JP2003511489A - 機械的に安定なヒドロゲル形成性ポリマー - Google Patents

機械的に安定なヒドロゲル形成性ポリマー

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Abstract

(57)【要約】 (i)少なくとも40×10−7cms/gの塩類流動伝導率(SFC)、(ii)少なくとも20g/gのAUL0.7psi(4826.5Pa)、(iii)少なくとも60%の破砕性率を有するヒドロゲル形成性ポリマー、その製造法ならびに水性液体を収容するための該ヒドロゲル形成性ポリマーの使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも20g/gのAUL0.7psi、少なくとも40×1
−7cms/gの塩類流動伝導率および少なくとも60%の破砕性率を有す
る、改善された機械的安定性を有するヒドロゲル形成性ポリマー、その製造法な
らびに成人および乳児のための衛生用品における水性液体、殊に体液を吸収する
ための前記ポリマーの使用に関する。
【0002】 ヒドロゲル形成性ポリマーは、水および水溶液に対して高い吸収能を示し、し
たがって超吸収性ポリマーとして、好ましくは衛生用品における吸収剤として使
用される。
【0003】 衛生用品、例えば乳児用おむつおよび失禁用おむつを常に小さく薄手に形成さ
せるという傾向は、ますます全吸収能を維持する場合に、大きな容積の毛羽含量
を減少させかつ高膨潤性のヒドロゲルの含量を上昇させることによって適応させ
ることができる。それによって、超吸収性ポリマーは、付加的にゲル遮断現象に
基づく衛生用品の漏出を回避させるために、先に綿毛で実現される、液体吸収、
液体輸送および液体分布に関連する付加的な課題を引き継がなければならない。
【0004】 高膨潤性ヒドロゲルの高い含量を有する衛生用品の例は、米国特許第5149
335号明細書、欧州特許出願公開第532002号明細書、欧州特許出願公開
第615736号明細書、欧州特許出願公開第761191号明細書および米国
特許第5562646号明細書に教示されている。しかし、製品は、膨潤された
状態での液体輸送の点で不満足な性質を有している。
【0005】 米国特許第5599335号明細書および米国特許第5669894号明細書
には、超吸収性ポリマーを有する少なくとも1つの領域を60〜100質量%の
濃度で含有する吸収性組成物が記載されており、この場合超吸収性ポリマーは、
少なくとも30×10−7cms/gの塩類流動伝導率および少なくとも23
g/gの0.7psi(4826.5Pa)の圧力下での性能を有している。
【0006】 高いヒドロゲル含量を有する衛生用品には、圧力負荷下での良好な吸収能なら
びに膨潤されたゲル状態での十分な浸透性を有するヒドロゲルが必要とされる。
一般に強く架橋されたヒドロゲル形成性ポリマーは、この性質を有する。
【0007】 しかし、ヒドロゲル形成性ポリマーは、強く架橋することによって著しく脆く
なり、したがってこのヒドロゲル形成性ポリマーは、膨潤されていない状態で、
例えば衛生用品の製造の際に空気輸送される際に発生するような機械的力の作用
下に簡単に摩耗されるかまたはむしろ破砕されうる。機械的負荷にとって必然的
な摩耗によって、一面でダスト含量が発生し、他面、物理化学的生成物特性の劣
化を記載することができる。10μm未満の粒径の微細ダストは、吸入毒性の理
由から望ましくなく、100μm未満の微細ダスト含量は、全て連続的に出現す
る目視可能なダストを惹起し、生産プラントおよび加工プラントにおける取り扱
いの問題をまねく、したがって同様に望ましくない。また、高められた微粒子含
量は、吸収特性および液体転送特性の劣化をも生じる。それというのも、膨潤さ
れた微細粒子は、吸収性構造体中の細孔を閉塞するからである。更に、表面後架
橋されたヒドロゲル形成性ポリマーの場合には、機械的摩耗によってポリマー粒
子の高度に架橋された外殻が破壊され、低度に架橋された核は、表面に現われ、
したがってこの粒子は、吸収性構造体中でゲルの遮断を示す。
【0008】 強度に架橋されたポリマーを付加的な被覆によって機械的負荷に対して安定化
する種々の配合物が存在する。
【0009】 即ち、欧州特許出願公開第703265号明細書には、親水性の高膨潤能を有
するヒドロゲルが記載されており、このヒドロゲルは、非反応性で水不溶性の被
膜形成性ポリマーで被覆されており、改善された耐摩耗性を有する。好ましい被
膜形成性ポリマーとしては、ビニルエステルのホモポリマーまたはコポリマーな
らびにアクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルのホモポリマーまたは
コポリマーが使用される。
【0010】 欧州特許第755964号明細書には、改善された耐摩耗性に関連して非反応
性で水不溶性のロウでヒドロゲルを被覆することが教示されている。好ましいロ
ウとしては、モンタンロウおよびポリエチレンワックスまたはポリエチレンワッ
クスの酸化物が使用される。
【0011】 2つの被覆の欠点は、粒子表面が疎水性であることであり、このことは、衛生
用品中での液体転送の劣化をまねく。
【0012】 WO 94/22940には、ダストを排除し、耐摩耗性を向上させるためにヒ
ドロゲル形成性ポリマーをポリエーテルポリオールで被覆することが記載されて
いる。しかし、この被覆は、水性液体と接触すると溶解する可能性があり、さら
に吸収すべき液体の粘度を上昇させ、このことは、吸収性組成物の液体収容力の
劣化を結果としてまねく。
【0013】 欧州特許出願公開第690077号明細書には、耐摩耗性を改善させるために
、エーテル含有コモノマーおよびヒドロキシル基含有コモノマー、例えばポリエ
チレングリコール(メタ)アクリレートまたはポリプロピレングリコール(メタ
)アクリレートを重合させることが記載されている。しかし、望ましい効果を達
成させるために、このコポリマーの比較的に大きな含量を使用しなければならず
、この場合このコポリマーは、ヒドロゲルの浸透性の膨潤力に貢献せず、したが
って質量に対して膨潤能力の劣化を生じさせる。
【0014】 従って、本発明の課題は、上記欠点なしに高い機械的安定性、圧力負荷下での
高い吸収能および膨潤された状態での高い浸透性を有するヒドロゲル形成性ポリ
マーを提供することであった。
【0015】 それによれば、少なくとも20g/gのAUL0.7psi(4826.5P
a)、少なくとも40×10−7cms/gの塩類流動伝導率および少なくと
も60%の破砕性率を有するヒドロゲル形成性ポリマーは、前記要件を満たすこ
とが見い出された。更に、本発明は、このようなヒドロゲル形成性ポリマーの製
造法ならびに成人および乳児のための衛生用品における水性液体、殊に体液を吸
収するための前記ポリマーの使用に関する。
【0016】 本発明によるポリマーは、少なくとも40×10−7cms/gの塩類流動
伝導率(SFC)および少なくとも20g/gのAUL0.7psi(4826.
