JP2003260601A - クランクピン旋盤 - Google Patents

クランクピン旋盤

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JP2003260601A JP2002057471A JP2002057471A JP2003260601A JP 2003260601 A JP2003260601 A JP 2003260601A JP 2002057471 A JP2002057471 A JP 2002057471A JP 2002057471 A JP2002057471 A JP 2002057471A JP 2003260601 A JP2003260601 A JP 2003260601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランクシャフトのピンを主軸軸線上に簡単
且つ低コストな機構により短時間で正確に位置決めす
る。 【解決手段】 主軸にクランクシャフトのピンの偏心量
だけ偏心して主軸軸線と平行な軸線回りに回転可能に支
承された回転体にジャーナルをクランプした状態で、主
軸と回転体との間に介在された係脱装置を開離し、ピン
押動体を主軸軸線に向かって前進し加工されたピンを押
動して回転軸線から所定距離だけ離れた位置に位置決め
し、主軸をクランクシャフトの割出し回転角度の半分だ
け回転して次に加工するピンを主軸軸線上に位置決め
し、その後に係脱装置を係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸にクランクシ
ャフトをピンが主軸軸線上に位置するようにクランプ
し、ピンをバイトにより旋削加工するクランクピン旋盤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4気筒エンジン用のクランクシャフトの
未加工のピンを回転駆動される主軸の軸線上に位置決め
するために、クランクシャフトを主軸に対して相対的に
180度割出し回転する装置を備えたクランクピン旋盤
として、ワーク移送機構によりクランクシャフトを把持
し、主軸に装備されクランクシャフトのジャーナルを把
持するチャックを開放し、主軸を180度だけ割出し回
転し、ワーク移送機構をピンの偏心量の2倍だけ主軸半
径方向に移動させ、未加工のピンを主軸軸線上に位置決
めしてチャックでジャーナルを把持する偏心ワークの加
工装置が特開平8−11001号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクランクピ
ン旋盤においては、クランクシャフトを主軸に対して割
出し回転するために、ワーク移送装置によりクランクシ
ャフトを把持してジャーナルをチャックから抜き出し、
主軸を180度回転し、ワーク移送装置をピンの偏心量
だけ半径方向に移動し、その後にジャーナルをチャック
に挿入してクランプしなければならず、次に加工するピ
ンの主軸軸線上への位置決めに時間がかかるとともに、
チャックが一つの位相のピンの加工後に、ジャーナルを
一旦開放するので、クランクシャフトと主軸との間に回
転方向のズレが生じ、他のピンの主軸軸線上への位置決
めに誤差が生じる問題があった。また、ワーク移送装置
がクランクシャフトを把持して移送しなければならず、
装置が大型化してコスト高になる不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、主軸駆動装
置により回転される主軸を軸承する主軸台をベッドに載
置し、該主軸にクランクシャフトのジャーナルをピンが
主軸軸線上に位置するように偏心してクランプし、バイ
トが取り付けられた工具台を前記ベッドに装架して工具
台送り装置により前記主軸台に対して相対移動して前記
ピンを前記バイトによって旋削加工するクランクピン旋
盤において、前記主軸に前記ピンの偏心量だけ偏心して
前記主軸軸線と平行な軸線回りに回転可能に支承された
回転体と、前記回転体と前記主軸との間に介在され係合
状態で該回転体と前記主軸との相対回転を規制し開離状
態で相対回転を許容する係脱装置と、前記回転体に設け
られ前記クランクシャフトのジャーナルを着脱可能にク
ランプするクランプ装置と、前記ベッドに装架され押動
体送り装置により前記主軸軸線に向かって進退移動され
て前記ピンを押動するピン押動体と、前記係脱装置を開
離状態にし、加工されたピンを前記ピン押動体により押
動して前記回転軸線から所定距離だけ離れた位置に位置
決めするとともに、前記主軸を前記主軸に対するクラン
クシャフトの割出し回転角度の半分だけ回転して次に加
工するピンを前記主軸軸線上に位置決めし、前記係脱装
置を係合状態にする制御装置を設けたことである。
【0005】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載のクランクピン旋盤において、前記制御装
置は数値制御装置であり、前記主軸駆動装置、工具台送
り装置及び押動体送り装置は、数値制御装置からの指令
に基づいて数値制御されるサーボモータを夫々含み、前
記数値制御装置は、前記係脱装置を開離状態にし、前記
押動体送り装置と前記主軸駆動装置とを同時制御して加
工されたピンを前記ピン押動体により押動して前記回転
軸線から所定距離だけ離れた位置に位置決めするととも
に、前記主軸を前記主軸に対するクランクシャフトの割
出し回転角度の半分だけ回転して次に加工するピンを前
記主軸軸線上に位置決めし、前記係脱装置を係合状態に
することである。
【0006】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は2に記載のクランクピン旋盤において、前記
工具台に前記ピン押動体を装架し、前記工具台送り装置
は前記押動体送り装置としても機能することである。
【0007】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は2に記載のクランクピン旋盤において、前記
工具台に前記ピン押動体を装架し、前記工具台送り装置
は前記押動体送り装置としても機能し、該ピン押動体が
前記バイトより前記主軸軸線に位置決めされたピンに向
かって突出する作動位置と、後退する退避位置との間で
位置決めする進退装置を前記工具台に設けたことであ
る。
【0008】請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請
求項3又は4に記載のクランクピン旋盤において、前記
工具台に板状の割出し体を前記主軸軸線と平行な軸線回
りに割出し回転可能に装架し、該割出し体の外周部に前
記バイト及びピン押動体を取り付け、前記割出し体を割
出し装置により割出し回転して前記バイト又は前記ピン
押動体を前記主軸軸線上に位置決めされたピンと対向す
る位置に割出すことである。
【0009】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、主軸にクランクシャフトのピンの
偏心量だけ偏心して主軸軸線と平行な軸線回りに回転可
能に支承された回転体にジャーナルをクランプした状態
で、主軸と回転体との間に介在された係脱装置を開離
し、ピン押動体を主軸軸線に向かって前進し加工された
ピンを押動して回転軸線から所定距離だけ離れた位置に
位置決めし、主軸をクランクシャフトの割出し回転角度
の半分だけ回転して次に加工するピンを主軸軸線上に位
置決めし、その後に係脱装置を係合するようにしたの
で、簡単且つ低コストな機構により、ピンを主軸軸線上
に短時間で正確に位置決めして旋削加工することができ
る。
【0010】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、請求項1に記載のクランクピン旋盤におい
て、ピン押動体を進退移動する押動体送り装置と主軸を
回転する主軸駆動装置とを数値制御装置によって同時制
御して、加工されたピンをピン押動体により押動して回
転軸線から所定距離だけ離れた位置に位置決めするとと
もに、主軸をクランクシャフトの割出し回転角度の半分
だけ回転して次に加工するピンを主軸軸線上に位置決め
するので、請求項1に記載の発明の効果に加え、次に加
工するピンを簡単な操作で、正確、且つ円滑に主軸軸線
上に位置決めすることができる。
【0011】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、請求項1又は2に記載のクランクピン旋盤
において、バイトを取り付ける工具台にピン押動体を装
架したので、請求項1又は2に記載の発明の効果に加
え、機構を更に簡略にして低コスト化することができ
る。
【0012】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、請求項1又は2に記載のクランクピン旋盤
