JP2003331773A - 電子顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
ムの軸合わせを行なうことができる電子顕微鏡を実現す
る。 【解決手段】 ロンチグラムによって非点又は軸合わせ
のずれを明瞭に表示可能な視野を光軸上に位置させた
後、ロンチグラムのボタンをクリックする。このロンチ
グラムモードが選択されると、ロンチグラム用の結像条
件に各レンズやアライメントコイルが制御される。更
に、電子光学系を走査透過電子顕微鏡モードに維持した
状態で、TVカメラ28か31が選択されて光軸上に配
置される。この状態で、ロンチグラム信号がTVカメラ
から得られ、その信号は透過電子顕微鏡像のTV電源4
0、インターフェイス43を介してコンピュータ44に
供給される。この結果、表示装置49の像表示領域50
には、適切な大きさと明るさのロンチグラムが表示され
るので、オペレータは、ロンチグラムを観察しながら非
点の補正とアライメントの調整を行なう。
Description
ズ、対物レンズにより電子ビームを試料上に集束すると
共に、電子ビームを試料上で走査し、試料を透過した電
子を検出し、透過電子検出信号を電子ビームの走査に同
期して表示するようにした電子顕微鏡に関する。
像観察モードでは、電子銃から発生し加速された電子ビ
ームを、コンデンサレンズ、対物レンズにより試料上に
細く集束すると共に、試料上の所定範囲を電子ビームで
走査するようにしている。試料に電子ビームを照射する
ことによってこの試料を透過した電子を検出し、この検
出信号を一次電子ビームの走査に応じてディスプレイに
供給し、試料の走査透過電子顕微鏡像を表示するように
している。
像の分解能は、試料に照射される電子ビームの非点の状
態と電子ビームの軸ズレの状態によって左右される。そ
のため、各レンズに非点補正装置(スティグマ)やアライ
メント装置を付属させ、実際に走査透過電子顕微鏡像を
表示させ、その像を観察しながら、像の状態が最適にな
るように非点補正装置やアライメント装置の調整を行な
っている。
過電子顕微鏡像を観察しながら非点補正装置やアライメ
ント装置の調整を行なって、充分に非点の補正をした
り、電子ビームの軸合わせを行なうことは熟練者であっ
ても困難な作業となっている。この非点補正等は、走査
透過電子顕微鏡像の観察時のみならず、通常の走査電子
顕微鏡像を観察する場合でも行わねばならない。
もので、その目的は、熟練者でなくとも簡単に非点補正
や電子ビームの軸合わせを行なうことができる電子顕微
鏡を実現するにある。
鏡は、照射レンズ系により比較的大きな径の電子ビーム
を試料に照射し、試料を透過した電子を結像レンズ系で
TVカメラのスクリーン上に結像するようにし、TVカ
メラから得られた映像信号をディスプレイに供給して透
過電子顕微鏡像を表示するようにした透過電子顕微鏡像
観察モードと、照射レンズ系のレンズ強度を変化させ、
試料に照射される電子ビームプローブの径を比較的小さ
くし、更に試料に照射される電子ビームを2次元的に走
査するようにし、試料を透過した電子をTVカメラに代
えて光軸上に配置された検出器によって検出し、検出器
によって検出された映像信号を、電子ビームの走査に応
じてディスプレイに供給して走査透過電子顕微鏡像を表
示するようにした走査透過電子顕微鏡像観察モードとを
選択的に切り替えられる電子顕微鏡であって、該電子顕
微鏡は、各レンズの非点を補正する手段と電子ビームの
軸合わせのためのアライメントコイルを備え、更に、各
レンズの強度、電子ビームの走査、検出器とTVカメラ
の選択とを自動的に制御し得るシステムを備えており、
該システムに対してロンチグラムの表示を指示すると、
電子光学系は走査透過電子顕微鏡像モードに自動的に設
定され、その際、電子ビームの試料上での走査を行わ
ず、試料を透過して形成された光軸上の回折パターンを
TVカメラによって検出し、TVカメラからの映像信号
をディスプレイに表示するように構成したことを特徴と
している。
せることができ、このロンチグラムを観察しながら電子