5Pa)を有するヒドロゲル形成性ポリマーを、ヒドロゲル形成性ポリマーに対
して少なくとも3質量%、好ましくは4質量%、殊に5質量%の残留湿分に調節
することにより得ることができる。
【0017】 残留湿分は、105℃で3時間蒸発する湿分量である。好ましくは、残留湿分
は、水である。水を有する混合物中での水と混合可能な有機溶剤が20質量%に
なるまでの微少量の添加が可能であるが、しかし、一般に純粋な水と比較して改
善された効果を示さない。
【0018】 40×10−7cms/g以上のSFCおよび20g/g以上のAUL0.
7psiを有するポリマーは、一般に公知であり、例えば米国特許第55993
35号明細書および米国特許第5669894号明細書に記載されている。この
ポリマーは、表面後架橋されたヒドロゲルである。表面後架橋は、ポリマーの高
い架橋度、ひいては冒頭に記載された問題を引き起こす。
【0019】 引続き表面後架橋される基本ポリマーは、主に塩の形、一般にアルカリ金属塩
またはアンモニウム塩の形で存在する、酸基を有する架橋されたポリマーである
。この種のポリマーは、水性液体と接触すると膨潤し、ゲルに変わる。
【0020】 この種の基本ポリマーは、例えば適当なグラフト主鎖上の1つ以上の親水性モ
ノマーのグラフト(コ)ポリマー、酸基を有する架橋されたセルロースエーテル
または澱粉エーテルおよびセルロースエステルまたは澱粉エステル、架橋された
カルボキシメチルセルロース、または酸基、例えばアルギン酸塩およびカラゲナ
ンを有する、水性液体中で膨潤可能な天然産物である。
【0021】 適当なグラフト主鎖は、天然または合成の起源であることができる。例は、澱
粉、セルロースまたはセルロース誘導体ならびに別の多糖類およびオリゴ糖類、
ポリビニルアルコール、ポリアルキレンオキシド、殊にポリエチレンオキシドお
よびポリプロピレンオキシド、ポリアミン、ポリアミドならびに親水性ポリエス
テルである。適当なポリアルキレンオキシドは、例えば式
【0022】
【化1】
【0023】 を有し、上記式中、 RおよびRは、互いに独立に水素、アルキル、アルケニルまたはアクリルを
表わし、 Xは、水素またはメチルを表わし、 nは、1〜10000の整数を表わす。
【0024】 RおよびRは、有利に水素、(C〜C)−アルキル、(C〜C
−アルケニルまたはフェニルを表わす。
【0025】 好ましいのは、酸基を有するモノエチレン系不飽和モノマーまたはその塩を架
橋により重合するかまたは共重合することによって得ることができるポリマーで
ある。更に、このモノマーを架橋剤なしに(共)重合し、事後に架橋することは
、可能である。
【0026】 このような酸基を有するモノマーは、例えばモノエチレン系不飽和C〜C −カルボン酸または無水物、例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸
、α−クロルアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸およびフマル酸で
ある。更に、モノエチレン系不飽和スルホン酸またはホスホン酸、例えばビニル
スルホン酸、アリルスルホン酸、スルホエチルアクリレート、スルホエチルメタ
クリレート、スルホプロピルアクリレート、スルホプロピルメタクリレート、2
−ヒドロキシ−3−アクリルオキシプロピルスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−
メタクリルオキシプロピルスルホン酸、ビニルホスホン酸、アリルホスホン酸、
スチレンスルホン酸および2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
である。モノマーは、単独で使用することもできるし、互いの混合物で使用する
こともできる。
【0027】 有利に使用されるモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸
、アクリルアミドプロパンスルホン酸またはこれらの酸の混合物、例えばアクリ
ル酸とメタクリル酸との混合物、アクリル酸とアクリルアミドプロパンスルホン
酸との混合物またはアクリル酸とビニルスルホン酸との混合物である。
【0028】 性質の最適化のために、酸基を有しないが、しかし、酸基を有するモノマーと
共重合可能である付加的なモノエチレン系不飽和化合物を使用することは、重要
である。これには、例えばモノエチレン系不飽和カルボン酸のアミドおよびニト
リル、例えばアクリルアミド、メタクリルアミドおよびN−ビニルホルムアミド
、N−ビニルアセトアミド、N−メチル−N−ビニルアセトアミド、アクリルニ
トリルおよびメタクリルニトリルが属する。他の適当な化合物は、例えば不飽和
〜C−カルボン酸のビニルエステル、例えば蟻酸ビニルエステル、酢酸ビ
ニルエステルまたはプロピオン酸ビニルエステル、アルキル基中に少なくとも2
個のC原子を有するアルキルビニルエーテル、例えばエチルビニルエーテルまた
はブチルビニルエーテル、モノエチレン系不飽和C〜C−カルボン酸のエス
テル、例えば一価のC〜C18−アルコールとアクリル酸、メタクリル酸、ま
たはマレイン酸とのエステル、マレイン酸の半エステル、例えばマレイン酸モノ
メチルエステル、N−ビニルラクタム、例えばN−ビニルピロリドンまたはN−
ビニルカプロラクタム、アルコキシル化された一価の飽和アルコール、例えばア
ルコール1モル当たり酸化エチレンおよび/または酸化プロピレン2〜200モ
ルと反応されている、10〜25個のC原子を有するアルコールのアクリル酸エ
ステルおよびメタクリル酸エステル、ならびにポリエチレングリコールまたはポ
リプロピレングリコールのモノアクリル酸エステルおよびモノメタクリル酸エス
テルであり、この場合ポリアルキレングリコールの分子量(Mn)は、例えば2
000までであってよい。更に、適当なモノマーは、スチレンおよびアルキル置
換されたスチレン、例えばエチルスチレンまたは第三ブチルスチレンである。
【0029】 また、酸基を有しない前記モノマーは、別のモノマーとの混合物、例えば任意
の比での酢酸ビニルエステルと2−ヒドロキシエチルアクリレートとの混合物で
使用されてもよい。酸基を有しない前記モノマーは、0〜50質量%の量、有利
に20質量%未満で反応混合物に添加される。
【0030】 好ましいのは、場合によっては重合の前または後にアルカリ金属塩またはアン
モニウム塩に変換される、酸基を有するモノエチレン系不飽和モノマーおよび全
質量に対して0〜50質量%の酸基を有しないモノエチレン系不飽和モノマーか
らなる架橋されたポリマーである。
【0031】 好ましいのは、モノエチレン系不飽和C〜C−カルボン酸および/または
そのアルカリ金属塩またはアンモニウム塩からの架橋されたポリマーである。殊
に、酸基の25〜100%がアルカリ金属塩またはアンモニウム塩として存在す
る架橋されたポリアクリル酸は好ましい。
【0032】 少なくとも2個のエチレン系不飽和二重結合を有する化合物は、架橋剤として
機能することができる。この型の化合物の例は、それぞれ106〜8500、有
利に400〜2000の分子量のポリエチレングリコールから誘導される、N,
N′−メチレン−ビスアクリルアミド、ポリエチレングリコールジアクリレート
およびポリエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ブタンジオールジア
クリレート、ブタンジオールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ヘキサンジオールジメタクリレート、アリルメタクリレート、酸化エチレン
と酸化プロピレンとのブロックコポリマーのジアクリレートおよびジメタクリレ
ート、2回または数回アクリル酸またはメタクリル酸でエステル化された多価ア
ルコール、例えばグリセリンまたはペンタエリトリット、トリアリルアミン、ジ
アルキルジアリルアンモニウムハロゲン化物、例えばジメチルジアリルアンモニ
ウムクロリドおよびジエチルジアリルアンモニウムクロリド、テトラアリルエチ
レンジアミン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、106〜4000の分
子量のポリエチレングリコールのポリエチレングリコールジビニルエール、トリ
メチロールプロパンジアリルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ペン
タエリトリットトリアリルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル
またはポリエチレングリコールジグリシジルエーテル1モルとペンタエリトリッ
トールトリアリルエーテルまたはアリルアルコール2モルとの反応生成物、およ
び/またはジビニルエチレン尿素である。有利には、水溶性架橋剤、例えばN,
N′−メチレンビスアクリルアミド、ジオールまたはポリオール1モルへの酸化
エチレン2〜400モルの付加生成物から誘導されるポリエチレングリコールジ
アクリレートおよびポリエチレングリコールジメタクリレート、ジオールまたは
ポリオール1モルへの酸化エチレン2〜400モルの付加生成物のビニルエーテ
ル、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート
、またはグリセリン1モルへの酸化エチレン6〜20モルの付加生成物のトリア
クリレートおよびトリメタクリレート、および/またはジビニル尿素が使用され
る。
【0033】 更に、架橋剤としては、少なくとも1個の重合可能なエチレン系不飽和基およ
び少なくとも1個の他の官能基を有する化合物がこれに該当する。この架橋剤の
官能基は、モノマーの官能基、本質的に酸基と反応する状態でなければならない
。適当な官能基は、例えばヒドロキシル基、アミノ基、エポキシ基およびアジリ
ジノ基である。例えば、上記のモノエチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシア
ルキルエステル、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレートおよびヒドロキシブチルメタクリレー
ト、ヒドロキシプロピルメタクリレートおよびヒドロキシブチルメタクリレート
、アリルピペリジニウムブロミド、N−ビニルイミダゾール、例えばN−ビニル
イミダゾール、1−ビニル−2−メチルイミダゾールおよびN−ビニルイミダゾ
リン、例えばN−ビニルイミダゾリン、1−ビニル−2−メチルイミダゾリン、
1−ビニル−2−エチルイミダゾリンまたは1−ビニル−2−プロピルイミダゾ
リンを使用することができ、これらは、遊離塩基の形で使用することができるか
、四級化された形で使用することができるか、または重合の際に塩として使用す
ることができる。更に、ジアルキルアミノアルキルアクリレートおよびジアルキ
ルアミノアルキルメタクリレート、例えばジメチルアミノエチルアクリレート、
ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレートおよ
びジエチルアミノエチルメタクリレートが適している。塩基性エステルは、有利
に四級化された形で使用されるかまたは塩として使用される。更に、例えばグリ
シジル(メタ)アクリレートを使用することもできる。架橋剤は、反応混合物中
に、例えば0.001〜20質量%、有利に0.01〜14質量%で存在してい
る。
【0034】 重合は、一般に常法と同様に開始剤によって開始される。また、重合可能な混
合物水溶液上への電子線の作用によって重合を開始させることも可能である。し
かし、また、重合は、上記種類の開始剤の不在下で光開始剤の存在下でのエネル
ギーに富んだ放射線の作用によって開始させることもできる。重合開始剤として
は、重合条件下でラジカル中で崩壊する全化合物、例えば過酸化物、ヒドロペル
オキシド、過酸化水素、過硫酸塩、アゾ化合物および所謂酸化還元触媒を使用す
ることができる。好ましいのは、水溶性開始剤の使用である。多くの場合に、種
々の重合開始剤の混合物、例えば過酸化水素とナトリウムペルオキソジスルフェ
ートまたはカリウムペルオキソジスルフェートとの混合物を使用することは、好
ましい。過酸化水素とナトリウムペルオキソジスルフェートとの混合物は、全て
の任意の比で使用されることができる。適当な有機過酸化物は、例えばアセチル
アセトンペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、第三ブチルヒドロペ
ルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、第三アミルペルピバレート、第三ブチ
ルペルピバレート、第三ブチルペルネオヘキサノエート、第三ブチルペルイソブ
チレート、第三ブチル−ペル−2−エチルヘキサノエート、第三ブチルペルイソ
ノナノエート、第三ブチルペルマレエート、第三ブチルペルベンゾエート、ジ−
(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネート、ジシクロヘキシルペルオキ
シジカーボネート、ジ−(4−第三ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボ
ネート、ジミリスチルペルオキシジカーボネート、ジアセチルペルオキシジカー
ボネート、アリル過酸エステル、クミルペルオキシネオデカノエート、第三ブチ
ルペル−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、アセチルシクロヘキシルスル
ホニルペルオキシド、ジラウリルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシドおよ
び第三アミルペルネオデカノエートである。特に適当な重合開始剤は、水溶性ア
ゾ開始剤、例えば2,2′−アゾビス−(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2
,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレン)イソブチルアミジン二塩酸塩、2
−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、2,2′−アゾビス[2−(2′
−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩および4,4′−アゾビス−(
4−シアノ吉草酸)である。記載された重合開始剤は、通常の量、例えば重合す