において、バイトを取り付ける工具台にピン押動体を進
退可能に装架し、ピン押動体をバイトより前方に突出し
た状態で前記工具台を前進し、加工されたピンをピン押
動体により押動して回転軸線から所定距離だけ離れた位
置に位置決めするようにしたので、請求項3に記載の発
明の効果に加え、ピン押動体を不使用時は後退させて他
の装置との干渉を防止することができる。
【0013】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、請求項3又は4に記載のクランクピン旋盤
において、工具台に板状の割出し体を主軸軸線と平行な
軸線回りに割出し回転可能に装架し、該割出し体の外周
部にバイト及びピン押動体を取り付け、割出し体を回転
してバイト又はピン押動体を作動位置に割出し、主軸軸
線上に位置決めされたピンをバイトで旋削加工した後
に、ピン押動体により加工済みピンを押動しながら主軸
を回転して次に加工するピンを主軸軸線上に正確且つ迅
速に位置決めすることができる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1はクランクピン旋盤の全体構成、図2
は主軸台の詳細を示し、図3は左右の主軸台に軸承され
た主軸のチャックにクランクシャフトWを把持し、バイ
トにより旋削加工する状態を示している。ベッド1上に
は、左右一対の主軸台2,2が互いに対向して載置さ
れ、各主軸台2には主軸駆動装置4により回転駆動され
る主軸3が軸承されている。クランクシャフトWは、ジ
ャーナルJに対して偏心量L1だけ偏心したピンPが主軸
3の主軸軸線上に位置するように位置決めされて両端の
ジャーナルJ,Jを主軸3,3に設けたクランプ装置
5,5によりクランプされている。
【0015】ベッド1上にはサドル6が主軸軸線Cと平
行なZ軸方向に摺動可能に載置され、サーボモータ7に
よって回転駆動されるボールねじ機構8によりZ軸方向
に移動される。サドル6上には、工具台9が主軸軸線C
と直角なX軸方向に摺動可能に載置され、サーボモータ
10によって回転駆動されるボールねじ機構11により
X軸方向に移動される。サドル6、サーボモータ7,1
0及びボールねじ機構8,11等によって工具台9を主
軸台2に対して相対移動する工具台送り装置が構成され
ている。工具台9には、7角形の板状の割出し体13が
主軸軸線と平行な軸線回りに回転可能に装架され、割出
し装置14により割出し体13が割出し回転され、割出
し体13の外周部分に各辺に対応して形成されたバイト
取付部14が主軸台2,2と対向する加工位置に割出さ
れる。割出し体13の一辺部分には、ピン押動体15が
装架され、割出し装置36により割出し体13が割出し
回転され、ピン押動体15が主軸軸線C上に位置決めさ
れたピンPと対向する作動位置に割出される。
【0016】左右の主軸台2,2は同一構成であるの
で、左主軸台2について詳説し、右主軸台2の説明を省
略する。主軸台2には、主軸3が軸受16によって回転
可能に軸承され、主軸3の後端部に固着されたタイミン
グギヤ17と主軸台2に固定されたサーボモータ18の
出力軸に嵌着されたタイミングギヤ19とがタイミング
ベルト20によって回転連結され、サーボモータ18に
よってC軸回りに回転駆動される。サーボモータ18、
タイミングギヤ17,19、タイミングベルト20等に
よってサーボモータを含む主軸駆動装置4が構成されて
いる。
【0017】主軸3の先端部には、支持体21がスペー
サ22を介在してボルトにより固定されている。支持体
21には筒状の回転体23が主軸軸線Cと平行でピンP
の偏心量L1だけ主軸軸線Cから偏心した偏心軸線E回り
に軸受24によって回転可能に支承されている。ピンP
の偏心量がL1と異なるL2であるクランクシャフトWのピ
ンPを旋削加工する場合は、主軸軸線Cと偏心軸線Eと
の間隔が偏心量L2となるスペーサ22を介在して支持体
21を主軸2の先端部にボルトにより固定する。回転体
23の外周部には歯付きカップリング25が固定され、
支持体21には歯付きカップリング26が歯付きカップ
リング25の外周側に並んで固定されている。27は歯
付きカップリング25及び26に係脱する歯付きカップ
リングで、回転体23を取り巻く環状ピストン28に固
定されている。環状ピストン28は支持体21に回転体
23を取り巻いて形成された環状シリンダ29に嵌合さ
れている。環状ピストン28は、環状シリンダ29の底
部との間に介在された複数の圧縮スプリング30によっ
て前方に付勢されて歯付きカップリング27を歯付きカ
ップリング25,26に噛合させ、回転体23を支持体
21に対して回転方向に位置決め固定する。環状シリン
ダ29の前室に圧油が供給されて環状ピストン28が後
退されると、歯付きカップリング27が歯付きカップリ
ング25,26から離脱し、回転体23は自由回転可能
となる。支持体21は主軸3に固定されているので、歯
付きカップリング25〜27及び環状シリンダ装置28
〜30等は、回転体23と主軸3との間に介在され、係
合状態で回転体23と主軸3との相対回転を規制し、離
脱状態で相対回転を許容する係脱装置31を構成する。
【0018】回転体23には、クランクシャフトWのジ
ャーナルJを着脱可能にクランプするクランプ装置とし
てコレットチャック32が設けられている。回転体23
の内周穴には、ジャーナルJを把持する複数の把持爪3
3aが先端部に弾性変形可能に形成されたコレット体3
3が回り止めされて遊嵌されている。把持爪33aの外
周には、前方に向かって大径となるテーパが形成され、
該テーパが回転体23の前端に固定されたテーパ体34
に前方に向かって大径に形成されたテーパ穴と係合して
いる。コレット体33の底部にはジャーナルJの端面に
穿設されたセンタ穴と嵌合するセンタ35が偏心軸線E
回りに回転可能に軸承されている。支持体21には連結
体37が回転体23の後端に対向して偏心軸線E方向に
移動可能に嵌合され、連結体37の前端部に内方に形成
された突起部がコレット体33の後端外周部に刻設され
た凹部と係合し、コレット体33を偏心軸線E方向に進
退移動して把持爪33aをテーパ係合により開閉するよ
うになっている。連結体37は、回転体23の後端に相
対回転を規制されて軸線方向に相対移動可能に係合さ
れ、後端部には係合体38が軸線方向の相対移動を規制
して回転可能に支承されている。
【0019】回転体23に固定さえたテーパ体34の端
面には位置決めピン46が突設され、ローダによって搬
入されたクランクシャフトWが左右主軸台2のセンタ3
5間に挟持された状態で、カウンタバランスに形成され
た基準面が位置決めピン46に押圧されると、最初に旋
削加工される位相のピンPが主軸軸線C上に位置決めさ
れる。位置決めピン46には圧縮エアが噴出される検出
穴46aが穿設され、基準面が位置決めピン46に当接
して検出穴46aを閉鎖したことによる検出穴46a内
の圧力上昇を検知してクランクシャフトWが位置決めさ
れたことを確認している。
【0020】主軸3には、作動ロッド39が軸線上に相
対回転を規制して軸線方向に相対移動可能に嵌合され、
先端には大径部40が一体的に固定されている。大径部
40には半径溝40aが刻設され、半径溝40aに係入
された係合体38の前側段部の前方に位置して係合体3
8と作動ロッド39との軸線方向の相対移動を規制し、
半径方向の相対移動を許容する押え板41が半径溝40
aの両縁部に固定されている。作動ロッド39の後端部
には主軸3の後端に固定されたシリンダ装置42のピス
トンが連結され、シリンダ装置42にはインデューサ4
3を介して圧縮エアが給排され作動ロッド39を進退移
動する。作動ロッド39には、環状シリンダ29の前室
に圧油を給排するための油路39a、位置決めピン46
に穿設された検出穴46aに圧縮エアを供給するエア通
路39bが軸線方向に穿設され、油路39aはインデュ
ーサ44を介して油圧源に連結され、エア通路39bは
インデューサ45を介してエア源に連通されている。
【0021】図4に示すように、工具台9には割出し軸
50が主軸軸線Cと平行な割出し軸線上で割出し回転可
能に、且つ割出し軸線方向に移動可能に軸承されてい
る。即ち、工具台9に設けられたシリンダ9aにピスト
ン体51が嵌合され、ピストン体51に割出し軸50が
貫通して軸受52により軸承されている。割出し軸50
は後端部に嵌着された歯車53等の歯車機構を介して工
具台に固定された油圧モータ54の出力軸に回転連結さ
れている。割出し軸50の前端に形成されたフランジ部
50aの背面には、歯付きカップリング55が固定さ
れ、ピストン体51の往復動による割出し軸50の進退
移動によって工具台9に固定された歯付きカップリング
56と係脱する。
【0022】フランジ部50aには、図5に示す7角形
の板状の割出し体13が固定され、割出し体13には、
6個の辺に対応してバイト取付部14が形成され、1個
の辺に対応してピン押動体15が進退可能に装架されて
いる。バイト取付部14には、肉厚がピンP部分の両側
ショルダの間隔のほぼ半分の厚さで割出し体13の外周
の各辺から内側に向かって円弧状に延在する凹部14a
が形成されている。凹部14aの円弧の半径は、バイト
取付部14に取り付けられたバイトTによりピンPを旋
削加工するとき、回転するクランクシャフトWのカウン
タバランスが割出し体13の外周部と干渉しない半径と
する。図6に示すように、割出し体13の表面には、5
個所のバイト取付部14に対応してバイト嵌合溝14b
が半径方向に刻設され、バイト嵌合溝14bの両側には
バイト嵌合溝14bより浅いクランパ係合溝14cが刻
設されている。1個所のバイト取付部14においては、
図7に示すように、凹部14aの底面にバイト嵌合溝1
4bが半径方向に刻設され、バイト嵌合溝14bの両側
にはバイト嵌合溝14bより浅いクランパ係合溝14c
が刻設されている。両側面を下面に向かって幅広に傾斜
して形成されたバイトTは、バイト嵌合溝14bに底部
を嵌入され、先端部下面に一体的に突設された突出部を
バイト取付部14の外周端面に当接して位置決めされ、
傾斜した両側面とクランパ係合溝14cの両側壁との間
に夫々挿入されたクランパ57をボルト57によって凹
部14a方向に締め付けることにより固定されている。
【0023】バイト取付部14は、かなりの肉厚を有す
る多角形の板状の割出し体13を主軸軸線と平行な軸線
回りに割出し回転可能に工具台9に装架し、割出し体1
3に外周の各辺から内側に向かって円弧状に凹部14a
を形成し、凹部14aの底部の表面側又は裏面側に刻設
したバイト嵌合溝14bにバイトTを嵌入し、クランパ
係合溝14に挿入されたクランパ57により固定する構
成としている。これにより、バイトTを含めたバイト取
付部14の厚みを薄くすることができるにも拘わらず、
バイト取付部14の凹部14aの薄肉底部は外周への解
放面以外は割出し体13の板厚を確保した段壁で囲ま
れ、且つ旋削抵抗方向に延在しているので、静的にも動
的にも剛性が高くなる。従って、クランクシャフトWの
ピンP又はジャーナルJのように旋削加工する円筒部の
両側に長いショルダが形成され、肉厚が両側ショルダの
間隔のほぼ半分のバイト取付部14をショルダ間に突き
出した状態で円筒部をバイトで旋削加工しても、バイト
取付部14は十分な剛性を有し高精度に旋削加工するこ
とができ、且つ回転するクランクシャフトのショルダ部
は凹部14a内を回転するので、割出し体13と干渉す
ることがない。
【0024】割出し体13には、ピン押動体15が1個
の辺から外方に向かって進退可能に装架されている。6
0はピン押動体15の後端面から半径方向に突設された
一対のロッドで、割出し体13に固定された案内体61
に摺動可能に嵌合されている。割出し体13にはシリン
ダ装置62が一対のロッド60の間で固定され、ピスト
ンロッド63がピン押動体15の高端面に連結されてい
る。割出し軸50及び割出し体13に穿設された油路6
4a,64bがシリンダ装置62に接続され、油路64
a,64bが割出し軸50の後端部に設けられたインデ
ューサ65を介して油圧源に接続されている。ピン押動
体15は、サーボモータ10、送りねじ機構11による
工具台9のX軸方向の移動により主軸軸線Cに向かって
進退移動され、ピン押動体15を主軸軸線Cに向かって
進退移動する押動体送り装置は、工具台9、サーボモー
タ10、送りねじ機構11等により構成される。
【0025】70は数値制御装置で、サーボモータ7,
10,18に接続されてサドル6、工具台9のZ軸、X
軸方向の移動及び主軸3の回転を数値制御するととも
に、環状シリンダ29への圧油の給排、シリンダ装置4
2への圧縮エアの給排を制御して係脱装置31の係脱、
コレットチャック32の開閉を制御する。さらに、シリ
ンダ9aに圧油を給排し、油圧モータ54を回転制御し
て選択されたバイトT又はピン押動体15を作動位置に
割出し制御する。また、シリンダ装置62への圧油の給
排を制御してピン押動体15の進退移動を制御する。
【0026】次に、本発明に係るクランクピン旋盤の実
施形態の作動を説明する。クランクシャフトWがローダ
により搬入され、左方にシフトされて左端ジャーナルJ
が左主軸台2のコレットチャック32に挿入され、セン
タ穴がセンタ35に係合される。その状態で右主軸台2
が左方に移動され、右端ジャーナルJが右主軸台のコレ
ットチャック32に挿入されてセンタ35に嵌合され、
クランクシャフトWは両センタ35間に挟持される。数
値制御装置70の指令によりサーボモータ10が駆動さ
れて工具台9が所定位置に前進された後、シリンダ装置
62によってピン押動体14が前進されてピンPを押動
し、カウンタバランスに形成された基準面を位置決めピ
ン46に押圧し、最初に旋削加工するピンPを主軸軸線
C上に位置決めする。基準面が位置決めピン46に当接
して検出穴46aを閉鎖し、検出穴46a内の圧力上昇
が圧力スイッチによって検知され、クランクシャフトW
が位置決めされたことが確認されると、シリンダ装置4
2から圧縮エアが排出されて作動ロッド39がシリンダ
装置42に内装された圧縮スプリングのばね力によって
後退され、押え板41、係合体38、連結体37を介し
てコレット体33が引っ張られ、両端のジャーナルJが
コレットチャック32に把持される。
【0027】主軸3がタイミングギヤ19,17、タイ
ミングベルト20を介してサーボモータ18により駆動
され、サドル6がボールねじ機構8を介してサーボモー
タ7によりZ軸方向に移動されるとともに、工具台9が
ボールねじ機構11を介してサーボモータ10によりX
軸方向に進退され、主軸軸線C上に位置決めされたピン
PがバイトTによって旋削加工される。他のバイトTに
よる旋削加工を行なう場合、工具台9がサーボモータ1
0により後退され、シリンダ9aの後室に油圧が供給さ
れ、割出し軸50を軸承するピストン体51が前進され
て歯付きカップリング55,56が開離し、割出し軸5
0延いては割出し体13が歯車機構を介して油圧モータ
54により回転され、次に使用されるバイトTがピンP
と対向する位置に割出される。その後、シリンダ9aの
前室に油圧が供給され、ピストン体51が後退されて歯
付きカップリング55,56が係合し、割出し体13が
位置決め固定される。そして、サドル6、工具台9がサ
ーボモータ7,10によりZ軸及びX軸方向に移動さ
れ、主軸軸線C上で回転されるピンPが新たに割出され
たバイトTにより旋削加工される。例えば4気筒エンジ
ン用のクランクシャフトWのピンPを旋削加工する場
合、同じ位相の第1,4ピンをこのように旋削加工した
後、工具台9は後退端に後退される。加工の一例として
は、図8(a)に示す両側にチップが固定されたバイト
Tを装着したバイト取付部14を作動位置に割出し、工
具台9を前進して両側のショルダを旋削加工し、加工後
に工具台9を後退し、図8(b)のようにチップが左端
に固定されたバイトを凹部14aの底面に装着されたバ
イト取付部14を作動位置に割出し、サーボモータ7,
10を2軸制御してサドル6と工具台9とを関連付けて
移動し、ピンPの左半分のR部と円筒部を旋削加工し、
加工後に工具台9を後退し、図2のようにチップが右端
に固定されたバイトを割出し体13の表面側に装着した
バイト取付部14を作動位置に割出し、サーボモータ
7,10を2軸制御してサドル6と工具台9とを関連付
けて移動し、ピンPの右半分のR部と円筒部を旋削加工
する。
【0028】第1,4ピンPと180度だけ位相が異な
る第2,3ピンPを主軸軸線C上に割出すために、数値
制御装置70の指令に基づいて環状シリンダ29の前室
に圧油がインデューサ44、油路39aを介して供給さ
れ、環状ピストン28が圧縮スプリング30のばね力に
抗して後退され、歯付きカップリング27が歯付きカッ
プリング25,26から開離し、歯付きカップリング2
5延いては回転体23が自由回転可能となる。割出し体
13が前述と同様に割出し位置決めされてピン押動体1
5が旋削加工された第4ピンPと対向する作動位置に割
出され、ピン押動体15は第4ピンPに接近するために
シリンダ装置62の作動によりピンP方向に突出され
る。この状態で、ピン押動体15の前端が主軸軸線C上
の旋削加工された第4ピンPと当接する位置まで工具台
9がサーボモータ10により前進され(図9(a))、
続いてサーボモータ10とサーボモータ18とが同時2
軸制御されてピン押動体15の前進と主軸3の回転とが
関連付けて行なわれ(図9(b))、旋削加工された第
4ピンPがピン押動体15により押動されて、ピンPの
ジャーナルJからの偏心量L1の2倍の距離だけ主軸軸線
Cから離れた位置に位置決めされるとともに、主軸3
が、クランクシャフトWを主軸3に対して割出し回転す
る角度(4気筒エンジンの場合180度)の半分だけ回
転して次に加工する第2,3ピンPを主軸軸線C上に位
置決めする(図9(c))。加工誤差等を吸収するため
に、ピン押動体15とシリンダ装置62のピストンロッ
ド63とを圧縮スプリングを介在して連結し、過負荷が
作用した場合にピン押動体15が圧縮スプリングのばね
力に抗して後退できるようにしてもよい。
【0029】第2,3ピンPの主軸軸線C上への割出し
が完了すると、環状シリンダ29の前室の圧油が排出さ
れ、環状ピストン28が圧縮スプリング30により前進
され、歯付きカップリング27が歯付きカップリング2
5,26と係合して回転体23が主軸3に対して位置決
め固定される。ピン押動体15と主軸3との同期移動に
よる第2,3ピンPの主軸軸線C上への割出し回転に若
干誤差があっても歯付きカップリング25〜27の係合
により回転体23は主軸3に対して正確に180度割出
し回転され、第2,3ピンPは主軸軸線C上に正確に位
置決めされる。その後、工具台9がサーボモータ10に
より後退され、ピン押動体15がシリンダ装置62によ
り後退され、第2ピンPの旋削加工に最初に使用される
バイトTが第2ピンPと対向するように割出し体13が
前述と同様に割出し回転され、第2ピンPがバイトTに
より旋削加工される。必要なバイトTが順次作動位置に
割出されて第2ピンPが旋削加工され、第2ピンPの加
工が完了すると、工具台9が第4ピンPと対向するよう
にサドル6がサーボモータ7により移動され、第4ピン
Pが同様に旋削加工される。
【0030】第1乃至4ピンPの加工が完了すると、ロ
ーダがクランクシャフトWの下方に移動され、シリンダ
装置42にインデューサ43を介して圧縮エアが供給さ
れ、ロッド39がシリンダ装置42に内装された圧縮ス
プリングのばね力に抗して前進され、係合体38、連結
体37を介してコレット体33が前進され、両端のジャ
ーナルJがコレットチャック32から解放され、右主軸
台2が右方に移動されてチャック32がジャーナルJか
ら開離され、ローダが右方にシフトして左端のジャーナ
ルJを左主軸台2のコレットチャック32から抜き出
し、旋回してクランクシャフトWを機外に搬出する。
【0031】上記実施形態では4気筒エンジン用のクラ
ンクシャフトWについて説明したが、6気筒、8気筒の
エンジン等のクランクシャフトWについても次に加工す
るピンを同様に主軸軸線C上に割出すことができる。例
えば6気筒エンジン用のクランクシャフトWの場合、次
に加工するピンを主軸軸線C上に位置決めするために
は、クランクシャフトWを主軸3に対して120度だけ
相対回転する必要があるので、旋削加工したピンをピン
押動体15により所定位置まで押動するとともに、主軸
3を60度だけ割出し回転すれば、次に加工するピンを
主軸軸線C上に位置決めすることができる。
【0032】また、上記実施形態では、サーボモータ1
0,18を同時2軸制御してピン押動体と主軸3とを同
期して移動させているが、4気筒エンジン用のクランク
シャフトの場合は、旋削加工したピンを主軸軸線Cとジ
ャーナルJの軸線とを結ぶ線分の延長線上に位置決めす
るので、旋削したピンをピン押動体15により所定圧力
で押動し、主軸3の回転に連動してピンをピン押動体1
5により所定位置まで押動するようにしてもよい。
【0033】さらに、上記実施形態では、バイトを固定
する割出し体13にピン押動体15を取り付けたが、X
軸方向に移動する移動体を工具台9と別体にベッド1上
に装架し、この移動体にピン押動体15を取り付けて押
動体送り装置としてもよい。
【0034】幅の薄い割出し体がピンの両側ショルダ間
に侵入可能となり、バイト或いは押動体の突出し量を少
なくして剛性を高くし、
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るクランクピン旋盤の実施形態を
示す図。
【図2】 主軸台の縦断面図。
【図3】 左右主軸のチャックに把持されたクランクシ
ャフトWをバイトにより旋削加工する状態を示す図。
【図4】 工具台の割出し体部分の断面図。
【図5】 割出し体へのバイト及びピン押動体の取付け
状態を示す図。
【図6】 割出し体の表面のバイト取付部を示す図。
【図7】 凹部底面のバイト取付部を示す図。
【図8】 各種バイトによるピン部の旋削加工状態を示
す図。
【図9】 ピンの割出し動作を説明する図。
【符号の説明】
1・・・ベッド、2・・・主軸台、3・・・主軸、4・
・・主軸駆動装置、5・・・クランプ装置、6・・・サ
ドル、7,10,18・・・サーボモータ、9・・・工
具台、13・・・割出し体、14・・・バイト取付部、
15ピン押動体、23・・・回転体、25〜27・・・
歯付きカップリング、28・・・環状ピストン、29・
・・環状シリンダ、31・・・係脱装置、32・・・コ
レットチャック、36・・・割出し装置、39・・・作
動ロッド、42・・・シリンダ装置、46・・・位置決
めピン、55,56・・・歯付きカップリング、70・
・・数値制御装置、W・・・工作物、P・・・ピン、J
・・・ジャーナル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸駆動装置により回転される主軸を軸
    承する主軸台をベッドに載置し、該主軸にクランクシャ
    フトのジャーナルをピンが主軸軸線上に位置するように
    偏心してクランプし、バイトが取り付けられた工具台を
    前記ベッドに装架して工具台送り装置により前記主軸台
    に対して相対移動して前記ピンを前記バイトによって旋
    削加工するクランクピン旋盤において、前記主軸に前記
    ピンの偏心量だけ偏心して前記主軸軸線と平行な軸線回
    りに回転可能に支承された回転体と、前記回転体と前記
    主軸との間に介在され係合状態で該回転体と前記主軸と
    の相対回転を規制し開離状態で相対回転を許容する係脱
    装置と、前記回転体に設けられ前記クランクシャフトの
    ジャーナルを着脱可能にクランプするクランプ装置と、
    前記ベッドに装架され押動体送り装置により前記主軸軸
    線に向かって進退移動されて前記ピンを押動するピン押
    動体と、前記係脱装置を開離状態にし、加工されたピン
    を前記ピン押動体により押動して前記回転軸線から所定
    距離だけ離れた位置に位置決めするとともに、前記主軸
    を前記主軸に対するクランクシャフトの割出し回転角度
    の半分だけ回転して次に加工するピンを前記主軸軸線上
    に位置決めし、前記係脱装置を係合状態にする制御装置
    を設けたことを特徴とするクランクピン旋盤。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は数値制御装置であり、前
    記主軸駆動装置、工具台送り装置及び押動体送り装置
    は、数値制御装置からの指令に基づいて数値制御される
    サーボモータを夫々含み、前記数値制御装置は、前記係
    脱装置を開離状態にし、前記押動体送り装置と前記主軸
    駆動装置とを同時制御して加工されたピンを前記ピン押
    動体により押動して前記回転軸線から所定距離だけ離れ
    た位置に位置決めするとともに、前記主軸を前記主軸に
    対するクランクシャフトの割出し回転角度の半分だけ回
    転して次に加工するピンを前記主軸軸線上に位置決め
    し、前記係脱装置を係合状態にすることを特徴とする請
    求項1に記載のクランクピン旋盤。
  3. 【請求項3】 前記工具台に前記ピン押動体を装架し、
    前記工具台送り装置は前記押動体送り装置としても機能
    することを特徴とする請求項1又は2に記載のクランク
    ピン旋盤。
  4. 【請求項4】 前記工具台に前記ピン押動体を装架し、
    前記工具台送り装置は前記押動体送り装置としても機能
    し、該ピン押動体が前記バイトより前記主軸軸線に位置
    決めされたピンに向かって突出する作動位置と、後退す
    る退避位置との間で位置決めする進退装置を前記工具台
    に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のクラ
    ンクピン旋盤。
  5. 【請求項5】 前記工具台に板状の割出し体を前記主軸
    軸線と平行な軸線回りに割出し回転可能に装架し、該割
    出し体の外周部に前記バイト及びピン押動体を取り付
    け、前記割出し体を割出し装置により割出し回転して前
    記バイト又は前記ピン押動体を前記主軸軸線上に位置決
    めされたピンと対向する位置に割出すことを特徴とする
    請求項3又は4に記載のクランクピン旋盤。
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