ビームの非点の補正や電子ビームの軸ズレの補正を行う
ことができるので、熟練者でなくとも、非点補正や電子
ビームの軸合わせを容易に行なうことができる。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に基づく電
子顕微鏡の一例を示したもので、この顕微鏡では、電子
ビームを試料上で走査し、試料表面からの2次電子に基
づく走査電子顕微鏡像と、同じく電子ビームを試料上で
走査し、試料を透過した電子に基づく走査透過電子顕微
鏡像と、電子ビームを走査せず、試料を透過した電子に
基づく透過電子顕微鏡像の複数の像の観察ができるよう
に構成されている。
配置された電子銃2から発生した電子ビームは、加速管
3によって加速される。加速管3によって例えば50k
Vに加速された電子ビームは、第1のコンデンサレンズ
4と第2のコンデンサレンズ5によって集束される。
た電子ビームの中心部分は、コンデンサレンズアパーチ
ャ6の開口を通り、電子ビームの外側の収差の大きい部
分をアパーチャ5によって遮蔽するようにしている。な
お、コンデンサレンズアパーチャ6には、複数の径の異
なった開口が設けられており、顕微鏡の各種モードに応
じていずれかの適切な径の開口が光軸上に配置されるよ
うに構成されている。加速管3とコンデンサレンズ4と
の間には、電子銃2から発生し、加速管3によって加速
された電子ビームの軸ずれを補正するための一対のアラ
イメントコイル7,8が配置されている。
過した電子ビームは、コンデンサミニレンズ9によって
電子ビームのフォーカスの微調整がなされた後、対物レ
ンズ10の磁場中に配置された試料11に照射される。
コンデンサレンズアパーチャ6と試料11との間には、
コンデンサレンズの非点収差を補正するための非点収差
補正レンズ13、コンデンサレンズ4、5によって集束
された電子ビームの軸ずれを補正するためのアライメン
トコイル14、15が配置されている。なお、アライメ
ントコイル14、15は、走査像観察モードの際には、
電子ビームの2次元走査用のコイルとしても動作する。
は、電子ビームのフォーカスに寄与し、試料11の後方
磁場は、後段の中間レンズ16、17、18と投影レン
ズ19とによって結像レンズ系を構成する。なお、対物
レンズ10の前方には、対物レンズアパーチャ20が配
置されており、電子ビームの外側の収差の大きい部分を
アパーチャ20によって遮蔽するようにしている。な
お、対物レンズアパーチャ20には、複数の径の異なっ
た開口が設けられており、顕微鏡の各種モードに応じて
いずれかの適切な径の開口が光軸上に配置されるように
構成されている。また、対物レンズ10とアパーチャ2
1との間には、対物レンズ10の磁場の微調整をするた
めの対物ミニレンズ22が配置されている。
は、対物レンズ10の非点収差を補正するための非点収
差補正レンズ23、像の観察範囲を電気的に変化させる
ためのイメージシフトコイル24、25が設けられてい
る。また、中間レンズ16に接近した位置と、投影レン
ズ19の後段には、電子ビームの軸合わせ用のアライメ
ントコイル12,26が配置されている。
が設けられている。この2次電子検出器は、走査電子顕
微鏡像観察モードの際に動作させられるもので、例え
ば、シンチレータと光電子増倍管より構成される検出器
が用いられ、試料からの2次電子を加速してシンチレー
タに導くようにされている。
番に、CCDカメラのごとき第1のTVカメラ28、暗
視野像観察用検出器29、明視野像観察用検出器30、
CCDカメラのごとき第2のTVカメラ31が配置され
ている。第1のTVカメラ28は、駆動機構33aによ
って光軸上に挿脱可能に構成されている。また、暗視野
像観察用検出器29、明視野像観察用検出器30は、そ
れぞれ駆動機構34、35によって光軸上に挿脱可能に
構成されている。更に、第2のTVカメラ31は、駆動
機構33bによって光軸上に挿脱可能に構成されてい
る。
サレンズ4、5、コンデンサミニレンズ9、対物レンズ
10、対物ミニレンズ22、中間レンズ16、17、1
