JP2003295790A - Elアレイ基板の検査方法及びその検査装置 - Google Patents

Elアレイ基板の検査方法及びその検査装置

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JP2003295790A JP2002095324A JP2002095324A JP2003295790A JP 2003295790 A JP2003295790 A JP 2003295790A JP 2002095324 A JP2002095324 A JP 2002095324A JP 2002095324 A JP2002095324 A JP 2002095324A JP 2003295790 A JP2003295790 A JP 2003295790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ELアレイ基板上の不良をELパネルの組み
立て前に検出することが可能なELアレイ基板の検査方
法を提供する。 【解決手段】 所定電位をデータ線6に与え、スイッチ
ングトランジスタ4を所定時間だけオンにすることによ
り、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8を充電す
る。スイッチングトランジスタ4をオフにしてから所定
時間経過後にスイッチングトランジスタ4を再びオンに
し、データ線6を積分器10に接続することにより、保
持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8を放電し、積分器
10により放電した電荷量を検出する。この電荷量に基
づいて、ELアレイ基板上の不良をELパネルの組み立
て前に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL(エレクトロ
ルミネッセンス)アレイ基板の検査方法及びその検査装
置に関し、さらに詳しくは、EL素子の一方の電極に接
続されるドレインを有するドライブトランジスタと、ド
ライブトランジスタのゲートに接続される保持キャパシ
タと、EL素子の一方の電極とドライブトランジスタの
ゲートとの間に形成される寄生キャパシタと、ドライブ
トランジスタのゲートに接続されるドレインを有するス
イッチングトランジスタとを備えるELアレイ基板の検
査方法及びその装置に関する。
【0001】
【従来の技術】図20は、有機ELパネルの1画素の構
成を示す回路図である。この有機ELパネルは、電圧書
込方式と呼ばれ、有機EL素子1と、ドライブトランジ
スタ2と、保持キャパシタ3と、スイッチングトランジ
スタ4と、ゲート線5と、データ線6とを備える。
【0002】スイッチングトランジスタ4がオンになる
と、データ線6から電荷が流入し、保持キャパシタ3が
充電される。スイッチングトランジスタ4がオフになる
と、保持キャパシタ3への電圧の書き込みが終了し、保
持キャパシタ3はその書き込まれた電圧を保持する。電
圧書込終了時におけるドライブトランジスタ2のゲート
電位は、保持キャパシタ3に充電された電荷量によって
決まる。有機EL素子1に流れる電流はこのゲート電位
に応じて制御され、これにより有機EL素子1の発光輝
度が制御される。
【0003】このような有機ELパネルの製造工程で
は、ドライブトランジスタ2及びスイッチングトランジ
スタ4のオン及びオフ不良や保持キャパシタ3のオープ
ン及びショート不良が検査されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この検査は、
有機ELパネルを組み立てた後、有機EL素子1の点灯
検査工程で行われている。したがって、有機ELパネル
を組み立てる前、有機EL素子1がまだ形成されていな
い有機ELアレイ基板上に不良が発生している場合であ
っても、その不良が検出されるのは有機ELパネルの組
み立て後になる。検出される不良には、組み立て前の基
板上では修正可能だが、組み立て後のパネル上では修正
不可能なものがある。その結果、組み立て費用が無駄に
なるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ELアレイ基板上の不良
をELパネルの組み立て前に検出することが可能なEL
アレイ基板の検査方法及びその装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるELアレイ
基板の検査方法は、所定電位をスイッチングトランジス
タのドレインに与え、かつスイッチングトランジスタを
所定の書込時間オンにする書込ステップと、スイッチン
グトランジスタをオフにしてから所定時間経過後にスイ
ッチングトランジスタを再びオンにし、かつスイッチン
グトランジスタのドレインを電荷量測定器に接続する読
出ステップと、電荷量測定器の出力に基づいてELアレ
イ基板上の不良を検出する検出ステップとを含む。
【0007】本発明によるELアレイ基板の検査装置
は、書込手段と、読出手段と、検出手段とを備える。書
込手段は、所定電位をスイッチングトランジスタのドレ
インに与え、かつスイッチングトランジスタを所定の書
込時間オンにする。読出手段は、スイッチングトランジ
スタをオフにしてから所定時間経過後にスイッチングト
ランジスタを再びオンにし、かつスイッチングトランジ
スタのドレインを電荷量測定器に接続する。検出手段
は、電荷量測定器の出力に基づいてELアレイ基板上の
不良を検出する。ここで、電荷量測定器としては積分器
や微分器等が用いられる。
【0008】スイッチングトランジスタを所定の書込時
