JP2003259210A - 電子機器及びコンピュータ制御用プログラム - Google Patents

電子機器及びコンピュータ制御用プログラム

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JP2003259210A
JP2003259210A JP2002057329A JP2002057329A JP2003259210A JP 2003259210 A JP2003259210 A JP 2003259210A JP 2002057329 A JP2002057329 A JP 2002057329A JP 2002057329 A JP2002057329 A JP 2002057329A JP 2003259210 A JP2003259210 A JP 2003259210A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ユーザが動作データの保存操作を実行しない
場合でも編集された動作データの消失を防止する。 【解決手段】 ディジタルミキサ100は、一度完成し
たシーン(動作データ)を保存する。オリジナル領域1
11と、該領域111に対応して一部編集したシーンを
保存するシャドウ領域112と、一つ前のシーンを保存
するアンドゥ領域113と、シーンを編集する際に使用
するカレント領域114とを備える。カレント領域11
4のシーン番号とは異なるシーン番号がリコールされる
ときに、該カレント領域114に記憶されたシーンがシ
ャドウ領域112に自動保存されるので、カレント領域
114において編集が行なわれていたとしても、その編
集されたシーンの消失を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のシーンを記
憶可能なディジタルミキサ等の電子機器及びコンピュー
タのコンピュータ制御用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のシーンやオートミキシ
ングに利用される自動データ中のイベントであるシーン
選択イベントを記憶するディジタルミキサが知られてい
る。
【0003】上記シーンとは、ディジタルミキサの全設
定内容(ないし一部の設定内容でもよい)のことであ
り、具体的には、入力パッチ設定、出力パッチ設定、各
入力チャネルの設定、各出力チャネルの設定、各ステレ
オ出力チャネルの設定、モニタの設定、及び表示器の設
定等の各設定内容である。用意した複数シーンの一つを
選択してリコールすることにより、選択されたシーンの
全設定内容を、ディジタルミキサの現在の設定内容とす
ることができる。また、シーンリコールのとき、全設定
内容のうちの一部を選択的にディジタルミキサの現在の
設定内容としないように制御することもできる。
【0004】また、上記自動データは、イベントとその
イベントのタイミングデータの組み合わせの複数を備え
ており、これらの組み合わせはイベントのタイミングが
早いものから順番にメモリに記憶されている。自動デー
タの再生処理では、タイミングデータの示すタイミング
で、対応するイベントが再生される。例えば、フェーダ
番号やフェーダ位置を示すフェーダの操作イベントが再
生されると、ディジタルミキサのフェーダ番号の示すフ
ェーダがフェーダ位置の示す位置に電動で移動するよう
に制御される。
【0005】上記シーン選択イベントが再生されると、
該シーン選択イベントの指定するシーンの設定がディジ
タルミキサ上に再現される。
【0006】このようなディジタルミキサでは、あるシ
ーンの設定変更を行いたい場合に、まず、そのシーン番
号を指定してシーンを呼び出し、それからミキサパネル
上でいろいろな操作を行って、設定の変更を行った後、
全設定を何れかのシーン番号を指定して保存する。
【0007】ここで、従来のディジタルミキサによるシ
ーンの保存処理及び呼出処理について、図12を参照し
ながら説明する。
【0008】従来のデジタルミキサはRAMやCPUを
備えており、このRAMは複数の作成されたシーンを保
存するための複数のシーン保存領域と、現在のディジタ
ルミキサの動作を制御しているシーンを保存するカレン
ト領域と、シーンに関する直前の操作を取り消すことを
可能にするためのアンドゥ領域とを備えている。
【0009】この従来のデジタルミキサに対して、ユー
ザが1つのシーン番号を指定してシーンの保存、即ち、
ストアの指示を入力すると、CPUは指定されたシーン
保存領域に保存されているシーンをアンドゥ領域にコピ
ーし、その後、カレント領域に保存されているシーンを
指定されたシーン保存領域にコピーする。なお、アンド
ゥ領域へのストア指示はできない。
【0010】また、ユーザが1つのシーン番号を指定し
てシーンの呼出、即ち、リコールを指示入力すると、C
PUはカレント領域に保存されているシーンをアンドゥ
領域にコピーし、その後、指定されたシーン保存領域に
保存されているシーンをカレント領域にコピーする。
【0011】ユーザがアンドゥを指示入力すると、直前
の操作でアンドゥ領域にコピーされたシーンは元の領域
に戻され、ストアやリコールで行われた処理と逆の処理
が実行される。
【0012】また、従来より、複数の音色データを備え
ると共に、曲データ中にこれら音色データを選択し、切
り替えるイベント、即ち音色選択イベントを備える電子
楽器が知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタルミキサでは、ユーザが保存操作をせずに
シーンを切り替えてしまうと、変更の行なわれたカレン
ト領域の設定内容が失われてしまうという問題がある。
この問題を解決するために、変更直前の設定内容を記憶
するアンドゥバッファを備えるディジタルミキサもある
が、アンドゥの回数は有限である。特に、ディジタルミ
キサにおいて、複数のシーンを順番に読み出す自動デー
タが組まれている場合には、1シーン毎に保存操作が必
要であるため、途中のシーンを保存し忘れすれてしまう
という操作ミスが発生しやすく、結果として変更後の設
定内容が失われてしまうという問題がある。
【0014】また、コンサートや演劇等では、同じ演目
を複数の日にわたって上演することや別の会場で同じ演
目を上演することがあるが、ある時にディジタルミキサ
で一度完成した設定内容(以下「オリジナルの設定内
容」という)をそのときの会場や出演者に合わせて微調
整することが通常行われるため、この微調整が繰り返さ
れた後にオリジナルの設定内容に再度設定内容を戻すこ
とは、煩雑な設定作業を強いられることになるという問
題がある。
【0015】さらに、上記従来の音色選択イベントを備
える電子楽器では、例えば、ある音色データを呼び出し
て編集し、編集後の音色データを保存せずに次の音色デ
ータを呼び出すと、編集後の音色データが失われてしま
うという問題がある。即ち、上記従来のディジタルミキ
サと同様に変更後の設定内容が失われてしまうという問
題がある。
【0016】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、ユーザが動作データの保存操作を実行しない場
合でも編集された動作データの消失を防止することがで
きる電子機器及びコンピュータ制御用プログラムを提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電子機器は、n個の動作データを記
憶するシャドウ記憶手段と、前記n個の動作データから
選択された1つの動作データを初期データとする、当該
電子機器の動作を制御している動作データを記憶するカ
レント記憶手段と、操作子の操作に応じて、カレント記
憶手段の記憶する動作データの内容を変更する変更手段
と、操作子の操作に応じて、前記シャドウ記憶手段のn
個の動作データのうちの前回選択されたデータとは異な
る1つの動作データを選択し、前記カレント記憶手段に
記憶されている動作データでシャドウ記憶手段の前回選
択された動作データを更新するとともに、今回選択され
た動作データを前記カレント記憶手段に保存する呼出手
段とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の電子機器は、請求項1記載
の電子機器において、前記シャドウ記憶手段を使用する
か否かを選択的に切り替える切替手段を備えることを特
徴とする。
【0019】請求項3記載の電子機器は、n個の動作デ
ータを記憶するシャドウ記憶手段と、前記シャドウ記憶
手段のn個の動作データにそれぞれ対応するn個の動作
データを記憶するオリジナル記憶手段と、前記n個の動
作データから選択された1つの動作データを初期データ
とする、当該電子機器の動作を制御している動作データ
を記憶するカレント記憶手段と、操作子の操作に応じ
て、前記カレント記憶手段の記憶する動作データの内容
を変更するとともに、前記シャドウ記憶手段の選択され
ている動作データの内容を同様に変更する変更手段と、
操作子の操作に応じて、前記シャドウ記憶手段のn個の
動作データのうちの1つの動作データを選択し、該選択
された動作データを前記カレント記憶手段に保存するシ
ャドウ呼出手段と、操作子の操作に応じて、前記オリジ
ナル記憶手段から、前記呼出手段により最後に選択され
た動作データに対応する動作データを選択し、該選択さ
れた動作データを前記カレント記憶手段に保存するオリ
ジナル呼出手段とを備えることを特徴とする電子機器。
【0020】請求項4記載の電子機器は、請求項3記載
の電子機器において、前記シャドウ呼出手段と前記オリ
ジナル呼出手段は同一の操作子の操作に応じて動作を行
ない、前記n個の動作データのうちの1つの動作データ
を選択する操作が初めて行なわれたときは前記シャドウ
呼出手段が動作し、同じ動作データを選択する操作が2
回連続して行なわれたときは前記オリジナル呼出手段が
動作することを特徴とする。
【0021】請求項5記載の電子機器は、請求項3記載
の電子機器において、前記シャドウ呼出手段と前記オリ
ジナル呼出手段は同一の操作子の操作に応じて動作を行
ない、前記n個の動作のデータのうちの同一の動作デー
タを連続して選択する操作に応じて、前記シャドウ呼出
手段と前記オリジナル呼出手段が交互に動作することを
特徴とする。
【0022】請求項6記載の電子機器は、請求項3記載
の電子機器において、さらに、操作子の操作に応じて、
前記シャドウ記憶手段と前記オリジナル記憶手段のそれ
ぞれn個の動作データのうちの1つの動作データを選択
し、前記カレント記憶手段の記憶する動作データを、前
記シャドウ記憶手段と前記オリジナル記憶手段のそれぞ
れ選択された動作データの記憶位置に保存する保存手段
を備えたことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
【0023】請求項7記載の電子機器は、n個の動作デ
ータとそれに対応するn個のオリジナル動作データを記
憶する記憶手段と、前記n個の動作データの1つを現在
動作データとして選択する選択手段と、現在動作データ
に基づいて電子機器を制御する制御手段と、操作子の操
作に応じて、前記記憶手段に記憶された現在動作データ
の内容を変更する変更手段と、操作子の操作に応じて、
選択された動作データの代りに該動作データに対応する
オリジナル動作データを現在動作データとして選択する
オリジナル選択手段とを備えることを特徴とする。
【0024】請求項8記載の電子機器は、請求項7記載
の電子機器において、さらに、操作子の操作に応じて、
前記記憶手段に記憶された1個の動作データとそれに対
応する1個のオリジナル動作データを選択し、該選択さ
れた動作データとオリジナル動作データの記憶領域にそ
れぞれ現在動作データを保存する保存手段を備えること
を特徴とする。
【0025】請求項9記載のコンピュータ制御用プログ
ラムは、前記請求項1記載の電子機器と同様の動作をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0026】請求項10記載のコンピュータ制御用プロ
グラムは、前記請求項3記載の電子機器と同様の動作を
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】請求項11記載のコンピュータ制御用プロ
グラムは、前記請求項7記載の電子機器と同様の動作を
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る電子機
器はディジタルミキサや電子楽器等が考えられるが、以
下、該電子機器がディジタルミキサであるとして本発明
の実施の形態を説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る電子機器、即ちディジタルミキサ
の概略構成を示す図である。
【0030】同図において、ディジタルミキサ100
は、ディジタルミキサ100の全体の動作を制御すると
共に、ミキシング操作に応じてミキシング制御信号を生
成するCPU1と、CPU1が実行するミキシング制御
プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている書き
換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ2と、CPU1
のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Ra
ndom Access Memory)3とを備えている。このように、
フラッシュメモリ2にディジタルミキサ100用の動作
ソフトウェアを格納するので、この動作ソフトウェアを
バージョンアップする場合は、フラッシュメモリ2内の
動作ソフトウェアを書き換えればよいことになる。ま
た、ディジタルミキサ100は、図示しないコンピュー
タやハードディスク等の外部記憶装置を接続する接続端
子、制御信号入力端子及びタイムコード端子の役割を果
たす外部機器接続用インターフェース(I/F)4と、
アナログオーディオ信号の入出力及びディジタルオーデ
ィオ信号の入出力を行う波形データインタフェース(I
/F)5と、多数のDSP(ディジタルシグナルプロセ
ッサ)を用いて構成され、CPU1の制御の下で波形デ
ータI/F5から入力された信号のミキシング処理を行
い、該ミキシング処理後の信号を波形データI/F5に
出力する信号処理部6とを備えている。
【0031】さらに、ディジタルミキサ100は、ミキ
シングの各過程におけるディジタル信号のレベルをバー
グラフ状に表示することができると共に、パネル操作子
9を操作して変更したパラメータに合わせて画面を自動
的に切り換えて表示することができる液晶の表示器7
と、信号処理部6内のミキシングバスへ送り出される信
号のレベルや、ミキシングされた信号の出力レベルを調
整するフェーダ8と、各信号のイコライジング特性やパ
ン特性等を操作したりシーンの切換を行うための多数の
操作子であるパネル操作子9と、各ブロック間でデータ
をやりとりするための共通路であるバス10と、ディジ
タルミキサのシーン等のデータを保存する不揮発の(バ
ッテリバックアップされた)SRAM11とを備えてい
る。
【0032】フェーダ8は手動又は電動により調整する
ことができ、読み出されたシーンやMIDIメッセージ
中のベロシティによりレベルを設定する場合は電動とさ
れ、設定されるレベルに応じてフェーダ8が駆動されて
自動的に摘みが移動してレベルが設定される。
【0033】SRAM11は、図2に示すように、シー
ン番号に対応付けられており、ある時に一度完成した複
数のシーンを保存するオリジナル領域111と、このオ
リジナル領域111と同様にシーン番号に対応付けられ
ており、一部編集した複数のシーンを保存するシャドウ
領域112と、シーンに関する直前の操作を取り消すた
めのシーンを保存するアンドゥ領域113と、現在のデ
ィジタルミキサの操作を制御しているシーンを保存する
カレント領域114とを備えている。
【0034】オリジナル領域111及びシャドウ領域1
12は、それぞれ複数のシーンを保存するために、複数
の領域に区分けされており、アンドゥ領域113は後述
するアンドゥ処理を実行したときに、オリジナル領域1
11に保存されているシーンとシャドウ領域112に保
存されているシーンとを元に戻すことができるようにす
るため、それぞれのシーンを別々に保存するオリジナル
用の領域とシャドウ用領域の2つの領域を備えている。
【0035】図1に戻り、外部機器接続用I/F4に
は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディス
ク、MO等の外部記憶装置が接続でき、この外部記憶装
置が接続されたときは、SRAM11のオリジナル領域
111とシャドウ領域112とに保存される複数のシー
ンを当該外部記憶装置にファイルとして保存することが
可能であり、実際にシーンを保存する際にはオリジナル
領域111とシャドウ領域112とにそれぞれ保存され
ているシーンを一括して保存する。例えば#01番目の
オリジナル領域111に保存されているシーンAと#0
1番目のシャドウ領域112に保存されているシーンB
とは一括して外部記憶装置に保存されている。
【0036】図3は、図1における表示器7及びパネル
操作子9の各一部を模式的に示す図である。
【0037】パネル操作子9は、シーンをSRAM11
のオリジナル領域111に保存する指示を入力するため
のSTOREボタン91と、オリジナル領域111又は
シャドウ領域112に保存されたシーンを呼び出す指示
を入力するためのRECALLボタン94と、表示器に
表示されているシーン番号を増減する指示を入力するた
めのUPボタン92及びDOWNボタン93と、アンド
ゥ指示を入力するためのUNDOボタン95と、SRA
M11のシャドウ領域112の使用のオン/オフ等を設
定するSETUPボタン96とを備えている。
【0038】表示器7は、UPボタン93で増減される
シーン番号を表示すると共に、カレント領域114に保
存されている現在のシーンと、対応するオリジナル領域
111に保存されているシーンとに差異が生じた場合に
点灯するEDITマークを表示する。
【0039】ユーザがSETUPボタン96を押下する
と、表示器7には複数のメニューが表示され、このう
ち、PREFERENCEメニュー内で、SRAM11
のシャドウ領域112を使用するか否かを択一的に切り
替えることができる。シャドウ領域112を使用しない
場合には、ディジタルミキサ100は従来のディジタル
ミキサと同様の処理動作を行う。すなわち、ユーザが従
来行なわれていたシーンの勤作を望む場合は、シャドウ
領域を使用しない設定(ストアするまで保存されない)
とすることができる。また、Automixのレコーデ
ィング中にシャドウ領域が使用されていると、操作の記
録のためにユーザがフェーダ等の操作してシーンの異番
リコールしたときに、異番リコール直前にカレント領域
に記憶されていたシーンが、異番リコール前に指定され
ていたシーン番号のシャドウ領域112に保存されてし
まう。Automixの再生中も同様に、フェーダ移動
が再生された後にシーンリコールが再生されると、その
フェーダ移動後のカレント領域のシーンがリコール前に
指定されていたシーン番号のシャドウ領域に保存されて
しまう。このような不都合を防ぐため、Automix
の記録ないし再生動作中は、自動的にシャドウ領域11
2が使用されない設定となる。
【0040】ユーザがUPボタン92ないしDOWNボ
タン93により所望のシーン番号を選択しSTOREボ
タン91を操作することにより、CPU1は、カレント
領域114に記憶されたシーンを選択されたシーン番号
のオリジナル領域111へ保存する(ストア)処理を実
行する。また、ユーザがUPボタン92ないしDOWN
ボタン93により所望のシーン番号を選択しRECAL
Lボタン94を操作することにより、CPU1は、選択
されたシーン番号のオリジナル領域に記憶されたシーン
をカレント領域へ呼び出す(リコール)処理を実行す
る。このストア処理とリコール処理について、図4〜図
9を参照しながら説明する。
【0041】以下の説明においては、ユーザが編集した
シーンを保存する場合を「ストアの場合」といい、保存
されたシーンを呼び出す場合を「リコールの場合」とい
う。さらに、あるシーン番号、例えば#01番目のリコ
ール(ないしストア)を行なった後に、フェーダ等でカ
レント領域の編集を行なった行なわないに関わらず、同
一シーン番号、即ち#01番目のオリジナル領域111
へのストアを行なうことを「同番ストア」といい、ある
シーン番号、例えば♯01番目のリコール(ないしスト
ア)を行なった後に、異シーン番号、例えば#02番目
のストアを行なうことを「異番ストア」という。また、
あるシーン番号、例えば#01番目のリコール(ないし
ストア)を行なった後に、同一シーン番号、即ち#01
♯目のリコールを行なうことを「同番リコール」とい
い、あるシーン番号、例えば#01番目のリコール(な
いしストア)を行なった後に、異シーン番号、例えば#
02番目のリコールを行なうことを「異番リコール」と
いう。
【0042】図4(A)は、#01番目をストア先とし
て同番ストアが実行されたとき、シーンがどの領域から
どの領域へコピーされるかを示す図であり、図4(B)
は、♯01番目がカレントの状態で#2番目をストア先
として異番ストアが実行されたとき、シーンがどの領域
からどの領域へコピーされるかを示す図である。
【0043】これらの図において、実線の矢印は、スト
アの指示がCPU1に入力された場合に、シーンがどの
領域からどの領域へコピーされるかを示し、番号はその
コピー処理の順番を示す。また、点線の矢印は、アンド
ゥの指示がCPU1に入力された場合に、シーンがどの
領域からどの領域へコピーされるかを示し、番号はその
コピー処理の順番を示す。
【0044】図4(A)及び図4(B)に示すように、
同番ストア及び異番ストアのいずれのストアを実行した
場合においても、オリジナル領域111及びシャドウ領
域112のそれぞれにカレント領域114に保存されて
いるシーンが保存される。
【0045】図5(A)は、#01番目がカレントで、
カレント領域114と#01番目のオリジナル領域11
1のシーンが互いに異なっている状態(EDITマーク
点灯)で、#01番目からの同番リコールが実行された
ときに、シーンがどの領域からどの領域へコピーされる
かを示す図であり、図5(B)は、#01番目がカレン
トで、カレント領域114と#01番目のオリジナル領
域111のシーンが同一である状態(EDITマーク消
灯)で、#01番目からの同番リコールが実行されたと
きに、シーンがどの領域からどの領域ヘコピーされるか
を示す図であり、図5(C)は、#01番目がカレント
で、#2番目からの異番リコールが実行されたときに、
シーンがどの領域からどの領域ヘコピーされるかを示す
図である。
【0046】これらの図において、実線の矢印は、リコ
ールの指示がCPU1に入力された場合にシーンがどの
領域からどの領域ヘコピーされるかを示し、番号はその
コピー処理の順番を示す。
【0047】図5(A)に示すように、カレント領域1
14とオリジナル領域111とに保存されているシーン
が互いに異なる場合には、当該同番リコールによりオリ
ジナル領域111に保存されているシーンがカレント領
