JP2003257970A - 半導体装置及びその配線構造 - Google Patents
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Abstract
おいて、銅の凝集現象に起因するボイドの発生を防止す
る。 【解決手段】第一の配線幅W1を有する第一の銅配線1
1と、第一の銅配線11と同一層で形成され、第一の配
線幅W1よりも大きい第二の配線幅W2を有し、第一の
銅配線11に接続される第二の銅配線12と、からなる
配線構造において、第一及び第二の配線11、12が同
一の厚さを有している場合、第二の配線12の面積と第
一の配線11の面積との比がN:1としたときに、Nは
3以上かつ200000000以下の任意の数(3≦N
≦200000000)に設定する。
Description
の配線構造を有する半導体装置に関し、特に、デュアル
ダマシン配線構造またはそのデュアルダマシン配線構造
を有する半導体装置に関する。
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金が多く用いら
れてきた。アルミニウム及びアルミニウム合金は低い抵
抗率を有しているため、フォトレジストマスク及びエッ
チングガスを用いることにより、容易にパターニングす
ることができるためである。
上昇に伴い、抵抗率がより低く、かつ、電流密度がより
高い配線材料が求められており、このような要求を満た
す配線材料として銅(Cu)が関心を集めている。
ウム配線と同様にして銅配線をエッチングすると、銅が
エッチングガス及び水分の影響を受けて、銅配線の内部
にコロージョン(腐食)が発生する。このため、アルミ
ニウム配線とは異なり、フォトレジストマスク及びエッ
チングガスを用いたパターニングは銅配線には適さな
い。
線のパターニング方法としてダマシン法が一般的に用い
られている。ダマシン法とは、下地層に予め凹部を形成
しておき、その凹部に銅を埋め込んだ後、不要部分を研
磨により除去し、下地層上に銅配線を形成する方法であ
る。
線層とを接続する場合には、上層配線層と下層配線層と
の間に形成された層間絶縁膜にビアホールを形成し、こ
のビアホールを金属その他の導電性物質で埋め込むこと
により、ビア導電体を形成し、このビア導電体を介して
上層配線層と下層配線層とを接続する。
個の工程でそれぞれ形成すると、製造時間の増加をもた
らす。このため、一般的には、デュアルダマシン法を用
いることにより、製造時間の短縮が図られている。デュ
アルダマシン法とは、層間絶縁膜に形成されたビアホー
ルと上層配線層に形成された凹部とに同一工程で金属を
埋め込み、その後、その金属を研磨し、ビアホールと凹
部内にのみ金属を残し、ビア導電体を形成する方法であ
る。
は、一般的には、ダマシン法と同様に、銅が用いられ
る。
は、高温熱処理を施すと、凝集を起こすという性質があ
る。すなわち、例えば、銅の薄膜に高温熱処理を施す
と、銅の薄膜は凝集して円形の小さい塊の集合体にな
る。このような銅の凝集は銅膜の厚さが薄いほど起こり
やすく、凝集を起こした銅膜はもはや銅配線材料として
は使用することができなくなる。なぜならば、銅膜が凝
集を起こすと、銅配線におけるボイドの原因となり、ひ
いては、その銅配線における断線その他の配線欠陥を引
き起こすことになるからである。
成した銅配線に生じる配線欠陥の例を説明する。
す断面図である。
成し、この凹部の中に銅下層配線層105を形成する。
うにして形成される。先ず、凹部の内壁にバリアメタル
層をスパッタリングで堆積した後、電界メッキで銅配線
材料を凹部の内部に形成する。この後、下層絶縁層10
4の表面上に堆積した銅を化学機械的研磨法(Chem
ical Mechanical Polishin
g:CMP)により除去することにより、銅下層配線層
105が形成される。
に、層間絶縁膜としてのSiN層106、SiO2層1
07、SiN層116、SiO2層117を堆積する。
08を形成した後、ビアホール108をレジストにより
埋め戻す。その後、SiN層116及びSiO2層11
7を選択的に除去し、上層配線用凹部を形成する。
8とを露出させた状態で、ビア導電体109と上層配線
層110とを同一の工程により形成する。例えば、バリ
アメタル層をスパッタリングで堆積した後、その上に銅
配線層を電界メッキで形成する。SiO2層117の表
面上に堆積した銅は研磨により除去される。
層配線層110からなるデュアルダマシン配線が形成さ
れる。
層111及びSiO2層112からなる上層絶縁層が形
成される。
造においては、下層配線層105と上層配線層110と
を接続するビア導電体109は上層配線層110と同一
の材料(図12(A)に示した例では銅)により形成さ
れる。
ン配線構造においては、上述した銅の凝集現象に起因し
て、ボイドの発生が問題となっていた。以下、ボイドの
発生例を図12(B)、(C)、(D)に示す。
中央にボイド120Bが発生した例を示す。ビアホール
108のほぼ中央に生じたボイド120Bにより、下層
配線層105と上層配線層110との間の電気的接続が
