JP2003533654A - 液圧減衰ブッシュ - Google Patents
液圧減衰ブッシュInfo
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- JP2003533654A JP2003533654A JP2001584765A JP2001584765A JP2003533654A JP 2003533654 A JP2003533654 A JP 2003533654A JP 2001584765 A JP2001584765 A JP 2001584765A JP 2001584765 A JP2001584765 A JP 2001584765A JP 2003533654 A JP2003533654 A JP 2003533654A
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- inner sleeve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/16—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially specially adapted for receiving axial loads
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
特に自動車で、主荷重方向(24)の荷重を減衰させるための液圧減衰ブッシュ(10)に関する。該ブッシュは、内側スリーブ(11)と、外側スリーブ(12)と、両者間に配置された担いばねユニット(32)と、内側スリーブを外側スリーブに結合する少なくとも1つの閉鎖部材(33)を備える。この部材は内・外側スリーブで包囲された空間を周囲に対し区切っている。液体が充填される転流通路(22)を経て互いに連通する2つの室(20、21)が設けられる。主荷重方向は内外スリーブの長手軸線(44)に対し平行に延びる。本発明に従い、閉鎖部材を担いばねユニットと別個に形成する。各室を担いばねユニット又はこれに隣接する1つの部品(35、36)と閉鎖部材とで境界づける。これに伴い、簡単な製造と組立法で、材料を最良に適合させられる。
Description
【0001】
本発明は、内側スリーブと、外側スリーブと、これら両スリーブ間に配置され
た担いばねユニットと、内側スリーブを外側スリーブに結合し、両スリーブによ
り包囲された空間を周囲に対し境界づける少なくとも1つの閉鎖部材と、液体が
充填され転流通路を経て連通する2つの室とから成り、主荷重方向が内外スリー
ブの長手軸線に対し平行に延びる、特に自動車において主荷重方向における荷重
を減衰するために用いる液圧減衰ブッシュに関する。
た担いばねユニットと、内側スリーブを外側スリーブに結合し、両スリーブによ
り包囲された空間を周囲に対し境界づける少なくとも1つの閉鎖部材と、液体が
充填され転流通路を経て連通する2つの室とから成り、主荷重方向が内外スリー
ブの長手軸線に対し平行に延びる、特に自動車において主荷重方向における荷重
を減衰するために用いる液圧減衰ブッシュに関する。
【0002】
この種のブッシュは、独国特許出願公開第3632612号明細書で公知であ
る。公知のブッシュは、内・外側スリーブと転流通路付き中間部材を備える。更
に、両側に閉鎖部材が設けられている。その片側閉鎖部材は内側スリーブと一体
に形成され、反対側閉鎖部材は内側スリーブに固く結合している。室を周囲に対
し密閉するため、閉鎖部材と外側スリーブとの間にゴムリングを設ける。該リン
グは、密封のため閉鎖部材と外側スリーブとに結合せねばならない。ゴムリング
の長さは内側スリーブの長さに応じて変化する。
る。公知のブッシュは、内・外側スリーブと転流通路付き中間部材を備える。更
に、両側に閉鎖部材が設けられている。その片側閉鎖部材は内側スリーブと一体
に形成され、反対側閉鎖部材は内側スリーブに固く結合している。室を周囲に対
し密閉するため、閉鎖部材と外側スリーブとの間にゴムリングを設ける。該リン
グは、密封のため閉鎖部材と外側スリーブとに結合せねばならない。ゴムリング
の長さは内側スリーブの長さに応じて変化する。
【0003】
異なった液圧減衰ブッシュが米国特許第5890706号明細書に記載されて
いる。この米国特許明細書は、担いばねを経て結合された内側スリーブと外側ス
リーブとを備える液圧減衰アキシャルブッシュを開示している。その担いばねは
片側が周囲と接触し、反対側には、中間板で分離され、液体が充填された2つの
室が設けられている。その第2室を周囲に対して密閉するために、担いばねと一
体に形成されたゴム弾性薄膜を利用している。この場合も、担いばねとゴム弾性
薄膜との結合のために、高価な製造費と組立費が生ずる。
いる。この米国特許明細書は、担いばねを経て結合された内側スリーブと外側ス
リーブとを備える液圧減衰アキシャルブッシュを開示している。その担いばねは
片側が周囲と接触し、反対側には、中間板で分離され、液体が充填された2つの
室が設けられている。その第2室を周囲に対して密閉するために、担いばねと一
体に形成されたゴム弾性薄膜を利用している。この場合も、担いばねとゴム弾性
薄膜との結合のために、高価な製造費と組立費が生ずる。
【0004】
本発明の課題は、簡単な製造および組立で、材料を最良に適合させることがで
きる液圧減衰ブッシュを提供することにある。
きる液圧減衰ブッシュを提供することにある。
【0005】
この課題は、本発明に基づき、冒頭に述べた液圧減衰ブッシュにおいて、閉鎖
部材を担いばねユニットと別個に形成し、各室を担いばねユニット又は担いばね
ユニットに隣接する1つの部品と閉鎖部材とで境界づけることで解決される。
部材を担いばねユニットと別個に形成し、各室を担いばねユニット又は担いばね
ユニットに隣接する1つの部品と閉鎖部材とで境界づけることで解決される。
【0006】
一方では閉鎖部材と、他方では内側スリーブ並びに外側スリーブおよび担いば
ねユニットとの別個の形成により、担いばねユニット或いは閉鎖部材にそれぞれ
最適な種々の材料を利用できる。担いばねユニットと閉鎖部材は各々互いに別個
に製造され、簡単に組み立てられる。従って、本発明に基づくブッシュのモジュ
ール構造が生ずる。その場合好適には、閉鎖部材は内側スリーブおよび外側スリ
ーブとも別個に形成されている。
ねユニットとの別個の形成により、担いばねユニット或いは閉鎖部材にそれぞれ
最適な種々の材料を利用できる。担いばねユニットと閉鎖部材は各々互いに別個
に製造され、簡単に組み立てられる。従って、本発明に基づくブッシュのモジュ
ール構造が生ずる。その場合好適には、閉鎖部材は内側スリーブおよび外側スリ
ーブとも別個に形成されている。
【0007】
室は担いばねユニットと閉鎖部材とによって、或いは担いばねユニットに隣接
する部品と閉鎖部材とによって境界づけられている。その部品は、特に減結合器
又はプランジャとして形成する。該部品は、本発明に基づくブッシュの特性を各
周辺条件に合わせることを可能にする。
する部品と閉鎖部材とによって境界づけられている。その部品は、特に減結合器
又はプランジャとして形成する。該部品は、本発明に基づくブッシュの特性を各
周辺条件に合わせることを可能にする。
【0008】
この場合、担いばねユニットは両方の室と内側スリーブと外側スリーブとで取
り囲まれ、周囲と接触しない。公知のブッシュの場合、担いばねは常に周囲に曝
されているので、特別な材料を利用せねばならない。本発明に基づくブッシュの
場合、それは無用である。
り囲まれ、周囲と接触しない。公知のブッシュの場合、担いばねは常に周囲に曝
されているので、特別な材料を利用せねばならない。本発明に基づくブッシュの
場合、それは無用である。
【0009】
本発明の有利な実施態様は従属請求項に記載してある。
【0010】
担いばねユニットの剛性部品と閉鎖部材の剛性部品を、主荷重方向において互
いに重ね合わせるとよい。この重なりにより、内側スリーブと外側スリーブの相
対運動時に、ポンプ作用が得られる。この作用は、転流通路への液体の流入を促
進し、転流通路を通る流れを向上し、液圧減衰作用を増大する。
いに重ね合わせるとよい。この重なりにより、内側スリーブと外側スリーブの相
