JP2003191776A - 取付システムおよびそれを含む車両用シートアセンブリ - Google Patents

取付システムおよびそれを含む車両用シートアセンブリ

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JP2003191776A JP2002357291A JP2002357291A JP2003191776A JP 2003191776 A JP2003191776 A JP 2003191776A JP 2002357291 A JP2002357291 A JP 2002357291A JP 2002357291 A JP2002357291 A JP 2002357291A JP 2003191776 A JP2003191776 A JP 2003191776A
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Philippe Demptos
フィリップ・デンプトス
Donald Sharnowski
ドナルド・シャーノウスキ
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Faurecia Automotive Seating Canada Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シングルハンドルリリース機能を持ち、安価、
軽量であり、且つ動作が信頼できる車両用前倒れシート
を提供する。 【解決手段】マウント38は車両に取り付けられ、横軸
を画定し、物体の第1部分36は、物体の第2部分50
に接続されたラッチ42が前記車両に取り付けられた係
合部材44と選択的に係合する設計位置まで物体が軸A
を中心に枢動できるように、マウント38に取り付けら
れる。ストライカプレート48にはスロットがあり、ス
ロットの長手方向の両側には1対の連続ソケットがあ
る。ストライカピン46は第2部分50に接続され、物
体がその設計位置まで移動する間にスロット内にスロッ
トの閉端まで移動する。ソケットは、物体の変形によ
り、ピンがその内部にそれぞれ後方限界位置および前方
限界位置まで長手方向に移動することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両および車両に
取り付けられる物体に使用するための取付システムに関
し、さらに詳しくは、車両用シートの取付システムに関
する。本発明はまた、取付システムを含む車両用シート
アセンブリをも含む。
【0002】
【従来の技術】乗用車は一般的に「前倒れ」シートを有
する。そうしたシートは、車両のシート後部の室内空間
への出入りを容易にするために、シートを転倒した状態
に動かすことができるように構成される。この目的のた
めに、シートフレームは、シート前端に隣接する車両床
に枢着され、且つシート後端に隣接する車両床に解放自
在に取り付けられる。これに関する好例が、2001年
4月24日に発行された米国特許第6,220,665
号(ディンゲル(Dingel)ら)である。
【0003】前倒れシートはしばしば、シートバックが
シートクッション上に載置する畳み込み位置までシート
バックを前方に折り曲げることを可能にする、折り畳み
機能を備えている。この機能を備えたシート(「フォー
ルドアンドタンブルシート(fold and tumble seat)」)
は、シートバックがその畳み込み位置にあるときに、シ
ート後端の解放により、シートバックが車両室内の前部
に突出することなく、シートクッションが実質的に垂直
に方向付けられる折り重ね位置までシートを前方に枢動
することが可能になるので、有利である。1996年3
月12日に発行された米国特許第5,498,051号
(スポンスラ(Sponsler)等)は、これに関する好例であ
る。
【0004】一般的な前倒れシート(フォールドアンド
タンブル亜種であるか否かに関わらず)の後端は、車両
床によってもたらされる対応する突耳と係合するために
それぞれの係合位置に枢動可能な1対の横方向に間隔配
置されたラッチフックによって車両床に取り付けられ
る。これに関する好例が、1996年3月12日に発行
された米国特許第5,498,051号(スポンスラ等)
である。当業界で周知の通り、前記対を形成するラッチ
フックは一般的に、「シングルハンドルリリース」機能
を促進するためにスレーブロッド、スレーブケーブルま
たは類似物のシステムによって、同時に作動するように
相互に接続され、これはとりわけ設計の人間工学を改善
し、その結果として消費者に受け入れられる。スポンス
ラらの引例では、例えばタイロッドが1対のカムと作動
的に結合し、カムの各々がそれぞれのラッチフックに形
成されたローブに作用してその係合位置と解放位置との
間の移動を引き起こす。
【0005】単一ラッチフックだけを利用してシートの
後端を車両に取り付ける装置は、先行技術で知られてい
る。これは、スレーブロッドまたは類似物の複雑なシス
テムに関連付けられるコスト、重量、および信頼性の問
題を回避し、所望のシングルハンドルリリース機能を達
成する。しかし、特に前部破壊状態中に、負荷が極端に
なり得るときに、シートが解放されないことを保証する
ために、そうした装置のラッチおよびシートフレームの
両方の構造は、対になったラッチを組み込んだ装置(対
ラッチシートアセンブリ)に特徴的な構造より一般的に
頑健であり、先端的材料および製造技術をそこに組み込
むことによってシートフレームをより頑健にする場合、
それはコストに悪影響を与えるおそれがあり、より大き
くより頑健な構成部品を装備することによってシートフ
レームをより頑健にする場合には、重量に悪影響を与え
るおそれがある。例えば2002年5月28日に発行さ
れた米国特許第6,394,525号(シーボルド(Sieb
old))では、比較的大きい枢支管を使用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シン
グルハンドルリリース機能を持ち、且つ製造が比較的経
済的であり、比較的軽量であり、且つ動作が比較的信頼
できる前倒れシートアセンブリをもたらすために、シー
ト部材に使用することのできる取付システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】中でも特に、この目的
は、本発明によって達成される。
【0008】一態様では、本発明は、車両用の取付シス
テムおよび車両に取り付けられる物体を含み、該物体は
第1部分および第2部分を有し、該車両は前端、後端、
前端と後端との間に伸長する長手軸、および長手軸に対
して実質的に直角な横軸を有する。
【0009】取付システムは、車両に近接する横方向の
第1枢軸を画定し、且つ第1枢軸を中心にして設計位置
まで物体を枢動するように物体の第1部分を車両に取り
付けるための取付手段を含む。
【0010】取付システムは、ラッチ部材、ラッチ係合
部材、ストライカピン、およびストライカプレートをさ
らに含む。
【0011】ラッチ部材は使用中に物体の第2部分に取
り付けられる。
【0012】ラッチ係合部材は使用中に前記車両に取り
付けられ、物体がその設計位置にあるときにラッチ部材
と選択的に確実に係合するようになっている。
【0013】ストライカピンは使用中に物体の第2部分
に、ラッチ部材に対して横方向に間隔をおいた関係に不
動に取り付けられる。
【0014】ストライカプレートは開端および閉端を有
するスロットをもたらし、且つ該スロットの片側にそれ
に隣接して配設されたソケットをさらにもたらす。スト
ライカプレートは使用中、ソケットがスロットに対して
前方に配設される動作位置で前記車両に取り付けられ、
その位置でストライカピンは、物体のその設計位置への
前記枢動中に、スロットの開端内へ移動し、且つスロッ
トの閉端に隣接すると共に長手方向に後方でソケットに
隣接する設計位置まで前記スロットに沿って移動する。
【0015】ソケットは、使用中に、車両の前部破壊条
件下で、前記物体の変形の作用によって、ストライカピ
ンが前方限界位置まで長手方向に前方に移動することが
でき、そこでストライカプレートがストライカピンに接
触してストライカピンのさらなる長手方向の前方移動が
阻止されるような形状および寸法に形成する。
【0016】本発明の別の態様では、好ましくは、スト
ライカプレートは、スロットの両側にそれと隣接して実
質的に対向する関係に配設された1対のソケットをもた
らし、ソケットの対は使用中、スロットの長手方向の両
側に配設され、各々が、使用中に車両の後部および前部
破壊条件下で前記物体の変形の作用によって、ストライ
カピンが後方限界位置および前方限界位置までそれぞれ
長手方向に移動することができ、そこでストライカプレ
ートがストライカピンに接触してストライカピンのさら
なる長手方向の移動が阻止されるような形状および寸法
に形成する。
【0017】本発明の別の態様では、ラッチ部材は好ま
しくは、係合位置と解放位置との間を選択的に移動でき
るように物体の第2部分に枢着された第1ラッチフック
を備え、ラッチ係合部材は突耳部材を備え、突耳部材
は、第1ラッチフックが解放位置から係合位置に移動し
たときに第1ラッチフックによって選択的に確実に係合
されるようになっている。
【0018】別の態様では、本発明はまた、前端、後
端、前端と後端との間に伸長する長手軸、および長手軸
に対して実質的に直角に配置された横軸を有する、車両
に取り付けられるシートアセンブリをも含む。
【0019】シートアセンブリは、第1部分および第2
部分を有する支持部材を含むシート部材を備えている。
シートアセンブリは、支持部材の第1部分が物体の第1
部分を画定し、支持部材の第2部分が物体の第2部分を
画定し、且つシート部材の設計位置が占有可能位置とな
るように、シート部材に使用される前記取付システムを
さらに備えている。
【0020】他の態様として、第1ラッチフックは、シ
ートアセンブリが変形形状に前部変形した状態で、その
係合位置からその解放位置に向かって移動するようにさ
せることが好ましく、シートアセンブリがその変形形状
のときに突耳部材に確実に係合する係合位置と、突耳部
材との係合を外される解放位置との間を選択的に移動で
きるように、支持部材の第2部分に枢着された第2ラッ
チフックを設ける。
【0021】本発明の他の態様では、シート部材はシー
トクッション部およびシートバック部を含むことが好ま
しく、支持部材、シートクッション部、およびシートバ
ック部の各々がシート部材の設計位置によって画定され
るそれぞれの設計位置を有する。
【0022】別の態様では、シート部材は、シートクッ
ション部がその設計位置に配置されたときに、シートク
ッション部と実質的に横方向に並ぶと共にシートクッシ
ョン部の後端に隣接して配置される第2枢軸を画定する
ことが好ましい。
【0023】別の態様では、シート部材は、シートクッ
ション部がその設計位置に配置されているときに、シー
トバック部が第2枢軸を中心にしてその設計位置から、
それがシートクッション部に載置する畳み込み位置ま
で、シートクッション部に対して選択的に可逆的に前方
に枢動することができるようにするのが好ましい。
【0024】本発明の別の態様では、シート部材は、シ
ートバック部がその畳み込み位置にあるときに、支持部
材、シートバック部、およびシートクッション部が第1
枢軸を中心にして、シートクッション部が実質的に垂直
に方向付けられ且つシートバック部が前記シートクッシ
ョン部から実質的に前方に配置されるそれぞれの折り重
ね位置まで、同時に選択的に可逆的に前方に枢動するこ
とができるようにするのが好ましい。
【0025】本発明の別の態様では、シートクッション
部は支持部材に着脱自在に接続することが好ましく、且
つ、シートバック部および支持部材とは独立に、その設
計位置と、シートクッション部の設計位置より相対的に
前方に位置すると共にシートクッション部が実質的に垂
直に方向付けられる収納位置との間で移動できるように
することが好ましい。
【0026】本発明の別の態様では、シートクッション
部がその収納位置にあるときに、シートバック部が、支
持部材の第2部分に隣接して配置された横方向第4枢軸
を中心として、その設計位置から、シートバック部がシ
ートクッション部に対して後方にネスティングされると
共に実質的に水平に方向付けられる偏平折り畳み位置ま
で、選択的に可逆的に前方に折り畳み移動することがで
きるように、シート部材を適応させることが好ましい。
【0027】本発明の別の態様では、シート部材は、第
1シートバック取付アセンブリおよび第2シートバック
取付アセンブリを含む1対のシートバック取付アセンブ
リをさらに備えることが好ましく、前記対のシートバッ
ク取付アセンブリの各々が、シートバック部に確実に取
り付けられた遠位部と、第4枢軸を中心に枢動するよう
に支持部材に取り付けられた近位部とを含み、第4枢軸
を中心とするシートバック部の前記選択的枢動に備え
る。
【0028】本発明のさらに別の態様では、好ましく
は、各シートバック取付アセンブリの近位部は回転子ア
ームであり、遠位部はシートバック取付ブラケットであ
り、回転子アームおよびシートバック取付ブラケットは
第2枢軸を中心に選択的に相対枢動ができるように相互
に取り付けられ、それによって第2枢軸を中心とするシ
ートバック部の前記選択的な可逆的前方枢動に備える。
【0029】本発明の別の態様では、第1シートバック
取付アセンブリの回転子アームにガイドスロットを形成
することが好ましく、支持部材から前記ガイドスロット
内に制限ピンが不動に伸長することが好ましい。
【0030】ガイドスロットは、第4枢軸を中心に弧状
に伸長し、シートバック部の偏平折り畳み位置によって
画定されるその偏平折り畳み位置と、シートバック部の
設計位置によって画定されるその設計位置との間の回転
子アームの移動を制限する。
【0031】本発明のさらに別の態様では、第4枢軸を
中心とするシートバック部の前記選択的な可逆的前方折
り畳み移動はラッチ爪の制御下で行なわれることが好ま
しく、前記ラッチ爪は、それが前記第1シートバック取
付アセンブリの回転子アームの対応する爪受容面とラッ
チ係合して前記回転子アームがその設計位置から離れる
動きを阻止する係合位置と、それが爪受容面との接触を
外れて前記回転子アームがその設計位置からその偏平折
り畳み位置に向かって移動できる解放位置との間で枢動
できるように、支持部材に取り付けられる。
【0032】さらに別の態様では、第2枢軸を中心とす
るシートバック部の前記選択的な可逆的前方枢動は1対
の回転自在の止め爪の制御下で行なわれ、回転自在の止
め爪は各々、前記各回転子アームに枢着されたシートバ
ック取付ブラケット上の対応する止め爪受容面にそれが
係合して前記シートバック取付ブラケットがその設計位
置から離れて前方に移動するのを阻止する係合位置と、
それが止め爪受容面との接触を外れて前記シートバック
取付ブラケットがシートバック部の畳み込み位置によっ
て画定されるその畳み込み位置に向かって移動できる解
放位置との間で移動できるように、それぞれの回転子ア
ームに枢着される。
【0033】本発明の他の利点、特徴、および性質のみ
ならず、構造の関連要素の操作方法および機能、ならび
に部品の組合せおよび製造の経済性は、添付の図面に関
連する以下の詳細な説明および特許請求の範囲を考慮す
ることにより、一層明確になるものである。添付の図面
では、同様の部品を表すために共通の参照符号を用いて
いる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、前端24、後端26、前
端24と後端26との間を伸長する長手軸X−X、およ
び長手軸X−Xに対して実質的に直角に配置される横軸
Y−Yを有する型の車両22で使用する、本発明の好適
な実施形態に係るシートアセンブリ29を示す。
【0035】シートアセンブリ29は、図2で一般参照
符号28で表され、支持部材32を含むシート部材を備
えており、シート部材28は一般参照符号20で示され
る本発明の取付システムの好適な実施形態で使用され
る。
【0036】取付システム20は、図2で一般参照符号
34で表された、車両22に近接した横方向第1枢軸A
−Aを画定すると共に、シート部材28が占有可能であ
る図2に示す設計位置まで第1枢軸A−Aを中心にシー
ト部材28を枢動できるように、支持部材32の第1部
分36を車両22に取り付けるための取付手段を備えて
いる。図示する通り、好適な取付手段34は、横管39
を中心に円を描く関係に車両22の床面40に不動に取
り付けられらた前部締着ブラケット38を備えているこ
とが分かり、該横管39はその両端に1つづつ取り付け
られた1対の相対する取付ブラケット41A、41Bを
有する。
【0037】加えて、以下で説明するように、取付シス
テム20はラッチ部材42、ラッチ係合部材44、スト
ライカピン46、およびストライカプレート48を備え
ている。
【0038】ラッチ部材42は、図3および図4に示す
通り、以下の段落でより詳しく論じる支持板79の作用
により、図4および図5に示す係合位置と図6に示す解
放位置との間で選択的に移動できるように、支持部材3
2の第2部分50に作動的に枢着された第1ラッチフッ
ク43を備えている。
【0039】第1ラッチフック43のそうした移動を行
なうために、枢動自在の解除ハンドルに作動的に取り付
けられたボーデンケーブルなど、従来の加動手段(どち
らも図示せず)を使用することができる。同様に、ばね
(図示せず)を使用して第1ラッチフック43をその係
合位置に偏倚させることもできる。
【0040】シート部材28がその設計位置にあるとき
に、ラッチ係合部材44すなわち車両床40に確実に固
定された突耳部材は、第1ラッチフック43がその係合
位置に移動した後、第1ラッチフック43によって選択
的に確実に係合されるようになっている。
【0041】ストライカピン46は、図2に最もよく示
すように、ラッチ部材42に対して横方向に間隔をおい
て配置された関係に、支持部材32の第2部分50に取
り付けられる。
【0042】ストライカプレート48は車両22の床4
0に取り付けられ、図20に示すように開端54および
閉端56を有する一般的に弧状のスロット52をもたら
し、前記車両床40の作動位置に取り付けられ、その位
