリップリング41の底面24にが係止ピン43が突設されており、この係止ピン43がグリップ本体15の前面27に設けられた係合孔44に嵌め込まれるようになっている点である。なお、その他の構成については、上記撒き餌用柄杓10と同様である。
本変形例では、上記係止ピン43が上記係合孔44に嵌め込まれることによって、グリップ本体42が位置決めされる。本変形例では、係止ピン43は2本設けられ、これに対応して上記係合孔44も2つ設けられているが、係止ピン43及び係合孔44の数量は、特に限定されるものではない。なお、本実施形態及び変形例では、上記爪25、26又は係止ピン43によって上記グリップ本体15、42の柄部11に対する回転規制が行われるが、これら爪25、26及び係止ピン43に代えて、他の回転規制手段が採用されてもよいことは勿論である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明される。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る釣竿の正面図である。この釣竿50は、磯釣用として構成されている。もっとも、本発明は、磯釣用の釣竿にのみ適用されるものではなく、広く釣竿一般に適用され得るものである。
釣竿50は、細長円筒状に形成された「節」と称される部材を複数備えている。この釣竿50は、第1番節51〜第5番節55を有する。各節51〜55は釣竿本体を構成し、これらは、振出式に組み立てられている。第5番節55には、釣用リールが装着されるリールシート部56が設けられている。また、この釣竿50は中通しタイプであり、釣用リールから繰り出される釣糸は、釣糸導入部57から釣竿50の内部に挿通されるようになっている。なお、この釣竿50では、第4番節54が第5番節55に対して伸縮するズーム機構が搭載されている。もっともこのズーム機構は任意的なものであって、当該機構は省略される場合もある。
図6は、釣竿50の後端部の拡大分解斜視図である。
釣竿50の第5番節55の後端部にはグリップ58が設けられている。グリップ58は、グリップ本体59と、グリップリング60(位置決め部材)と、尻栓61(固定部材)とを備えている。
グリップ本体59は、円筒状に形成されている。グリップ本体59は、釣人が把持する部分である。本実施形態では、グリップ本体59の外周面は一様な曲面に形成されているが、釣人がグリップ本体59を握った際に手が滑らないように、また握り心地が良いように、グリップ本体59の外周面62にローレットや溝が形成されていてもよい。なお、グリップ本体59の外形形状は、釣人にとって把持しやすいものであれば、他の形状が採用され得る。
本実施形態では、グリップ本体59は、発泡倍率が1〜10倍のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、クロロスルホン化ポリエチレン等からから構成されている。グリップ本体59の材質は、これに限定されるものではなく、他の発泡樹脂(典型的には発泡ウレタン)、コルク、ゴム等が採用され得る。
同図が示すように、グリップ本体59の内径寸法は、第5番節55の後端部の外径寸法に対応されている。したがって、第5番節55は、長手方向に沿って隙間無くグリップ本体59に挿入されている。第5番節55は、その後端63がグリップ本体59の後端と同一平面上に配置されるまで挿入される。第5番節55の後端部の内壁面には雌ねじ64が形成されている。したがって、第5番節55にグリップ本体59が嵌め込まれると、この雌ねじ64が露出することになる。
グリップ本体59の前面69(先端部)には、一対の係合孔70が設けられている。この係合孔70は、グリップ本体59の中心に対して対称に配置されている。これら係合孔70は、後に詳述されるように、係止ピン68が嵌め込まれるようになっている。
グリップリング60は、樹脂、金属等により構成されており、その外形形状は、同図が示すように略錐体を呈する。具体的には、グリップリング60は、小径頂部65と大径底部66とを有し、両者が連続するようにテーパが形成されている。グリップリング60の中央には、軸方向に沿って貫通孔が設けられている。この貫通孔の内径寸法は上記第5番節55の外径寸法に対応されており、グリップリング60は、第5番節55に隙間無く嵌め込まれている。グリップリング60は、第5番節55の後端部所定位置に、例えば接着剤等により固着されている。
上記大径底部66の底面67には、一対の係止ピン68(刺針)が立設されている。これら係止ピン68は、グリップリング60と一体的に形成されており、グリップリング60の軸方向に沿って(すなわち第5番節55の長手方向に沿って)後方へ突出している。本実施形態では、係止ピン68は、グリップリング60の中心に対して対称に配置されている。各係止ピン68の外径寸法は、上記係合孔70の内径寸法に対応されており、各係止ピン68は、それぞれ対応する係合孔70に隙間無く嵌め込まれる。なお、係止ピン68の数量については、何ら限定されるものではないが、上記係合孔70は、係止ピン68の数量に対応されている。
グリップ本体59が第5番節55に嵌め込まれると、上記係止ピン68が上記係合孔70に嵌め込まれ、且つグリップ本体59の前面69は、グリップリング60の底面67に当接する。これにより、グリップ本体59は、第5番節55の所定位置に正確に配置され、且つ第5番節55に対して相対的に回転することが防止される。つまり、グリップ本体59は、第5番節55に対して位置決めされる。
本実施形態では、上記係止ピン68と上記係合孔70とが嵌合する構造が採用されているが、この構造に代えて、上記第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓10と同様に、爪25、26(図2参照)が採用されてもよいことは勿論である。その場合、グリップ本体59が第5番節55に嵌め込まれると、グリップ本体59の前面69に当該爪25、26が突き刺さり、且つ当該前面69は、グリップリング60の底面67に当接する。これにより、グリップ本体59は、第5番節55の所定位置に正確に配置され、且つ第5番節55に対して相対的に回転することが防止される。つまり、グリップ本体59は、第5番節55に対して位置決めされる。
尻栓61は、金属により構成されている。尻栓61は、小径部71と大径部72とを備えている。小径部71は、円柱状に形成されており、その外径寸法は、第5番節55の後端部の内径寸法に対応されている。この小径部71の外周面には雄ねじ73が形成されており、これにより小径部71は、第5番節55の後端部に螺合することができる。つまり、尻栓61は、第5番節55にねじ込まれるようになっている。
大径部72は、小径部71の後端に一体的に形成されている。大径部72の外径寸法は、グリップ本体59の外径寸法に対応されており、したがって、尻栓61が第5番節55にねじ込まれたときは、大径部72の外周面は、グリップ本体59の外周面と滑らかに連続する。大径部72は、釣人が尻栓61を第5番節55にねじ込む際に手で把持する部分である。このため、大径部72にローレット等の滑止手段が施されていてもよい。これにより、釣人は、尻栓61を確実に第5番節55にねじ込むことができ、簡単に取り外すことができる。
尻栓61が第5番節55にねじ込まれると、大径部72がグリップ本体59の後端に当接し、グリップ本体59は、グリップリング60と尻栓61との間に挟み込まれる。すなわち、グリップリング60と尻栓61とが協働してグリップ本体59を挟持固定する。これにより、グリップ本体59は、第5番節55の後端部に確実に固定される。
この釣竿50では、グリップ本体59が第5番節55に嵌め込まれ、第5番節55に設けられたグリップリング60によってグリップ本体59の位置決めがなされると共に尻栓61とグリップリング60とが協働してグリップ本体59を固定する構造が採用されている。しかも、尻栓61は、第5番節55にねじ込まれているので、釣人は、所要時に尻栓61を簡単に取り外すことができる。尻栓61が第5番節55から取り外されることによって、グリップ本体59は、第5番節55に対して後方へスライドすることができ、簡単に第5番節55から抜き取られる。
したがって、釣人は、グリップ本体59が劣化した場合等に、グリップ本体59のみを新品と交換することができる。また、釣人は、仕様の異なる複数のグリップ本体を備えておけば、グリップ本体を交換することによって、実釣に適したグリップを構成することができる。
特に、本実施形態では、上記グリップリング60が係止ピン68を備えており、これらがグリップ本体59に突き刺さることによって、グリップ本体59の位置決めがきわめて容易に且つ確実に行われるという利点がある。また、グリップ本体59を第5番節55に固定するための尻栓61は、第5番節55に螺合する構造が採用されているので、尻栓61の着脱作業もきわめて簡単であるという利点もある。
なお、本実施形態では、上記係止ピン68又は爪25、26によって、上記グリップ本体59の第5番節55に対する回転規制が行われるが、これら係止ピン68等に代えて、他の回転規制手段が採用されてもよいことは勿論である。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明される。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るタモの柄の正面図である。このタモの柄80は、タモ網を先端に取り付けることができるようになっている。釣人は、タモの柄80を操作することによって、掛かった魚をタモ網ですくうことができる。
タモの柄80は、細長円筒状に形成された「節」と称される部材を複数備えている。このタモの柄80は、第1番節81〜第4番節84を有する。各節81〜84は柄本体を構成し、これらは、振出式に組み立てられている。第1番節81の先端部にはタモ網固定部85が設けられている。このタモ網固定部85は、第1番節81の先端部の内側に形成された雌ねじ部と、この第1番節81の先端部を覆うように取り付けられたキャップ86とを備えている。タモ網は、上記雌ねじ部に螺合されて固定される。タモの柄80が収納状態(各節が隣り合う節の内部に収容された状態)となったときは、上記キャップ86が第4番節84の先端部に嵌め込まれるようになっている。なお、第2番節82〜第4番節84の先端には、補強リングR1〜R3が嵌め込まれている。
図8は、タモの柄80の後端部の拡大分解斜視図である。
タモの柄80の第4番節84には、グリップ88が設けられている(図7参照)。グリップ88は、グリップ本体89と、グリップリング90(位置決め部材)と、尻栓91(固定部材)とを備えている。
図8が示すように、グリップ本体89は、細長円筒状に形成されている。グリップ本体89は、釣人が把持する部分である。本実施形態では、グリップ本体89の外周面は一様な曲面に形成されているが、釣人がグリップ本体89を握った際に手が滑らないように、また握り心地が良いように、グリップ本体89の外周面92にローレットや溝が形成されていてもよい。なお、グリップ本体89の外形形状は、釣人にとって把持しやすいものであれば、他の形状が採用され得る。
本実施形態では、グリップ本体89は、発泡倍率が1〜10倍のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、クロロスルホン化ポリエチレン等からから構成されている。グリップ本体89の材質は、これに限定されるものではなく、他の発泡樹脂(典型的には発泡ウレタン)、コルク、ゴム等が採用され得る。
同図が示すように、グリップ本体89の内径寸法は、第4番節84の後端部の外径寸法に対応されている。したがって、第4番節84は、長手方向に沿って隙間無くグリップ本体89に挿入されている。第4番節84は、その後端93がグリップ本体89の後端と同一平面上に配置されるまで挿入される。第4番節84の後端部の内壁面には雌ねじ94が形成されている。したがって、第4番節84にグリップ本体89が嵌め込まれると、この雌ねじ94が露出することになる。
グリップ本体89の前面99(先端部)には、一対の係合孔100が設けられている。この係合孔100は、グリップ本体89の中心に対して対称に配置されている。これら係合孔100は、後に詳述されるように、係止ピン98が嵌め込まれるようになっている。
グリップリング90は、樹脂、金属等により構成されており、その外形形状は、同図が示すように略錐体を呈する。具体的には、グリップリング90は、小径頂部95と大径底部96とを有し、両者が連続するようにテーパが形成されている。グリップリング90の中央には、軸方向に沿って貫通孔が設けられている。この貫通孔の内径寸法は上記第4番節84の外径寸法に対応されており、グリップリング90は、第4番節84に隙間無く嵌め込まれている。グリップリング90は、第4番節84の所定位置に、例えば接着剤等により固着されている。
上記大径底部96の底面97には、一対の係止ピン98(刺針)が立設されている。これら係止ピン98は、グリップリング90と一体的に形成されており、グリップリング90の軸方向に沿って(すなわち第4番節84の長手方向に沿って)後方へ突出している。本実施形態では、係止ピン98は、グリップリング90の中心に対して対称に配置されている。各係止ピン98の外径寸法は、上記係合孔100の内径寸法に対応されており、各係止ピン98は、それぞれ対応する係合孔100に隙間無く嵌め込まれる。なお、係止ピン98の数量については、何ら限定されるものではないが、上記係合孔100は、係止ピン98の数量に対応されている。
グリップ本体89が第4番節84に嵌め込まれると、上記係止ピン98が上記係合孔100に嵌め込まれ、且つグリップ本体89の前面99は、グリップリング90の底面97に当接する。これにより、グリップ本体89は、第4番節84の所定位置に正確に配置され、且つ第4番節84に対して相対的に回転することが防止される。つまり、グリップ本体89は、第4番節84に対して位置決めされる。
本実施形態では、上記係止ピン98と上記係合孔100とが嵌合する構造が採用されているが、この構造に代えて、上記第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓10と同様に、爪25、26(図2参照)が採用されてもよいことは勿論である。その場合、グリップ本体89が第4番節84に嵌め込まれると、グリップ本体89の前面99に当該爪25、26が突き刺さり、且つ当該前面99は、グリップリング90の底面97に当接する。これにより、グリップ本体89は、第4番節84の所定位置に正確に配置され、且つ第4番節84に対して相対的に回転することが防止される。つまり、グリップ本体59は、第5番節55に対して位置決めされる。
尻栓91は、金属により構成されている。尻栓91は、小径部101と大径部102とを備えている。小径部101は、円柱状に形成されており、その外径寸法は、第4番節84の後端部の内径寸法に対応されている。この小径部101の外周面には雄ねじ103が形成されており、これにより小径部101は、第4番節84の後端部に螺合することができる。つまり、尻栓91は、第4番節84にねじ込まれるようになっている。
大径部102は、小径部101の後端に一体的に形成されている。大径部102の外径寸法は、グリップ本体89の外径寸法に対応されており、したがって、尻栓91が第4番節84にねじ込まれたときは、大径部102の外周面は、グリップ本体89の外周面と滑らかに連続する。大径部102は、釣人が尻栓91を第4番節84にねじ込む際に手で把持する部分である。このため、大径部102にローレット等の滑止手段が施されていてもよい。これにより、釣人は、尻栓91を確実に第4番節84にねじ込むことができ、簡単に取り外すことができる。
尻栓91が第4番節84にねじ込まれると、大径部102がグリップ本体89の後端に当接し、グリップ本体89は、グリップリング90と尻栓91との間に挟み込まれる。すなわち、グリップリング90と尻栓91とが協働してグリップ本体89を挟持固定する。これにより、グリップ本体89は、第4番節84の後端部に確実に固定される。
このタモの柄80では、グリップ本体89が第4番節84に嵌め込まれ、第4番節84に設けられたグリップリング90によってグリップ本体89の位置決めがなされると共に尻栓91とグリップリング90とが協働してグリップ本体89を固定する構造が採用されている。しかも、尻栓91は、第4番節84にねじ込まれているので、釣人は、所要時に尻栓91を簡単に取り外すことができる。尻栓91が第4番節84から取り外されることによって、グリップ本体89は、第4番節84に対して後方へスライドすることができ、簡単に第4番節84から抜き取られる。
したがって、釣人は、グリップ本体89が劣化した場合等に、グリップ本体89のみを新品と交換することができる。また、釣人は、仕様の異なる複数のグリップ本体を備えておけば、グリップ本体を交換することによって、実釣に適したグリップを構成することができる。
特に、本実施形態では、上記グリップリング90が係止ピン98を備えており、これらがグリップ本体89に突き刺さることによって、グリップ本体89の位置決めがきわめて容易に且つ確実に行われるという利点がある。また、グリップ本体89を第4番節84に固定するための尻栓91は、第4番節84に螺合する構造が採用されているので、尻栓91の着脱作業もきわめて簡単であるという利点もある。
なお、本実施形態では、上記係止ピン98又は爪25、26によって、上記グリップ本体89の第4番節84に対する回転規制が行われるが、これら係止ピン98等に代えて、他の回転規制手段が採用されてもよいことは勿論である。
本発明は、釣竿、タモの柄、撒き餌用柄杓、撒き餌ミキサー等の釣具に適用され得る。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓の正面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓の後端部の拡大分解斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る撒き餌用柄杓の後端部の拡大分解斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る撒き餌用柄杓の要部拡大分解斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る釣竿の正面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る釣竿の後端部の拡大分解斜視図である。 図7は、本発明の第3の実施形態に係るタモの柄の正面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係るタモの柄の後端部の拡大分解斜視図である。
符号の説明
10・・・撒き餌用柄杓
11・・・柄部
12・・・カップ
13・・・グリップ
14・・・雌ねじ
15・・・グリップ本体
16・・・グリップリング
17・・・尻栓
18・・・周面
19・・・溝
20・・・柄部の後端
21・・・グリップ本体の後端
22・・・小径頂部
23・・・大径底部
24・・・底面
25・・・爪
26・・・爪
27・・・グリップ本体の前面
28・・・小径部
29・・・大径部
31・・・雄ねじ
40・・・撒き餌用柄杓
41・・・グリップリング
42・・・グリップ本体
43・・・係止ピン
44・・・係合孔
50・・・釣竿
55・・・第5番節
58・・・グリップ
59・・・グリップ本体
60・・・グリップリング
61・・・尻栓
62・・・グリップリングの外周面
63・・・後端
64・・・雌ねじ
65・・・小径頂部
66・・・大径底部
67・・・底面
68・・・係止ピン
69・・・前面
70・・・係合孔
71・・・小径部
72・・・大径部
73・・・雄ねじ
80・・・タモの柄
84・・・第4番節
88・・・グリップ
89・・・グリップ本体
90・・・グリップリング
91・・・尻栓
92・・・グリップリングの外周面
93・・・後端
94・・・雌ねじ
95・・・小径頂部
96・・・大径底部
97・・・底面
98・・・係止ピン
99・・・前面
100・・・係合孔
101・・・小径部
102・・・大径部
103・・・雄ねじ

Claims (8)

  1. 発泡樹脂、コルク又はゴムからなるグリップ本体が釣具の所定部に外嵌されており、釣具に設けられた位置決め部材がグリップ本体に連結されることによって当該グリップ本体の位置決めがなされ、且つ位置決め部材と協働してグリップ本体を当該釣具に固定する固定部材が当該釣具に着脱自在に取り付けられている釣具用グリップ構造。
  2. 上記位置決め部材は複数の刺針を有し、当該刺針がグリップ本体に刺し込まれており、上記固定部材は、上記釣具に螺合されている請求項1に記載の釣具のグリップ構造。
  3. 細長棒状の柄部と、柄部の先端に設けられたカップと、柄部の後端部に設けられたグリップとを有し、
    当該グリップは、
    発泡樹脂、コルク又はゴムからなり、柄部の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、
    柄部に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、
    柄部の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えた撒き餌用柄杓。
  4. 上記位置決め部材は複数の刺針を有し、当該刺針がグリップ本体の先端部に刺し込まれており、上記固定部材は、上記柄部の後端に螺合されている請求項3に記載の撒き餌用柄杓。
  5. 釣竿本体と、釣竿本体の後端部に設けられたグリップとを有し、
    当該グリップは、
    発泡樹脂、コルク又はゴムからなり、釣竿本体の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、
    釣竿本体に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、
    釣竿本体の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えた釣竿。
  6. 上記位置決め部材は複数の刺針を有し、当該刺針がグリップ本体の先端部に刺し込まれており、上記固定部材は、上記釣竿本体の後端に螺合された尻栓によって構成されている請求項5に記載の釣竿。
  7. 柄本体と、柄本体の後端部に設けられたグリップとを有し、
    当該グリップは、
    発泡樹脂、コルク又はゴムからなり、柄本体の後端部に外嵌された筒状のグリップ本体と、
    柄本体に設けられ、グリップ本体の先端部と係合することによってグリップ本体を位置決めする位置決め部材と、
    柄本体の後端に着脱自在に取り付けられ、位置決め部材と協働してグリップ本体を挟持固定する固定部材とを備えたタモの柄。
  8. 上記位置決め部材は複数の刺針を有し、当該刺針がグリップ本体の先端部に刺し込まれており、上記固定部材は、上記柄本体の後端に螺合された尻栓によって構成されている請求項7に記載のタモの柄。
JP2004088342A 2004-03-25 2004-03-25 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具 Expired - Fee Related JP4436167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088342A JP4436167B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088342A JP4436167B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005269989A true JP2005269989A (ja) 2005-10-06
JP4436167B2 JP4436167B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=35170291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004088342A Expired - Fee Related JP4436167B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4436167B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7225584B1 (en) * 2006-09-12 2007-06-05 William Speidell Hand-held chum distributing device
JP3202117U (ja) * 2015-10-21 2016-01-21 克則 井上 釣竿のグリップ
JP2019080535A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 グローブライド株式会社 釣竿の竿尻構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7225584B1 (en) * 2006-09-12 2007-06-05 William Speidell Hand-held chum distributing device
JP3202117U (ja) * 2015-10-21 2016-01-21 克則 井上 釣竿のグリップ
JP2019080535A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 グローブライド株式会社 釣竿の竿尻構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4436167B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009233862A (ja) 棒状物繰り出し容器
JP4436167B2 (ja) 釣具用グリップ構造及びこれを備えた釣具
JP2003274813A (ja) リールシート及びこれを備えた釣竿
JP2001057831A (ja) 釣竿及び釣竿被覆用チューブ
JP2022121083A (ja) グリップ並びにこれを有するリールシート及び釣竿
JP2007029052A (ja) 釣竿
JP4498790B2 (ja) 釣竿
JP7272986B2 (ja) 釣竿及び振出式の釣竿セット
JP2007029053A (ja) 釣竿
JP2000279064A (ja) 釣 竿
JP2004024162A (ja) 釣竿
JP4408841B2 (ja) リール脚固定装置
JP2019146536A (ja) リールシート及びサポートグリップ
JP4110100B2 (ja) 振出竿
JP7256101B2 (ja) 釣竿
JP2008187916A (ja) 釣竿
JP2007029054A (ja) 釣竿
JP5489959B2 (ja) バット及びフィッシングロッド
JP2000023607A (ja) 中通し竿用案内具
JP2017225377A (ja) 釣竿
JP2004254607A (ja) 釣り用具
JP2022031422A (ja) 魚釣用リールのハンドルノブ及びこのハンドルノブを備える魚釣用リール
JP2005210919A (ja) 振出式釣竿
JP2000270723A (ja) 釣 竿
JP4698399B2 (ja) 玉網

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4436167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees