JP2003245451A - 遊技機における施錠装置 - Google Patents

遊技機における施錠装置

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JP2003245451A JP2002051568A JP2002051568A JP2003245451A JP 2003245451 A JP2003245451 A JP 2003245451A JP 2002051568 A JP2002051568 A JP 2002051568A JP 2002051568 A JP2002051568 A JP 2002051568A JP 2003245451 A JP2003245451 A JP 2003245451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正行為を抑制することができる遊技機にお
ける施錠装置を提供する。 【解決手段】 施錠装置16は、支持体17によって外
郭が形成され、パチンコ遊技機を構成する前枠に装着さ
れている。この支持体17の上下端には、上部鉤部18
及び下部鉤部19が回動可能に軸支されている。各鉤部
18、19は外枠に設けられた係合金具と係合され、外
枠に前枠を施錠することができる。支持体17には、作
動体20が上下動可能に設けられ、シリンダ錠39によ
る解錠操作はこの作動体20によって各鉤部18、19
に伝達される。また、支持体17にはロック体21が揺
動可能に設けられている。さらに、このロック体21に
は当接体22が揺動可能に設けられている。そして、前
枠の閉止方向の回転に伴って、当接体22が外枠に押圧
されると、ロック体21が回転して作動体20の移動が
規制される。この作動体20の規制に伴って、各鉤部1
8、19の移動が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機において、遊技盤が保持される前枠を外枠に施
錠するための遊技機における施錠装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技機の一種であるパチンコ
遊技機は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠と、外枠
に開閉可能に支持される前枠と、前枠の内側に保持され
る遊技盤とから構成されている。また、前枠の前面に
は、四角板状をなすガラス扉が開閉可能に支持され、パ
チンコ遊技機前面から遊技盤が視認可能となっている。
そして、前枠には施錠装置が装着され、外枠に対して前
枠を施錠できるようになっている。
【0003】この種の遊技機における施錠装置は、縦長
筒状の支持体に縦長四角板状の作動板が上下移動可能に
設けられるとともに、支持体の上下端には一対の鉤部材
が設けられたものが知られている。これらの鉤部材は支
持体の上下動によって、外枠に設けられた一対の係合部
材と係脱可能に構成されている。そして、鉤部材が係合
部材に係合することによって前枠が外枠に対して施錠で
きるようになっている。また、作動板は鉤部材が係合部
材と係合する方向に付勢されており、鉤部材と係合部材
の係合状態は維持されるようになっている。
【0004】一方、支持体には、錠部材が設けられ、錠
部材の回転操作が伝達板を介して前記鉤部材に伝達さ
れ、伝達板は鉤部材が係合部材から離脱する方向に移動
されるようになっている。このように、シリンダ錠の回
転操作によって、鉤部材を係合部材から離脱させること
によって前枠の解錠操作ができるようになっている。
【0005】パチンコ遊技機は、遊技店等における枠台
等に設置され、島設備を構成する。この状態において、
パチンコ遊技機の上方、側面等に存在する隙間から針金
等の不正部材、手等で鉤部材を操作する行為によって、
前枠が不正に解錠される可能性がある。そして、遊技盤
に搭載されたプリント基板等の遊技構成部材に対して不
正行為が行われる可能性がある。
【0006】このような不正行為を防止する対策とし
て、鉤部材周辺の前枠には障壁等の不正防止部材が設け
られることが多い。つまり、不正防止部材によって鉤部
材の操作を妨害し、前枠が不正に解錠されることを抑制
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、施錠装置自体には、不正に解錠される可能性
があるという問題があった。
【0008】本発明は上記従来技術に存在する問題点に
着目してなされたものである。本発明の目的は、不正行
為を抑制することができる遊技機における施錠装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明の遊技機における施錠装置で
は、遊技盤が保持される前枠と、前枠が開閉可能に支持
される外枠とから構成される遊技機の外枠に設けられた
係合部に係合して前枠を外枠に施錠するための鉤部材
