JP2003530401A - N−環状p2部分を含むc型肝炎ウイルスの大環状ns3‐セリンプロテアーゼ阻害剤 - Google Patents
N−環状p2部分を含むc型肝炎ウイルスの大環状ns3‐セリンプロテアーゼ阻害剤Info
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Abstract
Description
たはそれ以上の上記阻害剤を含む医薬組成物、上記阻害剤の製造方法ならびにC
型肝炎および関連疾患を処置するための上記阻害剤の使用方法に関するものであ
る。本発明は、HCV NS3/NS4aセリンプロテアーゼの阻害剤としての
新規大環状化合物を具体的に開示する。
連NANBH(BB−NANBH)の主たる病原体として関連付けられている(
+)−センス一本鎖RNAウイルスである(国際公開第WO89/04669号
および欧州特許出願公開第EP381216号参照)。NANBHは、他の型の
ウイルス誘発性肝臓疾患、例えばA型肝炎ウイルス(HAV)、B型肝炎ウイル
ス(HBV)、デルタ型肝炎ウイルス(HDV)、サイトメガロウイルス(CM
V)およびエプスタイン−バールウイルス(EBV)に誘発されるもの、ならび
に他の形態の肝臓疾患、例えばアルコール中毒および原発性胆汁性肝硬変とは区
別される。
ーゼが同定され、クローン化され、発現された(例、米国特許第5712145
号参照)。この約3000アミノ酸のポリタンパク質は、アミノ末端からカルボ
キシ末端へ、ヌクレオキャプシドタンパク質(C)、エンベロープタンパク質(
E1およびE2)ならびにいくつかの非構造タンパク質(NS1、2、3、4a
、5aおよび5b)を含む。NS3は、HCVゲノムの約1893ヌクレオチド
によりコードされる、約68kdaのタンパク質であり、2つの異なるドメイン
:(a)N末端アミノ酸の約200個からなるセリンプロテアーゼドメインおよ
び(b)タンパク質のC末端のRNA−依存性ATPaseドメインを有する。
NS3プロテアーゼは、タンパク質配列、全体的三次元構造および触媒機構が類
似していることから、キモトリプシンファミリーのメンバーであると考えられて
いる。他のキモトリプシン様酵素は、エラスターゼ、第Xa因子、トロンビン、
トリプシン、プラスミン、ウロキナーゼ、tPAおよびPSAである。HCV
NS3セリンプロテアーゼは、NS3/NS4a、NS4a/NS4b、NS4
b/NS5aおよびNS5a/NS5b連結部におけるポリペプチド(ポリタン
パク質)のタンパク質分解を担っており、従ってウイルス複製中の4種のウイル
スタンパク質の生成を担っている。このため、HCV NS3セリンプロテアー
ゼは抗ウイルス化学療法にとって魅力的な標的となっている。
アーゼ活性の補因子であることが決定されている。NS3/NS4aセリンプロ
テアーゼによるNS3/NS4a連結部の自己切断は分子内(すなわち、シス)
で生じ、他の切断部位は分子間(すなわち、トランス)でプロセシングされる。
およびP1'におけるセリンの存在ならびにこれらの残基がNS4a/NS4b
、NS4b/NS5aおよびNS5a/NS5b連結部で厳密に保存されている
ことが明らかにされた。NS3/NS4a連結部は、P1におけるスレオニンお
よびP1'におけるセリンを含む。NS3/NS4aでのCys→Thr置換は
、この連結部におけるトランスではなくシスのプロセシングの要件の説明となる
と想定されている。例えば、Pizzi et al. (1994) Proc. Natl. Acad. Sci (USA
) 91:888-892、 Failla et al. (1996) Folding & Design 1:35-42参照。NS
3/NS4a切断部位はまた、他の部位よりも突然変異誘発に寛容性である。例
えばKollykhalov et al. (1994) J. Virol. 68:7525-7533参照。また、切断部位
の上流領域における酸性残基が効率的な切断に必要とされることが見出されてい
る。例えば、Komoda et al. (1994) J. Virol. 68:7351-7357参照。
98/14181号参照)、特定のペプチドおよびペプチドアナログ(国際公開
第WO98/17679号、Landro et al. (1997) Biochem. 36:9340-9348、In
gallinella et al. (1998) Biochem. 37:8906-8914、Llinas-Brunet et al. (1
998) Bioorg. Med. Chem. Lett. 8:1713-1718参照)、70アミノ酸のポリペプ
チドであるエグリンcに基いた阻害剤(Martin et al. (1998) Biochem. 37:114
59-11468)、ヒト膵臓分泌性トリプシンインヒビター(hPSTI−C3)およ
びミニボディーレパートリー(MBip)から親和性選択された阻害剤(Dimasi
et al. (1997) J.Virol. 71:7461-7469)、CVHE2(「ラクダ化(camelize
d)」可変領域抗体フラグメント)(Martin et al.(1997) Protein Eng. 10:607-
614)およびα1−アンチキモトリプシン(ACT)(Elzouki et al.) (1997) J
. Hepat. 27:42-28)が挙げられる。C型肝炎ウイルスRNAを選択的に破壊す
るように設計されたリボザイムが近年開示された(BioWorld Today 9(217): 4(
1998年11月10日)参照)。
ヴァーテックス・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド(Vertex P
harmaceuticals Incorporated))、第WO98/22496号(1998年5
月28日公開、エフ・ホフマン-ラ・ロシュ・アクチエンゲセルシャフト(F. Ho
ffmann-La Roche AG))、および第WO99/07734号(1999年2月1
8日公開、ベーリンガー・インゲルハイム・カナダ・リミテッド(Boehringer I
ngelheim Canada Ltd.))も参照のこと。
罹患した患者の予後は、現時点では芳しくない。HCV感染は、HCV感染に伴
う免疫または緩解の欠如のために、他の形態の肝炎よりも処置が困難である。最
新データは、硬変診断後4年目での生存率が50%未満であることを示している
。切除可能な限局性肝細胞癌と診断された患者が10〜30%の5年生存率を有
するのに対し、切除不能な限局性肝細胞癌の患者は5年生存率が1%未満である
。
リンガー・インゲルハイム・リミテッド(Boehringer Ingelheim Limited)、2
000年2月24日公開)(上式における種々の要素はそこに定義されている)
も参照のこと。下式はその系列の化合物の例示である:
リンガー・インゲルハイム・リミテッド、2000年2月24日公開)(上式に
おける種々の要素はそこに定義されている)も参照のこと。下式はその系列の化
合物の例示である。
バビリンとインターフェロンとの併用療法が挙げられる。例えば、Beremguer et
al. (1998) Proc. Assoc. Am. Physicians 110(2):98-112参照。これらの治療
法には、低い持続応答率および頻繁な副作用という問題点がある。例えば、Hoof
nagle et al. (1997) N. Engl. J. Med. 336:347参照。現時点では、HCV感染
に利用可能なワクチンは無い。
明の目的は、C型肝炎の一つまたはそれ以上の症状を処置または予防または改善
するのに有用な化合物を提供することである。
予防または改善する方法を提供することである。
テアーゼ、特にHCV NS3/NS4aセリンプロテアーゼの活性を調節する
方法を提供することである。
ドのプロセシングを調節する方法を提供することである。
大環状阻害剤、1種またはそれ以上の化合物を含む医薬組成物、1種またはそれ
以上の該化合物を含む医薬処方物の製造方法、およびC型肝炎の症状の一つまた
はそれ以上を処置、予防または改善する方法を提供する。また、HCVポリペプ
チドとHCVプロテアーゼとの相互作用を調節する方法も提供される。本明細書
中に提供される化合物の中で、HCV NS3/NS4aセリンプロテアーゼ活
性を阻害する化合物が好ましい。本明細書中に開示される化合物は、一般的に約
3個またはそれ以上のアミノ酸残基および約12個未満のアミノ酸残基を含む。
ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シク
ロアルキル、アルキルエーテル、アルキル−アリールエーテル、アリールエーテ
ル、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アルキルス
ルフィド、アルキル−アリールスルフィド、アリールスルフィド、アルキルスル
ホン、アルキル−アリールスルホン、アリールスルホン、アルキル−アルキルス
ルホキシド、アルキル−アリールスルホキシド、アルキルアミド、アルキル−ア
リールアミド、アリールアミド、アルキルスルホンアミド、アルキル−アリール
スルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキルウレア、アルキル−アリー
ルウレア、アリールウレア、アルキルカルバメート、アルキル−アリールカルバ
メート、アリールカルバメート、アルキル−ヒドラジド、アルキル−アリールヒ
ドラジド、アルキルヒドロキシアミド、アルキル−アリールヒドロキシアミド、
アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアルキルスルホニル、ヘテロ
アリールスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキ
ルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル
、アリールアミノカルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニル部分またはそれ
らの組合わせから選択され、ただしXおよびYは、所望により、さらに芳香族、
アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、アリール−ヘテロアリール、
アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルエーテル、アルキル−ア
リールエーテル、アルキルスルフィド、アルキル−アリールスルフィド、アルキ
ルスルホン、アルキルアリールスルホン、アルキルアミド、アルキル−アリール
アミド、アルキルスルホンアミド、アルキルアミン、アルキル−アリールアミン
、アルキル−アリールスルホンアミド、アルキルウレア、アルキル−アリールウ
レア、アルキルカルバメートおよびアルキル−アリールカルバメートからなる群
より選択される部分により置換され得るものとし、 R1=COR5またはB(OR)2、ここでR5=H、OH、OR8、NR9R10 、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6、COR7、ここでR7 =H、OH、OR8、CHR9R10またはNR9R10、ここでR6、R8、R9 およびR10は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロア
リール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリール
アルキル、CH(R1')COOR11、CH(R1')CONR12R13、CH(R1')CO
NHCH(R2')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONR12R13、
CH(R1')CONHCH(R2')R'、CH(R1')CONHCH(R2')CONHC
H(R3')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CO
NR12R13、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CONHCH(
R4')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CON
HCH(R4')CONR12R13、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3' )CONHCH(R4')CONHCH(R5')COOR11、CH(R1')CONH
CH(R2')CONHCH(R3')CONHCH(R4')CONHCH(R5')CO
NR12R13からなる群より選択され、ここで、R1'、R2'、R3'、R4'、R5' 、R11、R12、R13およびR'は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテ
ロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル
−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルからなる群より
選択されるものとし、 Zは、O、NまたはCHから選択され、 Wは存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてWが存在する場合、W
はC=O、C=SまたはSO2から選択され、 Qは存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてQが存在する場合、Q
は、CH、N、P、(CH2)p、(CHR)p、(CRR')p、O、NR、Sまた
はSO2であり、そしてQが存在しない場合、Mもまた存在せず、そしてAはX
に直接結合しているものとし、 Aは、O、CH2、(CHR)p、(CHR−CHR')p、(CRR')p、NR
、S、SO2または結合であり、 Eは、CH、NまたはCRであるか、またはA、LまたはGに向かう二重結合
であり、 Gは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてGが存在する場合、
Gは、(CH2)p、(CHR)pまたは(CRR')pであり、そしてGが存在しな
い場合、Jは存在し、Eは、Gが結合していた炭素原子に直接結合しており、 Jは、存在しなくてもよくまたは存在してもよく、そしてJが存在する場合、
Jは、(CH2)p、(CHR)pまたは(CRR')p、SO2、NH、NRまたは
Oであり、そしてJが存在しない場合、Gは存在し、EはNに直接結合しており
、 Lは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてLが存在する場合、
LはCH、CR、O、SまたはNRであり、そしてLが存在しない場合、Mは存
在しなくてもよくまたは存在してもよく、そしてMが存在し、かつLが存在しな
い場合、MはEに直接、独立して結合し、JはEに直接、独立して結合しており
、 Mは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてMが存在する場合、
Mは、O、NR、S、SO2、(CH2)p、(CHR)p(CHR−CHR')pま
たは(CRR')pであり、 pは0〜6の数であり、そして R、R'、R2、R3およびR4は、独立して、H、C1−C10アルキル、
C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロ
アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ
、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、
シアノ、ニトロ、酸素、窒素、硫黄またはリン原子(ただし、酸素、窒素、硫黄
またはリン原子は0〜6の数である)、(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテ
ロシクロアルキル)アルキル(ただし、シクロアルキルは3〜8個の炭素原子、
および0〜6個の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を含み、アルキルは1〜6個
の炭素原子を有する)、アリール、ヘテロアリール、アルキル−アリール、およ
びアルキル−ヘテロアリールからなる群より選択され、 ただし、上記アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、ア
リール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は、
所望により置換され得、この「置換され」の語は、アルキル、アルケニル、アル
キニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキ
シ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ
、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、
シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニルウレア
、ヒドラジドおよびヒドロキサメートからなる群より選択される1個またはそれ
以上の部分による所望による適切な置換をいうものとする] で示される大環状化合物を提供する。 特記しない場合、本明細書において用いる技術用語および科学用語は全て、本
発明が属する技術分野の当業者が一般に理解しているのと同じ意味を有する。従
って、例えば、用語アルキル(アルコキシのアルキル部分を含む)は、1〜8個
、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する、単一原子の除去により直鎖または分
枝鎖飽和炭化水素から誘導される1価の基をいう。
環を有する炭素環式基を表し、炭素環式基の全ての利用可能な置換可能芳香族炭
素原子が可能な結合点として意図される。好ましいアリール基としては、フェニ
ル、1−ナフチル、2−ナフチルおよびインダニル、特にフェニルおよび置換フ
ェニルが挙げられる。
。 アルキルアリール − アリール基を介して結合した低級アルキルを含む部分
を表す。
または6個の炭素原子を有する飽和炭素環式環を表す。
の縮合環からなる炭素環式環構造を中断する少なくとも1個のO、Sおよび/ま
たはN原子を有する飽和および不飽和環式有機基であって、各環が3〜9員環で
あり、非局在化パイ電子を欠く二重結合を有してもよく有しなくてもよく、環構
造が2〜8個、好ましくは3〜6個の炭素原子を有する、例えば2−もしくは3
−ピペリジニル、2−もしくは3−ピペラジニル、2−もしくは3−モルホリニ
ル、または2−もしくは3−チオモルホリニルである基を表す。
び/またはN原子を有し、芳香族特性を与えるのに十分な数の非局在化パイ電子
を有する環式有機基であって、芳香族複素環式基が2〜14個、好ましくは4ま
たは5個の炭素原子を有し、例えば2−、3−もしくは4−ピリジル、2−もし
くは3−フリル、2−もしくは3−チエニル、2−、4−もしくは5−チアゾリ
ル、2−もしくは4−イミダゾリル、2−、4−もしくは5−ピリミジニル、2
−ピラジニル、または3−もしくは4−ピリダジニル等である基を表す。好まし
いヘテロアリール基は、2−、3−および4−ピリジルである。そのようなヘテ
ロアリール基はまた所望により置換されてもよい。
、ならびにその医薬上許容される塩および溶媒和物も本発明に包含される。
分として式Iで示される化合物(またはその塩、溶媒和物もしくは異性体)を含
有する医薬組成物である。
び関連疾患のような疾患の処置方法を提供する。これらの処置方法は、上記疾患
(単数または複数)に罹患している患者に治療有効量の式Iで示される化合物、
または式Iで示される化合物を含有する医薬組成物を投与する工程を包含する。 また、HCVおよび関連疾患処置用医薬の製造における式Iで示される化合物
の使用も開示する。
3/NS4aセリンプロテアーゼの阻害剤としての式Iで示される化合物を開示
する。式Iに包含される化合物の中で、好ましい化合物は、式II:
通りである。いくつかの好ましい実施態様は、限定するものではないが、上記一
般式IおよびIIにおける種々の官能基の以下の定義を含む。すなわち、例えば、
式IにおけるR2は、以下の部分:
節において後に示す化合物の構造において例示される:
H2)p、(CHR)p、(CHR−CHR')pおよび(CRR')pから選択され、
部分A−E−L−M−Qは2〜8個の炭素原子、0〜6個のヘテロ原子からなる
芳香族環であり、XおよびJは互いに関してオルト、パラまたはメタ位である。 他の好ましい実施態様において、式IにおけるR3は、以下の構造:
H3から選択される] から選択され、 そしてX−Y部分は、下記構造:
なる微細な点は、本願の特許請求の範囲に記載されている。それらはまた、明細
書および特許請求の範囲に列挙する種々の化合物によっても表される。そのよう
な微細な点、定義および限定は、本願の発明全体を表すものとして見なされる。
の活性(nMでのKi値の範囲)と一緒に下記に列挙する。実施例番号は、本願
の下記の部分に記載する実施例における種々の構造についての番号をいう。 表1:HCVプロテアーゼ連続アッセイ結果
次いで概説し、例示的な実施例を記載する。
は無機塩基と医薬上許容される塩を形成し得る。そのような塩の形成に適切な酸
の例としては、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、マロン酸、サ
リチル酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、アスコルビン酸、マレイン酸、メタ
ンスルホン酸ならびに当業者に周知の他の鉱酸およびカルボン酸が挙げられる。
塩基との塩の形成については、適切な塩基は、例えば、NaOH、KOH、NH4 OH、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシドなどである。
して含む医薬組成物を提供する。医薬組成物は、一般にさらに医薬上許容される
担体希釈剤、賦形剤または担体(本明細書において担体物質と総称する)を含む
。それらのHCV阻害活性のために、そのような医薬組成物は、C型肝炎および
関連疾患の処置において有用性を有する。
物を含む医薬組成物の製造方法を開示する。本発明の医薬組成物および方法にお
いて、有効成分は、代表的には意図される投与形態、すなわち経口錠剤、カプセ
ル(固体充填、半固体充填または液体充填)、構成用散剤、経口ゲル、エリキシ
ル、分散性顆粒、シロップ、懸濁液などに関連して適切に選択され、通常の薬学
の慣例に合致した適切な担体物質と混合して投与される。例えば、錠剤またはカ
プセル形態での経口投与については、活性薬物成分を、いずれかの経口用の非毒
性の医薬上許容される不活性担体、例えばラクトース、デンプン、スクロース、
セルロース、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム
、滑石、マンニトール、エチルアルコール(液体形態)などと組み合わせてもよ
い。さらに、所望または要求される場合、適切な結合剤、滑沢剤、崩壊剤および
着色剤を混合物に組み入れてもよい。散剤および錠剤は、本発明の組成物を約5
〜約95%含み得る。
よび合成ゴム、例えばアカシア、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセル
ロース、ポリエチレングリコールおよびロウが挙げられる。滑沢剤の中で、これ
らの投与形態に用いられるものとしては、ホウ酸、安息香酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウム、塩化ナトリウムなどに言及し得る。崩壊剤としては、デンプン、メチ
ルセルロース、グアーガムなどが挙げられる。甘味料および着香料ならびに保存
剤もまた、適切であれば含めてもよい。上記の用語のいくつか、すなわち崩壊剤
、希釈剤、滑沢剤、結合剤などについては以下でより詳細に記載する。
れ以上の速度制御放出を提供して、治療効果、すなわちHCV阻害活性などを最
適化するように、持続放出形態で製剤化してもよい。持続放出に適切な投与形態
としては、種々の崩壊速度の層または有効成分を含浸させた制御放出ポリマーマ
トリックスを含有し錠剤形態に成形された層状錠剤、またはそのような含浸また
は被包された多孔質ポリマーマトリックスを含有するカプセルが挙げられる。
として、非経口注射用の、または経口溶液、懸濁液およびエマルジョンの甘味料
および鎮静物の添加用の水または水−プロピレングリコール溶液に言及し得る。
液体形態調製物はまた、鼻腔内投与用溶液を包含し得る。
れを不活性圧縮気体(例えば、窒素)のような医薬上許容される担体と組合せて
もよい。
例えば、ココアバター)を溶解し、そして攪拌または同様な混合によりそこに有
効成分を均一に分散させる。次いで、融解した均一の混合物を好適な大きさの鋳
型中に注ぎ、放冷することにより固化させる。
図した固体形態調製物も含まれる。そのような液体形態としては、溶液、懸濁液
およびエマルジョンが挙げられる。
ローション、エーロゾルおよび/またはエマルジョンの形態を取り得、この目的
で当該分野において慣習的であるように、マトリックスまたはレザーバー型の経
皮パッチに含めることができる。
は、適量、例えば所望の目的を達成するのに有効な量の有効成分を含有する適切
なサイズの単位用量にさらに小分けされる。
には約1.0ミリグラムから約1000ミリグラム、好ましくは約1.0から約9
50ミリグラム、より好ましくは約1.0〜約500ミリグラム、そして代表的
には約1〜約250ミリグラムの範囲で変動または調整し得る。用いられる実際
の投与量は、患者の年齢、性別、体重および処置される病状の重篤さに依存して
変動し得る。そのような技術は当業者に周知である。
投与し得る。投与の量および頻度は、主治医の判断に従って調節される。経口投
与用に一般的に推奨される一日投与養生法は、単回または分割用量で、一日当た
り約1.0ミリグラムから約1000ミリグラムの範囲であり得る。
ルロース、ポリビニルアルコール、または変性ゼラチンもしくはデンプンで作製
された特殊な容器または封入物をいう。代表的には、硬カプセルは比較的高いゲ
ル強度の骨およびブタ皮膚ゼラチンの混合物から作製される。カプセルそれ自体
は小量の色素、不透明化剤、可塑剤および保存剤を含んでもよい。
投与形態をいう。錠剤は、湿式造粒、乾式造粒または圧縮により得られた混合物
または造粒物の圧縮により製造することができる。
分をいう。 構成用散剤は、水またはジュース中に懸濁し得る有効成分および適切な希釈剤
を含有する粉末混合物をいう。
切な希釈剤としては、糖類(例えば、ラクトース、スクロース、マンニトールお
よびソルビトール);コムギ、トウモロコシ、イネおよびジャガイモ由来のデン
プン;およびセルロース(例えば、微晶性セルロース)が挙げられる。組成物中
の希釈剤の量は、全組成物重量に対し約10〜約90%、好ましくは約25〜約
75%、より好ましくは約30〜約60%、よりさらに好ましくは約12〜約6
0%の範囲であり得る。
る物質をいう。適切な崩壊剤としては、デンプン;「冷水可溶性」修飾デンプン
(例えば、カルボキシメチルデンプンナトリウム);天然および合成ゴム(例え
ば、イナゴマメ、カラヤ、グアー、トラガカントおよび寒天);セルロース誘導
体(例えば、メチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウム)
;微晶性セルロースおよび架橋微晶性セルロース(例えば、クロスカルメロース
ナトリウム(sodium croscarmellose));アルギネート(例えば、アルギン酸
およびアルギン酸ナトリウム);粘土(例えば、ベントナイト);ならびに発泡
性混合物が挙げられる。組成物中の崩壊剤の量は、組成物重量に対し約2〜約1
5重量%、より好ましくは約4〜約10重量%の範囲であり得る。
せ、従って「接着剤」として作用することによりそれらを粘着性にする物質をい
う。結合剤は、既に希釈剤または増量剤において得られる粘着強度を追加する。
適切な結合剤としては、糖類(例えば、スクロース);コムギ、トウモロコシ、
イネおよびジャガイモ由来のデンプン;天然ゴム(例えば、アカシア、ゼラチン
およびトラガカント);海藻誘導体(例えば、アルギン酸、アルギン酸ナトリウ
ムおよびアルギン酸カルシウムアンモニウム);セルロース物質(例えば、メチ
ルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウムおよびヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース);ポリビニルピロリドン;ならびに無機物(例えば、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム)が挙げられる。組成物中の結合剤の量は、組
成物重量に対して約2〜約20重量%、より好ましくは約3〜約10重量%、よ
りさらに好ましくは約3〜約6重量%の範囲であり得る。
とにより、錠剤、顆粒などの鋳型またはダイからの放出を可能にする物質をいう
。適切な滑沢剤としては、金属ステアレート(例えば、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウムまたはステアリン酸カリウム);ステアリン酸;高
融点ロウ;ならびに水溶性滑沢剤(例えば、塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ポリエチレングリコールおよびd
'l−ロイシン)が挙げられる。滑沢剤は、顆粒の表面およびそれらの中間なら
びにタブレット成形機のパーツに存在しなければならないので、通常は圧縮前の
最終工程で加えられる。組成物中の滑沢剤の量は、組成物重量に対して約0.2
〜約5重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%、より好ましくは約0.3〜約1
.5重量%の範囲であり得る。
流動特性を改善する物質。適切な滑剤としては、二酸化珪素および滑石が挙げら
れる。組成物中の滑剤の量は、全組成物重量に対して約0.1〜約5重量%、好
ましくは約0.5〜約2重量%の範囲であり得る。
、食品用色素、および適切な吸着剤(例えば、粘土または酸化アルミニウム)に
吸着させた食品用色素を包含し得る。着色剤の量は、組成物重量に対して約0.
1〜約5重量%、好ましくは約0.1〜約1重量%の範囲で変動し得る。
治療的部分が投与された投与形態から全身的循環に吸収される速度および程度を
いう。
例えば、直接圧縮および圧縮により生成された造粒物の圧縮)、または湿式方法
もしくは他の特殊な手順が挙げられる。例えばカプセル、坐剤などの他の投与形
態の慣習的な製造方法もまた周知である。
薬組成物の使用を開示する。この方法は、そのような疾患を有するかまたはその
ような処置を必要とする患者に治療有効量の本発明の医薬組成物を投与する工程
を包含する。
体異性体を包含する。すなわち、当業者には公知であるように、本発明の化合物
のいくつかは異性体形態で存在し得る。そのような変形が本発明の範囲内にある
ことが意図される。
示する。これらの化合物は、当該分野において公知のいくつかの技術により製造
され得る。代表的な例示的な手順を下記反応スキームで概説する。下記の例示的
なスキームには、主に4−シス−ヒドロキシプロリン(「シス−HYP」)また
は7−ヒドロキシテトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸(「TIC」)か
ら誘導される大環状化合物の製造が記載されているが、天然および非天然の両方
のアミノ酸のいずれかの適切な置換により、そのような置換に基いた所望の大環
状化合物が形成されることを理解すべきである。
る: THF:テトラヒドロフラン DMF:N,N−ジメチルホルムアミド EtOAc:酢酸エチル AcOH:酢酸 HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドヒド
ロクロリド NMM:N−メチルモルホリン ADDP:1,1'−(アゾジカルボニル)ジピペリジン DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート MeOH:メタノール EtOH:エタノール Et2O:ジエチルエーテル Bn:ベンジル Boc:tert−ブチルオキシカルボニル Cbz:ベンジルオキシカルボニル Cp:シクロペンチルジエニル Ts:p−トルエンスルホニル Me:メチル PyBrOP:トリス(ピロリジノ)ブロモホスホニウムヘキサフルオロホスフェ
ート DMSO:ジメチルスルホキシド TFA:トリフルオロ酢酸 HOBt:ヒドロキシベンゾトリアゾール ヒューニヒ塩基(Hunigs base):ジイソプロピルエチルアミン BOP:ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート LDA:リチウムジイソプロピルアミド Ph3P:トリフェニルホスフィン LAH:リチウムアルミニウムヒドリド DMAP:4−ジメチルアミノピリジン DCC:ジシクロヘキシルカルボジイミド MCPBA:メタ−クロロ過安息香酸 BINAP:2,2'−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1'−ビナフトール MeCN:アセトニトリル Pr:プロピル Ac:アセチル Ph:フェニル
テロアルキル(OR”、SR'"、NR”R'"(式中、R”およびR'"はアルキル
基である))、酸素原子に対しオルト、メタまたはパラ位にあるハロ置換基であ
り、Rは、アルキル、アリールまたはアルキルアリール基であり、nは0〜5で
あり、Xは、(CH2)m(式中、mは1〜5である)、酸素原子、NY(式中
、Yは水素原子、アルキル、アリール基である)であり、そしてPG1およびP
G2は適切な保護基(PG1=t−boc、cbzおよびPG2=H、Bn等)で
ある]で示される化合物の製造を、スキーム1に概説する。保護4−ヒドロキシ
プロリン酸(1a)は、水素化ナトリウムの存在下でアルキルブロミドにより4位
がアルキル化される。次いで、生成物1bは、酸性条件下でアルコールにより、
またはトリメチルシリルジアザメタンによりエステルに変換される。脱保護後、
生成したアミンは、HOOBt、EDCl・HClおよびNMMの存在下Boc
−保護アミノ酸にカップリングされる。生成物1dからのBoc基の除去後、同
じカップリング条件を用いてジペプチドを置換ヒドロキシフェニル酢酸と反応さ
せる。ベンジルエーテルの触媒的水素化により、大環状化の前駆体が得られる。
大環状化は、トリフェニルホスフィンおよびADDPを用いることにより、ミツ
ノブの条件下で達成される(ミツノブの反応は、D. L. Hughes, Org. Reactions,
42 (1992) 335, John Wiley & Sons, New York, L. Paquette, ed.、により概
説されている)。エステルが水酸化リチウムにより酸に加水分解された後、アミ
ン中間体にカップリングされ、1hが得られる。 スキーム1
る化合物の製造を、スキーム2に概説する。保護3,4−デヒドロプロリン2a
を、ジアステレオ選択的にジヒドロキシル化して、シス−ジオール2bを与える
。2bとアルデヒドとの間のアセタール形成は、触媒量のp−トルエンスルホン
酸の存在下で達成され得る。二環式プロリン誘導体2cを、スキーム1で概説し
た順序に従い大環状エステル2dおよびそれに続いてHCV阻害剤2eに変換す
る。 スキーム2
示される化合物の製造を、スキーム3に概説する。トリフルオロホウ素ジエチル
エーテレートにより処理して、保護4−ヒドロキシプロリン3aおよびアルケン
3bは、プロリンエーテル3cに変換され、それらをスキーム1で概説したのと
同じ変換順序に付して、大環状エステル3eおよびそれに続いて所望の最終生成
物3fを得る。 スキーム3
る化合物の製造を、スキーム4に概説する。アミノエステル4aとBoc−保護
アミノ酸との間のカップリングを、NMM、HOOBtおよびEDCl・HCl
の存在下で実施した。4bからのBoc基の除去後、ジペプチドを末端アルケン
カルボン酸にカップリングして、4cを得る。次いで、二重結合をヒドロホウ素
化によりアルコールに変換した。フェノールアルコールの大環状化は、トリフェ
ニルホスフィンおよびADDPを用いることにより、ミツノブの条件下で達成さ
れる。生成したエステル4eを水酸化リチウムにより酸に加水分解後、この酸を
アミン中間体にカップリングして、4fを得る。 スキーム4
R'はスキーム1の定義であり、R4はアルキル、シクロアルキル、アリール、
ヘテロアリールおよびヘテロアルキルであり、R5はOR、NR2またはOHで
ある。化合物5bを、tert−ブチルホスホノアセテートおよびNaHと5a
のウィッティッヒ反応により得た。化合物5bをMCPBAの処理により5cに
変換した。さらにエポキシド5cをNaN3により開環して、化合物5dを得、
これをPd/C/H2により、Cbz−Cl、Et3Nを用いて保護されたアミ
ンおよびCbzに還元して、式5eで示される化合物を得た。化合物5eをTF
Aにより脱保護し、さらに合成して5fを得た。5fのCbz基を水素化分解し
、次いでEDCl、HOOBt、NMMを用いて式1gの化合物とカップリング
して、5gを得た。5g型の化合物をデス−マーチン試薬により酸化して、式5
hで示される化合物を生成する。 スキーム5
スキーム1の定義であり、R6はアルキル、アリール、エステル、カルボン酸お
よびカルボキシルアミドである)で概説したように合成する。6b型の化合物を
、Ph3PCH3IおよびBuLiを用いたウィッティッヒオレフィン化により
6aから合成する。化合物6bをさらにアミノヒドロキシル化して、6c型の化
合物を合成し、Rh/CおよびH2を用いてこれを還元して、6d型の化合物を
得る。化合物6dを、RuCl3およびH5IO6を用いて6e型の化合物に酸
化した。化合物6eを、NMM、EDClおよびHOOBtを用いてそれを脱保
護6hとカップリングさせることにより化合物6iに合成した。化合物6iの6
jへの伸長は、再度EDCl、HOOBtおよびNMMを用いて脱保護6iおよ
び適切に置換されたフェニル酢酸をカップリングすることにより達成された。6
jにおけるベンジル基の水素化分解後に得られた化合物6kを、ミツノブの条件
を用いて環化して6lを得た。6lを、スキーム1で概説したように6m型の化
合物にさらに合成した。 スキーム6:
換基R1、R2、R3、R'はスキーム1で定義されており、n=0〜3である
。式7bで示される化合物を、EDCl、HOBt、ヒューニヒ塩基カップリン
グにより7a型の化合物から合成した。7bをCs2CO3で処理し、ルテニウ
ムを光分解除去して、7b型から7c型へ化合物を変換し、これをさらにスキー
ム1で概説したように合成して化合物7dに合成した。 スキーム7
R3は上記の定義であり、R'は、アルキル、ヘテロアルキル(OR”、SR'"
、NR”R'"(式中、R”およびR'"はアルキル基である))、酸素原子に対し
オルト、メタまたはパラ位にあるハロ置換基であり、Rは、アルキル、アリール
またはアルキルアリール基であり、nは0〜5であり、Xは、(CH2)m(式
中、mは1〜5である)、酸素原子、NY(式中、Yは水素原子、アルキル、ア
リール基である)である。保護シス−4−ヒドロキシプロリン誘導体8aを、ブ
ロシレート(Bs=4−ブロモベンゼンスルホニル)誘導体8bに変換し、これ
を水素化ナトリウム条件下で適切なメルカプトアルコールで置換して、8cを得
た。大環状エステル8d、およびそれに続く所望の標的8eへの変換は、スキー
ム1に概説したように達成された。 スキーム8
R3は上記の定義であり、R'は、アルキル、ヘテロアルキル(OR”、SR'"
、NR”R'"(式中、R”およびR'"はアルキル基である))、酸素原子に対し
オルト、メタまたはパラ位にあるハロ置換基であり、Rは、アルキル、アリール
またはアルキルアリール基であり、nは0〜5であり、Xは、(CH2)m(式
中、mは1〜5である)、酸素原子、NY(式中、Yは水素原子、アルキル、ア
リール基である)であり、LGは脱離基(例、OTs、Br)である。保護4−
ヒドロキシプロリン誘導体1aを、1dの形成(スキーム1に記載されている)
を介して9aに変換する。ベンジルエーテルを除去後、適切な脱離基に変換し、
N保護基をはずして、9bを得た。大環状エステル9cへの変換は、還流アセト
ン中炭酸ナトリウム/ヨウ化ナトリウムでの処理により行った。続く所望の標的
9dへの処理は、スキーム1で概説したように達成された。 スキーム9
R'"、NR”R'"(式中、R”およびR'"はアルキル基である))、酸素原子に
対しオルト、メタまたはパラ位にあるハロ置換基であり、Rは、アルキル、アリ
ールまたはアルキルアリール基であり、nおよびqは、0〜5のいずれかの組合
わせであり、Vは酸素原子、NY(式中、Yは水素原子、アルキル、アリール基
である)であり、Wは、アルキル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリー
ルであり、PG1およびPG2は適切な保護基(PG1=t−boc、cbzお
よびPG2=H、Bn等)である。保護4−ヒドロキシプロリン誘導体1aを、
スキーム1に記載のように10bに変換する。保護基の除去後(10c)、ホス
ゲン等価体により処理して、大環状エステル10dを生成する。所望の標的10
eへの変換は、スキーム1に概説したように達成された。 スキーム10
ル基であり、Xは、(CH2)m、(CH2)mO、(CH2)mNY(式中、mは
1〜5であり、Yは水素原子、アルキル、アリール基である)であり、Aは水素
原子または適切に配置されたハロゲン原子であり、PG1は適切な保護基(PG1 =t−boc、cbz等)である。保護4−アミノプロリン誘導体11aを、
適切なベンゼンスルホニルクロリドおよび塩基による処理によりに11bに変換
する。保護基を除去し、保護アミノ酸誘導体とカップリングさせて、11cを得
た。これを、同様の脱保護、カップリングストラテジーを用いて11dに変換し
た。パラジウム(O)触媒環化により、異性体の混合物として11eを得、これを
水素化して、大環状エステル11fを得た。続く所望の標的11gへの変換はス
キーム1に概説したように達成された。 スキーム11
ル基であり、nは0〜5であり、Xは、(CH2)m(式中、mは1〜5である)
、酸素原子、NY(式中、Yは水素原子、アルキル、アリール基である)であり
、Aは水素原子または適切に配置されたハロゲン原子であり、PG1およびPG2 は適切な保護基(PG1=t−boc、cbzおよびPG2=H、Bn等)で
ある。保護4−アミノプロリン誘導体11aを、スキーム11の記載に従い11
cに変換する。11cの大環状エステル12cへの変換および続く所望の標的1
2dへの変換は、スキーム1に概説したように達成された。 スキーム12
(122mL)中の1−ニトロブタン(16.5g、0.16mol)およびグリ
オキシル酸の溶液に、トリエチルアミン(93mL、0.667mol)を2時
間にわたって滴下した。溶液を室温に温め、一晩攪拌し、濃縮乾固して、油状物
を得た。次いで、この油状物をH2Oに溶解し、10%HClによりpH=1に
酸性化した後、EtOAcで抽出した。有機溶液を合し、ブラインで洗浄し、N
a2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮乾固して、生成物ii(28.1g、99%収
率)を得た。
液に10%Pd/C(37g)を添加した。得られた溶液を、59psiで3時
間次いで60psiで一晩水素化した。次いで、酢酸を蒸発させ、トルエンと3
回共沸し、次いでMeOHおよびエーテルで粉砕した。次いで、溶液を濾過し、
トルエンと2回共沸して、オフホワイトの固体(131g、0.891mol、
66%)を得た。
iii(2.0g、13.6mmol)の溶液に、1N NaOH溶液(4.3mL、
14.0mmol)を添加した。得られた溶液を10分間攪拌した後、ジ−t−
ブチルジカーボネート(0.110g、14.0mmol)を加え、0℃で15分
間攪拌した。次いで、この溶液を室温に温め、45分間攪拌し、一晩冷蔵庫で維
持し、濃縮乾固して、粗物質を得た。EtOAc(100mL)および氷中のこ
の粗物質の溶液に、KHSO4(3.36g)およびH2O(32mL)を加え
、4〜6分間攪拌した。次いで、有機層を分離し、水層をEtOAcで2回抽出
し、有機層を合して水、ブラインにより洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し
、濃縮乾固して、透明ゴムとして生成物(3.0g、89%収率)を得た。
出発物質(3.00g、12.0mmol)の溶液に、HOOBt(1.97g、
12.0mmol)、N−メチルモルホリン(4.0mL、36.0mmol)お
よびEDCl(2.79g、14.5mmol)を加え、10分間攪拌した後、H
Cl・H2N−Gly−OBn(2.56g、13.0mmol)を添加した。得
られた溶液を−20℃で2時間攪拌し、次いで冷蔵庫に一晩維持し、濃縮乾固し
た後、EtOAc(150mL)で希釈した。次いで、EtOAc溶液を飽和N
aHCO3、H2O、5%H3PO4、ブラインで2回洗浄し、Na2SO4で
乾燥し、濾過し、濃縮乾固して、生成物(4.5g、94%)を得た。LRMS
m/z MH+=395.1。
)の溶液を、Pd−C(300mg、10%)の存在下水素雰囲気下で室温で攪
拌した。反応の進行をTLCによりモニターした。2時間後、混合物をセライト
パッドを通して濾過し、得られた溶液を真空下で濃縮して、生成物vi(5.40
g、定量的)を得た。LRMS m/z MH+=305.1。
ジメチルアミンヒドロクロリド(1.61g、19.7mmol)、N−Boc−
フェニルグリシン(4.50g、17.9mmol)、HOOBt(3.07g、
18.8mmol)およびEDCl(4.12g、21.5mmol)の溶液に、
NMM(5.90mL、53.7mmol)を添加した。この温度で30分間攪拌
後、反応混合物を一晩(18時間)冷凍庫で維持した。次いで、それを室温に温
め、EtOAc(450mL)、ブライン(100mL)および5%H3PO4 (100mL)を添加した。層を分離後、有機溶液を5%H3PO4(100m
L)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×150mL)、水(150mL)およ
びブライン(150mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空下で
濃縮して、粗生成物viii(4.86g)を白色固体として得、これをさらに精製
せずに使用した。
HCl(60mL、240mmol)に溶解し、得られた溶液を室温で攪拌した
。反応の進行をTLCによりモニターした。4時間後、溶液を真空下で濃縮して
白色固体を得、これをさらに精製せずに次の反応に使用した。LRMS m/z
MH+=179.0。
MS m/z MH+=465.1。 工程9:
。LRMS m/z MH+=365.1。
体A、工程8について記載した手順により得た。粗物質は、さらなる試験を行う
のに十分な純度であった。生成物の一部分を、97/3のジクロロメタン/Me
OHを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。HRMS(FAB
)C25H40N3O7についての計算値:494.2866(M+H)+。実
測値:494.2863。
質を、さらに精製せずに使用した。
中間体Aについて工程6において記載したカップリング手順と同様に製造した。 工程2:
iから製造した。
ついて工程6において記載したカップリング手順に従い製造した。LRMS m
/z MH+=451.1。 工程4:
した。LRMS m/z MH+=351.1。これをさらに精製せずに使用した
。
物vから製造した。これをさらに精製せずに使用した。
を加え、雰囲気温度で4時間攪拌した。別の分量のTFA(10mL)を加え、
さらに3時間放置した。揮発性物質を全て蒸発させ、これを真空下で乾燥して、
定量的収率のxviiを得た。この物質を以下に用いた。(注:出発物質xviは、前
駆体としてニトロペンタンを用いて、Bに関して記載したのと同様のプロトコル
により得た)。
NaOHの代わりに炭酸ナトリウムを塩基として使用した。粗物質xviiiを、さ
らに精製せずに以下に用いた。
mmol)の冷(−20℃)溶液に、ジメチルアミンヒドロクロリド(959m
g、11.77mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(4.2mL、24.1
mmol)およびBOP(6.14g、13.89mmol)を添加した。これを
−8℃で一晩放置した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、10%クエン酸
溶液、飽和NaHCO3溶液およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥(Na2 SO4)し、濃縮した。97.5/2.5 ジクロロメタン/MeOHを用いるフ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、2.4gのxix(47
%収率)を得た。HRMS(FAB)C24H39N4O6(M+H)+について
の計算値:479.2870。実測値:479.2862。
質を、さらに精製せずに使用した。
86.5mmol)の冷(0℃)溶液に、溶液が黄色の状態になるまでトリメチ
ルシリルジアゾメタン(ヘキサン中2M、56mL、112mmol)を滴下した
。反応混合物を濃縮して、21gのxxi(99%収率)を得た。これは以下に
用いるのに十分な純度であった。HRMS(FAB)C11H20NO5(M+H
)+についての計算値:246.1341。実測値:246.1347。
.9mmol)およびメタンスルホン酸(7.66mL、118.1mmol)の冷(
〜5℃)混合物に、反応温度を35℃より低く維持しながらDEAD(26.47
g、152mmol)をゆっくりと添加した。添加完了後、反応混合物を20℃
に冷却し、トルエン中のxxi(23.71g、96.8mmol)の溶液を添加し
た後、トリエチルアミン(5.39mL、38.7mmol)を添加した。混合物を
6時間70〜75℃に加熱し、1時間5〜10℃に冷却した。固体物質を全て濾
過して除去し、濾液を5%KH2PO4溶液およびブラインで洗浄した。有機層
を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。95/5ジクロロメタン/EtOAcを用
いた残渣のフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、26gのxxii(8
3%収率)を得た。HRMS(FAB)C12H22NO7S(M+H)+につい
ての計算値:324.1117。実測値:324.1115。
質を全て真空下で蒸発させた。(注意:痕跡量のジクロロメタンはこの過程によ
り除去されなければならない)。残りの溶液に、アジ化ナトリウム(5.75g、
88.4mmol)を加え、5時間にわたって70℃に温めた。反応混合物を冷却
し、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO3で洗浄した。有機層を乾燥(Na2
SO4)し、濃縮して、18g(83%収率)のxxiiiを得た。これはさらな
る試験用に十分な純度であった。
質を、さらに精製せずに使用した。
mmol)およびベンジル3−ブロモプロピルエーテル(7.8g、34.0mmo
l)の溶液に、水素化ナトリウム(3.5g、鉱油中60%分散液、87.5mm
ol)およびヨウ化ナトリウム(0.5g、3.33mmol)を攪拌しながら添
加した。生成した懸濁液を室温で一晩(18時間)激しく攪拌した。水(50mL
)をゆっくりと加えて反応を注意深くクエンチングし、6NのHCl溶液(20
mL)により酸性化した。酢酸エチル(800mL)、ブライン(150mL)
およびさらに水(150mL)を添加した後、形成された2層を分離し、有機層
を5%H3PO4(3×200mL)で洗浄した。次いで、これをMgSO4で
乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、油状物として1bを得、これをさらに精製
せずに工程Bで使用した。
溶解した。室温のこの溶液に、トリメチルシリルジアゾメタン(27mL、シク
ロヘキサン中2.0M)の溶液を注意しながら添加した。室温で1時間攪拌後、
それを真空下で濃縮して、メチルエステルを得た。フラッシュクロマトグラフィ
ー(8〜20%EtOAc−CH2Cl2)により、油状物として1c(5.1
5g、13.1mmol、43%、2工程)を得た。
サン(80mL、320mmol)中4NのHClに溶解し、生成した溶液を室
温で攪拌した。反応の進行をTLCによりモニターした。5時間後、溶液を真空
下で濃縮し、残渣を一晩真空下に保って、白色固体を得、これをさらに精製せず
に次のカップリング反応で使用した。
1d(工程1Bから)、N−Boc−シクロヘキシルグリシン(4.10g、1
4.9mmol)、HOOBt(2.60g、15.9mmol)およびEDCl
(3.41g、17.8mmol)の溶液に、NMM(6.50mL、59.1mm
ol)を添加した。この温度で30分間攪拌後、反応混合物を一晩(18時間)
冷凍庫で保存した。次いで、それを空気中で攪拌し、1時間で室温に温めた。E
tOAc(450mL)、ブライン(100mL)および5%H3PO4(10
0mL)を添加した。分離した有機溶液を、5%H3PO4(100mL)、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライ
ン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮
した。フラッシュクロマトグラフィー(10〜20%EtOAc−CH2Cl2 )により、1e(6.60g、84%、2工程)を白色固体として得た。1H NMR
(400 MHz, d6-DMSO)δ7.36-7.25 (m, 5 H), 6.87 (d, J = 8.9 Hz, 1 H), 4.46-
4.40 (m, 2 H), 4.25 (t, J = 8.3 Hz, 1 H), 4.11 (s, 1 H), 4.05-4.04 (m, 1
H), 4.03-3.94 (m, 1 H), 3.60 (s, 3 H), 3.50-3.41 (m, 4 H), 2.25-2.20 (m
, 1 H), 1.95-1.88 (m, 1 H), 1.77-1.55 (m, 9 H), 1.35 (s, 9 H), 1.19-0.90
(m, 4 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 172.0, 170.7, 155.6, 138.8, 128.
2, 127.4, 127.3, 78.0, 77.1, 71.9, 66.6, 65.1, 57.4, 56.3, 51.8, 34.5, 2
9.6, 28.6, 28.2, 25.9, 25.6, 25.5。
HCl(60mL、240mmol)に溶解し、生成した溶液を室温で攪拌した
。反応の進行をTLCによりモニターした。4時間後、溶液を真空下で濃縮し、
残渣を一晩真空下に保って、白色固体を得、これをさらに精製せずに次のカップ
リング反応で使用した。1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ7.36-7.27 (m, 5 H), 4.4
3 (s, 2 H), 4.35-4.31 (m, 1H), 3.88 (d, J = 11.7 Hz, 1 H), 3.62 (s, 3 H)
, 3.62-3.57 (m, 2 H), 3.53-3.41 (m, 3 H), 2.32-2.27 (m, 1 H), 1.97-1.91
(m, 1 H), 1.79-1.60 (m, 8 H), 1.17-1.07 (m, 5 H); 13C NMR (100 MHz, d6-D
MSO)δ 171.5, 167.4, 138.6, 133.3, 129.1, 128.8, 128.2, 127.4, 77.1, 71.
9, 66.5, 65.3, 57.8, 54.9, 52.4, 52.0, 34.0, 29.6, 27.7, 27.0, 25.6, 25.
5, 25.48; HRMS m/z 433.2702 [C24H36N2O5についての計算値 433.2702]。
アミン1f(工程1Dから)、3−ヒドロキシフェニル酢酸(1.90g、12.
5mmol)、HOOBt(2.10g、12.9mmol)およびEDCl(2
.85g、14.9mmol)の溶液に、NMM(4.20mL、38.2mmol
)を添加した。この温度で30分間攪拌後、反応混合物を一晩(18時間)冷凍
庫で保存した。次いで、これを空気中で攪拌し、1時間で室温に温めた。EtO
Ac(500mL)、ブライン(100mL)および5%H3PO4(100m
L)を添加した。分離した有機溶液を、5%H3PO4(100mL)、飽和重
炭酸ナトリウム水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(
150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した
。フラッシュクロマトグラフィー(10〜20%EtOAc−CH2Cl2)に
より、1g(6.30g、11.1mmol、90%(2工程))を白色固体として
得た。1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ9.26 (s, 1 H), 8.19 (d, J = 8.5 Hz, 1 H
), 7.36-7.25 (m, 5 H), 7.05-7.01 (m, 1 H), 6.66-6.64 (m, 1 H), 6.60-6.57
(m, 1 H), 4.46-4.39 (m, 2 H), 4.34 (t, J = 8.3 Hz, 1 H), 4.29-4.25 (m,
1 H), 4.09-4.08 (m, 1 H), 3.91 (d, J = 11.0 Hz, 1 H), 3.66-3.58 (m, 1 H)
, 3.61 (s, 3 H), 3.50-3.39 (m, 5 H), 3.30 (d, J = 13.7 Hz, 1 H), 2.24-2.
18 (m, 1 H), 1.95-1.89 (m, 1 H), 1.74-1.57 (m, 8 H), 1.18-0.89 (m, 5 H);
13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 172.0, 170.3, 170.0, 157.1, 138.6, 137.6,
128.9, 128.2, 127.4, 127.3, 119.6, 116.1, 113.2, 76.9, 71.8, 66.6, 65.2,
57.4, 54.7, 51.9, 51.8, 41.8, 34.4, 29.6, 28.5, 28.0, 25.5, 25.5; HRMS
m/z 567.3073 [C32H42N2O7についての計算値567.3070]。
3g、11.0mmol)の溶液に、10%Pd−C(1.5g)を注意深く添加
した。生成した懸濁液を23時間室温で水素下で激しく攪拌した。慎重に濾過後
、溶液を真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH
−CH2Cl2)により、無色油状物として1h(4.54g、9.52mmol
、87%)を得た。1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ 9.26 (s, 1 H), 8.22 (d, J
= 8.6 Hz, 1 H), 7.06-7.02 (m, 1 H), 6.66-6.58 (m, 3 H), 4.42-4.40 (m, 1
H), 4.35-4.31 (s, 1 H), 4.27 (t, J = 8.3 Hz, 1 H), 4.10-4.09 (m, 1 H), 3
.92 (d, J = 11.2 Hz, 1 H), 3.64 (dd, J = 11.2, 4.3 Hz, 1 H), 3.61 (s, 3
H), 3.59-3.43 (m, 5 H), 3.40-3.38 (m, 1 H), 2.26-2.21 (m, 1 H), 1.97-1.9
0 (m, 1 H), 1.74-1.55 (m, 8 H), 1.18-0.89 (m, 5 H) ; 13C NMR (100 MHz, d6 -DMSO)δ 172.0, 170.3, 170.1, 157.1, 137.6, 129.0, 119.6, 116.0, 113.3,
76.9, 65.2, 57.6, 57.4, 54.8, 51.9, 51.8, 41.7, 34.4, 32.6, 28.5, 28.0,
25.9, 25.52, 25.49; HRMS m/z 477.2606 [C25H36N2O7についての計算値 477
.2601]。
l)およびADDP(6.60g、26.2mmol)の溶液に、20分間フリッ
トガラスバブラーを通してアルゴンを吹き込んだ。0℃のこの溶液にトリフェニ
ルホスフィン(4.10g、16.3mmol)を添加した。0℃で20分間攪拌
後、第2分量のトリフェニルホスフィン(3.40g、13.5mmol)を添加
した。次いで、この溶液を室温に温め、TLCが出発物質の完全消費を示すまで
窒素下で一晩(24時間)攪拌した。溶媒を真空下で除去後、残渣をフラッシュ
クロマトグラフィー(CH2Cl2中1〜2%MeOH)により部分精製して、
大環状化合物1iおよびトリフェニルホスフィンオキシドの混合物を得た。1H N
MR (400 MHz, d6-DMSO)δ8.47 (d, J = 9.7 Hz, 1 H), 7.17-7.13 (m, 1 H), 6.
79 (s, 1 H), 6.73 (d, J =1.8 Hz, 1 H), 6.71 (d, J =1.8 Hz, 1 H), 4.50-4.
45 (m, 1 H), 4.24 (dd, J = 10.3, 7.6 Hz, 1 H), 4.17-4.06 (m, 4 H), 3.68
(d, J = 15.1 Hz, 1 H), 3.63 (s, 3 H), 3.60-3.51 (m, 2 H), 3.37 (d, J = 1
5.1 Hz, 1 H), 3.35-3.27 (m, 1 H), 2.51-2.43 (m, 1 H), 1.85-1.47 (m, 9 H)
, 1.22-1.12 (m, 3 H), 0.97-0.88 (m, 2 H) ; 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ
172.0, 170.0, 169.8, 158.4, 138.1, 129.1, 121.8, 115.4, 112.2, 77.0, 64.
9, 63.6, 57.0, 54.3, 53.4, 51.8, 41.3, 33.2, 28.9, 28.5, 28.2, 26.0, 25.
2; HRMS m/z 459.2495 [C25H34N2O6についての計算値 459.2495]。
L)およびメタノール(30mL)中のメチルエステル1iの0℃の溶液に添加
した。混合物を氷浴中で攪拌し、それと一緒に4時間で室温に温めた。反応の進
行をTLCによりモニターした。揮発性物質を真空下で除去した後、EtOAc
(150mL)および水(30mL)を加え、2層を分離した。水溶液を再びC
H2Cl2(150mL)で抽出した後、pH=1に酸性化した。次いで、Et
OAc(200mL)を加え、水溶液を固体塩化ナトリウムで飽和させた。層の
分離後、水層をEtOAc(2×150mL)で抽出した。有機溶液を合し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、1j(1.45g、3.2
6mmol、35%、2工程)を淡黄色泡沫として得た。1H NMR (400 MHz, d6-
DMSO)δ 12.32 (bs, 1 H), 8.45 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.17-7.13 (m, 1 H),
6.73-6.70 (m, 1 H), 6.79 (s, 1 H), 6.73-6.70 (m, 2 H), 4.47 (t, J =9.7 H
z, 1 H), 4.17-4.00 (m, 5 H), 3.68 (d, J = 15.1 Hz, 1 H), 3.58-3.45 (m, 2
H), 3.39-3.21 (m, 2 H), 2.47-2.41 (dd, J = 13.4, 7.6 Hz, 1 H), 1.85-1.5
6 (m, 9 H), 1.19-1.11 (m, 3 H), 0.93-0.87 (m, 2 H) ; 13C NMR (100 MHz, d6 -DMSO)δ 173.2, 170.2, 170.0, 158.4, 138.1, 129.3, 122.0, 115.5, 112.2,
77.3, 65.1, 63.8, 57.3, 54.2, 53.7, 41.5, 33.6, 29.0, 28.6, 28.4, 26..1
, 25.4; HRMS m/z 445.2335 [C24H32N2O6についての計算値 445.2339]。
j(0.59g、1.33mmol)、アミンA(H2N−NVa−CH(OH)−
CO−Gly−Phg−NMe2、0.55g、1.37mmol)、HOOBt
(250mg、1.53mmol)およびEDCl(315mg、1.64mmo
l)の溶液に、NMM(0.50mL、4.55mmol)を添加した。この温度
で30分間攪拌後、反応混合物を40時間冷凍庫で保存した。次いで、EtOA
c(200mL)、ブライン(50mL)および5%H3PO4(50mL)を
添加した。分離した有機溶液を、5%H3PO4(80mL)、飽和重炭酸ナト
リウム水溶液(2×80mL)、水(80mL)およびブライン(80mL)で
連続的に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。フラ
ッシュクロマトグラフィー(4〜7.5%MeOH−CH2Cl2)により、白
色固体として4つのジアステレオマーの混合物としての1k(0.59g、0.7
5mmol、56%)を得た。 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ8.54-8.35 (m, 2
H), 7.95-6.98 (m, 8 H), 6.79-6.77 (m, 1 H), 6.72-6.70 (m, 2 H), 5.96-5.7
3 (m, 2 H), 4.53-4.45 (m, 1 H), 4.35-3.61 (m, 11 H), 3.54-3.41 (m, 1 H),
3.40-3.22 (m, 1 H), 2.93-2.92 (m, 3 H), 2.84 (s, 3 H), 2.42-2.17 (m, 1
H), 1.87-1.55 (m, 10 H), 1.49-1.06 (m, 7 H), 0.98-0.75 (m, 5 H); 13C NMR
(100 MHz, d6-DMSO)δ 172.1, 171.9, 171.8, 170.8, 170.7, 170.4, 170.4, 1
70.3, 170.0, 169.8, 169.7, 169.6, 169.2, 169.2, 167.9, 167.8. 167.8, 158
.4, 158.3, 138.2, 138.15, 138.11, 138.07, 137.6, 137.50, 137.48, 129.1,
128.5, 128.3, 127.8, 127.7, 121.7, 121.6, 115.4, 115.3, 112.09, 112.07,
112.0, 111.9, 76.9, 76.8, 73.3, 72.1, 71.9, 64.9, 64.8, 63.2, 58.7, 58.5
, 57.9, 57.8, 54.6, 54.5, 54.48, 53.8, 53.78, 53.7, 53.66, 53.0, 52.9, 5
1.0, 50.8, 50.7, 41.6, 41.5, 41.4, 41.3, 36.6, 35.3, 33.9, 33.86, 33.5,
32.9, 32.1, 29.9, 29.0, 28.9, 28.5, 28.4, 28.3, 26.0, 25.9, 25.3, 25.25,
25.2, 18.6, 18.56, 18.5, 13.8, 13.7; HRMS m/z 791.4339 [C42H58N6O9に
ついての計算値 791.4344, 誤差 = 1 ppm]。
ーチン試薬(0.76g、1.8mmol)の混合物に、無水CH2Cl2を添加
した。生成した白色懸濁液を0℃で激しく攪拌し、4時間、氷浴と一緒に室温ま
で温めた。飽和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和重亜硫酸ナトリウム水溶液(
各々50mL)を加え、層が分離される前に10分間混合物を激しく攪拌した。
水溶液を(2×150mL)により抽出した。有機溶液を合し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(2〜
4%MeOH−CH2Cl2)により、白色固体として2種のジアステレオマー
1A(250mg、0.32mmol)および1B(217mg、0.28mmo
l、82%、合した収率)を得た。
工程Jの方法に従い製造した。ヒドロキシアミドを、収率60%で白色固体形態
の分離不可能なジアステレオマーの混合物として得た。
ら製造した。生成物を、収率78%で白色固体形態の分離不可能なジアステレオ
マーの混合物として得た。 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ8.69-8.57 (m, 1 H),
8.45- 8.36 (m, 1 H), 7.95-7.72 (m, 1 H), 7.64-7.53 (m, 1 H), 7.41-7.31 (
m, 5 H), 7.16-6.97 (m, 1 H), 6.79-6.70 (m, 3 H), 5.97-5.75 (m, 1 H), 5.3
1-5.27 (m, 1 H), 4.52-4.44 (m, 1 H), 4.35-3.61 (m, 11 H), 3.54-3.41 (m,
1 H), 3.39-3.21 (m, 1 H), 2.42-2.16 (m, 1 H), 1.85-1.54 (m, 9 H), 1.49-1
.05 (m, 16 H), 0.95-0.70 (m, 5 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 172.3, 1
72.2, 172.0, 171.9, 170.9, 170.7, 170.5, 170.5, 170.4, 170.1, 169.9, 169
.7, 169.5, 168.6, 168.5, 158.5, 158.4, 138.2, 138.2, 138.1, 136.7, 132.1
, 131.6, 131.5, 129.2, 129.1, 128.8, 128.7, 128.1, 127.7, 127.6, 127.6,
127.5, 127.4, 127.4, 121.7, 116.4, 115.4, 115.4, 113.3, 112.1, 112.1, 11
2.0, 81.3, 77.0, 76.9, 76.9, 73.4, 72.3, 72.0, 64.9, 64.8, 63.3, 58.8, 5
6.9, 56.8, 54.7, 54.6, 54.6, 53.9, 53.9, 53.8, 51.1, 50.8, 41.6, 41.4, 4
1.3, 34.0, 33.9, 29.1, 29.0, 28.6, 28.5, 28.4, 28.4, 28.3, 27.5, 26.0, 2
6.0, 25.4, 25.3, 25.2, 18.7, 18.6, 18.5, 13.9, 13.8; HRMS m/z 820.4493
[C44H61N5O10についての計算値 820.4497]。
ステル2(26mg、0.032mmol)の溶液を室温で3時間攪拌した。揮
発性物質を真空下で除去後、残渣を50%MeOH−CH2Cl2に溶解し、真
空下で濃縮乾固して、オフホワイトの固体(24mg、0.032mmol定量
的)を得た。1H NMR (400 MHz, d6-DMSO) δ8.73-8.65 (m, 2 H), 8.40 (dd, J
= 9.5, 2.6 Hz, 1 H), 8.24-8.05 (1 H), 7.64-7.55 (m, 1 H), 7.41-7.32 (m,
5 H), 7.15 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 6.80-6.71 (m, 3 H), 5.35 (dd, J = 7.5,
1.9 Hz, 1 H), 5.04-4.96 (m, 1 H), 4.48-4.43 (m, 1 H), 4.37-4.22 (m, 1 H)
, 4.16-3.27 (m, 11 H), 2.35-2.31 (m, 1 H), 1.84-0.70 (m, 21 H); 13C NMR
(100 MHz, d6-DMSO)δ 196.7, 171.7, 171.4, 171.3, 170.0, 169.7, 167.5, 16
1.0, 160.7, 158.5, 158.5, 158.4, 138.2, 138.2, 137.1, 137.0, 132.1, 132.
1, 131.6, 131.5, 131.5, 129.2, 128.8, 128.7, 128.7, 128.6, 128.0, 127.7,
127.5, 127.5, 121.8, 115.4, 112.2, 76.9, 76.8, 65.0, 64.9, 63.4, 63.3,
58.2, 5 7.4, 56.3, 56.2, 56.2, 54.6, 54.5, 53.8, 53.4, 53.2, 41.5, 41.5,
41.4, 40.2, 33.9, 33.7, 31.9, 31.7, 29.2, 29.0, 28.6, 28.3, 26.1, 25.3,
18.7, 18.6, 13.5; HRMS m/z 762.3705 [C40H51N5O10についての計算値 762.
3714]。
物質をそのまま次の工程に用いた。 工程B:
0/20〜75/25ヘキサン/酢酸エチルを用いたフラッシュカラムクロマト
グラフィーにより物質を精製して、無色油状物として収率50%で4bを得た。
造した。この物質は以下でそのまま用いた。 工程D:
物質は、次の工程に用いるのに十分な純度であった。HRMS(FAB)C30H47 N2O7(M+H)+についての計算値:547.3383。実測値:547.
3372。 工程E:
まま次の工程に用いた。
0/20〜60/40のジクロロメタン/酢酸エチルを用いたフラッシュカラム
クロマトグラフィーにより物質を精製して、収率85%で4fを得た。HRMS
(FAB)C33H45N2O7(M+H)+についての計算値:581.3227
。実測値:581.3222。
のまま次の工程に用いた。HRMS(FAB)C26H39N2O7(M+H)+に
ついての計算値:491.2757。実測値:491.2761。
ジクロロメタン/メタノールを用いたカラムクロマトグラフィーによる精製によ
り、トリフェニルホスフィンオキシドと一緒に4hを得た。この混合物を、次の
工程に用いた。
程)=24%。 1H NMR (DMSO-d6)δ0.90-0.95 (m, 2H), 1.10-1.16 (m, 3H), 1
.51-1.79 (m, 11H), 2.43 (dd, 1H), 3.29-3.32 m, 2H), 3.50-3.54 (m, 1H), 3
.62-3.68 (m, 2H), 3.91-3.99 (m, 3H), 4.04-4.08 (m, 2H), 4.46 (t, 1H), 6.
67-6.72 (m, 3H), 7.13 (app. t, 1H), 8.36 (d, 1H), 12.40 (br. s, 1H); 13 C NMR (DMSO-d6)δ 25.26, 25.31, 25.97, 26.62, 28.42, 33.28, 39.75, 41.49
, 53.50, 54.28, 57.45, 67.57, 67.98, 77.25, 111.07, 115.23, 121.48, 129.
11, 137.99, 158.33, 170.07, 172.92; HRMS (FAB) C25H35N2O6(M+H)+について
の計算値: 459.2495。 実測値: 459.2494。
得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。HRMS(F
AB) C43H61N6O9(M+H)+についての計算値:805.4500
。実測値:805.4492。
コルにより得た。100/0〜99/1 ジクロロメタン/メタノールを用いた
フラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により、別々の異性体4Aおよ
び4B、ならびにいくらかの混合物を得た。合した収率=34%(2工程)。H
RMS(FAB) C43H59N6O9(M+H)+についての計算値:803.
4344。実測値:803.4339(4A)、803.4347(4B)。
。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。HRMS(
FAB) C45H64N5O10(M+H)+についての計算値:834.46
53。実測値:834.4648。
得た。99/1 ジクロロメタン/メタノールを用いたフラッシュカラムクロマ
トグラフィーによる精製により、収率31%(2工程)でジアステレオマーの混
合物として5を得た。HRMS(FAB) C45H62N5O10(M+H)+
についての計算値:832.4497。実測値:832.4497。
に合成した。HRMS(FAB) C41H54N5O10(M+H)+について
の計算値:776.3871。実測値:776.3865。
成物を、さらに精製せずに工程Bで使用した。 工程B:
物を、さらに精製せずに工程Dで使用した。
物を、さらに精製せずに工程Fで使用した。
、1.79mmol)およびADDP(1.36g、5.39mmol)の溶液に
、20分間フリットガラスバブラーを通してアルゴンを吹き込んだ。0℃のこの
溶液にトリフェニルホスフィン(1.41g、5.38mmol)を添加した。0
℃で20分間攪拌後、溶液を室温に温め、一晩(20時間)窒素下で攪拌した。
溶媒を真空下で除去後、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(CH2Cl2中
1〜3%MeOH)により精製して、所望の生成物7hおよびトリフェニルホス
フィンオキシドの混合物を得、これをさらに精製せずに工程Iで使用した。
7hから製造した。
Aから製造した。
した。
工程Jの方法に従い製造した。生成物を、収率57%で白色固体形態の分離不可
能なジアステレオマーの混合物として得た。
した。
液に、トリエチルアミン(28.68mL、204mmol)をゆっくりと添加
した。次いで、4−ブロモベンゼンスルホニルクロリド(20.91g、82m
mol)およびDMAP(結晶数個)を加え、温度を30分間0℃に維持した。
反応混合物を冷蔵庫(〜5℃)で一晩放置した後、2時間にわたってゆっくりと
雰囲気温度に温めた。この時点でTLC分析は、出発物質の完全な消費を示した
。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液、および1
0%クエン酸水溶液で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。
100/0〜95/5ジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムク
ロマトグラフィーにより粗混合物を精製して、白色固体として18.4g(収率
97%)のブロシレート10bを得た。 1H NMR (回転異性体の混合物、 CDCl3)
δ 1.41 and 1.45 (2s, 9H), 2.40-2.50 (m, 2H), 3.59-3.69 (m, 5H), 4.33-4.
37 and 4.46 (2dd, 1H), 5.11 (m, 1H), 7.72-7.74 (m, 4H); 13C NMR (回転異
性体の混合物、CDCl3)δ 28.18, 28.27, 36.01, 36.98, 51.59, 52.03, 52.20,
52.35, 56.95, 57.22, 57.28, 78.35, 79.53, 80.66, 129.10, 129.26, 132.66,
135.66, 135.81, 153.25, 153.64, 171.45, 171.78; HRMS (FAB)C17H23NO7SBr
(M+H)+についての計算値: 464.0379。実測値: 464.0375。
8mmol)の懸濁液に、アルゴン雰囲気下3−メルカプトプロパノール(0.
42mL、4.85mmol)を添加した。温度を維持しながら混合物を30分
間攪拌した。DMF(総容量=10mL)中のブロシレート10b(1.5g、
3.23mmol)の溶液をゆっくりと加え、混合物を2時間にわたって雰囲気
温度に温めた。冷10%クエン酸溶液に注ぐことにより、反応をクエンチングし
た。水層を酢酸エチルで抽出し、有機層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。
85/15 ジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマトグ
ラフィーにより粗物質を精製して、油状物として800mg(収率78%)のス
ルフィド10cを得た。1H NMR (回転異性体の混合物、 CDCl3)δ 1.41 and 1.4
7 (2s, 9H), 1.83-1.89 (m, 2H), 2.13-2.34 (m, 2H), 2.69 (t, 2H), 3.23-3.4
9 (m, 2H), 3.73-3.78 (m, 5H), 3.86-3.95 (m, 1H), 4.33-4.37 and 4.42-4.46
(2dd, 1H); 13C NMR (回転異性体の混合物、CDCl3)δ 28.21, 28.30, 32.15,
32.23, 36.65, 37.27, 40.45, 40.89, 52.16, 52.35, 52.50, 52.84, 58.32, 58
.55, 61.22, 61.41, 80.35, 153.49, 153.99, 173.05, 173.23; HRMS (FAB) C1 4 H26NO5S(M+H)+についての計算値: 320.1532。実測値: 320.1528。
製造した。反応条件は、0℃、1時間であった。この物質をそのまま次の工程に
用いた。
た。カップリング反応を、2日間−8℃で行った。得られた生成物10eはTL
Cにより十分な純度であり、80%収率で得られた。HRMS(FAB)C22H39 N2O6S(M+H)+についての計算値:459.2529。実測値:45
9.2523。
製造した。この物質をそのまま以下に用いた。
た。98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマト
グラフィーにより粗生成物を精製して、白色固体として収率40%で10gを得
た。1H NMR (回転異性体の混合物、CDCl3)δ0.90-1.26 (m), 1.66-1.88 (m), 2.
22-2.31 (m, 2H), 2.73 (t, 2H), 3.47 (s), 3.5-3.55 (m), 3.65-3.75 (m), 3.
88-3.94 (dd, 1H), 4.07-4.12 (dd, 1H), 4.53 (t, 1H), 4.62 (t, 1H), 6.73-6
.80 (m, 4H), 7.17 (t, 1H); 13C NMR (回転異性体の混合物、CDCl3)δ 25.80,
25.89, 26.14, 27.71, 28.55, 29.22, 31.88, 35.46, 40.58, 42.44, 43.16, 5
2.32, 52.90, 55.49, 58.46, 60.30, 114.59, 116.27, 121.01, 130.02, 135.90
, 156.73, 171.25, 171.87, 171.96; HRMS (FAB) C25H37N2O6S(M+H)+について
の計算値: 493.2372。実測値: 493.2364。
製造した。粗生成物を80/20酢酸エチル/ヘキサンに懸濁し、固体物質を濾
過して除去した。濾液を濃縮し、80/20ヘキサン/アセトンを用いるフラッ
シュカラムクロマトグラフィーにより精製して、固体として10hを収率22%
で得た。 1H NMR (CDCl3)δ0.98-1.30 (m), 1.64-1.90 (m), 2.06-2.14 (m, 1H)
, 2.16-2.21 (dd, 2H), 2.62-2.70 (m, 2H), 3.38-3.46 (m, 2H), 3.60-3.66 (m
, 3H), 3.71 (s, 3H), 3.88-3.94 (dd, 1H), 4.07-4.15 (m, 1H), 4.22-4.29 (m
, 1H), 4.48 (t, 1H), 4.60 (t, 1H), 5.97 (br t, 1H), 6.76-6.81 (m, 2H), 6
.99 (br s, 1H), 7.20 (dd, 1H); HRMS (FAB) C25H35N2O5S(M+H)+についての計
算値: 475.2267。実測値: 475.2260。
定量的収率で合成した。1H NMR (DMSO-d6)δ0.88-0.96 (m, 2H), 1.10-1.14 (m,
3H), 1.59-1.76 (m, 7H), 1.88-1.94 (m, 1H), 2.09 (app. t, 1H), 2.61 (dd,
1H), 3.32 (app. d, 1H), 3.40-3.45 (m, 2H), 3.61 (app. d, 1H), 3.83 (q,
1H), 4.13 (app. t, 1H), 4.19 (t, J = 7.32 Hz, 1H), 4.40 (t, J = 9.52 Hz,
1H), 6.76-6.79 (m, 2H), 6.89 (s, 1H), 7.16 (app. t, 1H), 8.39 (d, 1H),
12.5 (br.s,1H); 13C NMR (DMSO-d6)δ 25.33, 25.41, 26.01, 26.44, 28.09, 2
8.62, 29.24, 34.90, 39.50, 41.40, 42.30, 53.18, 54.44, 58.06, 66.94, 114
.88, 115.25, 122.28, 129.20, 137.84, 157.90, 169.25, 170.29, 172.59; HRM
S (FAB)C24H33N2O5S(M+H)+についての計算値: 461.2110。実測値:461.2104。
体として定量的収率で製造した。得られた物質は、TLCにより、さらなる操作
のために十分な純度であった。HRMS(FAB)C42H59N6O8S(M+
H)+についての計算値:807.4115。実測値:807.4103
SO(0.313mL、4.4mmol)、DCC(908mg、4.4mmol
)およびジクロロ酢酸(36.4μL、0.44mmol)を連続的に添加した。
反応混合物を雰囲気温度で一晩攪拌した。これを5%クエン酸水溶液(5mL)
およびMeOH(1mL)の添加によりクエンチングし、30分間攪拌した。固
体物質を濾過して除去し、濾液を飽和重炭酸ナトリウム溶液およびブラインで洗
浄した。有機層をNa2SO4で乾燥し、溶媒を真空下で除去した。100/0
〜98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマトグ
ラフィーにより粗物質を精製して、ジアステレオマーの混合物として105mg
(60%)の10Aおよび10Bを得た。混合物の一部(36mg)を再びカラ
ムクロマトグラフィーに供して、純粋な異性体10A(より高い極性、白色固体
、8mg)および純粋な異性体10B(より低い極性、白色固体、6mg)を得
、残りは混合物であった。HRMS(FAB)C42H57N6O8S(M+H)+ についての計算値:805.3959。実測値:805.3958(10A)、80
5.3950(10B)。
0℃)溶液に、MCPBA(60%、364mg、1.26mmol)を添加した
。反応混合物を16時間にわたってゆっくりと雰囲気温度に温めた。反応混合物
をジクロロメタンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウムおよび重亜硫酸ナトリウム溶
液で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。98/2のジクロ
ロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製
により、11a(138mg、65%収率)を得た。HRMS(FAB)C25H35 N2O7S(M+H)+についての計算値:507.2165。実測値:50
7.2158。
として90%の収率で合成した。HRMS(FAB)C24H33N2O7S(M
+H)+についての計算値:493.2008。実測値:493.2012。
で製造した。得られた物質は、TLCにより、さらなる操作のために十分な純度
であった。HRMS(FAB)C42H59N6O10S(M+H)+についての計
算値:839.4013。実測値:839.4019。
り得た。98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、4%収率(2工程)で11を得た。HRMS(
FAB)C42H57N6O10S(M+H)+についての計算値:837.385
7。実測値:837.3865。
ルグリシンを用いて実施例1、工程Dについて記載した方法により得た。この物
質を、90/10ジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマ
トグラフィーにより精製して、収率73%で12aを得た。13C NMR (回転異性
体の混合物、CDCl3)δ 26.20, 28.31, 29.07, 30.06, 34.94, 35.86, 37.06, 51
.21, 52.16, 52.84, 57.78, 58.33, 65.95, 66.92, 72.97, 75.48, 79.45, 127.
55, 127.66, 128.35, 138.45, 155.62, 165.06, 171.13, 172.54; HRMS (FAB)
C27H43N2O7(M+H)+についての計算値: 507.3070。実測値: 507.3077。
製造した。この物質を次の工程に用いた。
99/1のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりこの物質を精製して、収率91%で12cを得た。13C NMR (CDCl3 )δ 26.24, 29.93, 34.95, 35.96, 43.48, 52.18, 53.09, 57.06, 58.06, 66.10
, 66.92, 72.93, 77.43, 114.59, 116.14, 120.87, 127.58, 127.64, 127.74, 1
28.37, 130.02, 135.95, 138.39, 156.90, 170.65, 171.06, 172.38; HRMS (FA
B) C30H41N2O7(M+H)+についての計算値:541.2914。実測値: 541.2921。
触媒を濾過した後に得られた生成物は、後の操作にとって十分な純度であった。13 C NMR (CDCl3)δ 26.27, 32.09, 35.44, 35.67, 43.19, 52.21, 52.74, 57.60
, 58.21, 58.75, 65.78, 77.74, 114.74, 116.02, 120.68, 130.07, 135.66, 15
7.11, 170.59, 172.05, 172.51; HRMS (FAB)C23H35N2O7(M+H)+についての計算
値: 451.2444。実測値:451.2436。
粗物質を酢酸エチル/ヘキサン(約1/1)に懸濁し、非溶解固体物質を濾過し
て除去した。このプロセスをもう1回反復し、濾液を濃縮し、ジクロロメタン溶
液としてカラムに供した。カラムを75/25ヘキサン/アセトンで溶出して、
収率29%で12eを得た。HRMS(FAB)C23H33N2O6S(M+H)+ についての計算値:433.2339。実測値:433.2339。
成した。 1H NMR (DMSO-d6)δ0.96 (s, 9H), 1.66-1.70 (m, 1H), 1.75-1.82 (m
, 2H), 2.43 (dd, 1H), 3.32-3.36 (m, 2H), 3.48-3.52 (m, 1H), 3.55 (dd, 1H
), 3.84 (app. d, 1H), 3.99 (app. d, 1H), 4.06-4.10 (m, 3H), 4.16 (dd, 1H
), 4.69 (d, 1H), 6.70-6.72 (m, 3H), 7.15 (app. t, 1H), 8.42 (d, 1H), 12.
43 (br. s, 1H); 13C NMR (DMSO-d6)δ 26.25, 28.54, 33.31, 34.97, 41.22,
53.96, 56.11, 56.97, 63.36, 64.96, 76.84, 111.94, 115.25, 121.73, 129.13
, 138.36, 158.27, 169.85, 170.15, 173.04; HRMS (FAB) C22H31N2O6(M+H)+に
ついての計算値: 419.2182。実測値: 419.2180。
た。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度であった。HRMS(F
AB)C40H57N6O9(M+H)+についての計算値:765.4187。実
測値:765.4175。
プロトコルにより得た。98/2〜96/4のジクロロメタン/メタノールを用
いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、別々の異性体12A
および12B、ならびにいくらかの混合物を得た。合した収率=57%(2工程
)。HRMS(FAB)C40H55N6O9(M+H)+についての計算値:76
3.4031。実測値:763.4040(12A)、763.4047(12B)。
た。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度であった。HRMS(F
AB)C41H59N6O9(M+H)+についての計算値:779.4344。実
測値:779.4350。
プロトコルにより得た。100/0〜96/4のジクロロメタン/メタノールを
用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、別々の異性体13
Aおよび13B、ならびにいくらかの混合物を得た。合した収率=50%(2工
程)。HRMS(FAB)C41H57N6O9(M+H)+についての計算値:7
77.4187。実測値:777.4177(13A)および777.4185(
13B)。
l)の溶液を、DMFのジ−tert−ブチルアセタール(69g、340mm
ol、5.0当量)により処理し、4時間還流温度で加熱した。反応混合物を真
空下で濃縮し、NaOH水溶液(1M、300mL)で希釈した。反応混合物を
ジエチルエーテル(3×100mL)で抽出した。有機層を合し、NaOH水溶
液(1M、100mL)、H2O(2×100mL)、ブライン(1×100m
L)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を減
圧下蒸留して、無色油状物として9.2g(66.2%)の14bを得た。
50.9mmol)の溶液を、NaOH水溶液(128mL、0.41M)および
次亜塩素酸tert−ブチル(5.5g、50.9mmol)で処理した。反応混
合物を0℃に冷却し、1−PrOH(64mL)中(DHQ)2Phal(78
0mg、1.00mmol)を添加した。1−PrOH(119mL)中のte
rt−ブチル−4−ビニルベンゾエート14bの溶液、次いでK2OsO4・H2 O(248mg、0.7mmol)を加え、反応混合物を4〜5時間0℃で攪
拌した。反応物は緑色に変わり、出発物質は全て消失し、新たな生成物が形成さ
れる。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣をH2O(300mL)で希釈し、E
tOAc(3×100mL)で抽出した。有機層を合し、HCl水溶液(200
mL)、ブライン(100mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、
真空下で濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、EtOAc/ヘキサン 1:
2)により精製して、無色固体として14cを得た(4.6g、82%)。1H NM
R (CD3OD, δ) 7.90 (d, 2 H, J=6.0 Hz), 7.40 (d, 2 H, J=6.3 Hz), 7.22 (bd
, 1 H, J=5.7 Hz), 4.69 (bs, 1 H), 3.71-3.62 (m, 2 H) 1.58 (s, 9 H), 1.3
9 (s, 9 Hz); 13C NMR (CD3OD, 75 MHz) 169.7, 160.5, 149.8, 134.5, 132.9,
130.4, 84.7, 82.9, 68.7, 60.7, 31.25, 30.9 MS (FAB) 675.2 ([2M+1]+, 15)
, 338 ([M+1]+, 15), 282 (65), 225 (50), 165 (100); HRMS C18H28NO5(M+1)に
ついての計算値: 338.1887; 実測値 338.1967。
)の溶液を、Rh/C(10%w/w100mg)で処理し、2日間水素化(6
0psi)した。反応混合物をセライトのプラグを通して濾過し、残渣を真空下
で濃縮して14dを得た。粗生成物をクロマトグラフィー(SiO2、EtOA
c/ヘキサン 2:3)により精製して、シス化合物14d(830mg、83
%)を得、これをヘキサンからの結晶化によりさらに精製した。1H NMR (CD3OD,
δ) 6.31 (d, 1 H, J=6.9 Hz),3.58-3.49(s, 2 H), 3.40 (bd, 1 H, J=4.8 Hz),
2.48-2.46 (m, 1 H),2.1-1.98 (m, 2 H), 1.61-1.2 (m, 7 H), 1.45 (s, 9 H),
1.42 (s, 9 H); 13C NMR (CD3OD, 75 MHz) 176.2, 158.5, 81.2, 79.8, 63.1,
57.2, 41.8, 38.8, 28.8, 28.3, 27.7, 27.5, 25.9. MS (FAB) 687.2 ([2M+1]+ , 5), 344 ([M+1]+, 20), 232 (40), 188(100), 107 (13); HRMS C18H34NO5(M+
1)についての計算値: 344. 2437; 実測値: 344.2444. C18H33NO5についてのCH
Nの計算値 C=64.07%, H= 8.07%,N= 4.15% 実測値C=64.32%,H=8.21%, N=4.32%
。
mmol)の溶液を−78℃に冷却し(ドライアイス/アセトン、内部温度−6
8℃)、LDA(44mL、ヘプタン中2M溶液、88mmol、8.0当量)
で処理した。反応混合物を2時間−78℃で攪拌し、CH3OH(20mL)に
よりクエンチングした。反応混合物をHCl水溶液(150mL、1M)で処理
し、エーテル(3×100mL)で抽出した。エーテル層を合し、ブライン(5
0mL)で抽出し、乾燥(MgSO4)し、真空下で濃縮し、沸騰ヘキサンから
の結晶化により精製した。母液から分離した固体は主にシス立体異性体であり、
母液の濃縮により純粋なトランス異性体を得た。上記手順をさらに2回反復して
、2.7gのトランス化合物および600mgのシス/トランス混合物を得た。 13 C NMR (CDCl3, 75 MHz) 175.3,156.6, 79.8, 63.6, 57.0, 44.1, 38.3, 37.7,
28.9, 28.6, 28.4, 28.1, 26.6, 26.1. MS (電子スプレー) 344 (M+, 50), 288
(50) 232 (90), 188 (100)。
e(2.6g、7.6mmol)の溶液を、H2O(22mL)で処理し、0℃に
冷却し、過ヨウ素酸(7.05g、30.92mmol、4.0当量)およびRu
Cl3・3H2O(60mg、0.3mmol、4mol%)で処理した。反応
混合物を3時間室温で攪拌し、真空下で濃縮した。残渣を水(150mL)で希
釈し、EtOAc(3×100mL)で抽出した。有機層を合し、H2O(10
0mL)およびNaOH水溶液(1M、3×100mL)で抽出した。水層を合
し、HCl(6M、pH〜1)で酸性化し、EtOAc(3×100mL)で抽
出した。酢酸エチル層をプールし、ブライン(100mL)で抽出し、乾燥(N
a2SO4)し、濾過し、真空下で濃縮して、酸14f(1.8g、66%)を
得、さらに精製せずにさらなるカップリングに使用した。 MS (FAB) 380.2 ([M
+Na]+, 30) 358 ([M+1]+, 5), 302 (20), 258(20), 246 (100), 202 (70), 200
(20)。
キシル−シクロヘキシルグリシン14f(1.9g、5.3mmol)の溶液をプ
ロリン化合物1d(1.92g、5.85mmol、1.1当量)で処理し、0℃
に冷却した。反応混合物をヒューニヒ塩基(1.51g、11.7mmol、2.
2当量、2.15mL)で処理し、次いでBOP試薬(2.6g、5.85mmo
l、1.1当量)を添加した。反応混合物を12時間室温で攪拌し、HCl水溶
液(1M、100mL)で希釈し、EtOAc(3×100mL)で抽出した。
酢酸エチル層を合し、NaOH水溶液(1M、100mL)、ブライン(100
mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、真空下で濃縮し、クロマト
グラフィー(SiO2、EtOAc/ヘキサン 2:3)により精製して、無色
泡沫として14gを得た(1.8g、54%)。 1H NMR (CD3OD,δ,回転異性体
の混合物) 7.32-7.23 (m, 5 H), 6.64 (d, 1 H, J=9.0Hz), 4.47-4.39 (m, 3 H)
, 4.19-4.04 (m, 3 H), 3.74 (s, 3 H), 3.66-3.56 (m, 4 H), 2.55-2.10 (m, 2
H), 1.99-1.00 (m, 12H), 1.42 (s, 9 H), 1.40 (s, 9 H). 13C NMR (CD3OD,δ
、回転異性体の混合物), 175.6, 174.6, 172.4, 172.0, 156.4, 138.5, 128.1,
127.5, 127.4, 127.3, 79.8, 79.7, 79.0, 77.5, 72.5, 66.7, 65.4, 58.1, 56.
6, 52.1, 51.3, 43.9, 40.4, 39.4, 38.6, 34.6, 29.8, 28.4, 27.9, 27.3, 26.
1, 25.4, 24.5; MS (FAB) 633 ([M+1]+, 11), 533 (55), 477 (24), 428 (5), 2
94 (100), 234 (12) 156 (40), 128 (39); C34H52NO9についてのCHNの計算値
C 64.53% H 8.28% N 4.43%; 実測値 C 64.41% H 8.00% N 4.19%。
rtブチルカルボキシシクロヘキシルグリシン14g(1.8g)の溶液を、室
温で4〜5時間攪拌した。出発物質の消失およびベースライン生成物の出現につ
いて反応をTLC(EtOAc/ヘキサン3:7)により追跡した。反応混合物
を真空下で濃縮し、残渣を一晩ポンプで乾燥した。固体14hを、さらに精製せ
ずにカップリングに使用した。
1mg、3.29mmol、1.8当量)およびアミンヒドロクロリド14h(1
.79g、2.99mmol)の溶液を、0℃でヒューニヒ塩基(850mg、6
.59mmol、2.20当量、1.2mL)およびBOP試薬(1.5g、3.2
9mmol、1.1当量)で処理し、室温で24時間攪拌した。反応混合物を真
空下で濃縮し、HCl水溶液(1M、250mL)で希釈した。水層をEtOA
c(3×100mL)で抽出した。有機層を合し、NaOH水溶液(1×100
mL)、ブライン(1×100mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過
し、真空下で濃縮し、クロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン 1:1)に
より精製して、無色固体として14jを得た(710mg、36%)。
.1mmol)の溶液を、パールマンズ(Pearlmans)触媒(10%Pd(OH)2 /C)で処理し、12時間水素化(H2、40psi)した。Pd/Cをセライ
トのプラグを通して濾過し、濾液を濃縮し、さらに精製せずに次の環化に使用し
た。Rf0.12(アセトン/ヘキサン3:7)。1H NMR (CD3OD,δ,回転異性体
の混合物) 8.25 (bs, 1H), 7.01 (bt, 1 H, J=7.2 Hz), 6.72 (bs, 1 H), 6.65
(d, 2 H, J=7.8 Hz), 4.79-4.70 (bs, 3 H), 4.55-4.41 (bs, 2 H), 4.20-4.12
(bs, 2 H), 3.77 (s, 3 H), 3.66-3.44 (bm, 6 H) 2.43-1.04 (bm, 14 H) 1.40
(s, 9 H); 13C NMR (CD3OD,δ,回転異性体の混合物): 175.5, 174.6, 172.6, 17
2.4, 171.3, 161.1, 157.3, 136.8, 136.7, 129.3, 120.0, 115.7, 113.6, 100.
0, 94.8, 79.9, 79.8, 77.5, 65.1, 58.5, 58.2, 55.6, 55.5, 54.3, 52.2, 51.
5, 43.9, 42.1, 39.4, 35.0, 32.4, 28.6, 28.4, 27.5, 27.2, 27.1, 26.1, 25.
2, 25.0; MS (FAB): 577 ([M+1]+, 70), 521 (10), 443 (10), 387 (10), 374
(10), 318 (15), 290 (100), 248 (30); HRMS C30H45N2O9(M+H)+についての計
算値: 577.3125; 実測値 577.3133。
ol)およびADDP(787mg、3.12mmol、3.0当量)の溶液を、
0℃で乾燥N2の正圧下Ph3P(818mg、3.12mmol、3.0当量)
で処理した。反応混合物を室温で24時間攪拌し、真空下で濃縮し、残渣をクロ
マトグラフィー(SiO2、アセトン/ヘキサン2:3)により精製して、環状
生成物の無色固体14l(120mg、22%)を得た。Rf0.73(アセト
ン/ヘキサン1:1)。1H NMR (CD3OD,δ) 7.13 (t, 1 H J=7.8 Hz), 6.76 (s,
1 H), 6.71 (t, 2 H, J=8.1Hz), 4.58 (d, 1 H, J=9.9 Hz), 4.37 (dd, 1 H, J
=7.8, 2.7 Hz), 4.23-4.11 (m, 4 H), 3.74-3.61 (m, 2 H), 3.66 (s, 3 H), 3.
59-3.40 (m, 2 H), 2.54-2.41 (m, 1 H), 2.19-2.10 (m, 1H), 1.98-1.42 (m, 1
0 H), 1.43 (s, 9 H); 13C NMR (CD3OD,δ) 175.6, 172.4, 172.1, 170.8, 159.
0, 137.0, 129.1, 121.7, 115.7, 112.2, 94.8, 79.8, 77.4, 65.2, 64.0, 57.6
, 55.2, 53.8, 51.3, 44.0, 41.5, 39.1, 33.3, 28.7, 28.1, 26.9; MS (電子ス
プレー) 559 ([M+1]+, 100) 327 (10), 189 (20); HRMS C30H43N2O8(M+1)+につ
いての計算値: 559.3019; 実測値: 559.3025; C30H42N2O8・0.5H2OについてのCH
Nの計算値 C= 63.47%, H=7.63%, N=4.93%; 実測値 C=63.57%, H=7.46%, N=4.93%
。
120mg、0.22mmol)の溶液を、LiOH(20mg、0.5mmol
、2.0当量)で処理した。反応混合物を室温で3時間攪拌し、CH3OH(1.
0mL)を加え、さらに1時間攪拌した。反応混合物をHCl(ジオキサン中4
.0M、1mL)と攪拌し、真空下で濃縮し、水を凍結乾燥して、無色固体14
mを得、これを次のカップリングに使用した。
(110mg、0.21mmol)の溶液を、ヒューニヒ塩基(109mg、0.
84mmol、4.0当量、155.0μL)およびHOOBt(52mg、0.
315mmol、1.5当量)で処理した。反応混合物を0℃に冷却し、EDC
l(61mg、0.31mmol、1.5当量)で処理した。反応混合物を0℃で
攪拌し、30分後アミンヒドロクロリドAで処理した。反応混合物を室温で24
時間攪拌し、真空下で濃縮して、DMFおよびCH2Cl2を除去した。残渣を
HCl水溶液(100mL)で希釈し、CH2Cl2(3×75mL)で抽出し
た。有機層を合し、NaOH水溶液(1M、3×50mL)、ブライン(100
mL)で抽出し、真空下で濃縮した。残渣14n(79mg)をさらに精製せず
に酸化した。
溶液を、デス−マーチン試薬(110mg、0.25mmol、2.5当量)で処
理した。反応混合物を室温で3時間攪拌し、混合物を真空下で濃縮した。残渣を
クロマトグラフィー(SiO2、アセトン/ヘキサン1:1)により精製して、
酸化生成物14(29mg、38%)を無色固体として得た。 MS (FAB) 889 [(
M+1)+, 100), 844 (20), 833 (60), 788 (30), 760 (10), 655 (10), 527 (20);
HRMS C47H65N6O11についての計算値: 889.4711; 実測値: 889.4732。
TFA/CH2Cl2(1:1、4mL)で処理し、室温で4時間攪拌した。ベ
ースラインまでのエステルの消失をTLC(CH3OH/CH2Cl2、1:2
4)により追跡した。脱保護完了後、反応混合物を真空下で濃縮し、残渣をCH2 Cl2/ヘキサンにより反復処理し、濃縮して、白色固体15(19mg、1
00%)を得た。MS(電子スプレー)833([M+1]+、60)、661
(10)、530(40)、391(75)、279(100)。
から製造した。これをさらに精製せずにカップリングに使用した。MS (FAB): 38
0.2 ([M+Na]+, 30) 358 ([M+1]+, 5), 302 (20), 258(20), 246 (100), 202 (70
), 200 (20); HRMS C18H32NO6(M+1)+についての計算値: 358.2230; 実測値: 358
. 2237。
から製造した。 [α]D -52.7 (c 0.3 CHCl3, 25); 1H NMR (CDCl3,δ) 7.35-7.2
1 (m, 5 H), 6.63 (d, 1 H, J =9.3 Hz), 4.46 (d, 2 H, J=4.3 Hz), 4.41 (t,
1 H, J=9.3 Hz), 4.38-4.07 (m, 3 H), 3.68 (s, 3 H), 3.66-3.43 (m, 5 H), 2
.45 (p, 1 H, J=4.2 Hz), 2.32 (dd, 1 H, J=7.8, 5.7 Hz), 2.02-1.90 (m, 3 H
), 1.90-1.56 (m, 3 H), 1.56-1.24 (m, 24 H); 13C NMR (CD3OD,δ)174.7, 17
2.4, 172.0, 156.4, 138.4, 128.0, 127.5, 127.4, 79.8, 79.0, 77.5, 72.5, 6
6.6, 65.3, 58.0, 55.3, 52.1, 51.3, 40.4, 38.6, 34.7, 29.7, 27.4, 27.03,
26.1, 24.5. MS (FAB) 633.2 [(M+1)+, 100]; HRMS C34H53N2O9(M+1)+について
の計算値: 633.3751; 実測値 633.3759。
。この生成物を、さらに精製せずに使用した。
から製造した。1H NMR (CHCl3,δ) 7.34-7.26 (m, 5 H), 7.12 (t, 1 H, J=7.5
Hz), 6.72-6.67 (m, 3 H), 4.76-4.64 (m, 1 H), 4.47 (s, 2 H), 4.51-4.42 (m
, 1 H), 4.11-4.02 (m, 2 H), 3.68 (s, 3 H), 3.70-3.65 (m, 1 H), 3.55-3.43
(m, 6 H), 2.54-2.42 (m, 1 H), 2.28-2.39 (m, 1 H), 2.1-1.9 (m, 3 H), 1.8
6-1.64 (4 H), 1.50-1.38 (m, 14 H); 13C NMR (CDCl3,δ) 175.0, 172.4, 171.
5, 171.1, 157.1, 138.5, 136.0, 130.1, 128.5, 127.9, 127.7, 121.0, 116.0,
114.8, 80.5, 77.6, 73.0, 66.9, 66.2, 58.2, 54.3, 52.5, 52.3, 43.4, 39.4
, 39.9, 34.9, 30.0, 28.2, 26.8, 26.6, 26.0, 24.0; MS (FAB) 689 [(M+Na)+,
35), 667 [(M+H)+, 23), 633 (5), 294 (100), 204 (39), 156 (63)。
。この生成物を、さらに精製せずに使用した。
から製造した。1H NMR (CDCl3,δ) 8.56 (d, 1 H, J= 7.2 Hz), 7.14 (t, 1 H,
J=6 Hz), 6.86 (s, 1 H), 6.66 (d, 1 H, J=6 Hz), 6.73 (dd, 1 H, J=6.3, 15
Hz), 4.86-4.77 (m, 1 H), 4.40 (dd, 1 H, J=3.0, 2.7 Hz), 4.24-4.13 (m, 4
H), 3.70 (s, 3 H), 3.70-3.66 (m, 2 H), 3.66-3.32 (m, 3 H), 2.53 (dd, 1 H
, J=5.7, 3.9 Hz), 2.45-2.42 (m, 1 H), 1.99-1.80 (m, 6 H), 1.60-1.57 (m,
4 H), 1.45-1.43 (m, 11 H); 13C NMR (CDCl3,δ) 175.8, 173.3, 173.0, 171.7
, 160.0, 138.0, 130.1, 122.7, 116.8, 113.3, 81.0, 78.6, 66.3, 65.2, 58.8
, 55.1, 52.5, 42.6, 42.4, 38.9, 34.6, 30.0, 28.2, 28.0, 27.0, 26.9, 26.8
, 26.2; MS (FAB) 559 (M+, 33), 327 (33), 225 (100)。
。この生成物を、さらに精製せずに使用した。
製造した。この生成物を、さらに精製せずに使用した。
ら無色固体として製造した。MS(電子スプレー)889[(M+1)+、85)
、637(20)、530(75)、265(100);HRMS C47H65N6 O11についての計算値:889.4711、実測値:889.4699。
した。MS(FAB)833[(M+1)+、100]、788(10)、723(
5)、308(100)。
100mL)中の18a(15.0g、90mmol)の冷(0℃)スラリーに
、ジオキサン(100mL)中のtert−ブトキシカルボニルアンヒドリド(
7.2g、33mmol)の溶液を添加した。反応混合物を6時間にわたって雰
囲気温度にゆっくりと温めた。反応混合物を真空下で濃縮した。残渣を水で希釈
し、ジエチルエーテル(2×150mL)で抽出した。エーテル層を廃棄した。
水層を固体クエン酸によりゆっくりと酸性化(pH〜4)し、酢酸エチル(3×
150mL)で抽出した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、真空下で濃縮して
、白色泡沫として18b(14.6g、収率61%)を得た。
)の溶液に、2時間にわたってDMF−ジ−tert−ブチルアセタール(53
mL、218.72mmol)を滴下した。添加完了後反応混合物を1時間同温
度で維持した。次いで、それを雰囲気温度に冷却し、濃縮した。96/4〜90
/10ジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィ
ーにより残渣を精製して、所望の化合物18c(7.53g、収率43%)を得
た。HRMS(FAB)C17H26NO5(M+H)+についての計算値:3
24.1811。実測値:324.1807。
冷(0℃)溶液に、トリエチルアミン(7.12mL、51.08mmol)、次
いでトリフリックアンヒドリド(triflic anhydride)(4.30mL、25.5
4mmol)を滴下した。反応混合物を4時間にわたって雰囲気温度にゆっくり
と温めた。それを飽和重炭酸によりクエンチングし、ジクロロメタン中に抽出し
た。有機層を合し、飽和重炭酸溶液およびブラインにより洗浄し、乾燥(Na2 SO4)し、濃縮した。ジクロロメタンを用いるフラッシュカラムクロマトグラ
フィーにより褐色残渣を精製して、7.74gの18d(収率73%)を得た。
ゴンを吹き込むことにより脱酸素化した)、酢酸パラジウム(74mg、0.3
3mmol)、R−(+)−BINAP(311mg、0.495mmol)お
よび炭酸セシウム(5.38g、16.5mmol)を添加した。この混合物に1
8d(5.0g、11mmol)、次いでジフェニルケチミン(2.77mL、1
6.5mmol)を添加した。フラスコをアルゴンでフラッシュし、12時間(
一晩)還流温度で加熱した。反応混合物を雰囲気温度に冷却し、エーテル(50
0mL)で希釈した。有機層を飽和塩化ナトリウム溶液(2×300mL)で洗
浄し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。100/0〜90/10ジクロロメ
タン/酢酸エチルを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望
の生成物18e(3.58g、収率67%)を得た。
酢酸ナトリウム(1.218g、14.8mmol)および塩酸ヒドロキシルアミ
ン(0.774g、11.11mmol)を添加した。反応混合物を雰囲気温度で
3時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、0.1NのN
aOH溶液で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。95/5
〜92/8のジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマトグ
ラフィーにより精製して、18f(1.31g)を、収率66%で得た。
アネート(0.16mL、1.87mmol)を添加した。これに、ジクロロメタ
ン(2mL)中のtert−ブタノール(0.18mL、1.87mmol)を加
え、2.5時間にわたってゆっくりと0℃に温めた。この時点で、トリエチルア
ミン(0.52mL、3.73mmol)含有ジクロロメタン(6mL)中の18
f(0.6g、1.87mmol)の溶液を滴下した。反応混合物を12時間(一
晩)にわたって雰囲気温度に温めた。飽和重炭酸およびジクロロメタンを加え、
有機層を分離し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。95/5〜90/10の
ジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製
して、18g(0.59g)を収率63%で得た。
た。この物質をそのまま次の工程に用いた。
た。98/2〜90/10のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュク
ロマトグラフィーにより粗物質を精製して、収率34%で18iを得た。
た。この物質をそのまま次の工程に用いた。
た。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。
り得た。98/2〜92/8のジクロロメタン/MeOHを用いるフラッシュカ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、収率13%(2工程)でジアステレオ
マーの混合物として11を得た。
率で合成した。
98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりこの物質を精製して、20aを収率97%で得た。HRMS(FA
B)C32H43N2O7(M+H)+についての計算値:567.3070。実
測値:567.3073。
98/2〜96/4のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムク
ロマトグラフィーによりこの物質を精製して、収率81%で20bを得た。HR
MS(FAB)C25H37N2O7(M+H)+についての計算値:477.2
601。実測値:477.2606。
99/1のジクロロメタン/メタノールを用いるカラムクロマトグラフィーによ
り精製して、トリフェニルホスフィンオキシドと一緒に20cを得た。この混合
物を、次の工程に用いた。HRMS(FAB)C25H35N2O6(M+H)
+についての計算値:459.2495。実測値:459.2490。
20dの収率(2工程)=23%。 1H NMR (DMSO-d6)δ 0.84 (m, 2H), 1.10 (
m, 3H), 1.56-1.67 (m, 6H), 1.75-1.81 (m, 1H), 2.32-2.49 (m, 3H), 2.55-2.
59 (m, 1H), 2.94 (dt, 1H), 3.50 (dd, 1H), 3.56-3.65 (m, 2H), 3.99 (dd, 1
H), 4.06-4.23 (m, 4H), 4.37 (t, 1H), 6.64-6.74 (m, 3H), 7.08 (app. t, 1H
), 7.95 (d, 1H), 12.30 (br. s, 1H);13C NMRδ (DMSO-d6) 25.25, 25.97, 28.
30, 28.55, 30.61, 33.77, 36.04, 39.41, 52.52, 54.02, 57.22, 66.38, 68.03
, 77.49, 114.75, 115.37, 121.14, 128.86, 142.66, 158.92, 169.87, 170.83,
172.99; HRMS (FAB) C24H33N2O6(M+H)+についての計算値: 445.2339。実測値:
445.2343。
た。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。
プロトコルにより得た。100/0〜98/2のジクロロメタン/メタノールを
用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、別々の異性体20
Aおよび20B、ならびにいくらかの混合物を得た。合した収率=50%(2工
程)。HRMS(FAB)C42H57N6O9(M+H)+についての計算値
:789.4187。実測値:789.4179(20A)および789.418
7(20B)。
た。得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。
り得た。100/0〜98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシ
ュカラムクロマトグラフィーにより精製して、収率38%で21を得た。HRM
S(FAB)C44H60N5O10(M+H)+についての計算値:818.4
340。実測値:818.4329。
ように合成した。HRMS(FAB)C40H52N5O10(M+H)+につ
いての計算値:762.3714。実測値:762.3722。
58%で製造した。
製造した。
23(80mg、0.11mmol)の溶液を、パラジウム炭素(50mg)の
存在下、水素下、室温で3時間攪拌した。反応の進行をTLCによりモニターし
た。セライトパッドを通して注意深く濾過した後、溶媒を真空下で除去して、白
色固体(67mg、定量的)を得た。
例1、工程Jの方法に従い24から収率53%で製造した。
冷(0℃)溶液に、4−ニトロフェニルクロロホルメート(4.86g、24m
mol)、次いでピリジン(1.9mL、24mmol)を添加した。反応混合
物を4.5時間にわたって雰囲気温度に温めた。26aが消費されるまで反応を
モニターした(他の2つの試薬をさらにある程度多く添加することが必要とされ
た)。水を添加することにより反応をクエンチングし、有機物質を分離し、ブラ
インで洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、真空下で濃縮して、生成物26bを得
た。この物質は、さらに試験するのに十分な純度を有していた。
mol)の溶液に、26b(2.24g、6.1mmol)、次いでトリエチルア
ミン(0.86mL、6.1mmol)を添加した。イミダゾールの結晶数個を加
え、反応混合物を16時間−8℃で貯蔵した。反応混合物をジクロロメタンで希
釈し、飽和重炭酸ナトリウム、10%クエン酸水溶液で洗浄し、乾燥(Na2S
O4)し、真空下で蒸発させた。100/0〜70/30のジクロロメタン/酢
酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより粗物質を精製して
、26c(1.2g、収率38%)を得た。HRMS(FAB)C38H48N
3O7(M+H)+についての計算値:658.3492。実測値:658.34
83。
粗物質を、そのまま次の工程に用いた。HRMS(FAB)C24H36N3O7 (M+H)+についての計算値:478.2553。実測値:478.2547
。
99/1のジクロロメタン/メタノールを用いるカラムクロマトグラフィーによ
り精製して、トリフェニルホスフィンオキシドと一緒に26eを得た。この混合
物を、次の工程に用いた。
HRMS(FAB)C23H32N3O6(M+H)+についての計算値:44
6.2291。実測値:446.2290。
98/2のジクロロメタン/メタノールを用いるフラッシュカラムクロマトグラ
フィーにより粗物質を精製して、収率31%(3工程)で26gを得た。HRM
S(FAB)C41H58N7O9(M+H)+についての計算値:792.42
96。実測値:792.4284。
により得た。99/1〜95/5のジクロロメタン/メタノールを用いるカラム
クロマトグラフィーにより精製して、26A(混合物として)および26B(純
粋なより低いRfの異性体)を得た。合した収率=25%。
ドロプロリン−OMe(27a、5.30g、23.4mmol)、N−メチルモ
ルホリン−N−オキシド(4.75g、35.1mmol)の混合物に、tert
−ブタノール中四酸化オスミウム溶液(2.5%w/w、3.5mL、0.344
mmol)を添加した。混合物がほぼ均一になるまでこの濁った溶液にTHFを
添加した。室温で一晩攪拌後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(30mL)を加
え、10分後、EtOAc(300mL)およびブライン(80mL)を添加し
た。層の分離後、水溶液をEtOAc(2×100mL)で抽出した。有機溶液
を合し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空下で濃縮して、暗色の液体を得た
。フラッシュクロマトグラフィー(4〜8%MeOH/CH2Cl2)により、
油状物として27b(4.73g、18.1mmol、77%)を得た。
mmol)、硫酸マグネシウム(4.0g、33.2mmol)および3−ベンジ
ルオキシプロピオンアルデヒド(2.32g、13.0mmol)の懸濁液に、p
−トルエンスルホン酸(150mg、1.01mmol)を添加した。生成した
混合物を激しく攪拌し、一晩(18時間)氷浴と一緒に放置して室温まで温めた
。飽和重炭酸ナトリウム溶液(60mL)、水(30mL)およびCH2Cl2 (100mL)を加え、層を分離した。水溶液をCH2Cl2(2×100mL
)で抽出し、有機溶液を合し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空下で濃縮し
て、無色油状物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(5〜15%EtOAc
/CH2Cl2)により、油状物として27c(2.35g、5.57mmol、
91%)を得た。
これを、さらに精製せずに次の反応で使用した。
シュクロマトグラフィー(8〜20%EtOAc/CH2Cl2)により、27
eを得た。
これを、さらに精製せずに次の反応で使用した。
シュクロマトグラフィー(8〜20%EtOAc/CH2Cl2)により、27
g(36%、4工程)を得た。HRMSm/z595.3014[C 33H42 N2O8についての計算値、595.3019]
。フラッシュクロマトグラフィー(3〜5%MeOH/CH2Cl2)により、
白色固体として27hを得た。HRMSm/z595.2553[C 26H36 N2O8についての計算値、595.2550]
シュクロマトグラフィー(3〜5%MeOH/CH2Cl2)により、加水分解
されたトリフェニルホスフィンオキシドとの混合物として27iを得た。
、2工程)。
シュクロマトグラフィー(3〜6%MeOH/CH2Cl2)により、ジアステ
レオマーの混合物として27k(69%)を得た。
シュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、純粋な2
7Aおよび27Bを得た。
シュクロマトグラフィー(3〜6%MeOH/CH2Cl2)により、分離不可
能なジアステレオマーの混合物として28a(50%)を得た。
シュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、28Aお
よび28Bを得た。
(3.0g、10.7mmol)および4−ベンジルオキシ−2−メチル−1−ブ
テン30b(5.30g、30.0mmol)の溶液に、トリフルオロボロンジエ
チルエーテレート(0.25mL、1.97mmol)を添加した。生成した混合
物を室温で一晩(18時間)攪拌した。飽和重炭酸ナトリウム溶液(30mL)
、ブライン(50mL)およびEtOAc(300mL)を加え、層を分離した
。水溶液をEtOAc(2×100mL)で抽出し、有機溶液を合し、乾燥(M
gSO4)し、濾過し、真空下で濃縮して、黄色油状物を得た。フラッシュクロ
マトグラフィー(5〜20%EtOAc/CH2Cl2)により、油状物として
30c(2.00g、4.39mmol、41%)を得た。
造した。
シクロヘキシルグリシン−OHから製造した。フラッシュクロマトグラフィー(
3〜5%MeOH/CH2Cl2)により、30e(61%)を得た。
を室温で3時間攪拌した後、それを真空下で濃縮した。この生成物を、さらに精
製せずに次の反応で使用した。
フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、3
0g(48%、2工程)を得た。
よび炭酸カリウム(530mg、3.84mmol)の混合物を、室温で激しく
攪拌した。反応の進行をTLCによりモニターした。3時間後、それを真空下で
濃縮した後、EtOAc(200mL)および水(100mL)を加え、層を分
離した。水溶液をEtOAc(2×100mL)で抽出した。有機溶液を合し、
乾燥(MgSO4)し、濾過し、真空下で濃縮した。この生成物を、さらに精製
せずに以下の反応で使用した。
23%、3工程)。
シュクロマトグラフィー(3〜6%MeOH/CH2Cl2)により、30k(
58%)を得た。
ラッシュクロマトグラフィー(3〜5%MeOH/CH2Cl2)により、分離
不可能なジアステレオマーの混合物として30を得た。
。フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、
31a(73%)を得た。
シュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、分離不可
能なジアステレオマーの混合物として31を得た。
33a)(5.0g、27.4mmol)、ヨウ化メチル(4.6g、32.9mm
ol)、炭酸カリウム(5.69g、41.2mmol)の懸濁液を55℃に加熱
し、一晩攪拌した。室温に冷却後、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(100mL)
およびEtOAc(200mL)を加え、層を分離した。水溶液をEtOAc(
2×100mL)で抽出した。有機溶液を合し、乾燥(MgSO4)し、濾過し
、真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2 Cl2)により、白色液体として33b(1.11g、29%)を得た。
(10mL)およびメタノール(10mL)中のメチルエステル33bの溶液に
添加した。反応の進行をTLCによりモニターした。4時間後、揮発性物質を真
空下で除去し、EtOAc(150mL)および水(30mL)を加え、水溶液
をpH=1に酸性化し、固体塩化ナトリウムで飽和させた。層の分離後、水層を
EtOAc(2×150mL)で抽出した。有機溶液を合し、硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、33c(1.6g)を得た。
製造した。フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)
により、収率90%で33dを得た。
フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、収
率56%で33eを得た。
フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH/CH2Cl2)により、ト
リフェニルホスフィンオキシドとの混合物として33eを得、これをさらに精製
せずに次の反応で使用した。
で33fから製造した。
造する。
、工程Jの方法に従い製造する。生成物を、分離不可能なジアステレオマーの混
合物として得る。
mol)の溶液を0℃に冷却し、NaH(60%、2.5g、62.5mmol、
1.25当量)で処理し、20分間攪拌した。反応混合物を2−ペンタノン(4.
3g、50mmol)で処理し、24時間室温で攪拌した。反応混合物をNaH
CO3水溶液で希釈し、エーテル(3×100mL)に抽出した。エーテル層を
合し、ブラインで抽出し、乾燥(MgSO4)し、真空下で濃縮し、蒸留して、
8.2g(88%)の36b(立体化学比2:1)を得た。
4'−チオビス−(2−tert−ブチル−5−メチルフェノール)(100mg)
およびMCPBA(60〜80%、7.76g、27.1mmol)で処理し、4
時間還流温度で加熱した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣をエーテル(20
0mL)で希釈した。エーテル層を飽和Na2S2O3水溶液、NaOH水溶液
およびブライン(100mL)で2回洗浄した。反応混合物を真空下で濃縮して
、4.2g(77%)の36cを得、これを次の工程でそのまま使用した。
の溶液をNaN3(12g、184mmol)およびNH4Cl(9.6g、1
84mmol)で処理し、36時間還流温度で加熱した。反応混合物を水で希釈
し、反応混合物をエーテル(300mL)で抽出した。有機層を合し、Na2S
O4で乾燥し、濃縮した。SiO2クロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン
1:19)により残渣を精製して、1.1g(28%)の36dおよび731mg(
18%)の36d'を無色液体として得た。
に溶解し、Pd/C(50mg)で処理し、24時間水素化(40psi)した
。反応混合物をセライトのプラグを通して濾過し、濾液を真空下で濃縮した。残
渣をさらに精製せずに次の工程で使用した。
Cl2(30mL)中−78℃のアミンおよびEt3N(878mg、1.25
mL)の混合物に滴下した。反応混合物を室温に温め、真空下で濃縮した。残渣
をSiO2によるクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン8:2)に供して
、無色固体として36e(450mg、15%)を得た。
9mmol)の溶液を室温で4時間攪拌した。反応混合物を真空下で濃縮して、
酸(250mg)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
解し、H−グリシル−フェニルグリシクル−N(CH3)2(281mg、0.9
3mmol)、HOOBt(208mg、1.27mmol、1.25当量)、ED
Cl(244mg、1.27mmol)およびNMM(343mg、3.4mmol
、490μL)で処理した。反応混合物を24時間冷凍庫で貯蔵し、HCl水溶
液(1M、50mL)で希釈した。反応混合物をCH2Cl2(3×50mL)で
抽出した。有機層を合し、HCl水溶液(1M、100mL)、NaHCO3水
溶液(1M、100mL)、ブライン(100mL)で抽出し、乾燥(MgSO4 )し、濾過し、真空下で濃縮し、SiO2によるクロマトグラフィー(アセト
ン/ヘキサン1:3)に供して、無色固体として36f(330mg、75%)
を得た。
20mg)で処理する。反応混合物を12時間40psiで水素化する。反応混
合物をセライトのプラグを通して濾過し、濾液を真空下で濃縮し、次の工程で直
接使用する。
る。カップリングした物質を、次の工程に直接使用し、36Aおよび36Bを合
成する。
プロトコルにより得る。 実施例37:化合物37の製造:
)溶液に、トリエチルアミン(3.97mL、28.28mmol)、DMAP(
結晶数個)および3−ブロモベンゼンスルホニルクロリド(3.61g、14.1
4mmol)を添加した。反応混合物を一晩冷蔵庫(0°〜5℃)で放置した。
反応混合物を飽和NaHCO3および10%クエン酸溶液で洗浄した。有機層を
乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。95/5〜90/10のジクロロメタン/
EtOAcを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、2.
7g(収率62%)の37aを得た。HRMS(FAB)C17H24N2O6S
Br(M+H)+についての計算値:465.0518。実測値:465.0497
。
この粗物質を、精製せずに次の工程で使用した。
法により得た。得られた物質は、以下に用いるのに十分な純度であった。
この粗物質を、精製せずに次の工程で使用した。
施例1、工程Fについて記載した方法により得た。90/10〜80/20のジ
クロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製
して、35%収率で37eを得た。HRMS(FAB)C25H35N3O6SB
r(M+H)+についての計算値:586.1409。実測値:586.1423。
mmol)の溶液に、トリエチルアミン(3.61mL、32.77mmol)、
炭酸カリウム(780mg、5.65mmol)、テトラブチルアンモニウムブ
ロミド(730mg、2.26mmol)および酢酸パラジウム(II)(33mg
、0.15mmol)を添加した。混合物を2時間100℃で加熱した。反応混
合物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、5%リン酸溶液で洗浄した。有機層
を分離し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮して、ジアステレオマーの混合物とし
て280mg(収率49%)の37fを得た。この物質は、次の工程に用いるの
に十分な純度を有していた。HRMS(FAB)C25H34N3O6S(M+H)+ についての計算値:504.2168。実測値:504.2155。
化手順により得た。この物質はさらなる試験で使用するのに十分な純度であった
。HRMS(FAB)C25H36N3O6S(M+H)+についての計算値:50
6.2325。実測値:506.2314。
により得た。HRMS(FAB)C24H34N3O6S(M+H)+についての計
算値:492.2168。実測値:492.2175。
方法により得た。粗物質は、さらなる試験に使用するのに十分な純度であった。
HRMS(FAB)C44H63N6O10S(M+H)+についての計算値:86
7.4326。実測値:867.4342。
ロトコルにより合成した。98/2〜96/4のジクロロメタン/MeOHを用
いて残渣を精製して、ジアステレオマーの混合物として37A(61%、より低
い極性)および37B(15%、より高い極性)を得た。HRMS(FAB)C4 4 H61N6O10S(M+H)+についての計算値:865.4170。実測
値:865.4190(37A)、865.4181(37B)。
合成した。
合成した。HRMS(FAB)C40H53N6O10S(M+H)+についての
計算値:809.3544。実測値:809.3547。
プシルクロリドを用いて実施例37、工程Aについて記載した方法により得た。
95/5〜90/10のジクロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマトグ
ラフィーにより残渣を精製して、収率75%で39aを得た。HRMS(FAB)
C17H24N2O6SI(M+H)+についての計算値:511.0400。
実測値:511.0386。
粗物質を、精製せずに次の工程に使用した。
90/10〜80/20のジクロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマト
グラフィーにより残渣を精製して、収率68%で39cを得た。HRMS(FA
B)C25H37N3O7SI(M+H)+についての計算値:650.1397
。実測値:650.1398。
粗物質を、精製せずに次の工程に使用した。
施例1、工程Fについて記載した方法により得た。98/2のジクロロメタン/
MeOHを用いるカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、収率76%
で39eを得た。
。98/2のジクロロメタン/MeOHを用いるカラムクロマトグラフィーによ
り残渣を精製して、ジアステレオマーの混合物として収率28%で39fを得た
。HRMS(FAB)C25H34N3O6S(M+H)+についての計算値:5
04.2168。実測値:504.2160。
化手順により得た。この物質は、さらなる試験に使用するのに十分な純度であっ
た。HRMS(FAB)C25H36N3O6S(M+H)+についての計算値:
506.2325。実測値:506.2314。
により得た。HRMS(FAB)C24H34N3O6S(M+H)+についての
計算値:492.2168。実測値:492.2175。
方法により得た。この粗物質は、さらなる試験で使用するのに十分な純度であっ
た。HRMS(FAB)C44H63N6O10S(M+H)+についての計算値
:867.4326。実測値:867.4342。
り得た。98/2のジクロロメタン/MeOHを用いて残渣を精製して、ジアス
テレオマーの混合物として収率24%で39を得た。HRMS(FAB)C44H61 N6O10S(M+H)+についての計算値:865.4170。実測値:
865.4181。
3%でジアステレオマーの混合物として得た。HRMS(FAB)C40H53N6 O10S(M+H)+についての計算値:809.3544。実測値:809.
3544。
ol)および塩化チオニル(0.33mL、4.5mmol)を添加した。5分後
、2つの層が現れた。下方の層を分離し、ジクロロメタン中のアクリル酸(0.
