JP2003297096A - メモリ装置及びメモリ装置の試験方法 - Google Patents

メモリ装置及びメモリ装置の試験方法

Info

Publication number
JP2003297096A
JP2003297096A JP2002093211A JP2002093211A JP2003297096A JP 2003297096 A JP2003297096 A JP 2003297096A JP 2002093211 A JP2002093211 A JP 2002093211A JP 2002093211 A JP2002093211 A JP 2002093211A JP 2003297096 A JP2003297096 A JP 2003297096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory device
output
internal signal
data
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002093211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3838932B2 (ja
Inventor
Tomokatsu Shimozaka
智勝 下坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Micro Systems Co Ltd filed Critical Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority to JP2002093211A priority Critical patent/JP3838932B2/ja
Priority to KR10-2003-0018835A priority patent/KR100481243B1/ko
Priority to US10/402,181 priority patent/US7360128B2/en
Priority to TW092106864A priority patent/TW588373B/zh
Priority to DE10314225A priority patent/DE10314225A1/de
Priority to CNB031084052A priority patent/CN1238858C/zh
Publication of JP2003297096A publication Critical patent/JP2003297096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3838932B2 publication Critical patent/JP3838932B2/ja
Priority to US11/940,678 priority patent/US20080137456A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing
    • G11C29/50012Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing of timing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ装置の内部信号発生回路部からの被測
定信号の周期を、波形測定器を使用せずに測定可能にす
る。 【解決手段】 開示されるメモリ装置は、外部からの信
号に非同期で一定周期の内部信号を出力する内部信号発
生回路部22を備えたメモリ装置において、エントリ情
報の入力時、メモリ装置がテストを行うべき条件を満た
していることを判別したことによって出力を発生するエ
ントリ回路部23と、エントリ回路部23の出力が発生
し、かつメモリ装置のメモリセルアレイ部16が書き込
みを許容されている状態のとき、出力を発生するアンド
回路26と、アンド回路26の出力によって活性化され
たとき、内部信号をメモリセルアレイ部16のデータ書
き込み入力に結合する内部信号用バッファ28とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デバイスの内部
に、外部からの信号に非同期で一定周期の内部信号を発
生する回路を備えた半導体記憶装置等のメモリ装置、及
びこの種メモリ装置の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memo
ry)プロセスの揮発性メモリセルを使用したデバイスで
は、セルホールド起因のデータ破壊を防止するために、
リフレッシュ動作を必要とするが、製品によっては、外
部からのリフレッシュ制御を必要とせずに、デバイス内
部において自動的にリフレッシュ制御を行うものがあ
る。このようなメモリ装置においては、通常、デバイス
内部に一定周期の信号(内部信号)を発生する回路を備
えていて、この内部信号の周期をもとに、メモリセルの
リフレッシュ動作を制御するようにしている。このよう
なメモリ装置の内部信号の周期は、デバイスの諸特性及
び回路マージン左右するクリティカルな信号として使用
されている場合も多く、このような場合には、通常、内
部信号の波形をテストモード等で外部に出力して、評
価,解析等に使用している。
【0003】従来、このような、メモリ装置の内部信号
の周期の測定を行う場合には、メモリ装置内のテスト回
路部を用いて、メモリの外部測定用ピンに内部回路から
の被測定信号を出力し、これにオシロスコープ等の波形
測定器を接続して、周期の測定を行うようにしていた。
そして、この場合のメモリ装置内のテスト回路部は、メ
モリ装置の構成に対して追加した、エントリ回路部及び
スイッチ(SW)回路によって構成されていた。
【0004】図18は、従来のメモリ装置の構成例を示
したものであって、説明を簡単にするために、リフレッ
シュのための回路部分を省略した、SRAM(Static R
andom Access Memory )としての回路構成を例示してい
る。従来のメモリ装置は、図18に示すように、ワード
選択用アドレスピン群1と、ディジット選択用アドレス
ピン群2と、I/Oピン群3と、/CSピン4と、/W
Eピン5と、/OEピン6と、エントリピン7と、測定
ピン8と、アンド(AND)回路9と、アンド(AN
D)回路10と、アンド(AND)回路11と、ロウア
ドレスバッファ部12と、ロウデコーダ部13と、カラ
ムアドレスバッファ部14と、カラムデコーダ部15
と、メモリセルアレイ部16と、データ入力(DIN)
バッファ17と、入力コントロール部18と、ライトア
ンプ回路部19と、センスアンプ回路部20と、出力コ
ントロール部21と、内部信号発生回路部22と、エン
トリ回路部23と、スイッチ(SW)回路24とから概
略構成されている。これらのうち、エントリピン7,測
定ピン8,内部信号発生回路部22,エントリ回路部2
3,スイッチ回路24は、テスト回路部100を形成し
ている。
【0005】ワード選択用アドレスピン群1,ディジッ
ト選択用アドレスピン群2,I/Oピン群3,/CSピ
ン4,/WEピン5,/CEピン6は、SRAMの外部
入出力ピンを形成している。ワード選択用アドレスピン
群1は、複数ビットからなるワード線選択用ロウアドレ
スデータを入力する。ディジット選択用アドレスピン2
は、複数ビットからなるディジット線選択用カラムアド
レスデータを入力する。I/O(データ入出力)ピン群
3は、メモリセルアレイ部16に対する書き込みデータ
を入力し、メモリセルアレイ部16からの読み出しデー
タを出力する。/CS(チップセレクト)ピン4は、メ
モリ装置の各部を動作状態にするためのチップセレクト
信号を入力する。/WE(ライトイネーブル)ピン5
は、メモリセルアレイ部16に対して、データの書き込
み動作と読み出し動作とを選択するためのライトイネー
ブル信号を入力する。/OE(アウトプットイネーブ
ル)ピン6は、読み出しデータを出力するための出力イ
ネーブル信号を入力する。エントリピン7は、テスト回
路を活性化するためのエントリ条件を入力する。測定ピ
ン8は、測定のために、内部波形を出力する。
【0006】アンド回路9は、/CSピン4の入力と/
WEピン5の入力とがともにロウ(LOW)レベルのと
き、ハイ(HIGH)レベルの出力を発生し、それ以外
のとき、ロウレベルの出力を発生する。アンド回路10
は、/CSピン4の入力がロウレベルで/WEピン5の
入力がハイレベルのとき、ハイレベルの出力を発生し、
それ以外のときロウレベルの出力を発生する。アンド回
路11は、/OEピン6の入力がロウレベルで、アンド
回路10の出力がハイレベルのとき、ハイレベルの出力
を発生し、それ以外のときロウレベルの出力を発生す
る。ロウアドレスバッファ部12は、ワード選択用アド
レスピン群1からのロウアドレスデータをバッファリン
グした出力を発生する。ロウデコーダ部13は、複数ビ
ットからなるロウアドレスデータをデコードしてワード
線を選択する。カラムアドレスバッファ部14は、ディ
ジット選択用アドレスピン群2からのカラムアドレスデ
ータをバッファリングした出力を発生する。カラムデコ
ーダ部15は、複数ビットからなるカラムアドレスデー
タをデコードしてディジット線を選択する。
【0007】メモリセルアレイ部16は、ワード線とデ
ィジット線とに対応してマトリクス状に配列された複数
のメモリセルを備え、選択されたワード線とディジット
線の交点にあるメモリセルが、書き込み又は読み出し可
能な状態になる。データ入力バッファ17は、アンド回
路9の出力がハイレベルのとき、I/Oピン群3からの
入力データをバッファリングした出力を発生する。入力
コントロール部18は、アンド回路9の出力がハイレベ
ルのとき、データ入力バッファ17からの入力データを