8、投影レンズ19および非点収差補正レンズ13、2
3には、レンズ電源36から励磁電流が供給される。ま
た、前記電子銃2と加速管3には、高電圧電源37から
所望の高電圧が印加される。
コンデンサレンズアライメントコイル14、15、イメ
ージシフトコイル24、25、結像レンズ系アライメン
トコイル12,26には、アライメント電源38からそ
れぞれ所望の電流が流され、それに伴って各コイルによ
り発生した磁場により電子ビームは適宜軸ズレが補正さ
れ、また像の位置が移動させられる。
2、第1のTVカメラ28の駆動機構33a、暗視野像
観察用検出器29の駆動機構34、明視野像観察用検出
器30の駆動機構35、第2のTVカメラ31の駆動機
構33bは、検出器駆動電源39からの駆動電圧によ
り、選択的に駆動され、特定の検出器のみが光軸に配置
されるか、光軸に接近させられるように構成されてい
る。
TVカメラ31からの透過電子顕微鏡像信号取得のため
のTV電源40が備えられており、また、2次電子検出
器27、暗視野像観察用検出器29、明視野像観察用検
出器30からの走査像信号は、像信号増幅器41に供給
される。
るアパーチャ6、20、21は、アパーチャ駆動電源4
2によって駆動され、光軸上の各アパーチャの開口の大
きさは最適なものに選択される。
ライメント電源38、検出器駆動電源39、TVカメラ
用電源40、検出器信号増幅器41、アパーチャ駆動電
源42は、インターフェース43を介してコンピュータ
44に接続されている。この結果、レンズ電源36、高
電圧電源37、アライメント電源38、検出器駆動電源
39、TVカメラ用電源40、信号増幅器41、アパー
チャ駆動電源42は、コンピュータ44によって制御さ
れることになる。
続されているが、このメモリー45には、各レンズ強
度、検出器の選択、アパーチャの開口の選択などが、電
子顕微鏡の観察モード、電子銃の加速電圧や倍率に応じ
てテーブルの形式で記憶されている。
合には、選択された加速電圧で電子ビームが最適に試料
11にフォーカスされ、試料を透過した電子像が例えば
指定された倍率となるように、第1のTVカメラ28の
スクリーン上に最適に投影されるような各レンズ強度が
あらかじめ記憶されている。
マウス47、コントロールパネル48、ディスプレイ4
9が接続されており、キーボード46、マウス47によ
ってコンピュータ44への指令や各種の条件設定を行な
うことができるように構成されている。
示領域50、装置の制御のためのGUI(グラフィック
ユーザーインターフェイス)51、マウス47やキーボ
ード46によって画面上を移動するポインター52が表
示されている。また、当然のことながら、コンピュータ
44内には、電子顕微鏡の各種構成要素を指定されたモ
ードや条件に応じてコントロールするためのソフトウェ
ア53が備えられている。このような構成の動作を次に
説明する。
子顕微鏡像の観察と、走査電子顕微鏡像の観察と、走査
透過電子顕微鏡像の観察とを行なうことができる。透過
電子顕微鏡像を観察する場合、キーボード46やマウス
47を用いて、ディスプレイ49に表示されているGU
I51中の例えば、TEMの表示がされている領域にポ
インター52を位置させ、マウス47をクリックするな
どして、TEMモードを選択する。
タ44は検出器駆動電源39を制御し、駆動機構32に
より2次電子検出器27を光軸から遠くに退避させ、駆
動機構34により暗視野像検出器29を、駆動機構35
により明視野像検出器30を光軸上から退避させる。そ
して、駆動機構33aと33bによって、第1のTVカ
メラ28か第2のTVカメラ31のいずれか一方を光軸
上に配置し、他方を光軸から退避させる。
に比較的低い倍率の像を観察する際に主として用いられ
るもので、投影レンズ19に近い位置に配置される。ま
た、第2のTVカメラ31は、高分解能のTVカメラが
用いられ、比較的高い倍率で像の観察を行う際に用いら
れる。この2種のTVカメラのいずれを用いるかは、コ
ンピュータ44のディスプレイ49のGUI51によっ
て選択することができる。
