JP2003287162A - 耐熱燃料ホース - Google Patents

耐熱燃料ホース

Info

Publication number
JP2003287162A
JP2003287162A JP2002090990A JP2002090990A JP2003287162A JP 2003287162 A JP2003287162 A JP 2003287162A JP 2002090990 A JP2002090990 A JP 2002090990A JP 2002090990 A JP2002090990 A JP 2002090990A JP 2003287162 A JP2003287162 A JP 2003287162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner tube
rubber
fuel hose
nbr
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002090990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3941102B2 (ja
Inventor
Shinobu Kanbe
忍 神戸
Takahiro Nishiyama
高広 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2002090990A priority Critical patent/JP3941102B2/ja
Priority to US10/393,932 priority patent/US6920901B2/en
Priority to DE60300732T priority patent/DE60300732T2/de
Priority to EP03006464A priority patent/EP1348538B1/en
Publication of JP2003287162A publication Critical patent/JP2003287162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3941102B2 publication Critical patent/JP3941102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/12Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with arrangements for particular purposes, e.g. specially profiled, with protecting layer, heated, electrically conducting
    • F16L11/125Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with arrangements for particular purposes, e.g. specially profiled, with protecting layer, heated, electrically conducting non-inflammable or heat-resistant hoses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B1/00Layered products having a non-planar shape
    • B32B1/08Tubular products
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B25/00Layered products comprising a layer of natural or synthetic rubber
    • B32B25/04Layered products comprising a layer of natural or synthetic rubber comprising rubber as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • Y10T428/139Open-ended, self-supporting conduit, cylinder, or tube-type article
    • Y10T428/1393Multilayer [continuous layer]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 H-NBR からなる内管内層とACM からなる内管
外層とを備えたゴム内管を有する耐熱燃料ホースであっ
て、内管内層と内管外層とが強固に接着され、かつゴム
内管が優れた耐熱性を示すものを提供する。 【解決手段】 下記(1)の内管内層と(2)の内管外
層とを備えたゴム内管を有する耐熱燃料ホース。 (1)受酸剤として酸化亜鉛(ZnO )と酸化マグネシウ
