JP2003519573A - 平坦度測定ローラを有する熱間圧延機 - Google Patents
平坦度測定ローラを有する熱間圧延機Info
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Abstract
Description
び/または後続して設けられたローラテーブルに組み込まれており、ロールスタ
ンドの内の少なくとも1つのロールスタンドの加圧状態を調整する、平坦度測定
ローラを有する、熱間圧延機に関する。
坦度測定ローラは、ひずみの無い圧延ストリップを得るために、ロールスタンド
の加圧調節状態もしくは位置調節状態を調整し、即ち例えば、ロールスタンドの
スタンドに関する均一でない圧延力を調整することが可能であり、及び/または
修正したたわみ力を調整することが可能である。最新式の熱間圧延機において、
<1.0mm厚のストリップが圧延され、従って同様にここで、平坦度測定ロー
ラの使用は、当を得ていると思われる。しかしながら従来、熱間圧延機における
これら平坦度測定ローラの使用は、見合わされていた。何故ならば、これら平坦
度測定ローラは、一方では、相対的に敏感であり、且つ他方では、この使用が、
熱間圧延ラインにおいて、この平坦度測定ローラを高い温度に曝すだけでなく、
また、冷却水およびこれに伴って引き起こされた高い温度勾配がこのローラに極
度に負荷をかけるからである。同様に、スケールの高い発生は、この平坦度測定
ローラに異常な負荷を与え、且つこの平坦度測定ローラの耐用期間を減少させる
。
、この平坦度測定ローラが特に周囲の影響から保護されているように形成するこ
とである。
なくとも1つのローラテーブルのローラの外し(Ausfahren)のもとで、平坦度
測定ローラを、形成された間隙内へと、この平坦度測定ローラの最も上側の母線
によって定められた、ローラテーブルの載置面を超えて前方へ押し出すこと、お
よびその後に押圧ローラを降下させることか、さもなければ、この平坦度測定ロ
ーラを下に向かって降下すること、およびローラテーブル内に形成された間隙を
ローラテーブルのローラによって閉鎖することを、可能にする。
ーブルのローラが、1つの軸線を中心として駆動可能に回転できるボックス内に
おいて、この平坦度測定ローラおよびローラテーブルのローラが、回転によって
、有利には、同じ方向において選択的に作業位置に案内可能であるように設けら
れている。この平坦度測定ローラ並びに少なくとも1つのローラテーブルのロー
ラが、1つの軸線を中心として旋回可能なボックス内において、この平坦度測定
ローラおよびローラテーブルのローラが、上下動的な旋回によって、選択的に作
業位置内に案内可能であるように設けられることは、請求項9が提案しているよ
うに、しかし同様に可能な事柄である。
ら20までから見て取ることができる。
る。図1において、2つの円形板1および2が図示されており、これら円形板が
、遮蔽板3によって、ボックス4として結合されている。左側に、このボックス
4は、ピン部5を用いて、回転可能に軸受6内において保持されている。右側に
、このボックスは、ピン部7を有し、このピン部が、回転ピン8内において軸受
されており、この回転ピンが、この回転ピン側で軸受9内において保持され、且
つ、ピン部7の軸受10が、囲繞する平歯車11および12を担持している。
ている歯車13と噛み合っている。平歯車12は、回転不能に平坦度測定ローラ
16の回転軸ピンに設けられている歯車15と噛み合っている。これらローラテ
ーブルのローラ14並びに平坦度測定ローラ16は、ボックス4の円形板1およ
び2の軸受部において、保持されている。 従って、以下の可能性が与えられ、即ち、 有効な平坦度測定ローラ16を、有効なローラテーブルのローラ14に切り替え
るために、このボックス4が、このボックスのピン部5および7によって得られ
る回転軸線を中心にして、180°だけ回転するまで、図示されていない駆動装
置によって、ピン部5が、矢印17の方向において駆動されることの可能性が与
えられる。この回転は、電気機械的な、または電子的な、この回転を監視する検
出器によって制限され、しかし同様に、例えば、円形板1に、2つの段差部また
は切欠き部として形成された係止部18を備えること、および、これら円形板を
、これら円形板の外周を走査し、且つこの係止部18の前に挿入する図示されて
いない連接板に対して停止させること、および、この位置において保持、もしく
は場合によっては、ロックすることも可能である。
て、回転ピン8は、回転矢印19の方向で駆動される。この場合、この回転ピン
8は、場合によっては同様に1つの部材から成るようにまたは回転ピンと1つの
部材から成るように形成されていても良い平歯車11および12を連行し、且つ
これに伴って、歯車13および15を介して、ローラテーブルのローラ14およ
び平坦度測定ローラ16を駆動し、従って、この回転ピンが作用状態にされた場
合、このローラが、自体、圧延ストリップの送り速度、即ち周速でもって回転す
る。
、ローラテーブルのローラ14が中に旋回して入り込む際、このローラテーブル
のローラのそれぞれの最も上側の母線が、残りのローラテーブルのローラの上側
の母線と面位置に並び、これに対して、通常はより大きな直径によって形成され
た平坦度測定ローラ16が、この平坦度測定ローラの最も上側の母線によって、
ローラテーブルの上側の母線の面より高い位置で作用状態にあるように選択され
ていることは、更に基本的である。
ーラテーブル20が図示されており、このローラテーブルから、ローラテーブル
のローラ14が矢印方向21に、下に向かって外に旋回して外され、且つそれに
対して、平坦度測定ローラ16が中に旋回して入れられている。熱間圧延ストリ
ップ22の適当な走入の後、旋回アーム23の自由な端部に軸受された押圧ロー
ラ24が、液圧シリンダ25を用いて降下される。既に予め、この旋回アーム2
3は、導風板26のスリットから矢印27によって記号を付けられた空気流とし
て下に向かって流出し、且つこの熱間圧延ストリップ22を平坦度測定ローラ1
6およびローラテーブル20に対して押し付ける、圧縮空気によって負荷されて
おり、このことは、薄い熱間ストリップにおいて、必要であることが明らかな処
置である。図2において図示された上昇された状態から、一点鎖線で図示された
状態への、この押圧ローラ24の下方への旋回の後、旋回角度が、圧延材の厚さ
を測定するために利用されることは可能である。
ローラ16の乗入れは、熱間圧延ストリップ22が接線方向に、且つ従って非常
に大きな力の低減のもとで突き当てられる。何故ならば、ローラテーブルのロー
ラ14および平坦度測定ローラ16の乗入れが、同じ回転方向でもって行われ、
これらの状況の如何なる状況においても、送りは、ほぼ熱間圧延ストリップ22
の走行方向において達せられるように行われることが有用であることは実証され
ているからである。
印27が示しているように支援される。遮蔽板3は、これらローラの内のそれぞ
れ帰還させられたローラを、水、スケール、または他の固形部材から、同様に、
強い水の噴流および非常な高温から保護し、従って、所望の保護が達せられてい
る。この場合、更なる適合が、圧延プロセスにおいて実施されることは可能であ
る。即ち、 ストリップを把持するそれに続く機構ユニット、一般的に巻取り機が、ストリッ
プ初端部を強固に収容し、且つこのストリップが、従って規定通りにぴんと張ら
れている場合に、平坦度測定ローラ16が、合目的にストリップ初端部の通過の
後に、この平坦度測定ローラの作業位置に案内され、且つそれに引き続いて、押
圧ローラ24が、一方ではあまりにも急速な降下によって引き起こされる薄い熱
間圧延ストリップ22の損傷が低減され、他方ではしかしながら作業位置が達せ
られるように降下されることは可能である。
公知されているように行われる。
、平坦度測定ローラを覆い、且つ保護する組込み体を設けることもまた、有用で
あることが実証されている。図3は、図2のような熱間圧延機の類似の断面図を
示している。ここで、しかしながら、回転可能なボックス4は、旋回可能なボッ
クス4′によって交換されている。このボックス4′は、旋回点28を中心にし
て旋回可能である。ピストン・シリンダユニット29が、旋回駆動装置の役目を
果たし、このピストン・シリンダユニットは、離心的にこのボックス4′に作用
している。
16′を有している。この平坦度測定ローラ16′は、ローラテーブル20′の
載置面から、外に旋回して外されている。このローラテーブルのローラ14′は
、ここで形成された間隙を閉鎖している。更に、保護装置30から33までが示
されており、これら保護装置は、ストリップ案内テーブルとして形成されている
。これら保護装置30から33までは、特に、スケールおよび汚染された冷却水
が、この平坦度測定ローラ16′から遠ざけておかれるように作用する。
を介して、作用状態の外側に移動されている。
御のもとで旋回させられたことを示している。示されていないストッパ、並びに
同様に示されていない固定手段は、ボックス4′を作用状態に保持し、この作用
状態において、平坦度測定ローラ16′が、ローラテーブル20′の載置面を超
えて上に向かって旋回される。押圧ローラ24は、平坦度測定ローラ16′の十
分な囲繞部のように作用する。平坦度測定ローラ16′は、冷却装置34並びに
吹払い装置35を介して、浄化および冷却される。
ローラテーブルのローラ14′並びに平坦度測定ローラ16′は、別個の駆動装
置37、37′、および相応するスピンドル38、38′を介して駆動される。
ローラテーブルのローラの配設の概略的な図である。
なボックス、並びに降下可能な押圧ローラを有する、熱間圧延機のローラテーブ
ルの部分の図である。
ーラテーブルの部分の図であり、その際、この平坦度測定ローラが、作用状態の
外側に移動されている。
状態に移動されている。
する、図3または4によるボックスの長手断面図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 ロールスタンドの内の少なくとも1つのロールスタンドの前
方に及び/または後続して設けられたローラテーブル(20、20′)に組み込
まれており、 ロールスタンドの内の少なくとも1つのロールスタンドの加圧状態を調整する、
平坦度測定ローラ(16、16′)を有する、熱間圧延機において、 平坦度測定ローラ(16、16′)は、この平坦度測定ローラの作業位置から、
調整された位置に、移動可能であること、および、 ローラテーブル(20、20′)が、少なくとも1つの中に旋回して入り込むロ
ーラテーブルのローラ(14、14′)によって、補完可能であることを特徴と
する熱間圧延機。 - 【請求項2】 平坦度測定ローラ(16)並びにローラテーブルのローラ(
14)もしくは複数のローラテーブルのローラは、1つの軸線を中心として駆動
可能に回転できるボックス(4)内に、この平坦度測定ローラ(16)およびロ
ーラテーブルのローラ(14)が、回転によって、同じ方向(矢印(21))に
おいて選択的に作業位置に案内可能であるように設けられていることを特徴とす
る請求項1に記載の熱間圧延機。 - 【請求項3】 平坦度測定ローラ(16)は、この平坦度測定ローラの作業
位置から外された位置において、遮蔽板(3)によって完全に保護されているよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱間圧延機。 - 【請求項4】 平坦度測定ローラ(16)並びにローラテーブルのローラ(
14)は、歯車伝動装置(11、12、13、15)によって駆動可能であるこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項5】 ボックス(4)は、両側にピン部(5、7)を有しているこ
と、 このピン部の一方のピン部(5)に、駆動装置(矢印(17))が、このボック
ス(4)の回転のために設けられていること、および、 他方のピン部(7)が、平坦度測定ローラ(16)並びにローラテーブルのロー
ラ(14)を駆動する駆動装置(矢印(19))を有する、駆動された回転ピン
(8)内において軸受けされていること、 を特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項6】 ボックス(4)のピン部(7)の軸受(10)は、回転ピン
(8)内において、及び/またはこの回転ピンと結合された平歯車(11、12
)内において設けられていることを特徴とする請求項5に記載の熱間圧延機。。 - 【請求項7】 少なくとも1つの円形板(1、2)は、係止部(18)を有
しており、この係止部が、停止装置によって固定可能であるように構成されてい
ることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項8】 回転ピン(8)は、平坦度測定ローラ(16)並びにローラ
テーブルのローラ(14)を、歯車伝動装置(11、12、13、15)を介し
て、1つの周速でもって駆動し、この周速が、ローラテーブル(20)を通過す
る熱間圧延ストリップ(22)の送り速度に相応するように構成されていること
を特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項9】 平坦度測定ローラ(16′)並びに少なくとも1つのローラ
テーブルのローラ(14′)は、ピン部(36)を中心として旋回可能なボック
ス(4′)内において、この平坦度測定ローラ(16′)およびローラテーブル
のローラ(14′)が、上下動的な旋回によって、選択的に作業位置内に案内可
能であるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延機。 - 【請求項10】 平坦度測定ローラ(16′)は、この平坦度測定ローラの
作業位置から外された位置において、保護装置(30)から(33)までによっ
て保護されているように構成されていることを特徴とする請求項1または9に記
載の熱間圧延機。 - 【請求項11】 保護装置(30)から(33)までは、移行テーブルとし
て形成されていることを特徴とする請求項10に記載の熱間圧延機。 - 【請求項12】 平坦度測定ローラ(16′)並びにローラテーブルのロー
ラ(14′)は、別個の駆動装置(37、37′)によって駆動可能であるよう
に構成されていることを特徴とする請求項9から11のいずれか一つに記載の熱
間圧延機。 - 【請求項13】 駆動装置(37、37′)は、無段式に、これら駆動装置
の回転数及び/またはこれら駆動装置の回転トルクで調節可能であるように構成
されていることを特徴とする請求項12に記載の熱間圧延機。 - 【請求項14】 ボックス(4′)は、ピストン・シリンダユニット(29
)を介して旋回可能であるように構成されていることを特徴とする請求項9から
13のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項15】 ピストン・シリンダユニット(29)は、位置制御されて
駆動可能であるように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の熱間
圧延機。 - 【請求項16】 平坦度測定ローラ(16、16′)には、冷却装置(34
)が設けられていることを特徴とする請求項1から15のいずれか一つに記載の
熱間圧延機。 - 【請求項17】 平坦度測定ローラ(16、16′)には、吹払い装置(3
5)が設けられていることを特徴とする請求項1から16のいずれか一つに記載
の熱間圧延機。 - 【請求項18】 平坦度測定ローラ(16、16′)の前、上、及び/また
は後ろに、ローラテーブル(20、20′)上へと整向可能な、圧縮空気供給可
能なノズル開口部が設けられていることを特徴とする請求項1から17のいずれ
か一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項19】 位置制御された押圧ローラ(24。24′)は、平坦度測
定ローラ(16、16′)の巻付け程度を調整することができるように構成され
ていることを特徴とする請求項1から18のいずれか一つに記載の熱間圧延機。 - 【請求項20】 ボックス(4′)並びに押圧ローラ(24′)に、ストッ
パが設けられており、これらストッパは、作用状態の端位置を限定するように構
成されていることを特徴とする請求項9から19のいずれか一つに記載の熱間圧
延機。
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