JPH0726494U - 型枠パネル - Google Patents
型枠パネルInfo
- Publication number
- JPH0726494U JPH0726494U JP6434993U JP6434993U JPH0726494U JP H0726494 U JPH0726494 U JP H0726494U JP 6434993 U JP6434993 U JP 6434993U JP 6434993 U JP6434993 U JP 6434993U JP H0726494 U JPH0726494 U JP H0726494U
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- formwork
- formwork panel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】型枠工事を簡易かつ迅速に行うと共に再利用度
の高い型枠パネルを提供する。 【構成】型枠パネル1は清掃又は剥離剤を不要とする素
材からなり押出、引抜成形により型枠パネル1に必要な
枠材7、単管・角パイプ代替用の棧木8を備えている。
の高い型枠パネルを提供する。 【構成】型枠パネル1は清掃又は剥離剤を不要とする素
材からなり押出、引抜成形により型枠パネル1に必要な
枠材7、単管・角パイプ代替用の棧木8を備えている。
Description
【0001】
この考案は、建築や土木などの有効なコンクリート型枠用パネルに関するもの である。
【0002】
従来より「型枠パネル」と称するコンクリート型枠用パネルとして知られてい る。この型枠パネルは木製、鋼製などであって、例えば600mm×1800m m、900mm×1800mmなどを単位とする基準サイズが設定され、これを 建築、土木などの現場で適宜組立て、必要に応じて切断して構成し現場の型枠と して対応させて使用していた。 なお型枠パネルのみではコンクリート打設によるコンクリート圧力を補持する ことは不可能なため縦端太及び横端太、セパレートなどにより締め付け使用して いた。 型枠パネルの取外しに際しても型枠パネルはコンクリートに付着するため手間 と時間がかかっていた。また、再利用の際コンクリートパネルに付着したコンク リートを取除くため清掃を必要としていた。そのために型枠工事の開始時にコン クリートとの剥離を容易とするために油などの剥離剤を塗布する作業を必要とし ていた。
【0003】
従来の型枠パネルにおいて、型枠パネルのみではコンクリート打設によるコン クリート圧力を補持することは不可能なため縦端太及び横端太、セパレートなど により補強した。 型枠の建込み時に要求される形状、構成などの条件に対応できる加工、補強、 養生が容易ではなかった。 コンクリートとの剥離を容易にするために型枠パネルに油などの剥離剤を塗布 する作業を必要とし、また再利用の際に型枠パネルに付着したコンクリートを取 除くため清掃を必要としていたため、型枠工事に手間と時間がかかっていた。 この考案の目的は、型枠工事を簡易かつ迅速に行うことにある。この考案の他 の目的は、コンクリート型枠の構成時に要求される条件を満たす型枠の加工及び 補強を容易にすることにある。
【0004】
この考案の特徴は、型枠組立及び構成時の補強に用いる縦端太又は横端太の合 理化及び省略を目的として型枠パネルに枠材、補強材、単管・角パイプ代替用棧 材を備える型枠パネルとすることにある。 この考案の特徴は、型枠用板材を構成する本体板と、この本体板を覆う表面材 は清掃又は剥離剤を不要とする表面素材からなることにある。 この考案の他の特徴は、上記特徴を具備すると共に、型枠パネルの型枠用材の 素材が折曲可能なことから型枠パネルそのものを自由な形状に折曲加工を可能と することにある。
【0005】
型枠用板材は本体板と表面板とによる複合板であることから強度が確保でき、 上記表面板は清掃又は剥離剤を不要とする表面素材からなるのでコンクリートが 付着しにくい。なお、型枠の取外しが簡易かつ迅速に行うことができる。 型枠パネルは型枠パネルに必要な枠材、補強材、単管・角パイプ代替棧木を備 えることから縦端太、横端太の合理化又は省略が可能なため型枠工事が簡易かつ 迅速に行うことができる。 型枠パネルを適宜方向に折曲ることによって型枠建込み、組立、構成時に要求 される型枠の形状に対応させ加工ができる。
【0006】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。 第1実施例に示す図1において型枠パネル1は、押出又は引抜成形による板状 材であって押出又は引抜方向に直交方向(a)及び平行方向(b)の曲げに対し て強い強度を持つ中空層を備えた板状材である。なお、清掃及び剥離剤を不要と する素材からなる。 図1(A)は型枠パネルの断面を示す。トラス架構でいうワーレントラスに相 当する構成形式を押出又は引抜成形により上弦面材2と下弦面材3及びトラス面 材4によって構成し、曲げ強度に対して強化した例である。 図1(B)は図1(A)を具備すると共に面圧力を強化するため垂直面材5を 設けた例である。 図1(C)は図1(A)及び図1(B)と異なりトラス面材4を不要とするた め上弦面材2及び下弦面材3とが垂直面材5と交わるT字部を補強用の隅肉6に よって強化した例である。