置で、図7、8、5の移動の順序によって示されるよう
にシート部材28がその設計位置まで前記枢動する間
に、ストライカピン46が開端54内へ移動し、且つ前
記スロット52に沿って、ストライカピン46とスロッ
ト52の閉端56との接触によって画定されるストライ
カピン設計位置まで移動することができるように、スロ
ット52は第1枢軸A−Aを中心に円弧状に伸長する。
ストライカピン46のスロット52内およびそれに沿っ
てその設計位置までの移動は、図20で矢印Jの方向に
よって示される。
【0043】ストライカプレート48は、各々ストライ
カピン46をその中に交互に密嵌関係に受容するような
形状および寸法に作られた1対のソケット58、58’
をさらにもたらす。ソケット58、58’はスロット5
2の長手方向に両側に実質的に対向関係に配置され、そ
れらに隣接しており、車両22の後部または前部いずれ
かの破壊の条件下で、そのような破壊条件下でのシート
部材28の変形の作用によって、ストライカピン46が
その中へそれぞれ後方限界位置または前方限界位置まで
上方長手方向に移動することが可能となる。
【0044】後部限界位置では、ストライカピン46の
垂直方向の移動は、さらなる後方長手方向の移動と同様
に、ストライカピン46とソケット58’の接触によっ
て阻止される。前方限界位置では、ストライカピン46
の垂直方向の移動は、さらなる前方長手方向の移動と同
様に、ストライカピン46とソケット58との接触によ
って阻止される。ストライカピン46のその後方限界位
置への移動は、図9、10、11に示される移動の順序
によって示される。ストライカピン46のその前方限界
位置への移動は、図9、12、13に示す移動の順序に
よって示される。
【0045】上記の組合せは、それがとりわけ対型ラッ
チシートアセンブリによって提示されるものと同様のラ
ッチ特性を前部破壊状態で(そうした特性が最も望まれ
るときに)示す前倒れシートを提供し、対型ラッチシー
トアセンブリで達成できるシート部材を比較的軽量で経
済的に構成しながら、同時にシングルハンドルリリース
機能を、この機能性を達成するために対型ラッチシート
アセンブリで一般的に利用されるスレーブシステムに関
連付けることのできる付随コスト、重量、および信頼性
の問題を生じることなく組み込むことができるという点
で、それ自体、それだけで実質的な有用性を持つことは
明白である。
【0046】しかし、好適な実施形態では、さらなる特
徴が追加的に提供される。
【0047】1つのそうした特徴は図4に示す第2ラッ
チフック53を含み、この第2ラッチフック53は、係
合位置(図5に示す通り)と解放位置(図6に示す通
り)との間で移動できるように第2部分50に(再び、
以下の段落で説明する支持板79の作用により)作動的
に枢着される。
【0048】図26に最もよく示すように、長尺ガイド
スロット55が第1ラッチフック43に形成され、第2
ラッチフック53に不動に固定されたピン部材57が第
2ラッチフック53からガイドスロット55内に伸長し
て前記ガイドスロット55と空動摺動関係に係合し、そ
れによって、第1ラッチフック43がその係合位置とそ
の解放位置との間で移動したときに、第2ラッチフック
53がその係合可能位置とその解放位置との間で移動を
行なうようにする。この構成により、車両22の前部破
壊条件下で、シート部材28に掛かる負荷力は、図14
Aに示すようにそれを前方に圧迫して形状を変形させる
のに充分な大きさになることができるので、第1ラッチ
フック43はその係合位置から部分的にその解放位置に
向かって移動し、それにより、その係合可能位置を維持
している第2ラッチフック53は突耳部材44に確実に
係合する。この構成は、第1ラッチフック43がシート
アセンブリ29の不快な「チャック(chuck)」を除去す
る機能を引き受け(すなわち、普通の日常的な使用条件
下でシート部材28と車両22との間の実質的にがたつ
きの無い接続を提供することによって)、第2ラッチフ
ック53が前端破壊中に経験する極端な負荷に耐える充
分に頑健な接続を確実にすることで、機能を一般的に分
担することができるという点で有利である。次に、この
機能の分担は比較的安価な構成になじみやすい。第1ラ
ッチフック43は比較的穏当な負荷にさらされるだけで
あるので、比較的薄肉の材料から構成することができ、
それは比較的低いコストで高精度の製作(すなわち比較
的厳密な公差)になじみやすいので比較的がたつきの無
い完成品が生産される。第2ラッチフック53は高負荷
に耐える必要があるので、比較的厚肉の材料から構成し
なければならないが、それは破壊状態中に係合するだけ
であるので、車両の乗員の安全性に有害な影響を一切及
ぼすことなく、かなり低い公差で安価に形成することが
できる。
【0049】この構成はまた、それがとりわけ前部破壊
状態中のシートアセンブリ29の移動の増大に備えてお
り、それによってかなり深いソケット58、58’を利
用することが可能であり、且つ、それによって前方限界
位置におけるストライカピン46とストライカプレート
48との間の接続の強度が増大するという点でも有利で
ある。図示した好適な実施形態にこの構成が無ければ、
前部破壊状態中にストライカピン46の同様の移動を達
成するために、シート部材をあまり堅固にならないよう
に(図示せず)構成する必要があり、それはとりわけ消
費者承認に影響を及ぼすおそれがある。
【0050】本発明の希望されるが任意選択的なさらな
る特徴によると、シート部材28はシートクッション部
60およびシートバック部62を含み、支持部材32、
シートクッション部60、およびシートバック部62の
各々は、図2に代表的に図示するように、シート部材2
8の設計位置によって画定されるそれぞれの設計位置を
有する。
【0051】希望するさらなる特徴として、シート部材
28は、シートクッション部60がその設計位置に配置
されたときに、実質的に横方向に調整され、シートクッ
ション部60の後端に隣接して配置される第2枢軸B−
Bを画定する。
【0052】希望するさらなる特徴として、シート部材
28は、シートクッション部に対するシートバック部6
2の第2枢軸B−Bを中心とする図15に示すその設計
位置から図17に示す畳み込み位置までの選択的な可逆
的前方枢動(図16に矢印Eによって示す)に備えるよ
うになっている。
【0053】図17に示すようにシートクッション部6
0がその設計位置に配置されているときに、シートバッ
ク部62はその畳み込み位置でシートクッション部60
上に載置する。図17では、仮想輪郭線で示されるシー
トバック部62およびシートクッション部60の室内内
張りが接触していることが分かる。
【0054】さらに、図17に示す畳み込み位置では、
シートバック部62の後部表面64が、例えば積荷、隣
接シートの乗員によって消費される食品または飲料、ま
たはそうした乗員(図示せず)によって操作されるラッ
プトップコンピュータを受容するために、実質的に水平
方向に方向付けられることは明白である。
【0055】シートアセンブリ29はさらに、シートバ
ック部62がその畳み込み位置に配置されているとき
に、図19に矢印Gで示すように第1枢軸A−Aを中心
として、とりわけシートクッション部60が実質的に垂
直に方向付けられ、且つ、シートバック部62が図20
に示すシートクッション部60から実質的に前方に配置
されるそれぞれの折り重ね位置までの支持部材32、シ
ートバック部62、およびシートクッション部60の同
時選択的な可逆的前方枢動に備える。
【0056】したがって、好適な実施形態のシート部材
は、前述した米国特許第6,220,665号の構造に
よって例示される、フォールドアンドタンブル級のもの
である。
【0057】しかし、シートクッションおよびフレーム
が実質的に一体的に構成されているこの引用した先行技
術の構造とは対照的に、シートアセンブリ29の支持部
材32は、そのシートクッション部60およびシートバ
ック部62から区別される。
【0058】したがって、支持部材32、シートバック
部62、およびシートクッション部60の第1枢軸A−
Aを中心とする前記同時選択的な可逆前方枢動に備える
ために、支持部材32は、シートクッション部60およ
びシートバック部62を作動的にそれに接続させる(シ
ートバック部62が実際に支持部材32の第2部分50
に枢接されて、第2枢軸B−Bを中心とするシートバッ
ク部62の前記選択的な可逆的前方枢動に備えてい
る)。
【0059】好適な実施形態のさらなる特徴は、シート
クッション部60と支持部材32との間の上記の区別に
よって助長される。特に、シートクッション部60は支
持部材32に着脱自在に接続され、シートバック部62
および支持部材32とは独立して、その設計位置(図2
1に示す)と収納位置(図22に示す)との間で運動す
るようになっている。収納位置はシートクッション60
の設計位置から比較的前方に位置し、その位置でシート
クッション部60は実質的に垂直に方向付けられる。シ
ートクッション部60のその設計位置とその収納位置と
の間の前記移動に備えるために、好適なシート部材28
は1対の支持管66を含み、各支持管66は、第1枢軸