19mL、2.8mmol)の冷却(0〜5℃)溶液にゆっくりと添加した。混
合物をその温度で10分間維持した。次いで、トリエチルアミン(0.77mL
、5.5mmol)、続いて39d(1.13g、2.1mmol)を添加した。
反応混合物を5時間にわたって雰囲気温度に温め、飽和NaHCO3でクエンチ
ングした。有機層を分離し、5%H3PO4溶液およびブラインで洗浄した。ジ
クロロメタン層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。98/2のジクロロメタ
ン/MeOHを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより粗物質を精製
して、870mgの41a(収率67%)を得た。HRMS(FAB)C23H3 1 N3O6SI(M+H)+についての計算値:604.0978。実測値:6
04.0964。
。97/3のジクロロメタン/MeOHを用いて残渣を精製して、収率26%で
41bを得た。HRMS(FAB)C23H30N3O6S(M+H)+について
の計算値:476.1855。実測値:476.1858。
化方法により得た。この物質は、さらなる試験で使用するのに十分な純度であっ
た。
粗物質を、精製せずに次の工程に使用した。
方法により得た。粗物質は、さらなる試験で使用するのに十分な純度であった。
得た。98/2〜95/5のジクロロメタン/MeOHを用いて残渣を精製して
、ジアステレオマーの混合物として収率52%で41を得た。
工程Aについて記載した手順により得た。HRMS(FAB)C38H49N6O10 S(M+H)+についての計算値:781.3231。実測値:781.32
33。
)溶液に、トリエチルアミン(6.8mL、48.6mmol)、DMAP(結晶
数個)およびベンゼンスルホニルクロリド(3.29g、24.1mmol)を添
加した。反応混合物を一晩冷蔵庫(0〜5℃)で放置した。反応混合物を飽和N
aHCO3および10%クエン酸溶液で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4 )し、濃縮した。95/5のジクロロメタン/EtOAcを用いるフラッシュク
ロマトグラフィーにより残渣を精製して、5.0g(収率59%)の43aを得
た。
粗物質を、精製せずに次の工程に使用した。
99/1のジクロロメタン/MeOHを用いるカラムクロマトグラフィーにより
残渣を精製して、収率60%で43cを得た。
(0℃)溶液中へ20〜30分間アルゴンガスを吹き込んだ。ADDP(2.5
g、9.84mmol)、次いでトリフェニルホスフィン(2.6g、9.84m
mol)および3−ベンジルオキシプロパノール(0.57mL、3.61mmo
l)を添加した。反応物を雰囲気温度に温め、2日間放置しておいた。反応混合
物を濃縮し、Et2O(50mL)を添加した。沈澱した固体物質を濾過して除
去した。この操作を2回反復して、副生成物の大部分を除去した。濾液を濃縮し
、90/10〜85/15のジクロロメタン/EtOAcを用いるフラッシュク
ロマトグラフィーにより精製して、330mgの43dを得た。回収された出発
物質を、いくらかのトリフェニルホスフィンオキシドと一緒に再び上記条件に供
して、さらに420mgの43dを得た。合した収率=34%。HRMS(FA
B)C35H50N3O8S(M+H)+についての計算値:672.3319。
実測値:672.3330。
粗生成物を、次の工程に用いた。
製造した。フラッシュクロマトグラフィーによる精製を、60/40〜50/5
0のジクロロメタン/EtOAcにより実施し、定量的収率で43fを得た。H
RMS(FAB)C38H48N3O8S(M+H)+についての計算値:706
.3162。実測値:706.3157。
この物質は、さらなる試験で使用するのに十分な純度であった。
反応完了後、溶媒を蒸発させた。Et2O(50mL)を加え、固体を濾過して
除去した。濾液を濃縮し、Et2O/EtOAc(50mL/50mL)を添加
した。沈澱した固体を濾過して除去し、濾液を濃縮した。85/15〜80/2
0のジクロロメタン/EtOAcを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより
残渣を精製して、収率20%で純粋な43hを得た。HRMS(FAB)C31H40 N3O7S(M+H)+についての計算値:598.2587。実測値:5
98.2581。
方法により得た。
生成物は次へ用いるのに十分な純度を有していた。
により得た。97/3のジクロロメタン/MeOHを用いるフラッシュカラムク
ロマトグラフィーにより精製して、ジアステレオマーの混合物として43を得た
。合した収率=60%(2工程)。HRMS(FAB)C48H62N7O10S
(M+H)+についての計算値:928.4279。実測値:928.4290。
−ブチルグリシンを用いて実施例1、工程Dについて記載した方法により得た。
得られた物質は、次の工程に用いるのに十分な純度を有していた。
粗物質を、精製せずに以下に使用した。
て記載した方法により得た。この物質を、85/15〜65/35のジクロロメ
タン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して
、収率81%で44cを得た。
得られた残渣は、さらなる操作に用いるのに十分な純度を有していた。
濃縮後の粗残渣をヘキサン/EtOAc(1/1)中に取り、固体物質を濾過し
て除去した。この操作を再び実施して、副生成物をいくらか除去した。80/2
0のジクロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製
して、トリフェニルホスフィンオキシドと一緒に44eを得た。この混合物を次
の工程に用いた。
44fの収率(2工程)=11%。
た。得られたこの物質を、次の工程に用いた。
プロトコルにより得た。97/3〜96/4のジクロロメタン/メタノールを用
いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、等量の別々の異性体
44Aおよび44Bを得た。合した収率=58%(2工程)。
を用いて実施した。85/0/15〜85/5/10のヘキサン/EtOAc/
ジクロロメタンを用いて粗生成物を精製して、収率37%で45cを得た。HR
MS(FAB)C18H29O4(M+H)+についての計算値:309.206
6。実測値:309.2060。
リジニウムp−トルエンスルホネート(780mg、3.1mmol)を加え、
3時間還流させた。このとき、出発物質は全て消費された。反応混合物を濃縮し
た。残渣をEtOAcに溶解し、飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥(Na2SO4 )し、有機層を濃縮して、3.2gの45d(収率92%)を得た。この物質
は、さらなる試験で使用するのに十分な純度を有していた。HRMS(FAB)C13 H21O3(M+H)+についての計算値:225.1491。実測値:2
25.1486。
ついて記載した手順により得た。90/10ヘキサン/EtOAcを用いて粗生
成物を精製して、収率70%で45eを得た。HRMS(FAB)C19H24O5 SBr(M+H)+についての計算値:443.0528。実測値:443.0
552。
いて記載した手順により得た。粗生成物を、さらに精製せずに用いた。
ついて記載した手順により得た。90/10のジクロロメタン/EtOAcを用
いるフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、収率61%(2工程
)で45gを得た。HRMS(FAB)C27H44NO7(M+H)+について
の計算値:494.3118。実測値:494.3107。
製造した。この物質を以下に用いた。
90/10〜85/15のジクロロメタン/EtOAcを用いるフラッシュクロ
マトグラフィーにより残渣を精製して、収率41%で45iを得た。
により得る。
ルボニルジイミダゾールを添加する。一晩雰囲気温度にゆっくりと温めると、所
望の生成物45lが得られると予測される。慣用的フラッシュカラムクロマトグ
ラフィーを用いてこの生成物を精製して、純粋な45lを得ることができる。
る。
得る。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な45を得る
。
の溶液に、BOP(22.75g、51.5mmol)を加え、室温で10分間攪
拌した。次いでN,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(4.18g
、42.9mmol)、次にトリエチルアミン(18.1mL、128.7mmo
l)を添加した。反応混合物を雰囲気温度で3時間攪拌し、次いで3NのHCl
、飽和NaHCO3およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)
し、濃縮した。粗物質46bを、精製せずに以下の工程で使用した。
HF中1M、50mL、50mmol)の溶液を添加した。その温度で30分間
反応物を維持した。10%リン酸水素カリウム水溶液(30mL)をゆっくり添
加することにより、反応混合物をクエンチングした。混合物をEtOAcで2回
抽出した。有機層を合し、3NのHCl、飽和NaHCO3およびブラインで洗
浄した。EtOAc層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。10/90〜30
/70のEtOAc/ジクロロメタンを用いるフラッシュカラムクロマトグラフ
ィーにより残渣を精製して、4.2gの46c(収率45%−2工程)を得た。
HRMS(FAB)C10H20NO3S(M+H)+についての計算値:234
.1164。実測値:234.1168。
液に、酢酸(2.14mL、38.8mmol)、次いでメチルイソシアノアセテ
ート(1.76mL、19.4mmol)を添加した。反応混合物を室温に温め、
16時間放置した。反応物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3、ブライン
および水で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。30/70
のEtOAc/ジクロロメタンを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーに
より精製して、収率92%で白色固体として純粋な46d(6.5g)を得た。
HRMS(FAB)C16H29N2O7S(M+H)+についての計算値:39
3.1695。実測値:393.1692。
(30mL)中の水酸化リチウム(1.19g、50mmol)の溶液を添加し
た。45分後、反応混合物を濃縮した。酸性pH(3)となるまでクエン酸水溶
液を加え、生成物をEtOAc中へ抽出した。有機層を濃縮して、酸46e(5
.6g、収率90%)を得た。HRMS(FAB)C13H25N2O6S(M+
H)+についての計算値:337.1433。実測値:337.1430。
NH3MeOH/ジクロロメタン中の20/0/80〜50/5/45のEtO
Ac/を用いるカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、3.0gの4
6f(51%)を得た。HRMS(FAB)C23H37N4O6S(M+H)+ についての計算値:497.2434。実測値:497.2439。
製造した。この物質をさらなる試験に用いた。
粗物質は、さらなる操作に十分な純度を有していた。HRMS(FAB)C40H57 N6O9S(M+H)+についての計算値:797.3908。実測値:7
97.3896。
より得た。反応が完了するのに4日間を要した。98/2のジクロロメタン/M
eOHを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー(2回)および分取TLC
により残渣を精製して、収率12%(2工程)でジアステレオマーの混合物とし
て46を得た。HRMS(FAB)C40H55N6O9S(M+H)+について
の計算値:795.3751。実測値:795.3761。
より得る。
粗物質は、さらなる操作に十分な純度を有していた。(注:前駆体48aを、4
6gについて記載した類似の手順により市販のNboc−S−メチルシステイン
から得た)。
より得た。98/2のジクロロメタン/MeOHを用いるフラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、収率21%(2工程)でジアステレオマーの混
合物として48を得た。
より得る。
酸を用いて、実施例1、工程Fについて記載した方法により得る。
いて、実施例10、工程Aについて記載した方法により得る。
OBtで処理することにより得る。
ム、およびアセトン中のヨウ化ナトリウムとともに加熱することにより合成する
。生成物を、慣用的フラッシュクロマトグラフィーにより精製することができる
。
ルにより得る。
る。
り得る。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な50を得
る。
る。 工程B
り得る。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な51を得
る。
20〜60/40のジクロロメタン/酢酸エチルを用いるフラッシュカラムクロ
マトグラフィーによりこの物質を精製して、53aを得た。
をそのまま次の工程に用いた。
1のジクロロメタン/メタノールを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製
して、トリフェニルホスフィンオキシドと一緒に53cを得た。この混合物を次
の工程に用いた。
た。得られたこの物質は、次の工程へ用いるのに十分な純度を有していた。
プロトコルにより得た。100/0〜99/1のジクロロメタン/メタノールを
用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製により、別々の異性体5
3Aおよび53B、ならびにいくらかの混合物を得た。
ることにより、所望の生成物54bに変換した。 工程B
液に、水素化ナトリウム(油中60%分散液、1.3g、32.16mmol)を
添加した。10分後、ヨードメタン(2.8mL、42.8mmol)を加え、2
時間にわたって反応物を雰囲気温度に温めた。反応混合物をNH4Cl水溶液で
クエンチングし、EtOAcで抽出した。有機層を分離し、乾燥(Na2SO4 )し、濃縮して、54cを得た。これはさらなる試験に十分な純度であった。
粗生成物を、さらに精製せずに使用した。
ついて記載した手順により得た。80/20〜100/0のジクロロメタン/ヘ
キサンを用いるフラッシュクロマトグラフィーにより粗生成物を精製して、54
fを得た。
6、工程Bについて記載した手順により得た。この反応を、クロロホルム中50
℃で実施した。85/15のヘキサン/EtOAcを用いるフラッシュクロマト
グラフィーにより残渣を精製して、収率56%で54gを得た。HRMS(FA
B)C25H33N2O4(M+H)+についての計算値:425.2440。実
測値:425.2424。
て上記した手順により得た。
り製造した。
粗物質を精製せずに使用した。
トコルにより得た。
得る。
より得る。
る。
得る。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な54を得る
。
用いて所望の生成物55bに変換した。 工程B
ルグリシンを用い、実施例1、工程Dについて上記したカップリングプロトコル
により得た。95/5のジクロロメタン/EtOAcを用いて精製することによ
り、収率57%で55cを得た。
粗物質を以下に用いた。
り得た。80/20のジクロロメタン/EtOAcを用いて精製することにより
、収率20%で55eを得た。HRMS(FAB)C32H45N2O8(M+H
)+についての計算値:585.3176。実測値:585.3177。
HRMS(FAB)C25H39N2O8(M+H)+についての計算値:495
.2706。実測値:495.2704。
た。85/15のジクロロメタン/EtOAcを用いるフラッシュクロマトグラ
フィーにより精製して、収率10%で55gを得た。
粗物質を、精製せずに以下に用いた。
た。粗物質を、精製せずに以下に用いた。
得た。98/2のジクロロメタン/MeOHを用いるフラッシュカラムクロマト
グラフィーにより精製して、55を得た。
mol)の溶液に、水(20mL)中のLiOH(730mg、30.6mmo
l)の溶液を添加した。反応混合物を雰囲気温度で2時間攪拌した。TLCは、
出発物質の消費を示した。反応混合物を濃縮し、10%クエン酸溶液により酸化
した。固体NaClを加え、水層を数回EtOAcで抽出した。EtOAc層を
合し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮して、定量的収率で56aを得た。HRM
S(FAB)C10H18N1O5(M+H)+についての計算値:232.11
85。実測値:232.1189。
粗物質を、精製せずにメチルエステルに変換した。
80/20〜50/50のヘキサン/EtOAc、次いで70/30〜40/6
0のジクロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマトグラフィーにより残渣
を精製して、13%の収率で56cを得た。HRMS(FAB)C21H31NO6 (M+H)+についての計算値:394.2230。実測値:394.2224
。
粗物質を、精製せずに使用した。
−ブチルグリシンを用い、実施例1、工程Dについて記載した方法により得た。
90/10のジクロロメタン/EtOAcを用いるカラムクロマトグラフィーに
より残渣を精製して、86%の収率で56eを得た。HRMS(FAB)C27H43 N2O7(M+H)+についての計算値:507.3070。実測値:50
7.3072。
製造した。この物質を、そのまま以下に用いた。
98/2のジクロロメタン/MeOHを用いるフラッシュカラムクロマトグラフ
ィーによりこの物質を精製して、白色泡沫として78%で56gを得た。HRM
S(FAB)C30H41N2O7(M+H)+についての計算値:541.2
914。実測値:541.2916。
触媒を濾過して除去した後に得られた生成物は、以下の操作に十分な純度を有し
ていた。HRMS(FAB)C23H35N2O7(M+H)+についての計算
値:451.2444。実測値:451.2449。
75/25のヘキサン/アセトンを用いて粗残渣を精製して、生成物56iのト
リフェニルホスフィンオキシドとの混合物を得た。HRMS(FAB)C23H33 N2O6(M+H)+についての計算値:433.2339。実測値:43
3.2343。
た。2工程についての収率=16%。HRMS(FAB)C22H31N2O6 (M+H)+についての計算値:419.2182。実測値:419.2176。
た。得られたこの物質は、次の工程へ用いるのに十分な純度を有していた。HR
MS(FAB)C40H57N6O9(M+H)+についての計算値:765.
4187。実測値:765.4198。
プロトコルにより得た。98/2〜96/4のジクロロメタン/MeOHを用い
るフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、別々の異性体56Aお
よび56B、ならびにいくらかの混合物を得た。合した収率=35%(2工程)
。HRMS(FAB)C40H55N6O9(M+H)+についての計算値:7
63.4031。実測値:763.4025(56A)、763.4040(56
B)。
4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸57a(5.0g、21.8mm
ol)の市販の二水和物の溶液に、濃塩酸(5.0mL、60mmol)を添加
した。次いで得られた透明溶液を18時間油浴中で還流温度に加熱した。溶媒を
真空下で除去して、白色固体としてメチルエステル57bを得、これをさらに精
製せずに次の反応で使用した。
アミンヒドロクロリド57b、N−Boc−シクロヘキシルグリシン(5.95
g、21.8mmol)、HOOBt(3.73g、22.9mmol)およびE
DCl(5.00g、26.1mmol)の溶液に、NMM(7.20mL、65.
5mmol)を添加した。30分間この温度で攪拌後、反応混合物を一晩(18
時間)冷凍庫で維持した後、EtOAc(600mL)、ブライン(150mL
)および5%H3PO4(150mL)を添加した。分離した有機溶液を5%H3 PO4(200mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×200mL)、水
(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾過し、真空下で濃縮して、白色固体として57c(10.3g、定量的
、2工程)を得た。1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ 9.32 (s, 1 H), 8.35- 8.32
(m, 1 H), 6.99 (d, J =8.3 Hz, 1 H), 6.65-6.54 (m, 1 H), 4.92 (d, J =15.5
Hz, 1 H), 4.50 (d, J = 15.5 Hz, 1 H), 4.43-4.36 (m, 1 H), 4.29-4.19 (m,
1 H), 3.53 (s, 3 H), 3.02-2.81 (m, 2 H), 1.98-1.62 (m, 8 H), 1.42-1.11
(m, 14 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 171.6, 171.2, 162.3, 156.0, 133.
7, 128.8, 125.3, 114.1, 112.6, 78.0, 54.8, 52.4, 51.9, 45.0, 29.5, 28.1,
28.0, 25.9, 25.6, 25.5 ; HRMS m/z 447.2492 [C24H34N2O6についての計算値
447.2495]。
のHCl(100mL、400mmol)に溶解し、生成した溶液を室温で攪拌
した。反応の進行をTLCによりモニターした。4時間後、溶液を真空下で濃縮
し、残渣を一晩真空下に置いて、白色固体として57dを得、これをさらに精製
せずに次のカップリング反応で使用した。
アミンヒドロクロリド57d(工程Dから)、6−ヘプテン酸(2.90g、2
2.6mmol)、HOOBt(3.70g、22.7mmol)およびEDCl
(4.80g、25.0mmol)の溶液に、NMM(7.50mL、68.2mm
ol)を添加した。30分間この温度で攪拌後、反応混合物を2日間冷凍庫で維
持した。次いで、それを空気中で攪拌し、1時間で室温まで温めた。EtOAc
(500mL)、ブライン(100mL)および5%H3PO4(100mL)
を添加した。分離した有機溶液を5%H3PO4(100mL)、飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150
mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。フラ
ッシュクロマトグラフィー(5〜30%EtOAc−CH2Cl2)により白色
固体として57e(2.30g、5.04mmol、31%(2工程))を得た。1 H NMR(400 MHz,d6-DMSO)δ9.32 (s, 1 H), 8.06-8.01 (m, 1 H), 7.00-6.6.96 (
m, 1 H), 6.63-6.54 (m, 2 H), 5.78-5.70 (m, 1 H), 5.04-4.89 (m, 4 H), 4.7
3-4.69 (m, 1 H), 4.53 (d, J = 15.5 Hz, 1 H), 3.54 (s, 3 H), 3.01-2.91 (m
, 2 H), 2.15-1.93 (m, 4 H), 1.76-0.97 (m, 15 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DM
SO)δ 172.0, 171.5, 171.1, 156.0, 138.6, 134.0, 128.7, 122.5, 114.6, 114
.1, 112.5, 52.9, 52.2, 51.9, 45.0, 34.5, 32.8, 32.7, 29.4, 28.7, 28.1, 2
7.7, 25.9, 25.5, 25.5, 24.8; HRMS m/z 457.1 [C26H36N2O5についての計算値
456.6]。
l)の溶液に、ボラン−THF溶液(20mL、1.0M、20mmol)を注
意深く添加した。生成した溶液を1時間40分間水素下0℃で攪拌した。次いで
、エタノール(10mL)およびpH7バッファー(15mL)、続いて30%
H2O2溶液(15mL)を添加した。20分間0℃で攪拌後、それを室温に温
め、2時間攪拌した。EtOAc(400mL)およびブライン(200mL)
を加え、層を分離した。水溶液をEtOAc(2×150mL)で抽出した。有
機溶液を合し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。フラッ
シュクロマトグラフィー(3〜5%MeOH−CH2Cl2)により、白色固体
として57f(2.18g、4.47mmol、93%)を得た。1H NMR (400 MH
z, d6-DMSO)δ9.32 (s, 1 H), 8.04-8.00 (m, 1 H), 6.99-6.96 (m, 1 H), 6.63
-6.51 (m, 2 H), 5.05-5.00 (m, 1 H), 4.73-4.21 (m, 3 H), 4.51 (d, J = 15.
5 Hz, 1 H), 3.54 (s, 3 H), 3.03-2.90 (m, 2 H), 2.15-2.00 (m, 2 H), 1.75-
1.56 (m, 6 H), 1.49-0.97 (m, 13 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 172.2,
171.6, 171.2, 156.0, 134.1, 128.7, 122.6, 114.2, 112.5, 60.7, 52.9, 52.3
, 51.9, 45.1, 34.8, 32.4, 29.5, 28.7, 28.53, 28.47, 28.10, 25.9, 25.6, 2
5.5, 25.4, 25.2; HRMS m/z 475.2812 [C26H38N2O6についての計算値、475.2808
]。
ol)およびADDP(3.00g、11.9mmol)の溶液に、20分間フリ
ットガラスバブラーを通してアルゴンを吹き込んだ。0℃のこの溶液にトリフェ
ニルホスフィン(3.45g、13.2mmol)を添加した。20分間0℃で攪
拌後、溶液を室温に温め、窒素下で一晩(18時間)攪拌した。TLCは、かな
りの量の出発物質が存在することを示した。第2バッチのADDP(3.00g
、11.9mmol)およびトリフェニルホスフィン(3.45g、13.2mm
ol)を加え、混合物を2日および16時間窒素下で攪拌した。TLCは、出発
物質の完全消費を示した。溶媒を真空下で除去後、残渣をフラッシュクロマトグ
ラフィー(CH2Cl2中1〜2%MeOH)により部分精製して、大環状化合
物57gおよびトリフェニルホスフィンオキシドの混合物を得た。大環状化合物
57gを、さらに精製せずに対応する酸に加水分解した。1H NMR (400 MHz, d6-
DMSO)δ 8.00 (d, J = 10.0 Hz, 1 H), 7.17 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 6.82-6.76
(m, 2 H), 5.14 (d, J = 14.5 Hz, 1 H), 4.79-4.74 (m, 1 H), 4.39 (dd, J =
11.5, 6.4 Hz, 1 H), 4.25 (d, J = 14.7 Hz, 1 H), 4.22-4.18 (m, 1 H), 4.0
8-4.02 (m, 1 H), 3.68 (s, 3 H), 3.18 (dd, J = 15.1, 6.4 Hz, 1 H), 2.85 (
dd, J = 14.7, 11.5 Hz, 1 H), 2.07-2.04 (m, 2 H), 1.81-1.40 (m, 10 H), 1.
32-0.85 (m, 9 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 171.9, 171.5, 170.2, 157.
1,137.0,131.5,126.4,115.9,112.6,66.5,54.4, 52.2, 51.9, 46.8, 44.9, 44.4,
33.6, 29.4,29.1,28.0,27.3,27.0,26.0,25.3, 25.2, 24.3, 24.2, 23.9; HRMS
m/z 457.2707 [C26H36N2O5についての計算値、457.2702]。
、THF(30mL)およびメタノール(30mL)中のメチルエステル57g
(工程1Fから)の0℃溶液に添加した。混合物を氷浴中で攪拌し、4時間でそ
れと一緒に室温まで温めた。反応の進行をTLCによりモニターした。揮発性物
質を真空下で除去後、EtOAc(100mL)および水(30mL)を加え、
2層を分離した。水溶液をCH2Cl2(100mL)で再度抽出後、それをp
H=1に酸性化した。次いで、EtOAcを加え(150mL)、水溶液を固体
塩化ナトリウムで飽和させた。層の分離後、水層をEtOAc(2×100mL
)で抽出した。有機溶液を合し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で
濃縮して、白色固体として57h(1.23g、2.78mmol、63%(2工
程))を得た。
7h(0.390g、0.881mmol)、アミンA(0.360g、0.898
mmol)、HOOBt(160mg、0.981mmol)およびEDCl(
210mg、1.10mmol)の溶液に、NMM(0.40mL、3.64mm
ol)を添加した。30分間この温度で攪拌後、反応混合物を66時間冷凍庫で
維持した。次いで、EtOAc(200mL)、ブライン(50mL)および5
%H3PO4(50mL)を添加した。分離した有機溶液を、5%H3PO4(
80mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×80mL)、水(80mL)お
よびブライン(80mL)で連続的に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
し、真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(2〜5%MeOH−C
H2Cl2)により、白色固体として、4つのジアステレオマーの混合物として
の57i(0.340g、0.431mmol、49%)を得た。1H NMR (400 MHz
, d6-DMSO)δ 8.56-8.46 (m, 1 H), 7.96-7.82 (m, 2 H), 7.40-7.25 (m, 6 H),
7.15-6.99 (m, 2 H), 6.81-6.74 (m, 2 H), 6.05-5.71 (m, 2 H), 5.11-5.02 (
m, 1 H), 4.85-4.68 (m, 1 H), 4.40-3.70 (m, 8 H), 3.14-3.02 (m, 1 H), 2.9
5-2.73 (m, 7 H), 2.06-2.05 (m, 2 H), 1.81-1.39 (m, 10 H), 1.30-1.05 (m,
11 H), 0.89-0.75 (m, 5 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ 172.24, 172.21,
171.87, 171.81, 171.78, 171.7, 170.8, 170.77, 170.74, 170.5, 170.4, 170.
0, 169.97, 169.24, 169.22, 169.1, 169.0, 168.0, 167.9, 167.82, 167.78, 1
57.2, 156.9, 137.61, 137.57, 137.54, 137.47, 137.43, 137.38, 133.2, 132.
2, 128.9, 128.44, 128.41, 128.37, 128.0, 127.96, 127.6, 127.4, 127.3, 12
7.19, 127.16, 115.7, 115.6, 115.5, 112.8, 112.77, 112.7, 112.6, 73.6, 73
.39, 73.37, 72.4, 71.7, 66.9, 66.7, 55.8, 55.6, 55.09, 55.07, 53.02, 52.
95, 52.9, 52.6, 51.0, 50.96, 50.91, 50.86, 50.76, 45.6, 45.5, 45.44, 45.
36, 41.7, 41.6, 41.5, 41.4, 36.6, 36.55, 36.49, 35.3, 33.7, 33.6, 33.5,
33.0, 32.4, 30.7, 30.3, 30.1, 30.0, 29.8, 29.48, 29.45, 29.41, 28.3, 28.
2, 28.1, 27.3, 27.2, 27.13, 27.09, 27.0, 26.9, 26.85, 26.82, 26.1, 25.4,
25.2, 24.1, 24.08, 24.03, 24.0, 23.9, 23.8, 18.8, 18.7, 18.6, 18.4, 13.
9, 13.8, 13.7; HRMS m/z 789.4560 [C43H60N6O8についての計算値、789.4551,
誤差= 1 ppm]。
ス−マーチン試薬(0.400g、0.943mmol)の混合物に、無水CH2 Cl2(80mL)を添加した。生成した白色懸濁液を0℃で激しく攪拌し、4
時間で氷浴と一緒に室温まで温めた。飽和重炭酸ナトリウムおよび飽和重亜硫酸
ナトリウム水溶液(各々30mL)を加え、混合物を10分間激しく攪拌した後
、層を分離した。水溶液をCH2Cl2(2×80mL)で抽出した。有機溶液
を合し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。フラッシュク
ロマトグラフィー(2〜5%MeOH−CH2Cl2)により、2種の立体異性
体57A(109mg、0.139mmol)および57B(102mg、0.1
30mmol、合した収率66%)を白色固体として得た。
実施例1、工程Jの方法に従い製造した。ヒドロキシアミド58aを、収率53
%で白色固体形態の分離不可能なジアステレオマーの混合物として得た。
から製造した。これを、収率88%で白色固体形態の分離不可能なジアステレオ
マーの混合物として得た。
ステル58(18mg、0.022mmol)の溶液を室温で3時間攪拌した。
揮発性物質を真空下で除去後、残渣を50%MeOH−CH2Cl2(3mL)
に溶解し、真空下で濃縮乾固して、オフホワイトの固体を得た。フラッシュクロ
マトグラフィー(CH2Cl2中8〜15%MeOH、0.3〜0.5%AcOH
)により、白色固体として2種の立体異性体59A(6.5mg、0.0086m
mol)および59B(6.1mg、0.008mmol、合した収率75%)を
得た。59Aについての分析データ: 1H NMR (400 MHz, d6-DMSO)δ 8.75-8.7
2 (m, 1 H), 8.60-8.57 (m, 1 H), 8.10-8.08 (m, 1 H), 7.91-7.88 (m, 1 H),
7.38-7.27 (m, 5 H), 7.12 (d, J = 8.14 Hz, 1 H), 6.81-6.73 (m, 2 H), 5.24
-5.22 (m, 1 H), 5.06-5.01 (m, 1 H), 4.77-4.73 (m, 1 H), 4.39 -4.17 (m, 3
H), 4.07-4.01 (m, 1 H), 3.92-3.79 (m, 3 H), 3.15-3.05 (m, 1 H), 2.78-2.
72 (m, 1 H), 2.08-2.05 (m, 1 H), 1.78-1.45 (m, 13 H), 1.41-1.22 (m, 4 H)
, 1.18-1.03 (m, 4 H), 0.93-0.81 (m, 5 H); 13C NMR (100 MHz, d6-DMSO)δ
196.6, 171.8, 171.5, 171.9, 170.3, 167.2, 161.0, 157.1, 137.4, 128.4, 12
8.1, 127.7, 127.5, 127.4, 126.9, 115.6, 112.6, 66.8, 56.6, 55.1, 53.4, 5
2.7, 52.6, 45.4, 41.6, 33.5, 31.7, 30.0, 29.6, 28.2, 27.2, 27.1, 26.1, 2
5.42, 25.36, 24.0, 23.8, 18.7, 13.5; HRMS m/z 760.3915 [C41H53N5O9につ
いての計算値760.3922]。59Bについての分析データ:1H NMR (400 MHz, d6-D
MSO)δ 8.76-8.73 (m, 1 H), 8.55 (dd, J = 6.9, 3.2 Hz, 1 H), 8.24 (d, J
= 7.11 Hz, 1 H), 7.93-7.88 (m, 1 H), 7.37-7.25 (m, 1 H), 7.15-7.11 (m, 1
H), 6.82-6.74 (m, 2 H), 5.23-5.20 (m, 1 H), 5.09-5.01 (m, 1 H), 4.75-4.
