JP2003193708A - 車両用インサイドドアハンドル装置 - Google Patents

車両用インサイドドアハンドル装置

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JP2003193708A
JP2003193708A JP2001398322A JP2001398322A JP2003193708A JP 2003193708 A JP2003193708 A JP 2003193708A JP 2001398322 A JP2001398322 A JP 2001398322A JP 2001398322 A JP2001398322 A JP 2001398322A JP 2003193708 A JP2003193708 A JP 2003193708A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアトリムの開口部周縁部の十分な強度を確
保しつつも、カバーの取付性を維持するとともにドアト
リムとカバーとの間の隙間をうめることができる車両用
インサイドドアハンドル装置の提供を図る。 【解決手段】 ハンドルベース11にドアトリム21の
開口部22周縁部を支持する支持部38、38を設け、
この支持部38、38の先端部をドアトリム21に潜り
込み可能な三角突起39として構成し、該三角突起39
でドアトリム21を潰し合わせてカバー12を取け付け
る。そのため、ハンドルベース11の支持部38により
ドアトリム21の開口部22周縁部の強度が高まる。し
かもドアトリム21の開口部22周縁部を支持した構造
であっても、支持部22の三角突起39でドアトリム2
1を潰し合わせてカバー12を取け付けるため、カバー
12の取付性が維持されるとともにドアトリム21とカ
バー12との隙間を確実にうめることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用インサイドド
アハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用インサイドドアハンドル装置に
は、例えば図7や特開平9−317265号公報等に示
すようなものがある。この種のインサイドドアハンドル
装置1は、図7に示すように、ドアインナーパネル5に
固定され且つ図示せぬハンドルを軸支するハンドルベー
ス2と、ドアトリム4の開口部4aからハンドルを露出
させつつハンドルベース2の非装飾部を隠すカバー3
と、を備えている。
【0003】カバー3の取り付けは、カバー3のブラケ
ット部3aをドアトリム4の開口部4aから挿入し、カ
バー3の周縁脚部3bをドアトリム4に表面に当接させ
た状態で該カバー3のブラケット部3aの係止孔3cを
ハンドルベース2の係止爪2aに係止させることによっ
て行われる。
【0004】この種のインサイドルハンドル装置1で
は、ドアトリム4の開口部4aの近傍を非支持とするこ
とでドアトリム4の撓み性を利用し、ドアトリム4に弾
性伸縮変形し難い素材を用いた場合であってもカバー3
の取付性を維持しつつカバー3とドアトリム4と隙間を
小さくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにドアトリム4の開口部4a近傍を非支持とした構造
では、ドアトリム4の開口部4a周縁部に力が加わった
際にドアトリム4がインナーパネル5側に過度に沈み込
んで、軟弱なイメージを与えて商品価値を低下させてし
まうおそれがある。
【0006】一方、ドアトリム4の開口部4a周縁部に
おける強度をだすために、ハンドルベース2またはドア
インナーパネル5などに固定手段を設けて該固定手段で
ドアトリム4の開口部4a周縁部を固定してしまうとド
アトリム4の撓み代がなくなり、ドアトリム4とハンド
ルベース2とカバー3との寸法誤差によってカバー3の
取付性が低下するかもしくはカバー3とドアトリム4と
の隙間が拡大することとなってしまう。
【0007】本発明はこのような従来技術を背景に為さ
れたものであって、ドアトリムの開口部周縁部の十分な
強度を確保しつつも、カバーの取付性を維持するともに
ドアトリムとカバーとの間の隙間をうめることができる
車両用インサイドドアハンドル装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、ドアインナーパネルに固定され且つハンドルを
軸支するハンドルベースと、少なくとも前記ハンドルを
