JP2003505054A - チョコレートの製造方法 - Google Patents

チョコレートの製造方法

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JP2003505054A
JP2003505054A JP2001511764A JP2001511764A JP2003505054A JP 2003505054 A JP2003505054 A JP 2003505054A JP 2001511764 A JP2001511764 A JP 2001511764A JP 2001511764 A JP2001511764 A JP 2001511764A JP 2003505054 A JP2003505054 A JP 2003505054A
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seed material
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マルセン,キース,フレデリック バン
ランゲベルド,アドリアン,ジャン バン
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ペシャー,ルネ
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シュティヒティング フォア デ テクニシェ ベーテンシャッペン
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    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/18Apparatus for conditioning chocolate masses for moulding
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    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/042Manufacture or treatment of liquid, cream, paste, granule, shred or powder
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Abstract

(57)【要約】 発明は、液体チョコレート塊がシード材料と混合され、混合物が融解温度以下に冷却されるチョコレートの製造のための方法に関する。発明に従って、該シード材料混合物は、臨界温度を超えていない少なくとも30℃を有する温度を有して使用される。このようにして製造されるチョコレートは、長期の保存中に、より少ない脂肪ブルームを示すか、あるいは少しも脂肪ブルームを示さないだろう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、 a)i)カカオバターおよびカカオバター同等物(CBE)から選択される脂肪
、ならびにa)砂糖、b)ココア塊、およびc)ココア粉末から選択される少な
くとも1つの成分を備える、冷却されたが、依然として液体のチョコレート塊の
調製と、 b)前記液体チョコレート塊とシード材料を混合することと、 c)混合物をチョコレートの融解温度以下の第1温度まで冷却できるようにし、
固形チョコレートを製造することと、 を備え、 ステップb)で使用される前記シード材料が、冷却される混合物である方法に関
する。
【0002】 このような方法は、欧州特許出願第0 765 606号から既知である。こ
れは、安定したβ多形結晶を形成するために、容器からチョコレート塊がどのよ
うにして超音波処理されるのかを説明する。前記処理される塊の一部は冷却され
、容器に戻される。
【0003】 この方法の不利な点は、チョコレート製品の生産中のエネルギーコストも上昇
させるこの出費に加えて、前記方法により形成される不安定な多形結晶の除去の
ための超音波の生成のために装置が必要とされるという点である。
【0004】 本発明の目的とは、不利な点が大きな範囲で排除される前文による方法を提供
することである。長期保存中に白いエフロレセンスを少しも生じさせない、ある
いはわずかな量の白いエフロレセンスだけを生じさせるだろうチョコレート製品
を含むこのようなチョコレートを生産する方法を提供することが、本発明の特定
の目的である。
【0005】 この目的のため、本発明による方法は、液体チョコレート塊を調製するときに
、それが臨界温度を超えて加熱され、その後に、第1温度と臨界温度の間の第2
温度まで冷却され、このようにして冷却されたチョコレート塊がシード材料と混
合され、使用されるシード材料が、30℃を超えるが、物質が臨界温度を超えず
、実質的にはβ´相の結晶質の材料を含まない温度での冷却された混合物である
こと、および固形チョコレートを生産するために、混合物がその後に第1温度ま
で冷却されることとを特徴とする。
