JP2003303907A - 非直線的な細長いフローティングゲートを伴うフローティングゲートメモリセルの半導体メモリアレーを形成する自己整列方法及びそれにより形成されたメモリアレー - Google Patents

非直線的な細長いフローティングゲートを伴うフローティングゲートメモリセルの半導体メモリアレーを形成する自己整列方法及びそれにより形成されたメモリアレー

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キアニアン ソーラブ
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    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0425Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a merged floating gate and select transistor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 減少サイズのメモリセルを形成する自己整列
方法及びそれにより形成されたメモリセルアレーを提供
する。 【解決手段】 基体に形成されたソース及びドレイン領
域と、そのソース領域上に配置された導電性材料ブロッ
クとを備えたフローティングゲートメモリセルのアレー
を形成する方法及びそれにより形成されたアレー。フロ
ーティングゲートは、導電性材料の薄いL字型層として
形成され、チャンネル領域上に配置された第1部分と、
導電性ブロックに沿って垂直に延びる第2部分とを有す
る。制御ゲートは、フローティングゲートの第1部分の
遠方端に隣接配置されてそこから絶縁された第1部分
と、チャンネル領域に隣接配置された第2部分とを含
む。制御ゲートの一部分は、基体に形成されたトレンチ
へと延び、トレンチの下にドレイン領域が形成され、チ
ャンネル領域は、トレンチの側壁に沿って延びる第1部
分と、基体表面に沿って延びる第2部分とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ートメモリセルの半導体メモリアレーを形成する自己整
列方法に係る。又、本発明は、上記形式のフローティン
グゲートメモリセルの半導体メモリアレーにも係る。
【0002】
【従来の技術】フローティングゲートを使用して電荷を
蓄積する不揮発性半導体メモリセルや半導体基体に形成
されたこのような不揮発性メモリセルのメモリアレーが
良く知られている。通常、このようなフローティングゲ
ートメモリセルは、分割ゲート型であるか、又はスタッ
クゲート型である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体フローティング
ゲートメモリセルアレーの製造に直面している問題点の
1つは、ソース、ドレイン、制御ゲート及びフローティ
ングゲートのような種々のコンポーネントの整列であ
る。半導体処理の一体化の設計ルールが緩和されて最小
リソグラフ特徴部が小さくなるにつれて、正確に整列す
る必要性が益々重要になった。又、種々の部分の整列
は、半導体製品の製造収率も決定する。
【0004】自己整列は、この分野で良く知られてい
る。自己整列とは、1つ以上の材料を伴う1つ以上のス
テップを処理して、そのステップ処理において特徴部が
互いに自動的に整列されるようにする行為を指す。従っ
て、本発明は、自己整列の技術を使用して、フローティ
ングゲートメモリセル型の半導体メモリアレーの製造を
達成する。
【0005】単一ウエハ上のメモリセルの数を最大にす
るためにメモリセルアレーのサイズを縮小することが絶
えず必要である。メモリセルを対に形成し、各対が単一
のソース領域を共用し、そして隣接対のセルが共通のド
レイン領域を共用するようにして、メモリセルアレーの
サイズを減少することが良く知られている。しかしなが
ら、通常は、ドレイン領域へのビットライン接続のため
にアレーの広い領域が指定される。このビットライン領
域は、メモリセル対間のコンタクト開口、及びコンタク
ト対ワードライン間隔によってしばしば占有され、この
間隔は、リソグラフィの世代、コンタクトの整列及びコ
ンタクトの一体化に大きく依存する。更に、ワードライ
ントランジスタのために著しいスペースが指定され、そ
のサイズは、リソグラフィの世代及び接合スケーリング
により設定される。
【0006】慣習的に、フローティングゲートは、消去
動作中にフローティングゲートから電子を移動するのに
使用されるファウラー・ノルトハイムのトンネル現象を
向上させるために、制御ゲートに面した鋭いエッジで形
成される。この鋭いエッジは、通常、フローティングゲ
ートポリの上面を不均一に酸化又は部分的エッチングす
ることにより形成される。しかしながら、フローティン
グゲートの寸法が小さくなるにつれて、この鋭いエッジ
をこのように形成することが益々困難になる。
【0007】又、メモリセルアレーのプログラミング効
率を改善することも必要である。従来のプログラミング
構成では、チャンネル領域の電子がフローティングゲー
トに平行な経路に流れ、比較的少数の加熱された電子が
フローティングゲートに注入される。推定プログラム効
率(全電子数に対する注入電子数)は、約1/1000
と推定される。
【0008】基体の非プレーナ部分上にメモリセルエレ
メントを形成することが知られている。例えば、米国特
許第5,780,341号(オグラ氏)は、基体表面に
形成されたステップチャンネルを含む多数のメモリデバ
イス構成を開示している。ステップチャンネルの目的
は、ホット電子をフローティングゲートに効率的に注入
することであるが、これらメモリデバイス設計は、メモ
リセルエレメントのサイズ及び形成を最適化するのが困
難であると共に、効率的で且つ信頼性のあるオペレーシ
ョンのために動作パラメータが必要であるという点で依
然として欠点がある。そこで、フローティングゲートメ
モリの機能性又は信頼性を妥協せずに、セルサイズを著
しく減少した不揮発性のフローティングゲート型メモリ
セルアレーが要望される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイズを減少
したメモリセルを形成するための自己整列方法を提供
し、そして新規なフローティングゲート構造及びそれに
より形成されたメモリセルアレーを提供することによ
り、上述した問題を解消する。本発明は、電気的にプロ
グラム可能で且つ消去可能なメモリデバイスのアレーで
あって、表面を有する第1導電型の半導体材料の基体を
備え、更に、上記基体に形成され、互いに実質的に平行
で且つ第1方向に延びる離間された分離領域を備え、更
に、各対の隣接分離領域間に活性領域を備えたメモリデ
バイスのアレーを提供する。各活性領域は、複数のメモ
リセルを含む。各メモリセルは、上記基体に形成された
第2導電型の第1及び第2の離間された領域を含み、そ
れらの間で基体に画成されたチャンネル領域は、第1及
び第2部分を有し、更に、近方端で非直線的に一緒に接
合された第1及び第2の細長い部分を有する導電性のフ
ローティングゲートを含み、該フローティングゲートの
第1部分は、上記チャンネル領域の第2部分の導電率を
制御するために上記チャンネル領域の第2部分に沿って
延びそしてそこから絶縁され、そしてフローティングゲ
ートの第2部分は、上記第1領域と容量性結合するよう
に配置され、そして更に、上記チャンネル領域の第1部
分の導電率を制御するために上記チャンネル領域の第1
部分に隣接配置されてそこから絶縁された導電性制御ゲ
ートも含む。
【0010】本発明の更に別の特徴において、半導体メ
モリセルのアレーを形成する方法は、第1導電型の半導
体基体に第2導電型の複数の第1及び第2の離間された
領域を形成し、基体において第1領域の1つと第2領域
の1つとの間に複数のチャンネル領域の各々を画成し、
各チャンネル領域は、第1部分及び第2部分を含み、そ
して基体は表面を有し、更に、近方端で非直線的に一緒
に接合された第1及び第2の細長い部分を各々有する複
数の導電性のフローティングゲートを形成し、該フロー
ティングゲートの第1部分の各々は、上記チャンネル領
域の1つの第2部分の導電率を制御するために上記チャ
ンネル領域の第2部分の1つに沿って延びてそこから絶
縁されるように形成され、そしてフローティングゲート
の第2部分の各々は、上記第1領域の1つと容量性結合
するように配置され、そして上記チャンネル領域の1つ
の第1部分の導電率を制御するために上記チャンネル領
域の第1部分の1つに各々隣接配置されてそこから絶縁
された複数の導電性制御ゲートを形成するという段階を
備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的及び特徴は、以
下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付図面から明ら
かとなろう。本発明の方法は、図1A−1Kに示されて
おり、この技術で良く知られた好ましくはP型の半導体
基体10で開始される。以下に述べる層の厚みは、設計
ルールと、プロセス技術の世代とに依存する。ここに説
明するのは、0.11ミクロンプロセスに対するもので
ある。しかしながら、本発明は、特定のプロセス技術の
世代に限定されるものでもないし、以下に述べるプロセ
スパラメータの特定の値に限定されるものでもないこと
が当業者に理解されよう。
【0012】図1Aに示したように、約1000−20
00Åの厚みを有する窒化シリコン(以下、「窒化物」
という)のような比較的厚い絶縁材料層12が、良く知
られた付着技術(例えば、化学蒸着CVD)により基体
10上に形成される。窒化物層12にホトレジスト(マ
スキング)材料を付着し、そしてマスキングステップを
行って、選択された平行な縞領域からホトレジスト材料
を除去することにより、窒化物層12に複数の平行な第
1トレンチ14が形成される。非等方性窒化物エッチン
グを使用して、縞領域において窒化物層12の露出部分
を除去し、基体10まで延びてその一部分を露出させる
第1トレンチ14が残される。次いで、適当なイオンイ
ンプランテーションを構造体の表面にわたって行って、
第1トレンチ14の底に露出した基体部分に第1領域
(ソース領域)16を形成する。このソース領域16
は、第1トレンチ14に自己整列される平行線で延び
る。それにより得られる構造が図1Aに示されており、
窒化物12のブロック間にトレンチ14が画成されてい
る。
【0013】次いで、ポリシリコン18(以下「ポリ」
という)の層が、構造体上に付着され、これは、図1B
に示すように、トレンチ14を充填する。平坦化ポリエ
ッチングプロセス(例えば、化学的−機械的ポリシング
CMP)を使用して、ポリ層18を、窒化物ブロック1
2の頂部と平らになるまでエッチングし、窒化物ブロッ
クは、エッチングストッパーとして使用される。それに
より得られる構造体が図1Cに示されており、ポリシリ
コンのブロック18が窒化物のブロック12で分離され
ている。
【0014】次いで、構造体は、熱酸化プロセスを受
け、図1Dに示すように、ポリブロック18の露出した
上面に、二酸化シリコンの層20(以下「酸化物」とい
う)が形成される。窒化物エッチングプロセスを行っ
て、窒化物ブロック12を除去し、ポリブロック18間
に形成されて基体10まで延びる第2トレンチ22が残
される。熱酸化プロセスを行って、ポリブロック18及
び基体10の露出面(第2トレンチ22の内側)に薄い
酸化物層24が形成される。それにより得られる構造体
が図1Eに示されている。
