JP2003251009A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003251009A JP2002054071A JP2002054071A JP2003251009A JP 2003251009 A JP2003251009 A JP 2003251009A JP 2002054071 A JP2002054071 A JP 2002054071A JP 2002054071 A JP2002054071 A JP 2002054071A JP 2003251009 A JP2003251009 A JP 2003251009A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーチ演出態様の表示において遊技者を飽き
させることのない遊技機を提供する。 【構成】 リーチ演出態様グループを異なった複数グル
ープ記憶するリーチ演出態様グループ記憶手段20と、
該リーチ演出態様グループ記憶手段20に記憶された複
数グループのうちいずれかを選択するリーチ演出態様グ
ループ選択手段25と、該リーチ演出態様グループ選択
手段25によって選択されたリーチ演出態様グループを
構成する複数のリーチ演出態様のうちいずれかを選択し
てこれを実行するリーチ演出態様実行手段26と、を備
える。これにより、リーチ演出態様のグループ1〜5が
選択的に切り換わるので、リーチ演出態様の表示におい
て遊技者を飽きさせることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別情報を可変表
示可能であり、特定表示態様となるか否かの表示結果を
表示するための可変表示装置を備えた遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、可変表示装置を備えた遊
技機としての例である弾球遊技機は、可変表示装置で図
柄(識別情報)を可変表示(これを変動ともいう)し、
その表示結果が予め定めた大当り図柄(特定表示態様)
となったことを条件に、特定遊技状態を発生するように
なっていた。また、このような弾球遊技機では、図柄の
表示態様が大当り図柄となり得るリーチ図柄の表示態様
となった場合、通常時とは異なったリーチ演出態様を表
示することで、大当りに対する期待感を向上するように
なっていた。さらには、リーチ演出態様を複数設定し、
ランダムにリーチ演出態様を選択実行するものも提案さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように複数のリーチ演出態様のいずれかを選択実行する
構成では、遊技機の稼動時間や遊技履歴等に関係なく常
に複数のリーチ演出態様の中のいずれかを実行するよう
になっていたため、複数のリーチ演出態様を設定したと
いっても、遊技者にとっては飽き易いものになってい
た。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、リーチ演出態様の表示において
遊技者を飽きさせることのない遊技機を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、識別情報を可変表示可
能であり、特定表示態様となるか否かの表示結果を表示
するための可変表示装置を備えた遊技機において、前記
可変表示装置の表示態様において複数の異なったリーチ
演出態様を1つのリーチ演出態様グループとすると共
に、該リーチ演出態様グループを異なった複数グループ
記憶するリーチ演出態様グループ記憶手段と、前記リー
チ演出態様グループ記憶手段に記憶された複数グループ
のうちいずれかのリーチ演出態様グループを選択するリ
ーチ演出態様グループ選択手段と、該リーチ演出態様グ
ループ選択手段によって選択されたリーチ演出態様グル
ープを構成する複数のリーチ演出態様のうちいずれかを
選択してこれを実行するリーチ演出態様実行手段と、を
備えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、リーチ演出態様のグループが選択的に切り換わるの
で、リーチ演出態様の表示において遊技者を飽きさせる
ことがない。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループ選択手段は、遊技状態が変化しな
いタイミングであり且つ前記遊技機において所定期間遊
技が行われたタイミングで前記リーチ演出態様グループ
を選択することを特徴とする。このように構成すること
により、遊技者がリーチ演出態様に対して飽きると思わ
れるタイミングでリーチ演出態様グループを切り換える
ことができ、ひいてはより効果的にリーチ演出態様グル
ープを切り換えることができる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループ選択手段は、乱数を用いてランダ
ムに前記リーチ演出態様グループを選択することを特徴
とする。このように構成することにより、リーチ演出態
様のグループが予め決まった順番で切り換わる構成と違
い、遊技者に意外性を持たせることができ、より一層遊
技者を飽きさせることがない。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループを選択するタイミングは、前記識
別情報における可変表示の累積回数が予め定めた回数と
なったタイミングとしたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示の累積回数の設定によっ
て遊技者が飽きると思われる時期にリーチ演出態様グル
