JP2003257053A - 光記憶装置及び、その最適フォーカスオフセット値決定方法 - Google Patents
光記憶装置及び、その最適フォーカスオフセット値決定方法Info
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Abstract
ーカスオフセット値を決定できる光記憶装置及び、その
最適フォーカスオフセット値決定方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 光源からの光を光記録媒体の記録面に集
光するフォーカス制御を行うためのフォーカス制御系を
有する光記憶装置において、フォーカス制御系のフォー
カスオフセット値を複数のオフセット値に順次に設定す
るフォーカスオフセット値設定手段と、フォーカスオフ
セット値をフォーカス制御系に加算する加算手段と、光
源から照射される記録光量を複数の所定値に順次に設定
する光量設定手段と、光記録媒体に情報を記録する記録
手段と、記録した情報を再生してその誤り率を測定する
誤り率測定手段と、測定した誤り率に基づいて最適フォ
ーカスオフセット値を決定する最適フォーカスオフセッ
ト値判断手段とを有する、光記憶装置により構成する。
Description
し、特に、最適なフォーカスオフセット値を設定できる
光記憶装置及び、その最適なフォーカスオフセット値の
設定方法に関する。
して再生するためには、レーザーダイオードから照射さ
れるような光を、対物レンズ系を通して光記録媒体の記
録面に集光し、その集光状態を保持し、常に合焦点(ジ
ャストフォーカス)状態を保持するように制御する必要
がある。このような、制御をフォーカスサーボ制御と呼
ぶ。
媒体10に情報を記録し或は光記録媒体10から情報を
読み出す従来の光記憶装置1の一例を示す。図1に示す
光記憶装置1は、主にコントロールユニット2及びディ
スクエンクロージャ3から構成される。
ェース11、バッファメモリ12、MPU13、光ディ
スクコントローラ14、リード/ライトLSI15、D
SP16、フォーカスエラー信号検出回路17、トラッ
クエラー信号検出回路18トラックゼロクロス検出回路
19、ドライバ20、21,22及び23を有する。ま
た、エンクロージャ3には、レーザーダイオードユニッ
ト31、ID/MO信号検出用ディテクタ32、ヘッド
アンプ33、スピンドルモータ34、磁場印加部35、
フォーカスエラー検出用ディテクタ36a、トラックエ
ラー検出用ディテクタ36b、フォーカスアクチュエー
タ37、トラックアクチュエータ38、対物レンズ系4
0を有する。
ピュータ等の上位装置とインタフェースを行う。上位装
置との間で送受信されるデータは、バッファメモリ12
に一時的記憶される。MPU13及びディスクコントロ
ーラ14は、光記憶装置1の動作を制御する。
調及び復調を行う。リード/ライトLSI15は、ディ
スク10にデータを書き込むときには、書き込みデータ
を変調してレーザーダイオードユニット31に供給し、
一方、ディスクからデータをリードするときには、レー
ザーダイオードユニット31から読出し用の光が出射さ
れるようにレーザーダイオードユニット31を制御す
る。
録媒体10に照射された光は、光記録媒体10で反射さ
れ、ID/MO信号検出用ディテクタ32及びフォーカ
スエラー検出用ディテクタ36a並びにトラックエラー
検出用ディテクタ36bに供給される。ID/MO信号
検出用ディテクタ32は、光記録媒体10からの反射光
のうちID/MO信号成分を検出し、検出したID/M
O信号をヘッドアンプ33に供給する。ヘッドアンプ3
3は、ID/MO信号を増幅して、リード/ライトLS
I15に供給する。リード/ライトLSI15は、ID
/MO信号からID、データを復調する。リード/ライ
トLSI15で復調されたデータは、バッファメモリ1
2に記憶される。
は、入射光を電気信号に変換し、フォーカスエラー信号
検出回路17に供給する。フォーカスエラー信号検出回
路17は、フォーカスエラー検出用ディテクタ36aか
らの電気信号に基づいてフォーカスエラー信号を生成す
る。
されたフォーカスエラー信号は、DSP16に供給され
る。DSP16は、フォーカスエラー信号検出回路17
で生成されたフォーカスエラー信号E1に基づいてフォ
ーカス制御信号を生成し、ドライバ22に供給する。ド
ライバ22は、DSP16からのフォーカス制御信号に
基づいてフォーカスアクチュエータ37に駆動電流を供
給する。フォーカスアクチュエータ37は、ドライバ2
2からの駆動電流に基づいて対物レンズ系40をフォー
カス方向、に移動させる。対物レンズ系40がフォーカ
ス方向に移動することにより、レーザーダイオードユニ
ット31から出射されたレーザー光が光記録媒体10上
で焦点を結ぶように制御される。
6bは、入射光を電気信号に変換し、トラックエラー信
号検出回路18に供給する。トラックエラー信号検出回
路18は、トラックエラー検出用ディテクタ36bで検
出された信号に基づいてトラックエラー信号を生成す
る。トラックエラー信号検出回路18で検出されたトラ
ックエラー信号E2は、DSP16及びトラックゼロク
ロス信号検出回路19に供給される。トラックゼロクロ
ス信号検出回路19は、トラックエラー信号に基づいて
トラックゼロクロス信号E3を生成し、DSP16に供
給する。DSP16は、トラックエラー信号及びトラッ
クゼロクロス信号に基づいてトラッキング制御信号を生
成し、ドライバ23に供給する。
キング制御信号に基づいてトラックアクチュエータ38
に駆動電流を供給する。トラックアクチュエータ38
は、ドライバ22からの駆動電流に基づいて駆動され、
対物レンズ系40を光記録媒体10の半径方向に移動さ
せ、トラック追従動作を行う。
を生成し、ドライバ20に供給する。ドライバ20は、
MPU13からのスピンドルモータ制御信号に基づいて
スピンドルモータ34を回転させる。
成し、ドライバ21に供給する。ドライバ21は、DS
P16からの磁場制御信号に基づいて磁場印加部35に
駆動電流を供給する。磁場印加部35は、ドライバ21
からの駆動電流に応じたバイアス磁界を発生する。磁場
印加部35で発生されたバイアス磁界は、光記録媒体1
0に印加され、情報の記録及び/又は再生に用いられ
る。
カスサーボ制御を行ったときに、合焦点(ジャストフォ
ーカス)状態となるように調整される。しかし、経時変
化等でずれを生じるために、合焦点(ジャストフォーカ
ス)状態となるように補正を行うことが必要となる。こ
のためには、合焦点(ジャストフォーカス)となる位置
を捜す必要がある。
るレーザービームとの関係を示す。図2において、参照
番号203は、光記録媒体10の記録面202上に、入
射レーザー光203の焦点が合っている場合を示す。参
照番号204は、前述のフォーカスエラー信号に、例え
ば、負のオフセットが与えられた場合の、光記録媒体1