間オンにすると、ELアレイ基板の保持キャパシタ及び
寄生キャパシタが充電される。スイッチングトランジス
タをオフにしてから所定時間経過後にスイッチングトラ
ンジスタを再びオンにし、かつスイッチングトランジス
タのドレインを電荷量測定器に接続すると、保持キャパ
シタ及び寄生キャパシタが放電され、電荷量測定器によ
り放電された電荷量が検出される。
【0009】したがって、この電荷量測定器から出力さ
れる電荷量に基づいて、ELアレイ基板上の不良をEL
パネルの組み立て前に検出することができる。組み立て
後のELパネル上では修正不可能な不良であっても、E
Lアレイ基板上であるから修正することができる。その
ため、生産効率を向上させることができ、組み立て費用
が無駄になるのを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。図中同一又は相当部分には
同一符号を付してその説明を援用する。
【0011】[第1の実施の形態] 1.1.構成 図1は、有機ELパネルを組み立てる前の有機ELアレ
イ基板の1画素及びこれを検査するための検査装置の構
成を示す回路図である。この有機ELアレイ基板は、ド
ライブトランジスタ2と、保持キャパシタ3と、スイッ
チングトランジスタ4と、ゲート線5と、データ線6と
を備える。
【0012】簡略化のため、図1には1画素分しか示さ
れていないが、実際の有機ELアレイ基板には画素が行
列に配列されている。各行の画素のスイッチングトラン
ジスタのゲートは対応するゲート線に共通に接続され、
各行の画素のスイッチングトランジスタのドレインは対
応するデータ線に共通に接続される。選択されたゲート
線及びデータ線を駆動することにより、任意の画素を動
作させることができる。
【0013】ドライブトランジスタ2はNチャネル薄膜
トランジスタ(TFT)からなり、そのソースは共通線
7に接続される。保持キャパシタ3は、ドライブトラン
ジスタ2のゲートと共通線7との間に接続される。スイ
ッチングトランジスタ4もまたNチャネル薄膜トランジ
スタ(TFT)からなり、そのソースはドライブトラン
ジスタ2のゲートに接続され、そのゲートはゲート線5
に接続され、そのドレインはデータ線6に接続される。
【0014】図1に示した有機ELアレイ基板上には、
図20に示した有機EL素子1及びそのカソードは形成
されていない。ただし、そのアノードとなるITO(ind
iumtin oxide)膜(図示せず)は形成されている。ドラ
イブトランジスタ2のドレインはこのITO膜に接続さ
れるが、オープン状態にある。ITO膜はドライブトラ
ンジスタ2のゲートと構造上重なっているため、これら
の間に寄生キャパシタ8が形成されている。
【0015】この有機ELアレイ基板を検査するため、
検査装置9が接続される。検査装置9は、積分器10
と、スイッチング素子16と、制御回路17と、書込回
路18と、検出部19とを備える。
【0016】積分器10は、差動増幅器12と、積分容
量14とを備える。有機ELアレイ基板のデータ線6
は、スイッチング素子16を介して差動増幅器12の反
転入力端子に接続される。制御回路17は、後述の方法
でゲート線5の電位GATEを制御する。書込回路18
は、後述の方法でデータ線6に所定の電位を与える。検
出部19は、後述の方法で積分器10の出力に基づいて
ELアレイ基板上の不良を検出する。
【0017】実際の検査では、各データ線6に積分器1
0が接続され、全ゲート線5に制御回路17が接続さ
れ、全データ線6に書込回路18が接続される。
【0018】1.2.検査方法 次に、有機ELアレイ基板の検査方法を説明する。この
検査方法は、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8に
電荷を書き込むモードと、書き込んだ電荷を読み出すモ
ードと、読み出した電荷に基づいて不良を検出するモー
ドとからなる。
【0019】1.2.1.書込モード 図2は、書込モードにおける動作を示すタイミング図で
ある。まず書込回路18がデータ線6の電位DATAを
接地電位GNDから駆動電位VD(+15V程度)に立
ち上げ、続いて制御回路17が時刻t1でゲート線5の
電位GATEを低電位VGL(−5V程度)から高電位
VGH(+20V程度)に立ち上げる。これにより、ス
イッチングトランジスタ4がオンになり、電位VAが駆
動電位VDに向かって上昇し始める。これに伴い、図3
に示すように、保持キャパシタ3の電荷量Q1も上昇す
る。
【0020】このとき、ドライブトランジスタ2はオフ
であるから、ドライブトランジスタ2のドレインはフロ
ーティング状態にある。そのため、電位VBは図2に示
すように、電位VAの上昇に伴い、寄生キャパシタ8の
カップリングにより上昇する。しかし、寄生キャパシタ
8は充電されないので、図3に示すように、寄生キャパ
シタ8の電荷量Q2は上昇しない。
【0021】時刻t2で電位VAがドライブトランジス
タ2のしきい値を超えると、ドライブトランジスタ2が
オンになり、電位VBが共通電位Vcom(GND)に
向かって下降する。これに伴い、寄生キャパシタ8の電
荷量Q2は上昇する。ただし、ドライブトランジスタ2
のオン抵抗は比較的高いため、電荷量Q2は電荷量Q1
よりも緩やかに上昇する。
【0022】続いて、保持キャパシタ3及び寄生キャパ
シタ8が飽和する前に、制御回路17がゲート線5の電
位GATEを低電位VGLに戻す。これにより、スイッ
チングトランジスタ4がオフになる。引き続き、書込回
路18がデータ線6の電位DATAを接地電位GNDに
戻す。以下、ゲート線5の電位GATEを高電位VGH