ープを切り換えることができる。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記複
数のリーチ演出態様グループには、異なったグループ間
で共通のリーチ演出態様を有するリーチ演出態様グルー
プが含まれることを特徴とする。このように構成するこ
とにより、リーチ演出態様グループが切り換わっても全
てのリーチ演出態様が切り換わるわけではないので、リ
ーチ演出態様グループの切り換われ時点を遊技者に分り
難くすることができ、リーチ演出態様グループの切り換
わりに対してより一層興味を持たせることができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループを構成する複数のリーチ演出態様
のうち、少なくとも2つ以上のリーチ演出態様で前記特
定表示態様となる信頼度を異ならせたことを特徴とす
る。このように構成することにより、1つのグループ内
でもリーチ演出態様によって信頼度が異なるので、遊技
者を飽きさせることがない。
【0010】また、請求項7の発明においては、前記信
頼度が異なる複数のリーチ演出態様のうち、必ず前記特
定表示態様となるリーチ演出態様を除いた中で前記信頼
度が最も高く設定されたリーチ演出態様が実行されたに
も拘わらず、前記特定表示態様とならなかったときに前
記リーチ演出態様グループを選択することを特徴とす
る。このように構成することにより、信頼度の高いリー
チ演出態様でハズレた場合、その時点で遊技者が遊技に
対して飽きを感じ易くなるので、このような飽き易い時
点でリーチ演出態様グループを切り換えることで、効果
的に遊技に対する飽きを防止することができる。
【0011】また、請求項8の発明においては、前記可
変表示装置は、所定の表示態様となることを予告的に報
知する複数の予告表示態様の表示を可能にし、前記リー
チ演出態様グループは、前記複数のリーチ演出態様と前
記複数の予告表示態様との組合せでグループ化されてい
ることを特徴とする。このように構成することにより、
リーチ演出態様と共に予告表示態様をグループ化し、こ
れを選択的に切り換え可能にすることで、より一層遊技
者を飽きさせることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0013】先ず、遊技機の一例である弾球遊技機の全
体の構成について説明する。なお、ここでは、遊技機の
一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に
限られず、例えばコイン遊技機やスロットマシン等であ
ってもよい。
【0014】図1は、本実施形態における弾球遊技機の
正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。弾球
遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する
遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技
機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には
ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域
が形成されており、遊技領域のほぼ中央位置には、特別
図柄を表示するための特別図柄表示装置(可変表示装
置)4が設けられている。特別図柄表示装置4の上部に
は、普通図柄を表示するための可変表示器18(左右一
対のLED)が設けられている。
【0015】特別図柄表示装置4の下方位置には、電動
チューリップ型役物(普通電動役物)5を兼用する特別
図柄始動口(スタートチャッカ)6と、大当り発生時に
ソレノイド等を駆動することで開放動作を行う大入賞口
(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設されて
おり、特別図柄始動口6の左の側方位置には、通過ゲー
ト19が配設されている。大入賞口7は、特別図柄始動
口6への入賞タイミングに基づいて特図ゲームが行われ
た結果、大当りとなった場合に前面に設けられた大入賞
口扉の開放動作を行う。通過ゲート19は、打球の通過
に伴って可変表示器18(普通図柄)の変動開始(普図
ゲーム)を許可する。また、遊技用枠3の左右上部位置
には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8
Rが設けられており、さらに遊技領域周辺部には、ラン
プ9が設けられている。
【0016】図2は、本実施形態における弾球遊技機の
背面図であり、主要基板の配置レイアウトを示す。弾球
遊技機1は、詳細を後述するように、電源基板(電源部
10)と、主制御基板(遊技制御部11)と、図柄制御
基板(表示制御部13)と、音声制御基板(音声制御部
14)と、ランプ制御基板(ランプ制御部15)と、払
出制御基板(払出制御部16)と、外部端子基板(情報
出力部17)とを備え、それぞれ適所に配設されてい
る。
【0017】図3は、遊技制御部を中心としたシステム
構成例を示すブロック図である。本実施形態における弾
球遊技機1は、主として、電源部(電源基板)10と、
遊技制御部(主制御基板)11と、入出力部12と、表
示制御部(図柄制御基板)13と、音声制御部(音声制
御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基板)15
と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報出力部
(外部端子基板)17とを備えている。
【0018】電源部10は、弾球遊技機1内の各回路に