露出させつつドアトリムの開口部まわりを化粧するカバ
ーと、を備え、カバーの周縁脚部をドアトリム開口部周
縁部の表面に当接させた状態で該カバーをハンドルベー
スに取り付ける車両用インサイドドアハンドル装置にお
いて、前記ハンドルベースに前記ドアトリムの開口部周
縁部を支持する支持部を設け、該支持部の先端部を前記
ドアトリムに潜り込み可能な三角突起として構成し、前
記支持部の三角突起でドアトリムを潰し合わせてカバー
を取け付けることを特徴とするものである。
【0009】請求項1記載の発明によれば、ハンドルベ
ースにドアトリムの開口部周縁部を支持する支持部を設
け、この支持部の先端部をドアトリムに潜り込み可能な
三角突起として構成し、該三角突起でドアトリムを潰し
合わせてカバーを取け付けることを特徴とするため、ま
ず、ハンドルベースの支持部によりドアトリムの開口部
周縁部の強度が高まる。しかもドアトリムの開口部周縁
部を支持した構造であっても、支持部の三角突起でドア
トリムを潰し合わせてカバーを取け付けるため、カバー
取付性が維持されるとともにドアトリムとカバーとの隙
間を確実にうめることができる。
【0010】つまり、請求項1記載の発明によれば、ド
アトリムの開口部周縁部の十分な強度を確保しつつも、
カバーの取付性を維持するともにドアトリムとカバーと
の間の隙間をうめることができる
【0011】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の車両用インサイドドアハンドル装置において、前
記ドアトリムの裏面に前記支持部と交差するリブを設け
たことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、ドアトリムの裏面に支持部と交
差するリブを設けたことを特徴とするため、該支持部の
三角突起がドアトリムに対して略点接触することでドア
トリムに対してより潜り込みやすい(干渉しやすい)構
造となる。そのため、三角突起の許容干渉量が大きくな
る分、構成部品(インナーパネル、ハンドルベース、カ
バー、ドアトリム)の寸法誤差に対する許容範囲が大き
くなる。結果、構成部品の寸法管理が容易化しコスト削
減に寄与する。
【0013】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または2記載の車両用インサイドドアハンドル装置にお
いて、前記支持部は、前記カバーの周縁脚部に対してオ
フセット配置してあることを特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加え、前記支持部をカバーの
周縁脚部に対してオフセット配置したことを特徴とする
ため、支持部がドアトリムを介してカバーの周縁脚部の
真下にある場合と比べ、オフセット分だけドアトリムに
撓み代が形成される。そのため、カバー取付性がさらに
向上する。
【0015】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
〜3のいずれか1項記載の車両用インサイドドアハンド
ル装置において、前記カバーを少なくとも2以上の係止
手段を介して前記ハンドルベースに取り付ける構造であ
って、前記2つの係止手段の略中間部に前記支持部を配
置したことを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明によれば、2つの係止
手段の略中間部に前記支持部を配置したことを特徴とす
るため、請求項1〜3の発明の効果を維持しつつ、支持
部の設置個数を減らすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図6を基に説明する。図1はこの実施形態の車両用イ
ンサイドドアハンドル装置の分解斜視図、図2は同車両
用インサイドドアハンドル装置のハンドルベースを示す
下面図、図3は同車両用インサイドドアハンドル装置の
カバー取付前を示す側面図、図4は同車両用インサイド
ドアハンドル装置のカバー取付状態を示す側面図、図5
は図4中のC−C線に沿う断面図、図6は図4中のD−
D線に沿う断面図である。
【0018】この実施形態の車両用インサイドドアハン
ドル装置10は、ハンドルベース11と、カバー12
と、を備えて構成されている。
【0019】ハンドルベース11は、複数のフック部1
3を介してドアインナーパネル14の図示せぬフック係
止孔に係止されるとともにボルトBによってドアインナ