対運動時に、ポンプ作用が得られる。この作用は、転流通路への液体の流入を促
進し、転流通路を通る流れを向上し、液圧減衰作用を増大する。
【0011】
本発明の有利な実施態様では、担いばねユニットと閉鎖部材を主荷重方向に連
続して配置する。これにより、本発明に基づくブッシュの構造が単純になる。
続して配置する。これにより、本発明に基づくブッシュの構造が単純になる。
【0012】
第1の実施形態では、担いばねユニットと閉鎖部材を内側スリーブ上に押し込
み、内側スリーブの先端の縁曲げにより固定する。この結果、簡単な組立が可能
となる。また種々の担いばねユニットと閉鎖部材を互いに組み合わせ、この結果
ブッシュのモジュール構造が達成される。
み、内側スリーブの先端の縁曲げにより固定する。この結果、簡単な組立が可能
となる。また種々の担いばねユニットと閉鎖部材を互いに組み合わせ、この結果
ブッシュのモジュール構造が達成される。
【0013】
第2の実施形態では、担いばねユニットと内側スリーブを内部部品の形にまと
め、閉鎖部材を内部部品の上に押し込み、内部部品の先端の縁曲げにより固定す
る。担いばねユニットと内側スリーブとの複合により、組立工程数が減少する。
め、閉鎖部材を内部部品の上に押し込み、内部部品の先端の縁曲げにより固定す
る。担いばねユニットと内側スリーブとの複合により、組立工程数が減少する。
【0014】
或いはまた、担いばねを内側スリーブおよび外側スリーブに直に焼き付ける。
その場合は、閉鎖部材を押し被せた後、ただ先端を縁曲げするだけで済む。従っ
て組立費が一層減少する。
その場合は、閉鎖部材を押し被せた後、ただ先端を縁曲げするだけで済む。従っ
て組立費が一層減少する。
【0015】
外側スリーブを、その先端の縁曲げにより固定すると有利である。組立は簡単
かつ確実である。
かつ確実である。
【0016】
有利な実施態様では、転流通路を担いばねユニット内に配置する。転流通路を
形成するために、別個の部品を利用する必要はない。
形成するために、別個の部品を利用する必要はない。
【0017】
転流通路は直線的に形成され、主荷重方向に対し平行に延びる。この結果、転
流通路の簡単な製造と良好な負荷荷重が可能となる。従って、本発明に基づくブ
ッシュの液圧減衰作用が改善される。
流通路の簡単な製造と良好な負荷荷重が可能となる。従って、本発明に基づくブ
ッシュの液圧減衰作用が改善される。
【0018】
或いはまた、転流通路はスパイラル状に形成できる。これによって、長い転流
通路長と大きな減衰作用が得られる。
通路長と大きな減衰作用が得られる。
【0019】
有利な実施態様では、転流通路の入口と出口は、担いばねユニットの剛性部品
と閉鎖部材の剛性部品との重なり範囲に位置する。従って、その重なりにより生
ずるポンプ作用が転流通路に作用し、この結果、液圧減衰作用が一層向上する。
と閉鎖部材の剛性部品との重なり範囲に位置する。従って、その重なりにより生
ずるポンプ作用が転流通路に作用し、この結果、液圧減衰作用が一層向上する。
【0020】
ブッシュが追加的に減結合器および/又はプランジャを備えると有利である。
これに伴い、特に高周波範囲の負荷時の、ブッシュの性能を一層改善できる。
これに伴い、特に高周波範囲の負荷時の、ブッシュの性能を一層改善できる。
【0021】
有利な実施態様では、担いばねユニット、閉鎖部材並びに場合によっては減結
合器およびプランジャを回転対称に形成する。その回転対称の形状は、製造およ
び組立を単純にする。
合器およびプランジャを回転対称に形成する。その回転対称の形状は、製造およ
び組立を単純にする。
【0022】
第1の有利な実施態様では、内側スリーブ又は内部部品に、室に液体を充填す
るための開口を設ける。該開口は、内側スリーブ又は内部部品への配置によって
保護される。
るための開口を設ける。該開口は、内側スリーブ又は内部部品への配置によって
保護される。
【0023】
開口を、ブッシュの組立後に閉鎖部材により閉じると有利である。これによっ
て、従来必要であった開口への球の押しつけが不要となる。
て、従来必要であった開口への球の押しつけが不要となる。
【0024】
第2の実施態様では、少なくとも1つの閉鎖部材が、室に液体を充填するため
の開口を備える。これによって、充填が簡単になる。また、内側スリーブ或いは
内部部品並びに1つの閉鎖部材に開口を設けることもできる。
の開口を備える。これによって、充填が簡単になる。また、内側スリーブ或いは
内部部品並びに1つの閉鎖部材に開口を設けることもできる。
【0025】
以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。なお各図において
同一部分には同一符号を付してある。
同一部分には同一符号を付してある。
【0026】
図1は、内部空間27付き内側スリーブ11と外側スリーブ12を備えた本発
明に基づくブッシュ10の第1実施例を縦断面図で示す。内外スリーブ11、1
2間に、担いばねユニット32と両側の閉鎖部材33を配置している。この際、
担いばねユニット32は閉鎖部材33と別個に形成される。ブッシュ10は緩衝
マウント又は走行装置におけるアキシャル減衰要素として使用される。
明に基づくブッシュ10の第1実施例を縦断面図で示す。内外スリーブ11、1
2間に、担いばねユニット32と両側の閉鎖部材33を配置している。この際、
担いばねユニット32は閉鎖部材33と別個に形成される。ブッシュ10は緩衝
マウント又は走行装置におけるアキシャル減衰要素として使用される。
【0027】
担いばねユニット32と両側の各閉鎖部材33との間に、室20、21が形成
されている。これら両室20、21は液体を充填され、担いばねユニット32に
ある転流通路22を経て互いに連通している。担いばねユニット32はマウント
芯13、担いばね14および外側スリーブ26を含む。このマウント芯13と外
側スリーブ26は、担いばね14に比べ高い剛性を持つ。転流通路22はマウン
ト芯13内に配置され、図示の実施例では、ブッシュ10の主荷重方向24に対
し平行に真っ直ぐ延びている。この主荷重方向24は、内側スリーブ11および
外側スリーブ12の長手軸線44に対し平行に延びている。
されている。これら両室20、21は液体を充填され、担いばねユニット32に
ある転流通路22を経て互いに連通している。担いばねユニット32はマウント
芯13、担いばね14および外側スリーブ26を含む。このマウント芯13と外
側スリーブ26は、担いばね14に比べ高い剛性を持つ。転流通路22はマウン
ト芯13内に配置され、図示の実施例では、ブッシュ10の主荷重方向24に対
し平行に真っ直ぐ延びている。この主荷重方向24は、内側スリーブ11および
外側スリーブ12の長手軸線44に対し平行に延びている。
【0028】
閉鎖部材33は、ダイヤフラム15と、内側リング16と、挿入補強体17を
持つ。ダイヤフラム15は担いばね14と別個に形成され、別の材料からなる。
持つ。ダイヤフラム15は担いばね14と別個に形成され、別の材料からなる。
【0029】
マウント芯13および挿入補強体17は、主荷重方向24において互いに重な
り合っている。その重なり範囲を破線25で概略的に示す。転流通路22の入口
41と出口42は、その重なり範囲25に位置している。
り合っている。その重なり範囲を破線25で概略的に示す。転流通路22の入口
41と出口42は、その重なり範囲25に位置している。
【0030】
内側スリーブ11と外側スリーブ12は、荷重下において相対移動する。これ
に伴い室20、21の体積が変化するので、液体が転流通路22を経て流れる。
発生する液圧減衰作用は、外部荷重に対抗して作用する。
に伴い室20、21の体積が変化するので、液体が転流通路22を経て流れる。
発生する液圧減衰作用は、外部荷重に対抗して作用する。
【0031】
剛性構造部品13、17の重なりに基づきポンプ作用が生じ、このポンプ作用
は液体の転流通路22への流入を促進させる。入口41と出口42を重なり範囲
25に配置したので、重なり範囲25で生じた圧力上昇は、転流通路22におけ
る液体の流れを強め、これによって液圧減衰作用を一層増大する。
は液体の転流通路22への流入を促進させる。入口41と出口42を重なり範囲
25に配置したので、重なり範囲25で生じた圧力上昇は、転流通路22におけ
る液体の流れを強め、これによって液圧減衰作用を一層増大する。
【0032】
担いばねユニット32と閉鎖部材33は、内側スリーブ11と外側スリーブ1
2の縁曲げ端18a、18b、19a、19bにより固定されている。組立のた
めに、内側スリーブ11と外側スリーブ12の下端18a、19aが、図1に示
す位置に縁曲げされる。続いて内側スリーブ11上に、下側閉鎖部材33と担い
ばねユニット32と上側閉鎖部材33を押し込みる。それと同時に又はその後、
外側スリーブ12を差し込む。この場合、閉鎖部材33のリング16と担いばね
ユニット32のマウント芯11は同一内径を有している。外側スリーブ26の外
径は、閉鎖部材33の外径に相当する。内側スリーブ11の外径と外側スリーブ
12の内径は、担いばねユニット32に合わせて決めてある。かくして、確実で
密な座りが達成される。次に、外側スリーブ12の上端19bを縁曲げする。内
側スリーブ11の上端18bはまだ縁曲げしていない。従って、上側閉鎖部材3
3のリング16は、内側スリーブ11上を主荷重方向24に移動できる。
2の縁曲げ端18a、18b、19a、19bにより固定されている。組立のた
めに、内側スリーブ11と外側スリーブ12の下端18a、19aが、図1に示
す位置に縁曲げされる。続いて内側スリーブ11上に、下側閉鎖部材33と担い
ばねユニット32と上側閉鎖部材33を押し込みる。それと同時に又はその後、
外側スリーブ12を差し込む。この場合、閉鎖部材33のリング16と担いばね
ユニット32のマウント芯11は同一内径を有している。外側スリーブ26の外
径は、閉鎖部材33の外径に相当する。内側スリーブ11の外径と外側スリーブ
12の内径は、担いばねユニット32に合わせて決めてある。かくして、確実で
密な座りが達成される。次に、外側スリーブ12の上端19bを縁曲げする。内
側スリーブ11の上端18bはまだ縁曲げしていない。従って、上側閉鎖部材3
3のリング16は、内側スリーブ11上を主荷重方向24に移動できる。
【0033】
室20、21と転流通路22の充填のため、内側スリーブ11に開口23を設
けてある。充填過程のため、上側閉鎖部材33のリング16を上に持ち上げる。
続いて、室20、21と転流通路22内に存在する空気を図示しない装置で吸い
出し、液体を充填する。充填終了後、リング16を下向きに移動させ、開口23
を閉鎖する。その後、内側スリーブ11の上端18bを図1に示す位置に縁曲げ
する。従って、開口23の閉鎖のために球を押しつける必要はない。
けてある。充填過程のため、上側閉鎖部材33のリング16を上に持ち上げる。
続いて、室20、21と転流通路22内に存在する空気を図示しない装置で吸い
出し、液体を充填する。充填終了後、リング16を下向きに移動させ、開口23
を閉鎖する。その後、内側スリーブ11の上端18bを図1に示す位置に縁曲げ
する。従って、開口23の閉鎖のために球を押しつける必要はない。
【0034】
担いばねユニット32と閉鎖部材33を回転対称に形成し、主荷重方向24に
連続して配置する。担いばねユニット32と閉鎖部材33の間における所定の角
度調整は不要である。従って、組立を迅速に且つ簡単に実施できる。
連続して配置する。担いばねユニット32と閉鎖部材33の間における所定の角
度調整は不要である。従って、組立を迅速に且つ簡単に実施できる。
【0035】
担いばねユニット32と閉鎖部材33の内径と外径の決定によって、本発明に
基づくブッシュ10の種々の個別部品を互いに組み合わせられる。従って周辺条
件に応じ、1つ或いは複数の適当な担いばねユニット32と閉鎖部材33を選定
して組み立てられる。
基づくブッシュ10の種々の個別部品を互いに組み合わせられる。従って周辺条
件に応じ、1つ或いは複数の適当な担いばねユニット32と閉鎖部材33を選定
して組み立てられる。
【0036】
図2は本発明に基づくブッシュ10の異なった実施例を、図1に相当した図で
示す。この実施例では、担いばねユニット32と内側スリーブ11を、内部部品
31の形にまとめている。組立のため、両側の閉鎖部材33を各々内部部品31
上に押し込み、続いて、内部部品31の上下端18a、18bの縁曲げにより固
定する。また充填のため開口23を利用できる。該開口23を、内部部品31或
いは一方の閉鎖部材33に配置する。残りの部品は図1における部品と同じであ
り、重複説明を避けるために上述の実施例を参照されたい。
示す。この実施例では、担いばねユニット32と内側スリーブ11を、内部部品
31の形にまとめている。組立のため、両側の閉鎖部材33を各々内部部品31
上に押し込み、続いて、内部部品31の上下端18a、18bの縁曲げにより固
定する。また充填のため開口23を利用できる。該開口23を、内部部品31或
いは一方の閉鎖部材33に配置する。残りの部品は図1における部品と同じであ
り、重複説明を避けるために上述の実施例を参照されたい。
【0037】
更に異なる実施例では、図2に示す内部部品31を外側スリーブ12と共に担
いばね14の焼付けにより結合する。その場合、外側スリーブ26を省略する。
いばね14の焼付けにより結合する。その場合、外側スリーブ26を省略する。
【0038】
図3は、スリーブ34内におけるブッシュ10の個別部品の組立状態を縦断面
図で示す。ここには、3つの異なった担いばねユニット32a、32b、32c
を示している。その1つの担いばねユニット32aは、2つの直線転流通路22
を備えている。これに対し別の担いばねユニット32bは、マウント芯13に沿
ってスパイラル状に延びる転流通路22を有する。この転流通路22は担いばね
14に向けて別のスリーブ30で覆われる。そのスパイラル形状は転流通路22
を長くし、これによって、液圧減衰作用を増大させる。
図で示す。ここには、3つの異なった担いばねユニット32a、32b、32c
を示している。その1つの担いばねユニット32aは、2つの直線転流通路22
を備えている。これに対し別の担いばねユニット32bは、マウント芯13に沿
ってスパイラル状に延びる転流通路22を有する。この転流通路22は担いばね
14に向けて別のスリーブ30で覆われる。そのスパイラル形状は転流通路22
を長くし、これによって、液圧減衰作用を増大させる。
【0039】
担いばねユニット32cは転流通路を備えていない。両側の室20、21間の
接続は、別個に形成した転流通路(図示せず)を経て行う。
接続は、別個に形成した転流通路(図示せず)を経て行う。
【0040】
種々の周辺条件に合わせるため、図示した担いばねユニット32a、32b、
32cの1つが選ばれる。その内径と外径は図3に示す如く全て同じである。も
っとも、長さ、担いばね14の剛性、担いばね14の凹所の大きさ更には転流通
路22が異なる種々の担いばねユニット32が利用できる。特に、2つ以上の転
流通路22を備えた担いばねユニット32aが利用可能である。
32cの1つが選ばれる。その内径と外径は図3に示す如く全て同じである。も
っとも、長さ、担いばね14の剛性、担いばね14の凹所の大きさ更には転流通
路22が異なる種々の担いばねユニット32が利用できる。特に、2つ以上の転
流通路22を備えた担いばねユニット32aが利用可能である。
【0041】
また、種々の形式の閉鎖部材33a、33bが設けられる。閉鎖部材33bは
図1および図2に示す閉鎖部材に相当する。これはダイヤフラム15が非常に厚
いので、比較的大きな剛性を持つ。或いはまた柔軟な特性の閉鎖部材33aも利
用できる。ここではダイヤフラム15の代わりに、薄いダイヤフラム29を、挿
入補強体17の内側面にあるストッパとして利用する厚肉部28と組み合わせて
利用する。その場合、リング16の内径と外径は同一である。
図1および図2に示す閉鎖部材に相当する。これはダイヤフラム15が非常に厚
いので、比較的大きな剛性を持つ。或いはまた柔軟な特性の閉鎖部材33aも利
用できる。ここではダイヤフラム15の代わりに、薄いダイヤフラム29を、挿
入補強体17の内側面にあるストッパとして利用する厚肉部28と組み合わせて
利用する。その場合、リング16の内径と外径は同一である。
【0042】
マウント挙動を改善すべく、減結合器35および/又はプランジャ36を設け
る。該減結合器35は間隔リング37と保持器41内における中空ダイヤフラム
40とを有する。保持器41は、ダイヤフラム40の外側面が液体で付勢される
ように、開口(図示せず)を備えている。小さな振幅によるブッシュ10の荷重
は、転流通路22を経由する流れなしに、ダイヤフラム40を圧縮する。従って
ブッシュ10は非常に軟らかい。大きな振幅による荷重で初めて、転流通路22
を通しての流れが生じ、その液圧減衰が荷重に対抗して作用する。間隔リング3
7の軸方向距離は保持器41の距離に相当している。
る。該減結合器35は間隔リング37と保持器41内における中空ダイヤフラム
40とを有する。保持器41は、ダイヤフラム40の外側面が液体で付勢される
ように、開口(図示せず)を備えている。小さな振幅によるブッシュ10の荷重
は、転流通路22を経由する流れなしに、ダイヤフラム40を圧縮する。従って
ブッシュ10は非常に軟らかい。大きな振幅による荷重で初めて、転流通路22
を通しての流れが生じ、その液圧減衰が荷重に対抗して作用する。間隔リング3
7の軸方向距離は保持器41の距離に相当している。
【0043】
プランジャ36はライニング39付きの挿入補強体38を有している。ここで
も間隔リング37が設けられている。マウントの荷重時、プランジャ36は間隔
リング37に対して移動するので、補助的に、プランジャ36と間隔リング37
との間の隙間で液圧減衰作用が生ずる。
も間隔リング37が設けられている。マウントの荷重時、プランジャ36は間隔
リング37に対して移動するので、補助的に、プランジャ36と間隔リング37
との間の隙間で液圧減衰作用が生ずる。
【0044】
間隔リング37は、減結合器35並びにプランジャ36の場合、リング16と
マウント芯13に対するストッパ面として使われる。内側スリーブ11における
軸方向寸法を、外側スリーブ12における寸法に対応させることができる。尤も
特別な実施態様では、一方又は両方の間隔リング37は省略してもよい。閉鎖部
材のリング16は、マウント芯13に対し軸方向内側にずらされている。
マウント芯13に対するストッパ面として使われる。内側スリーブ11における
軸方向寸法を、外側スリーブ12における寸法に対応させることができる。尤も
特別な実施態様では、一方又は両方の間隔リング37は省略してもよい。閉鎖部
材のリング16は、マウント芯13に対し軸方向内側にずらされている。
【0045】
本発明に基づくブッシュ10は、マウント芯13と挿入補強体17の重なりに
起因する良好な減衰作用を有する。更に、担いばね14は周囲に対し完全に閉じ
られ、閉鎖部材33で分離されている。従って、担いばね14とダイヤフラム1
5、29に対し、種々の材料が利用できる。組立は迅速且つ簡単に実施できる。
担いばねユニット32と閉鎖部材33との分離により、ブッシュ10のモジュー
ル構造が生じ、この構造によって、種々の周辺条件に合わせることができる。
起因する良好な減衰作用を有する。更に、担いばね14は周囲に対し完全に閉じ
られ、閉鎖部材33で分離されている。従って、担いばね14とダイヤフラム1
5、29に対し、種々の材料が利用できる。組立は迅速且つ簡単に実施できる。
担いばねユニット32と閉鎖部材33との分離により、ブッシュ10のモジュー
ル構造が生じ、この構造によって、種々の周辺条件に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に基づくブッシュの第1実施例の縦断面図。
【図2】
本発明に基づくブッシュの第2実施例の縦断面図。
【図3】
ブッシュの個別部品の組立状態の縦断面図。
10 ブッシュ
11、12 スリーブ
13 マウント芯
14 担いばね
16 リング
17 挿入補強体
18、19 縁曲げ端
20、21 室
22 転流通路
24 主荷重方向
25 重なり範囲
31 内部部品
32 担いばねユニット
33 閉鎖部材
35 減結合器
36 プランジャ
Claims (15)
- 【請求項1】 内側スリーブ(11)と、外側スリーブ(12)と、これら
の両スリーブ(11、12)間に配置された担いばねユニット(32)と、内側
スリーブ(11)を外側スリーブ(12)に結合し、内・外側スリーブ(11、
12)により包囲された空間を周囲に対し境界づける少なくとも1つの閉鎖部材
(33)と、液体が充填され転流通路(22)を経て連通する2つの室(20、
21)とから成り、主荷重方向(24)が内外スリーブ(11、12)の長手軸
線(44)に対し平行に延びる、特に自動車において主荷重方向(24)の荷重
を減衰するために用いる液圧減衰ブッシュにおいて、閉鎖部材(33)が担いば
ねユニット(32)と別個に形成され、各室(20、21)が担いばねユニット
(32)又は担いばねユニット(32)に隣接する1つの部品(35、36)と
閉鎖部材(33)とで境界づけられたことを特徴とする液圧減衰ブッシュ。 - 【請求項2】 担いばねユニット(32)の剛性部品(13)と閉鎖部材(
33)の剛性部品(17)が、主荷重方向(24)において互いに重なり合って
いることを特徴とする請求項1記載のブッシュ。 - 【請求項3】 担いばねユニット(32)と閉鎖部材(33)が、主荷重方
向(24)に連続して配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載のブッシ
ュ。 - 【請求項4】 担いばねユニット(32)と閉鎖部材(33)が、内側スリ
ーブ(11)上に押し込みられ、内側スリーブ(11)の先端(18)の縁曲げ
により固定されたことを特徴とする請求項1から3の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項5】 担いばねユニット(32)と内側スリーブ(11)が内部部
品(31)の形にまとめられ、閉鎖部材(33)が内部部品(31)上に押し込
みられ、内部部品(31)の先端(18)の縁曲げにより固定されたことを特徴
とする請求項1から3の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項6】 外側スリーブ(12)が、その先端(19)の縁曲げにより
固定されたことを特徴とする請求項1から5の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項7】 転流通路(22)が担いばねユニット(32)内に配置され
たことを特徴とする請求項1から6の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項8】 転流通路(22)が直線的に形成され、主荷重方向(24)
に対し平行に延びることを特徴とする請求項1から6の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項9】 転流通路(22)がスパイラル状に形成されたことを特徴と
する請求項1から6の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項10】 転流通路(22)の入口(41)および出口(42)が、
担いばねユニット(32)の剛性部品(13)と閉鎖部材(33)の剛性部品(
17)との重なり範囲(25)に位置することを特徴とする請求項1から9の1
つに記載のブッシュ。 - 【請求項11】 ブッシュ(10)が、追加的に減結合器(35)および/
又はプランジャ(36)を有することを特徴とする請求項1から10の1つに記
載のブッシュ。 - 【請求項12】 担いばねユニット(32)、閉鎖部材(33)並びに場合
によっては減結合器(35)およびプランジャ(36)が、回転対称に形成され
たことを特徴とする請求項1から11の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項13】 内側スリーブ(11)或いは内部部品(31)が、室(2
0、21)に液体を充填するための開口(23)を備えることを特徴とする請求
項1から12の1つに記載のブッシュ。 - 【請求項14】 開口(23)が、ブッシュ(10)の組立後に閉鎖部材(
33)により閉じられることを特徴とする請求項13記載のブッシュ。 - 【請求項15】 少なくとも1つの閉鎖部材(33)が、室(20、21)
に液体を充填するための開口(23)を備えることを特徴とする請求項1から1
4の1つに記載のブッシュ。
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