べきモノマーに対して0.01〜5質量%、有利に0.1〜2.0質量%の量で
使用される。
【0035】 更に、開始剤としては、酸化還元触媒がこれに該当する。酸化還元触媒は、上
記の過酸化合物の中の少なくとも1つを酸化成分として含有し、例えばアスコル
ビン酸、グルコース、ソルボース、亜硫酸水素アンモニウムもしくはアルカリ金
属亜硫酸水素塩、亜硫酸アンモニウムもしくはアルカリ金属亜硫酸塩、チオ硫酸
アンモニウムもしくはアルカリ金属チオ硫酸塩、次亜硫酸アンモニウムもしくは
アルカリ金属次亜硫酸塩、二亜硫酸アンモニウムもしくはアルカリ金属二亜硫酸
塩または硫化アンモニウムもしくはアルカリ金属硫化物、金属塩、例えば鉄−I
I−イオンまたはナトリウムヒドロキシメチルスルホキシレートを還元成分とし
て含有する。重合の際に使用されるモノマーの量に対して、例えば酸化還元触媒
系の還元成分3・10−6〜1モル%および酸化還元触媒の酸化成分0.001
〜5.0モル%が使用される。
【0036】 重合をエネルギーに富んだ放射線の作用によって開始させる場合には、通常開
始剤として所謂光開始剤が使用される。この場合には、例えば所謂α−分解剤、
H−排出系またはアジドが重要である。このような開始剤の例は、ベンゾフェノ
ン誘導体、例えばミヒラーケトン、フェナントレン誘導体、フルオレン誘導体、
ベンゾインエーテルおよびその誘導体、アゾ化合物、例えば上記のラジカル形成
剤、置換ヘキサアリールビスイミダゾールまたはアシルホスフィンオキシドであ
る。アジドの例は、次の通りである:2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル
−4−アジドシンナメート、2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−4−ア
ジドナフチルケトン、2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−4−アジドベ
ンゾエート、5−アジド−1−ナフチル−2′−(N,N−ジメチルアミノ)エ
チルスルホン、N−(4−スルホニルアジドフェニル)マレインイミド、N−ア
セチル−4−スルホニルアジドアニリン、4−スルホニルアジドアニリン、4−
アジドアニリン、4−アジドフェナシルブロミド、p−アジド安息香酸、2,6
−ビス(p−アジドベンジリデン)シクロヘキサノンおよび2,6−ビス−(p
−アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘキサノン。光開始剤は、使用され
る場合には、通常、重合すべきモノマーに対して0.01〜5質量%の量で使用
される。
【0037】 更に、酸基に対して反応性の少なくとも2個の基を有する架橋剤が存在する。
この架橋剤は、ラジカル重合の前、間または後に添加されることができる。反応
は、室温でかまたは200℃までの高められた温度で架橋剤の反応性に応じて行
なうことができる。それに応じて、上記のモノエチレン系不飽和酸および場合に
よってはモノエチレン系不飽和コモノマーの重合によって得られかつ5000を
超える、好ましくは50000を超える分子量を有するポリマーの事後の架橋ま
たは連鎖成長と同時に生じる架橋が重要である。
【0038】 適当な官能基は、既に上記されており、即ちヒドロキシル基、アミノ基、エポ
キシ基、イソシアネート基、エステル基、アミド基およびアジリジノ基である。
このような架橋剤の例は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
セリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
酸化エチレンと酸化プロピレンとのブロックコポリマー、エタノールアミン、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、エトキシル化されたソルビタン脂肪酸エステル、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリトリット、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブタンジオール、ポリビニルアルコール、ソルビット、ポリグリシジルエーテル
、例えばエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシ
ジルエーテル、ジグリセリンポリグリシジルエーテル、ポリグリセリンポリグリ
シジルエーテル、ソルビットポリグリシジルエーテル、ペンタエリトリットポリ
グリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテルおよびポリプ
ロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアジリジン化合物、例えば2,
2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−アジリジニル)−プ
ロピオネート]、1,6−ヘキサメチレンジエチレン尿素、ジフェニルメタン−
ビス−4,4′−N,N′−ジエチレン尿素、ハロゲン化エポキシ化合物、例え
ばエピクロロヒドリンおよびα−メチルエピフロロヒドリン、ポリイソシアネー
ト、例えば2,4−トルイレンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシ
アネート、アルキレンカーボネート、例えば1,3−ジオキソラン−2−オンお
よび4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−オン、さらにビスオキサゾリンお
よびオキサゾリドン、ポリアミドアミンならびにこれらの化合物とエピクロロヒ
ドリンとの反応生成物、さらにポリ第4級アミン、例えばジメチルアミンとエピ
クロロヒドリンとの縮合生成物、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドのホモ
ポリマーおよびコポリマーならびに場合によっては例えば塩化メチルで四級化さ
れている、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートのホモポリマーおよびコ
ポリマーである。
【0039】 更に、適当な架橋剤は、イオン架橋を形成する状態にある多価金属イオンであ
る。このような架橋剤の例は、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、バリウ
ムイオンおよびアルミニウムイオンである。この架橋剤は、例えばヒドロキシド
、炭酸塩または炭酸水素塩として重合可能な水溶液に添加される。
【0040】 他の適当な架橋剤は、同様にイオン架橋を形成する状態にある多官能価塩基、
例えばポリアミンまたはその四級化された塩である。ポリアミンの例は、エチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンおよびポリエチレンイミンならびにそれ
ぞれ4000000までの分子量を有するポリビニルアミンである。
【0041】 架橋剤は、酸基を有するポリマーまたは塩に使用されるポリマーの量に対して