A−Aを中心とする枢動ができるように(好ましくは図
示した取付手段34の働きにより)車両22に取り付け
られた第1端68と、図2、21および22に最もよく
示すように第1枢軸A−Aに実質的に平行な第3枢軸C
−Cを中心とするその枢動ができるようにシートクッシ
ョン部60に取り付けられた第2端70とを有する。
【0060】シートクッション部60の上述の機能性、
すなわちシートバック部62および支持部材32とは独
立したその移動性は、とりわけ、ジャッキ装置(図示せ
ず)などの物品をシートクッション部60の下に収納す
るために有利に使用することができるが、好適な実施形
態では、シートクッション部60の独立移動性をより完
全に利用するさらなる機能性が提供される。
【0061】さらに詳しくは、シート部材28は、シー
トクッション部60がその収納位置にあるときに、支持
部材32の第2部分50に隣接して配置された横方向第
4枢軸D−Dを中心として図23の矢印Mの方向に、そ
の設計位置(図23に示す)から、図24に示すように
シートバック部62がシートクッション部60に対して
後方にネスティングされ且つ実質的に水平に方向付けら
れて配置された偏平折り畳み位置へのシートバック部6
2の選択的な可逆的前方折り畳み移動に備える。図24
に示す偏平折り畳み位置では、シートバック部62の後
部表面64が車両床40と実質的に整列して、例えば大
きな積荷(図示せず)を受容することが明白である。
【0062】したがって、好適な実施形態の支部28は
また、ジープチェロキー(JEEP CHEROKEE)の商標の下で
クライスラー社により1995型式年に米国で販売され
たスポーツユーティリティカー(図示せず)に具現され
たものと同様の「フリップアンドチップ(flip and ti
p)」機能をも有する。
【0063】好適なシートアセンブリ29が上述の様々
な機能性を達成する方法をさらに明瞭に確かめるため
に、その様々な主要構造要素を以下でより詳細に説明す
る。
【0064】これに関して、好適な支持部材32はとり
わけ図2および図3では、第1部分36および第2部分
50を相互接続する中間部分72を有し、管状として示
される。管状支持部材32は一般的にC形であり、中間
部分72は実質的に第1枢軸A−Aと第4枢軸D−Dと
の間に伸長し、第1部分36および第2部分50は同じ
方向に中間部分72から、第1枢軸A−Aおよび第4枢
軸D−Dとそれぞれ実質的に整列して、それぞれの終端
74、76まで不動に伸長する。
【0065】また、上述の支持板79のみならず、図3
および図4に最もよく示す控え板78をも備えている。
支持板79は、溶接などによって、支持部材の第2部分
50と中間部分72の連接箇所に隣接して支持部材32
に不動に接続されており、支持板と控え板との間に不動
に伸長し且つ以下の段落でさらに詳述する枢軸ピン92
およびリミットピン94によって、間隔配置関係に、そ
れに不動に接続された控え板78を有する。第1ラッチ
フック43および第2ラッチフック53を備えたラッチ
部材42は、ピン打ちなどによって控え板78に接続さ
れたラッチ取付ピン91によって控え板78に枢着さ
れ、ラッチ取付ピン91を中心にして、第1ラッチフッ
ク43および第2ラッチフック53は、図3に最もよく
示すように軸支される。控え板78はまた、従来の雌型
シートベルト端80をもそこに取り付けている。
【0066】二次ブラケット部材82もまた設けられ
る。図25に最もよく示すように、二次ブラケット部材
82は、ストライカピン46の両側に配置され、ピン打
ちなどによってそこに不動に接続された1対の間隔配置
された保持板84、84’を備えることが好ましく、前
記保持板84、84’のうちの内側の1つ84は、支持
部材32の第2部分50にその終端76に隣接して不動
に取り付けられる。
【0067】第4枢軸D−Dを中心とする前記選択的枢
動に備えるために、シート部材28はさらに、第1シー
トバック取付アセンブリ85および第2シートバック取
付アセンブリ87を含む1対のシートバック取付アセン
ブリ85、87を備えている。図2に示す通り、各シー
トバック取付アセンブリ85、87は、シートバック部
62に確実に取り付けられた遠位部100、100’
と、第4枢軸D−Dを中心に制御された枢動ができるよ
うに以下の段落でさらに詳述する方法で支持部材32に
取り付けられた近位部86、86’とを含む。
【0068】第2枢軸B−Bを中心とするシートバック
部62の前記選択的な可逆的前方枢動に備えるために、
各シートバック取付アセンブリ85、87の近位部8
6、86’は回転子アームとして構成され、遠位部10
0、100’はシートバック取付ブラケットとして構成
され、各シートバック取付アセンブリ85、87の回転
子アーム86、86’およびシートバック取付ブラケッ
ト100、100’は、第2枢軸B−Bを中心とする選
択的な相対枢動ができるように相互に取り付けられる。
そうした取付は、図2、図3、および図4に最もよく示
されるように、回転子アーム86、86’から、シート
バック取付ブラケット100、100’に形成された対
応する穴112、112’内に不動に伸長する取付ピン
115、115’によって成し遂げられる。
【0069】第1シートバック取付アセンブリ85は控
え板78と支持板79との間に挿置され、図3および図
4に示すように第4枢軸D−Dと整列している上記枢軸
ピン92を中心に回転できるように軸支することによっ
て、支持部材32に枢着される。枢軸ピン92は控え板
78および支持板79の各々にピン打ち等により固定さ
れる。
【0070】図3に示すように、第4枢軸D−Dを中心
に弧状に伸長するガイドスロット96が、第1シートバ
ック取付アセンブリ85の回転子アーム86に形成さ
れ、ピン打ち等によって控え板78および支持板79の
各々に不動に接続された上述のリミットピン94は前記
ガイドスロット96内に伸長して、シートバック部62
の偏平折り畳み位置によって画定される図24に示した
その偏平折り畳み位置と、シートバック部62の設計位
置によって画定される図23に示すその設計位置との間
の前記回転子アームの移動を制限する。
【0071】第4枢軸D−Dを中心とするシートバック
部62の前記選択的な可逆的前方折り畳み移動を制御す
るために、ラッチ爪107も設けられる。ラッチ爪10
7は控え板78に枢着され、それによって、それが前記
第1シートバック取付ブラケット85の回転子アーム8
6上の対応する爪受容面109と確実にラッチ係合して
前記回転子アーム86がその設計位置から離れて移動す
るのを阻止する図22に示す係合位置と、それが爪受容
面109との接触を外されて回転子アーム86がその設
計位置から図24に示すその偏平折り畳み位置に向かっ
て矢印Mの方向に移動できるようになる図23に示す解
放位置との間で、枢動ができるように支持部材32に取
り付けられる。ラッチ爪107のそうした枢着は、両端
を控え板78および支持板79にピン打ちされ且つそれ
を中心にラッチ爪107が軸支される爪取付ピン95に
よって達成される。
【0072】図25に最もよく示す通り、第2シートバ
ック取付アセンブリ87は、第4枢軸D−Dと整列して
保持板84、84’の間に不動に伸長する枢軸90によ
って、支持部材32にその第2部分50の終端76に隣
接して枢着される。さらに詳しくは、第2シートバック
取付アセンブリ87の回転子アーム86’は保持板8
4、84’の間に挿置され、前記枢軸90を受容するた
めに、図3に最もよく示す取付穴89を備えており、そ
れによって前記枢軸90を中心に回転できるように回転
子アーム86’を軸支する。
【0073】とりわけ後部破壊状態でシート部材28を
不必要なねじり力にさらすことを防止するために、好適
な実施形態では止めピン98を設ける。保持板84、8
4’間に不動に伸長し、ピン打ち等によってそれらに接
続される止めピン98は、回転子アーム86’と止めピ
ン98が接触している図25に示すように、第2シート
バック取付アセンブリ87の回転子アーム86’がその
設計位置を超えて後方に枢動するのを阻止するように配
置される。
【0074】第2枢軸B−Bを中心とするシートバック
部62の上述の選択的な可逆的前方枢動を制御するため
に、1対の後方リミットピン111、111’および1
対の懸架ブラケット113、113’と同様に、1対の
回転自在の止め爪106、106’が設けられる。
【0075】図2および図4に最もよく示す通り、後方
リミットピン111、111’は各々それぞれのシート
バック取付ブラケット100、100’から突出し、前
記それぞれのシートバック取付ブラケット100、10
0’が枢着されている回転子アーム86、86’の頂縁
に突き当たるように配置され、それによって前記それぞ
れのシートバック取付ブラケット100、100’がそ
の設計位置を超えて後方に枢動するのを阻止する。
【0076】各懸架ブラケット113、113’はピン
打ち等によってそれぞれの取付ピン115、115’に
不動に取り付けられており、前記それぞれの取付ピン1
15、115’を中心に軸支されたシートバック取付ブ
ラケット100、100’上の対応する止め爪受容面に
それが係合しそれによって前記シートバック取付ブラケ
ット100、100’がその設計位置から離れて前方に
移動するのを阻止する図15に示す係合位置と、前記そ
れぞれの止め爪106、106’が対応する止め爪受容
面108、108’との接触を外されそれによってシー
トバック取付ブラケット100、100’が第2枢軸B
−Bを中心としてその畳み込み位置の方向に移動するこ
とが可能になる図16に示す解放位置との間で枢動でき
るように、それに接続されたそれぞれの回転自在の止め
爪106、106’を有する。
【0077】図2および図17に示す突出リップ93
は、回転自在の止め爪106、106’との係合によ
り、過剰回転を防止するために各シートバック取付ブラ
ケット100、100’に設けられる。
【0078】図2乃至図4を参照すると、回転自在の止
め爪106、106’の対は、例えばそれらのそれぞれ
に不動に接続された手動操作可能なリリースハンドル
(図示せず)の操作によって達成することのできる同時
作動のために、タイロッド110によって相互に不動に
接続される。図示する通り、タイロッド110は、懸架
ブラケット113、113’に設けられた穴117、1
17’内のみならず、回転子アーム86、86’に設け
られた穴99、99’内でも回転できるように取り付け
られる。回転自在の止め爪106、106’にも穴11
9、119’が設けられ、その中にタイロッド110が
伸長するが、これらの止め爪は、上述したようにタイロ
ッド110の回転が回転自在の止め爪106、106’
に回転を伝えてそれらの前記同時ラッチおよびアンラッ
チ作動ができるように、キーまたは類似物(図示せず)
によってタイロッド110に不動に接続される。
【0079】また、シートクッション部60および支持
部材32がそれらの設計位置にあるときに、シートバッ
ク部62に対するシートクッション部60の長手方向の
移動を阻止するために、図2に一般参照符号114で示
されるラッチ手段も設けられる。好適なラッチ手段11
4は第1協働部116、すなわち、シートクッション部
60にその内側後隅に隣接して取り付けられた剛性ワイ
ヤループと、第2協働部118、すなわち支持部材32
にそれと隣接関係に取り付けられたフックとを備えてお
り、第1協働部116および第2協働部118は、シー
トクッション部60がその設計位置にあるときに、長手
方向の抑止関係に相互に係合されるようになっている。
好適なラッチ手段114はまた第3協働部120、すな
わち、シートクッション部60にその外側後隅に隣接し
て取り付けられた三角形の剛性ワイヤループと、第4協
働部122、すなわち使用中に車両22に隣接して取り
付けられたフックとを備えており、第3協働部120お
よび第4協働部122は、シートクッション部60がそ
の設計位置にあるときに、長手方向の抑止関係に相互に
係合される。
【0080】図示した好適な実施形態では、第2協働部
分118および控え板78と同様に、第4協働部分12
2およびストライカプレート48が一体的に形成され
る。
【0081】動作時に、シート部材28は最初、とりわ
け図5に示すその設計位置に一般的に配置され、それは
占有可能位置である。
【0082】支持部材32、シートクッション部60、
およびシートバック部62を図20に示すそれらのそれ
ぞれの折り重ね位置に移動させるためには、シートバッ
ク部62を最初に図17に示すようにその畳み込み位置
に移動させなければならない。そうするためには、ユー
ザが、ハンドルまたは装備される他の加動機構を介して
タイロッド110を操作することによって、図16に示
すように、回転自在の止め爪106、106’をそれら
の係合位置からそれらのそれぞれの解放位置へ操作する
ことが必要なだけであり、それにより止め爪106、1
06’は止め爪受容面108、108’との接触から外
されるので、シートバック部62は、図16に矢印Eの
方向によって示されるように、その設計位置からその前
方折り曲げ畳み込み位置へ手動で操作することができ
る。
【0083】シートバック部62が図17の畳み込み位
置にある状態で、ユーザは次いで、既知の方法でボーデ
ンケーブルまたは類似物によって第1ラッチフック43
に動作的に接続された適切な制御ハンドル(図示せず)
の操作により、図18に矢印Fで示すように第1ラッチ
フック43をその解放位置に動かすことができる。この
動作は結果的に、ガイドスロット55およびピン部材5
7の作用によって、第2ラッチフック53をその解放位
置へ同時移動させ、それにより支持部材32の第2部分
50は車両床40とのラッチ係合から解放され、第1枢
軸A−Aを中心にして支持部材32およびそれに枢着さ
れたシートバック部62は、図19に矢印Gで示すよう
に回転することができる。
【0084】支持部材32の前記移動中に、シートクッ
ション部60は、支持部材32によって、特に第2協働
部118および第1協働部116の係合によって、回転
できるように支持されるので、支持部材32がその折り
重ね位置に回転すると、シートバック部62およびシー
トクッション部60も図20に示すようにそれらのそれ
ぞれの折り重ね位置まで同時に回転する。
【0085】支持部材32、シートバック部62、およ
びシートクッション部60をそれぞれの折り重ね位置に
移動し、それらそこに保持するのを助け、それによって
設計位置への意図しない戻りを防止するために、解放自
在の接続手段またはバイアス装置(図示せず)を車両2
2内に配設することができる。
【0086】シート部材28を設計位置に戻したい時
は、図20に矢印Jの方向によって示すように、支持部
材32およびシートクッション部60を手動でそれらの
それぞれの設計位置へ操作することができ、シートバッ
ク部62はその畳み込み位置まで手動で操作することが
できる。そうした操作中に、第1ラッチフック43およ
び第2ラッチフック53に設けられたカム面121、1
23は、突耳部材44と接触するようになる。この接触
は、支持部材32がその設計位置に達した後でラッチフ
ック43、53をそれらのそれぞれの係合および係合可
能位置に戻しそれによって支持部材32を車両床40に
確実に固定すために設けられたバイアス手段(図示せ
ず)の力に抗して、ラッチフック43、53をそれらの
それぞれの解放位置に押しやる。
【0087】その後、シートバック部62は手動でその
設計位置の方向に操作することができ、それにより回転
自在の止め爪106、106’は適切なバイアス手段
(図示せず)によってそれらの係合位置に戻すことがで
き、それによってシート部材28は設計位置にロックさ
れる。
【0088】図21に示したシート部材28の設計位置
から、シートクッション部60を図22に示したその収
納位置に移動する予備ステップの後、シートバック部6
2を、図24に示したその偏平折り畳み位置に移動する
ことができる。これは、剛性ワイヤループ116、12
0がフック118、122から外れることができるよう
に、ユーザが単にシートクッション部60を図21に矢
印Kで示すように上方および前方に傾けるだけで成し遂
げられる。
【0089】その後、ユーザは、ラッチ爪107をハン
ドルおよびボーデンケーブル構成または類似物(図示せ
ず)によって図23に示すその解放位置へ操作して、シ
ートバック部62を軸D−Dを中心に枢動できるように
解放することができる。ラッチ爪107の操作の方向
は、図22に矢印Lによって示される。ひとたびそのよ
うにアンロックされると、シートバック部62は、図2
3に矢印Mで示すように、図24に示したその偏平折り
畳み位置へ手動で操作することができる。
【0090】シート部材28を設計位置に戻したいとき
には、ユーザがシートバック部62を図23に示すその
設計位置に戻すように操作する。そうした操作の後、適
切なバイアス手段(図示せず)によってラッチ爪107
をその係合位置に戻し、それによってシートバック部6
2を図22に示すように適所にロックすることができ、
その後、シートクッション部60は図21に示すように
その設計位置まで手動で操作することができる。
【0091】本発明に係る取付システムの設計および製
造において、本発明の精神および範囲から逸脱すること
なく、様々な変形例および変化例を使用することができ
る。
【0092】例えば、図では、シート部材に使用される
取付システムを示したが、本発明の範囲は取付システム
の使用に限定されず、とりわけ取付システム自体にも敷
衍する。
【0093】さらに、図示した好適な実施形態では、シ
ート部材の変形がシート部材の屈曲によってもたらされ
るが、場合次第で物体またはシート部材の必要な変形
は、破壊条件下を除いて物体を非変形形状に維持する適
切な手段と組み合わせて、そこに設けられた機械的連結
装置により同等に導き出すことができよう。これに関し
て、「破壊」状態は、極端な負荷が外部の力によって、
または車両の急速な減速または加速によって生じるかど
うか、且つ、そうした急速な減速または加速が車両の衝
突の結果であるかどうかに関係なく、シートにそうした
極端な負荷が掛かるいかなる場合をも含むと理解された
い。
【0094】さらになお、好適な実施形態のストライカ
ピンの設計位置はスロットの閉端によって画定されて、
