JP2003253879A - コンクリート型枠連設用スペーサ、コンクリート型枠およびコンクリート型枠連設構造 - Google Patents

コンクリート型枠連設用スペーサ、コンクリート型枠およびコンクリート型枠連設構造

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JP2003253879A
JP2003253879A JP2002056532A JP2002056532A JP2003253879A JP 2003253879 A JP2003253879 A JP 2003253879A JP 2002056532 A JP2002056532 A JP 2002056532A JP 2002056532 A JP2002056532 A JP 2002056532A JP 2003253879 A JP2003253879 A JP 2003253879A
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Yoshiichi Takagi
宣一 高木
Toshihiko Hosono
俊彦 細野
Kazuhiko Kise
和彦 木瀬
Toshiya Tanaka
俊也 田中
Morihisa Otsuka
守久 大塚
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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    • E04G9/02Forming boards or similar elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のベニア合板等からなる木製型枠に用い
られていたPコン、フォームタイ(登録商標)などの型
枠用金具を、型枠用金具のための孔や溝を型枠本体に設
けることなくことなく、流用することができるコンクリ
ート型枠連設用スペーサ、コンクリート型枠およびコン
クリート型枠連設構造を提供する。 【解決手段】 コンクリート型枠連設用スペーサ40
が、片面がコンクリート打設面32となる堰板部と、堰
板部の両側縁から堰板部のコンクリート打設面32の反
対側に直角に屈曲した側板部33とを有し、複数のコン
クリート型枠を並べて配置する際に、隣り合うコンクリ
ート型枠の側板部33の間に配設されるスペーサ40で
あり、コンクリート型枠と接する面に、コンクリート型
枠を係止する嵌合用凸部46(係止手段)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンクリー
ト型枠を並べて配置したコンクリート型枠連設構造に関
し、詳しくは、従来のベニア合板等からなる木製型枠に
用いられていたPコン、フォームタイ(登録商標)など
の型枠用金具を型枠に孔を開けることなく流用すること
のできるコンクリート型枠連設用スペーサ、コンクリー
ト型枠およびコンクリート型枠の連設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリート打設用の型枠
(以下、「コンクリート型枠」または単に「型枠」と記
す)としては、安価で、釘打ち等の加工がしやすく、軽
量であるなどの理由から、ベニア合板等からなる堰板の
裏面に桟木をくぎ打ちした木製型枠が用いられている。
しかしながら、このような木製型枠には、(i)桟木の
固定や型枠の連結に釘打ち作業が必要であり、施工性が
悪い、(ii)釘打ちや、堰板の表面に塗布されるコンク
リート剥離剤によって型枠が痛みやすく、耐用回数が少
ない(例えば、5回程度である)、(iii)耐用回数を超
えたものは、木材としてリサイクルできず、解体して焼
却処分するしかない、などの欠点があった。
【0003】これらの問題を解決するものとしては、軽
量で施工性がよく、リサイクル可能なプラスチック製の
型枠が提案されている。図17は、このようなプラスチ
ック製のコンクリート型枠の一例を示す図であり、この
型枠10は、片面がコンクリート打設面11となる中空
の堰板部12と、堰板部12の両側縁から堰板部12の
コンクリート打設面11の反対側に直角に屈曲した中空
の側板部13と、堰板部12の裏面14に設けられた、
側板部13に平行な2枚の中空の補強板部15とを有し
て概略構成されるものであり、堰板部12、側板部13
および補強板部15が、2枚の板16,16と、これら
板の間を連結する複数の長尺の補強リブ17とが一体に
成形された中空状のパネルからなるものである。
【0004】この型枠10の設置については、図18を
参照しながら以下に説明する。まず、複数の型枠10を
側板部13の外側表面18同士が接するように一列に並
べ、同様に、コンクリート打設面11が対向するように
複数の型枠10をもう一列並べる。型枠10の堰板部1
2に穿設された挿通孔20に、対向する型枠10を所定
の間隔に保つ止め金であるPコン21が両端近傍に設け
られた丸棒状のセパレータ22を挿通する。ついで、こ
のセパレータ22の両端に、型枠10の裏面14側から
フォームタイ(登録商標)と呼ばれる締付金具23を螺
合により取り付け、セパレータ22のPコン21と締付
金具23基端部の皿板24との間で堰板部12を挟み込
むようにして、型枠10を保持する。
【0005】さらに、締付金具23の上下に角パイプか
らなる一対の横ばた材25を配置し、これらを支持する
座金26および座金26を止めるクサビ27で、横ばた
材25を側板部13および補強板部15の側面に当接さ
せた状態で固定する。この横ばた材25を配設すること
によって、型枠10が、コンクリート打設時のコンクリ
ートの圧力によって外側に膨らまないようにされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この型
枠10の堰板部12は、薄い2枚の板16(厚さ2mm
程度)と、これら板の間を連結する補強リブ17とが一
体に成形された中空状のパネルであるため、この堰板部
12の両側に配置されたPコン21および締付金具23
の皿板24による締め付けに対する、板16の強度が不
十分であった。そのため、従来のベニア合板等からなる
木製型枠に用いられていたPコン21、締付金具23な
どの一点に圧力の集中しやすい型枠用金具の流用した場
合、型枠10の破損が生じやすく、これら従来の型枠用
金具の流用が困難であり、特殊な形状の専用金具を使用
する必要があった。よって、図14に示すような形態で
のプラスチック型枠の設置は事実上困難であった。ま
た、従来の型枠用金具の流用ができないことが、プラス
チック製の型枠の普及の妨げともなっていた。また、プ
ラスチック製の型枠に限らず、金属製や木製の型枠にお
いても、セパレータを挿通させる挿通孔を穿設したり、
溝を刻設したりすることは、型枠の強度や、耐久性への
悪影響の点から好ましくはなかった。
【0007】よって、本発明の目的は、従来のベニア合
板等からなる木製型枠に用いられていたPコン、フォー
ムタイ(登録商標)などの型枠用金具を、型枠用金具の
ための孔や溝を型枠本体に設けることなくことなく、流
用することができるコンクリート型枠連設用スペーサ、
コンクリート型枠およびコンクリート型枠連設構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート型
枠連設用スペーサは、片面がコンクリート打設面となる
堰板部と、堰板部の両側縁から堰板部のコンクリート打
設面の反対側に直角に屈曲した側板部とを有し、複数の
コンクリート型枠を並べて配置する際に、隣り合うコン
クリート型枠の側板部の間に配設されるスペーサであ
り、コンクリート型枠と接する面に、コンクリート型枠
を係止する係止手段を有することを特徴とする。本発明
のコンクリート型枠連設用スペーサにおいて、コンクリ
ート型枠連設用スペーサは、プラスチック製であること
が望ましい。また、コンクリート型枠連設用スペーサ
は、中空であることが望ましい。さらに、2枚の板とこ
れら板の間を連結する長尺の補強リブとが一体に成形さ
れたものであることが望ましい。
【0009】本発明のコンクリート型枠は、片面がコン
クリート打設面となる堰板部と、堰板部の両側縁から堰
板部のコンクリート打設面の反対側に直角に屈曲した側
板部とを有するコンクリート型枠であって、側板部の外
側表面に、複数のコンクリート型枠を並べて配置する際
に隣り合うコンクリート型枠の側板部の間に配設される
スペーサを係止する係止手段を有することを特徴とす
る。本発明のコンクリート型枠において、プラスチック
製であることが望ましい。また、コンクリート型枠は、
中空であることが望ましい。さらに、2枚の板とこれら
板の間を連結する長尺の補強リブとが一体に成形された
ものであることが望ましい。
【0010】本発明のコンクリート型枠連設構造は、片
面がコンクリート打設面となる堰板部と、堰板部の両側
縁から堰板部のコンクリート打設面の反対側に直角に屈
曲した側板部とを有する複数のコンクリート型枠が、コ
ンクリート型枠の側板部が向かい合うように、一定の間
隔をあけて配置され、コンクリート型枠連設用スペーサ
が、隣り合うコンクリート型枠の側板部の間に配設さ
れ、コンクリート型枠連設用スペーサの挿通孔に棒状の
セパレータが挿通されているコンクリート型枠連設構造
であって、前記側板部および前記コンクリート型枠連設
用スペーサは、互いに係合可能な係止手段を有すること
を特徴とする。
【0011】本発明のコンクリート型枠連設構造におい
て、前記コンクリート型枠および前記コンクリート型枠
連設用スペーサの垂直方向の高さが同じとされ、かつコ
ンクリート型枠連設用スペーサが、隣接するコンクリー
ト型枠のコンクリート打設面と同一平面となる面を有し
ていること望ましい。また、前記コンクリート型枠連設
用スペーサが、セパレータに取り付けられた2つの締付
部材によって挟まれており、前記締付部材が接している
コンクリート型枠連設用スペーサの面の水平方向の幅
が、前記コンクリート型枠連設用スペーサに接する締付
部材の接触面の最大幅よりも大きいことが望ましい。ま
た、コンクリート型枠連設用スペーサの係止手段を、コ
ンクリート型枠の側板部と接する面に設けられた嵌合用
凸部とし、コンクリート型枠の係止手段は、前記側板部
のコンクリート型枠連設用スペーサと接する面に形成さ
れ、前記嵌合用凸部と係合する嵌合用凹部とすることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のコンクリート型枠連設構造の一例を示
す全体図であり、図2および図3は、本発明のコンクリ
ート型枠およびコンクリート型枠連設用スペーサを示す
図であって、連設構造の要部を示す図である。このコン
クリート型枠連設構造50は、複数の型枠30が、型枠
30の側板部33が向かい合うように、一定の間隔をあ
けて配置され、スペーサ40(コンクリート型枠連設用
スペーサ)が、隣り合う型枠30の側板部33の間に配
設され、スペーサ40の挿通孔44に棒状のセパレータ
22が挿通され、スペーサ40および型枠30の側板部
33が、それらの両側方からセパレータ22に取り付け
られたPコン21(締付部材)および締付金具23の皿
板24(締付部材)によって挟まれるようにして締め付
けられ、締付金具23の上下に配置された角パイプから
なる一対の横ばた材25が、これらを支持する座金26
および座金26を止めるクサビ27で、側板部33、補
強板部35およびスペーサ40の側面に当接した状態で
固定されているものである。
【0013】ここで、スペーサ40は、図4に示すよう
に、2枚の板41,41とこれら板の間を連結する長尺
の補強リブ42とが一体に成形された中空の部材であ
り、一方の側面43から他方の側面43まで貫通する挿
通孔44が穿設されているものである。また、型枠30
は、図5に示すように、片面がコンクリート打設面31
となる中空の堰板部32と、堰板部32の両側縁から堰
板部32のコンクリート打設面31の反対側に直角に屈
曲した中空の側板部33と、堰板部32の裏面34に設
けられた、側板部33に平行な2枚の中空の補強板部3
5とを有して概略構成されるものであり、堰板部32、
側板部33および補強板部35は、2枚の板36,36
と、これら板36,36の間を連結する複数の長尺の補
強リブ37とが一体に成形された中空状のパネルからな
るものである。
【0014】さらに、スペーサ40の側板部33と接す
る面には、スペーサ40と同じ高さの嵌合用凸部46
(係止手段)が形成されている。また、側板部33のス
ペーサ40と接する面には、型枠30と同じ高さの矩形
状の嵌合用凹部39(係止手段)が形成されている。さ
らにスペーサ40の嵌合用凸部46と型枠30の嵌合用
凹部39とは、互いに嵌合可能な形状を有している。そ
して、スペーサ40の嵌合用凸部46が型枠30の嵌合
用凹部39に嵌め込まれて、隣り合う型枠30,30同
士が連設されている。なお、図示例では、スペーサ40
と嵌合用凸部46とは一体状である。
【0015】スペーサ40の、型枠30のコンクリート
打設面31に直交する方向の長さAは、表面41に接す
る側板部33の幅Cと同じであり、スペーサ40の一方
の側面43(コンクリート接触面)と型枠30のコンク
リート打設面31とが同一平面であるとともに、スペー
サ40のもう一方の側面43と側板部33の側面47と
が同一平面である。スペーサ40の一方の側面43(コ
ンクリート接触面)と型枠30のコンクリート打設面3
1とが同一平面でない場合には、打設されたコンクリー
ト表面が型枠30のつなぎ目で凹凸となり、コンクリー
ト表面を平面に保つことができない。一方、スペーサ4
0の一方の側面43(コンクリート接触面)が突出し
て、スペーサ40のもう一方の側面43と側板部33の
側面43とが同一平面でない場合には、横ばた材25は
スペーサ40としか当接せず、補強板部35に当接しな
いので、コンクリートを打設した際の圧力により、型枠
30が横ばた材25と補強板部35との隙間分だけ膨張
することがある。したがって、コンクリート表面を平面
に保つことができなくなるおそれがある。
【0016】また、スペーサ40の高さBは、表面45
に接する側板部33の高さDと同じ寸法とされている。
スペーサ40の高さBが側板部33の高さDよりも低け
れば、型枠30の高さの上限までコンクリートを打設し
た際、コンクリートがスペーサ40の上方から外部に漏
れ出す。一方、スペーサ40の高さBが側板部33の高
さDよりも高ければ、コンクリート型枠構造50の上側
に他のコンクリート型枠構造を重ねて設置することがで
きなくなる。なお、型枠30の高さの上限までコンクリ
ートを打設しない場合、またはコンクリート型枠構造5
0の上側に他のコンクリート型枠構造を重ねて設置する
ことがない場合は、必ずしもスペーサ40の高さBを側
板部33の高さDと同じにする必要はない。
【0017】また、スペーサ40の厚さ(締付部材に接
しているスペーサの面の水平方向の幅)は、図2に示さ
れるように、スペーサ40の側面43と接する締付部材
(Pコン21および締付金具23の皿板24)の接触面
の最大幅よりも大きくされている。スペーサ40の厚さ
が、締付部材の接触面の最大幅以下である場合には、側
板部33をも締め付けるので、その締付力によって側板
部33が変形、場合によっては損傷することがある。そ
のため、型枠30の耐用回数が少なくなり、効率が低下
するおそれがある。一方、スペーサの厚さが、スペーサ
40の側面43と接する締付部材の接触面の最大幅より
も大きくされていると、スペーサ40の耐用回数は少な
くなるものの、型枠30は変形、損傷しないので、その
耐用回数を増やすことができる。ところで、コンクリー
ト型枠連接構造50を建て付ける場合には、図6に示す
ように、一方の型枠30と接し、締付部材(Pコン21
および締付金具23の皿板24)により締め付けられた
スペーサ40に別の型枠30を嵌め込むことがある。こ
こで、Pコン21は、セパレータ22における位置だけ
が固定され、それ以外は可動するので、締付部材を締め
付けた時に、Pコン21が傾いてしまう。そのため、締
付部材の間の距離が、側板部33の幅よりも短くなって
しまい、その間に嵌め込む際に、型枠30に傷が付きや
すくなり、耐用回数を減らすだけでなく、嵌め込みの作
業性も低くなることがある。
【0018】スペーサ40は、例えば、プラスチック材
料の押出成形等によって、板41,41および補強リブ
42を一体成形して製造される。プラスチック材料とし
ては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レン、ABS樹脂、ナイロンなどが挙げられる。中で
も、機械的強度、コンクリートの離型性、耐アルカリ
(耐コンクリート)性に優れていることから、ポリプロ
ピレンが好適に用いられる。また、リサイクルの観点か
ら、型枠30と同じプラスチック材料が好ましい。ま
た、スペーサ40を構成する2枚の板41および補強リ
ブ42の厚さも、特に限定はされないが、機械的強度お
よび軽量化を考慮した場合、例えば、1〜3mmが適当
である。
【0019】型枠30は、例えば、プラスチック材料の
押出成形等によって、堰板部32、側板部33および補
強板部35を一体成形して製造されるものである。プラ
スチック材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ABS樹脂、ナイロンなどが挙
げられる。中でも、機械的強度、コンクリートの離型
性、耐アルカリ(耐コンクリート)性に優れていること
から、ポリプロピレンが好適に用いられる。
【0020】堰板部32、側板部33および補強板部3
5の厚さ、幅、高さ等の寸法は、特に限定はされず、例
えば、従来の木製型枠の寸法と同程度に設定される。ま
た、堰板部32、側板部33および補強板部35を構成
する2枚の板36および補強リブ37の厚さも、特に限
定はされないが、機械的強度および軽量化を考慮した場
合、例えば、1〜3mmが適当である。
【0021】次に、本発明のコンクリート型枠連設構造
における連接方法(型枠の建てつけ方法)の一例につい
て説明する。まず、複数のスペーサ40の挿通孔44
に、Pコン21が設けられた丸棒状のセパレータ22の
一端を挿通する。ついで、型枠30の嵌合用凹部39
に、スペーサ40の嵌合用凸部46を嵌合し、コンクリ
ート打設面31およびスペーサ40の側面43(コンク
リート接触面)が同一平面となるように、型枠30とス
ペーサ40とを交互に一列に並べる。そして、セパレー
タ22の他端に、別のスペーサ40を嵌め込み、同様
に、コンクリート打設面31が対向するように、型枠3
0とスペーサ40とをもう一列、交互に並べる。
【0022】ついで、セパレータ22の両端に、型枠3
0の裏面34側から締付金具23を螺合により取り付
け、セパレータ22のPコン21と締付金具23基端部
の皿板24との間でスペーサ40を挟み込むようにし
て、型枠30およびスペーサ40を保持する。さらに、
締付金具23の上下に角パイプからなる一対の横ばた材
25を配置し、これらを支持する座金26および座金2
6を止めるクサビ27で、横ばた材25を側板部33、
補強板部35およびスペーサ40の側面に当接させた状
態で固定する。この横ばた材25を配設することによっ
て、型枠30が、コンクリート打設時のコンクリートの
圧力によって外側に膨らまないようにされている。
【0023】また、別の組立方法(建てつけ方法)とし
ては、スペーサ40に、あらかじめセパレータ22、P
コン21、締付金具23等の型枠用金具を仮にセットし
ておき、これを型枠30,30間に挟み込みながら、型
枠30を建てつける方法などを挙げることができる。
【0024】以上説明したようなコンクリート型枠連設
構造50にあっては、スペーサ40が隣り合う型枠30
の側板部33の間に配設され、そして、このスペーサ4
0の挿通孔44にセパレータ22が挿通されているの
で、型枠30にセパレータ22の挿通孔を穿設する必要
がない。また、コンクリート型枠連設構造50にあって
は、セパレータ22のPコン21と締付金具23基端部
の皿板24とによる締め付け圧力を、スペーサ40の、
型枠30のコンクリート打設面31に直交する方向の長
さ方向で受けるようになるので、圧力に対して十分な強
度を発揮できる。また、スペーサ40の厚さは、スペー
サ40の側面43と接する締付部材の接触面の最大幅よ
りも大きくされている。これにより、スペーサ40のみ
が締め付けられるので、締め付けによる変形、場合によ
っては損傷をスペーサ40のみで済ますことができる。
したがって、従来のベニア合板等からなる木製型枠に用
いられていたPコン21、締付金具23などの一点に圧
力の集中しやすい型枠用金具の流用した場合でも、型枠
30が破損することはない。そのため、型枠には変形、
損傷が無く、型枠30の耐用回数を増やすことができ
る。
【0025】また、コンクリート型枠連設構造50にお
ける型枠30およびスペーサ40は、プラスチック製で
あるので、耐久性がよく、耐用回数を超えた後にはプラ
スチック材料としてリサイクルが可能である。また、型
枠30およびスペーサ40は、プラスチック製であるの
で、コンクリート離型性がよく、コンクリート剥離剤が
不要である。また、型枠30は、プラスチック製であ
り、片面がコンクリート打設面31となる堰板部32
と、堰板部32の両側縁から堰板部32のコンクリート
打設面31の反対側に直角に屈曲した側板部33とを有
しているので、桟木を固定するための釘打ちが不要であ
り、施工性がよく、釘打ちによる耐久性の低下もない。
【0026】このように、コンクリート型枠連設構造5
0にあっては、型枠30にセパレータ22の挿通孔を穿
設する必要がなく、従来の木製型枠用金具を用いても型
枠30が破損することがなく、コンクリート剥離剤が不
要であり、桟木の固定や型枠30の連結に釘打ち作業が
不要であるので、コンクリート型枠連設構造50に用い
られる型枠30の耐用回数が従来の木製型枠に比べて飛
躍的に延び、コストダウンにつながる。
【0027】また、コンクリート型枠連接構造50で
は、スペーサ40の嵌合用凸部46を型枠30の嵌合用
凹部39に嵌合することにより、型枠30,30同士の
ずれを防止してコンクリート型枠連接構造50を組み立
てることができる。その結果、堰板部32のコンクリー
ト打設面31同士を容易に同一平面にできるので、打設
されたコンクリート表面を容易に同一平面にできる。
【0028】また、スペーサ40の厚さは、スペーサ4
0の側面43と接する締付部材の接触面の最大幅よりも
大きいと、図3に示すように、締付部材が側板部33に
接することがない。ところで、コンクリート型枠連接構
造50の建て付けの際には、まず、一方の型枠30を設
置し、その型枠30にスペーサ40を取り付け、締付部
材を締め付けてから、スペーサ40に別の型枠30を設
置する。したがって、締付部材が側板部33に接しない
と、型枠30をスペーサ40に嵌め込む際に、締付部材
に型枠30が当たってしまうことがないので、組み立て
作業性に優れている。また、スペーサ40の、型枠30
のコンクリート打設面31に直交する方向の長さAは、
表面41に接する側板部33の幅Cと同じであり、スペ
ーサ40の側面43(コンクリート接触面)と型枠30
のコンクリート打設面31とが同一平面であるととも
に、スペーサ40のもう一方の側面43と側板部33の
側面47とが同一平面であるので、打設されたコンクリ
ート表面が型枠30のつなぎ目で凹凸となることがない
とともに、横ばた材25による補強効果を高くでき、コ
ンクリートを打設した際の型枠30の膨れを防止でき、
コンクリート表面を平面に保つことができる。また、ス
ペーサ40は、2枚の板41とこれら板の間を連結する
長尺の補強リブ37とが一体に成形されたものであるの
で、軽量であり、かつ十分な機械的強度を有する。
【0029】また、型枠30は、堰板部32、側板部3
3および補強板部35が2枚の板36とこれらを連結す
る複数の長尺の補強リブ37とが一体に成形された中空
状のものであるので、軽量であり、かつ十分な機械的強
度を有する。また、この型枠30は、堰板部32のコン
クリート打設面31の裏面34に、側板部33に平行な
補強板部35が設けられているので、耐久性、耐圧性が
さらに向上している。
【0030】なお、本発明のコンクリート型枠連設構造
は、図示例のものに限定はされず、型枠の間に本発明の
スペーサが配設され、側板部およびスペーサが互いに係
合可能であればどのような形態のものでもよい。本発明
のコンクリート型枠連接構造の他の例としては、例え
ば、以下のようなものが挙げられる。図7に示す例は、
型枠の側板部61のスペーサ62側表面63が凹状の曲
面とされており、スペーサ62の両表面64が凸状の曲
面とされており、これら面の曲率が略同等とされている
ことにより、側板部61とスペーサ62とを係合可能と
するものである。図8に示す例は、型枠の側板部71の
スペーサ72側表面73が凸状の曲面とされており、ス
ペーサ72の両表面73が凹状の曲面とされており、こ
れら曲面の曲率が略同等とされていることにより、側板
部71とスペーサ72とを係合可能とするものである。
図9に示す例は、型枠の側板部81のスペーサ82側表
面の中央部83が凹状の曲面とされており、スペーサ8
2の両表面の中央部84が凸状の曲面とされており、こ
れら曲面の曲率が略同等とされていることにより、側板
部81とスペーサ82とを係合可能とするものである。
図10に示す例は、型枠の側板部91のスペーサ92側
表面に突起部94を有し、スペーサ92の両表面95,
95に、側板部91の突起部94が嵌合する溝96,9
6が形成されたものである。
【0031】また、スペーサは、コンクリート打設側が
コンクリート打設側の反対側より幅広となることがない
ものであってもよい。このようなスペーサが配設された
コンクリート型枠連接構造の例を図11〜図15に示
す。図11に示す例では、側板部101とスペーサ10
2との互いに接触する面が屈曲しており、側板部101
のコンクリート打設面106近傍に突出部103(係止
手段)が形成され、スペーサ102のコンクリート接触
面105近傍に肩部104(係止手段)が形成されてい
る。さらに、この突出部103および肩部104は、互
いに接した際に、コンクリート接触面105(スペーサ
の側面)とコンクリート打設面106とが同一平面とな
るように形成されている。このように、側板部101に
突出部103が設けられ、スペーサ102に肩部104
が設けられていると、スペーサ102をコンクリート側
に押し込んだとしても、スペーサ102の肩部104が
型枠の突出部103に当たってスペーサ102の移動を
抑止できる。
【0032】図12に示す例は、図11に示した例と類
似しており、型枠の側板部111とスペーサ112との
互いに接触する面が屈曲しており、型枠の側板部111
に突出部113が形成され、スペーサに112に肩部1
14が形成されている。但し、この例では、コンクリー
ト打設面116からコンクリート打設面116の反対側
の面近傍にまで側板部111に突出部113(係止手
段)が形成されている。さらに、この突出部113にス
ペーサ112の肩部114が接した際に、コンクリート
接触面115(スペーサの側面)とコンクリート打設面
116とが同一平面となるような位置に肩部114が形
成されている。このように、側板部111に突出部11
3が設けられ、スペーサ112に肩部114が設けられ
ていると、スペーサ112をコンクリート打設側に押し
込んだとしても、スペーサの肩部114が型枠の突出部
113に当たってスペーサ112の移動を抑止できる。
【0033】図13に示す例では、コンクリート打設面
126側からコンクリート打設面126の反対側になる
にしたがって、型枠の側板部121の厚さが薄くされ
て、コンクリート打設側で型枠間が狭くされているとと
もに、コンクリート接触125側からコンクリート接触
面125の反対側になるにしたがって、スペーサ122
の厚さが厚くされている。また、スペーサ122を型枠
の側板部121で挟んだ際には、側板部121の表面1
23とスペーサ122の表面124とが互いに密着する
ように形成されている。このように、コンクリート打設
側で型枠間が狭くされているとともに、スペーサ122
の厚さが厚くされていると、スペーサ122をコンクリ
ート打設側に押し込んだとしても、スペーサ122の表
面124が側板部121の表面123に当たって移動を
抑止できる。
【0034】図14に示す例では、スペーサ135は、
コンクリート打設側の一部で一定の厚さであり、その他
の部分では、コンクリート接触面135の反対側になる
にしたがって厚くされている。また、型枠の側板部13
1の厚さは、コンクリート打設面136側の反対側にな
るにしたがって薄くされている。また、スペーサ132
を型枠の側板部131で挟んだ際には、側板部131の
表面133とスペーサ132の表面134とが互いに密
着するようにされている。そのため、スペーサ132を
コンクリート打設側に押し込んだとしても、スペーサ1
32の表面134が側板部131の表面133に当たっ
て移動を抑止される。
【0035】図11〜図14に示した連接構造のよう
に、コンクリート打設側がコンクリート打設側の反対側
より幅広となることがないスペーサであり、そのスペー
サ表面に側板部表面が接していると、スペーサがコンク
リート打設面から突出することを防止でき、コンクリー
ト接触面とコンクリート打設面とを同一平面にできるの
で、コンクリート表面を平面にできる。また、型枠を設
置したままでも、スペーサを型枠間から容易に引き抜く
ことができる。したがって、型枠連接構造を分解する
際、スペーサの撤去が容易で、作業効率が高くなる。
【0036】また、スペーサ40の材質としては、プラ
スチックに限定はされず、これ以外に、木材や、アルミ
ニウム等の金属材料などを用いても構わない。また、ス
ペーサは中空のものに限定はされず、図示例のプラスチ
ックの中空材以外に、発泡プラスチック等のムク材を用
いても構わない。また、図示例の嵌合用凸部46は、ス
ペーサ40と一体にされていたが、スペーサ40に後か
ら取り付けてもよい。また、図示例の嵌合用凸部46
は、中空ではなかったが、中空であってもよい。また、
コンクリート型枠としては、中空のプラスチック製のも
のに限定はされず、例えば、ムクのFRP(繊維強化プ
ラスチック)製のもの、中空状または板状の金属製もの
などを用いても構わない。
【0037】また、本発明のコンクリート型枠連設構造
においては、図15に示すように、断面コの字形に屈曲
したクリップ55を、2つの側板部33およびこれらに
挟まれたスペーサ40の側方から嵌め込み、側板部33
およびスペーサ40を挟持するようにして型枠30を連
結(仮固定)してもよい。また、クリップ55の設置位
置は、図示例のようなの位置に限定はされず、セパレー
タ22の両端がクリップ55中央に穿設された孔から突
出するようにして嵌め込み、締付金具23と同じ位置と
してもよい。クリップ55の材質としては、金属、プラ
スチックなどを用いることができる。中でも、錆などの
点でプラスチック製が好ましい。また、クリップによる
連結手段(仮固定手段)以外にも、スペーサを挟み込ん
だ側板部同士を、これらに釘、ピンなどを打ち込むこと
によって固定する連結手段を用いても構わない。
【0038】また、スペーサ40には、必ずしも挿通孔
44をあらかじめ設けておく必要はない。挿通孔44
は、コンクリート打設の現場において、セパレータ22
を挿入する位置を決定した後に、現場で穿設するように
しても構わない。なお、この際、スペーサ40は中空で
あるので、挿通孔44の穿設は側面43および補強リブ
42のみに行えばよく、容易に行える。また、スペーサ
40はプラスチック製であるので、挿通孔44の穿設は
容易である。また、スペーサの挿通孔を現場で穿設する
場合は、穿設用のドリルの先端をスペーサの側面の中央
に位置させ横逸れなく挿通孔を開け易くするために、ス
ペーサの側面にドリルガイド用の凹溝を長手方向に設け
てもよい。
【0039】また、スペーサ40における補強リブの数
は、図示例のように2つに限定はされず、1つであって
もよく、または3つ以上であっても構わない。また、補
強リブを設けなくても構わない。補強リブの数は、スペ
ーサの幅や要求される強度などに応じて適宜設定され
る。また、本発明のコンクリート型枠連設構造における
型枠は、図5に示すものに限定はされず、例えば、堰板
部32の幅が狭い場合には、図16に示すように、補強
板部を省略することも可能である。また、型枠の設置の
際に用いられるセパレータとしては、図示例の丸棒状の
ものに限定はされず、例えば、平板状のものなど、公知
のセパレータを用いることができる。また、Pコン、締
付金具も、図示例のものに限定はされず、例えば、ハッ
ト型のPコンなど、公知のものを用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート型枠連設用スペーサは、隣り合うコンクリート型枠
の側板部の間に配設されるスペーサであり、コンクリー
ト型枠に接する面に、コンクリート型枠を係止する係止
手段を有しており、コンクリート型枠を係止するので、
コンクリート型枠の配設のずれを防止できる。また、コ
ンクリート型枠連設用スペーサが、プラスチック製であ
れば、軽量で施工性がよく、耐久性が高く、かつリサイ
クル可能である。また、セパレータの挿通孔を容易に穿
設できる。また、コンクリート型枠連設用スペーサが、
中空であれば、さらに軽量となり、また、セパレータの
挿通孔の穿設が容易となる。さらに、コンクリート型枠
連設用スペーサが、2枚の板とこれら板の間を連結する
長尺の補強リブとが一体に成形されたものであれば、軽
量であり、かつ十分な機械的強度を有するものとなる。
【0041】また、本発明のコンクリート型枠は、堰板
部と側板部とを有し、側板部の外側表面にスペーサを係
止する係止手段を有しており、スペーサを係止するの
で、コンクリート型枠の配設のずれを防止できる。ま
た、コンクリート型枠が、プラスチック製であれば、軽
量で施工性がよく、耐久性が高く、かつリサイクル可能
である。また、セパレータの挿通孔を容易に穿設でき
る。また、コンクリート型枠が、中空であれば、さらに
軽量となり、また、セパレータの挿通孔の穿設が容易と
なる。さらに、コンクリート型枠が、2枚の板とこれら
板の間を連結する長尺の補強リブとが一体に成形された
ものであれば、軽量であり、かつ十分な機械的強度を有
するものとなる。
【0042】また、本発明のコンクリート型枠連設構造
では、複数のコンクリート型枠を並べて配置する際に、
隣り合うコンクリート型枠の側板部の間にコンクリート
型枠連接用スペーサが配設されるので、コンクリート型
枠連設構造において、従来の木製型枠に用いられていた
型枠用金具を、型枠用金具のための孔や溝を型枠本体に
設けることなくことなく、流用可能にする。また、側板
部およびコンクリート型枠連設用スペーサが、互いに係
合可能な係止手段を有しているので、コンクリート型枠
の配設のずれを防止でき、コンクリートの打設を良好に
行うことができる。その際、前記コンクリート型枠およ
び前記コンクリート型枠連設用スペーサの垂直方向の高
さが同じとされ、かつ、コンクリート型枠連設用スペー
サに隣接したコンクリート型枠のコンクリート打設面と
同一平面となる面を有していれば、コンクリートの打設
をより良好に行うことができる。
【0043】また、コンクリート型枠連設用スペーサ
が、2つの締付部材によって挟まれており、締付部材が
接しているコンクリート型枠連設用スペーサの面の水平
方向の幅が、コンクリート型枠連設用スペーサに接する
締付部材の接触面の最大幅よりも大きければ、型枠が変
形したり、損傷したりすることがないので、型枠の耐用
回数を増加させることができる。また、スペーサに型枠
を容易に嵌め込むことができるので、組み立て作業性が
高い。また、コンクリート型枠連設用スペーサは、コン
クリート型枠の側板部と接する面に、係止手段として嵌
合用凸部を有し、コンクリート型枠は、側板部のコンク
リート型枠連設用スペーサと接する面に、係止手段とし
て嵌合用凹部が形成されれば、型枠同士のずれを防止し
てコンクリート型枠連接構造を組み立てることができ、
コンクリートの打設をより良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンクリート型枠連設構造の一例を
示す斜視図である。
【図2】 図1における型枠の接続部分の一例を示す要
部斜視図である。
【図3】 図1における型枠の接続部分の一例を示す要
部上面図である。
【図4】 本発明におけるコンクリート型枠連設用スペ
ーサの一例を示す斜視図である。
【図5】 本発明のコンクリート型枠連設構造に用いら
れるコンクリート型枠の一例を示す斜視図である。
【図6】 コンクリート型枠連接構造の建て付け方法の
一例を示す上面図である。
【図7】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の例
を示す要部上面図である。
【図8】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の例
を示す要部上面図である。
【図9】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の例
を示す要部上面図である。
【図10】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の
例を示す要部斜視図である。
【図11】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の
例を示す要部上面図である。
【図12】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の
例を示す要部上面図である。
【図13】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の
例を示す要部上面図である。
【図14】 本発明のコンクリート型枠連設構造の他の
例を示す要部上面図である。
【図15】 型枠の接続部分の他の例を示す要部斜視図
である。
【図16】 本発明のコンクリート型枠連設構造に用い
られるコンクリート型枠の他の例を示す斜視図である。
【図17】 従来のコンクリート型枠の一例を示す斜視
図である。
【図18】 従来のコンクリート型枠連設構造の一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
21 Pコン(締付部材) 22 セパレータ 24 皿板(締付部材) 30 型枠(コンクリート型枠) 31,106,116,126,136 コンクリート
打設面 32 堰板部 33,61,71,81,91,101,111,12
1,131 側板部 34 裏面 36 板 37 補強リブ 39 嵌合用凹部(係止手段) 40,62,72,82,92,102,112,12
2,132 スペーサ(コンクリート型枠連設用スペー
サ) 41 板 42 補強リブ 43 側面(スペーサの側面) 44 挿通孔 45 表面 46 嵌合用凸部(係止手段) 47 側面(側板部の側面) 50 コンクリート型枠連設構造 105,115,125,135 コンクリート接触面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木瀬 和彦 東京都品川区大井1丁目23番3号 フクビ ビル フクビ化学工業株式会社内 (72)発明者 田中 俊也 福井県福井市三十八社町33字66番地 フク ビ化学工業株式会社内 (72)発明者 大塚 守久 福井県福井市三十八社町33字66番地 フク ビ化学工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面がコンクリート打設面となる堰板部
    と、堰板部の両側縁から堰板部のコンクリート打設面の
    反対側に直角に屈曲した側板部とを有し、複数のコンク
    リート型枠を並べて配置する際に、隣り合うコンクリー
    ト型枠の側板部の間に配設されるスペーサであり、 コンクリート型枠と接する面に、コンクリート型枠を係
    止する係止手段を有することを特徴とするコンクリート
    型枠連設用スペーサ。
  2. 【請求項2】 プラスチック製であることを特徴とする
    請求項1に記載のコンクリート型枠連設用スペーサ。
  3. 【請求項3】 中空であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のコンクリート型枠連設用スペーサ。
  4. 【請求項4】 2枚の板とこれら板の間を連結する長尺
    の補強リブとが一体に成形されたものであることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンク
    リート型枠連設用スペーサ。
  5. 【請求項5】 片面がコンクリート打設面となる堰板部
    と、堰板部の両側縁から堰板部のコンクリート打設面の
    反対側に直角に屈曲した側板部とを有するコンクリート
    型枠であって、 側板部の外側表面に、複数のコンクリート型枠を並べて
    配置する際に隣り合うコンクリート型枠の側板部の間に
    配設されるスペーサを係止する係止手段を有することを
    特徴とするコンクリート型枠。
  6. 【請求項6】 プラスチック製であることを特徴とする
    請求項6に記載のコンクリート型枠。
  7. 【請求項7】 中空であることを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載のコンクリート型枠。
  8. 【請求項8】 2枚の板とこれら板の間を連結する長尺
    の補強リブとが一体に成形されたものであることを特徴
    とする請求項6または7に記載のコンクリート型枠。
  9. 【請求項9】 片面がコンクリート打設面となる堰板部
    と、堰板部の両側縁から堰板部のコンクリート打設面の
    反対側に直角に屈曲した側板部とを有する複数のコンク
    リート型枠が、コンクリート型枠の側板部が向かい合う
    ように、一定の間隔をあけて配置され、 コンクリート型枠連設用スペーサが、隣り合うコンクリ
    ート型枠の側板部の間に配設され、 コンクリート型枠連設用スペーサの挿通孔に棒状のセパ
    レータが挿通されているコンクリート型枠連設構造であ
    って、 前記側板部および前記コンクリート型枠連設用スペーサ
    は、互いに係合可能な係止手段を有することを特徴とす
    るコンクリート型枠連設構造。
  10. 【請求項10】 前記コンクリート型枠および前記コン
    クリート型枠連設用スペーサの垂直方向の高さが同じと
    され、 かつコンクリート型枠連設用スペーサが、隣接するコン
    クリート型枠のコンクリート打設面と同一平面となる面
    を有していることを特徴とする請求項9に記載のコンク
    リート型枠連設構造。
  11. 【請求項11】 前記コンクリート型枠連設用スペーサ
    が、セパレータに取り付けられた2つの締付部材によっ
    て挟まれており、 前記締付部材が接しているコンクリート型枠連設用スペ
    ーサの面の水平方向の幅が、前記コンクリート型枠連設
    用スペーサに接する締付部材の接触面の最大幅よりも大
    きいことを特徴とする請求項9または10に記載のコン
    クリート型枠連設構造。
  12. 【請求項12】 コンクリート型枠連設用スペーサの係
    止手段は、コンクリート型枠の側板部と接する面に設け
    られた嵌合用凸部であり、 コンクリート型枠の係止手段は、前記側板部のコンクリ
    ート型枠連設用スペーサと接する面に形成され、前記嵌
    合用凸部と係合する嵌合用凹部であることを特徴とする
    請求項9ないし11のいずれか一項に記載のコンクリー
    ト型枠連設構造。
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