場合には、第1のTVカメラ28が光軸上に配置され、
第2のTVカメラ31は光軸から退避させられる。この
状態で、コンピュータ44はコンデンサレンズ4、5、
対物レンズ10の励磁電流を制御し、比較的太い径(1n
m)のプローブが試料11に照射されるように制御す
る。また、中間レンズ16〜18と投影レンズ19の励
磁電流を制御し、試料11を透過した電子による像が第
1のTVカメラ28のスクリーン上に結像されるように
制御する。
らの電子ビームを試料11に照射すれば、第1のTVカ
メラ28のスクリーン上には試料の特定広視野の透過電
子顕微鏡像が投影される。TVカメラ28のスクリーン
上に投影された像は映像信号として読み出され、透過電
子顕微鏡像取得のためのTV電源40を介してコンピュ
ータ44に送られる。コンピュータ44に供給された映
像信号は、ディスプレイ49に供給され、ディスプレイ
49の画面の像表示領域50上には、広領域の倍率の比
較的低い透過電子顕微鏡像が表示される。
子顕微鏡像を観察する場合には、駆動機構33aによっ
て第1のTVカメラ28が光軸上から退避させられ、駆
動機構33bによって第2のTVカメラ31が光軸上に
配置される。その際には、中間レンズ16〜18、投影
レンズ19のレンズ強度が調整され、電子像がカラム1
の下部に配置された第2のTVカメラ31のスクリーン
上に結像されるように制御される。
た像は映像信号として読み出され、透過電子顕微鏡像取
得のためのTV電源40を介してコンピュータ44に送
られる。コンピュータ44に供給された映像信号は、デ
ィスプレイ49に供給され、ディスプレイ49の画面の
像表示領域50上には、倍率の高い高分解能の透過電子
顕微鏡像が表示される。なお、第1のTVカメラ28を
用いて得られた像は試料の視野探しのために用いられ、
第2のTVカメラ31を用いて得られた像は視野探しの
結果得られた試料の所望領域の高分解能の像となる。
査透過電子顕微鏡像(STEM像)を観察する際の操作
について説明する。走査電子顕微鏡像あるいは走査透過
電子顕微鏡像を観察する場合、キーボード46やマウス
47を用いて、ディスプレイ49に表示されているGU
I51中の例えば、SEMあるいはSTEMの表示がさ
れている領域にポインター52を位置させ、マウス47
をクリックするなどして、SEMあるいはSTEMモー
ドを選択する。
ュータ44は検出器駆動電源39を制御し、駆動機構3
2によって2次電子検出器27を光軸に近い位置に移動
させ、暗視野像検出器29、明視野像検出器30を光軸
上から退避させる。そして、第1のTVカメラ28と第
2のTVカメラ31も光軸から退避させる。
サレンズ4、5、対物レンズ10の励磁電流を制御し、
比較的細い径(0.2nm程度)のプローブが試料11に
照射されるように制御する。このように各レンズを制御
して電子銃2からの電子ビームを試料11に照射すると
共に、コンデンサレンズアライメントコイル14、15
に電子ビームの2次元走査信号を供給すれば、試料11
の所定領域で電子ビームが2次元的に走査される。
て試料11の表面から発生した2次電子は、2次電子検
出器27に導かれて検出される。検出された2次電子信
号は、映像信号として増幅器41を介してコンピュータ
44に供給される。コンピュータ44に供給された映像
信号は、ディスプレイ49に供給され、その結果、像表
示領域50には、走査電子顕微鏡像が表示されることに
なる。
ンピュータ44は検出器駆動電源39を制御し、駆動機
構32によって2次電子検出器27を光軸から遠くに離
し、駆動機構33a、33bを駆動して、暗視野像検出
器29、明視野像検出器30のいずれか一方を光軸上に
配置し、他方を光軸上から退避させる。そして、第1の
TVカメラ28と第2のTVカメラ31も光軸から退避
させる。
サレンズ4、5、対物レンズ10の励磁電流を制御し、
比較的細い径(0.2nm程度)のプローブが試料11に
照射されるように制御する。このように各レンズを制御
して電子銃2からの電子ビームを試料11に照射すると
共に、コンデンサレンズアライメントコイル14、15
