JP2003347186A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003347186A
JP2003347186A JP2002149347A JP2002149347A JP2003347186A JP 2003347186 A JP2003347186 A JP 2003347186A JP 2002149347 A JP2002149347 A JP 2002149347A JP 2002149347 A JP2002149347 A JP 2002149347A JP 2003347186 A JP2003347186 A JP 2003347186A
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temperature
air
unit
substrate
processing apparatus
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JP2002149347A
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English (en)
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Yoshimitsu Fukutomi
義光 福冨
Katsuji Yoshioka
勝司 吉岡
Yukihiko Inagaki
幸彦 稲垣
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理部を高さ方向に多段に積層したときにも
装置全体の高さが著しく大きくなることを抑制するとと
もに、各処理部に十分な精度にて温度管理のなされた空
気を供給することができる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 塗布処理ユニットSC4〜SC6と空調
ユニットACU1とは多岐管10によって連通接続され
ている。多岐管10は、共通配管10aが複数の分配管
10bに分岐して形成されている。空調ユニットACU
1が多岐管10の分岐点を通過する空気の温度が処理ユ
ニットでの目標温度よりも若干低めの温度となるように
温調を行う。そして、二次加熱器45が分配管10bと
処理ユニットとの接続部分を通過する空気の温度が目標
温度となるように二次加熱を行うことにより精度良く温
度管理のなされた空気を処理部に供給する。また、空調
ユニットACU1からの空気を分流することで装置全体
の高さを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)に処理を
行う複数の処理部を備えてそれらに温調済の空気を供給
する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体や液晶ディスプレ
イなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処
理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製
造されている。これらの諸処理のうち例えばレジスト塗
布処理、現像処理およびそれらに付随する熱処理のそれ
ぞれ行う処理ユニットを複数組み込み、搬送ロボットに
よってそれら各処理ユニット間で基板の循環搬送を行う
ことにより基板に一連のフォトリソグラフィー処理を施
す基板処理装置がいわゆるコータ&デベロッパとして広
く用いられている。
【0003】このような基板処理装置では、例えばウル
パフィルタを通して微細なパーティクルを除去するとと
もに、化学吸着フィルタを通してアンモニア等の化学物
質を除去した清浄な空気を各処理ユニットおよび搬送ロ
ボットの周辺に供給し、それらを清浄な雰囲気に維持し
ている。また、特に基板にレジスト塗布処理を行う塗布
処理ユニットでは、雰囲気の温度および湿度が形成され
るレジスト膜の膜厚に影響を与えるため、温湿度の管理
された空気を塗布処理ユニットに供給するようにしてい
る。
【0004】従来より、温湿度の管理された清浄空気は
空調ユニットから各処理ユニットに供給される。このよ
うな空調ユニットとしては、例えば特開平10−154
644号公報に開示されているような装置が使用されて
いた。該公報に開示の装置では、温湿度の管理された清
浄空気を必要とする処理ユニットの直上に空調ユニット
を配置することによって、取り回しが困難であったダク
トを無くして清浄空気の供給効率を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の基板
の大径化にともなって、各処理ユニットや搬送ロボット
も大型化しており、基板処理装置全体のフットプリント
(装置が占有する平面面積)も大きくなる傾向にある。
環境維持に相応のコストを要するクリーンルームのスペ
ースを有効に利用する観点からは各基板処理装置のフッ
トプリント増大を極力抑制する必要があり、この目的の
ために各処理ユニットを高さ方向に多段に積層すること
が検討されている。
【0006】しかしながら、高さ方向に多段に積層した
処理ユニットのそれぞれの直上に空調ユニットを配置す
ると装置全体が高くなり過ぎる。一方、パターンの微細
化に伴う各処理プロセスへの品質管理要求も益々厳しく
なっており、各処理ユニット、特に雰囲気が処理結果に
大きく影響する塗布処理ユニット等に供給する空気の温
湿度管理は万全のものとする必要がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、処理部を高さ方向に多段に積層したときにも装
置全体の高さが著しく大きくなることを抑制するととも
に、各処理部に十分な精度にて温度管理のなされた空気
を供給することができる基板処理装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板に処理を行うn個(但し、
nは2以上の自然数)の処理部を備えた基板処理装置に
おいて、空気の温度を調整して、その温調された空気を
送出する温調空気供給部と、1本の共通配管がn本の分
配管に分岐されて形成され、前記共通配管が前記温調空
気供給部に連通接続されるとともに、前記n本の分配管
が1対1で対応して前記n個の処理部に連通接続された
多岐管と、前記n本の分配管に1対1で対応して設けら
れ、当該分配管の内部を通過する空気の温度調節を行う
n個の補正用温調部と、を備えている。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
にかかる基板処理装置において、前記共通配管に設けら
れ、前記共通配管内を通過する空気の温度を計測する第
1温度計測手段と、前記n本の分配管に1対1で対応し
て設けられ、当該分配管の内部を通過する空気の温度を
計測するn個の第2温度計測手段と、をさらに備え、前
記温調空気供給部に、前記第1温度計測手段の計測結果
に基づいて前記共通配管内を通過する空気の温度が第1
の目標温度となるように温調を行わせるとともに、前記
n個の補正用温調部のそれぞれに、当該補正用温調部に
対応する分配管に設けられた第2温度計測手段の計測結
果に基づいて当該分配管内を通過する空気の温度が第2
の目標温度となるように温調を行わせている。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
にかかる基板処理装置において、第1温度計測手段に、
前記多岐管の分岐点を通過する空気の温度を計測させ、
各第2温度計測手段に、その対応する分配管と該分配管
が連通接続される処理部との接続部分を通過する空気の
温度を計測させている。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
にかかる基板処理装置において、第2の目標温度を、前
記n個の補正用温調部のそれぞれに個別に設定してい
る。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項2から請
求項4のいずれかの発明にかかる基板処理装置におい
て、前記温調空気供給部に、空気を加熱する一次加熱部
と、空気を冷却する冷却部とを備え、前記補正用温調部
に、空気を加熱する二次加熱部を備え、第2の目標温度
を第1の目標温度よりも高く設定している。
【0013】また、請求項6の発明は、請求項3から請
求項5のいずれかの発明にかかる基板処理装置におい
て、前記n本の分配管のいずれかと当該分配管が連通接
続される処理部との接続部分を通過する空気の湿度を計
測する湿度計測手段をさらに備え、前記温調空気供給部
に、空気を加湿する加湿部をさらに備えるとともに、前
記湿度計測手段の計測結果に基づいて当該接続部分を通
過する空気の湿度が目標湿度となるように温調および加
湿を行わせる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明にかかる基板処理装置の全
体構成を示す平面図である。なお、図1および以降の各
図にはそれらの方向関係を明確にするため必要に応じて
Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXY
Z直交座標系を付している。
【0016】この基板処理装置1は、基板Wにレジスト
塗布処理および現像処理を行う基板処理装置(いわゆる
コータ&デベロッパ)であり、大別してインデクサID
と3つのユニット配置部MP1,MP2,MP3とイン
ターフェイスIFBとにより構成されている。
【0017】インデクサIDは、移載ロボットTFおよ
び載置ステージ30を備えている。載置ステージ30に
は、4つのキャリアCを水平方向(Y軸方向)に沿って
配列して載置することができる。それぞれのキャリアC
には、多段の収納溝が刻設されており、それぞれの溝に
は1枚の基板Wを水平姿勢にて(主面を水平面に沿わせ
て)収容することができる。従って、各キャリアCに
は、複数の基板W(例えば25枚)を水平姿勢かつ多段
に所定の間隔を隔てて積層した状態にて収納することが
できる。なお、キャリアCの形態としては、基板Wを密
閉空間に収納するFOUP(front opening unified po
d)やSMIF(Standard Mechanical InterFace)ポッ
ド、または収納基板Wを外気に曝すOC(open casette)
のいずれであっても良い。
【0018】移載ロボットTFは、1本の移載アームT
FAを備えており、その移載アームTFAを高さ方向に
昇降動作させること、回転動作させることおよび水平方
向に進退移動させることができる。また、移載ロボット
TF自身がY方向に沿って移動することにより、移載ア
ームをY軸方向に沿って水平移動させることができる。
つまり、移載ロボットTFは、移載アームを3次元的に
移動させることができるのである。このような移載ロボ
ットTFの動作により、インデクサIDは、複数の基板
Wを収納可能なキャリアCから未処理の基板Wを取り出
してユニット配置部MP1に渡すとともに、ユニット配
置部MP1から処理済の基板Wを受け取ってキャリアC
に収納することができる。
【0019】ユニット配置部MP1,MP2,MP3
は、この順でX軸方向に沿って隣接配置されている。す
なわち、インデクサIDに隣接してユニット配置部MP
1が配置され、そのユニット配置部MP1とユニット配
置部MP3との間に挟み込むようにしてユニット配置部
MP2が配置され、さらにユニット配置部MP3に隣接
してインターフェイスIFBが配置されている。