ム(MgO )とを配合して過酸化物加硫させた水素化アク
リロニトリルブタジエンゴム(H-NBR )からなる内管内
層。 (2)前記内管内層に加硫接着させたエポキシ架橋席タ
イプのアクリル系ゴム(ACM )からなる内管外層。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐熱燃料ホースに関
する。更に詳しくは、本発明は、水素化アクリロニトリ
ルブタジエンゴム(H-NBR )とアクリル系ゴム(ACM )
とを加硫接着させたゴム内管を有する耐熱燃料ホースに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料ホースに対して耐燃料油性に
加えて耐熱性が要求される場合が多くなって来ている。
例えば、自動車のエンジンルーム内は排ガス対策、前輪
駆動化等により熱的環境が厳しくなっており、とりわけ
ディーゼルエンジンにおいては、低燃費化設計の進展に
伴い周辺部品に要求される耐熱レベルが急速に上昇して
いる。このため、例えばディーゼル燃料ホースにおいて
は150°C×500時間程度の高耐熱性が要求される
に到っている。
【0003】アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR )
やACM を燃料ホースの内管に用いる仕様は必ずしも耐熱
性及び耐燃料油性を十分に満足せず、特にディーゼル燃
料ホースにおいては不十分である。フッ素ゴム(FKM )
は耐熱性や耐燃料油性において十分な性能を期待できる
が、極めて高価であり、又、未加硫成形体の加工性や耐
寒性等に問題がある。
【0004】一方、ニトリル系ゴムの内、NBR のブタジ
エン単位を完全に又は部分的に水素化したH-NBR は耐熱
性、耐燃料油性、耐寒性等に優れ、比較的高価であると
は言えFKM に比較すれば利用し易いコストである。従っ
て、ホース内管の内層に比較的高価なH-NBR を用いると
共に、ホース内管の外層にある程度の耐熱性や耐燃料油
性を期待できる安価なゴム(特にACM が好ましいと考え
られる)を用いて、H-NBR 層を薄肉化する(H-NBR の使
用量を節減する)ことが合理的である。
【0005】特開平9−124845号公報、特開平9
−112756号公報、特開2001−279021号
公報等には、ホース等に用いるH-NBR 組成物や、H-NBR
組成物を用いたホースが開示されている。又、特開平9
−325332号公報には、最内層がH-NBR からなり、
その外層にACM を加硫成形して一体化させたホースが開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、H-NBR から
なる内管内層とACM からなる内管外層とを備えたゴム内
管を有する耐熱燃料ホースを構成する場合、内管内層と
内管外層とを、好ましくは加硫接着によって強固に接着
させておく必要がある。更に、このようなゴム内管の耐
熱性を極力向上させておく必要もある。
【0007】上記した特開平9−124845号公報、
特開平9−112756号公報及び特開2001−27
9021号公報においては、それぞれの技術的課題に基
づいてH-NBR 組成物の改良処方が開示され、その一部と
して一般的な意味での耐熱性向上手段も開示している。
しかし、H-NBR のACM に対する接着性の向上と同時にH-
NBR の耐熱性を向上させ得る手段は開示しない。
【0008】上記特開平9−325332号公報に係る
ホースは、H-NBR の過酸化物加硫を通じてH-NBR 層とAC
M 層とを加硫接着させる。過酸化物加硫自体はH-NBR の
耐熱性の向上に有利であると考えられる。しかし本願発
明者の研究によれば、当該発明で用いるカルボキシル基
架橋席タイプのACM はH-NBR に対して必ずしも強固に加
硫接着せず、又、H-NBR の過酸化物加硫処方も両層の接
着性の向上に特に寄与するものではない。
【0009】その他にも、H-NBR にシリカ系充填剤を配
合してACM との加硫接着性を強化することが考えられる
が、その場合には、H-NBR 未加硫成形体の加工性にやや
改善の余地を残す。
【0010】そこで本発明は、H-NBR からなる内管内層
とACM からなる内管外層とを備えたゴム内管を有する耐
熱燃料ホースであって、内管内層と内管外層とが強固に
接着され、かつゴム内管が優れた耐熱性を示すものを提
供することを、解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(第1発明の構成)上記
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、下記の内管内層と内管外層とを備えた
ゴム内管を有する、耐熱燃料ホースである。 (1)受酸剤として酸化亜鉛(ZnO )と酸化マグネシウ
ム(MgO )とを配合して過酸化物加硫させた水素化アク
リロニトリルブタジエンゴム(H-NBR )からなる内管内
層。 (2)内管内層に加硫接着させたエポキシ架橋席タイプ
のアクリル系ゴム(ACM)からなる内管外層。
【0012】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係る内管内層のH-NBR におけるZnO の配
合量が2phr(parts perhundred parts of rubber :以
下同じ)以上であり、MgO の配合量が4phr 以上であ
る、耐熱燃料ホースである。
【0013】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は第2発明に係る内管内層のH-NBR にお
けるZnO の配合量が2〜10phr 、MgO の配合量が4〜
15phr である、耐熱燃料ホースである。
【0014】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明のいずれかに係る内管外層のAC
M に配合した加硫剤又は加硫促進剤がアンモニウム塩で
ある、耐熱燃料ホースである。
【0015】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
前記第4発明に係る加硫剤又は加硫促進剤が下記(1)
〜(3)のいずれかに係る化合物又は化合物群、あるい
はこれら(1)〜(3)の任意の2以上の組み合わせで
ある、耐熱燃料ホースである。 (1)アンモニウムベンゾエート。 (2)イソシアヌル酸、4級アンモニウム塩及びジフェ
ニルウレア。 (3)イミダゾール、チオウレア及び4級アンモニウム
塩。
【0016】(第6発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第5発明のいずれかに係る耐熱燃料ホー
スが、ゴム内管の外周に補強糸層とゴム外管とを備え
る、耐熱燃料ホースである。
【0017】(第7発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第7発明(請求項7に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第6発明のいずれかに係る耐熱燃料ホー
スがディーゼル燃料ホースである、耐熱燃料ホースであ
る。
【0018】
【発明の作用・効果】(第1発明の作用・効果)第1発
明に係る耐熱燃料ホースにおいては、ホース内管の内層
に耐熱性、耐燃料油性、耐寒性等に優れたH-NBR を用
い、かつホース内管の外層に一定の耐熱性や耐燃料油性
を期待できる比較的安価なACM を用いているので、余り
コストアップすることなく、耐熱性、耐燃料油性等の優
れた耐熱燃料ホースを構成することができる。そして、
内管内層に用いたH-NBRを過酸化物加硫させているの
で、耐熱性が一層良好である。
【0019】又、過酸化物加硫させるH-NBR には受酸剤
としてZnO 及びMgO を配合する一方、H-NBR と加硫接着
させる内管外層のACM として、エポキシ架橋席タイプの
ACMを用いている。本願発明者の研究によれば、この場
合、内管内層と内管外層が著しく強固に加硫接着する。
その理由は未だ明確には判明していないが、受酸剤であ
るMgO がエポキシ架橋席タイプのACM と擬似架橋を形成
して接着強度を強めるのではないか、と推定している。
更に、受酸剤としてZnO 併用すると、良好な耐圧縮永久
歪性を付与できることが分かった。
【0020】前記した特開平9−124845号公報に
は、H-NBR に対してZnO 又はMgO を配合することが開示
され、特開2001−279021号公報には、H-NBR
に対してZnO 及びMgO を配合する実施例が開示されてい
る。しかし、これらの配合はH-NBR /ACM の加硫接着と
は無関係になされているし、これらの受酸剤がH-NBR/A
CM の加硫接着に与える上記の顕著な寄与も開示又は示
唆されていない。
【0021】(第2発明の作用・効果)耐熱燃料ホース
の内管内層を構成するH-NBR におけるZnO 及びMgO の配
合量は、基本的には限定されないが、ZnO の配合量が2
phr 以上であり、MgO の配合量が4phr 以上であること
が好ましい。MgO の配合量が4phr 未満である場合に
は、内管内層と内管外層との加硫接着強度が、実用的見
地からは不十分となる恐れがある。ZnO の配合量が2ph
r 未満である場合には、H-NBR の耐圧縮永久歪性の向上
が、実用的見地からは不十分となる恐れがある。
【0022】(第3発明の作用・効果)H-NBR における
ZnO 及びMgO の配合量は、より好ましくはZnO が2〜1
0phr、MgO が4〜15phr である。ZnO とMgO の配合
量が上記の範囲を外れて過剰に配合された場合、未加硫
成形体の加工性等の点でやや不満となる恐れがある。
【0023】(第4発明の作用・効果)内管外層を構成
するACM に配合する加硫剤又は加硫促進剤としてアンモ
ニウム塩を用いると、(恐らくは加硫速度が上昇する結
果、)内管内層と内管外層との加硫接着強度が更に向上
することが分かった。
【0024】(第5発明の作用・効果)上記第4発明で
用いる加硫剤又は加硫促進剤(アンモニウム塩)の種類
は限定されないが、第5発明の(1)〜(3)のいずれ
かに係る化合物又は化合物群、あるいはこれら(1)〜
(3)の任意の2以上の組み合わせが特に好ましい。
【0025】(第6発明の作用・効果)耐熱燃料ホース
は、上記した構成のゴム内管を有する限りにおいて、そ
の構成を限定されないが、例えば第6発明のように、ゴ
ム内管の外周に補強糸層とゴム外管とを好ましく備える
ことができる。
【0026】(第7発明の作用・効果)耐熱燃料ホース
は、前記したように、例えば自動車のエンジンルーム内
が排ガス対策、前輪駆動化等により厳しい熱的環境とな
って来ていること等から、通常の燃料ホースとしても好
ましく使用できる。とりわけ、低燃費化設計等のため周
辺部品への耐熱要求レベルが急速に上昇しているディー
ゼルエンジン用のディーゼル燃料ホースとして、好まし
く使用できる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、第1発明〜第7発明の実施
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは第1発明〜第7発明を一括して指してい
る。
【0028】〔耐熱燃料ホース〕本発明に係る耐熱燃料
ホースは、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム(H-
NBR )からなる内管内層と、アクリル系ゴム(ACM )か
らなる内管外層とを備えたゴム内管を有する。このゴム
内管が耐熱燃料ホースの最内層を構成する。そして、内
管内層を構成するH-NBR は受酸剤として酸化亜鉛(ZnO
)と酸化マグネシウム(MgO )とを配合して過酸化物
加硫させたものであり、内管外層を構成するACM はエポ
キシ架橋席タイプのACM を内管内層に加硫接着させたも
のである。
【0029】上記に該当する限りにおいて本発明に係る
耐熱燃料ホースの構成は限定されず、例えばゴム内管の
外周に任意の内容の補強糸層(又は補強ワイヤー層)、
ゴム層、樹脂層等を外周側へ向かって任意の順序で構成
することができる。より好ましくは、ゴム内管の外周に
補強糸層とゴム外管とを順次備える。ゴム外管を構成す
るゴムの種類は任意に選択できるが、例えば ACM、アク
リロニトリルブタジエンゴム(NBR )、NBR とポリ塩化
ビニルとのブレンド材(NBR・PVC )、エチレンプロピレ
ンジエンゴム(EPDM)、エチレンプロピレンゴム(EPM
)、塩素化ポリエチレンゴム(CM)、クロロスルホン
化ポリエチレンゴム(CSM )、クロロプレンゴム(C
R)、あるいはこれらの2種以上のブレンドゴム等が挙
げられる。
【0030】耐熱燃料ホースの用途は、燃料輸送用であ
る限りにおいて限定されないが、好ましくは耐熱性を要
求される環境で使用される燃料ホース、特に好ましくは
ディーゼル燃料ホースとして使用される。
【0031】〔内管内層〕内管内層を構成するH-NBR
は、水素化あるいは部分水素化した不飽和ニトリル−共
役ジエン共重合ゴムである。このH-NBR における不飽和
ニトリルからの単位部分(a)と、共役ジエンからの単
位部分(b)と、不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽
和単量体からの単位部分及び/又は共役ジエンからの単
位部分を水素化した単位部分(c)との組成比は限定さ
れないが、耐熱性、耐燃料油性、耐油性、耐寒性等の観
点から、例えばaが25〜45重量%、bが0〜5重量
%、cが50〜75重量%である共重合ゴムを好ましく
例示できる。
【0032】H-NBR には、受酸剤としてZnO とMgO とが
併せ配合されている。前記した理由から、好ましくはZn
O の配合量が2phr 以上であり、MgO の配合量が4phr
以上である。更に好ましくは、ZnO の配合量の上限が1
0phr であり、MgO の配合量の上限が15phr である。
又、ZnO とMgO との合計配合量が6〜15phr であるこ
とが好ましい。
【0033】H-NBR は耐熱性の観点より過酸化物加硫さ
せるが、その加硫系配合剤の種類は、上記受酸剤を除い
ては特段に限定されない。特に好ましくは有機過酸化物
加硫を行う。有機過酸化物は任意に選択して使用すれば
良いが、例えば、各種のモノパーオキシ化合物又はジパ
ーオキシ化合物の1種類を単独に使用したり、それらの
2種類以上を併用したりすることができる。
【0034】モノパーオキシ化合物としては、ジクミル
パーオキシド、ジアシルパーオキシド(例えば、ベンゾ
イルパーオキシド)、ジ−t−ブチルパーオキシド、t
−ブチルパーオキシドアセテート、t−ブチルパーオキ
シイソプロピルカーボネート、パーオキシエステル類
(例えば、t−ブチルパーオキシベンゾエート)等を例
示することができる。ジパーオキシ化合物としては、
2,5−ジメチル−2,5 −ジ−(t−ブチルパーオキシ)
−ヘキシン−3 、 2,5−ジメチル−2,5 −ジ−(t−ブ
チルパーオキシ)−ヘキサン、α,α’−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、 2,5
−ジメチル−2,5 −ジ−(ベンゾイルパーオキシ)−ヘ
キサン等を例示することができる。
【0035】有機過酸化物はその種類によって好ましい
配合量が異なるが、例えばジクミルパーオキシドを単独
に使用する場合には0.5〜8phr 程度が好ましい。
0.5phr 未満の配合量では、H-NBR の機械的強度等が
不足する恐れがあり、8phr を超えるとスコーチし易く
なる恐れがある。
【0036】内管内層を構成するH-NBR には、その他に
も、シリカ系充填剤、老化防止剤、カーボンブラック、
可塑剤、共架橋剤(例えば、TAICやTMPTMA)等を適宜に
配合することができる。
【0037】〔内管外層〕内管外層を構成するアクリル
系ゴム(ACM )は、エポキシ架橋席タイプのACMであ
る。「アクリル系ゴム」とは、アクリルゴム、及び、こ
れと他種ゴムとのブレンドゴムを含む概念である。
【0038】エポキシ架橋席タイプのACM としては、下
記の第1モノマー群〜第11モノマー群から任意に選ば
れる1種又は2種以上のモノマーと、下記のエポキシ架
橋席モノマー群から任意に選ばれるモノマーとを共重合
させてなる種々のモノマー組成のACM を例示することが
できる。
【0039】第1モノマー群:メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n-プロピルアクリレート、イソブチ
ルアクリレート、n-ブチルアクリレート、n-ペンチルア
クリレート、n-ヘキシルアクリレート、n-オクチルアク
リレート又は2-エチルヘキシルアクリレート。
【0040】第2モノマー群:アクリル酸アルコキシア
ルキルエステル群。例えば、2-メトキシエチルアクリレ
ート、2-エトキシエチルアクリレート、2-(n-プロポキ
シ)エチルアクリレート、2-(n-ブトキシ)エチルアク
リレート、3-メトキシプロピルアクリレート、3-エトキ
シプロピルアクリレート、2-(n-プロポキシ)プロピル
アクリレート又は2-(n-ブトキシ)プロピルアクリレー
ト。
【0041】第3モノマー群:含フッ素アクリル酸エス
テル群。例えば、1,1-ジヒドロペルフルオロエチル(メ
タ)アクリレート、1,1-ジヒドロペルフルオロプロピル
(メタ)アクリレート、1,1,5-トリヒドロペルフルオロ
ヘキシル(メタ)アクリレート、1,1,2,2-テトラヒドロ
ペルフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,7-ト
リヒドロペルフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、
1,1-ジヒドロペルフルオロオクチル(メタ)アクリレー
ト又は1,1-ジヒドロペルフルオロデシル(メタ)アクリ
レート。
【0042】第4モノマー群:水酸基含有アクリル酸エ
ステル群。例えば、1-ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
又はヒドロキシエチル(メタ)アクリレート。
【0043】第5モノマー群:第3級アミノ基含有アク
リル酸エステル群。例えば、ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート又はジブチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート。
【0044】第6モノマー群:メタクリレート群。例え
ば、メチルメタクリレート又はオクチルメタクリレー
ト。
【0045】第7モノマー群:アルキルビニルケトン
群。例えばメチルビニルケトン。
【0046】第8モノマー群:ビニル及びアリルエーテ
ル群。例えば、ビニルエチルエーテル又はアリルメチル
エーテル。
【0047】第9モノマー群:ビニル芳香族化合物群。
例えば、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレ
ン又はビニルトルエン。
【0048】第10モノマー群:ビニルニトリル群。例
えば、アクリロニトリル又はメタクリロニトリル。
【0049】第11モノマー群:エチレン性不飽和化合
物群。例えば、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、プロ
ピオン酸ビニル又はアルキルフマレート。
【0050】エポキシ架橋席モノマー群:例えば、グリ
シジルアクリレート、アリルグリシジルエーテル又はメ
タアリルグリシジルエーテル。
【0051】ACM には、加硫剤又は加硫促進剤として、
好ましくはアンモニウム塩を配合する。アンモニウム塩
としては、下記(1)〜(3)のいずれかに係る化合物
又は化合物群、あるいはこれら(1)〜(3)の任意の
2以上の組み合わせがより好ましく用いられる。 (1)アンモニウムベンゾエート。 (2)イソシアヌル酸、4級アンモニウム塩及びジフェ
ニルウレア。 (3)イミダゾール、チオウレア及び4級アンモニウム
塩。
【0052】ACM に対するアンモニウム塩の配合量は限
定されないが、好ましくは0.1〜3phr 程度である。
アンモニウム塩の配合量がこの範囲より過少であると、
ややACM との接着性が低下する恐れがあり、この範囲よ
り過剰であると、未加硫成形体の加工性がやや低下する
(スコーチし易くなる)恐れがある。
【0053】内管外層を構成するACM には、その他に
も、少量のシリカ系充填剤を配合しても良く、更に老化
防止剤、カーボンブラック、可塑剤、加工助剤(例えば
パラフィン)等を適宜に配合することができる。
【0054】
【実施例】〔H-NBR 未加硫組成物、NBR 未加硫組成物及
び ACM未加硫組成物の調製〕末尾の表1におけるA〜F
欄に従う配合のH-NBR 未加硫組成物及びNBR 未加硫組成
物をオープンロールを用いて調製した。この未加硫組成
物は、耐熱燃料ホースにおけるゴム内管の内層を構成さ
せるためのもの(後述の表3において「内層ゴム」と表
記する)である。又、末尾の表2における〜欄に従
う配合の ACM未加硫組成物をオープンロールを用いて調
製した。この未加硫組成物は、耐熱燃料ホースにおける
ゴム内管の外層を構成させるためのもの(後述の表3に
おいて「中間層ゴム」と表記する)である。表1及び表
2中の数値は、いずれも重量部数を示す。
【0055】表1中の「ゼットポール2000」とは日本ゼ
オン社製のH-NBR であり、「ニポールDN202 」とは日本
ゼオン社製のNBR である。又、表2中の「ニポール AR5
3 」とは日本ゼオン社製のエポキシ架橋席タイプのACM
であり、「ベーマックG 」とはデュポン社製のカルボキ
シル架橋席タイプのACM である。
【0056】更に、耐熱燃料ホースにおける外層ゴムを
構成させるために、一般的な配合内容の塩素化ポリエチ
レンゴム(CM)未加硫組成物をオープンロールを用いて
調製した。
【0057】〔ゴム内管の作製及び耐熱燃料ホースの作
製〕上記A〜F欄に従う配合のH-NBR 未加硫組成物又は
NBR 未加硫組成物と、〜欄に従う配合の ACM未加硫
組成物とを、末尾の表3における「内層ゴム」及び「中
間層ゴム」の欄に示す組み合わせに従って、H-NBR 未加
硫組成物又はNBR 未加硫組成物を内層、 ACM未加硫組成
物を外層とする2層同時押し出し(内層、外層の厚さは
共に1mm)に供し、160°C×45分の直接スチー
ム加硫の後に160°C×8時間の熱風加硫を施し、実
施例−1〜実施例−4、及び比較例1〜比較例−7に係
る加硫ゴム内管を作製した。
【0058】これとは別に、上記A〜F欄に従う配合の
H-NBR 未加硫組成物又はNBR 未加硫組成物と、〜欄
に従う配合の ACM未加硫組成物とを、末尾の表3におけ
る「内層ゴム」及び「中間層ゴム」の欄に示す組み合わ
せに従って、H-NBR 未加硫組成物又はNBR 未加硫組成物
を内層、ACM未加硫組成物を外層とする2層同時押し出
し(内層、外層の厚さは共に1mm)に供した。そし
て、その外周にポリエステル補強糸を編組して補強糸層
を構成し、更にその外周に前記CM未加硫組成物を押し出
し被覆した。これらの未加硫燃料ホースを160°C×
45分の直接スチーム加硫の後に160°C×8時間の
熱風加硫に供し、実施例−1〜実施例−4、及び比較例
1〜比較例−7に係る耐熱燃料ホースを作製した。
【0059】なお、上記のゴム内管及び耐熱燃料ホース
に関し、表3中における「実施例」、「比較例」の区分
は相対的便宜的な呼び分けに過ぎず、「比較例」の区分
の中にも本発明の実施例に該当するものが含まれてい
る。
【0060】〔加硫ゴム内管の評価〕 (剥離試験)上記各実施例及び比較例に係る加硫ゴム内
管を JIS K6330に規定する剥離試験に供し、常態時にお
けるH-NBR シート又はNBR シートと ACMシートとの接着
力(N/25mm)と、剥離した両シートの界面状態とを評価
した。その結果を表3に示す。表3の「接着力」の欄に
おいて、例えば「90<(切れ)」との表記は、剥離の際
にシートが切れてしまい 90 N/25mm以上の測定値を検出
できなかったことを示す。表3の「界面状態」の欄にお
いて、「界面剥離」との表記は、両シートが破壊される
ことなく界面に沿って剥離されたことを示す。又、「ゴ
ム破壊」との表記は、剥離の際にシートの破壊(材料の
一部が相手側シート上に残る)を伴ったことを示す。
【0061】(軽油封入評価)上記各実施例及び比較例
に係る加硫ゴム内管に軽油を封入して100°C×24
0時間の条件で老化させた後、上記と同様の JIS K6330
に規定する剥離試験に供し、接着力(N/25mm)と、剥離
界面の状態とを評価した。但し、常態時剥離試験におい
て界面状態が「界面剥離」であったものは評価対象外と
した。その結果を表3に示す。表3中の表記の要領は、
常態時剥離試験の場合と同様である。
【0062】〔加硫耐熱燃料ホースの評価〕 (シール試験)上記各実施例及び比較例に係る加硫済み
の耐熱燃料ホースについて150°C×500時間の条
件で乾熱老化させた後、シール試験を行った。即ち、各
例に係る耐熱燃料ホースの一端にフッ素樹脂コートを表
面に施した鋼管パイプを挿入し、クランプ治具を用いて
締付け固定をした。そして、オーブン中にて150°C
×500時間の乾熱老化を行った。次に、耐熱燃料ホー
スの他端より水圧ポンプによって0.6MPa/min.の速度
で昇圧することにより、乾熱老化後のシール圧を測定し
た。
【0063】実用上、上記乾熱老化後のシール圧は0.
5MPa 以上であることが望ましいと考えられるので、測
定値が0.5MPa 以上であったものを「○」、測定値が
0.5MPa 未満であったものを「×」として、表3に表
記した。但し、前記の常態時剥離試験において界面状態
が「界面剥離」であったものは評価対象外とした。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA02 BA12 BA13 BA24 BA34 CA53 CB14 CC03 DA11 DB08 4F100 AA18A AA18H AA25A AA25H AH03B AH03H AK25B AK27A AK27J AK29A AK29J AK53B AL01A AL06B AN00C AN02A AN02B BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C CA03B CA30A DA11 DG01C GB32 JB01 JJ03 JK06 JL00 YY00A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の内管内層と内管外層とを備えたゴ
    ム内管を有することを特徴とする耐熱燃料ホース。 (1)受酸剤として酸化亜鉛(ZnO )と酸化マグネシウ
    ム(MgO )とを配合して過酸化物加硫させた水素化アク
    リロニトリルブタジエンゴム(H-NBR )からなる内管内
    層。 (2)前記内管内層に加硫接着させたエポキシ架橋席タ
    イプのアクリル系ゴム(ACM )からなる内管外層。
  2. 【請求項2】 前記内管内層のH-NBR におけるZnO の配
    合量が2phr 以上であり、MgOの配合量が4phr 以上で
    あることを特徴とする請求項1に記載の耐熱燃料ホー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記内管内層のH-NBR におけるZnO の配
    合量が2〜10phr、MgO の配合量が4〜15phr であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐熱
    燃料ホース。
  4. 【請求項4】 前記内管外層のACM に配合した加硫剤又
    は加硫促進剤がアンモニウム塩であることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の耐熱燃料ホー
    ス。
  5. 【請求項5】 前記加硫剤又は加硫促進剤が下記(1)
    〜(3)のいずれかに係る化合物又は化合物群、あるい
    はこれら(1)〜(3)の任意の2以上の組み合わせで
    あることを特徴とする請求項4に記載の耐熱燃料ホー
    ス。 (1)アンモニウムベンゾエート。 (2)イソシアヌル酸、4級アンモニウム塩及びジフェ
    ニルウレア。 (3)イミダゾール、チオウレア及び4級アンモニウム
    塩。
  6. 【請求項6】 前記耐熱燃料ホースが、前記ゴム内管の
    外周に補強糸層とゴム外管とを備えることを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載の耐熱燃料ホー
    ス。
  7. 【請求項7】 前記耐熱燃料ホースがディーゼル燃料ホ
    ースであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいず
    れかに記載の耐熱燃料ホース。
JP2002090990A 2002-03-28 2002-03-28 耐熱燃料ホース Expired - Fee Related JP3941102B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090990A JP3941102B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 耐熱燃料ホース
US10/393,932 US6920901B2 (en) 2002-03-28 2003-03-20 Heat resistant fuel hose
DE60300732T DE60300732T2 (de) 2002-03-28 2003-03-21 Hitzebeständiger Kraftstoffschlauch
EP03006464A EP1348538B1 (en) 2002-03-28 2003-03-21 Heat resistant fuel hose

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090990A JP3941102B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 耐熱燃料ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003287162A true JP2003287162A (ja) 2003-10-10
JP3941102B2 JP3941102B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=27800509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090990A Expired - Fee Related JP3941102B2 (ja) 2002-03-28 2002-03-28 耐熱燃料ホース

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6920901B2 (ja)
EP (1) EP1348538B1 (ja)
JP (1) JP3941102B2 (ja)
DE (1) DE60300732T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1707350A2 (en) 2005-03-30 2006-10-04 Toyoda Gosei Co., Ltd. Rubber hose for fuel system
JP2008246752A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tokai Rubber Ind Ltd ディーゼル用耐熱ゴムホース

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080583A (ja) * 2000-08-31 2003-03-19 Tokai Rubber Ind Ltd 燃料ホースの製法およびそれに用いる紫外線架橋組成物
JP2003286351A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Tokai Rubber Ind Ltd 耐熱ゴムの加硫接着方法
DE102004025853A1 (de) * 2004-05-24 2006-01-19 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Druckmittelführender Bremsschlauch eines Schienenfahrzeugs
JP4936916B2 (ja) 2006-02-01 2012-05-23 東海ゴム工業株式会社 ディーゼル用耐熱エアーホース
JP4626624B2 (ja) * 2006-03-28 2011-02-09 東海ゴム工業株式会社 耐熱エアホース
JP2007269862A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toyoda Gosei Co Ltd ゴム組成物及び燃料系ゴムホース
US7951439B2 (en) * 2008-01-16 2011-05-31 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Chlorinated rubber composition and hose
CN102257049B (zh) 2008-09-12 2014-09-10 朗盛公司 具有改进的耐热性、压缩变形性、以及可加工性的新颖的弹性体组合物
WO2010110941A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Parker-Hannifin Corporation Compact high pressure rubber hose
EP2468494B1 (en) * 2010-12-21 2013-08-14 Eaton Industrial IP GmbH & Co. KG Flexible fluid hose having two elastomeric inner layers
CN104109268A (zh) * 2014-06-27 2014-10-22 安徽宁国尚鼎橡塑制品有限公司 一种耐热阻燃橡胶材料
US10458573B2 (en) 2017-04-10 2019-10-29 Contitech Usa, Inc. High pressure compact spiral hydraulic hose
CN110003542A (zh) * 2019-02-28 2019-07-12 常州苏通海平机电科技有限公司 一种耐热防腐橡胶管的制备方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5316046A (en) * 1986-12-27 1994-05-31 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Power steering hose
DE3744464C2 (de) * 1986-12-27 1997-05-07 Yokohama Rubber Co Ltd Schlauch
JPS644344A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Yokohama Rubber Co Ltd Hose
JP2888842B2 (ja) * 1988-10-18 1999-05-10 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 アクリル系ゴム組成物
JPH0710928B2 (ja) * 1988-11-14 1995-02-08 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物と繊維の複合体およびホース
DE3920466A1 (de) 1989-06-22 1991-01-03 Bayer Ag Hitzebestaendige kautschukmassen auf basis von hydriertem nitrilkautschuk
US5051480A (en) * 1989-10-16 1991-09-24 Monsanto Company Elastomeric blends
JP2704096B2 (ja) * 1992-06-19 1998-01-26 横浜ゴム株式会社 ホース
JPH0724961A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Nippon Zeon Co Ltd オイル系ホ−ス
JPH09112756A (ja) 1995-10-20 1997-05-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The ホース
JPH09111045A (ja) * 1995-10-23 1997-04-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム組成物およびそのゴムホース
JP3573174B2 (ja) * 1995-10-31 2004-10-06 日本ゼオン株式会社 加硫性ゴム組成物
JP3489838B2 (ja) * 1996-03-29 2004-01-26 日本ゼオン株式会社 ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム、それを含む耐熱性ゴム組成物およびゴムと繊維との複合体
WO1998036901A1 (fr) 1997-02-19 1998-08-27 Daikin Industries, Ltd. Stratifie de caoutchouc et ses utilisations
JP3514283B2 (ja) 1997-07-08 2004-03-31 東海ゴム工業株式会社 自動車用潤滑油ゴムホース
JPH11325332A (ja) 1998-05-14 1999-11-26 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 耐油性ホース
DE10016120A1 (de) * 1999-04-01 2000-10-05 Yokohama Rubber Co Ltd Kautschukmasse, Herstellungsverfahren dafür und Schlauch aus Kautschukmasse
US6261657B1 (en) 1999-04-26 2001-07-17 The Goodyear Tire & Rubber Company Hose construction containing fluoroplastic terpolymers
CA2316127C (en) 1999-12-13 2009-01-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Hose construction having inner core of hydrogenated nbr
JP2001279021A (ja) 2000-03-30 2001-10-10 Nippon Zeon Co Ltd 加硫可能なニトリル系ゴム組成物および加硫ゴム物品
JP4221877B2 (ja) * 2000-04-28 2009-02-12 日本ゼオン株式会社 ニトリル系ゴム組成物、架橋性ニトリル系ゴム組成物および架橋物
JP2003286351A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Tokai Rubber Ind Ltd 耐熱ゴムの加硫接着方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1707350A2 (en) 2005-03-30 2006-10-04 Toyoda Gosei Co., Ltd. Rubber hose for fuel system
JP2006306018A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料系ゴムホース
JP2008246752A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tokai Rubber Ind Ltd ディーゼル用耐熱ゴムホース

Also Published As

Publication number Publication date
US20030188793A1 (en) 2003-10-09
DE60300732T2 (de) 2006-03-23
EP1348538A1 (en) 2003-10-01
DE60300732D1 (de) 2005-07-07
EP1348538B1 (en) 2005-06-01
JP3941102B2 (ja) 2007-07-04
US6920901B2 (en) 2005-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3920894B2 (ja) エラストマーのポリマー組成物への接着力を改善するための組成物および該組成物の層を含む積層構造体
JP2003287162A (ja) 耐熱燃料ホース
US8663805B2 (en) Vehicle-mounted heat-resistant hose
JP5788751B2 (ja) 積層体、架橋物及び成形部材
JP2007269008A (ja) 耐熱エアーホース
JP2005240853A (ja) 耐熱ホース
JP2006247883A (ja) オイルホース
JP2016070332A (ja) 耐熱ホース
JP2003286351A (ja) 耐熱ゴムの加硫接着方法
JP2000006317A (ja) ゴム積層体及びホース
JP2004017485A (ja) 積層ゴムホース
JP5641515B2 (ja) 自動車用耐熱ホース
JP2003082029A (ja) アクリルゴム組成物及び耐熱ホース
JP3514283B2 (ja) 自動車用潤滑油ゴムホース
JP2005199564A (ja) ゴム積層体およびオイルホース
JP2005214294A (ja) 耐熱エアホース
JP7319788B2 (ja) 耐熱ホース
JP6171623B2 (ja) ゴム積層体
JP2747319B2 (ja) 積層物
JP2001012660A (ja) 積層ホース
JP4351574B2 (ja) エラストマー積層体および成形体
JPH0428223B2 (ja)
JP3136190B2 (ja) 積層体
JP2004149566A (ja) 燃料用ホース
JPH0224137A (ja) ホース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees