JP4583845B2 - コンクリート打設用型枠 - Google Patents
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Description
しかしながら、このような合板型枠には、(i)桟木の固定や型枠の連結に釘打ち作業が必要であり、施工性が悪い、(ii)釘打ちや、堰板の表面に塗布されるコンクリート剥離剤によって型枠が痛みやすく、転用回数が少ない(例えば、5回程度である)、(iii)転用回数を超えたものは、木材としてリサイクルできず、解体して焼却または埋立処分するしかない、などの欠点があった。
この型枠は、パネル部(堰板部)と桟木部とが一体で押出成形された型枠であり、堰板部が、互いに平行でかつ長手方向に延びてパネル部を形成する2枚の板と、2枚の板間に傾斜して形成され、かつ前記長手方向に延びる第1リブ(傾斜リブ)とを備えるものである。
しかしながら、傾斜リブが形成された堰板部は、曲げ強度が高く、たわみが少ないものの、厚さ方向のつぶし強度が不足してしまう。そのため、堰板部の両表面からかかる圧力には弱かった。
図1〜図4は、本発明のプラスチック製のコンクリート打設用型枠の一例およびその設置形態を示す図である。この型枠10は、等間隔に平行に設けられた6枚の中空平板状の桟木部11と、桟木部11の側縁から直角方向に延びて桟木部11間を連結し、それぞれの片面が同一平面となってコンクリート打設面12を形成している5枚の中空平板状の堰板部13とを有して概略構成されるものである。
ここで、5枚の堰板部13のうち、中央の堰板部13には、セパレータ22を挿通するための挿通孔20があらかじめ穿設されている。
また、堰板部13は、平行な2枚の板16,16と、これら板の間を連結し、鉛直方向に延びる複数の長尺の補強リブとが一体に成形された中空パネルである。堰板部13の補強リブは、桟木部11間の中央部17、すなわち、挿通孔20があらかじめ穿設されている部分、またはコンクリート打設現場等で挿通孔を穿設する部分では、コンクリート打設面12に対して直角に形成された直角リブ18、およびコンクリート打設面12に対して傾斜して、かつジグザグに連続して形成された傾斜リブ19からなり、それ以外の部分、すなわち桟木部11に近い部分であって、セパレータのための挿通孔を穿設しない部分では、傾斜リブ19からなる。
プラスチック材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ABS樹脂、ナイロンなどが挙げられる。中でも、機械的強度、コンクリートの離型性、耐アルカリ(耐コンクリート)性に優れていることから、ポリプロピレンが好適に用いられる。
また、桟木部11および堰板部32を構成する板14、補強リブ37、ならびに板16、直角リブ18、傾斜リブ19の厚さも、特に限定はされないが、機械的強度および軽量化を考慮した場合、例えば、1〜3mm程度が適当である。
まず、複数の型枠10を、堰板部13のコンクリート打設面12が同一平面となるように一列に並べる。
ついで、型枠10の堰板部13に穿設された挿通孔20に、Pコン21が両端近傍に設けられた丸棒状のセパレータ22の端部をコンクリート打設面12側から挿通する。
ついで、挿通孔20から突き出たセパレータ22の端部に、型枠10の外側から締付金具23を螺合により取り付け、セパレータ22のPコン21と締付金具23基端部のフランジ24との間で堰板部13を挟み込む。
ついで、挿通孔20から突き出たセパレータ22の端部に、型枠10の外側から締付金具23を螺合により取り付け、セパレータ22のPコン21と締付金具23基端部のフランジ24との間で堰板部13を挟み込む。
また、堰板部13の傾斜リブ19が、隣接する傾斜リブ19に連続してジグザグに形成されているので、堰板部13の曲げ強度がさらに高くなる。
また、型枠10は、桟木部11と堰板部32とが一体に成形されているので、桟木を固定するための釘打ちが不要であり、施工性がよく、釘打ちによる耐久性の低下もない。
このように、型枠10の転用回数は、従来の合板型枠に比べて飛躍的に延び、コストダウンにつながる。
また、堰板部には、必ずしも挿通孔をあらかじめ設けておく必要はない。挿通孔は、コンクリート打設の現場において、セパレータを挿入する位置を決定した後に、現場で穿設するようにしても構わない。
また、堰板部の挿通孔を現場で穿設する場合は、穿設用のドリルの先端を補強リブと補強リブとの間に位置させ、横逸れなく挿通孔を開け易くするために、堰板部の表面(桟木部側)にドリルガイド用の凹溝を長手方向に設けてもよい。
また、コンクリート型枠の設置形態などに応じて、桟木部の一部を切断することも可能である。
クリップの材質としては、金属、プラスチックなどを用いることができる。中でも、錆などの点でプラスチック製が好ましい。
また、クリップによる連結手段(仮固定手段)以外にも、隣接した桟木部同士を、これらに釘、ピンなどを打ち込むことによって固定する連結手段を用いても構わない。
また、Pコン、締付金具も、図示例のものに限定はされず、例えば、ハット型のPコンなど、公知のものを用いることができる。
11 桟木部
12 コンクリート打設面
13 堰板部
16 板
17 中央部
18 直角リブ
19 傾斜リブ
Claims (1)
- 間隔をあけて平行に設けられた複数の桟木部と、桟木部間を連結し、片面がコンクリート打設面となる堰板部とを有するプラスチック製のコンクリート打設用型枠であって、
堰板部が、2枚の板と、これら板の間を連結し、鉛直方向に延びる複数の長尺の補強リブとが一体に成形された中空パネルであり、
堰板部の補強リブが、桟木部間の中央部では、コンクリート打設面に対して直角に形成された直角リブ、およびコンクリート打設面に対して傾斜して形成された傾斜リブからなり、それ以外の部分では、傾斜リブからなることを特徴とするコンクリート打設用型枠。
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JP2004256864A JP4583845B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | コンクリート打設用型枠 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006070610A JP2006070610A (ja) | 2006-03-16 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726494U (ja) * | 1993-10-26 | 1995-05-19 | 正昂 青山 | 型枠パネル |
JP2003221927A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-08 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート型枠およびこれを用いたコンクリート型枠連設構造 |
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2004
- 2004-09-03 JP JP2004256864A patent/JP4583845B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2003221927A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-08 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート型枠およびこれを用いたコンクリート型枠連設構造 |
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