【0020】ユニット配置部MP1は、搬送ロボットT
R1を挟んで熱処理部群TH1と液処理部群LP1とを
対向配置させて構成されている。同様に、ユニット配置
部MP2は搬送ロボットTR2を挟んで熱処理部群TH
2と液処理部群LP2とを対向配置させて構成され、ユ
ニット配置部MP3は搬送ロボットTR3を挟んで熱処
理部群TH3と液処理部群LP3とを対向配置させて構
成されている。
【0021】図2は、液処理部群LP1,LP2,LP
3を図1の矢印AR1の向きから見た側面図である。同
図に示すように、液処理部群LP1は、下から順に塗布
処理ユニットSC3,SC2,SC1を3段に積層配置
して構成されている。塗布処理ユニットSC1,SC
2,SC3は、いわゆるスピンコータの一種であり、い
ずれも基板Wを回転させつつフォトレジストの下地塗布
処理を行う処理ユニットである。
【0022】液処理部群LP2は、下から順に塗布処理
ユニットSC6,SC5,SC4を3段に積層配置して
構成されている。塗布処理ユニットSC4,SC5,S
C6もいわゆるスピンコータの一種であり、いずれも基
板Wを回転させつつフォトレジストの塗布処理を行う処
理ユニットである。
【0023】液処理部群LP3は、下から順に現像処理
ユニットSD5,SD4,SD3,SD2,SD1を5
段に積層配置して構成されている。現像処理ユニットS
D1,SD2,SD3,SD4,SD5はいずれも露光
後の基板W上に現像液を供給することによって現像処理
を行う、いわゆるスピンデベロッパである。
【0024】塗布処理ユニットSC1〜SC6および現
像処理ユニットSD1〜SD5はいずれも基板Wに対し
てフォトレジストや現像液等の処理液を供給する処理ユ
ニットであり、本明細書ではこれら処理液を使用する処
理ユニットを「液処理ユニット」と称する。したがっ
て、液処理部群LP1,LP2,LP3はいずれも液処
理ユニットを鉛直方向に沿って多段に積層配置した処理
部群であると言える。
【0025】図3は、熱処理部群TH1,TH2,TH
3を図1の矢印AR1の向きから見た側面図である。熱
処理部群TH1は、下から順に冷却ユニットCP,C
P、加熱ユニットHP,HP,HPを5段に積層配置し
た熱処理部列と、下から順に加熱ユニットAHL,AH
L,AHLを3段に積層配置した熱処理部列とをX軸方
向に沿って隣接配置して構成されている。加熱ユニット
HPは、基板Wを加熱して所定の温度にまで昇温する、
いわゆるホットプレートである。冷却ユニットCPは、
基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに、
基板Wを当該所定の温度に維持する、いわゆるクールプ
レートである。また、加熱ユニットAHLも、加熱ユニ
ットHPと同様のいわゆるホットプレートの一種である
が、特にレジスト塗布処理前の密着強化処理のための加
熱処理を行うものである。
【0026】熱処理部群TH2は、下から順に加熱ユニ
ットHP,HP,HP,HPを4段に積層配置した熱処
理部列と、下から順に冷却ユニットCP,CP,CPを
3段に積層配置した熱処理部列とをX軸方向に沿って隣
接配置して構成されている。熱処理部群TH2の加熱ユ
ニットHPには、露光前のいわゆるプリベーク処理を行
うユニットが含まれている。
【0027】熱処理部群TH3は、下から順に冷却ユニ
ットCP,CP、加熱ユニットHP,HP,HPを5段
に積層配置した熱処理部列と、下から順に冷却ユニット
CP、加熱ユニットHP,HP,HP,HPを5段に積
層配置した熱処理部列とをX軸方向に沿って隣接配置し
て構成されている。熱処理部群TH3の加熱ユニットH
Pには、いわゆる露光後ベーク処理を行うユニットが含
まれている。
【0028】上述した加熱ユニットHP,AHLおよび
冷却ユニットCPはいずれも基板Wの温度調整を行う処
理ユニットであり、本明細書ではこれら基板Wの温度調
整を行う処理ユニットを「熱処理ユニット」と称する。
また、本明細書では液処理ユニットおよび熱処理ユニッ
トを総称して「処理ユニット」としている。したがっ
て、熱処理部群TH1,TH2,TH3はいずれも熱処
理ユニットを鉛直方向に沿って多段に積層配置した処理
部群であると言える。
【0029】なお、図2に示した液処理ユニットの配置
構成および図3に示した熱処理ユニットの配置構成は一
例であって、処理ユニットを多段に積層して処理部群を
形成する形態であれば種々の変形が可能である。特に、
図3の空白部分は熱処理ユニットのための予備位置であ
り、ここをそのまま空き位置としておいても良いし、こ
こに加熱ユニットHPまたは冷却ユニットCPを設置す
るようにしても良い。
【0030】図1に戻り、搬送ロボットTR1,TR
2,TR3のそれぞれは、2つの搬送アームを備えてお
り、それら搬送アームを鉛直方向に沿って昇降させるこ
とと、水平面内で回転させることと、水平面内にて進退
移動を行わせることができる。但し、搬送ロボットTR
1,TR2,TR3全体が水平方向に沿って走行するも
のではない。このような搬送ロボットの動作によって、
ユニット配置部MP1の搬送ロボットTR1は専ら熱処
理部群TH1および液処理部群LP1に含まれる処理ユ
ニットの間で基板Wの搬送を行う。また、搬送ロボット
TR1は、インデクサIDの移載ロボットTFとの間で
基板Wの受け渡しを行ったり、受け渡し台PS1に対す
る基板Wの受け渡しを行ったりする。なお、受け渡し台
PS1は、ユニット配置部MP1とユニット配置部MP
2との間、より正確には搬送ロボットTR1と搬送ロボ
ットTR2との間に設けられた基板載置台であり、搬送
ロボットTR1と搬送ロボットTR2との間の基板受け
渡しのために使用される。
【0031】また、ユニット配置部MP2の搬送ロボッ
トTR2は専ら熱処理部群TH2および液処理部群LP