出力する。ライトアンプ回路部19は、アンド回路9の
出力がハイレベルのとき、入力コントロール部18から
の出力を増幅して、選択されたディジット線に出力す
る。センスアンプ回路部20は、アンド回路10の出力
がハイレベルのとき、ディジット線からの入力を増幅し
て出力する。出力コントロール部21は、アンド回路1
1の出力がハイレベルのとき、センスアンプ回路部20
からの入力を、I/Oピン群3に出力する。
【0008】内部信号発生回路部22は、外部からの信
号に対して非同期で、一定周期の内部信号を発生する。
ここで、外部からの信号とは、メモリ装置に対して電源
以外に外部から入力される信号であって、例えば、I/
Oピン群,アドレスピン群,/CSピン,/OEピン,
エントリピンから入力される信号等がある。エントリ回
路部23は、エントリピン7からの入力情報が、エント
リ条件を満たしているか否かを判断して、条件を満たし
ているとき、ハイレベルの出力を発生する。スイッチ回
路24は、エントリ回路部23の出力がハイレベルのと
き、内部信号発生回路部22からの内部信号を測定ピン
8に出力する。
【0009】次に、図18,図19を参照して、従来の
テスト回路を含むメモリ装置の構成と機能を説明する。
以下においては、従来のメモリ装置について、説明を簡
単にするため、リフレッシュのための回路部分を省略し
た、SRAMとしての回路構成と回路動作とを簡単に説
明する。通常、SRAMは外部入出力ピンとして、アド
レスピン群(ワード選択用アドレスピン群1,ディジッ
ト選択用アドレスピン群2)と、I/Oピン群3と、/
CSピン4と、/WEピン5と、/OEピン6とを備え
ている。
【0010】/CSピン4の入力が、ハイレベルのとき
は、SRAMは非選択状態であり、他のピンがいかなる
状態であっても、メモリセルアレイ部16におけるメモ
リセルへの書き込みと読み出しは、一切行われない。逆
に、/CSピン4の入力が、ロウレベルのときは、SR
AMは選択状態であって、/WEピン5の入力がハイレ
ベルのときは、読み出し状態となり、このとき、アドレ
スピン群が選択しているアドレスに対応するメモリセル
から、データの読み出しを行う。また、/WEピン5の
入力がロウレベルのときは、書き込み状態となり、この
とき、アドレスピン群が選択しているアドレスに対応す
るメモリセルに対して、I/Oピン群3からのデータの
書き込みを行う。また、読み出し状態において、/OE
ピン6の入力がロウレベルのときのみ、メモリセルから
の読み出しデータが、I/Oピン群3から外部に出力さ
れ、/OEピン6の入力がハイレベルのときは、I/O
ピン群3から外部への出力は、ハイインピーダンス状態
である。
【0011】通常、SRAM装置においては、上述のよ
うな動作を実現するために、以下のような回路構成をと
っている。まず、アドレスの選択に関する回路ブロック
について説明する。アドレスピン群は、ワード線の選択
を行うためのピン群(ワード選択用アドレスピン群1)
と、ディジット線の選択を行うためのピン群(ディジッ
ト選択用アドレスピン群2)とに分かれる。ワード選択
用アドレスピン群1は、ロウアドレスバッファ部12を
介してロウデコーダ部13に接続され、ロウデコーダ部
13はメモリセルアレイ部16内のワード線の選択を行
う。また、ディジット選択用アドレスピン群2は、カラ
ムアドレスバッファ部14を介してカラムデコーダ部1
5に接続され、カラムデコーダ部15はメモリセルアレ
イ部16内のディジット線の選択を行う。
【0012】次に、書き込み動作に関連する回路ブロッ
クについて説明する。I/Oピン群3は、データ入力バ
ッファ17の入力と接続され、データ入力バッファ17
の出力は、入力コントロール部18の入力に接続され、
さらに、入力コントロール部18の出力は、ライトアン
プ回路部19の入力に接続されている。I/Oピン群3
から入力されたデータは、データ入力バッファ17及び
入力コントロール部18を介して、ライトアンプ回路部
19へ伝達され、ライトアンプ回路部19で増幅された
データは、カラムアドレスに応じて選択されたディジッ
ト線上に出力される。これによって、メモリセルアレイ
部16内の選択されたディジット線上に接続されている
メモリセルのうち、ワード線が選択されているメモリセ
ルに対して、データの書き込みが行われる。
【0013】次に、読み出し動作に関連する回路ブロッ
クについて説明する。センスアンプ回路部20の出力は
出力コントロール部21の入力に接続され、出力コント
ロール部21の出力はI/Oピン群3に接続されてい
る。これによって、メモリセルアレイ部16内の選択さ
れたワード線上のメモリセルのデータはディジット線に
出力され、さらに、選択されているディジット線上のデ
ータは、センスアンプ回路部20に伝達され、センスア
ンプ回路部20で増幅されたデータは、出力コントロー
ル部21を介して、I/Oピン群3から外部へ出力され
る。
【0014】また、書き込み状態と読み出し状態とを判
別するために、アンド回路9とアンド回路10とを備え
ている。アンド回路9とアンド回路10には、/CSピ
ン4と/WEピン5からの信号が接続されていて、書き
込み状態時には、アンド回路9の出力(a)がハイレベ
ルになり、読み出し状態時には、アンド回路10の出力
(b)がハイレベルになるとともに、それ以外の状態で
は、アンド回路9,アンド回路10の出力がロウレベル
になるように構成されている。さらに、読み出しデータ
を外部に出力する状態(DOUT出力状態)か否かを判
別するために、アンド回路11を備えている。アンド回
路11の入力には、アドレス回路10の出力(b)と/
OEピン6からの信号とが接続されていて、アンド回路
11の出力は、DOUT出力状態時のみハイレベルとな
り、それ以外の状態ではロウレベルになるように構成さ
れている。
【0015】アンド回路9の出力(a)は、データ入力
バッファ17と入力コントロール部18とライトアンプ
回路部19とに接続されていて、出力(a)がハイレベ
ルのとき、すなわち、書き込み動作時には、データ入力
バッファ17と入力コントロール部18とライトアンプ
回路部19とを活性化するとともに、選択されているデ
ィジット線とライトアンプ回路部19とを接続状態にす
る。一方、アンド回路11の出力(c)は、出力コント
ロール部21に接続されていて、出力(c)がハイレベ
ルのとき、すなわち、DOUT出力状態では、出力コン
トロール部21が活性化されるが、それ以外の状態で
は、出力コントロール部21が非活性化されるように構
成されている。また、アンド回路10の出力(b)は、
センスアンプ回路部20に接続されていて、読み出し動
作時には、センスアンプ回路部20を活性化するととも
に、選択されているディジット線とセンスアンプ回路部
20とを接続状態にする。また、/CSピン4からの信
号は、ロウアドレスバッファ部12とカラムアドレスバ
ッファ14とに接続されていて、SRAMが非選択状態
時には、ロウアドレスバッファ部12とカラムアドレス
バッファ14とは、非活性化されるので、ワード線とデ
ィジット線の選択は行われない。
【0016】テスト回路部100は、テスト回路を活性
化するための指示(エントリ情報)を、外部からエント
リ回路部23に入力するためのエントリピン7を備えて
いる。エントリ回路部23は、エントリピン7からの入
力情報が、テスト回路を活性化するための条件(エント
リ条件)を満たしているか否かを判断する回路部であっ
て、エントリ回路部23は、エントリピン7への入力
が、エントリ条件を満たしたときのみハイレベルを出力
し、それ以外の場合にはロウレベルを出力する。後段の
回路は、エントリ回路部23の出力がハイレベルのと
き、テスト回路が活性化された状態(エントリ状態)に
なり、ロウレベルのときは、テスト回路が非活性化され
た状態(非エントリ状態)になることを想定して構成さ
れている。
【0017】エントリ回路部23の出力(d)は、スイ
ッチ回路24に接続されていて、スイッチ回路24の出
力の制御を行う。スイッチ回路24の入力は、内部信号
発生回路部22に接続されており、スイッチ回路24の
出力は、外部からの被測定信号を測定するための測定ピ
ン8に接続されている。エントリ回路部23の出力
(d)がハイレベルのとき、すなわち、エントリ状態時
には、スイッチ回路24は、内部信号発生回路部22の
出力である被測定信号を、測定ピン8に出力する。一
方、通常動作状態時、すなわち、エントリ回路部23の
出力(d)がロウレベルのときは、スイッチ回路24の
出力は、ハイインピーダンス状態となる。測定ピン8の
出力は、オシロスコープ等の波形測定器に接続されて、
被測定信号の周期の測定が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来、内部信号発生回
路部22からの被測定信号の周期測定は、測定ピン8に
オシロスコープ等の波形測定器を接続することによって
行われていた。しかしながら、このようなオシロスコー
プ等による測定方法は、設計,試作段階における評価レ
ベルでの判定には有効であるが、量産段階でのメモリ装
置の試験,選別に使用することは、必ずしも現実的では
なく、実現困難である。また、内部信号の周期には、製
造プロセスに起因するばらつきがあるが、これによっ
て、装置の設計目標から大きく外れた場合には、製品で
あるメモリ装置自体が不良品となることがあり得る。そ
のため、製品の内部信号の周期が設計目標から大きく外
れた場合に発生するメモリ装置の不具合を予め想定し
て、このような状態を再現するような方法で試験を行う
必要があり、試験が煩雑になるという問題がある。
【0019】また、メモリ装置において、外部からの信
号に非同期で動作する内部信号の測定を、メモリ装置の
試験を行うためのメモリテスタを使用して行うことは困
難であるという問題があった。図19は、メモリテスタ
による出力信号波形の変化時間の測定の例として、TA
A(アドレスの変化の発生から、セルデータの出力まで
の時間)の測定方法について説明するものである。メモ
リ装置の読み書きの試験を行うファンクション試験を行
う際に、読み出し状態におけるアドレスの変化発生時を
スタート時刻(0S)として、順次、ストローブ設定時
間(判定時間)を変化させてゆくと、セルからのデータ
がまだ出力されていないタイミングまでは、メモリテス
タの判定結果はFAILであり、セルからのデータが出
力された後は、PASSとなる。このように、メモリテ
スタの判定結果がFAILからPASSに変化する時間
によって、TAAを測定することができる。
【0020】しかしながら、ファンクション試験によっ
て測定可能な信号は、メモリテスタからメモリデバイス
へ入力される信号の変化(ここではアドレスの変化)を
基準として、一定時間内に出力される信号であって、外
部からの信号に非同期の信号に対しては、メモリテスタ
上での測定の基準となる時間(0S)の設定ができない
ため、試験を行うことができない。さらに、ストローブ
時間の変更を行うためには、前回の測定時と次回の測定
時とで、測定開始時間を設定するためにメモリテスタか
らデバイスに入力されるアドレス変化のパターンを変え
る必要があるが、これによって、ストローブ時間の変更
後には、変更前とは全く異なる時間軸によって測定を行
うことになるため、単純に測定を行うことができない。
【0021】このように、メモリデバイスの内部に、外
部からの信号に非同期で、一定周期の内部信号を発生す
る回路を備えたメモリ装置の場合、従来のメモリテスタ
による試験では、メモリテスタ本来の機能及び測定方法
によっては、上述のような信号の周期や位相差の測定を
行うことは困難であるという問題があった。
【0022】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
のであって、メモリデバイスの内部に、外部からの信号
に非同期で、一定周期の信号を発生する回路を備えたメ
モリ装置の場合であっても、被測定信号の周期の測定が
可能な、メモリ装置及びメモリ装置の試験方法を提供す
ることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明はメモリ装置に係り、外部から
の信号に非同期で一定周期の内部信号を出力する内部信
号発生手段を備えたメモリ装置において、エントリ情報
の入力時、メモリ装置がテストを行うべき条件を満たし
ていることを判別したことによって出力を発生するエン
トリ回路手段と、上記エントリ回路手段の出力が発生
し、かつ上記メモリ装置のメモリ手段が書き込みを許容
されている状態のとき、出力を発生するゲート手段と、
上記ゲート手段の出力によって活性化されたとき、上記
内部信号を上記メモリ手段のデータ書き込み入力に結合
するバッファ手段とを備えたことを特徴としている。
【0024】また、請求項2記載の発明はメモリ装置に
係り、外部からの信号に非同期で一定周期の内部信号を
出力する複数の内部信号発生手段を備えた多ビットメモ
リ装置において、エントリ情報の入力時、メモリ装置が
テストを行うべき条件を満たしていることを判別したこ
とによって出力を発生するエントリ回路手段と、上記エ
ントリ回路手段の出力が発生し、かつ上記メモリ装置の
メモリ手段が書き込みを許容されている状態のとき、出
力を発生するゲート手段と、上記ゲート手段の出力によ
って活性化されたとき、上記複数の内部信号を上記メモ
リ手段におけるビット数に対応する複数のデータ書き込
み入力中の任意の入力にそれぞれ結合する複数のバッフ
ァ手段とを備えたことを特徴としている。
【0025】また、請求項3記載の発明はメモリ装置の
試験方法に係り、外部からの信号に非同期で一定周期の
内部信号を出力する内部信号発生手段を備えたメモリ装
置において、エントリ情報が入力されたとき、上記メモ
リ装置がテストを行うべき条件を満たしていることを判
別してエントリ回路手段が出力を発生し、該エントリ回
路手段の出力が発生し、かつ上記メモリ装置のメモリ手
段が書き込みを許容されている状態のとき、ゲート手段
が出力を発生してバッファ手段を活性化することによっ
て、該バッファ手段を介して上記内部信号を上記メモリ
手段のデータ書き込み入力に結合して上記メモリ手段に
書き込んだのち、該メモリ手段から書き込まれたデータ
を外部に読み出して該データの変化点を検出することに
よって、上記内部信号に関する測定を行うことを特徴と
している。
【0026】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載のメモリ装置の試験方法に係り、上記内部信号に関す
る測定が、該内部信号の周期であることを特徴としてい
る。
【0027】また、請求項5記載の発明は、メモリ装置
の試験方法に係り、外部からの信号に非同期で一定周期
の内部信号を出力する複数の内部信号発生手段を備えた
多ビットメモリ装置において、エントリ情報が入力され
たとき、上記メモリ装置がテストを行うべき条件を満た
していることを判別してエントリ回路手段が出力を発生
し、該エントリ回路手段の出力が発生し、かつ上記メモ
リ装置のメモリ手段が書き込みを許容されている状態の
とき、ゲート手段が出力を発生して上記各内部信号発生
手段に対応するそれぞれのバッファ手段を活性化するこ
とによって、該各バッファ手段を介して上記複数の内部
信号を上記メモリ手段のビット数に対応する複数のデー
タ書き込み入力中の任意の入力にそれぞれ結合して上記
メモリ手段に書き込んだのち、該メモリ手段から書き込
まれた複数のデータを外部に読み出してそれぞれのデー
タの変化点を検出することによって、上記複数の内部信
号に関する測定を行うことを特徴としている。
【0028】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載のメモリ装置の試験方法に係り、上記内部信号に関す
る測定が、上記メモリ装置が有する複数の内部信号発生
手段からのそれぞれの内部信号の周期であることを特徴
としている。
【0029】また、請求項7記載の発明は、請求項4又
は6記載のメモリ装置の試験方法に係り、上記内部信号
の周期が、上記メモリ手段から書き込まれたデータを読
み出して該データにおける隣接する二つの変化点を検出
して、該両変化点に対応するアドレスの差と書き込みサ
イクル時間との積によって両変化点間の時間を求めるこ
とによって測定されることを特徴としている。
【0030】また、請求項8記載の発明は、請求項5記
載のメモリ装置の試験方法に係り、上記内部信号に関す
る測定が、上記メモリ装置が有する二つの内部信号発生
手段からのそれぞれの内部信号間の位相差であることを
特徴としている。
【0031】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載のメモリ装置の試験方法に係り、上記二つの内部信号
間の位相差が、上記メモリ手段から書き込まれた二つの
データを読み出して該両データの変化点を検出して、該
両変化点に対応するアドレスの差と書き込みサイクル時
間との積によって両変化点間の時間を求めることによっ
て測定されることを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例であるメモリ装置の構成
を示すブロック図、図2は、本実施例のメモリ装置にお
ける、書き込み時の各部信号のタイミングを示す図、図
3は、本実施例のメモリ装置における、書き込み時のア
ドレスとデータを示す図、図4は、本実施例のメモリ装
置における、読み出し時の各部信号のタイミングを示す
図、図5は、本実施例のメモリ装置における、読み出し
時のアドレスとデータを示す図、図6は、本実施例のメ
モリ装置における、データが変化したときの書き込み条
件を示す図、図7は、本実施例のメモリ装置における、
周期測定時の測定精度を示す図、図8は、本実施例のメ
モリ装置における、周期測定時の測定限界を示す図であ
る。
【0033】この例のメモリ装置は、図1に示すよう
に、ワード選択用アドレスピン群1と、ディジット選択
用アドレスピン群2と、I/Oピン群3と、/CSピン
4と、/WEピン5と、/OEピン6と、エントリピン
7と、アンド(AND)回路9と、アンド(AND)回
路10と、アンド(AND)回路11と、ロウアドレス
バッファ部12と、ロウデコーダ部13と、カラムアド
レスバッファ部14と、カラムデコーダ部15と、メモ
リセルアレイ部16と、データ入力(DIN)バッファ
17と、入力コントロール部18と、ライトアンプ回路
部19と、センスアンプ回路部20と、出力コントロー
ル部21と、内部信号発生回路部22と、エントリ回路
部23と、アンド(AND)回路25と、アンド(AN
D)回路26と、インバータ27と、内部信号用バッフ
ァ28とから概略構成されている。
【0034】これらのうち、ワード選択用アドレスピン
群1,ディジット選択用アドレスピン群2,I/Oピン
群3,/CSピン4,/WEピン5,/OEピン6,エ
ントリピン7,アンド(AND)回路9,アンド(AN
D)回路10,アンド(AND)回路11,ロウアドレ
スバッファ部12,ロウデコーダ部13,カラムアドレ
スバッファ部14,カラムデコーダ部15,メモリセル
アレイ部16,データ入力(DIN)バッファ17,入
力コントロール部18,ライトアンプ回路部19,セン
スアンプ回路部20,出力コントロール部21,内部信
号発生回路部22及びエントリ回路部23の構成と機能
は、図18に示された従来例の場合と同様なので、以下
においては、これらについての詳細な説明を省略する。
エントリピン7,内部信号発生回路部22,エントリ回
路部23及び内部信号用バッファ28は、この例におけ
るテスト回路部100Aを構成している。
【0035】アンド回路25は、アンド回路9の出力と
インバータ27の出力がともにハイレベルのときハイレ
ベルの出力を発生し、それ以外のときロウレベルの出力
