JP2003317472A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003317472A
JP2003317472A JP2002114504A JP2002114504A JP2003317472A JP 2003317472 A JP2003317472 A JP 2003317472A JP 2002114504 A JP2002114504 A JP 2002114504A JP 2002114504 A JP2002114504 A JP 2002114504A JP 2003317472 A JP2003317472 A JP 2003317472A
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JP
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signal
circuit
address
activation
cell selection
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JP2002114504A
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Takafumi Takatsuka
挙文 高塚
Hirotoshi Sato
広利 佐藤
Masaki Tsukide
正樹 築出
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタティック・ランダム・アクセス・メモリ
と互換性を有するインターフェイスを有しかつ安定に内
部動作を行なうことのできるリフレッシュ制御フリーの
ダイナミック型半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 アドレス変化検出信号(ATD)の前縁
および後縁に従ってメモリセル選択動作を制御する正規
ノーマルロウ活性化信号(/intRE)の活性/非活
性を制御する。この内部正規ノーマルロウ活性化信号の
活性化時、アドレス変化検出信号の発生をマスク回路
(140,142,144)によりマスクする。正規ノ
ーマルロウ活性化信号の活性/非活性動作の競合を防止
することができ、安定に内部動作を行なわせることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に内部で実行されるリフレッシュ動作を外部
から完全に隠すことのできる完全ヒドンリフレッシュD
RAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)
に関する。より特定的には、この発明は、SRAM(ス
タティック・ランダム・アクセス・メモリ)と互換性を
有するインターフェイスを備えるダイナミック型半導体
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)は、一般に、1つのメモリセルが1つ
のトランジスタと1つのキャパシタとで構成される。し
たがって、メモリセルの占有面積が小さく、大記憶容量
の記憶装置を実現するのに適している。しかしながら、
このDRAMは、キャパシタに電荷の形態で情報を格納
している。したがって、時間が経過するにつれて、キャ
パシタの蓄積電荷が流出し、データが損なわれる。した
がって、この電荷のリークによるデータの破壊を防止す
るために、周期的に記憶データを再書込するリフレッシ
ュ動作が必要となる。データアクセスを行なう通常動作
モード時においては、外部のメモリコントローラが、こ
のリフレッシュの実行タイミングを制御する。
【0003】一方、SRAM(スタティック・ランダム
・アクセス・メモリ)は、メモリセルが4個のトランジ
スタと2個の負荷素子とで構成され、その占有面積はD
RAMセルに比べて大きい。しかしながら、SRAMセ
ルは、基本的に、フリップフロップで構成されており、
電源が供給されている限りデータを記憶するため、リフ
レッシュを行なう必要がない。したがって、一般に、携
帯機器などにおいては、制御の容易性からSRAMが主
記憶として用いられている。
【0004】携帯機器などの分野においても、高機能化
により画像データおよび音声データなどの大量のデータ
を取扱うことが要求されてきており、主記憶装置の記憶
容量を十分大きくすることが要求されている。このよう
な大記憶容量の記憶装置をSRAMで構成した場合、占
有面積が大きくなり、システム全体の小型化に対する大
きな障害となる。
【0005】そこで、外部からのリフレッシュ制御を不
要とするヒドンリフレッシュDRAMが、SRAMに代
わる大記憶容量の主記憶装置として提案されている。こ
のようなヒドンリフレッシュDRAMにおいては、内部
で所定の間隔でリフレッシュ要求を発行し、このリフレ
ッシュ要求に従って内部でリフレッシュ動作を実行す
る。外部からのデータアクセスと内部でのリフレッシュ
要求が競合した場合には、仲裁回路により早く指定され
た方の動作を実行する。たとえばリフレッシュ要求がデ
ータアクセス(データ書込またはデータ読出)指示より
も早いタイミングで与えられた場合には、まずリフレッ
シュ動作を実行し、このリフレッシュ動作完了後に、外
部からのデータアクセス指示に従ってデータアクセス動
作を実行する。
【0006】このような外部制御装置がリフレッシュの
制御を要求されないヒドンリフレッシュDRAMは、完
全ヒドンリフレッシュ型DRAMまたはVSRAM(バ
ーチャル・スタティックRAM)と呼ばれている。この
ようなメモリの一例は、たとえば、IEEE ジャーナ
ル・オブ・ソリッド・ステート・サーキッツ、第23
巻、第1号の第12頁から第17頁においてサワダ等の
「バーチャル・スタティックRAMモード備える30μ
Aデータ保持摺動スタティックRAM(A30μA Dat
a-Retention Pseudostatic RAM with Virtually Static
RAM Mode)」において開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】外部からリフレッシュ
動作を完全に隠し、外部リフレッシュ制御を不要とする
完全ヒドンリフレッシュ型DRAMにおいては、内蔵の
タイマ回路(リフレッシュタイマ)を用いてリフレッシ
ュ要求を所定時間間隔で発行する。このリフレッシュ要
求に従って、内部で発生されるリフレッシュアドレスに
従ってリフレッシュを実行する。このリフレッシュタイ
マは、外部からのデータアクセスと非同期で動作してお
り、外部からのデータアクセス指示とリフレッシュ要求
とが競合すると、データの破壊が生じるため、前述のよ
うに、リフレッシュ要求とデータアクセス要求との仲裁
を行なう必要がある。
【0008】このような仲裁回路として、前述の文献に
おいては、チップイネーブル信号/CEにより生成され
るノーマルアクセス要求と内部で発生されるリフレッシ
ュ要求とを受けるフリップフロップを用いて、いずれが
先に活性化されたかを判定している。判定回路として、
前述の文献においては、NAND型フリップフロップが
用いられている。したがって、リフレッシュ要求とデー
タアクセス要求が競合したときに、リフレッシュおよび
データアクセスを続いて実行するためには、一方の要求
を示す信号が非活性状態となったときにも、他方の信号
を活性状態に維持する必要がある。このため、リフレッ
シュ要求の活性化期間が、内部でリフレッシュが実行さ
れる期間以上となり、またデータアクセス要求信号もそ
の活性化期間が、リフレッシュ動作が完了する期間以上
に設定する必要がある。このため、外部からのデータア
クセス指示として、たとえばクロック信号に同期してワ
ンショットのパルスの形でデータアクセス要求を指示す
るコマンドを印加することができない。
【0009】また、前述の先行技術文献においては、チ
ップイネーブル信号/CEに従ってデータアクセス要求
を活性化している。したがって、SRAMのインターフ
ェイスにおいて通常広く用いられているアドレス変化検
出信号を利用するインターフェイスに対して適用するこ
とができないという問題が生じる。すなわち、上述の文
献においては、チップイネーブル信号/CEをデータア
クセスに応じてトグルする必要があり、チップイネーブ
ル信号/CEをLレベルに固定した状態でアドレス信号
を変化させて、そのアドレス信号の変化によりメモリサ
イクルを規定することができない。したがって、アドレ
ス変化検出型のインターフェイスに対応することができ
ず、SRAMと完全に互換性を有するDRAMを実現す
ることができない。
【0010】また、連続したデータアクセスが行なわれ
る場合において、上述の文献の構成においては、連続し
てデータアクセスが受付けられる。先行技術文献におい
ては、ワード線は所定時間経過後に自動的に非活性状態
へ駆動される。しかしながら、所定時間経過前に、次の
データアクセス指示が与えられた場合には、内部回路が
確実にプリチャージ状態に復帰する前に、データアクセ
ス動作が行なわれることになり、データの衝突が生じ、
正確なデータアクセスを保証することができないという
問題が生じる。
【0011】また、所定時間選択ワード線を活性状態に
維持しているだけであり、各アクセスサイクルにおい
て、行および列の選択動作を行なう必要がある。DRA
Mにおいては、データが非破壊的に読出されるため、行
選択動作を行なってメモリセルのデータをセンスアンプ
でセンスしてラッチした後に列選択動作を行なう必要が
ある。したがって、たとえばページモードのように、ワ
ード線を選択状態に維持した状態で、連続的に異なる列
へアクセスすることができず、高速アクセスモードを実
現することができないという問題が生じる。
【0012】また、アドレス信号の変化を検出してメモ
リサイクルを規定する場合には、アドレス信号のノイズ
に対する対策が必要となる。しかしながら、従来の完全
ヒドンリフレッシュDRAMにおいては、アドレス変化
検出信号を利用してはいないため、アドレス変化検出信
号のノイズの問題については、何ら考慮していない。
【0013】それゆえ、この発明の目的は、SRAMイ
ンターフェイスと完全互換性を有するDRAMベースの
半導体記憶装置を提供することである。
【0014】この発明の他の目的は、アドレス変化検知
型インターフェイスを備える完全ヒドンリフレッシュ型
DRAMを提供することである。
【0015】この発明のさらに他の目的は、アドレス信
号のノイズの影響を受けることなく確実に動作するアド
レス変化検知型インターフェイスを備える完全ヒドンリ
フレッシュ型DRAMを提供することである。
【0016】この発明のさらに他の目的は、高速アクセ
スモードで動作することのできる完全ヒドンリフレッシ
ュ型DRAMを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
係る半導体記憶装置は、複数のメモリセルと、動作モー
ド指示信号を生成する動作モード指示信号生成回路と、
この動作モード指示信号に応答してセル選択制御信号を
生成するセル選択制御信号生成回路と、このセル選択制
御信号を遅延する遅延回路と、遅延回路の出力信号に応
答して、複数のメモリセルの選択動作を制御するセル選
択活性化制御信号を生成するセル選択活性化制御信号生
成回路と、このセル選択制御信号に応答して、動作モー
ド指示信号のセル選択制御信号生成回路への転送を禁止
するマスク回路を備える。
【0018】好ましくは、動作モード指示信号生成回路
は、与えられたアドレス信号の変化を検出して動作モー
ド指示信号を生成するアドレス変化検出回路で構成され
る。マスク回路は、セル選択制御信号に応答してアドレ
ス変化検出回路へのアドレス信号の転送を禁止する。
【0019】好ましくは、アドレス変化検出回路は、ア
ドレス信号の変化に応答してワンショットのパルス信号
をアドレス変化検出信号として生成する。セル選択制御
信号生成回路は、アドレス変化検出信号の後縁に応答し
て、メモリセルの選択動作の活性化を指示するセル選択
指示信号をセル選択制御信号として生成する。セル選択
活性化制御回路は、遅延回路の出力信号に応答してセル
選択動作を活性化するセル選択活性化信号をセル選択活
性化制御信号として生成する。
【0020】これに代えて、好ましくは、アドレス変化
検出回路は、アドレス信号の変化に応答してワンショッ
トのパルス信号をアドレス変化検出信号として生成す
る。セル選択制御信号生成回路は、このアドレス変化検
出信号の前縁に応答してメモリセルの選択動作の完了を
指示するセル選択完了指示信号をセル選択制御信号とし
て生成する。セル選択活性化制御回路は、遅延回路の出
力信号に応答してメモリセル選択動作を非活性化するセ
ル選択非活性化信号をセル選択活性化制御信号として生
成する。
【0021】これに代えて、好ましくは、アドレス変化
検出回路は、アドレス信号の変化に応答してワンショッ
トのパルス信号をアドレス変化検出信号として生成す
る。セル選択制御信号生成回路は、アドレス変化検出信
号の後縁に応答してメモリセルの選択動作の活性化を指
示するセル選択指示信号を生成するセル選択指示信号生
成回路と、アドレス変化検出信号の前縁に応答してメモ
リセルの選択動作の完了を指示するセル選択完了指示信
号を生成するセル選択完了指示信号生成回路とを含む。
遅延回路は、セル選択指示信号を遅延する第1の遅延回
路と、セル選択完了指示信号を遅延する第2の遅延回路
とを含む。セル選択活性化制御回路は、第1の遅延回路
の出力信号に応答してメモリセル選択動作を活性化する
セル選択活性化信号を活性化しかつ第2の遅延回路の出
力信号に従ってセル選択活性化信号を非活性化する。マ
スク回路は、セル選択指示信号とセル選択完了指示信号
のいずれかの活性化に応答してアドレス信号のアドレス
変化検出回路への転送を禁止する。
【0022】好ましくは、セル選択制御回路は、メモリ
セルの選択動作が行なわれているときには、この選択動
作が完了するまでセル選択制御信号の生成を待ち合わせ
る仲裁回路を含む。
【0023】好ましくは、動作モード指示信号生成回路
は、与えられたアドレス信号の変化に応答してワンショ
ットのパルス信号の形態でアドレス変化検出信号を動作
モード指示信号として生成するアドレス変化検出回路を
含む。マスク回路は、このアドレス変化検出信号のセル
選択制御信号生成回路への転送を禁止する。
【0024】好ましくは、セル選択制御信号生成回路
は、アドレス変化検出信号の後縁に応答してメモリセル
選択動作の活性化を指示するメモリセル選択動作活性化
指示信号を生成する選択動作活性化指示信号生成回路
と、アドレス変化検出信号の前縁に応答して、メモリセ
ル選択動作の完了を指示するメモリセル選択動作完了指
示信号を生成する選択動作完了指示信号生成回路とを含
む。マスク回路は、メモリセル選択動作活性化指示信号
に応答して、アドレス変化検出信号の選択動作完了指示
信号生成回路への転送を禁止する。
【0025】好ましくは、複数のメモリセルは行列状に
配列される。さらに、メモリセル選択動作活性化指示信
号の活性化に応答して、これらのメモリセルに対して、
行および列選択動作を時分割的に実行するメモリセル選
択回路がさらに設けられる。アドレス変化検出信号は、
メモリセルの行選択およびデータリストアに要する時間
以上の期間活性状態を維持する。
【0026】この発明の第2の観点に係る半導体記憶装
置は、行列状に配列される複数のメモリセルと、メモリ
セルの行を指定する行アドレス信号の変化を検出して行
アドレス変化検出信号を生成する行アドレス変化検出回
路と、メモリセルの列を指定する列アドレス信号の変化
を検出して列アドレス変化検出信号を生成する列アドレ
ス変化検出回路と、行アドレス変化検出信号に応答し
て、メモリセルの選択動作を活性/非活性化するアレイ
活性化信号を生成するアレイ活性化信号生成回路と、こ
のアレイ活性化信号と列アドレス変化検出信号のいずれ
かの活性化に応答して、メモリセルの列選択動作を活性
化する列選択活性化信号を生成する列選択制御信号生成
回路とを含む。
【0027】好ましくは、行アドレス変化検出信号の活
性化に応答して、列アドレス変化検出信号を無効状態に
設定する列アドレス変化無効化回路が設けられる。
【0028】好ましくは、列選択制御信号生成回路は、
列選択活性化信号を所定期間活性化する。
【0029】好ましくは、列アドレス変化検出回路は、
列アドレス変化検出信号を所定期間活性化して列選択制
御信号生成回路へ与える。
【0030】好ましくは、アレイ活性化信号生成回路
は、行アドレス変化検出信号の前縁に応答してアレイ活
性化信号を非活性化し、かつ行アドレス変化検出信号の
後縁に応答してアレイ活性化信号を活性化する。
【0031】また、好ましくは、アレイ活性化信号生成
回路は、メモリセル選択動作が行なわれているときに
は、このアレイ活性化信号の状態の変更を待ち合わせる
仲裁回路をさらに含む。
【0032】この発明の第3の観点に係る半導体記憶装
置は、複数のメモリセルと、これら複数のメモリセルの
アドレスを指定するアドレス信号の変化を検出してワン
ショットのアドレス変化検出信号を生成するアドレス変
化検出回路と、このアドレス変化検出信号のパルス幅を
変更するパルス幅変更回路と、パルス幅変更回路の出力
信号に応答して、メモリセル選択動作を制御するセル選
択制御信号を生成するセル選択制御信号生成回路とを含
む。
【0033】好ましくは、パルス幅変更回路は、アドレ
ス変化検出信号の後縁に応答してセットされかつアドレ
ス変化検出信号の前縁に応答してリセットされるフリッ
プフロップで構成される。
【0034】好ましくは、セル選択制御信号生成回路
は、パルス幅変更回路の出力するリセット信号に応答し
てセル選択制御信号を非活性化しかつパルス幅変更回路
の出力するセット信号に応答してセル選択制御信号を活
性化する。このセル選択制御信号の活性化時、メモリセ
ルの選択動作が活性化される。
【0035】動作モード指示信号生成回路に対して、セ
ル選択制御信号に従って選択的に動作モード指示信号を
転送することにより、内部においてセル選択制御信号の
状態と動作モード指示信号が指示する動作モードによる
セル選択制御信号による状態変化とが衝突するのを防止
することができ、正確に内部動作を実行することができ
る。
【0036】特に、この動作モード指示信号として、ア
ドレス変化検出信号を利用する場合には、そのアドレス
変化検出信号の前縁および後縁により内部動作リセット
と内部動作活性指示が指定され、内部動作の活性化およ
び内部動作の非活性化が同時に指定されるのを防止する
ことができる。これにより、SRAMインターフェイス
のアドレス変化検知型インターフェイスで、正確に動作
する半導体記憶装置を実現することができる。
【0037】また行選択を制御する行アドレス変化検出
信号と列選択を制御する列アドレス変化検出信号とを利
用することにより、行を選択状態に維持した状態で連続
的に異なる列アドレスにアクセスすることができ、高速
アクセスモードをアドレス変化検知型インターフェイス
を有する半導体記憶装置において実現することができ
る。
【0038】また、アドレス変化検出信号のパルス幅を
変更することにより、アドレス信号のノイズによりアド
レス変化検出信号が不充分であっても、十分なパルス幅
のパルス信号を生成することができるため、アドレス信
号のノイズに対するマージンの大きいアドレス変化検知
型インターフェイスを備える半導体記憶装置を実現する
ことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の全体の構成を
概略的に示す図である。図1において、半導体記憶装置
1は、制御入力端子群10を介して与えられるチップイ
ネーブル信号/CE、出力イネーブル信号/OE、ライ
トイネーブル信号/WE、下位バイトイネーブル信号/
LBおよび上位バイトイネーブル信号/UBを受けて、
各種内部動作を制御する信号を生成する主制御回路20
を含む。
【0040】チップイネーブル信号/CEは、この半導
体記憶装置1が選択されて、データアクセスが可能な状
態に設定されたことを示す。出力イネーブル信号/OE
は、データ出力を指示する。ライトイネーブル信号/W
Eは、データの書込を指示する。
【0041】この半導体記憶装置1は、一例として、1
6ビットのデータDQ0−DQ15を入出力する。下位
バイトイネーブル信号/LBは、下位バイトデータDQ
0−DQ7が有効であることを示す。上位バイトイネー
ブル信号/UBは、上位バイトデータDQ8−DQ15
が有効であることを示す。
【0042】半導体記憶装置1は、さらに、主制御回路
20の制御の下に、アドレス入力端子群15を介して与
えられるアドレスビットA0−A6を受けて内部列アド
レス信号ビットA0−A6を生成する列アドレスバッフ
ァ21と、行アドレス入力端子群16を介して与えられ
る外部アドレスビットextA7−extA20をバッ
ファ処理して内部行アドレスビットA7−A20を生成
する行アドレスバッファ22を含む。これらの外部アド
レスビットextA0−extA20は、同時に与えら
れ、通常のSRAMと同様、出力イネーブル信号/OE
またはライトイネーブル信号/WEが、チップイネーブ
ル信号/CEの活性化時活性化されると列アドレスバッ
ファ21および行アドレスバッファ22により取込まれ
て内部列アドレスビットA0−A6および内部行アドレ
スビットA7−A20が生成される。
【0043】内部アドレスビットA0−A20は、ま
た、主制御回路20へ与えられる。主制御回路20は、
その内部構成は、後に詳細に説明するが、アドレスビッ
トA0−A20の変化に従ってメモリセル選択動作の開
始/終了の動作を制御する。すなわち、アドレス変化検
出信号ATDが、内部動作の開始/終了の起点信号とし
て用いられる。
【0044】半導体記憶装置1は、さらに、行列状に配
列される複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ2
6と、行アドレスバッファ22からの内部行アドレスビ
ットA7−A20をデコードし、メモリセルアレイ26
のアドレス指定された行を選択状態へ駆動する行デコー
ダ24と、列アドレスバッファ21からの内部列アドレ
スビットA0−A6をデコードし、メモリセルアレイ2
6のアドレス指定された列を選択する列選択信号を生成
する列デコーダ23と、メモリセルアレイ26の選択行
のメモリセルのデータの検知、増幅およびラッチを行な
うセンスアンプと、列デコーダ23からの列選択信号に
従ってメモリセルアレイ26のアドレス指定された列を
内部データバスIOPに結合する入出力制御回路とを含
む。図1においては、センスアンプ入出力制御回路(列
選択回路)を1つのブロック25で示す。
【0045】半導体記憶装置1は、さらに、下位バイト
データ端子群11に対して設けられる下位入力バッファ
27および下位出力バッファ28と、上位バイトデータ
端子群12に対して設けられる上位入力バッファ29お
よび上位出力バッファ30を含む。
【0046】下位入力バッファ27は、下位バイトデー
タ端子群11に与えられた下位バイトデータビットDQ
0−DQ7を、活性化時、バッファ処理して下位内部書
込データビットを生成して内部データバスIOPに伝達
する。下位出力バッファ28は、活性化時、内部データ
バスIOPに伝達されたデータから外部下位バイトデー
タビットDQ0−DQ7を生成して下位バイトデータ端
子群11へ伝達する。
【0047】上位入力バッファ29は、上位バイトデー
タ端子群12に与えられた上位バイトデータビットDQ
8−DQ15を、活性化時、バッファ処理して上位内部
書込データビットを生成して内部データバスIOPに伝
達する。上位出力バッファ30は、活性化時、内部デー
タバスIOPに伝達された内部上位バイトデータをバッ
ファ処理して、上位バイトデータビットDQ8−DQ1
5を生成して、上位バイトデータ端子群12に転送す
る。
【0048】この半導体記憶装置1は、さらに、主制御
回路20からの内部チップイネーブル信号/intCE
と内部ノーマルロウ活性化信号/intREとを受け、
リフレッシュ実行可能時、リフレッシュ活性化信号/R
EFEを生成して主制御回路20へ与えるリフレッシュ
制御回路40を含む。
【0049】内部ノーマルロウ活性化信号/intRE
は、内部でメモリセルアレイが選択状態にあることを示
す。すなわち、この内部ノーマルロウ活性化信号/in
tREは、メモリセルアレイ26が選択状態(初期状態
に復帰するリカバリ期間を含む)の間、活性状態に維持
され、1つのメモリサイクルの期間を決定する。
【0050】リフレッシュ活性化信号/REFEが活性
化されると、主制御回路20は、メモリセルアレイ20
のリフレッシュ動作を実行する。図1においては、この
リフレッシュのためのリフレッシュアドレスを発生する
回路および行アドレスバッファ22からの内部行アドレ
スとリフレッシュアドレスとを切換えるためのマルチプ
レクサは、図面を簡略化するために示していない。
【0051】リフレッシュ制御回路40は、タイマを含
み、このタイマの計時動作に従って所定の間隔でリフレ
ッシュ要求を発行する。このリフレッシュ要求は、外部
から与えられるデータアクセス指示と非同期で発行され
る。リフレッシュ制御回路40において、リフレッシュ
要求と内部チップイネーブル信号/intCEと内部ノ
ーマルロウ活性化信号/intREとに従ってリフレッ
シュ活性化信号/REFEを生成することにより、リフ
レッシュ動作とノーマルデータアクセスとの競合を防止
する。
【0052】主制御回路20は、さらに、リフレッシュ
活性化信号/REFEの活性化時データアクセス指示が
与えられたとき、このリフレッシュが完了するまでノー
マルデータアクセスを待ち合わせる制御を行なう。通
常、データアクセス指示は、チップイネーブル信号/C
E、ライトイネーブル信号/WEおよび出力イネーブル
信号/OEを活性状態に設定することにより指定され
る。本実施の形態1においては、そのときに与えられる
アドレス信号の変化を検出してアドレス変化検出信号を
生成し、このアドレス変化検出信号に従ってノーマルロ
ウ活性化信号/intREの活性/非活性を制御する。
【0053】図2は、図1に示すリフレッシュ制御回路
40の構成を示す図である。図2において、リフレッシ
ュ制御回路40は、リフレッシュ要求が発行されたこと
を示すリフレッシュフラグREFLGを生成する指令信
号活性化回路50と、内部チップイネーブル信号/in
tCEおよび内部ノーマルロウ活性化信号/intRE
を受け、リフレッシュ実行可能判定期間を決定するリフ
レッシュウィンドウ信号REFWINを生成する判定回
路60と、指令信号活性化回路50からのリフレッシュ
フラグREFLGとリフレッシュウィンドウ信号REF
WINとに従ってリフレッシュ活性化信号/REFEを
生成するリフレッシュ活性化回路を含む。
【0054】リフレッシュ活性化回路は、リフレッシュ
フラグREFLGとリフレッシュウィンドウ信号REF
WINを受けるNAND回路41と、NAND回路41
の出力信号を反転するインバータ42と、NAND回路
41の出力信号/REFSFを所定時間遅延する遅延回
路43と、インバータ42の出力信号φA1と遅延回路
43の出力信号とを受けて信号/REFSを生成するN
AND回路44と、NAND回路44の出力信号/RE
FSの活性化に応答してセットされるセット/リセット
フリップフロップ45と、セット/リセットフリップフ
ロップ45の出力信号をバッファ処理してリフレッシュ
活性化信号/REFEを生成するバッファ回路48と、
バッファ回路48の出力するリフレッシュ活性化信号R
EFEを所定時間遅延してセット/リセットフリップフ
ロップ45をリセットするリセット信号φA2を生成す
る遅延回路49を含む。
【0055】インバータ、遅延回路43およびNAND
回路44により、NAND回路41の出力信号/REF
SFの立下がりに応答してワンショットのパルス信号を
生成するワンショットパルス発生回路が構成される。
【0056】リフレッシュフラグREFLGは、指令信
号活性化回路50において、所定の周期でリフレッシュ
要求が発行されるとセットされ、リフレッシュ動作が完
了するとリセットされる。したがって、このリフレッシ
ュフラグREFLGが立っているときには、リフレッシ
ュを実行すべきであることが示される。
【0057】図3は、図2に示すリフレッシュ制御回路
40の動作を概略的に示す図である。この図3において
は、内部ノーマルロウ活性化信号/intREの状態は
考慮していない。判定回路60は、内部でのデータアク
セス完了時において、内部ノーマルロウ活性化信号/i
ntREが非活性化されると、リフレッシュウィンドウ
信号REFWINを所定時間Hレベルに設定し、リフレ
ッシュが、このデータアクセスに続いて実行可能か否か
を判定する期間を設定する。
【0058】データアクセス完了時において、判定回路
60からのリフレッシュウィンドウ信号REFWINが
所定期間Hレベルとなる。このとき、指令信号活性化回
路50からのリフレッシュフラグREFLGがLレベル
であれば、NAND回路41の出力信号/REFSF
は、Hレベルを維持し、セット/リセットフリップフロ
ップ45の状態は変化しない。したがって、リフレッシ
ュ活性化信号/REFEもHレベルを維持し、リフレッ
シュは実行されない。
【0059】指令信号活性化回路50の内部で、リフレ
ッシュ要求が発行されると、リフレッシュフラグREF
LGがHレベルに立上がる。データアクセス完了時にお
いて、判定回路60からのリフレッシュウィンドウ信号
REFWINがHレベルに立上がる。リフレッシュフラ
グREFLGがHレベルであれば、NAND回路41の
出力信号/REFSFがHレベルとなり、応じて、イン
バータ42の出力信号φA1がHレベルとなる。遅延回
路43の出力信号は、このときにはHレベルであるた
め、NAND回路40の出力信号/REFSがLレベル
となり、セット/リセットフリップフロップ45がセッ
トされ、リフレッシュ活性化信号/REFEがHレベル
となる。このリフレッシュ活性化信号/REFEの活性
化期間中に、内部でリフレッシュが実行される。
【0060】遅延回路49の遅延時間が経過すると、遅
延回路49の出力信号φA2がLレベルとなり、応じて
セット/リセットフリップフロップ45がリセットさ
れ、リフレッシュ活性化信号/REFEが非活性化され
てリフレッシュが完了する。このリフレッシュ活性化信
号/REFEの非活性化に応答して、指令信号活性化回
路50においてリフレッシュフラグREFLGを非活性
化し、待ち合わせ中のリフレッシュが存在しないことが
示される。
【0061】したがって、内部においてデータアクセス
が実行されているときには、このデータアクセス完了時
にリフレッシュウィンドウ信号REFWINを活性化し
てリフレッシュフラグREFLGの状態を判定する。こ
の判定結果に従ってリフレッシュを実行することによ
り、データアクセス実行中にリフレッシュ要求が発行さ
れても、そのリフレッシュはデータアクセス完了まで待
ち合わせることになり、リフレッシュとデータアクセス
との競合を防止することができる。
【0062】図4は、図2に示す指令信号活性化回路5
0の構成の一例を示す図である。図4において、指令信
号活性化回路50は、所定の周期でリフレッシュサイク
ル信号(リフレッシュ要求)/REFCYCを生成する
タイマ回路51と、リフレッシュ活性化信号/REFE
を反転するインバータ57と、インバータ57の出力信
号を所定時間遅延する遅延回路58と、遅延回路58の
出力信号とリフレッシュ活性化信号/REFEを受ける
NAND回路55と、リフレッシュサイクル信号/RE
FCYCの活性化(立下がり)に応答してセットされか
つNAND回路55の出力信号の活性化(立下がり)に
応答してリセットされるフリップフロップ52と、フリ
ップフロップ52の出力信号を反転してリフレッシュフ
ラグREFLGを生成するインバータ56を含む。
【0063】インバータ57、遅延回路58およびNA
ND回路55は、立上がりワンショットパルス発生回路
を構成し、リフレッシュ活性化信号/REFEの非活性
化に応答して遅延回路58の有する遅延時間のパルス幅
を有するワンショットのパルス信号を生成する。
【0064】タイマ回路51は、たとえばリングオシレ
ータと、このリングオシレータの発振信号をカウントす
るカウンタ回路とで構成され、カウント値が所定値に到
達するごとに、リフレッシュサイクル信号/REFCY
Cを活性化する。
【0065】セット/リセットフリップフロップ52
は、リフレッシュサイクル信号/REFCYCが活性化
されるとセットされてリフレッシュフラグREFLGを
セットし、リフレッシュ活性化信号/REFEが非活性
化されるとリフレッシュフラグREFLGをリセットす
る。このリフレッシュフラグREFLGを用いて図2に
示す判定回路60からのリフレッシュウィンドウ信号R
EFWINに基づいてリフレッシュの実行可否を判定す
ることにより、リフレッシュとデータアクセスの競合を
防止するための第1の対策を実現する。
【0066】図5は、図2に示す判定回路60の構成の
一例を示す図である。図5において、判定回路60は、
内部ノーマルロウ活性化信号/intREを受けるイン
バータ62と、インバータ62の出力信号を遅延する遅
延回路64と、遅延回路64の出力信号と内部ノーマル
ロウ活性化信号/intREを受けるAND回路66
と、AND回路66の出力信号と内部チップイネーブル
信号/intCEとを受けてリフレッシュウィンドウ信
号REFWINを生成するOR回路68を含む。
【0067】インバータ62、遅延回路64およびAN
D回路66により、内部ノーマルロウ活性化信号/in
tREの立上がりに応答してワンショットのパルスを発
生するワンショットパルス発生回路が形成される。この
内部ノーマルロウ活性化信号/intREは、データア
クセスが実行されるときに活性化され、内部のメモリア
レイ活性化期間が完了すると、Hレベルに立上がり、デ
ータアクセスが完了したことが示される。したがって、
この内部ノーマルロウ活性化信号/intREが活性状
態(Lレベル)のときには、内部においてメモリセルア
レイが選択状態にあるかまたは初期状態(プリチャージ
状態)に復帰していないことが示される。
【0068】図6に示すように、内部チップイネーブル
信号/intCEがLレベルであり、この半導体記憶装
置が選択状態のときに内部でデータアクセス完了時に、
リフレッシュウィンドウ信号REFWINが所定期間H
レベルに設定されて、リフレッシュを実行すべきかどう
かを判定するタイミングが与えられる。
【0069】内部チップイネーブル信号/intCEが
Hレベルのときには、OR回路68からのリフレッシュ
ウィンドウ信号REFWINはHレベルである。したが
って、半導体記憶装置が非選択状態であり、データアク
セスが行なわれていないときには、図4に示すタイマ回
路51からのリフレッシュサイクル信号/REFCYC
に従ってリフレッシュが実行される。
【0070】図7は、この発明の実施の形態1に従う主
制御回路20の構成を概略的に示す図である。図7にお
いて、主制御回路20は、アドレス変化検出信号ATD
の後縁に応答してワンショットのパルスを発生する後縁
パルス発生回路124と、アドレス変化検出信号ATD
の前縁(立上がり)に応答してワンショットのパルス信
号を生成する前縁パルス発生回路126と、リフレッシ
ュ制御回路40の出力するリフレッシュ活性化信号/R
EFEと内部ノーマルロウ活性化信号/intREを受
ける複合ANDゲート170と、後縁パルス発生回路1
24の出力するパルス信号/SETFを、複合ANDゲ
ート170の出力信号の非活性化までシフトさせて出力
するシフタ125と、シフタ125の出力信号/SET
0を所定時間遅延する遅延回路127と、前縁パルス発
生回路126の出力するパルス信号/RSTFの活性化
を、遅延リストア期間信号/RSTRDの非活性化まで
シフトさせるシフタ130と、遅延回路127の出力信
号/SETに応答してセットされかつシフタ130から
のリセット信号/RSTに応答してリセットされるフリ
ップフロップ128を含む。
【0071】アドレス変化検出信号ATDは、アドレス
信号の変化に応答してATD回路146により、ワンシ
ョットのパルス信号の形態で生成される。複合ANDゲ
ート170は、リフレッシュ活性化信号/REFEおよ
び内部ノーマルロウ活性化信号/intREのいずれか
がLレベルのときにLレベルの信号を出力する。シフタ
125は、この複合ANDゲート170の出力信号がL
レベルのとき、後縁パルス発生回路124の出力パルス
/SETFが活性化されると、複合ANDゲート170
の出力信号がHレベルとなるまでその出力信号/SET
0の活性化を待ち合わせる。
【0072】シフタ130も同様である。遅延リストア
期間信号/RSTRDがHレベルとなると、内部が、プ
リチャージ状態に復帰したことが示される。したがっ
て、内部でメモリセルが選択されている場合には、シフ
タ125は、内部が非選択状態(プリチャージ状態)に
復帰するまでその出力信号/SET0の活性化を待ち合
わせる。同様、シフタ130は、遅延リストア期間信号
/RSTRDがHレベルとなり、内部が確実にプリチャ
ージ状態に復帰したときに、そのリセット信号/RST
を活性化する。
【0073】したがって、アドレス変化検出信号ATD
が発生されると、遅延リストア期間信号/RSTRDが
非活性されてからリセット信号/RSTが活性化されて
内部ノーマルロウ活性化信号/intREが非活性化さ
れた後、信号/SET0が活性化されて、再度内部ノー
マルロウ活性化信号/intREが活性化されて新たな
メモリサイクルに入る。
【0074】リフレッシュ実行時にアドレス変化検出信
号ATDが発生されると、先ず、リセット信号/RST
が活性化される。リフレッシュ動作時においては、ノー
マルロウ活性化信号/intREが非活性状態にあるた
め、リセット信号/RSTが活性化されても、リフレッ
シュ動作には影響しない。このリフレッシュ動作が完了
し、リフレッシュ活性化信号/REFEが非活性化され
ると、シフタ125の出力信号/SET0が活性化され
て内部ノーマル労活性化信号/intREが活性化され
て、メモリサイクルが開始される。
【0075】フリップフロップ128は、交差結合され
るNANDゲート128aおよび128bを含む。NA
NDゲート128aの第1の入力に、遅延回路127か
らのセット信号/SETが与えられ、NANDゲート1
28bの第2の入力に、リセット信号/RESTが与え
られる。NANDゲート128の出力が、NANDゲー
ト128bの第1の入力に接続され、NANDゲート1
28bの出力がNANDゲート128aの第2の入力に
接続される。NANDゲート128bから、内部ノーマ
ルロウ活性化信号/intREが出力される。
【0076】主制御回路20は、さらに、内部ノーマル
ロウ活性化信号/intREの前縁(立下がり)に応答
してワンショットのパルス信号を生成する前縁パルス発
生回路131と、前縁パルス発生回路131の出力パル
スの後縁を遅延してパルス幅を拡張する後縁遅延回路1
32と、後縁遅延回路132の出力パルス信号の後縁を
さらに遅延してパルス幅を拡大してリストア期間信号/
RSTRを生成する後縁遅延回路133と、後縁遅延回
路132の出力信号の前縁に応答してワンショットのパ
ルス信号を生成する前縁パルス発生回路134と、この
前縁パルス発生回路134の出力パルスと後縁を遅延す
る後縁遅延回路135と、後縁遅延回路133および1
35の出力信号を受けて遅延リストア期間信号/RES
RDを生成する複合ANDゲート136を含む。
【0077】前縁パルス発生回路134の出力パルス
は、コラム活性化信号/CDEとして、列選択に関連す
る回路を活性化するために用いられる。後縁遅延回路1
35の出力するパルス信号は、コラムリカバリ期間信号
COLRWACTであり、列系回路の初期状態へのリカ
バリ期間を確保する。
【0078】したがって、内部ノーマルロウ活性化信号
/intREは、内部で行が選択状態にある期間(プリ
チャージへのリカバリ期間を含む)を規定し、非活性化
されると、内部が、初期状態に復帰していることを示
す。
【0079】メモリセルは、DRAMセルであり、デー
タが破壊的に読出される。リストア期間信号/RSTR
は、メモリセルデータが読出され、その読出データがメ
モリセルに再書込されるまでの期間(リストア期間)を
規定する。
【0080】この図7に示す構成においては、シフタ1
25および130により、内部でリストア動作が行なわ
れる期間またはコラムリカバリ期間中に次のデータアク
セス指示が与えられた場合には、そのリストア動作また
はコラムリカバリ期間が完了するまで次のデータアクセ
スの受付を待ち合わせる。これにより、内部を確実に初
期状態に復帰させた後に、次の動作に入ることができ、
内部データの破壊を防止することができる。
【0081】主制御回路20は、さらに、シフタ125
の出力信号/SET0の前縁(立下がり)に応答してワ
ンショットのパルス信号を生成する前縁パルス発生回路
140と、前縁パルス発生回路140の出力信号を反転
してマスク信号MASKを生成するインバータ142
と、インバータ142の出力するマスク信号をMASK
がHレベルのときに非導通状態となるトランスミッショ
ンゲート144と、トランスミッションゲート144を
介して与えられる内部アドレス信号INTA(外部アド
レス信号ビットA0−A20)の変化に応答してワンシ
ョットのパルスの形態でアドレス変化検出信号ATDを
生成するATD回路146を含む。
【0082】したがって、このシフタ125からの信号
/SET0がLレベルとなり、前縁パルス発生回路14
0が、ワンショットのパルス信号を生成してマスク信号
MASKがHレベルとなると、ATD回路146への内
部アドレス信号INTAの転送は禁止される。後に詳細
に説明するように、セット/リセットフリップフロップ
128に対して、セット信号/SETとリセット信号R
STが同時に与えられる状態が生じるのを防止し、内部
動作を確実にリセット状態に設定した後に、次の新たな
動作に入る。
【0083】図8は、図7に示すシフタ125および1
30の構成の一例を示す図である。シフタ125および
130は、同一構成を有するため、図8においては、シ
フタ150を、代表的に示す。
【0084】図8において、シフタ150は、入力IN
Aに与えられる信号(/SETFまたは/RSTF)を
受けるインバータ150aと、インバータ150aの出
力信号と入力INAに与えられる信号とに従って選択的
に導通し、導通時、入力INBに与えられる信号を複合
ANDゲート170の出力信号または遅延リストア期間
信号(/RSTRT)を伝達するCMOSトランスミッ
ションゲート150bと、CMOSトランスミッション
ゲート150bを介して与えられた信号を反転するイン
バータ150cと、インバータ150cと半並行に接続
されて、インバータ150cの出力信号をインバータ1
50cの入力に伝達するインバータ150dと、インバ
ータ150aの出力信号と入力INAに与えられる信号
とに従って選択的に導通するCMOSトランスミッショ
ンゲート150eを含む。
【0085】CMOSトランスミッションゲート150
bおよび150eは、互いに相補的に導通し、CMOS
トランスミッションゲート150eは、導通時、インバ
ータ150cの出力信号を通過させる。CMOSトラン
スミッションゲート150aは、入力INAに与えられ
た信号がLレベルとなると非導通状態となり、CMOS
トランスミッションゲート150eは、入力INAの信
号がHレベルとなると非導通状態となる。
【0086】シフタ150は、さらに、CMOSトラン
スミッションゲート150eからの信号を反転するイン
バータ150fと、インバータ150fとラッチ回路を
構成するインバータ150gを含む。このインバータ1
50fからの信号/SHIFTにより、入力INAに与
えられた信号(/SETFまたは/RSTF)の伝達タ
イミングをシフトさせるか否かが指定される。
【0087】すなわち、CMOSトランスミッションゲ
ート150bおよび150eと、インバータ150c、
150d、150fおよび150gにより、入力INA
に与えられた信号の活性化時、入力INBに与えられた
信号が活性状態にあるか否かの判定が行なわれ、その判
定結果に従ってシフト制御信号/SHIFTが生成され
る。
【0088】シフタ150は、さらに、シフト制御信号
/SHIFTを反転するインバータ150hと、入力I
NBに与えられる信号の後縁(立上がり)に応答してワ
ンショットのパルス信号を生成いする後縁パルス発生回
路150mと、シフト制御信号/SHIFTと後縁パル
ス発生回路150mの出力信号を受けるNORゲート1
50jと、インバータ150hの出力信号と入力ノード
INAに与えられる信号とを受けるNORゲート150
iと、NORゲート150iおよび150jの出力信号
を受けて出力ノードOTに出力信号(/SET0または
/RST)を生成するNOR回路150kを含む。
【0089】シフト制御信号/SHIFTがLレベルの
ときには、後縁パルス発生回路150mの出力信号に従
って出力ノードOTに信号が生成される。一方、シフト
制御信号/SHIFTがHレベルのときには、入力ノー
ドINAに与えられた信号に従って出力ノードOTに信
号が生成される。この出力ノードOTの信号/SETま
たは/RSTにより、内部ロウ活性化信号/intRE
の活性/非活性が設定される。
【0090】図9(A)および図9(B)は、図8に示
すシフタ150の動作を示すタイミング図である。以
下、図9(A)および図9(B)を参照して、図8に示
すシフタ150の動作について簡単に説明する。
【0091】図9(A)に示すように、入力ノードIN
Bに与えられる信号がLレベルのときに、入力ノードI
NAに与えられた信号が活性化される場合を考える。入
力ノードINAに与えられる信号がHレベルの期間、C
MOSトランスミッションゲート150bが導通状態、
CMOSトランスミッションゲート150eは非導通状
態であり、インバータ150cの出力信号は、入力ノー
ドINBに与えられる信号に従ってHレベルとなる。
【0092】次いで、入力ノードINAに与えられる信
号がLレベルとなる。CMOSトランスミッションゲー
ト150bが非導通状態、CMOSトランスミッション
ゲート150eが導通状態となり、インバータ150f
からのシフト制御信号/SHIFTがLレベルとなる。
入力ノードINAに与えられる信号がHレベルとなる
と、CMOSトランスミッションゲート150eが非導
通状態となり、インバータ150fおよび150gによ
り、シフト制御信号/SHIFTがLレベルを維持す
る。
【0093】シフト制御信号/SHIFTがLレベルと
なると、NORゲート150iは、入力ノードINAの
信号がLレベルとなっても、Lレベルの信号を出力す
る。一方、後縁パルス発生回路150mが、入力ノード
INBの信号の後縁(立上がり)に応答してワンショッ
トのパルス信号を生成し、NORゲート150jが、こ
の後縁パルス発生回路150mの出力信号に従って出力
ノードOTにワンショットのパルス信号(Lレベルの信
号)を生成する。
【0094】したがって、入力ノードINAの信号が立
下がるときに、入力ノードINBの信号がLレベルであ
れば、出力ノードOTの信号の活性化は、入力ノードI
NBの信号の非活性化までシフトされる。
【0095】一方、図9(B)に示すように、入力ノー
ドINAに与えられる信号がLレベルに立下がるとき
に、入力ノードINBに与えられる信号がHレベルのと
きには、シフト制御信号/SHIFTは、Hレベルを維
持する。したがって、この場合には、図8に示すインバ
ータ150hの出力信号がLレベルとなるため、入力ノ
ードINAの信号の立下がりに応答してNORゲート1
50iの出力信号がHレベルとなり、応じてNORゲー
ト150kからの出力ノードOTに対する信号がLレベ
ルとなる。
【0096】したがって、入力ノードINAに与えられ
る信号の立下がり時における入力ノードINBの信号の
論理レベルに応じて、シフタ150の出力信号の活性化
タイミングが選択的にシフトされ、セット/リセットフ
リップフロップ128のセット/リセットタイミングが
調整される。シフタ150は、入力ノードINAに与え
られる信号がHレベルからLレベルに立下がり、データ
アクセスを指示するときには、入力ノードINBに与え
られる信号の論理レベルを判定し、メモリセル行が選択
状態にあるかを判定して、シフト制御信号/SHIFT
をその判定結果に基づいて生成する。
【0097】このシフト制御信号/SHIFTに従って
入力ノードINAに与えられる信号および入力ノードI
NBに与えられる信号の非活性化時に生成される信号の
一方を選択する。
【0098】シフタ125の出力信号/SET0に従っ
て、遅延回路127を介して、セット/リセットフリッ
プフロップ128がセットされる。このセット/リセッ
トフリップフロップ128からの内部ノーマルロウ活性
化信号/intREに従ってデータアクセス動作が活性
化される。したがって、メモリセル行選択中に、データ
アクセス指示が与えられても、内部で選択行が非選択状
態へ駆動された後に、新たにデータアクセスを行なうこ
とができる。これにより、たとえばリフレッシュ動作と
データアクセス動作の競合を回避することができる。ま
た、内部ノーマルロウ活性化信号/intREが活性状
態のときにフリップフロップ128がセットされ、その
後にリセットされるのを防止することができ、確実に前
のサイクルのデータアクセスが完了した後に、新たなデ
ータアクセスサイクルに入ることができる。
【0099】また、同様に、シフタ130により、リセ
ット指示が与えられたときには、遅延リストア期間信号
/RSTRDが非活性状態のときに、シフタ130から
のリセット信号/RSTが活性化されて内部ノーマルロ
ウ活性化信号/intREが非活性化される。したがっ
て、プリチャージ状態へのリカバリ期間中に、内部ノー
マルロウ活性化信号/intREが非活性化されて、こ
のリカバリ動作が中断されるのを防止することができ
る。
【0100】図10は、図7に示す主制御回路20のメ
モリセル選択動作の信号波形を示す図である。図10に
おいて、マスク信号MASKについては図面を簡略化す
るために示していない。以下、この図10を参照して、
図7に示す主制御回路20の動作について説明する。
【0101】いま、リカバリ動作が完了せずに、遅延リ
カバリ期間信号/RSTRDが活性状態のときに、アド
レス変化検出信号ATDが発生された状態を考える。こ
の状態においては、前縁パルス発生回路126からのリ
セットファースト信号/RSTFが、アドレス変化検出
信号ATDに応答してHレベルからLレベルに立下が
る。しかしながら、遅延リカバリ期間信号/RSTRD
はLレベルであるため、シフタ130は、リセット信号
/RSTの活性化タイミングをシフトする。したがっ
て、遅延リストア期間信号/RSTRDがHレベルとな
った後に、、シフタ130からのリセット信号/RST
が活性化されてセット/リセットフリップフロップ12
8がリセットされる。
【0102】このリセット信号/RSTの活性化に応答
してセット/リセットフリップフロップ128からの内
部ノーマルロウ活性化信号/intREが非活性化され
てHレベルとなる。応じて、複合ANDゲート170の
出力信号がHレベルとなる。アドレス変化検出信号AT
Dが立下がり、後縁パルス発生回路124からのセット
ファースト信号/STEFが活性状態となると、シフタ
125からの信号(セット制御信号)/SET0が活性
化される。
【0103】このシフタ125からのセット制御信号/
SET0は、遅延回路127を介してフリップフロップ
128へセット信号/SETとして与えられる。したが
って、リセット信号RSTとセット信号/SETが、と
もに活性状態となり、このセット信号/SETによるセ
ット/リセットフリップフロップ128の不完全なセッ
ト状態指定が生じるのを防止することができる。すなわ
ち、リセット信号/RSTがHレベルの非活性状態とな
った後に、遅延回路127からのセット信号/SETが
活性化されて、フリップフロップ128がセットされ、
内部ノーマルロウ活性化信号/intREが活性化され
る。これにより正確に、次のアドレスAD1に従ったデ
ータ読出動作(データアクセスがデータ読出の場合)を
実行する。
【0104】なお、以下の説明においては、データアク
セスとしては、データ読出が指定される状態を想定す
る。
【0105】アドレスAD1へのアクセス中に、リフレ
ッシュサイクル信号/REFCYCが活性化され、リフ
レッシュフラグREFLGがセットされた状態を考え
る。
【0106】アクセスサイクル時においては、ノーマル
ロウ活性化信号/intREの活性化に応答して、前縁
パルス発生回路131がワンショットのパルス信号を生
成し、応じてリストア期間信号/RSTRが活性化され
る。このリストア期間信号/RSTRの活性化に従っ
て、遅延リストア期間信号/RSTRDが活性化され
る。内部ノーマルロウ活性化信号/intREの活性化
により、内部でメモリセル行の選択が行なわれ、選択メ
モリセルのデータのリストア動作が行なわれることが示
される。リストア期間信号/RSTRは、後縁遅延回路
132および133の有する遅延時間の間活性状態に維
持される。このリストア期間信号/RSTRにより、メ
モリセルのデータのリストア完了までに必要な期間が確
保される。
【0107】一方、後縁遅延回路132の出力信号がH
レベルに立上がると、前縁パルス発生回路104からの
コラム活性化信号/CDEが活性化され、列選択動作が
行なわれる。この後縁遅延回路132の出力信号の立上
がりにより、センス動作が完了し、コラムインターロッ
ク期間が終了したことが示される。
【0108】コラム活性化信号/CDEの活性化に従っ
て列選択が行なわれ、この期間、列アクセス活性化信号
COLRWACTは活性状態(Lレベル)を維持する。
【0109】後縁遅延回路135が維持する遅延時間が
経過すると、コラムリカバリ期間信号COLRWACT
が非活性化され、応じて遅延リストア期間信号/RST
RDが非活性化され、シフタ130がリセット信号/R
STを活性化し、内部ノーマルロウ活性化信号/int
REを非活性化する。これにより、アドレスAD1に対
するデータアクセスサイクルが完了する。
【0110】この内部ノーマルロウ活性化信号/int
REの非活性化に応答して、図5に示す判定回路60か
らのリフレッシュウィンドウ信号REFWINが所定期
間活性化され、リフレッシュを実行すべきかの判定が行
なわれる。リフレッシュフラグREFLGがHレベルで
あるため、図2に示すリフレッシュセット信号/REF
Sが所定期間Lレベルとなり、応じてセット/リセット
フリップフロップ45がセットされて、リフレッシュ活
性化信号/REFEが活性化されてリフレッシュ動作が
実行される。
【0111】このリフレッシュ活性化信号/REFEの
活性化期間中に次のアドレスAD2に対するアクセス指
示が与えられると、シフタ125がシフト動作を行な
い、リフレッシュ活性化信号/REFEが非活性化され
た後、セット制御信号/SET0を活性化する。このセ
ット制御信号/SET0が活性化されて所定期間経過後
に、セット信号/SETが活性化されて、セット/リセ
ットフリップフロップ128がセットされて内部ノーマ
ルロウ活性化信号/intREが活性化される。応じ
て、リストア信号/RSTRが活性化され、また遅延リ
ストア期間信号/RSTRDが活性化されて、アドレス
AD2に従って、メモリセル行および列の選択動作が実
行され、データの読出(出力イネーブル信号OEの活性
化時)が実行される。
【0112】この内部ノーマルロウ活性化信号/int
REの非活性化の制御を、遅延リストア期間信号/RS
TRDで行なうことにより、同期およびコラム系のプリ
チャージ期間を確保することができ、確実にリストア動
作およびリカバリ動作が完了した後に、次の動作を実行
することができる。
【0113】また、この遅延回路127を設けることに
より、連続するアクセスサイクル時においてリセット信
号/RSETとセット信号/SETが同時に活性化され
るのを防止することができ、確実に、内部ノーマルロウ
活性化信号/intREが非活性化された後に、フリッ
プフロップ128をセットして、再び内部ノーマルロウ
活性化信号/intREを活性化することができる。次
に、このマスク信号MASKの機能について説明する。
【0114】図11は、図7に示す回路のマスク信号M
ASKに関連する部分の動作を示す信号波形図である。
以下、図11を参照して、図7に示す回路のアドレスマ
スク動作について説明する。
【0115】外部アドレス信号EXTADDに従って内
部でアドレスAD0に対するデータアクセス(データ読
出)が行なわれるときに、リフレッシュサイクル信号/
REFCYCが活性化された状態を考える。この場合、
次に外部アドレス信号EXTADDが、アドレスAD1
に変化すると、このときマスク信号MASKはLレベル
であり、トランスミッションゲート144は導通状態に
あるため、ATD回路146が、ワンショットのアドレ
ス変化検出信号ATDを発生する。このアドレス変化検
出信号ATDの立上がりに応答して、前縁パルス発生回
路126からのリセットファースト信号/RSTFが活
性化される。シフタ130は、このアドレスAD0アク
セス時の遅延リストア期間信号/RSTRDが非活性化
されると、リセット信号/RSTを活性化する。応じて
フリップフロップ128がリセットされて、内部ノーマ
ルロウ活性化信号/intREが非活性化される。
【0116】リフレッシュフラグが、リフレッシュサイ
クル信号/REFCYCに従ってセットされているた
め、リフレッシュ制御回路40がリフレッシュ活性化信
号/REFEを活性化し、リフレッシュ動作が実行され
る。アドレス変化検出信号ATDの立下がり(後縁)に
応答して、後縁パルス発生回路124がセットファース
ト信号/SETFを活性化する。リフレッシュ活性化信
号/REFEが活性状態にあるため、シフタ125は、
このリフレッシュ動作が完了するまで、セット制御信号
/SET0の活性化を待ち合わせる。リフレッシュ動作
が完了すると、シフタ125からのセット制御信号/S
ET0が活性化される。このセット制御信号/SET0
の活性化に応答して、前縁パルス発生回路140が、ワ
ンショットのパルス信号を生成し、応じてマスク信号M
ASKが所定期間Hレベルとなる。マスク信号MASK
がHレベルの期間、トランスミッションゲート144は
非導通状態である。したがってこのマスク信号MASK
がHレベルの間に、外部アドレスEXTADDがAD1
からAD2に変化しても、アドレス変化検出信号ATD
は発生されない。このセット制御信号/SET0に従っ
てセット信号/SETが活性化され、フリップフロップ
128がセットされて、アドレスAD1に対するデータ
アクセスが実行される。したがって、内部ノーマルロウ
活性化信号/intREの活性化時に、リセット信号/
RSTが活性化されてセット/リセットフリップフロッ
プ128においてセット動作とリセット動作が衝突する
のを防止することができ、正確に内部動作を実行するこ
とができる。
【0117】マスク信号MASKがLレベルに立下がる
と、トランスミッションゲート144が導通し、ATD
回路146に次のアドレスが与えられ、ATD回路14
6がアドレス変化検出信号ATDを活性化する。このア
ドレス変化検出信号ATDの前縁(立上がり)に応答し
て、前縁パルス発生回路126が、リセットファースト
信号/RSTFを活性化する。データアクセスが完了
し、遅延リストア期間信号/RSTRDが非活性化され
ると、シフタ130が、リセットファースト信号/RS
TFに従ってリセット信号/RSTを非活性化し、内部
ノーマルロウ活性化信号/intREが非活性化され
る。この内部ノーマルロウ活性化信号/intREが非
活性化されると、シフタ125がセット制御信号/SE
T0を再び活性化する。遅延回路127の有する遅延時
間の後、再びセット信号/SETが活性化されて、内部
ノーマルロウ活性化信号/intREが活性化される。
応じてアドレスAD2に対するデータアクセスが実行さ
れる。
【0118】したがって図11に示すように、リフレッ
シュ完了時において、アドレスAD1からアドレスAD
2への変化に応答してアドレス変化検出信号ATDが活
性化された場合、セット信号/SETとリセット信号/
RSTがともに活性化される可能性が生じる(図11に
おいて破線で示す)。しかしながら、マスク信号MAS
Kを用いることにより、このセット信号/SETの活性
化時、リセット信号/RSTが活性化されるのを防止す
ることができ、正確に、セット/リセットフリップフロ
ップ128のセット/リセットを行なうことができる。
【0119】図12は、この発明の実施の形態1に従う
半導体記憶装置のアドレス信号入力部の構成を概略的に
示す図である。図12において、アドレス信号入力部
は、外部アドレス信号EXTADDをバッファ処理して
内部アドレス信号INTADを生成するバッファ回路1
60と、セットファースト信号/SETFの活性化に応
答してバッファ回路160からの内部アドレス信号IN
TADを取込みラッチする転送ラッチ回路162と、セ
ット制御信号/SET0の活性化に応答して転送ラッチ
回路162の出力するアドレス信号を取込みラッチする
転送ラッチ回路164を含む。
【0120】バッファ回路160からの内部アドレス信
号INTADは、図7に示すトランスミッションゲート
144へ与えられる。転送ラッチ回路164からのアド
レス信号は、行および列のアドレスデコード回路または
アドレスラッチ回路へ与えられる。転送ラッチ回路16
2および164はそれぞれ、トランスミッションゲート
とインバータラッチでたとえば構成される(図8参
照)。
【0121】図13は、図12に示すアドレス信号入力
部の動作を示すタイミング図である。以下、図13を参
照して、図12に示すアドレス信号入力部の動作につい
て簡単に説明する。
【0122】外部アドレス信号EXTADDは、アドレ
スAD0からアドレスAD1に変化すると、セットファ
ースト信号/SETFが活性化される。応じて、転送ラ
ッチ回路162が、バッファ回路160からのアドレス
信号を取込みラッチする。したがってこの転送ラッチ回
路162の出力するアドレス信号は、アドレスAD1を
示す。
【0123】セット制御信号/SET0は、内部でリフ
レッシュが実行されているかまたはメモリセルに対する
データアクセスが行なわれている場合には、メモリセル
選択動作が完了するまで活性化されない(シフタ125
による)。内部でメモリセル選択動作が完了すると、セ
ット制御信号/SET0が活性化され、転送ラッチ回路
164が、この転送ラッチ回路162の出力するアドレ
ス信号を取込む。したがって転送ラッチ回路164から
のアドレスは、アドレスAD1となる。このとき、セッ
ト制御信号/SET0の活性化に従ってマスク信号が生
成されており、このマスク信号の非活性化に応答して、
アドレス変化検出信号ATDが活性化され、セットファ
ースト信号/SETFが活性化される。
【0124】このセットファースト信号/SETFの活
性化に応答して、転送ラッチ回路162が、バッファ回
路150からのアドレス信号を取込みラッチする。した
がってこの状態においては、転送ラッチ回路162の出
力するアドレス信号はアドレスAD2となる。アドレス
AD1に対するデータアクセスが完了すると、セット制
御信号/SET0が活性化され、転送ラッチ回路164
が動作し、アドレスAD2をアドレスデコード回路へ与
える。
【0125】したがって、内部でメモリセル選択動作が
実行されているときに、次の動作開始を待ち合わせる場
合においても、正確に次の内部動作に対応するアドレス
信号をデコード回路へ与えて、メモリセルを選択してデ
ータアクセスを行なうことができる。
【0126】図14は、図1に示す集積回路20に含ま
れる制御信号発生部の構成を概略的に示す図である。図
14において、主制御回路20は、内部ノーマルロウ活
性化信号/intREとリフレッシュ活性化信号/RE
FEを受ける複合ANDゲート170と、複合ANDゲ
ート170の出力信号/RACTに従ってロウデコーダ
およびセンスアンプなどの行系回路に対する制御信号を
生成する行系制御回路92と、行系制御回路92の制御
のもとに選択的に活性化され、列デコーダ、内部データ
書込/読出回路およびデータ入出力回路などの列系回路
の動作を制御する列系制御回路174を含む。
【0127】この列系制御回路174は、リフレッシュ
活性化信号/REFEの活性化時においては、列選択動
作が禁止される。
【0128】行系制御回路172は、データアクセス動
作時、メモリセルの行選択に関連する動作を制御し、ロ
ウデコーダの活性化、ワード線の選択状態への駆動、セ
ンスアンプの活性化を所定のシーケンスで実行する。そ
のセンスアンプによるセンス動作が完了すると、列系制
御回路174が活性化されて列選択動作を実行する。こ
の列系制御回路174の活性化が、コラム活性化信号/
CDEにより決定される。データの書込および読出は、
外部からのライトイネーブル信号/WEおよび出力イネ
ーブル信号/OEにより決定される。
【0129】この図14に示すように、内部ノーマルロ
ウ活性化信号/intREまたはリフレッシュ活性化信
号/REFEが活性化されると、アレイ活性化信号/R
ACTが活性化されて、内部で行選択動作が実行され
る。内部ノーマルロウ活性化信号/intREとリフレ
ッシュ活性化信号/REFEの同時活性化が防止されて
おり、リフレッシュ動作およびデータアクセス動作の一
方のみが実行される。
【0130】なお、好ましくは、リフレッシュ活性化信
号/REFEおよび内部ノーマルロウ活性化信号/in
tREは、内部が初期状態(プリチャージ状態)に復帰
した後に非活性化される。確実に内部が初期状態に復帰
した後に次の動作を開始することができる。したがっ
て、いわゆるRASプリチャージ期間中に次の動作に入
るのを確実に防止することができ、初期状態復帰動作が
中断されてデータが破壊されるのを確実に防止すること
ができる。
【0131】[変更例]図15は、この発明の実施の形
態1の変更例の構成を概略的に示す図である。図15に
おいては、セットファースト信号/SETFをシフトす
るシフタ125の入力INBに、リフレッシュ制御回路
40からのリフレッシュ活性化信号/REFEが与えら
れる。この図15に示す制御回路の他の構成は、図1に
示す主制御回路の構成と同じであり、対応する部分には
同一参照番号を付しその詳細な説明は省略する。
【0132】図15に示す主制御回路20の構成におい
ては、内部でリフレッシュ動作が実行されているときに
は、アドレス信号が変化しても、リフレッシュが完了す
るまで、アドレス信号に対するデータアクセスは待ち合
わせられる。この場合、リフレッシュ完了時において、
シフタ125からのセット制御信号/SET0が活性化
される。このときに、アクセス変化検出信号ATDが発
生されると、セット/リセットフリップフロップ128
のセット/リセット動作が重畳し、正確に内部動作を設
定することができない。
【0133】しかしながら、このセット制御信号/SE
T0が発生されて、セット/リセットフリップフロップ
128をセットするときには、マスク信号MASKを活
性化しており、メモリセル選択動作完了までリセット信
号/RSTが活性化されるのを待ち合わせることができ
る。
【0134】したがって、この図15に示す主制御回路
20の構成においても、たとえばリフレッシュ動作完了
時において、フリップフロップ128のセット動作およ
びリセット動作が重なり合うのを防止することができ
る。
【0135】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、内部ノーマルロウ活性化信号/intREの活
性化時においては、アドレス変化検出信号の発生をマス
クしており、内部ノーマルロウ活性化信号の活性化と非
活性化に対する動作指示が重なり合うのを防止すること
ができ、確実に内部動作を開始させることができる。
【0136】[実施の形態2]図16は、この発明の実
施の形態2に従う主制御回路の構成を概略的に示す図で
ある。図16に示す主制御回路20の構成は、以下の点
において、図15に示す主制御回路とその構成が異なっ
ている。
【0137】すなわち、シフタ130とセット/リセッ
トフリップフロップ128の間に、遅延回路180が配
置される。また、シフタ130の出力するリセット制御
信号/RST0の前縁(立下がり)に応答してワンショ
ットのパルス信号を生成する前縁パルス発生回路182
と、前縁パルス発生回路140および182の出力信号
を受ける複合ANDゲート184が設けられる。複合A
NDゲート184の出力信号がマスク信号MASKを生
成するインバータ142へ与えられる。図16に示す主
制御回路の他の構成は、図15に示す主制御回路の構成
と同じであり、対応するものには同一参照番号を付し、
その詳細説明は省略する。
【0138】図16に示す主制御回路の構成の場合、セ
ット/リセットフリップフロップ128のセット時およ
びリセット時に前縁パルス発生回路140および182
によりワンショットパルス信号を生成してマスク信号M
ASKを生成する。したがって内部動作完了時および内
部動作開始時において、このセット/リセットフリップ
フロップのセット動作とリセット動作が重なり合うのを
防止することができる。
【0139】図17は、図16に示す主制御回路20の
セットおよびリセット時の動作を示す信号波形図であ
る。以下、図17を参照して、図16に示す主制御回路
20の内部動作セット/リセット時の動作について説明
する。
【0140】いま、遅延リストア期間信号/RSTRD
はHレベルであり、内部がプリチャージ状態にある状態
を考える。リフレッシュ活性化信号/REFEは、Hレ
ベルである。
【0141】外部アドレス信号EXTADDが、アドレ
スAD0に変化すると、このときには、マスク信号MA
SKはLレベルであるため、トランスミッションゲート
144は導通状態にあり、ATD回路146により、ア
ドレス変化検出信号ATDが発生される。このアドレス
変化検出信号ATDの立上がりに応答して、前縁パルス
発生回路126が、リセットファースト信号/RSTF
を活性化し、応じてシフタ130からのリセット制御信
号/RST0が、遅延リストア期間信号/RSTRDが
Hレベルであるため、活性化される。このリセット制御
信号/RST0の活性化に応答して、前縁パルス発生回
路182がワンショットのパルス信号を発生し、応じて
マスク信号MASKが活性化される。
【0142】また、アドレス変化検出信号ATDが立下
がると、後縁パルス発生回路124からのセットファー
スト信号/SETFが活性化される。リフレッシュ活性
化信号REFEは非活性状態にあるため、応じてシフタ
125からのセット制御信号/SET0が活性化され
る。このセット制御信号/SET0の活性化に応答し
て、また前縁パルス活性回路140が活性化され、マス
ク信号MASKのHレベル期間が延長される。マスク信
号MASKの活性化期間は、アドレス変化検出信号AT
Dのパルス幅と同程度またはそれ以下に設定される。
【0143】セット制御信号/SET0が活性化される
と、所定時間経過後に遅延回路127の出力信号によ
り、セット信号/SETが活性化され、遅延リストア期
間信号/RSTRDが活性化されて内部のメモリセル選
択動作が開始される。
【0144】リセット信号/RSTとセット信号/SE
Tは、アドレス変化検出信号ATDのパルス幅に相当す
る時間差を有しており、セット/リセットフリップフロ
ップ128は確実にセットされる。
【0145】遅延リストア期間信号/RSTRDがLレ
ベルの期間に、アドレス信号EXTADDが、アドレス
AD0からアドレスAD1に変化した状態を考える。マ
スク信号MASKはLレベルであり、トランスミッショ
ンゲート144は導通状態であり、このアドレス変化に
よりアドレス変化検出信号ATDが発生され、応じて前
縁パルス発生回路126により、リセットファースト信
号/RSTFが活性化される。遅延リストア期間信号/
RSTRDはLレベルであるため、シフタ130はリセ
ット制御信号/RST0の活性化を待ち合わせる。
【0146】アドレス変化検出信号ATDの立下がりに
応答して、後縁パルス発生回路124からのセットファ
ースト信号/SETFが活性化され、応じてセット制御
信号/SET0が活性化され、マスク信号MASKがH
レベルに設定される。このセット制御信号/SET0の
活性化に応答して、遅延回路127の出力信号にしたが
ってセット信号/SETが活性化される。このとき、フ
リップフロップ128がセット状態にあり、内部状態は
変化しない。
【0147】また、セット制御信号/SET0の活性化
に応答してマスク信号MASKが、再びHレベルに設定
される。
【0148】セット信号/SETが活性化された後に、
遅延リストア期間信号/RSTRDがHレベルに立上が
ると、シフタ130は、リセット制御信号/RST0を
活性化する。前縁パルス活性回路182は、このリセッ
ト制御信号/RST0の活性化に応答してワンショット
のパルス信号を発生し、マスク信号MASKをHレベル
に設定する。
【0149】この遅延リストア期間信号/RSTRDが
Hレベルに立上がり、リセット信号/RSTが活性化さ
れるときに、外部アドレス信号EXTADDがアドレス
AD1からアドレスAD2へ変化した状態を考える。こ
のときには、マスク信号MASKがHレベルにあり、ト
ランスミッションゲート144は非導通状態にあるた
め、アドレス変化検出信号ATDの発生は遮断される。
リセット信号/RSTにより、セット/リセットフリッ
プフロップ128がリセット状態に設定された後に、マ
スク信号MASKがLレベルに立下がる。応じて、トラ
ンスミッションゲート144が導通し、アドレス信号A
D2がATD回路146へ与えられ、アドレス変化検出
信号ATDが活性化される。
【0150】このアドレス変化検出信号ATDの活性化
に応答して、前縁パルス発生回路126により、リセッ
トファースト信号/RSTFが発生され、シフタ130