2に含まれる処理ユニットの間で基板Wの搬送を行う。
また、搬送ロボットTR2は、受け渡し台PS1および
受け渡し台PS2に対する基板Wの受け渡しを行ったり
する。なお、受け渡し台PS2は、ユニット配置部MP
2とユニット配置部MP3との間、より正確には搬送ロ
ボットTR2と搬送ロボットTR3との間に設けられた
基板載置台であり、搬送ロボットTR2と搬送ロボット
TR3との間の基板受け渡しのために使用される。
【0032】同様に、ユニット配置部MP3の搬送ロボ
ットTR3は専ら熱処理部群TH3および液処理部群L
P3に含まれる処理ユニットの間で基板Wの搬送を行
う。また、搬送ロボットTR3は、後述するインターフ
ェイスIFBの搬送ロボットTR4との間で基板Wの受
け渡しを行ったり、受け渡し台PS2に対する基板Wの
受け渡しを行ったりする。
【0033】インターフェイスIFBは、ユニット配置
部MP3に隣接して設けられるとともに、図示を省略す
る露光装置とも隣接しており、搬送ロボットTR4とバ
ッファカセットBCとを備える。インターフェイスIF
Bの搬送ロボットTR4は、搬送ロボットTR3からレ
ジスト塗布処理済の基板Wを受け取って図外の露光装置
に渡すとともに、該露光装置から露光済の基板Wを受け
取って搬送ロボットTR3に渡す機能を有する。また、
搬送ロボットTR4は、基板処理装置1での処理時間と
露光装置での処理時間との差に起因した基板受け渡しタ
イミングのずれを調整すべく、露光前後の基板Wを一時
的にバッファカセットBCに収容することもある。
【0034】以上のような構成を有する基板処理装置1
においては、インデクサIDの移載ロボットTFがキャ
リアCから未処理の基板Wを取り出してユニット配置部
MP1の搬送ロボットTR1に渡す。ユニット配置部M
P1では、搬送ロボットTR1が熱処理部群TH1およ
び液処理部群LP1に含まれる処理ユニットの間で基板
Wの循環搬送を行うことにより、基板Wへのレジストの
下地塗布処理およびそれに付随する熱処理が行われる。
下地塗布処理が終了した基板Wは受け渡し台PS1を介
してユニット配置部MP1からユニット配置部MP2に
渡される。
【0035】ユニット配置部MP2では、搬送ロボット
TR2が熱処理部群TH2および液処理部群LP2に含
まれる処理ユニットの間で基板Wの循環搬送を行うこと
により、基板Wへのレジスト塗布処理およびそれに付随
する熱処理が行われる。レジスト塗布処理が終了した基
板Wは受け渡し台PS2を介してユニット配置部MP2
からユニット配置部MP3に渡され、さらにユニット配
置部MP3の搬送ロボットTR3からインターフェイス
IFBの搬送ロボットTR4に渡される。搬送ロボット
TR4は受け取ったレジスト塗布処理済の基板Wを露光
装置に渡す。露光装置においては、該基板Wにパターン
の露光処理を行う。
【0036】露光処理が終了した基板Wは、再びインタ
ーフェイスIFBの搬送ロボットTR4に渡され、さら
に搬送ロボットTR4からユニット配置部MP3の搬送
ロボットTR3に渡される。ユニット配置部MP3で
は、搬送ロボットTR3が熱処理部群TH3および液処
理部群LP3に含まれる処理ユニットの間で基板Wの循
環搬送を行うことにより、露光後の基板Wへの現像処理
およびそれに付随する熱処理が行われる。現像処理が終
了した基板Wは、搬送ロボットTR3から搬送ロボット
TR2,TR1を経て、インデクサIDの移載ロボット
TFに戻される。移載ロボットTFは、該基板Wを処理
済基板としてキャリアCに収容する。このようにして一
連のフォトリソグラフィー処理が行われる。
【0037】ところで、各処理ユニット、特に雰囲気が
処理結果に大きく影響する液処理ユニットに対しては少
なくとも温度管理された清浄空気を供給しなければなら
ない。本実施形態の基板処理装置1では、少なくとも温
度管理された清浄空気を供給しなければならない処理ユ
ニットが11個設置されている。特に、雰囲気の温湿度
によって形成されるレジスト膜厚が変化する塗布処理ユ
ニットSC1〜SC6に対しては温湿度の管理された清
浄空気を供給しなければならない。なお、熱処理部群T
H1,TH2,TH3に含まれる熱処理ユニットは、そ
れぞれが個別の温調を行うため、それら熱処理ユニット
に対しては温度管理された清浄空気を供給する必要はな
い。また、本明細書において単に「湿度」と記載すると
きには相対湿度を示すものとする。
【0038】液処理ユニットに少なくとも温度管理され
た清浄空気を供給するために、本実施形態の基板処理装
置1には空調ユニットACU1および空調ユニットAC
U2を付設している。空調ユニットACU1は塗布処理
ユニットSC1〜SC6に対して温湿度管理された清浄
空気を供給し、空調ユニットACU2は現像処理ユニッ
トSD1〜SD5に対して温度管理された清浄空気を供
給する。空調ユニットACU1と塗布処理ユニットSC
1〜SC6とは多岐管10を介して連通接続されてい
る。また、空調ユニットACU2と現像処理ユニットS
D1〜SD5とも多岐管10を介して連通接続されてい
る。つまり、本実施形態では、液処理部群LP1,LP
2に対して共通の空調ユニットACU1を配置し、液処
理部群LP3に対して単独の空調ユニットACU2を配
置している。
【0039】図4は、空調ユニットACU1から塗布処
理ユニットSC4〜SC6に対して温湿度管理された清
浄空気を供給する様子を概念的に示す図である。上述し
たように、塗布処理ユニットSC4〜SC6を多段に積
層配置した液処理部群LP2と熱処理ユニットを多段に
積層配置した熱処理部群TH2とが搬送ロボットTR2
を挟んで対向配置されている。なお、液処理部群LP
2、熱処理部群TH2および搬送ロボットTR2の下方
の空間は、液処理ユニットへの処理液供給のための配管
等を収容するケミカルキャビネットCBとして機能す
る。
【0040】空調ユニットACU1は、空気取り入れ口
から多岐管10に向けてファン11、一次化学吸着フィ
ルタ12、二次化学吸着フィルタ13、加湿器14、冷
凍機15および一次加熱器16をこの順序で並べて内蔵
する。ファン11は装置外部の空気(通常はクリーンル
ーム内の空気)を取り込んで空調ユニットACU1内部
に送り込む。一次化学吸着フィルタ12および二次化学
吸着フィルタ13は、ファン11が取り込んだ空気から
アルカリ性物質(主としてアンモニアガス)を吸着して
除去する。なお、ファン11は一次化学吸着フィルタ1
2と二次化学吸着フィルタ13との間に設けるようにし
ても良い。加湿器14、冷凍機15および一次加熱器1
6は、それぞれ空調ユニットACU1内を通過する空気
を加湿、冷却、加熱するものである。加湿器14、冷凍
機15および一次加熱器16としては例えば蒸発式の加
湿器や電熱式のヒータ等の公知の種々の機器を使用する
ことができる。このような構成によって、空調ユニット
ACU1は、空気の温湿度を調整してその温湿度調整の
なされた空気を多岐管10に送出する。
【0041】多岐管10は、空調ユニットACU1と塗
布処理ユニットSC1〜SC6とを連通接続している。
多岐管10は、1本の共通配管10aが6本の分配管1
0bに分岐されて形成されている。共通配管10aは空
調ユニットACU1に連通接続されている。また、6本
の分配管10bが1対1で対応して6個の塗布処理ユニ
ットSC1〜SC6に連通接続されている。空調ユニッ
トACU1から多岐管10に送出された温湿調済みの空
気は6本の分配管10bに分流されて、塗布処理ユニッ
トSC1〜SC6のそれぞれに供給される。なお、多岐
管10は、空調ユニットACU1と塗布処理ユニットS
C1〜SC6とを連通接続するものであれば、その一部
を基板処理装置1内部に配設するようにしても良いし、
全体を基板処理装置1外部に配設するようにしても良
い。
【0042】また、6本の分配管10bのそれぞれには
二次加熱器45が設けられている。二次加熱器45は、
例えば電熱式のヒータによって構成され、当該二次加熱
器45が設けられた分配管10b内を通過する空気を加
熱する。すなわち、空調ユニットACU1から多岐管1
0の共通配管10aに送出され、6本の分配管10bに
分流された温湿調済みの空気は二次加熱器45によって
さらに加熱された後に塗布処理ユニットSC1〜SC6
のそれぞれに供給されるのである。
【0043】ここで、多岐管10の分岐点、つまり共通
配管10aと6本の分配管10bとの接続点には、そこ
を通過する空気の温度を計測する第1温度センサ42が
設けられている。また、6本の分配管10bとそれらの
それぞれが対応する塗布処理ユニットSC1〜SC6と
の接続部分には、そこを通過する空気の温度を計測する
第2温度センサ43が設けられている。さらに、6本の
分配管10bのいずれかとその分配管10bが対応する
塗布処理ユニット(図4の例では塗布処理ユニットSC
4)との接続部分にはそこを通過する空気の湿度を計測
する湿度センサ44が設けられている。そして、基板処
理装置1には、第1温度コントローラ41と、6個の第
2温度コントローラ46と、湿度コントローラ40とが
設けられている。これら各コントローラは、図4では図
示の便宜上基板処理装置1と別置にしているが、基板処
理装置1の本体側に設けるようにしても良いし、空調ユ
ニットACU1の内部に設けるようにしても良い。
【0044】第1温度コントローラ41は、第1温度セ
ンサ42および一次加熱器16と電気的に接続されてお
り、第1温度センサ42の計測結果に基づいて一次加熱
器16をフィードバック制御する。つまり、第1温度コ
ントローラ41は、多岐管10の分岐点を通過する空気
が予め定められた温度となるように、一次加熱器16を
制御する。
【0045】各第2温度コントローラ46は、当該第2
温度コントローラ46に対応する分配管10bに設けら
れた第2温度センサ43および二次加熱器45と電気的
に接続されており、その第2温度センサ43の計測結果
に基づいて当該二次加熱器45をフィードバック制御す
る。つまり、第2温度コントローラ46は、当該第2温
度コントローラ46に対応する分配管10bとその分配
管10bが連通接続される塗布処理ユニットとの接続部
分を通過する空気が予め定められた温度となるように、
二次加熱器45を制御する。
【0046】湿度コントローラ40は、湿度センサ44
および加湿器14と電気的に接続されており、湿度セン
サ44の計測結果に基づいて加湿器14を制御する。
【0047】次に、空調ユニットACU1から多岐管1
0を経て塗布処理ユニットSC1〜SC6に供給される
空気の温湿度制御の態様について説明する。図5は、基
板処理装置1における空気の温湿度制御態様の一例を示
す図である。なお、同図においては実線が温度を示し、
一点鎖線が湿度を示す。
【0048】空調ユニットACU1が取り込んだ空気の
初期温度がT0、初期湿度がH0であるとする。そして、
処理ユニット、例えば塗布処理ユニットSC4にて必要
とされる空気の目標温度(第2の目標温度)をTt、目
標湿度をHtとする。
【0049】空調ユニットACU1に取り込まれた空気
は、まず加湿器14によって加湿される。この加湿工程
によって、取り込まれた空気の温度はほとんど変化しな
いものの、湿度がH1にまで上昇する。このときの湿度
1は、続く冷却工程において湿度が100%に到達
(結露)する値以上であれば良い。
【0050】加湿工程の後、加湿器14を通過した空気
が冷凍機15によって温度T1にまで冷却される。この
温度T1は、塗布処理ユニットSC4での目標温度T
t、目標湿度Htの条件を備えた空気の露点に相当する
温度である。温度T1にまで冷却された空気の湿度は1