【0015】次いで、図1Fに示すように、構造体上に
薄いポリ層26が形成される。ポリ層26の厚み(例え
ば、30−500Å厚み)は、最終的なメモリセルデバ
イスに対するフローティングゲートの最終的な厚みを指
示する。次いで、第2トレンチ22の側壁面に沿って絶
縁スペーサ30が形成される。スペーサの形成は、この
技術で良く知られており、構造体の輪郭部上に材料を付
着した後に、非等方性エッチングプロセスを行い、それ
により、構造体の水平面から材料を除去するが、構造体
の垂直方向を向いた面には材料がほぼそのまま残される
ようにする。スペーサ30は、酸化物、窒化物等の誘電
体材料で形成することができる。ここに示す実施形態で
は、絶縁スペーサ30は、全構造体上に(図1Gに示す
ように)厚い酸化物層28(例えば、~1000Å厚
み)を付着した後に、良く知られた反応性イオンエッチ
ング(RIE)のような非等方性酸化物エッチングプロ
セスを行って、図1Hに示すように、スペーサ30を除
き、付着酸化物層28を除去することにより、酸化物で
形成される。
【0016】次いで、ポリエッチングを実行して、ポリ
層26の露出部分(即ち、酸化物スペーサ30で保護さ
れていない部分)を除去する。次いで、制御された酸化
物エッチングを行って、第2トレンチ22の底における
酸化物層24の露出部分を除去し、酸化物スペーサ30
間に露出された基体10の部分を残す。酸化物層20及
び酸化物スペーサ30も、この酸化物エッチングによっ
て若干消費される。それにより得られる構造体が図1I
に示されている。
【0017】シリコンエッチングプロセスを使用して、
第2トレンチ22の底及び酸化物スペーサ30間に露出
されたままである基体10の部分を除去する。このエッ
チングプロセスは、第2トレンチ22を基体10まで延
ばし(好ましくは、約1特徴部サイズ深さ、例えば、
0.11μm技術では約0.11μmの深さまで)、こ
こで、基体10に形成された第2トレンチ22の下部2
2aは、酸化物スペーサ30の分離(第2トレンチ22
の上部22bにおける)に対応する巾を有する。適当な
イオンインプランテーションを構造体の全面にわたって
もう一度行う。このイオンインプランテーションは、第
2トレンチ22の下で基体10に第2領域32(埋設ビ
ットラインドレイン領域)を形成する。次いで、熱酸化
プロセスを行って、第2トレンチ22の露出した基体側
壁に酸化物層34を、そしてポリ層26の露出した端に
酸化物層36を形成する。これにより得られる構造体が
図1Jに示されている。以下に述べるように、酸化物層
36は、ファウラー・ノルトハイムのトンネル現象を許
す厚みを有するゲート酸化物材料を形成する。このゲー
ト酸化物は、熱成長及び付着酸化物の両方を使用して形
成することもできる。
【0018】次いで、厚いポリ層40が構造体上に付着
されて、図1Kに示すように、第2トレンチ22を充填
する。このポリ層40は、イオンインプランテーション
又は現場でのプロセスによりドープすることができる。
ポリ層40の頂部に金属化シリコン(ポリサイド)の任
意の層(図示せず)を形成することができ、これは、タ
ングステン、コバルト、チタン、ニッケル、白金又はモ
リブデンのような金属を構造体上に付着し、次いで、構
造体をアニールして、高温金属をポリ層40の頂部へと
流しそして浸透させて、ポリサイドの導電層を形成でき
るようにすることにより行われる。
【0019】ここまでのところ、図1Kに示す構造体
は、第2トレンチ22が一方向に延びるようにして1つ
のマスキングステップで形成された。第2トレンチ22
の一方向に垂直にそれを横切って延びる平行な活性及び
不活性の縞領域は、次のように形成される。図1Kに示
す構造体にホトレジスト材料を付着し、そしてマスキン
グステップを行って、図1Lに示すように、平行な縞領
域42からホトレジスト材料を選択的に除去する。この
マスキングステップは、交互に平行な活性領域44(メ
モリセルが形成される)及び不活性の分離領域46(メ
モリセルが形成されない)を画成する。次いで、活性領
域44(ホトレジスト材料により保護された)に影響し
ない一連のエッチングプロセスを実行する。第1に、
(乾式)ポリエッチングを実行して、不活性領域46に
おける露出したポリ層40を除去した後に、酸化物エッ
チングを行って、酸化物層20/34/36及びスペー
サ30を不活性領域46から除去する。次いで、制御さ
れたポリエッチングを行い、不活性領域46においてポ
リ層26を除去する(そして僅かな量のポリブロック1
8を消費する)。活性領域48におけるホトレジスト材
料が除去された後に、厚い酸化物付着ステップにより、
活性及び不活性領域44/46の両方を厚い酸化物層4
8でカバーする。酸化物CMP平坦化プロセスを使用し
て、酸化物層48の上面が平坦化される。最終的な活性
領域構造体が図1Mに示され、そして最終的な不活性領
域構造体が図1Nに示されている。
【0020】図2Aは、それにより形成されたメモリセ
ルアレーの上面図であり、このメモリセルアレーは、交
互の活性領域44及び不活性領域46の行と、交互のソ
ースライン領域50(ソース領域16及びそれに電気的
に接続されたポリブロック18を含む)及びドレイン領
域32(ビットライン領域とも称される)の列とを含
み、これらは、トレンチ22の下に形成され、活性及び
不活性領域44/46を横切って列方向に延びる。
【0021】図2A及び2Bに示すように、アレーの1
つの縁にはビットラインストラップインプラント領域5
4が形成され、第2の(埋設ビットライン)領域32が
シリコン基体10の表面まで立ち上がっている。第2領
域32の立ち上り部分を形成する方法は多数ある。マス
クを使用して、第2領域32の埋設部分と表面部分との
間のギャップを除き構造体をカバーする。インプラント
ステップを実行し、インプランテーションされた領域が
第2領域32の埋設部分と表面部分とを接合するように
インプラントエネルギーが選択される。或いは又、大き
な角度のインプラントを使用して、トレンチ22の底に
第2領域32を形成することができ、これも、基体表面
までの第2領域32の立ち上り部分を形成する。
【0022】第2(埋設ビットライン)領域32の立ち
上り部分と電気的に接触するために基体10上にコンタ
クト56(例えば金属)が形成される。コンタクト56
は、全構造体上にBPSG58のようなパッシベーショ
ンを付着することにより形成されるのが好ましい。マス
キングステップを行って、第2(埋設ビットライン)領
域32の立ち上り部分上にエッチング領域を画成する。
BPSG58は、マスクされた領域において選択的にエ
ッチングされて、コンタクト開口を形成し、このコンタ
クト開口は、次いで、金属付着及び平坦化エッチバック
により導体金属56が充填される。BPSG58上に金
属マスキングを行って、コンタクト56に接続するため
のビットラインコネクタ60が追加される。又、1つ以
上の不活性領域46には、ソースライン領域50に接続
するために金属コンタクト62が同様に形成され、これ
は、ポリブロック18上に配置された酸化物層48の部
分を除去するための酸化物エッチングを含む。ストラッ
プインプラント領域は、メモリセルアレー全体にわたり
メモリアレーの端及び/又は1つ以上の中間位置に形成
できることに注意されたい。
【0023】図3は、上記プロセスにより形成されたメ
モリセルアレーの回路図である。複数のメモリセル64
が行列に配置されている。ワードライン(WL1、WL
2、WL3、・・WLn+1)の行は、活性領域44の
行長さに沿って延びる(WL)ポリ層40の縞に対応す
る。ビットライン(BL1、BL2、・・)及びソース
ライン(SL1、SL2、・・)の交互の列は、活性領
域44の行を横断して基体に各々形成された埋設ビット
ライン領域32及びソースライン領域16(及びそれに
接続されたポリブロック18)に対応する。
【0024】図1Mは、活性領域44に形成されたメモ
リセル64の最終的な構造を示す。第1及び第2領域1
6/32は、各セルのソース及びドレインを形成する
(当業者に明らかなように、ソース及びドレインは、動
作中にスイッチできるが)。第1領域16(それに接続
されたポリブロック18を伴う)及び第2領域32は、
それらが全ての活性及び不活性領域を横切って連続的に
延びるとすれば、各々、ソースライン及びビットライン
と称することもできる。L字型のポリ層26は、フロー
ティングゲートを構成し、そして第2トレンチ22内及
びフローティングゲート26上に配置されたポリ層40
の部分は、各メモリセルの制御ゲートを構成する。各メ
モリセルのチャンネル領域66は、ソース及びドレイン
16/32間にある基体の表面部分である。各チャンネ
ル領域66は、実質的に直交する角度で一緒に接合され
た2つの部分を有し、即ち(充填された)第2トレンチ
22の垂直壁に沿って延びる垂直部分67と、第2トレ
ンチ22とソース領域16との間に延びる水平部分68
とを有する。
【0025】各フローティングゲート26は、近方端で
一緒に接合された一対の直交する向きの細長い部分26
a/26bを含むポリシリコンのL字型の薄い層で形成
される。フローティングゲート部分26aは、基体の表
面に実質的に平行に延びそしてそこから絶縁される。フ
ローティングゲート部分26bは、ポリブロック18の
垂直面に実質的に平行に延びそしてそこから絶縁され
る。フローティングゲート部分26a/26bの各々
は、その遠方端が、隣接制御ゲート40の異なる部分に
直面する薄い尖端部で終わり、従って、制御ゲート40
へのファウラー・ノルトハイムのトンネル現象のための
2つの別々のラインを形成する。これら尖端は、ポリ層
26の薄さが与えられると、効果的に先鋭であり、酸化
物36を形成するのに使用される短い酸化ステップによ
り更に先鋭にされる。
【0026】図1Mに示すように、本発明のプロセス
は、互いに鏡像関係のメモリセルの対を形成し、共通の
ビットライン領域32を共用する第2トレンチ22の各
側にメモリセル64が形成される。同様に、各ソースラ
イン領域16が、メモリセルの異なる鏡像セットから隣
接メモリセル間に共用される。各活性領域に対し、ポリ
層40は、その活性領域内の全てのメモリセルに沿って
延びて、その制御ゲートを形成する。
【0027】メモリセルのオペレーション メモリセルのオペレーションについて以下に説明する。
このようなメモリセルのオペレーション及びオペレーシ
ョンの理論は、フローティングゲート及び制御ゲートを
有する不揮発性メモリセルのオペレーション及びオペレ
ーション理論、ゲートのトンネル現象を制御するための
フローティングゲート、及びそれにより形成されたメモ
リセルのアレーに関して参考としてここに援用する米国
特許第5,572,054号にも開示されている。
【0028】所与の活性領域44において選択されたメ
モリセル64を最初に消去するために、そのソース16
及びドレイン32の両方に接地電位が印加される。制御
ゲート40には、高い正の電圧(例えば、+12ボルト
程度の)が印加される。フローティングゲート26の電
子は、ファウラー・ノルトハイムのトンネリングメカニ
ズムにより、フローティングゲート部分26a/26b
の遠方端から酸化物層36を経て制御ゲート40へトン
ネル通過するように誘起され、フローティングゲート2
6は正に荷電されたままである。このトンネル現象は、
フローティングゲート部分26a/26bの尖端の先鋭
さにより促進される。制御ゲート40は、活性領域44
の長さに沿って延びるので、選択された活性領域44に
おけるメモリセル64の行全体が「消去」されることに
注意されたい。
【0029】選択されたメモリセル64をプログラムす
ることが望まれるときには、小さな電圧(例えば、0.