域114に保存され、再度、同番リコールを実行した場
合には、カレント領域114に保存されているシーンと
オリジナル領域111に保存されているシーンとが同一
であるため、図5(B)に示すように、シャドウ領域1
12に保存されているシーンがカレント領域114に保
存される。さらに、同番リコールを実行した場合には、
カレント領域114とオリジナル領域111とに保存さ
れているシーンが互いに異なるため、図5(A)に示す
ように、オリジナル領域111に保存されているシーン
がカレント領域114に保存される。従って、カレント
領域114とオリジナル領域111とに保存されている
シーンが互いに異なる場合に、同番リコールを繰り返す
と、オリジナル領域111に保存されているシーンとシ
ャドウ領域112に保存されているシーンとが交互にカ
レント領域114に保存される、即ち、オリジナル領域
111に保存されているシーンとシャドウ領域112に
保存されているシーンとを交互にカレント領域114に
呼び出すことが可能である。オリジナル領域111とシ
ャドウ領域112のシーンが互いに異なっていれば、オ
リジナル領域111のシーンがカレント領域114に呼
び出されたときEDITマークが消灯し、シャドウ領域
112のシーンがカレント領域114に呼び出されたと
きEDITマークが点灯する。従って、EDITマーク
を見ることにより、オリジナル領域とカレント領域のシ
ーンが同じか否かを確認でき、また、それが異なってい
る場合には、オリジナル領域とカレント領域の何れのシ
ーンがカレント領域に呼び出されているかを確認でき
る。
【0048】なお、オリジナル領域とシャドウ領域のシ
ーンが同じであるシーン番号について同番リコールが行
なわれた場合、当該リコールの前後でカレント領域、シ
ャドウ領域、オリジナル領域の各シーンは変化しない。
その場合、図5(A)や図5(B)に示されるコピー処
理を行なっても行なわなくても同じなのでコピー処理を
省略してもよい。また、図5(A)〜(C)において、
シャドウ用のアンドゥ領域にコピーされているシーンと
全く同じシーンが該シャドウ用のアンドゥ領域以外の領
域(シャドウ領域111ないしオリジナル領域112)
に残っているので、該アンドゥ領域へのコピー処理を省
略し、その残っているシーンをアンドゥ領域のシーンの
代わりにアンドゥ処理に使用するようにしてもよい。
【0049】次に、同番ストア又は異番ストアを実行し
たときに、CPU1が実行するデータ保存処理を図6の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0050】まず、ユーザがパネル操作子9を操作し
て、カレント領域114で編集されたシーンの保存先を
示す保存先番号を表示器7に入力して、STOREボタ
ン91を押下すると、RAM3の保存先番号を保存する
領域「s」に保存先番号がセットされる(ステップS
1)。ここで、保存先番号とは、シーンを保存するオリ
ジナル領域111及びシャドウ領域112のシーン番
号、例えば、#01番目、#02番目等を示すものであ
る。
【0051】次いで、ステップS1で入力された保存先
番号に対応する、オリジナル領域111に保存されたシ
ーンをアンドゥ領域113のオリジナル用の領域に、且
つシャドウ領域112に保存されたシーンをアンドゥ領
域113のシャドウ用の領域に保存する(ステップS
2)。ここで、フローチャートに表示されている「DM
o(s)」は保存先番号に対応するオリジナル領域11
1を示し、「DMs(s)」は保存先番号に対応するシ
ャドウ領域112を示す。このステップS2の処理は、
図4(A)及び(B)の実線で示される処理に相当す
る。
【0052】次に、カレント領域114に保存されてい
る現在のディジタルミキサの動作を制御しているシーン
を保存先番号に対応するオリジナル領域111と、保存
先番号に対応するシャドウ領域112と、現在番号に対
応するシャドウ領域112とに保存する(ステップS
3)。ここで、フローチャートに表示されている「c」
はRAM3の現在番号を保存する領域を示す。現在番号
とは、カレント領域114に対応するオリジナル領域1
11及びシャドウ領域112のシーン番号を示すもので
ある。従って、例えば、現在編集中のシーンが#01番
目のオリジナル領域111及びシャドウ領域112に対
応するものであれば、現在番号は#01となる。また、
フローチャートに表示されている「DMs(c)」は現
在番号に対応するシャドウ領域112を示す。
【0053】また、同番ストアが実行されたときには、
ステップS3の処理では、保存先番号と現在番号は同一
なので、カレント領域114に保存されている編集後の
シーンは保存先番号に対応するオリジナル領域111及
び保存先番号に対応するシャドウ領域112にのみ保存
される。このステップS3の処理は、図4(A)及び
(B)の実線で示される処理に相当する。
【0054】最後に、RAM3の1つ前の古くなった現
在番号を保存する領域「co」に現在番号を保存し(c
o←c)、保存先番号と同一の番号を現在番号にして
(c←s)、エディットフラグを0にセットし(EF←
0)(ステップS4)、本処理を終了する。
【0055】領域「co」に現在番号を保存するのは、
保存しないと直前の現在番号が不明になり、アンドゥ処
理が実行できなくなるためである。また、保存先番号を
現在番号に代入しているのは、ストアの操作に応じた保
存処理後に、そのときの保存先番号を現在番号とするの
が(シーンリコールとの整合がとれ)ユーザに理解され
よいからである。なお、この代入を行なわず、保存処理
後も、その前の現在番号を継続するようにしてもよい。
エディットフラグは、EDITマークの表示のために使
用されるもので、カレント領域114に保存されている
現在編集中のシーンと、対応するオリジナル領域111
に保存されているシーンとに差異が生じた場合には1が
セットされ、同一の場合には0がセットされる。
【0056】次に、同番リコール又は異番リコールを実
行したときに、CPU1が実行するデータ呼出処理を図
7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0057】このデータ呼出処理は、大きく分けて、
異番リコールを実行したときのデータ呼出処理(ステッ
プS13〜S15)、カレント領域114に保存され
たシーンと、対応するオリジナル領域111に保存され
ているシーンとが同一であり、且つ同番リコールを実行
したときのデータ呼出処理(ステップS17〜S1
9)、及びカレント領域114に保存されたシーン
と、対応するオリジナル領域111に保存されているシ
ーンとが異なり、且つ同番リコールを実行したときのデ
ータ呼出処理(ステップS20〜S22)の計3つの処
理からなる。
【0058】以下、これらの処理を具体的に説明する。
【0059】まず、ユーザがUPボタン92及びDOW
Nボタン93を操作して表示器7に所望のシーン番号を
表示させ、RECALLボタン94を押下すると、RA
M3の呼出番号を保存する領域「r」にそのシーン番号
が呼出番号としてセットされる(ステップS11)。こ
こで、呼出番号とは、ユーザが呼び出そうとするシーン
を保存するオリジナル領域111及びシャドウ領域11
2のシーン番号、例えば、#01番目、#02番目等を
示すものである。
【0060】次に、ステップS11でセットされた呼出
番号が現在番号と一致するか否かを判別する(ステップ
S12)。ここでは、同番リコールであるか否かを判別
している。
【0061】異番リコールを実行したときのデータ呼
出処理(ステップS13〜S15) ステップS12において、呼出番号が現在番号と一致し
ない場合、即ち異番リコールの場合には、カレント領域
114に保存されているシーンを現在番号に対応するシ
ャドウ領域112と、アンドゥ領域113のシャドウ用
の領域とに保存する(ステップS13)。このステップ
S13の処理は、図5(C)の実線で示される処理に
相当する。
【0062】次いで、呼出番号に対応するシャドウ領域
112に保存されているシーンをカレント領域114に
保存する(ステップS14)。このステップS14の処
理は、図5(C)の実線で示される処理に相当する。
【0063】最後に、RAM3の1つ前の古くなった現
在番号を保存する領域「co」に現在番号を保存し(c
o←c)、呼出番号と同一の番号を現在番号にして(c
←r)、カレント領域114に保存されたシーンと、対
応するオリジナル領域111に保存されているシーンと
が同一の場合には、エディットフラグを0にセットし
(EF←0)、差異が生じた場合には、エディットフラ
グを1にセットし(EF←1)(ステップS15)、本
処理を終了する。
【0064】カレント領域114に保存されたシーン
と、対応するオリジナル領域111に保存されているシ
ーンとが同一であり、且つ同番リコールを実行したとき
のデータ呼出処理(ステップS17〜S19) 上記ステップS12の判別の結果、呼出番号が現在番号
と一致する場合、即ち同番リコールの場合には、エディ
ットフラグに1がセットされているか否かを判別する
(ステップS16)。
【0065】上記ステップS16の判別の結果、エディ
ットフラグに1がセットされていない場合、即ち、エデ
ィットフラグに0がセットされている場合には、カレン
ト領域114に保存されたシーンをアンドゥ領域113
のシャドウ用の領域に保存する(ステップS17)。こ
のステップS17の処理は、図5(B)の実線で示さ
れる処理に相当する。
【0066】次いで、現在番号に対応するシャドウ領域
112に保存されているシーンをカレント領域114に
保存する(ステップS18)。このステップS18の処
理は、図5(B)の実線で示される処理に相当する。
【0067】最後に、カレント領域114に保存された
シーンと、対応するオリジナル領域111に保存されて
いるシーンとが同一の場合には、エディットフラグを0
にセットし(EF←0)、差異が生じた場合には、エデ
ィットフラグを1にセットし(EF←1)(ステップS
19)、本処理を終了する。
【0068】カレント領域114に保存されたシーン
と、対応するオリジナル領域111に保存されているシ
ーンとが異なり、且つ同番リコールを実行したときのデ
ータ呼出処理(ステップS20〜S22) 上記ステップS16の判別の結果、エディットフラグに
1がセットされている場合には、カレント領域114に
保存されているシーンを現在番号に対応するシャドウ領
域112と、アンドゥ領域113のシャドウ用の領域と
に保存する(ステップS20)。このステップS20の
処理は、図5(A)の実線で示される処理に相当す
る。
【0069】次いで、現在番号に対応するオリジナル領
域111に保存されているシーンをカレント領域114
に保存する(ステップS21)。このステップS20の
処理は、図5(A)の実線で示される処理に相当す
る。
【0070】最後に、カレント領域114に保存された
シーンと、対応するオリジナル領域111に保存されて
いるシーンとが同一であるので、エディットフラグを0
にセットし(EF←0)(ステップS22)、本処理を
終了する。
【0071】次に、ユーザがフェーダ8やパネル操作子
9を操作してシーンを構成するパラメータの値を変更し
たときに、CPU1が実行する設定値変更処理につい
て、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0072】まず、ユーザがフェーダ8やパネル操作子
9を操作してシーンを構成するパラメータの値を変更す
る操作を行なったときは、CPU1はRAM3のパラメ
ータ番号を保存する領域「p」に操作されたフェーダ8
ないしパネル操作子9に対応したパラメータの番号をセ
ットすると共に同フェーダ8ないしパネル操作子9の出
力値をRAM3の領域「buf」にセットする(ステッ
プS31)。
【0073】次いで、CPU1はカレント領域114に
保存されているシーンを構成するパラメータの値であっ
て、ステップS31で領域「p」にセットされたパラメ
ータ番号に対応するパラメータの値をステップS31で
領域「buf」にセットされた値に変更する(ステップ
S32)。
【0074】最後に、CPU1はエディットフラグを1
にセットし(EF←1)(ステップS33)、本処理を
終了する。
【0075】次に、ユーザがパネル操作子9のUNDO
ボタン95を押下したときに、CPU1が実行するアン
ドゥ処理について、図9のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0076】まず、アンドゥ処理では、直前に行なわれ
た操作がデータ保存処理か、同番リコールのデータ呼出
処理か又は異番リコールのデータ呼出処理であるか否か
を判別する(ステップS41)。この判別のためには、
例えば、過去に行なわれた操作の履歴を保存するように
すればよい。
【0077】ステップS41の判別の結果、直前の処理
がデータ保存処理である場合には、現在番号に対応する
シャドウ領域112に保存されているシーンをカレント
領域114に保存する(ステップS42)。
【0078】次いで、アンドゥ領域113のシャドウ用
の領域に保存されているシーンを現在番号に対応するシ
ャドウ領域112及び現在番号に対応するオリジナル領
域111に保存コピーする(ステップS43)。
【0079】最後に、領域「co」に保存されていた番
号を領域「c」にセットする。即ち、1つ前の古くなっ
た現在番号を新しい現在番号としてセットする。さら
に、カレント領域114に保存されたシーンと、対応す
るオリジナル領域111に保存されているシーンとが同
一の場合には、エディットフラグを0にセットし(EF
←0)、差異が生じた場合には、エディットフラグを1
にセットし(EF←1)(ステップS44)、本処理を
終了する。
【0080】次に、上記ステップS41の判別の結果、
直前の処理が同番リコールのデータ呼出処理の場合に
は、呼出番号に領域「c」の現在番号をセットし、図7
のデータ呼出処理を実行して(ステップS45)、本処
理を終了する。ここで、アンドゥ処理として呼出番号に
現在番号をセットし、図7のデータ呼出処理を実行する
のは、現在番号に対応するシャドウ領域112に保存さ
れたシーンをカレント領域114に保存すればアンドゥ
の目的は達成されるからである。
【0081】最後に、上記ステップS41の判別の結
果、直前の処理が異番リコールのデータ呼出処理の場合
には、呼出番号に領域「co」に記憶された1つ前の古
くなった現在番号をセットし、図7のデータ呼出処理を
実行して(ステップS46)、本処理を終了する。ここ
で、アンドゥ処理として呼出番号に1つ前の古くなった
現在番号をセットし、図7のデータ呼出処理を実行する
のは、1つ前の古くなった現在番号に対応するシャドウ
領域112に保存されたシーンをカレント領域114に
保存すればアンドゥの目的は達成されるからである。
【0082】上述したように、本実施の形態によれば、
領域「c」に記憶されたカレント領域114のシーン番
号とは異なるシーン番号がリコールされるときに、該カ
レント領域114に記憶されたシーンが該領域「c」の
シーン番号のシャドウ領域112に自動保存されるの
で、カレント領域において編集が行なわれていたとして
も、その編集されたシーンの消失を防ぐことができる。
また、各シーン番号のオリジナル領域111には、同じ
シーン番号のシャドウ領域112に保存されているシー
ンの編集前のオリジナルとなるシーンが保存されている
ため、ユーザは、各シーン番号のシャドウ領域に記憶さ
れているシーンをそのオリジナルのシーンに戻すことが
できる。
【0083】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係る電子機器は、カレント領域114を備えて
いない点で本発明の第1の実施の形態に係る電子機器と
異なり、その他の構成は同様であるので、その説明は省
略する。
【0084】本発明の第2の実施の形態に係る電子機器
では、シーンを編集するためのカレント領域114の代
わりに、カレントポインタを使用し、このカレントポイ
ンタが差し示すオリジナル領域111又はシャドウ領域
112を現在のディジタルミキサの動作を制御している
シーンを保存するカレント領域とする。これにより、カ
レント領域114に保存されているシーンをオリジナル
領域111又はシャドウ領域112にコピーする処理や
オリジナル領域111又はシャドウ領域112に保存さ
れているシーンをカレント領域114にコピーする処理
がなくなり、シーンのデータとしてのコピー処理が少な
くなるため、処理の迅速化を図ることができる。また、
SRAM11のカレント領域114を他の領域に割り当
てることが可能になる。
【0085】但し、オリジナル領域111はシーンの編
集を行う領域ではないため、オリジナル領域111がカ
レント領域としてカレントポインタに指示されている時
に、フェーダ8やパネル操作子9が操作された場合に
は、オリジナル領域111に保存されているシーンをシ
ャドウ領域112にコピーし、このシャドウ領域112
においてシーンの編集を行なうようにする。これは、当
該シーン番号のシャドウ領域112のシーンが一旦オリ
ジナル領域111のシーンに果された後、編集が行なわ
れたことに相当する。
【0086】図10(A)は、同番ストアが実行された
ときに、各領域に保存されているシーンがどこの領域に
保存されるかを示す図であり、図10(B)は、異番ス
トアが実行されたときに、各領域に保存されているシー
ンがどこの領域に保存されるかを示す図である。
【0087】これらの図において、太実線は処理後のカ
レント領域を示し、破線は処理前のカレント領域を示
す。
【0088】図10(A)に示すように、同番ストアが
実行されたときには、指定されたシーン番号(現在番号
に同じ)のオリジナル領域111に保存されているシー
ンがアンドゥ領域113に保存され、その後、同シーン
番号のシャドウ領域112に保存されているシーンが同
オリジナル領域111に保存される。アンドゥが実行さ
れたときは、カレントポインタの示す現在番号のオリジ
ナル領域111に記憶されているシーンが現在番号のシ
ャドウ領域に保存され、アンドゥ領域113に保存され
ているシーンがオリジナル領域111に保存される。な
お、現在番号のオリジナル領域とシャドウ領域のシーン
は同じなので、前者の処理(オリジナル領域からシャド
ウ領域へのコピー)は行わなくてもよい。当該同番スト
ア処理の前後で、カレントポインタの示す位置及び現在
番号の値は変化しない。
【0089】図10(B)に示すように、異番ストアが
実行されたときには、保存先番号の示す保存先のオリジ
ナル領域111及びシャドウ領域112に保存されてい
るシーンがアンドゥ領域113に保存され、その後、現
在番号の示す保存元のシャドウ領域112に保存され、
カレントポインタが保存元のシャドウ領域から保存先の
シャドウ領域へ移されるとともに保存先番号が新たな現
在番号とされる。アンドゥが実行されたときには、保存
先のオリジナル領域111に保存されているシーンが保
存元のシャドウ領域112に保存され、アンドゥ領域1
13に保存されているシーンが保存先のオリジナル領域
111に保存された後、カレントポインタが異番ストア
の保存元のシャドウ領域へ移されるとともに現在番号が
保存元のシーン番号に変更される。
【0090】図11(A)は、シャドウ領域112がカ
レントポインタに指示されているときには、同番リコー
ルの実行後は、オリジナル領域111がカレントポイン
タに指示されることを示す。
【0091】図11(B)はオリジナル領域111がカ
レントポインタに指示されている場合に、オリジナルに
保存されているシーンの編集が行われるときには、オリ
ジナル領域111に保存されているシーンがシャドウ領
域112にコピーされ、このシャドウ領域112がカレ
ントポインタに指示され、このシャドウ領域112に保
存されているシーンが編集されることを示す。
【0092】図11(C)は、オリジナル領域111が
カレントポインタに指示されているときには、同番リコ
ールの実行後は、シャドウ領域112がカレントポイン
タに指示されることを示す。
【0093】図11(D)は、シャドウ領域112がカ
レントポインタに指示されているときには、異番リコー
ルの実行後は、呼出番号に相当するシャドウ領域112
がカレントポインタに指示されることを示す。
【0094】図11(E)は、オリジナル領域111が
カレントポインタに指示されているときには、異番リコ
ールの実行後は、呼出番号に相当するシャドウ領域11
2がカレントポインタに指示されることを示す。
【0095】図11(A)〜(E)に示すように、リコ
ールのときには、特に、カレントポインタの移動のみ
で、シーンのデータとしてのコピーが少なくなるため、
処理の迅速化を図ることができる。
【0096】上述したように、本実施の形態によれば、
同番リコールや異番リコールのときには、カレントポイ
ンタの移動のみで、上記第1の実施の形態と比べ、シー
ンのデータとしてのコピーが少なくなるため、処理の迅
速化を図ることができる。また、カレントポインタを用
いることで、SRAM11のカレント領域114を他の
領域に割り当てることが可能になる。
【0097】本実施の形態では、カレントポインタでオ
リジナル領域111又はシャドウ領域112を指示した
が、カレントポインタがシャドウ領域112のみを指示
するように固定して、オリジナル領域111に保存され
ているシーンのリコールでは、特別の指示をパネル操作
子9よりCPU1に指示し、シャドウ領域112に保存
されているシーンをアンドゥ領域113に保存し、オリ
ジナル領域111に保存されているシーンをシャドウ領
域112に保存するようにしてもよい。
【0098】また、シャドウ領域112に保存されてい
るシーンの全てを、それぞれのシーンに対応するオリジ
ナル領域111に一括して保存する一括保存スイッチを
パネル操作子9に設けてもよい。このスイッチを設ける
ことで、例えば、ストアを1回も実行せずに、シャドウ
領域112に複数の新たなシーンを作り上げ、最終的に
該スイッチを押下して、この複数の新たなシーンをオリ
ジナル領域111に一括して保存することが可能にな
る。
【0099】また、第1及び第2の実施の形態における
アンドゥ領域113はシャドウ用の領域及びオリジナル
用の領域を備えるものが1つであったが、SRAM11
が複数個のアンドゥ領域113を備えるようにして、複
数回のアンドゥを実行できるようにしてもよい。
【0100】さらに、第1及び第2の実施の形態では、
同番リコールを繰り返すことで、そのシーン番号のシャ
ドウ領域112とオリジナル領域111を交互に呼び出
すことができ、それがオリジナル領域のシーンを呼び出
すための方法となっていたが、それに加えて、又は、そ
の代わりに、オリジナル領域111に保存されているシ
ーンを直接呼び出すためのスイッチをパネル操作子9に
設けてもよい。同番リコールによりオリジナル領域が呼
び出されないようにする場合は、同番リコールによって
カレント領域のシーンが変化しないので、シャドウ領域
への保存も必要がない。
【0101】本発明は、上述した第1及び第2の実施の
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、コ
ンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又は
CPUが該供給されたプログラムを読出して実行するこ
とによっても本発明の目的が達成されることは云うまで
もない。
【0102】シーンリコール時にカレント領域のシーン
をシャドウ領域に保存するようになっていたが、そのよ
うにする代わりにフェーダ8やパネル操作子9の操作時
にカレント領域のシーンを変更するとともにシャドウ領
域のシーンを変更するようにしてもよい。その際、カレ
ント領域は直ちに変更する必要があるが、シャドウ領域
の変更は多少遅れても問題ない。
【0103】同番リコールのとき、オリジナル領域とシ
ャドウ領域のシーンが交互にリコールされるようになっ
ているが、呼出操作が必ずしも同番リコールである必要
はなく、また、必ずしも交互のリコールである必要もな
い。
【0104】本発明は、ディジタルミキサのシーンに限
らず、楽音生成装置の音色データ、波形データ、自動演
奏装置の自動演奏データ、自動伴奏データ、レジストレ
ーション、エフェクタの効果制御データ、映像機器の画
色データなど、様々な電子機器の様々な種類のデータに
ついて適応可能である。本発明において動作データとは
このようなデータを意味する。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の電子機器及び請求項9記載のコンピュータ制御用プ
ログラムによれば、カレント領域において編集された可
能性のある動作データを、別の動作データの呼び出し時
にカレント領域の動作データの対応するシャドウ領域に
自動保存するようにしたので、ユーザがいちいちストア
操作を行なわなくてもカレントで編集された動作データ
が失われず、かつ、シャドウ領域への自動保存が実行さ
れるのは別の動作データの呼び出し時のみで済むという
効果を奏する。
【0106】請求項2記載の電子機器によれば、切替手
段がシャドウ保存手段を使用するか否かを選択的に切り
替えるので、従来の電子機器の機能をも発揮することが
可能となる。
【0107】請求項3記載の電子機器及び請求項10記
載のコンピュータ制御用プログラムによれば、カレント
領域において編集された動作データが対応するシャドウ
領域に自動保存される一方、編集される前のオリジナル
の動作データもオリジナル領域111に保存されている
ため、ユーザがいちいちストア操作を行なわなくてもカ
レントで編集された動作データが失われず、かつ、その
編集された動作データを所望の時点でオリジナルの動作
データに戻すことができる。
【0108】請求項7記載の電子機器及び請求項11記
載のコンピュータ制御用プログラムによれば、n個の動
作データはそれぞれ独立した領域に記憶されており、ユ
ーザ操作による選択された勒作データに対する変更は、
ストア操作せずに別の動作データが選択されても、各独
立した領域に記憶されたままとなる。また、n個の動作
データには、それぞれ対応するオリジナル動作データが
保存されており、所望の時点で該動作データをオリジナ
ル動作データに戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る電子機器、
即ちディジタルミキサの概略構成を示す図である。
【図2】 図1におけるSRAM11の概略構成を示す
図である。
【図3】 図1における表示器7及びパネル操作子9の
各一部を模式的に示す図である。
【図4】 (A)は、#01番目をストア先として同番
ストアが実行されたとき、シーンがどの領域からどの領
域へコピーされるかを示す図であり、(B)は、♯01
番目がカレントの状態で#2番目をストア先として異番
ストアが実行されたとき、シーンがどの領域からどの領
域へコピーされるかを示す図である。
【図5】 (A)は、#01番目がカレントで、カレン
ト領域114と#01番目のオリジナル領域111のシ
ーンが互いに異なっている状態(EDITマーク点灯)
で、#01番目からの同番リコールが実行されたとき
に、シーンがどの領域からどの領域へコピーされるかを
示す図であり、(B)は、#01番目がカレントで、カ
レント領域114と#01番目のオリジナル領域111
のシーンが同一である状態(EDITマーク消灯)で、
#01番目からの同番リコールが実行されたときに、シ
ーンがどの領域からどの領域ヘコピーされるかを示す図
であり、(C)は、#01番目がカレントで、#2番目
からの異番リコールが実行されたときに、シーンがどの
領域からどの領域ヘコピーされるかを示す図である。
【図6】 同番ストア又は異番ストアを実行したとき
に、CPU1が実行するデータ保存処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】 同番リコール又は異番リコールを実行したと
きに、CPU1が実行するデータ呼出処理を示すフロー
チャートである。
【図8】 ユーザがフェーダ8やパネル操作子9を操作
してシーンを構成するパラメータの値を変更したとき
に、CPU1が実行する設定値変更処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】 ユーザがパネル操作子9のUNDOボタン9
5を押下したときに、CPU1が実行するアンドゥ処理
を示すフローチャートである。
【図10】 (A)は、同番ストアが実行されたとき
に、各領域に保存されているシーンがどこの領域に保存
されるかを示す図であり、(B)は、異番ストアが実行
されたときに、各領域に保存されているシーンがどこの
領域に保存されるかを示す図である。
【図11】 (A)は、シャドウ領域112がカレント
ポインタに指示されているときには、同番リコールの実
行後は、オリジナル領域111がカレントポインタに指
示されることを示す図であり、(B)はオリジナル領域
111がカレントポインタに指示されている場合に、オ
リジナルに保存されているシーンの編集が行われるとき
には、オリジナル領域111に保存されているシーンが
シャドウ領域112にコピーされ、このシャドウ領域1
12がカレントポインタに指示され、このシャドウ領域
112に保存されているシーンが編集されることを示す
図であり、(C)は、オリジナル領域111がカレント
ポインタに指示されているときには、同番リコールの実
行後は、シャドウ領域112がカレントポインタに指示
されることを示す図であり、(D)は、シャドウ領域1
12がカレントポインタに指示されているときには、異
番リコールの実行後は、呼出番号に相当するシャドウ領
域112がカレントポインタに指示されることを示す図
であり、(E)は、オリジナル領域111がカレントポ
インタに指示されているときには、異番リコールの実行
後は、呼出番号に相当するシャドウ領域112がカレン
トポインタに指示されることを示す図である。
【図12】 従来のディジタルミキサによるシーンの保
存処理及び呼出処理を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU(変更手段、呼出手段、シャドウ呼出手段、
オリジナル呼出手段、選択手段、制御手段、オリジナル
選択手段)、 2 フラッシュメモリ、 3 RAM、
4 外部機器接続用インターフェース(I/F)、
5 波形データインタフェース(I/F)、 6 信号
処理部、 7 表示器、 8 フェーダ、9 パネル操
作子(選択手段)、 10 バス、 11 SRAM
(シャドウ記憶手段、カレント記憶手段、オリジナル記
憶手段、保存手段)
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個の動作データを記憶するシャドウ記
    憶手段と、 前記n個の動作データから選択された1つの動作データ
    を初期データとする、当該電子機器の動作を制御してい
    る動作データを記憶するカレント記憶手段と、 操作子の操作に応じて、カレント記憶手段の記憶する動
    作データの内容を変更する変更手段と、 操作子の操作に応じて、前記シャドウ記憶手段のn個の
    動作データのうちの前回選択されたデータとは異なる1
    つの動作データを選択し、前記カレント記憶手段に記憶
    されている動作データでシャドウ記憶手段の前回選択さ
    れた動作データを更新するとともに、今回選択された動
    作データを前記カレント記憶手段に保存する呼出手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記シャドウ記憶手段を使用するか否か
    を選択的に切り替える切替手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 n個の動作データを記憶するシャドウ記
    憶手段と、 前記シャドウ記憶手段のn個の動作データにそれぞれ対
    応するn個の動作データを記憶するオリジナル記憶手段
    と、 前記n個の動作データから選択された1つの動作データ
    を初期データとする、当該電子機器の動作を制御してい
    る動作データを記憶するカレント記憶手段と、 操作子の操作に応じて、前記カレント記憶手段の記憶す
    る動作データの内容を変更するとともに、前記シャドウ
    記憶手段の選択されている動作データの内容を同様に変
    更する変更手段と、 操作子の操作に応じて、前記シャドウ記憶手段のn個の
    動作データのうちの1つの動作データを選択し、該選択
    された動作データを前記カレント記憶手段に保存するシ
    ャドウ呼出手段と、 操作子の操作に応じて、前記オリジナル記憶手段から、
    前記呼出手段により最後に選択された動作データに対応
    する動作データを選択し、該選択された動作データを前
    記カレント記憶手段に保存するオリジナル呼出手段とを
    備えることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記シャドウ呼出手段と前記オリジナル
    呼出手段は同一の操作子の操作に応じて動作を行ない、
    前記n個の動作データのうちの1つの動作データを選択
    する操作が初めて行なわれたときは前記シャドウ呼出手
    段が動作し、同じ動作データを選択する操作が2回連続
    して行なわれたときは前記オリジナル呼出手段が動作す
    ることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記シャドウ呼出手段と前記オリジナル
    呼出手段は同一の操作子の操作に応じて動作を行ない、
    前記n個の動作のデータのうちの同一の動作データを連
    続して選択する操作に応じて、前記シャドウ呼出手段と
    前記オリジナル呼出手段が交互に動作することを特徴と
    する請求項3記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 さらに、操作子の操作に応じて、前記シ
    ャドウ記憶手段と前記オリジナル記憶手段のそれぞれn
    個の動作データのうちの1つの動作データを選択し、前
    記カレント記憶手段の記憶する動作データを、前記シャ
    ドウ記憶手段と前記オリジナル記憶手段のそれぞれ選択
    された動作データの記憶位置に保存する保存手段を備え
    たことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 n個の動作データとそれに対応するn個
    のオリジナル動作データを記憶する記憶手段と、 前記n個の動作データの1つを現在動作データとして選
    択する選択手段と、 現在動作データに基づいて電子機器を制御する制御手段
    と、 操作子の操作に応じて、前記記憶手段に記憶された現在
    動作データの内容を変更する変更手段と、 操作子の操作に応じて、選択された動作データの代りに
    該動作データに対応するオリジナル動作データを現在動
    作データとして選択するオリジナル選択手段とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 さらに、操作子の操作に応じて、前記記
    憶手段に記憶された1個の動作データとそれに対応する
    1個のオリジナル動作データを選択し、該選択された動
    作データとオリジナル動作データの記憶領域にそれぞれ
    現在動作データを保存する保存手段を備えることを特徴
    とする請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 コンピュータをn個の動作データを記憶
    するシャドウ記憶手段、 前記n個の動作データから選択された1つの動作データ
    を初期データとする、当該電子機器の動作を制御してい
    る動作データを記憶するカレント記憶手段、 操作子の操作に応じて、カレント記憶手段の記憶する動
    作データの内容を変更する変更手段、及び操作子の操作
    に応じて、前記シャドウ記憶手段のn個の動作データの
    うちの前回選択されたデータとは異なる1つの動作デー
    タを選択し、前記カレント記憶手段に記憶されている動
    作データでシャドウ記憶手段の前回選択された動作デー
    タを更新するとともに、今回選択された動作データを前
    記カレント記憶手段に保存する呼出手段として機能させ
    ることを特徴とするコンピュータ制御用プログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータをn個の動作データを記
    憶するシャドウ記憶手段、 前記シャドウ記憶手段のn個の動作データにそれぞれ対
    応するn個の動作データを記憶するオリジナル記憶手
    段、 前記n個の動作データから選択された1つの動作データ
    を初期データとする、当該電子機器の動作を制御してい
    る動作データを記憶するカレント記憶手段、 操作子の操作に応じて、前記カレント記憶手段の記憶す
    る動作データの内容を変更するとともに、前記シャドウ
    記憶手段の選択されている動作データの内容を同様に変
    更する変更手段、 操作子の操作に応じて、前記シャドウ記憶手段のn個の
    動作データのうちの1つの動作データを選択し、該選択
    された動作データを前記カレント記憶手段に保存するシ
    ャドウ呼出手段、及び操作子の操作に応じて、前記オリ
    ジナル記憶手段から、前記呼出手段により最後に選択さ
    れた動作データに対応する動作データを選択し、該選択
    された動作データを前記カレント記憶手段に保存するオ
    リジナル呼出手段として機能させることを特徴とするコ
    ンピュータ制御用プログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータをn個の動作データとそ
    れに対応するn個のオリジナル動作データを記憶する記
    憶手段、 前記n個の動作データの1つを現在動作データとして選
    択する選択手段、 現在動作データに基づいて電子機器を制御する制御手
    段、 操作子の操作に応じて、前記記憶手段に記憶された現在
    動作データの内容を変更する変更手段、及び操作子の操
    作に応じて、選択された動作データの代りに該動作デー
    タに対応するオリジナル動作データを現在動作データと
    して選択するオリジナル選択手段として機能させること
    を特徴とするコンピュータ制御用プログラム。
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