シート部材をその設計位置に支持するが、必ずしもそう
する必要はない。実際、スロットは開端を持つ必要はな
く、所望の移動範囲の物体の枢動を可能にするのに充分
な長さに構成できることに気付かれるものである。同様
に、スロットは閉端を持つ必要はなく、相互に間隔をお
いて配置された2つの部品から形成することができる。
【0095】同様に、「枢」着に備えた取付手段に関連
して本発明を説明したが、スロットの形状をストライカ
ピンが移動する形に適切に調整することによって、偏心
などの非円形取付または線形取付にも備えた取付手段を
同等に有用に使用することができる。
【0096】加えて、好適な実施形態では、取付システ
ムはシートアセンブリの構成要素となるが、取付システ
ムは他の用途にも有用である。中でも特に、例えばピッ
クアップトラックにテールゲートを取り付けるために有
効に使用できることが予想される。
【0097】さらに、図では自動車に使用するシートア
センブリを示したが、シートアセンブリはとりわけ長手
軸を有するどんな車両でも同等に有用に利用することが
できることは理解されるものである。また、車両は本発
明の一部を形成しないことも理解されるものである。
【0098】同様に、図示しここで説明した好適なシー
トアセンブリは、車両の左側に展開するように意図され
ているが、シートアセンブリが車両の右側に展開するた
めに鏡像状態(図示せず)に構成することができること
を、当業界の通常の熟練者は容易に理解されるものであ
る。
【0099】さらに、図示した好適な実施形態では、ス
トライカピンの後方限界位置および前方限界位置までの
移動は垂直方向の移動の態様を含むが、これは必要とは
思われず、図示した好適なシートアセンブリで一般的に
遭遇する負荷のために好適であるにすぎない。
【0100】さらになお、本発明の多数の構造要素をこ
こで「プレート/板」として説明したが、そうした構造
物は本発明を実施するために一様に平坦である必要はな
いことは理解されるものである。
【0101】したがって、本発明の範囲は、目的に適う
ように解釈される特許請求の範囲によってのみ限定され
ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートアセンブリが占有可能設計位置に配置さ
れた状態で車両内に使用されている本発明の好適な実施
形態に係るシートアセンブリの正面上部左側斜視図であ
り、分かりやすくするために車両は車両内に設けられた
他のシートアセンブリと共に仮想輪郭線で示され、当該
シートアセンブリの室内内張りは省かれている。
【図2】図1のシートアセンブリの拡大図である。
【図3】図2と同様のシートアセンブリの組立分解図で
ある。
【図4】図2の構造の正面上部右側斜視図である。
【図5】図2の構造の左側面図である。
【図6】シートアセンブリの取付システムの第1ラッチ
フックがその解放位置に配置された状態である、図5と
同様の左側面図である。
【図7】シート部材が図6のその位置に対して前方に傾
いた状態である、図6と同様の左側面図である。
【図8】シート部材が図7のその位置から後方に傾いて
その設計位置に到達しようとしている状態を示す、図7
と同様の左側側面図である。
【図9】取付システムのストライカピンがその設計位置
にある状態を示す、図5で識別される円で囲った領域9
の拡大図である。
【図10】とりわけストライカピンがその設計位置から
上方および後方に配置された状態を示す、図9と同様の
拡大図である。
【図11】ストライカピンがその後方限界位置にある、
図10と同様の拡大図である。
【図12】とりわけストライカピンがその設計位置から
前方および後方に配置された状態を示す、図9と同様の
拡大図である。
【図13】ストライカピンがその前方限界位置にある、
図12と同様の拡大図である。
【図14】図5で識別される円で囲った領域14の拡大
図である。
【図14A】シート部材が変形した形状で示される、図
14と同様の拡大図である。
【図15】シート部材がその設計位置にあり、第1ラッ
チフックがその係合位置に配置され、シート部材の回転
自在の止め爪が各々それらの係合位置に配置された状態
にある、図5の構造の右側面図である。
【図16】回転自在の止め爪が各々それらの解放位置に
ある、図15と同様の右側面図である。
【図17】シート部材のシートバック部がその畳み込み
位置にあってシートクッション部の上に載置しており、
シートバック部の室内内張りが仮想輪郭線で示された、
図16と同様に右側面図である。
【図18】図17の構造の左側面図である。
【図19】第1ラッチフックがその解放位置に配置され
た、図18と同様の左側面図である。
【図20】シート部材の支持部材、シートバック部、お
よびシートクッション部がそれらのそれぞれの折り重ね
位置まで前方に枢動した状態にある、図19と同様の左
側面図である。
【図21】シート部材がその設計位置にある、図15と
同様の右側面図である。
【図22】シートクッション部だけがその収納位置にあ
る、図21と同様の右側面図である。
【図23】シート部材のラッチ爪がその解放位置にあ
る、図22と同様の右側面図である。
【図24】シートバック部がその偏平折り畳み位置にあ
る、図23と同様の右側面図である。
【図25】図2で識別される円で囲った領域25の拡大
図である。
【図26】図15で識別される円で囲った領域26の拡
大図である。
【符号の説明】
20 取付システム 22 車両 24 前端 26 後端 28 シート部材 29 シートアセンブリ 32 支持部材 34 取付手段 36 第1部分 38 正面締着ブランケット 39 横管 40 車両床 41 取付ブラケット 42 ラッチ部材 43 第1ラッチフック 44 ラッチ係合部材/突耳部材 46 ストライカピン 48 ストライカプレート 50 第2部分 52 スロット 53 第2ラッチフック 54 開端 55 ガイドスロット 56 閉端 57 ピン部材 58 ソケット 60 シートクッション部 62 シートバック部 64 後部表面 66 支持管 68 第1端 70 第2端 72 中間部分 74 終端 76 終端 78 控え板 79 支持板 80 雌型シートベルト端 82 二次ブラケット部材 84 保持板 85 第1シートバック取付アセンブリ 86 近位部/回転子アーム 87 第2シートバック取付アセンブリ 89 取付穴 90 枢軸 91 ラッチ取付ピン 92 枢軸ピン 93 突出リップ 94 リミットピン 95 爪取付ピン 96 ガイドスロット 98 止めピン 99 穴 100 遠位部 100 シートバック取付ブラケット 106 止め爪 107 ラッチ爪 109 爪受容面 110 タイロッド 111 後方リミットピン 112 穴 113 懸架ブラケット 114 ラッチ手段 115 取付ピン 116 第1協働部/剛性ワイヤループ 117 穴 118 第2協働部/フック 120 第3協働部 121 カム面 122 第4協働部/フック 123 カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・シャーノウスキ アメリカ合衆国48038ミシガン州クリント ン・タウンシップ,サンダーランド・ドラ イヴ・39455 Fターム(参考) 3B087 BD01 CA12 DA09

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両および前記車両に取り付けられる物
    体に使用するための取付システムであって、前記物体は
    第1部分および第2部分を有しており、前記車両は前
    端、後端、前記前端と前記後端との間に伸長する長手
    軸、および前記長手軸に対して実質的に直角に配置され
    る横軸を有しており、前記取付システムは、 前記車両に近接する側方第1枢軸を画定し、かつ前記第
    1枢軸を中心として前記物体を設計位置まで枢動できる
    ように前記物体の第1部分を前記車両に取り付けるため
    の取付手段と、 使用中に前記物体の第2部分に取り付けられるラッチ部
    材と、 使用中に前記車両に取り付けられ、前記物体がその設計
    位置にあるときに前記ラッチ部材と選択的に確実に係合
    するようになっているラッチ係合部材と、 使用中に前記物体の第2部分に前記ラッチ部材と横方向
    に間隔をおいた関係に取り付けられるストライカピン
    と、 開端および閉端を有するスロットを提供し、且つ、前記
    スロットの片側にそれと接して配置されたソケットをさ
    らに提供するストライカプレートであって、前記ソケッ
    トが前記スロットに対して前方に配置されると共に、前
    記物体のその設計位置への前記枢動中に、前記ストライ
    カピンが前記スロットの開端内に移動し且つ前記スロッ
    トに沿って、前記スロットの閉端に隣接し前記ソケット
    に長手方向に後方に隣接する設計位置まで移動するよう
    に構成された作動位置で前記車両に使用中に取り付けら
    れるストライカプレートとを備えており、 前記ソケットが、使用中に、車両の前方破壊条件下で、
    前記物体の変形の作用によって、ソケット内への前記ス
