JP2742989B2 - 組み立て鉄筋トラス及びその製造方法 - Google Patents

組み立て鉄筋トラス及びその製造方法

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次彦 吉野
吉孝 南川
圭朗 安達
幸壮 北野
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株式会社フジタ
中央ビルト工業株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄筋コンクリート構
造の補強筋、あるいは床の構造材として使用される組み
立て鉄筋トラス及びその製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋トラスは太径鉄筋より構成された上
弦筋a及び下弦筋b間を、斜め方向の細径の鉄筋cに緊
結し、トラス状に組み立てたもので、(図4(イ)参
照)斜方向の斜材筋(以下、ラチス筋と呼ぶ)を立体的
に組み立てる場合もあり、(図4(ロ)参照)また梯子
状に組み立てる場合もある。(図4(ハ)参照)図中d
は前記トラスの部材節点を構成するかしめ金具である。
【0003】前記鉄筋トラスは一般的には鉄筋コンクリ
ートの床、あるいは梁の補強材として用いる場合が多
い。前記鉄筋トラスの使用方法としては、同鉄筋トラス
の両端を相対する梁上に設置し、同鉄筋トラスに型枠を
取り付けて床コンクリートを打設し、コンクリート打設
時の荷重は鉄筋トラスで負担し、コンクリート硬化後は
鉄筋コンクリート造の床として外力に抵抗する。
【0004】あるいは、下弦筋のみをコンクリート板中
に埋設し、ラチス筋の一部、及び上弦筋が露出した半製
品のプレキャストコンクリート板を梁上に設置したの
ち、同板上面のコンクリートを打設する合成床板工法が
行われている。前記鉄筋トラスを曲げ材として用いる場
合には、下弦筋は引張材、上弦筋は圧縮材となり、トラ
スの成が大きい程、曲げ耐力は大きくなる。
【0005】しかしラチス筋は細径の鉄筋であり、鉄筋
トラスのみではラチス材が早期に座屈するので、十分な
耐力を発揮することができない。このためコンクリート
等、剛性の高い材料と組み合わせてラチス材の座屈を防
止するとともに、前記曲げ材の圧縮側をコンクリートの
引張強度に期待する鉄筋コンクリートとしての使い方が
多かった。
【0006】また、組み立て鉄筋を自動成形する機械も
開発されているが、自動成形の場合には上下弦材とラチ
ス材との交点をスポット溶接する方法が多く、この場
合、鉄筋径の制約があり、組み立て鉄筋の大きさに制約
があった。また大型鉄筋トラスの場合、弦材には異形鉄
筋を用いる場合が多く、ラチス筋との交点の溶接には自
動溶接が困難であるため、手作りによって製作されてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉄筋トラスは弦
材には太径鉄筋を用い、ラチス筋には細径鉄筋を用いて
組み立て、コンクリートと組み合わせて使用するのが一
般的であった。組み立て鉄筋トラスはその成が大きい
程、曲げ耐力が大きくなるが、従来の鉄筋トラスはラチ
ス筋が細径の鉄筋であるため、座屈の方向が一定でな
く、コンクリートなど剛性の高い材料と組み合わせて座
屈を防止する方法を用いていた。このようにコンクリー
トはラチス筋の座屈防止の機能を発揮するためには、高
い剛性が必要で、発泡軽量コンクリートなどの超軽量コ
ンクリートと鉄筋トラスの組み合わせでは十分な性能を
発揮することができなかった。
【0008】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とするところは、性能
的には従来の鉄筋トラスと同等以上の耐力を有し、且つ
ラチス材の座屈を防止し、コンクリート以外の軽量材と
組み合わせて使用しても容易に座屈を防止できる組み立
て鉄筋トラスを提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る組み立て鉄筋トラスは、帯鋼板を波型
に曲成してなる波型鋼板ラチス材の上下、及び左右の4
個所にトラス長手方向に延びる異形鉄筋を一体に緊結す
るとともに、同波型鋼板ラチス材におけるトラスの高さ
方向中間部の両側に、トラス長手方向に延びる波型鋼板
ラチス材の座屈防止横鉄筋を緊結して構成されている。
【0010】請求項2の発明に係る組み立てトラスの製
造方法によれば、帯鋼板の長手方向に沿う両外側縁にお
ける所定の位置毎にV字状にカットし、前記帯鋼板の両
側縁をV字状にカットした幅だけ折り曲げてリブを設け
たのち、このリブ付き帯鋼板を波型に折り曲げ、しかる
のちこの折り曲げ鋼板にトラス長手方向に延びる異形鉄
筋を緊結するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図面は本発明の好ましい実施の形
態を示し、図1に示す如く所要の幅を有する帯鋼板1を
波型に折り曲げた後、この波型帯鋼板の上下、左右の4
個所に帯鋼板1と平行に延びる4本の異形鉄筋2を溶接
で緊結して、組み立て鉄筋トラスを形成する。このよう
にラチス材として鋼板を用いた場合、座屈の方向が弱軸
方向であるため、トラスの高さ方向中間部において帯鋼
板1の長手方向に亘って左右の座屈防止筋2′,2′を
配設し、この方向を補強することによって座屈強度の向
上を図る。
【0012】なお弦材の取り付けはラチス材の上下に取