0の記録面202に入射するレーザー光を示し、参照番
号205は、記録面202から反射されるレーザー光を
示す。一方参照番号206は、前述のフォーカスエラー
信号に、例えば、正のオフセットが与えられた場合の、
光記録媒体10の記録面202に入射するレーザー光を
示し、参照番号207は、記録面202から反射される
レーザー光を示す。このように、フォーカスサーボ制御
が行われている状態で、フォーカスエラー信号にオフセ
ットを与えると、合焦点の位置をディスクの記録面の前
方又は後方に移動させることができる。
置を捜す方法の従来技術としては、例えば、フォーカス
サーボ制御とトラッキングサーボ制御を共に行いながら
フォーカスオフセット値を変化させ、ID信号振幅が最
大となる位置を合焦点位置と判断し、そして、そのとき
のフォーカスオフセット値を最適フォーカスオフセット
値と決定する方法がある。
制御とトラッキングサーボ制御を共に行いながらフォー
カスオフセット値を変化させ、MO信号振幅が最大とな
る位置を合焦点位置と判断するものや、光記録媒体から
の反射全光量が最大となる位置を合焦点位置と判断する
もの、或は、トラッキングサーボを外して、トラッキン
グエラー信号の振幅が最大となる位置を合焦点位置と判
断するもの等がある。
密度が比較的低かったので、上記のような方法により合
焦点位置と判断し、そして、そのときのフォーカスオフ
セット値を最適フォーカスオフセット値と決定しても、
再生データの誤り率は一定値以下に押さえることができ
た。
し、再生データの誤り率を一定値以下とする場合におけ
る焦点ずれ(デフォーカス)に対する許容値が小さくな
ってきている。即ち、上述の従来技術に従って、合焦点
位置を判断し、そして、そのときのフォーカスオフセッ
ト値を最適フォーカスオフセット値と決定しても、再生
データの誤り率を一定値以下に押さえることができない
という問題がある。
生光量とフォーカスオフセット値を決定する必要があ
る。
例えば、特開平8−129754号公報に記載の技術が
挙げられる。この方法では、最適な記録光量を決定する
に際して2つの記録パターンの偏差信号がほぼゼロとな
る記録光量を探し、この記録光量を最適な記録光量とし
て決定するものである。しかし、この方法では、偏差信
号を測定するための特別な回路が必要となり、コストが
増加するという問題がある。
る方法としては、例えば、特開2001−23165号
公報に記載の技術が挙げられる。この技術においては、
書き込み光量を一定として、フォーカスオフセット値を
変えながら、光記録媒体に情報を記録再生し、情報が再
生できるか否かを判断基準として、情報が再生可能なフ
ォーカスオフセット値の範囲を決定する。そして、次
に、書き込み光量を減少させて、フォーカスオフセット
値を変えながら、光記録媒体に情報を記録再生し、情報
が再生が可能なフォーカスオフセット値の範囲を決定す
る。これを繰返して、書き込み光量が最小となるフォー
カスオフセット値を最適フォーカスオフセット値として
決定する。そして、この最小の書き込み光量から一定値
を加えた光量を最適書き込み光量として決定する。しか
し、この従来技術では、真の最適な書き込み光量を決定
することは出来ず、また、再生データの誤り率対記録又
は再生光量の曲線や再生データの誤り率対フォーカスオ
フセット値の曲線が、誤り率最小の点に対して対称でな
いような場合には、最適なフォーカスオフセット値を求
めることができない。
する別の方法としては、例えば、特開2001−231
65号公報に記載の技術が挙げられる。この技術では、
再生信号のジッタが最小となるフォーカスオフセット値
を最適フォーカスオフセット値として決定する。しか
し、この技術では、再生信号のジッタを測定するための
特別な回路が必要であり、これは大きなコスト増加とな
る。
を解決した、光記憶装置及び、その最適フォーカスオフ
セット値決定方法を提供することである。特に本発明
は、光記録媒体が高密度化され、再生データの誤り率を
一定値以下とする場合の焦点ずれ(デフォーカス)に対
する許容値が小さくても、低コストで且つ、最適なフォ
ーカスオフセット値を設定できる光記憶装置及び、その
最適フォーカスオフセット値設定方法を提供することで
ある。
に、本発明は、光源から照射される光を光記録媒体の記
録面に集光するフォーカス制御を行うためのフォーカス
制御系を有する光記憶装置において、フォーカス制御系
のフォーカスオフセット値を複数のオフセット値に順次
に設定する、フォーカスオフセット値設定手段と、フォ
ーカスオフセット値設定手段により設定されたフォーカ
スオフセット値を、フォーカス制御系に加算する加算手
段と、フォーカスオフセット値設定手段により設定され
た各フォーカスオフセット値毎に、光源から照射される
光の記録光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定
手段と、光量設定手段により設定された記録光量を使用
して、光記録媒体に、情報を記録する、記録手段と、記
録した情報を再生してその誤り率を測定する、誤り率測
定手段と、誤り率測定手段により測定した誤り率に基づ
いて、最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フ
ォーカスオフセット値判断手段とを有するように構成す
る。
録再生光量とフォーカスオフセット値を決定できる光記
憶装置を提供できる。
ット値判断手段は、誤り率が最小で且つ記録光量が最小
となる場合の、フォーカスオフセット値を、最適フォー
カスオフセット値として決定する。
るように、最適フォーカスオフセット値が決定されるの
で、真の最適最適フォーカスオフセット値を決定するこ
とができる。
ト値判断手段は、記録光量と誤り率の加重平均値を計算
し、誤り率の加重平均値が最小で且つ記録光量が最小と
なる場合の、前記フォーカスオフセット値を、最適フォ
ーカスオフセット値として決定する。
生光量の曲線や再生データの誤り率対フォーカスオフセ
ット値の曲線が、誤り率最小の点に対して対称でないよ
うな場合においても、最適なフォーカスオフセット値を
求めることができる。
て、以下に説明する。
明する。図3は、本発明の第1の実施例の概略の構成を
示す図であり、図1と同一番号を付した構成要素は、同
一の構成要素を示す。図3は、本実施例に従って最適な
フォーカスオフセットを設定するフォーカス制御系を示
し、制御部であるMPU13とDSP16、フォーカスエ
ラー信号検出回路17、ドライバ22及び、フォーカス
アクチュエータ37、及び、加算器303で構成され
る。MPU13は、情報を一時的に記憶しておくレジス
タ304を有する。しかし、このレジスタ304は、M
PU13の外部に配置することも可能である。DSP16
には、MPU13からのオフセット制御データを受けるレ
ジスタ301及び、レジスタの示す値をアナログ値に変
換するD/A変換器302を有する。MPU13からオフセ
ット制御データをレジスタ301に送ることにより、レ
ジスタ301に書き込まれたオフセット制御データに従
ったアナログ値が、D/A変換器302より出力され、
フォーカスオフセット値が設定され、このように設定さ
れたフォーカスオフセット値が、加算部303によりフ
ォーカスサーボ系に加算される。また、図1に示す光記
録媒体10に信号を記録及び再生するときの光量は、M
PU13からの命令に従って、リードライトLSI1
5、レーザダイオードユニット31に、光記録媒体10
に信号を記録及び再生するときの光量が設定される。
は、前述したように、通常は、パーソナルコンピュータ
等の上位装置から上位インタフェース11を介して送ら
れ、バッファメモリ12に一時的記憶された後に記録さ
れるが、本実施例においては、MPU13が、最適フォ
ーカスオフセット値を決定するためにのみ使用するテス
トデータを制御データ記憶メモリから読み出して、バッ
ファメモリ12に一時的記憶して、光記録媒体10に記
録再生してもよい。
MPU13は、光記録媒体10に記録した情報と光記録
媒体10から再生した情報を比較して、再生した情報の
誤り率を測定する誤り率測定機能及び、測定した誤り率
に基づいて最適フォーカスオフセット値を決定する最適
フォーカスオフセット値判断機能とを構成する。
オフセット値を設定するための光記録媒体10の一例で
ある光ディスク401を示す。本発明の実施例において
は、光記録媒体10の一例として光ディスク401を参
照して説明するが、本発明は、光記憶カードのような、
ディスク形状を有しない光記録媒体に関しても同様に適
用できる。光ディスク401は、例えば、本実施例で
は、テスト領域402、半径方向に複数トラック毎に分
割されてなるゾーン403、404及び405より構成
されているものとする。
細に説明する。図5は、本発明の第1の実施例の最適オ
フセット値設定手順の動作を示すフローチャートを示
す。最適フォーカスオフセット値設定手順が、ステップ
501で開始すると、ステップ502で、MPU13
は、図1のDSP16に命令を送り、ドライバ22、2
3を介してフォーカスアクチュエータ37とトッラクア
クチュエータ38を駆動して、フォーカスサーボ及び、
トラックサーボを実行する。そして、現在位置から図4
のディスク401のテスト領域402にシークを行い、
光ビームを位置付けする。次に、ステップ503で、図
3のMPU13は、レジスタ301にフォーカスオフセ
ットが0であることを示すデータを送り、D/A変換器
302よりゼロのオフセット値を出力し、加算部303
により加算する。そして、ステップ504で、テスト領
域402を消去する。従って、消去時にフォーカスオフ
セットをゼロとすることにより、大きくデフォーカスさ
れること無く、確実に、トラックに記録されているデー
タを消去することができる。
レジスタ301にフォーカスオフセットが−Xであるこ
とを示すデータを送り、D/A変換器302よりこのデ
ータをアナログ値に変換して、−Xのオフセット値を出
力し、加算部303によりDSP13のフォーカスエラ
ー信号の入力において、フォーカス制御系に加算する。
このようにして、MPU13は、フォーカスオフセット
値を−Xに設定する。このように、DSP16の入力
で、アナログ値で加算することにより、フォーカス制御
系のダイナミックレンジを最も確保することができる。
前述したように、図1に示すリード/ライトLSI1
5、及び、レーザーダイオードユニット31に指示し
て、情報を光ディスク401のテスト領域402に書き
込む際の光量を、−Yに設定する。
リード/ライトLSI15、レーザーダイオードユニッ
ト31を制御して、テスト用の情報を光ディスク401
のテスト領域402に書き込む。尚、前述のように、パ
ーソナルコンピュータ等の上位装置から上位インタフェ
ース11を介してテスト用のデータが送られ、バッファ
メモリ12に一時的記憶された後に光ディスク401記
録してもよいが、本実施例においては、MPU13が、
最適フォーカスオフセット値を決定するためにのみ使用
するテストデータを発生してバッファメモリ12に一時
的記憶して、光記録媒体401に記録してもよい。
は、誤り訂正符号(ECC)を付加すること無く、光デ
ィスク401に記録する。これは、再生された情報に含
まれる誤りが、DSP16により、誤り訂正号を用いて
訂正されてしまうと、真の誤り率を測定することが出来
ないためである。また、記録する情報(テストデータ)
は、再生した情報との比較を行うために、以下に説明す
る誤り率の測定が行われるまで、バッファメモリ12内
に残される。
ディスク401のテスト領域402に記録した情報を、
誤り訂正を行うこと無く再生する。このように再生され
た情報は、バッファメモリ12に一時的に記憶される。
上述のように再生した情報と、バッファメモリ12内に
残されている記録した情報の全情報の比較を行い再生情
報の誤り率を計算する。具体的には、記録データと再生
データの1ビット毎にビット比較を行い、ビット誤り個
数を求めて、全ビット数に対するビット誤り個数で、ビ
ットエラーレートを算出する。ステップ510で、この
誤り率とフォーカスオフセット値−X及び、書き込み光
量−Yを共に、図3のMPU内のレジスタ304に記憶
する。以上のようにして、フォーカスオフセット値−X
に対して、書き込み光量−Yの場合に、情報を記録しか
つ再生した結果の誤り率を測定し、これを記憶できる。
506で設定した書き込み光量−Yをαだけ増加させ
る。
た書き込み光量が、所定値+Yとなったか否かが判断さ
れる。この増加された書き込み光量が、所定値+Yに達
していない場合には、テスト領域の所定のトラックを消
去した後、上述のステップ507から511を繰返し
て、実行し、フォーカスオフセット値−Xに対して、書
き込み光量を変化させた場合における、誤り率を測定
し、これを記憶する。
込み光量が、所定値+Yに達してる場合には、次に、ス
テップ513において、ステップ505で設定したフォ
ーカスオフセット値をαだけ増加する。
たフォーカスオフセット値が、所定値+Xとなったか否
かが判断される。この増加されたフォーカスオフセット
値が、所定値+Xに達していない場合には、上述のステ
ップ506から513を繰返して、実行し、αだけ増加
されたフォーカスオフセット値に対して、書き込み光量
を−Yから+Yまで変化させた場合における、誤り率を
測定し、これを記憶する。
れたフォーカスオフセット値が、所定値+Xに達してい
る場合には、次に、ステップ515において、最適フォ
ーカスオフセット値の決定を行う。最適フォーカスオフ
セット値の決定については、後述する。
定が行われた後に、ステップ516で終了する。そし
て、このように設定された最適フォーカスオフセット値
を使用して、記録或は再生のような通常の動作を行う。
法について説明する。
測定した再生情報の誤り率(リードエラーレート)を示
す。図6の曲線601と603は、書き込み光量を変化
させながら情報を記録し且つこれを再生した場合の再生
情報の誤り率を示す。曲線601は例えば、最適フォー
カスオフセット値が設定されている場合の再生情報の誤
り率を示し、最適な光量は、再生情報の誤り率の最も低
い光量値602である。一方曲線603は、フォーカス
オフセット値が最適フォーカスオフセット値からずれて
いる場合の再生情報の誤り率を示し、最適な光量は、再
生情報の誤り率の最も低い光量値604である。図6に
示すように、フォーカスオフセット値が最適フォーカス
オフセット値からずれると、記録光量と再生情報の誤り
率の関係が、曲線601から曲線603に変化し、これ
により、最適な光量値における再生情報の誤り率が、誤
り率605から誤り率606に上昇し且つ、所定の誤り
率607以下を実現できる記録光量の値の幅(以下これ
をパワーマージンと呼ぶ)が、パワーマージン608か
らパワーマージン609へと狭くなるという結果とな
る。これは、フォーカスオフセット値が最適フォーカス
オフセット値からずれたことにより、デフォーカスが発
生し、レーザ光が集光される点が光ディスク401の記
録面上からずれてしまうために、より大きな記録光量を
必要とするためである。
量を2次元座標として、再生情報の誤り率を等高線的に
示したものである。図7において、三日月状の曲線70
1で囲まれた部分の内部は、再生情報の誤り率が一番低
い部分を示す。三日月状の曲線702と曲線701で囲
まれた間の部分は、再生情報の誤り率が中程度である部
分を示し、そして、三日月状の曲線703と曲線702
で囲まれた間の部分は、再生情報の誤り率が高い部分を
示す。そして、三日月状の曲線703で囲まれた部分の
外側は、再生情報の誤り率が更に高い部分を示す。
最適フォーカスオフセット値は、フォーカスオフセット
値704の示す値である。この最適フォーカスオフセッ
ト値704から、フォーカスオフセット値を増加或は減
少させると、最適な記録光量値が増加し、且つ、最適な
記録光量値で記録しても、最適フォーカスオフセット値
704の場合と比較して、再生情報の誤り率は、増加し
且つ前述のパワーマージンが減少する。従来の最適フォ
ーカスオフセット検出方法では、TESの振幅が最大と
なる場合のフォーカスオフセットを最適オフセットとす
る、フォーカスオフセット値705が設定されていた。
理を利用して、最適フォーカスオフセット値の決定を行
う。
ように図5のステップ501から514において測定し
た、再生情報の誤り率の測定結果とそのときのオフセッ
ト値及び書き込み光量値が、MPU13内のレジスタ3
04に記憶されている。このようにMPU13内のレジ
スタ304に記憶されている誤り率の測定結果は、図7
に示す、フォーカスオフセット値と記録光量を2次元座
標として、再生情報の誤り率を等高線的に示したものと
等しい。従って、フォーカスオフセット値判断手段とし
てのMPU13は、レジスタ304に記憶されている誤
り率の測定結果を順次読み出して、上述のような、再生
情報の誤り率が最小で且つ記録光量が最小になるフォー
カスオフセット値704或は、パワーマージンの最も広
くなるようなフォーカスオフセット値、或はその両方の
条件を満足するようなフォーカスオフセット値を、レジ
スタに記憶されている誤り率の測定結果から選択して最
適フォーカスオフセット値を決定することができる。
る。本実施例は、書き込み光量を変化させながら、情報
を光ディスク401に記録しこれを再生した場合の再生
情報の誤り率を示す曲線が、最小の再生情報の誤り率を
中心として対称でない場合であっても、適切に最適フォ
ーカスオフセットを決定できる実施例である。本実施例
は、図5のステップ515において、再生情報の誤り率
が最も低くなる記録光量が最も小さくなる最適フォーカ
スオフセット値を決定するために、再生情報の誤り率が
最小となる最適記録光量値を適切に決定する方法の一実
施例である。
を光ディスク401に記録し、これを再生した場合の再
生情報の誤りの個数を示す2本の曲線を示す。図8の横
軸は記録再生光量の指標を示し、縦軸は、再生情報の誤
りの個数を示す。曲線801は再生情報の最小の誤り個
数値803を中心として再生情報の誤り率が左右対称で
ある場合の例を示し、一方、曲線802は再生情報の最
小の誤り個数値804を中心として再生情報の誤り率が
左右対称でない場合の例を示す。
おける再生情報の誤りの個数値を示す図であり、(A)
は曲線801の各点における再生情報の誤りの個数を示
し、(B)は曲線802の各点における再生情報の誤り
の個数を示す。
値Aと呼び、以下のように定義する。
*Yn)/(Y1+..+Yn) ここで、Xnは、記録光量の指標を示し、Ynはその記
録光量の指標で記録再生を行った場合の、再生情報の誤
りの個数を示し、本実施例では、n=1から11であ
る。
曲線801の再生情報の誤りの個数が最小となる記録光
量の指標は6であり、且つ、この指標を中心として、再
生情報の誤りの個数は左右で対象の特性を示す。しか
し、図8と、図9の(B)から分かるように、曲線80
2の再生情報の誤りの個数が最小となる記録光量の指標
は9であり、且つ、この指標を中心として、再生情報の
誤りの個数は右側に偏っている特性を示す。このような
場合に、最適記録光量値を指標9に示すような値とすれ
ば、この指標9の示す記録光量値が、実際に使用される
ときに、指標9の示す値よりもより僅かに大きい記録光
量値に設定されると、再生情報の誤りの個数が急激に増
加することとなる。従って、図8の曲線802に示され
るような特性を有する場合でも、最適記録光量値のマー
ジンを考慮すれば、曲線802の示す最適記録光量値の
指標と同等な値に、設定されるのが好ましい。
ることにより、このような問題を回避することができ
る。図8の曲線801の場合には、加重平均値Aは、6
となり、一方、図8の曲線802の場合には、加重平均
値Aは、6.3となる。このように、曲線802のよう
な、再生情報の最小の誤り個数値804を中心として再
生情報の誤り率が左右対称でない場合においても、加重
平均値Aを最適記録光量値とすることにより、最適記録
光量値の上側と下側にマージンを有する真の最適記録光
量値を決定することができる。
る。本実施例は、光記録媒体の記録領域が複数のゾーン
に分割されているような光記録担体に対して、最適なフ
ォーカスオフセット値を設定することを目的とする実施
例である。
ーンに分割されているような光記録担体の一例の光ディ
スク1001を示す。光ディスク1001は、ゾーン1
002、ゾーン1003及びゾーン1004の3つのゾ
ーンに分割されているものとする。ゾーン1001は、
テスト領域1005とユーザ領域1006を有する。ゾ
ーン1002は、テスト領域1007とユーザ領域10
08を有する。そして、ゾーン1004は、テスト領域
1009とユーザ領域1010を有する。
成を示す。図11において、図3と同一番号を付した構
成要素は、同一の構成要素を示す。また、図11の構成
では、不揮発性メモリ1101を有する。図10のよう
な、複数のゾーンを有する光ディスクでは、ディスクの
反り等により、ゾーンによって、最適なフォーカスオフ
セット値が異なる場合がある。従って、例えば、ディス
クが記憶装置1に最初に装着されたときに、各ゾーンの
テスト領域1005、1007及び、1009ごとに、
上述したように、最適フォーカスオフセット値を決定し
て、この各ゾーン毎の最適フォーカスオフセット値を不
揮発性メモリ1101に記憶する。そして、次に、各ゾ
ーンをアクセスする時には、制御手段としてのMPU1
3は、この不揮発性メモリ1101から、アクセスしよ
うとするゾーンの既に決定して記憶してある最適オフセ
ット値を読出し、DSP16のレジスタ301に送る。
レジスタ301はMPU13から送られた値をD/A変
換器302に送り、D/A変換器302によりアナログ
値に変換された、そのゾーンに対する最適オフセット値
が加算器303により、フォーカス制御系に加えられ
る。このようにすることにより、各ゾーン毎に、最適フ
ォーカスオフセット値を設定できるので、各ゾーン毎
に、光ディスク1001の記録面に正確に光ビームを収
束することができる。
る。本実施例は、記録領域が複数のゾーンに分割されて
いるような光記録担体に対して、最適なフォーカスオフ
セット値を設定することを目的とする別の実施例であ
る。
割されているような光記録担体の一例の光ディスク10
01は、上述のように、ゾーン1001は、テスト領域
1005とユーザ領域1006を有し、ゾーン1002
は、テスト領域1007とユーザ領域1008を有し、
そして、ゾーン1004は、テスト領域1009とユー
ザ領域1010を有する。上述の実施例においては、各
ゾーンのテスト領域1005、1007及び、1009
ごとに、上述したように、最適フォーカスオフセット値
を決定して、この各ゾーン毎の最適フォーカスオフセッ
ト値を不揮発性メモリ1101に記憶する構成とした。
しかし、このユーザ領域1006、1008及び101
0においても、テスト領域1005、1007及び、1
009と同様に、上述したように、最適フォーカスオフ
セット値を決定して、この各ゾーン毎の最適フォーカス
オフセット値を不揮発性メモリ1101に記憶すること
が可能である。また、この決定は、各ユーザ領域の中心
付近の位置において行えば、ユーザ領域の全範囲に対し
て最も適切な最適フォーカスオフセット値を決定するこ
とができる。例えば、ユーザ領域の最前部で行うと最後
部は、1ユーザ領域分の間隔の離れた位置で決定された
最適フォーカスオフセットを使用することとなり、最適
なフォーカスオフセット値が異なる場合があるためであ
る。そして、次に、各ゾーンをアクセスする時には、M
PU13は、この不揮発性メモリ1101から、アクセ
スしようとするゾーンの既に決定して記憶してある最適
オフセット値を読出し、DSP16のレジスタ301に
送る。レジスタ301はMPU13から送られた値をD
/A変換器302に送り、D/A変換器302によりア
ナログ値に変換された、そのゾーンに対する最適オフセ
ット値が加算器303により、フォーカス制御系に加え
られる。このようにすることにより、各ゾーン毎に、最
適フォーカスオフセット値を設定できるので、各ゾーン
毎に、光ディスク1001の記録面に正確に光ビームを
収束することができる。
ィスク1001が装着されたときに最適フォーカスオフ
セット値を設定して、不揮発性メモリ1101にその最
適フォーカスオフセット値を記憶することに関して説明
したが、この動作は、光記憶装置の製造時点で標準ディ
スクのような光記録媒体に対して、最適フォーカスオフ
セット値を設定して、不揮発性メモリ1101にその最
適フォーカスオフセット値を記憶することもでき或は、
実際の使用時に、光ディスク1001を記憶装置に装着
するたびにこの動作を実行するようにしてもよい。
る。図12は、本実施例の概略を示す。図12におい
て、図3と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要
素を示す。また、図12の構成では、温度測定手段12
01を有する。上述の実施例では、光記録媒体が、光記
録装置に装着されたときに、或は、光記憶装置の製造時
点で、最適フォーカスオフセット値が決定される構成で
あった。これに対して、光ディスクのような光記録媒体
が、光記憶装置に装着された後は、その光記憶装置の動
作状態により、光記憶装置の内部温度が変化する場合が
ある。光記憶装置の内部温度が変化すると、光記憶装置
の内部に装備されている半導体部品等の温度変化等によ
り、フォーカス制御系の最適フォーカスオフセットが変
化してしまう場合がある。そこで、本実施例では、温度
測定手段1201を設けて、最適フォーカスオフセット
値が決定された時の装置内部の温度を測定し、温度測定
手段1201の出力する温度値をMPU13が受けて、
レジスタ304に記憶する構成とした。そして、MPU
13が、レジスタ304内に記憶された温度値と、温度
測定手段1201により測定されている装置内部の温度
値を比較し、この温度値の間の差が所定値以上となった
場合には、上述の最適フォーカスオフセット値の設定を
再度行うことにより、常に最適なフォーカスオフセット
値を常に維持することができる。また、このように最適
フォーカスオフセット値の設定を再度行うと時間がかか
るが、これが好ましくない場合には、簡単には、上記の
温度差に従って、MPU13が、DSP16内のレジス
タ301に設定されている情報を微調整したり、計算で
調整値を求めたりすることにより、不揮発性メモリに設
定された初期値から、DSPで計算で算出しもしくは、
予め決められた変化量を加算することにより、温度変化
に対して、最適フォーカスオフセット値を追従させるこ
とも可能である。
る。図13は、本実施例の概略を示す。図13におい
て、図3と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要
素を示す。また、図13の構成では、時間測定手段13
01を有する。この時間測定手段1301は、MPU1
3にタイマ装置等が内蔵されていれば、このタイマ装置
等を使用することも可能である。本実施例では、時間測
定手段1301により、最適フォーカスオフセット値が
決定された時から現在までの経過時間を測定し、所定の
経過時間が経過したときには、上述の最適フォーカスオ
フセット値の設定を再度行い、常に最適なフォーカスオ
フセット値を維持することができる。
ピュータ等の上位装置から上位インタフェース11を介
して、コマンドが送られた場合に、MPU13が時間測
定手段1301の経過時間を検査し、この時に最適フォ
ーカスオフセット値が決定された時から所定の経過時間
が経過していたときには、MPU13は、各ゾーンに対
する上述の最適フォーカスオフセット値の設定を全て連
続して、再度行い、常に最適なフォーカスオフセット値
を維持する構成とすることもできる。しかし、この場合
には、上述の最適フォーカスオフセット値の設定を全て
連続して再度行うと、非常に時間がかかるので、本実施
例の時間測定装置1301により、MPU13は、上記
の最適フォーカスオフセット値の設定動作が開始されて
からの経過時間を認識して、一定時間経過後に、一時的
に動作を中止することも可能である。そして、次に再
び、パーソナルコンピュータ等の上位装置からコマンド
が送られた場合に、上記の最適フォーカスオフセット値
の設定動作を再開することも可能である。
る。本実施例は、光記録媒体に記録された情報を再生す
る再生方式として、磁気超解像(MSR)方式を使用す
る場合の実施例である。図14は、磁気超解像(MS
R)方式を使用して、光記録媒体に記録された情報を再
生する場合の、再生光量と再生情報の誤り率(リードエ
ラーレート)との関係を示す図である。磁気超解像方式
を使用して、光記録媒体に記録された情報を再生する場
合には、再生光量がある所定値以下の場合には、記録信
号を再生することができないが、ある所定値を超える
と、急激に記録信号の再生が可能となる。従って、図1
4の曲線1401に示すように、再生光量が低い方から
最適再生光量に増加するにつれて、急激に再生情報の誤
り率が低下し、最適再生光量を通過して更に増加する
と、再生情報の誤り率は緩やかに上昇するので、最適再
生光量値を中心として、左右が非対称な曲線1401と
なる。曲線1401は、最適フォーカスオフセット値
が、フォーカス制御系に設定されている場合の例であ
り、フォーカスオフセット値が、最適でない場合には、
曲線1403に示すように、再生情報誤り率の最小値が
高く且つ、パワーマージンも狭くなる。
フセット値設定手順の動作を示すフローチャートを示
す。図15において、図5と同一番号のステップは同一
のステップを示す。図15で、図5と異なるのはステッ
プ1501、1502、1503、及び、1504であ
る。最適フォーカスオフセット値設定手順が、ステップ
501で開始すると、ステップ502で、MPU13
は、図1のDSP16に命令を送り、ドライバ22、2
3を介してフォーカスアクチュエータ37とトラックア
クチュエータ38を駆動して、フォーカスサーボ及び、
トラックサーボを実行し、図4のディスク401のテス
ト領域402にシークを行う。本実施例においては、ス
テップ1501において、フォーカスオフセットをゼロ
とし、且つ書き込み光量を所定値に設定する。この後
に、ステップ504で、テスト領域402を消去する。
そして、ステップ1502において、誤り訂正符号(E
CC)を付加しないでデータを光記録媒体に書き込む。
次に、ステップ505で、MPU13は、レジスタ30
1にフォーカスオフセットが−Xであることを示すデー
タを送り、D/A変換器302よりこのデータをアナロ
グ値に変換して、−Xのオフセット値を出力し、加算部
303によりDSP13のフォーカスエラー信号の入力
において、フォーカス制御系に加算する。このようにし
て、MPU13は、フォーカスオフセット値を−Xに設
定する。この後に、ステップ1503で、再生光量を−
Yに設定して、ステップ508で誤り訂正を行わないで
光記録媒体から情報を読み出す。次に、ステップ509
で、MPU13は、上述のように再生した情報と、バッ
ファメモリ12内に残されている記録した情報の全情報
の比較を行い再生情報の誤り率を計算する。具体的に
は、記録データと再生データの1ビット毎にビット比較
を行い、ビット誤り個数を求めて、全ビット数に対する
ビット誤り個数で、ビットエラーレートを算出する。ス
テップ510で、この誤り率とフォーカスオフセット値
−X及び、書き込み光量−Yを共に、図3のMPU内の
レジスタ304に記憶する。次に、ステップ1504で
再生光量をαだけ増加し、ステップ1505で、再生光
量が+Yに達していない場合には、ステップ508から
ステップ1504を繰返す。ステップ1505で、再生
光量が+Yに達している場合には、ステップ513でフ
ォーカスオフセットをαだけ増加し、ステップ514
で、フォーカスオフセットが+Xに達していない場合に
は、ステップ1503からステップ513を繰返す。
れたフォーカスオフセット値が、所定値+Xに達してる
場合には、次に、ステップ515において、最適フォー
カスオフセット値の決定を行う。最適フォーカスオフセ
ット値の決定は、上述の実施例に記載したのと同様に実
行する。
記録媒体としては、MSR方式の光磁気(MO)記録媒
体だけでなく、それ以外の通常の光磁気(MO)記録媒
体に対する、記録再生装置について使用できる。
明した実施例は、MSR方式の光磁気(MO)記録媒体
の場合に、選択的に機能するものであり、再生専用装置
及び、記録再生装置の両方について使用できる。
録媒体の記録面に集光するフォーカス制御を行うための
フォーカス制御系を有する光記憶装置において、前記フ
ォーカス制御系のフォーカスオフセット値を複数のオフ
セット値に順次に設定する、フォーカスオフセット値設
定手段と、前記フォーカスオフセット値設定手段により
設定されたフォーカスオフセット値を、前記フォーカス
制御系に加算する加算手段と、前記フォーカスオフセッ
ト値設定手段により設定された各フォーカスオフセット
値毎に、前記光源から照射される光の記録光量を複数の
所定値に順次設定する、光量設定手段と、前記光量設定
手段により設定された前記記録光量を使用して、前記光
記録媒体に、情報を記録する、記録手段と、前記記録し
た情報を再生してその誤り率を測定する、誤り率測定手
段と、前記誤り率測定手段により測定した誤り率に基づ
いて、最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フ
ォーカスオフセット値判断手段とを有する、光記憶装
置。
ト値判断手段は、前記誤り率が最小で且つ記録光量が最
小となる場合の、前記フォーカスオフセット値を、最適
フォーカスオフセット値として決定する、付記1に記載
の光記憶装置。
ト値判断手段は、前記記録光量と前記誤り率の加重平均
値を計算し、前記誤り率の加重平均値が最小で且つ記録
光量が最小となる場合の、前記フォーカスオフセット値
を、最適フォーカスオフセット値として決定する、付記
2に記載の光記憶装置。
ト値判断手段は、前記誤り率が所定値以下となる記録光
量の範囲が最も広い場合の、前記フォーカスオフセット
値を、最適フォーカスオフセット値として決定する、付
記1に記載の光記憶装置。
ンに分割されており、前記各ゾーンの前記最適フォーカ
スオフセット値を記憶する記憶手段を更に有する、付記
1に記載の光記憶装置。
に、前記記憶手段に記憶された、前記各ゾーンに対応す
る前記最適フォーカスオフセット値を、前記加算手段に
与える制御手段を更に有する、付記5に記載の光記憶装
置。
ンに分割されており、前記各ゾーンは、テスト領域を有
し、前記各ゾーンの前記テスト領域の前記最適フォーカ
スオフセット値を記憶する記憶手段を更に有する、付記
1に記載の光記憶装置。
に、前記記憶手段に記憶された、前記各ゾーンに対応す
る、前記最適フォーカスオフセット値を、前記加算手段
に与える制御手段を更に有する、付記7に記載の光記憶
装置。
ンに分割されており、前記各ゾーンは、ユーザ領域を有
し、前記各ゾーンの前記ユーザ領域の中央部における前
記最適フォーカスオフセット値を記憶する記憶手段を更
に有する、付記1に記載の光記憶装置。
きに、前記記憶手段に記憶された、前記各ゾーンに対応
する、前記最適フォーカスオフセット値を、前記加算手
段に与える制御手段を更に有する、付記9に記載の光記
憶装置。
定される前記最適フォーカスオフセット値を記憶する不
揮発性メモリを更に有する、付記1に記載の光記憶装
置。
値判断手段は、前記記憶装置の温度を測定する温度測定
手段を有し、前回の最適オフセット値の決定時から温度
が変化した場合に、最適オフセット値を更新する、付記
1に記載の光記憶装置。
フォーカスオフセット値判断手段は、前回の最適オフセ
ット値の決定時から所定時間経過した場合に、最適オフ
セット値を更新する、付記1に記載の光記憶装置。
値設定手段、前記光量設定手段、記録再生手段、前記最
適フォーカスオフセット値判断手段の動作を制御する動
作制御手段を更に有し、前記動作制御手段は、所定時間
経過後に、前記各手段の動作を停止する、付記1に記載
の光記憶装置。
値設定手段、前記光量設定手段、記録再生手段、前記最
適フォーカスオフセット値判断手段の動作を制御する動
作制御手段を更に有し、前記動作制御手段は、前記最適
フォーカスオフセット値判断手段が前記最適フォーカス
オフセット値を決定するまで、各手段の動作を停止しな
い、付記1に記載の光記憶装置。
場合には、前記最適フォーカスオフセット値判断手段
は、最適フォーカスオフセット値としてゼロを決定す
る、付記1に記載の光記憶装置。
記録媒体の記録面に集光するフォーカス制御を行うため
のフォーカス制御系を有し、記録媒体から情報を再生す
る光記憶装置において、前記フォーカス制御系のフォー
カスオフセット値を複数のオフセット値に順次設定す
る、フォーカスオフセット値設定手段と、前記フォーカ
スオフセット値設定手段により設定されたフォーカスオ
フセット値を、前記フォーカス制御系に加算する加算手
段と、前記フォーカスオフセット値設定手段により設定
された各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照
射される再生光量を複数の所定値に順次設定する、光量
設定手段と、前記光量設定手段により設定された前記再
生光量を使用して、前記光記録媒体から、情報を再生す
る、再生手段と、前記光記録媒体から再生した情報の誤
り率を測定する、誤り率測定手段と、前記誤り率測定手
段により測定した誤り率に基づいて、最適フォーカスオ
フセット値を決定する、最適フォーカスオフセット値判
断手段とを有する、光記憶装置。
記録媒体の記録面に集光するフォーカス制御を行うフォ
ーカス制御系の最適フォーカスオフセット値決定方法で
あって、前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット
値を複数のオフセット値に順次設定する、フォーカスオ
フセット値設定ステップと、前記フォーカスオフセット
値設定手段により設定されたフォーカスオフセット値
を、前記フォーカス制御系に加算する加算ステップと、
前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る記録光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定ス
テップと、前記光量設定手段により設定された前記記録
光量を使用して、前記光記録媒体に、情報を記録し、前
記記録した情報を再生する、記録再生ステップと、前記
再生した情報の誤り率を測定する、誤り率測定ステップ
と、前記誤り率測定手段手段により測定した誤り率に基
づいて、最適フォーカスオフセット値を決定する、最適
フォーカスオフセット値判断ステップとを有する、最適
フォーカスオフセット値決定方法。
記録媒体の記録面に集光するフォーカス制御を行うフォ
ーカス制御系の最適フォーカスオフセット値決定方法で
あって、前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット
値を複数のオフセット値に順次設定する、フォーカスオ
フセット値設定ステップと、前記フォーカスオフセット
値設定手段により設定されたフォーカスオフセット値
を、前記フォーカス制御系に加算する加算ステップと、
前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る再生光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定ス
テップと、前記光量設定ステップにより設定された前記
再生光量を使用して、前記光記録媒体から、情報を再生
する、再生ステップと、前記光記録媒体から再生した情
報の誤り率を測定する、誤り率測定ステップと、前記誤
り率測定ステップにより測定した誤り率に基づいて、最
適フォーカスオフセット値を決定する、最適フォーカス
オフセット値判断ステップとを有する、最適フォーカス
オフセット値決定方法。
きに、前記記憶手段に記憶された、前記各ゾーンに対応
する、前記最適フォーカスオフセット値を、前記加算手
段に与える制御手段を更に有する、付記1に記載の光記
憶装置。
され、再生データの誤り率を一定値以下とする場合の焦
点ずれ(デフォーカス)に対する許容値が小さくても、
低コストで且つ、最適な記録再生光量とフォーカスオフ
セット値を決定できる光記憶装置及び、その最適フォー
カスオフセット値決定方法を提供することができる。
である。
ームとの関係を示す図である。
ある。
ット値を設定するための光記録媒体の一例である光ディ
スクを示す図である。
手順の動作を示すフローチャートを示す図である。
スクに記録しこれを再生した場合の再生情報の誤り率を
示す図である。
元座標として、再生情報の誤り率を等高線的に示した図
である。
スクに記録しこれを再生した場合の再生情報の誤りの個
数を示す図である。
る再生情報の誤りの個数を示す図である。
うな光記録担体の一例の光ディスクを示す図である。
録媒体に記録された情報を再生する場合の、再生光量と
再生情報の誤り率との関係を示す図である。
録媒体に記録された情報を再生する場合の、最適オフセ
ット値設定手順の動作を示すフローチャートを示す図で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 光源から照射される光を光記録媒体の記
録面に集光するフォーカス制御を行うためのフォーカス
制御系を有する光記憶装置において、 前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット値を複数
のオフセット値に順次に設定する、フォーカスオフセッ
ト値設定手段と、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
フォーカスオフセット値を、前記フォーカス制御系に加
算する加算手段と、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る光の記録光量を複数の所定値に順次設定する、光量設
定手段と、 前記光量設定手段により設定された前記記録光量を使用
して、前記光記録媒体に、情報を記録する、記録手段
と、 前記記録した情報を再生してその誤り率を測定する、誤
り率測定手段と、 前記誤り率測定手段により測定した誤り率に基づいて、
最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フォーカ
スオフセット値判断手段とを有する、光記憶装置。 - 【請求項2】 前記最適フォーカスオフセット値判断手
段は、前記誤り率が最小で且つ記録光量が最小となる場
合の、前記フォーカスオフセット値を、最適フォーカス
オフセット値として決定する、請求項1に記載の光記憶
装置。 - 【請求項3】 前記最適フォーカスオフセット値判断手
段は、前記記録光量と前記誤り率の加重平均値を計算
し、前記誤り率の加重平均値が最小で且つ記録光量が最
小となる場合の、前記フォーカスオフセット値を、最適
フォーカスオフセット値として決定する、請求項2に記
載の光記憶装置。 - 【請求項4】 前記最適フォーカスオフセット値判断手
段は、前記誤り率が所定値以下となる記録光量の範囲が
最も広い場合の、前記フォーカスオフセット値を、最適
フォーカスオフセット値として決定する、請求項1に記
載の光記憶装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体は、複数のゾーンに分割さ
れており、 前記各ゾーンの前記最適フォーカスオフセット値を記憶
する記憶手段を更に有する、請求項1に記載の光記憶装
置。 - 【請求項6】 前記フォーカスオフセット値判断手段
は、 前記記憶装置の温度を測定する温度測定手段を有し、 前回の最適オフセット値の決定時から温度が変化した場
合に、最適オフセット値を更新する、請求項1に記載の
光記憶装置。 - 【請求項7】 時間測定手段を有し、 前記フォーカスオフセット値判断手段は、前回の最適オ
フセット値の決定時から所定時間経過した場合に、最適
オフセット値を更新する、請求項1に記載の光記憶装
置。 - 【請求項8】 光源から照射される光を光記録媒体の記
録面に集光するフォーカス制御を行うためのフォーカス
制御系を有し、記録媒体から情報を再生する光記憶装置
において、 前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット値を複数
のオフセット値に順次設定する、フォーカスオフセット
値設定手段と、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
フォーカスオフセット値を、前記フォーカス制御系に加
算する加算手段と、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る再生光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定手
段と、 前記光量設定手段により設定された前記再生光量を使用
して、前記光記録媒体から、情報を再生する、再生手段
と、 前記光記録媒体から再生した情報の誤り率を測定する、
誤り率測定手段と、 前記誤り率測定手段により測定した誤り率に基づいて、
最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フォーカ
スオフセット値判断手段とを有する、光記憶装置。 - 【請求項9】 光源から照射される光を光記録媒体の記
録面に集光するフォーカス制御を行うフォーカス制御系
の最適フォーカスオフセット値決定方法であって、 前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット値を複数
のオフセット値に順次設定する、フォーカスオフセット
値設定ステップと、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
フォーカスオフセット値を、前記フォーカス制御系に加
算する加算ステップと、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る記録光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定ス
テップと、 前記光量設定手段により設定された前記記録光量を使用
して、前記光記録媒体に、情報を記録し、前記記録した
情報を再生する、記録再生ステップと、 前記再生した情報の誤り率を測定する、誤り率測定ステ
ップと、 前記誤り率測定手段手段により測定した誤り率に基づい
て、最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フォ
ーカスオフセット値判断ステップとを有する、最適フォ
ーカスオフセット値決定方法。 - 【請求項10】 光源から照射される光を光記録媒体の
記録面に集光するフォーカス制御を行うフォーカス制御
系の最適フォーカスオフセット値決定方法であって、 前記フォーカス制御系のフォーカスオフセット値を複数
のオフセット値に順次設定する、フォーカスオフセット
値設定ステップと、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
フォーカスオフセット値を、前記フォーカス制御系に加
算する加算ステップと、 前記フォーカスオフセット値設定手段により設定された
各フォーカスオフセット値毎に、前記光源から照射され
る再生光量を複数の所定値に順次設定する、光量設定ス
テップと、 前記光量設定ステップにより設定された前記再生光量を
使用して、前記光記録媒体から、情報を再生する、再生
ステップと、 前記光記録媒体から再生した情報の誤り率を測定する、
誤り率測定ステップと、 前記誤り率測定ステップにより測定した誤り率に基づい
て、最適フォーカスオフセット値を決定する、最適フォ
ーカスオフセット値判断ステップとを有する、最適フォ
ーカスオフセット値決定方法。
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