ーパネル14に締結固定されるハンドルベース本体15
と、該該ハンドルベース本体15から突設されてハンド
ル16およびロックノブ17をシャフト18を介して軸
支する支承部19と、ハンドル16を把持可能にすべく
ハンドル16を回り込むように容器状に装飾された装飾
部20と、を備えている。
【0020】ハンドル16は、図示せぬドアロック手段
にワイヤーWを介して連結されていて、このハンドル1
6を回動するとドアロック手段のロックを解除できるよ
うになっている。なお、ロックノブ17は、ハンドル1
6の回動をロックまたは解除するものである。
【0021】ドアインナーパネル14の車室側には、該
ドアインナーパネル14に係脱自在に装着されるドアト
リム21が配され、このドアトリム21にはハンドルベ
ース11に対応する部位に開口部22が形成されてい
る。
【0022】このドアトリム21の開口部22は、ハン
ドルベース11の装飾部20の周縁形状と略同一形状に
形成された方形部22aと、同じくハンドルベース11
の支承部19の周面に沿って所定の間隙を空けて形成さ
れた円形部22bと、からなっている。
【0023】このドアトリム21の開口部22の周縁部
は、方形部22aにおいて、装飾部20の周縁のフラン
ジ23に当接するように車室外側に折り返し形成される
一方、円形部22bにおいて、車室内側に立ち上がり形
成されていて、この開口部22から露出したハンドルベ
ース11の非装飾部位をカバー12で隠して化粧するよ
うになっている。なお、ドアトリム21は、図6に示す
ように、ハンドルベース11のフランジ部23のフック
係止孔24とドアトリム21のフック部25とを介して
ハンドルベース11にも係止されている。
【0024】カバー12は、略ドーム形状に形成され、
少なくともハンドル16およびロックノブ17を露出さ
せるように支承部19上部側の外周形状に合わせて切欠
部26が形成されている。
【0025】この実施形態では、カバー12をハンドル
ベース11に取り付けるための係止手段28、29、3
0が設けられており、各係止手段28、29、30は、
ハンドルベース11の支承部19に外側面に形成された
係止爪31と、カバー12の裏面から突設され且つ前記
係止爪31に係止される係止孔33を有するブラケット
部32と、からなっている。
【0026】カバー12を車室側から組み付けると、カ
バー12のブラケット部32がハンドルベース11の係
止爪31の傾斜面31aに沿って係止爪31を乗り上げ
て、該ブラケット部32の係止孔33が該係止爪31に
落ち込み係止される。なお、図5に示すように、対向す
る係止手段28、30のブラケット部32、32は先端
側に向けて互いに距離が漸次狭くなるように先窄まり状
に形成されており、これによりカバー12は、ハンドル
ベース11側に常時付勢され、該カバー12のリブ35
がハンドルベース11の支承部19の上面36に当接さ
れた状態で取り付けられるようになっている。
【0027】ここで、ハンドルベース11には、ドアト
リム21の開口部22周縁部を支持する2つの支持部3
8、38が設けられていて、この支持部38、38によ
ってドアトリム21の開口部22周縁部の十分な強度が
保たれている。
【0028】そして、この支持部38の先端部は、カバ
ー12の取付状態で少なくともドアトリム21と強干渉
する位置に設定され且つドアトリム21に潜り込み可能
で三角突起39として構成されていて、この三角突起3
9でドアトリム21を潰し合わせてカバー12を取け付
けるようになっている。
【0029】この実施形態では、前記支持部38と交差
するようにドアトリム21の裏面からリブ41が突設さ
れており、そのため、支持部38はドアトリム21と略
点接触するようになっている。また、各支持部38、3
8は、図4に示すようにカバー12の周縁脚部37より
ドアトリム21の開口部22の外周側にオフセット配置
してあり、一方の支持部38は係止手段28、29の略
中間部に配置され、また他方の支持部38は係止手段2
9、30の略中間部に配置されている。
【0030】このように構成された車両用インサイドド
アハンドル装置10のカバー12の取付工程は以下のよ
うに行われる。
【0031】まず、図3に示すカバー12の取付前状態
では、ドアインナーパネル14に係止されたドアトリム
21はフック部25およびフック係止孔24を介してハ
ンドルベース11のフランジ部23にも係止されている
(図6参照)。
【0032】このとき、ドアトリム21の開口部22周