に電子ビームの2次元走査信号を供給すれば、試料11
の所定領域で電子ビームが2次元的に走査される。
て試料11を透過した電子は、光軸上に配置された暗視
野像用検出器29か明視野像用検出器30のいずれかに
よって検出される。検出された透過電子信号は、映像信
号として増幅器41を介してコンピュータ44に供給さ
れる。コンピュータ44に供給された映像信号は、ディ
スプレイ49に供給され、その結果、像表示領域50に
は、明視野か暗視野の走査透過電子顕微鏡像が表示され
ることになる。
Mモードの時の各レンズ強度と光路を参考として示して
いる。図2において実線がTEMモードの時のレンズ強
度と光路を示しており、点線がSEMおよびSTEMモ
ードの時のレンズ強度と光路を示している。図中CLは
コンデンサレンズであり、図1の装置の2段のコンデン
サレンズを1段で示している。また、OLpreは対物レ
ンズ10による試料の前方磁場を示しており、OLpost
は、対物レンズ10による試料の後方磁場を示してい
る。
に示した装置の2段の中間レンズを1段で示している。
IL2+PLは、図1における3段目の中間レンズと投
影レンズの合成レンズを示している。この図から明らか
なように、SEM・STEMモードでは、TEMモード
に比べて対物レンズ10のレンズ強度が強くされ、中間
レンズ系のレンズ強度は弱くされている。
過電子顕微鏡像、走査電子顕微鏡像、走査透過電子顕微
鏡像の観察が可能である。ここで、SEM像や走査TE
M像を得る場合に重要な点は、試料に照射されるプロー
ブに非点がないか極めて小さいこと、そして、電子ビー
ムが光軸に沿って試料に照射されるように電子ビームが
アライメントされていることである。
トの操作は、従来はディスプレイ49に表示されたTE
M像やSEM像、STEM像を観察しながら、各種非点
補正装置のつまみを調整したり、アライメントコイルに
流す電流を調整して、試行錯誤により行っていた。この
ため、装置の熟練者であっても適正に非点の補正を行っ
たり、電子ビームのアライメントを正確に短時間に行う
ことは困難であった。
グラム(Ronchigram)操作の表示領域を設け、この表示領
域にポインター52を位置させ、マウス47によりクリ
ックすると、検出器として第1のTVカメラ28が選択
され、各レンズ系の条件がロンチグラムを表示するに適
した値にされる。図3にはディスプレイ49上のロンチ
グラムの表示領域の一例を示しており、各種の条件設定
のための表示領域C1,C2,…,Cnと共に、RONCHIGRA
Mの表示領域Rが設けられている。なお、C1はSTM
モード、STEMモード、TEMモードを選択する条件
設定領域とされている。
鏡像の観察モードにおいて、試料11を透過した電子の
回折パターンの内、光軸に沿って形成された電子ビーム
の回折パターンの像を意味している。図4はロンチグラ
ムの一例を示したもので、(a)は試料11に照射される
電子ビームに非点がない状態で観察されるロンチグラム
を、(b)は非点が生じている状態で観察されるロンチグ
ラムを、(c)は電子ビームの軸ズレが生じている状態で
観察されるロンチグラムを示している。
の回折パターンの内、中心部分の比較的大きな模様の像
が大きく、コンデンサレンズアパーチャの影である周辺
部の比較的細かな像の乱れ部分の幅が、全体的に比較的
狭く、周辺部全周にわたってその幅がほぼ均一となって
いる。このようなロンチグラムが得られた場合には、試
料11に照射される電子ビームに非点がほとんどなく、
また、電子ビームのアライメントも正確になされている
と判断できる。
の回折パターンの内、中心部分の比較的大きな模様の像
が比較的小さくなっており、コンデンサレンズアパーチ
ャの影である周辺部の比較的細かな像の乱れ部分の幅
が、全体的に比較的広く、周辺部全周にわたってその幅
が均一となっていない。このようなロンチグラムが得ら
れた場合には、試料11に照射される電子ビームに非点
があると判断できる。
の回折パターンの内、中心部分の比較的大きな模様の像
が小さくまたこの大きな模様の像部分がロンチグラムの
