JP2003512268A - 移動する表面によってギャップ内に引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させるための方法及び装置 - Google Patents

移動する表面によってギャップ内に引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させるための方法及び装置

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JP2003512268A
JP2003512268A JP2000568767A JP2000568767A JP2003512268A JP 2003512268 A JP2003512268 A JP 2003512268A JP 2000568767 A JP2000568767 A JP 2000568767A JP 2000568767 A JP2000568767 A JP 2000568767A JP 2003512268 A JP2003512268 A JP 2003512268A
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シューラー ディートリッヒ
ゲオルク ヴェルプ エヴァルト
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フーツェンラウプ アルミーン
リュッケルト ハンス
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フォイト ペイパー ヤーゲンベルク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、移動する表面からギャップ(3,17)内に引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させるために、ギャップ(3,17)が、1つ又は多数の可撓性の分離部材(4)によって、2つの又はそれ以上の流れ通路(5,6,14)に分割されている。各分離部材(4)はその、表面の運動方向で見て後ろの端部で支承し、その自由に退出する前端部がギャプ(3,17)内に延びている。本発明は非常に有利な形式で、1つの部材(ロール、ローラ、堅固なガイド部材、巻き上げロール)に巻き上げられるウエブをこの部材に対して非常に狭い状態で接触させるために、ウエブ状の材料(紙ウエブ、厚紙ウエブ、プラスチックシート)を製造及び処理する際に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 多くの技術分野において、移動する機械部材又は処理しようとするウエブ又は
帯材状の部材は、侵入側のギャップを形成するように配置又はガイドされる。部
材又は材料の移動する表面は、流体(ガス、液体)をギャプ内に引き込む。この
ギャップの容積又は圧力は、所定の限界値を超えると、不都合な影響を及ぼす。
ギャップの幾何学的な形状は安定しているか又は可変である。形状の安定したギ
ャプは、例えば、軸平行に回転する2つのローラ間に、又はガイド部材によって
支持される移動するウエブと別の部材との間に形成される。形状の可変なギャプ
は、例えば部材(駆動ローラ、ガイドローラ又はガイドロール、巻き上げロール
その他)とこの部材上に巻き上げられるウエブとによって形成されるか、又は互
いに侵入し合う2つのウエブとによっても形成される。
【0002】 このような方法若しくは装置のための重要な技術的適用分野は、ウエブ状の材
料(紙ウエブ、厚紙ウエブ、プラスチックシート)を製造及びさらに処理する分
野である。この分野では、多くの場合、部材(ロール、ローラ、堅固なガイド部
材、巻き上げローラ)上に巻き上げられるウエブを、部材に対して非常に狭い状
態で接触させる必要がある。
【0003】 特に高速のウエブ速度においては、侵入側ギャプ内に引き込まれる空気が問題
となる。引き込まれた空気は、ウエブを部材から離れる方向に押しやり、それに
よって不都合な影響の原因となる過剰圧力を形成する。従って、ウエブが巻き上
げロール上に巻き上げられ際に、そして材料ウエブが巻き上げロールに巻き付け
られる際に、不都合な空気が一緒に巻き込まれる。そして付着力及びひいては駆
動力は失われる。ウエブの走行を制御するために用いられるローラ又はその他の
ガイド部材においては、浮動が発生することによって、ウエブを側方でガイドす
る機能をもはや提供できなくなる。
【0004】 ウエブの冷却ローラ又は加熱ローラにおいては、引き込まれた空気容積は、ロ
ーラ表面とウエブとの間の熱伝達を減少させ、ひいては冷却効率又は加熱効率を
減少させる。冷却ローラ群又は加熱ローラ群は大抵の場合、ウエブのための引き
込みステーションとしても用いられるので、引っ張り力を伝達するために良好な
付着が必要となる。材料例えば紙ウエブ又は厚紙ウエブを被覆する際に、引き込
まれた空気クッションは、被覆材料が塗布装置からウエブに引き渡される作業を
妨害する。
【0005】 従来の技術 ウエブと別の部材との間のギャップ内に引き込まれた空気が原因となって生じ
る不都合な影響を取り除くための種々異なる方法が公知である。例えばウエブが
巻き上げロールに巻き上げられる際に、圧着ローラが使用され、この圧着ローラ
は、ウエブが巻き上げロールに巻き上げられる際に空気を押し出すようになって
いる。圧着ローラは、構造的に高価であって、弱い(傷つき易い)材料ではマー
キングが付いてしまうことがある。しかも、巻き上げ時に巻き上げ硬さに不都合
な影響を与えることがある。圧着ローラとの接触を改善することは、ウエブが被
覆されているか又は圧着時に折り畳みが形成される場合には、不可能である。駆
動ローラにおいては、外周面を相応に構成すること、例えば溝を設けることによ
って、接触を改善することは公知である。これらのすべての対抗処置は、構造的
に非常に高価であるか又は不都合な副作用が生ぜしめられるという点で共通であ
る。
【0006】 本発明のその他の使用分野は、液状の被覆材料を塗布部材例えば塗布ローラに
よって塗布する方法である。この塗布ローラはウエブと共に、次第に狭くなる塗
布ギャップを形成する。塗布部材によって塗布ギャプ内に供給される液状の被覆
材料は、ウエブに塗布される被覆材料の量に決定的な影響を与える圧力を形成す
る。塗布ギャプ内の圧力が高すぎると、吸込まれ易い紙ウエブ又は厚紙ウエブに
おいては、被覆材料例えば顔料インキが不都合に多量にウエブ内に侵入すること
になる。
【0007】 そこで本発明の課題は、移動する表面によってギャップ内に引き込まれる流体
の容積又は圧力を、不都合な副作用なしに、構造的に簡単に取り除くことができ
るようにすることである。
【0008】 この課題は、請求項1の特徴部によって解決された。
【0009】 本発明に従って設けられた分離部材は、移動する表面(例えばウエブ)又はそ
の他の、ギャップを形成する部材に接触することなしに、ギャップ内の圧力又は
容積を減少するように作用する。分離部材は、機械的な駆動装置及びその他のエ
ネルギー供給源も必要としない。分離部材は、その形状及び位置だけによって、
ギャップ内の圧力比又は容積比に影響を与える可能性を提供する。それによって
、例えば良好な巻き上げ品質を得るために望まれる場合には、材料ウエブを巻き
上げる際に、空気を、たとえ少量でも巻き込むことができる。
【0010】 本発明は、物理的な効果を利用して、分離部材によって、より狭い2つの通路
に分離された2つの流れを、より広い1つの通路内の流れに移行させて、流れる
流体の粘性、通路の長さ及び幅並びに流れ速度に応じて圧力を低下させ、かつ/
又はギャプ内に流入する流体の容積流を減少させることができる。
【0011】 従属請求項には、ウエブ状の材料を製造及び処理する際に用いることができる
本発明の有利な変化例及び実施態様が記載されている。
【0012】 図面の簡単な説明 以下に、図示の概略的な実施例を用いて本発明を説明する。
【0013】 図1は、ウエブを巻き上げロールに巻き上げる際に、分離部材としてのシート
を用いた実施例を示し、 図2は、ウエブ引っ張りローラにおいて分離部材を用いた実施例を示し、 図3は、ウエブ状の材料のための被覆装置(コーティング装置;Beschi
chtungvorrichtung)の乾燥器の後ろに配置された冷却ローラ
群において分離部材を使用した実施例を示し、 図4は、プラスチックシートにおける圧力調整及び加熱のための加熱ローラ群
を示し、 図5は、ローラに対するウエブの侵入側ギャップにおいて2つの分離部材を用
いた実施例を示し、 図6は、インキ着けローラの前の空気境界層をなくすために分離部材を用いた
、被覆装置の側面図を示し、 図7は、塗布ギャプギャップ内において液体圧力を減少させるために分離部材
を用いた、被覆装置の側面図を示す。
【0014】 発明を実施するための最良の形態 図1には、巻き上げ部において用いられた、本発明による分離部材の配置及び
構成の例が示されており、この巻き上げ部においてはウエブ1有利には紙ウエブ
、厚紙(ボール紙)ウエブ又はプラスチックウエブが巻き上げロール2に巻き上
げられるようになっている。巻き上げロール2を形成する際に、ウエブ1及び巻
き上げロール2の最も外側の層において生じる空気境界層が問題となる。多量の
空気量が巻き上げロール内に侵入することは避けなければならない。何故ならば
、多量の空気量が巻き上げロール内に侵入すると、巻き上げ硬さが不都合な影響
を受け、巻き上げロール2内での巻き上げ欠陥、例えば折り畳みが発生する原因
となるからである。
【0015】 巻き上げロール2に巻き上げられるウエブ1は、最も外側の層が、次第に狭く
なる侵入側ギャップ3を形成し、この侵入側ギャプ3内で、引き込まれた空気が
過圧を形成する。この過圧は、特に数メートルの大きい幅を有するウエブにおい
て及び非透過性の材料においては、低下する速度が非常に遅い。何故ならば、空
気が漏れ出るのが困難だからである。
【0016】 流入側ギャプ3内には、可撓性の分離部材4が、ウエブ1の平面に対してほぼ
平行に延びて配置されていて、流入側ギャップ3を流入側から見て2つの流れ通
路5,6に分離するようになっている。分離部材4は、その運動する表面(ここ
ではウエブ)の運動方向で見て後端部、つまり侵入側で支承されている。分離部
材4の前方側の自由端部は、平らに構成されていて、ウエブ1に又はギャップ3
を制限する他方の部材(図示の実施例では巻き上げロール2)に接触することな
しに、ギャプ3内に延びている。可撓性の分離部材4は、フレキシブルな材料特
にプラスチックシートより成っているので、侵入側ギャプ3の中央部で自動的に
整列される。適当な分離部材4としては、50μm〜100μmの厚さを有する
プラスチックシートが用いられる。
【0017】 分離部材4は、流れ通路5,6が分離部材4の前端部の最も狭い箇所で最大1
mmの高さを有する程度に深く、ギャップ3内に侵入している。次いで侵入側の
ギャップ3は急激に広がっている。これによってこの箇所で、引き込まれた空気
の容積流の減少及び圧力低下が生じ、この圧力低下によって、巻き上げられるウ
エブ1と巻き上げロール2との間の接触が著しく改善される。侵入側ギャップ3
における圧力低下がウエブ1の幅全体に亘って生じるようにするために、分離部
材4は有利なウエブ1の幅全体に亘って延びている。
【0018】 圧力低下の大きさは、特に分離部材4の前端部の位置に関連しているので、分
離部材4がギャプ3内に侵入する深さによって影響を受ける。従って、分離部材
4は有利には侵入側において、ギャップ3内に侵入する侵入深さが変えられるよ
うに固定されている。図1に示されているように、このために、侵入側における
分離部材4の固定は、ウエブ走行方向(矢印7)で及びウエブ走行方向とは逆方
向で調節モータ8によって調節可能である。引き込まれる空気との摩擦によって
、分離部材4は所定の力でギャプ3内に引き込まれる。このことはつまり、この
引き込み力を介して、ギャプ3の端部における圧力比を制御できる可能性が提供
されるということである。力測定装置9によって検出される引っ張り力はガイド
値として用いられ、測定された力に関連して、モータ8が分離部材4の位置を調
節する。巻き上げ時に、分離部材4の侵入深さは、巻き上げロール2の直径及び
ウエブ1の速度に関連して制御される。これは有利には制御装置を介して自動的
に行われ、この制御装置は、引っ張り力が所定の値に維持されるように調節モー
タ8を制御する。
【0019】 図2には、本発明による分離部材4が、侵入ギャプ3内で、紙、厚紙又はプラ
スチックより成るウエブ1と駆動されるウエブ引き込みローラ9との間に配置さ
れている状態が示されている。この実施例においても、分離部材4は、ウエブ1
又はローラ9と接触することなしに、自動的に侵入側ギャプ3内に達する。分離
部材4の後ろの圧力低下によって、ウエブ1は駆動されるローラ9上にスリップ
することなしに付着する。侵入ギャップ3内に引き込まれた空気によって形成さ
れたエアクッション上でウエブ1が浮動することは避けられる。従って、ローラ
9が滑らかな金属表面を有している場合でも、ウエブ1に著しく強い引っ張り力
が伝達される。例えばローラに溝が設けられている場合に、傷つき易いプラスチ
ックシートにおいて生じることがあるマーキング(Mrkierung;マーク
形成)は避けることができる。
【0020】 同様に、本発明による分離部材を、材料ウエブのための自由に回転可能なガイ
ドローラにおいて配置することも有利である。駆動されないガイドローラにおい
ても、ウエブが側方にずれたり又は傷つき易いウエブにおいてマーキングが着け
られることを避けるために、ウエブとローラとの間のスリップのない接触が保証
される。従って本発明による分離部材は、有利にはウエブが、いわゆる縁部制御
装置によってロール又はローラ上に巻き上げられる巻き上げギャプ内に配置する
ことができる。このような形式の縁部制御装置は、ウエブの縦縁部を正確にガイ
ドするために役立つ。
【0021】 さらにまた、分離部材は、ロール表面とウエブとの間の熱伝達を改善するため
に、ウエブのための冷却ローラ又は加熱ローラにおいて用いることができる。ウ
エブから冷却ローラ又は加熱ローラへの巻き上げギャプ内に引き込まれる空気容
積は、熱の伝達を減少させ、ひいては冷却効率又は加熱効率を減少させる。図3
には、被覆装置の乾燥器12に続いて設けられた冷却ローラ群11に分離部材4
が配置されている状態示されている。侵入側ギャップ3内で冷却ローラ11とウ
エブ1との間に、前記形式で配置された分離部材4は、引き込まれた空気の容積
を減少させる。
【0022】 図4には、プラスチックシートにおいて加熱及び緊張調整するための加熱ロー
ラ13の群が示されている。この加熱ローラ群においても、熱伝達を改善するた
めに、ウエブ1が各加熱ローラ13に侵入する侵入ギャプ内に分離部材4が配置
されている。冷却ローラ11と加熱ローラ13とは、大抵の場合、引っ張りロー
ラとしても用いられるので、分離部材4は同時にローラ11,13上における付
着を改善する。それによってウエブ1上に高められた引っ張り力がもたらされる
【0023】 分離部材4の代わりに、図5に示されているように、ギャップ3内に2つ又は
それ以上の分離部材4.1,4.2を配置してもよい。その場合、2つの分離部
材4.1,4.2は、図1に関連して前述したような形式で構成され、支承され
ている。2つの分離部材4.1,4.2をギャップ内に配置すると、3つの流れ
通路5,6,14が分割形成される。これら3つの流れ通路は、分離部材4.1
,4.2の端部で、大きい高さを有する1つの流れ通路に移行する。2つ又はそ
れ以上の分離部材4.1,4.2をギャプ内に配置すると、一方では、分離部材
の前後で通路の高さの差がより大きくなってより大きい効果が得られ、他方では
、外側の流れ通路5,6の幾何学的形状に影響を与えるために2つの分離部材4
.1,4.2間で圧力を調節する可能性が提供される。従って、2つの分離部材
4.1,4.2の前端部をギャプ内で、例えば接着又は溶接によって互いに結合
し、それによって侵入側から空気を吹き込むことによって分離部材4.1,4.
2間に、これらの分離部材を所望の位置に押しやる圧力を形成することも可能で
ある。分離部材はこの実施例では、ギャプ3内の退出側で、楔状横断面を有する
平らな形状を有している。
【0024】 図6及び図7には、分離部材4を被覆装置内に使用した実施例が示されている
。被覆材料は、塗布装置、図示の実施例では塗布ローラ15によってウエブ1に
塗布される。ウエブ1は塗布される際に対抗ローラ16によって支持される。塗
布ローラ10は、ウエブ1と共に巻き上げギャプ3を形成しており、この巻き上
げギャップ3内で、塗布ローラ15によって供給される被覆材料がウエブ1に伝
達される。このような形式の被覆装置は、紙ウエブ又は厚紙ウエブを顔料塗布イ
ンキで被覆するために使用される。
【0025】 特に1500m/分以上の高いウエブ供給速度においては、ウエブ1に付着す
る空気層が、塗布装置からウエブ1に被覆材料が引き渡されるのを妨害し、それ
によって、被覆されない箇所が生じるか又は不均一な塗布が行われることになる
。図6に示した被覆装置では、分離部材4は、塗布の手前における空気境界層を
減少させるために用いられる。このために、塗布ギャプ17の手前に小さい間隔
を保ってガイド部材18が配置されている。このガイド部材18は、ウエブ1と
共に侵入側のギャップ3を形成する。ギャプ3を2つの流れ通路に分割する分離
部材4は、前記図1及び図2に示した実施例において記載した形式で構成され配
置されている。分離部材4の直ぐ後ろの、被覆材料がウエブ1に接触する位置で
、空気境界層の容積が減少される。これによって、塗布ローラ15からウエブ1
への被覆材料の移行が効果的に改善され、被覆材料の余剰量が減少され、かつ/
又はウエブ速度が高められ、しかもウエブ1上で被覆されない箇所が生じること
はない。本発明に従って分離部材4を被覆装置に用いることは、図6に示した、
ローラ塗布機構を有する形式の機械に限定されるものではない。この分離部材4
は、空気境界層の不都合な影響を減少させるために、すべての被覆装置において
用いることができる。
【0026】 図7には、分離装置4が、塗布ギャプ17内での液圧を減少させるために用い
られる被覆装置について記載されている。塗布ギャプ17内の圧力が高すぎると
、特に吸い込まれ易い紙ウエブ又は厚紙ウエブにおいて、不都合に多量の被覆材
料がウエブ1に侵入することになる。分離部材4は、自由な前端部が、液状の被
覆材料によって満たされた塗布ギャプ17内に延びるように配置されている。分
離部材4は、塗布ギャップ17を2つの流れ通路に分割し、液圧を低下させるよ
うに作用する。
【0027】 一般的には、塗布ローラ15によって、図6及び図7に示した被覆装置におい
ては、余剰の被覆材料がウエブ1に塗布される。余剰の被覆材料は、公知の形式
で、ウエブ走行方向で塗布ローラ15の後ろに配置された調量システム19によ
って、所望の塗布量までこすり取られる。調量システム19は、公知の調量部材
図示の実施例では掻き取りナイフ20を有しており、該掻き取りナイフ20が余
剰量を掻き取って、塗布された層を均す。
【0028】 本発明による分離部材の使用は、前記実施例だけに限定されるものではない。
この分離部材は、可動な表面が、流体つまり液体又はガス(圧力又は容積が不都
合な影響を与える)をギャップ内に引き込むあらゆる場所に使用することができ
る。本発明は、引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させ、しかも移動する表
面又はその他の部材に接触することがないか又は、エネルギーを必要とする装置
例えば吸い込み装置を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ウエブを巻き上げロールに巻き上げる際の分離部材としてシートを用いた実施
例を示す概略図である。
【図2】 ウエブ引っ張りローラにおいて分離部材を用いた実施例を示す概略図である。
【図3】 ウエブ状の材料のための被覆装置の乾燥器の後ろに配置された冷却ローラ群に
おいて分離部材を使用した実施例を示す概略図である。
【図4】 プラスチックシートにおける圧力調整及び加熱のための加熱ローラ群を示す概
略図である。
【図5】 ローラに対するウエブの侵入側ギャップにおいて2つの分離部材を用いた実施
例を示す概略図である。
【図6】 インキ着けローラの前の空気境界層をなくすために分離部材を用いた、被覆装
置の側面図を示す概略図である。
【図7】 塗布ギャプギャップ内において液体圧力を減少させるために分離部材を用いた
、被覆装置の側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月8日(2000.9.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 本発明のその他の使用分野は、液状の被覆材料を塗布部材例えば塗布ローラに
よって塗布する方法である。この塗布ローラはウエブと共に、次第に狭くなる塗
布ギャップを形成する。塗布部材によって塗布ギャプ内に供給される液状の被覆
材料は、ウエブに塗布される被覆材料の量に決定的な影響を与える圧力を形成す
る。塗布ギャプ内の圧力が高すぎると、吸込まれ易い紙ウエブ又は厚紙ウエブに
おいては、被覆材料例えば顔料インキが不都合に多量にウエブ内に侵入すること
になる。 ヨーロッパ特許公開第0130158号(EP−A−0130158)明細書
によれば、ドラム乾燥機内に配置されたシール装置が後置である。このドラム乾
燥機は、乾燥した紙匹(ウエブ)を金網によって支えながらループ状にガイドす
るために、多数の乾燥ドラムを有している。金網の両側間の圧力差に基づいて金
網と紙匹との間にブロー(気泡)が形成されるのを避けるために、金網とドラム
との間のスペース内にシールド状の部材が配置されており、このシールド状の部
材の自由端部は、金網とドラムとの間のギャップ内に達している。シールド状の
部材の互いに向き合う端部はブローボックスに接続されており、このブローボッ
クスはブロー開口を有していて、このブロー開口から空気がウエブの走行方向に
抗して吹き込まれるようになっている。この場合、シールド状の部材は、空気が
金網によって運ばれて、金網とドラムとの間のギャプ内の過圧が減少されるよう
に作用する。 フランス国特許公開第442785号(FR−A-2 442785)明細書に
よれば、回転するロールとこのロール上に巻き上げられるウエブとの間のスペー
スから空気を取り除くための装置が公知であって、この公知の装置においては、
ロールとウエブとの間のギャップ内にシール条片が配置されている。シール条片
は、その後端部で支えられていて、ロールとウエブとの間のギャップ内に扁平に
侵入するように延びている。シール条片は、ウエブ走行方向でシール条片の前で
ウエブに当接するスクレーパと協働して、ロールとウエブとによって連行される
空気がロールとウエブとの間のギャップ内に達しないように、ガイドするように
なっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA ,CN,CU,CZ,EE,GD,GE,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KP,KR,LC,L K,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,SL,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 エヴァルト ゲオルク ヴェルプ ドイツ連邦共和国 エルクラート ヘルダ ーシュトラーセ 12 (72)発明者 ブルーノ ホルトマン ドイツ連邦共和国 ディールスドルフ フ ライラーシュトラーセ 20 (72)発明者 アルミーン フーツェンラウプ ドイツ連邦共和国 ヴィール アム シュ ティッヒェルベルク 24 (72)発明者 ハンス リュッケルト ドイツ連邦共和国 ラーティンゲン ヴィ ーヒェルト シュトラーセ 28 Fターム(参考) 3F055 AA05 BA25 DA01 EA08 FA01 3F103 AA03 BA01 BA23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する表面によってギャップ(3,17)内に引き込まれ
    る流体の容積又は圧力を減少させるための方法において、 ギャップ(3,17)を、1つ又は多数の可撓性の分離部材(4)によって、
    2つ又はそれ以上の流れ通路(5,6,14)に分割し、各分離部材(4)をそ
    の、表面の運動方向で見て後ろの端部で支承し、その自由に突き出る前端部がギ
    ャプ(3,17)内に延びるようにすることを特徴とする、移動する表面によっ
    てギャップ内に引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させるための方法。
  2. 【請求項2】 ギャップ(3,17)を、1つ又は多数の分離部材(4)に
    よって少なくとも2つの流れ通路(5,6)に分割し、これらの流れ通路が、そ
    れぞれ最も狭い箇所で、最大1mmの高さを有するようにする、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 ギャップ(3)内に侵入する分離部材(4)の侵入深さを制
    御する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 移動する表面によってギャプ(3,17)内に引き込まれる
    流体の容積又は圧力を減少させるための装置において、 ギャプ(3,17)が、1つ又は多数の可撓性の分離部材(4)によって2つ
    又はそれ以上の流れ通路(5,6)に分割され、各分離部材(4)がその、表面
    の運動方向で見て後ろの端部で支承されていて、その自由に突き出る端部がギャ
    プ(3,17)内に延びていることを特徴とする、移動する表面によってギャプ
    (3,17)内に引き込まれる流体の容積又は圧力を減少させるための装置。
  5. 【請求項5】 分離部材が、特に50μm〜100μmの厚さを有するシー
    トより成っている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 ギャプ(3)内への分離部材(4)の侵入深さが調節可能で
    ある、請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 分離部材(4)をギャップ(3)内に引き込む力が、前記侵
    入深さのための調節値として使用される、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 分離部材(4)をギャプ(3)内に引き込む力が測定装置(
    9)によって算出され、分離部材(4)の位置が調節駆動装置(8)によって自
    動的に制御されるようになっている、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 材料ウエブ(1)特に紙又は厚紙又はプラスチックシートを
    巻き上げるための装置において、 巻き上げロール(2)と巻き上げられるウエブ(1)との間の侵入ギャプ(3
    )内に、請求項4から6までのいずれか1項記載の分離部材(4)が配置されて
    いることを特徴とする、材料ウエブ(1)特に紙又は厚紙又はプラスチックシー
    トを巻き上げるための装置。
  10. 【請求項10】 分離部材(4)が巻き上げロール(2)の直径及びウエブ
    速度に基づいて、侵入側ギャプ(3)内の侵入深さに関連して制御可能である、
    請求項6から9までのいずれか1項記載の
  11. 【請求項11】 材料ウエブ(1)をウエブ引き込みローラ(10)又はガ
    イドローラによって駆動又はガイドするための装置において、 流入側ギャプ(3)内でウエブ(1)とウエブ引き込みローラ(10)又はガ
    イドローラとの間に、請求項4から6までのいずれか1項記載の分離部材(4)
    が配置されていることを特徴とする、材料ウエブ(1)をウエブ引き込みローラ
    (10)又はガイドローラによって駆動又はガイドするための装置。
  12. 【請求項12】 ウエブ(1)が巻き掛けられる冷却ローラ(11)又は加
    熱ローラ(13)によって、ウエブ(1)を冷却又は加熱するための装置におい
    て、 ウエブ(1)と冷却ローラ(11)又は加熱ローラ(13)との間の侵入側ギ
    ャップ内に、請求項4から6までのいずれか1項記載の分離部材(4)が配置さ
    れていることを特徴とする、ウエブ(1)が巻き掛けられる冷却ローラ(11)
    又は加熱ローラ(13)によって、ウエブ(1)を冷却又は加熱するための装置
  13. 【請求項13】 材料ウエブ(1)特に紙ウエブ又は厚紙ウエブを被覆する
    ための装置において、 被覆材料をウエブ(1)上に塗布するための塗布装置の前にガイド部材(18
    )が配置されており、該ガイド部材(18)がウエブ(1)と共にギャプ(3)
    を形成しており、該ギャプ(3)内に請求項4から6までのいずれか1項記載の
    分離部材(4)が配置されていることを特徴とする、材料ウエブ(1)特に紙ウ
    エブ又は厚紙ウエブを被覆するための装置。
  14. 【請求項14】 材料ウエブ(1)特に紙ウエブ又は厚紙ウエブを被覆する
    ための装置において、 ウエブ(1)と、被覆材料を供給する塗布ローラ(15)との間のギャプ(1
    7)内に、請求項4から6までのいずれか1項記載の分離部材(4)が配置され
    ていることを特徴とする、材料ウエブ(1)特に紙ウエブ又は厚紙ウエブを被覆
    するための装置。
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