縁の裏面のリブ41は、それぞれの構成部品(ハンドル
ベース11、カバー12、ドアトリム21)の寸法誤差
および取付誤差によって、図3b、図3cに示すように
ハンドルベース11の支持部38の三角突起39に対し
て接触または非接触となっている。
【0033】この状態から、カバー12のブラケット部
32をドアトリム21の開口部22に挿入していき、カ
バー12のブラケット部32の係止孔33をハンドルベ
ース11の係止爪31に係止させることでカバー12を
ハンドルベース11に取り付ける。このとき、カバー1
2の周縁脚部37とハンドルベース11の支持部38の
三角突起39との間でドアトリム21のリブ41を潰し
合わせることで、構成部品(ハンドルベース11、カバ
ー12、ドアトリム21)の寸法誤差が吸収されて、カ
バー12とドアトリム21との間に隙間が無くなる。
【0034】なお、三角突起39は、ドアトリム21の
リブ41に潜り込んで該リブ41をほぼ塑性変形させる
ことで構成部品の寸法誤差を吸収するが、カバー12の
取付後はドアトリム21のリブ41のわずかな復元を利
用してドアトリム21をカバー12に向けて常時付勢す
るようにも作用している。
【0035】このように、この実施形態の車両用インサ
イドドアハンドル装置10によれば、ハンドルベース1
1の支持部38によりドアトリム21の開口部22周縁
部の強度が高まる。しかもドアトリム21の開口部22
周縁部を支持した構造であっても、支持部38の三角突
起39でドアトリム21を潰し合わせてカバー12を取
け付けるため、カバー12の取付性が維持されるととも
にドアトリム21とカバー12との隙間を確実にうめる
ことができる。
【0036】つまり、この実施形態の車両用インサイド
ドアハンドル装置10によれば、ドアトリム21の開口
部22周縁部の十分な強度を確保しつつも、カバー12
の取付性を良好に維持するとともにドアトリム21とカ
バー12との隙間をうめることができる。
【0037】また、この実施形態の車両用インサイドド
アハンドル装置10によれば、ドアトリム21の裏面に
支持部38と交差するリブ41を設け、該リブ41によ
って該支持部38の三角突起39を受けるため、該三角
突起39はドアトリム21に対して略点接触することと
なり該ドアトリム21に対してより潜り込みやすい(強
干渉しやすい)構造となる。そのため、三角突起39の
許容干渉量が大きくなる分、構成部品(ハンドルベース
11、カバー12、ドアトリム21)の寸法誤差に対す
る許容範囲が大きくなる。結果、構成部品の寸法管理が
容易化しコスト削減に寄与する。
【0038】また、この実施形態の車両用インサイドド
アハンドル装置10によれば、支持部38は、カバー1
2の表面に当接する周縁脚部37に対してオフセット配
置してあるため、支持部38がカバー12の周縁脚部3
7の真下にある場合と比べ、オフセット分だけドアトリ
ム21に撓み代が形成される。そのため、カバー12の
取付性がさらに向上する。
【0039】また、この実施形態の車両用インサイドド
アハンドル装置10によれば、係止手段28と係止手段
29との略中間部および係止手段29と係止手段30と
の略中間部30に支持部38、38を配置したため、支
持部38、38の設置個数を減らすことができる。
【0040】なお、ドアトリム21の素材に応じて、ド
アトリム21のリブ41の先端部に、ハンドルベース1
1の支持部38の三角突起39と点接触する三角突起を
設けることもできる。このように、ドアトリム21のリ
ブ41の先端部に三角突起を設けると、ドアトリム21
がより変形し難い素材であっても、上述の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ハンドル
ベースにドアトリムの開口部周縁部を支持する支持部を
設け、この支持部の先端部をドアトリムに潜り込み可能
な三角突起として構成し、該三角突起でドアトリムを潰
し合わせてカバーを取け付けることを特徴とするため、
第1に、ハンドルベースの支持部によりドアトリムの開
口部周縁の強度が高まる。第2に、このようなドアトリ
ム開口部周縁を支持した構造であっても、支持部の三角
突起でドアトリムを潰し合わせてカバーを取け付けるた
め、カバー取付性が維持されるとともにドアトリムとカ
バーとの隙間を確実にうめられる。
【0042】つまり、請求項1記載の発明によれば、ド
アトリムの開口部周縁部の十分な強度を確保しつつも、
カバーの取付性を維持するともにドアトリムとカバーと
の間の隙間をうめることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、ドアトリムの裏面に支持部と交
差するリブを設けたことを特徴とするため、該支持部の
三角突起がドアトリムに対して略点接触することでドア
トリムに対してより潜り込みやすい(干渉しやすい)構
造となる。そのため、三角突起の許容干渉量が大きくな
る分、構成部品(インナーパネル、ハンドルベース、カ
バー、ドアトリム)の寸法誤差に対する許容範囲が大き
くなる。結果、構成部品の寸法管理が容易化しコスト削
減に寄与する。
【0044】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加え、前記支持部をカバーの
周縁脚部に対してオフセット配置したことを特徴とする
ため、支持部がドアトリムを介してカバーの周縁脚部の
真下にある場合と比べ、オフセット分だけトリムに撓み
代が形成される。そのため、カバー取付性がさらに向上
する。
【0045】請求項4記載の発明によれば、2つの係止
手段の略中間部に前記支持部を配置したことを特徴とす
るため、請求項1〜3の発明の効果を維持しつつ、支持
部の設置個数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの実施形態の車両用インサイドドアハ
ンドル装置の分解斜視図。
【図2】図2は同車両用インサイドドアハンドル装置の
ハンドルベースを示す下面図。
【図3】図3は同車両用インサイドドアハンドル装置の
カバー取付前を示す図であって、分図aは側面図、分図
bは分図a中A−A断面図、分図cは分図a中B−B断
面図。
【図4】図4は同車両用インサイドドアハンドル装置の
カバー取付状態を示す図であって、分図aは側面図、分
図bは分図a中A−A断面図、分図cは分図a中B−B
断面図。
【図5】図5は図4中のC−C線に沿う断面図。
【図6】図6は図4中のD−D線に沿う断面図。
【図7】図7は従来の車両用インサイドドアハンドル装
置を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 車両用インサイドドアハンドル装置 11 ハンドルベース 12 カバー 14 ドアインナーパネル 16 ハンドル 21 ドアトリム 22 開口部 28 係止手段 29 係止手段 30 係止手段 37 周縁脚部 38、38 支持部 39 三角突起 41 リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインナーパネルに固定され且つハン
    ドルを軸支するハンドルベースと、少なくとも前記ハン
    ドルを露出させつつドアトリムの開口部まわりを化粧す
    るカバーと、を備え、カバーの周縁脚部をドアトリム開
    口部周縁部の表面に当接させた状態で該カバーをハンド
    ルベースに取り付ける車両用インサイドドアハンドル装
    置において、 前記ハンドルベースに前記ドアトリムの開口部周縁部を
    支持する支持部を設け、該支持部の先端部を前記ドアト
    リムに潜り込み可能な三角突起として構成し、前記支持
    部の三角突起でドアトリムを潰し合わせてカバーを取け
    付けることを特徴とする車両用インサイドドアハンドル
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用インサイドドアハ
    ンドル装置において、 前記ドアトリムの裏面に、前記支持部と交差するリブを
    設けたことを特徴とする車両用インサイドドアハンドル
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両用インサイ
    ドドアハンドル装置において、 前記支持部は、前記カバーの周縁脚部に対してオフセッ
    ト配置してあることを特徴とする車両用インサイドドア
    ハンドル装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両
    用インサイドドアハンドル装置において、 前記カバーを少なくとも2以上の係止手段を介して前記
    ハンドルベースに取り付ける構造であって、 前記2つの係止手段の略中間部に前記支持部を配置した
    ことを特徴とする車両用インサイドドアハンドル装置。
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