JP2003208766A - 光ピックアップ送り装置 - Google Patents

光ピックアップ送り装置

Info

Publication number
JP2003208766A
JP2003208766A JP2002007669A JP2002007669A JP2003208766A JP 2003208766 A JP2003208766 A JP 2003208766A JP 2002007669 A JP2002007669 A JP 2002007669A JP 2002007669 A JP2002007669 A JP 2002007669A JP 2003208766 A JP2003208766 A JP 2003208766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
guide shaft
chassis
feeding device
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002007669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003208766A5 (ja
Inventor
Osamu Nagatsuka
修 長塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002007669A priority Critical patent/JP2003208766A/ja
Priority to US10/315,027 priority patent/US6901599B2/en
Publication of JP2003208766A publication Critical patent/JP2003208766A/ja
Publication of JP2003208766A5 publication Critical patent/JP2003208766A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/56Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head support for the purpose of adjusting the position of the head relative to the record carrier, e.g. manual adjustment for azimuth correction or track centering
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/082Aligning the head or the light source relative to the record carrier otherwise than during transducing, e.g. adjusting tilt set screw during assembly of head

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でしかも簡単な構成で光ピックアップを
駆動することができるとともに、傾き補正も行うことが
できる光ピックアップ送り装置を得ること。 【解決手段】 フレーム4bを両側の曲げ部4e、4f
を介してシャーシ3の一方に設け、このフレーム4bに
移送モータ4を固定する。この移送モータ4の回転軸の
延長部のリードスクリュウ4aに連結部材6を螺合させ
て、この連結部材6を光ピックアップ1に送り用部材7
とともに固定する。シャーシ3の他方には、裏面に固定
したガイドシャフト支持部材を介して、ガイドシャフト
5をリードスクリュウ4aと平行に設ける。ガイドシャ
フト支持部材10の下面には、付勢板を添設し、シャー
シ3に螺合した高さ調整ねじでガイドシャフト10のシ
ャーシ3からの間隔を調整して、リードスクリュウ4b
の傾きに合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクや
光ディスク(以下、光ディスクという。)などの記録媒
体に情報を記録再生する記録装置に採用される光ピック
アップ送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の光ピックアップ送り装置
の一例を示す平面図であり、図9は図8の要部を示す縦
断面図である。図8及び図9に示すように、従来の光ピ
ックアップ送り装置20は、図8では光ディスク22の
左右方向となる半径方向に光ピックアップ21を移送す
る手段として、一般にリードスクリューを採用してい
る。
【0003】すなわち、この光ピックアップ送り装置2
0は、組立ての基板となるシャーシ23に固定された移
送モータ24(ステッピングモータやDCモータ)を駆
動源としており、この移送モータ24の回転軸に固定さ
れたモータギヤ28を中間ギア27A、27Bを介し
て、駆動ガイドシャフト25に挿入された駆動ギヤ26
に連結している。
【0004】従来の光ピックアップの送り装置では、光
ピックアップ21を移送するために、駆動ガイドシャフ
ト25とサブガイドシャフト29の2本のガイドシャフ
トのほかに、更に1本のリードスクリューがあって、合
計3本の軸が採用されているが、図8においては、駆動
ガイドシャフト25と1本のサブガイドシャフト29の