5ないし1.0V)がそのドレイン領域32に印加され
る。制御ゲート40により画成されたMOS構造体のス
レッシュホールド電圧付近の正の電圧レベル(例えば、
約+1.8ボルト程度)がその制御ゲート40に印加さ
れる。そのソース領域16には、正の高い電圧(例え
ば、5ないし9ボルト程度)が印加される。ドレイン領
域32により発生される電子は、チャンネル領域66の
深い空乏垂直部分67を経てソース領域16に向かって
流れる。電子は、チャンネル領域の水平部分68に到達
すると、フローティングゲート部分26aの高い電位を
見る(フローティングゲート部分26bが、ソース領域
16に電気的接続された正に荷電されたポリブロック1
8に強力に電圧/容量性結合されているために)。電子
は、加速されて、加熱状態となり、それらのほとんど
は、絶縁層24へそしてそれを経てフローティングゲー
ト26へ注入される。接地電位即ちVdd(デバイスの
電源電圧に基づき約1.2ないし3.3ボルト)が、選
択されたメモリセル64を含まないメモリセル列につい
ては、ソース領域16及びドレイン領域32に各々印加
され、そして選択されたメモリセル64を含まないメモ
リセル行については、制御ゲート40に印加される。従
って、選択された行及び列におけるメモリセル64だけ
がプログラムされる。
【0030】フローティングゲート26への電子の注入
は、フローティングゲート部分26aにおける電荷が減
少して、ホット電子を発生するために水平チャンネル領
域部分68に沿って高い表面電位をもはや維持できなく
なるまで続く。その点において、フローティングゲート
26の電子又は負の電荷が、ドレイン領域32からフロ
ーティングゲート26への電子の流れを減少させる。
【0031】最終的に、選択されたメモリセル64を読
み取るために、そのソース領域16に接地電位が印加さ
れる。読み取り電圧は、そのドレイン領域(例えば、約
+1ボルト)及びその制御ゲート40(例えば、デバイ
スの電源電圧に基づき約1.2ないし3.3ボルト)に
印加される。フローティングゲート26が正に荷電され
る(即ち、フローティングゲートの電子が放出される)
場合には、チャンネル領域66の水平部分68(フロー
ティングゲート26の真下)がターンオンされる。制御
ゲート40が読み取り電位に上げられると、チャンネル
領域66の垂直部分67(制御ゲート40に直接隣接し
た)もターンオンされる。従って、全チャンネル領域6
6がターンオンされて、ソース領域16からドレイン領
域32へ電子を通流させる。これが「1」状態である。
【0032】他方、フローティングゲート26が負又は
中性に荷電された場合には、チャンネル領域66の水平
部分68(フローティングゲート部分26aの真下)が
弱くターンオンされるか又は完全にシャットオフされ
る。制御ゲート40及びドレイン領域32が読み取り電
位に上昇されたときでも、チャンネル領域66の水平部
分68にはほとんど又は全く電流が流れない。この場合
には、電流が「1」状態の場合に比して非常に小さいか
又は全く電流が流れない。このようにして、メモリセル
64は、「0」状態にプログラムされることが感知され
る。非選択の行列についてはソース/ドレイン領域16
/32及び制御ゲート44に接地電位が印加され、従っ
て、選択されたメモリセル64だけが読み取られる。
【0033】メモリセルアレーは、この技術で良く知ら
れた従来型の行アドレスデコード回路、列アドレスデコ
ード回路、センス増幅回路、出力バッファ回路及び入力
バッファ回路を含む周辺回路を備えている。本発明は、
サイズが減少されそしてプログラム効率に優れたメモリ
セルアレーを提供する。メモリセルのサイズは、著しく
減少される。というのは、ビットライン領域32が基体
10内に埋設されそして第2トレンチ22に自己整列さ
れ、リソグラフ世代、コンタクト整列及びコンタクト一
体化の制限によるスペースが浪費されないからである。
チャンネル領域66の垂直部分67をフローティングゲ
ート26に「向ける」ことによりプログラム効率が相当
に改善される。従来のプログラミング構成では、チャン
ネル領域の電子がフローティングゲートに平行な経路に
流れ、そこで、比較的少数の電子が加熱状態になってフ
ローティングゲートに注入される。推定プログラム効率
(全電子数に対する注入電子数)は、1/1000と推
定される。しかしながら、チャンネル領域の第1部分
が、フローティングゲートに直接「向けられた」電子経
路を画成するので、本発明のプログラム効率は、1桁以
上の大きさで改善されると推定され、ほとんど全ての電
子がフローティングゲートに注入される。
【0034】又、本発明では、第2トレンチ22の側壁
に対して形成される制御ゲート領域は、セルのサイズに
影響せずに、導通性能及びパンチスルー裕度に対して別
々に最適化することができる。ソース領域16と埋設ビ
ットライン領域32との間のパンチスルー抑制は、第1
導電型(例えば、N型)のソース領域を、その第1導電
型とは異なる第2導電型(例えば、P型)のウェルに埋
設すると共に、メモリセルの導通特性に影響しない他の
サブ表面インプラントを使用することにより最適化する
ことができる。更に、ソース領域16及びビットライン
領域32を垂直方向及び水平方向に分離することによ
り、セルサイズに影響せずに、信頼性パラメータを容易
に最適化することができる。
【0035】又、本発明のL字型フローティングゲート
構成は、多数の効果を発揮する。フローティングゲート
部分26a/26bは、ポリ材料の薄い層から作られる
ので、その尖端は狭く、制御ゲート40へのファウラー
・ノルトハイムのトンネル現象を向上させる。広範囲な
熱酸化ステップで、トンネル現象を向上させるための鋭
いエッジを形成する必要はない。又、垂直のフローティ
ングゲート部分26bと、ソース領域16に電気的接続
されたポリブロック18との接近が与えられると(薄い
酸化物層24だけで分離された)、各フローティングゲ
ート26とそれに対応するソース領域16との間の電圧
/容量性結合比が向上される。同時に、酸化物スペーサ
30により絶縁が与えられると、フローティングゲート
26と制御ゲートポリ40との間に比較的低い電圧/容
量性結合比が生じる。フローティングゲート部分26a
/26bの鋭い尖端は、酸化物プロセスを使用して形成
されないので、フローティングゲートポリを強くドープ
することができ、フローティングゲート26のサイズを
更にスケールダウンすることができる。最終的に、フロ
ーティングゲート26とソース領域16との間の所望の
プログラム電圧/容量性結合に対してそれらを垂直方向
に重畳する必要がなければ、全メモリセルサイズを更に
スケールダウンすることができる。
【0036】第1の別の実施形態 図4A−4G及び図5A−5Eは、図1Mに示されたも
のと同様のメモリセル構造体を形成するための第1の別
のプロセスを示す。この第1の別のプロセスは、図1G
に示したものと同じ構造で開始されるが、図4Aに示す
ように、酸化物28に代わって、窒化物70が構造体上
に付着される。
【0037】平坦化窒化物エッチング(例えば、CM
P)が行われ、これは、窒化物70をポリ層26の頂部
と平らになるまでエッチングし(ポリ層26をエッチン
グストッパーとして使用して)、酸化物ブロック20上
に付着されたポリ層26の部分を露出させたままにす
る。次いで、熱酸化ステップが行われ、これは、図4B
に示すように、ポリ層26の露出部分を酸化する。窒化
物層70が窒化物エッチングにより除去された後に、付
加的な窒化物が構造体上に付着され、その後、非等方性
窒化物エッチングを行って、第2トレンチ22の側壁に
沿った窒化物スペーサ72を除く全ての窒化物を除去す
る。それにより得られる構造体が図4Cに示されてい
る。
【0038】これまでのところ、図4Cに示す構造体
が、第2トレンチ22が一方向に延びるようにして、1
つのマスキングステップで形成された。この点におい
て、活性及び負活性領域を次のように形成する。図4C
に示す構造体にホトレジスト材料を付着し、そしてマス
キングステップを行って、平行な縞領域からホトレジス
ト材料を選択的に除去する。このマスキングステップ
は、ホトレジストによりカバーされた活性領域44(活
性なメモリセルが形成される)と、ホトレジストにより
カバーされない不活性な分離領域46(活性なメモリセ
ルが形成されない)とを交互に平行に画成する。次い
で、窒化物エッチングが行われて、分離領域46から窒
化物スペーサ72を除去する(図5Aに示すように)
が、活性領域44(ホトレジスト材料により保護され
た)からは除去しない。次いで、ホトレジスト材料が除
去され、それにより得られる活性領域構造体が図4Cに
示され、そしてそれにより得られる不活性な分離領域4
6が図5Aに示されている。
【0039】次いで、非等方性ポリエッチング及び制御
された非等方性酸化物エッチングを行って、活性領域4
4の第2トレンチ22(即ち、スペーサ72間)の底に
おけるポリ層26及び酸化物層24の露出部分を除去
し、基体の一部分を露出したままにする。又、この酸化
物エッチングによって酸化物層20の僅かな部分も消費
される。次いで、シリコンエッチングプロセスを使用し
て、第2トレンチ22の底及び窒化物スペーサ72の間
に露出されたままである基体10の部分を除去する。こ
のエッチングプロセスは、第2トレンチ22を基体10
まで下方に延長し(例えば、約1特徴部サイズの深さ、
例えば、0.11μm技術では約0.11μmの深さま
で下方に)、ここで、基体10に形成された第2トレン
チ22の下部22aは、第2トレンチ22の上部22b
における酸化物スペーサ30の分離に対応する巾を有す
る。それにより得られる活性領域構造体が図4Dに示さ
れている。不活性領域46では、上述したポリ及び酸化
物エッチングにより、ポリ層26を完全に除去すると共
に、酸化物層24を第2トレンチ22の底で除去する。
次いで、シリコンエッチングにより、第2トレンチ22
を、図5Bに示すように基体まで延ばす。
【0040】次いで、熱酸化プロセスを実行し、図4E
及び5Cに示すように、活性及び不活性領域44/46
の両方において第2トレンチ22の露出された基体側壁
に酸化物層74を形成すると共に、活性領域44におい
てポリ層26の露出された端に酸化物層76を形成する
(これは、これらポリ層端を先鋭にする傾向がある)。
以下に述べるように、酸化物層76は、ファウラー・ノ
ルトハイムのトンネル現象を許す厚みを有する。次い
で、厚いポリ層が、活性及び負活性領域構造体の上に配
置され、第2トレンチ22を充填する。その後、非等方
性ポリエッチングが行われ、トレンチ22の内部のポリ
ブロック78を除いて、付着されたポリ層を除去する
(例えば、酸化物ブロック20をエッチングストッパー
として使用するCMPポリエッチング)。次いで、タイ
ミングを合わせたポリエッチングを使用して、酸化物ブ
ロック20の下にポリブロック78をへこませる。ポリ
ブロック78は、イオンインプラント又は現場でのプロ
セスによりドープすることができる。次いで、構造体上
に窒化物が付着された後に、非等方性窒化物エッチング
を行って、ポリブロック78上及び第2トレンチの側壁
の上部に形成された窒化物スペーサ80を除いて、付着
された窒化物を除去し、ポリブロック78の一部分を露
出したままにする。それにより生じる活性領域構造体が
図4Fに示されており、そしてそれにより生じる不活性
領域構造体が図5Dに示されている。
【0041】次いで、非等方性ポリエッチングを使用し
て、図4G及び5Eに示すように、ポリブロック78の
露出部分(スペーサ80間)を除去する。このポリエッ
チングにより、第2トレンチ22がポリブロック78を
経て酸化物層74まで延び、第2トレンチ22の各々に
一対の対向するポリ層82が残される。分離領域がマス
キング材料により保護された状態で、イオンインプラン
テーションを行って、活性領域のみにおいて第2トレン
チ22の下及びポリ層82間で基体に第2(ドレイン)
領域32を形成する。マスキング材料を除去した後に、
酸化物付着及び非等方性エッチングにより第2トレンチ
22の側壁に沿って酸化物スペーサ84を形成し、第2
トレンチ22の底に基体10のドレイン部分32を露出
したままにする。それにより生じる活性及び非活性領域
構造体が図4G及び5Eに示されている。
【0042】次いで、メモリアレーを仕上げるために良
く知られた後端処理を行い、これは、構造体上に絶縁材
料を形成すると共に、この絶縁材料を経て延びてドレイ
ン領域32と電気的接触をなす金属電気コンタクトを形
成することを含む。図4Gは、活性領域44に形成され
たメモリセル64の最終的な構造を示し、これは、幾つ
かの顕著な相違を除くと、図1Mに示された実施形態と
同じ構成である。L字型のポリ層26がフローティング
ゲートを構成するが、ポリ層82は各メモリセルに対す
る制御ゲートを構成する。制御ゲート82は、分離及び
活性領域46/44を横切って行方向に延びる連続的に
形成された制御ラインとして形成され、各制御ライン
は、その行のメモリセルにおける全ての制御ゲート(各
活性領域から1つ)を一緒に接続する。各フローティン
グゲート26は、近方端で接合された一対の直交方向を
向いた細長い部分26a/26bを含むL字型の薄いポ
リシリコン層で形成される。フローティングゲート部分
26aは、基体表面に実質的に平行に延びそしてそこか
ら絶縁される(チャンネル領域部分68をターンオンす
るために)。フローティングゲート部分26bは、ポリ
ブロック18の垂直表面に実質的に平行に延びそしてそ
こから絶縁される(それらの間に強力な電圧/容量性結
合を得るために)。フローティングゲート部分26a
は、その遠方端が、隣接制御ゲート82に直面しそして
そこから絶縁された薄い尖端部分で終わる(酸化物層7
6を経てそれらの間にファウラー・ノルトハイムのトン
ネル現象を得るために)。絶縁スペーサ72は、フロー
ティングゲート26と制御ゲート82との間の電圧/容
量性結合を減少する。ドレイン領域32は、第2トレン
チ22の巾より狭く、チャンネル領域66が、第2トレ
ンチ22の下及びドレイン領域32とチャンネル領域の
垂直部分67との間に第2の水平部分69をもつように
させる。最終的に、第2トレンチ22には金属コンタク
トを充填することができ、ビットラインは、各活性領域
において全てのドレインコンタクトを一緒に接合する。
【0043】第2の別の実施形態 図6A−6Dは、制御ゲートが基体まで延びずそしてチ
ャンネル領域が直線的であることを除くと、図1Mに示
したものと同様であるメモリセル構造体を形成するため
の第2の別のプロセスを示す。この第2の別のプロセス
は、図1Dに示す同じ構造で開始される(図6Aとして
再び示す)。
【0044】窒化物エッチングを使用して、窒化物ブロ
ック12を除去し、そしてポリブロック18間に第2ト
レンチ22を形成する。次いで、窒化物付着及び非等方
性エッチバックプロセスを使用して第2トレンチ22の
側壁に沿って窒化物スペーサ88を形成する。別の窒化
物付着及び非等方性エッチバックプロセスを使用して窒
化物スペーサ88に沿って窒化物スペーサ90を形成す
る。次いで、適当なイオンインプランテーションを使用
して、第2トレンチ22の底及び窒化物スペーサ90間
の露出した基体に第2(ドレイン)領域32を形成す
る。それにより生じる構造体が図6Bに示されている。
【0045】次いで、窒化物エッチングを使用して、第
2トレンチ22から窒化物スペーサ88/90を除去す
る。その後、熱酸化プロセスを行い、ポリブロック18
及び基体10の露出面(第2トレンチ22の内側)に薄
い酸化物層24を形成する。次いで、構造体上に薄いポ
リ層26を形成し、その厚み(例えば、30−500Å
厚み)は、最終的なメモリセルデバイスに対するフロー
ティングゲートの最終的な厚みを指示する。次いで、酸
化物付着及び非等方性エッチングプロセスにより第2ト
レンチ22の側壁に沿って絶縁スペーサ30を形成す
る。
【0046】次いで、ポリエッチングを実行して、ポリ
層26の露出部分(即ち、酸化物スペーサ30により保
護されていない部分)を除去する。制御された酸化物エ
ッチング及び(熱)酸化プロセスを実行して、第2トレ
ンチ22の底における酸化物層24の露出部分を所望の
厚みで除去しそして再形成する(層24aとして)。こ
の酸化物エッチング及び酸化プロセスは、ポリ層26の
露出端に酸化物層36も形成する(これは、ポリ層の端
を先鋭にする傾向がある)。厚いポリ層40が構造体上
に付着され、第2のトレンチ22を充填し、そして図6
Dに示す構造体が生じる。
【0047】図1L−1Nを参照して説明したマスキン
グ及びエッチングステップを次に実行して、図6Dの構
造体に対する分離及び活性領域を形成し、そしてメモリ
セルのアレーの形成が完了する。第1の実施形態と同様
に、図6Dの構造体は、制御ゲート40に直面した一対
の端を各々有する(制御ゲート40へのファウラー・ノ
ルトハイムのトンネル現象のための2つの別々のライン
を与えるために)L字型のフローティングゲート26を
有する。第1の実施形態とは異なり、図6Dの構造体の
制御ゲート40は、基体へと延びず、そしてチャンネル
領域は、直線的である(その各々は、フローティングゲ
ートにより制御される第1部分と、制御ゲート40によ
り制御される第2部分とを有する)。
【0048】第3の別の実施形態 図7A−7E、図8A−8E及び図9A−9Cは、本発
明のメモリセル構造体を形成するための第3の別のプロ
セスを示し、この場合、分離領域を最初に形成し、そし
て基体の表面上に制御ゲートを形成し、これら制御ゲー
トは、分離及び活性領域を横切って行方向に連続的に延
びる。この第3の別のプロセスは、基体上に分離領域を
形成する良く知られたSTI(浅いトレンチ分離)方法
を実行することにより開始する。図7Aは、好ましくは
P型である半導体基体10(又は半導体ウェル)の上面
図である。第1及び第2の材料層92及び94を基体上
に形成する(例えば、成長又は付着)。例えば、第1層
92は、酸化又は酸化物付着(例えば、CVD)により
約50−150Åの厚みに形成された酸化物である。窒
素ドープ酸化物又は他の絶縁誘電体も使用できる。第2
層94は、好ましくはCVD又はPECVDにより酸化
物層92上に約1000−5000Åの厚みに形成され
た窒化物である。図7Bは、それにより生じる構造体の
断面図である。
【0049】第1及び第2層92/94が形成される
と、適当なホトレジスト材料96を窒化物層94に付着
し、そしてマスキングステップを実行して、図7Cに示
すように、Y即ち列方向に延びるある領域(縞98)か
らホトレジスト材料を選択的に除去する。ホトレジスト
層96が除去された場所で、露出された窒化物層94及
び酸化物層92が、標準的なエッチング技術(即ち非等
方性窒化物及び酸化物/誘電体エッチングプロセス)を
使用して縞98においてエッチング除去され、構造体に
分離トレンチ100を形成する。隣接する縞98間の距
離Wは、使用するプロセスの最小リソグラフ特徴部と同
程度に小さなものである。次いで、シリコンエッチング
プロセスを使用して、図7Dに示すように、分離トレン
チ100をシリコン基体10へと下方に延ばす(例え
ば、約500Åの深さまで)。ホトレジスト96が除去
されない場所では、窒化物層94及び酸化物層92が維
持される。それにより生じる図7Dに示された構造体
は、分離領域104とインターレースされた活性領域1
02を画成する。
【0050】この構造体は、残留するホトレジスト96
を除去するように更に処理される。次いで、厚い酸化物
層を付着することにより分離トレンチ100に二酸化シ
リコンのような分離材料を形成し、その後、CMP酸化
物エッチングを行って(窒化物層94をエッチングスト
ッパーとして使用して)、図7Eに示すように、分離ト
レンチ100の酸化物ブロック106を除いて酸化物層
を除去する。次いで、窒化物/酸化物エッチングプロセ
スを使用して、残留する窒化物及び酸化物層94/92
を除去し、図7Fに示すように、分離領域104に沿っ
て延びるSTI酸化物ブロック106を残す。
【0051】上述したSTI分離方法は、分離領域10
4を形成する好ましい方法である。しかしながら、良く
知られたLOCOS分離方法(例えば、くぼみLOCO
S、ポリ緩衝LOCOS、等)を使用することもでき、
この場合、分離トレンチ100は、基体まで延びず、そ
して基体表面の縞領域98に分離材料が形成される。図
7A−7Fは、分離領域104により分離された活性領
域102にメモリセルの列が形成される基体のメモリセ
ルアレー領域を示す。
【0052】図7Fに示す構造体は、次のように更に処
理される。図8A−8Eは、本発明のプロセスの次々の
ステップが実行されるときに、図7Fに直交して見た
(図7C及び7Fに示す線8A−8Aに沿って)活性領
域102における構造体の断面図である。図8Aに示す
ように、窒化物ブロック12と、それらの間の第1トレ
ンチ14は、図1Aを参照して上述したのと同様に形成
される。次いで、構造体の表面を横切って適当なイオン
インプランテーションを行って、活性領域の第1トレン