0.1〜25質量%、有利に0.1〜15質量%の量で添加される。
【0042】 架橋されたポリマーは、有利に中和されて使用される。しかし、中和は、部分
的にのみ行なわれてもよい。中和度は、有利に25〜100%、殊に50〜10
0%である。中和剤としては、アルカリ金属塩基またはアンモニアまたはアミン
が使用されうる。好ましくは、苛性ソーダ液または苛性カリ液が使用される。し
かし、中和は、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムもしくは炭
酸水素カリウムまたは別の炭酸塩もしくは炭酸水素塩を用いて行なうこともでき
る。更に、第1級アミン、第2級アミンおよび第3級アミンが使用可能である。
【0043】 前記生成物を製造するための工業的方法としては、通常、超吸収剤の製造の際
に使用される全ての方法を使用することができ、例えば”Modern Superabsorben
t Polymer Technology”, F.L. BuchholzおよびA.T. Graham, Wiley-VCH, 1998
中の第3章に詳説されている。
【0044】 好ましいのは、所謂ゲル重合としての水溶液中での重合である。この場合、モ
ノマーおよび場合によっては適当なグラフト主鎖の10〜70質量%の水溶液は
、ラジカル開始剤の存在下でトロムスドルフ−ノーリッシュ効果を利用しながら
重合される。
【0045】 重合反応は、0〜150℃、有利に10〜100℃の温度範囲内で、常圧下な
らびに高められた圧力下または減少された圧力下で実施されることができる。常
法と同様に、重合は、保護ガス雰囲気中、有利に窒素ガス雰囲気下で実施される
こともできる。
【0046】 50〜130℃、有利に70〜100℃の温度範囲内でポリマーゲルの数時間
の後加熱によって、ポリマーの品質特性は、なお改善することができる。
【0047】 表面後架橋は、自体公知の方法で乾燥され、粉砕され、かつ篩別されたポリマ
ー粒子を用いて行なうことができる。
【0048】 このために、ポリマーの官能基と架橋下で反応しうる化合物は、有利に含水溶
液の形でヒドロゲル粒子の表面上に塗布される。含水溶液は、水混和性有機溶液
を含有することができる。適当な溶剤は、アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロパノールまたはアセトンである。
【0049】 適当な表面後架橋剤は、例えば − ジグリシジル化合物またはポリグリシジル化合物、例えばホスホン酸ジグリ
シジルエーテルまたはエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアルキレ
ングリコールのビスクロロヒドリンエーテル、 − アルコキシシリル化合物、 − ポリアジリジン、ポリエーテルまたは置換された炭化水素を基礎とする、ア
ジリジン単位を含有する化合物、例えばビス−N−アジリジノメタン、 − ポリアミンまたはポリアミドアミンならびにそのエピクロロヒドリンとの反
応生成物、 − ポリオール、例えばエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,
4−ブタンジオール、グリセリン、メチルトリグリコール、200〜10000
の平均分子量Mwを有するポリエチレングリコール、ジグリセリンおよびポリグ
リセリン、ペンタエリトリット、ソルビット、前記ポリオールのオキシエチレー
トならびに前記ポリオールとカルボン酸または炭酸とのエステル、例えばエチレ
ンカーボネートまたはプロピレンカーボネート、 − 炭酸誘導体、例えば尿素、チオ尿素、グアニジン、ジシアンジアミド、2−
オキサゾリジノンおよびその誘導体、ビスオキサゾリン、ポリオキサゾリン、ジ
イソシアネートおよびポリイソシアネート、 − ジ−N−メチロール化合物およびポリ−N−メチロール化合物、例えばメチ
レンビス(N−メチロールメタクリルアミド)またはメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂、 − 2個以上のブロック化されたイソシアネート基を有する化合物、例えば2,
2,3,6−テトラメチル−ピペリジノン−4でブロック化されたトリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート。
【0050】 必要に応じて、酸触媒、例えばp−トルエンスルホン酸、燐酸、硼酸または燐
酸二水素アンモニウムを添加することができる。
【0051】 特に好適な表面後架橋剤は、ポリオール、例えば1,2−プロパンジオールま
たは1,4−ブタンジオールおよび炭酸誘導体、例えばエチレンカーボネートま
たは2−オキサゾリジノンである。
【0052】 架橋剤溶液の塗布は、好ましくは従来の反応型ミキサーまたは混合装置および
乾燥器中で架橋剤の溶液を噴霧することによって行なわれる。架橋剤溶液の噴霧
後、好ましくは後接続された乾燥器中で80〜230℃、有利に120〜210
℃、特に有利に160〜190℃の温度で5分間ないし6時間、有利に10分間
ないし2時間、特に有利に10分間ないし1時間に亘って温度処理過程が後に続
き、この場合には、分解生成物ならびに溶剤含量が除去されうる。しかし、乾燥
は、混合装置それ自体中で、ジャケットの加熱または予熱されたキャリヤーガス
の吹込によって行なうことができる。
【0053】 表面後架橋の温度処理工程によって必然的に、極めて僅かな残留湿分を有する
ヒドロゲル形成性ポリマーが得られ、典型的には、残留湿分は、1質量%未満、
むしろしばしば0.5質量%未満である。僅かな残留湿分は、ヒドロゲル形成性
ポリマーの脆性を高めるものと思われ、したがってこの生成物は、僅かな機械的
安定性だけを有する。
【0054】 本発明によれば、少なくとも3質量%、有利に少なくとも4質量%、特に有
利に少なくとも5質量%への残留湿分の上昇は、この生成物の機械的安定性を著
しく向上させる。
【0055】 高い反応性を有する表面後架橋剤、例えばエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルおよびその混合物を使用する場合には、直接に少なくとも3質量%の残留
湿分が達成された際に注意深く温度処理することによって、反応を終結させるこ
とが可能である。
【0056】 残留湿分の好ましい上昇は、表面後架橋剤の反応後、即ち温度処理工程後に行
なわれる。好ましくは、残留湿分の上昇は、乾燥器に後接続された冷却器または
混合装置中で水を噴霧することによって行なわれる。特に好ましくは、水は、表
面後架橋乾燥器に後接続された冷却器中で噴霧され、したがって熱い生成物の冷
却および残留湿分の上昇は、1つの工程で行なうことができる。ヒドロゲル形成
性ポリマーの温度は、水の噴霧の際に最大100℃、有利に最大80℃、特に有
利に最大60℃である。また、場合によっては2つ以上の順次に接続された冷却
器を使用することもでき、したがって例えば第1の冷却器中で熱い生成物は、最
初に100℃未満の温度に冷却され、引続き第2の冷却器中で水は噴霧され、さ
らに生成物の温度は減少される。
【0057】 水をヒドロゲル形成性ポリマー上に噴霧した場合には、簡単に望ましくない凝
集が生じうる。従って、本発明の1つの好ましい実施態様において、界面活性剤