計2本を使用していて、これらの軸の端部をガイドシャ
フト支持部材30a、30b、30c、30cで支持し
ている。なお、このような光ピックアップの支持構成
は、MD(ミニディスク)の光ピックアップ送り装置に
多用されている。
【0005】図8で示した光ピックアップ送り装置20
は、駆動ガイドシャフト25と噛み合って直線運動に変
換されるラック板31が光ピックアッ21の端部に固定
されていることから、この光ピックアップ21は、駆動
ガイドシャフト25の回転角に従って、半径方向の所定
の位置に駆動される。
【0006】例えば、光ディスクの再生時には、スピン
ドルモータ32で光ディスク22を所定の回転数に駆動
するとともに、この光ディスク22のトラックに書き込
まれた情報を光ピックアップ21で読み取りながら、光
ディスク22の内側から外側まで、移送モータ24で光
ディスク22の半径方向に光ピックアップ21を間欠的
に移送する。
【0007】図9に示すように、ターンテーブル33に
搭載された光ディスク22に情報を記録再生する場合に
は、光ピックアップ21の対物レンズ34が、光ディス
ク22に対して、矢印Aで示すトラッキング方向と矢印
Bで示すフォーカス方向に追従して移動でき、対物レン
ズ34に集光されたレーザ光が光ディスク22の基板に
対して、所定のチルト角度で入反射するように設計され
ており、記録再生動作を行っている。
【0008】そのため、光ピックアップ21に搭載され
た対物レンズ34と光ディスク22の基板面までの図9
に示す間隙Lは、光ディスク22の内周から外周に至る
まで所定の許容範囲にあることが必要で、かつ、光ピッ
クアップ21を案内している駆動ガイドシャフト25と
サブガイドシャフト29は、一定の距離で互いに平行
で、且つ、光ディスク22の基板面に対しても平行に配
置されている。
【0009】さらに、近年、光ディスクの高密度化に伴
い、記録再生用のレーザ光の波長が短くなり、チルト角
度の誤差の許容値が厳しくなっており、ディスク駆動機
構のシャーシの平面度およびモータの軸垂精度やガイド
シャフトの取付けには、更なる高精度化が要求されてい
る。
【0010】したがって、この課題を解決するためのチ
ルト調整式の光ピックアップ送り装置が提案されてい
る。例えば、ガイドシャフトを傾斜させてチルト角度を
調整する方法として特開2000−11386号公報で
は、一対のガイドシャフトの両端が光ディスクのラジア
ル方向に傾斜可能に支持部材で支持され、この支持部材
が設けられたシャーシを弾性変形させることで、昇降可
能にする構成が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなガイドシャフトの支持構成では、駆動ガイドシャフ
トとモータの間に減速機構が必要となり、構成部品の数
が増えてコスト高となるのみならず、占有空間も増えて
機器の小型化を図るうえでの障害となる。また、減速機
構の構成部品ために、モータの負荷のばらつきが増え、
モータはその分の安全率を見込んで定格を選択しなけれ
ばない。
【0012】一方、近年、移送モータの小型化、高トル
ク化が進み、従来のように複数のギアからなる減速機構
を省いて、モータの回転軸にリードスクリューを一体に
形成した光ピックアップの直接駆動方法が例えば、特開
2000−339888号公報で提案されている。
【0013】この駆動方法は、光ピックアップを2本の
ガイドシャフトで支持し、このガイドシャフトの外側に
リードスクリューを備えたモータを採用した駆動方法で
あり、このような構成を採用することによって、複数の
ギアなどで構成する減速機構を省いて低価格化を図って
いる。
【0014】しかしながら、このようなダイレクトモー
タを採用した駆動方法では、チルト角度の調整は従来の
方法で可能であるが、ガイドシャフトが2本必要であ
り、このガイドシャフトの外側にモータを設置するため
に、光ピックアップ送り装置の外形が大きくなって機器
の小型化を図るうえで障害となる。
【0015】そこで、本発明の第1の目的は、簡単な構
成で光ピックアップを駆動することのできる光ピックア
ップ送り装置を提供することであり、本発明の第2の目
的は、第1の目的に加えて、小型でしかも簡単な構成で
傾き補正を行うことができる安価な光ピックアップ送り
装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に対応する光ピックアップ送り装
置は、シャーシに支持された案内軸と、シャーシに支持
されたフレームに案内軸と平行に回転軸が支持された移
送モータと、回転軸に形成されたねじ部が螺合する連結
部材と、この連結部材が片側に固定され他側が案内軸に
係止され移送モータで連結部材を介して案内軸および回
転軸と平行方向に駆動される光ピックアップと、このピ
ックアップに固定され回転軸のねじ部に歯部が噛合する
送り用噛合部材を備えることで、案内軸と回転軸の2本
の軸で光ピックアップを案内する。
【0017】また、本発明の請求項2に対応する光ピッ
クアップ送り装置は、上記手段に加えて、回転軸と平行
方向のフレームの両端のシャーシへの支持部と案内軸の
両端部に、シャーシに対するフォーカス方向の間隔を調
整するねじ具とばね具でなる調整部を設けることで、ね
じ部が形成された回転軸と案内軸の2本の軸で光ピック
アップを案内するとともに、調整部でフォーカス方向の
チルト調整を行う。
【0018】なお、送り用噛合部材は、光ピックアップ
と連結部材の間に挟持されることが好ましく、また、送
り用噛合部材は、ばね用金属板で製作してもよく、連結
部材と一体的に樹脂で形成してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ピックアップ送
り装置の一実施の形態を図面を参照して詳述する。
【0020】図1は、本発明の請求項1に対応する光ピ
ックアップ送り装置の第1の実施の形態を示す平面図で
あり、図2は、図1の裏面を示す平面図であり、また、
図3は図2で示した光ピックアップ送り装置のピックア
ップ駆動部を示す縦断面図である。
【0021】これらの図において、符号1は長方形の光
ピックアップ、同じく符号2は光ディスク、3はシャー
シ、4は移送モータ、4aは移送モータ4の主軸に形成
されたリードスクリュー、4bは左右の曲げ部4e、4
fが調整用段付ねじ13a、13bを介してシャーシ3
に固定され、かつ、移送モータ4の固定枠とリードスク
リュウ4aの軸端を支持する略コの字形に折曲されたフ
レームである。
【0022】また、符号5は、シャーシ3の裏面に一対
の支持部材10を介してリードスクリュウ4aと平行に
横設されたガイドシャフトであり、6はリードスクリュ
ウ4aの中間部を光ピックアップ1の端部で支持する後
述する連結部材、7はこの連結部材6と光ピックアップ
1の端部の間に挿入された送り用噛合部材であり、これ
らの連結部材6と送り用噛合部材7は、一対の締結具で
光ピックアップ1に固定される。
【0023】さらに、符号7aは、送り用噛合部材7の
中央部に突設された歯部、8はシャーシ3に固定された
スピンドルモータ、9は対物レンズであり、図3に示す
符号11は、スピンドルモータのターンテーブルを示
す。
【0024】このように構成された光ピックアップ送り
装置においては、シャーシ3の端部のフレーム4bに固
定された移送モータ4を駆動源として光ピックアップ1
は駆動されており、かつ、リードスクリュウ4aとガイ
ドシャフト5の2本の軸で案内される。
【0025】一方、リードスクリュー4aには、略凹字
状の連結部材6の両端部が螺合しており、送り用噛合部
材7は、薄いばね用金属板で製作されていて、この送り
用噛合部材7の中央部の歯部7aは、リードスクリュー
4aの進み角と同一の傾斜角がV字状の折り曲げによっ
て形成されており、この歯部7aは、ばね用金属板の弾
性力によってリードスクリュー4aに押圧されている。
【0026】したがって、この押圧により、歯部7aと
リードスクリュー4aによる噛合部分は、リードスクリ
ュー4aの正逆回転時のバックラッシュがなく、光ピッ
クアップ1を正確に移送する。
【0027】また、この送り用噛合部材7は、連結部材
6と光ピックアップ1の間に挟持され、かつ、この連結
部材6と共締めされており、リードスクリュー4aとの
距離が一定に維持されているので、歯部7aの押圧力は
一定となり安定した噛合状態を維持し、リードスクリュ
ー4aの回転角に応じて光ディスク2の半径方向の所定
の位置に光ピックアップ1を移動させる。
【0028】このピックアップ送り装置においても、光
ディスク2の再生時には、スピンドルモータ8によって
光ディスク2を所定の回転数で駆動し、この光ディスク
2のトラックに書き込まれた情報を光ピックアップ1が
読み取りながら、光ディスク2の内側から外周側まで追
従して移動できるように、光ピックアップ1を光ディス
ク2の半径方向に移送モータ4で間欠的に移送する。
【0029】この光ピックアップ送り装置を組み立てる
ときには、まず、移送モータ4を支持したフレーム4b
を連結部材6を介して送り用噛合部材7とともに光ピッ
クアップ1にねじ止めしてユニットに組み立てる。
【0030】一方、シャーシ3の裏面には、スピンドル
モータ8とガイドシャフト5があらかじめ取り付けられ
ており、別途ユニットに組み込んだ光ピックアップ1の
端部の係合部をガイドシャフト5に係合させた後、フレ
ーム4bの両端を段付ねじ13a、13bを介してシャ
ーシ3に組み込む。
【0031】このように構成されたピックアップ送り装
置においては、フレーム4bで支持した移送モータ4の
主軸のリードスクリュー4aを光ピックアップ1の駆動
案内軸と兼用させたので、光ピックアップ駆動部の構成
部品の数が減り、移送モータの負荷が軽減され、かつ、
安定する。したがって、移送モータ4の性能だけを管理
することで、光ピックアップ送り装置の負荷のばらつき
を抑えることができるので、品質管理が容易となる。
【0032】また、送り用噛合部材7の光ピックアップ
1への取付けは、連結部材6との間に挟むことで、取付
け用の空間が別に不要で、かつ、組立工程が削減できる
ので、コストダウンが可能になる。
【0033】さらに、従来の光ピックアップ送り装置で
は一体に形成されていた光ピックアップと連結部材が別
部品となっているため、各部品の特性に合致した材料を
選択することができるので、設計の自由度が増える。ま
た、駆動機構やガイドシャフト支持部などの部品の数が
全体的に減り、組立工数が減少し、コストダウンを図る
ことが可能になるのみならず、減速機構を省き移送モー
タだけで駆動機構を構成したので、小型・軽量化を図る
ことも可能となる。
【0034】なお、上記一実施の形態では、送り用噛合
部材7を薄いばね用金属板で構成した例で説明したが、
この送り用噛合部材7は、樹脂で構成してもよく、ま
た、樹脂と板金で構成してもよく、あるいは、樹脂と板
金の複合成形で構成してもよい。
【0035】次に、図4は、本発明の光ピックアップ送
り装置の第2の実施の形態を示す要部縦断面図で、請求
項5に対応し、前述した第1の実施の形態で示した図3
に対応する図であって、この第1の実施の形態と異なる
ところは、連結部材6と送り用噛合部材7を一体とする
とともに、これらの材料を樹脂材としたことである。し
たがって、図3と同一部材には、同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0036】すなわち、図4において、符号12は、第
1の実施の形態で示した連結部材6に対応する、例え
ば、摺動グレードのポリアセタール製の連結部材であ
り、リードスクリュー4aと噛合する歯部12aは、中
央のベース部12bに形成されており、歯部12aは樹
脂の弾性力によってリードスクリュー4aに押圧されて
いて、前述した第1の実施の形態と同様に、これらの間
のバクラッシュを防いで、光ピックアップ1を高精度に
移送する。
【0037】この場合には、第1の実施の形態と比べ
て、構成部品の数を更に減らすことができるので、組立
工数も低減し、この光ピックアップ送り装置のコストダ
ウンを図ることができるのみならず、歯部12aが樹脂
材のために、リードスクリュー4aとの間の摺動で発生
する騒音も低減することができる。
【0038】なお、この実施の形態では、樹脂の弾性力
のみで歯部12aをリードスクリュー4aに押圧した
が、薄いばね用金属板を補助的に併用して、長期に亘る
押圧力の信頼性を更に上げてもよい。
【0039】図5は、本発明の光ピックアップ送り装置
の第3の実施の形態を示し、請求項2に対応し、(a)
は図1に対応する平面図、(b)は(a)の右側面図で
あり、図6は図5の裏面を示す平面図、図7は図5の傾
き角調整機構部の縦断面図である。なお、これらの図に
おいても、前述した第1および第2の実施の形態と同一
部材には、同一符号を付して、重複する説明を省く。
【0040】これらの図において、符号4cは、フレー
ム4bの右側の曲げ部4eの端部の上部下面に垂設され
た先端が半球状の一対の突起部、同じく図6、図7に示
す符号4dは、フレーム4bの左側の下部の曲げ部4f
に形成され、かつ、図5に示すラジアル方向に長いガイ
ド孔である。
【0041】また、図5(b)で示す符号10aは、シ
ャーシ3の裏面のガイドシャフト支持部材10にラジア
ル方向に形成され下端が開口した溝部であり、同じく、
符号16は、シャーシ3に形成されためねじ孔に螺合さ
れ、かつ、頭部に六角穴またはすり割が形成された高さ
調整ねじであり、さらに、符号17は、一方がシャーシ
3に固定されて他方でガイドシャフト5を支承する付勢
板で、この付勢板17は、ばね用金属板を略Z字状に折
り曲げて製作されている。
【0042】このうち、高さ調整ねじ16は、シャーシ
3の表側から螺合されて下端がガイドシャフト支持部材
10の溝部10aから突出してガイドシャフト5に当接
しており、付勢板17、17は、その復帰力でシャフト
5を高さ調整ねじ16の先端側に押圧している。
【0043】さらに、図7に示す符号14は、シャーシ
3にカシメにより固定され、曲げ部4fのガイド孔4d
に貫挿されたガイドピンであり、符号15a、15b
は、調整用段付ねじ13a、13bの首下部に挿入され
た細線の圧縮コイルばねでなる付勢ばねである。
【0044】このうち、調整用段付きねじ13aは、ね
じ部の基端の段部がシャーシ3に当接するまで締めつけ
られて付勢ばね15aを圧縮していて、この結果、フレ
ーム4bの曲げ部4eは、圧縮された付勢ばね15aの
復帰力によって、シャーシ3側に常時押圧されている。
したがって、フレーム4bの曲げ部4e側とシャーシ3
の間隔は、常に突起部4cの高さに維持されている。
【0045】一方、曲げ部4f側の調整用段付きねじ1
3bに挿入された付勢ばね15bは、シャーシ3と曲げ
部4fとの間に介挿されており、弾性復帰力によってこ
れらを離間させる方向に付勢している。
【0046】この実施の形態においても、光ピックアッ
プ1の駆動と記録再生動作については、前述した実施の
形態と同一であるので省略して、以下、光ピックアップ
1のチルト調整機構について説明する。
【0047】光ピックアップ1のチルト調整は、まず、
フレーム4bの右側の一対の突起4cを基準とし、左側
の調整用段付きねじ13bを回転させることにより、シ
ャーシ3に対するフレーム4bの移送モータ4側の高さ
を調整するとともに、ガイド孔4dに嵌合したガイドピ
ン14を案内部として、リードスクリュー4aのラジア
ル方向の傾きを調整する。
【0048】さらに、調整用段付きねじ13bの首下の
ねじが形成されていない丸棒部分は、曲げ部4fに形成
された孔に精度よく嵌合しており、フレーム4bは、ガ
イドピン14とガイド穴4dとの嵌合との2箇所でシャ
ーシ3に精度よく位置決めされる。
【0049】次に、ガイドシャフト5の調整方法を説明
する。このガイドシャフト5は、ガイドシャフト支持部
材10、10と付勢板17、17を介してシャーシ3に
支持され、高さ調整ねじ16の締め付けまたは緩め操作
で、付勢板17、17を撓ませて、ガイドシャフト5の
両端の高さを個別に調整する。
【0050】したがって、ガイドシャフト5のチルト角
度の調整は、まず、高さ調整ねじ16を粗(あら)調整
して、ガイドシャフト5を任意の高さに設定する。
【0051】次に、光ピックアップ1と移送モータ4が
一体になったユニットを取り付けるときに、調整用段付
きねじ13aの段部がシャーシ3に突き当たるまで締め
込んでフレーム4bの右端の高さを決める。左側の調整
用段付きねじ13bは、粗調整して任意の高さに設定す
る。
【0052】さらに、スピンドルモータ8のターンテー
ブル11を基準に調整用段付きねじ13bを回してフレ
ーム4bの高さを変え、光ピックアップ1のラジアル方
向の傾きを調整する。さらに、ガイドシャフトの高さ調
整ねじ16を単独に調整して、ターンテーブル11に対
して平行で、且つ、駆動ガイドシャフトであるリードス
クリュー4aと同一高さになるように調整して、光ピッ
クアップ1のタンジェンシャル方向の傾きを調整する。
【0053】これにより、光ピックアップのチルト角度
を精度よく調整することができる。なお、光ピックアッ
プ1のチルト角度の調整基準及び計測方法は、本発明の
光ピックアップ送り装置に係るチルト角度調整機構とは
無関係であるので、どのような手段を採用してもよい。
【0054】本実施の形態では、シャーシとこのシャー
シに取り付けられる移送モータのフレームとの固定部に
対して、フレームのシャーシに対する傾き調整機構を設
けたので、減速機構を省いたダイレクトモータである移
送モータ4を用いて光ピックアップ駆動部の小型化が可
能で、かつ、光ピックアップ1のチルト角度を精度よく
簡単な構成で調整することができる。
【0055】なお、上記実施の形態では、チルト角度の
調整用として、調整用段付ねじ13a、13bおよび付
勢ばね15a、15bと、一対の高さ調整ねじ16なら
びに付勢板17を左右に設けた例で説明したが、いずれ
か一方だけに設けてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1の発
明の光ピックアップ送り装置では、シャーシに回転可能
に支持された案内軸と、シャーシに支持されたフレーム
に案内軸と平行に回転軸が支持された移送モータと、回
転軸に形成されたねじ部が螺合する連結部材と、この連
結部材が片側に固定され他側が案内軸に係止され移送モ
ータで連結部材を介して案内軸および回転軸と平行方向
に駆動される光ピックアップと、このピックアップに固
定され回転軸のねじ部に歯部が噛合する送り用噛合部材
を備えることで、ねじ部が形成された回転軸と案内軸の
2本の軸で光ピックアップを案内したので、簡単な構成
で光ピックアップを駆動することのできる光ピックアッ
プ送り装置を提供することができる。
【0057】また、第2の発明の光ピックアップ送り装
置では、さらに、フレームの回転軸と平行方向の両端の
シャーシへの支持部と案内軸の両端部に、シャーシに対
するフォーカス方向の間隔を調整するねじ具とばね具で
なる調整部を設けたので、上記効果に加えて、小型でし
かも簡単な構成で傾き補正を行うことができる安価な光
ピックアップ送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ送り装置の請求項1に
対応する第1の実施の形態を示す平面図。
【図2】図1の裏面を示す平面図。
【図3】図2で示した光ピックアップ送り装置の光ピッ
クアップ駆動部を示す縦断面図。
【図4】本発明の光ピックアップ送り装置の請求項5に
対応する第2の実施の形態を示し、光ピックアップ駆動
部を示す縦断面図。
【図5】本発明の光ピックアップ送り装置の請求項2に
対応する第3の実施の形態を示し、(a)は平面図、
(b)は(a)の右側面図。
【図6】図5(a)の裏面を示す平面図。
【図7】図5の光ピックアップ送り装置の傾き角調整機
構の縦断面図。
【図8】従来の光ピックアップ送り装置の一例を示す平
面図。
【図9】図8で示した光ピックアップ送り装置の光ピッ
クアップ駆動部を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 光ディスク 3 シャーシ 4 移送モータ 4a リードスクリュー 4b フレーム 4c 突起 4d ガイド孔 4e、4f 曲げ部 5 ガイドシャフト 6 連結部材 7 送り用噛合部材 7a 歯部 8 スピンドルモータ 10 ガイドシャフト支持部材 10a 溝部 11 ターンテーブル 12 連結部材 12a 歯部 12b ベース部 13a、13b 調整用段付きねじ 15a、15b 付勢ばね 16 高さ調整ねじ 17 付勢板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシに支持された案内軸と、前記シャ
    ーシに支持されたフレームに前記案内軸と平行に回転軸
    が支持された移送モータと、前記回転軸に形成されたね
    じ部が螺合する連結部材と、この連結部材が片側に固定
    され他側が前記案内軸に係止され前記移送モータで前記
    連結部材を介して前記案内軸および前記回転軸と平行方
    向に駆動される光ピックアップと、このピックアップに
    固定され前記回転軸のねじ部に歯部が噛合する送り用噛
    合部材を備えた光ピックアップ送り装置。
  2. 【請求項2】前記回転軸と平行方向の前記フレームの両
    端の前記シャーシへの支持部と前記案内軸の両端部の少
    なくとも一方に、前記シャーシに対するフォーカス方向
    の間隔を調整するねじ具とばね具でなるチルト調整部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ
    送り装置。
  3. 【請求項3】前記送り用噛合部材は、前記光ピックアッ
    プと前記連結部材の間に挟持されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の光ピックアップ送り装
    置。
  4. 【請求項4】前記送り用噛合部材は、ばね用金属板で製
    作されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    記載の光ピックアップ送り装置。
  5. 【請求項5】前記送り用噛合部材は、前記連結部材と一
    体に樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3記載の光ピックアップ送り装置。
JP2002007669A 2002-01-16 2002-01-16 光ピックアップ送り装置 Pending JP2003208766A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007669A JP2003208766A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光ピックアップ送り装置
US10/315,027 US6901599B2 (en) 2002-01-16 2002-12-10 Optical-pickup feeding device, and optical-disk apparatus mounting the device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007669A JP2003208766A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光ピックアップ送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003208766A true JP2003208766A (ja) 2003-07-25
JP2003208766A5 JP2003208766A5 (ja) 2005-07-21

Family

ID=19191348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007669A Pending JP2003208766A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光ピックアップ送り装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6901599B2 (ja)
JP (1) JP2003208766A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097779A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置
WO2008047808A1 (en) * 2006-10-16 2008-04-24 Panasonic Corporation Disk device
JP2014096193A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004103194A (ja) 2002-09-13 2004-04-02 Canon Inc 磁気ヘッド昇降制御装置
JP2005209267A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Canon Inc 光ディスク装置及び光ピックアップ
JP4223980B2 (ja) * 2004-03-16 2009-02-12 株式会社日立エルジーデータストレージ 光ディスク装置及びその光ピックアップの摺動駆動機構
DE102004020952A1 (de) * 2004-04-28 2005-11-24 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Optische Abtastvorrichtung für unterschiedliche Geräte zur Aufzeichnung oder Wiedergabe von Daten oder Informationen mit einem optischen Aufzeichnungsträger
KR101036891B1 (ko) * 2004-05-04 2011-05-25 엘지전자 주식회사 광디스크 드라이버의 픽업이송 가이드구조
TWI238404B (en) * 2004-06-04 2005-08-21 Lite On It Corp Adjusting apparatus for adjusting position of optical pick-up head
TWI306243B (en) * 2005-09-26 2009-02-11 Lite On It Corp Optical disk drive, traverse and fabrication method of stepping motor and supporting base
US7680013B2 (en) 2005-11-29 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Optical information recording and reproducing apparatus
US8321882B2 (en) * 2008-12-18 2012-11-27 Panasonic Corporation Disk device

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60219692A (ja) * 1984-04-13 1985-11-02 Sharp Corp 記録再生デイスクプレ−ヤ−
JPH06290579A (ja) * 1993-04-01 1994-10-18 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ディスク装置
US6052358A (en) * 1996-10-04 2000-04-18 Sony Corporation Head feeding mechanism and optical pick-up feeding mechanism
JPH1186469A (ja) * 1997-09-02 1999-03-30 Pioneer Electron Corp ピックアップ送り装置
JP2000011386A (ja) 1998-06-19 2000-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ送り装置
JP3686539B2 (ja) * 1998-10-28 2005-08-24 パイオニア株式会社 ピックアップ送り機構
US6411596B1 (en) * 1999-03-16 2002-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Magneto-optical disk cartridge and magneto-optical disk apparatus
JP2000339888A (ja) 1999-05-25 2000-12-08 Victor Co Of Japan Ltd 光ディスク装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097779A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置
WO2008047808A1 (en) * 2006-10-16 2008-04-24 Panasonic Corporation Disk device
JP2008097780A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク装置
WO2008047807A1 (fr) 2006-10-16 2008-04-24 Panasonic Corporation Dispositif pour disque
JP4574605B2 (ja) * 2006-10-16 2010-11-04 パナソニック株式会社 ディスク装置
US7911893B2 (en) 2006-10-16 2011-03-22 Panasonic Corporation Disc device
JP2014096193A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6901599B2 (en) 2005-05-31
US20030133397A1 (en) 2003-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3073457B2 (ja) 光記録再生装置
JP2003208766A (ja) 光ピックアップ送り装置
US6385160B1 (en) Pickup adjusting apparatus of a disk player
TW480478B (en) Optical disk device
JP3011710B2 (ja) 光ピックアップの傾きを調整できるディスクプレーヤー
JP3633588B2 (ja) ディスク装置のヘッド駆動装置
JP2003208765A (ja) ピックアップ送り装置、情報再生装置および情報記録装置
JP5225922B2 (ja) 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
US20010006507A1 (en) Spindle motor inclination angle adjusting mechanism in optical disk apparatus
JPH10188498A (ja) 光学ピックアップ送り用ラック
JP4221868B2 (ja) 光ディスク装置
JP3564269B2 (ja) ディスクドライブ
EP1016082B1 (en) Disc reproduction apparatus
JP3861658B2 (ja) 光ディスクドライブ装置
JP3893996B2 (ja) 光ディスク装置の光ヘッド駆動装置
JP3688545B2 (ja) ディスク駆動装置
JP3885634B2 (ja) 記録再生装置
JP4549014B2 (ja) 光学ヘッド装置
JP3551110B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP4042642B2 (ja) ガイドシャフト保持構造
JPH0521717Y2 (ja)
KR100455889B1 (ko) 광 기록재생장치
JP2001006184A (ja) 光ディスク駆動装置用オフセンター調整機構及びその調整方法
JP4016285B2 (ja) 光ピックアップ送り機構
JP4941005B2 (ja) ディスクドライブ装置におけるスキュー調整機構

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070410