JP2005207150A - 遊技機における施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で、不正行為を防ぐことを容易とする遊技機における施錠装置を提供する。
【解決手段】施錠装置17の外郭を形成する支持体18には、外枠作動体31が上下動可能に設けられている。その外枠作動体31の上下両端部にはそれぞれ外枠鉤41が回動可能に設けられている。更に、支持体18の上下両端部には支持突部25が一体で設けられ、その第1支持辺26aは施錠位置に配置される係合凹所45の内奥辺45cと前記外枠係合金具との中間に位置するように配置されている。そのため、前記内奥辺45cの上方から当該内奥辺45cに向けて挿入された針金のフックが、内奥辺45cに到達する前に支持突部25の第1支持辺26aに引っ掛かるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機において、遊技盤が設けられた前枠を外枠に施錠するための遊技機における施錠装置に関するものである。
従来より、遊技機の一種であるパチンコ遊技機は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠と、外枠に開閉可能に支持される前枠と、前枠の内側に保持される遊技盤とから構成されている。前枠の前面には、四角板状をなすガラス扉が開閉可能に支持され、パチンコ遊技機前面から遊技盤が視認可能となっている。前枠の一側には施錠装置が装着され、外枠に対して前枠を施錠できるとともに、前枠に対してガラス扉を施錠できるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の遊技機における施錠装置は、前枠に固定される支持体を備え、その支持体には、鍵によって回転操作可能なシリンダ錠が設けられている。このシリンダ錠には略V字状をなすカム板が錠軸により回転可能に取り付けられている。カム板は、シリンダ錠に差し込まれた鍵の回転方向と同一方向に回転するようになっている。また、支持体には、シリンダ錠の解錠操作によって所定方向にスライドする外枠作動体、該外枠作動体のスライドに伴って回動する外枠用鉤部等が備えられている。
更に、前記支持体に固着された取付支持部材には、前枠の施錠時に不正部材による外枠作動体の不正操作によって前枠が不正に解錠されるのを防止するためのロック体が揺動可能に取着されている。加えて、ロック体には当接体が揺動可能に取着され、この当接体の揺動に伴ってロック体が前記外枠作動体に近づく方向へ回動するようになっている。
そして、前枠を閉止方向に回転させると、当接体が外枠段部により押圧され、外枠作動体側へ揺動する。すると、当接体の揺動に伴ってロック体が外枠作動体側へ回動する。その結果、前枠が外枠に施錠されたときには、ロック体の係合凹所と外枠作動体の係合曲げ部とが係合し、該外枠作動体の下方への移動が規制される。これにより、施錠装置の施錠状態では、パチンコ遊技機の上方や側面等に存在する隙間から針金等の不正部材で上部鉤部及び下部鉤部を操作することができず、前枠の不正開錠を防ぐことができる。
特開2003−321959号公報
ところが、上記従来の施錠装置では、外枠に対する前枠の不正開錠を防ぐために、前枠の閉止方向への回動に際して、外枠と当接体との当接を介してロック体を外枠作動体側へ押圧し、ロック体の係合凹所を所定位置(外枠作動体の係合曲げ部の対向位置)に配置するように構成されている。そのため、不正行為を防ぐことを目的とした構成が複雑となっていた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、簡易な構成で、不正行為を防ぐことを容易とする遊技機における施錠装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の遊技機における施錠装置は、外枠と、外枠の前面に開閉可能に支持される前枠とを備える遊技機の前記前枠に取着され、前枠を外枠に施錠するために設けられる遊技機における施錠装置であって、前記前枠に固定される支持体と、該支持体に支持され、前枠を外枠に施錠すべく当該外枠の係合部に係合する外枠鉤を備えた作動体と、前記支持体に設けられ、前記外枠鉤を側方から支持する支持突部と、前記外枠鉤の解錠操作を行う錠部材とを有し、前記外枠鉤は、その一側部に開口する係合凹所が前記係合部の一端部に係合して前枠の開放が規制される施錠位置と、前記係合部と係合凹所との係合が解除されて前枠の開放が許容される解錠位置とに配置され、前記支持突部は、前記外枠鉤の先端に向けて延設されるとともに、その一側部が前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺の側方に位置するように構成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明の遊技機における施錠装置は、請求項1に記載の発明において、前記解錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記係合部との中間には前記支持突部の一側部が配置されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明の遊技機における施錠装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記支持突部の一側部は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記係合部との中間に配置されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明の遊技機における施錠装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺は、前記支持突部の一側部と前記係合部との中間に配置されるとともに、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記支持突部の一側部との間隔は、前記係合凹所と前記係合部とが当接する当接部位の長さ未満に設定されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明の遊技機における施錠装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記係合凹所よりも先端側に位置する外枠鉤の一側部には先端側ほど外枠鉤の他側部側に近接するように形成された斜辺が設けられ、当該斜辺は中央部が外方へ膨らむように湾曲した側面円弧状に形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明の遊技機における施錠装置は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記支持突部の一側部は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺及び該内奥辺よりも基端側の外枠鉤の一側部に沿うように配置されていることを要旨とする。
以上詳述したように、本発明によれば、簡易な構成で、不正行為を防ぐことを容易とする。
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図5及び図6に示すように遊技機の一種であるパチンコ遊技機11は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠12により形成され、この外枠12の左側部には、四角枠状をなす前枠13が開閉可能に支持されている。また、図5で破線に示すように、外枠12の右側部の内面には上下一対の係合部としての外枠係合金具Kが設けられ、それら外枠係合金具Kは前枠13を外枠12に施錠するために外枠12に設けられている。前記前枠13には図示しない打球発射装置、球皿等のパチンコゲームを展開可能とする遊技構成部材が搭載されるとともに、前枠13の内側には遊技盤14が保持されている。
図6に示すように、前枠13の左側部にはガラス扉15が開閉可能に支持され、パチンコ遊技機11前面から遊技盤14が視認可能となっている。前記ガラス扉15の右側部の裏面には上下一対のガラス扉鉤Gが設けられ、それらガラス扉鉤Gによりガラス扉15が前枠13に施錠されるようになっている。更に、ガラス扉15の下方における前枠13の左側部には、上皿扉16が開閉可能に支持され、この上皿扉16にはパチンコ球を貯留するための上皿が備えられている。図5に示すように、前枠13の右側部の背面には縦長四角状の施錠装置17が装着され、この施錠装置17により前枠13を外枠12に施錠できるようになっている。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機11を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。
図1に示すように、施錠装置17は、亜鉛メッキ鋼板等から細長四角板状に形成された支持体18によって外郭が形成されている。この支持体18は縦長四角板状の固定板18aと、固定板18aの左側から背面方向に折り曲げ形成された側板18bとを備えている。固定板18aの上部及び下縁部には、それぞれ第1掛止フック20が、固定板18aを切り起こし、更に下方へ延びるように折り曲げて形成されている。また、固定板18aの長さ方向(上下方向)中央よりやや上部には、第2掛止フック21が、固定板18aを切り起こし、更に上方へ延びるように折り曲げて形成されている。
固定板18aの長さ方向中央よりやや下部には錠部材としてのシリンダ錠Sが装着され、そのシリンダ錠Sには円盤状をなすピニオン22が軸着されている。そして、シリンダ錠Sの先端側から鍵23を挿入して解錠操作を行うべく鍵23を回動させると、その鍵23の回動方向と同一方向にピニオン22が回動するようになっている。
また、前記側板18bの上部及び下端には略四角板状をなす支持突部25が形成されている。これら支持突部25は、側板18bの後端縁をそれぞれ該側板18bと面一となるように背面方向へ突き出すことにより設けられている。各支持突部25の先端部には四角板状をなす突片26が設けられている。該突片26の上側縁(一側部)は水平方向に延びる第1支持辺26aとなっている。該第1支持辺26aよりも基端側に位置する前記支持突部25の上側縁には、基端側ほど支持突部25の下側縁側から離間するように斜状をなす第2支持辺25aが設けられている。
図1及び図3(a)に示すように、上記構成の支持体18において側板18bの内側には、細長板状をなす外枠作動体31が上下動可能に設けられている。また、この外枠作動体31の上下両端部には、それぞれ細長板状をなす外枠鉤41が連結されている。
まず、前記外枠作動体31について説明する。図1に示すように、外枠作動体31は上下方向に延びる長四角板状に形成されている。この外枠作動体31の上下両端部にはそれぞれスライド孔31aが透設され、各スライド孔31aはそれぞれ外枠作動体31の長さ方向に細長に延びるように形成されている。これらスライド孔31aのやや前方には、それぞれ外枠作動体31の幅方向(前後方向)に延びる押圧段部32が設けられている。外枠作動体31の長さ方向略中央部には、下方に延びる第3掛止フック33が右方向に折り曲げ形成されている。この第3掛止フック33には第1コイルばねC1の一端(下端)が掛止されている。一方、該第1コイルばねC1の他端(上端)は、固定板18aの第2掛止フック21に掛止されている。即ち、外枠作動体31は、前記第1コイルばねC1により支持体18に対して上方に付勢されている。
更に、外枠作動体31の長さ方向中央よりやや下部は左側へ膨出するように折り曲げ形成され、その膨出部分には複数の四角孔35からなるラック36が設けられている。このラック36は、複数の四角孔35を前記外枠作動体31の長さ方向に沿って格子状に穿設することにより形成されている。
上記構成の外枠作動体31はリベットRが前記2箇所のスライド孔31aを貫通して側板18bにかしめ着けられることにより側板18bの内側に取り付けられている。また、上下一対のリベットRは、外枠作動体31を側板18bの内側に取り付けるとき、それぞれ外枠鉤41の基端部を貫通して側板18bにかしめ着けられるようになっている。このため、外枠作動体31の上下両端部にはそれぞれ外枠鉤41がリベットRを軸に回動可能となるように連結されている。そして、外枠作動体31は、前記スライド孔31aの長さ方向への長さ分だけ支持体18に沿って上下方向にスライド可能に構成されている。
また、図3(b)に示すように、外枠作動体31が側板18bの内側に取り付けられた状態において、前記ピニオン22の歯の先端は四角孔35内に入り込み、ラック36とピニオン22の歯とが噛合するようになっている。ここで、四角孔35の幅(前後方向における幅)は、ピニオン22の歯の厚みよりも僅かに大きく形成されている。即ち、四角孔35の形成に伴って設けられるラック36の幅も、ピニオン22の歯の厚みよりも僅かに大きく形成されている。
次に、外枠鉤41について説明する。図1に示すように、前記一対の外枠鉤41は、前後方向に延びる長四角板状に形成されており、その基端部がリベットRにより側板18bに軸支されている。これにより、各外枠鉤41は、それぞれ一対の支持突部25の内側面に沿って延びるように配置されている。そして、各外枠鉤41は、前記リベットRを回動中心として水平状態からその先端部が下がる方向に回動可能に支持されている(図4参照)。
図1に示すように、各外枠鉤41の基端上部には第4掛止フック42が右方向に折り曲げ形成されている。各第4掛止フック42には、それぞれ第2コイルばねC2の一端(上端)が掛止されている。一方、該第2コイルばねC2の他端(下端)は、固定板18aの各第1掛止フック20に掛止されている。即ち、各外枠鉤41の先端部は、第2コイルばねC2により外枠係合金具Kに近づく方向(上方)に付勢されている(図4参照)。
各外枠鉤41の基端下部には四角板状をなす当接片43が右方向に延びるように折り曲げ形成されている。図4(b)に示すように、各当接片43は、外枠作動体31が上方へスライド移動したとき、その押圧段部32により下方から上方に向かって押圧され、その押圧により外枠鉤41の先端部が前記リベットRを軸として下方へ回動するようになっている。
更に、図1に示すように、各外枠鉤41の略中央部上縁には、四角板状をなす回動規制片44が左方向に延びるように折り曲げ形成されている。図3(b)に示すように、外枠鉤41が支持体18に取り付けられた状態において、各回動規制片44は、第2コイルばねC2の付勢力によりその一側面(前面)が側板18bの後側縁と当接するように構成されている。そして、回動規制片44と側板18bの後側縁との当接により各外枠鉤41の必要以上の回動が規制されるようになっている。この回動規制片44の上縁コーナ部には、面取りされた円弧面44aが設けられている(図2(b)参照)。この円弧面44aは、先端側ほど下方に位置するように形成されているうえ、中央部が滑らかに湾曲するように形成されており、不正防止に役立っている。
図1及び図2(a)に示すように、前記回動規制片44の下方、即ち各外枠鉤41の上側縁略中央部には、上側に開口(上方に向かって開口)する側面略U字状に形成された係合凹所45が設けられている。この係合凹所45は、外枠鉤41の先端側に位置し上下方向に延びる係止辺45aと、外枠鉤41の基端側に位置し前側上方から後側下方へと延びる側辺としての傾斜辺45bと、それら係止辺45a及び傾斜辺45b間に位置する内奥辺45cとを備えている。前記内奥辺45cは、外枠鉤41の下端部(底部)に位置するとともに、水平方向(前後方向)に延設されている。図4(a)に示すように、係合凹所45は、前記係止辺45aが前記外枠係合金具Kの一端部(下端部)片面に係合するように構成されており、この状態において前枠13の開放が規制されるようになっている。
図2(a)に示すように、前記係合凹所45よりも先端側に位置する外枠鉤41の上側縁には、先端側ほど下側縁側に近接するように形成された斜辺46が設けられている。この斜辺46は、係合凹所45の係止辺45a上端部と外枠鉤41の先端とを繋ぐように設けられているうえ、中央部が上方へ膨らむように湾曲した滑らかな側面円弧状に形成されている。
なお、図4(a)に示すように、外枠鉤41の係合凹所45と外枠係合金具Kとが係合しているときの外枠鉤41の傾動位置を当該外枠鉤41の施錠位置と称す。一方、図4(b)に示すように、前記係合凹所45の係止辺45aの上端が外枠係合金具Kの下端よりも下方に変位し、係合凹所45と外枠係合金具Kとの係合が解除されて前枠13の開放が許容されるときの外枠鉤41の傾動位置を当該外枠鉤41の解錠位置と称す。
図4(a)に示すように、外枠鉤41を前記施錠位置に配置させたとき、前記支持突部25の先端面は係合凹所45の係止辺45aよりも後方(先端側)に配置されている。更に、支持突部25の第1支持辺26aは係合凹所45の内奥辺45cに沿う形状とされ、該内奥辺45cよりも上方に配置されるとともに、外枠係合金具Kの下端よりも下方に配置されている。即ち、前記第1支持辺26aは、外枠係合金具Kに干渉しない範囲内で前記施錠位置に配置される係合凹所45の内奥辺45cと前記外枠係合金具Kの下端との中間に配置されている。このとき、前記内奥辺45cは、側方(左方)から見たとき、その全体が支持突部25の先端部上縁(第1支持辺26a)により隠蔽されるようになっている。
また、支持突部25の第2支持辺25aと、前記係合凹所45の傾斜辺45bとの位置関係についても全く同様である。即ち、支持突部25の第2支持辺25aは、前記施錠位置に配置される係合凹所45の傾斜辺45bに沿う形状とされ、且つ外枠係合金具Kに干渉しない範囲内で係合凹所45の傾斜辺45bよりも僅かに上方に配置されている。このとき、前記傾斜辺45bは、側方(左方)から見たとき、その全体が支持突部25の基端部上縁(第2支持辺25a)により隠蔽されるようになっている。
次に、前記施錠装置17の作用について以下に説明する。
まず、外枠12に対する前枠13の施錠について説明する。施錠装置17を備えた前枠13を閉止方向へ回動させると、一対の外枠係合金具Kと各外枠鉤41の先端部(斜辺46)との当接により、外枠鉤41の先端部がそれぞれ第2コイルばねC2の付勢力に抗して押し下げられるとともに、各第2コイルばねC2が伸長される。そして、前記一対の外枠係合金具Kが各係合凹所45の上側に位置すると、外枠係合金具Kによる外枠鉤41の先端部の押し下げが解除される。これに伴って、伸長した第2コイルばねC2の原位置への復帰により、各外枠鉤41の先端部が上方へ引張られる。すると、図4(a)に示すように、各外枠鉤41の係合凹所45が外枠係合金具Kに係合して前枠13が外枠12に施錠される。
このように前枠13が外枠12に施錠された状態では、以下のような不正行為が防止される。逆J字状に折り曲げられ、先端部にフックを有する針金51(同図二点鎖線)を用いて不正行為を行う場合、まず、針金51のフックを係合凹所45の内奥辺45cに引っ掛けて外枠鉤41を直接的に操作して不正に傾動させようとする。このとき、針金51のフックは前記内奥辺45cよりも先に、係合凹所45の側方に位置する支持突部25の第1支持辺26a及び第2支持辺25aに引っ掛かる。この支持突部25は支持体18に一体で設けられているため、針金51により何ら操作することができないようになっている。即ち、支持突部25は針金51の操作によって確実に動かないものとなっている。その結果、前記外枠鉤41を不正行為によって傾動させて前枠13を解錠する行為が防止される。
また、前記針金51のフックを外枠鉤41の先端部上側縁(斜辺46)に引っ掛けて外枠鉤41を直接的に操作して不正に傾動させようとするとき、針金51のフックは滑らかに膨らむ斜辺46上を滑るため引っ掛かることがない。即ち、この斜辺46は、針金51の引張り方向(下方)とは逆方向に膨らむ構成とされているため、針金51を下方へ引っ張った場合にはフックが斜辺46に引っ掛かることなく最終的に下方へ滑落してしまう。更には、斜辺46の接線に対して垂直に針金51のフックを引っ掛けた場合には外枠鉤41の不正傾動が可能であると考えられるが、斜辺46の接線は連続的に変化している。その結果、針金51を使用した不正行為による外枠鉤41の傾動が防止される。
同様に、前記針金51のフックを回動規制片44の円弧面44aに引っ掛けて外枠鉤41を直接的に操作して不正に傾動させようとするとき、針金51のフックは滑らかに湾曲する円弧面44aに当接する。このとき、前記針金51は円弧面44aに対し係止されることなく下方へ滑落してしまい、その結果、針金51を使用した不正行為が防止される。
一方、不正行為によって外枠作動体31を直接的に操作して引き上げようとする場合には、ピニオン22の歯とラック36とが噛合しているため、外枠作動体31が直接的に引き上げられることはない。
次に、前枠13が外枠12に施錠されている状態から前枠13を解錠するには、まずシリンダ錠Sに鍵23を差し込み、その鍵23を前枠13の解錠方向に回動させる。すると、ピニオン22が回動され、その回動がラック36に速やかに伝達され、外枠作動体31が引き上げられる。その結果、図4(b)に示すように、各押圧段部32により当接片43が上方へ押されて、各外枠鉤41がそれぞれ第2コイルばねC2の付勢力に抗して回動し、各外枠鉤41の先端部が下方へ移動するとともに、各第2コイルばねC2が伸長される。これに伴って、各外枠鉤41の係合凹所45と外枠係合金具Kとの間の係合が解除され、外枠12から前枠13が解錠される。
前枠13の解錠後、鍵23の回動作業を解除すると、伸長した第2コイルばねC2が原位置へと復帰する付勢力が働き、外枠鉤41の先端部が上方へ移動する方向に引っ張られて回動される。このとき、各外枠鉤41の回動規制片44が支持体18の側板18bの側縁(後端縁)に当接され、外枠鉤41が適正な位置(施錠位置)に配置される。またこのとき、外枠作動体31の押圧段部32には外枠鉤41の当接片43により下方への外力が付与される。その結果、外枠作動体31は下方へ移動し、該外枠作動体31及び外枠鉤41が解錠前の状態に戻る。
上記第1の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 支持体18の上下部には支持突部25が一体で設けられ、その第1支持辺26aは施錠位置に配置される係合凹所45の内奥辺45cと前記外枠係合金具Kとの中間に配置されている。そのため、前記内奥辺45cの上方から当該内奥辺45cに向けて挿入された針金51のフックは、内奥辺45cに到達する前に支持突部25の第1支持辺26aに引っ掛かる。この状態では、針金51を介して外枠鉤41に外力を付与することができない。従って、針金51を使用した不正行為により外枠鉤41を傾動させることができず、その結果、前枠13の不正解錠を防ぐことができる。またこのとき、鍵23を使わずに作動体を直接移動させて、外枠鉤41を不正に傾動させようとする行為を防止するためにロック体を別途設ける必要がなく、構成を簡易化することができる。
・ 各外枠鉤41と外枠作動体31とをそれぞれ分割して構成するとともに、外枠作動体31のスライドに伴って各外枠鉤41がそれぞれ単独で下方向に傾動するようになっている。即ち、本実施形態では、一方の外枠鉤41を直接傾動させても、他方の外枠鉤41は同時に傾動しない構成とされている。このため、前枠13を不正に解錠しようとする場合には、2つの外枠鉤41の傾動操作が別途必要になる。従って、単独で傾動する一対の外枠鉤41により2重ロック方式が採用されており、前枠13の不正解錠をより効果的に防ぐことができる。
・ 外枠鉤41の先端部上側縁には、中央部が上方へ膨らむ側面円弧状をなす斜辺46が設けられている。そのため、前枠13の不正解錠を行うに際して、針金51のフックを前記斜辺46に引っ掛けて引き下げる場合には、斜辺46と針金51との間に摩擦力がほとんど発生しない。その結果、針金51のフックが斜辺46に滑らかに案内され、最終的に外枠鉤41の先端から確実に滑り落ちる。即ち、外枠鉤41の斜辺46に対して針金51を用いて下方への外力を付与することが困難となるため、外枠鉤41の不正傾動が効果的に抑制される。また、前枠13の閉止方向への回動に際して外枠係合金具Kと各外枠鉤41の先端部とが当接する場合、外枠鉤41の先端部は斜辺46に案内されて速やかに下方へ傾動する。そのため、外枠12への前枠13の閉止操作を容易に行うことができる。
・ 支持突部25の第2支持辺25aは、係合凹所45の内奥辺45cと第1支持辺26aとの間の位置関係と全く同様に、施錠位置に配置された係合凹所45の傾斜辺45bを側方から覆うように形成されている。即ち、支持突部25は、第1支持辺26a及び第2支持辺25aを含む上側縁全体が外枠鉤41の不正回動操作を防止し得る形状に形成されている。従って、針金51を使用した不正行為に対して、前枠13の不正解錠を極めて効果的に防ぐことができる。
・ 外枠鉤41の上側縁には回動規制片44が設けられ、その先端上縁部には円弧面44aが設けられている。そして、第2コイルばねC2の付勢力に基づく外枠鉤41の必要以上の回動が、前記回動規制片44と側板18bの後端縁との当接により規制されるようになっている。これら両者の当接を確実なものとするため、回動規制片44の先端部は支持体18の側板18b端縁の側方(左方)に突き出るように構成される。そして、前枠13が外枠12に施錠された状態で、鍵23を使用せず、回動規制片44の上縁に針金51のフックを引っ掛けて外枠鉤41を下方へ傾動させようとしても針金51のフックが円弧面44aに沿って下方へ滑り落ちる。従って、回動規制片44に対して針金51を介して外力を付与することが困難となるため、外枠鉤41の不正傾動を抑制することができる。
・ 外枠作動体31は、そのラック36がピニオン22の複数の歯に係合した状態で支持体18に設けられている。そのため、ピニオン22を回動させたとき、ピニオン22の歯がラック36に速やかに噛合して外枠作動体31を速やかかつ確実にスライド移動させることができる。従って、外枠作動体31に連結された一対の外枠鉤41を、鍵23の操作により速やか且つ確実に作動させて前枠13の解錠作業を容易に行うことができる。
・ 両外枠鉤41は外枠作動体31に直接的に連結されている。そのため、鍵23による前枠13の解錠操作は外枠作動体31から外枠鉤41に直接的に伝達され、外枠鉤41を速やかに作動させることが可能となっている。即ち、前枠13の解錠を速やかに行うことができる。
・ ピニオン22の歯の先端は、四角孔35内に挿入された状態でラック36に噛合するようになっている。更に、このラック36を構成する四角孔35の幅はピニオン22の歯の厚みよりも大きく形成されている。このため、外枠作動体31がスライドするとき、該外枠作動体31がピニオン22の厚み方向に若干移動しても、ピニオン22の歯の先端が四角孔35内に連続的に配置され、同ピニオン22の歯とラック36とが噛合した状態を維持することが可能となっている。これにより、外枠作動体31を確実に作動させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。図7(a)、(b)に示すように、本第2実施形態は、上記係合凹所45の内奥辺45cに対する支持突部25の第1支持辺26aの相対位置が第1実施形態と異なるものとなっている。
即ち、図7(a)に示すように、第2実施形態の係合凹所45の内奥辺45cは、外枠鉤41を前記施錠位置に配置したとき、前記支持突部25の第1支持辺26aと外枠係合金具Kの下端との間に配置されている。更に、本実施形態のパチンコ遊技機11では、前記施錠位置に配置される係合凹所45の内奥辺45cと前記支持突部25の第1支持辺26aとの上下方向における間隔pは、係合凹所45の係止辺45aと前記外枠係合金具K下端部後面との間の当接部位の上下方向における長さqよりも小さくなっている。このとき、図7(b)に示すように、針金51により外枠鉤41を不正に傾動させたとしても係合凹所45と外枠係合金具Kとの係合が解除されないようになっている。
ここで、前記長さqと前記間隔pとの差は、好ましくは1.5〜4mm、特に好ましくは2〜3mmとなっている。前記差が1.5mm未満では、外枠鉤41先端部が下方へ回動したとき(前記内奥辺45cがpだけ下方へ変位したとき)、係合凹所45と外枠係合金具Kとの係合が解除される可能性があり、前枠13の不正解錠がなされるおそれがある。一方、前記差が4mmを越えると、これに伴って前記当接部位の長さも大きくなる。その結果、係合凹所45と外枠係合金具Kとの係合を解除する際の外枠鉤41先端部の回動距離が増し、前記外枠作動体31を移動させるために大きな力が必要となり、前枠13の解錠操作に手間がかかるおそれがある。
さて、前枠13が外枠12に施錠された状態のパチンコ遊技機11において、図7(b)に示すように針金51を用いて不正行為を行う場合には、まず、針金51のフックを係合凹所45の内奥辺45cに引っ掛けて外枠鉤41を直接的に操作して引き下げる。このとき、外枠鉤41の先端部は、まず下方へと僅かに回動する。そして、外枠鉤41先端部が所定間隔pだけ下方へ傾動したとき、係合凹所45の内奥辺45cは支持突部25の第1支持辺26aとほぼ同一高さに配置される。すると、針金51のフックが支持突部25の第1支持辺26aに引っ掛かり、これ以上の外枠鉤41の傾動操作が規制される。
このとき、外枠鉤41の傾動に伴って係合凹所45の係止辺45aも所定間隔pだけ下方に変位する。即ち、針金51のフックが支持突部25の第1支持辺26aに引っ掛かり、外枠鉤41の傾動操作が規制されるとき、係合凹所45の係止辺45a上端部は外枠係合金具Kの下端よりも上方に位置している。この状態において、前枠13を開放しようとしても最終的に係合凹所45の係止辺45a上端部が外枠係合金具Kに係合し、その結果、前枠13の開放が阻止される。従って、本実施形態においては外枠鉤41の僅かな傾動は生じるが、最終的には上記第1実施形態と同様に前枠13の不正解錠を防止することができる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記支持突部25の第1支持辺26aを、前記施錠位置に配置される係合凹所45の内奥辺45cと同一高さ(同一平面上)に設ける構成としてもよい。
・ 図8(a)に示すように、斜辺46の形状を上方へ湾曲させることなく直線状に形成してもよい。
・ 支持突部25の第2支持辺25a全体を、前記施錠位置に配置される係合凹所45の傾斜辺45bと同一高さ(同一平面上)に設ける構成としてもよい。
・ 図8(a)に示すように、支持突部25の第2支持辺25a全体を、係合凹所45の傾斜辺45bよりも下方に配置してもよい。この場合、第2支持辺25aと傾斜辺45bとの上下方向の間隔は、係合凹所45の係止辺45aと前記外枠係合金具K下端部後面との間の当接部位の長さqよりも小さく設定される。
・ 図8(b)に示すように、支持突部25の第2支持辺25aと第1支持辺26aとを面一にする構成を採用してもよい。即ち、支持突部25の上側縁全体が水平方向に延びる第1支持辺26aとなる。この第1支持辺26aは、前記外枠係合金具Kに干渉しない程度に内奥辺45cよりも上方に配置するのが好ましい。更にこの場合、係合凹所45の傾斜辺45bを、鉛直方向に沿うように構成するのが好ましい。このとき、係合凹所45の傾斜辺45bに針金51のフックを引っ掛けることができない構成とされ、外枠鉤41の不正傾動が効果的に防止される。
また図8(c)に示すように、支持突部25の上側縁全体(第1支持辺26a全体)を、前記係合凹所45の内奥辺45cよりも下方に配置するように構成してもよい。この場合、第1支持辺26aと内奥辺45cとの上下方向の間隔は、係合凹所45の係止辺45aと外枠係合金具Kとの間の当接部位の長さqよりも小さく設定される。
・ 外枠係合金具Kの上方から外枠鉤41の係合凹所45が係合する構成を採用してもよい。即ち、上記施錠装置17を上下逆にして前枠13に組み付けた構成である。この場合、係合凹所45は外枠鉤41の下側縁へ開口するように形成される。なお、上記斜辺46は外枠鉤41の先端部下側縁に設けられる。また、該斜辺46を、中央部が下方へ膨らむ滑らかな側面円弧状に形成するのが好ましい。
・ 各実施形態では、両外枠鉤41をそれぞれ外枠作動体31に対して独立して設けるようにしたが、図9(a)に示すように、両外枠鉤41を外枠作動体31に一体で設ける構成にしてもよい。
また、図9(b)に示すように、各外枠鉤41と外枠作動体31とをそれぞれ分割して構成するとともに、外枠作動体31のスライドに伴って各外枠鉤41がそれぞれ単独で矢印方向にスライドするような構成を採用してもよい。この場合、一方の外枠鉤41を直接スライドさせても、他方の外枠鉤41は同時にスライドしない構成となっている。
更に、図9(c)に示すように、各外枠鉤41と外枠作動体31とをそれぞれ分割して構成するとともに、外枠作動体31のスライドに伴って各外枠鉤41が一体となって矢印方向に傾動するような構成を採用してもよい。この場合、一方の外枠鉤41を直接傾動させると、他方の外枠鉤41は同時に傾動する構成となっている。
・ 各実施形態の施錠装置17に、ガラス扉15を前枠13に施錠するための機構を設けてもよい。この場合、前記側板18bの内側には長四角板状のガラス扉作動体が上下動可能に設けられる。該ガラス扉作動体の上下端には、それぞれ側面横コ字状のガラス扉鉤が設けられ、各ガラス扉鉤は施錠装置17の前面側に突出するように配置される。そして、各ガラス扉鉤の上側縁に開口する係合凹所がガラス扉15のガラス扉係合金具に係脱することによって、前枠13に対してガラス扉15が施錠及び解錠される。
・ 各実施形態の施錠装置17を用いて、図10に示すパチスロ遊技機61の本体62(外枠)に上部前扉63(前枠)及び下部前扉64(前枠)を別途施錠する構成を採用してもよい。また、各実施形態の施錠装置17をアレンジボール機等の他の遊技機に使用してもよい。
更に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記支持突部の一側部の先端部には第1支持辺が設けられ、且つ前記支持突部の一側部の基端部には第2支持辺が設けられ、
前記第1支持辺は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と同一方向に延びるように形成されるとともに、
前記第2支持辺は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺よりも基端側に位置する側辺と同一方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。
・ 前記支持突部の一側部は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と同一高さに位置するように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
・ 前記支持突部の一側部全体は、前記施錠位置に配置される外枠鉤の一側部よりも前記係合部寄りに配置されている請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
第1実施形態の施錠装置を構成する部材を示す分解斜視図。 (a)は第1実施形態の外枠鉤を示す側面図、(b)は同外枠鉤を示す背面図。 (a)は第1実施形態の施錠位置に配置された施錠装置を示す側面図、(b)は第1実施形態の施錠装置を示す部分斜視図。 (a)は第1実施形態の施錠位置に配置された施錠装置を示す部分拡大側面図、(b)は第1実施形態の解錠位置に配置された施錠装置を示す部分拡大側面図。 第1実施形態のパチンコ遊技機を示す斜視図。 第1実施形態のパチンコ遊技機を示す斜視図。 (a)は第2実施形態の施錠位置に配置された施錠装置を示す部分拡大側面図、(b)は第2実施形態の解錠位置に配置された施錠装置を示す部分拡大側面図。 (a)〜(e)は両実施形態以外の支持突部を示す部分拡大側面図。 (a)〜(c)は両実施形態以外の施錠装置を示す部分側面図。 両実施形態以外の遊技機を示す斜視図。
符号の説明
11…前枠、…外枠、17…施錠装置、18…支持体、25…支持突部、26a…第1支持辺(一側部)、25a…第2支持辺(一側部)、31…作動体としての外枠作動体、41…外枠鉤、45…係合凹所、45c…内奥辺、46…斜辺、S…錠部材としてのシリンダ錠、K…係合部としての外枠係合金具、p…間隔、q…当接部位の長さ、62…外枠としての本体、63…前枠としての上部前扉、64…前枠としての下部前扉。

Claims (6)

  1. 外枠と、外枠の前面に開閉可能に支持される前枠とを備える遊技機の前記前枠に取着され、前枠を外枠に施錠するために設けられる遊技機における施錠装置であって、
    前記前枠に固定される支持体と、該支持体に支持され、前枠を外枠に施錠すべく当該外枠の係合部に係合する外枠鉤を備えた作動体と、前記支持体に設けられ、前記外枠鉤を側方から支持する支持突部と、前記外枠鉤の解錠操作を行う錠部材とを有し、
    前記外枠鉤は、その一側部に開口する係合凹所が前記係合部の一端部に係合して前枠の開放が規制される施錠位置と、前記係合部と係合凹所との係合が解除されて前枠の開放が許容される解錠位置とに配置され、
    前記支持突部は、前記外枠鉤の先端に向けて延設されるとともに、その一側部が前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺の側方に位置するように構成されていることを特徴とする遊技機における施錠装置。
  2. 前記解錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記係合部との中間には前記支持突部の一側部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機における施錠装置。
  3. 前記支持突部の一側部は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記係合部との中間に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
  4. 前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺は、前記支持突部の一側部と前記係合部との中間に配置されるとともに、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺と前記支持突部の一側部との間隔は、前記係合凹所と前記係合部とが当接する当接部位の長さ未満に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
  5. 前記係合凹所よりも先端側に位置する外枠鉤の一側部には先端側ほど外枠鉤の他側部側に近接するように形成された斜辺が設けられ、当該斜辺は中央部が外方へ膨らむように湾曲した側面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。
  6. 前記支持突部の一側部は、前記施錠位置に配置される係合凹所の内奥辺及び該内奥辺よりも基端側の外枠鉤の一側部に沿うように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。
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