【0007】 図2、ここでは図1及び図1(A)(B)(C)等における型枠パネルに図2 (A)及び(B)においては型枠パネルの構成に必要な枠材7及び単管・角パイ プ代替用の棧材8を備える例を示す。
【0008】 図3(A)及び(B)においては「請求項3」における特徴について説明する 型枠パネルは折曲可能な素材からなることから、押出又は引抜成形に対し平行方 向bに対して折曲加工9した例である。
【0O09】 図4は図3(A)出隅側(C)に折曲げた部材と入隅側(D)に折曲げた部材 とを使用して図4(A)においては独立柱Pを構成する例であり図4(B)にお いては隅柱Pと壁Wとの取合部分を構成する例である。図4(A)では折曲加工 された出隅側9(C)部材と調整部材(E)から柱P型用の型枠パネルが構成さ れている。 図4(B)では折曲加工された出隅側9(C)部材、入隅側9(D)部材及び 調整部材(E)から隅柱Pと壁Wとの取合部分を構成する例である。図4(C) は、図4(B)を斜視図で表した例である。
【0010】 図5においては押出又は引抜成形に対して直交方向aに折曲加工した例である 図4(A)及び図4(B)等の型枠パネルとして用いる。他には梁の型枠用等と しても用いることが出来る。
【0011】 ここで「請求項2」型枠パネルの加工及び使用例を図6から図8を参照して説 明する。 図6の例では型枠パネルを縦使いとする型枠の構成例を示す。型枠パネルに縦 端太を備えることから図6(A)においては横端太10のみで補強されている。 図6(B)においては型枠パネルが横使いされていることから補強用の単管又 は角パイプは縦端太のみで構成されている。
【0012】 図7及から図11では型枠パネルを適宜方向に折曲、型枠の建込み、組立、構 成に要求される型枠の形状に対応する加工及び使用例を説明する。 図7(A)(A’)及び図8(A)(A’)は型枠パネルを縦使いとし図7図 中(b)(c)及び図8図中(b)(d)に対応させるための折曲加工の例であ る。 図9(A)及び図9(B)では折曲加工された型枠パネルを12に示す標準加 工部材と1に示す型枠パネル及び13に示す調整部材から構成される鉄筋コンク リート造建築物の柱Pの型枠として用いた使用例である。 図10は型枠パネルに対して直角方向に溝を形成し折曲加工する例である。 図11(A)及び図11(B)では折曲加工された鉄筋コンクリート造建築物 梁Bの型枠として用いる使用例である。
【0013】
この考案によれば曲強度を強化した樹脂素材による型枠用板状材は軽量で作業 性が良い。コンクリートとの剥離性が良い。なお、型枠パネルが備える枠材、補 強材(単管・角パイプ代替用棧木)による効果として型枠工事の際用いる補強用 の縦端太及び横端太の合理化及び省略が可能である。なお型枠パネルが折曲げ可 能な素材からなることから型枠パネルそのものを型枠の構成に対応して折曲加工 でき型枠工事の合理化が計れることから、型枠工事が簡易かつ迅速に行える。し かも清掃又は剥離剤を不要とする素材からなるため、型枠工事に際して剥離剤を 塗布する手間が省略できる。
【図1】この考案の板状材による型枠パネルの実施例で
ある。図1(A)(B)(C)は、実施例の断面図であ
る。
ある。図1(A)(B)(C)は、実施例の断面図であ
る。
【図2】この考案の「図1」板状材による型枠パネルに
枠材、単管・角パイプ代替用棧材を備える型枠パネルの
実施例である。図2(A)(B)は実施例の断面図であ
る。
枠材、単管・角パイプ代替用棧材を備える型枠パネルの
実施例である。図2(A)(B)は実施例の断面図であ
る。
【図3】型枠パネルを平行方向に折曲加工した例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3、折曲加工した型枠パネルの実施例の断面
図及び斜視図である。
図及び斜視図である。
【図5】型枠パネルを直交方向に折曲加工した例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】型枠パネルの縦使い(A)及び横使い(B)の
使用例の斜視図である。
使用例の斜視図である。
【図7】型枠パネルを出隅部に縦使いに用いるため折曲
加工を示す斜視図である。
加工を示す斜視図である。
【図8】型枠パネルを入隅部に縦使いに用いるため折曲
加工を示す斜視図である。
加工を示す斜視図である。
【図9】図9(A)(B)は図7及び図8により折曲加
工された加工部材及び基本型枠パネル、調整部材から構
成される鉄筋コンクリート造柱の構成例を示す断面図及
び斜視図である
工された加工部材及び基本型枠パネル、調整部材から構
成される鉄筋コンクリート造柱の構成例を示す断面図及
び斜視図である
【図10】型枠パネルの横使いによる折曲加工を示す斜
視図である。
視図である。
【図11】図11(A)及び(B)は折曲加工された型
枠パネルの使用例を示す梁の断面図及び斜視図である。
枠パネルの使用例を示す梁の断面図及び斜視図である。
1 型枠パネル 2 上弦面材 3 下弦面材 4 トラス面材 5 垂直面材 6 補強用の隅肉 7 枠材 8 単管・角パイプ代替用の棧材 9 折曲加工 10 横端太 11 縦端太 12 標準加工部材 13 調整部材 (a) 直交方向 (b) 平行方向 (c) 出隅側 (d) 入隅側 (e) 調整部材 P 柱 W 壁 B 梁
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂素材を用いて押出又は引抜成形によ
る板状材であって、押出又は引抜方向に直交する方向及
び平行方向の曲げに対して強い強度を持つ板状材とし、
清掃及び剥離剤を不要とするなどを特徴とする型枠パネ
ル。 - 【請求項2】 「請求項1」を具備すると共に型枠パネ
ルとして必要な枠材単管・角パイプ代替用の棧材を備え
ることを特徴とする型枠パネル。 - 【請求項3】 「請求項1」及び「請求項2」を特徴と
する型枠パネルは折曲可能な素材からなることから型枠
パネルの板状部及び型枠パネルの枠材、単管・角パイプ
の代替用棧材などに切込み又は溝を形成することにより
折曲げ可能とすることを特徴とする型枠パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6434993U JPH0726494U (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 型枠パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6434993U JPH0726494U (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 型枠パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726494U true JPH0726494U (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=13255683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6434993U Pending JPH0726494U (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 型枠パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726494U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003278382A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート打設用型枠の加工方法、コンクリート打設用型枠およびコンクリート打設用型枠連接構造 |
JP2006070610A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート打設用型枠 |
JP2017040152A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 鉄筋コンクリート建物を成形する透明仮枠構造 |
JP2017075514A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造 |
JP2018003333A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 東急建設株式会社 | 型枠装置及びコンクリート構造体の構築方法 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP6434993U patent/JPH0726494U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003278382A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート打設用型枠の加工方法、コンクリート打設用型枠およびコンクリート打設用型枠連接構造 |
JP2006070610A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート打設用型枠 |
JP4583845B2 (ja) * | 2004-09-03 | 2010-11-17 | フクビ化学工業株式会社 | コンクリート打設用型枠 |
JP2017040152A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 鉄筋コンクリート建物を成形する透明仮枠構造 |
JP2017075514A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造 |
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