が外部リセット信号/RST0を活性化する。応じて、
マスク信号MASKが再びHレベルに設定され、アドレ
ス信号の転送をマスクする。所定時間経過後に、リセッ
ト信号/RSTがLレベルに立下がり、セット/リセッ
トフリップフロップがリセットされる。アドレス変化検
出信号ATDの立下がりに応答して、後縁パルス発生回
路124からのセットファースト信号/SETFがLレ
ベルに立下がり、応じて、シフタ125からのセット制
御信号/SET0が活性化され、再び、前縁パルス発生
回路140によりマスク信号MASKが生成される。
【0151】セット制御信号/SET0が活性化された
後、所定期間経過後に、遅延回路127の出力信号によ
りセット/リセットフリップフロップ128がセットさ
れ、遅延リストア期間信号/RSTRDが活性化され
る。このセット時には、リセット信号/RSTは、既に
Hレベルに復帰しており、確実にセット/リセットフリ
ップフロップ128は、セットされる。
【0152】したがって、内部でリカバリ動作が行なわ
れているときにマスク信号MASKを活性化しており、
この期間アドレス変化検出信号ATDが発生されるのを
防止することができ、セット/リセットフリップフロッ
プ128のセット動作とリセット動作が競合するのを防
止することができる。
【0153】なお、図17に示す動作波形において、ア
ドレスAD0に対するデータアクセスが行なわれた後
に、アドレスAD2に対するデータアクセスが行なわれ
てもよい。すなわち、内部ノーマルロウ活性化信号/i
ntREにしたがって外部アドレス信号のラッチを行な
うことにより、ショートサイクルのアドレスAD1に対
するデータアクセスを無視することができる。またこれ
に代えて、実施の形態1と同様、信号/SETFおよび
/SET0により、外部アドレス信号を順次ラッチ転送
して、アドレスAD0、AD1およびAD2に対し順次
アクセスが行なわれてもよい。
【0154】[変更例]図18は、この発明の実施の形
態2に従う半導体記憶装置の変更例の構成を概略的に示
す図である。この図18に示す主制御回路20の構成に
おいては、マスク信号MASKを生成するために、リセ
ット制御信号/RST0に代えて、遅延リストア期間信
号/RSTRDが用いられる。すなわち、後縁パルス発
生回路188に対し、遅延リストア期間信号/RSTR
Dが与えられる。前縁パルス発生回路140および後縁
パルス発生回路188の出力パルス信号が、複合AND
ゲート184へ与えられる。
【0155】図18に示す構成の他の構成は、図16に
示す構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号
を付し、その詳細説明は省略する。
【0156】図19は、図18に示す主制御回路20の
動作を示す信号波形図である。以下、図19を参照し
て、図18に示す主制御回路20のセット/リセット時
の動作について説明する。
【0157】今、遅延リストア期間信号/RSTRDが
Hレベルであり、またマスク信号MASKもLレベルで
ある初期状態を考える。リフレッシュ活性化信号/RE
FEはHレベルである。外部アドレス信号EXTADD
がアドレスAD0に変化すると、トランスミッションゲ
ート144は導通状態にあるため、ATD回路146か
ら、アドレス変化検出信号ATDが発生される。このア
ドレス変化検出信号ATDの前縁(立上がり)に応答し
て、前縁パルス発生回路126からのリセットファース
ト信号/RSTFが活性化され、応じて、シフタ130
からのリセット制御信号/RST0が活性化される。所
定時間経過後に、遅延回路180によりリセット信号/
RSTが活性化される。
【0158】一方、アドレス変化検出信号ATDの立下
がりに応答して、後縁パルス発生回路124により、セ
ットファースト信号/SETFが活性化され、次いでセ
ット制御信号/SET0が活性化される。このセット制
御信号/SET0の活性化に応答してマスク信号MAS
Kが所定期間Hレベルとなり、トランスミッションゲー
ト144が非導通状態となる。所定期間経過後に、セッ
ト信号/SETが活性化され、遅延リストア期間信号/
RSTRDがLレベルとなる。セット信号/SETとリ
セット信号/RSTは、アドレス変化検出信号ATDの
パルス幅の時間差を有しており、セット/リセットフリ
ップフロップ128は、確実にセットすることができ
る。
【0159】内部でメモリセルの選択動作(データアク
セス動作)が完了すると、遅延リストア期間信号/RS
TRDがHレベルに立上がる。このリストア遅延期間信
号/RSTRDの立上がりに応答して後縁パルス発生回
路188が、ワンショットのパルス信号を生成し、応じ
てマスク信号MASKがHレベルとなる。このマスク信
号MASKがHレベルの間に、外部アドレス信号EXT
ADDが、アドレスAD0からアドレスAD1に変化し
ても、トランスミッションゲート144は非導通状態に
あるため、アドレス変化検出信号ATDは発生されな
い。
【0160】遅延リストア期間信号/RSTRDがHレ
ベルに立上がり、内部が確実に初期状態に復帰した後
に、マスク信号MASKがLレベルに立下がり、トラン
スミッションゲート144が導通する。このトランスミ
ッションゲート144の導通に応答して、ATD回路1
46がアドレス変化検出信号ATDを発生する。このア
ドレス変化検出信号ATDの立上がりに応答して、前縁
パルス発生回路126からのリセットファースト信号/
RSTFが活性化され、次いで、シフタ130からのリ
セット制御信号/RST0が活性化される。所定時間経
過後に、リセット信号/RSTが活性化され、セット/
リセットフリップフロップ128がリセットされ、内部
ノーマルロウ活性化信号/intREが非活性化され
る。
【0161】一方、アドレス変化検出信号ATDの後縁
(立下がり)に応答して、後縁パルス発生回路124か
らのセットファースト信号/SETFが活性化され、次
いでシフタ125からのセット制御信号/SET0が活
性化される。このセット制御信号/SET0の活性化に
応答して前縁パルス発生回路140からワンショットン
のパルス信号が生成され、応じて所定期間マスク信号M
ASKがHレベルとなる。この後、セット信号/SET
が活性状態へ駆動され、セット/リセットフリップフロ
ップ128がセットされ、内部ノーマルロウ活性化信号
/intREがLレベルに立下がり、メモリセル選択動
作が実行される。またこのとき、遅延リストア期間信号
/RSTRDがLレベルに立下がる。
【0162】このセット動作時においては、マスク信号
MASKがHレベルであるため、アドレス変化検出信号
ATDは発生せず、リセット信号/RSTは、確実に非
活性状態に保持される。
【0163】したがって、この内部でのプリチャージ状
態復帰を示す遅延リストア期間信号/RSTRDを用い
てマスク信号MASKを生成することにより、内部での
リカバリ期間中にアドレス変化検出信号ATDが発生さ
れるのを防止することができる。また、アドレスAD0
からアドレスAD1への変化が、遅延リストア期間信号
/RSTRDのLレベル期間中に生じる場合には、リセ
ット信号/RSTは、遅延リストア期間信号/RSTR
Dが非活性状態へ駆動されてから、活性化される。この
ときにはマスク信号MASKがHレベルであり、アドレ
ス変化検出信号ATDは発生されず、セット/リセット
フリップフロップのセット動作およびリセット動作の競
合を防止することができる。
【0164】この実施の形態2においても、図7に示す
構成と同様、セット制御信号/SET0を生成するシフ
タ125の入力ノードINBへ、リフレッシュ活性化信
号/REFEと内部ノーマルロウ活性化信号/intR
Eを受ける複合ANDゲートの出力信号が与えられても
よい。
【0165】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、内部状態リセット時においても、アドレス変化
検出信号の発生をマスクしており、内部状態が初期状態
へ復帰する期間中にアドレス変化検出信号が発生される
のを防止することができ、内部ノーマルロウ活性化信号
のセット/リセットを正確に行なうことができる。
【0166】[実施の形態3]図20は、この発明の実
施の形態3に従う主制御回路20の構成を概略的に示す
図である。図20に示す主制御回路20の構成において
は、ATD回路146に対し、常時内部アドレス信号I
NTAが与えられる。このATD回路146からのアド
レス変化検出信号ATDは、後縁パルス発生回路124
へ与えられる。一方、前縁パルス発生回路126へは、
トランスミッションゲート144を介してアドレス変化
検出信号ATDが与えられる。このトランスミッション
ゲート144の導通/非導通を制御するマスク信号MA
SKは、セット制御信号/SET0を受ける前縁パルス
発生回路140と、この前縁パルス発生回路140の出
力信号を受けるインバータ142とにより生成される。
【0167】図20に示す主制御回路の他の構成は、図
15に示す主制御回路の構成と同じであり、対応する部
分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
【0168】この図20に示す構成において、ATD回
路146は、活性化期間がリストア期間以上のアドレス
変化検出信号ATDを生成する。このリストア期間につ
いては後に詳細に説明する。
【0169】図21は、図20に示す主制御回路の動作
を示す信号波形図である。以下、図21を参照して、図
20に示す主制御回路の動作について説明する。
【0170】外部アドレス信号EXTADDがアドレス
AD0からアドレスAD1に変化すると、ATD回路1
46から、アドレス変化検出信号ATDが発生される。
このとき、マスク信号MASKはLレベルであるため、
トランスミッションゲート144は導通状態にある。し
たがって、アドレス変化検出信号ATDの前縁(立上が
り)に従って、前縁パルス発生回路126がリセットフ
ァースト信号/RSTFを活性化する。リストア信号/
RSTRDはHレベルにあるため、シフタ130が、こ
のリセットファースト信号/RSTFに従ってリセット
信号RSTを活性化し、セット/リセットフリップフロ
ップ128をリセットする。
【0171】前のサイクルにおいて、リフレッシュサイ
クル信号/REFCYCが活性化されていると、次のサ
イクル期間においては、リフレッシュ動作が実行され
る。リフレッシュ動作期間中において、アドレス変化検
出信号ATDがLレベルに立下がると、後縁パルス発生
回路124からのセットファースト信号/SETFが活
性化される。
【0172】リフレッシュ動作が完了し、リフレッシュ
活性化信号/REFEが非活性化されると、シフタ12
5からのセット信号/SET0が活性化され、応じて前
縁パルス発生回路140およびインバータ142により
マスク信号MASKが発生される。このマスク信号MA
SKは、単にATD回路146からのアドレス変化検出
信号ATDの前縁パルス発生回路126への転送を禁止
しているだけである。したがって、外部アドレス信号E
XTADDがアドレスAD1からアドレスAD2に変化
すると、再びアドレス変化検出信号ATDがHレベルに
立上がる。このアドレス変化検出信号ATDが立上がっ
ても、マスク信号MASKはHレベルであるため、パル
ス発生回路126に対するアドレス変化検出信号ATD
の転送はマスクされる。したがって、次いで、アドレス
AD1に対するデータ読出動作は実行される。
【0173】マスク信号MASKがLレベルに立下がる
と、アドレス変化検出信号ATDが前縁パルス発生回路
126に転送され、リセットファースト信号/RSTF
が活性化される。このアドレスAD1に対するデータア
クセス動作が完了すると、リセット信号/RSTが活性
化されて、セット/リセットフリップフロップがリセッ
トされる。
【0174】次いで、アドレス変化検出信号ATDがL
レベルに立下がると、再び、セットファースト信号/S
ETFおよびセット制御信号/SET0が活性化される
(アドレスAD1に対するデータアクセスが完了してい
るとき)。したがって再びセット信号/SETが活性化
されると、アドレスAD2に対するアクセス動作が開始
される。アドレスAD2に対するデータアクセス中にマ
スク信号MASKが立下がり、リセットファースト信号
/RSTFが活性化される。したがってアドレスAD2
に対するデータアクセスが完了すると、リセット信号/
RSTが活性化される。
【0175】図21に示すように、アドレス変化検出信
号ATDがマスクされると、リセット信号の発生をマス
クして、リセット信号/RSTの発生タイミングをシフ
トしている。したがって、各アクセスサイクルにおい
て、アドレス変化検出信号ATDの立下がりに応答して
データアクセス動作を開始することができる。この場
合、セット信号/SETに関しては、アドレス変化検出
信号ATDは何らマスクされていないため、アドレス信
号の変化時点から、アドレス変化検出信号ATDが有す
るパルス幅の期間が経過した後に、セット制御信号/S
ET0が活性化されて、次いで、セット信号/SETが
活性化される。したがって、アドレス変化検出信号AT
Dをマスクして、リセット動作およびセット動作両者を
マスクする場合に比べて、リセット動作を行なう期間を
なくしてセット動作をすぐに行なうことができ、内部動
作開始タイミングを早くすることができる。
【0176】また、アドレス変化検出信号ATDのパル
ス幅を、リストア期間以上に設定することにより、以下
の利点が得られる。すなわち、マスク信号MASKがL
レベルに立下がると、リセットファースト信号/RST
Fがアドレス変化検出信号ATDに従って活性化され
る。このときには既に、アドレス変化検出信号ATDの
立上がりに応答してセット動作が行なわれており、内部
ノーマルロウ活性化信号/intREを生成するセット
/リセットフリップフロップ128のセット動作および
リセット動作が衝突することはない。したがって、リセ
ット制御信号/RST0をトリガとして、マスク信号M
ASKを生成する必要がない。また、アドレス変化検出
信号ATDをリストア期間以上確保することにより、ア
ドレス信号がリストア期間より短いサイクルで変化する
場合には、このショートサイクルのアドレス信号を無視
することができ、アドレスノイズスキューの影響を受け
ることなく正常に与えられるアドレス信号に従ってデー
タアクセスを行なうことができる。
【0177】また、マスク信号MASKがデータアクセ
ス動作期間中にLレベルに立下がっても、リセット動作
はそのデータアクセス完了時に実行されるため、正確な
データアクセスが保証される。
【0178】また、マスク信号MASKのパルス幅も、
このリストア期間程度に設定されてもよい。
【0179】また、図20に示す構成においても、図7
に示す構成のように、リフレッシュ活性化信号/REF
Eと内部ノーマルロウ活性化信号/intREを受ける
複合ANDゲートの出力信号がセット制御信号/SET
0を生成するシフタ125の入力ノードINBに与えら
れてもよい。この構成の場合には、内部でメモリセルが
選択状態にある状態でアドレス変化検出信号ATDが発
生されても確実に内部が初期状態に復帰した後に次のア
ドレスに対するアクセスを開始することができる。した
がって、この構成の場合には、たとえば、図21に示す
信号波形においてアドレス変化検出信号ATDがリセッ
ト信号/RSTの活性化時に立下がっても、フリップフ
ロップ128のセット動作とリセット動作が重畳して行
われるのを確実に防止することができる。次に、リスト
ア期間について説明する。
【0180】図22は、この発明に従う半導体記憶装置
の要部の構成を概略的に示す図である。図22におい
て、図1に示すメモリアレイ26、センスアンプ/入出
力制御回路25、および行選択に関連する動作を行なう
行系回路、この行系回路の動作を制御する行系制御回路
の構成を概略的に示す。
【0181】図22において、メモリアレイ26におい
て、メモリセルMCが行列状に配列される。メモリセル
MCの各行に対応してワード線WLが配置され、メモリ
セルMCの各列に対応してビット線BLおよびZBLが
配置される。図22においては、1つのメモリセルMC
を代表的に示す。
【0182】メモリセルMCは、情報を電荷の形態で格
納するメモリセルキャパシタMQと、対応のワード線W
L上の信号に従ってメモリセルキャパシタMQのストレ
ージノードSNを対応のビット線BLまたはZBLに接
続するアクセストランジスタMTを含む。
【0183】ビット線BLおよびZBLが対をなして配
設される。ビット線BLおよびZBLの対に対し、活性
化時、これらのビット線BLおよびZBLを所定電圧V
BLにプリチャージしかつイコライズするビット線イコ
ライズ回路230と、活性化時、ビット線BLおよびZ
BLの電位を差動増幅しかつラッチするセンスアンプ2
32と、列選択信号CSLに従って導通し、導通時、ビ
ット線BLおよびZBLを内部データ線IOおよびZI
Oに接続する列選択ゲート234が設けられる。センス
アンプ232および列選択ゲート234が、図1に示す
センスアンプ/入出力制御回路25のブロックの構成要
素に対応する。
【0184】行系回路は、ロウアドレスラッチ指示信号
RALの活性化時、与えられたアドレス信号ADを取込
み内部ワード線アドレス信号RAを生成するアドレスラ
ッチ240と、リフレッシュ制御回路40からのリフレ
ッシュアドレス信号RFADとアドレスラッチ240か
らの内部ロウアドレス信号RAの一方を選択するマルチ
プレクサ141と、ロウアドレスデコードイネーブル信
号RABEの活性化時、マルチプレクサ141を介して
与えられたロウアドレス信号をデコードするロウデコー
ド回路142と、ワード線駆動タイミング信号RXの活
性化に応答して、ロウデコード回路142の出力信号に
従ってアドレス指定されたワード線を選択状態へ駆動す
るワード線駆動回路243を含む。
【0185】アドレスラッチ240は、実施の形態1に
おける図12に示す転送ラッチ回路の後段に設けられて
もよい。また、実施の形態1における転送ラッチ回路が
アドレスラッチ240に代えて用いられてもよい。
【0186】この行系回路には、ビット線プリチャージ
/イコライズ回路230およびセンスアンプ232も含
まれ、これらの行系回路が、行系制御回路(図4に示す
行系制御回路172に対応)により制御される。
【0187】行系制御回路は、内部ノーマルロウ活性化
信号/intREの活性化に応答してアドレスラッチ指
示信号RALを活性化するアドレスラッチ制御回路25
0と、アドレスラッチ制御回路250の出力信号とリフ
