JP2001025902A - 旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法 - Google Patents
旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法Info
- Publication number
- JP2001025902A JP2001025902A JP11201128A JP20112899A JP2001025902A JP 2001025902 A JP2001025902 A JP 2001025902A JP 11201128 A JP11201128 A JP 11201128A JP 20112899 A JP20112899 A JP 20112899A JP 2001025902 A JP2001025902 A JP 2001025902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- jig
- work
- machining
- headstock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 旋盤加工による加工精度の悪化を防止すると
ともに、工具交換等に伴う作業の軽減化を図り、また、
旋盤での加工態様を多様化する。 【解決手段】 治具本体2の大径開口部2aにアタッチ
メント6を介してドリル工具4を装着し、小径開口部2
bにガイドバー12を取付け、ドリル工具4を主軸台M
のチャックMcでチャックするとともに、ガイドバー1
2を心押台SのセンタScで押圧してドリル工具4を芯
出しする。芯出し後、ガイドバー12のテーパ部12t
に嵌合するガイドバーホルダ15を、取付体3を介して
位置調整しながら刃物台K側に固定し、心押台Sを離脱
させてチャックMcによるドリル工具4の把持を開放
し、刃物台Kを後退させる。次いでチャックMcにワー
クを把持して回転させながら、刃物台K側のドリル工具
4を送って加工する。
ともに、工具交換等に伴う作業の軽減化を図り、また、
旋盤での加工態様を多様化する。 【解決手段】 治具本体2の大径開口部2aにアタッチ
メント6を介してドリル工具4を装着し、小径開口部2
bにガイドバー12を取付け、ドリル工具4を主軸台M
のチャックMcでチャックするとともに、ガイドバー1
2を心押台SのセンタScで押圧してドリル工具4を芯
出しする。芯出し後、ガイドバー12のテーパ部12t
に嵌合するガイドバーホルダ15を、取付体3を介して
位置調整しながら刃物台K側に固定し、心押台Sを離脱
させてチャックMcによるドリル工具4の把持を開放
し、刃物台Kを後退させる。次いでチャックMcにワー
クを把持して回転させながら、刃物台K側のドリル工具
4を送って加工する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸台と心押台と
刃物台を備えた旋盤において、加工精度を向上させると
ともに加工の態様を多様化するための汎用治具に関す
る。
刃物台を備えた旋盤において、加工精度を向上させると
ともに加工の態様を多様化するための汎用治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図9に示すように、メイン
スピンドルを有する主軸台Mと、サブスピンドルを有す
る心押台Sと、往復台によって水平方向に移動自在な刃
物台Kを備えた旋盤でワークに軸方向の穴あけ加工やね
じ切り加工を行うような際、主軸台M側のチャックで不
図示のワークを把持するとともに、心押台S側のチャッ
クで不図示の加工工具を把持し、心押台Sのサブスピン
ドルをハンドル送りによって前進させつつ、主軸台M側
によってワークを回転させながら加工するようにしてい
る。一方、ワークの軸方向に対して交差する方向に割ピ
ンの穴あけ加工を行ったり、またはボルト頭部の六面加
工等を行う場合には、ボール盤やフライス盤を使用して
加工するのが一般的である。
スピンドルを有する主軸台Mと、サブスピンドルを有す
る心押台Sと、往復台によって水平方向に移動自在な刃
物台Kを備えた旋盤でワークに軸方向の穴あけ加工やね
じ切り加工を行うような際、主軸台M側のチャックで不
図示のワークを把持するとともに、心押台S側のチャッ
クで不図示の加工工具を把持し、心押台Sのサブスピン
ドルをハンドル送りによって前進させつつ、主軸台M側
によってワークを回転させながら加工するようにしてい
る。一方、ワークの軸方向に対して交差する方向に割ピ
ンの穴あけ加工を行ったり、またはボルト頭部の六面加
工等を行う場合には、ボール盤やフライス盤を使用して
加工するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、旋盤の主軸
台Mでワークを把持し、心押台Sで加工工具を把持して
加工する方法は、旋盤製作時に主軸台M側のセンタと心
押台S側のセンタとの間に3/100mm程度の誤差が
許容されており、また加工を重ねてゆくとスライドベー
スが摩耗して誤差が更に拡大するため、加工精度が悪化
しがちであり、頻繁に校正を行う必要があった。
台Mでワークを把持し、心押台Sで加工工具を把持して
加工する方法は、旋盤製作時に主軸台M側のセンタと心
押台S側のセンタとの間に3/100mm程度の誤差が
許容されており、また加工を重ねてゆくとスライドベー
スが摩耗して誤差が更に拡大するため、加工精度が悪化
しがちであり、頻繁に校正を行う必要があった。
【0004】また、工具交換の際も手前に刃物台Kがあ
るため、心押台Sをある程度主軸台Mから離間させた状
態にして工具交換を行う必要があり、これに伴って、サ
ブスピンドルを主軸台M側に対してハンドル手送りによ
り前後進させなければならず、加工までに時間と手間が
かかるという問題があった。またその際、手前の刃物台
Kによって窮屈な作業姿勢を強いられるという不具合も
あった。更に、加工の種類が限定されるという問題もあ
った。
るため、心押台Sをある程度主軸台Mから離間させた状
態にして工具交換を行う必要があり、これに伴って、サ
ブスピンドルを主軸台M側に対してハンドル手送りによ
り前後進させなければならず、加工までに時間と手間が
かかるという問題があった。またその際、手前の刃物台
Kによって窮屈な作業姿勢を強いられるという不具合も
あった。更に、加工の種類が限定されるという問題もあ
った。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、旋盤加工による加工精度の悪化を防止するととも
に、工具交換等に伴う作業の軽減化を図り、同時に、従
来では加工出来なかった加工態様でも加工出来るように
することを目的とする。
あり、旋盤加工による加工精度の悪化を防止するととも
に、工具交換等に伴う作業の軽減化を図り、同時に、従
来では加工出来なかった加工態様でも加工出来るように
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、旋盤加工用汎用治具として、先端側に工具ま
たはワーク用アタッチメント挿入用の開口部を有し、基
端側に芯出し用部材挿入用の開口部を有する治具本体
と、この治具本体を刃物台に位置調整して結合するため
の取付体を設け、治具本体の先端側には、開口部に挿入
される工具またはワーク用アタッチメントを固定する固
定手段を設けるとともに、治具本体の基端側には、開口
部に挿入される芯出し用部材を固定する固定手段を設
け、また、取付体と治具本体との間には、両者の相対位
置を調整して結合し得る位置調整結合手段を設けるよう
にした。
本発明は、旋盤加工用汎用治具として、先端側に工具ま
たはワーク用アタッチメント挿入用の開口部を有し、基
端側に芯出し用部材挿入用の開口部を有する治具本体
と、この治具本体を刃物台に位置調整して結合するため
の取付体を設け、治具本体の先端側には、開口部に挿入
される工具またはワーク用アタッチメントを固定する固
定手段を設けるとともに、治具本体の基端側には、開口
部に挿入される芯出し用部材を固定する固定手段を設
け、また、取付体と治具本体との間には、両者の相対位
置を調整して結合し得る位置調整結合手段を設けるよう
にした。
【0007】そして請求項2のように、治具本体の先端
側開口部に工具またはワーク用アタッチメントを挿入し
て固定するとともに、基端側開口部に芯出し用部材を挿
入して固定し、工具またはワーク用アタッチメントに装
着される工具またはワークを主軸台のチャックでチャッ
キングして、芯出し用部材を心押台で押圧して工具また
はワークの芯出しを行った後、治具本体を刃物台の取付
体に位置調整して結合し、心押台を離脱させて、主軸台
と刃物台によって所望の加工を行う。
側開口部に工具またはワーク用アタッチメントを挿入し
て固定するとともに、基端側開口部に芯出し用部材を挿
入して固定し、工具またはワーク用アタッチメントに装
着される工具またはワークを主軸台のチャックでチャッ
キングして、芯出し用部材を心押台で押圧して工具また
はワークの芯出しを行った後、治具本体を刃物台の取付
体に位置調整して結合し、心押台を離脱させて、主軸台
と刃物台によって所望の加工を行う。
【0008】この際、例えば治具本体に装着した工具を
芯出しして刃物台側に結合し、主軸台側にワークを取付
けて、主軸台によってワークを回転させながら刃物台を
送ってワークを加工すれば、主軸台と工具の芯出しがな
されているため、ワークに軸方向の穴あけ加工を行った
り、ねじ切り加工するような時の加工精度を高めること
が出来る。
芯出しして刃物台側に結合し、主軸台側にワークを取付
けて、主軸台によってワークを回転させながら刃物台を
送ってワークを加工すれば、主軸台と工具の芯出しがな
されているため、ワークに軸方向の穴あけ加工を行った
り、ねじ切り加工するような時の加工精度を高めること
が出来る。
【0009】また、治具本体に装着したワークを芯出し
して刃物台側に結合し、例えばこのワークの姿勢を変更
した後、主軸台側に取付けた工具で加工すれば、従来ボ
ール盤やフライス盤で加工していた割ピン穴あけ加工と
かボルト頭部の六面加工等を旋盤を用いて行うことが出
来るようになる。
して刃物台側に結合し、例えばこのワークの姿勢を変更
した後、主軸台側に取付けた工具で加工すれば、従来ボ
ール盤やフライス盤で加工していた割ピン穴あけ加工と
かボルト頭部の六面加工等を旋盤を用いて行うことが出
来るようになる。
【0010】そして、このように治具本体に装着した工
具またはワークを芯出しした後、治具本体を刃物台側に
結合するため、取付体を介して位置調整出来るように
し、この際、治具本体と取付体の位置調整結合手段とし
ては、例えば一方側部材に設けたボルト挿通用の長孔に
ボルトを挿通させ、このボルトの先端を、他方側部材の
ネジ孔に結合するような構造にすることで、両者の相対
位置が多少変化してもそれを吸収して結合出来るように
する。
具またはワークを芯出しした後、治具本体を刃物台側に
結合するため、取付体を介して位置調整出来るように
し、この際、治具本体と取付体の位置調整結合手段とし
ては、例えば一方側部材に設けたボルト挿通用の長孔に
ボルトを挿通させ、このボルトの先端を、他方側部材の
ネジ孔に結合するような構造にすることで、両者の相対
位置が多少変化してもそれを吸収して結合出来るように
する。
【0011】また、治具本体を刃物台側に結合する際、
治具本体を刃物台側の取付体に直接結合するようにして
も良いが、芯出し用部材等を介して間接的に結合するよ
うにしても良い。
治具本体を刃物台側の取付体に直接結合するようにして
も良いが、芯出し用部材等を介して間接的に結合するよ
うにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
旋盤加工用汎用治具の主要部の説明図、図2は図1のA
方向から見た部分図、図3は図2のB−B線断面図、図
4は治具本体にタッピング工具を装着した例を示す説明
図、図5は治具本体にダイス工具を装着した例を示す説
明図、図6は治具本体にワークを装着した例を示す説明
図、図7は割ピン穴あけ加工の状態を示す説明図、図8
はボルト頭部の六面加工の状態を示す説明図、図9は本
治具が適用される旋盤の概要説明図である。
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
旋盤加工用汎用治具の主要部の説明図、図2は図1のA
方向から見た部分図、図3は図2のB−B線断面図、図
4は治具本体にタッピング工具を装着した例を示す説明
図、図5は治具本体にダイス工具を装着した例を示す説
明図、図6は治具本体にワークを装着した例を示す説明
図、図7は割ピン穴あけ加工の状態を示す説明図、図8
はボルト頭部の六面加工の状態を示す説明図、図9は本
治具が適用される旋盤の概要説明図である。
【0013】本発明に係る旋盤加工用汎用治具は、図9
に示すような主軸台Mと心押台Sと刃物台Kを備えた旋
盤に適用され、従来の旋盤加工では、ワークに軸方向の
穴あけ加工等を行う際、主軸台Mのチャックでワークを
把持し、心押台Sのチャックで工具を把持するととも
に、主軸台M側のワークを回転させながら心押台S側の
工具を加工送りすることで加工していたものを、本発明
では、汎用治具1を用いることにより、主軸台Mと刃物
台Kとの間でワーク加工を行い、加工精度の向上を図る
とともに、工具交換等に伴う作業ロスを少なくし、また
従来では不可能であった加工態様でも加工出来るように
されている。
に示すような主軸台Mと心押台Sと刃物台Kを備えた旋
盤に適用され、従来の旋盤加工では、ワークに軸方向の
穴あけ加工等を行う際、主軸台Mのチャックでワークを
把持し、心押台Sのチャックで工具を把持するととも
に、主軸台M側のワークを回転させながら心押台S側の
工具を加工送りすることで加工していたものを、本発明
では、汎用治具1を用いることにより、主軸台Mと刃物
台Kとの間でワーク加工を行い、加工精度の向上を図る
とともに、工具交換等に伴う作業ロスを少なくし、また
従来では不可能であった加工態様でも加工出来るように
されている。
【0014】そこで、まずワークの軸芯方向に穴あけ加
工等を行う場合の態様について図1乃至図5に基づき説
明する。図1及び図2に示すように、本汎用治具1は、
基本的構成部材として、筒状の治具本体2と、この治具
本体2を刃物台Kに位置調整して結合するための取付体
3を備えており、治具本体2を刃物台Kに結合する前
に、ドリル工具4の軸芯を主軸台のチャックMcと心押
台SのセンタScによって芯出しし、その状態で取付台
3を介して刃物台Kに取付けるようにしている。
工等を行う場合の態様について図1乃至図5に基づき説
明する。図1及び図2に示すように、本汎用治具1は、
基本的構成部材として、筒状の治具本体2と、この治具
本体2を刃物台Kに位置調整して結合するための取付体
3を備えており、治具本体2を刃物台Kに結合する前
に、ドリル工具4の軸芯を主軸台のチャックMcと心押
台SのセンタScによって芯出しし、その状態で取付台
3を介して刃物台Kに取付けるようにしている。
【0015】図1に示すように、治具本体2は、中間部
の外周段部を介して一端側が大径で他端側が小径の段付
筒型形状とされ、大径部側には、大径開口部2aが穿設
されるとともに、小径部側には小径開口部2bが穿設さ
れ、大径開口部2aと小径開口部2bは、更に小径の連
通開口部によって連通している。そして大径部側の先端
周縁部には、円周を六等分にする罫書き線2y(図8)
が罫書かれており、後述するように、ボルト頭部の六面
加工を行う際の割り出しに使用するようにされている。
の外周段部を介して一端側が大径で他端側が小径の段付
筒型形状とされ、大径部側には、大径開口部2aが穿設
されるとともに、小径部側には小径開口部2bが穿設さ
れ、大径開口部2aと小径開口部2bは、更に小径の連
通開口部によって連通している。そして大径部側の先端
周縁部には、円周を六等分にする罫書き線2y(図8)
が罫書かれており、後述するように、ボルト頭部の六面
加工を行う際の割り出しに使用するようにされている。
【0016】前記大径開口部2aには、砲金製のメタル
5が圧入され、また、ドリル工具4装着用のアタッチメ
ント6を治具本体2に固定するためのネジ孔2nが、円
周方向に沿って等間隔3箇所にメタル5を貫通して設け
られている。そしてこのネジ孔2nには、先端に砲金部
材を圧入したクラッチボルト18が螺着されており、こ
のクラッチボルト18を締め付けることによって、アタ
ッチメント6を固定出来るようにされている。因みに、
アタッチメント6は工具の種類によって違ったタイプの
ものが装着されるようになり、例えば雌ネジ加工を行う
時は、図4に示すようなアタッチメント7を介してタッ
ピング工具9が装着され、雄ネジ加工を行う時は、図5
に示すようなアタッチメント8を介してダイス工具10
が装着されるようになっている。
5が圧入され、また、ドリル工具4装着用のアタッチメ
ント6を治具本体2に固定するためのネジ孔2nが、円
周方向に沿って等間隔3箇所にメタル5を貫通して設け
られている。そしてこのネジ孔2nには、先端に砲金部
材を圧入したクラッチボルト18が螺着されており、こ
のクラッチボルト18を締め付けることによって、アタ
ッチメント6を固定出来るようにされている。因みに、
アタッチメント6は工具の種類によって違ったタイプの
ものが装着されるようになり、例えば雌ネジ加工を行う
時は、図4に示すようなアタッチメント7を介してタッ
ピング工具9が装着され、雄ネジ加工を行う時は、図5
に示すようなアタッチメント8を介してダイス工具10
が装着されるようになっている。
【0017】また治具本体2の小径部側には、芯出し用
部材を兼ねたガイドバー12を治具本体に固定するため
のネジ孔2gが軸方向に沿って2箇所に設けられ、この
ネジ孔2gには、セットボルト13が螺合するととも
に、このネジ孔2gの開設側に対向する側の外周部には
平面部2hが形成され、この平面部2hには、軸方向に
沿って2箇所にネジ孔2iが設けられている。そしてこ
のネジ孔2iは、後述する刃物台K側の取付体3を直接
治具本体2に結合する際に使用するようにしている。
部材を兼ねたガイドバー12を治具本体に固定するため
のネジ孔2gが軸方向に沿って2箇所に設けられ、この
ネジ孔2gには、セットボルト13が螺合するととも
に、このネジ孔2gの開設側に対向する側の外周部には
平面部2hが形成され、この平面部2hには、軸方向に
沿って2箇所にネジ孔2iが設けられている。そしてこ
のネジ孔2iは、後述する刃物台K側の取付体3を直接
治具本体2に結合する際に使用するようにしている。
【0018】更に、治具本体2の小径部のうち、前記ネ
ジ孔2gから90度位相が異なる外周部には、一端側が
開放する長溝2fが形成され、この長溝2fには、以下
に述べるガイドバー12と一体のスライドピン12pが
摺動自在に挿通している。
ジ孔2gから90度位相が異なる外周部には、一端側が
開放する長溝2fが形成され、この長溝2fには、以下
に述べるガイドバー12と一体のスライドピン12pが
摺動自在に挿通している。
【0019】前記ガイドバー12は、上記のように、先
端側の外周面から外方に突出するスライドピン12pを
備えるとともに、先端面側に肉抜き穴を備え、基端側の
外周面は基端に向けて細るテーパ部12tとされてい
る。そして、このガイドバー12と小径開口部2bの端
面との間には、スプリング等の弾性部材14が介装され
ている。
端側の外周面から外方に突出するスライドピン12pを
備えるとともに、先端面側に肉抜き穴を備え、基端側の
外周面は基端に向けて細るテーパ部12tとされてい
る。そして、このガイドバー12と小径開口部2bの端
面との間には、スプリング等の弾性部材14が介装され
ている。
【0020】またこのガイドバー12は、テーパ部12
tを把持するガイドバーホルダ15を介して刃物台K側
の取付体3に締結可能にされている。すなわち、ガイド
バーホルダ15は、ガイドバー12のテーパ部12tと
略同形のテーパ孔15tを備えた円筒形状とされ、以下
に述べる取付体3に結合される外面部には、平面部15
hが形成されるとともに、この平面部15hには、複数
のネジ孔15nが形成されている。
tを把持するガイドバーホルダ15を介して刃物台K側
の取付体3に締結可能にされている。すなわち、ガイド
バーホルダ15は、ガイドバー12のテーパ部12tと
略同形のテーパ孔15tを備えた円筒形状とされ、以下
に述べる取付体3に結合される外面部には、平面部15
hが形成されるとともに、この平面部15hには、複数
のネジ孔15nが形成されている。
【0021】前記取付体3は、ガイドバーホルダ15の
平面部15hに結合可能とされ、前記ネジ孔15nの位
置に対応する箇所に軸直交方向に長い長孔3hを備える
とともに、この長孔3hを通して挿入される固定ボルト
16の先端が、ガイドバーホルダ15のネジ孔15nに
ねじ込まれて固定されるようになっている。そしてこの
取付体3の長孔3hと、ガイドバーホルダ15のネジ孔
15nと、固定ボルト16によって位置調整結合手段が
構成されている。また、この取付体3には、弛み防止の
ためのセットボルト17が複数箇所に設けられており、
このセットボルト17を締め付けることにより、セット
ボルト17の先端をガイドバーホルダ15の平面部15
hに圧接し得るようにしている。
平面部15hに結合可能とされ、前記ネジ孔15nの位
置に対応する箇所に軸直交方向に長い長孔3hを備える
とともに、この長孔3hを通して挿入される固定ボルト
16の先端が、ガイドバーホルダ15のネジ孔15nに
ねじ込まれて固定されるようになっている。そしてこの
取付体3の長孔3hと、ガイドバーホルダ15のネジ孔
15nと、固定ボルト16によって位置調整結合手段が
構成されている。また、この取付体3には、弛み防止の
ためのセットボルト17が複数箇所に設けられており、
このセットボルト17を締め付けることにより、セット
ボルト17の先端をガイドバーホルダ15の平面部15
hに圧接し得るようにしている。
【0022】一方、図2及び図3に示すように、取付体
3は、刃物台Kの上板Kaと下板Kbの間に挿入され
て、上板Kaに設けた締付ボルトbにより固定出来るよ
うにされている。
3は、刃物台Kの上板Kaと下板Kbの間に挿入され
て、上板Kaに設けた締付ボルトbにより固定出来るよ
うにされている。
【0023】以上のような構成による旋盤加工用汎用治
具1によって、ワークの軸芯方向に穴あけ加工やねじ切
り加工等を行う場合の加工方法について説明する。加工
の態様により、ドリル工具4、タッピング工具9、ダイ
ス工具10に対応してそれぞれのアタッチメント6、
7、8のいずれかを治具本体2の大径開口部2aに挿入
してクラッチボルト18を締付けて固定する。
具1によって、ワークの軸芯方向に穴あけ加工やねじ切
り加工等を行う場合の加工方法について説明する。加工
の態様により、ドリル工具4、タッピング工具9、ダイ
ス工具10に対応してそれぞれのアタッチメント6、
7、8のいずれかを治具本体2の大径開口部2aに挿入
してクラッチボルト18を締付けて固定する。
【0024】この際、治具本体2の小径開口部2bには
ガイドバー12を挿入し、セットボルト13を締付けて
固定するとともに、このガイドバー12のテーパ部12
tにガイドバーホルダ15のテーパ孔15tを圧入して
おき、このガイドバーホルダ15のネジ孔15nに、取
付体3の固定ボルト16の先端を軽くねじ込んで仮止め
状態にしておく。
ガイドバー12を挿入し、セットボルト13を締付けて
固定するとともに、このガイドバー12のテーパ部12
tにガイドバーホルダ15のテーパ孔15tを圧入して
おき、このガイドバーホルダ15のネジ孔15nに、取
付体3の固定ボルト16の先端を軽くねじ込んで仮止め
状態にしておく。
【0025】そして、アタッチメント6、7、8の種類
に応じてドリル工具4の場合は図1のチャック30で、
タッピング工具9の場合は図4のネジ31で、ダイス工
具10の場合は図5のネジ32でそれぞれ固定し、ダイ
ス工具10の場合は、図5に示すようなダミー棒として
の直棒20を螺着して、ドリル工具4、タッピング工具
9、直棒20のいずれかを、図1に示す主軸台Mのチャ
ックMcで把持するとともに、心押台Sを前進させてセ
ンタScによりガイドバー12の端部を押圧支持する。
に応じてドリル工具4の場合は図1のチャック30で、
タッピング工具9の場合は図4のネジ31で、ダイス工
具10の場合は図5のネジ32でそれぞれ固定し、ダイ
ス工具10の場合は、図5に示すようなダミー棒として
の直棒20を螺着して、ドリル工具4、タッピング工具
9、直棒20のいずれかを、図1に示す主軸台Mのチャ
ックMcで把持するとともに、心押台Sを前進させてセ
ンタScによりガイドバー12の端部を押圧支持する。
【0026】そして、刃物台Kを移動させて、図2に示
すように、上板Kaと下板Kbの間に取付体3を位置決
めし、上板Kaの締付ボルトbを締付けて締結した後、
取付体3の固定ボルト16を本締めしてガイドバーホル
ダ15と取付体3を固定する。この際、取付体3の長孔
3hにより、軸芯方向に位置ずれが生じてもそれを吸収
して固定することが出来る。こうして、ドリル工具4ま
たはタッピング工具9またはダイス工具10の芯出しが
完了する。
すように、上板Kaと下板Kbの間に取付体3を位置決
めし、上板Kaの締付ボルトbを締付けて締結した後、
取付体3の固定ボルト16を本締めしてガイドバーホル
ダ15と取付体3を固定する。この際、取付体3の長孔
3hにより、軸芯方向に位置ずれが生じてもそれを吸収
して固定することが出来る。こうして、ドリル工具4ま
たはタッピング工具9またはダイス工具10の芯出しが
完了する。
【0027】こうして芯出しが完了すると、心押台Sを
後退させ、主軸台MのチャックMcによる工具のチャッ
キングが解除されると、刃物台Kを主軸台Mから離れる
方向に移動させ、主軸台MのチャックMcに不図示のワ
ークを把持して回転させ、刃物台Kを前進させて加工す
る。
後退させ、主軸台MのチャックMcによる工具のチャッ
キングが解除されると、刃物台Kを主軸台Mから離れる
方向に移動させ、主軸台MのチャックMcに不図示のワ
ークを把持して回転させ、刃物台Kを前進させて加工す
る。
【0028】すると、各工具と主軸台M側の芯出しが行
われた状態でワークを加工出来るため、従来に較べて加
工精度を高めることが出来る。
われた状態でワークを加工出来るため、従来に較べて加
工精度を高めることが出来る。
【0029】次に、旋盤により割ピン穴あけ加工を行う
時の加工方法について、図6及び図7に基づき説明す
る。割ピン穴あけ加工を行う時は、治具本体2の大径開
口部2aにアタッチメント21を挿入し、これをクラッ
チボルト18で固定する。そしてアタッチメント18に
締結されるチャック部材22に直棒状のワークWを締結
する一方、治具本体2の小径開口部2bに芯出し用部材
としての芯出しバー23を挿入し、セットボルト13で
固定する。そしてこの治具本体2の平面部2hに取付体
3を直接位置合わせし、取付体3の2箇所の固定ボルト
16の先端をネジ孔2iに軽くねじ込んで仮止め状態に
しておく。
時の加工方法について、図6及び図7に基づき説明す
る。割ピン穴あけ加工を行う時は、治具本体2の大径開
口部2aにアタッチメント21を挿入し、これをクラッ
チボルト18で固定する。そしてアタッチメント18に
締結されるチャック部材22に直棒状のワークWを締結
する一方、治具本体2の小径開口部2bに芯出し用部材
としての芯出しバー23を挿入し、セットボルト13で
固定する。そしてこの治具本体2の平面部2hに取付体
3を直接位置合わせし、取付体3の2箇所の固定ボルト
16の先端をネジ孔2iに軽くねじ込んで仮止め状態に
しておく。
【0030】次いで、ワークWを主軸台MのチャックM
cでチャックし、心押台Sを前進させて芯出しバー23
をセンタScで押圧支持する。そして前記例と同様に、
刃物台Kの上板Kaと下板Kbの間に取付体3をセット
し、上板Kaの締結ボルトbにより取付体3を締結した
後、取付体3の固定ボルト16を本締めして治具本体2
と取付体3を固定する。こうすることで、ワークWの芯
出しが完了する。
cでチャックし、心押台Sを前進させて芯出しバー23
をセンタScで押圧支持する。そして前記例と同様に、
刃物台Kの上板Kaと下板Kbの間に取付体3をセット
し、上板Kaの締結ボルトbにより取付体3を締結した
後、取付体3の固定ボルト16を本締めして治具本体2
と取付体3を固定する。こうすることで、ワークWの芯
出しが完了する。
【0031】次に心押台Sを後退させ、刃物台Kを主軸
台Mから離れる方向に移動させた後、図7に示すよう
に、主軸台MのチャックMcにドリル工具24をチャッ
クするとともに、刃物台Kを90度回転させて、ドリル
工具24の軸方向とワークWの軸方向を直角にセットす
る。そしてドリル工具24によりワークWに割ピン穴あ
け加工を行う。
台Mから離れる方向に移動させた後、図7に示すよう
に、主軸台MのチャックMcにドリル工具24をチャッ
クするとともに、刃物台Kを90度回転させて、ドリル
工具24の軸方向とワークWの軸方向を直角にセットす
る。そしてドリル工具24によりワークWに割ピン穴あ
け加工を行う。
【0032】次に、旋盤によりボルト頭部の六面加工を
行う時の要領について、図8に基づき説明する。ボルト
頭部の六面加工を行う時は、治具本体2の大径開口部2
aに図8に示すようなアタッチメント25を挿入し、ア
タッチメント25の基端側に円周を六等分して罫書かれ
た罫書き線25yを治具本体2の罫書き線2yに一致さ
せ、クラッチボルト18で固定する。
行う時の要領について、図8に基づき説明する。ボルト
頭部の六面加工を行う時は、治具本体2の大径開口部2
aに図8に示すようなアタッチメント25を挿入し、ア
タッチメント25の基端側に円周を六等分して罫書かれ
た罫書き線25yを治具本体2の罫書き線2yに一致さ
せ、クラッチボルト18で固定する。
【0033】そしてアタッチメント25に締結されるチ
ャック部材26に芯出し用の直棒(不図示)を締結する
一方、治具本体2の小径開口部2bに、前記例と同様に
芯出し用部材としての芯出しバー23を挿入し、セット
ボルト13で固定する。そしてこの治具本体2の平面部
2hに取付体3を直接位置合わせし、取付体3の2箇所
の固定ボルト16の先端をネジ孔2iに軽くねじ込んで
仮止め状態にしておく。
ャック部材26に芯出し用の直棒(不図示)を締結する
一方、治具本体2の小径開口部2bに、前記例と同様に
芯出し用部材としての芯出しバー23を挿入し、セット
ボルト13で固定する。そしてこの治具本体2の平面部
2hに取付体3を直接位置合わせし、取付体3の2箇所
の固定ボルト16の先端をネジ孔2iに軽くねじ込んで
仮止め状態にしておく。
【0034】次いで、不図示の直棒を主軸台Mのチャッ
クMcでチャックし、心押台Sを前進させて芯出しバー
23をセンタScで押圧支持する。そして刃物台Kの上
板Kaと下板Kbの間に取付体3をセットし、上板Ka
の締結ボルトbにより締結した後、取付体3の固定ボル
ト16を本締めして治具本体2と取付体3を固定する。
こうすることで、不図示の直棒の芯出しが完了する。
クMcでチャックし、心押台Sを前進させて芯出しバー
23をセンタScで押圧支持する。そして刃物台Kの上
板Kaと下板Kbの間に取付体3をセットし、上板Ka
の締結ボルトbにより締結した後、取付体3の固定ボル
ト16を本締めして治具本体2と取付体3を固定する。
こうすることで、不図示の直棒の芯出しが完了する。
【0035】次に心押台Sを後退させ、刃物台Kを主軸
台Mから離れる方向に移動させた後、図8に示すよう
に、主軸台MのチャックMcにカッター工具27をチャ
ックするとともに、刃物台Kを90度回転させ、チャッ
ク部材26で把持される直棒をワークWに取替え、カッ
ター工具27によりワークWの頭部の一面を加工する。
そして、治具本体2の罫書き線2yとアタッチメント2
5の罫書き線25yの位相を60度づつ回転させながら
加工することにより、六面を加工する。
台Mから離れる方向に移動させた後、図8に示すよう
に、主軸台MのチャックMcにカッター工具27をチャ
ックするとともに、刃物台Kを90度回転させ、チャッ
ク部材26で把持される直棒をワークWに取替え、カッ
ター工具27によりワークWの頭部の一面を加工する。
そして、治具本体2の罫書き線2yとアタッチメント2
5の罫書き線25yの位相を60度づつ回転させながら
加工することにより、六面を加工する。
【0036】以上のような方法により、従来ではボール
盤やフライス盤を使用していたピン穴あけ加工や、ボル
ト頭部の六面加工を旋盤で行うことが出来る。
盤やフライス盤を使用していたピン穴あけ加工や、ボル
ト頭部の六面加工を旋盤で行うことが出来る。
【0037】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、治具本体の一端
側の開口部に工具またはワーク用アタッチメントを挿入
して固定するとともに、他端側の開口部に芯出し用部材
を挿入して固定し、工具またはワークを主軸台のチャッ
クでチャッキングして、芯出しするとともに、その後、
治具本体を刃物台の取付体に位置調整して結合し、主軸
台と刃物台によって加工するようにしたため、例えばワ
ークの軸芯方向に穴あけ加工したり、ねじ切り加工する
ような時の加工精度を高めることが出来、また割ピン穴
あけ加工やボルト頭部の六面加工等を旋盤で加工出来る
ようになった。
側の開口部に工具またはワーク用アタッチメントを挿入
して固定するとともに、他端側の開口部に芯出し用部材
を挿入して固定し、工具またはワークを主軸台のチャッ
クでチャッキングして、芯出しするとともに、その後、
治具本体を刃物台の取付体に位置調整して結合し、主軸
台と刃物台によって加工するようにしたため、例えばワ
ークの軸芯方向に穴あけ加工したり、ねじ切り加工する
ような時の加工精度を高めることが出来、また割ピン穴
あけ加工やボルト頭部の六面加工等を旋盤で加工出来る
ようになった。
【図1】本発明に係る旋盤加工用汎用治具の主要部の説
明図
明図
【図2】図1のA方向から見た部分図
【図3】図2のB−B線断面図
【図4】治具本体にタッピング工具を装着した例を示す
説明図
説明図
【図5】治具本体にダイス工具を装着した例を示す説明
図
図
【図6】治具本体にワークを装着した例を示す説明図
【図7】割ピン穴あけ加工の状態を示す説明図
【図8】ボルト頭部の六面加工の状態を示す説明図
【図9】本治具が適用される旋盤の概要説明図
1…汎用治具、2…治具本体、2a…大径開口部、2b
…小径開口部、3…取付体、3h…長孔、4…ドリル工
具、6、7、8…アタッチメント、9…タッピング工
具、10…ダイス工具、12…ガイドバー、15…ガイ
ドバーホルダ、23…芯出しバー、24…ドリル工具、
27…カッター工具、K…刃物台、M…主軸台、Mc…
主軸台チャック、S…心押台、Sc…心押台センタ、W
…ワーク。
…小径開口部、3…取付体、3h…長孔、4…ドリル工
具、6、7、8…アタッチメント、9…タッピング工
具、10…ダイス工具、12…ガイドバー、15…ガイ
ドバーホルダ、23…芯出しバー、24…ドリル工具、
27…カッター工具、K…刃物台、M…主軸台、Mc…
主軸台チャック、S…心押台、Sc…心押台センタ、W
…ワーク。
Claims (2)
- 【請求項1】 先端側に工具またはワーク用アタッチメ
ント挿入用の開口部を有し、基端側に芯出し用部材挿入
用の開口部を有する治具本体と、この治具本体を刃物台
に位置調整して結合するための取付体から構成され、前
記治具本体の先端側には、前記開口部に挿入される工具
またはワーク用アタッチメントを固定する固定手段が設
けられ、また、治具本体の基端側には、前記開口部に挿
入される芯出し用部材を固定する固定手段が設けられ、
更に、前記取付体と治具本体との間には、両者の相対位
置を調整して結合し得る位置調整結合手段が設けられる
ことを特徴とする旋盤加工用汎用治具。 - 【請求項2】 治具本体の先端側開口部に工具またはワ
ーク用アタッチメントを挿入して固定するとともに、基
端側開口部に芯出し用部材を挿入して固定する工程と、
前記工具またはワーク用アタッチメントに装着される工
具またはワークを主軸台のチャックでチャッキングする
とともに、前記芯出し用部材を心押台で押圧して工具ま
たはワークの芯出しを行う工程と、治具本体を刃物台の
取付体に位置調整して結合し、心押台を離脱させる工程
と、主軸台と刃物台によって所望の加工を行う工程を備
えたことを特徴とする旋盤加工用汎用治具を用いた加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201128A JP2001025902A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201128A JP2001025902A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001025902A true JP2001025902A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16435884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11201128A Pending JP2001025902A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001025902A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103273286A (zh) * | 2013-06-18 | 2013-09-04 | 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 | 一种曲轴加工方法及专用工装 |
CN104002162A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-27 | 苏州铉动三维空间科技有限公司 | 车床夹具 |
CN105500082A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-04-20 | 平高集团有限公司 | 一种用于加工高压断路器用喷口外表面的工装 |
CN107838449A (zh) * | 2017-11-12 | 2018-03-27 | 江苏瑞尔隆鼎实业有限公司 | 一种应用于车床用刀具调整装置的夹紧机构 |
JP2018103295A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 有限会社村製作所 | 工作機械の心押軸用アタッチメント |
CN108890362A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-11-27 | 山东瀚业机械有限公司 | 一种柱头外圆加工钻孔装置 |
CN110293432A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-01 | 安徽星瑞齿轮传动有限公司 | 一种顶尖涨套复合定位花键铣夹具及工件夹紧定位方法 |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11201128A patent/JP2001025902A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103273286A (zh) * | 2013-06-18 | 2013-09-04 | 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 | 一种曲轴加工方法及专用工装 |
CN103273286B (zh) * | 2013-06-18 | 2015-09-23 | 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 | 一种曲轴加工方法及专用工装 |
CN104002162A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-27 | 苏州铉动三维空间科技有限公司 | 车床夹具 |
CN105500082A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-04-20 | 平高集团有限公司 | 一种用于加工高压断路器用喷口外表面的工装 |
JP2018103295A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 有限会社村製作所 | 工作機械の心押軸用アタッチメント |
CN107838449A (zh) * | 2017-11-12 | 2018-03-27 | 江苏瑞尔隆鼎实业有限公司 | 一种应用于车床用刀具调整装置的夹紧机构 |
CN108890362A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-11-27 | 山东瀚业机械有限公司 | 一种柱头外圆加工钻孔装置 |
CN108890362B (zh) * | 2018-09-14 | 2024-06-11 | 山东瀚业机械有限公司 | 一种柱头外圆加工钻孔装置 |
CN110293432A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-01 | 安徽星瑞齿轮传动有限公司 | 一种顶尖涨套复合定位花键铣夹具及工件夹紧定位方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4308771A (en) | Tool holder for chucker lathe | |
JP2001025902A (ja) | 旋盤加工用汎用治具及びこれを用いた加工方法 | |
CN211387718U (zh) | 一种薄壁类工件深孔加工用装夹治具 | |
JP4336558B2 (ja) | 治具プレート | |
GB583932A (en) | Improvements in and relating to chucks and means for attaching tools thereto | |
JP2001191253A (ja) | 汎用加工治具及びこれを用いた加工方法 | |
JPH09174301A (ja) | 中空ワーク両端面の加工方法及び装置 | |
CN109226787A (zh) | 一种新型数控切割机床 | |
JPH074681B2 (ja) | Nc施盤 | |
JPH0137850Y2 (ja) | ||
CN211840281U (zh) | 一种薄壁套筒零件可回转式多孔钻床夹具 | |
CN202447708U (zh) | 一种新型高效锥孔机床 | |
US5520077A (en) | Numerically controlled contouring head having translation of axial spindle movement into radial cutting edge movement | |
JP2005096015A (ja) | 自動6面加工システム | |
CN213257557U (zh) | 一种多功能板牙丝锥夹套装置 | |
JPH10309628A (ja) | ねじ切り用治具 | |
CN215998715U (zh) | 自适应四通类壳体零件车削加工装置 | |
JP2003200302A (ja) | 2主軸対向旋盤における偏心ワークの加工方法 | |
CN114309690B (zh) | 一种卡盘 | |
CN110722373B (zh) | 一种加工滚刀容屑槽工装及滚刀容屑槽加工方法 | |
JP2009136938A (ja) | 主軸台旋回装置 | |
SU1169267A1 (ru) | Токарный обрабатывающий центр | |
KR20040075669A (ko) | 공작기계용 탭핑지그장치 | |
JP2540584Y2 (ja) | 工作機械へのワーク取付位置決め装置 | |
US4306384A (en) | Precision machine tool workpiece positioning apparatus |