JP2003500617A - 液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置 - Google Patents

液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置

Info

Publication number
JP2003500617A
JP2003500617A JP2001500139A JP2001500139A JP2003500617A JP 2003500617 A JP2003500617 A JP 2003500617A JP 2001500139 A JP2001500139 A JP 2001500139A JP 2001500139 A JP2001500139 A JP 2001500139A JP 2003500617 A JP2003500617 A JP 2003500617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
support bearing
bearing device
preload
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001500139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3605391B2 (ja
Inventor
エルゾイ メーティン
クラーマー クラウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Lemfoerder GmbH
Original Assignee
ZF Lemfoerder GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZF Lemfoerder GmbH filed Critical ZF Lemfoerder GmbH
Publication of JP2003500617A publication Critical patent/JP2003500617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3605391B2 publication Critical patent/JP3605391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に自動車におけるエンジン支承装置のための、液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置であって、当該二室型支持支承装置が、液体充填された少なくとも1つの作業室と、該作業室にオーバフロー通路を介して接続された少なくとも1つの補償室とを有している形式のものに関する。本発明によれば、作業室1と、補償室2と、オーバフロー通路11とから成る第1の液圧式の減衰ばねエレメントに、ブロッキング可能な別のばねエレメント10が直列に後置されており、該ばねエレメント10が、互いに独立して制御される少なくとも2つの切換エレメント16,17を介して作業室1と補償室2とに接続された別個の予荷重室8内に配置されており、エンジンから二室型支持支承装置に導入された振動によって、予荷重室8が、別のばねエレメント10をブロッキングするための液圧液体で充填可能であることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特に自動車におけるエンジンを支承装置のための、液圧式の減衰部
を備えた二室型支持支承装置に関する。
【0002】 一般的に、二室型支持支承装置は、種々異なる構成において公知先行技術に基
づき公知である。幾つかの液圧式の支持支承装置では、作業室と補償室との間に
、異なった硬度と延性のダイアフラムを配置することが可能である。このような
ダイアフラムは通常、結合ダイアフラムと呼ばれ、この場合、ダイアフラムの可
動性の度合は、影響可能な振動振幅を決定し、またダイアフラムの曲げ剛さは、
減衰したい振動の周波数を決定する。このようなダイアフラムが比較的軟質であ
ると、作業室の液圧液体に作用する振動は、抵抗なく隣接補償室へ移送される。
これに対してダイアフラムが比較的剛性の構造を有していると、液圧液体に対し
て作用する振動によって作業室内に過圧が増成されて、レリーズダイアフラムを
膨張させ、こうして、より良い減衰を保証するが、それと同時に勿論また、より
高い動的な減衰剛さが発生する。従来技術に基づいて公知になっている液圧式の
減衰部を有する二室型支持支承装置では、種々異なった運転状態に適合するため
に、液圧支承装置の振動特性をこの運転状態にそれ相応に適合させることが望ま
しい。
【0003】 これが重要であるのは特に、車両の運転中にエンジンに起因した有害な振動が
実質的に2種の形式で発生し、したがって、振動を減衰するためには、使用され
るエンジン支承装置の異なった減衰剛さが必要になるからである。特に近年使用
されている直接噴射式のディーゼルエンジンの場合、種々異なった減衰特性が極
めて重要である。なぜならば、このエンジンの場合、発生するアイドリング振動
が、自動車技術において従来使用されたディーゼルエンジンおよびガソリンエン
ジンの場合よりも著しく高いので、このディーゼルエンジンでは振動減衰のため
に、特に軟性のエンジン支承装置がアイドリング運転のために必要であるのに対
して、走行運転中の振動減衰のためには著しく剛性のエンジン支承装置が有利で
ある。
【0004】 作業室と補償室との間にレリーズダイアフラムを備えた二室型支持支承装置に
おける減衰適合は、例えばダイアフラム剛さを変化することによって行うことが
でき、この場合、例えばダイアフラムの支持直径が増減される。この支持直径の
増減は例えば、調整モータによって作動されるプランジャを下方からレリーズダ
イアフラムに圧着することによって行われる。しかしながら、直接噴射式のディ
ーゼルエンジンにおいて必要な種々異なったばね剛さは、公知先行技術に基づい
て公知になっている二室型支持支承装置によっては得ることができない。なぜな
らば、要求されるばね剛さ値が、過度に大きな差を有しているからである。
【0005】 第1の液圧式の減衰ばねエレメントと、1つのばねエレメントと、液体充填さ
れた少なくとも1つの作業室と、この作業室にオーバフロー通路を介して接続さ
れた少なくとも1つの補償室とによって形成されていて、減衰ばねエレメントに
は、別個の予荷重室内に配置された別のブロッキング可能なばねエレメントが直
列に後置されている形式の公知の二室型支持支承装置は、例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第4322958号明細書から明らかである。
【0006】 さらに、特開昭62−270841号明細書に基づく二室型支持支承装置では
、第1の液圧式の減衰ばねエレメントに液圧式に作用結合した別のばねエレメン
トが公知になっているが、同明細書に開示されたばねエレメントは制御不能また
はブロッキング不能である。
【0007】 したがって、本発明の課題は、特に自動車におけるエンジン支承装置のための
、液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置を改良して、現代のディーゼルエ
ンジンを使用する場合に要求される、走行運転のための二室型支持支承装置のば
ね剛さと、アイドリング運転のための二室型支持支承装置のばね剛さとの差を極
めて大きくできるようにすることである。さらに、二室型支持支承装置が、構造
の点でコンパクトであり、かつ製造の点で廉価であり、しかも、要求される全て
の運転条件下で確実に作業することが望ましい。
【0008】 この課題は、第1の解決手段によれば、ブロッキング可能なばねエレメントを
有する予荷重室が、互いに独立して制御可能な少なくとも2つの切換エレメント
を介して作業室と補償室とに液圧的に接続されており、エンジンから二室型支持
支承装置に導入された振動によって、予荷重室が、別のばねエレメントをブロッ
キングするための液圧液体で充填可能であることによって解決される。
【0009】 この課題の第2の解決手段は請求項4に開示される。請求項4の技術的な手段
によれば、予荷重室が、二室型支持支承装置に導入された振動によって駆動され
る、予荷重室を液圧液体で充填するために設けられた圧送装置が配置された第1
の管路と、内部に挿入された電磁式の切換弁を備えた第2の管路とを介して補償
室に接続されている。
【0010】 両解決手段に相応した本発明の構成によって、外部エネルギ源を用いることな
しに、二室型支持支承装置によって振動を減衰したいエンジンの、この二室型支
持支承装置内へ導入された振動のみに基づいて、第1の減衰ばねエレメントに直
列に接続された第2のばねエレメントのブロッキングが、必要に応じて惹起され
ることになる。
【0011】 別のばねエレメントのブロッキングによって、エンジン支承装置の全ばね剛さ
は、直列に接続された両ばねエレメントが働く場合よりも著しく大きくなる。こ
れによって本発明の二室型支持支承装置では、自動車エンジンのアイドリング運
転時のための軟性の減衰特性も、通常走行運転時のための硬性の減衰特性も共に
形成される。別のばねエレメントのブロッキングは、作業室と補償室との間に存
在する切換エレメント、特に電磁式の切換弁を介して解消され、この場合、予荷
重室と作業室もしくは補償室との間に圧力平衡が惹起される。
【0012】 本発明の第1の解決手段の特に有利な構成は、請求項2および請求項3の記載
に基づいて、また本発明の第2の解決手段の特に有利な構成は、請求項5の記載
に基づいて容易に想到することができる。
【0013】 また本発明の両解決手段のさらに有利な構成は、請求項6〜8に開示されてい
る。
【0014】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0015】 全ての図は、本発明による二室型支持支承装置を、組み付けらた状態、つまり
負荷された状態で示す断面図および詳細図である。
【0016】 図1には、二室型支持支承装置が示してある。この二室型支持支承装置は作業
室1を有しており、この作業室1は、支承したいエンジンに面した上方の側でゴ
ム壁3によって仕切られている。作業室1の下側は中間プレート4によって仕切
られ、この中間プレートの中央領域には、弾性的な材料から製造されたレリーズ
ダイアフラム5が嵌め込まれている。レリーズダイアフラム5および中間プレー
ト4の下側には補償室2が位置しており、この補償室2の下側には分離壁6が設
けられている。固定的な分離壁6に対して補償室2は、弾性的な材料から製造さ