中心からずれている。そして、コンデンサレンズアパー
チャの影である比較的細かな像の乱れ部分がロンチグラ
ム全体のかなり多くの領域を占めている。このようなロ
ンチグラムが得られた場合には、試料11に照射される
電子ビームが正確にアライメントされていないと判断で
きる。
れた場合には、コンデンサレンズ非点補正装置13と対
物レンズ非点補正装置23を調整し、また、電子銃アラ
イメントコイル7、8、コンデンサレンズアライメント
コイル14、15を調整し、図4(a)に示したような
ロンチグラムが表示されるようにすれば、試料11に照
射される電子ビームの非点をほぼなくすことができ、ま
た、電子ビームのアライメントも正確に調整することが
できる。
ンチグラムを観察しながら非点補正装置とアライメント
コイルの調整を行ない、ロンチグラムの状態が図4
(a)に示すような状態とすることにより、装置の熟練
者でなくても、簡単に電子ビームの非点の補正動作とア
ライメント補正動作を行うことができ、試料11には、
図4(a)に示したような非点収差がほとんどなく、電子
ビームの軸ズレもない電子ビームを照射することができ
る。
せるためにも熟練が要求される。このため、本発明は、
電子顕微鏡においてこのロンチグラムの表示を簡単に初
心者でも行うことを可能とするものである。以下図1に
示した装置でロンチグラムの表示を行わせる動作につい
て、図5のフローチャートも参考にして説明する。
されたメモリー45には、ロンチグラム表示モードの際
の各種レンズ系のレンズ強度が、加速電圧値等の条件ご
とにテーブルの形式で記憶されている。ロンチグラム表
示モードにおいては、図1の電子顕微鏡は走査透過電子
顕微鏡モードにされる。すなわち、図2において、各レ
ンズ強度と電子ビームの光路は、破線で示した状態とさ
れる。
持したまま、すなわち、対物レンズの前方磁場との距離
L1と対物レンズの後方磁場との距離L2を一定に保っ
たまま、試料面上のスポット径を変化させるには、コン
デンサレンズ系CLと対物レンズOLの励磁を変えれば
良いことが分かる。
に回折パターンを結像するためには、中間レンズ系IL
の励磁を変化させる必要がある。また、適当な大きさの
パターンをスクリーンS上に表示し、明るさをTVカメ
ラの許容範囲に収めるには、中間レンズIL1以下の結
像レンズ系(IL2・PL)で、IL1によって結像さ
れた回折パターンを適切な大きさに拡大、または縮小す
る必要がある。
電流値をテーブルにしてコンピュータ44のメモリー4
5に記憶させておけば、TEMモードからSTEMモー
ドにモードを変化をさせたときに、コンピュータ44の
メモリー45からデータを読み出し、各レンズに記憶さ
れていた電流値を設定すれば、スクリーンS上に回折パ
ターンを適当な大きさと明るさで表示させることができ
る。
動作説明をする。まず、表示装置49のGUI51とポ
インター52を用いて、照射電子光学系を走査電子顕微
鏡(SEM)像観察モードとなるように指示する。この
指示に基づきコンピュータ44は、電子光学系の試料へ
の電子ビームの照射系を図2の破線の状態にし、2次電
子検出器27の検出信号に基づいて、ディスプレイ49
の表示領域50に走査電子顕微鏡像を表示させる。この
走査電子顕微鏡像の観察により、ロンチグラムの表示に
適した領域の視野探しを行う。
TEMモードにし、暗視野像用検出器29か明視野像観
察用検出器30を用いて走査透過電子顕微鏡像を表示さ
せ、その像を観察することによって行うことができる。
なお、視野探しは、像を観察しながら試料11を移動さ
せ、ロンチグラムによって非点又は軸合わせのずれを明
瞭に表示可能な視野を光軸上(像の中心)に位置させ
る。なお、この際に用いられる試料としては、カーボン
等の非晶質試料を用いることが望ましい。
ずれを明瞭に表示可能な視野を光軸上に位置させた後、
次に、GUI51のRonchigramのボタンをクリックす
る。このロンチグラムモードが選択されると、ロンチグ
ラム用の結像条件に各レンズやアライメントコイルが制
御される。更に、電子光学系を走査透過電子顕微鏡モー
ドに維持した状態で、光軸上に配置されていた検出器2
9あるいは30を光軸上から退避させ、TVカメラ28
か31が選択されて光軸上に配置される。なお、これら
の動作は、ロンチグラムモードの選択により、コンピュ
ータ44により自動的に行なわれる。
ラから得られ、その信号はTVカメラ用電源40、イン
ターフェイス43を介してコンピュータ44に供給され
る。この際、表示装置49の像表示領域50には、適切
な大きさと明るさのロンチグラムが表示されるように、
各レンズ強度、アライメントコイルへ流す電流値データ
をあらかじめメモリー45に記憶させておき、ロンチグ
ラムの表示モードが選択されたときには、メモリー45
から記憶されていたデータを読み出し、そのデータに基
づいて各レンズ、コイルに適切な電流を供給することは
有効である。
ロンチグラムを観察しながらコンデンサレンズの非点補
正レンズ13、対物レンズ非点補正レンズ23に流す電
流量を調整し、表示されたロンチグラムが図4(a)の
ごとき非点のない状態となるアライメント電源値を、制
御パネル48を操作してコンピュータ44に設定する。
されたロンチグラムを観察しながら電子銃2のアライメ
ントコイル7、8、コンデンサレンズのアライメントコ
イル14、15、投影レンズのアライメントコイル26
に流す電流量を調整し、表示されたロンチグラムが図4
(a)の状態となるように制御パネル48を操作する。
なお、各アライメントコイルは、8極子のコイルが用い
られているが、電磁型の補正装置に限らず、静電型の8
極子レンズを用いても良い。
図4(a)のごとく非点が補正され、また、適切にアラ
イメントされた後、ポインター52によりRonchigramボ
タンをクリックしてロンチグラム観察モードを解除す
る。この解除により、TVカメラ28か31が光軸から
退避され、2次電子電子顕微鏡像用検出器27、明視野
像観察用検出器30、暗視野像観察用検出器29の選択
が行なわれる。この選択により、30と33の検出器に
ついては、選択された検出器が光軸上に配置される。更
に、コンピュータ44の制御により、メモリー45に記
憶されていた走査像観察用の各レンズ条件やアライメン
ト条件が読み出され、自動的に各レンズやアライメント
コイルが読み出された条件に設定される。この状態でビ
ームの操作を開始し走査像(SEM像や暗視野又は明視
野のSTEM像)が観察されるが、試料に照射される電
子ビームは非点が補正され、また、軸ズレも補正されて
いるので、高い分解能の像が得られる。
発明はこの実施の形態に限定されず幾多の変形が可能で
ある。例えば、走査像として3種の像を観察できるよう
に構成したが、2種あるいは1種の走査像を観察できる
装置にも本発明を適用することができる。また、2次電
子を検出するようにしたが、反射電子を検出するように
しても良い。
野を探すために、走査像を用いたが、適切な試料位置を
選択するために透過電子顕微鏡像モードを用いても良
い。この場合、最初は、図2の電子光学系で実線の状態
に各レンズの強度を設定する。また、光路も実線の状態
とし、試料を透過した電子をTVカメラによって検出し
て透過電子顕微鏡像を表示させ、試料を移動させてロン
チグラムによって非点又は軸合わせのずれを明瞭に表示
可能な視野を光軸上に配置する。その後ロンチグラムボ
タンをクリックして電子光学系の条件をSTEM像観察
モードとし、電子ビームの照射位置を光軸上の試料部分
に固定して、ロンチグラムを表示させるように構成して
も良い。
子顕微鏡は、照射レンズ系により比較的大きな径の電子
ビームを試料に照射し、試料を透過した電子を結像レン
ズ系でTVカメラのスクリーン上に結像するようにし、
TVカメラから得られた映像信号をディスプレイに供給
して透過電子顕微鏡像を表示するようにした透過電子顕
微鏡像観察モードと、照射レンズ系のレンズ強度を変化
させ、試料に照射される電子ビームプローブの径を比較
的小さくし、更に試料に照射される電子ビームを2次元
的に走査するようにし、試料を透過した電子をTVカメ
ラに代えて光軸上に配置された検出器によって検出し、