71 (m, 1 H), 4.38 -4.29 (m, 1 H), 4.24-4.17 (m, 2 H), 4.07-4.02 (m, 1 H)
, 3.92-3.78 (m, 2 H), 3.13-3.08 (m, 1 H), 2.78-2.70 (m, 1 H), 2.08-2.05
(m, 2 H), 1.75-1.13 (m, 21 H), 0.89-0.85 (m, 5 H); 13C NMR (100 MHz, d6-
DMSO)δ 196.7, 171.6, 171.2, 169.9, 167.1, 160.8, 157.0, 137.5, 128.3,
128.2, 128.0, 127.97, 127.9, 127.4, 127.3, 127.1, 115.7, 115.6, 112.7, 1
12.6, 66.7, 56.8, 54.8, 53.3, 45.5, 41.6, 33.6, 31.8, 29.5, 28.1, 27.3,
27.0, 26.1, 25.4, 24.2, 23.9, 18.6, 13.5; HRMS m/z 760.3915 [C41H53N5O9 についての計算値、760.3922]。
ン酸)]PF6(4.14g、8.36mmol)の溶液を、HOBt(1.69
g、12.54mmol、1.5当量)およびヒューニヒ塩基(6.47g、9.2
0mL、50.16mmol、6.0当量)で処理した。反応混合物を0℃に冷却
し、EDCl(2.39g、12.54mmol、1.5当量)で処理した。反応
混合物を0℃で30分間攪拌し、Tic−アンモニウム塩57d(2.90g、
7.6mmol、1.0当量)を添加した。反応混合物を室温で12時間攪拌し、
DMFを真空下で蒸留した。残渣をHCl水溶液(1M、100mL)で希釈し
、CH2Cl2(3×100mL)中に抽出した。有機層を合し、NaHCO3 水溶液(1×100mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、乾燥(Na2S
O4)し、濾過し、真空下で濃縮して、褐色固体60a(5.2g、83%)を
得、これを環化に使用した。MS:(電子スプレー):647[(M−CH3O
H−PF6)+、100]。HRMS C32H34ClN2O4Ru[(M−C
H3OH−PF6)]+についての計算値647.1256、実測値:647.1
241。
ol)の溶液を室温で乾燥N2により脱気し、Cs2CO3(10.0g、30
mmol、5.0当量)を加え、室温で24時間攪拌した。溶媒DMFを留去し
、残渣を水(100mL)で希釈し、CH2Cl2(3×100mL)およびプ
ロピオニトリル(3×100mL)で抽出した。有機層を合し、ブライン(10
0mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、真空下で濃縮し、一晩真
空下で乾燥して、褐色固体(5.1g)を得た。それをさらに精製することなく
Ruの光分解的除去に使用した。MS:(電子スプレー):643[(M−PF6 )+、100]。
した。溶液を脱気し、48時間レイノット(Raynot)器具(λ=350nm)で
光分解した。反応混合物を真空下で濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、E
tOAc/ヘキサン 3:2)により残渣を精製して、黄褐色固体60b(28
9mg、20%)を得た。Rf:0.73(アセトン/ヘキサン3:7)1H NMR
(CDCl3, 300 MHz)δ 7.18 (d, 2 H, J=8.1 Hz), 7.20-7.09 (m, 2 H), 6.92 (d,
2 H, J=7.8 Hz), 6.86 (dd, 1 H, J=2.1, 7.2 Hz), 6.76 (s, 1 H), 5.41 (d,
1 H, J=17.4 Hz), 4.23-4.18 (m, 2 H), 4.00 (bs, 1 H), 3.68 (s, 3 H), 3.41
(dd, 1 H J=12, 3.9 Hz), 3.01-2.86 (m, 1 H), 1.9-1.62 (m, 4 H), 1.52 (bd
, 1 H, J=9.3 Hz), 1.36-1.07 (m, 5 H); 13C NMR (CDCl3, 100 MHz,δ) 173.2,
167.2, 163.8, 156.5, 155.1, 135.8, 132.7, 130.2, 129.6, 126.2, 119.1, 1
17.5, 115.8, 60.2, 55.5, 51.6, 44.2, 42.0, 35.7, 30.2, 29.3, 26.5, 26.2,
25.8, 25.7 MS: (電子スプレー): 477 [(M+1)+, 100], 315 (20); HRMS C28H33 N2O5(M+1)+についての計算値: 477.2389; 実測値 477.2375; C28H32N2O5 0.5H2O
のCHN計算値:C 69.26% H 6.85% N 5.77%; 実測値: C 69.62% H 6.59% N 5.77%
。
mL)中のTic−大環状化合物のメチルエステル60b(235mg、0.5
mmol)の溶液を、LiOH・H2O(41mg、1.0mmol、2.0当量
)で処理し、室温で3時間攪拌した。反応混合物を酸性化した(ジオキサン中4
M HCl)。反応混合物を真空下で濃縮し、残存している水を凍らせ、凍結乾
燥して、カップリングに使用する無色固体60cを得た。
酸60c(0.5mmol)の溶液を、HOOBt(132mg、0.75mmo
l、1.5当量)で処理し、0℃に冷却し、ヒューニヒ塩基(258mg、2.0
mmol、4.0当量、369μL)を添加した。この混合物にEDCl(14
3mg、0.75mmol、1.5当量)およびアミンヒドロクロリドB(214
mg、0.5mmol、1.0当量)を連続的に添加した。反応混合物を冷凍庫で
48時間貯蔵し、真空下で濃縮して、DMFおよびCH2Cl2を除去した。残
渣をHCl水溶液(2M、50mL)で希釈し、CH2Cl2(3×30mL)
で抽出した。有機層を合し、HCl水溶液(1M、2×50mL)、NaOH水
溶液(2M、2×30mL)、ブラインで抽出し、乾燥(MgSO4)し、真空
下で濃縮した。残渣60d(172mg)をさらに精製せずに酸化した。MS:
(電子スプレー):838[(M+1)+、50]、490(100);HRM
S C47H60N5O9(M+1)+についての計算値838.4391、実測
値:838.4398。
ol)の溶液を、デス−マーチン試薬(175mg、0.41mmol、2.0当
量)で処理した。反応混合物を室温で4時間攪拌し、NaHCO3水溶液および
Na2S2O3水溶液で希釈した。反応混合物を室温で20分間攪拌し、反応混
合物をCH2Cl2(3×30mL)で抽出した。有機層を合し、Na2CO3 水溶液で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、真空下で濃縮し、クロマト
グラフィー(SiO2、CH3OH(2M NH3)/CH2Cl2 1:20
)により残渣を精製して、無色固体としてケトアミド60(56mg、32%)
を得た。Rf:0.35(CH3OH(2M NH3)/CH2Cl2 1:18
) MS:(電子スプレー、m/z相対強度):836([M+1]+、90)
、490(100);HRMS C47H58N5O9(M+1)+についての計
算値836.4235、実測値:836.4269。
mg、0.059mmol)の溶液を、TFA(10.0mL)で処理し、室温で
4時間攪拌した。ベースラインまでのエステルの消滅をTLC(CH3OH/C
H2Cl2、1:19)により追跡した。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を
数回反復してヘプタン/CH2Cl2に溶解し、真空下で濃縮して、微細な無色
固体61(51mg)を得、これを真空下で乾燥した。MS(FAB)780[
(M+1)+、85]、516(20)、417(20)、403(100)、
321(20)、248(40)、236(40);HRMS C43H50N
5O9(M+1)+についての計算値780.3609、実測値:780.361
8。
メチルアミンヒドロクロリド(6.2mg、0.076mmol、2.0当量)の
溶液を、ヒューニヒ塩基(9.1mg、0.076mmol、2.0当量、15μ
L)、PvBrOP(35mg、0.076mmol、2.0当量)で処理し、室
温で24時間攪拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、クロマトグラフィー(S
iO2、アセトン/ヘキサン1:1)により精製して、無色固体としてジメチル
アミド62(14mg、46%)を得た、Rf(0.31 アセトン/ヘキサン
1:1)。MS(FAB)807[(M+1)+、100]、805(60)、
794(60)、747(40)、629(40)、589(62)。
酸)]PF6(2.2g、4.0mmol)の溶液を、HOBt(810mg、5
.99mmol、1.5当量)およびヒューニヒ塩基(2.58g、3.6mL、1
9.9mmol、5.0当量)で処理した。反応混合物を0℃に冷却し、EDCl
(1.14g、6.0mmol、1.5当量)で処理した。反応混合物を0℃で3
0分間攪拌し、Tic−アンモニウム塩57d(1.60g、4.0mmol、1
.0当量)を添加した。反応混合物を室温で12時間攪拌し、DMFを真空下で
留去した。残渣をHCl水溶液(1M、100mL)で希釈し、CH2Cl2(
3×100mL)中に抽出した。有機層を合し、NaHCO3水溶液(1×40
mL)、ブライン(100mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、
真空下で濃縮して、褐色固体63a(2.41g、75%)を得、これを環化に
使用した。
ol)の溶液を室温で乾燥N2により脱気し、Cs2CO3(4.6g、14.0
mmol、5.0当量)を加え、室温で14時間攪拌した。溶媒DMFを留除し
、残渣を水(100mL)で希釈し、CH2Cl2(3×100mL)で抽出し
た。有機層を合し、HCl水溶液(1M、100mL)、NaHCO3(100
mL)、ブライン(100mL)で抽出し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、
真空下で濃縮し、一晩真空下で乾燥して、褐色固体(1.9g、79%)を得た
。それをさらに精製することなくRuの光分解的除去に使用した。MS:(電子
スプレー):671[(M−PF6)+、40]。
した。溶液を脱気し、48時間レイノット(λ=350nm)で光分解した。反
応混合物を真空下で濃縮し、クロマトグラフィー(SiO2、アセトン/ヘキサ
ン 3:7)により残渣を精製して、黄褐色固体63b(140mg、13%)
を得た。Rf:0.73(アセトン/ヘキサン3:7);MS(FAB)505
[(M+1)+、80]、232(40);HRMS C30H37N2O5(
M+1)+についての計算値505.2702、実測値:505.2698。
mL)中のTic−大環状化合物のメチルエステル63b(235mg、0.5
mmol)の溶液を、LiOH・H2O(41mg、1.0mmol、2.0当量
)で処理し、室温で3時間攪拌した。反応混合物を酸性化した(ジオキサン中4
M HCl)。反応混合物を真空下で濃縮し、残存している水を凍らせ、凍結乾
燥して、カップリングに使用する無色固体63cを得た。
酸63c(100mg、0.21mmol)の溶液を、0℃に冷却し、HOOB
t(53mg、0.32mmol、1.5当量)、ヒューニヒ塩基(122mg、
0.95mmol、4.5当量、175μL)、EDCl(61.0mg、0.32
mmol、1.5当量)で処理し、0.5時間攪拌し、アミンヒドロクロリドA(
100mg、0.25mmol、1当量)で処理した。反応混合物を室温で16
時間攪拌し、真空下で濃縮して、DMFおよびCH2Cl2を除去した。残渣を
HCl水溶液(2M、50mL)で希釈し、CH2Cl2(3×50mL)で抽
出した。有機層を合し、HCl水溶液(1M、100mL)、NaOH水溶液(
2M、100mL)、ブラインで抽出し、乾燥(Na2SO4)し、真空下で濃
縮した。残渣63d(72mg)をさらに精製せずに酸化した。
l)の溶液を、デス−マーチン試薬(125mg、0.28mmol、3.2当量
)で処理した。反応混合物を室温で3時間攪拌し、真空下で濃縮し、クロマトグ
ラフィー(SiO2、CH3OH/CH2Cl2 1:19)により残渣を精製
して、無色固体としてケトアミド63(11mg、15%)を得た。MS(FA
B):835([M+1]+、90)、490(100)。
EtOAc/ヘキサン(7:3)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー
によりこの物質を精製して、80%で64aを得た。 1H NMR (CDCl3,δ): 7.35
-7.29 (m, 5 H), 7.02 (d, 2 H, J=8.4 Hz), 6.72 (d, 2 H, J= 6.9Hz) 6.01 (d
, 1 H), 4.60 (t, 1 H), 4.52 (s, 1 H), 3.8-3.61(m, 2 H), 3.72 (s, 3 H), 3
.54-3.51(m, 4 H), 2.83 (t, 2 H, J=7.5 Hz), 2.39 (t, 2 H, J= 8.1 Hz) 2.41
-2.20 (m, 1 H), 2.05-1.83 (m, 1 H), 1.85-1.58 (m, 8 H), 1.26-1.24 (m, 5
H); 13C NMR (CDCl3,δ): 172.2, 171.9, 171.0, 154.4, 138.3, 132.2, 129.4
, 128.4, 127.7, 127.6, 115.4, 73.0, 66.9, 66.2, 57.9, 54.9, 52.5, 52.3,
41.0, 38.5, 34.7, 30.8, 30.0, 29.4, 27.9, 26.1, 26.0, 25.9。
触媒を濾過して除去した後に得た生成物は、次の工程に十分な純度を有していた
。
SiO2ゲルクロマトグラフィー(アセトン/ヘキサン 3:7)により粗反応
混合物を精製して、無色固体として64c(64mg、16%)を得た。 13C N
MR (CDCl3)δ172.1, 171.1, 171.0, 157.7, 131.0 129.9, 114.3, 78.1, 64.7,
63.3, 58.7, 55.3, 52.2, 52.0, 42.1, 37.9, 36.1, 30.8, 30.7, 29.7, 28.7,
28.5, 26.2, 26.0; MS (FAB) 473 (M+1)+, (100), 327 (20)。
蒸発後の粗混合物を、次の工程に直接使用した。
た。カップリングした物質を、64を合成する次の工程において直接使用した。
る。
施例14の合成と同一であった。フェニル部分の還元は、実施例14、工程Cの
場合と類似していた。しかしながら、ジアステレオマーの混合物が得られた。
適切な出発物質を用い、適切に改変した。異性体66Aおよび66Bを、カラム
クロマトグラフィーを用いることにより酸化後に分離した。LCMSデータ:8
18.2(M+H)+(66Aおよび66Bについて)。
適切な出発物質を用い、適切に改変した。異性体67Aおよび67Bを、カラム
クロマトグラフィーを用いることにより酸化後に分離した。HRMS(FAB) C45H64N7O9(M+H)+についての計算値:846.4766。実測
値:846.4782(67Aについて)および846.4774(67Bについ
て)。
適切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、所望の生成物68を、カラム
クロマトグラフィーを用いることにより異性体の混合物として得た。HRMS(
FAB) C47H59N6O9(M+H)+についての計算値:851.434
4。実測値:851.4149。
切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、異性体69Aおよび69Bを、
カラムクロマトグラフィーを用いて分離した。LCMSデータ:829.2(M
+H)+(69Aおよび69Bについて)。
切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、異性体70Aおよび70Bを、
カラムクロマトグラフィーを用いて分離した。LCMSデータ:843.2(M
+H)+(70Aおよび70Bについて)。
切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、所望の生成物71を、カラムク
ロマトグラフィーを用いることにより異性体の混合物として得た。LCMSデー
タ:818.2(M+H)+。
切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、所望の生成物72を、カラムク
ロマトグラフィーを用いることにより異性体の混合物として得た。LCMSデー
タ:762.2(M+H)+。
適切な出発物質を用い、適切に改変した。酸化後、所望の生成物73を、カラム
クロマトグラフィーを用いることにより異性体の混合物として得た。LCMSデ
ータ:659.2(M+H)+。
酢酸の代わりに5−メチル−3−ヒドロキシフェニル酢酸を使用した以外、実施
例1における化合物1Aおよび1Bの製造で記載した方法と同じ方法によって製
造した。LRMS(M+H)+m/z803.1[C43H58N6O9について
の計算値、802.4]。
酢酸の代わりに4−メチル−3−ヒドロキシフェニル酢酸を使用した以外、実施
例1における化合物1Aおよび1Bの製造において記載した方法と同じ方法によ
って製造した。LRMS(M+H)+m/z803.1[C43H58N6O9に
ついての計算値、802.4]。
以外、実施例27における化合物27Aおよび27Bの製造において記載した方
法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z831.1[C44
H58N6O10についての計算値、830.4]。
を使用した以外、実施例27における化合物27Aおよび27Bの製造において
記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z761.
1[C41H52N4O10についての計算値、760.4]。
を使用した以外、実施例27における化合物27Aおよび27Bの製造において
記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z653.
1[C35H48N4O8についての計算値、652.4]。
を使用した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と
同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z746.1[C41H5
5N5O8についての計算値、745.4]。
以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方法に
よって製造した。LRMS(M+H)+m/z746.1[C41H55N5O8
についての計算値、745.4]。
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z657.1[C34H48N4
O9についての計算値、656.3]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z639.1[C35H50N4
O7についての計算値、638.4]。
以外、実施例30において化合物30の製造において記載した方法と同じ方法に
よって製造した。LRMS(M+H)+m/z831.1[C45H52N6O9
についての計算値、830.5]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z653.1[C36H52N4
O7についての計算値、652.4]。
し、酸化を実施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例30
における化合物30の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。
LRMS(M+H)+m/z613.1[C33H48N4O7についての計算値
、612.4]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z651.1[C36H50N4
O7についての計算値、650.4]。
し、酸化を実施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例30
における化合物30の製造において記載した方法と同じ方法により製造した。L
RMS(M+H)+m/z611.1[C33H46N4O7についての計算値、
610.3]。
し、酸化を実施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例30
における化合物30の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。
LRMS(M+H)+m/z611.1[C33H46N4O7についての計算値
、610.3]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法により製造した。LRMS(M+H)+m/z637.1[C35H48N4O
7についての計算値、636.4]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z725.1[C39H56N4
O9についての計算値、724.4]。
した以外、実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方
法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z727.1[C39H58N4
O9についての計算値、726.4]。
りにBoc−tert−ブチルグリシンを使用した以外、実施例30において化
合物30の製造において記載した方法と同じ方法のよって製造した。LRMS(
M+H)+m/z791.1[C42H58N6O9についての計算値、790.
4]。
例92における化合物92の製造において記載した方法と同じ方法によって製造
した。LRMS(M+H)+m/z613.1[C33H48N4O7についての
計算値、612.4]。
例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例92における化合物
92の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+
H)+m/z573.1[C30H44N4O7についての計算値、572.3]
。
りにBoc−バリンを使用した以外、実施例30における化合物30の製造にお
いて記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z77
7.1[C41H56N6O9についての計算値、776.4]。
例95における化合物95の製造において記載した方法と同じ方法によって製造
した。LRMS(M+H)+m/z599.1[C32H46N4O7についての
計算値、598.3]。
例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例95における化合物
95の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+
H)+m/z559.1[C29H42N4O7についての計算値、558.3]
。
りにBoc−フェニルグリシンを使用した以外、実施例30における化合物30
の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+ m/z811.1[C44H54N6O9についての計算値、810.4]。
例98における化合物98の製造において記載した方法と同じ方法によって製造
した。LRMS(M+H)+m/z633.1[C35H44N4O7についての
計算値、632.3]。
施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例98における化合
物98の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M
+H)+m/z593.1[C35H40N4O7についての計算値、592.3
]。
わりにBoc−イソロイシンを使用した以外、実施例30における化合物30の
製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m
/z791.1[C42H56N6O9についての計算値、790.4]。
施例101における化合物101の製造において記載した方法と同じ方法によっ
て製造した。LRMS(M+H)+m/z613.1[C33H48N4O7につ
いての計算値、612.4]。
施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例101における化
合物101の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS
(M+H)+m/z573.1[C30H44N4O7についての計算値、572.
3]。
わりにBoc−シクロペンチルグリシンを使用し、工程IにおいてアミンAの代
わりに適切なアミンを使用した以外、実施例30における化合物30の製造にお
いて記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z62
5.1[C34H48N4O7についての計算値、624.4]。
施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例104における化
合物104の製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。LRMS
(M+H)+m/z585.1[C31H44N4O7についての計算値、584.