レッシュ活性化信号/REFEの一方の活性化に応答し
て活性化信号を生成するゲート回路251と、ゲート回
路251の出力信号の活性化に応答してロウアドレスデ
コードイネーブル信号RADEを活性化するロウデコー
ド制御回路252と、ロウデコード制御回路252から
のロウアドレスデコードイネーブル信号RADEの活性
化に応答してビット線イコライズ指示信号BLEQを非
活性化するビット線イコライズ制御回路253と、ビッ
ト線イコライズ制御回路253からのビット線イコライ
ズ指示信号BLEQの非活性化に応答して、ワード線駆
動タイミング信号RXを活性化するワード線制御回路2
54と、ワード線駆動タイミング信号RXの活性化に応
答して、所定期間経過後にセンスアンプ活性化信号SE
を活性化するセンス制御回路255を含む。
【0188】ビット線イコライズ制御回路253からの
ビット線イコライズ指示信号BLEQは、ビット線イコ
ライズ回路230へ与えられ、センス制御回路255か
らのセンスアンプ活性化信号SEは、センスアンプ23
2へ与えられる。センス制御回路255からのセンスア
ンプ活性化信号SEが活性化されると、先に、図10に
おいて示すように、リストア期間信号/RSTRの活性
化に従って列系制御回路156からのコラム活性化信号
CDEが活性化されて、列系回路245が動作する。
【0189】この列系制御回路256は、図20に示す
前縁パルス発生回路134を含んでもよく、また、列系
制御回路256が、コラム活性化信号/CDEとセンス
制御回路255の出力信号とに従ってコラム活性化信号
またはコラム制御信号を生成してもよい。従って図22
においてはコラム活性化信号として正論理の制御信号C
DEを示す。
【0190】列系回路245は、コラムデコーダ、内部
データ線イコライズ回路、内部書込回路、および内部読
出回路を含む。図22においては、列系回路245から
列選択信号CSLが生成される構成を代表的に示す。
【0191】列系回路245は、内部書込回路および内
部読出回路として、内部書込データを生成して選択メモ
リセルへ書込むライトドライバ、および選択メモリセル
からの読出データを増幅するプリアンプを含む。列選択
ゲート234が、この列系回路245に含まれてもよ
い。
【0192】列系制御回路256は、リフレッシュ活性
化信号/REFEの活性化時、リセット状態に維持さ
れ、列選択動作が禁止される。
【0193】行系制御回路を初期化するリセット回路と
して、遅延リストア期間信号/RSTRDとリフレッシ
ュ活性化信号/REFEとを受けるゲート回路257が
設けられる。このゲート回路257の出力信号に従って
ロウデコード制御回路252からセンス制御回路255
までの各制御回路が所定のシーケンスでリセットされ
る。
【0194】このリセットシーケンスとして、まずワー
ド線駆動タイミング信号RXが非活性化され、次いでセ
ンスアンプ活性化信号SEが非活性化される。その後、
ビット線イコライズ指示信号BLEQが活性化されてビ
ット線のイコライズ/プリチャージが実行され、その後
ロウデコード動作が停止される。このロウデコード動作
の非活性化に応答して、内部ノーマルロウ活性化信号/
intREが非活性化される。内部ノーマルロウ活性化
信号/intREは、内部状態を示す信号であり、内部
が初期状態に復帰したときに非活性化される。
【0195】また、リフレッシュ活性化信号/REFE
は、内部がリフレッシュ状態にあることを示す。したが
って、図22において括弧内において示すように、リフ
レッシュ活性化信号/REFEが活性化されてから所定
期間経過後にリフレッシュ動作を内部で完了させるリフ
レッシュリストア期間信号/RFRSTDを用いて行系
制御回路のリセットが実行される。このリフレッシュリ
ストア期間信号/RFRSTDの非活性化に応答してリ
フレッシュ活性化信号/REFEが非活性化されて、リ
フレッシュ状態からの解放が示され、次のデータアクセ
スが許可される。
【0196】このリフレッシュストア期間信号/RFR
STDは、リストア活性化信号/REFEよりも早いタ
イミングで変化する信号であればよく、図2に示すバッ
ファ48の前段すなわちフリップフロップ45の出力信
号が、このリフレッシュリストア期間信号/RFRST
Dとして用いられてもよい。
【0197】図23は、図22に示す回路の動作を示す
タイミング図である。以下、図23を参照して、図22
に示す構成の動作について説明する。通常データアクセ
ス動作時においては、データアクセス指示に従って内部
ノーマルロウ活性化信号/intREが活性化され、応
じて遅延リストア期間信号/RSTRDが活性化され
る。この内部ノーマルロウ活性化信号/intREの活
性化に応答してアドレスラッチ制御回路250からのロ
ウアドレスラッチ指示信号RALが活性化され、アドレ
スラッチ240が与えられた信号をラッチしてロウアド
レス信号RAを生成する。
【0198】次いで、ゲート回路251の出力信号の活
性化に従ってロウデコード制御回路252の出力するロ
ウアドレスデコードイネーブル信号RADEが活性化さ
れ、次いでビット線イコライズ指示信号BLEQが非活
性化される。ロウデコード回路242がデコード動作を
開始し、またビット線BLおよびZBLのイコライズ動
作が停止し、ビット線BLおよびZBLはプリチャージ
電圧VBLでフローティング状態となる。
【0199】次いで、ワード線制御回路254からのワ
ード線駆動タイミング信号RXが活性化され、ワード線
駆動回路243により、ロウデコード回路242の出力
するワード線選択信号に従って、アドレス指定された行
のワード線WLが選択状態へ駆動される。
【0200】次いで、センス制御回路255が所定のタ
イミングでセンスアンプ活性化信号SEを活性化し、セ
ンスアンプ232がビット線BLおよびZBLに読出さ
れたデータを検知し増幅しかつラッチする。行選択動作
が開始されてからセンスアンプ活性化信号SEが活性化
されて、ビット線BLおよびZBLの電位が確定し、メ
モリセルMCに元のデータが書込まれるまでの期間がリ
ストア期間であり、リストア期間信号/RSTRによ
り、この期間が確保される。
【0201】センスアンプ活性化信号SEが活性化され
ていわゆるコラムインターロック期間が経過すると、コ
ラム活性化信号CDEが活性化され、列系回路が動作
し、列選択動作が行なわれてデータのアクセスが行なわ
れる。このコラム活性化信号CDEは、先の図7に示す
ように、前縁パルス発生回路134から生成されるワン
ショットのパルス信号に対応する信号であり、所定時間
が経過すると、列選択動作が終了する。このコラム活性
化信号CDEが非活性化されてからコラム系の回路の初
期状態への復帰が行なわれ、コラムリカバリ期間が始ま
る。
【0202】コラム活性化信号/CDEまたはCDEが
非活性化されると、コラムリカバリ期間信号COLRW
ACTがコラムリカバリ期間経過後に非活性化され、遅
延リストア期間信号/RSTRDが非活性化される。
【0203】この行系制御信号の初期化シーケンスにお
いて、まずワード線制御回路254がリセットされ、ワ
ード線駆動タイミング信号RXが非活性化される。次い
で、センス制御回路255が非活性化され、センスアン
プ活性化信号SEが非活性化され、センスアンプ232
が非活性化される。
【0204】次いで、ビット線イコライズ指示信号BL
EQが活性化され、ビット線BLおよびZBLの電源電
圧および接地電圧レベルの電位をイコライズする。この
ビット線電位のイコライズが始まると、ロウデコード制
御回路212がリセットされ、ロウアドレスデコードイ
ネーブル信号RADEが非活性化される。次いで内部ノ
ーマルロウ活性化信号/intREが非活性化される。
応じてアドレスラッチ240のラッチ動作が完了し、次
のアドレスを受入れる状態となる。
【0205】このコラム活性化信号/CDEが非活性化
されてから内部ノーマルロウ活性化信号/intREが
非活性状態に駆動されるまでの期間がリカバリ期間であ
り、遅延リストア期間信号/RSTRDによりこの期間
の誤動作が防止される。
【0206】リフレッシュ動作時において、リフレッシ
ュ活性化信号/REFEが活性化され、ロウデコード制
御回路252からのロウアドレスデコードイネーブル信
号RADEが活性化される。リフレッシュ動作時におい
ては、マルチプレクサ241が、リフレッシュアドレス
RFADを選択してロウデコード回路242へ与えてい
る。次いで、通常のデータアクセス時と同様にして、ワ
ード線制御回路254およびセンス制御回路255が順
次活性化され、ワード線駆動回路243によりリフレッ
シュアドレスに対応するワード線が選択状態へ駆動さ
れ、このリフレッシュ行に接続するメモリセルのデータ
のセンスアンプ232によるセンス、増幅および再書込
が行なわれる。
【0207】リフレッシュ動作時において、リフレッシ
ュリストア期間信号/RFRSTDを生成し、所定時間
経過後に、ワード線駆動タイミング信号RXを非活性化
し、次いでセンスアンプ活性化信号SEを非活性化す
る。この後、ビット線イコライズ指示信号BLEQを活
性化してビット線を所定電圧レベルにイコライズした
後、ロウデコード制御回路252を非活性化する。この
後、リフレッシュ活性化信号/REFEを非活性化す
る。
【0208】したがって、リフレッシュ動作時におい
て、リフレッシュ時のいわゆるリストア期間が完了する
と、ワード線は非選択状態へ駆動される。リフレッシュ
リストア期間信号/RFRSTDがHレベルに立上がっ
てからリフレッシュ活性化信号/REFEが非活性化さ
れるまでの期間は、リフレッシュ時のリカバリ期間とな
る。
【0209】ロウアドレスデコードイネーブル信号RA
DEが非活性化されてから内部ノーマルロウ活性化信号
/intREまたはリフレッシュ活性化信号/REFE
を非活性化する場合、信号の応答関係を直接利用して、
これらの信号を非活性化してもよく、また、単に遅延回
路の遅延時間を調整することにより、これらの信号の非
活性化が実現されてもよい。たとえば、リフレッシュ活
性化信号/REFEの場合には、図2に示す構成におい
て、遅延回路49の出力信号φA2を、リフレッシュリ
ストア期間信号/RFRSTDとして利用し、セット/
リセットフリップフロップ45を、ロウアドレスデコー
ドイネーブル信号RADEの立下がりに応答してリセッ
トする構成が用いられれば、図23に示すリフレッシュ
時の信号波形を容易に得ることができる。
【0210】内部ノーマルロウ活性化信号/intRE
およびリフレッシュ活性化信号/REFEは、内部の状
態を示し、この内部状態がリセットされるときにはほぼ
内部回路が初期状態に復帰しているため、次の動作サイ
クルのための内部動作制御信号の活性/非活性化を実行
する。これにより、いわゆるDRAMにおけるRASプ
リチャージ期間を確実に確保して、リフレッシュ完了
後、次のデータアクセスへ即座に入ることができる。こ
の場合、遅延リストア期間信号/RSTRDの非活性化
から内部ノーマルロウ活性化信号/intREの非活性
化までの時間が、いわゆるRASプリチャージ時間で規
定される時間幅であればよい。
【0211】なお、図20に示す構成において、前縁パ
ルス発生回路132に対してリフレッシュ活性化信号/
REFEが与えられ、リフレッシュ動作時においてはコ
ラム活性化信号/CDEを非活性状態に維持するように
してもよい。
【0212】図24は、図23に示すメモリセルのスト
レージノードSNの電位変化を概略的に示す図である。
図24においては、ストレージノードSNにHレベルデ
ータが格納される電位SN<H>およびLレベルデータ
が格納される場合の電位SN<L>を併せて示す。
【0213】ワード線WLが選択されると、選択メモリ
セルMCの記憶データに応じた電荷が、メモリセルキャ
パシタMQからビット線BLまたはZBLに伝達され
る。図24においては、Hレベルデータ読出時のビット
線の信号波形を示す。アクセストランジスタMTが、ワ
ード線WLが選択されて導通すると、ストレージノード
SNとビット線BL(またはZBL)とが接続される。
ビット線BLおよびZBLは、たとえば中間電圧レベル
にイコライズされており、このビット線BL(またはZ
BL)とストレージノードSNとの間に電荷が移動し、
ストレージノードSNの電位が変化する。
【0214】次いでセンスアンプ232を活性化して、
ビット線BLおよびZBLを電源電圧および接地電圧レ
ベルまで駆動とすることにより、アクセストランジスタ
を介してビット線BLまたはZBLの電荷がメモリセル
のストレージノードSNに伝達され、このストレージノ
ードSNの電位が元の電位SN<H>またはSN<L>
に復帰する。このメモリセルMCのストレージノードS
Nの電位が、再び元の電位レベルに復帰するまでに要す
る期間がリストア期間であり、リストア期間信号/RS
TRによりこの期間を保証する。
【0215】一方、ワード線WLが、非選択状態へ駆動
されると、センスアンプ活性化信号SEが非活性化され
る。次いで、ビット線イコライズ指示信号BLEQが活
性化され、ビット線BLおよびZBLが所定のプリチャ
ージ電圧レベルにイコライズされる。データアクセス時
においては、ワード線WLの非活性化前に列選択動作が
完了している。したがって、実際のコラムリカバリ時間
は、このワード線非活性化前から開始される。行系回路
のリセットに要する期間、すなわちロウリカバリ期間
は、このワード線WLの非活性化を起点として始まる。
この半導体記憶装置のリカバリ期間は、信号COLRW
ACTおよび/RSTRDにより確保される。
【0216】したがって、過渡的な状態であるリストア
動作またはリカバリ動作中に、データアクセス完了指示
(またはリフレッシュ完了指示)が与えられても、確実
に、これらのリストア期間またはリカバリ期間の完了後
に次のデータアクセスを行なうことができ、リストア動
作またはコラムリカバリ動作を途中で中止することがな
く、データ破壊が生じるのを防止することができる。
【0217】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、内部ノーマルロウ活性化信号をリセットするた
めのパルス信号を生成する前縁パルス発生回路に対し、
アドレス変化検出信号ATDの転送を内部ノーマルロウ
活性化信号のセット時マスクをかけるように構成してお
り、内部動作開始タイミングを早くすることができる。
また、リセット時に、このアドレス変化検出信号ATD
に対するマスクをかける必要がなく、内部リセット信号
発生タイミングを早くすることができる。
【0218】[実施の形態4]図25は、この発明の実
施の形態4に従う主制御回路20の構成を概略的に示す
図である。図25においては、以下の点が、図7に示す
主制御回路の構成と異なる。すなわち、後縁パルス発生
回路124および前縁パルス発生回路126に対して
は、行アドレス信号の変化を検出したときに活性化され
る行アドレス変化検出信号RATDが与えられる。ま
た、シフタ125の出力信号が直接、セット/リセット
フリップフロップ128へ与えられる。
【0219】また、コラム活性化信号を生成するための
前縁パルス発生回路134と列リストア期間信号COL
RWACTを生成する後縁遅延回路135の間に、複合
ANDゲート274が設けられる。この複合ANDゲー
ト274からコラム活性化信号/CDEが出力される。
この複合ANDゲート274に対しては、列アドレス変
化検出信号CATDを受けるインバータ270と、イン
バータ270の出力信号と行アドレス変化検出信号RA
TDを受けるOR回路272とが設けられる。複合AN
Dゲート274に対しては、このORゲート272の出
力信号と前縁パルス発生回路134の出力信号とが与え
られる。
【0220】この図25に示す主制御回路20の他の構
成は、図7に示す主制御回路の構成と同じであり、対応
する部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略
する。
【0221】この図25に示す主制御回路20の構成に
おいては、行アドレス信号から生成される行アドレス変
化検出信号RATDは、通常動作モード時のロウ系動作
を制御するために用いる。一方、列アドレス信号から生
成される列アドレス変化検出信号CATDは、列系動作
の制御のためにのみ使用する。したがって、行アドレス
を固定したままで、列アドレスをCA1→CA2→CA
3と切換えると、同一行を選択状態において、順次列を
選択してアクセスするページ動作を実現することができ
る。
【0222】リフレッシュ制御は、ロウ系動作にのみ関
連するため、行アドレス信号が変化する場合、リフレッ
シュの有無により行アクセス開始のタイミングがシフト
するものの、列系回路において連続的に異なる列をアク
セスするページ動作は、リフレッシュと競合しない。し
たがって、ページアクセスは、リフレッシュの影響を受
けることがなく、高速アクセスを実現することができ
る。
【0223】図26は、図25に示す主制御回路の動作
を示すタイミング図である。以下、図26を参照して、
図25に示す主制御回路の動作について簡単に説明す
る。
【0224】行アドレスRA0に対するアクセス時にお
いて、リフレッシュサイクル信号/REFCYCが活性
化された状態を考える。行アドレスが、アドレスRA0
からアドレスRA1に変化すると、行アドレス変化検出
信号RATDおよび列アドレス変化検出信号CATDが
活性化される。この行アドレス変化検出信号RATDの
立上がりに応答して前縁パルス発生回路126およびシ
フタ130により、リセット信号/RSTが活性化さ
れ、セット/リセットフリップフロップ128からの内
部ノーマルロウ活性化信号/intREが非活性化され
る。
【0225】リフレッシュ制御回路40においては、こ
の内部ノーマルロウ活性化信号/intREの非活性化
に応答して、リフレッシュ活性化信号/REFEを活性
化する。したがって、このときには、行アドレス変化検
出信号RATDの立下がりに応答して後縁パルス発生回
路124からのセットファースト信号/SEDFが活性
化されても、シフタ125の出力するセット信号/SE
Tの活性化は、このリフレッシュ動作が完了するまで待
ち合わせられる。
【0226】リフレッシュ動作が完了し、リフレッシュ
活性化信号/REFEが非活性化されると、シフタ12
5からのセット信号/SETが活性化されセット/リセ
ットフリップフロップ128がセットされて、内部ノー
マルロウ活性化信号/intREが活性化され、行アド
レスRA1に対応するワード線の選択および列アドレス
CA0に対する列選択動作が実行される。
【0227】このとき、行アドレス変化検出信号RAT
Dの活性化時においては、OR回路272の出力信号は
Hレベルであり、列アドレス変化検出信号CATDは、
この正規サイクル時においては無視される。したがっ
て、通常の行選択が行なわれ、コラムインターロック期
間が終了した後に、前縁パルス発生回路134の出力す
るパルス信号に従ってコラム活性化信号/CDEが活性
化される(コラムインターロック期間経過後においては
列アドレス変化検出信号CATDはLレベルであり、イ
ンバータ270の出力信号がHレベルとなり、OR回路
272の出力信号はHレベルである)。したがって、こ
の正規サイクル時においては、行アドレス変化検出信号
RATDの立下がりをトリガとして、行および列選択動
作が実施される。
【0228】次いで、この行アドレスRA1を維持した
状態で、列アドレス(COL)を順次CA1、CA2お
よびCA3と変化させる。各列アドレス信号の変化に従
って列アドレス変化検出信号CATDが活性化され、応
じて、複合ANDゲート274からのコラム活性化信号
/CDEが所定期間活性化される。このコラム活性化信
号/CDEの活性化に従って、列アドレス信号CA1、
CA2およびCA3に従って列選択動作が行なわれ、デ
ータアクセスが行なわれる。したがって、この列アドレ
スCA1−CA3に対しては、ページモードで高速でデ
ータのアクセス(データ読出)を行なうことができる。
【0229】次いで、行アドレス信号が、行アドレスR
A1からアドレスRA2に変化すると、行アドレス変化
検出信号RATDが活性化される。このときには、また
列アドレス信号COLも変化しており、列アドレス変化
検出信号CATDも活性化される様に示す。しかしなが
ら、列アドレス信号COLが、特に変化しなくてもよ
い。
【0230】行アドレス変化検出信号RATDの活性化
に従って、内部ノーマルロウ活性化信号/intREが
非活性化される。列アドレスCA3のアクセス時におい
てリフレッシュサイクル信号/REFCYCが活性化さ
れており、内部ノーマルロウ活性化信号/intREの
非活性化に応答して、リフレッシュ制御回路40からの
リフレッシュ活性化信号/REFEが活性化されて、リ
フレッシュ動作が実行される。
【0231】リフレッシュサイクルは、正規サイクルの
アクセス時間に対してのみ影響を及ぼしており、ページ
アクセスモードに対しては何ら影響を及ぼしていないた
め、高速で、データアクセスを行なうことができる。特
に、アドレス変化検出信号を利用しており、アドレス変
化検知型SRインターフェイスに対して互換性を有する
ページモード動作が可能なリフレッシュ制御フリーのD
RAMを実現することができる。
【0232】なお、図25に示す構成において、列アド
レス変化検出信号CATDが、コラムインターロック期
間中に非活性状態に復帰する構成の場合、列系回路は動
作が禁止されるため、この期間にコラム活性化信号/C
DEが活性化されても特に問題がない場合には、複合A
NDゲート274に対して直接列アドレス変化堅守すつ
信号CATDが与えられてもよい。
【0233】また、列アドレス変化検出信号CATD
が、列系リストア期間信号COLRWACTの活性化時
には、シフト動作を行うシフタを介してコラム活性化信
号/CDEを生成するように構成されてもよい。このシ
フタとしては、シフタ125および130と同様の構成
のシフタを用い、入力ノードINBに列リストア期間信
号COLWACTを与え、入力ノードINAに列アドレ
ス変化検出信号CATDを与える。列選択動作が初期状
態に復帰した後に確実に次の列選択動作が実行される。
【0234】なお、列アドレス変化検出信号CATDの
パルス幅は、前縁パルス発生回路134が発生するパル
ス信号のパルス幅と同程度に設定される。
【0235】図27は、この発明の実施の形態4におけ
る主制御回路20の要部の構成を概略的に示す図であ
る。図27においては、図14に示す行系制御回路17
2および列系制御回路174に対応する部分の構成を示
す。
【0236】図27において、行系制御回路は、内部行
アドレス信号RAの変化に応答してワンショットのパル
ス信号を、行アドレス変化検出信号RATDとして生成
するRATD回路300を含む。この行アドレス変化検
出信号RATDに従って、内部ノーマルロウ活性化信号
/intREが活性化される。この内部ノーマルロウ活
性化信号/intREに従って、図22に示す行系制御
回路が動作する。この行系回路としては、アドレスラッ
チ指示信号RALに従って行アドレス信号RAをラッチ
するロウアドレスラッチ302を代表的に示す。ロウア
ドレスラッチ302は、図22に示すアドレスラッチ2
40に対応し、このロウアドレスラッチ302が出力す
る内部行アドレス信号が、図22に示すマルチプレクサ
を介してロウデコード回路242へ与えられる。
【0237】列系回路は、内部列アドレス信号CAの変
化に応答してワンショットのパルス信号を、列アドレス
変化検出信号CATDとして生成するCATD回路30
4と、列アドレス変化検出信号CATDに応答して列ア
ドレスラッチ指示信号CALを生成するアドレスラッチ
制御回路310を含む。このアドレスラッチ制御回路3
10からの列アドレスラッチ指示信号CALに従って、
コラムアドレスラッチ306が、内部列アドレス信号C
Aをラッチする。このコラムアドレスラッチ306のラ
ッチする列アドレス信号は、コラムデコード回路308
へ与えられる。このコラムデコード回路308は、図2
2に示す列系回路245に含まれる。
【0238】列系制御回路は、さらに、リフレッシュ活
性化信号/REFEとコラム活性化信号/CDEに従っ
てコラムデコードイネーブル信号CADEを生成するコ
ラムデコーダ制御回路312と、コラムデコーダ制御回
路312の出力信号と出力イネーブル信号/OEとに従
って所定のタイミングでプリアンプイネーブル信号PA
Eを生成するプリアンプ制御回路314と、出力イネー
ブル信号/OEと内部チップイネーブル信号/CEとに
従って出力制御信号を生成する出力制御回路318を含
む。
【0239】コラムデコーダ制御回路312からのコラ
ムデコードイネーブル信号CADEに従ってコラムデコ
ード回路308がデコード動作を行ない、コラムアドレ
スラッチ306からの列アドレス信号に従ってアドレス
指定された列を選択する列選択信号CSLを活性化す
る。
【0240】データ読出部は、プリアンプイネーブル信
号PAEの活性化に応答して与えられたメモリセルデー
タの増幅動作を行なうプリアンプ316と、出力制御回
路318からの出力制御信号に従って、プリアンプ31
6からの内部読出データRDiをバッファ処理して外部
読出データQを生成する出力回路320を含む。
【0241】プリアンプ制御回路314は、コラムデコ
ードイネーブル信号CADが活性化されると、所定のタ
イミングでプリアンプイネーブル信号PAEを活性化す
る。
【0242】出力制御回路318は、内部出力イネーブ
ル信号/OE(/intOE)と内部チップイネーブル
信号/CE(/intCE)がともに活性状態のとき
に、所定のタイミングで、出力制御信号を活性化する。
【0243】コラムデコード回路308からの列選択信
号CSLによりメモリセルが選択され、メモリセルのデ
ータがプリアンプに伝達されるとプリアンプ316が活
性化される。プリアンプ316の活性化の後に、出力回
路320が活性化される。
【0244】図27においては、データ書込経路は示し
ていない。しかしながら、このデータ書込経路において
は、チップイネーブル信号/CEとライトイネーブル信
号/WEとに従って入力制御信号を生成する入力制御回
路と、コラムデコード制御回路312の出力信号と内部
ライトイネーブル信号/intWEとに従ってライトド
ライバイネーブル信号を生成する書込制御回路とが書込
制御回路として設けられる。
【0245】入力回路が、入力制御信号に従って与えら
れたデータを取込み内部書込データを生成し、ライトド
ライバが活性化時、書込データに従って内部データ線を
駆動して選択メモリセルへ書込データを伝達する。
【0246】図27に示すように、コラムアドレス変化
検出信号CATDに従って列アドレス信号のラッチ動作
を制御することにより、ページモード動作時において列
アドレス信号が変化したときに、コラムアドレスラッチ
306により、与えられた列アドレス信号をラッチし
て、内部で順次列選択動作を行なうことができる。
【0247】なお、アドレスラッチ制御回路310に対
しては、行アドレス変化検出信号RATDと列アドレス
変化検出信号CATDの論理和をとった信号が活性化タ
イミング信号として与えられてもよい。ページ切換時に
異なるページ(ワード線)の同一列をアクセスする場合
においても、正確に、列アドレス信号の取込を行なうこ
とができる。
【0248】また、図25に示す構成においては、複合
ANDゲート170の出力信号が、セット信号/SET
を生成するシフタ125の入力INBへ与えられてい
る。しかしながら、リフレッシュ制御回路40の出力す
るリフレッシュ活性化信号/REFEが、シフタ125
の入力ノードINBへ与えられてもよい。
【0249】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、行アドレス信号および列アドレス信号それぞれ
に対して、アドレス変化検出信号を生成して、行アドレ
ス変化検出信号に従って内部正規ノーマルロウ活性化信
号を生成し、また列アドレス変化検出信号に従ってコラ
ム活性化信号/CDEを生成しており、ページモードで
動作することのできる、SRAMインターフェイスと互
換性を有するインターフェイスを持つDRAMを実現す
ることができる。
【0250】なお、実施の形態4に示す主制御回路の構
成において、実施の形態1から3のいずれかの構成が組
合わせて用いられてもよい。
【0251】[実施の形態5]図28は、この発明の実
施の形態5に従う主制御回路20の構成を概略的に示す
図である。図28に示す主制御回路20の構成において
は、セットファースト信号/SETFを受けるシフタ1
25と内部ノーマルロウ活性化信号/intREを生成
するセット/リセットフリップフロップ128の間に
は、遅延回路は設けられない。セットファースト信号/
SETFを生成する後縁パルス発生回路124およびリ
セットファースト信号/RSTFを生成する前縁パルス
発生回路126に対しては、セット/リセットフリップ
フロップ354からのアドレス変化検出信号ATDが与
えられる。
【0252】このセット/リセットフリップフロップ3
54に対しては、アドレス変化検出ファースト信号AT
DFをそれぞれ受ける前縁パルス発生回路350および
後縁パルス発生回路352が設けられる。前縁パルス発
生回路350は、このアドレス変化検出ファースト信号
ATDFの前縁に応答してワンショットのパルス信号/
RSTFFを生成してセット/リセットフリップフロッ
プ354をリセットする。後縁パルス発生回路352
は、アドレス変化検出ファースト信号ATDFの後縁に
応答してワンショットのパルス信号/SETFFを生成
して、セット/リセットフリップフロップ354をセッ
トする。
【0253】アドレス変化検出信号ATDは、セット/
リセットフリップフロップ354がリセットされるとH
レベルに立上がり、セット/リセットフリップフロップ
354がセットされるとLレベルに立下がる。
【0254】図28に示す主制御回路20の他の構成
は、図7に示す主制御回路の構成と同じであり、対応す
る部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0255】図29は、図28に示す主制御回路のアド
レス変化検出信号ATDを発生する部分の動作を示す信
号波形図である。以下、図29を参照して、この主制御
回路20のアドレス変化検出信号ATDの発生動作につ
いて簡単に説明する。
【0256】アドレス変化検出ファースト信号ATDF
がHレベルに立上がると、前縁パルス発生回路350が
パルス信号/RSTFFをLレベルに立下げ、セット/
リセットフリップフロップ354をリセットする。応じ
て、アドレス変化検出信号ATDがHレベルに立上が
る。
【0257】アドレス変化検出ファースト信号ATDF
がLレベルに立下がると、後縁パルス発生回路352が
出力するパルス信号/SETFFがLレベルとなる。こ
のとき、パルス信号/RSTFFがLレベルに立下が
り、アドレス変化検出信号ATDはHレベルを維持す
る。パルス信号/RSTFFがHレベルとなり、かつパ
ルス信号/SETFFがLレベルとなると、セット/リ
セットフリップフロップ354がセット状態となり、ア
ドレス変化検出信号ATDがLレベルとなる。
【0258】したがって、アドレスノイズなどにより、
アドレス変化検出ファースト信号ATDFのパルス幅が
ノイズ程度の幅であっても、このセット/リセットフリ
ップフロップ354により、十分な幅を有するアドレス
変化検出信号ATDを生成することができる。これによ
り、内部ノーマルロウ活性化信号/intREのセット
/リセットを制御するセット信号/SETおよびリセッ
ト信号/RSTを正確に生成することができる。
【0259】また、この図28に示す構成の場合、図2
9に示すように、アドレス変化検出ファースト信号AT
DFのパルス幅に応じて、アドレス変化検出信号ATD
のパルス幅が異なる。しかしながら、前縁パルス発生回
路350および後縁パルス発生回路352が発生するパ
ルス信号/RSTFFおよび/SETFFのパルス幅を
十分なパルス幅に設定することにより、セット/リセッ
トフリップフロップ354からのアドレス変化検出信号
ATDのパルス幅を、最小限、パルス信号/RSTFF
のパルス幅に設定することができる。
【0260】なお、アドレス検出ファースト信号ATD
Fは、内部アドレス信号INTADを受けるアドレス変
化検出回路により生成される。
【0261】[変更例]図30は、この発明の実施の形
態5の変更例の構成を概略的に示す図である。図30に
示す構成においては、セット/リセットフリップフロッ
プ354の次段に、さらにセット/リセットフリップフ
ロップ354の出力パルスATDF1の前縁に応答して
ワンショットのパルス信号を生成する前縁パルス発生回
路360と、前縁パルス発生回路360の出力パルス信
号の後縁を遅延する後縁遅延回路362とが設けられ
る。後縁遅延回路362からアドレス変化検出信号AT
Dが出力されて、図28に示すパルス発生回路124お
よび126へ与えられる。
【0262】この図30に示す構成の場合、セット/リ
セットフリップフロップ354がリセットされ、その出
力信号ATDF1が活性化されると、アドレス変化検出
信号ATDを活性化する。このアドレス変化検出信号A
TDの活性化期間は、前縁パルス発生回路360の出力
するパルス信号のパルス幅と後縁遅延回路362の有す
る遅延時間とにより決定される。したがって、アドレス
変化検出ファースト信号ATDFのパルス幅にかかわら
ず、一定のパルス幅を有するアドレス変化検出信号AT
Dを生成することができる。
【0263】後縁遅延回路362の有する遅延時間とし
て、たとえばリストア期間以上の期間に設定することに
より、アドレススキューなどにより、ショートサイクル
でアドレス信号が変化して、アドレス変化検出ファース
ト信号ATDFが活性化される場合においても、後縁遅
延回路360により、このショートサイクルのアドレス
信号を無視することが可能となり、所定時間以上の期間
の時間幅を有する正常サイクルで与えられるアドレス信
号に対してのみ、データアクセスを行なうことができ
る。
【0264】この発明の実施の形態5においても、先の
実施の形態1から4のいずれかの構成と組合わせて用い
られてもよい。
【0265】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、アドレス変化検出回路の出力信号をセット/リ
セットフリップフロップで受けて、アドレス変化検出信
号を生成しており、このアドレス変化検出回路の出力パ
ルス幅が、微小であっても、正常なパルス幅を有するア
ドレス変化検出信号を生成することができ、ノイズの影
響を受けることなく正確に、アドレス変化を内部動作の
起点として内部動作を行なわせることができる。
【0266】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、アド
レス信号の変化を起点として内部動作を行なわせてお
り、アドレス変化検知型インターフェイスを有するリフ
レッシュ制御フリーのDRAMを実現することができ
る。
【0267】すなわち、動作モード指示信号に応答して
生成されるセル選択制御信号を遅延し、この遅延セル選
択制御信号に従ってメモリセル選択動作を制御するセル
選択活性化制御信号を生成し、セル選択制御信号に従っ
て動作モード指示信号のセル選択制御信号生成回路への
転送を禁止することにより、セル選択活性化制御信号を
活性/非活性化する動作の競合が生じるのを防止するこ
とができ、安定に内部動作を行なうことができる。
【0268】また、この動作モード指示信号をアドレス
信号の変化を検出して生成し、このアドレス変化検出回
路へのアドレス信号の転送をセル選択制御信号に従って
禁止することにより、アドレス変化時においてセル選択
活性化制御信号の状態を変化させるのを防止することが
できる。
【0269】また、アドレス変化検出信号の後縁に応答
してメモリセルの選択動作の活性化を指示するセル選択
指示信号をセル選択制御信号として生成し、この遅延回
路の出力信号に応答してセル選択動作を活性化すること
により、内部動作完了時にセル選択指示信号が非活性化
されるのとこのセル選択動作活性化信号の活性化が競合
するのを防止することができ、確実に、内部状態を、ア
ドレス信号の変化に従って設定することができる。
【0270】また、アドレス変化検出信号の前縁に応答
してメモリセル選択動作の完了を指示するセル選択完了
指示信号をセル選択制御信号として生成し、この遅延回
路の出力信号に従ってセル選択動作を非活性化するセル
選択活性化信号を生成することにより、このセル選択活
性化信号の活性化および非活性化が競合するの防止する
ことができ、アドレス信号の変化を内部動作のトリガと
して用いても正確に内部動作を行なうことができる。
【0271】また、アドレス変化検出信号に前縁に応答
してメモリセルの選択動作完了指示信号を生成し、かつ
この後縁に応答してメモリセル選択動作活性化指示信号
とを生成し、このセル選択指示信号およびセル選択完了
指示信号のいずれかの活性化時に、アドレス信号のアド
レス変化検出回路への転送を禁止することにより、内部
動作状態変更時に、アドレス信号に従って逆の動作が指
定されるのを防止することができ、正確に、アドレス信
号の変化を動作起点として内部動作を行なわせることが
できる。
【0272】また、このセル選択制御回路に、メモリセ
ル選択動作が行なわれているとき、その選択動作が完了
するまでセル選択制御信号の生成を待ち合わせる仲裁回
路を有しており、内部動作実行時に、別の指示により、
内部動作が中断されるのを防止することができる。
【0273】また、アドレス変化検出信号を動作モード
指示信号としてセル選択制御信号への転送をセル選択制
御信号に従って禁止することにより、内部動作変更時
に、新たな動作指示が与えられるのを防止でき、内部動
作が競合するのを防止することができる。
【0274】また、アドレス変化検出信号の後縁および
前縁にそれぞれ応答してメモリセル選択動作活性化指示
およびメモリセル選択動作完了指示を生成する場合、こ
のメモリセル選択動作活性化指示に応答してアドレス変
化検出信号の選択動作完了指示信号生成部への転送を禁
止することにより、たとえばリフレッシュ動作完了時に
内部動作実行時、メモリセル選択動作の活性化とメモリ
セル選択動作の非活性化が競合するのを防止することが
でき、安定に内部動作を開始させることができる。
【0275】また、アドレス変化検出信号の活性化期間
を、メモリセルの行選択に要する時間すなわちメモリセ
ルデータのセンスリストア動作完了に要する時間以上に
設定することにより、メモリセル選択動作活性化信号の
活性/非活性化動作が競合するのを防止することができ
る。
【0276】また、アレイ活性化信号とアドレス変化検
出信号のいずれかの活性化に応答してメモリセルの列選
択動作を活性化する列選択活性化信号を生成するととも
に、メモリアレイ活性化信号を行アドレス変化検出信号
に従って生成することにより、同一行を選択状態にして
異なる列へ連続的にアクセスすることができ、ページモ
ード動作が可能となり、高速アクセスが実現される。
【0277】また、この行アドレス変化検出信号の活性
化時、列アドレス変化検出信号を無効状態に設定するこ
とにより、正確に、行選択後に列選択を行なうことがで
きる。
【0278】また、列選択活性化信号は、所定期間のみ
活性化することにより、内部で、列選択動作を完了させ
て、内部で、正確に、列選択動作期間を確保することが
できる。
【0279】また、この列アドレス変化検出信号の活性
化期間幅を、所定期間確保することにより、確実に、列
アドレス変化検出時、十分に列選択を行なうことができ
る。
【0280】また、行アドレス変化検出信号の前縁に応
答してアレイ活性化信号を非活性化しかつ行アドレス変
化検出信号の後縁に応答してアレイ活性化信号の活性化
を行なうことにより、行アドレスの変化に応答して行の
選択/非選択を行なうことができる。
【0281】また、アレイ活性化信号の活性化に対し、
メモリセル選択動作が行なわれるときには、このアレイ
選択動作完了までアレイ活性化信号の活性化を待ち合わ
せることにより、内部でたとえばリフレッシュ実行時に
おいてデータアクセスが開始されるのを防止することが
でき、データの破壊を防止することができる。
【0282】また、アドレス変化検出信号のパルス幅を
変更し、このパルス幅変更回路の出力信号に従ってメモ
リセル選択動作を制御するセル選択制御信号を生成する
ことにより、正確に、所望のパルス幅のアドレス変化検
出信号を生成して内部動作を行なわせることができる。
【0283】このアドレス変化検出信号のパルス幅変更
を、アドレス変化検出信号の後縁および前縁に応答して
それぞれセットおよびリセットされるフリップフロップ
を用いて行なうことにより、確実に、パルス幅変更を行
なうことができる。
【0284】また、このパルス幅変更回路の出力するセ
ット信号に従ってセル選択制御信号を活性化してメモリ
セル選択動作を実行することにより、正確に、アドレス
ノイズ等の影響を受けることなく、アドレス変化に従っ
て、所望のパルス幅のアドレス変化検出信号を生成して
安定にメモリセル選択動作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う半導体記憶装置の全体の構成
を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示すリフレッシュ制御回路の構成を概
略的に示す図である。
【図3】 図2に示すリフレッシュ制御回路の動作を示
す信号波形図である。
【図4】 図2に示す指令信号活性化回路の構成の一例
を示す図である。
【図5】 図2に示す判定回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図6】 図5に示す判定回路の動作を示す信号波形図
である。
【図7】 この発明の実施の形態1に従う主制御回路の
構成を概略的に示す図である。
【図8】 図7に示すシフタの構成の一例を示す図であ
る。
【図9】 (A)および(B)は、図8に示すシフタの
動作を示す信号波形図である。
【図10】 図7に示す主制御回路の動作を示す信号波
形図である。
【図11】 図7に示す主制御回路のセット/リセット
動作時の動作を示す信号波形図である。
【図12】 この発明の実施の形態1におけるアドレス
入力部の構成の一例を示す図である。
【図13】 図12に示すアドレス入力部の動作を示す
タイミング図である。
【図14】 この発明の実施の形態1に従う主制御回路
の行および列系制御部の構成を概略的に示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態1の変更例の主制御
回路の構成を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態2に従う主制御回路
の構成を概略的に示す図である。
【図17】 図16に示す主制御回路の動作を示す信号
波形図である。
【図18】 この発明の実施の形態2の変更例の主制御
回路の構成を概略的に示す図である。
【図19】 図18に示す主制御回路の動作を示す信号
波形図である。
【図20】 この発明の実施の形態3に従う主制御回路
の構成を概略的に示す図である。
【図21】 図20に示す主制御回路の動作を示す信号
波形図である。
【図22】 この発明の実施の形態3における半導体記
憶装置の要部の構成をより具体的に示す図である。
【図23】 図22に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【図24】 図22に示す構成のメモリセル選択時の動
作を示す信号波形図である。
【図25】 この発明の実施の形態4に従う主制御回路
の構成を概略的に示す図である。
【図26】 図25に示す主制御回路の動作を示す信号
波形図である。
【図27】 この発明の実施の形態4に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図28】 この発明の実施の形態5に従う主制御回路
の構成を概略的に示す図である。
【図29】 図28に示す主制御回路のアドレス変化検
出信号発生部の動作を示す信号波形図である。
【図30】 この発明の実施の形態5の変更例を示す図
である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、20 主制御回路、21 列アド
レスバッファ、22行アドレスバッファ、26 メモリ
セルアレイ、40 リフレッシュ制御回路、124 後
縁パルス発生回路、125,130 シフタ、127
遅延回路、128 セット/リセットフリップフロッ
プ、126,131,134 前縁パルス発生回路、1
32,133,135 後縁遅延回路、140 前縁パ
ルス発生回路、142 インバータ、144 トランス
ミッションゲート、146 ATD回路、182 前縁
パルス発生回路、184 複合ANDゲート、270
インバータ、272 ORゲート、274 複合AND
ゲート、350 前縁パルス発生回路、352 後縁パ
ルス発生回路、354 セット/リセットフリップフロ
ップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 築出 正樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5M024 AA22 AA40 AA50 BB07 BB22 BB27 BB35 BB36 BB39 DD62 DD63 DD87 EE05 EE15 EE23 GG01 PP01 PP02 PP07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル、 動作モード指示信号を生成する動作モード指示信号生成
    回路、 前記動作モード指示信号に応答して、セル選択制御信号
    を生成するセル選択制御信号生成回路、 前記セル選択制御信号を遅延する遅延回路、 前記遅延回路の出力信号に応答して、前記複数のメモリ
    セルの選択動作を制御するセル選択活性化制御信号を生
    成するセル選択活性化制御信号生成回路、および前記セ
    ル選択制御信号に応答して、前記動作モード指示信号の
    前記セル選択制御信号生成回路への転送を禁止するマス
    ク回路を備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記動作モード指示信号生成回路は、与
    えられたアドレス信号の変化を検出して前記動作モード
    指示信号を生成するアドレス変化検出回路を備え、 前記マスク回路は、前記セル選択制御信号に応答して、
    前記アドレス変化検出回路への前記アドレス信号の転送
    を禁止する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス変化検出回路は、前記アド
    レス信号の変化に応答してワンショットのパルス信号を
    前記アドレス変化検出信号として生成し、 前記セル選択制御信号生成回路は、前記アドレス変化検
    出信号の後縁に応答して前記メモリセルの選択動作の活
    性化を指示するセル選択指示信号を前記セル選択制御信
    号として生成し、 前記セル選択活性化制御回路は、前記遅延回路の出力信
    号に応答してセル選択動作を活性化するセル選択活性化
    信号を前記セル選択活性化制御信号として生成する、請
    求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記アドレス変化検出回路は、前記アド
    レス信号の変化に応答してワンショットのパルス信号を
    前記アドレス変化検出信号として生成し、 前記セル選択制御信号生成回路は、前記アドレス変化検
    出信号の前縁に応答して前記メモリセルの選択動作の完
    了を指示するセル選択完了指示信号を前記セル選択制御
    信号として生成し、 前記セル選択活性化制御回路は、前記遅延回路の出力信
    号に応答してメモリセル選択動作を非活性化するセル選
    択非活性化信号を前記セル選択活性化制御信号を生成す
    る、請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス変化検出回路は、前記アド
    レス信号の変化に応答してワンショットのパルス信号を
    前記アドレス変化検出信号として生成し、 前記セル選択制御信号生成回路は、 前記アドレス変化検出信号の後縁に応答して前記メモリ
    セルの選択動作の活性化を指示するセル選択指示信号を
    生成するセル選択指示信号生成回路と、 前記アドレス変化検出信号の前縁に応答して前記メモリ
    セルの選択動作の完了を指示するセル選択完了指示信号
    を生成するセル選択完了指示信号生成回路とを含み、 前記遅延回路は、 前記セル選択指示信号を遅延する第1の遅延回路と、 前記セル選択完了指示信号を遅延する第2の遅延回路と
    を含み、 前記セル選択活性化制御回路は、 前記第1の遅延回路の出力信号に応答してメモリセル選
    択動作を活性化するセル選択活性化信号を活性化しかつ
    前記第2の遅延回路の出力信号に従って前記セル選択活
    性化信号を非活性化し、 前記マスク回路は、前記セル選択指示信号と前記セル選
    択完了指示信号のいずれかの活性化に応答して前記アド
    レス信号の前記アドレス変化検出回路への転送を禁止す
    る、請求項2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記セル選択制御回路は、前記メモリセ
    ルの選択動作が行なわれているときには該選択動作が完
    了するまで前記セル選択制御信号の生成を待ち合わせる
    仲裁回路を備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記動作モード指示信号生成回路は、与
    えられたアドレス信号の変化に応答してワンショットの
    パルス信号のアドレス変化検出信号を前記動作モード指
    示信号として生成するアドレス変化検出回路を備え、 前記マスク回路は、前記アドレス変化検出信号の前記セ
    ル選択制御信号生成回路への転送を禁止する、請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記セル選択制御信号生成回路は、 前記アドレス変化検出信号の後縁に応答してメモリセル
    選択動作の活性化を指示するメモリセル選択動作活性化
    指示信号を生成する選択動作活性化指示信号生成回路
    と、 前記アドレス変化検出信号の前縁に応答して、前記メモ
    リセル選択動作の完了を指示するメモリセル選択動作完
    了指示信号を生成する選択動作完了指示信号生成回路と
    を備え、 前記マスク回路は、前記メモリセル選択動作活性化指示
    信号に応答して、前記アドレス変化検出信号の前記選択
    動作完了指示信号生成回路への転送を禁止する、請求項
    7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のメモリセルは行列状に配列さ
    れ、 前記半導体記憶装置は、さらに、前記メモリセル選択動
    作活性化指示信号の活性化に応答して前記メモリセルに
    対して行および列選択動作を時分割的に実行するメモリ
    セル選択回路をさらに備え、 前記アドレス変化検出信号は、前記メモリセルの行選択
    から選択メモリセルの記憶データのリストアに要する時
    間以上の期間の活性状態を有する、請求項8記載の半導
    体記憶装置。
  10. 【請求項10】 行列状に配列される複数のメモリセ
    ル、 前記メモリセルの行を指定する行アドレス信号の変化を
    検出して行アドレス変化検出信号を生成する行アドレス
    変化検出回路、 前記メモリセルの列を指定する列アドレス信号の変化を
    検出して列アドレス変化検出信号を生成する列アドレス
    変化検出回路、 前記行アドレス変化検出信号に応答して、前記メモリセ
    ルの選択動作を活性/非活性化するアレイ活性化信号を
    生成するアレイ活性化信号生成回路、および前記アレイ
    活性化信号と前記列アドレス変化検出信号のいずれかの
    活性化に応答して、前記メモリセルの列選択動作を活性
    化する列選択活性化信号を生成する列選択制御信号生成
    回路とを備える、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記行アドレス変化検出信号の活性化
    に応答して、前記列アドレス変化検出信号を無効状態に
    設定する列アドレス変化無効化回路をさらに備える、請
    求項10記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記列選択制御信号生成回路は、前記
    列選択活性化信号を所定期間活性化する、請求項10記
    載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記列アドレス変化検出回路は、前記
    列アドレス変化検出信号を前記所定期間活性化して前記
    列選択制御信号生成回路へ与える、請求項12記載の半
    導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記アレイ活性化信号生成回路は、前
    記行アドレス変化検出信号の前縁に応答して前記アレイ
    活性化信号を非活性化し、かつ前記行アドレス変化検出
    信号の後縁に応答して前記アレイ活性化信号を活性化す
    る、請求項10記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記アレイ活性化信号生成回路は、メ
    モリセル選択動作が行なわれているときには、前記アレ
    イ活性化信号の状態の変更を待ち合わせる仲裁回路をさ
    らに備える、請求項14記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 複数のメモリセル、 前記複数のメモリセルのメモリセルのアドレスを指定す
    るアドレス信号の変化を検出してワンショットのアドレ
    ス変化検出信号を生成するアドレス変化検出回路、 前記アドレス変化検出信号のパルス幅を変更するパルス
    幅変更回路、および前記パルス幅変更回路の出力信号に
    応答して、前記メモリセル選択動作を制御するセル選択
    制御信号を生成するセル選択制御信号生成回路を備え
    る、半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記パルス幅変更回路は、前記アドレ
    ス変化検出信号の後縁に応答してセットされかつ前記ア
    ドレス変化検出信号の前縁に応答してリセットされるフ
    リップフロップを備える、請求項16記載の半導体記憶
    装置。
  18. 【請求項18】 前記セル選択制御信号生成回路は、前
    記パルス幅変更回路の出力するリセット信号に応答して
    前記セル選択制御信号を非活性化しかつ前記パルス幅変
    更回路の出力するセット信号に応答して前記セル選択制
    御信号を活性化し、前記セル選択制御信号の活性化時メ
    モリセルの選択動作が活性化される、請求項17記載の
    半導体記憶装置。
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