    トライカピンの前方限界位置までの長手方向の移動が可
    能になり、そこで前記ストライカプレートが前記ストラ
    イカピンに接触して前記ストライカピンのさらなる長手
    方向の前方移動が阻止されるような形状および寸法に形
    成されている取付システム。
  2. 【請求項2】 車両および前記車両に取り付けられる物
    体に使用するための取付システムであって、前記物体は
    第1部分および第2部分を有しており、前記車両は前
    端、後端、前記前端と前記後端との間に伸長する長手
    軸、および前記長手軸に対して実質的に直角に配置され
    る横軸を有しており、前記取付システムは、 前記車両に近接する側方第1枢軸を画定し、かつ前記第
    1枢軸を中心として前記物体を設計位置まで枢動できる
    ように前記物体の第1部分を前記車両に取り付けるため
    の取付手段と、 使用中に前記物体の第2部分に取り付けられるラッチ部
    材と、 使用中に前記車両に取り付けられ、前記物体がその設計
    位置にあるときに前記ラッチ部材と選択的に確実に係合
    するようになっているラッチ係合部材と、 使用中に前記物体の第2部分に前記ラッチ部材と横方向
    に間隔をおいた関係に取り付けられるストライカピン
    と、 開端および閉端を有するスロットを提供し、且つ、前記
    スロットの両側にそれと接して実質的に対向関係に配置
    された1対のソケットをさらに提供するストライカプレ
    ートと、を備えており、 前記ストライカプレートは、前記ソケットが前記スロッ
    トの長手方向両側に配置されると共に、前記物体のその
    設計位置への前記枢動中に、前記ストライカピンが前記
    スロットの開端内に移動し且つ前記スロットに沿って、
    前記スロットの閉端に隣接し前記ソケットの間にある設
    計位置まで移動するように構成された作動位置で前記車
    両に使用中に取り付けられ、前記ソケットは各々、使用
    中に、車両の後方および前方破壊条件下で、前記物体の
    変形の作用によって、ソケット内への前記ストライカピ
    ンのそれぞれ後方限界位置および前方限界位置までの長
    手方向の移動が可能になり、そこで前記ストライカプレ
    ートが前記ストライカピンに接触して前記ストライカピ
    ンのさらなる長手方向の前方移動が阻止されるような形
    状および寸法に形成されている取付システム。
  3. 【請求項3】 前記ストライカピンが後方限界位置にあ
    るときに、前記ストライカプレートが前記ストライカピ
    ンと接触して前記ストライカピンの垂直方向の移動を阻
    止し、前記ストライカピンが前方限界位置にあるとき
    に、前記ストライカプレートが前記ストライカピンと接
    触して前記ストライカピンの垂直方向の移動を阻止する
    ように構成された請求項2に記載の取付システム。
  4. 【請求項4】 前記ストライカピンの設計位置が前記ス
    ロットの閉端によって画定される請求項1に記載の取付
    システム。
  5. 【請求項5】 前記ラッチ部材が、係合位置と解放位置
    との間で選択的に移動できるように前記物体の第2部分
    に枢着された第1ラッチフックを備えており、前記ラッ
    チ係合部材が、前記第1ラッチフックの解放位置から係
    合位置への移動により前記第1ラッチフックによって選
    択的に確実に係合されるようになっている突耳部材であ
    る請求項1に記載の取付システム。
  6. 【請求項6】 前記スロットが前記第1枢軸を中心に弧
    状に伸長する請求項1に記載の取付システム。
  7. 【請求項7】 前端、後端、前記前端と前記後端との間
    に伸長する長手軸、および前記長手軸に対して実質的に
    直角に配置される横軸を有する車両に取り付けられるシ
    ートアセンブリであって、 第1部分および第2部分を有する支持部材を含むシート
    部材と、 前記支持部材の第1部分が前記物体の第1部分を画定
    し、前記支持部材の第2部分が前記物体の第2部分を画
    定するように構成された、前記シート部材用の請求項3
    に記載の取付システムと、を備えており、 前記シート部材の設計位置が占有可能位置であるシート
    アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記第1ラッチフックは、前記シートア
    センブリが変形形状に前部変形した状態で、その係合位
    置からその解放位置の方向に移動するようになってお
    り、第2ラッチフックが設けられ、前記第2ラッチフッ
    クは、前記シートアセンブリがその変形形状状態のとき
    にそれが前記突耳部材と確実に係合する係合可能位置
    と、それが前記突耳部材との係合を外される解放位置と
    の間で選択的に移動できるように、前記支持部材の第2
    部分に枢着されている請求項7に記載のシートアセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】 前記第2ラッチフックの前記選択的移動
    が、前記第1ラッチフックに形成された長尺スロットと
    前記第3ラッチフックから不動に伸長するピン部材との
    制御下で行われ、前記ピン部材が前記長尺スロットと空
    動摺動関係に係合して、第1ラッチフックがその解放位
    置に移動すると第2ラッチフックがその解放位置に移動
    し、前記第1ラッチフックがその係合位置に移動すると
    前記第2ラッチフックがその係合可能位置に移動するよ
    うに構成された請求項8に記載のシートアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記シート部材がシートクッション部
    およびシートバック部を含み、前記支持部材、シートク
    ッション部、およびシートバック部の各々が前記シート
    部材の設計位置によって画定されるそれぞれの設計位置
    を有している請求項7に記載のシートアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記シート部材は、前記シートクッシ
    ョン部がその設計位置に配置されたときに、前記シート
    クッション部の後端に実質的に側方に整列し且つそれに
    隣接して配置される第2枢軸を画定し、前記シート部材
    は、前記シートクッション部がその設計位置に配置され
    ているときに前記シートバック部が前記シートクッショ
    ン部上に載置する畳み込み位置から、前記シートバック
    部が前記シートクッション部に対して前記第2枢軸を中
    心にして行なう選択的な可逆的前方枢動に備えるように
    なっている請求項10に記載のシートアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記シート部材は、前記シートバック
    部がその畳み込み位置に配置されているときに、前記シ
    ートクッション部が実質的に垂直方向に方向付けられ且
    つ前記シートバック部が前記シートクッション部から実
    質的に前方に配置されるそれぞれの折り重ね位置への前
    記第1枢軸を中心とする前記支持部材、シートバック
    部、およびシートクッション部の同時選択的可逆的前方
    枢動に備えるようになっている請求項11に記載のシー
    トアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記支持部材が前記シートクッション
    部および前記シートバック部から区別され、前記シート
    クッション部および前記シートバック部が、前記支持部
    材、シートバック部、およびシートクッション部の前記
    第1枢軸を中心とする前記同時選択的可逆的前方枢動に
    備えるように前記支持部材に作動的に接続されている請
    求項12に記載のシートアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記第2枢軸を中心とする前記シート
    バック部の前記選択的可逆的前方枢動に備えるように前
    記シートバック部が前記支持部材の第2部分に枢着され
    ている請求項13に記載のシートアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記シートクッション部が前記支持部
    材に着脱自在に接続され、且つ、前記シートバック部お
    よび前記支持部材とは独立して、その設計位置と収納位
    置との間で移動できるようになっており、前記収納位置
    は前記シートクッション部の設計位置から比較的前方に
    配置され、前記収納位置で前記シートクッション部は実
    質的に垂直方向に方向付けられる請求項14に記載のシ
    ートアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記シートクッション部がその収納位
    置にあるときに、前記シート部材は、前記支持部材の第
    2部分に隣接して配置された側方第4枢軸を中心として
    設計位置から、前記シートバック部が前記シートクッシ
    ョンに対して後方にネスティングされ且つ実質的に水平
    方向に配置される偏平折り畳み位置までの前記シートバ
    ック部の選択的可逆的前方折り畳み移動に備えるように
    なっている請求項15に記載のシートアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記シート部材が支持管をさらに備え
    ており、前記支持管は使用中に、第1枢軸を中心に枢動
    できるように前記車両に取り付けられた第1端と、前記
    第1枢軸に平行な第3枢軸を中心に前記シートクッショ
    ンが枢動し、それによって前記シートクッション部のそ
    の設計位置とその収納位置との間の前記移動に備えるよ
    うに前記シートクッション部に取り付けられた第2端と
    を有している請求項16に記載のシートアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記支持部材が前記第1部分および前
    記第2部分を接続する中間部分を有する管状支持部材で
    あり、前記中間部分が実質的に前記第1枢軸と前記第4
    枢軸との間に伸長し、前記第1部分および前記第2部分
    が、それぞれ前記第1枢軸および第4枢軸と実質的に整
    列して前記中間部分からそれぞれの終端まで同一方向に
    伸長している請求項16に記載のシートアセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記シート部材が第1シートバック取
    付アセンブリおよび第2シートバック取付アセンブリを
    含む1対のシートバック取付アセンブリをさらに備えて
    おり、前記対のシートバック取付アセンブリの各々が前
    記シートバック部に堅固に取り付けられた遠位部と、前
    記第4枢軸を中心とする前記シートバック部の前記選択
    的枢動に備えるために前記第4枢軸を中心に枢動できる
    ように前記支持部材に取り付けられた近位部とを含んで
    いる請求項18に記載のシートアセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記第1シートバック取付アセンブリ
    は、前記中間部分と前記第2部分との連接部に隣接して
    前記支持部材に枢着されており、前記第2シートバック
    取付アセンブリは前記第2部分の終端に隣接して前記支
    持部材に枢着されている請求項19に記載のシートアセ
    ンブリ。
  21. 【請求項21】 各シートバック取付アセンブリの近位
    部が回転子アームであり、遠位部がシートバック取付ブ
    ラケットであり、前記回転子アームおよび前記シートバ
    ック取付ブラケットが第2枢軸を中心に選択的相対枢動
    ができるように相互に取り付けられ、それによって前記
    シートバック部の前記第2枢軸を中心とする前記選択的
    可逆的前方枢動に備えるようにした請求項20に記載の
    シートアセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記第1シートバック取付アセンブリ
    の回転子アームにガイドスロットを形成し、前記支持部
    材から前記ガイドスロット内にリミットピンが不動に伸
    長し、前記ガイドスロットは前記第4枢軸を中心に弧状
    に伸長して、前記シートバック部の偏平折り畳み位置に
    よって画定される前記回転子アームの偏平折り畳み位置
    と、前記シートバック部の設計位置によって画定される
    前記回転子アームの設計位置との間の前記回転子アーム
    の移動を限定するように構成された請求項21に記載の
    シートアセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記第4枢軸を中心とする前記シート
    バック部の前記選択的可逆的前方折り畳み移動がラッチ
    爪の制御下で行なわれ、前記ラッチ爪は、それが前記第
    1シートバック取付アセンブリの前記回転子アームの対
    応する爪受容面とラッチ係合して前記回転子アームがそ
    の設計位置から離れる移動を阻止する係合位置と、それ
    が前記爪受容面との接触を外されて前記回転子アームが
    その設計位置からその偏平折り畳み位置に向かって移動
    することが可能になる解放位置との間で枢動できるよう
    に、前記支持部材に取り付けられている請求項22に記
    載のシートアセンブリ。
  24. 【請求項24】 それぞれのシートバック取付ブラケッ
    トから各々突出している1対の後方リミットピンであっ
    て、前記シートバック取付ブラケットが前記シート部材
    の設計位置によって画定されるその設計位置まで前記第
    2枢軸を中心に枢動したときに、前記シートバック取付
    ブラケットが取り付けられた回転子アームに突き当たっ
    て、前記シートバック取付ブラケットのそれ以上の後方
    枢動を阻止するように配設された1対の後方リミットピ
    ンを備えている請求項21に記載のシートアセンブリ。
  25. 【請求項25】 前記第2枢軸を中心とする前記シート
    バック部の前記選択的可逆的前方枢動は1対の回転自在
    の止め爪の制御下で行なわれ、前記止め爪の各々は、そ
    れが各回転子アームに枢着された前記シートバック取付
    ブラケットの対応する止め爪受容面と係合して前記シー
    トバック取付ブラケットのその設計位置から離れる前方
    移動を阻止する係合位置と、それが前記止め爪受容面と
    の接触を外されて前記シートバック取付ブラケットが前
    記シートバック部の畳み込み位置によって画定されるそ
    の畳み込み位置に向かって移動することが可能になる解
    放位置との間で移動できるように、それぞれの回転子に
    枢着されている請求項24に記載のシートアセンブリ。
  26. 【請求項26】 前記ラッチ部材が前記支持部材の前記
    第2部分に、前記第2部分と前記中間部分との連接部に
    隣接して取り付けられ、前記ストライカピンが前記支持
    部材の前記第2部分にその終端に隣接して取り付けられ
    ている請求項21に記載のシートアセンブリ。
  27. 【請求項27】 前記ストライカピンが、前記ストライ
    カピンの両端に不動に接続された1対の間隔配置された
    保持板によって前記支持部材の前記第2部分の終端に取
    り付けられており、前記保持板のそれぞれが前記支持部
    材の前記第2部分にその終端に隣接して取り付けられて
    いる請求項26に記載のシートアセンブリ。
  28. 【請求項28】 前記第2シートバック取付アセンブリ
    の前記回転子アームは、前記保持板の対の間に挿置され
    且つ前記第4枢軸と整列して前記保持板間に不動に伸長
    する枢軸を中心に回転できるように軸支されることによ
    って、上述の通り枢動できるように前記支持部材に取り
    付けられている請求項27に記載のシートアセンブリ。
  29. 【請求項29】 前記保持板間に不動に伸長し、前記第
    2シートバック取付アセンブリの前記回転子アームが前
    記シートバック部の設計位置によって画定されるその設
    計位置を超えて後方に枢動するのを阻止するように配設
    された止めピンをさらに備えている請求項28に記載の
    シートアセンブリ。
  30. 【請求項30】 前記シートクッション部がその設計位
    置にあり且つ前記支持部材がその設計位置にあるとき
    に、前記シートバック部に対する前記シートクッション
    部の長手方向の移動を阻止するためのラッチ手段をさら
    に備えている請求項18に記載のシートアセンブリ。
  31. 【請求項31】 前記ラッチ手段は前記シートクッショ
    ン部に取り付けられた第1協働部および前記支持部材に
    取り付けられた第2協働部を備えており、前記シートク
    ッション部のその設計位置への前記移動により、前記第
    1協働部および前記第2協働部が長手方向に抑止する関
    係に相互に係合するようになっている請求項30に記載
    のシートアセンブリ。
  32. 【請求項32】 前記ラッチ手段は前記シートクッショ
    ン部に取り付けられた第3協働部および使用中に前記車
    両に取り付けられた第4協働部を備えており、前記シー
    トクッション部のその設計位置への前記移動により、前
    記第3協働部および前記第4協働部が長手方向に抑止す
    る関係に相互に係合するようになっている請求項30に
    記載のシートアセンブリ。
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