水溶液または界面活性剤水性分散液は、残留湿分の上昇のために噴霧される。こ
の場合には、3以上のHLB値を有する全ての非イオン界面活性剤、陰イオン界
面活性剤、陽イオン界面活性剤または両性界面活性剤が適している(HLB値の定
義:W.C. Griffin, J. Soc. Cosmetic Chem. 5 (1954) 249参照)。
【0058】 適当な非イオン界面活性剤は、例えばアルキルフェノール、脂肪族アルコール
、炭酸およびアミンへのエチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはエチレン
オキシドとプロピレンオキシドとの混合物の付加生成物である。例えば、エチレ
ンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドでアルコキシル化されたC〜C 12 −アルキルフェノールが適している。この種の市販の製品は、例えばそれぞ
れフェノール1モル当たりエチレンオキシド4〜20モルと反応されているオク
チルフェノールまたはノニルフェノールである。別の非イオン界面活性剤は、エ
トキシル化されたC10〜C24−脂肪アルコールまたはエトキシル化されたC 10 〜C24−脂肪酸ならびにエトキシル化されたC10〜C24−脂肪アミン
またはエトキシル化されたC10〜C24−脂肪酸アミドである。更に、部分的
にC10〜C24−脂肪酸で部分エステル化された多価C〜C−アルコール
も適している。このエステルは、付加的にエチレンオキシド2〜20モルと反応
されていてもよい。界面活性剤の製造のためにアルコキシル化されている脂肪ア
ルコールとしては、例えばパルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリ
スチルアルコール、ラウリルアルコール、オキソアルコールならびに不飽和アル
コール、例えばオレイルアルコールが適している。この場合、脂肪アルコールは
、反応生成物が水中で可溶性であるような程度にエトキシル化されているかまた
はプロポキシル化されているか、或いはエチレンオキシドおよびプロピレンオキ
シドと反応されている。一般に、8を超えるHLB値を有する界面活性剤を得る
ために、上記の脂肪アルコール1モルは、エチレンオキシド2〜20モルおよび
場合によってはプロピレンオキシド5モルまでと反応される。
【0059】 部分的にエステル化されかつ場合によってはエトキシル化されているC〜C −アルコールは、例えばグリセリン、ソルビット、マンニットおよびペンタエ
リトリットである。この多価アルコールは、C10〜C24−脂肪酸、例えばオ
レイン酸、ステアリン酸またはパルミチン酸で部分的にエステル化されている。
この場合、脂肪酸でのエステル化は、最大で多価アルコールの少なくとも1個の
OH基がなおエステル化されていないままであるような程度になるまで行なわれ
る。適当なエステル化生成物は、例えばソルビタンモノオレエート、ソルビタン
トリステアレート、マンニットモノオレエート、グリセリンモノオレエートおよ
びグリセリンジオレエートである。なお少なくとも1個のOH基を有する、多価
アルコールの記載された脂肪酸エステルは、変性のためになおエチレンオキシド
、プロピレンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物
と反応されることができる。脂肪酸エステル1モル当たり有利に記載されたアル
キレンオキシド2〜20モルが使用される。エトキシル化度は、周知のように非
イオン界面活性剤のHLB値に対して影響を及ぼす。アルキル化剤およびアルキ
ル化剤の量を適当に選択することによって、3〜20の範囲内のHLB値を有す
る界面活性剤は、工業的に簡単な方法で製造することができる。
【0060】 適当な物質のもう1つの群は、エチレンオキシドのホモポリマー、エチレンオ
キシドとアルキレンオキシド、有利にプロピレンオキシドとのブロックコポリマ
ーならびに例えばジアミンにプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドを連続
的に付加することによって形成される、多官能価ブロックコポリマーである。
【0061】 更に、アルキルポリグリコシド、例えばHenkel社のAPG(登録商標)、グル
コパン(Glucopan(登録商標))およびプランタレン(Plantaren(登録商標)
)である。
【0062】 非イオン界面活性剤は、単独で使用することもできるし、互いの混合物で使用
することもできる。
【0063】 適当な陰イオン界面活性剤は、有利にアルカリ金属塩の形で使用されるC
24−アルキルスルホネート、有利にアルカリ金属塩またはトリアルカノール
アンモニウム塩の形で使用されるC〜C24−アルキルスルフェート、例えば
トリエタノールアンモニウムラウリルスルフェート、スルホコハク酸ジエステル
、例えばスルホコハク酸ジ−(2−エチルヘキシル)−エステルのナトリウム塩
、スルホコハク酸半エステル、例えばナトリウムラウリルスルホスクシネートま
たはジナトリウム脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルホスクシネート、
〜C24−アルキルラウリルスルホン酸ならびにアルキルフェノールまたは
脂肪アルコールへのエチレンオキシドの付加生成物の硫酸半エステルである。
【0064】 適当な陽イオン界面活性剤の例は、脂肪アミンの塩、例えばヤシ油脂肪アンモ
ニウムアセテート、第4級脂肪酸アミノエステル、例えばジ脂肪酸イソプロピル
エステルジメチル−アンモニウムメトスルフェート、第4級脂肪酸アミノアミド
、例えばN−ウンデシレン酸−プロピルアミド−N−トリメチル−アンモニウム
メトスルフェート、脂肪アミンへのアルキレンオキシドの付加生成物または脂肪
アミンの塩、例えばペンタオキシエチルステアリルアンモニウムアセテートまた
はエトキシル化されたメチルオレインアミン−メトスルフェートならびに長鎖状
アルキルベンジルジメチルアンモニウム化合物、例えばC10〜C22−アルキ
ルベンジルジメチルアンモニウムクロリドである。
【0065】 適当な両性界面活性剤の例は、同じ分子量で少なくとも1個の第4級アンモニ
ウム陽イオンと少なくとも1個のカルボン酸塩陰イオンまたは硫酸塩陰イオンを
有する化合物、例えばジメチルカルボキシメチル−脂肪酸アルキルアミドアンモ
ニウムベタインまたは3−(3−脂肪酸アミド−プロピル)ジメチルアンモニウ
ム−2−ヒドロキシプロパンスルホネートである。
【0066】 イオン性界面活性剤は、単独で使用されてもよいし、互いの混合物で使用され
てもよい。
【0067】 界面活性剤は、ヒドロゲル形成性ポリマーに対して0.001〜2.0質量%
、有利に0.01〜0.5質量%の量で使用される。この場合、好ましくは、非
イオン界面活性剤または陰イオン界面活性剤が使用され、特に好ましくは、非オ
ン界面活性剤、例えばエチレンオキシド2〜20モルと反応されている、(C 〜C24)−脂肪酸で部分的にエステル化された多価(C〜C)−アルコ
ールが使用されるかまたはエチレンオキシドと反応されていない前記のエステル
化生成物が使用される。
【0068】 本発明のもう1つの好ましい実施態様において、噴霧すべき水には、ヒドロゲ
ル形成性ポリマー粒子の残留湿分を上昇させるために、一般式(I) (HOCHCHNR(3−x) (I) 〔式中、 Rは、水素、メチルまたはC〜C20−アルキルを表わし、 xは、1、2または3の数を表わす〕で示されるエタノールアミンが可塑化助剤
として添加される。
【0069】 この場合、式(I)のエタノールアミンの濃度は、ヒドロゲル形成性ポリマー
に対して0.001〜20質量%、有利に0.01〜10質量%、特に有利に0
.5〜5質量%である。式(I)の特に好ましいエタノールアミンは、トリエタ
ノールアミンである。場合によっては、エタノールアミン水溶液には、溶液の噴
霧の際にヒドロゲル形成性ポリマー粒子の強すぎる凝集を回避させるために、な
お1つの界面活性剤が添加されうる。このために適した界面活性剤は、既に上記
されたものである。
【0070】 本発明によるヒドロゲル形成性ポリマーは、破砕性率によって特徴付けること
ができる、改善された機械的安定性を示す。即ち、本発明によるヒドロゲル形成
性ポリマーに対する破砕性率は、少なくとも60%、有利に少なくとも70%、
殊に少なくとも80%、特に有利に少なくとも90%である。
【0071】 更に、本発明によるヒドロゲル形成性ポリマーは、圧力負荷下での高い吸収能
を有する。即ち、AUL0.7psi(4826.5Pa)は、少なくとも20
g/g、有利に少なくとも22g/g、特に有利に少なくとも24g/gである
。更に、本発明によるヒドロゲル形成性ポリマーは、膨潤された状態での高い浸
透性を有する。即ち、塩類流動伝導率は、少なくとも40×10−7cms/
g、有利に少なくとも50×10−7cms/g、殊に少なくとも60×10 −7 cms/g、特に有利に少なくとも80×10−7cms/gである。
【0072】 更に、本発明は、 (A)上側の液体透過性被覆、 (B)下側の液体不透過性層、 (C)(C1)本発明によるヒドロゲル形成性ポリマー10〜100質量%、 (C2)親水性繊維材料0〜90質量% を含有する、(A)と(B)との間に存在する核、 (D)場合によっては核(C)の直接に上方および下方に存在するティッシュー
層および (E)場合によっては(A)と(C)との間に存在する吸収層を含む衛生用品に
関する。
【0073】 この場合、衛生用品は、成人の失禁用おむつおよび失禁用パンツならびに乳児
用おむつである。
【0074】 液体透過性被覆(A)は、皮膚に直接に接触する層である。材料は、通常の合
成繊維および半合成繊維またはフィルム、例えばポリエステル、ポリオレフィン
、レーヨンまたは天然繊維、例えば木綿である。編織されていない材料の場合に
は、繊維は、一般に結合剤、例えばポリアクリレートによって結合されている。
好ましい材料は、ポリエステル、レーヨンおよびその混紡、ポリエチレンおよび
ポリプロピレンである。
【0075】 液体不透過性層(B)は、一般にポリエチレンまたはポリプロピレンからのシ
ートからなる。
【0076】 核(C)は、本発明によるヒドロゲル形成性ポリマー(C1)と共に親水性繊
維材料(C2)を含有する。親水性とは、水性液体が急速に繊維上に分布するこ
とである。一般的には、繊維材料は、セルロース、変性セルロース、レーヨン、
ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレートである。特に好ましいのは、
セルロース繊維、例えばパルプである。繊維は、一般に1〜200μm、有利に
10〜100μmの直径を有する。更に、繊維は、1mmの最小長さを有する。
【0077】 核の全体量に対して親水性繊維材料の含量は、10〜80質量%、特に有利に
40〜70質量%である。
【0078】 おむつの構造および形は、一般に公知であり、例えば欧州特許出願公開第03
16518号明細書および欧州特許出願公開第0202127号明細書に記載さ
れている。
【0079】 本発明を次の実施例につき詳説する。
【0080】 試験方法の記載: CRC(Centrifuge Retention Capacity) CRCを測定するために、ヒドロゲル形成性ポリマー0.2g(核画分106
〜850μm)を60×85mmの大きさのティーバッグ中に計量供給し、引続
き溶接する。次に、このティーバッグを0.9質量%の食塩溶液の過剰量中に入
れる(食塩溶液少なくとも0.83 l/ヒドロゲル形成性ポリマー1g)。3
0分間の膨潤時間後、ティーバッグを食塩溶液から取り出し、250Gで3分間
遠心分離する。遠心分離されたティーバッグの質量を量ることによって、ヒドロ
ゲル形成性ポリマーにより確定された液体量を測定する。
【0081】 AUL 0.7psi(4826.5Pa) AUL 0.7psi(4826.5Pa)を測定するための測定セルは、6
0mmの内径および50mmの高さを有するプレキシガラス製円筒体であり、こ
れは、下側に36μmの目開きを有する接着された鋼製篩板を有している。更に
、測定セルには、59mmの直径およびプラスチック板と一緒に測定セル中に入
れることができるおもりを有するプラスチック板が属している。プラスチック板
およびおもりの質量は、総計で1345gである。AUL 0.7psi(48
26.5Pa)の測定を実施するために、空のプレキシガラス製円筒体およびプ
ラスチック板の質量を測定し、Wとして記録する。次に、ヒドロゲル形成性ポ
リマー0.900±0.005g(粒度分布:150〜800μm)をプレキシ
ガラス製円筒体中に計量供給し、できるだけ均一に鋼製篩板上に分布させる。引
続き、プレキシガラス板を注意深くプレキシガラス製円筒体中に入れ、全部の単
位を秤量し、質量をWとして記録する。次に、おもりをプレキシガラス製円筒
体中のプラスチック板上に置く。200mmの直径および30mmの高さを有す
るペトリ皿の中心に、120mmの直径および多孔度0を有するセラミック製濾
板を置き、濾板の表面が湿潤されることなく、液体表面が濾板表面で押しのけら
れる程度になるまで0.9質量%の塩化ナトリウム溶液を注入する。引続き、9
0mmの直径および20μm未満の孔径を有する円形の濾紙(Schleicher & Sch
uell社のSchwarzband 589)をセラミック製濾板上に置く。次に、ヒドロゲル形
成性ポリマーを含有するプレキシガラス製円筒体をプラスチック板およびおもり
と一緒に濾紙上に置き、そこで60分間放置する。この時間の後、完全な単位を
濾紙のペトリ皿から取り出し、引続きおもりをプレキシガラス製円筒体から除去
する。膨潤されたヒドロゲルを含むプレキシガラス製円筒体をプラスチック板と
一緒に秤量し、質量をWとして記録する。AUL 0.7psi(4826.
5Pa)は、次の式により計算される: AUL 0.7psi=[W−W]/[W−W] SFC(Saline Flow Conductivity(塩類流動伝導率) SFCを測定するための試験方法は、米国特許第5599335号明細書に記
載されている。
【0082】 破砕性率: 破砕性率は、ヒドロゲル形成性ポリマー粒子の機械的安定性を特性決定するた
めの1つの基準である。試験を実施するために、7.2cmの内径、8.8cm
の内側の高さおよび約360mlの収容能力を有する円筒形の陶製ミル中にヒド
ロゲル形成性ポリマー20g(全体の粒子スペクトル)を計量供給する。次に、
陶製体127g(寸法:直径:1.25cm、高さ:1.25cm、質量:5.
3g)を添加し、ミルを閉鎖し、150rpmで15分間相応するローラー駆動
装置上で回転させる。ヒドロゲル形成性ポリマーによって処理の前および後にS
FCを測定し、したがって破砕性率を次のように測定することができる: 破砕性率= [SFC]ボールミル試験後×100%/[SFC]ボールミル試験前 残留湿分: ヒドロゲル形成性ポリマー10000g±0.01gを50〜90mmの内径
および20〜30mmの縁部の高さを有する緻密に被覆可能な外殻中に計量供給
し、均一に分配し、したがってヒドロゲル形成性ポリマーを有する外殻の表面負
荷量は、0.3g/cm2以下である。ヒドロゲル形成性ポリマーを含有する外
殻の質量および外殻の被覆のために設けられた蓋の質量は、M1として記録され
る。次に、ヒドロゲル形成性ポリマーを有する外殻および蓋を、互いに別々に1
5℃±2℃に予熱された乾燥炉中に設け、そこで3時間放置する。この時間の後
に、外殻を蓋で閉鎖し、室温に冷却するためにデシケーター中に30分間置く。
次に、この外殻をデシケーターから取り出し、2分間で計量し、質量をM2とし
て記録する。残留湿分は、次のように計算される: 残留湿分=[(M1−M2)/(M1−M0)]×100% この場合、M0は、空の外殻および蓋の質量であり、M0の測定のために、外
殻および蓋は、乾燥箱中で105℃で乾燥され、引続きデシケーター中で室温に
冷却される。
【0083】 少なくとも1回の二重測定を実施し、残留湿分として、個々の測定の算術平均
を記載する。
【0084】 例1 a)40 lのプラスチック製バケツ中で純粋なアクリル酸6.9kgを脱イオ
ン化水23kgで希釈する。この溶液にペンタエリトリトールトリアリルエーテ
ル62gを攪拌しながら添加し、窒素を導通することによって閉鎖されたバケツ
を不活性化する。次に、脱イオン水40ml中に溶解された過酸化水素0.4g
および脱イオン水40ml中に溶解されたアスコルビン酸0.2gを添加するこ
とによって重合を開始させる。反応の終結後、ゲルを機械的に微粉砕し、使用さ
れたアクリル酸に対して75モル%の中和度が達成されるまで、苛性ソーダ液を
添加する。次に、中和されたゲルをローラドライヤー上で乾燥し、ピン付きディ
スクミルで粉砕し、最後に200〜850μmで篩別する。
【0085】 b)a)で得られた基本ポリマーにレーディゲ(Loedige)実験室用ミキサー中
で、メタノール49質量部、脱イオン水49質量部および2−オキサゾリジノン
2重量部から構成された架橋剤溶液を基本ポリマーに対して10.2質量%で噴
霧した。引続き、湿った生成物を予熱された第2のレーディゲ実験室用ミキサー
中に移し、195℃で60分間温度処理した。乾燥されかつ室温に冷却された生
成物を850μmで篩別した。
【0086】 c)b)で得られた表面後架橋されたポリマーを温度処理工程後に第3のレーデ
ィゲ実験室用ミキサー中に移し、約80℃に冷却した。約75〜80℃でポリマ
ーを使用したポリマーに対して脱イオン水4質量%で噴霧し、さらに室温に冷却
した。850μm以上の望ましくない粗大含分を篩別によって分離し、生成物の
破砕性率を測定した。
【0087】 例2 例1b)に記載の表面架橋されたポリマーを温度処理工程後に第3のレーディ
ゲ実験室用ミキサー中に移し、約60℃に冷却した。約55〜60℃でポリマー
に使用されたポリマーに対して脱イオン水6質量%を噴霧し、さらに室温に冷却
した。850μm以上の粗大含分を篩を通して分離した。
【0088】 例3 例1b)に記載の表面変性されたポリマーを温度処理工程後に第3のレーディ
ゲ実験室用ミキサー中に移し、約60℃に冷却した。約55〜60℃でポリマー
に、使用されたポリマーに対して脱イオン水96.4質量部とソルビタンモノコ
コエート3.6質量部とからなる溶液5.15質量%を噴霧し、さらに室温に冷
却した。850μm以上の粗大含分を篩を通して分離した。
【0089】 例4 例1b)に記載の表面変性されたポリマーを温度処理工程後に第3のレーディ
ゲ実験室用ミキサー中に移し、約60℃に冷却した。約55〜60℃でポリマー
に、使用されたポリマーに対して脱イオン水60.1質量部とトリエタノールア
ミン37.6質量部とソルビタンモノココエート2.3質量部とからなる溶液6
.65質量%を噴霧し、さらに室温に冷却した。850μm以上の粗大含分を篩
を通して分離した。
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】 例1c、2、3および4の本発明によるポリマーは、例1bの本発明によらな
いポリマーよりも明らかに高い破砕性率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61F 5/44 (72)発明者 ノルベルト ヘルフェルト ドイツ連邦共和国 アルテンシュタット オーバーガッセ 59アー (72)発明者 ウルリッヒ リーゲル ドイツ連邦共和国 フランクフルト シュ タインエッカーシュトラーセ 6 (72)発明者 マティアス ヴァイスマンテル ドイツ連邦共和国 ヨスグルント ドイテ ルバッハー シュトラーセ 2 (72)発明者 ヴィルフリート ハイデ ドイツ連邦共和国 フラインスハイム ア ム ヴルムベルク 16 Fターム(参考) 3B029 BA18 4C003 AA23 AA26 GA02 4C098 AA09 DD04 DD05 DD06 DD17 DD23 DD24 DD25 DD26 DD28 4J100 AJ02P AJ02Q AJ08P AJ09P AL03Q AL04Q AL05Q AL08P AL44Q AL66R AL67R AL69P AM21P AM21Q AP01P AP01Q AQ08Q BA56P BA56Q CA01 CA04 CA05 CA31 HA53 HC10 HC34 HC43 HC48 HD13 HE12 JA60

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)少なくとも40×10−7cms/gの塩類流動伝
    導率(SFC)、 (ii)少なくとも20g/gのAUL0.7psi(4826.5Pa)、 (iii)少なくとも60%の破砕性率を有するヒドロゲル形成性ポリマー。
  2. 【請求項2】 少なくとも50×10−7cms/gの塩類流動伝導率(
    SFC)を有する、請求項1記載のヒドロゲル形成性ポリマー。
  3. 【請求項3】 少なくとも22g/gのAUL0.7psi(4826.5
    Pa)を有する、請求項1または2記載のヒドロゲル形成性ポリマー。
  4. 【請求項4】 少なくとも70%の破砕性率を有する、請求項1から3まで
    のいずれか1項に記載のヒドロゲル形成性ポリマー。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記載のヒドロゲル形成
    性ポリマーを製造する方法において、表面後架橋されたポリマーを少なくとも3
    質量%の残留湿分に調節することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか
    1項に記載のヒドロゲル形成性ポリマーの製造法。
  6. 【請求項6】 表面後架橋乾燥器に後接続された冷却器中に水を添加する、
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 添加すべき水に3以上のHLB値を有する界面活性剤を添加
    する、請求項5または6記載の方法。
  8. 【請求項8】 添加すべき水に一般式(I) (HOCHCHNR(3−x) I 〔式中、 Rは、水素、メチルまたはC〜C20−アルキルを表わし、 xは、1、2または3の数を表わす〕で示されるエタノールアミンを可塑化助剤
    として添加する、請求項5から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 衛生用品への請求項1から4までのいずれか1項に記載のヒ
    ドロゲル形成性ポリマーの使用。
  10. 【請求項10】 (A)上側の液体透過性被覆、 (B)下側の液体不透過性層、 (C)(C1)請求項1から4までのいずれか1項に記載のヒドロゲル形成性ポ
    リマー10〜100質量%、 (C2)親水性繊維材料0〜90質量% を含有する、(A)と(B)との間に存在する核、 (D)場合によっては核(C)の直接に上方および下方に存在するティッシュー
    層および (E)場合によっては(A)と(C)との間に存在する吸収層を含む衛生用品。
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