00%となり、余剰の水分は結露して液相の水として空
気から除去される。その後の工程においては、空調ユニ
ットACU1から塗布処理ユニットSC4に供給される
空気に含まれる水分の絶対量は変化せず、空気の温度に
応じて湿度が変化し、その温度がTtになったときに湿
度がHtに到達するのである。
【0051】冷却工程の後、冷凍機15を通過した空気
が一次加熱器16に到達し、一次加熱工程が実行され
る。この一次加熱工程では、一次加熱器16によって空
気の温度が温度T2(第1の目標温度)にまで昇温され
る。但し、一次加熱器16は多岐管10の分岐点に設け
られた第1温度センサ42の検出信号に基づいて第1温
度コントローラ41によって制御されるものである。し
たがって、一次加熱器16は、多岐管10の分岐点を通
過する空気の温度が温度T2となるように一次加熱を行
う。それに伴って多岐管10の分岐点を通過する空気の
湿度は湿度H2にまで低下する。なお、温度T2としては
目標温度Ttよりも若干低め、例えば0.2℃低い温度
としておく。
【0052】一次加熱工程の後、一次加熱器16を通過
した空気が空調ユニットACU1から多岐管10の共通
配管10aに送出され、さらに6本の分配管10bに分
流される。この空気が多岐管10の分岐点を通過すると
きに、温度T2、湿度H2となっている。多岐管10の分
配管10bに流れ込んだ空気は二次加熱器45によって
加熱される。この二次加熱工程では、二次加熱器45に
よって空気の温度が目標温度Ttにまで昇温される。但
し、二次加熱器45は、それが設けられた分配管10b
と該分配管10bが連通接続された処理ユニット(ここ
では塗布処理ユニットSC4)との接続部分に設けられ
た第2温度センサ43の検出信号に基づいて第2温度コ
ントローラ46によって制御されるものである。したが
って、二次加熱器45は、分配管10bと上記処理ユニ
ットとの接続部分(つまり塗布処理ユニットSC4の空
気供給口)を通過する空気の温度が目標温度Ttとなる
ように二次加熱を行う。それに伴って上記接続部分を通
過する空気の湿度は目標湿度Htにまで低下する。
【0053】その後、処理ユニットとの接続部分を通過
した温湿調済みの空気はさらに該処理ユニットに設けら
れたフィルタ49を通過して、該処理ユニット内にダウ
ンフローを形成してスピンヘッド周辺等に供給される。
なお、フィルタ49はパーティクルを除去するフィルタ
であり、例えばHEPAフィルタを使用すれば良い。
【0054】以上のようにすれば、空調ユニットACU
1によって目標温度Ttよりも若干低い温度にまで空気
の温調を行い、さらに二次加熱器45によって微調整
(補正)を行って目標温度Ttの空気を生成して処理ユ
ニットに供給している。しかも、空調ユニットACU1
の一次加熱器16は多岐管10の分岐点に設けられた第
1温度センサ42の計測結果に基づいた加熱を行うた
め、共通配管10aにおける外乱を考慮した温調が可能
である。また、二次加熱器45は分配管10bと処理ユ
ニットとの接続部分に設けられた第2温度センサ43の
計測結果に基づいた加熱を行うため、分配管10bにお
ける外乱を考慮した温調が可能である。すなわち、各処
理ユニットの空気供給口を通過する空気の温度が目標温
度となるような温調がなされるため、各処理ユニットに
十分な精度にて温度管理のなされた空気を供給すること
ができる。
【0055】なお、湿度については上記の冷却工程にお
いて、十分に湿度の高まった空気を処理ユニットでの目
標温度、目標湿度の条件を備えた空気の露点に相当する
温度にまで冷却すれば、余剰の水分が凝縮除去されて空
気中に含まれる水分の絶対量が固定され、各処理ユニッ
トの空気供給口を通過する空気の温度を正確に目標温度
に温調することによって自動的に目標湿度も達成され
る。但し、本実施形態では、分配管10bと処理ユニッ
トとの接続部分に湿度センサ44を設けており、その計
測結果に基づいて当該接続部分を通過する空気の湿度が
目標湿度となるような補正も可能である。具体的には、
例えば、湿度センサ44の計測結果が目標湿度よりも低
い場合は、加湿器14による加湿量を増加したり、冷凍
機15による冷却温度を高めたりする。逆に、湿度セン
サ44の計測結果が目標湿度よりも高い場合は、冷凍機
15による冷却温度を低くすれば良い。
【0056】また、空調ユニットACU1から多岐管1
0を経て各処理ユニットに温調済みの空気を分配供給す
るようにしているため、従来のように各処理ユニットの
直上に空調ユニットを配置する場合に比較して、処理ユ
ニットを高さ方向に多段に積層した場合であっても装置
全体の高さが著しく大きくなることを抑制することがで
きる。
【0057】また、各分配管10bに二次加熱器45を
設けているため、二次加熱器45のそれぞれについて個
別に目標温度を設定することができる。例えば、塗布処
理ユニットSC4と塗布処理ユニットSC5とで塗布す
るレジストの種類が異なったり、得たい膜厚が異なる場
合に、目標温度も異なることがある。このような場合、
二次加熱器45のそれぞれについて個別に目標温度を設
定しておけば、各処理ユニットごとに所望の温度管理を
行うことができる。なお、一般に、レジスト塗布処理を
行う塗布処理ユニットSC4,SC5,SC6において
は正確な温湿度管理が要求され、下地塗布処理を行う塗
布処理ユニットSC1,SC2,SC3においては温湿
度が一定であれば良いとされている。
【0058】図6は、空調ユニットACU2から現像処
理ユニットSD1〜SD5に対して温度管理された清浄
空気を供給する様子を概念的に示す図である。図6にお
いて、図4と同一の構成については同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0059】空調ユニットACU2が空調ユニットAC
U1と異なるのは、加湿器14を設けていない点であ
り、残余の構成については空調ユニットACU1と全く
同じである。また、これに伴って、湿度コントローラ4
0および湿度センサ44も設けていない。
【0060】また、多岐管10は、空調ユニットACU
2と現像処理ユニットSD1〜SD5とを連通接続して
いる。多岐管10の5本の分配管10bのそれぞれには
二次加熱器45が設けられている。そして、多岐管10
の分岐点には第1温度センサ42が設けられ、第1温度
センサ42の検出信号に基づいて第1温度コントローラ
41が一次加熱器16を制御する。また、5本の分配管
10bとそれらのそれぞれが対応する現像処理ユニット
SD1〜SD5との接続部分には第2温度センサ43が
設けられ、第2温度センサ43の検出信号に基づいて第
2温度コントローラ46が二次加熱器45を制御する。
【0061】図6においては、空気の温調のみが行われ
る。すなわち、現像処理ユニットでの目標温度のみが設
定されており、目標湿度については設定されていない。
これは現像処理の場合、温度は現像速度に影響を与える
ものの、湿度は処理にほとんど影響を与えないためであ
る。
【0062】具体的な温調手法としては、まず冷凍機1
5および一次加熱器16が多岐管10の分岐点を通過す
る空気の温度が現像処理ユニットでの目標温度よりも若
干低めの温度となるように温調を行う。そして、二次加
熱器45が分配管10bと現像処理ユニットとの接続部
分を通過する空気の温度が目標温度となるように二次加
熱を行う。つまり、湿度の調整を行わない点を除いては
上述したのと同様の温度制御が行われる。
【0063】このようにしても上述したのと同様に、各
処理ユニットの空気供給口を通過する空気の温度が目標
温度となるような温調がなされるため、各処理ユニット
に十分な精度にて温度管理のなされた空気を供給するこ
とができる。また、空調ユニットACU2から多岐管1
0を経て各処理ユニットに温調済みの空気を分配供給す
るようにしているため、処理ユニットを高さ方向に多段
に積層した場合であっても装置全体の高さが著しく大き
くなることを抑制することができる。
【0064】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この発明は上記の例に限定されるものではない。
例えば、多岐管10の分配管10bに二次加熱器45に
代えてまたは追加して空気を冷却する冷却器や加湿を行
う加湿器を設けるようにしても良い。これらは、それぞ
れ第2温度センサ43や湿度センサ44の検出結果に基
づいた制御を行う。
【0065】また、上記実施形態では、液処理部群LP
1,LP2に対して共通の空調ユニットACU1を配置
していたが、液処理部群LP1,LP2のそれぞれにつ
いて個別の空調ユニットを設けるようにしても良い。す
なわち、塗布処理ユニットSC1〜SC3について1個
の空調ユニットを設け、塗布処理ユニットSC4〜SC
6について1個の空調ユニットを設けるようにしても良
い。
【0066】また、上記実施形態においては、多岐管1
0の分岐点に第1温度センサ42を設け、分配管10b
と処理ユニットとの接続部分には第2温度センサ43を
設けるようにしていたが、第1温度センサ42は多岐管
10の共通配管10a内部を通過する空気の温度を計測
できる位置に設ければ良く、第2温度センサ43は多岐
管10の分配管10b内部を通過する空気の温度を計測
できる位置に設ければ良い。もっとも、上記実施形態の
ように構成した方が、温度管理の精度をよい良いものと
することができる。
【0067】また、本発明にかかる基板処理装置は半導
体基板を処理する装置のみならず、液晶表示装置用ガラ
ス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板
等を処理する複数の処理部を備えた装置に適用すること
ができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、空気の温度を調整して、その温調された空気を
送出する温調空気供給部と、1本の共通配管がn本の分
配管に分岐されて形成され、共通配管が温調空気供給部
に連通接続されるとともに、n本の分配管が1対1で対
応してn個の処理部に連通接続された多岐管と、n本の
分配管に1対1で対応して設けられ、当該分配管の内部
を通過する空気の温度調節を行うn個の補正用温調部
と、を備えるため、補正用温調部によって各処理部に十
分な精度にて温度管理のなされた空気を供給することが
できるとともに、温調空気供給部から送出された空気を
多岐管によって分配して各処理部に供給することとな
り、処理部を高さ方向に多段に積層したときにも装置全
体の高さが著しく大きくなることを抑制することができ
る。
【0069】また、請求項2の発明によれば、温調空気
供給部は、共通配管内を通過する空気の温度が第1の目
標温度となるように温調を行うとともに、n個の補正用
温調部のそれぞれは、当該補正用温調部に対応する分配
管内を通過する空気の温度が第2の目標温度となるよう
に温調を行うため、各分配管ごとに効率よく第2の目標
温度の空気を得ることができる。
【0070】また、請求項3の発明によれば、第1温度
計測手段が多岐管の分岐点を通過する空気の温度を計測
し、各第2温度計測手段は、その対応する分配管と該分
配管が連通接続される処理部との接続部分を通過する空
気の温度を計測するため、共通配管および分配管の外乱
を考慮した温調が可能となり、各処理部に十分な精度に
て温度管理のなされた空気を安定して供給することがで
きる。
【0071】また、請求項4の発明によれば、第2の目
標温度がn個の補正用温調部のそれぞれに個別に設定さ
れているため、各処理部ごとに異なる温度の温調済み空
気を供給することができる。
【0072】また、請求項5の発明によれば、温調空気
供給部が空気を加熱する一次加熱部と空気を冷却する冷
却部とを備え、補正用温調部が空気を加熱する二次加熱
部を備え、第2の目標温度は第1の目標温度よりも高く
設定されているため、補正用温調部には加熱機能のみを
付与すれば良く、簡易な構成にしてコストダウンを図る
ことができる。
【0073】また、請求項6の発明によれば、n本の分
配管のいずれかと当該分配管が連通接続される処理部と
の接続部分を通過する空気の湿度を計測する湿度計測手
段をさらに備え、温調空気供給部は、空気を加湿する加
湿部をさらに備えるとともに、湿度計測手段の計測結果
に基づいて当該接続部分を通過する空気の湿度が目標湿
度となるように温調および加湿を行うため、各処理部に
温度および湿度の管理された空気を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる基板処理装置の全体構成を示す
平面図である。
【図2】図1の液処理部群の側面図である。
【図3】図1の熱処理部群の側面図である。
【図4】空調ユニットから塗布処理ユニットに対して温
湿度管理された清浄空気を供給する様子を概念的に示す
図である。
【図5】基板処理装置における空気の温湿度制御態様の
一例を示す図である。
【図6】空調ユニットから現像処理ユニットに対して温
度管理された清浄空気を供給する様子を概念的に示す図
である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 10 多岐管 10a 共通配管 10b 分配管 14 加湿器 15 冷凍機 16 一次加熱器 41 第1温度コントローラ 42 第1温度センサ 43 第2温度センサ 44 湿度センサ 45 二次加熱器 46 第2温度コントローラ ACU1,ACU2 空調ユニット ID インデクサ IFB インターフェイス LP1,LP2,LP3 液処理部群 SC1,SC2,SC3,SC4,SC5,SC6 塗
布処理ユニット SD1,SD2,SD3,SD4,SD5 現像処理ユ
ニット W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 勝司 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 稲垣 幸彦 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA24 AA25 CA14 GA29 5F046 JA27 LA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に処理を行うn個(但し、nは2以
    上の自然数)の処理部を備えた基板処理装置において、 空気の温度を調整して、その温調された空気を送出する
    温調空気供給部と、 1本の共通配管がn本の分配管に分岐されて形成され、
    前記共通配管が前記温調空気供給部に連通接続されると
    ともに、前記n本の分配管が1対1で対応して前記n個
    の処理部に連通接続された多岐管と、 前記n本の分配管に1対1で対応して設けられ、当該分
    配管の内部を通過する空気の温度調節を行うn個の補正
    用温調部と、を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記共通配管に設けられ、前記共通配管内を通過する空
    気の温度を計測する第1温度計測手段と、 前記n本の分配管に1対1で対応して設けられ、当該分
    配管の内部を通過する空気の温度を計測するn個の第2
    温度計測手段と、をさらに備え、 前記温調空気供給部は、前記第1温度計測手段の計測結
    果に基づいて前記共通配管内を通過する空気の温度が第
    1の目標温度となるように温調を行うとともに、 前記n個の補正用温調部のそれぞれは、当該補正用温調
    部に対応する分配管に設けられた第2温度計測手段の計
    測結果に基づいて当該分配管内を通過する空気の温度が
    第2の目標温度となるように温調を行うことを特徴とす
    る基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理装置において、 第1温度計測手段は、前記多岐管の分岐点を通過する空
    気の温度を計測し、 各第2温度計測手段は、その対応する分配管と該分配管
    が連通接続される処理部との接続部分を通過する空気の
    温度を計測することを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板処理装置において、 第2の目標温度は、前記n個の補正用温調部のそれぞれ
    に個別に設定されていることを特徴とする基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記温調空気供給部は、空気を加熱する一次加熱部と、
    空気を冷却する冷却部とを備え、 前記補正用温調部は、空気を加熱する二次加熱部を備
    え、 第2の目標温度は第1の目標温度よりも高く設定されて
    いることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記n本の分配管のいずれかと当該分配管が連通接続さ
    れる処理部との接続部分を通過する空気の湿度を計測す
    る湿度計測手段をさらに備え、 前記温調空気供給部は、空気を加湿する加湿部をさらに
    備えるとともに、前記湿度計測手段の計測結果に基づい
    て当該接続部分を通過する空気の湿度が目標湿度となる
    ように温調および加湿を行うことを特徴とする基板処理
    装置。
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