遮断されている。
にボイド120Cが発生した例を示す。ビアホール10
8の底部に生じたボイド120Cにより、図12(B)
の場合と同様に、下層配線層105と上層配線層110
との間の電気的接続が遮断されている。
ドを実際に撮影した電子顕微鏡写真である。
配線層105との境界において、下層配線層105側に
ボイド120Dが発生した例を示す。ボイド120D
は、図12(B)及び図12(C)の場合と異なり、ビ
アホール108の内部には生じてはいないが、結果的に
は、下層配線層105と上層配線層110との間の電気
的接続が遮断されている。
多層配線構造におけるボイドの発生例を示したものであ
るが、ボイドは、多層配線構造に限らず、平面構造(2
次元構造)においても発生する。
である。
有する第一の配線層121と、第一の配線幅W1よりも
大きい第二の配線幅W2を有する第二の配線層122と
が相互に接続されている。第一の配線層121と第二の
配線層122とは同一層で形成されており、かつ、同一
の膜厚を有しているものとする。また、第一の配線層1
21及び第二の配線層122は何れも銅で形成されてい
る。
の配線層122の体積(図14に示した例においては、
第一の配線層121と第二の配線層122とは同一の膜
厚を有しているものとしたので、「体積」を「面積」と
置き換えて考えても良い)が第一の配線層121の体積
よりも格段に大きい場合には、第一の配線層121の内
部において銅の凝集が生じ、その結果として、第一の配
線層121から第二の配線層122に向かう引張応力1
23が発生し、第二の配線層122が第一の配線層12
1に吸収されることがある。
イド124が発生する。
形成された多層配線構造または平面配線構造の何れにお
いても、配線材料である銅の凝集現象に起因するボイド
が発生し、ひいては、配線の断線を引き起こしている。
の発生を防止することを可能にした配線構造が種々提案
されている。
001−298084号公報に記載されたダマシン配線
構造を図15に示す。
るダマシン配線構造を上方から見たときの平面図、図1
5(B)は、図15(A)のX−X線における断面図で
ある。
0と、下層配線層130上に堆積された層間絶縁膜13
1と、層間絶縁膜131上に形成された上層配線層13
2(破線で示す)と、を備えている。
1aが形成されており、さらに、配線用溝131aの底
面には、配線用溝131aの底面から下層配線層130
に達するビアホール133が形成されている。ビアホー
ル133の径は配線用溝131aの幅よりも小さい。
31aの底面から上方に突出している複数個の絶縁突出
パターン134が形成されている。この絶縁突出パター
ン134は層間絶縁膜131と同一材料で形成されてい
る。
ば、広い幅の配線すなわち大きい体積の配線を形成する
場合であっても、ストレスマイグレーションによる不良
発生、典型的には、上述したような銅配線中のボイドの
発生を防止することができるものとされている。
線構造は、絶縁突出パターン134を形成するためのフ
ォトリソグラフィー工程及びエッチング工程が複雑にな
るため、逆に、製造歩留まりが低下するという欠点があ
った。
おいては、上層配線層132の内部に絶縁突出パターン
134が入り込む構造になるため、上層配線層132の
層抵抗を推測することが極めて困難になるとともに、上
層配線層132における電流集中の度合いを解析するこ
とも極めて困難になっていた。
されたものであり、銅からなる多層配線構造または平面
配線構造において、銅の凝集現象に起因するボイドの発
生を防止し、ひいては、配線層の断線を防止することが
できる配線構造及びその配線構造を有する半導体装置を
提供することを目的とする。
め、本発明は、第一の配線幅を有する第一の配線と、前
記第一の配線と同一層で形成され、前記第一の配線幅よ
りも大きい第二の配線幅を有し、前記第一の配線に接続
される第二の配線と、からなる配線構造であって、前記
第一及び第二の配線は銅または銅を主成分とする合金か
らなり、前記第一及び第二の配線は同一の厚さを有して
おり、前記第二の配線の面積と前記第一の配線の面積と
の比がN:1であり、前記Nは2000以上かつ200
000000以下の任意の数(2000≦N≦2000
00000)である配線構造を提供する。
配線との膜厚が等しい場合には、第二の配線と第一の配
線との面積比Nを2000以上かつ200000000
以下の任意の数に設定することにより、第一の配線にお
ける銅の凝集現象、ひいては、ボイドの発生を防止する
ことができる。
84号公報に開示されているダマシン配線構造における
絶縁突出パターン134のようなパターンを形成する必
要はないので、より簡素化した製造工程により、細い配
線層における銅の凝集現象を防止することができる。
上、かつ、2000000以下の任意の数(2000≦
N≦2000000)である。
50nm以上、かつ、650nm以下の範囲内にあるこ
とが望ましい。
下、0.20μm以下、0.14μm以下または98n
m以下であることが好ましい。
m±0.04μm、0.20μm±0.04μm、0.