れたダイアフラム7によってシールされている。
【0017】 分離壁6の、補償室2とは反対の下側には、別の中空室が予荷重室8もしくは
プレロード室として配置されている。この予荷重室の側壁はポット状のケーシン
グ9によって形成され、予荷重室の内部には、中心長手方向軸線に対して同心的
な円上に位置する3つのコイルばね10が配置されている。図1には、コイルば
ね10は1つしか示していない。図1では1つしか示していない3つのコイルば
ね10は、第1の液圧的な減衰ばねエレメントの下側に位置する共通の別のばね
エレメントを形成している。第1の液圧的な減衰ばねエレメントは、ゴム壁3、
作業室1、レリーズダイアフラム5、補償室2ならびに作業室1と補償室2との
間に位置するオーバフロー通路11によって形成される。コイルばね10の上側
は分離壁6に支持されており、このコイルばね10の反対の側の端部は、二室型
支持支承装置の底部プレート12に接触している。この底部プレートは、二室型
支持支承装置の主長手方向軸線の軸方向に、ケーシング9に対してこのケーシン
グ内で移動可能に配置されていて、予荷重室8の底部を形成している。ケーシン
グ9ならびに底部プレート12の壁に対して予荷重室8は、弾性的な材料から成
る別のロールダイアフラム19によってシールされている。底部プレート12は
、予荷重室8とは反対の下面に、二室型支持支承装置を車体側に位置固定するた
めのねじ山付き孔20を有している。
【0018】 図1から判るように、底部プレート12とケーシング9の、車体側の下側領域
との間には、約3〜5mmのギャップ21が設けられている。エンジン側に固定
されたゴム壁3と、車体側に固定された底部プレート12とが固定的な位置を有
していることに基づいて、二室型支持支承装置に振動が導入することによって、
作業室1と、補償室2と、オーバフロー通路11とに位置する液圧液体によって
液圧式に減衰される第1のゴムばねエレメントと、鋼製のコイルばね10によっ
て形成される第2のばねエレメントとの間で分離壁6が運動させられる。両ばね
エレメントの協働に基づき、軟性の全ばね剛さ特性によって大きな振幅の低周波
数振動の効果的な減衰作用が保証される。
【0019】 さらに図1から判るように、分離壁6はその中心に、上向きに作業室1内にま
で達する管状の部分領域15を有し、この管状の部分領域は作業室1と予荷重室
8との間の接続路を形成している。管状の部分領域15の下部開口は、逆止弁と
して構成された切換エレメント16によって閉塞される。予荷重室8と補償室2
との間には、図1の右手の部分域に図示した電磁式の切換弁として構成された別
の切換エレメント17が位置している。
【0020】 切換エレメント16,17ならびに予荷重室8および底部プレート12の協働
に基づいて予荷重室8の内部には、エンジンを介して二室型支持支承装置内へ導
入される振動のみによって液圧クッションを形成することが可能になる。予荷重
室8内にこのような液圧クッションを形成することによって、液圧支承装置全体
は、底部プレート12を除いて車体に対して相対的に持上げられ、したがってケ
ーシング9の底部は上向きに底部プレート12に圧着されるので、中間プレート
6とケーシング9と底部プレート12との固定的な結合によって力伝達はもはや
コイルばね10を介しては行われず、したがってこのコイルばねは機能しない。
コイルばね10が機能しないことによって、二室型支持支承装置の減衰特性は著
しく硬性になる。なぜならば、第1のゴムばね減衰エレメントが依然として働く
からである。
【0021】 予荷重室8の内部に液圧クッションを形成するための前提条件は、予荷重室8
と補償室2との間の接続を電磁式の切換弁17の閉鎖によって断つことである。
この手段によって、図1に図示した開放した電磁式の切換弁17において矢印P
で示したような、補償室2内への液圧液体の逆流は阻止される。液圧クッション
の形成は、作業室1内への振動の導入によって発生した過圧に基づいて行われ、
この過圧に基づいて、管状の部分領域15を介して作業室1から液圧液体は、過
圧によって開放された逆止弁16を介して予荷重室8内へ達することになる。
【0022】 予荷重室内へ侵入した液圧液体は液圧支承装置を底部プレート12に向かって
押圧し、かつコイルばね10のブリッジング(Ueberbrueckung)
を生ぜしめる。
【0023】 液圧支承装置の降下は、負圧管路を接続ニップル22に接続することによって
支援することができる。この接続ニップル22はケーシング9の内部で、底部プ
レート12の下側のギャップ21に開口しているので、接続された負圧はケーシ
ング9の下部部分に対してサクション作用を生ぜしめる。
【0024】 図2に示した、底部プレート12および切換弁17の位置は、二室型支持支承
装置が、硬性の減衰特性による運転状態にあることを示している。この位置にお
けるコイルばね10のずれ滑りは、各コイルばね10の上端と下端にそれぞれ係
合するマンドレル13,14によって防止される。
【0025】 コイルばね10の減衰可能性を不作用にする、予荷重室8の内部に在る液圧ク
ッションを排除しようとする場合には、底部プレート12を、図1に示したよう
な元の位置へ復帰できるようにすることが必要である。予圧室8の内部の液圧ク
ッションの減成は、電磁式の切換弁17の開放によって行われ、この開放によっ