検出器によって検出された映像信号を、電子ビームの走
査に応じてディスプレイに供給して走査透過電子顕微鏡
像を表示するようにした走査透過電子顕微鏡像観察モー
ドとを選択的に切り替えられる電子顕微鏡であって、該
電子顕微鏡は、各レンズの非点を補正する手段と電子ビ
ームの軸合わせのためのアライメントコイルを備え、更
に、各レンズの強度、電子ビームの走査、検出器とTV
カメラの選択とを自動的に制御し得るシステムを備えて
おり、該システムに対してロンチグラムの表示を指示す
ると、電子光学系は走査透過電子顕微鏡像モードに自動
的に設定され、その際、電子ビームの試料上での走査を
行わず、試料を透過して形成された光軸上の回折パター
ンをTVカメラによって検出し、TVカメラからの映像
信号をディスプレイに表示するように構成したことを特
徴としている。
単に表示させることができ、このロンチグラムを観察し
ながら電子ビームの非点の補正や電子ビームの軸ズレの
補正を行うことができるので、通常の透過型電子顕微鏡
像や走査電子顕微鏡像を観察しながら非点補正やアライ
メントを行うことに比べて、非点補正や電子ビームの軸
合わせを容易に正確に行なうことができる。したがっ
て、試料の走査透過電子顕微鏡像や走査電子顕微鏡像な
どの電子ビームプローブを走査することによって得られ
る像の分解能を高くすることができる。
る。
路を示す図である。
ーチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 照射レンズ系により比較的大きな径の電
子ビームを試料に照射し、試料を透過した電子を結像レ
ンズ系でTVカメラのスクリーン上に結像するように
し、TVカメラから得られた映像信号をディスプレイに
供給して透過電子顕微鏡像を表示するようにした透過電
子顕微鏡像観察モードと、照射レンズ系のレンズ強度を
変化させ、試料に照射される電子ビームプローブの径を
比較的小さくし、更に試料に照射される電子ビームを2
次元的に走査するようにし、試料を透過した電子をTV
カメラに代えて光軸上に配置された検出器によって検出
し、検出器によって検出された映像信号を、電子ビーム
の走査に応じてディスプレイに供給して走査透過電子顕
微鏡像を表示するようにした走査透過電子顕微鏡像観察
モードとを選択的に切り替えられる電子顕微鏡であっ
て、該電子顕微鏡は、各レンズの非点を補正する手段と
電子ビームの軸合わせのためのアライメントコイルを備
え、更に、各レンズの強度、電子ビームの走査、検出器
とTVカメラの選択とを自動的に制御し得るシステムを
備えており、該システムに対してロンチグラムの表示を
指示すると、電子光学系は走査透過電子顕微鏡像モード
に自動的に設定され、その際、電子ビームの試料上での
走査を行わず、試料を透過して形成された光軸上の回折
パターンをTVカメラによって検出し、TVカメラから
の映像信号をディスプレイに表示するように構成した電
子顕微鏡。 - 【請求項2】 ロンチグラムの表示の指示を解除する
と、電子光学系は、透過走査像観察モードのまま維持さ
れ、電子ビームの試料上の走査が行なわれ、TVカメラ
に代わって自動的に電子検出器が光軸上に配置される請
求項1記載の電子顕微鏡。 - 【請求項3】 広視野の像の信号を取得できる第1のT
Vカメラと、高分解能の像の信号を取得できる第2のT
Vカメラが光軸に沿って所定の距離離されて設けられ、
透過電子顕微鏡像観察モードの際およびロンチグラムを
得るモードの場合には、そのいずれかのTVカメラが光
軸上に配置される請求項1〜2記載の電子顕微鏡。 - 【請求項4】 結像レンズ系の後段に、暗視野像観察用
検出器と明視野像観察用検出器が配置され、走査透過型
電子顕微鏡像を観察する際には、そのいずれかの検出器
がTVカメラに代わって光軸上に配置される請求項1〜
2記載の電子顕微鏡。 - 【請求項5】 試料の上方に2次電子検出器が配置され
た請求項1〜4記載の電子顕微鏡。
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