JP2007281010A - 基板ステージとそれを用いた基板処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度調節器内蔵型の基板ステージにおいて、個別の温度調節器の独立制御性を向上させる。
【解決手段】基板ステージ72の外周部に4個の外周ヒータ86と、その内側に4個の内周ヒータ86’とを設ける。これらの複数のヒータ86,86’を分離するように、空隙等の空間88を設けることで、基板ステージ72の面内での温度の独立制御性が向上する。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板ステージ及びそれを用いた基板処理装置、基板処理方法に関し、特に、半導体基板や液晶表示パネルに用いるガラス基板等を載置する基板ステージ及びこの基板ステージを用いて基板の温度調節をしながら処理する基板処理装置、基板処理方法に関する。
例えばLCD基板等の製造工程においては、減圧雰囲気下で基板に成膜、エッチング、アッシング等の所定の処理を施す基板処理装置を複数備えた、いわゆるマルチチャンバー型の処理システムが使用されている。
このような処理システムには、基板を搬送する基板搬送装置を備えた搬送室と、その周囲に設けられた複数の基板処理装置とを有する処理部が備えられている。そして、基板搬送装置の搬送アームにより、基板が各基板処理装置に対して搬入出されるようになっている。
また、かような処理システムには、外部に対して基板を搬入出させる搬入出部が備えられており、搬入出部と処理部との間には、ロードロック装置が備えられる。
搬入出部に搬入された基板は、ロードロック装置を介して処理部に搬入され、処理部で処理された後、再びロードロック装置を介して搬入出部に搬出される。
かかるロードロック装置としては、ロードロック装置内で基板を予備加熱するための加熱用基板ステージを備えたものが知られている。
また、成膜処理のためのCVD装置内にも成膜処理時の基板の温度を制御するための基板ステージが備えられている。
さらに、上述したマルチチャンバー型の処理システムとは別に、フォトレジストの塗布や現像を行うフォトリソグラフィー処理システムにおいても、塗布されたフォトレジストの乾燥等を行うために基板ステージが備えられている。
このように、基板の温度調節を行う基板ステージは半導体基板やLCD基板等の製造・処理工程において随所に用いられる基礎的な構成要素である。
従来の基板ステージにおいては、基板ステージの温度を均熱化するために複数のヒータを設置して、それぞれのヒータに投入するパワーを個別に設定することにより均熱化を図っている。
下記特許文献1には、ヒータ内蔵型の基板ステージにおいて、円板形状のセラミック基板上に複数のヒータを配置することで、半導体ウエハの加熱面の温度を均一にすることが記載されている。
下記特許文献2には、CVD装置やスパッタリング装置等の真空装置に用いられる基板ステージで、小型ヒータを複数個組み合わせて大型ヒータとすることが記載されている。
特開2002−175867号公報 特開平9−45463号公報
従来のヒータ等の温度調節器内蔵型の基板ステージにおいては、基板ステージ内のある部分の温度を変えるために、その部分の温度調節器の出力を変化させると、隣接した別の部分の温度へも影響を与えるため、独立して温度をコントロールすることが困難である。
そのため、例えば、温度の低いところのステージ温度を上げようとすると、上げたくない部分の温度が上がってしまい、温度を均熱化するのが難しい。
また、温度制御の独立性を上げるために、温度調節器として小型のヒータを複数個組み合わせて大型のヒータとした基板ステージがある。しかし、このような基板ステージにおいては、ヒータ間の隙間管理ができない等の問題がある。
すなわち、ヒータの設定温度によっては、ヒータ間の隙間が変化する。したがって、成膜/エッチング処理等の副生成物等がこの隙間に入り込むと、パーティクル等の発生により歩留まり低下が発生する。また、プラズマ処理等では、この隙間部分で異常放電等の懸念もある。
そこで、本発明は、各々独立に出力を制御可能な複数の温度調節器を内蔵した基板ステージにおいて、隣接した温度調節器の間に基板ステージ基材よりも熱伝導率の低い熱遮蔽物を設けたことを特徴とする。
この熱遮蔽物として空間を設けることができ、温度調節器としてヒータを用いる場合には、この空間に冷却媒体を流すことで各温度調節器による温度調節の独立性をより高めることができる。
また前記複数の温度調節器の各々の近傍に温度検出器を内蔵し、該温度検出器で検出した温度と設定温度との差に基づいて温度調節器の出力を調節することでより正確に各部の温度調節をすることができる。
以上、本発明によると、ヒータ等の温度調節器間の熱干渉が熱遮蔽物の熱抵抗により阻害され、温度調節器間の熱影響が少なくなり、個別の温度調節器の独立制御性が向上する。その結果、所望の部分のみの温度コントロールが可能となる。
また、基板の処理面全体に渡って所望の処理を施すことが可能となり、品質の高い基板処理が実現できる。
以下、図面を用いて、本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の第一の実施の形態を、基板の一例としてのLCD(Liquid Crystal Display;液晶表示装置)用のガラス基板Gに対して、CVD(Chemical Vapor Deposition)処理により薄膜を成膜する工程を実施する処理システムに基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる基板ステージを備えた基板処理装置としての処理システム1の概略的な構成を示した平面図である。
図1に示す処理システム1は、いわゆるマルチチャンバー型の処理システムであり、処理システム1の外部に対して基板Gを搬入出させる搬入出部2と、基板GのCVD処理を行う処理部3とを備えている。搬入出部2と処理部3との間には、ロードロック装置5が設置されている。
搬入出部2には、複数枚の基板Gを収納したカセットCを載置する載置台11と、基板Gを搬送する第一の搬送装置12とが設けられている。載置台11上には、図1において略水平方向のX軸方向に沿って、複数のカセットCが並べられる。
図2に示すように、載置台11上のカセットC内には、略長方形の薄板状の基板Gが、略水平な姿勢で複数枚上下に並べて収納されている。
搬送装置12は、水平方向のY軸方向において載置台11の後方(図1においては右方)に備えられている。また、搬送装置12は、X軸方向に沿って延設されたレール13と、レール13に沿って水平方向に移動可能な搬送機構14とを備えている。
搬送機構14は、一枚の基板Gを略水平に保持する搬送アーム15を備えており、搬送アーム15は、Z軸方向(鉛直方向)に屈伸及び略水平面内で旋回可能に構成されている。
即ち、載置台11上の各カセットCの正面に設けられた開口16に搬送アーム15をアクセスさせて、基板Gを一枚ずつ取り出したり収納したりすることができる構成になっている。
また、搬送装置12を挟んで載置台11と対向する側(Y軸方向において搬送装置12の後方)に設けられたロードロック装置5に対して、搬送アーム15をアクセスさせ、基板Gを一枚ずつ搬入及び搬出させることができる。
図2に示すように、ロードロック装置5は、一対のロードロック装置、即ち、第一のロードロック装置21及び第二のロードロック装置22によって構成されている。
第一のロードロック装置21と第二のロードロック装置22は、上下に積み重ねて備えられており、図示の例では、第一のロードロック装置21の上に第二のロードロック装置22が設けられている。
また、Y軸方向においてロードロック装置21の前側(図2においては左側)には、後述するロードロック装置21の搬入口63を開閉するゲートバルブ25が設けられており、Y軸方向においてロードロック装置21の後側には、後述するロードロック装置21の搬出口64を開閉するゲートバルブ26が設けられている。
Y軸方向においてロードロック装置22の後側には、後述するロードロック装置22の搬入口103を開閉するゲートバルブ27が設けられており、Y軸方向においてロードロック装置22の前側には、後述するロードロック装置22の搬出口104を開閉するゲートバルブ28が設けられている。
かかる構成において、各ゲートバルブ25、28を閉じることにより、搬入出部2の雰囲気とロードロック装置21、22内の雰囲気とをそれぞれ遮断できるようになっている。
また、各ゲートバルブ26、27を閉じることにより、処理部3の雰囲気とロードロック装置21、22内の雰囲気とをそれぞれ遮断できるようになっている。各ロードロック装置21、22の構造については、後に詳細に説明する。
図1に示すように、処理部3には、基板Gを収納してCVD処理を施す複数、例えば5つの基板処理装置30A〜30E、及び、ロードロック装置5と各基板処理装置30A〜30Eとの間で基板Gを搬送する第二の搬送装置31が備えられている。第二の搬送装置31は、密閉構造のチャンバ32内に設けられた搬送室33に格納されている。
チャンバ32は、Y軸方向においてロードロック装置5の後方に設けられている。また、ロードロック装置5、及び、基板処理装置30A〜30Eは、チャンバ32の周囲を囲むように配置されている。
搬送室33とロードロック装置21、22の間には、前述したゲートバルブ26、27がそれぞれ設けられており、各ゲートバルブ26、27によって搬送室33内の雰囲気とロードロック装置21、22内の雰囲気とをそれぞれ遮断できるようになっている。
搬送室33と各基板処理装置30A〜30Eとの間には、それぞれゲートバルブ35が設けられており、各ゲートバルブ35によって基板処理装置30A〜30Eの開口を気密に閉塞し、搬送室33内の雰囲気と各基板処理装置30A〜30E内の雰囲気とをそれぞれ遮断できるようになっている。
また、図2に示すように、搬送室33内を強制排気して減圧させるための排気路36が設けられている。
処理システム1における処理時、処理部3の搬送室33、基板処理装置30A〜30E内は、搬入出部2よりも減圧雰囲気にされ、例えば真空状態にされる。
第二の搬送装置31は、例えば多関節の搬送アーム51を備えている。搬送アーム51は、一枚又は複数枚の基板Gを略水平に保持することができ、Z軸方向に屈伸及び略水平面内で旋回可能に構成されている。
そして、各ロードロック装置21、22、基板処理装置30A〜30Eに、各ゲートバルブ26、27、35を介して搬送アーム51をアクセスさせて、基板Gを一枚ずつ搬入及び搬出させることができるように構成されている。
次に、前述したロードロック装置21の構成について詳細に説明する。図3に示すように、ロードロック装置21は、密閉構造のチャンバ61を備えている。チャンバ61の内部は、基板Gを収納するロードロック室62となっている。
チャンバ61の搬入出部2側、即ち、Y軸方向において前側には、ロードロック室62に基板Gを搬入するための搬入口63が設けられている。搬入口63には、前述したゲートバルブ25が設けられており、ゲートバルブ25によって気密に閉塞可能になっている。
チャンバ61の処理部3側、即ち、Y軸方向において後側には、ロードロック室62から基板Gを搬出するための搬出口64が設けられている。搬出口64には、前述したゲートバルブ26が設けられており、ゲートバルブ26によって気密に閉塞可能になっている。
ロードロック室62内には、基板Gを支持する複数の保持部材70が備えられている。各保持部材70は略棒状をなし、チャンバ61の底部から上方に突出するように設けられており、各保持部材70の上端部に基板Gの下面を載せることにより、基板Gを略水平に支持するようになっている。
さらに、ロードロック室62内には、保持部材70に支持された基板Gを加熱することができる基板ステージ72が備えられている。
図3に示すように、基板ステージ72は、厚みを有する略長方形板状をなし、チャンバ61の底面に沿って略水平に備えられており、保持部材70に支持された基板Gの下面(例えばデバイスが形成されない裏面)側に配置される。
前述した保持部材70は、基板ステージ72に形成された複数の孔85内にそれぞれ配置されている。基板ステージ72は、保持部材70によって保持された基板Gの下面に対して略平行な姿勢で対向する。
なお、基板ステージ72の上面の面積は、基板Gの下面の面積とほぼ同じ、又は、基板Gの下面の面積より大きくなっており、基板Gの下面全体を覆うようにして加熱することができる。
基板ステージ72の内部には、温度調節器として、発熱体であるシーズヒータ等のヒータ86(86’)が複数内蔵されている。ヒータ86(86’)は、チャンバ61の外部に設けられた交流電源87に接続されている。即ち、交流電源87から供給される電力によってヒータ86(86’)の抵抗熱が発生し、ヒータ86(86’)からの伝熱によって基板ステージ72が昇温されるようになっている。
図4(a)は基板ステージ72の構造を示す模式図、図4(b)はそのA−A’線切断面を示す図である。複数のヒータ86(86’)は、例えば基板ステージ72の外周部に4個の外周ヒータ86と、その内側に4個の内周ヒータ86’が配置されている。
これらの複数のヒータ86,86’を分離するように、空隙等の熱遮蔽物としての空間88を設けることで、温度の独立制御性が向上する。また、この空間88に、冷却媒体を流し脱熱することで、温度の独立制御性が向上する。冷却媒体としては、水等の液体や窒素ガス等の気体を用いることができる。また、この空間88に代えて他の熱伝導率の低い熱遮蔽物、例えばセラミックスを内蔵させることで、温度の独立制御性を向上させることができる。
ここで、基板ステージ72の基材として適している材料は、熱伝導率が高いこと、ヒータの温度分布を改善するために熱拡散率が高いこと、ヒータの温度応答性が良いこと等の条件を備えたものが好ましい。具体的には、アルミ合金が好適に用いられる。
しかし、本発明においては、基板ステージ72の温度を独立して制御するために、あえて、熱伝導率の低い熱遮蔽物を内蔵させている。
図4(c)は、細部の熱流を説明するために図4(b)の一部を拡大した図である。矢印に示すように、横方向の熱流束を、空間(又は熱遮蔽物)88が抑えるので、外周ヒータ86と内周ヒータ86’との熱影響を低減し、個々のヒータ86,86’の温度制御の独立性が向上する。
従来の温度制御においては、ヒータ86,86’本体の発熱量を、基板ステージ72の面内で均一にすると、基板ステージ72の外周での放熱量が、基板ステージ72の中央部付近より大きいため、基板ステージ72の外周での温度が下がってしまう。
そこで、基板ステージ72の外周での温度を上げるために、外周ヒータ86の発熱量を上げると、温度の低い外周部分のみならず、温度を上げたくない中央部分の温度も上がってしまう。
これらを解決するために、外周ヒータ86の発熱量を上げる場合には、外周ヒータ86と内周ヒータ86’とを離したり、外周ヒータ86の発熱量を上げない場合には、基板ステージ72の外形を大きくしたりすることが考えられる。
しかし、本発明では、空間(又は熱遮蔽物)88を設けることで、基板ステージ72の外形を大きくすることなく、また、外周ヒータ86と内周ヒータ86’との離間程度を考慮することなく、基板ステージ72の面内での温度分布の均一化が図れる。
また、本発明では、個々のヒータ86,86’を熱干渉なく独立して制御できるので、基板ステージ72の温度分布の均一化はもとより、基板ステージ72の温度分布を変えることができる。
図5は、図4(a)に示すA−A’線切断面の基板ステージ72の外周部での温度分布をシミュレーションした図であって、縦軸と横軸は相対値を表す。
図5において、両矢印200は、基板ステージ72に設けた空間(又は熱遮蔽物)88の位置を示す。グラフ201は、外周ヒータ86に投入するパワーを増加して基板ステージ72の外周温度を上げた場合を示す。
グラフ202は、内/外周ヒータ86’,86に投入するパワーを制御して温度分布を均一化した場合を示す。グラフ203は、内/外周ヒータ86’,86に投入するパワーが同じ場合を示す。グラフ204は、外周ヒータ86に投入するパワーを減少して基板ステージ72の外周温度を下げた場合を示す。
このように、基板ステージ72の面内での温度分布を自由に変えることができる。また、基板ステージ72の面内での温度分布を一様にすることもできる。
基板ステージ72は昇降可能になっている。例えば図3に示すように、チャンバ61の下方に昇降機構としてのシリンダ91が設けられており、シリンダ91に接続されたロット92が、チャンバ61の底部を上下に貫通するように設けられている。
基板ステージ72は、ロット92の上端部に取り付けられている。そして、シリンダ91の駆動によって、ロット92がZ軸方向に昇降することにより、基板ステージ72がロット92と一体的に、各孔85をそれぞれ保持部材70に沿って移動させながら昇降するようになっている。
さらに、基板ステージ72の上面には、加熱時に基板Gを支持するための複数の支持部材93が設けられている。基板ステージ72を待機位置P1に下降させたとき、支持部材93は、保持部材70の上端部より下方に位置する。そのため、保持部材70に基板Gが保持されていても、支持部材93は基板Gに接触しないようになっている。
このように、基板ステージ72を昇降させる構成とすれば、基板Gを保持部材70に受け渡す際に基板ステージ72を待機位置P1に下降させることで、余裕を持って受け渡しを行うことができ、基板Gの加熱時には加熱処理位置P2に上昇させることで、基板Gを効率的に加熱することができる。
また、チャンバ61には、ロードロック室62内に、例えばN2(窒素)ガスやHe(ヘリウム)ガス等の不活性ガスを供給するガス供給路94、及び、ロードロック室62内を強制排気する排気路95が接続されている。即ち、ガス供給路94からのガス供給と排気路95による強制排気により、ロードロック室62内の圧力を調節することができる。
次に、前述したロードロック装置22の構成について詳細に説明する。図3に示すように、ロードロック装置22は、密閉構造のチャンバ101を備えている。図示の例では、チャンバ101は下段のロードロック装置21のチャンバ61の上面に載せられている。チャンバ101の内部は、基板Gを収納するロードロック室102となっている。
チャンバ101の処理部3側、即ち、Y軸方向において後側には、ロードロック室102に基板Gを搬入するための搬入口103が設けられている。搬入口103には、前述したゲートバルブ27が設けられており、ゲートバルブ27によって気密に閉塞可能になっている。
チャンバ101の搬入出部2側、即ち、Y軸方向において前側には、ロードロック室102から基板Gを搬出するための搬出口104が設けられている。搬出口104には、前述したゲートバルブ28が設けられており、ゲートバルブ28によって気密に閉塞可能になっている。
ロードロック室102内には、基板Gを保持するための複数の支持部材110が備えられている。各支持部材110は略棒状をなし、チャンバ101の底部から上方に突出するように設けられており、各支持部材110の上端部に基板Gの下面を載せることにより、基板Gを略水平に保持するようになっている。さらに、ロードロック室102内には、基板Gを冷却する基板ステージ112が備えられている。
基板ステージ72と同様に、基板ステージ112は、厚みを有する略長方形板状をなし、チャンバ101の底面に沿って略水平に備えられており、支持部材110に支持された基板Gの下面(例えばデバイスが形成されない裏面)側に配置されている。また、基板ステージ112は、チャンバ101に対して固定されており、前述した支持部材110は、基板ステージ112に形成された複数の孔113内にそれぞれ配置されている。
基板ステージ112は、支持部材110によって支持された基板Gの下面に対して略平行な姿勢で対向する。基板ステージ112の上面の面積は、基板Gの下面の面積とほぼ同じ、又は、基板Gの下面の面積より大きくなっており、基板Gの下面全体を覆うようにして冷却することができる。
基板ステージ112の内部には、冷却水を通過させる冷却水送水路130が内蔵されている。冷却水送水路130は、チャンバ101の外部に設けられた図示しない冷却水供給源に接続されている。冷却水は、冷却水供給源から供給され、基板ステージ112内の冷却水送水路130を循環して、基板ステージ112を冷却した後、基板ステージ112の外に回収されるようになっている。
特に基板全体の冷却を均一に行う必要がある場合には、温度調節器として複数の冷却水路を基板ステージ112内に設けて、各々の冷却水路に流通する冷却水の流量を独立に制御できるようにしてもよい。
例えば、上述した基板ステージ72の構造と同様に、基板ステージ112の外周部に4つの冷却水路と、その内側に4つの冷却水路を設け、これら複数の冷却水路の間を分離するように、空隙等の熱遮蔽物としての空間を設けるように構成することができる。
そして、基板中央部が放熱し難いような場合には、基板中央部に対応する冷却水路に流通する冷却水の量が外周部に対応する冷却水路に流通する冷却水の量よりも多くなるように制御することで、基板全体の温度を均一に低下させることが可能となる。
すなわち、個々の冷却水路における冷却水の流量を独立に制御し、相互の熱干渉がないので、基板中央部に対応する冷却水の流量を増やしたことにより、基板外周部の温度までさらに早く低下することはなく、全体の温度を同じ速度で均一に低下させることができる。
また、チャンバ101には、ロードロック室102内に、例えばN2(窒素)ガスやHe(ヘリウム)ガス等の不活性ガスを供給するガス供給路131、及び、ロードロック室102内を強制排気する排気路132が接続されている。即ち、ガス供給路131からのガス供給と排気路132による強制排気により、ロードロック室102内の圧力を調節することができる。
図6(a)は、本発明に係る基板ステージを用いた基板処理装置であるCVD装置の概略図である。このCVD装置は、基板処理装置30A〜30Eとして、上述した処理部3に配設される。
同図において、上述したロードロック室62の基板ステージ72と同様の構造のヒータ内蔵型基板ステージ141は、プロセスチャンバ140内に配置されている。そして、基板ステージ141上に載置された基板G上に、ガスシャワーユニット143からの成膜ガスが、同図中の矢印で示すように、供給されて成膜が施される。なお、プロセスチャンバ140とガスシャワーユニット143とは、Oリング144で結合されている。
プロセスチャンバ140内は、真空ポンプ145によって、同図中の白抜矢印で示すように、ガスを排気して真空を保っている。なお、基板ステージ141の周囲に、ガス流の乱れを整えるガス整流板146を設ける。
基板ステージ141は、モータ147で駆動される基板ステージ上下手段148によって、上下に移動することができる。また、基板ステージ141には、内蔵ヒータに電力を供給する交流電源149が接続されている。
また、基板ステージ141には、図7に示すように内蔵ヒータへの通電制御に用いられる温度センサ150が設けられている。
図7は、温度サンサ150のうち基板ステージ141の中央部近傍に設けられたものの取付け構造を模式的に示す図であり、同図において温度センサ150は、たとえば、石英チューブ内に熱電対を配置した構造となっている。このような温度センサ150は、基板ステージ141の中心部以外の位置にも、各々熱遮蔽物としての空間152で離隔されたヒータ151、151’に対応させて複数配置されている。
このような構成からなるCVD装置である基板処理装置30A〜30Eにおいては、基板ステージ141の中央部に比較して放熱量が多い周辺部での熱量を補うことで所定温度に維持し、成膜厚を均一にすることを目的として、ヒータ151、151’に対して温度制御が行なわれる。
図8に示すように、ヒータ151、151’には、図示しない電源からの電路が接続されており、サイリスタ位相制御部160によって発熱量を制御されるようになっている。
つまり、サイリスタ位相制御部160は、温度センサ150からの温度情報に関する入力信号に応じてヒータ151、151’への通電制御を行なって所定温度に維持するようになっており、外周ヒータ151と内周ヒータ151’とはそれぞれ個別の電源回路に接続されることで、独自に加熱制御される。
次に、以上のように構成された処理システム1における基板Gの処理工程について説明する。
先ず、複数枚の基板Gが収納されたキャリアCが、開口16を搬送装置12側に向けた状態で載置台11上に載置される。そして、搬送装置12の搬送アーム15が開口16に進入させられ、一枚の基板Gが取り出される。
基板Gを保持した搬送アーム15は、下段に配置されたロードロック装置21のゲートバルブ25の前方に対向する位置に移動させられる。
一方、ロードロック装置21では、ゲートバルブ25、26によって搬入口63、搬出口64がそれぞれ閉塞されており、ロードロック室62が密閉されている。
ロードロック装置22では、ゲートバルブ27、28によって搬入口103、搬出口104が閉塞されており、ロードロック室102が密閉されている。従って、搬入出部2の雰囲気と処理部3の搬送室33内の雰囲気とは、ロードロック装置21、22を介して互いに遮断された状態となっている。搬入出部2は、例えば大気圧となっているのに対して、搬送室33内は真空引きされている。
ロードロック装置21においては、先ず、ロードロック装置21内を所定の圧力、即ち搬入出部2と略同一の略大気圧にした状態で、搬出口64をゲートバルブ26によって閉じたまま、ゲートバルブ25を開放状態にして、搬入口63を開口させる。
搬入口63を開口させている間も、搬出口64をゲートバルブ26によって閉塞することにより、搬送室33内の真空状態を維持することができる。また、基板ステージ72は待機位置P1に下降させておく。
この状態で基板Gを保持した搬送アーム15を搬入口63を介してロードロック室62内に進入させ、搬送アーム15から保持部材70上に基板Gを受け渡す。
このようにして基板Gが搬入口63を通じて搬入され、搬送アーム15がロードロック室62から退出したら、ゲートバルブ25を閉じ、ロードロック室62を密閉状態にして、ロードロック室62内を排気路95によって強制排気することにより、ロードロック室62内を所定の圧力、即ち、搬送室33内と略同圧の真空状態に減圧する。
一方、基板Gは基板ステージ72によって加熱される。先ず、基板ステージ72が待機位置P1から上昇させられる。すると、基板ステージ72が上昇する途中で、基板Gは支持部材93によって保持部材70から持ち上げられ、支持部材93によって支持された状態になる。
基板Gは、各支持部材93の上端部に載せられ略水平に支持され、基板ステージ72と一体的に上昇する。そして、基板ステージ72が加熱処理位置P2に配置され、基板Gの下面全体に基板ステージ72の上面が近接させられた状態になる。基板Gの下面と基板ステージ72の上面との間には、略均一な幅の隙間が形成される。
基板ステージ72の上面は、ヒータ86(86’)からの伝熱により均一に昇温され、基板Gの下面は、基板ステージ72の上面からの輻射熱によって均一に加熱される。
このとき、個々のヒータ86、86’の全てを同様の出力で加熱したとしても、その配置によっては必ずしも基板ステージ72の上面全体が均一な温度に制御できるとは限らない。
さらに、基板ステージ72の上面全体が均一な温度に制御できたとしても、必ずしも基板Gの下面全体が均一に加熱されるとは限らず、基板Gの端部では中心部に比べて放熱が早く、結果として基板G端部の温度は低くなってしまうおそれがある。
このような場合、個々のヒータ86、86’を熱干渉なく独立して制御できるので、基板ステージ72の温度分布の均一化はもとより、基板ステージ72の温度分布を変えることができる。
従って、外周ヒータ86の出力を内周ヒータ86’の出力に比べて高くすることにより、結果として基板G全体を均一に加熱処理するように制御することが可能となる。
また、複数ある外周ヒータ86も各々独立に制御可能であるため、ロードロック室62内の様々な条件により基板Gの特定の角部だけ他の部分に比べて温度が低くなる傾向がある場合には、その角部近傍に配置された外周ヒータ86の出力だけ高めに制御することで、基板G全体を均一に加熱することが可能となる。
このように、基板Gを基板ステージ72で加熱することにより、基板Gを均一に加熱することができ、また短時間で効率的に加熱することができる。
基板Gの加熱が終了し、ロードロック室62が略真空状態になったら、搬入口63をゲートバルブ25によって閉じたまま、ゲートバルブ26を開放状態にして、搬出口64を開口させる。搬出口64を開口させている間も、搬入口63をゲートバルブ25によって閉塞することにより、ロードロック室62及び搬送室33内の真空状態を維持することができる。
また、基板ステージ72は下降させ、待機位置P1に戻す。すると、基板ステージ72が下降する途中で、基板Gの下面に保持部材70が当接し、基板Gが支持部材93から保持部材70に受け渡され、基板Gが基板ステージ72から離隔した状態になる。
この状態で、第二の搬送装置31の搬送アーム51を、搬出口64を介してロードロック室62内に進入させる。そして、搬送アーム51によって保持部材70から基板Gを受け取り、基板Gを保持した搬送アーム51をロードロック室62から退出させる。
こうして、基板Gがロードロック室62から搬出口64を通じて搬出され、処理部3の搬送室33に搬入される。搬送室33に搬入された基板Gは、搬送アーム51によって搬送室33から基板処理装置30A〜30Eのいずれかに搬入され、所定のCVD処理による成膜が行われる。
基板処理装置30A〜30Eにおいては、減圧雰囲気下で基板Gが基板ステージ141で加熱されるとともに、処理室内に反応ガスが供給される。これにより、基板Gの表面上に所定の薄膜が形成される。ここで、搬入された基板Gはロードロック室62において予備加熱されているので、基板処理装置30A〜30Eにおける基板Gの加熱時間を短くすることができ、効率的に処理することができる。
図9(a)は、基板処理装置30A〜30E内に配設された基板ステージ141の温度と成膜レートとの関係図である。同図に示すように、成膜レートは温度によってコントロールが可能である。
ここで、成膜プロセス等では、成膜ガスを基板G上に均等に流したとしても、基板ステージ141の外周部分(プロセスチャンバ140の側壁に近い部分)の成膜ガス濃度がプロセスチャンバ140等に消費されて成膜速度が下がる等、プロセスチャンバ140の影響を受けて膜厚分布が薄くなったりすることがある。
図9(b)は、図5に示すグラフ203のように、内/外周ヒータに投入するパワーが同じ場合の基板G上の膜厚分布211の例を示す図である。同図において、基板ステージ141の温度分布212に対応した膜厚分布211となる。この膜厚分布211は基板Gの周辺で膜厚が減少している。
図9(c)は、図5に示すグラフ201のように、外周ヒータに投入するパワーを増加して、基板ステージ141の外周温度を上げた場合の基板G上の膜厚分布213の例を示す図である。同図において、基板ステージ141の温度分布214に対応した膜厚分布213となる。この膜厚分布213は基板G上で、ほぼ均一となっている。
このような温度制御は、温度センサ150からの入力信号に基づいて、サイリスタ位相制御部160によって自動的に行われる。
基板処理装置30A〜30Eにおいて基板Gの処理が終了したら、搬送アーム51によって基板処理装置30A〜30Eから基板Gを取り出し、搬送室33に搬出させる。このとき、基板Gは高温状態となっている。
一方、ロードロック装置22は、閉塞状態のゲートバルブ27、28によって、搬入口103、搬出口104をそれぞれ気密に封じ、ロードロック室102を密閉した状態にしておく。また、排気路132の強制排気によって、ロードロック室102内を所定の圧力、即ち搬送室33と略同一の真空状態に減圧しておく。
この状態で、搬出口104をゲートバルブ28によって閉じたまま、ゲートバルブ27を開放状態にして、搬入口103を開口させる。搬入口103を開口させている間も、搬出口104をゲートバルブ28によって閉塞することにより、ロードロック室102及び搬送室33内の真空状態を維持することができる。
そして、基板Gを保持した搬送アーム51を、搬入口103を介してロードロック室102内に進入させ、基板Gを搬送アーム51から支持部材110上に受け渡す。
基板Gが搬入口103通じて搬入され、搬送アーム51がロードロック室102から退出したら、ゲートバルブ27を閉じ、ロードロック室102を密閉状態にする。そして、ロードロック室102内にガス供給路131から不活性ガスを供給して、ロードロック装置21内が所定の圧力、即ち搬入出部2と略同一の略大気圧になるまで加圧する。
一方、基板Gは基板ステージ112によって冷却される。冷却時は、基板Gの下面全体に基板ステージ112の上面を近接させた状態にする。基板ステージ112と基板Gとの間には、略均一な幅の隙間が形成される。
基板ステージ112の上面は、冷却水送水路130を通過する冷却水の冷熱により均一に冷却され、基板Gの下面は、基板ステージ112の上面の冷熱によって均一に冷却される。このように、基板Gを基板ステージ112によって冷却することにより、基板Gを均一に冷却することができる。
基板Gの冷却が終了し、ロードロック室102が略大気圧状態になったら、搬入口103をゲートバルブ27によって閉じたまま、ゲートバルブ28を開放状態にして、搬出口104を開口させる。搬出口104を開口させている間も、搬入口103をゲートバルブ27によって閉塞することにより、搬送室33内の真空状態を維持することができる。
そして、搬送装置12の搬送アーム15を、搬出口104を介してロードロック室102内に進入させ、搬送アーム15によって支持部材110から基板Gを受け取り、基板Gを保持した搬送アーム15をロードロック室102から退出させる。
こうして、基板Gは、搬送アーム15によってロードロック室102から搬出口104を通じて搬入出部2に搬出され、載置台11上のキャリアCに戻される。以上のようにして、処理システム1における一連の処理工程が終了する。
本発明の基板処理装置は、マルチチャンバー型のものには限定されない。また、以上の実施形態では、処理部3においてCVD処理を行う処理システム1について説明したが、処理部で行われる処理は他の処理であっても良い。
本発明は、基板の温度調節を伴うその他の処理、例えばエッチング処理、アッシング処理、フォトレジストのベーク処理、現像後の乾燥処理等を処理部において行う基板処理装置に適用することもできる。
また、以上の実施形態では、LCD用基板Gを処理する場合について説明したが、基板は他のもの、例えば半導体ウエハ等であっても良い。
本発明は、例えば基板の温度調節を行う基板ステージ、およびこの基板ステージを用いたCVD処理等を行う基板処理装置、該基板処理装置における処理方法に適用できる。
処理システムの構成を説明する概略平面図である。 処理システムの構成を説明する概略側面図である。 ロードロック装置の概略縦断面図である。 基板ステージの構成を示す平面図及び断面図である。 基板ステージの外周部での温度分布をシミュレーションした図である。 基板処理装置(CVD装置)の構成を説明する概略縦断面図である。 温度センサの配置を示す模式的な縦断面図である。 外周ヒータ及び内周ヒータの制御系を示すブロック図である。 基板ステージの外周部における温度と成膜レートとの関係を示す図である。
符号の説明
G…基板、1…処理システム、2…搬入出部、3…処理部、5…ロードロック装置、21…第一のロードロック装置、22…第二のロードロック装置、30A〜30E…基板処理装置(CVD装置)、31…搬送装置、62…ロードロック室、63…搬入口、64…搬出口、72…基板ステージ、102…ロードロック室、103…搬入口、104…搬出口、112…基板ステージ、140…プロセスチャンバ、141…基板ステージ、150…温度センサ、160…サイリスタ位相制御部。

Claims (9)

  1. 各々独立に出力を制御可能な複数の温度調節器を内蔵した基板ステージにおいて、隣接した温度調節器の間に基板ステージ基材よりも熱伝導率の低い熱遮蔽物を設けたことを特徴とする基板ステージ。
  2. 前記熱遮蔽物は空間であることを特徴とする請求項1に記載の基板ステージ。
  3. 前記温度調節器は発熱体であり、前記空間に冷却媒体を流すことを特徴とする請求項2に記載の基板ステージ。
  4. 前記熱遮蔽物はセラミックスであることを特徴とする請求項1に記載の基板ステージ。
  5. 前記複数の温度調節器の各々の近傍に温度検出器を内蔵し、該温度検出器で検出した温度と設定温度との差に基づいて温度調節器の出力を調節することを特徴とする請求項1に記載の基板ステージ。
  6. 前記基板ステージは基板処理室内に配置され、基板ステージに載置された基板を温度調節しながら処理することを特徴とする請求項1に記載の基板ステージを用いた基板処理装置。
  7. 前記処理は、基板の表面に薄膜を形成する成膜処理であることを特徴とする請求項6に記載の基板処理装置。
  8. 基板処理室内に配置された前記基板ステージに載置された基板を温度調節しながら処理することを特徴とする請求項1に記載の基板ステージを用いた基板処理方法。
  9. 前記処理は、基板の表面に薄膜を形成する成膜処理であることを特徴とする請求項8に記載の基板処理方法。
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