チ14の底に露出した基体部分に第1(ソース)領域1
6を形成する。イオンインプランテーションは、STI
酸化物ブロック106には何の影響も及ぼさず、それ
故、各ソース領域16は、1つの活性領域102に閉じ
込められる。それにより生じる活性領域構造体が図8A
に示されている。
【0053】第1トレンチ14の活性及び分離領域10
2/104の両方には、ポリ付着及び平坦化エッチング
プロセス(例えば、CMP)によりポリブロック18が
充填される。次いで、熱酸化を使用して、ポリブロック
18の露出した上面に酸化物層20を形成する。その
後、窒化物エッチングプロセスを行って、窒化物ブロッ
ク12を除去し、ポリブロック18間に画成されて活性
及び分離領域102/104の両方を横切って延びる第
2トレンチ22が残される。次いで、熱酸化プロセスを
行って、ポリブロック18及び基体10の露出面(第2
トレンチ22内)に薄い酸化物層24を形成する。それ
により得られる構造体が図8Bに示されている。
【0054】次いで、活性及び分離領域102/104
の両方において構造体上に薄いポリ層26を形成する。
次いで、マスキングステップを実行して、活性領域10
2上にマスキング材料を形成する一方、分離領域104
を露出したままにする。次いで、ポリエッチングプロセ
スを使用して、露出したポリ層26を分離領域から除去
する。マスキング材料が除去された後の活性領域の構造
が図8Cに示され、そして分離領域の構造が図9Aに示
されている。
【0055】活性及び分離領域102/104の両方に
おいて第2トレンチ22の側壁に沿って酸化物スペーサ
108を形成する。次いで、ポリエッチングを実行し
て、ポリ層26の露出部分(即ち、酸化物スペーサ10
8により保護されない部分)を活性領域102から除去
する。制御された酸化物エッチング及び(熱)酸化プロ
セスを実行して、第2トレンチ22の底における酸化物
層24の露出部分を所望の厚みで除去しそして再形成す
る(層24aとして)。この酸化物エッチング及び酸化
プロセスは、ポリ層26の露出端に酸化物層36も形成
する(活性領域102において)。ポリ付着及び非等方
性エッチバックプロセスにより酸化物スペーサ108に
沿ってポリスペーサ110を形成する。構造体の全表面
を横切って適当なイオンインプランテーションをもう一
度実行して、基体10の活性領域102に第2(ドレイ
ン)領域32を形成する(ポリスペーサ110間で)。
このイオンインプランテーションは、不活性領域には何
の作用を及ぼさない。これにより生じる活性及び分離領
域構造体が図8D及び9Bに示されている。
【0056】次いで、酸化物付着及び非等方性エッチン
グプロセスを使用して、ポリスペーサ110に沿って酸
化物スペーサ112を形成すると共に、活性領域102
及び第2トレンチ22の中央において酸化物層24aの
一部分をエッチング除去して基体(及びそのドレイン領
域32)を露出させる。活性及び分離領域102/10
4上に導電性金属114を付着して、第2トレンチ22
に金属を充填し、ドレイン領域32と電気的接触を形成
する(活性領域102において)。次いで、金属マスキ
ングプロセスを使用して、分離領域104から金属11
4を除去する(活性領域102の上のみにマスキング材
料を形成しそして金属エッチングを実行することによ
り)。次いで、全構造体上にパッシベーション116を
形成する。それにより生じた活性及び分離領域102/
104が各々図8E及び9Cに示されている。
【0057】この実施形態では、ポリスペーサ110が
各メモリセルの制御ゲートを構成し、そして各ポリスペ
ーサ110は、活性及び分離領域102/104を横切
って連続的に延びて、その行のメモリセルアレーにおけ
る各メモリセルに電圧を印加するための制御ラインを形
成する。更に、チャンネル領域66は、直線的であっ
て、フローティングゲート26により制御される第1部
分と、制御ゲート110により制御される第2部分とを
有する。最終的に、各活性領域102に対して、金属層
114が、そこに配置された全てのドレイン領域32を
一緒に電気的接続する。
【0058】第4の別の実施形態 図10A−10Fは、埋設L字型フローティングゲート
を埋設ソース及び制御ゲートスペーサに結合する本発明
のメモリセルアレーを形成するための第4の別の方法を
示す。この第4の別のプロセスは、図7Fに示す構造で
開始される。このときには、サポートする動作デバイス
を組み込んだサポートする周囲領域に対してメモリデバ
イスのセルアレー部分を良好に独立制御するために、基
体10の活性領域部分をドープすることができる。この
ようなドーピングは、Vtインプラント又はセルウェル
インプラントとしばしば称され、この技術でよく知られ
ている。このインプラント中に、周囲領域は、ホトレジ
スト層によって保護され、このホトレジスト層は、全構
造体上に付着され、そして基体のメモリセルアレー領域
のみから除去される。
【0059】窒化物のような硬いマスク材料の厚い層1
20を、活性及び分離領域102/104上に形成する
(例えば、〜3500Å厚み)。この窒化物層120に
ホトレジスト(マスキング)材料を付着し、次いで、マ
スキングステップを実行して、ホトレジスト材料を選択
された平行な縞領域から除去することにより、窒化物層
120に複数の平行なトレンチ122を形成する。非等
方性窒化物エッチングを使用して、縞領域において窒化
物層120の露出部分を除去し、活性領域102におい
て基体10まで延びてそれを露出させるトレンチ122
と、分離領域104におけるSTI酸化物ブロック10
6とを残す。ホトレジストを除去した後、シリコンの非
等方性エッチングプロセスを使用して、各活性領域10
2においてトレンチ122を基体10まで下方に延ばす
(0.11μm技術では約500Åないし数ミクロンの
深さまで下方に)。或いは、トレンチ122を基体10
に形成した後にホトレジストを除去することができる。
それにより生じた活性領域構造体が図10Aに示されて
いる。シリコンエッチングは、分離領域104において
STI酸化物ブロックに何の影響も及ぼさない。
【0060】次いで、トレンチ122における露出した
シリコンに沿って絶縁材料層124を形成し(好ましく
は熱酸化又はCVD酸化物プロセスを使用して)、これ
は、トレンチ122の底及び下部側壁を形成する(例え
ば、〜60Åないし150Å厚み)。イオンインプラン
テーション(及び考えられるアニール)プロセスを使用
して、トレンチ122の底の活性領域基体部分に第1
(ソース)領域16を形成する(分離領域104は、イ
オンインプランテーションによって影響されない)。次
いで、構造体上に薄いポリ層126を形成し、これは、
イオンインプランテーション又は現場でのプロセスによ
りドープすることができる(例えば、n+)。ポリ層1
26の厚みは、30−500Åであるのが好ましく、こ
れは、最終的なメモリセルデバイスに対してフローティ
ングゲートの最終的な厚みを指示する。それにより生じ
る活性領域構造体が図10Bに示されている。
【0061】構造体上に酸化物を形成した後に、平坦化
酸化物エッチング(例えば、ポリ層126をエッチング
ストッパーとして使用するCMPエッチング)を行っ
て、トレンチ122に酸化物ブロック128を充填す
る。次いで、ポリエッチングを行って、ポリ層126の
露出部分(即ち、窒化物層120上の部分)を除去す
る。次いで、酸化物エッチングを使用して、酸化物ブロ
ック128を、分離領域104においてSTIブロック
106上に配置されたままであるポリ層126の部分と
平らになるまでへこませる(例えば、不活性領域におけ
るポリ層126を酸化物エッチングストッパーとして使
用して)。それにより生じる活性領域構造体が図10C
に示されている。
【0062】次いで、ポリエッチングを使用して、ポリ
層126の露出部分を除去する(即ち、活性領域におけ
るトレンチ122の上部に沿って、及び分離領域104
におけるSTIブロック106上で)。次いで、酸化プ
ロセスを実行して、ポリ層126の露出端部に酸化物ブ
ロック130を形成する。次いで、酸化物付着及びエッ
チバックにより、トレンチ122内で、酸化物ブロック
130上、及び部分的に酸化物ブロック128上に誘電
体スペーサ132(例えば酸化物)を形成する。次い
で、別の酸化物エッチングを使用して、酸化物ブロック
128の露出された中央部分を除去し(酸化物エッチン
グにより高さが減少されるスペーサ132間で)、トレ
ンチ122の底の中央部にポリ層126を露出させる。
次いで、ポリエッチング及び酸化物エッチングを行っ
て、トレンチ122の底の中央部においてポリ層126
及び酸化物層124の露出部分を除去し、基体の一部分
を露出させる。それにより生じる活性領域構造体が図1
0Dに示されている。
【0063】次いで、構造体上に窒化物(又は酸化物)
を付着した後、非等方性エッチングを行うことにより、
トレンチ122の内部に誘電体スペーサ134を形成す
る。その後、ポリ付着及びCMPエッチバックプロセス
を使用して(窒化物層120をエッチングストッパーと
して使用して)、トレンチ122にポリブロック136
を充填する。次いで、窒化物エッチングを使用して、活
性及び分離領域102/104から窒化物層120を除
去する。次いで、熱酸化、酸化物付着、又はその両方に
より、ポリ層126の露出上縁及び基体10の露出部分
にトンネル酸化物層138を形成する。又、この酸化物
形成ステップは、ポリブロック136の露出上面に酸化
物層140を形成する。ポリ付着及びエッチバックプロ
セスを使用して窒化物スペーサ134に沿ってポリスペ
ーサ142を形成する。適当なイオンインプランテーシ
ョン(及びアニール)を使用して、基体10に第2(ド
レイン)領域32を形成する。それにより生じる活性領
域構造体が図10Eに示されている。
【0064】絶縁材料付着及び非等方性エッチングによ
りポリスペーサ142に沿って絶縁スペーサ144(例
えば、窒化物又は酸化物)を形成する。次いで、金属付
着ステップを実行して、タングステン、コバルト、チタ
ン、ニッケル、白金、又はモリブデンのような金属を構
造体上に付着し、次いで、これをアニールして、高温金
属をポリスペーサ142の露出上部へ流して浸透させ、
金属化ポリシリコンの導電層146(ポリサイド)を形
成することができる。残留構造体に付着された金属を、
金属エッチングプロセスにより除去する。次いで、BP
SG又は酸化物のような絶縁材料148を全構造体上に
形成する。マスキングステップを実行して、ドレイン領
域32上にエッチングエリアを画成する。マスクされた
領域において絶縁材料148(及び酸化物層138)を
選択的にエッチングして、コンタクト開口を形成し、こ
れら開口は、ドレイン領域32まで延びてそれを露出さ
せる。次いで、コンタクト開口には、導電性金属(例え
ばタングステン)が充填されて、ドレイン領域32に電
気的接続された金属コンタクト150を形成する。絶縁
材料148上の金属マスキングによりドレインラインコ
ンタクト152(例えば、アルミニウム、銅、等)を追
加し、各活性領域における全てのコンタクト150(ひ
いては、全てのドレイン領域32)を一緒に接続する。
最終的な活性領域のメモリセル構造体が図10Fに示さ
れている。
【0065】図10Fに示すように、L字型ポリ層12
6は、各メモリセルのフローティングゲートを構成す
る。各フローティングゲート126は、近方端が一緒に
接合された一対の直交方向を向いた細長い部分126a
/126bを含む。フローティングゲートの部分126
aは、トレンチ122の基体側壁に沿って延びてそこか
ら絶縁され、基体表面上には上部セグメント126cが
延びている。フローティングゲートの部分126bは、
トレンチ122の底基体壁に沿って延びてそこから絶縁
される(即ち、ソース領域16上に配置されてそこから
絶縁される)。ポリスペーサ142は、メモリセル制御
ゲートを構成し、これは、フローティングゲートの上部
セグメント126cに横方向に隣接してそこから絶縁さ
れた第1部分と、この上部セグメント126c上に配置
されてそこから絶縁された第2部分とを有する。フロー
ティングゲートのセグメント126cは、その遠方端
が、制御ゲート142に直面してそこから絶縁される薄
い尖端部分で終わり、従って、フローティングゲート1
26と制御ゲート142との間にファウラー・ノルトハ
イムのトンネリングのための経路を形成する。
【0066】ソース領域16を形成するために図10B
を参照して上述したイオンインプランテーションプロセ
スは、図10Dに示す構造体が形成される後まで遅延で
きることに注意されたい。このようなケースでは、ソー
ス領域16は、トレンチの巾より狭く、従って、トレン
チ122の下にチャンネル領域の水平部分を形成する
(図4Gに示したチャンネル領域の部分69と同様
に)。このような構成では、チャンネル領域が長いもの
であり、そしてメモリセルをプログラミングするために
フローティングゲートとポリブロック136との間の容
量性結合に依存することになる。
【0067】本発明の第4の別の実施形態は、サイズが
減少されそしてプログラム効率に優れたメモリセルアレ
ーを提供する。メモリセルサイズは著しく減少される。
というのは、ソース領域16が基体10内に埋設され、
そしてトレンチ122に自己整列され、そこでは、リソ
グラフ世代、コンタクト整列及びコンタクト一体化の制
限によりスペースが浪費されることがないためである。
プログラム効率は、チャンネル領域66の水平部分68
をフローティングゲート126に「向ける」ことにより
著しく改善される。本発明のL字型フローティングゲー
ト構成は、多数の効果を与える。フローティングゲート
部分126a/126bは、薄いポリ材料層から作られ
るので、その上部尖端は狭く、制御ゲート142へのフ
ァウラー・ノルトハイムのトンネル効果を向上させる。
トンネル効果を向上させる鋭いエッジを形成するために
広範囲な熱酸化ステップは必要とされない。又、各フロ
ーティングゲート部分126bとそれに対応するソース
領域16との間の電圧結合比も、それら要素の接近性
(薄い酸化物層124だけで分離された)が与えられる
と、向上される。更に、ソース領域16及びドレイン領
域32を垂直及び水平に分離すると、セルサイズに影響
なく、信頼性パラメータを容易に最適化することができ
る。
【0068】この実施形態の場合に、フローティングゲ
ート126とソース領域16との間の電圧結合は充分で
あり、従って、ポリブロック136との付加的な電圧結
合は好ましいが、必要ではないことに注意されたい。こ
の実施形態のポリブロック136は、主として、対構成
のメモリセルの各行において全てのソース領域16を電
気的に接続するように働く。それ故、ポリブロック13
6は、コンタクト150と同様の電気的コンタクトが各
ソース領域16へと下方に形成される限り、この実施形
態から省略することができる。又、各ポリブロック13
6は、分離領域を横切るので、基体へと短絡しないよう
に、基体から絶縁する必要があることも注意されたい。
これは、分離領域におけるSTIブロック106の深さ
をトレンチ122の底より深くするか、又はSTIブロ
ック106の材料が、酸化物ブロック128を形成する
のに使用される材料よりゆっくりエッチングされるよう
に確保することにより、達成される。
【0069】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、特許請求の範囲内に入る全ての変更も包
含することを理解されたい。例えば、トレンチ22/1
22は、図示された細長い長方形だけではなく、基体へ
と延びるいかなる形状で終わることもできる。又、上記
方法は、メモリセルを形成するのに使用される導電性材
料として適当にドープされたポリシリコンを使用するこ
とを述べたが、いかなる適当な導電性材料も使用できる
ことが当業者に明らかであろう。更に、二酸化シリコン
又は窒化シリコンに代わっていかなる適当な絶縁材を使
用することもできる。更に、エッチング特性が二酸化シ
リコン(又は絶縁体)及びポリシリコン(又は導体)と
は相違するいかなる適当な材料を、窒化シリコンに代わ
って使用することもできる。更に、請求の範囲から明ら
かなように、全ての方法ステップを、図示され又は請求
された厳密な順序で実行する必要はなく、本発明のメモ
リセルを適切に形成できるものであれば、いかなる順序
で実行されてもよい。又、上述した本発明のデバイス
は、均一にドープされると示された基体に形成されるも
のとして示されたが、メモリセルエレメントは、基体の
他部分に比して異なる導電型を有するようにドープされ
た領域である基体のウェル領域にも形成できることが明
らかでありそして本発明により意図される。特に、フロ
ーティングゲートとソース領域が重畳する場合には、ポ
リブロック18を絶縁材料で作ることもできる。最後
に、絶縁材料又は導電性材料の単一の層を、このような
材料の多数の層として形成することもできるし、又はそ
の逆に形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1B】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1C】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1D】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1E】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1F】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1G】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1H】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1I】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1J】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1K】本発明の不揮発性フローティングゲートメモ
リセルのアレーを形成するときに半導体構造体を処理す
るステップを示す半導体構造体の断面図である。
【図1L】本発明のプロセスにより形成された活性及び
不活性領域と、それら領域とソース及びビットラインと
の交点とを示す上面図である。
【図1M】本発明のプロセスにより形成された活性領域
を処理するときに次のステップを示す断面図である。
【図1N】本発明のプロセスにより形成された不活性領
域の処理を示す断面図である。
【図2A】本発明のプロセスにより形成された活性及び
不活性領域と、それらの領域とソース及びビットライン
との交点と、ビットストラップインプラント領域とを示
す上面図である。
【図2B】本発明のビットストラップインプラント領域
を含む第2トレンチの1つを示す断面図である。
【図3】本発明のメモリセルアレーの概略図で、トレン
チの側壁領域に形成された制御ゲートトランジスタ部分
を垂直ゲートとして概略的に示した図である。
【図4A】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4B】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4C】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4D】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4E】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4F】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図4G】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Gの半導
体構造体の第1の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図5A】図4A−4Gに示す第1の別の処理で分離領
域を処理するステップを示す半導体構造体の断面図であ
る。
【図5B】図4A−4Gに示す第1の別の処理で分離領
域を処理するステップを示す半導体構造体の断面図であ
る。
【図5C】図4A−4Gに示す第1の別の処理で分離領
域を処理するステップを示す半導体構造体の断面図であ
る。
【図5D】図4A−4Gに示す第1の別の処理で分離領
域を処理するステップを示す半導体構造体の断面図であ
る。
【図5E】図4A−4Gに示す第1の別の処理で分離領
域を処理するステップを示す半導体構造体の断面図であ
る。
【図6A】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Dの半導