を発生する。アンド回路26は、アンド回路9の出力と
エントリ回路部23の出力がともにハイレベルのときハ
イレベルの出力を発生し、それ以外のときロウレベルの
出力を発生する。インバータ27は、エントリ回路部2
3の出力の極性を反転した出力を発生する。内部信号用
バッファ28は、内部信号発生回路部22の出力をバッ
ファリングした出力を発生する。
【0036】次に、図1を参照して、この例のメモリ装
置の構成と機能を説明する。最初に、この例のメモリ装
置について、説明を簡単にするために、リフレッシュの
ための回路部分を省略した、SRAMとしての回路構成
と回路動作とを説明する。この例のメモリ装置は、図1
8に示された従来例のメモリ装置と比較すると、エント
リ回路部23の出力(d)によって制御されるスイッチ
回路24と、スイッチ回路24を介して内部信号発生回
路部22からの内部信号を外部に出力する測定ピン8と
を欠くとともに、内部信号発生回路部22からの内部信
号を、アンド回路26の出力に応じて入力コントロール
部18に供給するための内部信号用バッファ28を有
し、また、データ入力バッファ17の動作を、アンド回
路25の出力に応じて制御するようになっている点にお
いて異なっている。ここで、アンド回路26は、エント
リ回路部23の出力(d)と、アンド回路9の出力
(a)がともにハイレベルのとき、ハイレベルの出力を
発生して、内部信号用バッファ28を活性化し、アンド
回路25は、エントリ回路部23の出力(d)を反転す
るインバータ27の出力(e)と、アンド回路9の出力
(a)がともにハイレベルのとき、ハイレベルの出力を
発生して、データ入力バッファ17を活性化するもので
ある。
【0037】図1において、アンド回路9の出力(a)
は、入力コントロール部18とライトアンプ回路部19
に接続されており、また、エントリ回路部23の出力
(d)をインバータ27を介して反転した出力(e)と
ともに、アンド回路25の入力に接続されている。通常
のSRAMの使用状態(テスト回路を非活性化した状
態)では、インバータ27の出力(e)はハイレベルに
固定されているので、アンド回路25の出力(f)は、
アンド回路9の出力(a)に従って同相で変化する。ア
ンド回路9の出力(a)がハイレベルのとき、すなわち
書き込み動作時には、入力コントロール部18が活性化
されるとともに、選択されているディジット線とライト
アンプ回路部19とが接続状態になり、さらに、エント
リ回路部23の出力(d)がロウレベルとなる非エント
リ状態で、アンド回路25の出力(f)によって、デー
タ入力バッファ17が活性化される。
【0038】一方、アンド回路11の出力(c)は、出
力コントロール部21に接続されていて、出力(c)が
ハイレベルのとき、すなわちDOUT出力状態時には、
出力コントロール部21が活性化され、それ以外のとき
は、出力コントロール部21は非活性化されるように構
成されている。また、アンド回路10の出力(b)は、
センスアンプ回路部20にも接続されていて、読み出し
状態時には、センスアンプ回路部20を活性化するとと
もに、選択されているディジット線とセンスアンプ回路
部20とを接続状態にする。また、/CSピン5からの
信号は、ロウアドレスバッファ部12とカラムアドレス
バッファ部14とに接続されていて、SRAMが非選択
状態時には、ロウアドレスバッファ部12とカラムアド
レスバッファ部14は非活性化されるので、ワード線及
びディジット線の選択は行われない。
【0039】この例のメモリ装置において、テスト回路
を使用して測定を行う内部信号発生回路部22の出力で
ある内部信号(被測定信号)は、各メモリ装置製品のさ
まざまな回路ブロックに接続されて、それぞれの内部回
路の入力及び制御に使用されていて、実際には、内部信
号発生回路部22の出力の使用方法は、各メモリ装置製
品ごとに異なっている。このような内部信号としては、
例えばメモリセルのリフレッシュを行わせるための信号
や、その他メモリ装置の内部制御のために必要な各種信
号等があるが、本発明の説明においては、内部信号発生
回路部22の出力の使用方法は、特に意味を有しないた
め、内部信号発生回路部22の出力の接続先,出力の使
用方法に関しては、ここでは特に触れないものとする。
【0040】次に、図1を参照して、この例のメモリ装
置における、テスト回路部の回路構成について説明す
る。内部信号発生回路部22からの被測定信号は、内部
信号用バッファ28の入力に接続されており、内部信号
用バッファ28の出力は、入力コントロール部18の入
力に接続されている。テスト回路部100Aは、テスト
回路を活性化するための条件(エントリ条件)を、外部
からエントリ回路部23に入力するためのエントリピン
7を備えている。エントリ回路部23は、エントリピン
7からの入力情報が、エントリ条件を満たしているか否
かを判断する回路部であって、エントリ回路部23は、
エントリピン7への入力が、エントリ条件を満たしたと
きのみ、ハイレベルを出力し、それ以外の場合にはロウ
レベルを出力する。エントリ条件を満たしていること
は、例えば、エントリピン入力電圧が、装置内部の所定
電圧値を超えていることによって判定される。後段の回
路は、エントリ回路部23の出力がハイレベルのとき
は、テスト回路が活性化された状態(エントリ状態)で
あり、ロウレベルのときは、テスト回路が非活性化され
た状態(非エントリ状態)であることを想定して構成さ
れている。
【0041】エントリ回路部23の出力(d)と、書き
込み状態の判定を行うためのアンド回路9の出力(a)
とは、アンド回路26の入力に接続されている。アンド
回路26の出力(g)は、内部信号用バッファ28に接
続されていて、書き込み状態で、かつエントリ状態のと
きハイレベルとなって、内部信号用バッファ28の出力
を活性化する。また、逆にこれ以外の状態のときは、ア
ンド回路26の出力(g)はロウレベルとなって、内部
信号用バッファ28の出力をハイインピーダンス状態に
する。入力コントロール部18とライトアンプ回路部1
9とは、アンド回路9の出力(a)がハイレベルのとき
は、常に活性化された状態となる。
【0042】また、エントリ回路部23の出力(d)か
ら、インバータ27を介して逆相となった信号(e)
は、アンド回路9の出力(a)とともに、アンド回路2
5の入力に接続されているので、非エントリ状態で、か
つ書き込み状態では、I/Oピン群3からの入力データ
は、データ入力バッファ17を経て入力コントロール部
18へ伝達される。また、逆に、エントリ状態では、イ
ンバータ27の出力(e)がロウレベルになるため、ア
ンド回路9の出力(a)のレベルのいかんに関わらず、
アンド回路25の出力(f)が常にロウレベルになるの
で、エントリ状態では、データ入力バッファ17の出力
は非活性化されている。
【0043】エントリ回路部23の出力(d)と、イン
バータ27の出力(e)とは、互いに逆相の関係にある
ので、内部信号用バッファ28の出力と、データ入力バ
ッファ17の出力とが同時に活性化されることはなく、
書き込み状態でかつエントリ状態のときは、被測定信号
がメモリセル内に書き込まれるとともに、書き込み状態
でかつ非エントリ状態のときは、I/Oピン群3からの
データがメモリセル内に書き込まれることになる。
【0044】次に、図1〜図8を参照して、この例のメ
モリ装置における内部信号の測定方法について説明す
る。この例のメモリ装置における内部信号の測定は、内
部信号をメモリセルに書き込んで、書き込まれたデータ
を読み出すことによって行われる。
【0045】図2においては、テストモードを使用した
場合における、各部信号の変化を示している。/CSピ
ン4にロウレベルを入力し、/OEピン6にハイレベル
を入力する。また、エントリピン7に、図中、(1) の期
間、エントリ条件を入力することによって、エントリ回
路部23の出力(d)はロウレベルからハイレベルに変
化し、図中、(2) の時刻以降、エントリ状態を保持す
る。
【0046】図中、(3) の時刻から、ある一定の書き込
みサイクル時間(TCYCLE)で、アドレスを0番地
から最終番地まで、順次インクリメントする。また、そ
のとき、/WEピン5の入力に、各サイクルごとにロウ
レベルのパルスを入力することによって、/WEピン5
の入力がロウレベルの期間に、そのときの内部信号のレ
ベルがメモリセルに書き込まれる。TCYCLEの期間
内に、内部信号がロウレベルのとき、メモリセルに '
0’が書き込まれ、内部信号がハイレベルのとき、メモ
リセルに '1’が書き込まれる。ここで、内部信号は、
外部からの信号に非同期で発生する信号であり、エント
リ後において始めにロウからハイに立ち上がる時刻は、
図中、(4) であり、次に立ち上がる時刻は、図中、(5)
であるため、被測定信号の周期は、(4) から(5)までと
なる。
【0047】図3においては、図2に示された動作によ
って書き込まれた、各アドレスにおけるメモリセルのデ
ータを示している。ここで、前アドレス(N−1)番地
に書き込まれたデータが '0’で、次に書き込まれたデ
ータが '1’となるアドレスをN番地とし、さらにその
次に、前アドレス(M−1)番地に書き込まれたデータ
が '0’で、次に書き込まれたデータが '1’となるア
ドレスをM番地とする。
【0048】図4においては、メモリテスタによる読み
出し時のタイミングを示している。図4に示すように、
/CSピン4にロウレベルを入力し、/WEピン5にハ
イレベルを入力して、(1) の時刻以降、メモリセルから
のデータ読み出しを開始する。(2) の時刻から、アドレ
スを0番地から最終番地まで順次インクリメントするよ
うに与えることによって、読み出しデータは、各アドレ
スごとに、ある一定時間後にI/Oピン群3から出力さ
れる。なお、アドレスを与えてから、データが出力され
るまでの時間は、各メモリ装置の製品ごとに定められて
いる。
【0049】読み出し状態において、メモリテスタは、
指定したアドレスの読み出しサイクルにおける被測定デ
ータに対して、テスタの出力判定レベルよりハイ側を '
1’とし、ロウ側を '0’として判定することが可能で
あり、さらに、そのときの判定時間を変更できる機能を
有しているので、このような読み出し試験時の判定時間
を、I/Oピン群3から出力を発生する時刻以降に設定
して、PASSと判定する期待値を '0’か '1’に固
定するとともに、FAILと判定する期待値を'1’か
'0’に固定して読み出すと、PASSかFAILかの
結果によって、アドレスごとの出力データの状態の確認
を行うことができる。
【0050】図5においては、メモリテスタによる読み
出し時のアドレスとデータとを示している。被測定信号
の周期は、図5においてデータが '0’から '1’に変
化するアドレスNと、次に '0’から '1’に変化する
アドレスMとを抽出して、この場合のアドレスの差(M
−N)と、書き込みを行ったサイクル時間(TCYCL
E)とを乗算することによって求められる。
【0051】図6においては、書き込みデータが変化し
た場合の書き込み条件を示している。入力される書き込
みデータが、/DからDに切り替る時刻が変化すると、
その時間の変化の中で、メモリセルへの書き込みデータ
が/DからDに変化するポイントが存在する。ここで、
アドレスチェンジの時刻を0Sとし、書き込みデータが
/DからDに切り替わるポイントの時刻をTaとする。
この際、信号がTaより早いタイミングでロウからハイ
に変化する場合の波形をaとし、信号がTaより遅いタ
イミングでロウからハイに変化する場合の波形をbとす
ると、波形aの場合は、Taより早いタイミングで変化
するため、アドレスAにはDのデータである '1’を書
き込み、波形bの場合は、Taより遅いタイミングで変
化するため、アドレスAには/Dのデータである '0’
を書き込む。
【0052】図7においては、図3に示された、書き込
みデータが '0’から '1’に変化したアドレスN,M
と、実際の被測定信号の変化ポイントの関係を例とし
て、周期測定時の測定精度を説明している。図7におい
て、被測定信号が立ち上がる時刻は、(6) から(8) の期
間であり、次に立ち上がる時刻は、(9) 〜(11)の期間で
ある。ここで、被測定信号の周期の真値をTresul
tとすると、本測定における最大周期Tc は、(6) から
(11)の期間であり、その値は、Tresult+TCY
CLEである。また、最小周期Tb は、(8) から(9) の
期間であり、その値は、Tresult−TCYCLE
である。従って、測定誤差は、±TCYCLEとなる。
【0053】図8においては、この例の測定方法によっ
て測定可能な限界を説明している。一例として、メモリ
テスタによって与えられる最小の書き込みサイクル時間
(TCYCLE)を5nSとし、1つのI/Oにつき1
Mビットのアドレスを持つメモリ装置に対して、アドレ
ス0番地から最終番地までインクリメントさせたとき
に、被測定信号の周期を測定する場合について説明す
る。周期の測定は、被測定信号の '0’から '1’に変
化するアドレスと、次に '0’から '1’に変化するア
ドレスとを取得することによって行うので、測定によっ
て求められる周期Tresultは、全アドレスの1/
2未満、すなわち、0.5M×5nS未満まで測定を行
うことができる。
【0054】また、そのときの測定精度は、TCYCL
Eに等しい5nSであって、メモリテスタから与えられ
るサイクル周期によって異なる。これより長い周期を測
定する場合には、TCYCLEを10nSとすれば2倍
の周期を測定することができ、またTCYCLEを50
nSとすれば10倍の周期を測定することができる。た
だし、測定精度も悪化して10nS又は50nSとなる
ので、測定精度の保証範囲内で使用することが必要とな
る。 被測定信号の周期=(M−N)×(TCYCLE) …(1) 測定精度=±}(TCYCLE) …(2)
【0055】このように、この例のメモリ装置によれ
ば、内部信号の周期の評価,解析を簡易化できるととも
に、内部信号周期をFUSEカットにより調整可能にす
る回路を備えて、内部信号周期をウェハ状態で測定し
て、所望の周期に合わせるようにすることによって、デ
バイスごとに内部信号周期のトリミングを行うことが容
易になり、従ってメモリ装置製品の歩留りを改善すると
ともに、製品の信頼性を向上することができるようにな
る。
【0056】次に、第2実施例として、多ビットメモリ
装置の場合に、異なる位相をもつ複数の内部信号に対し
て、信号間の位相差の測定が可能なメモリ装置及びメモ
リ装置の試験方法について説明する。 ◇第2実施例 図9は、この発明の第2実施例であるメモリ装置の構成
を示すブロック図、図10は、本実施例のメモリ装置に
おける、異なる信号の波形の書き込み時のタイミングを
示す図、図11は、本実施例のメモリ装置における、異
なる位相の信号の書き込み時のアドレスとデータとを示
す図、図12は、本実施例のメモリ装置における、異な
る位相の信号の読み出し時のタイミングを示す図、図1
3は、本実施例のメモリ装置における、異なる位相の信
号の読み出し時のアドレスとデータとを示す図である。
【0057】この例のメモリ装置は、図9に示すよう
に、ワード選択用アドレスピン群1と、ディジット選択
用アドレスピン群2と、I/Oピン3−1,3−2,
…,3−nと、/CSピン4と、/WEピン5と、/O
Eピン6と、エントリピン7と、アンド(AND)回路
9と、アンド(AND)回路10と、アンド(AND)
回路11と、ロウアドレスバッファ部12と、ロウデコ
ーダ部13と、カラムアドレスバッファ部14と、カラ
ムデコーダ部15と、メモリセルアレイ部16と、デー
タ入力(DIN)バッファ17−1,17−2,…,1
7−nと、入力コントロール部18Aと、ライトアンプ
回路部19と、センスアンプ回路部20と、出力コント
ロール部21Aと、内部信号発生回路部22−1,22
−2と、エントリ回路部23と、アンド(AND)回路
25と、アンド(AND)回路26と、インバータ27
と、内部信号用バッファ28−1,28−2とから概略
構成されている。
【0058】これらのうち、ワード選択用アドレスピン
群1,ディジット選択用アドレスピン群2,/CSピン
4,/WEピン5,/OEピン6,エントリピン7,ア
ンド(AND)回路9,アンド(AND)回路10,ア
ンド(AND)回路11,ロウアドレスバッファ部1
2,ロウデコーダ部13,カラムアドレスバッファ部1
4,カラムデコーダ部15,メモリセルアレイ部16,
ライトアンプ回路部19,センスアンプ回路部20,エ
ントリ回路部23,アンド(AND)回路25,アンド
(AND)回路26及びインバータ27の構成と機能
は、図1に示された第1実施例の場合と同様なので、以
下においては、これらについての詳細な説明を省略す
る。
【0059】この例においては、複数のI/Oピン3−
1,3−2,…,3−nからの入力データを、対応する
複数のデータ入力バッファ17−1,17−2,…,1
7−nを介して、入力コントロール部18Aに入力する
とともに、出力コントロール部21Aからの出力データ
を、複数のI/Oピン3−1,3−2,…,3−nを介
して出力するように構成されている。また、内部信号を
発生するために、2つの内部信号発生回路部22−1,
22−2を有するとともに、これに対応して2つの内部
信号用バッファ28−1,28−2を有している。エン
トリピン7,内部信号発生回路部22−1,22−2,
エントリ回路部23及び内部信号用バッファ28−1,
28−2は、この例におけるテスト回路部100Bを構
成している。
【0060】データ入力バッファ17−1,17−2,
…,17−nは、アンド回路25の出力(f)がハイレ
ベルのとき、I/Oピン3−1,3−2,…,3−nか
らの入力データをそれぞれバッファリングした出力を発
生する。入力コントロール部18Aは、アンド回路9の
出力がハイレベルのとき、データ入力バッファ17−
1,17−2,…,17−nからの入力データを出力す
る。内部信号発生回路部22−1,22−2は、それぞ
れ外部からの信号に対して非同期で一定周期の内部信号
を発生する。内部信号用バッファ28−1,28−2
は、それぞれ内部信号発生回路部22−1,22−2か
らの信号をバッファリングした出力を発生する。
【0061】次に、図9を参照して、この例のメモリ装
置の構成と機能を説明する。なお、以下においては、図
1に示された第1実施例の場合と異なる点のみを説明す
る。入出力データが多ビット、例えばnビットのメモリ
装置においては、最大n個の内部信号の位相の測定が可
能であるが、この例においては、メモリ装置が2個の内
部信号発生回路部22−1,22−2を有するとき、内
部信号発生回路部22−1,22−2からの内部信号間
の位相を測定する場合について説明する。
【0062】まず、書き込み時の動作に関連する回路ブ
ロックについて説明する。I/Oピン3−1は、データ
入力バッファ17−1の入力に接続され、データ入力バ
ッファ17−1の出力は、入力コントロール部18Aの
入力に接続され、さらに、入力コントロール部18Aの
出力は、ライトアンプ回路部19の入力に接続されてい
る。I/Oピン3−1から入力されたデータは、データ
入力バッファ17−1及び入力コントロール部18Aを
介してライトアンプ回路部19へ伝達され、ライトアン
プ回路部19で増幅されたデータは、選択されたディジ
ット線上に出力される。これによって、メモリセルアレ
イ部16内の選択されたディジット線上に接続されてい
るメモリセルのうち、ワード線が選択されているメモリ
セルに対してデータの書き込みが行われる。
【0063】同様に、I/Oピン3−2,…,I/Oピ
ン3−nは、データ入力バッファ17−2,…,17−
nの入力に接続され、データ入力バッファ17−2,
…,17−nの出力は、入力コントロール部18Aの入
力に接続され、さらに、入力コントロール部18Aの出
力は、ライトアンプ回路部19の入力に接続されている
ので、I/Oピン3−2,…,I/Oピン3−nからの
データも、それぞれ別のデータ入力バッファを介して入
力コントロール部18Aに接続されて、ライトアンプ回
路部19を経てメモリセルに対して書き込まれる。この
際、アンド回路25の出力(f)は、データ入力バッフ
ァ17−1,17−2,…,17−nに接続されてい
て、アンド回路25の出力(f)がハイレベルのとき、
データ入力バッファ17−1,17−2,…,17−n
の出力を同時に活性化する。
【0064】次に、テスト回路部100Bについて説明
する。内部信号発生回路部22−1の出力は、内部信号
用バッファ28−1の入力に接続され、内部信号用バッ
ファ22−1の出力は、入力コントロール部18Aの入
力側の、I/Oピン3−1からのデータ線に接続されて
いる。同様に、内部信号発生回路部22−2の出力は、
内部信号用バッファ28−2の入力に接続され、内部信
号用バッファ22−2の出力は、入力コントロール部1
8Aの入力側の、I/Oピン3−2からのデータ線に接
続されている。
【0065】アンド回路26の出力(g)は、内部信号
用バッファ28−1,28−2にそれぞれ接続されてい
て、書き込み状態でかつエントリ状態のときハイレベル
を出力して、各内部信号用バッファ28−1,28−2
の出力を活性化する。また、上記の状態以外の場合は、
アンド回路26の出力(g)はロウレベルとなって、各
内部信号用バッファ28−1,28−2の出力をハイイ
ンピーダンス状態にする。
【0066】図10において、この例のメモリ装置にお
ける異なる位相の内部信号の書き込み時のタイミングを
説明し、図11において、この例のメモリ装置における
異なる位相の内部信号の書き込み時のアドレスとデータ
とを説明する。第1実施例の場合と同様の測定方法を用
いて、ある一定のデータ書き込みを行うサイクル時間
(TCYCLE)で、アドレスを0番地から最終番地ま
で、順次インクリメントしながら、被測定信号をメモリ
セルに書き込むと、被測定信号(C)と、被測定信号
(D)の周期は、それぞれ(4) から(5) の期間と、(6)
から(7) の期間であって、2 つの波形の位相差は、(4)
から(6) となる。
【0067】図11において、アドレスNとは、2つの
被測定信号のうち、先に、前のアドレスのデータが '
0’で次のデータが '1’となったアドレスをN番地と
し、その被測定信号において、次に、前のデータ '0’
で次のデータが '1’となったアドレスをM番地とす
る。また、データ1とは、被測定信号(C)が書き込ま
れた結果であり、データ2とは、被測定信号(D)が書
き込まれた結果である。
【0068】次に、メモリテスタによって読み出す方法
について、図12において、異なる位相の信号の読み出
し時のタイミングを説明し、図13において、異なる位
相の信号の読み出し時のアドレスとデータを説明する。
第1実施例の場合と同様の測定方法を用いることによっ
て、図12に示すように、各I/Oピンごとに、各アド
レスごとのデータが出力される。このとき、メモリテス
タでは、各I/Oピンごとに、PASSとFAILの判
定を行う機能を有していて、各I/Oごとの、PASS
からFAILへ変化するアドレスの抽出が可能である。
このような変化に対応するアドレスは、図13に示すよ
うに、I/O3−1すなわち波形(C)ではアドレスN
とアドレスMであり、I/O3−2すなわち波形(D)
ではアドレス(N+1)とアドレス(M+1)である。
【0069】従って、図13の例では、2つの信号の間
の位相差は、 {(N+1)−N}×(書き込みを行ったサイクル時間) =書き込みを行ったサイクル時間 …(3) となり、測定誤差は、書き込みを行ったサイクル時間と
なる。
【0070】このように、この例のメモリ装置及びメモ
リ装置の試験方法によれば、2つの内部信号を有するメ
モリ装置の場合に、両内部信号間の位相差を簡易に測定
することができる。
【0071】次に第3実施例として、多ビットメモリ装
置の場合に、異なる周期をもつ複数の内部信号に対し
て、それぞれの周期の測定が可能なメモリ装置及びメモ
リ装置の試験方法について説明する。 ◇第3実施例 図14は、この発明の第3実施例のメモリ装置におけ
る、異なる周期の信号の書き込み時のタイミングを示す
図、図15は、本実施例のメモリ装置における、異なる
周期の信号の書き込み時のアドレスとデータとを示す
図、図16は、本実施例のメモリ装置における、異なる
周期の信号の読み出し時のタイミングを示す図、図17
は、本実施例のメモリ装置における、異なる周期の信号
の読み出し時のアドレスとデータとを示す図である。
【0072】この例の回路構成は、第2実施例の場合と
同様である。第2実施例の場合と同様の書き込みを行う
場合について、図14において、異なる周期の信号の書
き込み時のタイミングを説明し、図15において、異な
る周期の信号の書き込み時のアドレスとデータとを説明
する。第2実施例と同様の測定方法を用いることによっ
て、図14に示すように、被測定信号(E)と被測定信
号(F)の周期は、それぞれ(4) から(5) の期間、及び
(6) から(7) の期間である。図15において、2つの被
測定信号のうち、位相が進んだ被測定信号(E)につい
て、先に前のアドレスのデータが '0’で次のデータが
'1’となったアドレスをN番地とし、被測定信号
(E)が、次に前のアドレスのデータが '0’で次のデ
ータが '1’となったアドレスをM番地とする。また、
データ1とは、被測定信号(E)が書き込まれ結果であ
り、データ2とは、被測定信号(F)が書き込まれた結
果である。
【0073】次に、メモリテスタによって読み出す方法
について、図16において、異なる周期の信号の読み出
し時のタイミングを説明し、図17において、異なる周
期の信号の読み出し時のアドレスとデータとを説明す
る。第2実施例と同様の測定方法を用いることによっ
て、図16に示すように、各I/Oピンごとに各アドレ
スごとのデータが出力される。このとき、メモリテスタ
には、各I/Oピンごとに、PASS,FAILの判定
を行う機能を有しているので、各I/OピンごとのPA
SSからFAILに変化するアドレスの抽出が可能にな
る。
【0074】図17の例では、PASSからFAILに
変化するアドレスは、I/O3−1のデータ、すなわち
波形(E)では、アドレスNとアドレスMであり、I/
O3−2のデータ、すなわち波形(F)では、アドレス
(N+1)とアドレス(M+2)である。従って、被測
定信号(E)の周期は、(M−N)×(書き込みを行っ
たサイクル時間)であり、被測定信号(F)の周期は、
(M−N+1)×(書き込みを行ったサイクル時間)と
なる。なお、この場合、それぞれの信号の周期測定誤差
は、書き込みを行ったサイクル時間となる。
【0075】このように、この例のメモリ装置及びメモ
リ装置の試験方法によれば、2つの内部信号を有するメ
モリ装置の場合に、両内部信号の周期を簡易に測定する
ことができる。
【0076】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、内部信号
間の位相差の測定は、特定の2つの内部信号間の位相差
に限らず、任意の複数の内部信号のうちの、任意の2つ
の内部信号間の位相差についても同様に行うことができ
る。また、2つの内部信号の周期の測定は、任意の複数
の内部信号のうちの、任意の2つの内部信号について行
うことができる。2つの内部信号の位相差または周期の
測定は、I/Oピン3−1,3−2からの入力経路を利
用して測定する場合に限らず、n個のI/Oピンからの
入力経路のうちの任意の2つの入力経路を利用して、こ
れに内部信号用バッファを接続して、そのI/Oピンに
対応するアドレスを抽出することによって行ってもよ
い。さらに、一または複数の内部信号の位相を、アドレ
スを基準として測定することもできる。
【0077】本発明のメモリ装置は、半導体記憶装置に
限るものではなく、本発明は、外部信号に非同期で一定
周期の内部信号を発生するいかなる種類の記憶装置にも
適用できるものである。さらに、内部信号は必ずしも一
定周期でない場合でも、適用可能である。また、本発明
のメモリ装置の試験方法は、メモリ装置の場合に限定さ
れるものではなく、メモリ回路を含む他の装置、例えば
マイコン等のLSI(Large Scale Integrated Circui
t)の場合にも適用できるものであることはいうまでも
ない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリ装
置及びメモリ装置の試験方法によれば、外部からの信号
に非同期で一定周期の、一又は複数の内部信号を発生す
る手段を備えたメモリ装置において、内部信号を一定サ
イクル時間で変化するアドレスによってメモリに読み込
んだのち外部に読み出し、読み出しデータにおける変化
点をアドレス値とサイクル時間とによって時間に換算す
ることによって、内部信号の周期や位相差等を測定する
ようにしたので、オシロスコープ等の波形測定器を使用
することなしに、内部信号の周期や位相差等を簡易に測
定することが可能になり、従って、メモリ装置の量産時
等に適用することによって、生産性の向上を図ることが
できるとともに、内部信号発生回路における内部信号周
期の調整が容易になるので、製品の歩留り改善,信頼性
の向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるメモリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施例のメモリ装置における、書き込み時の
各部信号のタイミングを示す図である。
【図3】同実施例のメモリ装置における、書き込み時の
アドレスとデータを示す図である。
【図4】同実施例のメモリ装置における、読み出し時の
各部信号のタイミングを示す図である。
【図5】同実施例のメモリ装置における、読み出し時の
アドレスとデータを示す図である。
【図6】同実施例のメモリ装置における、データが変化
したときの書き込み条件を示す図である。
【図7】同本実施例のメモリ装置における、測定時の測
定精度を示す図である。
【図8】同実施例のメモリ装置における、測定時の測定
限界を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例であるメモリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】同実施例のメモリ装置における、異なる位相
の信号の書き込み時のタイミングを示す図である。
【図11】同実施例のメモリ装置における、異なる位相
の信号の書き込み時のアドレスとデータとを示す図であ
る。
【図12】同実施例のメモリ装置における、異なる位相
の信号の読み出し時のタイミングを示す図である。
【図13】同実施例のメモリ装置における、異なる位相
の信号の読み出し時のアドレスとデータとを示す図であ
る。
【図14】本発明の第3実施例のメモリ装置における、
異なる周期の信号の書き込み時のタイミングを示す図で
ある。
【図15】同実施例のメモリ装置における、異なる周期
の信号の書き込み時のアドレスとデータとを示す図であ
る。
【図16】同実施例のメモリ装置における、異なる周期
の信号の読み出し時のタイミングを示す図である。
【図17】同実施例のメモリ装置における、異なる周期
の信号の読み出し時のアドレスとデータとを示す図であ
る。
【図18】従来のメモリ装置の構成例を示す図である。
【図19】従来のメモリ装置とテスト回路の構成と機能
とを示す図である。
【符号の説明】
1 ワード選択用アドレスピン群 2 ディジット選択用アドレスピン群 3 I/Oピン群 3−1,3−2,…,3−n I/Oピン 4 /CSピン 5 /WEピン 6 /OEピン 7 エントリピン 9 アンド回路 10 アンド回路 11 アンド回路 12 ロウアドレスバッファ部 13 ロウデコーダ部 14 カラムアドレスバッファ部 15 カラムデコーダ部 16 メモリセルアレイ部(メモリ手段) 17,17−1,17−2,17−n データ入力
バッファ 18,18A 入力コントロール部 19 ライトアンプ回路部 20 センスアンプ回路部 21,21A 出力コントロール部 22,22−1,22−2 内部信号発生回路部
(内部信号発生手段) 23 エントリ回路部(エントリ回路手段) 25 アンド回路 26 アンド回路(ゲート手段) 27 インバータ 28,28−1,28−2 内部信号用バッファ
(バッファ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AD07 AK07 AK13 AL11 AL16 5L106 AA01 AA15 DD11 EE06 FF04 GG03 5M024 AA91 BB03 BB22 BB27 BB30 BB36 DD32 DD85 DD88 DD90 DD92 EE05 EE22 EE29 MM04 MM06 MM07 PP01 PP02 PP07 PP10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの信号に非同期で一定周期の内
    部信号を出力する内部信号発生手段を備えたメモリ装置
    において、 エントリ情報の入力時、メモリ装置がテストを行うべき
    条件を満たしていることを判別したことによって出力を
    発生するエントリ回路手段と、 前記エントリ回路手段の出力が発生し、かつ前記メモリ
    装置のメモリ手段が書き込みを許容されている状態のと
    き、出力を発生するゲート手段と、 前記ゲート手段の出力によって活性化されたとき、前記
    内部信号を前記メモリ手段のデータ書き込み入力に結合
    するバッファ手段とを備えたことを特徴とするメモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 外部からの信号に非同期で一定周期の内
    部信号を出力する複数の内部信号発生手段を備えた多ビ
    ットメモリ装置において、 エントリ情報の入力時、メモリ装置がテストを行うべき
    条件を満たしていることを判別したことによって出力を
    発生するエントリ回路手段と、 前記エントリ回路手段の出力が発生し、かつ前記メモリ
    装置のメモリ手段が書き込みを許容されている状態のと
    き、出力を発生するゲート手段と、 前記ゲート手段の出力によって活性化されたとき、前記
    複数の内部信号を前記メモリ手段におけるビット数に対
    応する複数のデータ書き込み入力中の任意の入力にそれ
    ぞれ結合する複数のバッファ手段とを備えたことを特徴
    とするメモリ装置。
  3. 【請求項3】 外部からの信号に非同期で一定周期の内
    部信号を出力する内部信号発生手段を備えたメモリ装置
    において、 エントリ情報が入力されたとき、前記メモリ装置がテス
    トを行うべき条件を満たしていることを判別してエント
    リ回路手段が出力を発生し、該エントリ回路手段の出力
    が発生し、かつ前記メモリ装置のメモリ手段が書き込み
    を許容されている状態のとき、ゲート手段が出力を発生
    してバッファ手段を活性化することによって、該バッフ
    ァ手段を介して前記内部信号を前記メモリ手段のデータ
    書き込み入力に結合して前記メモリ手段に書き込んだの
    ち、該メモリ手段から書き込まれたデータを外部に読み
    出して該データの変化点を検出することによって、前記
    内部信号に関する測定を行うことを特徴とするメモリ装
    置の試験方法。
  4. 【請求項4】 前記内部信号に関する測定が、該内部信
    号の周期であることを特徴とする請求項3記載のメモリ
    装置の試験方法。
  5. 【請求項5】 外部からの信号に非同期で一定周期の内
    部信号を出力する複数の内部信号発生手段を備えた多ビ
    ットメモリ装置において、 エントリ情報が入力されたとき、前記メモリ装置がテス
    トを行うべき条件を満たしていることを判別してエント
    リ回路手段が出力を発生し、該エントリ回路手段の出力
    が発生し、かつ前記メモリ装置のメモリ手段が書き込み
    を許容されている状態のとき、ゲート手段が出力を発生
    して前記各内部信号発生手段に対応するそれぞれのバッ
    ファ手段を活性化することによって、該各バッファ手段
    を介して前記複数の内部信号を前記メモリ手段のビット
    数に対応する複数のデータ書き込み入力中の任意の入力
    にそれぞれ結合して前記メモリ手段に書き込んだのち、
    該メモリ手段から書き込まれた複数のデータを外部に読
    み出してそれぞれのデータの変化点を検出することによ
    って、前記複数の内部信号に関する測定を行うことを特
    徴とするメモリ装置の試験方法。
  6. 【請求項6】 前記内部信号に関する測定が、前記メモ
    リ装置が有する複数の内部信号発生手段からのそれぞれ
    の内部信号の周期であることを特徴とする請求項5記載
    のメモリ装置の試験方法。
  7. 【請求項7】 前記内部信号の周期が、前記メモリ手段
    から書き込まれたデータを読み出して該データにおける
    隣接する二つの変化点を検出して、該両変化点に対応す
    るアドレスの差と書き込みサイクル時間との積によって
    両変化点間の時間を求めることによって測定されること
    を特徴とする請求項4又は6記載のメモリ装置の試験方
    法。
  8. 【請求項8】 前記内部信号に関する測定が、前記メモ
    リ装置が有する二つの内部信号発生手段からのそれぞれ
    の内部信号間の位相差であることを特徴とする請求項5
    記載のメモリ装置の試験方法。
  9. 【請求項9】 前記二つの内部信号間の位相差が、前記
    メモリ手段から書き込まれた二つのデータを読み出して
    該両データの変化点を検出して、該両変化点に対応する
    アドレスの差と書き込みサイクル時間との積によって両
    変化点間の時間を求めることによって測定されることを
    特徴とする請求項8記載のメモリ装置の試験方法。
JP2002093211A 2002-03-28 2002-03-28 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法 Expired - Fee Related JP3838932B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002093211A JP3838932B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法
KR10-2003-0018835A KR100481243B1 (ko) 2002-03-28 2003-03-26 메모리 장치의 시험 방법
TW092106864A TW588373B (en) 2002-03-28 2003-03-27 Method of testing memory device
US10/402,181 US7360128B2 (en) 2002-03-28 2003-03-27 Method of testing memory device
DE10314225A DE10314225A1 (de) 2002-03-28 2003-03-28 Verfahren zum Testen einer Speichervorrichtung
CNB031084052A CN1238858C (zh) 2002-03-28 2003-03-28 测试存储设备的方法
US11/940,678 US20080137456A1 (en) 2002-03-28 2007-11-15 Method of testing memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002093211A JP3838932B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003297096A true JP2003297096A (ja) 2003-10-17
JP3838932B2 JP3838932B2 (ja) 2006-10-25

Family

ID=28449650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002093211A Expired - Fee Related JP3838932B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7360128B2 (ja)
JP (1) JP3838932B2 (ja)
KR (1) KR100481243B1 (ja)
CN (1) CN1238858C (ja)
DE (1) DE10314225A1 (ja)
TW (1) TW588373B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641953B1 (ko) * 2004-06-29 2006-11-02 주식회사 하이닉스반도체 내부신호 측정장치 및 그 방법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3838932B2 (ja) * 2002-03-28 2006-10-25 Necエレクトロニクス株式会社 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法
WO2007055068A1 (ja) 2005-11-14 2007-05-18 Mitsubishi Electric Corporation メモリ診断装置
JP2010182344A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Renesas Electronics Corp SRAM(StaticRandomAccessMemory)、及びSRAMのテスト方法
KR20150090486A (ko) * 2014-01-29 2015-08-06 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 테스트 장치
CN115902595B (zh) * 2023-02-20 2023-07-14 之江实验室 一种芯片测试系统以及芯片测试方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3979734A (en) * 1975-06-16 1976-09-07 International Business Machines Corporation Multiple element charge storage memory cell
FR2460526A1 (fr) * 1979-06-29 1981-01-23 Ibm France Procede de mesure du temps d'acces d'adresse de memoires mettant en oeuvre la technique de recirculation des donnees, et testeur en resultant
JPS59207095A (ja) * 1983-05-09 1984-11-24 Nec Corp 擬似スタテイツク・メモリの試験方法
JP2684365B2 (ja) * 1987-04-24 1997-12-03 株式会社日立製作所 半導体記憶装置
JPH02246151A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Hitachi Ltd 抵抗手段と論理回路、入力回路、ヒューズ切断回路、駆動回路、電源回路、静電保護回路及びこれらを含む半導体記憶装置ならびにそのレイアウト方式及びテスト方式
US5831918A (en) * 1994-02-14 1998-11-03 Micron Technology, Inc. Circuit and method for varying a period of an internal control signal during a test mode
JP3260583B2 (ja) * 1995-04-04 2002-02-25 株式会社東芝 ダイナミック型半導体メモリおよびそのテスト方法
US5661729A (en) * 1995-04-28 1997-08-26 Song Corporation Semiconductor memory having built-in self-test circuit
US6567337B1 (en) * 2000-06-30 2003-05-20 Intel Corporation Pulsed circuit topology to perform a memory array write operation
JP3838932B2 (ja) * 2002-03-28 2006-10-25 Necエレクトロニクス株式会社 メモリ装置及びメモリ装置の試験方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641953B1 (ko) * 2004-06-29 2006-11-02 주식회사 하이닉스반도체 내부신호 측정장치 및 그 방법
US7310753B2 (en) 2004-06-29 2007-12-18 Hynix Semiconductor Inc. Internal signal test device and method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20080137456A1 (en) 2008-06-12
CN1238858C (zh) 2006-01-25
KR100481243B1 (ko) 2005-05-17
CN1448957A (zh) 2003-10-15
KR20030078688A (ko) 2003-10-08
JP3838932B2 (ja) 2006-10-25
US7360128B2 (en) 2008-04-15
TW588373B (en) 2004-05-21
DE10314225A1 (de) 2003-10-30
TW200306581A (en) 2003-11-16
US20030188236A1 (en) 2003-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950004621B1 (ko) 다이나믹 ram
KR100926621B1 (ko) 집적 회로, 집적 회로의 테스트 방법 및 집적 회로의테스트 결과 생성 방법
US6816422B2 (en) Semiconductor memory device having multi-bit testing function
TWI255462B (en) Method for measuring offset voltage of sense amplifier and semiconductor memory device employing the method
US8040751B2 (en) Semiconductor memory device
US7362634B2 (en) Built-in system and method for testing integrated circuit timing parameters
JP5665263B2 (ja) 半導体記憶装置、及び該半導体記憶装置のテスト方法
JP2002042498A (ja) 半導体記憶装置、補助装置および試験装置
JP2001076500A (ja) 半導体記憶装置
JP2002074988A (ja) 半導体装置および半導体装置のテスト方法
JP3708641B2 (ja) 半導体メモリ装置のテスト方法
US6671836B1 (en) Method and apparatus for testing memory
US20080137456A1 (en) Method of testing memory device
JP2004055030A (ja) 半導体回路装置
US6804141B1 (en) Dynamic reference voltage calibration integrated FeRAMS
JP2004046927A (ja) 半導体記憶装置
US7310753B2 (en) Internal signal test device and method thereof
KR20010099733A (ko) 반도체 기억장치
JP3705759B2 (ja) 同期式半導体記憶装置
US20230408554A1 (en) Test devices and systems that utilize efficient test algorithms to evaluate devices under test
JP2003203497A (ja) 半導体記憶装置
JP3165131B2 (ja) 半導体集積回路のテスト方法及びテスト回路
JP2014038680A (ja) 半導体装置
JP2002237199A (ja) 半導体記憶装置
JPH1166889A (ja) 高速試験機能つきメモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees