JP2003243371A - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Abstract
を明確な状態で積極的に制御できるようにしたウエハ処
理装置を提供すること。 【解決手段】 電極ブロック1の中に内周と外周で独立
した冷媒流通用のスリット11、12を設けると共に、
これらの間にスリット13を形成させ、内周と外周の間
での熱伝導が抑制されるようにしたもの。スリット13
により電極ブロック1内での温度の均一化が抑制される
ので、電極ブロック1面内を任意の独立した温度にする
ことができ、温度分布パターンの積極的且つ明確な制御
が得られる。
Description
ス等の微細加工に適用されるプラズマ処理装置に係り、
特に、半導体ウエハを載置するための保持ステージを備
えたプラズマ処理装置に関する。
路パターンは微細化の一途を辿っており、要求される加
工寸法精度はますます厳しくなってきている。しかも、
このとき、スループット向上、被処理物の大面積化への
対応が要求されており、処理中における半導体ウエハの
温度制御性が極めて重要なことになっている。
求されるエッチングプロセスにおいては、異方性エッチ
ングが要求され、これを実現するため側壁を有機ポリマ
で保護しながらエッチングを行うプロセスが用いられる
が、この場合、保護膜となる有機ポリマの生成が温度に
より変化する。このときエッチング処理中の半導体ウエ
ハ面内の温度が不均一に分布していると、側壁保護膜の
生成度合いがウエハ面内でばらつき、その結果エッチン
グ形状も不均一となるという問題を生じる場合がある。
しエッチングレートを低下させる場合があるが、この反
応生成物は半導体ウエハ外周付近よりも半導体ウエハ中
心で多い分布となり易く、この結果、半導体ウエハ中心
では外周付近に比べてエッチングレートが低く、従っ
て、半導体ウエハ面内のエッチング形状がウエハ面内で
ばらついてしまう。
エハ中心付近の温度を外周付近よりも高くし、反応性生
物のエッチング面への再付着を抑える方法が有効であ
り、従って、このように、プラズマエッチング中の半導
体ウェハの温度は、面内で均一に、又は半導体ウェハの
面内で任意に中高型や外高型して反応生成物の分布を相
殺するように制御することが必要となっている。
御は、当該ウエハが載置される静電吸着電極(保持ステ
ージ)の表面温度の制御により実現するのが一般的であ
り、このような処理中の半導体ウエハの温度制御に対処
する方法としては、例えば特開2000-216140
号公報(従来技術1)の開示を挙げることができる。
ジを構成する金属製の静電吸着用電極ブロック内に冷媒
の流量を制御できる独立した複数個の冷媒流路を設け、
電極ブロックの表面には誘電体膜を設けた構造となって
いる。
術2)では、半導体ウエハの面内温度分布を制御するた
めに、静電吸着電極の内部に2系統の冷媒流路を同心円
上に設け、外側の冷媒流路には相対的に低温の冷媒を、
そして内側の冷媒流路には相対的に高温の冷媒を循環さ
せる構造について開示し、特開平8-45909号公報
(従来技術3)では、金属製の電極ブロックを分割し、そ
れぞれに冷媒流路又はヒーターを設け、温度制御を行う
試料台(保持ステージ)が開示されている。
吸着電極の中での熱の流れに配慮がされておらず、明確
な温度分布を積極的に実現する点に問題があった。
体ウエハ中心付近の温度を、ウエハ外周付近の温度より
も高くするような温度分布を実現するため、冷媒の温度
又は流量を制御しているが、電極ブロックの熱伝導性の
ため、面内で明確な温度分布が得られず、且つ、このと
き、冷媒の流路同士が隣接しているため、電極ブロック
内で温度が均一化されてしまうので、更に明確な温度分
布がえられなくなってしまう。
着電極では、分割した電極ブロック内で独立して温度制
御が可能であり、面内での温度分布制御が得られるが、
ブロックとブロック間に隙間があるので、薄膜の誘電体
膜を信頼性良く形成することが難しい。
が円周部でだけねじで固定されているので、冷媒の圧力
により電極ブロックが凸型に変形してしまい、場合によ
っては半導体ウエハを均一に吸着できなくなり、半導体
ウエハ面内に望ましくない温度分布を生じさせてしまう
場合があった。
体ウエハの温度分布を明確な状態で積極的に制御できる
ようにしたウエハ処理装置を提供することにある。
クの温度を制御し、半導体ウエハの温度を制御する方式
の保持ステージを備えたプラズマ処理装置において、前
記電極ブロックに、内側と外側で独立した温度制御手段
を設けると共に、これら温度制御手段の間に熱伝達抑制
用のスリットが設けられているようにして達成される。
このとき、前記熱伝達抑制用のスリットがほぼ同心円状
に形成されているようにしてもよい。
た温度制御手段が、前記電極ブロックの中で当該電極ブ
ロックの内側と外側で独立して設けられている第1と第
2の流路と、これら第1と第2の流路に、温度と流量の
少なくとも一方が制御された熱媒を独立して供給する第
1と第2の熱媒供給手段で構成しても上記目的が達成さ
れ、同じく、前記内側と外側で独立した温度制御手段
が、前記電極ブロックの中で当該電極ブロックの内側と
外側で独立して設けられている第1と第2の流路と、こ
れら第1と第2の流路に、温度と流量の少なくとも一方
が制御された熱媒を共通に供給する熱媒供給手段と、前
記第1と第2の流路を連結した管路に設けた温度調整手
段で構成されていても、上記目的が達成される。
れ、これが前記電極ブロックの裏面に設けられてるよう
にしても、前記電極ブロック内に作り込まれるようにし
てもよい。
は、その表面に誘電体膜を備え、当該誘電体膜内にヒー
タが作り込まれているようにしてもよく、前記ヒータが
静電吸着電極の電極として兼用されるようにしてもよ
い。
路が形成された一方の部材と、前記電極ブロックの剛性
を保証するための他方の部材からなり、これら部材を一
体に締結してもよく、このとき、前記一方の部材と他方
の部材を締結する手段は、ネジ止め、ブレージング、拡
散接合、それに電子ビーム溶接の何れかであってもよ
く、更に、前記剛性を保証するための他方の部材は、前
記電極ブロックより熱伝導率が低い材料で作られている
ようにしてもよい。
極ブロックに取付けた円形断面又は多角形断面の配管で
形成され、更に前記配管が前記電極ブロック内に作り込
まれていてもよい。
くとも3個の温度センサを備え、これら温度センサの情
報に基づいて温度制御されるようにしてもよく、前記電
極ブロックの表面に誘電体膜を備え、当該誘電体膜と前
記半導体ウエハの間に熱伝導用のガスが導入される静電
吸着電極として構成されていてもよい。
装置について、図示の実施の形態により詳細に説明す
る。図1は、本発明によるプラズマ処理装置Pの一実施
形態で、図2は、このプラズマ処理装置において、半導
体ウエハWの保持ステージSとして使用される静電吸着
電極Sの一部断面による斜視図である。なお、この保持
ステージは、一般に静電吸着電極と呼ばれているもので
あり、よって、以下、静電吸着電極Sと記載することに
する。
Sの場合は、後で図2と図3により説明するように、冷
媒又は温媒として働く流体(熱媒)の流路が設けられ、図
4に示すように、本発明の一実施形態に係るプラズマ処
理装置の中に設置されて使用されるものである。
に、アルミニウム製の電極ブロック1と、ステンレス製
のガイド部材2、ベース部材3、誘電体膜4、それにセ
ラミックス製の電極カバー5で構成され、例えば12イ
ンチ(直径300mm)の半導体ウエハを対象とした場
合、直径が320mmで、全体の厚さが25mmになる
ように作られている。
下面に、図3に示すように、スパイラル(渦巻)状に配置
された流路用スリット11、12が内径側と外形側に分
けて形成してあり、それらの間には、略同心円状の熱伝
達抑制用スリット13(半径=90mm、幅=5mm、
高さ(深さ)=18mm)が形成してある。
ド部材2が重ねられ、ボルト6で固定されることによ
り、各スリット11、12、13の開放部が塞がれるよ
うになっている。このとき、ベース部材3も含め、電極
ブロック1とガイド部材2を貫通してガス導入孔7が設
けられるようにしてある。
ミナセラミックスからなり、その厚さは0.1mmであ
るが、この誘電体膜4の材質や厚さは、この例に限られ
たものではなく、例えば合成樹脂の場合は、それに応じ
て0.1mmから数mmの厚さが選択できる。
ように、ガス導入孔7に連通して放射状に伸びる直線状
のスリット41と、これに連通した複数条の同心円状の
スリット42が設けてあり、これにより、静電吸着電極
Sの上に半導体ウエハWが載置されたとき、誘電体膜4
と半導体ウエハWの間隙に、ガス導入孔7から伝熱用の
Heガスが導入されるようにしてある。
12には、夫々、冷媒(又は熱媒)の導入部11A、12
Aと、排出部11B、12Bが設けてあり、これによ
り、各流路用スリット11、12は、温度制御用の冷媒
を通流させるための互いに独立した熱媒流通路として働
かせることができるように構成してある。
入部11A、12Aと排出部11B、12Bには、各々
独立した冷媒供給ユニット51、52に接続され、夫々
に循環させるべき冷媒の流量と温度の少なくとも一方が
個別に調整できるようになっている。
2の配列形状としては、ここに示したスパイラル状に限
らない。例えば図3は、流路用スリット11、12を夫
々複数条の同心円状にした場合であり、この場合、冷媒
は相互に反対に向かって半円方向に分かれて流れる。
置の動作について説明すると、まず図1に示す処理室内
に静電吸着電極Sを取付け、半導体ウエハWを載置して
塩素系やフッ素系のガスを導入し、マグネトロンで発生
させたマイクロ波を処理室内の雰囲気にに照射し、プラ
ズマを励起させ、ソレノイドコイルで発生させた磁界に
よりプラズマの分布と密度を制御する。
極ブロック1(図2)に直流電圧と高周波を印加し、半導
体ウエハWの温度を制御しながらエッチングを行う。な
お、本発明によるプラズマ処理装置の実施形態として
は、ここに示したマグネトロンを使用する方式に限ら
ず、他の方式のプラズマ処理装置でも良い。
Sの動作について、まず、その温度制御の原理から説明
する。まず、この静電吸着電極Sは、誘電体膜4に高電
圧を印加することにより発現されるクーロン力又はジョ
ンソンランベック力により半導体ウエハWを吸着させる
ものであるが、このとき、高電圧の印加方法として、単
極型と双極型の2種がある。
電体膜間に一様な電位を与える方法で、双極型は誘電体
膜間に2種以上の電位差を与える方法であるが、この実
施形態では、何れの方法でもよい。
ら、伝熱用のHeガス(通常1000kPa程度)が半導
体ウエハWと誘電体膜4の間に導入される。そこで、半
導体ウエハWの温度は、プラズマからの入熱と、Heガ
スが充填された間隙の熱通過率、電極ブロック1の熱抵
抗、さらに電極ブロック1内に循環される冷媒と電極ブ
ロック1との熱通過率によって規定される。
には、静電吸着電極Sに対するHeガスの圧力、冷媒の
温度、冷媒の流量(電極ブロックとの熱通過率が変わる)
を変化する機構を設けるか、又はヒーターなどの第2の
温度調整機構を設けてやればば良い。
大きさが幅5mm×高さ15mmのとき、20℃の冷媒
の流量を2L/minから4L/minと2倍にしたと
すると、冷媒と電極ブロック1の間の熱通過率は約20
0W/m2Kから約400W/m2Kになるのが確認さ
れている。従って、冷媒の流量を多くすることにより熱
通過率が大きくできるので、プラズマからの入熱が多く
なっても、電極ブロック1の温度上昇は小さく抑えられ
ることになる。
の構造に起因して、プラズマからの入熱が均一であるに
も係わらず、半導体ウエハ面内では次のようにして、温
度分布が生じてしまう。まず、半導体ウエハと誘電体膜
の間に導入されたHeガスの圧力は、プラズマ生成中の
チャンバー(処理室)内の圧力より高いから、半導体ウエ
ハWの最外周部からHeガスが漏れてしまう。実測では
2〜5ml/minである。
こに示すグラフは、Heガスの漏れ量から求めた半導体
ウエハ裏面の圧力分8を示す計算値であり、この図に示
すように、半導体ウエハの最外周のHeガスの圧力は、
プラズマ生成中のチャンバー内の圧力より高いので、半
導体ウエハの外周部で急激に低くなる。
で均一な場合の半導体ウエハWの表面温度を示したもの
で、この図は、図1に示したプラズマ処理装置を用いて
フッ素系のガス(圧力1Pa)を導入した雰囲気中でプラ
ズマを生成し、冷媒の流量を5L/min、温度を35
℃としてした場合の結果で、横軸は半導体ウエハ中心か
らの距離、縦軸が半導体ウエハ表面の温度で、○印が測
定値で、実線が解析値を示している。
エハ外周部の表面温度は、Heガスの圧力が低くなるこ
とに起因して、中心部より高くなることが判る。次に、
半導体ウエハ面内の温度差をΔTとすると、これは、主
に静電吸着電極に印加されている高周波の電力に依存
し、例えば1300Wの電力を印加した場合は、約10
℃に達した。
に緩やかな温度分布(例えば中高や外高)を与えるために
は、Heガスの圧力分布を考慮した温度分布制御が必要
になる。
的な静電吸着電極の場合であるが、次に、図1に示す本
発明の実施形態に係る静電吸着電極Sの場合について説
明すると、この実施形態では、この静電吸着電極Sを構
成する電極ブロック1に、その内周部と外周部を分けた
形の熱伝達抑制用スリット13が設けてある。
ブロック1に、この熱伝達抑制用スリット13を挟ん
で、その内周側と外周側で、流路用スリット11とスリ
ット12が独立していて、冷媒の流量と温度の少なくと
も一方が個別に調整できる。
記したように、ガイド部材2で塞がれたままであるか
ら、内部は、処理室内の圧力に略等しい圧力の雰囲気で
満たされた状態になるか、又は真空状態にあり、このた
め、電極ブロック1の内周側と外周側の間で熱が伝達す
るのを阻害し、両側で大きな温度差の発生を許す働きを
する。
ブロック1に備えた静電吸着電極Sを用い、図6と同じ
条件のもとで得られた半導体ウエハWの温度分布の計測
結果の一例で、ここでは中心部の温度を外周部の温度に
対して相対的に高くしたい場合を想定しており、ここで
静電吸着電極Sの高周波電力を100〜1300W、ス
リット11の冷媒流量を1〜4L/min、スリット1
2の冷媒流量は4〜8L/minの範囲とした場合のも
のである。
として熱伝達抑制用スリット13を備えた静電吸着電極
Sでは、半導体ウエハWの表面の最外周部の温度を低く
抑えたままで中心部の温度を充分に高くできることが判
る。
面温度の解析結果で、同図に示すように、この場合も、
熱伝達抑制用スリット13が設けられていることから、
誘電体膜4の表面の温度分布が顕著になっていて、いわ
ゆるメリハリの効いた温度分布が得られていることが判
り、このとき、温度分布は熱伝達抑制用スリット13を
境にして大きく変化していることも判る。
述したように、その構造に起因し、Heガスの圧力が半
導体ウエハの最外周部で低くなり、半導体ウエハの最外
周部で温度が高くなるのが一般的であり、従って、この
実施形態で、半導体ウエハWの最外周部の温度を低く抑
え、且つ中心部の温度を高くするには、熱伝達抑制用ス
リット13を適正な位置に設ける必要がある。
00mmの半導体ウエハWを対象とした場合の熱伝達抑
制用スリット13の位置は、中心からの距離を80〜1
20mmの範囲とすれば良い結果が得られており、これ
が、半導体ウエハWが直径200mmの場合は、60〜
80mmの範囲である。
態による静電吸着電極Sでは、電極ブロック1の半径の
50〜80%の範囲に熱伝達抑制用スリット13を設け
のが望ましいことが判る。ここで、通常、プラズマ処理
で半導体ウエハに望まれる温度分布は、円周方向では緩
やかな中高や外高な分布であり、このため、静電吸着電
極Sの熱伝達抑制用スリット13は同心円状に形成する
のが望ましい。
面形状は、加工の見地から、矩形や台形などが好適であ
るが、この場合、重要なのは高さ寸法で、高さが高いほ
ど、すなわち電極ブロック1の厚さと同じ寸法になるほ
ど熱伝導を抑制する作用が増大する。但し、このように
して熱伝達抑制用スリット13の高さが大きくなると、
電極ブロック1の剛性が低下するので、この場合は、ス
リットの途中にリブを設け、電極ブロック1の剛性が低
下しないようにしても良い。
ズマエッチング中の半導体ウェハWの温度分布を明確に
制御でき、この結果、半導体ウェハの面内で均一な温度
にしたり、中高型や外高型など明確な状態の温度分布に
したり、任意に制御することができ、この結果、反応生
成物の分布を相殺して、反応性生物のエッチング面への
再付着を抑えるプラズマ処理にも容易に対応でき、半導
体ウエハ処理の歩留まり向上に大きく寄与することがで
きる。
すると、まず図9は、本発明の第2の従来で、電極ブロ
ック1内に熱伝達抑制用スリット13を設ると共に、内
周側の冷媒流路となるスリット11と、外周側の冷媒通
路となるスリット12の間を管路14で直列に連結さ
せ、この管路14に電熱型のヒータ15を設け、静電吸
着電極S1としたものである。
ブロック1内の冷媒流路となるスリット11とスリット
12には、1台の冷媒供給ユニット53から共通に冷媒
が供給され、このとき、ヒータ15は、図示してない電
力制御装置により温度が制御され、管路14の中を通る
冷媒を所定の温度に加熱する働きをする。
ヒータ15による冷媒の加熱温度を調整することによ
り、半導体ウエハWの温度分布を中高型温度分布や外高
型温度分布に容易に変えることができる。
中高型温度分布にする場合は、実線の矢印で示す方向に
冷媒を循環させ、ヒータ15による冷媒の加熱温度を制
御してやれば良く、反対に外高型温度分布にしたい場合
は、点線の矢印で示す方向に冷媒を循環させてやれば良
い。
も、図1〜図4で説明した静電吸着電極Sと同じく、プ
ラズマエッチング中の半導体ウェハWの温度分布を明確
に制御でき、この結果、半導体ウェハの面内で均一な温
度にしたり、中高型や外高型など明確な状態の温度分布
にしたり、任意に制御することができ、この結果、反応
生成物の分布を相殺して、反応性生物のエッチング面へ
の再付着を抑えるプラズマ処理にも容易に対応でき、半
導体ウエハ処理の歩留まり向上に大きく寄与することが
できる。
1台の冷媒供給ユニット53を設置するだけで済むの
で、装置の構成が簡略化できる。また、この実施形態の
静電吸着電極S1の場合、ヒータ15を管路14内に設
置した構造にすれば、スペースを有効に活用でき、熱効
率の点からも極めて有効である。
5が電熱型の場合について説明したが、ヒータ15とし
てペルチェ素子を用いて実施しても良く、この場合は、
管路14内の冷媒を加熱するだでけはなく、冷却するこ
ともできる。
で、ヒータ15を電極ブロック1内に埋込み、静電吸着
電極S2としたもので、このとき、この実施形態では、
ヒータ15は、鋳造技術を用いて電極ブロック1の中に
鋳込まれている。この場合、ヒータ15としては、ニク
ロム線やタングステン線をアルミナなどの絶縁材で被覆
してステンレス管や鋼管の中に納めたシーズヒータなど
と呼ばれるものが用いられている。
多層にして、その中間にタングステン膜を挟んだ、例え
ばアルミナ/タングステン/アルミナ構成の膜を形成し
た膜構成のヒータとしも良く、このとき、更にタングス
テンのヒータを静電吸着電極の電極と兼用した構成にゑ
ても良い。
に熱伝達抑制用スリット13を設けたことにより半導体
ウエハWの温度を任意に制御でき、且つ熱効率も飛躍的
に向上できるが、しかし、この熱伝達抑制用スリット1
3を設けたことにより、電極ブロック1の剛性が低下し
てしまうことが考えられる。
による剛性の低下が抑えられるようにした本発明の実施
形態について、図1の静電吸着電極Sの場合について説
明すると、この場合、図11(a)に示すように、静電吸
着電極Sは、電極ブロック1と、ガイド部材2から構成
されている。そして、このガイド部材2は、図1では省
略しているが、Oリング16を最外周に嵌め込んで、ボ
ルト6で電極ブロック1に締結されている。
媒の圧力Pは、通常、500KPa程度であるが、これ
が各スリット11、12に掛かるので、電極ブロック1
は同図(b)に破線で誇張して描いてあるように変形す
る。
防止するためには、図12に示すように、電極ブロック
1の半径が半分の位置で、ガイド部材2の裏面から更に
別のボルト60で締結してやれば良く、これにより、破
線で誇張して描いてあるように、変形を抑えることがで
きる。
mmの電極ブロック1の最外周だけを締結した場合は、
中心部で0.5mm程度の変形が見られたが、図12に
示すよに、別のボルト60を設けた場合は、ほとんど変
形が見られず、良好な結果が得られた。
材2を、電極ブロック1より熱伝導率が低い材料で作れ
ば、より熱効率に優れた静電吸着電極Sになる。ここ
で、既に説明したように、以上の実施形態では、上記し
たように、電極ブロック1の材質がアルミニウムで、ガ
イド部材2の材質はステンレス鋼にしてあり、上記の条
件に合致している。
材2の締結方法としては、上記したボルトによるネジ留
めに限らない。例えばブレージング、拡散接合、電子ビ
ーム溶接などの締結方法によっても良い。
温度レスポンスに優れた静電吸着電極について説明する
と、まず、図13は本発明の第4の実施形態で、電極ブ
ロック1に冷媒流路となるスリットを形成する代りに、
その下面に配管17、18をろう付した場合の静電吸着
電極S3を示したもので、次に図14は本発明の第5の
実施形態で、配管15、16を電極ブロック1の下面に
半ば埋め込んでからろう付し、夫々に更に個別にヒータ
20、21を設けた場合の本発明の静電吸着電極S4を
示したものである。
配管17は内周側の冷媒流路を形成し、配管18は外周
側の冷媒流路を形成している。ここで各配管17、18
としては4角形の管にしてあるが、任意の多角形断面形
状にしてもよく、勿論、通常の円形パイプでもよい。
場合は、図1に示した静電吸着電極Sと略同じである
が、電極ブロック1が薄くできるので、温度レスポンス
に優れている。
く温度レスポンスに優れているが、この場合は、熱伝達
抑制用スリット13の内周側と外周側に夫々ヒータ2
0、21が設けてあるので、これらによる温度を各電力
制御装置22、23で制御することにより、更に細かな
変化の温度分布を得ることができる。
に供給されている電力を300Wとし、冷媒の流量を4
L/minで循環させて温度特性を測定した結果、15
℃の温度差を持った中高型と外高型の温度分布が容易に
実現できた。
3、S4によれば、冷媒の圧力は配管17、18内に作
用するだけであり、電極ブロック1には直接圧力が掛か
ることがないので、電極ブロック1に変形が現れる虞れ
はない。このとき、配管17、18とヒータ20、21
は電極ブロック1内に鋳込まれるようにしても良い。
成してある熱伝達抑制用スリット13が1条の場合の実
施形態について示したが、必要に応じて熱伝達抑制用ス
リット13を複数条設けるようにしてもよく、これによ
れば、更に細かな変化パターンをもった温度分布の実現
にも容易に対応することができ、半導体ウエハを任意の
温度分布に制御することができる。
吸着電極Sなどを所定の温度分布に制御するにあたった
ては、電極ブロック1内に複数個の温度センサを設ける
必要がある。この場合、前述したように、通常、半導体
ウエハの最外周部の温度は、半導体ウエハ面内で相対的
に高くなる傾向を示すから、温度センサとしては、半導
体ウエハの中心から外周部までの間に個別に少なくとも
3箇所、設けることにより、中高型、外高型など温度分
布をモニタしながら制御できる。
を抑制するためのスリットと、このスリットを挟んだ内
外周で独立した温度制御機構を設けるようにしたので、
電極ブロックの面方向で独立した温度に制御することが
できるようになり、この結果、半導体ウエハの温度分布
パターン変化に容易に対応することができる。
布パターンによる変化に富んだ半導体ウエハの処理が得
られることになり、半導体ウエハの性能向上に大きく寄
与することができる。
れた部材からなり、且つ分割されたそれぞれの部材はネ
ジ、ブレージング、拡散接合、電子ビーム溶接により締
結されるようにしたので、熱媒の圧力による電極ブロッ
クの変形にも容易に対応することができる。
形又は多角形の断面からなる配管によって形成すること
もできるので、汎用の部品を用いることができ、且つ電
極ブロックの熱容量も小さくなるので、熱レスポンスに
優れた静電吸着電極及びプラズマ処理装置を提供するこ
とがでる。
よれば、半導体ウエハの温度制御を任意に設定でき、且
つ均一なエッチングにも容易に対応できるので、半導体
素子の歩留まりが大きく向上でき、コストの低減を充分
に得ることができる。
示す説明図である。
極の一実施形態を示す斜視図である。
おけるスリットの配置状態を示す説明図である。
おけるスリットの配置状態を示す説明図である。
ガスの圧力分布の一例を示す特性図である。
一例を示す特性図である。
半導体ウエハの表面温度の一例を従来技術と比較して示
した特性図である。
誘電体膜の表面温度の一例を従来技術と比較して示した
特性図である。
示す断面図である。
を示す断面図である。
現れる変形の一例を示す説明図である。
現れる変形の他の一例を示す説明図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
2)
Sの場合は、後で図3と図4により説明するように、冷
媒又は温媒として働く流体(熱媒)の流路が設けられ、図
1に示すように、本発明の一実施形態に係るプラズマ処
理装置の中に設置されて使用されるものである。
に、アルミニウム製の電極ブロック1(厚さ25mm)
と、ステンレス製のガイド部材2(厚さ10mm)、ベー
ス部材3(厚さ10mm)、誘電体膜4、それにセラミッ
クス製の電極カバー5で構成され、例えば12インチ
(直径300mm)の半導体ウエハを対象とした場合、直
径が320mmで、全体の厚さが約45mmになるよう
に作られている。
2の配列形状としては、ここに示したスパイラル状に限
らない。例えば図4は、流路用スリット11、12を夫
々複数条の同心円状にした場合であり、この場合、冷媒
は相互に反対に向かって半円方向に分かれて流れる。
置の動作について説明すると、まず図1に示す処理室内
に静電吸着電極Sを取付け、半導体ウエハWを載置して
塩素系やフッ素系のガスを導入し、マグネトロンで発生
させたマイクロ波を処理室内の雰囲気に照射し、プラズ
マを励起させ、ソレノイドコイルで発生させた磁界によ
りプラズマの分布と密度を制御する。
こに示すグラフは、Heガスの漏れ量から求めた半導体
ウエハ裏面の圧力分布を示す計算値であり、この図に示
すように、半導体ウエハの最外周のHeガスの圧力は、
プラズマ生成中のチャンバー内の圧力より高いので、半
導体ウエハの外周部で急激に低くなる。
すると、まず図9は、本発明の第2の実施形態で、電極
ブロック1内に熱伝達抑制用スリット13を設ると共
に、内周側の冷媒流路となるスリット11と、外周側の
冷媒通路となるスリット12の間を管路14で直列に連
結させ、この管路14に電熱型のヒータ15を設け、静
電吸着電極S1としたものである。
温度レスポンスに優れた静電吸着電極について説明する
と、まず、図13は本発明の第4の実施形態で、電極ブ
ロック1に冷媒流路となるスリットを形成する代りに、
その下面に配管17、18をろう付した場合の静電吸着
電極S3を示したもので、次に図14は本発明の第5の
実施形態で、配管17、18を電極ブロック1の下面に
半ば埋め込んでからろう付し、夫々に更に個別にヒータ
20、21を設けた場合の本発明の静電吸着電極S4を
示したものである。
9)
Claims (16)
- 【請求項1】 電極ブロックの温度を制御し、半導体ウ
エハの温度を制御する方式の保持ステージを備えたプラ
ズマ処理装置において、 前記電極ブロックに、内側と外側で独立した温度制御手
段を設けると共に、これら温度制御手段の間に熱伝達抑
制用のスリットが設けられていることを特徴とするプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明において、 前記熱伝達抑制用のスリットがほぼ同心円状に形成され
ていることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の発明にお
いて、 前記内側と外側で独立した温度制御手段が、 前記電極ブロックの中で当該電極ブロックの内側と外側
で独立して設けられている第1と第2の流路と、 これら第1と第2の流路に、温度と流量の少なくとも一
方が制御された熱媒を独立して供給する第1と第2の熱
媒供給手段で構成されていることを特徴とするプラズマ
処理装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の発明にお
いて、 前記内側と外側で独立した温度制御手段が、 前記電極ブロックの中で当該電極ブロックの内側と外側
で独立して設けられている第1と第2の流路と、 これら第1と第2の流路に、温度と流量の少なくとも一
方が制御された熱媒を共通に供給する熱媒供給手段と、 前記第1と第2の流路を連結した管路に設けた温度調整
手段で構成されていることを特徴とするプラズマ処理装
置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、 前記温度調整手段がヒータで構成されていることを特徴
としたプラズマ処理装置。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載の発明にお
いて、 前記電極ブロックの裏面にヒータが設けられていること
を特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項7】 請求項1又は請求項2に記載の発明にお
いて、 前記電極ブロック内にヒータが作り込まれていることを
特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項8】 請求項1又は請求項2に記載の発明にお
いて、 前記電極ブロックは、その表面に誘電体膜を備え、当該
誘電体膜内にヒータが作り込まれていることを特徴とし
たプラズマ処理装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の発明において、 前記ヒータは、静電吸着電極の電極として兼用されてい
ることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項10】 請求項3〜請求項9に記載の発明にお
いて、 前記電極ブロックは、 前記熱媒の流路が形成された一方の部材と、前記電極ブ
ロックの剛性を保証するための他方の部材からなり、 これら部材を一体に締結して構成されていることを特徴
としたプラズマ処理装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の発明において、 前記一方の部材と他方の部材を締結する手段は、ネジ止
め、ブレージング、拡散接合、それに電子ビーム溶接の
何れかであることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の発明において、 前記剛性を保証するための他方の部材は、前記電極ブロ
ックより熱伝導率が低い材料で作られていることを特徴
とするプラズマ処理装置。 - 【請求項13】 請求項3又は請求項4に記載の発明に
おいて、 前記第1と第2の流路が、前記電極ブロックに取付けた
円形断面又は多角形断面の配管で形成されていることを
特徴ととするプラズマ処理装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の発明において、 前記配管が前記電極ブロック内に作り込まれていること
を特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項15】 請求項1又は請求項3に記載の発明に
おいて、 前記電極ブロックが少なくとも3個の温度センサを備
え、これら温度センサの情報に基づいて温度制御される
ように構成したことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項16】 請求項1請求項〜請求項15に記載の
発明において、 前記電極ブロックは、その表面に誘電体膜を備え、当該
誘電体膜と前記半導体ウエハの間に熱伝導用のガスが導
入される静電吸着電極として構成されていることを特徴
とするプラズマ処理装置。
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