体構造体の第2の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図6B】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Dの半導
体構造体の第2の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図6C】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Dの半導
体構造体の第2の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図6D】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、図1Dの半導
体構造体の第2の別の処理におけるステップを示す半導
体構造体の断面図である。
【図7A】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図7B】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図7C】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図7D】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図7E】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図7F】本発明のフローティングゲートメモリセルの
不揮発性メモリアレーを形成するときに、半導体構造体
の第3の別の処理に対して分離領域を形成するステップ
を示す半導体構造体の断面図である。
【図8A】図7に示す半導体構造体の第3の別の処理実
施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図で
ある。
【図8B】図7に示す半導体構造体の第3の別の処理実
施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図で
ある。
【図8C】図7に示す半導体構造体の第3の別の処理実
施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図で
ある。
【図8D】図7に示す半導体構造体の第3の別の処理実
施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図で
ある。
【図8E】図7に示す半導体構造体の第3の別の処理実
施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図で
ある。
【図9A】第3の別の処理実施形態におけるステップを
示す半導体構造体の分離領域の断面図である。
【図9B】第3の別の処理実施形態におけるステップを
示す半導体構造体の分離領域の断面図である。
【図9C】第3の別の処理実施形態におけるステップを
示す半導体構造体の分離領域の断面図である。
【図10A】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【図10B】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【図10C】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【図10D】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【図10E】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【図10F】図7に示す半導体構造体の第4の別の処理
実施形態におけるステップを示す半導体構造体の断面図
である。
【符号の説明】
10 半導体基体 12 窒化物層 14 第1トレンチ 18 ポリシリコン層 20 二酸化シリコン層 22 第2トレンチ 24 酸化物層 26 ポリ層 28 酸化物層 30 絶縁スペーサ 32 第2(埋設ビットライン)領域 40 ポリ層 42 平行な縞領域 44 活性領域 46 不活性な分離領域 48 活性領域 50 ソースライン領域 54 ストラップインプラント領域 56 コンタクト 58 BPSG 60 ビットラインコネクタ 62 コンタクト 64 メモリセル 66 チャンネル領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/391663 (32)優先日 平成14年6月25日(2002.6.25) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 10/358601 (32)優先日 平成15年2月4日(2003.2.4) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 ソーラブ キアニアン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94022 ロス アルトス ミランダ ロー ド 14320 Fターム(参考) 5F083 EP03 EP08 EP25 EP62 ER02 ER17 ER22 GA09 KA08 KA14 LA21 NA01 PR09 PR29 PR40 5F101 BA04 BA12 BA15 BB04 BC11 BC13 BD10 BD13 BD16 BD35 BE02 BE05 BE07 BH19

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にプログラム可能で且つ消去可能
    なメモリデバイスのアレーにおいて、 表面を有する第1導電型の半導体材料の基体を備え、 更に、上記基体に形成され、互いに実質的に平行で且つ
    第1方向に延びる離間された分離領域を備え、各対の隣
    接する分離領域間には活性領域があり、 各活性領域は、複数のメモリセルを含み、各メモリセル
    は、 上記基体に形成された第2導電型の第1及び第2の離間
    された領域を含み、それらの間で基体に画成されたチャ
    ンネル領域は、第1及び第2部分を有し、 更に、近方端で非直線的に一緒に接合された第1及び第
    2の細長い部分を有する導電性のフローティングゲート
    を含み、該フローティングゲートの第1部分は、上記チ
    ャンネル領域の第2部分の導電率を制御するために上記
    チャンネル領域の第2部分に沿って延びそしてそこから
    絶縁され、そして該フローティングゲートの第2部分
    は、上記第1領域と容量性結合するように配置され、そ
    して更に、上記チャンネル領域の第1部分の導電率を制
    御するために上記チャンネル領域の第1部分に隣接配置
    されそしてそこから絶縁された導電性制御ゲートを含む
    ように構成されたメモリデバイスのアレー。
  2. 【請求項2】 更に、1つの上記第1領域の上に各々配
    置されて電気的接続された複数の導電性材料ブロックを
    備え、上記フローティングゲートの第2部分の各々は、
    1つの導電性材料ブロックの表面に沿って延びそしてそ
    こから絶縁される請求項1に記載のアレー。
  3. 【請求項3】 上記制御ゲートの各々は、上記フローテ
    ィングゲートの1つの第1部分の遠方端に隣接配置され
    てそこから絶縁された第1部分と、上記チャンネル領域
    の1つの第1部分に隣接配置されてそこから絶縁された
    第2部分とを含む請求項1に記載のアレー。
  4. 【請求項4】 上記フローティングゲートの第2部分の
    各々は、上記基体の表面に実質的に垂直な方向に延びる
    請求項1に記載のアレー。
  5. 【請求項5】 上記フローティングゲートの各々は、実
    質的にL字型である請求項4に記載のアレー。
  6. 【請求項6】 上記チャンネル領域の各々は、実質的に
    直線的である請求項5に記載のアレー。
  7. 【請求項7】 上記制御ゲートの各々は、更に、上記フ
    ローティングゲートの1つの第2部分の遠方端上に配置
    されそしてそこから絶縁された第3部分を含む請求項3
    に記載のアレー。
  8. 【請求項8】 上記フローティングゲートの1つの第1
    部分上に各々配置されそして上記フローティングゲート
    の1つの第2部分に横方向に隣接した複数の絶縁材料ス
    ペーサを更に備えた請求項7に記載のアレー。
  9. 【請求項9】 上記第1方向に垂直な第2方向に上記活
    性領域及び分離領域を横切って各々延びる複数の導電性
    制御ラインを更に備え、各制御ラインは、各活性領域か
    らの制御ゲートの1つに一緒に電気的接続される請求項
    3に記載のアレー。
  10. 【請求項10】 上記第1方向に垂直な第2方向に上記
    活性領域及び分離領域を横切って各々延びる複数の導電
    性ソースラインを更に備え、各ソースラインは、各活性
    領域からの導電性材料ブロックの1つに一緒に電気的接
    続される請求項3に記載のアレー。
  11. 【請求項11】 上記基体の表面に形成され、互いに実
    質的に平行で且つ上記第1方向に実質的に垂直な第2方
    向に延びる複数のトレンチを更に備え、上記第2領域の
    各々は、それらトレンチの1つの下に形成され、そして
    上記チャンネル領域の第1部分の各々は、実質的に1つ
    の上記トレンチの側壁に沿って延び、そして上記チャン
    ネル領域の第2部分の各々は、実質的に上記基体の表面
    に沿って延びる請求項1に記載のアレー。
  12. 【請求項12】 上記制御ゲートの各々は、上記フロー
    ティングゲートの1つの第1部分の遠方端に隣接配置さ
    れてそこから絶縁された第1部分と、上記トレンチの1
    つへと延び且つ上記チャンネル領域の1つの第1部分に
    隣接配置されてそこから絶縁された第2部分とを備えた
    請求項11に記載のアレー。
  13. 【請求項13】 上記チャンネル領域の各々は、更に、
    1つの上記トレンチの少なくとも一部分の下に延びる第
    3部分を含む請求項11に記載のアレー。
  14. 【請求項14】 上記チャンネル領域の各々に対し、そ
    の第1及び第2部分は互いに非直線的であり、上記チャ
    ンネル領域の第1部分は、上記フローティングゲートの
    1つの第1部分に直接向かう方向に延びて、1つのフロ
    ーティングゲートをプログラミングするための経路を画
    成する請求項11に記載のアレー。
  15. 【請求項15】 上記基体の表面に形成され、互いに実
    質的に平行で且つ上記第1方向に実質的に垂直な第2方
    向に延びる複数のトレンチを更に備え、上記第1領域の
    各々は、それらトレンチの1つの下に形成され、そして
    上記チャンネル領域の第2部分の各々は、実質的に1つ
    の上記トレンチの側壁に沿って延び、そして上記チャン
    ネル領域の第1部分の各々は、実質的に上記基体の表面
    に沿って延びる請求項1に記載のアレー。
  16. 【請求項16】 上記フローティングゲートの第2部分
    の各々は、1つの上記トレンチの底面上に延びてそこか
    ら絶縁され、そして上記フローティングゲートの第1部
    分の各々は、上記トレンチの側壁の1つに沿って延びて
    そこから絶縁される請求項15に記載のアレー。
  17. 【請求項17】 上記フローティングゲートの第1部分
    の各々は、上記基体の表面上に延びる上部セグメントを
    含み、そして上記制御ゲートの各々は、上記フローティ
    ングゲートの1つの上部セグメントに隣接して横方向に
    配置されそしてそこから絶縁される請求項16に記載の
    アレー。
  18. 【請求項18】 上記制御ゲートの各々は、上記フロー
    ティングゲートの1つの上部セグメントの遠方端上に配
    置されてそこから絶縁された一部分を含む請求項17に
    記載のアレー。
  19. 【請求項19】 複数の導電性材料ブロックを更に備
    え、その各々は、その少なくとも下部が、1つの上記ト
    レンチにおいて、1つの上記フローティングゲートに横
    方向に隣接配置されてそこから絶縁された請求項15に
    記載のアレー。
  20. 【請求項20】 上記導電性材料ブロック各々の下部
    は、1つの上記第1領域の上に配置されてそこから絶縁
    される請求項19に記載のアレー。
  21. 【請求項21】 半導体メモリセルのアレーを形成する
    方法において、第1導電型の半導体基体に第2導電型の
    複数の第1及び第2の離間された領域を形成し、基体に
    おいて第1領域の1つと第2領域の1つとの間に複数の
    チャンネル領域の各々を画成し、各チャンネル領域は、
    第1部分及び第2部分を含み、そして基体は表面を有
    し、 近方端で非直線的に一緒に接合された第1及び第2の細
    長い部分を各々有する複数の導電性のフローティングゲ
    ートを形成し、該フローティングゲートの第1部分の各
    々は、上記チャンネル領域の1つの第2部分の導電率を
    制御するために上記チャンネル領域の第2部分の1つに
    沿って延びてそこから絶縁されるように形成され、そし
    て該フローティングゲートの第2部分の各々は、上記第
    1領域の1つと容量性結合するように配置され、そして
    上記チャンネル領域の1つの第1部分の導電率を制御す
    るために上記チャンネル領域の第1部分の1つに各々隣
    接配置されてそこから絶縁された複数の導電性制御ゲー
    トを形成する、という段階を備えた方法。
  22. 【請求項22】 1つの上記第1領域の上に各々配置さ
    れて電気的接続された複数の導電性材料ブロックを形成
    する段階を更に備え、上記フローティングゲートの第2
    部分の各々は、1つの導電性材料ブロックの表面に沿っ
    て延びそしてそこから絶縁される請求項21に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 上記制御ゲートの各々には、上記フロ
    ーティングゲートの1つの第1部分の遠方端に隣接配置
    されてそこから絶縁された第1部分と、上記チャンネル
    領域の1つの第1部分に隣接配置されてそこから絶縁さ
    れた第2部分とが形成される請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記フローティングゲートの第2部分
    の各々は、上記基体の表面に実質的に垂直な方向に延び
    るよう形成される請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記フローティングゲートの各々は、
    実質的にL字型に形成される請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記制御ゲートの各々には、上記フロ
    ーティングゲートの1つの第2部分の遠方端上に配置さ
    れてそこから絶縁された第3部分が形成される請求項2
    3に記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記フローティングゲートの形成は、 上記基板の表面上と、上記導電性材料ブロック上及びそ
    の側面に沿って絶縁材料を形成し、 上記絶縁材料に沿って導電性材料層を形成し、 上記導電性材料層の一部分を露出状態のままにして、上
    記絶縁材料上に絶縁スペーサを形成し、そして上記導電
    性材料層の露出部分を除去するという段階を備え、上記
    絶縁材料と絶縁スペーサとの間の導電性材料層の部分が
    フローティングゲートを構成する請求項22に記載の方
    法。
  28. 【請求項28】 上記基体の表面に複数のトレンチを形
    成する段階を更に備え、上記第2領域の各々は、それら
    トレンチの1つの下に形成され、そして上記チャンネル
    領域の第1部分の各々は、実質的に1つの上記トレンチ
    の側壁に沿って延び、そして上記チャンネル領域の第2
    部分の各々は、実質的に上記基体の表面に沿って延びる
    請求項21に記載の方法。
  29. 【請求項29】 上記制御ゲートの各々には、上記フロ
    ーティングゲートの1つの第1部分の遠方端に隣接配置
    されてそこから絶縁された第1部分と、上記トレンチの
    1つへと延び且つ上記チャンネル領域の1つの第1部分
    に隣接配置されてそこから絶縁された第2部分とが形成
    される請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 上記チャンネル領域の各々は、更に、
    1つの上記トレンチの少なくとも一部分の下に延びる第
    3部分を含む請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 上記チャンネル領域の各々に対し、そ
    の第1及び第2部分は互いに非直線的であり、上記チャ
    ンネル領域の第1部分は、上記フローティングゲートの
    第1部分の1つに直接向かう方向に延びて、1つのフロ
    ーティングゲートをプログラミングするための経路を画
    成する請求項28に記載の方法。
  32. 【請求項32】 上記制御ゲートの形成は、 上記トレンチに導電性材料を付着し、 その付着された導電性材料の一部分を露出したまま、そ
    の付着された導電性材料の一部分の上に材料のスペーサ
    を形成し、そして非等方性エッチングを行って、その付
    着された導電性材料の露出部分を除去するという段階を
    含む請求項28に記載の方法。
  33. 【請求項33】 上記基体の表面に複数のトレンチを形
    成する段階を更に備え、上記第1領域の各々は、それら
    トレンチの1つの下に形成され、そして上記チャンネル
    領域の第2部分の各々は、実質的に1つの上記トレンチ
    の側壁に沿って延び、そして上記チャンネル領域の第1
    部分の各々は、実質的に上記基体の表面に沿って延びる
    請求項21に記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記フローティングゲートの第2部分
    の各々は、1つの上記トレンチの底面上に延びてそこか
    ら絶縁されるように形成され、そして上記フローティン
    グゲートの第1部分の各々は、1つの上記トレンチの側
    壁に沿って延びてそこから絶縁されるように形成される
    請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 上記フローティングゲートの第1部分
    の各々には、上記基体の表面上に延びる上部セグメント
    が形成され、そして上記制御ゲートの各々は、上記フロ
    ーティングゲートの上部セグメントの1つに横方向に隣
    接してそこから絶縁されるように形成される請求項34
    に記載の方法。
  36. 【請求項36】 上記制御ゲートの各々には、上記フロ
    ーティングゲートの1つの上部セグメントの遠方端上に
    配置されてそこから絶縁された一部分が形成される請求
    項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 上記フローティングゲートの形成は、 上記トレンチの側壁及び底面に沿って絶縁材料を形成
    し、 上記絶縁材料に沿って導電性材料層を形成し、 その導電性材料層の一部分を露出したまま、絶縁材料上
    に絶縁スペーサを形成し、そして上記導電性材料層の露
    出部分を除去する、という段階を備え、上記絶縁材料と
    絶縁スペーサとの間の導電性材料層の部分がフローティ
    ングゲートを構成する請求項34に記載の方法。
  38. 【請求項38】 複数の導電性材料ブロックを形成する
    段階を更に備え、各ブロックは、その少なくとも下部
    が、1つの上記トレンチにおいて、1つの上記フローテ
    ィングゲートに横方向に隣接配置されてそこから絶縁さ
    れた請求項33に記載の方法。
  39. 【請求項39】 上記導電性材料ブロック各々の下部
    は、1つの上記第1領域の上に配置されてそこから絶縁
    される請求項38に記載の方法。
JP2003081997A 2002-04-01 2003-03-25 非直線的な細長いフローティングゲートを伴うフローティングゲートメモリセルの半導体メモリアレーを形成する自己整列方法及びそれにより形成されたメモリアレー Pending JP2003303907A (ja)

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