【0006】 このようにして簡略化された方法が、長期保存中により少ない脂肪ブルームを
示す、あるいは脂肪ブルームをまったく示さないだろうチョコレートの調整のた
めに提供される。既知の方法に比較して、エネルギー消費は限られている。本出
願では、臨界温度は、すべての形の結晶質の脂肪が溶解状態に変化した温度であ
る。この温度は、その脂肪が(例えば、溶解したチョコレートを22℃という温
度で少なくとも3日間放置することによって得られる)β状態にあるサンプルを
溶かすことによって、ならびにそれを温度Xまで加熱するため、およびそれをそ
の温度で1分間維持するために決定されてよい。塊は、それ以降(液体チョコレ
ート塊が、その温度がチョコレート塊の温度より、3℃以上低い表面と接触する
ようになることを回避する一方で)毎分1℃の速度で23度まで冷却され、βま
たはβ´相がβ発展する(βdevelops)かどうかを確かめるために調べ
られる。この実験は、機械静的に(mechano−statically)実
行される。その温度Xは、冷却後、再び、結晶化相が実質的にはβ´である固形
チョコレートが得られる臨界温度である。チョコレートの融点は、ある程度まで
生産中の冷却の速度に依存する。さらに、チョコレートが数度という溶解範囲を
有するため、融点は、1つの単一の値ではない。溶解温度に関する温度の表示は
、溶解範囲の最低値に関する本出願中にある。信頼できるプロセスのため、液体
チョコレート塊は、通常、少なくとも2℃、好ましくは臨界温度を少なくとも5
℃超えるまで加熱されるだろう。温度が高いほど、臨界温度を超えてチョコレー
ト塊を加熱しなければならない時間が短縮される。本出願の中では、第1温度は
、溶解したチョコレート塊が凝固する温度であると理解される。この温度は、チ
ョコレートの融解温度以下である。混合温度と呼ばれてもよい第2温度は、適切
に、臨界温度の少なくとも2℃以下であり、好都合なことにチョコレートの融解
温度を上回る第1温度の少なくとも2℃以上である。カカオバターは、好ましく
は、以下の(経験的な)公式で得られるTopt近くの温度で混合される。 [St]はステアリン酸の濃度であり、[Ar]は現在カカオバター中の自由エ
ステルの形を取るアラキジン酸の濃度である。本出願が臨界温度を超えていない
物質を指すとき、これは、物質が少なくとも部分的に結晶質(β)相にあった最
後のときから数えることを意味する。
【0007】 超音波処理の代替策として、シード結晶を液体チョコレート塊に添加すること
が技術で知られている(米国石油化学学会誌(J.Amer.Oil Chem
.Soc.)66:1763−1770(1989年)の中のカカオバターおよ
びダークチョコレートの凝固作用に対する播種影響、II.ダークチョコレート
の物理特性(Seeding Effecs on Solidificati
on Behaviour of Cocoa Butter and Dar
k Chocolate.II.Physical Properties o
f Dark Chocolate)の中のHachiya,I.ら)。
【0008】 このような方法はいくつかの不利な点を有する。第1に、固形チョコレートは
(好ましくは可能な限り最小の)シード結晶に研削されなければならない。第2
に、前記シード結晶は、液体チョコレート塊と可能な限り均一に混合する必要が
ある。いままで、これらの不利な点が、チョコレートの大規模生産におけるこの
方法の適用を妨げてきており、その用語は、本発明においては、チョコレート付
きビスケット等などのチョコレートを備える製品も含む。好ましくは、冷却ステ
ップにおいて、壁(すなわち、内壁)の温度は、適切には要すれば播種された、
または未播種の液体チョコレート塊の温度よりせいぜい5℃低く、好ましくはせ
いぜい3℃低く、および最も好ましくはせいぜい2℃低い。
【0009】 これが、固形チョコレート中の脂肪が、望ましくないβ´位相の中にないこと
を保証する。
【0010】 チョコレートの調製は、広く研究されてきた。これは、カカオバターの結晶化
作用などのその成分の性質に関する根本的な研究も含んだ。Schlichte
r−Aronhime,Jら(参考資料1)は、溶解物の中での安定した結晶質
のシード材の形成を説明した。これは、より安定した結晶が残される一方、低く
溶解する結晶を再び融解させる温度を交互にすることによって行われてよい。し
たがって、前記(およびその他の)出版物で説明された方法は、攪拌していない
(静的な)状態のカカオバターに関する。前記出版物は、結局、さらに砂糖、お
よび要すればココア粉末などの甘味料を含む液体チョコレート塊には関していな
い。これらの要因が、チョコレート中の(脂肪の)結晶化作用に影響を及ぼすこ
とはよく知られている。例えば、参考資料2は、チョコレートの静的形成と動的
形成の相違点を説明する。参考資料3および4は、その他の成分の、チョコレー
トの形成に対する影響を説明し、特に、これらが同に相当の影響を及ぼすことを
説明する。
【0011】 連続生産のプロセスを開始するために、カカオバターは、参考資料5に従って
調製されるように、シード材として使用されてよいが、それ以降、ほぼ第1温度
まで冷却されるが、少なくとも30℃という温度を有する混合物は、シード材と
して使用される。
【0012】 その結果として、いったん生産が開始されると、このシード材は、それを、混
合物が第1温度以下まで冷却する直前に得ることができるために、豊富な(li
beral)量で使用できる。代替実施態様により、第1温度以下まで冷却され
る混合物は、臨界温度を超えないように注意を払い、再び溶かされてよい。ケー
スのそれぞれで、シード材は、臨界温度より低い温度で、および適切には少なく
とも32℃などの少なくとも30℃という温度で添加される。実際には、シード
材は、第2温度と同じである、あるいは第2温度より低い温度で添加されるだろ
う。温度は、有利なことに、それが液体チョコレート塊の追加冷却に役立つよう
に選ばれてよい。
【0013】 添加されている液体物質の量は、好ましくは、最終的な混合物の脂肪含有量の
体積で10%から20%である。
【0014】 シード材として添加される液体物質の量は、例えば5%および90%の間など
大幅に変化する可能性があるが、前述されたパーセンテージの好ましい範囲は、
大量の生産量を、成分の組成の変化および方法が適用されるシステム内での温度
変動などの生産状態の変動に対する限られた感度と結び付ける方法を提供するだ
ろう。
【0015】 シード材と混合する前に、液体チョコレート塊が、臨界温度の少なくとも4℃
以下の第2温度まで冷却されることが有利である。
【0016】 これが、温度偏差により敏感ではない堅牢なプロセスを提供する。
【0017】 有利なことに、第1温度までの冷却は、毎分0.2℃から3℃という速度で、
シード材の添加に続いて起こる。
【0018】 好ましくは、方法は、連続プロセスとして実行される。
【0019】 連続プロセスは、特にシード材が下流製品ストリームから簡単な方法で添加で
きるため、かなりの範囲まで方法を簡略化する。
【0020】 好ましい実施態様によって、混合物は、第1の相対的に小さなストリームおよ
び第2の相対的な大きなストリームに分けられ、そこでは第1ストリームは第2
ストリームよりさらにゆっくりと冷却され、それ以降シード材として使用される
のに対し、第2ストリームは冷却され、固形チョコレートを生じさせる。
【0021】 シード材として使用される小さなストリームをよりゆっくりと冷却すると、高
品質のシード材が得られ、第2ストリームを相対的に迅速に冷却し、所望の品質
の固形チョコレートを生じさせることができることが保証される。
【0022】 本発明は、ここで、以下の例示的な実施態様に関して解明されるだろう。
【0023】 実施例 すべての実験および制御実験に関して、チョコレートは、9.0%の脱脂ココ
ア粉末(天然、脂肪含有量<0.5%)、35%のカカオバター(バイア(Ba
hia)からの、ヨウ素値41の、表Iに示されている脂肪組成を有するソフト
バター)、55.5%の細かい粉末の砂糖および0.5%のレシチンから成り立
って調製された。
【0024】 ヨウ素値は、Wijs方法(IUPAC方法2.205)によって求められる。
トリグリセリド組成は、GLC(IUPAC方法2.323)により求められ、
脂肪酸組成は、脂肪酸メチルエステル(IUPAC方法2.301と2.302
)を介してGLCの酸で求められる。
【0025】 実施例I 750gのチョコレートの調製のために、ココア粉末および砂糖が混合され、
炉の中で60℃まで加熱された。この混合物に、暖かいカカオバターの一部が混
ぜられ、25%という脂肪含有量のチョコレート塊を生じさせる。このチョコレ
ート塊は、ココア粒子および砂糖を削減するために約30度で700から800
kPa/cmで延ばされ、60℃まで再加熱され、混合され、今度はほぼ30
℃で900から1000kPa/cmで再び延ばされる。混合物がカカオバタ
ーの総量の80%を含有するようにさらに多くのカカオバターが添加される。延
ばし、さらに多くのカカオバターを添加した直後に、チョコレート塊は60℃で
約30分間加熱され、液体チョコレート塊を生じさせる。60℃という温度は、
臨界温度より20℃から22℃上である。
【0026】 残りのカカオバター(使用されたカカオバターは、自然冷却により凝固し、確
実に3日より長く保管された)は、レシチンとともに溶解され、攪拌され、34
度まで加熱される。これは、カカオバターが臨界温度を超える温度に到達しない
ことを保証するために35℃という壁温度を有する容器内で行われる。
【0027】 液体チョコレート塊は34℃(26度を超える壁温度)まで冷却され、カカオ
バターとレシチンの混合物は液体チョコレート塊と混ぜられる。このようにして
得られる該混合物は、26℃という壁温度の容器内で攪拌され26℃まで冷却さ
れる。この温度はチョコレートの融解温度以下である(溶解範囲30.1℃から
34.5℃。該このようにして冷却されるチョコレートは、26℃まで加熱され
、気泡を取り除くために振動され、その後に1.5時間、26℃で保たれた)型
