JP2003536019A - 燃料噴射弁に用いられるシール装置および押え - Google Patents

燃料噴射弁に用いられるシール装置および押え

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JP2003536019A JP2002502302A JP2002502302A JP2003536019A JP 2003536019 A JP2003536019 A JP 2003536019A JP 2002502302 A JP2002502302 A JP 2002502302A JP 2002502302 A JP2002502302 A JP 2002502302A JP 2003536019 A JP2003536019 A JP 2003536019A
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base body
sealing device
sealing
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クラウゼ ハインツ−マルティン
ラウター シュテファン
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Robert Bosch GmbH
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    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 内燃機関の燃焼室(7)内に燃料を直接噴射するための、内燃機関のシリンダヘッド(4)に設けられた取付け穴(3)内に挿入可能な燃料噴射弁(1)に用いられるシール装置(2)が、燃料噴射弁(1)に設けられたノズルボディ(5)を全周にわたって取り囲むシールエレメント(17)を有している。この場合、シール装置(2)はベースボディ(15)を有していて、該ベースボディ(15)が軸方向の切欠き(16)を有しており、該切欠き(16)を貫いてノズルボディ(5)が延びている。前記ベースボディ(15)はさらに、前記切欠き(16)に接続された環状の凹部(18)を有しており、該凹部(18)内にシールエレメント(17)が導入されている。前記ベースボディ(15)に設けられた第1の当付け面(51)は、燃料噴射弁(1)に設けられた端面(58)に少なくとも間接的に接触しており、前記ベースボディ(15)に設けられた、前記第1の当付け面(51)とは反対の側に位置する第2の当付け面(57)は、取付け穴(3)に設けられた段部(11)に少なくとも間接的に接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式のシール装置もしくは請求項1
9の上位概念部に記載の形式の押えから出発する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19735665号明細書に基づき、請求項
1の上位概念部に記載の形式のシール装置が公知である。このシール装置は、取
付け穴内に挿入された燃料噴射弁のノズルボディに形成された、半径方向で全周
にわたって延びる溝と、この溝内に挿入されたシールリングとにより形成されて
いる。このシールリングは半径方向でプレロードもしくは予荷重をかけられてお
り、この場合、このシールリングは一方ではノズルボディに設けられた溝内に、
他方では取付け穴の壁にそれぞれ支持されている。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19735665号明細書に基づき公知のシ
ール装置の欠点は、シールエレメントにかけられるプレロードもしくは予荷重が
、取付け穴のジオメトリ(幾何学的形状)、特に取付け穴の直径に関連している
ことである。したがって、公知のシール装置はユニバーサルに使用することがで
きず、各取付け穴に合わせて特別に調整されなければならない。さらに、シール
エレメントにかけられるプレロードもしくは予荷重を調節することができないの
で、老化または生産技術的な変動に基づき、設定されるプレロードもしくは予荷
重に差異が生じ、これによりシールが不十分なものになる恐れがある。さらに、
シールエレメントは直接に高温の排ガスにさらされており、これによりシールリ
ングの老化促進が生じてしまう。さらに、公知のシール装置では、特にシールエ
レメントがほぼ円形の横断面を有していることに基づき、シール装置の浸透(P
enetration)が生じる。
【0004】 別の欠点としては、シールエレメントにかけられる半径方向のプレロードもし
くは予荷重に基づき、シール装置の軸方向の移動を妨げる摩擦力が生じてしまう
ことが挙げられる。これにより、燃料噴射弁の取付け・取外しも、燃料噴射弁の
位置調整も、著しく困難にされる。それどころか、シールエレメントに沈積する
汚れや、シールエレメントの老化に基づき、燃料噴射弁の取外しがもはや不可能
となるケースや、燃料噴射弁の取外し時にシールエレメントが破壊されるような
ケースが生じる危険がある。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19743103号明細書に基づき、防熱ス
リーブとして形成されたシール装置が公知である。この防熱スリーブは内燃機関
のシリンダヘッドに設けられた、段付けされた取付け穴内に挿入されている。そ
して、この防熱スリーブは、この取付け穴内に挿入された燃料噴射弁の噴射側の
ノズルボディを全周にわたって取り囲んでいる。この管状の防熱スリーブは噴射
側の端部で折り曲げられており、これによりスリーブの二重層が達成されている
。スリーブのこの二重層は、ノズルボディと取付け穴との間に形成された環状の
ギャップをシールするために半径方向で取付け穴の壁に対してプレロードもしく
は予荷重をかけられている。このようなプレロードもしくは予荷重を生ぜしめる
ために、燃料噴射弁のノズルボディは円錐状の区分を有しており、この円錐状の
区分はスリーブ内に押し込まれて、折り曲げられたスリーブの範囲でこのスリー
ブ内にクランプされる。燃料噴射弁はさらに傾斜段部に接触しており、これによ
り取付け穴内での燃料噴射弁の位置が固定される。
【0006】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19743103号明細書に基づき公知の燃
料噴射弁の欠点は、防熱スリーブがスリーブの二重層の範囲において、ノズルボ
ディと取付け穴との間でプレロードをかけられていることである。この場合、上
で既に取り上げた問題、つまり燃料噴射弁の取付けまたは取外しの問題が生じる
。別の欠点としては、取付け穴内での燃料噴射弁の位置が固定的に規定されてい
ることが挙げられる。取付け穴内に導入された燃料噴射弁の軸線は、生産技術的
な変動に基づき、一般に燃料高圧管路の接続管片の軸線と正確には一致していな
い。したがって、燃料噴射弁を燃料高圧管路に接続するためには、付加的な中間
部材が必要となる。
【0007】 特開平8−312503号公報に基づき、請求項19の上位概念部に記載の形
式の押えが公知である。この押えは、内燃機関の燃焼室内に生ぜしめられる比較
的高い燃焼圧に抗して燃料噴射弁を押さえている、つまり下方へ押圧している。
押えはこの場合、周方向で互いに向かい合って位置する2つの側で、燃料噴射弁
に設けられたつばに作用しており、この場合、このつばの下面はシリンダヘッド
の上面に接触しているので、燃料噴射弁はしっかりと保持されている。
【0008】 特開平8−312503号公報に基づき公知の押えには、この押えが軸方向で
しか燃料噴射弁に作用しないという欠点がある。したがって、燃料噴射弁が機械
的に負荷された場合に、燃料噴射弁が回動されたり、傾動されたり、あるいは半
径方向にずらされたりする恐れがある。これにより、燃料噴射弁の接続個所に緩
みが生じ、燃料高圧管路がずらされてしまう恐れがある。さらに、シール装置に
対して望ましくない負荷が生じる恐れもある。燃料噴射弁にも取付け穴の壁にも
接触している、シールリングとして形成されたシール装置では、燃料噴射弁が回
動すると、シールリング内に全周にわたって剪断応力が形成され、これによりシ
ールリングのシール特性が悪化されてしまう。
【0009】 さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19735665号明細書に基づき
、特開平8−312503号公報に基づき公知の押えに類似した、緊締つめ(S
pannpratze)として形成された押え装置が公知である。ドイツ連邦共
和国特許出願公開第19735665号明細書に基づき公知の押え装置では、シ
リンダヘッドが切欠きを有しており、この切欠き内には燃料噴射弁に設けられた
つばが配置されている。これにより、押え装置が作用する燃料噴射弁のつばは、
シリンダヘッド内に埋没されている。この公知の押えでも、同じく既に取り上げ
た欠点が生じる。
【0010】 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明によるシール装置は、従来のも
のに比べて次のような利点を有している。すなわち、燃料噴射弁をシリンダヘッ
ド内に問題なく取り付けかつ取り外すことができる。なぜならば、シール装置が
半径方向でシリンダヘッドの取付け穴の壁に対してプレロードをかけられていな
いので、シール装置が燃料噴射弁の取付け・取外しを妨げることがないからであ
る。特にこれによって、燃料噴射弁の取付け・取外しのための特別な工具はもは
や必要とされなくなる。
【0011】 別の利点としては、シールエレメントにかけられるプレロードを予め決定する
ことができるので、生産精度に課せられる要求が低減することが挙げられる。さ
らに、本発明によるシール装置を備えた燃料噴射弁は、取付け穴の直径とは無関
係にユニバーサルに使用され得る。
【0012】 さらに、シール装置のシール特性が取付け穴内での燃料噴射弁の位置とは無関
係となる、つまり取付け穴内での燃料噴射弁の位置の影響を受けなくなるので、
たとえば軸線ずれを問題なく補償することができることも有利である。
【0013】 請求項19の特徴部に記載の特徴を有する本発明による押えには、上で説明し
た公知先行技術に比べて、燃料噴射弁の位置および特に燃料噴射弁の回転位置が
固定されているという利点がある。さらに、この押えは全周にわたって少なくと
もほぼ均一に分配された形で燃料噴射弁に作用するので、燃料噴射弁の傾動が阻
止される。
【0014】 請求項2〜請求項18に記載の手段により、請求項1に記載のシール装置の有
利な改良が可能となる。
【0015】 前記凹部の軸方向高さが、シール装置のベースボディの軸方向高さの半分に少
なくともほぼ等しいことが有利である。これにより、シール装置の良好なシール
作用も大きな安定性も得られる。さらに、シールエレメントの半径方向のプレロ
ードは大きな面積にわたってノズルボディに作用することができる。
【0016】 前記凹部の半径方向幅が、前記凹部の範囲における前記ベースボディの横断面
の半径方向幅の半分に少なくともほぼ等しいことが有利である。これにより、シ
ールエレメントにより与えられているシール装置の大きな弾性率を達成すると同
時に、主としてベースボディにより与えられているシール装置の高い安定性をも
達成することができる。
【0017】 前記ベースボディが金属ブロックとして形成されていることが有利である。こ
れにより、シール装置は耐熱的でかつ形状安定的に形成されている。さらに、こ
れによってシール装置の大きな機械的な負荷耐性が与えられている。
【0018】 また択一的には、前記ベースボディがばね金属薄板として形成されていること
も有利である。これにより、シール装置を単純にかつ廉価に製作することができ
る。さらに、シール装置の適当な設計において、ばね薄板として形成されたベー
スボディにプレロードをかけることもできる。
【0019】 前記ベースボディがスリーブを有しており、該スリーブの両端部にそれぞれ1
つのつばが形成されていると有利である。これにより、ベースボディはこれらの
つばを介して燃料噴射弁と、取付け穴に設けられた段部とに有利に支持されるよ
うになる。
【0020】 シールエレメントが、前記ベースボディの第2の当付け面に部分的に接触して
いると有利である。これにより、シール装置のシールエレメントは、軸方向のシ
ールの機能と、半径方向のシールの機能とを同時に引き受けることができる。
【0021】 シールエレメントが、耐熱性のプラスチック、有利にはフッ素エラストマー、
特にフッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共重合体を主体とするフッ素エラス
トマーから成っていることが有利である。この場合、シールエレメントが加硫に
より前記ベースボディに結合されていることが特に有利である。シール装置はこ
の場合、たとえば次のようにして製造され得る。まず、ベースボディにプラスチ
ック出発材料が、たとえば粉末または顆粒の形で被着され、次いでプラスチック
出発材料が加硫される。これにより、ベースボディに付着した耐熱性のプラスチ
ックが形成される。この場合、ベースボディの表面が適宜に前処理されている、
たとえば粗面化されていると有利である。
【0022】 シールエレメントがポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成っていて
も有利である。これにより、簡単に製造することができ、しかもその極めて高い
耐化学薬品性に基づき燃焼ガスに対して耐性を有している耐熱性のシールエレメ
ントが提供されている。
【0023】 シールエレメントが、燃料噴射弁の組み付けられた状態で前記ベースボディに
よって軸方向でプレロードをかけられていることが有利である。これにより、シ
ールエレメントを用いたシールを、特に半径方向において一層改善することがで
きる。
【0024】 前記ベースボディが、シールプレートを介して前記取付け穴の段部に接触して
いると有利である。この場合、前記シールプレートが、軟質金属、特に銅から成
っていると特に有利である。さらに、シールエレメントはこのシールプレートに
よって、高温の燃焼ガスとの直接的な接触や燃焼ガスの温度に対して防護される
【0025】 請求項20〜請求項23に記載の手段により、請求項19に記載の押えの有利
な改良が可能となる。
【0026】 ハウジング部分が、燃料噴射弁の、前記固定部材が位置する側とは反対の側に
配置されていると有利である。これにより、固定用部分リングは燃料噴射弁を2
つの側から取り囲むことができるので有利である。この場合、固定部材から燃料
噴射弁への良好な力伝達が与えられている。
【0027】 前記固定用部分リングが、環状の内側つばを有しており、該内側つばが、燃料
噴射弁に設けられた環状の段部と協働して、燃料噴射弁の傾動を阻止していると
有利である。これにより、押えの力は全周にわたって少なくともほぼ均一に燃料
噴射弁へ伝達される。
【0028】 前記固定用部分リングの内面に、燃料噴射弁が少なくともほぼ面状に接触して
おり、これにより半径方向における燃料噴射弁の移動が阻止されていると有利で
ある。燃料噴射弁が固定用部分リングの内面に面接触することに基づき、さらに
燃料噴射弁の傾動もしくはひっかかりも阻止される。
【0029】 シールエレメントが弁先端部の近くに位置するようにベースボディが形成され
ていると有利である。これにより死容積(デッドボリューム)の減小もしくはH
Cポケットの減小を達成することができる。
【0030】 さらに、ベースボディが熱導出体として働き、これにより燃料噴射弁の特にノ
ズルボディの範囲から熱が導出されると有利である。
【0031】 さらに、ベースボディがシリンダヘッドに対して接触するように組み付けられ
ており、これにより弁ボディの冷却が一層改善されると有利である。
【0032】 押えが、少なくとも部分的に前記取付け穴内に配置されており、押えの内面が
、ほぼ前記取付け穴の内部の範囲で燃料噴射弁に接触していると有利である。こ
れにより、押えを少なくとも部分的にシリンダヘッドの取付け穴内に埋没させる
ことができるので、燃料噴射弁を一層コンパクトに形成することができる。さら
に、これによって組付けが一層簡単となり、押えが一層良好に防護される。
【0033】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0034】 実施例の説明 図1には燃料噴射弁1が図示されている。この燃料噴射弁1は第1実施例によ
るシール装置2を用いて、シリンダヘッド4に設けられた取付け穴3内に挿入さ
れている。燃料噴射弁1はノズルボディ5を有しており、このノズルボディ5は
燃料噴射弁1の中央部分6に結合されている。ノズルボディ5は内燃機関の燃焼
室7内へ燃料を噴射するための燃料ノズルを有しており、この場合、燃料はシリ
ンダヘッド4に設けられた噴射開口8を介して燃焼室7内へ流入する。シール装
置2はノズルボディ5を全周にわたって取り囲んでおり、この場合、シール装置
2の外径は中央部分6の外径に少なくともほぼ一致しており、シール装置2の内
径はノズルボディ5の外径に少なくともほぼ一致している。さらに、取付け穴3
は大小異なる直径の2つの区分、すなわち小径の第1の区分9と、大径の第2の
区分10とを有している。第1の区分9と第2の区分10とは、取付け穴3に設
けられた段部11によって互いに接続されている。燃料噴射弁1の中央部分6の
外径と、シール装置2の外径とは、この実施例では取付け穴3の第2の区分10
の直径に少なくともほぼ一致している。燃料噴射弁1の軸線はこの実施例では取
付け穴3の軸線12と一致している。燃料噴射弁1の、半径方向における移動を
可能にするために、燃料噴射弁1と取付け穴3との間には、段付けされた環状の
ギャップ13が形成されている。このギャップ13は、燃料噴射弁1の中央部分
6もしくはシール装置2と、取付け穴3の第2の区分10との間に形成された環
状のギャップ14を包含している。半径方向における燃料噴射弁1の移動により
、燃料噴射弁1の軸線と取付け穴3の軸線12との間の軸線ずれを達成し、これ
により高圧燃料管路(図示しない)の接続管片の軸線と、取付け穴3の軸線12
との間の軸線ずれを補償することができる。
【0035】 シール装置2は、切欠き16を有するベースボディ15と、このベースボディ
15に設けられた凹部18内に嵌め込まれたシールエレメント17とを有してい
る。ベースボディ15に設けられた切欠き16はこの実施例では、ベースボディ
15を貫いた中心の軸方向孔として形成されており、この場合、ノズルボディ5
はこの切欠き16を貫通して延びている。凹部18は切欠き16に接続されてい
るので、全体的には段付孔19が形成されている。
【0036】 シール装置2はシールプレート20を介して、取付け穴3の段部11に支持さ
れている。さらに、シール装置2は中央部分6にも支持されている。
【0037】 燃料噴射弁1は押え装置21によって取付け穴3内に保持される。この押え装
置21は押え22と、ねじ23として形成された固定部材とを有している。ねじ
23は押え22に設けられたレバーアーム24を貫通していて、シリンダヘッド
4に設けられたねじ山付孔25内にねじ込まれている。この実施例では、ねじ2
3がねじ山付孔25内に完全にねじ込まれているので、レバーアーム24はシリ
ンダヘッド4の上面26に平らに接触している。
【0038】 押え22は、レバーアーム24に結合された固定用部分リング27を有してい
る。この固定用部分リング27は燃料噴射弁1を部分的に取り囲んでいる。押え
22の固定用部分リング27は、切欠き28(図4)を有している。この切欠き
28内には、燃料噴射弁1のハウジング部分29が嵌め込まれており、これによ
り燃料噴射弁1の回動が防止されている。なぜならば、ハウジング部分29が面
31,32(図4)に接触することにより、この実施例では取付け穴3の軸線1
2と一致している燃料噴射弁1の軸線を中心とした燃料噴射弁1の回動がロック
されるからである。この場合、それと同時に燃料噴射弁1の所定の回転位置が規
定されている。ハウジング部分29は電気的な接続コネクタ33を有している。
【0039】 燃料噴射弁1は段部37を有している。この段部37には、押え22の固定用
部分リング27に設けられた環状の内側つば38が作用している。ねじ23の締
付け力により形成されたプレロード力もしくは予荷重力は、この環状の内側つば
38を介して燃料噴射弁1の段部37へ周方向に均一に伝達されるので、燃料噴
射弁1の均一な負荷が達成され、これにより燃料噴射弁1の傾動、ひいてはひっ
かかりが阻止される。このときに良好なてこ比を達成するために、切欠き28(
図4)は、固定用部分リング27の、押え22のレバーアーム24とは反対の側
に配置されている。したがって、燃料噴射弁1はシリンダヘッド4の取付け穴3
内で、燃料噴射弁1の軸線に関して、ハウジング部分29の角度位置がねじ23
もしくはレバーアーム24の角度位置に対して180゜だけずらされているよう
な回転角度位置を有している。
【0040】 燃料噴射弁1は燃料流入管片39を有している。この燃料流入管片39を介し
て、燃料は燃料高圧管路から燃料噴射弁1内のノズルボディ5にまで案内される
。燃料流入管片39はハウジング部分40に結合されており、このハウジング部
分40に段部37が形成されている。ハウジング部分40は外面41を有してい
る。燃料噴射弁1のハウジング部分40の外面41には、押え22の固定用部分
リング27の内面42が接触している。この内面42は外面41に少なくともほ
ぼ面状に接触しているので、半径方向における燃料噴射弁1の移動は阻止されて
おり、燃料噴射弁1の軸線位置は固定される。固定用部分リング27はこの場合
、少なくとも部分的に、取付け穴3の一部である切欠き43内に配置されている
ので、固定用部分リング27はシリンダヘッド4内に部分的に埋没されている。
【0041】 図2には、図1にIIで示した破線により取り囲まれた部分の拡大図が図示さ
れている。既に説明した構成部分と同一の構成部分には同じ符号が付与されてお
り、これらの構成部分に関しては再度の説明を省略する。
【0042】 燃料噴射弁1は、中央部分6をノズルボディ5に結合する段部50を有してい
る。シール装置2のベースボディ15は端面側の第1の当付け面51で、燃料噴
射弁1の中央部分6に接触しており、この場合、ベースボディ15は切欠き52
を有しており、この切欠き52は段部50を収容している。ベースボディ15は
切欠き16を有している。この切欠き16は軸方向孔として形成されており、こ
の軸方向孔を貫いてノズルボディ5が延びている。さらにベースボディ15は凹
部18を有している。この凹部18は切欠き16に接続されており、これにより
ベースボディ15の段付孔19が形成されている。軸方向における凹部18の高
さは、この実施例では軸方向におけるベースボディ15の高さのほぼ半分に等し
い。半径方向における凹部18の幅は、この実施例では半径方向におけるベース
ボディ15の横断面の幅のほぼ半分に等しい。したがって、凹部18は方形の横
断面を有している。
【0043】 ベースボディ15の凹部18内には、シールエレメント17が導入されている
。この場合、シールエレメント17はベースボディ15に設けられた軸方向面5
3に接触しており、そしてシールエレメント17と、ベースボディ15に設けら
れた半径方向面59との間には、環状のギャップ54が形成されている。シール
エレメント17の内径は弛緩された状態もしくは負荷軽減された状態では、ノズ
ルボディ5の外径よりも小さく形成されているので、シールエレメント17はプ
レロードもしくは予荷重で負荷されている。シールエレメント17のプレロード
もしくは予荷重はこの場合、シール面55でノズルボディ5に作用しており、こ
れによりベースボディ15とノズルボディ5との間に形成されたギャップ56が
シールされている。環状のギャップ54により、ベースボディ15の凹部18内
にシールエレメント17を特に簡単に導入することができる。なぜならば、導入
時にベースボディ15とシールエレメント17との間の摩擦が生じないからであ
る。
【0044】 ベースボディ15はシールプレート20を介して、シリンダヘッド4に設けら
れた取付け穴3の段部11に支持されている。燃料噴射弁1が組み付けられた状
態では、ベースボディ15が押え装置21(図1)によって、軸方向のプレロー
ド力もしくは予荷重力で負荷されるので、環状のギャップ14はシールプレート
20によってシールされている。このシールプレート20は有利には軟質金属、
特に銅から製作されているので、シールエレメント17が燃焼ガスと直接に接触
することは防止されている。この場合、シールエレメント17は、シールエレメ
ント17に対する燃焼ガスの化学作用からも熱作用からも防護されている。この
実施例では、シールプレート20がノズルボディ5にも、取付け穴3の周壁73
にも接触している。これにより、シールプレート20の範囲におけるノズルボデ
ィ5の位置が規定されている。シールプレート20の外径および/または内径は
、ノズルボディ5とシールプレート20との間もしくはシールプレート20と取
付け穴3の周壁73との間に間隙が形成されるように設定することもできる。こ
れにより、半径方向における燃料噴射弁1の移動が可能となる。
【0045】 シールエレメント17は有利にはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)か
ら成っていてよい。ポリテトラフルオロエチレンは、耐熱性および極めて高い耐
化学薬品性を有しているという利点を持っている。したがって、シールエレメン
ト17がポリテトラフルオロエチレンまたはこれる類する材料から成っている場
合には、シールプレート20を不要にすることもできる。さらに、ポリテトラフ
ルオロエチレンでは、加熱時に可逆的な体積増大が生じるので、シールエレメン
ト17を少しだけ遊びを持って燃料噴射弁1のノズルボディ5に被せ嵌めること
ができる。この場合、作動時ではシールエレメント17が加熱され、体積増大に
基づきシール面55におけるシールが行われる。このとき、ベースボディ15と
シールエレメント17との間のギャップ54により、補償室が提供されており、
これにより体積増大時にノズルボディ5に損傷を与えてしまうことが阻止される
【0046】 シールエレメント17は、相応する耐熱性および耐化学薬品性を有する別の材
料から製造されていてもよい。
【0047】 ベースボディ15の第1の当付け面51は燃料噴射弁1の段部50の端面58
に接触しており、第1の当付け面51とは反対の側に位置する第2の当付け面5
7はシールプレート20を介して取付け穴3の段部11に接触しているので、燃
料噴射弁1の端面58と段部11との間の間隔は、ベースボディ15の高さとシ
ールプレート20の厚さとによって決定されている。したがって、燃料噴射弁1
のプレロード力は、ベースボディ15の高さおよび/またはシールプレート20
の厚さによっても決定することができる。第1の当付け面51は第2の当付け面
57に対して平行に延びているので、シールプレート20に対する燃料噴射弁1
のプレロード力の特に好都合な力伝達が得られる。ベースボディ15は金属ブロ
ックとして形成されていると有利である。これにより、著しい変形なしにプレロ
ード力がシールプレート20へ伝達される。
【0048】 図3には、図1のIIで示した部分に相当する部分の、本発明によるシール装
置2の第2実施例による別の構成が図示されている。既に説明した構成部分と同
一の構成部分には同じ符号が付与されており、これらの構成部分に関しては再度
の説明を省略する。
【0049】 この第2実施例では、ベースボディ15がスリーブ65を有している。このス
リーブ65の両端部66,67は折り曲げられているので、一方の端部66には
、半径方向外側へ向かって位置するつば68が形成されており、他方の端部67
には、半径方向外側へ向かって位置するつば69が形成されている。ベースボデ
ィ15の一方の端部66に設けられたつば68は、第1の当付け面51を有して
おり、この第1の当付け面51は段部50に接触している。この場合、当付けは
、燃料噴射弁1の段部50の端面58に対して行われる。ベースボディ15に設
けられた他方のつば69は、第2の当付け面57を有している。この第2の当付
け面57はシールエレメント17に結合されている。このシールエレメント17
はさらに内側の当付け面70に結合されており、この内側の当付け面70はノズ
ルボディ5の外周面71に対して向かい合って位置するようにベースボディ15
に形成されている。したがって、シールエレメント17はノズルボディ5と共に
シール面55を形成していると同時に、段部11と共にシール面72をも形成し
ている。したがって、図1および図2に示した第1実施例で使用されたシールプ
レート20を不要にすることができる。
【0050】 シールエレメント17とベースボディ15との結合は、ベースボディ15にシ
ールエレメント17を加硫固定することにより得られる。このためには、シール
装置2の製造時に、ベースボディ15にフッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン
共重合体が被着され、引き続き加硫され、これにより相応するフッ素エラストマ
ーが形成される。加硫によりシールエレメント17が製造された後に、相応する
フッ素エラストマーが金属製のベースボディ15に付着している。したがって、
シール装置2は1つの部分から一体に形成されており、これによりノズルボディ
5への装着および燃料噴射弁1の組付けが容易となる。
【0051】 前記両実施例では、シール装置2のシールが第1に半径方向でノズルボディ5
に対して行われ、第2に軸方向で取付け穴3の段部11に対して行われる。取付
け穴3の周壁73に対する半径方向のシールは行われないので、取付け穴3内へ
のシール装置2の導入時に、シール装置2と周壁73との接触に基づき生じる恐
れのある摩擦力も作用しなくなる。これにより、燃料噴射弁1の取付けおよび取
外しが著しく簡単となる。さらに、シール装置2は取付け穴3を信頼性良くシー
ルしているので、段付けされた環状のギャップ13が形成されていてよい。この
環状のギャップ13は燃料噴射弁1の半径方向の移動を可能にし、これにより取
付け穴3の軸線12と、燃料高圧管路の接続管片の軸線とのずれを補償すること
ができる。
【0052】 このためには、ベースボディ15がばね金属薄板として形成されていると有利
である。これにより、ベースボディ15は軸方向の負荷を受けると弾性的に変形
するようになる。
【0053】 図4には、図1に示した押え22の平面図が示されている。押え22はレバー
アーム24と固定用部分リング27とを有しており、レバーアーム24と固定用
部分リング27とは互いに結合されている。固定用部分リング27は切欠き28
により中断されており、これにより第1の部分円区分74と第2の部分円区分7
5とが形成されている。第1の部分円区分74は面31を有しており、この面3
1には、第2の部分円区分75に形成された面32が向かい合って位置している
。固定用部分リング27は部分円に沿って延びる内側つば38を有しており、こ
の内側つば38はやはり切欠き28により中断されている。両面31,32は互
いに平行に配置されており、押え22の対称軸線76は各面31,32に対して
平行である。
【0054】 固定用部分リング27は取付け穴3内に燃料噴射弁1を固定するために働く。
この場合、面31,32は燃料噴射弁1に設けられたハウジング部分29に接触
し、これにより燃料噴射弁1の回動を阻止する。環状の内側つば38は燃料噴射
弁1に設けられた段部37と協働し、これにより燃料噴射弁1への押え22の保
持力の均一な伝達が達成される。
【0055】 押え22のレバーアーム24は孔77を有している。これにより、シリンダヘ
ッド4に設けられたねじ山付孔25内にねじ23(図1)を用いて押え22を固
定することが可能となる。
【0056】 図5には、図4に示した押え22を、図4にVで示した方向で見た正面図が示
されている。既に説明した構成部分は、この場合にも同じ符号を備えている。
【0057】 固定用部分リング27は内面42を有している。この内面42は組み付けられ
た状態では燃料噴射弁1のハウジングに接触しており、これにより燃料噴射弁1
の軸線位置がさらに固定される。
【0058】 したがって、押え22により、取付け穴3の軸線12に対する燃料噴射弁1の
軸線の移動および傾動を可能にするような、段付けされた環状のギャップ13(
図1)が形成されている場合でも、燃料噴射弁1の軸線位置を固定することがで
きる。このことは特に、燃料噴射弁1が本発明によるシール装置2によって取付
け穴3内で半径方向ではそれほど強固に位置固定されていないことを考えると有
利である。したがって、本発明によるシール装置2が本発明による押え22と一
緒に、取付け穴3内に燃料噴射弁1を固定するために使用されることが特に有利
になる。しかし、本発明によるシール装置2および本発明による押え22は、互
いに別個に独立した形でも使用され得る。さらに、本発明によるシール装置2お
よび本発明による押え22は、別の使用事例のためにも適している。さらに、シ
ールプレート20(図1)の代わりに、別構造のシール体を使用することもでき
る。
【0059】 図6には、図2にVIで示した部分に相当する部分の、本発明によるシール装
置2の第3実施例による別の構成が示されている。この実施例および後続の実施
例においては、既に説明した構成部分と同一の構成部分には同じ符号が付与され
ており、これらの構成部分に関しては再度の説明を省略する。
【0060】 この第3実施例では、ノズルボディ5を環状に取り囲むように配置されたシー
ルエレメント17が、ベースボディ15に設けられたノーズ状の突出部80によ
ってベースボディ15に摩擦接続的に結合されている。このためには、シールエ
レメント17が切欠き81を有しており、この切欠き81内にベースボディ15
の突出部80が係合している。第3実施例によるシール装置2は、シールエレメ
ント17の組付け時にシール装置2のシールエレメント17の位置が固定される
という利点を有している。さらに、たとえば加熱によりノズルボディ5またはシ
ールプレート20もしくはシールプレート20が設けられていない場合には段部
11と少なくとも部分的に結合を成立させていたシールエレメント17が、たと
えば保守作業に基づき必要とされるシール装置2の取外し時にベースボディ15
から分離されてしまうことも阻止される。
【0061】 図7には、図2にVIで示した部分に相当する部分の、本発明によるシール装
置2の第4実施例によるさらに別の構成が示されている。
【0062】 この第4実施例においては、ベースボディ15に設けられた凹部18が次のよ
うに形成されている。すなわち、凹部18は、第1の当付け面51と第2の当付
け面57(図3)との間に位置する所定の個所を起点として、切欠き16により
与えられている直径から出発して、有利にはベースボディ15の外径よりも小さ
な直径にまで単調に、つまり均一に拡幅しており、これにより、凹部18は三角
形の横断面を有している。この凹部18内には、環状のシールエレメント17が
導入されており、このシールエレメント17は凹部18に対応して三角形の横断
面を有している。第4実施例によるシール装置2を用いると、軸線12に対して
傾けられた半径方向面59に基づき、シール装置2を軸方向のプレロードで負荷
することによって、ギャップ56をシールするためにシールエレメント17をノ
ズルボディ5に圧着させるシール力を高めることができる。軸線12に対する半
径方向面59の傾斜を規定する凹部18の開き角度により、ギャップ56とギャ
ップ14とをシールするシール力の大きさを調節することができる。場合によっ
ては凹部18は、少なくとも部分的に種々異なる開き角度を有する、傾けられた
複数の区分から成っていてもよい。
【0063】 図8には、図2にVIで示した部分に相当する部分の、本発明によるシール装
置2の第5実施例によるさらに別の構成が示されている。
【0064】 第5実施例によるベースボディ15の凹部18は、第1の部分82と第2の部
分83とを有している。第2の部分83は第4実施例(図7参照)における凹部
18に類似して形成されているが、この場合には、凹部18の第2の部分83は
、ノズルボディ5の直径よりも大きな直径から出発して増大している。凹部18
の第1の部分82は、凹部18の第2の部分83の直径が増大する出発点となる
直径よりも大きな直径を有する、ベースボディ15の軸方向面53を起点として
連続的に減径されて、凹部18の第2の部分83が増大する出発点となる直径に
まで狭まっている。シールエレメント17は、この凹部18内に嵌入するように
成形されており、この場合、ベースボディ15に形成された突出部80に基づき
、第3実施例(図6参照)における結合形式に類似した、シール装置2のベース
ボディ15との摩擦接続的な結合が生ぜしめられる。
【0065】 前記実施例で説明したシール装置2の構成は、単純な構造によりすぐれている
模範的な構成とみなすことができる。これらの実施例の組み合わせおよび変化形
により、種々の境界条件に適合されたシール装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 燃料噴射弁が本発明によるシール装置と、本発明による押えとによって、シリ
ンダヘッドの取付け穴内に固定されている状態を示す、本発明の第1実施例の軸
方向断面図である。
【図2】 図1のIIで示した部分の拡大断面図である。
【図3】 図1にIIで示した部分の第2実施例による構成を示す拡大断面図である。
【図4】 本発明による押えの平面図である。
【図5】 図4に示した押えをVで示した方向で見た側面図である。
【図6】 図2にVIで示した部分の第3実施例による構成を示す拡大断面図である。
【図7】 図2にVIで示した部分の第4実施例による構成を示す拡大断面図である。
【図8】 図2にVIで示した部分の第5実施例による構成を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁、 2 シール装置、 3 取付け穴、 4 シリンダヘッド
、 5 ノズルボディ、 6 中央部分、 7 燃焼室、 8 噴射開口、 9
第1の区分、 10 第2の区分、 11 段部、 12 軸線、 13,1
4 ギャップ、 15 ベースボディ、 16 切欠き、 17 シールエレメ
ント、 18 凹部、 19 段付孔、 20 シールプレート、 21 押え
装置、 22 押え、 23 ねじ、 24 レバーアーム、 25 ねじ山付
孔、 26 上面、 27 固定用部分リング、 28 切欠き、 29 ハウ
ジング部分、 31,32 面、 33 接続コネクタ、 37 段部、 38
内側つば、 39 燃料流入管片、 40 ハウジング部分、 41 外面、
42 内面、 43 切欠き、 50 段部、 51 第1の当付け面、 5
2 切欠き、 53 軸方向面、 54 ギャップ、 55 シール面、 56
ギャップ、 57 第2の当付け面、 58 端面、 59 半径方向面、
65 スリーブ、 66,67 端部、 68,69 つば、 70 当付け面
、 71 外周面、 72 シール面、 73 周壁、 74 第1の部分円区
分、 75 第2の部分円区分、 76 対称軸線、 77 孔、 80 突出
部、 81 切欠き、 82 第1の部分、 83 第2の部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G024 AA04 BA29 FA01 FA08 GA26 HA01 HA15 3G066 AB02 AD12 BA00 BA41 CC03 CC39 CD04 CD14 CD17 CE34

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃焼室(7)内に燃料を直接噴射するための、内
    燃機関のシリンダヘッド(4)に設けられた取付け穴(3)内に挿入可能な燃料
    噴射弁(1)に用いられるシール装置(2)であって、燃料噴射弁(1)に設け
    られたノズルボディ(5)を全周にわたって取り囲むシールエレメント(17)
    が設けられている形式のものにおいて、当該シール装置(2)がベースボディ(
    15)を有していて、該ベースボディ(15)が軸方向の切欠き(16)を有し
    ており、該切欠き(16)を貫いてノズルボディ(5)が延びており、前記ベー
    スボディ(15)が、前記切欠き(16)に接続された環状の凹部(18)を有
    しており、該凹部(18)内に前記シールエレメント(17)が導入されており
    、前記ベースボディ(15)に設けられた第1の当付け面(51)が、燃料噴射
    弁(1)に設けられた端面(58)に少なくとも間接的に接触しており、前記ベ
    ースボディ(15)に設けられた、前記第1の当付け面(51)とは反対の側に
    位置する第2の当付け面(57)が、取付け穴(3)に設けられた段部(11)
    に少なくとも間接的に接触していることを特徴とする、燃料噴射弁に用いられる
    シール装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部(18)の軸方向高さが、前記ベースボディ(15
    )の軸方向高さの半分に少なくともほぼ等しい、請求項1記載のシール装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部(18)の半径方向幅が、前記凹部(18)の範囲
    における前記ベースボディ(15)の横断面の半径方向幅の半分に少なくともほ
    ぼ等しい、請求項1または2記載のシール装置。
  4. 【請求項4】 前記環状の凹部(18)が、ほぼ方形の横断面を有している
    、請求項1から3までのいずれか1項記載のシール装置。
  5. 【請求項5】 前記環状の凹部(18)が、第2の当付け面(57)に向か
    って徐々に拡幅している、請求項1から3までのいずれか1項記載のシール装置
  6. 【請求項6】 前記環状の凹部(18)の横断面が、ほぼ三角形の横断面を
    有している、請求項5記載のシール装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースボディ(15)が金属ブロックとして形成されて
    いる、請求項1から6までのいずれか1項記載のシール装置。
  8. 【請求項8】 前記ベースボディ(15)がばね薄板として形成されている
    、請求項1から6までのいずれか1項記載のシール装置。
  9. 【請求項9】 前記ベースボディ(15)がスリーブ(65)を有しており
    、該スリーブ(65)の両端部(66,67)にそれぞれ1つのつば(68,6
    9)が形成されている、請求項8記載のシール装置。
  10. 【請求項10】 前記シールエレメント(17)がシールリングである、請
    求項1から9までのいずれか1項記載のシール装置。
  11. 【請求項11】 前記シールエレメント(17)が、前記ベースボディ(1
    5)の第2の当付け面(57)に部分的に接触している、請求項1から10まで
    のいずれか1項記載のシール装置。
  12. 【請求項12】 前記シールエレメント(17)が、耐熱性のプラスチック
    、有利にはフッ素エラストマー、特にフッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共
    重合体を主体とするフッ素エラストマーから成っている、請求項1から11まで
    のいずれか1項記載のシール装置。
  13. 【請求項13】 前記シールエレメント(17)が、加硫により前記ベース
    ボディ(15)に結合されている、請求項12記載のシール装置。
  14. 【請求項14】 前記シールエレメント(17)がポリテトラフルオロエチ
    レン(PTFE)から成っている、請求項1から11までのいずれか1項記載の
    シール装置。
  15. 【請求項15】 前記シールエレメント(17)が半径方向でプレロードを
    かけられている、請求項1から14までのいずれか1項記載のシール装置。
  16. 【請求項16】 前記シールエレメント(17)が、燃料噴射弁(1)の組
    み付けられた状態で前記ベースボディ(15)によって軸方向でプレロードをか
    けられている、請求項1から15までのいずれか1項記載のシール装置。
  17. 【請求項17】 前記ベースボディ(15)が、シールプレート(20)を
    介して取付け穴(3)の段部(11)に接触している、請求項1から16までの
    いずれか1項記載のシール装置。
  18. 【請求項18】 前記シールプレート(20)が、軟質金属、特に銅から成
    っている、請求項17記載のシール装置。
  19. 【請求項19】 内燃機関の燃焼室(7)内に燃料を直接噴射するための、
    内燃機関のシリンダヘッド(4)に設けられた取付け穴(3)内に挿入可能な燃
    料噴射弁(1)に用いられる押え(22)であって、レバーアーム(24)が設
    けられており、該レバーアーム(24)が、固定部材、特にねじ(23)によっ
    て内燃機関のシリンダヘッド(4)に結合可能である形式のものにおいて、当該
    押え(22)が、前記レバーアーム(24)に結合された固定用部分リング(2
    7)を有しており、該固定用部分リング(27)が燃料噴射弁(1)を部分的に
    取り囲んでおり、前記固定用部分リング(27)が切欠き(28)を有しており
    、該切欠き(28)内に、燃料噴射弁(1)の回動を阻止するために、燃料噴射
    弁(1)のハウジング部分(29)が嵌め込まれていることを特徴とする、燃料
    噴射弁に用いられる押え。
  20. 【請求項20】 前記ハウジング部分(29)が、燃料噴射弁(1)の、前
    記固定部材(23)とは反対の側に配置されている、請求項19記載の押え。
  21. 【請求項21】 前記固定用部分リング(27)が内側つば(38)を有し
    ており、該内側つば(38)が、燃料噴射弁(1)に設けられた段部(37)と
    協働して、燃料噴射弁(1)の傾動を阻止している、請求項19または20記載
    の押え。
  22. 【請求項22】 前記固定用部分リング(27)の内面(42)に、燃料噴
    射弁(1)が少なくともほぼ面状に接触しており、これにより半径方向における
    燃料噴射弁(1)の移動が阻止されている、請求項19から21までのいずれか
    1項記載の押え。
  23. 【請求項23】 当該押え(22)が、少なくとも部分的に前記取付け穴(
    3)内に配置されており、当該押え(22)の内面(42)が、ほぼ前記取付け
    穴(3)の内部の範囲で燃料噴射弁(1)に接触している、請求項22記載の押
    え。
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