と、解錠操作によって係合部と鉤部材の係合を解除する
ための錠部材と、該錠部材の解錠操作を鉤部材に伝達す
るための作動体と、前枠に固定される支持体とが備えら
れ、前枠を外枠に施錠するための遊技機における施錠装
置であって、前記支持体に揺動可能に支持され、施錠状
態において作動体の移動を規制するロック体と該ロック
体に揺動可能に支持される当接体とを備え、前枠の閉止
方向の回転に伴って当接体が外枠に押圧されることによ
って、ロック体が回転して作動体の移動を規制するもの
である。
【0010】請求項2に記載の発明の遊技機における施
錠装置では、請求項1記載の発明において、前記当接体
は、付勢部材の付勢力によってロック体による作動体の
規制が解除される方向に付勢されるとともに、前枠の閉
止方向の回転に伴って外枠を押圧するように構成されて
いるものである。
【0011】請求項3に記載の発明の遊技機における施
錠装置では、請求項1又は請求項2に記載の発明におい
て、前記当接体には当接片が設けられ、該当接片は施錠
状態においてロック体から突設されることによって外枠
に当接し、ロック体は当接片が外枠に当接した状態で解
錠操作によって作動体の規制を解除する方向に回転可能
であるものである。
【0012】請求項4に記載の発明の遊技機における施
錠装置では、請求項1から請求項3のいずれか一項に記
載の発明において、前記錠部材には、解錠操作によって
回転するカム板が設けられるとともに、カム板には摺動
部材が設けられ、解錠操作によって摺動部材がロック体
を摺動することによってロック体を回転させて作動体の
規制が解除されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。図6に示す
ように遊技機の一種であるパチンコ遊技機11は、その
外郭が縦長四角枠状をなす外枠12により形成され、こ
の外枠12の前面には、四角枠状をなす前枠13が開閉
可能に支持されている。この前枠13には、図示しない
打球発射装置、球皿等のパチンコゲームを展開可能とす
る遊技構成部材が搭載できるとともに、前枠13の内側
には遊技盤14が保持されるようになっている。この遊
技盤14の前面には、図示しない釘、入賞器具等の遊技
構成部材が設けられ、背面にはプリント基板等の遊技構
成部材が搭載されている。また、前枠13の前面には、
四角板状をなすガラス扉15が開閉可能に支持され、パ
チンコ遊技機11前面から遊技盤14が視認可能となっ
ている。前枠13には縦長四角筒状の施錠装置16が装
着され前枠13を外枠12に施錠できるようになってい
る。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機1
1を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。
【0014】図1に示すように、施錠装置16は、亜鉛
メッキ鋼板等の金属板から形成され、断面略L字状をな
すとともに、上下方向に延びるように形成された支持体
17によって外郭が形成されている。この支持体17
は、縦長四角板状の背板17aと背板17aの両側から
直交方向に折り曲げ形成されている第1側板17bと第
2側板17cとから構成されている。第1側板17bの
上下端には鉤部材としての三角板状の上部鉤部18及び
下部鉤部19が回動可能に軸支され、第1側板17bの
内側には縦長四角板状の作動体20が上下動可能に設け
られている。また、第2側板17cの内側には縦長四角
形状のロック体21が揺動可能に設けられ、ロック体2
1の下端側には細長四角形状の当接体22が揺動可能に
設けられている。
【0015】図2(a)に示すように、各鉤部18、1
9はそれらの基端側をリベットでかしめ着けされること
によって、図2(b)に2点鎖線で示すように水平状態
から先端が下がる方向に回動できるようになっている。
各鉤部18、19の中央には、上方に向かって開口する
係合凹所23がそれぞれ凹設され、各鉤部18、19の
先端は端部に向かうに従って下方に傾斜するように形成
されている。そして、各鉤部18、19が水平状態のと
き、これらの係合凹所23が、図6に示す外枠12の右
端に設けられた係合部としての一対の係合金具24にそ
れぞれ係合可能に構成され、外枠12に前枠13が施錠
されるようになっている。
【0016】図2(a)に示すように、作動体20の上
下端は各鉤部18、19の基端にリベットでかしめ着け
され、作動体20の上下動に伴って各鉤部18、19は
回動されるようになっている。作動体20及び第1側板
17bの上端側には、一対の第1ばね掛止片25が突設
され、これらの第1ばね掛止片25に第1コイルばね2
6の両端が掛止されている。そして、作動体20は支持
体17に対して上方に付勢されるようになっている。
【0017】図1及び図2(a)に示すように、作動体
20の中央側縁には作動規制片27が背面方向に突設さ
れている。一方、第1側板17bの中央側縁には一対の
支持規制片28が右方向に延びるように折り曲げ形成さ
れている。作動規制片27は支持規制片28の間に位置
し、これらの支持規制片28によって作動体20の上下
移動の距離が規制されるようになっている。そして、施
錠状態では作動体20は第1コイルばね26の付勢力に
よって下限位置に維持されるとともに、各鉤部18、1
9は水平状態に維持されるようになっている。
【0018】図2(a)に示すように、ロック体21は
その基端が第2側板17cの上端に第1リベット29で
かしめ着けされることによって、第2側板17cに揺動
可能に軸支されている。また、当接体22はその基端が
ロック体21の先端側に第2リベット30でかしめ着け
されることによって、ロック体21に揺動可能に軸支さ
れている。そして、第1リベット29及び第2リベット
30の軸方向は同方向に設定され、ロック体21及び当
接体22は先端が同方向に揺動できるようになってい
る。
【0019】図1及び図3に示すように、ロック体21
の前面先端には四角板状のロック板31が左方向に折り
曲げ形成されている。一方、第2側板17cの下端側に
は、四角板状の回転規制板32が左方向に折り曲げ形成
され、施錠状態においてロック板31と平行面をなすよ
うに設けられている。そして、施錠状態ではロック板3
1の前面は回転規制板32の背面に当接され、図4に示
すようにロック体21は直立するようになっている。
【0020】図1に示すように、作動体20の上端側に
は四角板状の係合板33が右方向に折り曲げ形成されて
いる。この係合板33の上方には図4に示す施錠状態に
おいて、ロック板31が近接している。そして、第1コ
イルばね26の付勢力に抗して作動体20を押し上げよ
うとした場合、係合板33の上面はロック板31の下面
に係合し、作動体20の上方への移動が規制されるよう
になっている。また、第1コイルばね26の付勢力に抗
して各鉤部18、19の先端側を下方に押し下げようと
しても、係合板33がロック板31に係合するため、各
鉤部18、19の下方への回転が規制されるようになっ
ている。
【0021】当接体22の先端には、上面横L字状の当
接片34が背面方向に延設されるとともに、先端が右方
向に折り曲げ形成されている。一方、図6に示すように
外枠12の開閉自由端側には、断面L字状の外枠段部3
5が縦方向に延びるように形成され、図4に示すように
当接片34の背面は、施錠状態において外枠段部35の
前面に当接するように形成されている。この施錠状態に
おいて、当接片34はロック体21より後方に突出する
ように設けられ、ロック体21の背面と外枠段部35の
前面には隙間が形成されるようになっている。
【0022】図1に示すように、第2側板17cの上端
隅には、長四角板状の第2ばね掛止片36が左方向に折
り曲げ形成されている。一方、当接体22の基端隅には
長四角板状の第2ばね掛止片37が左方向に折り曲げ形
成され、各第2ばね掛止片36、37には付勢部材とし
ての第2コイルばね38の両端が掛止されている。この
第2コイルばね38の付勢力によって、ロック体21は
作動体20の規制が解除される方向に付勢されている。
そして、前枠13の開放状態においてロック体21によ
る作動体20の規制は解除されている。
【0023】第2コイルばね38の付勢力によるロック
体21の回転は、その上端面が第2ばね掛止片36に当
接することによって、規制されている。また、当接体2
2の回転は図示しない曲げ片やピン等の回転規制部材を
ロック体21の第2リベット30に近接して設けて、当
接体22の上端面が回転規制部材に当接することによっ
て規制されている。そして、これらの回転の規制によっ
て、前枠13の開放状態ではロック体21及び当接体2
2の先端は斜め下方を向くとともに、ロック体21から
当接体22の先端側が後方に跳ね出すようになってい
る。
【0024】当接片34の前面は、前枠13の閉止方向
の回転に伴って、外枠段部35を押圧するように構成さ
れている。そして、当接体22が外枠段部35を押圧す
ることによって生じる反力は、第2リベット30を介し
てロック体21に伝達され、施錠状態においてロック体
21は作動体20が規制される方向に押圧される。そし
て、ロック体21は作動体20を規制した状態に維持さ
れるようになっている。
【0025】ここで、第2ばね掛止片36は第1リベッ
ト29より後方に設けられるとともに、第2ばね掛止片
37は第2リベット30より後方に設けられている。そ
して、ロック体21及び当接体22が付勢される力(以
下、反発力という)は、ロック体21より当接体22の
方が強く構成されている。そして、施錠状態においてロ
ック体21は作動体20が規制される方向に押圧され、
ロック体21は作動体20を規制した状態に維持される
ようになっている。さらに、前枠13を外枠12に施錠
する際、外枠段部35による当接片34の押圧によって
ロック体21を容易に回転させることができる。
【0026】図1に示すように、背板17aの上端側に
は錠部材としてのシリンダ錠39が、その基端を背板1
7aの背面に固定され、先端を背板17aの表面に突出
した状態で背板17aに装着されている。シリンダ錠3
9の基端側には、背面横V字状のカム板40がカム板支
持軸41によって軸着され、シリンダ錠39に鍵42を
挿入して回動すると、カム板40はカム板支持軸41を
中心に鍵42の回動方向と同一方向に回動するようにな
っている。カム板40には舌片状の第1脚片40aがカ
ム板40の中央から斜め上方に向かって突設されてい
る。また、カム板40には舌片状の第2脚片40bが、
段差部分を介してカム板40の中央から下方に向かって
突設されている。この第2脚片40bは第1脚片40a
より後方に配置され、第1脚片40aと第2脚片40b
は、それらの基端において鋭角をなしている。そして、
施錠状態におけるカム板40は各脚片40a、40bが
第1側板17bに向かって開脚する方向に位置してい
る。
【0027】図1に示すように、第1脚片40aの上面
には摺動部材としての上面三角形状の摺動突片40cが
背面方向に折り曲げ形成されている。一方、ロック体2
1の前面中央には四角板状の摺動板43が左方向に折り
曲げ形成され、この摺動板43は施錠状態においてカム
板40と略平行面をなすとともに摺動突片40cの右側
に位置している。また、作動体20の上端側には四角板
状の押圧板44が前面方向に突設され、この押圧板44
は施錠状態においてカム板40と略垂直面をなすととも
に第2脚片40bの上方に位置している。図5に示すよ
うに鍵42を前面から見て右方向に回転させると、摺動
突片40cの傾斜面によって摺動板43の前面が摺動さ
れる。そして、ロック体21の背面と外枠段部35の前
面には隙間が形成されているため、ロック体21は後方
に回転することができる。このとき、ロック板31は係
合板33の後方に移動するようになっている。そして、
係合板33とロック板31の係合による作動体20の移
動規制が解除される。
【0028】さらに、鍵42を回転させると、第2脚片
40bの内側によって押圧板44の下面が押し上げら
れ、作動体20が上方に移動されるようになっている。
このとき、各鉤部18、19の基端側が上方に回転され
るとともに、各鉤部18、19の先端側は下方に回転さ
れる。そして、係合凹所23と係合金具24の係合が解
除され、外枠12に対して前枠13が解錠されるように
なっている。
【0029】さて、この施錠装置16を前枠13に装着
するには、背板17aの外面を前枠13の背面右端部に
当接し、ねじ等で固定する。このとき、図6に示すよう
にシリンダ錠39の先端は前枠13に形成された図示し
ない挿通孔に挿通され、前枠13の前面に突出されてい
る。
【0030】次に、開放状態の前枠13を外枠12に施
錠するには、前枠13を閉止方向に回転させる。する
と、各鉤部18、19の先端上面は、係合金具24に摺
動されるとともに、下方に押圧される。そして、各鉤部
18、19は第1コイルばね26の付勢力に抗して先端
が下がる方向に回転するとともに、作動体20が上方に
移動する。このとき、ロック体21は第2コイルばね3
8によって作動体20の規制を解除する方向に付勢さ
れ、ロック体21による作動体20の規制は解除されて
いる。よって、解錠操作を行うことなく、開放状態の前
枠13を外枠12に施錠することができる。
【0031】一方、当接片34の背面が外枠段部35の
前面に当接し、前枠13の回転に伴って、当接片34は
外枠段部35に押圧される。そして、当接片34に対す
る押圧力は第2リベット30を介してロック体21に伝
達され、ロック体21が第1リベット29を軸として回
転する。さらに、前枠13を閉止方向に回転させると、
ロック板31の前面が係合板33の背面に当接するとと
もに、当接体22がその先端が押し下げられる方向に第
2リベット30を軸として回転する。
【0032】一方、各鉤部18、19は係合金具24に
よってさらに下方に押圧され、各係合凹所23に各係合
金具24が係合するとともに、作動体20が第1コイル
ばね26の付勢力によって下方に移動する。この作動体
20の移動に伴って、係合板33はロック板31の下方
に移動する。このとき、第2コイルばね38の付勢力に
よって当接体22は作動体20の規制が解除される方向
に付勢されている。従って、作動体20を規制した状態
にロック体21を維持することができる。
【0033】この施錠状態において、係合板33の上方
にはロック板31が近接している。このとき、第1コイ
ルばね26の付勢力に抗して作動体20を押し上げよう
とした場合、係合板33の上面はロック板31の下面に
係合し、作動体20の上方への移動が規制されるように
なっている。また、第1コイルばね26の付勢力に抗し
て各鉤部18、19の先端側を下方に押し下げようとし
ても、係合板33がロック板31に係合するため、各鉤
部18、19の下方への回転が規制されるようになって
いる。
【0034】続いて、外枠12から前枠13を解錠する
には、シリンダ錠39に鍵42を差し込み、鍵42を前
方から見て時計方向に回転させる。すると、図4に示す
ように、摺動突片40cは摺動板43の前面が摺動され
る。このとき、当接片34はロック体21より後方に突
出するように設けられ、外枠段部35に当接している。
そして、ロック体21の背面と外枠段部35の前面には
隙間が形成されているため、ロック体21は後方に回転
されるようになっている。そして、ロック板31は係合
板33の後方に移動し、係合板33とロック板31によ
る作動体20の規制が解除される。
【0035】さらに、鍵42を回転させると、第2脚片
40bの内側によって押圧板44の下面が押し上げら
れ、作動体20が上方に移動されるようになっている。
このとき、各鉤部18、19の基端側が上方に回転され
るとともに、各鉤部18、19の先端側は下方に回転さ
れる。そして、係合凹所23と係合金具24の係合が解
除され、外枠12に対して前枠13が解錠される。
【0036】本実施形態によって発揮される効果につい
て、以下に記載する。 ・ この実施形態の遊技機における施錠装置16におい
ては、支持体17には施錠状態において作動体20の移
動を規制するロック体21が揺動可能に支持されてい
る。さらに、ロック体21には、当接体22が揺動可能
に支持されている。そして、前枠13の閉止方向の回転
に伴って、当接体22が外枠12に押圧されることによ
って、ロック体21が回転し、作動体20の移動を規制
するようになっている。このように構成した場合、パチ
ンコ遊技機11の上方、側面等に存在する隙間から針金
等の不正部材、手等で各鉤部18、19及び作動体20
を操作することが困難である。従って、前枠13を不正
に解錠することが困難であるため、不正行為を抑制する
ことができる。
【0037】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、当接体22は、第2コイルばね38
の付勢力によって、ロック体21による作動体20の規
制が解除される方向に付勢されている。そして、当接体
22は前枠13の閉止方向の回転に伴って外枠段部35
を押圧するように構成されている。このように構成した
場合、作動体20を規制した状態にロック体21を維持
することができる。従って、パチンコ遊技機11を振動
させる等の行為によってロック体21による作動体20
の規制が解除されることが抑制される。よって、前枠1
3を不正に解錠することがより困難であるため、不正行
為をより抑制することができる。
【0038】また、当接片34が外枠段部35に当接す
る際、当接体22の回転がダンパーとして働き、外枠段
部35との当接位置の誤差を吸収することができる。よ
って、ロック体21と作動体20との係合及び離脱は同
一姿勢で行われるようになっている。従って、外枠段部
35とロック体21との間に寸法誤差が発生した場合で
も、ロック体21によって作動体20を容易に規制する
ことができ、不正行為をより抑制することができる。
【0039】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、当接体22には当接片34が設けら
れている。この当接片34は施錠状態において、ロック
体21から突出するように設けられ、外枠段部35に当
接している。そして、当接片34が外枠12に当接した
状態でロック体21が回転できるようになっている。こ
のように構成した場合、鉤部材が係合金具24に係合し
た状態で、解錠操作によってロック体21を回転させる
ことができ、解錠操作によってロック体21による作動
体20の規制を容易に解除することができる。
【0040】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、解錠操作によって回転するカム板4
0が設けられるとともに、カム板40には摺動突片40
cが設けられている。この摺動突片40cは解錠操作に
よって摺動板43を摺動してロック体21を回転できる
ようになっている。そして、ロック体21による作動体
20の規制は解除されるようになっている。このように
構成した場合、カム板40の回転運動をロック体21に
容易に伝達することができ、ロック体21による作動体
20の規制を解錠操作によってより容易に解除すること
ができる。
【0041】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、ロック体21は第2コイルばね38
の付勢力によってロック体21による作動体20の規制
が解除される方向に付勢されている。そして、前枠13
の開放状態においてロック体21による作動体20の規
制が解除されている。このように構成した場合、解錠操
作を行うことなく、開放状態の前枠13を外枠12に施
錠することができる。
【0042】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、ロック体21及び当接体22は、第
2コイルばね38の付勢力によって作動体20の規制が
解除される方向に付勢されている。そして、当接体22
の反発力はロック体21の反発力より強く構成されてい
る。このように構成した場合、解錠操作を行うことな
く、開放状態の前枠13を外枠12に施錠することがで
きる。また、前枠13を外枠12に施錠する際、外枠段
部35による当接片34の押圧によってロック体21を
容易に回転させることができる。従って、作動体20の
移動を容易に規制することができる。
【0043】・ この実施形態の遊技機における施錠装
置16においては、第2側板17cの上端隅には、第2
ばね掛止片36が形成されている。一方、当接体22に
は第2ばね掛止片37が形成され、各第2ばね掛止片3
6、37には第2コイルばね38の両端が掛止されてい
る。このように構成した場合、第2コイルばね38によ
って当接体22及びロック体21を容易に付勢すること
ができる。さらに、一つの付勢部材によって当接体22
及びロック体21を付勢することができる。
【0044】なお、前記実施形態を次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態では、第1脚片40aには摺動部材と
しての摺動突片40cが背面方向に折り曲げ形成されて
いる。一方、ロック体21には摺動板43が左方向に折
り曲げ形成されている。そして、鍵42を前面から見て
右方向に回転させると、摺動突片40cの傾斜面によっ
て摺動板43の前面が摺動され、ロック体21が後方に
回転するようになっている。しかし、図7に示すように
摺動突片40c及び摺動板43を設けずに、ロック体2
1の上端側に摺動部材として四角板状の摺動突片45を
前方に延びるように形成してもよい。この摺動突片45
の下面は、摺動突片45の先端に向かうに従って上方に
傾斜する傾斜面45aとなっている。また、この摺動突
片45はカム板40と直交するよう設けられ、前枠13
の施錠状態において、傾斜面45aは第1脚片40aの
上面に近接している。そして、鍵42を前面から見て右
方向に回転させると、カム板40の回転に伴い、第1脚
片40aの上面によって摺動突片40cの傾斜面45a
が摺動され、ロック体21を後方に回転させることがで
きる。このように構成しても、カム板40の回転運動を
ロック体21に容易に伝達することができ、ロック体2
1による作動体20の規制を解錠操作によってより容易
に解除することができる。
【0045】・ 前記実施形態では、上部鉤部18及び
下部鉤部19は、作動体20と別体に設けられている。
しかし、作動体20の上下端に各鉤部18、19を延設
して、作動体20の上下動に伴って、各鉤部18、19
が上下動することによって係合金具24と係脱可能に構
成してもよい。
【0046】・ 前記第2コイルばね38の一端を当接
体22に掛止し、他端をロック体21に掛止することに
よって、ロック体21による作動体20の規制が解除さ
れる方向に当接体22のみが付勢されるように構成して
もよい。
【0047】・ 前記作動体20に各鉤部18、19を
3箇所以上に設けてもよい。このように構成した場合、
外枠12に対する前枠13の施錠をより確実にすること
ができ、不正行為をより抑制することができる。
【0048】・ 前記実施形態では、第1脚片40aに
摺動突片40cを設けて摺動板43を摺動するととも
に、第2脚片40bによって押圧板44を押し上げるよ
うに構成されている。しかし、摺動板43及び押圧板4
4の位置に対応させて、第2脚片40bに摺動突片40
cを設けて摺動板43を摺動するとともに、第1脚片4
0aによって押圧板44を押し上げるように構成しても
よい。
【0049】・ 前記実施形態では、第2側板17cは
背板17aの一側から折り曲げ形成されているが、第2
側板17cを別体で設けて、ビス等の締付部材によって
背板17aに取着可能に構成してもよい。
【0050】・ 前記各コイルばね26、38を、板ば
ねやゴム等の他の付勢部材にそれぞれ変更してもよい。 ・ 前記施錠装置16を、パチスロ遊技機等の他の遊技
機に使用してもよい。
【0051】次に、実施形態から把握できる技術的思想
について以下に記載する。 (1) 前記ロック体は、付勢部材の付勢力によってロ
ック体による作動体の規制が解除される方向に付勢さ
れ、前枠の開放状態においてロック体による作動体の規
制が解除されている請求項1から請求項4のいずれか一
項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成し
た場合、解錠操作を行うことなく、開放状態の前枠を外
枠に施錠することができる。
【0052】(2) 前記当接体及びロック体は、付勢
部材の付勢力によってロック体による作動体の規制が解
除される方向に付勢され、付勢による当接体の反発力は
ロック体の反発力より強く構成した請求項1から請求項
4及び上記(1)に記載の遊技機における施錠装置。こ
のように構成した場合、解錠操作を行うことなく、開放
状態の前枠を外枠に施錠することができ、作動体の移動
を容易に規制することができる。
【0053】(3) 前記支持体と当接体に付勢部材の
両端を取着した上記(2)に記載の遊技機における施錠
装置。このように構成した場合、付勢部材によって当接
体及びロック体を容易に付勢することができる。さら
に、一つの付勢部材によって当接体及びロック体を付勢
することができる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1記載の遊技
機における施錠装置によれば、不正行為を抑制すること
ができる。
【0055】請求項2記載の遊技機における施錠装置に
よれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、不正行
為をより抑制することができる。請求項3に記載の遊技
機における施錠装置によれば、請求項1又は請求項2に
記載の発明の効果に加えて、解錠操作によってロック体
による作動体の規制を容易に解除することができる。
【0056】請求項4に記載の遊技機における施錠装置
によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、解錠操作によってロック体によ
る作動体の規制をより容易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における遊技機における施錠装置を
示す分解斜視図。
【図2】 (a)は施錠装置を示す右側面図、(b)は
左側面図。
【図3】 施錠装置の一部を破断した部分拡大右側面
図。
【図4】 施錠状態における施錠装置の一部を破断した
部分拡大右側面図。
【図5】 解錠操作を行った状態を示す施錠装置の一部
を破断した部分拡大右側面図。
【図6】 前枠の開放状態におけるパチンコ遊技機を示
す正面図。
【図7】 別例のロック体及びカム板を示す拡大斜視
図。
【符号の説明】
11…遊技機としてのパチンコ遊技機、12…外枠、1
3…前枠、14…遊技盤、16…施錠装置、17…支持
体、18…鉤部材としての上部鉤部、19…鉤部材とし
ての下部鉤部、20…作動体、21…ロック体、22…
当接体、24…係合部としての係合金具、34…当接
片、38…付勢部材としての第2コイルばね、39…錠
部材としてのシリンダ錠、40…カム板、40c…摺動
部材としての摺動突片。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤が保持される前枠と、前枠が開閉
    可能に支持される外枠とから構成される遊技機の外枠に
    設けられた係合部に係合して前枠を外枠に施錠するため
    の鉤部材と、解錠操作によって係合部と鉤部材の係合を
    解除するための錠部材と、該錠部材の解錠操作を鉤部材
    に伝達するための作動体と、前枠に固定される支持体と
    が備えられ、前枠を外枠に施錠するための遊技機におけ
    る施錠装置であって、 前記支持体に揺動可能に支持され、施錠状態において作
    動体の移動を規制するロック体と該ロック体に揺動可能
    に支持される当接体とを備え、前枠の閉止方向の回転に
    伴って当接体が外枠に押圧されることによって、ロック
    体が回転して作動体の移動を規制することを特徴とする
    遊技機における施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記当接体は、付勢部材の付勢力によっ
    てロック体による作動体の規制が解除される方向に付勢
    されるとともに、前枠の閉止方向の回転に伴って外枠を
    押圧するように構成されている請求項1に記載の遊技機
    における施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記当接体には当接片が設けられ、該当
    接片は施錠状態においてロック体から突設されることに
    よって外枠に当接し、ロック体は当接片が外枠に当接し
    た状態で解錠操作によって作動体の規制を解除する方向
    に回転可能である請求項1又は請求項2に記載の遊技機
    における施錠装置。
  4. 【請求項4】 前記錠部材には、解錠操作によって回転
    するカム板が設けられるとともに、カム板には摺動部材
    が設けられ、解錠操作によって摺動部材がロック体を摺
    動することによってロック体を回転させて作動体の規制
    が解除される請求項1から請求項3のいずれか一項に記
    載の遊技機における施錠装置。
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