JP2000051767A - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents
塗布装置および塗布方法Info
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- JP2000051767A JP2000051767A JP10233545A JP23354598A JP2000051767A JP 2000051767 A JP2000051767 A JP 2000051767A JP 10233545 A JP10233545 A JP 10233545A JP 23354598 A JP23354598 A JP 23354598A JP 2000051767 A JP2000051767 A JP 2000051767A
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Abstract
となく均一な塗膜を形成するための塗布装置および塗布
方法を提供する。 【解決手段】 連続的に搬送される支持体にバックアッ
プ手段を用いずに押出し塗布ヘッドにより塗布液を塗布
する時の支持体長手方向張力T2[kgf/cm]を下
記の式(1)を満足するように設定し、 0.15≦T2<0.8×T1 式
(1) (ただし、T1は支持体の長手限界強度) 押出し塗布ヘッド上流側最近傍にシワ取りロールとし
て、ロール中央部の外径に対してロール両端部の外径が
小さいクラウン形状のガイドロールを配設し、このシワ
取りロールへの支持体の抱き角度θを90°<θ≦18
0°となるように設定する。
Description
塗布装置および塗布方法に係り、特に支持体にシワを発
生させることなく均一な塗布膜を形成するための塗布装
置および塗布方法に関する。
る方法としては、押出し塗布法、ロールコート法、グラ
ビアコート法、スライドビードコート法、ドクターコー
ト法等の種々の方法が用いられている。これらの中で
も、特に、押出し塗布法は、生産性や操作性が高く、ま
た塗布膜の厚さ制御性にも優れているため、磁気テープ
等の生産に好適に用いられている。
段の間に押出し塗布ヘッドを配置し、連続搬送される支
持体に対して所定の張力がかかるように押出し塗布ヘッ
ドのフロントエッジ面(支持体搬送方向上流側)とバッ
クエッジ面(支持体搬送方向下流側)を押し付け、押出
し塗布ヘッドのスリットから押し出される塗布液の押出
し量に応じてバックエッジ面と支持体との間隔を設定す
ることにより、支持体の上に所定の膜厚で塗膜を形成さ
せる方法である。
性や膜厚制御操作の容易性などを考慮して、連続搬送さ
れる支持体の押出し塗布ヘッドが位置する対向背面(支
持体を介して塗布ヘッドの反対側)には、なんらバック
アップ手段(例えば、バックアップロール)が設置され
ていない、いわゆるバックアップフリーの状態で押出し
塗布ヘッドを押し付ける手法が主流となっている。
押出し塗布法においては、支持体搬送時の長手方向の張
力の変動等により、支持体にシワやバタツキが発生しや
すい。このようなシワやバタツキが発生した場合、その
ままの状態で塗布液を塗布して塗膜を形成すると、塗膜
厚さの変動、すなわち縞状の厚み変動の原因となってし
まう。このような理由から、塗布液の塗布前には支持体
のシワを伸ばして、シワを除去しておく必要がある。
る方法としては、特開平6−254466号公報に提案
されているようなエキスパンダロールを用いる方法があ
る。エキスパンダロールとは、ロール面に、任意の角度
をもつリング状の溝が形成されたものである。確かに、
エキスパンダロールを用いることによって走行中の支持
体のシワは除去できる。しかしながら、エキスパンダロ
ールがゴム製のため、条件的な安定性や再現性に乏し
く、毎回条件を調整しなければならないという問題があ
る。
塗布ヘッドと、その上流側に位置すガイドロールとの間
にクラウン状のロールを別途設け、このクラウン状のロ
ールを支持体に押しつけることにより、塗布ヘッドとの
関係で塗膜を幅方向均一にすることができる旨の提案が
なされている。しかしながら、当該提案において、クラ
ウン状のロールは支持体のシワを除去するために形成さ
れたものはなく、また、単にクラウン状のロールを支持
体に押しつけたのみでは十分なシワ取り効果は期待でき
ない。
されたものであり、連続搬送される支持体にシワを発生
させることなく均一な塗膜を形成するための塗布装置お
よび塗布方法を提供することを目的とする。
るために、本発明の塗布装置は、支持体を連続的に搬送
する搬送手段と、押出し塗布ヘッドと、乾燥手段と、前
記押出し塗布ヘッドの上流側最近傍に配設されたシワ取
りロールと、前記押出し塗布ヘッドによる塗布時の支持
体の長手方向の張力の調整手段と、前記シワ取りロール
への支持体の抱き角度調整手段とを備え、該張力調整手
段は支持体の長手方向の張力T2を下記の式(1)を満
足するように調整可能であり、 0.15≦T2<0.8×T1 式(1) (ただし、T1は支持体の長手限界強度)前記シワ取り
ロールはロール中央部の外径に対してロール両端部の外
径が小さいクラウン形状をなし、前記抱き角度調整手段
はシワ取りロールへの支持体の抱き角度θを90°<θ
≦180°の範囲で調整可能であるような構成とした。
支持体にバックアップ手段を用いずに押出し塗布ヘッド
により塗布液を塗布する塗布方法であって、押出し塗布
ヘッドによる塗布時の支持体長手方向張力T2[kgf
/cm]を下記の式(2)を満足するように設定し、 0.15≦T2<0.8×T1 式(2) (ただし、T1は支持体の長手限界強度) 押出し塗布ヘッド上流側最近傍にシワ取りロールとし
て、ロール中央部の外径に対してロール両端部の外径が
小さいクラウン形状のガイドロールを配設し、該シワ取
りロールへの支持体の抱き角度θを90°<θ≦180
°となるように設定して塗布するような構成とした。
ッドによる塗布時の支持体長手方向張力T2[kgf/
cm]を下記の式(3)を満足するように設定して塗布
するような構成とした。
持体の抱き角度θを110°≦θ≦180°となるよう
に設定して塗布するような構成とした。
りロールの中央部の最大外径A[mm]と両端部の外径
B[mm]、および、前記シワ取りロールの表面の最大
うねりC[mm]との間に、下記の関係が成立するよう
に設定して塗布するような構成とした。
図面を参照しつつ詳細に説明する。塗布装置 まず、本発明の塗布装置について説明する。図1は、本
発明の塗布装置の一実施形態を示す塗布部の概略斜視図
である。図1において、塗布装置1は押出し塗布ヘッド
2と、この押出し塗布ヘッド2の上流側の最近傍に配設
されたクラウン形状のシワ取りロール3と、下流側の最
近傍に配設されたストレート形状のガイドロール4と、
シワ取りロール3の上流側に配設されたストレート形状
のガイドロール5,6とを備えている。そして、図示さ
れていない駆動装置およびシワ取りロール3、ガイドロ
ール4,5,6等からなる搬送手段により連続的に搬送
される支持体11は、ガイドロール5,6を経由し、シ
ワ取りロール3に所定の抱き角度で案内されながら、こ
のシワ取りロール3とガイドロール4との間で、いわゆ
るバックアップフリーの状態で押出し塗布ヘッド2によ
り塗布が行われ、その後、下流側の乾燥手段(図示せ
ず)に搬送される。乾燥手段は、支持体11の一方の面
のみに塗布する場合には、搬送ロールによる接触支持乾
燥方式の乾燥装置を使用することができる。また、支持
体11の両面に塗布する場合、支持体11は両面とも搬
送ロールによる接触支持ができないため、空気を吹き付
けて支持体を支持する無接触支持乾燥方式の乾燥装置を
使用する。
1の長手方向の張力T2[kgf/cm]を下記の式
(1)を満足するように調整するための調整手段を備え
ている。
以上の張力が与えられると、支持体11が伸びきって変
形したまま戻らなくなる。この長手限界強度T1は以下
のように求めることができる。まず、任意の幅、長さの
支持体を長手方向に所定の力で伸ばしていき、その応力
と伸びをテンシロンRTM−100(オリエンテック
(株)製)によって測定し、次に、求められた応力−伸
び曲線に原点から直線をひき、応力−伸び曲線が直線か
らずれた変位点を限界強度点とし、この限界強度点の応
力に対して、支持体の幅1cm当たりの張力を算出する
ことにより長手限界強度T1が求められる。
位置を非接触のポテンショメータにて検出し、その位置
が一定となるように制御軸の速度を制御するクローズド
ループ方式の張力制御装置、パウダーブレーキを用いた
トルク張力制御装置、および、支持体を吸引して搬送す
るバキュームロールまたは支持体を一対のロールで挟ん
で搬送するニップロールを配設し、このバキュームロー
ルやニップロールの回転速度を制御することにより張力
を調整するもの等、公知の張力調整手段を挙げることが
できる。
ール3は、図2(A)、(B)に示されるようなロール
中央部の外径に対してロール両端部の外径が小さいクラ
ウン形状をなすものである。図2(A)には、中央部に
頂点を備えるクラウン形状のシワ取りロール3が示され
ているが、中央部においてもなだらかな曲線を描くタイ
コ形状のものであってもよい。また、図2(B)には、
中央部が平坦(長さLの円柱部)で両端部に傾斜部を備
えるクラウン形状のシワ取りロール3が示されている。
シワ取りロール3がストレート形状であると、支持体1
1のシワが除去できないばかりでなく、逆にシワが発生
しやすくなり好ましくない。
ール3への支持体11の抱き角度θを90°<θ≦18
0°の範囲で調整可能な抱き角度調整手段を備えてい
る。ここで、シワ取りロール3への支持体11の抱き角
度θは、図3に示すように支持体11がシワ取りロール
3に接触している外周面領域の中心角である。
体11の抱き角度の調整手段は、例えば、シワ取りロー
ル3の上流側最近傍に配設されたガイドロール6により
行うことができる。図4は、シワ取りロール3への支持
体11の抱き角度の調整手段を説明するための塗布装置
の概略側面図である。図4において、ストレート形状の
ガイドロール6は軸方向と垂直方向(図4の矢印a方
向)に往復移動可能とされている。このガイドロール6
が図4の実線で示される位置にあるときのシワ取りロー
ル3における支持体11の抱き角度θはθ1であり、ガ
イドロール6が図4の仮想線(2点鎖線)で示される位
置にあるときのシワ取りロール3における支持体11の
抱き角度θはθ2となる。このように、ガイドロール6
の位置を所望に位置に設定することにより、シワ取りロ
ール3における支持体11の抱き角度θを任意に設定す
ることができる。塗布方法次に、本発明の塗布方法につ
いて図1乃至図4を参照して説明する。
ガイドロール4との間での押出し塗布ヘッドによる塗布
時の支持体11の長手方向張力T2[kgf/cm]を
下記の式(2)を満足するように設定する。
T1以上の張力が与えられると、支持体11が伸びきっ
て変形したまま戻らなくなる。この長手限界強度T1は
上述のようにして求めることができる。
[kgf/cm]未満であると、支持体11がシワ取り
ロール3に密着せず、支持体11のシワが取りきれない
ことになる。また、長手方向張力T2が0.8×T1
[kgf/cm]以上になると、支持体11の伸びによ
る変形やシワが発生しやすく、安定性がなくなる。さら
に、支持体11の長手方向張力T2が支持体11の長手
限界強度T1に等しくなった場合、支持体11は伸びき
って変形したまま戻らなくなる。本発明では、支持体1
1の長手方向張力T2は、より好ましくは、下記の式
(3)を満足するように設定する。
ダンサーロールを用いた張力制御装置、パウダーブレー
キを用いたトルク張力制御装置、あるいは、支持体を搬
送するバキュームロールまたはニップロールの回転速度
を制御して張力を調整するもの等、公知の張力調整装置
を使用して調節することができる。
ヘッド2の上流側最近傍に配設するシワ取りロール3と
して、上述のように図2(A)、(B)に示されるよう
なロール中央部の外径に対してロール両端部の外径が小
さいクラウン形状のガイドロールを使用する。また、こ
のシワ取りロール3への支持体11の抱き角度θを90
°<θ≦180°となるように設定して塗布する。
体11の抱き角度の調整は、上述のように、シワ取りロ
ール3の上流側最近傍に配設されたガイドロール6によ
り行うことができる。この抱き角度θが90°以下であ
ると、シワ取りロール3への支持体11の密着性が悪
く、支持体11のバウンドによる断続的な縞模様の塗布
ムラが発生する。この抱き角度θは、110°以上に設
定することがより好ましい。また、抱き角度θの上限
は、シワ取りロール3の直径等によって幾何学的に決定
されるが、一般的に180°を上限とする。
れるシワ取りロール3の中央部の最大外径A[mm]と
両端部の外径B[mm]、および、このシワ取りロール
3の表面の最大うねりC[mm]との間に、下記の関係
が成立するように設定して塗布する。
わる必要はなく、ロール中央部の最大外径Aと、ロール
両端部の外径Bとの差で定義されるクラウン量(A−
B)が上記の範囲となることで、シワ取り効果が顕著に
現れる。尚、上記のクラウン量の範囲を、シワ取りロー
ル3の表面に形成される好適な傾斜に換算して表示する
と、6.6×10-5〜1.3×10-3の範囲となる。
と、支持体11における部分的な変形が無視できなくな
り、これが原因となって縞状の膜厚変動を生じる。ま
た、クラウン量(A−B)が0mmの場合、支持体11
の中央部から端部へのシワ伸ばし効果が得られず、一
方、クラウン量(A−B)が1mm以上では、支持体1
1とシワ取りロール3との密着性が悪く、支持体11の
両端部でのバタツキが大きくなる。
0.02mmを超えると、上記のクラウン量(A−B)
に関わらず、無視できない変形を支持体11に与える可
能性が高い。本発明では、この最大うねりCは0.01
mm以下であることがより好ましくない。
610(1987)に準拠して測定される最大うねりの
数値で表わされる。すなわち、ろ波うねり曲線または転
がり円うねり曲線から基準長さだけ抜き取った部分(以
下、抜き取り部分という)の平均線に平行な2直線で抜
き取り部分を挟んだとき、この2直線の間隔をろ波うね
り曲線または転がり円うねり曲線の縦倍率の方向に測定
して、この値をマイクロメートル(μm)単位で表示し
たものをいう。この測定方法を図5に基づいて具体的に
説明する。図5に示すように、求められたうねり曲線y
に接する互いに平行な理想直線K1、K2をクラウンの
頂点3aを境に傾斜に従って引き、このK1とK2の間
隔Dから最大うねりCを求める。
測定機(京セラ(株)製PCナノウェイ)を使用し、同
測定機の付属セラミックス校正マスターとの比較により
測定値を得るものである。測定は1mm間隔でシワ取り
ロール3の軸方向全長に亘って行い、基準長さは、任意
の位置で抽出した20mmとしている。
支持体11の幅に対して、約100mm程度余裕をもっ
て作製すればよい。また、シワ取りロール3のロール直
径は、40〜200mm程度で作製すればよい。尚、シ
ワ取りロール3にロール回転による振動が生じると、支
持体11のバタツキ発生の原因となるので、高精度に管
理することが必要である。
限はないが、例えば、磁気記録媒体形成用の磁性塗料、
非磁性塗料、またはバックコート用塗料等が好適例とし
て挙げられる。
をさらに詳細に説明する。
emu/g、平均長軸長さ0.08μm、平均軸比5で
ある強磁性金属磁性粉末(Co/Fe=30at%)を
含有した下記組成の磁性塗料用組成物の一部またはすべ
てをニーダにて十分に混練処理を行った後、サンドグラ
インダーミルにて分散混合、希釈を行った。このように
して得られた磁性塗料に硬化剤(日本ポリウレタン工業
(株)製コロネートL)を3.3重量部添加混合し、磁
性層形成用の塗料を作製した。塗料の粘度は30cps
(剪断速度3000sec-1)に調整した。
塗布装置を用いて、下記の塗布条件で、幅660mm、
厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートフィルムか
らなる支持体の上に上記塗料を塗布した後、塗膜を乾燥
させ、鏡面加工を施してロール状に巻き取った。使用し
たシワ取りロール3は図2(A)に示されるようなクラ
ウン形状のものとした。また、支持体の長手方向張力T
2を下記の表1に示す各実施例、比較例の範囲内におい
て0.05kgf/cm刻みで変更調整して塗布を行っ
た。また、シワ取りロール3への支持体の抱き角度θを
ガイドロール6の位置調整によって下記の表1に示す各
実施例、比較例の範囲内において10°または5°刻み
で変更調整して塗布を行った。尚、比較例1はシワ取り
ロール3としてストレート形状のものを使用した。
搬送時にシワやバタツキの発生の有無、および塗布後の
縞状厚み変動を下記の要領で測定し、総合判定を行っ
た。すなわち、シワやバタツキの発生は目視にて確認
し、縞状厚み変動は、蛍光X線膜厚計((株)理学製)
にてX線強度を求め、標準サンプルによる検量線を用い
て厚みを算出し、塗布幅全長に亘り1mm間隔で測定を
行って、膜厚変動を求めた。
キが確認されず、塗布後の縞状厚み変動が0.1μm以
下であり、支持体の変形が認めれられない 〇…支持体搬送時に目視にてシワやバタツキが確認され
ないが、塗布後の縞状厚み変動が0.1μmより大きく
0.2μm以下の範囲にあり、支持体の変形が認められ
ない △…支持体搬送時に目視にてシワやバタツキが確認され
たり、されなかったりして安定性に欠ける ×…支持体搬送時に目視にてシワやバタツキが確認さ
れ、塗布後の縞状厚み変動が0.2μmより大きい、あ
るいは、支持体の変形が認められる 結果を下記表1に示した。
2が、0.15≦T2<0.448(=0.8×T1)
[kgf/cm]の範囲内であり、クラウン形状のシワ
取りロールへの支持体の抱き角度θが、90°<θ≦1
80°の範囲内となるように塗布条件を設定した実施例
1〜5は、シワ除去が有効に行われ、塗膜厚の均一な良
好な塗布が可能であった。また、実施例4、5の評価が
実施例1〜3よりも更に良好であることから、塗布時の
支持体長手方向張力T2の下限を0.19kgf/cm
に設定し、クラウン形状のシワ取りロールへの支持体の
抱き角度θの下限を110°に設定することがより好ま
しいことが確認された。
トレート形状のロールを用いた比較例1では、支持体の
抱き角度を変更しても、充分なシワの除去効果が得られ
ず、塗布ムラが顕著であった。
小さい(0.14[kgf/cm])比較例2、3で
は、支持体の抱き角度を変更しても、シワ取りロール3
への支持体の充分な密着性が得られず、やはり塗布ムラ
が発生した。
が、0.15≦T2<0.448[kgf/cm]の範
囲内であっても、シワ取りロールへの支持体の抱き角度
θが、90°以下である比較例4、5では、支持体のバ
タツキ等が抑えきれず、塗布ムラが発生した。 (実施例6〜17、比較例6〜17)図1に示されるよ
うな塗布装置を用いて、下記の塗布条件で、各種厚みの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(幅660mm)
からなる支持体の上に上記塗料を塗布した後、塗膜を乾
燥させ、鏡面加工を施してロール状に巻き取った。使用
したシワ取りロール3は図2(A)に示されるようなク
ラウン形状のものとした。また、支持体の長手方向張力
T2を下記の表2に示すように設定し、支持体の限界強
度T1との関係(T2/T1)を算出して下記表2に記
載した。
搬送時にシワやバタツキの発生の有無、および塗布後の
縞状厚み変動を上述と同様の要領で測定し、総合判定を
行って結果を下記表2に示した。
2が、0.15≦T2<0.8×T1[kgf/cm]
の範囲内となるように塗布条件を設定した実施例6〜1
7は、シワ除去が有効に行われ、塗膜厚の均一な良好な
塗布が可能であった。また、実施例13〜17の評価が
実施例6〜12よりも更に良好であることから、塗布時
の支持体長手方向張力T2を、0.19≦T2≦0.6
×T1[kgf/cm]の範囲内となるように設定する
ことがより好ましいことが確認された。
力T2が小さい(0.15[kgf/cm]未満)場合
(比較例6、7、10、11、14、15)では、限界
強度T1の異なる支持体を用いても、シワ取りロール3
への支持体の充分な密着性が得られず、塗布ムラが発生
した。
0.8×T1[kgf/cm]以上(T2/T1≧0.
8)である場合(比較例8、9、12、13、16、1
7)は、支持体の伸びによるシワの影響が現れ、塗布ム
ラが発生した。
も左右されるが、長手方向と幅方向のヤング率や組成に
よっても左右されるため、一概には厚みで規定できな
い。 (実施例18〜30、比較例18〜28)図1に示され
るような塗布装置を用いて、下記の塗布条件で、幅66
0mm、厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムからなる支持体の上に上記塗料を塗布した後、塗
膜を乾燥させ、鏡面加工を施してロール状に巻き取っ
た。使用したシワ取りロール3は図2(A)に示される
ようなクラウン形状のものとし、クラウン量(A−B)
と傾斜、および、最大うねりCを下記の表3に示すよう
に設定し、クラウン量(A−B)と最大うねりCとの関
係2C/(A−B)を算出して下記表3に記載した。
搬送時にシワやバタツキの発生の有無、および塗布後の
縞状厚み変動を上述と同様の要領で測定し、総合判定を
行って結果を下記表3に示した。
(A−B)と表面の最大うねりCとの間に、下記の関係
が成立するように塗布条件を設定した実施例18〜30
は、シワ除去が有効に行われ、塗膜厚の均一な良好な塗
布が可能であった。
も更に良好であることから、クラウン量(A−B)を
0.75mm以下、シワ取りロール3の表面の最大うね
りCを0.01mm以下に設定し、2C/(A−B)が
0.07以下となるようにシワ取りロール3のクラウン
量を設定することがより好ましいことが確認された。
ン量(A−B)が1.0mmより小さく、最大うねりC
が0.02mm以下であっても、2C/(A−B)が
0.1を超える場合(比較試料18〜21)、シワの除
去効果よりもロールのうねりによる支持体の部分的な変
形が無視できなくなり、塗布ムラが発生した。
−B)が1.0mmより小さく、2C/(A−B)が
0.1以下であっても、シワ取りロール3の最大うねり
Cが0.02mmを超える場合(比較例22〜24)
は、シワ取りロール3と支持体との密着性が損なわれた
り、支持体の部分的な変形等により塗布ムラが発生し
た。
(A−B)が1.0mm以上の場合(比較例25〜2
8)、支持体の両端部においてバタツキが大きくなり、
塗布ムラが生じ易い。
出し塗布ヘッドによる塗布時の支持体長手張力と、押出
し塗布ヘッド上流側最近傍に配設したクラウン形状のシ
ワ取りロールへの支持体の抱き角度が所定の範囲内に設
定されるので、上記のシワ取りロールを経由して押出し
塗布ヘッドに搬送される支持体は、シワが発生していな
い状態で塗布が行われ、縞状の膜厚変動等のない均一な
厚みの塗膜を形成することが可能である。
概略斜視図である。
ルのクラウン形状を概略的に示した斜視図である。
す側面図である。
段を説明するための塗布装置の概略側面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体を連続的に搬送する搬送手段と、
押出し塗布ヘッドと、乾燥手段と、前記押出し塗布ヘッ
ドの上流側最近傍に配設されたシワ取りロールと、前記
押出し塗布ヘッドによる塗布時の支持体の長手方向の張
力の調整手段と、前記シワ取りロールへの支持体の抱き
角度調整手段とを備え、 該張力調整手段は支持体の長手方向の張力T2を下記の
式(1)を満足するように調整可能であり、 0.15≦T2<0.8×T1 式(1) (ただし、T1は支持体の長手限界強度)前記シワ取り
ロールはロール中央部の外径に対してロール両端部の外
径が小さいクラウン形状をなし、前記抱き角度調整手段
はシワ取りロールへの支持体の抱き角度θを90°<θ
≦180°の範囲で調整可能であることを特徴とする塗
布装置。 - 【請求項2】 連続的に搬送される支持体にバックアッ
プ手段を用いずに押出し塗布ヘッドにより塗布液を塗布
する塗布方法において、 押出し塗布ヘッドによる塗布時の支持体長手方向張力T
2[kgf/cm]を下記の式(2)を満足するように
設定し、 0.15≦T2<0.8×T1 式(2) (ただし、T1は支持体の長手限界強度)押出し塗布ヘ
ッド上流側最近傍にシワ取りロールとして、ロール中央
部の外径に対してロール両端部の外径が小さいクラウン
形状のガイドロールを配設し、該シワ取りロールへの支
持体の抱き角度θを90°<θ≦180°となるように
設定して塗布することを特徴とする塗布方法。 - 【請求項3】 押出し塗布ヘッドによる塗布時の支持体
長手方向張力T2[kgf/cm]を下記の式(3)を
満足するように設定して塗布することを特徴とする請求
項2に記載の塗布方法。 0.19≦T2≦0.6×T1 式(3) (ただし、T1は支持体の長手限界強度) - 【請求項4】 前記シワ取りロールへの支持体の抱き角
度θを110°≦θ≦180°となるように設定して塗
布することを特徴とする請求項2または請求項3に記載
の塗布方法。 - 【請求項5】 前記シワ取りロールの中央部の最大外径
A[mm]と両端部の外径B[mm]、および、前記シ
ワ取りロールの表面の最大うねりC[mm]との間に、
下記の関係が成立するように設定して塗布することを特
徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の塗布
方法。 2C/(A−B)≦0.1 0<(A−B)<1 0≦C≦0.02
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