て液圧液体は、接続孔18を通って補償室2内へ流出することができる。底部プ
レート12の持上げ位置への復帰によって、二室型支持支承装置の上部領域にお
けるゴムばね減衰エレメントも、コイルばね10によって形成された別のばねエ
レメントも共に再び働くことになり、したがって二室型支持支承装置にとっては
、上部のゴムばね減衰エレメントだけが働いている場合の減衰特性よりも、全体
としてより軟性の減衰特性が作用することになる。
【0026】 したがって、図1および図2から判るように、コイルばね10のばね特性に応
じて二室型支持支承装置の著しく異なった減衰剛さが、コイルばね10によって
形成された別のばねエレメントのブロッキングもしくはアンチブロッキングによ
って惹起される。この場合、コイルばね10のブロッキングは、二室型支持支承
装置内へ導入された振動に基づいて惹起された、作業室1を介しての、もしくは
電磁式の切換弁17の作動による接続孔18の開閉を介しての圧送作用のみによ
って行われる。したがって、極めてコンパクトな方式で、ただ1つの二室型支持
支承装置を介して種々異なった減衰特性を得ることが可能になる。
【0027】 同一課題を解決するための本発明の第2番目の構成手段は、図3および図4に
示した二室型支持支承装置によって実現される。この二室型支持支承装置は、本
発明の第1番目の構成手段による支承装置ですでに詳説したように、やはり作業
室1を有しており、この作業室は、支承したいエンジン側の上側をゴム壁3によ
って仕切っている。作業室1の下側は、中間プレート4によって仕切られており
、この中間プレートの中央領域には、弾性的な材料から製造されたレリーズダイ
アフラム5が嵌め込まれている。レリーズダイアフラム5および中間プレート4
の下側には補償室2が位置しており、この補償室2の下側には固定的な分離壁6
が位置している。固定的な分離壁6に対して補償室2は、弾性的な材料から製造
されたダイアフラム7によってシールされている。
【0028】 補償室2から離反した方の分離壁6の下側には、別の中空室が予荷重室8とし
て配置されており、この予荷重室の側壁は、ポット状のケーシング9によって形
成され、かつ予荷重室の内部には、中心長手方向軸線に対する1つの同心円上に
位置する3つのコイルばね10が配置されている。これら3つのコイルばね10
は一緒に1つのばねエレメントを形成し、このばねエレメントは、作業室1、補
償室2、ゴム壁3、中間プレート4およびオーバフロー通路11から構成された
第1の液圧式ゴムばね減衰エレメントと直列に接続されている。コイルばね10
は上端を固定的な分離壁6に支持されており、これに対してこのコイルばね10
の他端は、二室型支持支承装置の底部プレート12に当接しており、この底部プ
レートは二室型支持支承装置の主長手方向軸線の軸方向に、ケーシング9に対し
てこのケーシング内をシフト可能に配置されており、かつ予荷重室8の底部を形
成している。ケーシング9ならびに底部プレート12の壁に対して予荷重室8は
、弾性的な材料から成る別のロールダイアフラム19によってシールされている
。底部プレート12は、予荷重室8から離反した方の下面に同じく、二室型支持
支承装置を車体側に固定するためのねじ山付き孔20を有している。
【0029】 図3から判るように、図1と図2に示した実施例に相応して底部プレート12
とケーシング9の車体側下部域との間には、約3〜5mmのギャップ21が設け
られている。エンジン側に固定されたゴム壁3と、車体側に固定された底部プレ
ート12が固定的な位置を有していることに基づいて、二室型支持支承装置への
振動導入によって、作業室1、補償室2およびオーバフロー通路11内に位置す
る液圧液体によって液圧減衰される第1のゴムばね減衰エレメントと、鋼製のコ
イルばね10によって形成される第2のばねエレメントとの間を、分離壁6は運
動させられる。両ばねエレメントの協働に基づき、この運転状態では二室型支持
支承装置の軟性の全ばね剛さ特性によって大きな振幅の低周波数振動の効果的な
減衰作用が保証される。
【0030】 図3および図4に示した第2実施例は、第1実施例に対比すれば、分離壁6が
その中心に、分離壁6から離反した方の上端部で中間プレート4と結合された管
状の部分領域15を有していることを特徴としている。この管状の部分領域15
は、図3および図4から判るように、補償室2に通じる2つの接続孔30,31
を有している。分離壁6の下面には、中空円筒状の突出部32が配置されている
。この中空円筒状の突出部32の内部には第1の切換装置33が位置しており、
この第1の切換装置は逆止弁34と、その下側に位置するプランジャシリンダ3
5とから成っている。このプランジャシリンダ35は圧送装置を形成し、この圧
送装置によって液圧液体は、補償室2から接続孔30,31、管状の部分領域1
5および逆止弁34を介して予荷重室8へ圧送される。図3および図4に示した
本発明の二室型支持支承装置は第1の切換装置33に加えて、第2の切換装置3
6を有しており、この第2の切換装置は電磁式の切換弁から成り、かつ予荷重室
8と補償室2との間の接続孔37を閉塞するために適している。
【0031】 図3に示した二室型支持支承装置の運転状態では、コイルばね10も上側の液
圧式のゴムばね減衰エレメントも共に働いている。プランジャシリンダ35によ
って補償室2から予荷重室8内へ移送された液圧液体は、問題なく再び補償室2
内へ還流することができる。なぜならば、電磁弁36が開放されており、液圧液
体は接続孔37を通流できるからである。
【0032】 接続されたエンジンの運転状態によって、二室型支持支承装置の減衰特性を硬
性にすることが所望されると、電磁式の切換弁36が作動制御されて接続孔37
を閉塞する。したがって、補償室2内への液圧液体の還流は閉止されている。プ
ランジャシリンダ35によって補償室2から予荷重室8へ移送された液圧液体は
今や予荷重室8の内部に液圧クッションを形成するために働き、この液圧クッシ
ョンによって、第1実施例ですでに説明した機能形式に相応して、底部プレート
12はケーシング9と当接させられる。この当接は円筒状の当接面38ならびに
円錐形の当接面39によって行われる。底部プレート12とケーシング9との間
の二重のロッキングによって、著しく大きな半径方向力がかかった場合でも、二
室型支持支承装置の傾動を防止することが保証される。なぜならば、生ぜしめら
れる横方向応力が当接面によって確実に伝達されるからである。
【0033】 二室型支持支承装置を、図4に示したような硬性の減衰特性の運転状態から、
再び軟性の減衰特性の運転状態へ移行させようとする場合には、コイルばね10
の減衰能を無効にする、予荷重室8内の液圧クッションを解消することが必要で
ある。予荷重室8内における液圧クッションの減成は、電磁式の切換弁36の開
放によって行われるので、接続孔37の再開放によって液圧液体は補償室2内へ
還流することができる。
【0034】 圧送装置として設けられたプランジャシリンダ35の機能形式を次に図5a〜
図5dに基づいて説明する。これらの図面では、逆止弁34ならびに、やはり中
空円筒状の突出部32内に位置しているプランジャシリンダ35が拡大断面図で
図示されている。
【0035】 プランジャシリンダ35の圧送作用は、液圧支承装置の「軟性」状態における
、すなわち二室型支持支承装置内へ振動が導入される場合における、分離壁6の
運動に基づいている。エンジン側に固定されたゴム壁3と車体側に固定された底
部プレート12が固定的な位置を占めていることに基づいて、二室型支持支承装
置への振動の導入によって、図5aに示した矢印Bに相応して分離壁6は上方・
下方運動させられる。プランジャシリンダ35の圧送サイクルは、分離壁6の振
動に相応した上方・下方運動によって生じる。図4a〜図4dでは、圧送サイク
ルが4つの異なった段階で図示されている。
【0036】 プランジャシリンダ35は主として、分離壁6の中空円筒状の突出部32の内
部を二室型支持支承装置の主軸線の方向で軸方向に摺動可能なピストン43と、
このピストン43の上面と逆止弁ケーシング46の下面との間で可変の室容積V
1を有する中間室48内に配置されたスペーサばね42と、内部中心に配置され
た逆止弁47とから構成されており、逆止弁は弁座44と圧着ばね45とから成
っている。図5aでは、液圧式のゴムばね減衰エレメントもコイルばねエレメン
トも共に働いている二室型支持支承装置の位置が図示されている。これは、予荷
重室8内に液圧クッションが形成されていないことを意味している。図5aの図
示では、プランジャシリンダ35のピストン43が中空円筒状の突出部32内へ
入り込んでおり、逆止弁34も、ピストン43内に位置する逆止弁47も共に開
放した状態にある。逆止弁34とピストン43との間の室容積V1は小さな値を
有している。
【0037】 図5aに示した矢印Pに相応して分離壁6が、補償室2の方向に上方運動する
と、中間室48の室容積V1は増大する。したがって中間室48内には負圧が発
生し、その結果、逆止弁47の弁座44は負圧および圧着ばね45のばね力の作
用を受けて矢印Q2に相応して上方運動する。これは逆止弁47が閉鎖すること
を意味している。同時に中間室48内の過圧によって液圧液体は、開放した逆止
弁34を通って補償室2から接続孔30,31ならびに管状の部分領域15を経
て中間室48内へ吸込まれる。
【0038】 図5bでは、逆止弁34を開放させかつ逆止弁47を閉鎖させた、分離壁6の
上方運動の中間段階が図示されている。
【0039】 分離壁6の振動運動に基づいて、この分離壁は、図5cに示した矢印Pに相応
して、図5aおよび図5bに示した上方運動から次いで下方運動を行い、これに
よって、中間室48の最大可能室容積V1は運動反転の瞬間に再び縮小し始める
。室容積の縮小に伴って中間室48の内部では昇圧が生じ、これによって一方で
は逆止弁34の弁座40が、昇圧と圧着ばね41のばね力とに基づいて矢印Q1
に相応して上方運動し、その結果、逆止弁34は閉鎖する。矢印Pの方向での分
離壁6の更なる運動によって中間室48の内部の圧力はさらに昇圧し、これによ
ってピストン43の内部に配置された逆止弁47は開放する。開放した逆止弁4
7により、分離壁6の更なる下方運動に基づいて、中間室48内にある液圧液体
が予荷重室8内へ圧入される。
【0040】 図5dでは、逆止弁34が閉鎖した状態、逆止弁47が開放した状態にあり、
したがって中間室48の内部にある液圧液体が予荷重室8内へ下向きに逃げるこ
とのできる、分離壁6の下方運動中の中間段階が図示されている。
【0041】 分離壁6が振動振幅の範囲内でその運動の下死点、つまり中間室48がその最
小容積V1を占めるところの下死点を通過すると、図5aに矢印Pで示したよう
に分離壁6の新たな上方運動によって新規の振動サイクルが始まる。分離壁6の
新規の上方運動によって中間室48の内部には負圧が生じるので、逆止弁47が
、図5aについてすでに説明したように閉鎖する一方、逆止弁34は開放するの
で、改めて液圧液体が補償室2から中間室48内へ流入することができる。
【0042】 したがって、二室型支持支承装置の内部に位置する分離壁6の各振動サイクル
毎に液圧液体は予荷重室8内へ圧入され、これによって、電磁式の切換弁36が
接続孔37を閉塞し、したがって、予荷重室8から液圧液体が逃げられない限り
、液圧クッションが増成させられる。
【0043】 さらに、本発明の配置構成の利点は、予荷重室8の内部の液圧クッションを徐
々に増成することによってピストン43に同じく予荷重もしくはプレロードがか
けられるので、振動が徐々に消滅し、プランジャシリンダがそれ以上作動されな
くなることである。この状態では図4に示したように、底部プレート12はケー
シング9に当接するので、底部プレート12と分離壁6との間に挿入されたコイ
ルばねは働かない。
【0044】 二室型支持支承装置をコイルばね10が再び作用する状態へ戻すためには、電
磁式の切換弁36によって接続孔37が開放される。この開放によって、予荷重
室8内の過圧は減成されるので、底部プレート12とケーシング9との間のブロ
ッキングは解消される。
【0045】 特別な構成によれば、液圧クッションの増成もしくは底部プレート12とケー
シング9との間のブロッキングは、ケーシング壁に装着された接続ニップル22
に負圧チューブを接続し、これによって底部プレート12とケーシング9との間
のブロッキング運動を付加的に助成するようにして、支援することも可能である
【0046】 以上の説明から明らかなように、液圧式の減衰部と2つの著しく相異した減衰
ばね率とを有する二室型支持支承装置では、軟性の減衰特性から硬性の減衰特性
への移行は、二室型支持支承装置内へ導入される振動のみによって惹起される。
したがって、相応の液圧クッションを形成するために外部駆動装置の必要はない
ので、著しくコンパクトで低廉な解決手段が可能になる。相応の液圧クッション
を形成するための液体は非圧縮性であるので、全支承システムは、著しく高い軸
方向力を吸収することができる。それのみならず、本発明の提案する解決手段は
、二室型支持支承装置が内部に何らかのルーズな構成部品を有していず、しかも
1つの密封システムを形成しているという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に相当する構成手段を有する二室型支持支承装置を軟性減衰特性の切
換え位置で示した断面図である。
【図2】 硬質減衰特性の切換え位置で示した二室型支持支承装置の図1相当断面図であ
る。
【図3】 請求項4に相当する構成手段を有する二室型支持支承装置を軟性減衰特性の切
換え位置で示した断面図である。
【図4】 硬質減衰特性の切換え位置で示した二室型支持支承装置の図3相当断面図であ
る。
【図5a】 図3に示した二室型支持支承装置の圧送装置を第1圧送位置で示した拡大図で
ある。
【図5b】 図3に示した二室型支持支承装置の圧送装置を第2圧送位置で示した拡大図で
ある。
【図5c】 図3に示した二室型支持支承装置の圧送装置を第3圧送位置で示した拡大図で
ある。
【図5d】 図3に示した二室型支持支承装置の圧送装置を第4圧送位置で示した拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 作業室、 2 補償室、 3 ゴム壁、 4 中間プレート、 5 レリ
ーズダイアフラム、 6 分離壁、 7 ダイアフラム、 8 予荷重室、 9
ケーシング、 10 コイルばね、 11 オーバフロー通路、 12 底部
プレート、 13,14 マンドレル、 15 部分領域、 16 切換エレメ
ントまたは逆止弁、 17 切換エレメントまたは切換弁、 18 接続孔、
19 ロールダイアフラム、 20 ねじ山付き孔、 21 ギャップ、 22
接続ニップル、 30,31 接続孔、 32 突出部、 33 切換装置、
34 逆止弁、 35 プランジャシリンダ、 36 切換弁、 37 接続
孔、 38 当接面、 39 当接面、 40 弁座、 41 圧着ばね、 4
2 スペーサばね、 43 ピストン、 44 弁座、 45 圧着ばね、 4
6 逆止弁ケーシング、 47 逆止弁、 48 中間室

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に自動車におけるエンジン支承装置のための、液圧式の減
    衰部を備えた二室型支持支承装置であって、当該二室型支持支承装置が、第1の
    液圧式の減衰ばねエレメントと、1つのばねエレメントと、液体充填された少な
    くとも1つの作業室と、該作業室にオーバフロー通路を介して接続された少なく
    とも1つの補償室とから形成されており、前記減衰ばねエレメントに、別個の予
    荷重室内に配置された、ブロッキング可能な別のばねエレメントが直列に後置さ
    れている形式のものにおいて、ブロッキング可能なばねエレメント(10)を有
    する予荷重室(8)が、互いに独立して制御可能な少なくとも2つの切換エレメ
    ント(16,17)を介して作業室(1)と補償室(2)とに液圧的に接続され
    ており、エンジンから二室型支持支承装置に導入された振動によって、予荷重室
    (8)が、別のばねエレメント(10)をブロッキングするための液圧液体で充
    填可能であることを特徴とする、液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置。
  2. 【請求項2】 1つの切換エレメント(16)が、作業室(1)と予荷重室
    (8)との間に配置された逆止弁である、請求項1記載の二室型支持支承装置。
  3. 【請求項3】 1つの切換エレメント(17)が、補償室(2)と予荷重室
    (8)との間に配置された電磁式の切換弁である、請求項1または2記載の二室
    型支持支承装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の上側概念部に記載した形式の、特に自動車におけ
    るエンジン支承装置のための、液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置にお
    いて、予荷重室(8)が、二室型支持支承装置に導入された振動によって駆動さ
    れる、予荷重室(8)を液圧液体で充填するために設けられた圧送装置が配置さ
    れた第1の管路と、内部に挿入された電磁式の切換弁(36)を備えた第2の管
    路とを介して補償室(2)に接続されていることを特徴とする、液圧式の減衰部
    を備えた二室型支持支承装置。
  5. 【請求項5】 圧送装置が、プランジャピストンと逆止弁(34)とを有し
    ており、該逆止弁(34)が、ブランジャピストンと補償室(2)との間に配置
    されていて、該補償室(2)から予荷重室(8)への通流を可能にしている、請
    求項4記載の二室型支持支承装置。
  6. 【請求項6】 ブロッキング可能なばねエレメント(10)が、補償室(2
    )の壁を形成する分離壁(6)と、予荷重室(8)の壁を形成する可動な底部プ
    レート(12)との間に配置されている、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の二室型支持支承装置。
  7. 【請求項7】 ブロッキング可能なばねエレメント(10)が、二室型支持
    支承装置の中心長手方向軸線に対して同心的に配置された少なくとも2つ、有利
    には3つのコイルばねから成っている、請求項1から6までのいずれか1項記載
    の二室型支持支承装置。
  8. 【請求項8】 可動な底部プレート(12)が、二室型支持支承装置を取り
    囲む外側のケーシング壁(9)に、円筒形のセンタリング面(38)と円錐形の
    センタリング面(39)とによってばねエレメント(10)のブロッキング位置
    で保持されている、請求項6記載の二室型支持支承装置。
JP2001500139A 1999-06-01 2000-05-30 液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置 Expired - Fee Related JP3605391B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19925105.3 1999-06-01
DE19925105A DE19925105C2 (de) 1999-06-01 1999-06-01 Zweikammerstützlager mit hydraulischer Dämpfung
PCT/DE2000/001729 WO2000073677A1 (de) 1999-06-01 2000-05-30 Zweikammerstützlager mit hydraulischer dämpfung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003500617A true JP2003500617A (ja) 2003-01-07
JP3605391B2 JP3605391B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=7909896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001500139A Expired - Fee Related JP3605391B2 (ja) 1999-06-01 2000-05-30 液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6394433B1 (ja)
EP (1) EP1099062B1 (ja)
JP (1) JP3605391B2 (ja)
BR (1) BR0006174A (ja)
DE (1) DE19925105C2 (ja)
ES (1) ES2214289T3 (ja)
WO (1) WO2000073677A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10260910B4 (de) * 2002-12-20 2013-05-23 Volkswagen Ag Motorlager
CN100445592C (zh) * 2003-11-18 2008-12-24 尹学军 弹簧
JP4120828B2 (ja) * 2004-06-30 2008-07-16 東海ゴム工業株式会社 流体封入式能動型防振装置
US10145441B2 (en) * 2016-06-16 2018-12-04 XCMG American Research Corporation Viscous isolator with air spring

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56157625A (en) * 1980-05-02 1981-12-04 Nissan Motor Co Ltd Mounting device for engine
JPH0826917B2 (ja) 1986-05-16 1996-03-21 本田技研工業株式会社 自動車のエンジン支持装置
JPS646543A (en) * 1987-06-29 1989-01-11 Bridgestone Corp Vibration isolating device
DE4322958C2 (de) * 1993-07-09 1996-11-21 Freudenberg Carl Fa Aktives Stellelement
JPH07208537A (ja) * 1994-01-20 1995-08-11 Nippondenso Co Ltd 液体封入式マウント装置
GB9424416D0 (en) * 1994-12-02 1995-01-18 Avon Clevite Ltd Mounting devices
DE19719352B4 (de) * 1996-05-09 2004-03-18 Denso Corp., Kariya Elektronisch geregelte Motoraufhängung
FR2755489B1 (fr) * 1996-11-04 1999-01-08 Hutchinson Support antivibratoire hydraulique
JP3551673B2 (ja) * 1996-12-25 2004-08-11 東海ゴム工業株式会社 流体封入式防振装置
DE19812673A1 (de) * 1998-03-23 1999-09-30 Wolf Woco & Co Franz J Aggregatlager
DE19812837C2 (de) * 1998-03-24 2000-02-24 Mannesmann Boge Gmbh Hydraulisch dämpfendes Motorlager

Also Published As

Publication number Publication date
JP3605391B2 (ja) 2004-12-22
ES2214289T3 (es) 2004-09-16
EP1099062A1 (de) 2001-05-16
EP1099062B1 (de) 2004-01-14
BR0006174A (pt) 2001-04-17
US6394433B1 (en) 2002-05-28
DE19925105C2 (de) 2001-10-04
WO2000073677A1 (de) 2000-12-07
DE19925105A1 (de) 2001-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3700958B2 (ja) 車高調整装置
KR101756471B1 (ko) 완충기
JP4291929B2 (ja) 内的なレベル調節を有するセルフポンプ式のハイドロニューマチックな弾性ストラット
JP5115814B2 (ja) 緩衝器
JP4318080B2 (ja) 油圧緩衝器
KR102133063B1 (ko) 실린더 장치
JP4048156B2 (ja) 流体封入式防振装置
JPH0254454B2 (ja)
KR20120021258A (ko) 완충기
US20200332855A1 (en) Damping valve and shock absorber
KR20170015380A (ko) 주파수 의존성 감쇠 밸브 장치
JP4161151B2 (ja) 減衰力調整式油圧緩衝器
JP2004505843A (ja) 流体減衰軸受
KR20240042665A (ko) 완충기의 제조 방법
JP2003500617A (ja) 液圧式の減衰部を備えた二室型支持支承装置
JP4868130B2 (ja) 油圧緩衝器
JP4143214B2 (ja) 内的なレベルコントロール装置を有するセルフポンプ式のハイドロニューマチックな弾性脚
KR102478966B1 (ko) 주파수 의존 댐핑 밸브 장치
GB2338278A (en) Hydraulically damped engine mounting
KR20020027911A (ko) 차량용 쇽 업소버
JPH09291964A (ja) 油圧緩衝器の減衰バルブ
JPH02240430A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JP2001214951A (ja) 油圧ダンパ
KR102603934B1 (ko) 쇽 업소버
KR20200089427A (ko) 쇽업소버

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees