JP2003199687A - トイレット用巻取衛生ロール紙 - Google Patents

トイレット用巻取衛生ロール紙

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JP2003199687A JP2002001674A JP2002001674A JP2003199687A JP 2003199687 A JP2003199687 A JP 2003199687A JP 2002001674 A JP2002001674 A JP 2002001674A JP 2002001674 A JP2002001674 A JP 2002001674A JP 2003199687 A JP2003199687 A JP 2003199687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用上、流通上問題のない巻き固さを有しつ
つ、ふんわり感等の官能性を向上させたイレットロール
を提供する。 【解決手段】ダブルエンボス加工が施された二枚重ね以
上のトイレット用巻取衛生ロール紙であって、巻き密度
が0.820〜0.970m/cm2であることを特徴
とするトイレット用巻取衛生ロール紙によって解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるトイレッ
トペーパーロールなどのトイレット用巻取衛生ロール紙
に関する。
【0002】
【従来の技術】トイレットロールは、直接そのトイレッ
トペーパーが肌に当たるので、消費者は滑らかさ、肉厚
感、弾力感、ふんわり感、柔らかさ、滑らかさといった
官能性に優れることを要求し、生産者はトイレットロー
ルの官能性を向上させることが要求される。このような
トイレットロールに対する消費者の要求を満たすべく、
ふんわり感や柔らかさを保持しつつ肉厚感や弾力感をも
たせやすい2プライまたはダブルなどといわれる二枚重
ねの製品が市販に供され、また、近年では、単に二枚重
ねにした製品以上に官能性に優れるエンボス加工を施し
た製品も市販に供されている。かかるエンボス加工の仕
様とトイレットロールの官能性とは非常に密接な関係が
あり、エンボス加工の仕様により人の感じる肉厚感、弾
力感、滑らかさ、肌触り感といった官能性が変化する。
【0003】一方、トイレットロールの官能性は巻き密
度とも密接な関係がある。即ち、エンボス加工が施され
たトイレットロールを例にとれば、巻き密度が固ければ
折角施したエンボスによる効果が減退し、硬質になって
柔らかさ、ふんわり感といった官能性が低くなる。反対
に、巻き密度を柔らかくすると、柔らかさやふんわり感
が向上する。しかし、巻き密度に関しては、トイレット
ペーパーはロール形態で流通することから、柔らかすぎ
ると変形して流通上の問題が生じ、また、一般的な使用
形態であるトイレットロール用ホルダーに設置しての使
用時に不具合が生じやすくもなる。従って、単に巻き密
度を柔らかくするだけではなく、エンボス加工との関係
において最適な巻き密度を検討する必要がある。
【0004】このように、トイレットロールについて
は、流通上等の問題点を生じさせることなく、消費者か
らの官能性向上の要求にこたえる必要がある。
【0005】ところで、上述の滑らかさ、柔らかさ、弾
力感、ふんわり感等といった言葉の上であらわされる人
の官能性に対応する評価項目として、従来、生産者は一
般的な紙の物性を測定する米坪、紙厚、強度、伸び等の
紙質データと「ソフトネス」あるいは「MMD」を指標
とするのが一般的であった。「ソフトネス」は巾5.0
mmの隙間に紙10cm巾の紙を端子により押し込む時
の抵抗値(縦横の平均値)を表し、また「MMD」はピ
アノ線を巻いた接触子と紙の摩擦係数のバラツキ(平均
偏差)を表したもので、衛生用紙一般に用いられている
測定方法である。しかし、「ソフトネス」は紙と端子と
の摩擦が影響して必ずしも人が評価する柔らかさ、ふん
わり感等といった官能性との相関が十分にとれておら
ず、またMMDは肌に感じる滑らかさとの相関はあるも
のの、単につるつるした感じと滑らかさの差異は結果の
数値で表すことができていない。
【0006】即ち、従来の品質測定方法では、トイレッ
トロールに求められている、手触りの滑らかさ、柔らか
さ、弾力感、ふんわり感等を十分把握することができ
ず、品質を再現すること、あるいは再現したことを確認
することができなかった。紙質データ、ソフトネス及び
MMDだけでは、人が感じる微妙な品質が十分把握され
てなく、時系列での絶対評価、競合他社品との差異分析
も十分にできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の主た
る課題は、人の官能評価において優れてマッチし、その
官能評価が高く、かつ流通上および使用上の問題点が生
じないトイレット用巻取衛生ロール紙を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は以下のとおりである。 <請求項1記載の発明>ダブルエンボス加工が施された
二枚重ね以上のトイレット用巻取衛生ロール紙であっ
て、巻き密度が0.820〜0.970m/cm2であ
ることを特徴とするトイレット用巻取衛生ロール紙であ
る。
【0009】<請求項2記載の発明>実質的に平坦な頂
面を有し、その面積が0.1〜1.0mm2、個数が1
0mm四方あたりに30〜150個であり、深さが0.
2〜2mmであるエンボスが形成されている請求項1記
載のトイレット用巻取衛生ロール紙。
【0010】<請求項3記載の発明>二枚重ねのトイレ
ット用巻取衛生ロール紙であって、その中心軸が水平と
なるように鋼板上に横置きにした状態で、そのトイレッ
トロールのロール胴部の上端中心を、圧縮断面積2cm
2の円形平面をもつ鋼板にて、圧縮荷重50gf/cm2
で前記トイレットロールを圧縮したときの厚みと圧縮荷
重0.5gf/cm2でトイレットロールを圧縮したと
きの厚みとの変位差であらわされるロール巻き固さが、
1.40〜2.00mmである請求項1または2記載の
トイレット用巻取衛生ロール紙。
【0011】<請求項4記載の発明>二枚重ねのトイレ
ット用巻取衛生ロール紙であって、圧縮断面積2cm2
の円形平面をもつ鋼板間で、最大圧縮荷重50gf/c
2まで紙試料を圧縮し、元に戻すときの、荷重と厚み
の変位曲線の直進性が、0.3000(−)以上であ
り、かつ、圧縮断面積2cm2の円形平面をもつ鋼板間
で、圧縮荷重50gf/cm2で紙試料を圧縮したとき
の厚みと圧縮荷重0.5gf/cm2で紙試料を圧縮し
たときの厚みとの変位差で、前記圧縮荷重50gf/c
2で圧縮したときの厚みを除算したときの圧縮特性値
が1.500(−)以下である請求項1〜3のいずれか
1項に記載のトイレット用巻取衛生ロール紙。
【0012】<請求項5記載の発明>二枚重ねのトイレ
ット用巻取衛生ロール紙であって、幅20cmの紙試料
をチャック間隔を1cmとし、一方を常に円弧を保つよ
うに純曲げにより最大曲率2.5cm-1まで表側に曲げ
た後に元に戻し、次に最大曲率−2.5cm-1まで裏側
に曲げた後に元に戻したときにおける、曲率と曲げモー
メントとの関係において、曲率0.5〜1.5cm-1
間の平均傾斜であらわされる紙のやわらかさ曲げ値の縦
と横の平均値が2プライで0.0060〜0.0140
g・cm2/cmである請求項1〜4のいずれか1項に
記載のトイレット用巻取衛生ロール紙。
【0013】<請求項6記載の発明>米坪が13〜20
g/m2、密度が0.10〜0.15g/cm3、紙厚が
200〜270μmである請求項1〜5のいずれか1項
に記載のトイレット用巻取衛生ロール紙。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら以下に詳述する。本発明に係るトイレットロー
ルは、ダブルエンボス加工が施され、かつ巻き密度が
0.820〜0.970m/cm2である。
【0015】本発明に係るダブルエンボス加工が施され
たトイレットロールTRとは、図1に示されるように、
トイレットロールペーパーTの表面Sと裏面Bとの双方
にエンボスeが付与されたトイレットロールである。即
ち、表面Sのエンボスeの頂面Pは裏面側に位置してお
り、裏面Bのエンボスeの頂面Pは表面側に位置してい
る。ここで表面Sに設けられたエンボスeの頂面Pは裏
面Bを構成するトイレットペーパーに接触していてもし
ていなくてもよく、また、反対に、裏面Bに設けられた
エンボスeの頂面Pは表面Sを構成するトイレットペー
パーに接触していてもいなくてもよい。また、表面Sと
裏面Bとに形成されるエンボスの形状は必ずしも同様に
する必要はない。
【0016】かかるダブルエンボス加工が施されたトイ
レットロールは、図2に示されるように、2つの金属製
エンボスロールE,Eを使用し、各金属性エンボスロー
ルとそれと対になる表面がゴムなどの弾性可撓性ロール
との間、あるいは前記エンボスロールE,Eの凹部に各
突起が対応する金属製の雌エンボスロールR,Rとの間
に、それぞれ原紙W0,W0をニップしながら通して2枚
のエンボス付与原紙T’,T’を製造し、そのエンボス
加工を施した2枚のエンボス付与原紙T’,T’の滑ら
かな面t,tが外側になるように重ねあわせ、その後ロ
ール形態のトイレットロールTRとすることで製造する
ことができる。
【0017】尚、図示例は2プライのトイレットロール
であるが、本発明に係るダブルエンボス加工が施された
トイレットロールは、2プライの製品に限定されるわけ
ではなく、表面と裏面とにエンボスが施されていればよ
く、従って、3枚重ねや4枚重ねのトイレットロールで
あってもよい。
【0018】上記の如く施される本発明に係るエンボス
の好適例は、図3に示されるように、実質的に平坦な頂
面を有し、形状が菱形のものである。このエンボスeの
好適な寸法例は、最長長さaが0 .8mm、最短長さ
bが0.39mm、面積が0.156mm2であり、ま
た、このエンボスの好適な付与形態は、長ピッチAが3
.1mm、短ピッチBが1.5mmである。さらに、
図示はされないがエンボス深さは0 .54mmであ
る。そして、頂面P,P間の凹部の形状は、断面が曲線
部を持たない形状とされ、全体としていわゆる台形型の
エンボスとなっている。このエンボスは、上述の金属製
エンボスロールEとして、トイレットペーパーに形成す
るエンボスと同様の形状の突起を複数設けたものを使用
することで、容易に付与することができる。なお、本発
明に係るトイレットロールでにおいては、頂面P,P・
・・がトイレットペーパー10mm四方にあたり約50
〜130個とするのが好適である。
【0019】次いで、本発明のトイレットロールの巻き
密度について説明する。トイレットロールの巻き密度
は、トイレットロールの巻径および芯経等によって調整
する。上述のエンボス形態でダブルエンボス加工を施し
た場合には、芯径35〜40mm、巻径110〜115
mm、巻長40mとし、また、紙厚200〜270μm
とすると、巻き密度を0.820〜0.970m/cm
2の範囲とすることができる。かかる巻き密度とすると
流通上等において問題のない、トイレットロールとして
好適なものとなる。
【0020】次いで、本発明にかかるトイレットロール
の官能評価について説明する。また、米坪、伸び率、引
張強度(引張縦横比)はJISに基づく測定値である。
紙厚は、JIS P 8111の条件下で、尾崎製作所
ダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK G型」を
用いて測定する。具体的には、プランジャーと測定台の
間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを
測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージの
メモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジ
ャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーを
ゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このと
き、プランジャーをのせるだけとする。なお、測定は1
枚で行い、10回の平均値とする。以下に特性試験機に
ついて、型式についても言及するが、基本的な測定原理
が同じであれば、同類の試験機を使用できる。
【0021】本発明者は、ロール巻き固さ、柔らかさ曲
げ特性、圧縮特性の3つの特性を評価基準とするのが望
ましく、さらに好適には前記3つの特性に表面特性を加
えた評価基準とするのが望ましいことを知見した。そし
て、以下で規定する特性を可能な限り多く充足するもの
が、現実のトイレットロールまたはトイレットペーパー
に関し、より商品価値の高いものであることも知見し
た。
【0022】1)ロール巻き固さ:T0−TM このロール巻き固さの試験には、カトーテック株式会社
製「ハンディー圧縮試験機 KES−G5」を用い、図
4に示すように、鋼板で形成された水平な台座D上にト
イレットロールTRをその中心軸が水平になるように横
置きし、ロール胴部外周の上面中心に圧縮面積2cm2
の円形平面をもつ鋼板Gを当接させ、この当接した状態
をゼロ点として、かかるゼロ点から前記円形平面を持つ
鋼板を圧縮荷重0.5gf/cm2かつ速度10mm/
分で鉛直下方に移動させてトイレットロールを圧縮し、
押し込みが安定した状態でのロール厚みを測定した後、
圧縮荷重を50gf/cm2かつ速度10mm/分でさ
らに圧縮して押し込みが安定した状態でのロールの厚み
を測定し、それらの測定値からロールまき固さを評価す
るものである。本発明においては荷重0.5gf/cm
2での厚みT0と50gf/cm2での厚みTMの変位差
T0−TMを2プライで1.40〜2.00mmとす
る。T0−TMが大きいほど、50gf/cm2まで押
し込んだ時の押し込み深さが大きく、ふんわりとした紙
質であることを示す。すなわち、ふんわり感に対応す
る。
【0023】2)柔らかさ曲げ特性:B この柔らかさ曲げ特性の試験には、カトーテック株式会
社製「自動化純曲げ試験機 KESFB2−AUTO−
A」を用い、図5に示すように、幅20cmの紙試料を
チャック間隔を1cmとし、一方を常に円弧を保つ純曲
げにより最大曲率2.5cm-1まで表側に曲げた後に元
に戻し、次に最大曲率−2.5cm-1まで裏側に曲げた
後に元に戻したときにおける、曲率と曲げモーメントと
の関係を評価するものである。
【0024】この関係は、図6に示すヒスレリシス曲線
上の値として得られ、本発明においては、曲率0.5〜
1.5cm-1の間の平均傾斜であらわされる紙の曲げ固
さBの縦と横の平均値(B平均)を2プライで0.00
60〜0.0140g・cm2/cm以下とする。曲げ
固さBの平均値(B平均)が大きいほど曲げ難く固い。
本発明の範囲によれば、折り曲げの抵抗が小さいものと
なる。すなわち、柔らかさに優れたものとなる。
【0025】3)圧縮特性:LC,TM/(T0−T
M) この圧縮特性の試験には、カトーテック株式会社製「ハ
ンディー圧縮試験機KES−G5」を用い、圧縮面積2
cm2の円形平面をもつ鋼板間で、最大圧縮荷重50g
f/cm2まで紙試料を圧縮し、元に戻すときの圧縮特
性を評価するものである。このときの図6に示される圧
縮特性において、本発明においては、荷重と厚みの変位
曲線の直進性を2プライで0.3000(−)以上の直
進性を示すものとする。
【0026】ここで、直進性(圧縮固さ)LCとは、図
7に示す斜線部の面積S/△ABCの面積の割合を示
す。LCは、押し込み深さに対する反発力の直進性を意
味し、固いものほど直進性が高く数値が高い。手で押し
込んだときの適度な反発力が感じられる数値範囲であ
る。すなわち弾力感に対応する。
【0027】4)表面特性:MMD及びMIU この表面特性の試験には、カトーテック株式会社製「摩
擦感テスター KESSE」を用いることができる。測
定に際しては、図8に示すように、横断面直径0.5m
mのピアノ線からなり、その接触面の長さは5mmであ
る摩擦子を、紙試料に10gの接触圧で接触させなが
ら、移動方向に20g/cmの張力を紙試料に与えつ
つ、0.1cm/秒の速度で2cm移動させたときの、
摩擦係数を測定する。本発明においては、摩擦係数の平
均偏差(摩擦子を移動させたときの表面厚さの変動、す
なわち摩擦係数を摩擦距離(移動距離=2cm)で割っ
た値)MMDにおける2プライでの表面の縦及び横と裏
面の縦及び横の平均値(MMD表裏平均)を0.028
0(−)以下とする。このMMDは滑らかさに対応す
る。また、紙の平均摩擦係数MIUにおける2プライで
の表面の縦及び横と裏面の縦及び横の平均値(MIU表
裏平均)が0.3800〜0.4000(−)とする。
このMIU表裏平均は心地よく感じる抵抗感というべき
感触に対応する。
【0028】以上の測定値を所定範囲にすることによ
り、エンボス加工が施されたトイレットロールに求めら
れる品質特性が再現される。
【0029】ロール巻き固さおよび圧縮特性は、原料の
LBKPとNBKPの配合比率とパルプの種類(繊維粗
度、あるいは原料となる樹木の種類や樹齢)、叩解度、
抄紙水分、カレンダー間隙・圧力・材質などにより調整
することが可能である。パルプは、古紙パルプを配合し
ないものが望ましい。
【0030】柔らかさ曲げ特性は、引張強度、縦横比、
クレープ形状(クレープ率、クレープの高低差等)、水
分率、密度、紙力剤の添加等により調整することが可能
である。
【0031】表面特性は、パルプ配合、カレンダー条
件、抄紙水分、ドクターの刃先角度、ブレード角度、接
着・剥離強度バランス、クレープ率などにより調整する
ことが可能である。
【0032】以上の4つの特性は1つの特性が変化する
と他の特性も変化し、また、エンボスの形状やロール巻
き密度によっても変化し、コントロールが難しい。これ
らの特性を数値化し、製造条件変更に伴う各品質特性の
変位をデータとして相関を把握することにより、消費者
が求めるトイレットロールの品質を再現することができ
る。
【0033】
【実施例】実施例および比較例の紙質データ、製品形
態、ロール巻き固さ、柔らかさ曲げ値、圧縮特性、およ
び他の特性と、成人100名の実際の官能評価とを表1
に示す。なお、官能評価は、「ふんわり感」「柔らか
さ」「弾力性」について1〜5の5段階で評価し平均値
で表したもので、数値が高いほど評価が高いことを示
す。比較例はすべて現在の市販品を示すものである。
【0034】
【表1】
【0035】以上の結果からして、実施例のものは、
「ふんわり感」「柔らかさ」「弾力性」「トイレットロ
ール適性」のすべてにおいて、優れていることが判る。
【0036】また、実施例は市販に供されている比較例
と比較してトイレットロールとして流通上および使用上
の問題があるものではなかった。
【0037】
【発明の効果】以上詳述のとおり、本発明によれば、使
用上、流通上問題のない巻き固さを有しつつ、ふんわり
感等の官能性を向上させたイレットロールが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダブルエンボス加工が施されたトイレットロー
ルの概略図である。
【図2】ダブルエンボスの付与形態を示す概略図であ
る。
【図3】本発明に係るエンボスの例を示す図である。
【図4】本発明に係るロール巻き固さの試験方法の説明
図である。
【図5】本発明に係る柔らかさ曲げ特性の試験方法の説
明図である。
【図6】柔らかさ曲げ特性の関係図である。
【図7】本発明に係る圧縮特性の試験方法の説明図であ
る。
【図8】本発明の表面特性の試験方法の説明図である。
【符号の説明】
T…トイレットペーパー、TR…トイレットロール、E
…エンボスロール、e…エンボス、P…エンボスの頂
面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダブルエンボス加工が施された二枚重ね以
    上のトイレット用巻取衛生ロール紙であって、巻き密度
    が0.820〜0.970m/cm2であることを特徴
    とするトイレット用巻取衛生ロール紙。
  2. 【請求項2】実質的に平坦な頂面を有し、その面積が
    0.1〜1.0mm2、個数が10mm四方あたりに3
    0〜150個であり、深さが0.2〜2mmであるエン
    ボスが形成されている請求項1記載のトイレット用巻取
    衛生ロール紙。
  3. 【請求項3】二枚重ねのトイレット用巻取衛生ロール紙
    であって、その中心軸が水平となるように鋼板上に横置
    きにした状態で、そのトイレットロールのロール胴部の
    上端中心を、圧縮断面積2cm2の円形平面をもつ鋼板
    にて、圧縮荷重50gf/cm2で前記トイレットロー
    ルを圧縮したときの厚みと圧縮荷重0.5gf/cm2
    でトイレットロールを圧縮したときの厚みとの変位差で
    あらわされるロール巻き固さが、1.40〜2.00m
    mである請求項1または2記載のトイレット用巻取衛生
    ロール紙。
  4. 【請求項4】二枚重ねのトイレット用巻取衛生ロール紙
    であって、圧縮断面積2cm2の円形平面をもつ鋼板間
    で、最大圧縮荷重50gf/cm2まで紙試料を圧縮
    し、元に戻すときの、荷重と厚みの変位曲線の直進性
    が、0.3000(−)以上であり、かつ、圧縮断面積
    2cm2の円形平面をもつ鋼板間で、圧縮荷重50gf
    /cm2で紙試料を圧縮したときの厚みと圧縮荷重0.
    5gf/cm2で紙試料を圧縮したときの厚みとの変位
    差で、前記圧縮荷重50gf/cm2で圧縮したときの
    厚みを除算したときの圧縮特性値が1.500(−)以
    下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のトイレッ
    ト用巻取衛生ロール紙。
  5. 【請求項5】二枚重ねのトイレット用巻取衛生ロール紙
    であって、幅20cmの紙試料をチャック間隔を1cm
    とし、一方を常に円弧を保つように純曲げにより最大曲
    率2.5cm-1まで表側に曲げた後に元に戻し、次に最
    大曲率−2.5cm-1まで裏側に曲げた後に元に戻した
    ときにおける、曲率と曲げモーメントとの関係におい
    て、曲率0.5〜1.5cm-1の間の平均傾斜であらわ
    される紙のやわらかさ曲げ値の縦と横の平均値が0.0
    060〜0.0140g・cm2/cmである請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のトイレット用巻取衛生ロー
    ル紙。
  6. 【請求項6】米坪が13〜20g/m2、密度が0.1
    0〜0.15g/cm3、紙厚が200〜270μmで
    ある請求項1〜5のいずれか1項に記載のトイレット用
    巻取衛生ロール紙。
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