り付ける場合と、左右に取り付ける場合とがあるが、製
作上の制約はなく、用途に応じて選択する。図1(イ)
(ロ)(ハ)は本発明に係る組立鉄筋トラスの製造方法
の実施例を示し、所定の幅を有する帯鋼板1の長手方向
両側縁に所定位置毎にV字カット部3を欠截し、(図1
(イ)参照)同各V字カット部の切り込み奥部先端部3
a間を結ぶ帯鋼板1の両側縁と平行な折り曲げ線4及び
相対するV字カット部3の切り込み奥部先端部3a間を
結ぶ帯鋼板1と直交する折り曲げ線4′に沿ってほぼ垂
直に折り曲げ、(図1(ロ)参照)かくして形成された
リブ5付き鋼板ラチスの上下、左右に上弦筋2a及び下
弦筋2bを構成する4本の異形鉄筋2を溶接によって取
り付け、組み立てトラスを構成する。(図1(ハ)参
照)弦材の取り付けはラチス材の上下に取り付ける場合
と、左右に取り付ける場合とがあるが製作上の制約はな
く、用途に応じて選択する。更に前記リブ付き波型鋼板
ラチス材には、図2に示す如く、トラス高さ方向の中間
部にトラス長手方向に延びる左右の座屈防止横鉄筋2′
が溶接される。
【0013】前記鉄筋トラスは小梁、床等に利用される
のが最も好ましく、大梁の上に前記鉄筋トラスの両端を
設置し、鉄筋トラスに型枠を取り付けてコンクリートを
打設する。なお図3に示すように鉄筋トラスを耐火ボー
ド6で囲繞するとともに、軽量発泡材7を充填して予め
複合床板を製作し梁に設置することもできる。この場
合、前記硬質発泡樹脂が鋼板ラチスの座屈防止の機能を
果たし、強度剛性の高い軽量床スラブ板が構成され、鋼
板ラチスにはリブを設ける必要がなく、ラチス材の幅が
広いので、発泡樹脂でも十分に座屈を防止することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る組み立て鉄筋トラスは前記
したようにラチス材に帯鋼板を用いて、同帯鋼板を波型
に曲成して構成したので、平坦部が等間隔に形成され、
トラス自体が自立できる形状となり、組み立てトラス自
体が自立できる形状となり、作業性が向上される。また
前記ラチス材を構成する折り曲げ帯鋼板がほぼ等間隔に
形成されていることによって、この部分に設備機器又は
天井材などの吊りフックを取り付けることも容易で作業
性がよい。
【0015】更に本発明の組み立て鉄筋トラスは主に梁
材、床材として使用されるもので、梁や床を取り付ける
場合、工法に応じたラチスの形状を選択することがで
き、応用範囲が汎くなる。また本発明によれば、前記組
み立て鉄筋トラスの高さ方向中間部の鋼板ラチス材にト
ラス長手方向に延びる鋼板ラチス材の座屈防止横鉄筋を
緊結したことによって、本発明の組み立て鉄筋トラスの
座屈強度が更に向上し、耐力、剛性がより向上する。
【0016】請求項2の発明によれば、帯鋼板の長手方
向に沿う両外側縁を所定間隔毎にV字状にカットし、前
記鋼板の両側縁をV字状にカットした幅だけ折り曲げて
リブを設け、しかるのちこのリブ付き帯鋼板を波型に折
り曲げ、次いで同折り曲げ鋼板にトラスの長手方向に延
びる異形鉄筋を緊結することによって、組み立て鉄筋ト
ラスのラチス材にリブが設けられ、かくしてラチス材の
強度、剛性が増大し、トラスの耐力が大幅に向上された
組立鉄筋トラスが製造されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)(ロ)(ハ)は本発明に係る組み立て鉄
筋トラスの製作工程を示す説明図である。
【図2】図1に示す方法によって製作された組み立て鉄
筋トラスの斜視図である。但しリブが省略されている。
【図3】本発明に係る組み立て鉄筋トラスの使用例を示
す縦断面図である。
【図4】(イ)(ロ)(ハ)は鉄筋トラスの従来例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 帯鋼板 2 異形鉄筋 2a 上弦筋 2b 下弦筋 3 V字カット部 3a V字カット部の切り込み奥部先端部 4 折り曲げ線 4′ 折り曲げ線 5 リブ 6 耐火ボード 7 軽量発泡材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 圭朗 東京都中央区日本橋堀留町1丁目10番12 号 中央ビルト工業株式会社内 (72)発明者 北野 幸壮 東京都中央区日本橋堀留町1丁目10番12 号 中央ビルト工業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭31−9152(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯鋼板を波型に曲成してなる波型鋼板ラ
    チス材の上下、及び左右の4個所にトラス長手方向に延
    びる異形鉄筋を一体に緊結するとともに、同波型鋼板ラ
    チス材におけるトラスの高さ方向中間部の両側に、トラ
    ス長手方向に延びる波型鋼板ラチス材の座屈防止横鉄筋
    を緊結してなることを特徴とする組み立て鉄筋トラス。
  2. 【請求項2】 帯鋼板の長手方向に沿う両外側縁におけ
    る所定の位置毎にV字状にカットし、前記帯鋼板の両側
    縁をV字状にカットした幅だけ折り曲げてリブを設けた
    のち、このリブ付き帯鋼板を波型に折り曲げ、しかるの
    ちこの折り曲げ鋼板にトラス長手方向に延びる異形鉄筋
    を緊結することを特徴とする組み立て鉄筋トラスの製造
    方法。
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