にしてスイッチングトランジスタ4をオンにする時間を
「書込時間」という。
【0023】上述した書込により、保持キャパシタ3及
び寄生キャパシタ8に充電される電荷量Qw1及びQw
2は、それぞれ次式(1)及び(2)で表される。
【0024】Qw1=C1(Vwa−Vwc)…(1) Qw2=C2(Vwa−Vwb)…(2) 式(1)及び(2)中、C1は保持キャパシタ3の容
量、C2は寄生キャパシタ8の容量、Vwaは書込終了
時の電位VA(=VD)、Vwbは書込終了時の電位V
B、Vwcは書込終了時の電位VC(=Vcom)であ
る。
【0025】1.2.2.読出モード 次に、電荷の書込を終えた有機ELアレイ基板を所定時
間放置した後、電荷の読出を行う。電荷の読出を行う場
合、図1に示したスイッチング素子16をオンにし、デ
ータ線6を差動増幅器12の反転入力端子に接続する。
【0026】図4は、読出モードにおける動作を示すタ
イミング図である。データ線6を差動増幅器12の反転
入力端子に接続した後、制御回路17がゲート線5の電
位GATEを再び高電位VGHに立ち上げる。これによ
り、スイッチングトランジスタ4がオンになる。差動増
幅器12の反転入力端子は仮想接地されているから、電
位VAが接地電位GNDに向かって下降し始める。これ
に伴い、図5に示すように、保持キャパシタ3の電荷量
Q1及び寄生キャパシタ8の電荷量Q2も下降し始め
る。
【0027】時刻t3で電位VAがドライブトランジス
タ2のしきい値を下回ると、ドライブトランジスタ2が
オフになり、ドライブトランジスタ2のドレインがフロ
ーティング状態になるため、寄生キャパシタ8の電荷は
全て放電されずに一部残る。そのため、図5に示すよう
に寄生キャパシタ8の電荷量Q2は時刻t3を超えると
一定になる。一方、図4に示すように、時刻t3経過後
も電位VAは下降し続けるので、電位VBは寄生キャパ
シタ8のカップリングにより接地電位GNDよりも下降
する。
【0028】上述した読出により、保持キャパシタ3及
び寄生キャパシタ8に残る電荷量Qr1及びQr2は、
それぞれ次式(3)及び(4)で表される。
【0029】Qr1=C1(Vra−Vrc)…(3) Qr2=C2(Vra−Vrb)…(4) 式(3)及び(4)中、Vraは読出終了時の電位VA
(=GND)、Vrbは読出終了時の電位VB、Vrc
は読出終了時の電位VC(=GND)である。
【0030】1.2.3.検出モード 有機ELアレイ基板では以下の不良1〜15が発生する
可能性がある。図6は、これらの不良箇所を示す。図7
は、これらの不良が発生した場合の電位VA、VB及び
VCの変化を示すタイミング図である。図8及び図9
は、不良が発生した場合の書込モードにおける寄生キャ
パシタ8の電荷量Q2の変化を示す。以下、各不良の特
性を説明する。
【0031】不良1:スイッチングトランジスタ4のゲ
ート−ソース間ショート スイッチングトランジスタ4のゲート−ソース間がショ
ートしている場合、ゲート線5の電位GATEが直接デ
ータ線6に与えられるため、積分器10は電荷量を検出
することができない。したがって、この不良は、画素欠
陥検査前の線欠陥検査でゲート−ソース間のクロスショ
ートとして検出する。
【0032】不良2:スイッチングトランジスタ4のゲ
ート−ドレイン間ショート スイッチングトランジスタ4のゲート−ドレイン間がシ
ョートしている場合、スイッチングトランジスタ4がオ
ンになったとき、上記不良1と同様にゲート線5の電位
GATEが直接データ線6に与えられるため、積分器1
0は電荷量を検出することができない。したがって、こ
の不良も上記と同様に検出する。
【0033】不良3:スイッチングトランジスタ4のド
レイン−ソース間ショート スイッチングトランジスタ4のドレイン−ソース間がシ
ョートしている場合、電位VAはデータ線6の電位DA
TAと同じになる。したがって、保持キャパシタ3及び
寄生キャパシタ8は充電されても、常にデータ線6の電
位DATAが接地電位GNDに戻ると放電されてしま
う。そのため、積分器10は電荷量を検出することがで
きない。
【0034】不良4:ドライブトランジスタ2のゲート
−ソース間ショート ドライブトランジスタ2のゲート−ソース間がショート
している場合、電位VAが電位VCと常に同じになるた
め、保持キャパシタ3は充電されない。
【0035】不良5:ドライブトランジスタ2のゲート
−ドレイン間ショート ドライブトランジスタ2のゲート−ドレイン間がショー
トしている場合、電位VAが電位VBと常に同じになる
ため、寄生キャパシタ8は充電されない(図9参照)。
【0036】不良6:ドライブトランジスタ2のドレイ
ン−ソース間ショート ドライブトランジスタ2のドレイン−ソース間がショー
トしている場合、電位VBが電位VCと常に同じになる
ため、寄生キャパシタ8も保持キャパシタ3と同じ速度
で充電される(図8参照)。
【0037】不良7:ドライブトランジスタ2のゲート
オープン 図6中の不良71で断線が生じている場合、保持キャパ
シタ3及び寄生キャパシタ8のいずれも充電されない
(図9参照)。図6中の不良72で断線が生じている場
合、保持キャパシタ3が充電されない。図6中の不良7
3で断線が生じている場合、寄生キャパシタ8が充電さ
れない(図9参照)。図6中の不良74で断線が生じて
いる場合、ドライブトランジスタ2が動作せず、寄生キ
ャパシタ8が充電されない(図9参照)。
【0038】不良8:共通線のオープン 共通線が断線している場合、電位VB及びVCともにフ
ローティング状態になり、電位VAと同様に変化するた
め、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8ともに充電
されない(図9参照)。
【0039】不良9:ドライブトランジスタ2のドレイ
ンオープン ドライブトランジスタ2のドレインに断線が生じている
場合(ドライブトランジスタ2がない場合も同じ)、電
位VBがフローティング状態になり、電位VAと同様に
変化するため、寄生キャパシタ8が充電されない(図9
参照)。
【0040】不良10:スイッチングトランジスタ4の
ゲートオープン スイッチングトランジスタ4のゲートに断線が生じてい
る場合(スイッチングトランジスタ4がない場合も同
じ)、積分器10は電荷量を検出することができない。
【0041】不良11:スイッチングトランジスタ4の
ソースオープン スイッチングトランジスタ4のソースに断線が生じてい
る場合は上記不良10の場合と同じである。
【0042】不良12:スイッチングトランジスタ4の
オフ不良 スイッチングトランジスタ4が完全にオフにならない場
合、データ線6の電位DATAが接地電位GNDに戻る
と、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8は放電さ
れ、電位VAが徐々に低下する。
【0043】不良13:スイッチングトランジスタ4の
オン不良 スイッチングトランジスタ4が完全にオンにならない場
合、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8は十分に充
電されない。そのため、電位VAの立ち上がりが遅くな
る。
【0044】不良14:ドライブトランジスタ2のオフ
不良 ドライブトランジスタ2が完全にオフにならない場合、
保持キャパシタ3が充電され始めるのと同時に寄生キャ
パシタ8も充電され始めるので、寄生キャパシタ8は正
常な場合よりも早く充電される(図8参照)。
【0045】不良15:ドライブトランジスタ2のオン
不良 ドライブトランジスタ2が完全にオンにならない場合、
保持キャパシタ3の充電開始から寄生キャパシタ8の充
電開始までの遅延時間が長くなる。そのため、電位VB
が電位VCと同じになるのが遅くなる(図9参照)。
【0046】従来の検査方法では、有機EL素子が形成
されていない有機ELアレイ基板上で、上述した不良の
うち、ドライブトランジスタ2にかかわる不良を検出す
ることはできなかった。しかし、本発明による検査方法
では、保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8に電荷を
書き込み、積分器10によりその書き込んだ電荷を検出
することにより、ドライブトランジスタ2にかかわる不
良も検出することができる。
【0047】積分器10は、保持キャパシタ3及び寄生
キャパシタ8から読み出された総電荷量(図5中の斜線
の部分)を検出する。積分器10により検出される電荷
量Qは次式(5)で表される。
【0048】 Q=(Qw1+Qw2)−(Qr1+Qr2) =C1(Vwa−Vwc)+C2(Vwa−Vwb)−C1(Vra−Vr c)−C2(Vra−Vrb)…(5) Vwc=Vrc、Vra=0を式(5)に代入すると、
次式(6)が得られる。
【0049】 Q=C1(Vwa)+C2(Vwa−Vwb+Vrb)…(6) 式(6)により、検出される電荷量Qは、駆動電位VD
(=Vwa)と電位VB(=Vwb又はVrb)とによ
り決定されることがわかる。
【0050】ただし、上記不良3及び4の場合、Vra
=0は成り立つが、Vwc=Vrcは成り立たないの
で、式(5)をそのまま用いる。
【0051】ドライブトランジスタ2にかかわる不良
4,5,7〜9は、積分器10により検出される電荷量
Qが通常よりも少なくなることから、これらの不良を検
出部19が検出する。
【0052】ドライブトランジスタ2にかかわる不良
6,14は、書込モードにおける書込時間を保持キャパ
シタ3及び寄生キャパシタ8を完全に充電するのに必要
な時間よりも短くすると、積分器10により検出される
電荷量Qが通常よりも多くなることから、これらの不良
を検出部19が検出する。
【0053】ドライブトランジスタ2にかかわる不良1
5は、書込モードにおける書込時間を保持キャパシタ3
及び寄生キャパシタ8を完全に充電するのに必要な時間
よりも短くすると、積分器10により検出される電荷量
Qが通常よりも少なくなることから、この不良を検出部
19が検出する。
【0054】1.2.4.有機ELパネル全体の検査方
法 以上、各画素の検査方法について説明したが、この方法
は有機ELパネル全体の検査の中で用いられる。図10
は、有機ELパネル全体の検査方法を示すフローチャー
トである。
【0055】まず、ゲート線5、データ線6、共通線7
等の線間ショート不良を検査する(S1)。具体的に
は、検査しようとする線と他の線とに互いに異なる電位
を与える。それらの線間がショートしていると、電流が
流れる。この電流を測定すれば、線間ショート不良を検
査することができる。
【0056】続いて、全ての画素について上述した方法
で電荷量を検出する(S2)。検出した電荷量をA/D
変換器でデジタルに変換し、各画素の電荷量をPC(パ
ーソナルコンピュータ)に取り込む。
【0057】続いて、ゲート線5及びデータ線6のオー
プン不良を検査する(S3)。具体的には、各線の端
(接続パッドから離れた側)から数個の画素について上
述した方法で電荷量を検出する。検出した電荷量が所定
のしきい値以下の場合はその線をオープン不良と判定す
る。
【0058】続いて、発見した線欠陥を可能なら修正す
るなどの処理を行う(S4)。
【0059】続いて、各画素ごとの不良を検査する(S
5)。ただし、何らかの線欠陥を発見した線については
各画素ごとの不良を検査しない。各画素ごとの不良を検
査するために、まず検出した電荷量の平均を算出する。
図11は、全ての画素について検出した電荷量をゲート
線に対してプロットしたグラフである。横軸は複数の区
画に分割されている。全てのゲート線は、これら複数の
区画に対応する複数のグループに分割される。各グルー
プは複数のゲート線を含む。ここでは各区間ごとに、各
グループに含まれる複数のゲート線と交差する同じデー
タ線上の画素について検出した電荷量の平均を算出す
る。各データ線は1つの積分器に接続されるから、同じ
データ線上の全て画素は同じ積分器により電荷量が検出
される。各区間ごとに平均を算出した後、その平均を中
心とする所定範囲内に各画素の電荷量があるか否かでそ
の画素が不良か否かを判定する。
【0060】最後に、ゲート線の制御タイミングやデー
タ線の入力電位等の条件を変えて各画素の電荷量を測定
し、各種不良モードを解析する(S6)。
【0061】[第2の実施の形態]上述した第1の実施
の形態では、図2に示した時刻t1まで電位VA及びV
Bは不確定である。このような状態で保持キャパシタ3
及び寄生キャパシタ8を充電すると、その充電特性に画
素間で差が生じる可能性があり、積分器10が電荷量を
安定して検出することができない可能性がある。また、
時刻t1から時刻t2までの時間が短いため、ドライブ
トランジスタ2のオフ不良(上記の不良14)の検出が
不十分になる可能性がある。
【0062】以下に述べる第2の実施の形態の目的は、
保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8の電荷量を安定
して検出し、特に、ドライブトランジスタ2のオフ不良
を確実に検出することが可能な検査方法を提供すること
である。
【0063】2.1.プリチャージモード 第2の実施の形態による検査方法は、書込動作の前に、
図12に示したプリチャージ動作を行う。図1に示した
制御回路17は共通線7にも接続され、後述の方法で共
通線7の電位Vcomも制御する。制御回路17は、共
通電位Vcomを−10V程度にした後、+5V程度に
する。制御回路17はまた、ゲート線5の電位GATE
を、共通電位Vcomを−10V程度にしている間に2
回低電位VGLから高電位VGHにし、共通電位Vco
mを+5V程度にしている間に1回低電位VGLから高
電位VGHにする。書込回路18は、データ線6の電位
DATAを、共通電位Vcomが−10V程度にされて
いる間にゲート線5の電位GATEが最初に高電位VG
Hにされるとき、+15V程度にし、ゲート線5の電位
GATEが2回目に高電位VGHにされるとき、−10
V程度にする。
【0064】時刻t4ではスイッチングトランジスタ4
がオンになり、不確定な電位VAがデータ線6の電位V
D(+15V程度)に等しくなる。そのため、ドライブ
トランジスタ2がオンになり、不確定な電位VBが共通
電位Vcom(−10V程度)、つまり電位VCに等し
くなる。
【0065】続いて時刻t5でスイッチングトランジス
タ4がオンになると、電位VAはデータ線6の電位VD
(−10V程度)に向かって下降し始める。時刻t6で
電位VAがドライブトランジスタ2のしきい値を下回る
と、ドライブトランジスタ2がオフになり、電位VBが
フローティング状態になる。時刻t6経過後も電位VA
は下降し続けるので、寄生キャパシタ8のカップリング
により電位VBはVcom(−10V程度)よりもわず
かに下降する。その結果、時刻t7では電位VBは負電
位(<−10V)になる。
【0066】続いて時刻t8でスイッチングトランジス
タ4がオンになると、電位VAはデータ線6の電位GN
Dに向かって上昇し始める。電位VBは寄生キャパシタ
8のカップリングによりわずかに上昇する。その結果、
時刻t9では電位VAは接地電位GNDになり、電位V
Bは負電位(−5V程度)になり、電位VCはVcom
(+5V程度)になる。
【0067】以上のように、電位VA及びVBが書込前
に確定されるため、積分器10は保持キャパシタ3及び
寄生キャパシタ8に書き込まれた電荷を読出し、その電
荷量を安定して検出することができる。また、電位VB
と電位VCとの間に差が生じ、この電位差はドライブト
ランジスタ2にオフ不良がある場合は時間の経過に伴っ
て小さくなる。したがって、これを検出部19が検出す
れば、ドライブトランジスタ2のオフ不良を確実に検査
することができる。
【0068】上記プリチャージ動作は、画素ごとに電荷
量を順次測定する前に、全ての画素に対して行う。この
場合、測定順序により画素間で検査条件に差が生じる
が、最初の画素を検査する前に十分な時間をおけば問題
はない。
【0069】2.2.書込モード 保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8に電荷を書き込
むときには、上記第1の実施の形態と同様にデータ線6
の電位DATA及びゲート線5の電位GATEを変化さ
せる。しかし、この第2の実施の形態では電荷を書き込
む前に電位VA及びVBが確定しているので、電位VA
及びVBは上記第1の実施の形態と異なり図13に示す
ように変化する。
【0070】時刻t10でスイッチングトランジスタ4
がオンになると、電位VAは接地電位GNDからデータ
線6の電位VDに向かって上昇し始める。これに伴い、
電位VBは寄生キャパシタ8のカップリングにより負電
位(−5V程度)から緩やかに上昇する。時刻t11で
電位VAと電位VBとの差がドライブトランジスタ2の
しきい値を超えると、ドライブトランジスタ2がオンに
なり、電位VBは共通電位Vcomに向かって速やかに
上昇する。電位VAが共通電位Vcomに達するまでに
制御回路17がゲート線5の電位GATEを低電位VG
Lに戻し、スイッチングトランジスタ4をオフにする。
【0071】保持キャパシタ3の電荷量Q1、寄生キャ
パシタ8の電荷量Q2、及びそれらの総電荷量Q1+Q
2は、図14に示したように変化する。上記第1の実施
の形態と異なり、時刻t11前に寄生キャパシタ8はあ
る程度充電されている。
【0072】2.3.読出モード 保持キャパシタ3及び寄生キャパシタ8から電荷を読み
出すときには、図15に示すように、上記第1の実施の
形態と同様に制御回路17がゲート線5の電位GATE
を変化させる。これにより、電位VA、VB及びVCは
上記第1の実施の形態と同様に変化する。したがって、
保持キャパシタ3の電荷量Q1、寄生キャパシタの電荷
量Q2、及びそれらの総電荷量Q1+Q2は、図16に
示したように変化する。
【0073】2.4.検出モード 図17は、書込及び読出モードにおける電位VBの変化
を各不良ごとに示すタイミング図である。ただし、図中
の太線は電位VAの変化を示す。
【0074】積分器10により検出される電荷量Qは次
式(7)で表される。
【0075】 Q=C1(Vwa)+C2(Vwa−Vwb)−C2(Vra−Vrb)…( 7) ドライブトランジスタ2のオープン不良の場合、(Vw
a−Vwb)=(Vra−Vrb)となり、寄生キャパ
シタ8の電荷量は検出されない。したがって、検出され
る電荷量Qは正常な場合よりも少なくなる。
【0076】ドライブトランジスタ2のショート不良の
場合、Vwb=Vrbとなる。Vra=0であるから、
この場合、C2(Vwa)が電荷量Qとして検出され、
保持キャパシタ3の電荷量は検出されない。したがっ
て、検出される電荷量Qは正常な場合よりも少なくな
る。
【0077】ドライブトランジスタ2のオフ不良の場合
及びオン不良の場合、Vwbが正常な場合よりも高くな
るため、検出される電荷量Qは正常な場合よりも少なく
なる。
【0078】ドライブトランジスタ2にオフ不良がある
場合、書込モードにおいて寄生キャパシタ8の電荷量Q
2は図18に示したように変化する。この場合、ドライ
ブトランジスタ2は完全にオフにならないので、電位V
Bは図19に示したように負電位(−5V程度)を維持
できず、共通電位Vcom(+5V程度)に引き上げら
れる。そのため、ドライブトランジスタ2がオンになる
時期が正常な場合よりも遅くなる。したがって、電位V
Bは電位VAに伴って上昇し、電位VCに対する電位V
Aがドライブトランジスタ2のしきい値を超えたとき、
ドライブトランジスタ2がオンになり、電位VBは電位
VCに向かって下降する。
【0079】ドライブトランジスタ2のドレインと隣接
素子のデータ線とのショート不良の場合、及びドライブ
トランジスタ2のドレインと隣接素子のゲート線とのシ
ョート不良の場合、Vwb=Vrbとなる。Vra=0
であるから、この場合、C2(Vwa)が電荷量Qとし
て検出され、保持キャパシタ3の電荷量は検出されな
い。したがって、検出される電荷量Qは正常な場合より
も少なくなる。
【0080】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過
ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した
実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による検査方法において検
査対象となるELアレイ基板の1画素およびそれを検査
するための検査装置の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による検査方法の書
込モードにおける動作を示すタイミング図である。
【図3】図2に示した書込モードにおける図1中の保持
キャパシタ及び寄生キャパシタの電荷量の変化を示す図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による検査方法の読
出モードにおける動作を示すタイミング図である。
【図5】図4に示した読出モードにおける図1中の保持
キャパシタ及び寄生キャパシタの電荷量の変化を示す図
である。
【図6】図1に示した有機ELアレイ基板上の不良箇所
を示す図である。
【図7】図1に示した有機ELアレイ基板上に不良があ
る場合に、図2及び図4に示した読出及び書込モードに
おける動作を正常な場合と比較して示すタイミング図で
ある。
【図8】図1に示した有機ELアレイ基板上に不良があ
る場合に、図2に示した書込モードにおける寄生キャパ
シタの電荷量の変化を正常な場合と比較して示す図であ
る。
【図9】図1に示した有機ELアレイ基板上に不良があ
る場合に、図2に示した書込モードにおける寄生キャパ
シタの電荷量の変化を正常な場合と比較して示す図であ
る。
【図10】有機ELパネル全体の検査方法を示すフロー
チャートである。
【図11】図10に示した検査方法において、全ての画
素について検出した電荷量をゲート線に対してプロット
したグラフである。
【図12】本発明の第2の実施の形態による検査方法の
プリチャージモードにおける動作を示すタイミング図で
ある。
【図13】本発明の第2の実施の形態による検査方法の
書込モードにおける動作を示すタイミング図である。
【図14】図13に示した書込モードにおける図1中の
保持キャパシタ及び寄生キャパシタの電荷量の変化を示
す図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態による検査方法の
読出モードにおける動作を示すタイミング図である。
【図16】図15に示した読出モードにおける図1中の
保持キャパシタ及び寄生キャパシタの電荷量の変化を示
す図である。
【図17】図1に示した有機ELアレイ基板上に不良が
ある場合に、図13及び図15に示した読出及び書込モ
ードにおける動作を正常な場合と比較して示すタイミン
グ図である。
【図18】図1中のドライブトランジスタにオフ不良が
ある場合に、図13に示した書込モードにおける寄生キ
ャパシタの電荷量の変化を正常な場合と比較して示す図
である。
【図19】図18に示した場合における図1中の電位V
AおよびVBの変化を示す図である。
【図20】有機ELパネルの1画素の構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 有機EL素子 2 ドライブトランジスタ 3 保持キャパシタ 4 スイッチングトランジスタ 5 ゲート線 6 データ線 7 共通線 8 寄生キャパシタ 10 積分器 16 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 知幸 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 大田 淳登 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 3K007 AB18 DB03 5C094 AA42 AA44 BA03 BA27 CA19 GB10 HA08 JA02 5G435 AA17 BB05 CC09 HH13 KK05 LL06 LL07 LL08

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EL素子の一方の電極に接続されるドレ
    インを有するドライブトランジスタと、前記ドライブト
    ランジスタのゲートに接続される保持キャパシタと、前
    記EL素子の一方の電極と前記ドライブトランジスタの
    ゲートとの間に形成される寄生キャパシタと、前記ドラ
    イブトランジスタのゲートに接続されるドレインを有す
    るスイッチングトランジスタとを備えるELアレイ基板
    の検査方法であって、 所定電位を前記スイッチングトランジスタのドレインに
    与え、かつ前記スイッチングトランジスタを所定の書込
    時間オンにする書込ステップと、 前記スイッチングトランジスタをオフにしてから所定時
    間経過後に前記スイッチングトランジスタを再びオンに
    し、かつ前記スイッチングトランジスタのドレインを電
    荷量測定器に接続する読出ステップと、 前記電荷量測定器の出力に基づいて前記ELアレイ基板
    上の不良を検出する検出ステップとを含むことを特徴と
    するELアレイ基板の検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記検出ステップは、 前記電荷量測定器の出力が通常よりも小さければ、前記
    ドライブトランジスタのゲート−ソース間ショート不
    良、ゲート−ドレイン間ショート不良、又はオープン不
    良と判断するステップを含むことを特徴とするELアレ
    イ基板の検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出ステップは、 前記電荷量測定器の出力が通常よりも大きければ、前記
    ドライブトランジスタのドレイン−ソース間ショート不
    良又はオフ不良と判断するステップを含むことを特徴と
    するELアレイ基板の検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出ステップは、 前記電荷量測定器の出力が通常よりも小さければ、前記
    ドライブトランジスタのオン不良と判断するステップを
    含むことを特徴とするELアレイ基板の検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のELアレイ基板の検査
    方法であってさらに、 前記書込ステップの前に、前記ドライブトランジスタの
    ドレインを所定電位にプリチャージするドレインプリチ
    ャージステップを含むことを特徴とするELアレイ基板
    の検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記ドレインプリチャージステップは、 所定電位を前記ドライブトランジスタのソースに与え、
    かつ前記ドライブトランジスタをオンにするステップを
    含むことを特徴とするELアレイ基板の検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記ドライブトランジスタをオンにするステップは、 所定電位を前記スイッチングトランジスタのドレインに
    与え、かつ前記スイッチングトランジスタをオンにする
    ステップを含むことを特徴とするELアレイ基板の検査
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項5に記載のELアレ
    イ基板の検査方法であってさらに、 前記書込ステップの前に、前記ドライブトランジスタの
    ゲートを所定電位にプリチャージするゲートプリチャー
    ジステップを含むことを特徴とするELアレイ基板の検
    査方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のELアレイ基板の検査
    方法であって、 前記ゲートプリチャージステップは、 所定電位を前記スイッチングトランジスタのドレインに
    与え、かつ前記スイッチングトランジスタをオンにする
    ことを特徴とするELアレイ基板の検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項5から請求項9のいずれか1項
    に記載のELアレイ基板の検査方法であってさらに、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出ステップは、 前記電荷量測定器の出力が通常よりも小さければ、前記
    ドライブトランジスタのオン不良又はオフ不良と判断す
    るステップを含むことを特徴とするELアレイ基板の検
    査方法。
  11. 【請求項11】 EL素子の一方の電極に接続されるド
    レインを有するドライブトランジスタと、前記ドライブ
    トランジスタのゲートに接続される保持キャパシタと、
    前記EL素子の一方の電極と前記ドライブトランジスタ
    のゲートとの間に形成される寄生キャパシタと、前記ド
    ライブトランジスタのゲートに接続されるドレインを有
    するスイッチングトランジスタとを備えるELアレイ基
    板の検査装置であって、 所定電位を前記スイッチングトランジスタのドレインに
    与え、かつ前記スイッチングトランジスタを所定の書込
    時間オンにする書込手段と、 前記スイッチングトランジスタをオフにしてから所定時
    間経過後に前記スイッチングトランジスタを再びオンに
    し、かつ前記スイッチングトランジスタのドレインを電
    荷量測定器に接続する読出手段と、 前記電荷量測定器の出力に基づいて前記ELアレイ基板
    上の不良を検出する検出手段とを備えたことを特徴とす
    るELアレイ基板の検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記検出手段は、前記電荷量測定器の出力が通常よりも
    小さければ、前記ドライブトランジスタのゲート−ソー
    ス間ショート不良、ゲート−ドレイン間ショート不良、
    又はオープン不良と判断することを特徴とするELアレ
    イ基板の検査装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出手段は、前記電荷量測定器の出力が通常よりも
    大きければ、前記ドライブトランジスタのドレイン−ソ
    ース間ショート不良又はオフ不良と判断することを特徴
    とするELアレイ基板の検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出手段は、前記電荷量測定器の出力が通常よりも
    小さければ、前記ドライブトランジスタのオン不良と判
    断することを特徴とするELアレイ基板の検査装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載のELアレイ基板の
    検査装置であってさらに、 前記書込手段が動作する前に、前記ドライブトランジス
    タのドレインを所定電位にプリチャージするドレインプ
    リチャージ手段を備えることを特徴とするELアレイ基
    板の検査装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記ドレインプリチャージ手段は、所定電位を前記ドラ
    イブトランジスタのソースに与え、かつ前記ドライブト
    ランジスタをオンにすることを特徴とするELアレイ基
    板の検査装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記ドレインプリチャージ手段は、前記ドライブトラン
    ジスタをオンにするために、所定電位を前記スイッチン
    グトランジスタのドレインに与え、かつ前記スイッチン
    グトランジスタをオンにすることを特徴とするELアレ
    イ基板の検査装置。
  18. 【請求項18】 請求項11又は請求項15に記載のE
    Lアレイ基板の検査装置であってさらに、 前記書込手段が動作する前に、前記ドライブトランジス
    タのゲートを所定電位にプリチャージするゲートプリチ
    ャージ手段を備えることを特徴とするELアレイ基板の
    検査装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のELアレイ基板の
    検査装置であって、 前記ゲートプリチャージ手段は、所定電位を前記スイッ
    チングトランジスタのドレインに与え、かつ前記スイッ
    チングトランジスタをオンにすることを特徴とするEL
    アレイ基板の検査装置。
  20. 【請求項20】 請求項15から請求項19のいずれか
    1項に記載のELアレイ基板の検査装置であってさら
    に、 前記書込時間は、前記保持キャパシタ及び前記寄生キャ
    パシタを完全に充電するのに必要な時間よりもを短く、 前記検出手段は、前記電荷量測定器の出力が通常よりも
    小さければ、前記ドライブトランジスタのオン不良又は
    オフ不良と判断することを特徴とするELアレイ基板の
    検査装置。
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