14μm±0.04μmあるいは98nm±0.04μ
mであることが好ましい。
上であり、かつ、前記第一の配線の長さが0.56μm
以下である場合には、前記第一の配線幅は0.28μm
以上であることが好ましい。
な組み合わせが存在する。
m、前記第一の配線の長さを約0.40μm以上とする
ことが好ましい。
m、前記第一の配線の長さを約0.20μm以上とする
ことがこのましい。
m、前記第一の配線の長さを約0.19μm以上とする
ことが好ましい。
として銅の熱処理温度がある。本発明者の実験によれ
ば、前記第一及び第二の配線が銅からなるものである場
合には、前記第一及び第二の配線は摂氏150度以上の
温度において熱処理されることが好ましいことが判明し
た。
することにより、すなわち、配線層を銅合金から構成す
ることにより、熱処理温度の下限を引き上げることがで
きることも判明した。すなわち、前記第一及び第二の配
線が銅を主成分とする合金からなるものである場合に
は、前記第一及び第二の配線が銅からなるものである場
合の熱処理温度よりも高い温度において熱処理すること
が可能である。
とをビアで接続する配線構造であって、前記上層配線
層、前記下層配線層及び前記ビアは銅または銅を主成分
とする合金からなり、前記上層配線層または前記下層配
線層の体積と前記ビアの体積との比がN:1であり、前
記Nは3以上かつ200000000以下の任意の数
(3≦N≦200000000)である配線構造を提供
する。
配線との膜厚が異なる場合には、第二の配線と第一の配
線との体積比Nを2000以上かつ200000000
以下の任意の数に設定することにより、第一の配線にお
ける銅の凝集現象、ひいては、ボイドの発生を防止する
ことができる。
84号公報に開示されているダマシン配線構造における
絶縁突出パターン134のようなパターンを形成する必
要はないので、より簡素化した製造工程により、細い配
線層における銅の凝集現象を防止することができる。
かつ、2000000以下の任意の数(2000≦N≦
2000000)である。
層とをビアで接続する配線構造であって、前記上層配線
層、前記下層配線層及び前記ビアは銅または銅を主成分
とする合金からなり、前記上層配線層または前記下層配
線層の体積と前記ビアの体積との比をN:1と表したと
きに、前記Nが3.5以上、かつ、2000000以下
(3.5≦N≦2000000)である場合には、前記
上層配線層と前記下層配線層とを2個以上のビアで接続
するものである配線構造を提供する。
面を有するものとしても形成することができる。
る場合には、その直径は0.28μm以下が好ましく、
0.20μm以下がより好ましく、0.14μm以下が
さらに好ましく、98nm以下であることが最も好まし
い。
0.04μmの許容範囲を有している。すなわち、ビア
を円形断面を有するものとして形成する場合には、その
直径は0.28μm±0.04μmが好ましく、0.2
0μm±0.04μmがより好ましく、0.14μm±
0.04μmがさらに好ましく、98nm±0.04μ
mであることが最も好ましい。
層とをビアで接続する配線構造であって、前記上層配線
層、前記下層配線層及び前記ビアは銅または銅を主成分
とする合金からなり、前記上層配線層または前記下層配
線層の体積と前記ビアの体積との比がN:1であり、前
記ビアが0.14μm±0.04μmの直径の円形断面
を有するものである場合には、前記Nは3以下である配
線構造を提供する。
とをビアで接続する配線構造であって、前記上層配線
層、前記下層配線層及び前記ビアは銅または銅を主成分
とする合金からなり、前記上層配線層または前記下層配
線層の体積と前記ビアの体積との比がN:1であり、前
記ビアが0.20μm±0.04μmの直径の円形断面
を有するものである場合には、前記Nは9以下である配
線構造を提供する。
接続する配線構造であって、前記上層配線層、前記下層
配線層及び前記ビアは銅または銅を主成分とする合金か
らなり、前記上層配線層または前記下層配線層の体積と
前記ビアの体積との比がN:1であり、前記ビアが0.
28μm±0.04μmの直径の円形断面を有するもの
である場合には、前記Nは15以下とすることが好まし
い。
二の配線は摂氏150度以上の温度において熱処理され
るものであることが好ましく、また、前記第一及び第二
の配線が銅を主成分とする合金からなるものである場合
には、前記第一及び第二の配線が銅からなるものである
場合の熱処理温度よりも高い温度において熱処理される
ことが好ましい。
する場合には、その正方形断面の一辺の長さを3μm以
下にすることが好ましい。
装置に適用することができる。
明の第一の実施形態に係る配線構造10の平面図であ
り、図2は、図1に示した配線構造10の概略的な斜視
図である。この配線構造10は、例えば、半導体装置に
おける平面配線パターンの一部として適用することが可
能である。
配線層11と、第一の配線層11に接続されている第二
の配線層12と、を備えている。第一の配線層11と第
二の配線層12は同一層として形成されており、ともに
銅で形成されている。
11は、長さL1、幅W1及び高さH1を有しており、
第二の配線層12は、長さL2、幅W2及び高さH2を
有している。第二の配線層12の幅W2は第一の配線層
11の幅W1よりも大きいものとする(W2>W1)。
線層12の体積V2は以下のように表される。
の配線層11を構成する銅に凝集が起こり、体積V1を
有する第一の配線層11が体積V2の第二の配線層12
に吸収され、第一の配線層11の端部にボイドを生じる
ことがあった。
銅凝集が起こらない、すなわち、第二の配線層12が第
一の配線層11に吸収されないような体積V1と体積V
2との比における臨界点を見い出すべく、実験を行っ
た。
N=V2/V1 とおくと、2000≦N≦20000
0000の範囲内にNを設定することにより、第一の配
線層11の凝集ひいては第一の配線層11の第二の配線
層12への吸収を防止することができることが判明し
た。
内のNのうち、Nの最適範囲は2000≦N≦2000
000であった。
1の高さH1と第二の配線層12の高さH2とをともに
Hに等しく設定した場合には(H1=H2=H)、上述
の体積V2と体積V1との体積比Nは第一の配線層11
の面積と第二の配線層12の面積との比に等しくなる。
すなわち、N=L2W2/L1W1となる。従って、H
1=H2=Hである場合には、2000≦N=L2W2
/L1W1≦200000000となるように、第一の
配線層11の長さL1及び幅W1ならびに第二の配線層
12の長さL2及び幅W2を設定すればよい。
めの実験方法及びその結果について説明する。
面図であり、図5は、図4のX−X線における断面図で
ある。
列に配置された複数個の下層配線層15と、各下線配線
層15の間に配置され、ビアホール16を介して隣接す
る二つの下層配線層15と電気的に接続する上層配線層
17と、を有している。
た配線構造と同一の構造を有しており、第一の配線層1
5aと、第一の配線層15aに接続されている第二の配
線層15bと、を備えている。第一の配線層15aと第
二の配線層15bは同一層として形成されており、とも
に銅で形成されている。
m、幅W2は3.0μmに設定されている。
ては0.14μm、0.27μm、0.55μm、1.
12μmの4種類を設定し、さらに、それらの4種類の
長さL1の各々に対して第一の配線層15aの幅W1を
0.14μm、0.20μm、0.28μmの3種類に
変更した配線構造を製造し、それぞれの配線構造につい
ての良品率を測定した。
及び各幅W1について測定した良品率を示すグラフであ
る。
0.14μm、0.20μm、0.28μmの何れの場
合においても、長さL1が大きくなるほど、良品率は上
昇している。
と、幅W1=0.14μmの場合には、長さL1は約
0.40μm以上であればよいことがわかる。
は、長さL1は約0.20μm以上であればよく、ま
た、幅W1=0.28μmの場合には、長さL1は約
0.19μm以上であればよいことがわかる。
は、98nmまたはそれ以下の値を取ることも可能であ
ることが判明した。
0.14μm、0.20μm、0.28μmまたは98
nmの何れかの限定的な値に設定したが、これらの値に
は±0.04μmの許容範囲が存在することも同時に判
明した。従って、上述の長さL1の好ましい範囲は幅W
1が0.14μm±0.04μm、0.20μm±0.
04μm、0.28μm±0.04μmまたは98nm
±0.04μmの場合にも成立する。
1.12μm以上であり、かつ、第一の配線層15aの
長さL1が0.56μm以下である場合に、第一の配線
層15aの幅W1は0.28μm以上であることが好ま
しいことも判明した。
0.14μmに対しては、第一の配線層15aを摂氏1
50度で熱処理する前のものと、熱処理した後のものの
双方について測定した。図6から明らかであるように、
第一の配線層15aを摂氏150度で熱処理することに
より、良品率は若干低下する。
との体積比Nの好適な範囲は2000≦N≦20000
0000であり、さらに好適な範囲は2000≦N≦2
000000であることがわかる。
において生じるボイドは第一の配線層11、15aを形
成する銅の凝集に起因する。この銅の凝集を起こすパラ
メータの一つとして、熱処理の温度及び配線層の膜厚が
ある。
こすことがない熱処理温度及び配線層の膜厚を求める実
験を行った。
線層15bに対して、種々の温度で熱処理を施し、各温
度における銅分子間の距離を測定することにより行っ
た。熱処理温度は、室温(RT)、摂氏50度、摂氏1
00度、摂氏150度、摂氏200度、摂氏300度及
び摂氏400度とした。
図7(A)は、比較的大きな面積を有する第二の配線層
15bに対する実験結果を示し、図7(B)は、比較的
小さな面積を有する第一の配線層15aに対する実験結
果を示す。図7(A)、(B)の縦軸は銅分子の存在確
率であり、横軸は任意の基準点からの銅分子の距離(単
位はオングストローム)である。
の位置において銅分子が存在していることを示し、ピー
クの高さは銅分子の存在確率を表す。図7(A)、
(B)から明らかであるように、約2.2オングストロ
ーム、約4.1オングストローム及び約4.8オングス
トロームの各距離において、それぞれピークが出現して
おり、それらの位置において、銅分子が存在しているこ
とがわかる。
0度以下の温度においては明確に出現しているが、摂氏
150度を境としてそれ以上の温度においては、ピーク
が明確には出現しなくなっている。これは、摂氏150
度以上の熱処理を行うと、銅分子の熱振動が大きくな
り、それに応じて、銅分子の移動性が増し、銅分子の凝
集が起こりにくくなっている、すなわち、ボイドが生じ
にくくなっていることを示している。
ドの発生を避けるためには、その熱処理の温度は摂氏1
50度以上が好ましいことがわかる。
の発生を避けるための第一の配線層15a及び第二の配
線層15bの好ましい膜厚Tの範囲は150nm≦T≦
650nmであることが判明した。
5aは銅からなるものとしたが、第一の配線層15aは
銅のみならず、銅を主成分とする銅合金から形成するこ
とも可能である。
て選択可能な合金は、例えば、銅−アルミニウム、銅−
スズ、銅−銀、銅−クロム、銅−チタニウム、銅−コバ
ルト、銅−マグネシウムである。また、銅と銅以外の金
属との混合比率は、熱処理温度、各配線層の幅、長さ及
び膜厚などのパラメータに応じて適宜決定することがで
きる。
の発生を避けるためには、その熱処理温度は摂氏150
度以上が好ましいことは前述したが、この値は第一の配
線層15aが銅のみからなる場合の値である。
からなるものである場合には、熱処理温度の下限が摂氏
150度よりも高くなることを見いだした。
配線層15bが銅を主成分とする合金からなるものであ
る場合には、第一の配線層15a及び第二の配線層15
bが銅からなるものである場合の熱処理温度よりも高い
温度において熱処理することが可能である。 (第二の実施形態)図8は本発明の第二の実施形態に係
る配線構造20を示す。図8(A)は配線構造20の平
面図であり、図8(B)は図8(A)のX−X線におけ
る断面図である。この配線構造20は、例えば、半導体
装置における多層配線構造として適用することが可能で
ある。
線層21a、21bと、下層配線層21a、21bの上
方において下層配線層21a、21bにまたがって形成
されている上層配線層22と、下層配線層21aと上層
配線層22とを電気的に接続するビア導電体23aと、
下層配線層21bと上層配線層22とを電気的に接続す
るビア導電体23bと、を備えている。下層配線層21
a、21b、上層配線層22及びビア導電体23a、2
3bは何れも銅で形成されている。
3に示した第一の実施形態に係る配線構造10と同様の
構造を有している。
の立方体形状を有しており、その体積はV2である。
横断面がほぼ正方形をなす立方体形状をなしており、そ
れぞれの体積をV1とする。
ように、ビア導電体23a、23bを構成する銅に凝集
が起こり、体積V1を有する各ビア導電体23a、23
bが体積V2の上層配線層22に吸収され、ビア導電体
23a、23bにボイドを生じることがあった。
23bの各々に銅凝集が起こらない、すなわち、ビア導
電体23a、23bが上層配線層22に吸収されないよ
うな体積V1と体積V2との比における臨界点を見い出
すべく、実験を行った。
的な配線構造における体積比Nを求めたが、本実施形態
においては、3次元的な配線構造における体積比Nを求
めるものである。
構成する銅はX方向とY方向の2方向に凝集するのに対
して、3次元的な配線構造においては、配線層を構成す
る銅はX方向、Y方向及びZ方向の3方向に凝集すると
いう相違点がある。このため、3次元的な配線構造にお
ける銅凝集のメカニズム及び臨界的な体積比Nは2次元
的な配線構造におけるそれらと若干の相違がある。
N=V2/V1 とおくと、3≦N≦20000000
0の範囲内にNを設定することにより、ビア導電体23
a、23bの凝集ひいてはビア導電体23a、23bの
上層配線層22への吸収を防止することができることが
判明した。
のうち、Nの最適範囲は2000≦N≦2000000
であった。
23bを正方形の断面を有する立方体形状に形成した場
合に、正方形断面の一辺の長さの最適値を求める実験を
行った。その実験結果を図9に示す。横軸は正方形断面
の一辺の長さ、縦軸は配線構造の良品率である。
の一辺の長さが3μm以下である場合には、良品率はほ
ぼ100%の値を維持している。これに対して、正方形
断面の一辺の長さが3μmを超えると、良品率は減少を
開始し、正方形断面の一辺の長さが20μmの場合に
は、良品率は約28%にまで低下する。
0%の良品率を維持するためには、ビア導電体23a、
23bの正方形断面の一辺の長さは3μm以下であるこ
とを要する。
ある場合の良品率は約80%である。従って、80%の
良品率を維持するためには、ビア導電体23a、23b
の正方形断面の一辺の長さは4μm以下であることを要
する。
は23bを形成した場合の体積比Nが3.5以上、か
つ、2000000以下(3.5≦N≦200000
0)である場合には、例えば、上層配線層22と下層配
線層21aとを接続するビア導電体は2個以上形成する
ことが好ましい。
により求めることができる。
3aまたは23bを正方形断面を有するものとして形成
したが、ビア導電体23aまたは23bを円形断面を有
するものとして形成することも可能である。
を有する形状に形成する場合には、本発明者の実験によ
れば、その好ましい直径の範囲は0.28μm以下であ
り、さらに好ましい直径の範囲は0.20μm以下であ
り、それよりも好ましい直径の範囲は0.14μm以下
であり、最も好ましい直径の範囲は98nm以下である
ことがわかった。
8μm、0.20μm、0.14μm、98nmは、そ
れぞれ±0.04μmの許容範囲を有していることも判
明した。
aまたは23bの直径に応じて、好ましい体積比Nの範
囲も変化する。
る配線構造20を適用した一実施例を説明する。
ジスタ部(図示せず)とコンタクト(図示せず)を形成
したシリコン基板31上に絶縁膜32を形成する。
0nm程度の膜厚に成膜した後、シリコン酸化膜からな
る平坦化絶縁膜34を400nm程度の膜厚で成膜す
る。
て、反転パターンのレジストマスク35を形成する。
ストマスク35を介して酸化膜34をエッチングして、
溝34aを形成する。
に、図10(C)に示すように、窒素を含有する高融点
金属膜35(TaN)を20nm程度の膜厚で全面に成
膜し、続いて、高融点金属膜35上に銅36を0.1μ
m程度の膜厚で成膜する。
ッタで形成する。
キ法により、成膜する。
融点金属膜35をエッチバックして図10(D)に示す
ような配線構造を得る。
て、ビア導電体23aまたは23bの体積に応じて、体
積比Nも変化することを予測し、それを実証するための
実験を行った。その実験結果を示したグラフを図11に
示す。図11は、図8に示した配線構造において、ビア
導電体23aまたは23bを円形断面を有する形状に形
成した場合の体積比と良品率の関係を示すグラフであ
る。
0.14μm、0.20μm、0.28μm、0.40
μmの直径を有する4種類の円形断面のビア導電体23
aを形成し、それぞれのビア導電体23aに対して体積
比Nを徐々に変化させたときに良筆率がどのように変化
するかを測定した。
直径が小さくなるに伴って、熱ストレスは増加し、良品
率は低下する。
3aにおいては、体積比Nが3以下の場合には、良品率
は100%を維持していたが、体積比Nが3を超える
と、良品率は低下した。
μmの円形断面に形成する場合には、体積比Nは3以下
に設定することが好ましいことが判明した。
3aにおいては、体積比Nが9以下の場合には、良品率
は100%を維持していたが、体積比Nが9を超える
と、良品率は低下した。
μmの円形断面に形成する場合には、体積比Nは9以下
に設定することが好ましいことが判明した。
電体23aにおいては、体積比Nが15以下の場合に
は、良品率は100%を維持していたが、体積比Nが1
5を超えると、良品率は低下した。
μmの円形断面に形成する場合には、体積比Nは15以
下に設定することが好ましいことが判明した。(ただ
し、0.28μmに関しては、図11にデータが載って
いません。)0.40μmの直径を有するビア導電体2
3aにおいては、実験で測定した体積比Nの範囲内にお
いては、体積比Nの値にかかわらず、良品率は100%
を維持していた。
μmの円形断面に形成する場合には、体積比Nは特に制
限なく任意の値に設定することができるものと考えられ
る。
4μm、0.20μm、0.28μm、0.40μmが
±0.04μmの範囲の誤差を有している場合であって
も、同様の結果を得た。従って、ビア導電体23aの直
径を0.14μm±0.04μm、0.20μm±0.
04μm、0.28μm±0.04μm、0.40μm
±0.04μmに設定する場合の好ましい体積比Nはそ
れぞれ3以下、9以下、15以下、任意の値に設定する
ことが可能である。
よれば、銅からなる多層配線構造または平面配線構造に
おいて、銅の凝集現象に起因するボイドの発生を防止す
ることができ、ひいては、配線層相互間の断線を防止す
ることが可能になる。このため、本発明に係る配線構造
を適用した装置、例えば、半導体装置の信頼性を向上さ
せることができる。
図である。
る。
図である。
図(図8(A))と図8(A)のX−X線における断面
図(図8(B))である。
である。
面図である。
グラフである。
る。
る。
(A))と断面図(図15(B))である。
うにして形成される。先ず、凹部の内壁にバリアメタル
層をスパッタリングで堆積した後、電解メッキで銅配線
材料を凹部の内部に形成する。この後、下層絶縁層10
4の表面上に堆積した銅を化学機械的研磨法(Chem
ical Mechanical Polishin
g:CMP)により除去することにより、銅下層配線層
105が形成される。
8とを露出させた状態で、ビア導電体109と上層配線
層110とを同一の工程により形成する。例えば、バリ
アメタル層をスパッタリングで堆積した後、その上に銅
配線層を電解メッキで形成する。SiO2層117の表
面上に堆積した銅は研磨により除去される。
配線との膜厚が異なる場合には、第二の配線と第一の配
線との体積比Nを3以上かつ200000000以下の
任意の数に設定することにより、第一の配線における銅
の凝集現象、ひいては、ボイドの発生を防止することが
できる。
0.14μm、0.20μm、0.28μm、0.40
μmの直径を有する4種類の円形断面のビア導電体23
aを形成し、それぞれのビア導電体23aに対して体積
比Nを徐々に変化させたときに良品率がどのように変化
するかを測定した。
μmの円形断面に形成する場合には、体積比Nは15以
下に設定することが好ましいことが判明した。0.40
μmの直径を有するビア導電体23aにおいては、実験
で測定した体積比Nの範囲内においては、体積比Nの値
にかかわらず、良品率は100%を維持していた。
Claims (34)
- 【請求項1】 第一の配線幅を有する第一の配線と、 前記第一の配線と同一層で形成され、前記第一の配線幅
よりも大きい第二の配線幅を有し、前記第一の配線に接
続される第二の配線と、 からなる配線構造であって、 前記第一及び第二の配線は銅または銅を主成分とする合
金からなり、 前記第一及び第二の配線は同一の厚さを有しており、 前記第二の配線の面積と前記第一の配線の面積との比が
N:1であり、 前記Nは2000以上かつ200000000以下の任
意の数(2000≦N≦200000000)である配
線構造。 - 【請求項2】 前記Nは2000以上、かつ、2000
000以下の任意の数(2000≦N≦200000
0)であることを特徴とする請求項1に記載の配線構
造。 - 【請求項3】 前記第一及び第二の配線の厚さは150
nm以上、かつ、650nm以下の範囲内にあることを
特徴とする請求項1または2に記載の配線構造。 - 【請求項4】 前記第一の配線幅は0.28μm以下で
あることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記
載の配線構造。 - 【請求項5】 前記第一の配線幅は0.20μm以下で
あることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記
載の配線構造。 - 【請求項6】 前記第一の配線幅は0.14μm以下で
あることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記
載の配線構造。 - 【請求項7】 前記第一の配線幅は98nm以下である
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項8】 前記第一の配線幅は0.28μm±0.
04μmであることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
か一項に記載の配線構造。 - 【請求項9】 前記第一の配線幅は0.20μm±0.
04μmであることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
か一項に記載の配線構造。 - 【請求項10】 前記第一の配線幅は0.14μm±
0.04μmであることを特徴とする請求項1乃至3の
何れか一項に記載の配線構造。 - 【請求項11】 前記第一の配線幅は98nm±0.0
4μmであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
一項に記載の配線構造。 - 【請求項12】 前記第二の配線幅が1.12μm以上
であり、かつ、前記第一の配線の長さが0.56μm以
下である場合には、前記第一の配線幅は0.28μm以
上であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項
に記載の配線構造。 - 【請求項13】 前記第一の配線幅が0.14μmであ
り、前記第一の配線の長さが約0.40μm以上である
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項14】 前記第一の配線幅が0.20μmであ
り、前記第一の配線の長さが約0.20μm以上である
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項15】 前記第一の配線幅が0.28μmであ
り、前記第一の配線の長さが約0.19μm以上である
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項16】 前記第一及び第二の配線が銅からなる
ものである場合には、前記第一及び第二の配線は摂氏1
50度以上の温度において熱処理されるものであること
を特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の配
線構造。 - 【請求項17】 前記第一及び第二の配線が銅を主成分
とする合金からなるものである場合には、前記第一及び
第二の配線が銅からなるものである場合の熱処理温度よ
りも高い温度において熱処理されるものであることを特
徴とする請求項1乃至16の何れか一項に記載の配線構
造。 - 【請求項18】 上層配線層と下層配線層とをビアで接
続する配線構造であって、 前記上層配線層、前記下層配線層及び前記ビアは銅また
は銅を主成分とする合金からなり、 前記上層配線層または前記下層配線層の体積と前記ビア
の体積との比がN:1であり、 前記Nは3以上、かつ、200000000以下の任意
の数(3≦N≦200000000)である配線構造。 - 【請求項19】 前記Nは2000以上、かつ、200
0000以下の任意の数(2000≦N≦200000
0)であることを特徴とする請求項18に記載の配線構
造。 - 【請求項20】 上層配線層と下層配線層とをビアで接
続する配線構造であって、 前記上層配線層、前記下層配線層及び前記ビアは銅また
は銅を主成分とする合金からなり、 前記上層配線層または前記下層配線層の体積と前記ビア
の体積との比をN:1と表したときに、前記Nが3.5
以上、かつ、2000000以下(3.5≦N≦200
0000)である場合には、前記上層配線層と前記下層
配線層とを2個以上のビアで接続するものである配線構
造。 - 【請求項21】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.28μm以下であることを特徴とす
る請求項18乃至20の何れか一項に記載の配線構造。 - 【請求項22】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.20μm以下であることを特徴とす
る請求項18乃至20の何れか一項に記載の配線構造。 - 【請求項23】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.14μm以下であることを特徴とす
る請求項18乃至20の何れか一項に記載の配線構造。 - 【請求項24】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が98nm以下であることを特徴とする請
求項18乃至20の何れか一項に記載の配線構造。 - 【請求項25】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.28μm±0.04μmであること
を特徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項26】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.20μm±0.04μmであること
を特徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項27】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が0.14μm±0.04μmであること
を特徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の
配線構造。 - 【請求項28】 前記ビアはほぼ円形断面を有してお
り、その直径が98nm±0.04μmであることを特
徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の配線
構造。 - 【請求項29】 上層配線層と下層配線層とをビアで接
続する配線構造であって、 前記上層配線層、前記下層配線層及び前記ビアは銅また
は銅を主成分とする合金からなり、 前記上層配線層または前記下層配線層の体積と前記ビア
の体積との比がN:1であり、 前記ビアが0.14μm±0.04μmの直径の円形断
面を有するものである場合には、前記Nは3以下である
配線構造。 - 【請求項30】 上層配線層と下層配線層とをビアで接
続する配線構造であって、 前記上層配線層、前記下層配線層及び前記ビアは銅また
は銅を主成分とする合金からなり、 前記上層配線層または前記下層配線層の体積と前記ビア
の体積との比がN:1であり、 前記ビアが0.20μm±0.04μmの直径の円形断
面を有するものである場合には、前記Nは9以下である
配線構造。 - 【請求項31】 前記第一及び第二の配線は摂氏150
度以上の温度において熱処理されるものであることを特
徴とする請求項18乃至30の何れか一項に記載の配線
構造。 - 【請求項32】 前記第一及び第二の配線が銅を主成分
とする合金からなるものである場合には、前記第一及び
第二の配線が銅からなるものである場合の熱処理温度よ
りも高い温度において熱処理されるものであることを特
徴とする請求項18乃至30の何れか一項に記載の配線
構造。 - 【請求項33】 前記ビアは正方形断面を有しており、
その正方形断面の一辺の長さは3μm以下であることを
特徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の配
線構造。 - 【請求項34】 請求項1乃至33の何れか一項に記載
の配線構造を有する半導体装置。
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