の中に即座に注ぎ込まれる。それから、充填された型は、型からのチョコレート
の取外しを容易にするために10℃で30分間保管される。取り外された後、チ
ョコレートはアルミニウム箔で包まれる。
【0028】 実施例II 延ばされる材料の量(組成:(その内の少なくとも6.7%が脱脂乾燥ココア
および少なくとも18%がカカオバターである)ココア25%、(その内の少な
くとも7.5%が牛乳である)少なくとも21.5%の牛乳成分、および少なく
とも46%のスクロース)という最小総含有量)は、炉の中で55℃から60℃
に加熱される(混合物A)。その後、それは、36℃という湯煎鍋で36℃に冷
却される。
【0029】 別に、65.8gのカカオバターおよび2.5%のレシチンが混合され、36
℃で加熱される(混合物B)。
【0030】 混合物Aと54gの混合物Bは36℃で結合され、25℃まで冷却される。3
0分後、型に注ぎ込まれる材料は10℃に冷却される。
【0031】 部分的に冷却された混合物B(または再び少なくとも30℃まで溶解された製
品)を混合物Aに加えることにより、混合物Aおよび混合物Bから直接的に得ら
れるチョコレートと同じ好ましい脂肪ブルーム特徴を示すチョコレート製品が生
まれる。
【0032】参考文献
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月4日(2001.10.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シェンク,ヘンドリック オランダ国 エヌエル−1544 エイケイ ザーンディク パークラン 1エイ (72)発明者 ペシャー,ルネ オランダ国 エヌエル−1097 エイエル アムステルダム シー.ドレベルストラッ ト 24 セカンド Fターム(参考) 4B014 GB01 GG06 GG14 GP01 GP12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョコレートの製造方法であって、 a)i)カカオバターおよびカカオバター同等物(CBE)から選択される脂肪
    、ならびにa)砂糖、b)ココア塊、およびc)ココア粉末から選択される少な
    くとも1つの成分を備える、冷却されたが、依然として液体のチョコレート塊の
    調製と、 b)シード材との液体チョコレート塊の混合と、 c)チョコレートの融解温度以下の第1温度まで混合物を冷却できるようにし、
    固形チョコレートを製造することと、 を備え、 ステップb)で使用されるシード剤が冷却された混合物であり、液体チョコレー
    ト塊を調製するときに、それが臨界温度を超えて加熱され、その後、第1温度と
    臨界温度の間の第2温度まで冷却され、前記冷却されたチョコレート塊がシード
    材と混合され、使用されるシード材が30℃を超える温度での冷却された混合物
    であるが、その物質が臨界温度を超えず、実質的にはβ´相内に結晶質の材料を
    含まないこと、および固形チョコレートを作るために、混合物が、それ以降第1
    温度まで冷却されることとを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 液体物質の量が、最終的な混合物の脂肪含有量の体積で10
    %から20%であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 シード材と混合される前に、液体チョコレート塊が、臨界温
    度の少なくとも4℃以下の第2温度まで冷却されることを特徴とする、請求項1
    または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 シード材の添加後の第1温度までの冷却が、毎分0.2から
    3℃の速度で起こる、前記請求項の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 方法が連続プロセスとして実行されることを特徴とする、前
    記請求項の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 混合物が、第1の相対的に小さいストリームおよび第2の相
    対的に大きいストリームに分けられ、そこでは該第1ストリームが該第2ストリ
    ームよりさらにゆっくりと冷却され、それ以降シード材として使用されるのに対
    し、第2ストリームが冷却され、固形チョコレートを生じさせることを特徴とす
    る、請求項5に記載の方法。
JP2001511764A 1999-07-23 2000-07-24 チョコレートの製造方法 Pending JP2003505054A (ja)

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BR (1) BR0013172A (ja)
DE (1) DE60011780T2 (ja)
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