JP2001060621A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001060621A
JP2001060621A JP11234354A JP23435499A JP2001060621A JP 2001060621 A JP2001060621 A JP 2001060621A JP 11234354 A JP11234354 A JP 11234354A JP 23435499 A JP23435499 A JP 23435499A JP 2001060621 A JP2001060621 A JP 2001060621A
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Kohei Suzuki
康平 鈴木
Takuya Masui
卓也 増井
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイドによる配線の導通不良による歩留まり
の低下を防止する。 【解決手段】 素子の形成された半導体基板の上に、複
数の配線層が層間絶縁膜を介在させて形成され、前記層
間絶縁膜に配線材料が充填された素子・配線層間接続用
の接続孔を備えた半導体装置、の製造方法であって、前
記半導体装置のすべての配線層及び接続孔に対する配線
工程が完了した後に、その半導体装置を高圧ガス雰囲気
下にて加熱処理(高圧アニール)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ULSIに代表さ
れる多層構造からなる半導体装置の製造工程において、
特にその層内部に形成されるボイド等を除去し、ボイド
等に起因する導通の不具合等を解消し、上記半導体装置
の製造工程での歩留まりを向上させる方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】LSIの集積度および動作速度の向上
は、主にその素子の微細化、および素子間もしくは配線
間を接続する配線の微細化によって支えられてきた。特
に、マイクロプロセッサーに代表される論理LSIにお
いては1チップ中に数百万におよぶ素子すなわちトラン
ジスタを内包するため、それらを相互に接続する配線も
また複雑さを極めるものになっている。このような大規
模LSIは内部の回路としてはいくつかの機能ブロック
からなるのが普通であり、その配線においては、1)機
能ブロックを形成するためのいわばローカルな配線、
2)機能ブロック間でデータのやりとりをするための配
線、3)機能ブロックを制御するための信号線、4)電
源およびアースライン、などのように階層化された配線
構造が用いられるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような複雑化した
配線を実現するためには配線層の多層化が必須であり、
今日では6層もの配線層をもつLSIが製造されてい
る。また、このような配線の寸法すなわち配線の幅およ
び配線を配置するピッチもまた微細化の一途を辿ってき
たが、一方で配線間の静電容量の増大がクロストークや
伝搬遅延といった性能上の問題を招くようになり、同層
の配線間もしくは上層配線と下層配線を互いに絶縁する
層間絶縁膜に誘電率の低い材料を用いるなどの技術革新
が検討されているが、それでもなお配線間容量低減の要
請から、層間絶縁膜の膜厚はあまり薄くすることが出来
ないのが現状である。
【0004】その結果、素子と配線を相互に接続するた
めのコンタクトホールや、配線間を相互に接続するため
のヴィアホールにおいては、そのアスペクト比、すなわ
ち深さと直径の比は増加の一途を辿っているのが現状で
ある。LSIに設計どおりの性能を発揮させるには、こ
のようにアスペクト比の増大したコンタクトホールやヴ
ィアホールを金属配線膜ですき間無く充填し、良好な接
続孔を形成することが不可欠なことは論を待たないが、
これらコンタクトホールやヴィアホールの数は素子数の
数倍から数十倍はあるため、先に述べたマイクロプロセ
ッサーの例ではその数は数千万個から数億個に達すると
考えられる。
【0005】これらのうち1個でも導通不良となればL
SIの正常な動作は期待できないのであるから、LSI
の不良原因においてこれらコンタクトホールやヴィアホ
ールの不良が占める割合が高いことは容易に想像でき
る。実際、本発明者らは半導体製造工場においてその不
良原因の詳細な調査・分類を行い、その比率が極めて高
いことを見出している。一方、LSIの製造において
は、その工程途中で生じた不良箇所を修復すること、い
わゆる手直しを行うことはほとんどの場合不可能であっ
て、これが一般的な機械の製造工程と大きく異なる点で
ある。しかし、これでは製造歩留まりが低くなって製造
コストが上昇するという問題が生じるため、一部の回路
をチップ上に重複して形成しておき、動作試験において
不良が認められた場合にはその部分を電気的に切り放し
て予備の回路で置き換える方法が考案されている。この
方法は冗長救済と呼ばれており、ダイナミックランダム
アクセスメモリーメモリーに代表されるメモリーLSI
の製造において広く用いられている。
【0006】しかし、この方法は同一の回路が繰り返し
配置されたメモリーLSIにおいては利用可能である
が、数多くの回路がランダムに配置された論理LSIに
おいては利用することが出来ない。従って、論理LSI
の歩留まりを向上させるには製造工程における工程管理
を厳しくする以外に手段が無いのが現状である。このこ
とが、今後ますます微細化と多層配線化が進むであろう
大規模論理LSIの製造において大きな問題となること
は間違いないと思われ、早急な対策が望まれるのであ
る。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、配線の導通不良による歩留まりの低下
を防止することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明者は鋭意検討を行った結果、本発明にいたった。そ
の要点は、下記の通りである。すなわち、本発明の半導
体装置の製造法は、素子の形成された半導体基板の上
に、複数の配線層が層間絶縁膜を介在させて形成され、
前記層間絶縁膜に配線材料が充填された素子・配線層間
接続用の接続孔を備えた半導体装置、の製造方法であっ
て、前記半導体装置のすべての配線層及び接続孔に対す
る配線工程が完了した後に、その半導体装置を高圧ガス
雰囲気下にて加熱処理することを特徴とするものであ
る。
【0009】前記ガスの圧力は、10MPa以上が好適
である。さらに配線材料としてアルミニウム又はアルミ
ニウム合金を使用する場合には、前記ガスの圧力が70
MPa程度が好適である。また、配線材料として銅又は
銅合金を使用する場合には、前記ガスの圧力が120M
Pa程度が好適である。上記製造方法において、前記配
線工程完了後の工程には、前記半導体装置への水素シン
ター工程が含まれており、前記加熱処理の温度は、前記
水素シンター工程の温度と同程度又はそれ以下であるの
が好適である。
【0010】また、前記加熱処理における雰囲気ガスに
は水素が添加されており、水素シンター工程を兼ねて前
記加熱処理を行うのが好適である。また、本発明は、素
子の形成された半導体基板の上に、複数の配線層が層間
絶縁膜を介在させて形成され、前記層間絶縁膜に配線材
料が充填された素子・配線層間接続用の接続孔を備えた
半導体装置、の製造方法であって、前記半導体装置のす
べての配線層及び接続孔に対する配線工程が完了した後
に、その半導体装置の電気的な動作試験を行い、動作不
良が認められた半導体装置を高圧ガス雰囲気下にて加熱
処理することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る半導体装置の製造方法に関する実施の形態とその作用
について説明する。図1は、配線工程が完了して多層構
造の配線がなされたULSIの断面を模式的に示したも
のである。図1においてn・pウエル・nおよびp・n
ウエル・pのトランジスタ1Aが回路素子として形成さ
れたSi基板の上に層間絶縁膜2が形成される。
【0012】この絶縁膜2の上には第1層の金属配線M
1が反応防止用のバリア膜を介して形成される。絶縁膜
2には、コンタクトホールと称される接続孔2Aが形成
されて上層の配線構造への接続が行われる。このM1層
の上にも絶縁膜層が形成され、さらに金属配線膜層M2
が形成されるが、2層目以上には、下層の配線もしくは
素子との接続のための接続孔(ヴィアホール)2Bが形
成され、この孔は直上の配線膜の成膜工程で同時に金属
配線材料で充填される。最近は、この孔を配線用の溝2
Cの底部に形成した構造(デュアルダマシン構造)とし
て配線溝と同時に孔を金属配線膜材料で充填すること
が、工程数の低減すなわちコストの低減の観点から注目
されており、図1はそのような構造を示しているが、こ
の構造に限定されるものではない。
【0013】このように形成された多層のULSIへの
適用を前提として、本発明の作用を説明する。先に述べ
たように、LSIの不良原因においてコンタクトホール
やヴィアホールの不良が占める割合が高いのであるが、
これは具体的にはコンタクトホールやヴィアホールが金
属配線膜で完全に充填されずにボイドと呼ばれる空洞が
生じた結果、下地の半導体基板あるいは下層の配線層と
の導通が不良となる現象である。
【0014】この様子を図2及び図3を用いて説明す
る。図2はコンタクトホール3(図1におけるコンタク
トホール2Aに相当)における導通不良の例である。半
導体基板1のうえに形成された第1の層間絶縁膜2を貫
通するようにコンタクトホール3が形成されており、こ
こに金属配線膜(配線材料)4(図1のM1層に相当)
が充填されているが、この充填が不完全であるためにコ
ンタクトホール3中にボイド6が形成され、半導体基板
1との間の導通が不良となっているのである。図3は図
2と同様の構造において、コンタクトホール3底部にボ
イド6が形成された例である。
【0015】このようなULSIに対して先に述べたよ
うな本発明を実施することにより、図4に示すようにボ
イドは消滅し、半導体基板1と金属配線膜4との間に良
好な導通が得られるのである。図5は、ヴィアホール9
(図1におけるヴィアホール2Bに相当)における導通
不良の例である。半導体基板1と第1の層間絶縁膜2の
上に形成された第1の金属配線層7に形成された第2の
層間絶縁膜8を貫通するようにヴィアホール9が形成さ
れており、ここに第2の金属配線膜10が充填されてい
るが、この充填が不完全であるためにヴィアホール9中
にボイド11が形成され、第1の金属配線層7との間の
導通が不良となっている例である。これらに対しても本
発明を実施することにより、図5に示すようにボイド9
は消滅し、第1の金属配線層7と第2の金属配線膜10
との間に良好な導通が得られるのである。またヴィアホ
ール9底部にボイドが形成される場合もあるが、これに
対しても本発明の作用は同等であるので図は割愛した。
【0016】ここに述べたようなボイド形成の原因は先
に述べたようにコンタクトホール3やヴィアホール9の
アスペクト比の増大であるが、金属配線膜の形成方法も
また深く関係している。すなわち、従来から金属配線膜
形成方法として広く用いられてきたスパッタリングなど
のPVD法は段差被覆性が劣るため、アスペクト比が1
を越えるようなコンタクトホールあるいはヴィアホール
では容易にボイドを生じる。また、従来から金属配線膜
としてはアルミ合金が広く用いられてきたが、近年、L
SIの高速化の要求から配線抵抗を低減するとともに、
エレクトロマイグレーション耐性に代表される配線の信
頼性を向上させるために銅配線技術が一部で実用化され
ている。銅配線プロセスにおいてはその成膜方法に湿式
メッキ法が良く用いられており、条件を適当に選べばア
スペクト比4までのホールを埋め込むことが出来ると言
われている。しかし、この場合でもメッキ条件そのもの
や、メッキの下地となるシード層と呼ばれる銅薄膜の形
成方法の良し悪しによって埋め込み性が大きく変化し、
ボイドを生じることがある。またメッキ成膜直後にはボ
イドを生じなくても、後工程の熱処理等によってボイド
が発生する場合もある。
【0017】以上に述べたようなLSIのコンタクトホ
ールやヴィアホールに起因する不良を修復するには、こ
のボイドを消滅させて下地との接触を回復させれば良い
のであって、そのためにはすべての配線工程が完了した
後に高圧ガス雰囲気中でLSIを加熱することが有効で
あることを、上述のように本発明者らは見出したのであ
る。すなわち、金属配線膜として用いられるアルミある
いは銅は比較的加工性に富んだ金属であるため、ある程
度の温度および力を与えることによって容易に塑性変形
し、コンタクトホールもしくはヴィアホールの内部に内
包されるボイドを消滅させることができる。
【0018】また、高圧加熱処理によるボイドの消失処
理は、各配線層の形成処理中の一処理として各配線層ご
とに行うことも考えられ、本発明においても配線形成工
程においてそのような工程が含まれることを除外するも
のではない。本発明のように、多層の配線工程が完了し
た後に、高圧ガス雰囲気下での加熱によるボイド消滅処
理を行うことで、多層におけるいずれの箇所に存在する
ボイドであっても消滅させることができるので、配線工
程中でボイドの消失処理を行わない場合にあっては効率
良くボイドを消失させることができるのはもちろん、配
線工程中でもボイドの消失処理をする場合にあってはそ
の配線工程中で完全に除去出来なかったボイドをさらに
除去することができるという利点がある。
【0019】なお、ここでいう高温とは200℃〜50
0℃程度をいい、好ましくは200℃〜450℃程度、
更に好ましくは450℃程度であるが、その理由は次の
とおりである。LSIの製造工程においては、すべての
配線工程が完了した後に金属と半導体の界面を安定化さ
せるために450℃程度の温度で希釈水素雰囲気中でア
ニールを行うのが普通であり(この工程は水素シンター
と呼ばれている)、半導体装置の熱履歴に大きな影響を
与えないために、本発明の加熱処理も水素シンターの温
度(通常450℃程度(450℃〜500℃))もしく
はそれ以下の温度が推奨される。
【0020】一方、圧力については金属配線膜がアルミ
の場合と銅の場合で異なるが、10MPa以上であれば
本発明の効果は発現する。圧力の上限は特にないが、圧
力が高い場合、装置が大がかりとなり、経済性の観点か
らは好ましくないので、200MPa程度までが好適で
ある。本発明者が実験調査したところでは、アルミ又は
アルミ合金の場合で70MPa程度、銅又は銅合金の場
合で120MPa程度が推奨される。また、雰囲気ガス
には半導体や金属配線膜と反応しない不活性ガスであれ
ば何でも使用可能であり、一般的にはアルゴンガスが推
奨される。
【0021】また、本処理はLSIのすべての工程(ウ
ェハープロセス)が完了したのち、電気的動作試験を行
って不良となったものに対してのみ行うこともできる
が、電気的動作試験の前にすべての製品に対して行うこ
ともできる。この場合は使用する不活性ガス中に水素を
添加することにより、先に述べた水素シンター工程を兼
ねて行うこともでき、この場合は工程数の増加をともな
わないという利点も得られる。
【0022】
【実施例】(実施例1)図7は、ウェハーテストにおい
て不良と診断されたチップを修復した実施例のフローチ
ャートである。まず、通常のウェハー完成までのLSI
製造工程を経たウェハーはLSI動作試験、いわゆるウ
ェハーテストにかけられる。通常、ウェハー上には数百
個のLSIチップが形成されており、ウェハーテストに
おいてはこれらを個別に試験し、あらかじめ決められた
動作特性を示さないチップは不良品とされる。
【0023】次に、配線の導通不良が原因と考えられる
不良チップが発生したウェハーについて、高圧ガス雰囲
気下にて加熱する高圧アニールを施して修復を図るので
ある。ここでウェハーテストの結果からその原因が導通
不良にあると判断されるケースとしては、LSI内部の
回路設計にも依存するが、1)動作時の消費電流が規定
値よりも大幅に小さい、2)特定の入力信号線において
全く入力電圧に反応しない、3)特定の出力信号線にお
いて全く出力電圧が発生しない、等が考えられる。
【0024】ここで高圧アニール処理温度は先に述べた
ように450℃以下が推奨されるため、本実施例では処
理温度を425℃、処理時間を15分とした。またガス
にはアルゴンガスを用い、圧力は120MPaとした。
高圧アニールを施したウェハーは再度ウェハーテストに
かけたが、ここで金属配線膜の導通不良が原因と判断さ
れた不良チップの数は高圧アニール処理前の1/10に
減少しており、本発明によって不良個所の修復が進み、
歩留まりが向上したことが確認された。
【0025】また本処理を施したウェハーに対して信頼
性試験を行ったところ、本処理を施したウェハーはエレ
クトロマイグレーション等により断線による故障率が低
く、長期信頼性に優れることが判った。 (実施例2)図8はウェハーテストの前にすべての製品
に対し高圧アニール処理を施した実施例のフローチャー
トである。この実施例では、通常のLSI製造工程の最
後に施される水素シンターを高圧アニールで置き換え、
この高圧アニール工程が水素シンター工程も兼ねてい
る。
【0026】この場合の高圧アニール処理温度および時
間は通常の水素シンター工程の処理条件に合わせて45
0℃、30分とした。またガスにはアルゴンガスに水素
を10%加えたものを用い、圧力は120MPaとし
た。以上のような処理を施した後、通常どおりにウェハ
ーテストを行うのであるが、このとき金属配線膜の導通
不良が原因と判断された不良チップの数は通常の水素シ
ンター工程を用いた場合と比較して1/10に減少して
おり、本発明によって不良個所の修復が進み、歩留まり
が向上したことが確認された。
【0027】また本処理を施したウェハーに対して信頼
性試験を行ったところ、本処理を施したウェハーはエレ
クトロマイグレーション等による断線故障率が低く、長
期信頼性に優れることが判った。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、LS
Iの高集積化にともなってますます深刻化すると思われ
る配線の導通不良に起因するLSIの歩留まりの低下を
防止できるだけでなく、エレクトロマイグレーション等
により断線故障率を低減し、長期信頼性を向上させられ
ることが明らかになった。このことは、今後ますます微
細化と多層配線化が進むULSI半導体の製造におい
て、信頼性および歩留まりの向上、製造コストの低減な
どのメリットをもたらすことは自明であり、半導体製造
に寄与するところが非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】多層構造のULSIの断面を模式的に示したも
のである。
【図2】コンタクトホールにボイドが生じている状態の
模式図である。
【図3】コンタクトホールの底部にボイドが生じている
状態の模式図である。
【図4】高圧アニールを施してコンタクトホールのボイ
ドが消失した状態を示す模式図である。
【図5】ヴィアホールにボイドが生じている状態の模式
図である。
【図6】高圧アニールを施してヴィアホールのボイドが
消失した状態を示す模式図である。
【図7】実施例1に係る製造方法を示すフローチャート
である。
【図8】実施例2に係る製造方法を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 1A トランジスタ 2 層間絶縁膜 2A コンタクトホール(接続孔) 2B ヴィアホール(接続孔) 3 コンタクトホール(接続孔) 4 金属配線膜 6 ボイド 7 金属配線膜 8 層間絶縁膜 9 ヴィアホール(接続孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH08 HH11 JJ08 JJ11 KK01 KK08 KK11 MM05 MM13 NN06 NN07 QQ73 QQ86 WW05 XX09 XX34 XX36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子の形成された半導体基板の上に、複
    数の配線層が層間絶縁膜を介在させて形成され、前記層
    間絶縁膜に配線材料が充填された素子・配線層間接続用
    の接続孔を備えた半導体装置、の製造方法であって、 前記半導体装置のすべての配線層及び接続孔についての
    配線工程が完了した後に、その半導体装置を高圧ガス雰
    囲気下にて加熱処理することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ガスの圧力が10MPa以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置の製
    造方法において、 前記配線工程完了後の工程には、前記半導体装置への水
    素シンター工程が含まれ、 前記加熱処理の温度は、前記水素シンター工程の温度と
    同程度又はそれ以下である。
  4. 【請求項4】 前記加熱処理における雰囲気ガスには水
    素が添加されており、水素シンター工程を兼ねて前記加
    熱処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 素子の形成された半導体基板の上に、複
    数の配線層が層間絶縁膜を介在させて形成され、前記層
    間絶縁膜に配線材料が充填された素子・配線膜間接続用
    の接続孔を備えた半導体装置、の製造方法であって、 前記半導体装置のすべての配線層及び接続孔に対する配
    線工程が完了した後に、その半導体装置の電気的な動作
    試験を行い、動作不良が認められた半導体装置を高圧ガ
    ス雰囲気下にて加熱処理することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003257970A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその配線構造
CN1310309C (zh) * 2002-06-19 2007-04-11 新光电气工业株式会社 在硅基板中插塞通孔的方法
JP2022551922A (ja) * 2019-10-15 2022-12-14 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 間隙充填堆積プロセス

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