3]。
ル−1−ブテンの代わりに5−ベンジルオキシ−2−メチル−1−ペンテンを使
用し、(b)工程IにおいてアミンAの代わりに適切なアミンを使用した以外、
実施例30における化合物30の製造において記載した方法と同じ方法によって
製造した。LRMS(M+H)+m/z653.1[C36H52N4O7につい
ての計算値、652.4]。
用し、酸化を実施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例1
06における化合物106の製造において記載した方法と同じ方法によって製造
した。LRMS(M+H)+m/z613.1[C33H48N4O7についての
計算値、612.4]。
用した以外、実施例106における化合物106の製造において記載した方法と
同じ方法によって製造した。LRMS(M+H)+m/z665.1[C37H5
2N4O7についての計算値、664.4]。
用し、酸化を実施例10、工程Jにおける手順に従って実施した以外、実施例1
06における化合物106の製造において記載した方法と同じ方法によって製造
した。LRMS(M+H)+m/z625.1[C34H48N4O7についての
計算値、624.4]。
ヒドロキシプロリンを使用し、工程DにおいてBoc−シクロヘキシルグリシン
の代わりにBoc−t−ブチルグリシンを使用した以外、実施例1における化合
物1Aおよび1Bの製造において記載した方法と同じ方法によって製造した。L
RMS(M+H)+m/z763.1[C40H54N6O9についての計算値、
762.4]。
ヒドロキシプロリンを使用し、工程DにおいてBoc−シクロヘキシルグリシン
の代わりにBoc−tert−ブチルグリシンを使用した以外、実施例4におけ
る化合物4Aおよび4Bの製造において記載した方法と同じ方法によって製造し
た。LRMS(M+H)+m/z777.1[C41H56N6O9についての計
算値、776.4]。
ng et al, Analytical Biochemistry, 270 (1999) 268-275(出典明示で援用す
る)に記載の手順に従うことにより本発明の化合物に対して実施した。この色素
原性エステル基質のタンパク質分解に基いたアッセイは、HCV NS3プロテ
アーゼ活性の連続的モニターに適切である。基質をNS5A−NS5B連結配列
(Ac−DTEDVVX(Nva)、式中、X=AまたはP)のP側から誘導し
、そのC末端カルボキシル基を4種の異なる発色団アルコール(3−もしくは4
−ニトロフェノール、7−ヒドロキシ−4−メチル−クマリンまたは4−フェニ
ルアゾフェノール)のうちの1種によりエステル化した。これらの新規分光光度
エステル基質の合成、特徴付けおよび高スループットスクリーニングへの適用な
らびにHCV NS3プロテアーゼ阻害剤の詳細な反応速度評価を以下に示す。
(Sigma Chemical Company)(セントルイス、ミズーリ)から入手した。ペプチ
ド合成用試薬を、アドリッチ・ケミカルズ(Aldrich Chemicals)、ノヴァバイ
オケム(Novabiochem)(サンディエゴ、カリフォルニア)、アプライド・バイ
オシステムズ(Applied Biosystems)(フォスター・シティー、カリフォルニア
)およびパーセプティブ・バイオシステムズ(Perseptive Biosystems)(フラ
ミンガム、マサチューセッツ)から入手した。ペプチドを、手動でまたは自動A
BIモデル431A合成装置(アプライド・バイオシステムズ)で合成した。U
V/VIS分光光度計モデルLAMBDA12を、パーキン・エルマー(Perkin
Elmer)(ノーウォーク、コネティカット)から入手し、96ウェルUVプレー
トを、コーニング(Corning)(コーニング、ニューヨーク)から入手した。予
加温ブロックを、USAサイエンティフィック(USA Scientific)(オカラ、フ
ロリダ)から入手し、96ウェルプレートボルテクサーを、ラブリン・インスツ
ルメンツ(Labline Instruments)(メルローズ・パーク、イリノイ)から入手
した。モノクロメータを備えたスペクトラマックスプラス(Spectramax Plus)
マイクロタイタープレートリーダーを、モレキュラー・デヴァイス(Molecular
Devices)(サニーヴェイル、カリフォルニア)から入手した。
a株)を、以前に公開された手順(D. L. Sali et al, Biochemistry, 37 (1998
) 3392-3401)を用いることにより調製した。タンパク質濃度を、アミノ酸分析
により事前に定量された組換えHCVプロテアーゼ標準品を用いてバイオラド(
Biorad)色素法により測定した。アッセイ開始前に、酵素貯蔵バッファー(50
mMリン酸ナトリウム、pH8.0、300mM NaCl、10%グリセロー
ル、0.05%ラウリルマルトシドおよび10mM DTT)を、バイオラドバ
イオ−スピンP−6プレパックカラム(Biorad Bio-Spin P-6 prepacked column
)を利用して、アッセイバッファー(25mM MOPS pH6.5、300m
M NaCl、10%グリセロール、0.05%ラウリルマルトシド、5μM
EDTAおよび5μM DTT)に交換した。
ように行い、標準プロトコル(K. Barlos et al, Int. J. Pept. Protein Res.,
37 (1991), 513-520)を用いたFmoc−Nva−OHの2−クロロトリチル
クロリド樹脂への固定により開始した。次いで、ペプチドをFmoc化学反応を
用いて手動でまたは自動ABIモデル431ペプチド合成装置で組立てた。N−
アセチル化し完全に保護したペプチドフラグメントを、30分間ジクロロメタン
(DCM)中の10%酢酸(HOAc)および10%トリフルオロエタノール(
TFE)により、または10分間DCM中の2%トリフルオロ酢酸(TFA)に
より樹脂から切断した。濾液およびDCM洗浄液を合し、共沸蒸発(またはNa2 CO3水溶液により反復抽出)して、切断に使用した酸を除去した。DCM相
をNa2SO4で乾燥させ、蒸発させた。
cand., B33 (1979) 410-412)を用いてエステル基質を組立てた。ペプチドフラ
グメントを無水ピリジン(30〜60mg/ml)に溶解し、そこに10モル当
量の発色団および触媒量(0.1当量)のパラ−トルエンスルホン酸(pTSA)
を添加した。ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、3当量)を添加して、
カップリング反応を開始した。生成物の形成をHPLCによりモニターし、室温
で12〜72時間反応した後に完了することが見出された。ピリジン溶媒を真空
下で蒸発させ、さらにトルエンとの共沸蒸発により除去した。ペプチドエステル
を2時間DCM中の95%TFAにより脱保護し、無水エチルエーテルで3回抽
出して、過剰の発色団を除去した。30%〜60%のアセトニトリル勾配(6カ
ラム容量を使用)を用いるC3またはC8カラムでの逆相HPLCにより脱保護
した基質を精製した。HPLC精製後の全体収率は約20〜30%であった。エ
レクトロスプレーイオン化質量分光法により分子量を確認した。基質を乾燥下乾
燥粉末形態で貯蔵した。
ルを、pH6.5アッセイバッファー中に得た。複数の希釈液を用いて1cmキ
ュベット中での最適オフピーク波長(3−NpおよびHMCについては340n
m、PAPについては370nm、および4−Npについては400nm)にお
ける吸光係数を測定した。最適オフピーク波長を、基質と生成物との間の吸光度
差の分数の最大値(生成物OD−基質OD)/基質OD)を生じる波長として定
義した。
タイタープレート中で200μlの反応混合物を用いて30℃で実施した。アッ
セイバッファー条件(25mM MOPS pH6.5、300mM NaCl、
10%グリセロール、0.05%ラウリルマルトシド、5μM EDTAおよび
5μM DTT)を、NS3/NS4Aヘテロ二量体用に最適化した(D.L.Sali
et al.、前出)。代表的には、バッファー、基質および阻害剤の混合物150
μlをウェルに入れ(DMSOの終濃度 4%(v/v))、約3分間30℃で
プレインキュベートした。次いで、予加温したアッセイバッファー中のプロテア
ーゼ(12nM、30℃)50μlを使用して、反応を開始した(最終容量20
0μl)。モノクロメータを備えたスペクトロマックスプラスマイクロタイター
プレートリーダーを用いて(カットオフフィルターを利用するプレートリーダー
を用いて許容される結果を得ることができる)、適切な波長(3−NpおよびH
MCについては340nm、PAPについては370nm、および4−Npにつ
いては400nm)における吸光度の変化についてアッセイ期間(60分間)に
わたってプレートをモニターした。Nvaと発色団との間のエステル結合のタン
パク質分解切断を、非酵素的加水分解についてのコントロールとしての無酵素ブ
ランクに対し適切な波長でモニターした。基質反応速度パラメーターの評価を、
30倍の基質濃度範囲(約6〜200μM)にわたって実施した。線形回帰を用
いて初速度を測定し、非線形回帰分析(Mac Curve Fit 1.1、K.Raner)を用い
てミカエリス−メンテンの式にデータを適合させることにより反応速度定数を得
た。酵素が完全に活性であると想定して代謝回転数(kcat)を計算した。
(Cha)−C−OH(27)、Ac−DTEDVVA(Nva)−OHおよびAc−
DTEDVVP(Nva)−OHについての阻害定数(Ki)を、競合阻害反応速
度用に再調整したミカエリス−メンテンの式:v0/vi=1+[I]0/(Ki (1+[S]0/Km))(式中、v0は非阻害初速度であり、viはいずれ
かの所定の阻害剤濃度([I]0)における阻害剤の存在下における初速度であ
り、[S]0は使用した基質濃度である)に従ってv0/vi対阻害剤濃度([
I]0)をプロットすることにより、酵素および基質の固定濃度において実験的
に決定した。得られたデータを線形回帰を用いて適合させ、得られた傾き、1/
(Ki(1+[S]0/Km)を用いてKi値を計算した。
中、化合物はKi値の範囲の順に配列されている。これらの試験結果から、当業
者にとって、本発明の化合物がNS3−セリンプロテアーゼ阻害剤として優れた
有用性を有することは明らかである。
セイを、S. Agrawal et al, "Development and Characterization of Hepatitis
C Virus Serine Protease Cell-based Trans-Cleavage Assay", Hepatology Su
pplement to Volume 30 (No. 4, Part 2, October 1999), Abstract No. 615 (P
roceedings of AASLD 50th Annual Meeting, Dallas, Texas, November 5-9, 1
999)(出典明示で援用する)に記載の手順に従うことにより本発明の化合物に対
して実施した。このアッセイを、NS5A/5B切断認識配列を含むレポーター
タンパク質基質を発現するプラスミドおよび1BNS4A 21-32GS−GSNS3-81 l17K発現ベクターおよび細胞傷害性を管理するための内部標準タンパク
質としてのYFPn1を用いて同時トランスフェクトしたHeLa/Huh7細
胞中で実施した。プロテアーゼ活性を、全細胞溶解物のSDS−PAGE、次い
でレポーター基質に対するモノクローナル抗体を用いるウエスタンブロット検出
により測定した。基質切断の定量を、ホスホイメージャーで免疫ブロットを走査
することにより実施した。
A/5B切断認識配列由来の25アミノ酸により分離された、N'末端青色蛍光
タンパク質(BFP)ドメインおよびC'末端緑色蛍光タンパク質(GFP)ド
メインから構成される融合タンパク質をコードする。GFPおよびBFPは両方
とも、適切な波長のUV光により励起されると、それぞれ緑色光または青色光を
発する本質的に相同な自己蛍光タンパク質である。GFPの発色団中の4つのア
ミノ酸置換により、発光波長が変更されて、タンパク質がBFPに変換される。
ノクローナル抗体を用いる免疫学的方法により細胞溶解物において検出すること
ができる。
ベクター(クァンタム・バイオテクノロジーズ、インコーポレイテッド(Quantu
m Biotechnologies, Inc.)、モントリオール、カナダ)のNheIおよびBa
mHI制限エンドヌクレアーゼ部位間にクローン化された、NS5A/5B切断
認識配列により分離された、BFPおよびGFP自己蛍光タンパク質コード配列
(クァンタム・バイオテクノロジーズ、インコーポレイテッド)を含む。融合タ
ンパク質の発現は、CMV IEプロモーター−エンハンサーの制御下にある。
ベクターのウシ成長ホルモンp(A)配列により、mRNAのポリアデニル化シグ
ナルが提供される。NS5A/5B切断配列は、SSGADTEDVVCCSM
SYTWTGALVTPである。DNA配列決定を用いて、クローンを確認した
。
サブタイプ1bプロテアーゼを、ベクターpC1neo中のCMVプロモーター
の後ろにXba1/Not1フラグメントとしてクローン化した。
ォルニア)から購入した。トランスフェクションへ第3のプラスミドを追加する
ことにより、細胞傷害性について管理するための内部標準タンパク質が供給され
、これはプロテアーゼ切断の割合に影響しない。
・テクノロジーズ(LifeTechnologies)から入手)中で維持し、増殖させ、キア
フィルタープラスミドキット(QIAfilter Plasmid Kits)(キアゲン(Qiagen)
、バレンシア、カリフォルニア)を用いて精製した。
100u/mlペニシリン−ストレプトマイシン(バイオホィティカー(BioWhi
ttaker)、ウォーカーズビル、メリーランド)、2%NaHCO3を補充したイ
ーグル最少必須培地(EMEM:バイオホィティカー)中で維持し、増殖させた
。
−ストレプトマイシン(バイオホィティカー)および5ml NEAA(100
×、バイオホィティカー)/Lを補充したダルベッコ改変イーグル培地(DME
M、バイオホィティカー)中で維持し、増殖させた。
ルコン(Falcon)3047プレート)に播種し、5%CO2インキュベーター中
37℃で一晩増殖させた。
ン、ウィスコンシン、カタログ#P119C)中0.05μg/μlの終濃度に
希釈した。0.75μgのBFP−5A/5B−GFPを、0.175μgのP1
B002(0.23×)および0.02μgのYFPn1と合し、混合した。FB
S、グルタミンおよび抗生物質を含まないEMEMを用いてDNAを60μlの
最終容量にした。DNAの全μg当りスーパーフェクト試薬(SuperFect Reagen
t)(キアゲン、カタログ#301305)5μl容量の割合で添加し、混合物
を約10秒間ボルテックスし、室温で10分インキュベートして、複合体を形成
させた。
Ca2+、Mg2+を含まないPBS(バイオホィティカー)1mlで細胞を1
回(1×)洗浄した。350μlのEMEM(適切な補充物質を補充−完全培地
)を、トランスフェクション複合体を含有するチューブに添加し、混合物を2〜
3回ピペットで上下した。全容量を24ウェル培養プレートの1つのウェルへ移
した。HeLa細胞を37℃および5%CO2で約3時間トランスフェクション
複合体とともにインキュベートした。トランスフェクション複合体を含有する培
地を細胞から吸引により除去した。
EMEM、次いで5μlの化合物/ウェルを添加した。細胞を37℃および5%
CO2で22〜24時間インキュベートした。
ス−SDS−BME試料バッファー(アウル分離システム(OWL separation sys
tem)、ポーツマス、ニューハンプシャー、カタログ#ER33)中に細胞を採
集し、マイクロ遠心チューブへ移した。次いで、それを3〜5分間沸騰して、細
胞を溶解した。10μl/ウェルでSDS−PAGEゲルにかけた。トリス−グ
リシン−SDSバッファー(アウル・サイエンティフィック(Owl Scientific)
)中30mampで泳動した10cm×10cmの12.5%SDS−PAGE
(アウル・サイエンティフィック、カタログ#OG−0125B)での電気泳動
により溶解物を分離した。使用前、PVDFメンブレン(イモビロン−P(Immo
bilon-P)、45μm孔サイズ、ミリポア(Millipore)、ベッドフォード、マサ
チューセッツ)を10秒間100%メタノールに浸し、次いでブロットを蒸留水
に入れた。セミドライエレクトロブロッターを用いて90分間ゲル当り108m
ampでタンパク質をPVDFフィルターメンブレン(0.45μm、ミリポア
)に移した。
am Pharmacia Biotech)、リトルチャルフォント、イギリス、カタログ#RPN
5780)によるタンパク質の検出。PVDFフィルターメンブレンを、冷蔵庫
中2〜4℃で一晩、0.05%トゥイーン20含有PBS(pH7.4)(シグマ
・ケミカルズ、セントルイス、ミズーリ、カタログ#3563)約10ml中の
5%ブロッキング試薬(キットから)によりブロッキングした。翌日、0.05
%トゥイーン20含有TPBS洗浄バッファーによりメンブレンを手短に2回す
すぎ、次いで0.05%トゥイーン20含有PBS(pH7.4)中で3回毎回5
分間洗浄した。0.05%トゥイーン20含有PBS(pH7.4)中の抗GFP
モノクローナル抗体(クロンテック、パロアルト、カリフォルニア)の1:30
00希釈液12ml中でメンブレンを30分間インキュベートし、同時に1%B
SA(ウシアルブミン、カタログ#A−2153、シグマ)を添加してバックグ
ラウンドを低減させた。メンブレンをTPBSで手短に2回、次いでTPBS洗
浄バッファー中で3回毎回5分間洗浄した。TPBS中抗フルオレセイン結合抗
マウスIgの1:600希釈液12ml中で30分間メンブレンをインキュベー
トした。メンブレンをTPBSで手短に2回、次いでTPBS洗浄バッファー中
で3回5分間洗浄した。ECF基質によるシグナル増幅のために、メンブレンを
30分間10mlの1:2500抗フルオレセインアルカリ性ホスファターゼコ
ンジュゲート中でインキュベートした。メンブレンをTPBSで手短に2回、次
いでTPBS洗浄バッファー中で3回5分間すすいだ。ECF基質溶液を製造業
者の使用説明書に従って調製し(アリコートおよび凍結)、メンブレンを2〜3
分間インキュベートし、過剰の試薬を排出させ、次いで濾紙で水気を取り、9〜
10分間風乾し、次いで走査した。
0)のガラス上に置いた。青色化学発光を、200ピクセルサイズ、700PM
T電圧に設定した。ファイルを、イメージクワント(ImageQuant)で開き、基質
(S)、生成物(P)および内部コントロール(IC)を表すバンド周囲に四角を作成
することにより定量した。基質の切断%を、P/(S+P)×100として測定し
た。薬物に起因する切断の阻害を、各ブロットに含まれる薬物コントロールに対
して二連で比較して測定した。報告はエクセルで作成した。結果を表2に示す。
これらの試験結果から、本発明の化合物がNS3−セリンプロテアーゼ阻害剤と
して優れた有用性を有することは当業者にとって明白である。
が実施され得ることは当業者にとって明白である。そのような改変、変形および
変更は、本発明の精神および範囲内に含まれるものとする。
Claims (36)
- 【請求項1】 式I 【化1】 式I [式中、 XおよびYは、独立して、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、
ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シク
ロアルキル、アルキルエーテル、アルキル−アリールエーテル、アリールエーテ
ル、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アルキルス
ルフィド、アルキル−アリールスルフィド、アリールスルフィド、アルキルスル
ホン、アルキル−アリールスルホン、アリールスルホン、アルキル−アルキルス
ルホキシド、アルキル−アリールスルホキシド、アルキルアミド、アルキル−ア
リールアミド、アリールアミド、アルキルスルホンアミド、アルキル−アリール
スルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキルウレア、アルキル−アリー
ルウレア、アリールウレア、アルキルカルバメート、アルキル−アリールカルバ
メート、アリールカルバメート、アルキル−ヒドラジド、アルキル−アリールヒ
ドラジド、アルキルヒドロキシアミド、アルキル−アリールヒドロキシアミド、
アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアルキルスルホニル、ヘテロ
アリールスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキ
ルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル
、アリールアミノカルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニル部分またはそれ
らの組合わせから選択され、ただしXおよびYは、所望により、さらに芳香族、
アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、アリール−ヘテロアリール、
アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルエーテル、アルキル−ア
リールエーテル、アルキルスルフィド、アルキル−アリールスルフィド、アルキ
ルスルホン、アルキルアリールスルホン、アルキルアミド、アルキル−アリール
アミド、アルキルスルホンアミド、アルキルアミン、アルキル−アリールアミン
、アルキル−アリールスルホンアミド、アルキルウレア、アルキル−アリールウ
レア、アルキルカルバメートおよびアルキル−アリールカルバメートからなる群
より選択される部分により置換され得るものとし、 R1=COR5またはB(OR)2、ここでR5=H、OH、OR8、NR9R10 、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6、COR7、ここでR7 =H、OH、OR8、CHR9R10またはNR9R10、ここでR6、R8、R9 およびR10は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロア
リール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリール
アルキル、CH(R1')COOR11、CH(R1')CONR12R13、CH(R1')CO
NHCH(R2')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONR12R13、
CH(R1')CONHCH(R2')R'、CH(R1')CONHCH(R2')CONHC
H(R3')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CO
NR12R13、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CONHCH(
R4')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3')CON
HCH(R4')CONR12R13、CH(R1')CONHCH(R2')CONHCH(R3' )CONHCH(R4')CONHCH(R5')COOR11、CH(R1')CONH
CH(R2')CONHCH(R3')CONHCH(R4')CONHCH(R5')CO
NR12R13からなる群より選択され、ここで、R1'、R2'、R3'、R4'、R5' 、R11、R12、R13およびR'は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテ
ロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル
−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルからなる群より
選択されるものとし、 Zは、O、NまたはCHから選択され、 Wは存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてWが存在する場合、W
はC=O、C=SまたはSO2から選択され、 Qは存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてQが存在する場合、Q
は、CH、N、P、(CH2)p、(CHR)p、(CRR')p、O、NR、Sまた
はSO2であり、そしてQが存在しない場合、Mもまた存在せず、そしてAはX
に直接結合しているものとし、 Aは、O、CH2、(CHR)p、(CHR−CHR')p、(CRR')p、NR
、S、SO2または結合であり、 Eは、CH、NまたはCRであるか、またはA、LまたはGに向かう二重結合
であり、 Gは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてGが存在する場合、
Gは、(CH2)p、(CHR)pまたは(CRR')pであり、そしてGが存在しな
い場合、Jは存在し、Eは、Gが結合していた炭素原子に直接結合しており、 Jは、存在しなくてもよくまたは存在してもよく、そしてJが存在する場合、
Jは、(CH2)p、(CHR)pまたは(CRR')p、SO2、NH、NRまたは
Oであり、そしてJが存在しない場合、Gは存在し、EはNに直接結合しており
、 Lは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてLが存在する場合、
LはCH、CR、O、SまたはNRであり、そしてLが存在しない場合、Mは存
在しなくてもよくまたは存在してもよく、そしてMが存在し、かつLが存在しな
い場合、MはEに直接かつ独立して結合し、JはEに直接かつ独立して結合して
おり、 Mは、存在してもよくまたは存在しなくてもよく、そしてMが存在する場合、
Mは、O、NR、S、SO2、(CH2)p、(CHR)p(CHR−CHR')pま
たは(CRR')pであり、 pは0〜6の数であり、そして R、R'、R2、R3およびR4は、独立して、H、C1−C10アルキル、
C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロ
アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ
、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、
シアノ、ニトロ、酸素、窒素、硫黄またはリン原子(ただし、酸素、窒素、硫黄
またはリン原子は0〜6の数である)、(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテ
ロシクロアルキル)アルキル(ただし、シクロアルキルは3〜8個の炭素原子、
および0〜6個の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を含み、アルキルは1〜6個
の炭素原子を有する)、アリール、ヘテロアリール、アルキル−アリール、およ
びアルキル−ヘテロアリールからなる群より選択され、 ただし、上記アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、ア
リール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は、
所望により置換され得、この「置換され」の語は、アルキル、アルケニル、アル
キニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキ
シ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ
、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、
シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニルウレア
、ヒドラジドおよびヒドロキサメートからなる群より選択される1個またはそれ
以上の部分による所望による適切な置換をいうものとする] で示される一般構造を有する大環状化合物であって、上記化合物の鏡像異性体、
立体異性体、回転異性体および互変異性体、ならびに上記化合物の医薬上許容さ
れる塩または溶媒和物を含む、化合物。 - 【請求項2】 R1=COR5、およびR5がH、OH、COOR8、CO
NR9R10である、請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 R1=COCONR9R10、およびR9がH、R10がH、C
H(R1')COOR11、CH(R1')CONR12R13、CH(R1')CONHCH(
R2')COOR11、CH(R1')CONHCH(R2')CONR12R13、CH(R1')
CONHCH(R2')(R')である、請求項2記載の化合物。 - 【請求項4】 R10=CH(R1')CONHCH(R2')COOR11、CH(R1 ' )CONHCH(R2')CONR12R13、CH(R1')CONHCH(R2')(R')で
あり、R1'がHまたはアルキルであり、R2'が、フェニル、置換フェニル、ヘ
テロ原子置換フェニル、チオフェニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シク
ロプロピル、ピペリジル、ピリジルおよび2−インダニルである、請求項3記載
の化合物。 - 【請求項5】 R1'がHである、請求項4記載の化合物。
- 【請求項6】 R2'=フェニル、チオフェニル、シクロヘキシル、2−イ
ンダニル、シクロペンチル、ピリジル、フェニル(4−HNSO2NH2)、R11 がHまたはtert−ブチルであり、R12およびR13がメチルであり、R'がヒ
ドロキシメチルまたはtert−ブトキシメチルである、請求項5記載の化合物
。 - 【請求項7】 R2が以下の部分: 【化2】 からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
- 【請求項8】 R1=COR5、およびR5が、H、OH、COOR8、C
ONR9R10である、請求項7記載の化合物。 - 【請求項9】 LおよびMが存在せず、JがEに直接結合している、請求項
8記載の化合物。 - 【請求項10】 L、JおよびMが存在せず、EがNに直接結合している、
請求項8記載の化合物。 - 【請求項11】 GおよびMが存在しない、請求項8記載の化合物。
- 【請求項12】 部分: 【化3】 が、下記構造a、bまたはc: 【化4】 からなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
- 【請求項13】 構造aが、下記構造: 【化5】 から選択される、請求項12記載の化合物。
- 【請求項14】 以下の式が、下記式d 【化6】 (式中、Mは存在しないかまたは存在し得、そしてMが存在しない場合QはEに
結合されている) である、請求項8記載の化合物。 - 【請求項15】 以下の式が、下記式e 【化7】 [式中、GおよびJは、独立して、(CH2)p、(CHR)p、(CHR−CHR'
)pおよび(CRR')pからなる群より選択され、AおよびMは、独立して、O、
S、SO2、NR、(CH2)p、(CHR)p、(CHR−CHR')pおよび(CR
R')pからなる群より選択され、そしてQは、CH、CRまたはNである] である、請求項8記載の化合物。 - 【請求項16】 GおよびJが、独立して、(CH2)p、(CHR)p、(C
HR−CHR')pおよび(CRR')pからなる群より選択され、そしてA−E−
L−M−Q部分が、2〜8個の炭素原子、0〜6個のヘテロ原子から成り、Xお
よびJが互いに関してオルト、パラまたはメタ位である芳香族環である、請求項
8記載の化合物。 - 【請求項17】 以下の上式が、下記式f 【化8】 (式中、R14は、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、
シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、アリール−
アルキルおよびヘテロアラルキルからなる群より選択される) である、請求項16記載の化合物。 - 【請求項18】 R3が、 【化9】 (式中、R30=H、CH3または他のアルキル基、 R31=OH、O−アルキル、NH2、N−アルキル、および R32およびR33は、同一または異なり得、独立してH、F、Cl、BrおよびC
H3から選択される) からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。 - 【請求項19】 R3が、 【化10】 (式中、R30=H、CH3または他のアルキル基、 R31=OH、O−アルキル、NH2、N−アルキル、および R32およびR33は、同一または異なり得、独立して、H、F、Cl、Brおよび
CH3から選択される) からなる群より選択され、 そして部分: 【化11】 が、以下の構造a、b、c、d、eおよびf: 【化12】 (式中、Mは存在しないかまたは存在し得、そしてMが存在しない場合、QはE
に結合されている) 【化13】 [式中、GおよびJは、独立して、(CH2)p、(CHR)p、(CHR−CHR'
)pおよび(CRR')pからなる群より選択され、AおよびMは、独立して、O、
S、SO2、NR、(CH2)p、(CHR)p、(CHR−CHR')pおよび(CR
R')pからなる群より選択され、Qは、CH、CRまたはNである]および 【化14】 の一つから選択される、請求項8記載の化合物。 - 【請求項20】 Z=NおよびR4=Hである、請求項19記載の化合物。
- 【請求項21】 WがC=Oである、請求項20記載の化合物。
- 【請求項22】 X−Y部分が、C1−C6アルキル、O−アルキル、NR
−アルキルからなる群より選択される、請求項21記載の化合物。 - 【請求項23】 【化15】 [式中、Rbは、Qが存在する場合はQに、またはQが存在しない場合はAに直
接結合されており、RcはWに結合されており、U1〜U6は、6員炭素環、ま
たは1個もしくはそれ以上のヘテロ原子を有する5もしくは6員環の一部であり
得、Ra=H、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、チオ、ハロゲン、ニトロ、
シアノ、カルボン酸、エステル、アミド、アミノ、ニトリルまたはCF3であり
、 Rbは、結合、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキ
ニル、O、S、SO2、NH、O(アルキル)、S(アルキル)、SO2(アルキル)
またはN(アルキル)であり、および Rcは、結合、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキ
ニル、O、S、SO2、NH、O(アルキル)、S(アルキル)、SO2(アルキル)
、N(アルキル)またはCH2−N(アルキル)であり、CH2は芳香族環に結合さ
れている] である、請求項21記載の化合物。 - 【請求項24】 X−Y部分が、以下の構造: 【化16】 からなる群より選択される、請求項21記載の化合物。
- 【請求項25】 有効成分として請求項1記載の化合物を含む、医薬組成物
。 - 【請求項26】 HCVに関連した疾患の処置に使用される、請求項25記
載の医薬組成物。 - 【請求項27】 さらに医薬上許容される担体を含む、請求項25記載の医
薬組成物。 - 【請求項28】 HCVプロテアーゼに関連した疾患の処置方法であって、
請求項1記載の化合物の治療有効量を含む医薬組成物を、処置を必要とする患者
に投与する工程を包含する方法。 - 【請求項29】 HCVプロテアーゼに関連した疾患を処置するための医薬
の製造のための、請求項1記載の化合物の使用。 - 【請求項30】 HCVプロテアーゼに関連した疾患を処置するための医薬
組成物の製造方法であって、請求項1記載の化合物および医薬上許容される担体
を緊密に接触させる工程を包含する方法。 - 【請求項31】 HCVプロテアーゼ阻害活性を示す化合物であって、上記
化合物の鏡像異性体、立体異性体および互変異性体、ならびに上記化合物の医薬
上許容される塩または溶媒和物を包含し、下記に列挙した構造: 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 を有する化合物から選択される化合物。 - 【請求項32】 HCVプロテアーゼに関連した疾患を処置するための医薬
組成物であって、請求項31に記載の1種またはそれ以上の化合物の治療有効量
および医薬上許容される担体を含む組成物。 - 【請求項33】 さらに抗ウイルス剤を含む、請求項32記載の医薬組成物
。 - 【請求項34】 さらに追加的にインターフェロンを含む、請求項32また
は請求項33記載の医薬組成物。 - 【請求項35】 抗ウイルス剤がリバビリンであり、インターフェロンがα
−インターフェロンである、請求項34記載の医薬組成物。 - 【請求項36】 式: 【化21】 (式中、V=ORまたはNHR、ただしRはHまたはアルキルであり、そしてX
、Y、Q、A、M、W、L、E、G、J、Z、R3およびR4は請求項1記載の
定義である) で示される化合物。
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