JP2021185802A - 釣竿 - Google Patents

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誠太 藤原
Seita Fujiwara
晃 ▲崎▼山
Akira Sakiyama
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【課題】釣竿のぶれを抑制する。【解決手段】上方を向くバッドガイド16と、下方を向くトップガイド10と、トップガイド10及びバッドガイド16に対して左側に向いた傾斜ガイド13と、左手によって把持されるリールシート2と、左手によってリールシート2が把持されるように誘導する把持誘導部とを有し、把持誘導部は、リールシート2に設けられて左手の手の平をサポートする第1サポート部26を有し、右側にハンドル101を有するリール100が、リールシート2に装着される。【選択図】図9

Description

本発明は、竿本体の外側に釣糸ガイドが装着された釣竿に関する。
下記特許文献1のように、両軸受けリールは釣竿の上側に装着される。この釣竿は、複数の釣糸ガイドを備えている。釣糸ガイドは、竿本体の外側に装着されている。釣糸ガイドは、上側を向いている。即ち、釣糸ガイドは、リール側を向いている。釣竿には下側に向けて力が働く。釣糸ガイドが上側を向いていると、釣竿に作用する下向きの力によって釣竿が左右にぶれやすい。特に、釣竿の竿先側の端部に位置するトップガイドが上側を向いているため、釣竿の穂先がぶれやすい。
これに対して、最も竿元側に位置するバッドガイドは上側を向くように竿本体に装着される一方、トップガイドは下側を向くように竿本体に装着された釣竿がある。この釣竿においては、バッドガイドの向きとトップガイドの向きが逆である。そのため、バッドガイドとトップガイドの間において、釣糸ガイドは、竿元側から竿先側にかけて右回りあるいは左回りに徐々に螺旋状に向きを変えるようにして竿本体に装着されている。尚、右回り及び左回りは、釣竿を竿元側から軸線方向に見たときの回転方向である。釣糸ガイドのうち、トップガイド及びバッドガイドに対して右向きあるいは左向きに傾斜している釣糸ガイドを傾斜ガイドと称する。
この釣竿の一例を図33に模式図で示している。図33は、釣竿を上側から、即ち、リール100側から見た平面図である。釣竿は、傾斜ガイド202,203,204を備えている。傾斜ガイド202,203,204は、トップガイド201やバッドガイド205に対して右側に傾斜している。傾斜ガイド202,203,204は、竿元側から竿先側に向けて徐々に右回りに螺旋状に向きを変えながら配置されている。傾斜ガイド202,203,204が右側を向いているため、釣糸200から傾斜ガイド202,203,204に作用する力によって、釣竿には右回りに回転しようとする捻れ、トルクが発生する。そして、両軸受けリール100のハンドル101が右側に位置しているため、釣り人がハンドル101を回転させる際、即ちリーリング時には、ハンドル101を介して釣竿に右回りのトルクが発生する。そのため、特にリーリング時において釣竿が右回りに回転しやすなり、リーリング時に釣竿がぶれやすい。
特開2010−51260号公報
本発明は、釣竿のぶれを抑制することを課題とする。
本発明に係る釣竿は、釣糸を前方に繰り出すリールを載置可能な釣竿であって、竿本体と、竿本体の上部にリールを載置可能なリール取付部と、竿本体のリール取付部に最も近い位置に配置され、竿本体から上方に向けて設けられたバッドガイドと、竿本体の竿先に、竿本体から下方に向けて設けられたトップガイドと、左右のうちの一方の手によって把持される被把持部と、一方の手によって被把持部が把持されるように誘導する把持誘導部と、トップガイドとバッドガイドの間に配置され、前記トップガイド及び前記バッドガイドに対して前記一方に向けて設けられた傾斜ガイドと、を有している。
傾斜ガイドは、左右のうちの一方に向けて設けられている。一例として、傾斜ガイドが左側に向けて設けられている場合について説明する。釣竿には、釣糸から傾斜ガイドを介して左側に向けて回転しようとする力が作用する。釣竿には把持誘導部が設けられている。被把持部は、左手で把持される。被把持部は、釣竿の何れの部分に設けられていてもよい。釣竿の左側への回転は、左手によって阻止される。リールのハンドルは、釣竿の右側に位置する。ハンドルと傾斜ガイドは、逆向きの配置となる。そのため、リーリング時に釣竿がぶれにくい。釣り人は、左手で釣竿の左側への回転を抑制しながら、右手でハンドルを巻くことができる。
好ましくは、被把持部は、少なくともリール取付部に設けられ、把持誘導部は、リール取付部に設けられ、一方の手の平をサポートする第1サポート部を有している。第1サポート部は、例えば左手の手の平をサポートする。左手は、少なくともリール取付部を把持する。リール取付部に第1サポート部が設けられていると、リーリング時における釣竿のぶれがより一層抑制される。
好ましくは、把持誘導部は、リール取付部に着脱自在に取り付けられている。この構成によれば、釣り人は、状況に応じて、把持誘導部をリール取付部に取り付けたり、リール取付部から取り外したりすることができる。
好ましくは、被把持部は、リール取付部よりも前側に設けられ、把持誘導部は、被把持部に設けられ、一方の手の平をサポートする第2サポート部を有している。この構成によれば、例えば左手の手の平が第2サポート部によってサポートされる。そのため、釣竿がより一層安定する。
好ましくは、把持誘導部は、リール取付部よりも後側に設けられ、一方の腕をサポートする第3サポート部を有している。この構成によれば、例えば左手の腕が第3サポート部によってサポートされる。そのため、釣竿がより一層安定する。
好ましくは、把持誘導部は、リール取付部よりも後側に設けられ、胴の一方の側面をサポートする第4サポート部を有している。この構成によれば、例えば、釣り人の胴の左側の側面が第4サポート部によってサポートされる。そのため、釣竿がより一層安定する。
好ましくは、傾斜ガイドは、竿本体の長さ方向に複数設けられている。この構成によれば、釣糸が複数の傾斜ガイドによって案内され、竿本体がスムーズに曲がる。
好ましくは、複数の傾斜ガイドは、トップガイド及びバッドガイドに対して一方に向けて等角度間隔で設けられている。この構成によれば、釣糸が複数の傾斜ガイドによってスムーズに案内される。
以上のように、本発明に係る釣竿においては、釣竿のぶれが抑制される。
本発明の第一の実施形態における釣竿を示す正面図。 図1のA部拡大図。 同釣竿の平面図。 図3のB部拡大図。 同釣竿の使用状態を示す要部平面図。 図5の要部拡大図。 同釣竿の使用状態を示す要部拡大背面図。 同釣竿の使用状態を示す要部拡大正面図。 同釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 同釣竿の使用状態を釣竿の軸線方向の後側から見た概略図。 本発明の第二の実施形態における釣竿を示す正面図。 図11のC部拡大図。 同釣竿の平面図。 図13のD部拡大図。 同釣竿の使用状態を示す要部平面図。 同釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 同釣竿の使用状態を釣竿の軸線方向の後側から見た概略図。 本発明の第三の実施形態における釣竿のリールシートを示す正面図。 本発明の第四の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 同釣竿の使用状態を釣竿の軸線方向の後側から見た概略図。 本発明の第五の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 同釣竿の使用状態を釣竿の軸線方向の後側から見た概略図。 本発明の第六の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 図23のE−E端面図。 本発明の第七の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 図25のF−F端面図。 本発明の第八の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 図27のG−G端面図。 本発明の第九の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 図29のH−H端面図。 本発明の第十の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 本発明の第十一の実施形態における釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。 従来の釣竿の使用状態を模式的に示す平面図。
以下、本発明の第一の実施形態に係る釣竿について図1〜図10を参酌しつつ説明する。本実施形態における釣竿は、竿本体1と、釣糸を案内するための複数の釣糸ガイドと、両軸受けリール100(以下、単にリール100と称する)を釣竿に取り付けるためのリール取付部としてのリールシート2とを備えている。リール100はリールシート2の上側に装着される。尚、リール100が装着される側を上側とし、それとは反対側を下側とする。また、竿先側を前側とし、竿元側を後側とする。竿本体の軸線方向を前後方向とする。
釣竿は、左右非対称である。図5〜図9のように、釣竿には、右側にハンドル101を備えた右ハンドル仕様のリール100が取り付けられる。釣り人は、左手で釣竿を把持し、右手でリール100のハンドル101を回転操作する。釣竿は、右ハンドル仕様のリール100専用である。
<竿本体1>
竿本体1は、少なくとも一つの竿体を備えている。竿本体1が複数の竿体を備えている場合、竿体同士は前後に連結される。竿体は、中空であってもよいし、中実であってもよい。
<釣糸ガイド>
釣糸ガイドは、いわゆる外ガイドと呼ばれる。釣糸ガイドは、竿本体1の外周面に固定されている。釣糸ガイドは、竿本体1の外周面に取り付けられたガイドフレームと、ガイドフレームに取り付けられたガイドリングとを備えている。ガイドリングに釣糸が挿通される。釣糸ガイドの個数は任意である。本実施形態では、釣糸ガイドの個数は合計三個である。釣糸ガイドは、竿本体1に前後方向に間隔をあけて配置されている。隣り合う釣糸ガイド同士の間の間隔は、後側に向けて徐々に広がっていく。
複数の釣糸ガイドのうち最も竿先側に位置する釣糸ガイドがトップガイド10である。トップガイド10は、竿本体1の前端部に位置している。トップガイド10は下側を向いている。即ち、トップガイド10は、リール100とは反対側を向いている。複数の釣糸ガイドのうち最も竿元側に位置する釣糸ガイドがバッドガイド16である。バッドガイド16は、リールシート2から前側に離れて位置する。バッドガイド16は、リールシート2からの距離が最も近い釣糸ガイドである。バッドガイド16は、上側を向いている。即ち、バッドガイド16は、リール100と同じ側を向いている。バッドガイド16の向きを竿本体1の周方向の0度位置とし、左回りを正の方向とすると、トップガイド10の向きは180度位置である。
トップガイド10とバッドガイド16との間に傾斜ガイド13が配置されている。釣竿を軸線方向の後側から見た状態を図10に示している。傾斜ガイド13は、トップガイド10及びバッドガイド16に対して左側に傾斜している。傾斜ガイド13の向きは90度位置である。
<リールシート2>
本実施形態においてリールシート2の一部と竿本体1の一部が被把持部である。リールシート2は、左右非対称である。リールシート2は、リール載置部20を有している。リール載置部20にリール脚102が載置される。リールシート2は筒状であって竿本体1の外周面に直接あるいはスリーブを介して固定される。リールシート2は、リールシート本体21と、移動フード22と、ナット23とを備えている。リールシート本体21は、筒状である。竿本体1は、リールシート本体21を貫通している。リールシート本体21は、リール載置部20と、固定フード24と、図示しない雄ネジ部と、パーミンググリップ25と、把持誘導部としての第1サポート部26とを有している。
リール載置部20は、リールシート本体21の上面に設けられている。固定フード24は、リールシート本体21の上面に設けられ、リール載置部20の後側に位置している。固定フード24は、リール脚102の後端部を保持する。雄ネジ部は、リールシート本体21の前部の外周面に形成されている。雄ネジ部にナット23が螺合する。パーミンググリップ25は、下側に膨出している。パーミング時にパーミンググリップ25が把持される。
第1サポート部26は、リールシート本体21の左側部のみに設けられている。第1サポート部26は、リールシート2を把持する左手の手の平をサポートする。詳細には、パーミング時に、第1サポート部26は、手の平の母指球をサポートする。第1サポート部26は、左側に向けて膨出すると共に上側に突出している。第1サポート部26がリールシート本体21の左右両側部のうち左側部のみに形成されていることにより、リールシート本体21は左右非対称となり、リールシート2が左右非対称となり、釣竿が左右非対称となる。そして、第1サポート部26がリールシート本体21の左側部のみに設けられていることから、リールシート2が左手で把持されることになり、リールシート2には右ハンドル仕様のリール100が取り付けられることになる。釣り人は、リールシート2に左ハンドル仕様のリール100を取り付けることができない。あるいは、リールシート2は、左ハンドル仕様のリール100が取り付けられることには適していない。移動フード22は、ナット23の後側に位置している。移動フード22は、リール脚102の前端部を保持する。ナット23は、移動フード22を前後に移動させる。移動フード22と固定フード24によってリール脚102が前後方向に狭持される。
<グリップ>
リールシート2から後側に延びた竿本体1の部分には第1及び第2グリップ体30,31が装着されている。第1グリップ30はリールシート2の直後に位置し、第2グリップ31は竿本体1の後端部に位置する。第1グリップ30は、左手で把持される。第2グリップ31は、ダブルハンドキャスト時にリール100及びリールシート2を把持する手とは反対側の手で把持されたり、あるいはリーリング時に左側の脇に挟まれたりする。
図9に釣竿の使用状態を模式図で示している。傾斜ガイド13は、左側を向いている。そのため釣竿には、釣糸200から傾斜ガイド13を介して左回りの力が作用する。図9に、釣糸200から傾斜ガイド13に作用する力を矢印で示している。リールシート2の左側部には第1サポート部26が設けられている。そのため、左手の手の平で釣竿を左側からしっかりと支えることができ、釣竿の左回りの回転を左手で阻止することができる。また、リール100のハンドル101は右側に位置していて、傾斜ガイド13とハンドル101が左右逆向きの配置となっている。そのため、リーリング時に釣竿がぶれにくい。左手で釣竿の回転をしっかりと抑制しているため、右手でハンドル101を安定して巻くことができる。また、釣り人の負担も軽減される。更に、魚が掛かった際に傾斜ガイド13から釣竿に左回りの大きな力が作用しても、左手でしっかりと釣竿を支えた状態で右手でハンドル101を巻くことができる。
<他の実施形態>
以下、他の実施形態の釣竿について説明するが、上記第一の実施形態の釣竿と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。図11〜図17に第二の実施形態における釣竿を示している。本実施形態では、トップガイド10とバッドガイド16との間に三つの傾斜ガイド12,13,14が配置されている。但し、傾斜ガイド12,13,14の個数は任意である。釣竿を軸線方向の後側から見た状態を図17に示している。傾斜ガイド12,13,14は、トップガイド10及びバッドガイド16に対して左側に傾斜している。
傾斜ガイド12は、トップガイド10の後側の隣りに位置する釣糸ガイドであって、トップガイド10の後側に離れて配置されている。傾斜ガイド12は、バッドガイド16に対して左回りに135度回転した方向を向いている。傾斜ガイド12の向きは135度位置である。傾斜ガイド13は、傾斜ガイド12の後側の隣りに位置する釣糸ガイドである。傾斜ガイド13は、バッドガイド16に対して左回りに90度回転した方向を向いている。傾斜ガイド13の向きは90度位置である。傾斜ガイド14は、傾斜ガイド13の後側の隣りに位置する釣糸ガイドである。傾斜ガイド14は、バッドガイド16に対して左回りに45度回転した方向を向いている。傾斜ガイド14の向きは45度位置である。このように傾斜ガイド12,13,14の向きは、45度間隔で螺旋状に変化している。
尚、複数の傾斜ガイドが例えば30度間隔や60度間隔で配置されていてもよい。トップガイド10の後側に180度位置の向きである一つ又は複数の釣糸ガイドが配置されてもよい。バッドガイド16の前側に0度位置の向きである一つ又は複数の釣糸ガイドが配置されてもよい。
図18に第三の実施形態における釣竿のリールシート2を示している。リールシート本体21は、固定部材210と着脱部材212とを備えている。固定部材210は、竿本体1に固定される。着脱部材212は、固定部材210に対して着脱自在である。固定部材210の後端部には雄ネジ部211が形成されている。雄ネジ部211に着脱用ナット27が螺合している。着脱用ナット27を緩めて後進させることにより、固定部材210から着脱部材212を取り外すことができる。着脱部材212は、第1サポート部26を有している。このように、第1サポート部26がリールシート2に対して着脱自在に設けられていてもよい。
図19及び図20に第四の実施形態における釣竿を示している。本実施形態の釣竿には、左側にハンドル101を備えた左ハンドル仕様のリール100が取り付けられる。釣り人は、右手で釣竿を把持し、左手でリール100のハンドル101を回転操作する。釣竿は、左ハンドル仕様のリール100専用である。
傾斜ガイド13は、トップガイド10及びバッドガイド16に対して右側に90度傾斜している。第1サポート部26は、リールシート2の右側部のみに設けられている。第1サポート部26は、右の手の平をサポートする。第1サポート部26は、右側に向けて膨出すると共に上側に突出している。第1サポート部26がリールシート2の右側部のみに設けられていることから、リールシート2が右手で把持されることになり、リールシート2には左ハンドル101仕様のリール100が取り付けられることになる。
このように、本実施形態の釣竿においてはリールシート2の右側部に第1サポート部26が設けられている。そのため、右の手の平で釣竿を右側からしっかりと支えることができ、釣竿の右回りの回転を右手で阻止することができる。また、リール100のハンドル101は左側に位置していて、傾斜ガイド13とハンドル101が左右逆向きの配置となっている。そのため、リーリング時に釣竿がぶれにくい。右手で釣竿の回転をしっかりと抑制しているため、左手でハンドル101を安定して巻くことができる。また、釣り人の負担も軽減される。更に、魚が掛かった際に傾斜ガイド13から釣竿に右回りの大きな力が作用しても、右手でしっかりと釣竿を支えた状態で左手でハンドル101を巻くことができる。
図21及び図22に第五の実施形態における釣竿を示している。この釣竿では、竿本体1の右側に合計三つの傾斜ガイド12,13,14が配置されている。傾斜ガイド12,13,14は、トップガイド10及びバッドガイド16に対して右側に傾斜している。傾斜ガイド12,13,14の向きは、45度ずつ螺旋状に変化している。
図23及び図24に第六の実施形態における釣竿を示している。この釣竿では、リールシート2とバッドガイド16との間に、被把持部としての異形グリップ40が設けられている。異形グリップ40は、竿本体1に一体的に形成されている。異形グリップ40は、竿本体1の一部が部分的に径方向外側に膨出して設けられている。異形グリップ40の断面形状は非円形である。異形グリップ40の断面形状は、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である。具体的には、異形グリップ40は、左側に向けて偏って膨出している。異形グリップ40は、例えば竿本体1の中心に対して左側に偏心したトラック形状あるいは長円形あるいは楕円形である。尚、異形グリップ40の形状は種々であってよい。異形グリップ40が第2サポート部40aを有している。異形グリップ40の左側部に、左側に向けて膨出した第2サポート部40aが設けられている。第2サポート部40aは、異形グリップ40を把持する左手の手の平をサポートする。
図25及び図26に第七の実施形態における釣竿を示している。この釣竿では、リールシート2とバッドガイド16との間に、被把持部としての異形グリップ50が設けられている。異形グリップ50は、竿本体1とは別体であって、竿本体1の外周に取り付けられている。異形グリップ50は筒状であって、その内側を断面円形の竿本体1が挿通している。異形グリップ50の断面形状は非円形である。異形グリップ50の断面形状は、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である。具体的には、異形グリップ50は、左側に向けて偏って膨出している。異形グリップ50は、例えば竿本体1の中心に対して左側に偏心したトラック形状あるいは長円形あるいは楕円形である。尚、異形グリップ50の形状は種々であってよい。異形グリップ50が第2サポート部50aを有している。異形グリップ50の左側部に、左側に向けて膨出した第2サポート部50aが設けられている。第2サポート部50aは、異形グリップ50を把持する左手の手の平をサポートする。
図27及び図28に第八の実施形態における釣竿を示している。竿本体1の後端部に中空状の異形グリップ41が一体的に形成されている。異形グリップ41は、竿本体1の後端部が局所的に径方向外側に膨出して形成されている。異形グリップ41の断面形状は非円形である。異形グリップ41の断面形状は、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である。具体的には、異形グリップ41の断面形状は、逆三角形である。異形グリップ41の上面41aは水平面に対して左側に傾斜した傾斜面である。異形グリップ41の上面41aには、リールシート2を把持する左手の腕が当接する。左手の肘近傍が異形グリップ41の上面41aに当接する。異形グリップ41の上面41aが左側に傾斜していることから、異形グリップ41の上面41aに左手の腕が当接しやすく、釣竿が安定する。異形グリップ41の上面41aが左手の腕をサポートする第3サポート部である。尚、この釣竿に、更に、第1サポート部26や第2サポート部40a,50aが設けられていてもよい。
図29及び図30に第九の実施形態における釣竿を示している。竿本体1の後端部に筒状の異形グリップ51が装着されている。異形グリップ51は、竿本体1とは別体である。断面円形の竿本体1の後端部の外周に取り付けられている。異形グリップ51の断面形状は非円形である。異形グリップ51の断面形状は、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である。具体的には、異形グリップ51の断面形状は、逆三角形である。異形グリップ51の上面51aは水平面に対して左側に傾斜した傾斜面である。異形グリップ51の上面51aには、リールシート2を把持する左手の腕が当接する。左手の肘近傍が異形グリップ51の上面51aに当接する。異形グリップ51の上面51aが左側に傾斜していることから、異形グリップ51の上面51aに左手の腕が当接しやすく、釣竿が安定する。異形グリップ51の上面51aが左手の腕をサポートする第3サポート部である。尚、この釣竿に、更に、第1サポート部26や第2サポート部40a,50aが設けられていてもよい。
図31に第十の実施形態における釣竿を示している。竿本体1の後端部に中空状の異形グリップ42が一体的に形成されている。異形グリップ42は、竿本体1の後端部が局所的に径方向外側に膨出して形成されている。異形グリップ42は、断面形状が非円形である部分であって、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である部分を有している。具体的には、異形グリップ42は、括れ部42aを有している。括れ部42aは、異形グリップ42の右側面に形成されている。括れ部42aは、異形グリップ42の右側面が部分的に径方向内側に湾曲して凹んだ部分である。括れ部42aは凹状の湾曲面であってよい。釣り人は、左手で例えばリールシート2と竿本体1を被把持部として把持する。括れ部42aに釣り人の胴150の左側面151が当接する。括れ部42aが釣り人の胴150の左側面151に沿う。そのため、釣竿が安定する。括れ部42aは、釣り人の胴150の左側面151をサポートする第4サポート部である。尚、この釣竿に、更に、第1サポート部26や第2サポート部40a,50aが設けられていてもよい。
図31に第十一の実施形態における釣竿を示している。竿本体1の後端部に、竿本体1とは別体の筒状の異形グリップ52が装着されている。異形グリップ52は、竿本体1の外周に取り付けられている。異形グリップ52は、断面形状が非円形である部分であって、竿本体1の中心1aに対して左右非対称である部分を有している。具体的には、異形グリップ52は、括れ部52aを有している。括れ部52aは、異形グリップ52の右側面に形成されている。括れ部52aは、異形グリップ52の右側面が部分的に径方向内側に湾曲して凹んだ部分である。括れ部52aは凹状の湾曲面であってよい。釣り人は、左手で例えばリールシート2と竿本体1を被把持部として把持する。括れ部52aに釣り人の胴150の左側面151が当接する。括れ部52aが釣り人の胴150の左側面151に沿う。そのため、釣竿が安定する。括れ部52aは、釣り人の胴150の左側面151をサポートする第4サポート部である。尚、この釣竿に、更に、第1サポート部26や第2サポート部40a,50aが設けられていてもよい。
尚、第1グリップ30や第2グリップ31に把持誘導部が設けられていてもよい。リールシート2の前側にフロントグリップが設けられている場合には、そのフロントグリップに把持誘導部が設けられてもよい。また、竿本体1に把持誘導部が設けられていてもよい。リールシート2は、筒状でなくてもよく、シート状であってもよい。釣竿には、リールシート2が設けられていなくてもよく、竿本体1にリールを取り付けるためのリール取付部が設けられていればよい。
1 竿本体
1a 中心
2 リールシート(リール取付部)
10 トップガイド
12 傾斜ガイド
13 傾斜ガイド
14 傾斜ガイド
16 バッドガイド
20 リール載置部
21 リールシート本体
22 移動フード
23 ナット
24 固定フード
25 パーミンググリップ
26 第1サポート部
27 着脱用ナット
30 第1グリップ
31 第2グリップ
40 異形グリップ
40a 第2サポート部
41 異形グリップ
41a 上面(第3サポート部)
42 異形グリップ
42a 括れ部(第4サポート部)
50 異形グリップ
50a 第2サポート部
51 異形グリップ
51a 上面(第3サポート部)
52 異形グリップ
52a 括れ部(第4サポート部)
100 リール
101 ハンドル
102 リール脚
150 胴
151 側面
200 釣糸
201 トップガイド
202 傾斜ガイド
203 傾斜ガイド
204 傾斜ガイド
205 バッドガイド
210 固定部材
211 雄ネジ部
212 着脱部材

Claims (8)

  1. 釣糸を前方に繰り出すリールを載置可能な釣竿であって、
    竿本体と、
    前記竿本体の上部に前記リールを載置可能なリール取付部と、
    前記竿本体の前記リール取付部に最も近い位置に配置され、前記竿本体から上方に向けて設けられたバッドガイドと、
    前記竿本体の竿先に、前記竿本体から下方に向けて設けられたトップガイドと、
    左右のうちの一方の手によって把持される被把持部と、
    前記一方の手によって前記被把持部が把持されるように誘導する把持誘導部と、
    前記トップガイドと前記バッドガイドの間に配置され、前記トップガイド及び前記バッドガイドに対して前記一方に向けて設けられた傾斜ガイドと、を有している、釣竿。
  2. 前記被把持部は、少なくとも前記リール取付部に設けられ、
    前記把持誘導部は、前記リール取付部に設けられ、前記一方の手の平をサポートする第1サポート部を有している、請求項1記載の釣竿。
  3. 前記把持誘導部は、前記リール取付部に着脱自在に取り付けられている、請求項2記載の釣竿。
  4. 前記被把持部は、前記リール取付部よりも前側に設けられ、
    前記把持誘導部は、前記被把持部に設けられ、前記一方の手の平をサポートする第2サポート部を有している、請求項1記載の釣竿。
  5. 前記把持誘導部は、前記リール取付部よりも後側に設けられ、前記一方の腕をサポートする第3サポート部を有している、請求項1記載の釣竿。
  6. 前記把持誘導部は、前記リール取付部よりも後側に設けられ、胴の前記一方の側面をサポートする第4サポート部を有している、請求項1記載の釣竿。
  7. 前記傾斜ガイドは、前記竿本体の長さ方向に複数設けられている、請求項1乃至6の何れかに記載の釣竿。
  8. 前記複数の傾斜ガイドは、前記トップガイド及び前記バッドガイドに対して前記一方に向けて等角度間隔で設けられている、請求項7記載の釣竿。
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