所定の電源電圧を供給するものである。なお、電源部1
0は、バックアップ電源を有しており、24時間以上遊
技履歴を記憶しておくことが可能であり、前日までのデ
ータを累積記憶しておくことが可能である。遊技制御部
11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成
されており、特図ゲームにおいて用いる乱数の生成機
能、入出力部12を介して信号の入出力を行う機能、表
示制御部13、音声制御部14、ランプ制御部15及び
払出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド信号を出
力する機能、ホールの管理コンピュータに対し、各種情
報を出力する機能を備えている。
【0019】入出力部12は、遊技球の検出や役物の開
閉動作を行うためのものである。表示制御部13、音声
制御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11から
送信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲームに
おける特図表示制御、音声出力制御、ランプ表示制御
を、それぞれ遊技制御部11とは独立して実行するもの
である。払出制御部16は、遊技球の貸出や賞球等の払
出制御を行うものである。情報出力部17は、各種遊技
関連情報を外部に出力するためのものである。
【0020】ここで、特別図柄表示装置4上に表示され
る表示図柄の仮停止タイミングや変動時間等は、後述す
る変動表示パターンコマンドに従って一意に定まってい
る。すなわち、表示制御部13、音声制御部14及びラ
ンプ制御部15は、変動表示パターンコマンドを受け取
ったタイミングから、特別図柄表示装置4上における表
示図柄の変動、スピーカ8L、8Rからの音声出力及び
ランプ9の明滅表示が連動して行われるように制御を行
っている。
【0021】次に、特別図柄表示装置4について説明す
ると、特別図柄表示装置4は、左・中・右の特別図柄を
個々に可変表示する液晶タイプの表示器からなる。そし
て、特別図柄表示装置4の変動停止時における図柄の組
合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一の
図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である場合
に、所定の遊技価値の付与として特定遊技状態を発生し
て、大入賞口7を所定の態様で開閉駆動するものであ
る。但し、大当り図柄の組合せの一部は、確変図柄とし
て設定され、この確変図柄で特定遊技状態となったとき
には、その特定遊技状態終了後における前記可変表示器
18での普通図柄の変動時間の短縮や当り(当りLED
の点灯)の出現確率や特別図柄表示装置4における大当
り図柄の出現確率が高くなる確率変動モードとなるよう
に設定されている。
【0022】なお、本発明に係る特定遊技状態は、上記
に限らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの
制御又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0023】 遊技球の入賞を容易にする第一の状態
と、遊技球が入賞できない又は入賞し難い第二の状態
と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続
的又は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での遊技球の検出を介在さ
せ、遊技球の入賞を容易にする第一の状態と、遊技球が
入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能
な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に
第一の状態にする制御 遊技球の入賞に関わらず所定数の賞球を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 次に、特別図柄表示装置4に表示される特別図柄(左図
柄・中図柄・右図柄)について説明する。先ず、左・中
・右の特別図柄は、図4(A)に示すように、それぞれ
「1〜12」の12種類の図柄から構成されており、こ
れら左・中・右の図柄には、ランダム2(0〜11)が
対応して設けられている。大当り図柄の組合せは、左・
中・右の図柄が同一図柄で揃った組合せであり、この組
合せは、図5に示すように、ランダム3(0〜11)の
値に基づいて決定される。即ち、ランダム3の抽出に伴
う大当り図柄の決定は、図5に示す大当り図柄の選択テ
ーブルが用いられ、「1」〜「12」のうちいずれかの
同一図柄で揃った大当り図柄を決定する。
【0024】また、上記した大当り図柄のうち「1」
「3」「5」「7」「9」のいずれかの確変図柄で揃っ
た大当り図柄は、確変大当り図柄を構成し、前記特定遊
技状態の発生に加えて、その特定遊技状態の終了後の遊
技状態を高確率状態にする。一方、大当り図柄のうち
「2」「4」「6」「8」「10」「11」「12」の
いずれかの非確変図柄で揃った大当り図柄は、通常大当
り図柄を構成し、特定遊技状態のみを発生させる。即
ち、特定遊技状態の終了後は、遊技状態を通常の低確率
状態(通常状態)にする。なお、高確率状態の終了は、
高確率状態が発生してから図柄の変動回数(始動回数)
が所定回数(例えば、70回)に達する等を終了条件の
成立として終了する。
【0025】特別図柄における表示結果の決定には、図
4(B)に示す3種類のランダム数が使用されており、
これらのランダム数は、大当り判定用のランダム1(0
〜599)と、大当り以外(ハズレ)での全図柄表示用
のランダム2(左・中・右の各図柄列毎に0〜11)
と、大当り図柄配列用のランダム3(0〜11)と、か
ら構成されている。ランダム1・3は、それぞれ0.0
02秒毎に1ずつ加算されて更新するランダム数であ
り、ランダム2は、0.002秒毎に1ずつ加算され且
つ割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されて更新する
ランダム数である。なお、ランダム1〜3からの数値
(ランダム値)の抽出は、それぞれ始動入賞の検出タイ
ミングで行われる。
【0026】次に、特別図柄表示装置4でのリーチ演出
態様及び予告表示態様の表示制御について図6乃至図9
を参照して説明する。先ず、リーチ演出態様を表示制御
するための手段を図6のブロック図を参照して説明する
と、前記遊技制御部11を構成するROM11bの記憶
エリアには、特別図柄表示装置4の表示態様において複
数の異なったリーチ演出態様を1つのリーチ演出態様グ
ループとして、該リーチ演出態様グループを異なった複
数グループ(グループ1〜5)記憶するリーチ演出態様
グループ記憶手段20と、各グループ1〜5毎のリーチ
演出態様を記憶するリーチ演出態様記憶手段21と、が
設けられ、RAM11cの記憶エリアには、リーチ演出
態様グループ選択乱数値22と、リーチ演出態様選択乱
数値23と、が設けられる。
【0027】また、遊技制御部11を構成するCPU1
1aのプログラムとして、前記確率変動等の遊技状態が
変化する契機に関係しない選択変更条件が成立したか否
かを判定する選択変更条件成立判定手段24と、該選択
変更条件成立判定手段24によって選択変更条件が成立
したと判定された場合にリーチ演出態様グループ選択乱
数値22の抽出値に基づいてリーチ演出態様グループ記
憶手段20を参照してリーチ演出態様グループ1〜5の
うちいずれかのグループを選択するリーチ演出態様グル
ープ選択手段25と、リーチ演出態様グループ選択手段
25によって選択されたリーチ演出態様グループを構成
する複数のリーチ演出態様のうち、リーチ演出態様選択
乱数値23の抽出値に基づいていずれかを選択してこれ
を実行するリーチ演出態様実行手段26と、前記ランダ
ム1〜3の抽出に基づいてリーチとなるか否かを判別し
て、リーチとなる場合にリーチ演出態様実行手段26に
よるリーチ演出態様の実行を許可するリーチ演出態様実
行判定手段27と、が設定される。
【0028】リーチ演出態様は、図7(A)に示すよう
に、グループ1〜5の5つにグループ化されており、こ
れら各グループ1〜5に対しては、上記したリーチ演出
態様グループ選択乱数値22(0〜39)が同図中に示
すように振り分けられている。即ち、図7(A)に示す
リーチ演出態様グループ選択乱数値22の振分テーブル
(グループ1〜5の選択テーブル)が上記したリーチ演
出態様グループ選択手段25となっている。また、この
ようなリーチ演出態様グループ選択手段25を参照して
のグループ1〜5の選択は、上記した選択変更条件成立
判定手段24によって選択変更条件が成立したと判定さ
れた場合に行われる。具体的に、本実施形態では、特別
図柄における可変表示の累積回数が予め定めた回数(例
えば、1万回、2万回、3万回…)となったことに基づ
いて選択変更条件が成立し、その都度、リーチ演出態様
グループ選択乱数値22を抽出して、その抽出値から図
7(A)のリーチ演出態様グループ選択手段25を参照
していずれかのグループ1〜5を選択するようになって
いる。
【0029】また、各グループ1〜5には、図7(C)
に示すように、それぞれリーチA、リーチB、リーチ
C、の3種類が設定されており、これらリーチA〜Cの
具体的な態様は、各グループ1〜5毎で異なって設定さ
れている。図9(A)に示すように、リーチAの態様
は、低速でのノーマル変動となるリーチA1と、垂直軸
回転でのノーマル変動となるリーチA2との2種類があ
る。リーチBの態様は、低速でのロング変動となるリー
チB1と、垂直軸回転でのロング変動となるリーチB2
と、逆回転でのロング変動となるリーチB3と、中右図
柄が同期変動となるリーチB4との4種類がある。リー
チCの態様は、コマ送り変動となるリーチC1と、拡大
変動(通常時に比べて図柄が拡大して表示される)とな
るリーチC2と、正逆回転変動(大当りを決定し得る図
柄の正転と逆転が交互に繰り返される)となるリーチC
3と、キャラクタAの画像が追加表示された状態でのコ
マ送り変動となるリーチC4と、全図柄が同期変動とな
るリーチC5との5種類がある。
【0030】リーチA〜Cの選択は、図7(B)に示す
ように、特別図柄の表示結果となる「ハズレ」「ハズレ
±1」「大当り」毎に振り分けられたリーチ演出態様選
択乱数値23(0〜19)によって決定されるようにな
っている。具体的には、始動入賞に伴う前記ランダム1
〜3の抽出によって特別図柄の表示結果がその導出以前
に決定されると、これに伴ってリーチ演出態様選択乱数
値23が抽出される。そして、そのリーチ演出態様選択
乱数値23の抽出値と特別図柄の表示結果から図7
(B)の選択テーブルを参照して、リーチA〜Cのいず
れかの種類を選択するようになっている。例えば、リー
チ演出態様グループ選択乱数値22の抽出値が「20」
となってグループ4が選択され、「ハズレ±1」の表示
結果でリーチ演出態様選択乱数値23の抽出値が「1
2」となった場合には、図7(B)の選択テーブルから
リーチBが選択され、さらにそのリーチBの種類は、図
7(C)のテーブルからリーチB3が選択される。
【0031】ところで、図7(B)に示す選択テーブル
でのリーチ演出態様選択乱数値23の振り分けから分る
ように、リーチA〜Cは、それぞれ種類毎で大当りとな
る信頼度が異なって設定されている。リーチAは、ハズ
レでの出現率が最も高い一方で大当りでの出現率が最も
低く、リーチCは、大当りでの出現率が最も高い一方で
ハズレでの出現率が最も低く設定されている。このこと
から、リーチA、リーチB、リーチCの順で、大当り信
頼度が高くなっている。
【0032】なお、実施形態中では、選択変更条件成立
判定手段24によって成立したか否かが判定される選択
変更条件を特別図柄における可変表示の累積回数として
いるが、これに限定するものではない。例えば、大当り
信頼度が最も高く設定されたリーチ演出態様(リーチ
C)が実行されたにも拘わらず、大当りとならなかった
ことを選択変更条件の成立としてもよい。信頼度の高い
リーチ演出態様でハズレた場合、その時点で遊技者が遊
技に対して飽きを感じ易くなる(遊技を止めたくなる)
ので、このような飽き易い時点でリーチ演出態様グルー
プを切り換えることで、効果的に遊技に対する飽きを防
止することができる。
【0033】また、本実施形態では、選択変更条件とな
る可変表示の累積回数を1万回、2万回、3万回…とい
うように数日間に亘って到達し得る可変表示の累積回数
としているが、これに限らず、可変表示の累積回数を記
憶するためのバックアップが不要となる少ない値(例え
ば、100回、200回、300回…)に可変表示の累
積回数を設定することで、1日の間で何度かリーチ演出
態様グループの選択(抽選)を行うようにしてもよい。
また、リーチ回数、遊技球の打ち込み数、遊技時間等の
遊技履歴に応じてリーチ演出態様グループの選択を行っ
たり、経過時間や日数等が所定値に達したらリーチ演出
態様グループの選択を行うようにしてもよい。また、リ
ーチ演出態様グループを選択する構成として、例えば、
最初にグループ1が選択された場合、次にグループ1以
外のグループ2〜5のいずれかをランダムに選択するよ
うにしてもよいし、グループ1〜5の間で予め選択順を
決めておき順次選択していくようにしてもよい。
【0034】また、上記したリーチ演出態様と同様に、
予告表示態様もグループ1〜5の5つにグループ化され
ており、各グループ1〜5には、図8(B)に示すよう
に、それぞれ予告X、予告Y、予告Z、の3種類が設定
されている。なお、各グループ1〜5の選択は、前述し
たリーチ演出態様グループの選択と同一である。即ち、
前記リーチ演出態様グループ選択乱数値22の抽出値か
ら前記リーチ演出態様グループ選択手段25を参照して
選択されたいずれかのグループ1〜5が予告表示態様の
グループとなる。
【0035】予告X〜Zの具体的な態様は、各グループ
1〜5毎で異なって設定されている。図9(B)に示す
ように、予告Xの態様は、背景Aの画像が表示される予
告X1と、背景Bの画像が表示される予告X2との2種
類がある。予告Yの態様は、背景Cの画像が表示される
予告Y1と、背景Dの画像が表示される予告Y2と、背
景Eの画像が表示される予告Y3との3種類がある。予
告Zの態様は、背景Cの画像でキャラクタBの画像が表
示される予告Z1と、背景Dの画像でキャラクタCの画
像が表示される予告Z2と、背景Eの画像でキャラクタ
Dの画像が表示される予告Z3との3種類がある。
【0036】予告X〜Zの選択は、図8(A)に示すよ
うに、特別図柄の表示結果となる「ハズレ」「ハズレ±
1」「大当り」毎に振り分けられた予告表示態様選択乱
数値(「0〜19」の20個の乱数からなる)によって
決定されるようになっている。そして、その予告表示態
様選択乱数値の抽出値と特別図柄の表示結果から図12
(A)の選択表を参照して、予告X〜Zのいずれかの種
類を選択するようになっている。例えば、リーチ演出態
様グループ選択乱数値22の抽出値が「7」となってグ
ループ2が選択され、「大当り」の表示結果で予告表示
態様選択乱数値の抽出値が「18」となった場合には、
図8(A)の選択テーブルから予告Zが選択され、さら
にその予告Zの種類は、図8(B)のテーブルから予告
Z2が選択される。
【0037】また、図8(A)に示す選択表での予告表
示態様選択乱数値の振り分けから分るように、予告X〜
Zは、前述したリーチA〜Cと同様にそれぞれ種類毎で
大当りとなる信頼度が異なって設定されている。予告X
は、ハズレでの出現率が最も高い一方で大当りでの出現
率が最も低く、予告Zは、大当りでの出現率が最も高い
一方でハズレでの出現率が最も低く設定されている。こ
のことから、予告X、予告Y、予告Zの順で、大当り信
頼度が高くなっている。
【0038】なお、上記した予告表示態様のグループ
は、リーチ演出態様のグループとは別のグループとして
設定してもよい。また、予告表示態様は、リーチ予告や
大当り予告いずれの予告態様としてもよい。また、予告
表示態様として、背景やキャラクタの画像表示による態
様以外にも、図柄の特殊変動としてもよく、さらには、
表示以外に、盤面に設けた可動部材の動作、前面枠や盤
面に設けた発光装置の発光動作、あるいはスピーカから
の効果音の発生等を予告態様としてもよい。
【0039】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、可変表示装置としての特別図柄表示装置4の表示態
様において複数の異なったリーチ演出態様を1つのリー
チ演出態様グループとすると共に、該リーチ演出態様グ
ループを異なった複数グループ(グループ1〜5)記憶
するリーチ演出態様グループ記憶手段20と、前記リー
チ演出態様グループ記憶手段20に記憶された複数グル
ープ1〜5のうちいずれかのリーチ演出態様グループを
選択するリーチ演出態様グループ選択手段25と、該リ
ーチ演出態様グループ選択手段25によって選択された
リーチ演出態様グループを構成する複数のリーチ演出態
様のうちいずれかを選択してこれを実行するリーチ演出
態様実行手段26と、を備えたことを特徴とする。この
ように構成することにより、リーチ演出態様のグループ
1〜5が選択的に切り換わるので、リーチ演出態様の表
示において遊技者を飽きさせることがない。
【0040】また、前記リーチ演出態様グループ選択手
段25は、遊技状態が変化しないタイミングであり且つ
弾球遊技機1において所定期間遊技が行われたタイミン
グで前記リーチ演出態様グループを選択することを特徴
とする。このように構成することにより、遊技者がリー
チ演出態様に対して飽きると思われるタイミングでリー
チ演出態様グループを切り換えることができ、ひいては
より効果的にリーチ演出態様グループを切り換えること
ができる。
【0041】また、前記リーチ演出態様グループ選択手
段25は、乱数としてのリーチ演出態様グループ選択乱
数値22を用いてランダムに前記リーチ演出態様グルー
プを選択することを特徴とする。このように構成するこ
とにより、リーチ演出態様のグループが予め決まった順
番で切り換わる構成と違い、遊技者に意外性を持たせる
ことができ、より一層遊技者を飽きさせることがない。
【0042】また、前記リーチ演出態様グループを選択
するタイミングは、特別図柄における可変表示の累積回
数が予め定めた回数となったタイミングとしたことを特
徴とする。このように構成することにより、可変表示の
累積回数の設定によって遊技者が飽きると思われる時期
にリーチ演出態様グループを切り換えることができる。
【0043】また、前記複数のリーチ演出態様グループ
1〜5には、異なったグループ間で共通のリーチ演出態
様を有するリーチ演出態様グループが含まれることを特
徴とする。このように構成することにより、リーチ演出
態様グループが切り換わっても全てのリーチ演出態様が
切り換わるわけではないので、リーチ演出態様グループ
の切り換われ時点を遊技者に分り難くすることができ、
リーチ演出態様グループの切り換わりに対してより一層
興味を持たせることができる。
【0044】また、前記リーチ演出態様グループを構成
する複数のリーチ演出態様のうち、少なくとも2つ以上
のリーチ演出態様で大当りとなる信頼度を異ならせたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、1つ
のグループ内でもリーチ演出態様によって信頼度が異な
るので、遊技者を飽きさせることがない。
【0045】また、前記信頼度が異なる複数のリーチ演
出態様のうち、必ず大当りとなるリーチ演出態様を除い
た中で前記信頼度が最も高く設定されたリーチ演出態様
(リーチC)が実行されたにも拘わらず、大当りとなら
なかったときに前記リーチ演出態様グループを選択する
ことを特徴とする。このように構成することにより、信
頼度の高いリーチ演出態様でハズレた場合、その時点で
遊技者が遊技に対して飽きを感じ易くなるので、このよ
うな飽き易い時点でリーチ演出態様グループを切り換え
ることで、効果的に遊技に対する飽きを防止することが
できる。
【0046】また、前記特別図柄表示装置4は、所定の
表示態様となることを予告的に報知する複数の予告表示
態様の表示を可能にし、前記リーチ演出態様グループ1
〜5は、前記複数のリーチ演出態様と前記複数の予告表
示態様との組合せでグループ化されていることを特徴と
する。このように構成することにより、リーチ演出態様
と共に予告表示態様をグループ化し、これを選択的に切
り換え可能にすることで、より一層遊技者を飽きさせる
ことがない。
【0047】なお、実施形態中の弾球遊技機1は、始動
入賞に基づいて特別図柄表示装置4に可変表示される特
別図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると所定の
遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種弾球遊技機で
あったが、始動入賞に基づいて可変表示される図柄の停
止図柄が所定の図柄の組合せになると開放する所定の電
動役物への入賞があると所定の権利が発生または継続す
る第3種弾球遊技機であっても、本発明を適用できる。
また、演出用の可変表示器を有したスロットマシン等に
本発明を適用してもよい。また、実施形態中では、可変
表示装置としての特別図柄表示装置4を液晶(LCD)
タイプの画像表示器で構成しているが、特にこれに限定
するものではなく、CRT、LED、VFD、EL、あ
るいはプラズマによる画像表示器やドラム式又はリール
式の表示器で構成してもよい。
【0048】また、グループ化された複数のリーチ演出
態様は、相互間で個々に信頼度が異ならなくてもよく、
同じ信頼度のリーチ演出態様を含んでもよい。また、信
頼度が100%のリーチ演出態様を設けてもよい。ま
た、各グループ毎でリーチ演出態様の設定数を異ならせ
てもよいし、各グループ毎で信頼度を異ならせてもよ
い。また、異なったグループ間で共通のリーチ演出態様
を含んでもよい。
【0049】また、リーチ演出態様は、実施形態中に記
載のものに限定せず、以下に示す定義のものであればよ
い。 「リーチ演出態様」… 特定表示態様の導出(大当り)
に対する期待感を差別的に向上させ得る演出態様 具体的なリーチ演出態様としては、以下に示す〜が
挙げられる。
【0050】 左右の図柄は通常のハズレ時と同様に
止まり(仮停止でもいい)、中図柄だけ変動時間が長い
態様(一旦停止や変動方向が変わるものも含む) 左図柄だけ確定し(仮停止でもいい)、中右の図柄
でゆっくり同期回転(図柄変動)する態様 全図柄揃った状態で同期回転(図柄変動)する態様
(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、全図
柄が揃わずに停止する態様も含む) 高速回転(図柄変動)を長く行い、いきなり止まる
態様(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、
全図柄が揃わずに停止する態様も含む) 左右の図柄が仮停止状態(例えば、停止状態で上下
に揺れる)となり、その状態から大当りのとき(ハズレ
のときでもよい)は全図柄同期回転する態様 図柄の変動態様以外で演出背景やキャラクタ等の画
像を追加表示したり、演出背景やキャラクタ等の画像を
通常時のものと換えて表示する態様 また、リーチ演出態様グループを切り換えるための選択
変更条件としては、グループ切り換え用の設定スイッチ
を設け、遊技場の従業員が任意に設定スイッチを操作す
ることで、リーチ演出態様グループの切り換えを行うよ
うにしてもよい。
【0051】また、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記リーチ演出態様グループ選択手段は、設定ス
イッチの操作に基づいて前記リーチ演出態様グループを
選択変更することを特徴とする。このように構成するこ
とにより、遊技者がリーチ演出態様に対して飽きると思
われる時期に遊技場側がリーチ演出態様グループを切り
換えることができる。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、識別情報を可変表示可
能であり、特定表示態様となるか否かの表示結果を表示
するための可変表示装置を備えた遊技機において、前記
可変表示装置の表示態様において複数の異なったリーチ
演出態様を1つのリーチ演出態様グループとすると共
に、該リーチ演出態様グループを異なった複数グループ
記憶するリーチ演出態様グループ記憶手段と、前記リー
チ演出態様グループ記憶手段に記憶された複数グループ
のうちいずれかのリーチ演出態様グループを選択するリ
ーチ演出態様グループ選択手段と、該リーチ演出態様グ
ループ選択手段によって選択されたリーチ演出態様グル
ープを構成する複数のリーチ演出態様のうちいずれかを
選択してこれを実行するリーチ演出態様実行手段と、を
備えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、リーチ演出態様のグループが選択的に切り換わるの
で、リーチ演出態様の表示において遊技者を飽きさせる
ことがない。
【0053】また、請求項2の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループ選択手段は、遊技状態が変化しな
いタイミングであり且つ前記遊技機において所定期間遊
技が行われたタイミングで前記リーチ演出態様グループ
を選択することを特徴とする。このように構成すること
により、遊技者がリーチ演出態様に対して飽きると思わ
れるタイミングでリーチ演出態様グループを切り換える
ことができ、ひいてはより効果的にリーチ演出態様グル
ープを切り換えることができる。
【0054】また、請求項3の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループ選択手段は、乱数を用いてランダ
ムに前記リーチ演出態様グループを選択することを特徴
とする。このように構成することにより、リーチ演出態
様のグループが予め決まった順番で切り換わる構成と違
い、遊技者に意外性を持たせることができ、より一層遊
技者を飽きさせることがない。
【0055】また、請求項4の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループを選択するタイミングは、前記識
別情報における可変表示の累積回数が予め定めた回数と
なったタイミングとしたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示の累積回数の設定によっ
て遊技者が飽きると思われる時期にリーチ演出態様グル
ープを切り換えることができる。
【0056】また、請求項5の発明においては、前記複
数のリーチ演出態様グループには、異なったグループ間
で共通のリーチ演出態様を有するリーチ演出態様グルー
プが含まれることを特徴とする。このように構成するこ
とにより、リーチ演出態様グループが切り換わっても全
てのリーチ演出態様が切り換わるわけではないので、リ
ーチ演出態様グループの切り換われ時点を遊技者に分り
難くすることができ、リーチ演出態様グループの切り換
わりに対してより一層興味を持たせることができる。
【0057】また、請求項6の発明においては、前記リ
ーチ演出態様グループを構成する複数のリーチ演出態様
のうち、少なくとも2つ以上のリーチ演出態様で前記特
定表示態様となる信頼度を異ならせたことを特徴とす
る。このように構成することにより、1つのグループ内
でもリーチ演出態様によって信頼度が異なるので、遊技
者を飽きさせることがない。
【0058】また、請求項7の発明においては、前記信
頼度が異なる複数のリーチ演出態様のうち、必ず前記特
定表示態様となるリーチ演出態様を除いた中で前記信頼
度が最も高く設定されたリーチ演出態様が実行されたに
も拘わらず、前記特定表示態様とならなかったときに前
記リーチ演出態様グループを選択することを特徴とす
る。このように構成することにより、信頼度の高いリー
チ演出態様でハズレた場合、その時点で遊技者が遊技に
対して飽きを感じ易くなるので、このような飽き易い時
点でリーチ演出態様グループを切り換えることで、効果
的に遊技に対する飽きを防止することができる。
【0059】また、請求項8の発明においては、前記可
変表示装置は、所定の表示態様となることを予告的に報
知する複数の予告表示態様の表示を可能にし、前記リー
チ演出態様グループは、前記複数のリーチ演出態様と前
記複数の予告表示態様との組合せでグループ化されてい
ることを特徴とする。このように構成することにより、
リーチ演出態様と共に予告表示態様をグループ化し、こ
れを選択的に切り換え可能にすることで、より一層遊技
者を飽きさせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の
正面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の
背面図である。
【図3】遊技制御部を中心としたシステム構成例を示す
ブロック図である。
【図4】同図(A)は左・中・右の特別図柄の種類を示
す一覧表図であり、同図(B)は特別図柄に用いられる
各種ランダム数を示す一覧表図である。
【図5】ランダム3に対応した大当り図柄の種類を示す
一覧表図である。
【図6】遊技制御部を構成するCPU、ROM、及びR
AMを示すブロック図である。
【図7】同図(A)はリーチ演出態様グループの選択テ
ーブルを示す一覧表図であり、同図(B)はリーチ種類
の選択テーブルを示す一覧表図であり、同図(C)は各
グループ毎のリーチ種類を示す一覧表図である。
【図8】同図(A)は予告種類の選択テーブルを示す一
覧表図であり、同図(B)は各グループ毎の予告種類を
示す一覧表図である。
【図9】同図(A)はリーチ種類を示す一覧表図であ
り、同図(B)は予告種類を示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 4 特別図柄表示装置(可変表示装置) 11 遊技制御部 11a CPU 11b ROM 11c RAM 20 リーチ演出態様グループ記憶手段 21 リーチ演出態様記憶手段 22 リーチ演出態様グループ選択乱数値 23 リーチ演出態様選択乱数値 24 選択変更条件成立判定手段 25 リーチ演出態様グループ選択手段 26 リーチ演出態様実行手段 27 リーチ演出態様実行判定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を可変表示可能であり、特定表
    示態様となるか否かの表示結果を表示するための可変表
    示装置を備えた遊技機において、 前記可変表示装置の表示態様において複数の異なったリ
    ーチ演出態様を1つのリーチ演出態様グループとすると
    共に、該リーチ演出態様グループを異なった複数グルー
    プ記憶するリーチ演出態様グループ記憶手段と、 前記リーチ演出態様グループ記憶手段に記憶された複数
    グループのうちいずれかのリーチ演出態様グループを選
    択するリーチ演出態様グループ選択手段と、 該リーチ演出態様グループ選択手段によって選択された
    リーチ演出態様グループを構成する複数のリーチ演出態
    様のうちいずれかを選択してこれを実行するリーチ演出
    態様実行手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記リーチ演出態様グループ選択手段
    は、遊技状態が変化しないタイミングであり且つ前記遊
    技機において所定期間遊技が行われたタイミングで前記
    リーチ演出態様グループを選択することを特徴とする請
    求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記リーチ演出態様グループ選択手段
    は、乱数を用いてランダムに前記リーチ演出態様グルー
    プを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記リーチ演出態様グループを選択する
    タイミングは、前記識別情報における可変表示の累積回
    数が予め定めた回数となったタイミングとしたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記複数のリーチ演出態様グループに
    は、異なったグループ間で共通のリーチ演出態様を有す
    るリーチ演出態様グループが含まれることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記リーチ演出態様グループを構成する
    複数のリーチ演出態様のうち、少なくとも2つ以上のリ
    ーチ演出態様で前記特定表示態様となる信頼度を異なら
    せたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記信頼度が異なる複数のリーチ演出態
    様のうち、必ず前記特定表示態様となるリーチ演出態様
    を除いた中で前記信頼度が最も高く設定されたリーチ演
    出態様が実行されたにも拘わらず、前記特定表示態様と
    ならなかったときに前記リーチ演出態様グループを選択
    することを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記可変表示装置は、所定の表示態様と
    なることを予告的に報知する複数の予告表示態様の表示
    を可能にし、前記リーチ演出態様グループは、前記複数
    のリーチ演出態様と前記複数の予告表示態様との組合せ
    でグループ化されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれかに記載の遊技機。
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