JP2003188280A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003188280A JP2001382942A JP2001382942A JP2003188280A JP 2003188280 A JP2003188280 A JP 2003188280A JP 2001382942 A JP2001382942 A JP 2001382942A JP 2001382942 A JP2001382942 A JP 2001382942A JP 2003188280 A JP2003188280 A JP 2003188280A
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久雄 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MISFET、例えば、センスアンプを構成
するMISFET対のしきい値電圧のばらつきを低減す
る。 【解決手段】 センスアンプ回路等、メモリセルを駆動
するのに必要な論理回路が形成される論理回路領域にお
いて、センスアンプを構成するpチャネル型MISFE
T対が形成される活性領域(nwp1、nwp2)の両
端に、ゲート電極17を有しないn型活性領域nw1、
nw2を配置し、活性領域nwp1と活性領域nw1と
の距離L4、活性領域nwp2と活性領域nw2との距
離L6および活性領域nwp1とnwp2との間の距離
L5とした場合、(L4−L5)、(L6−L5)およ
び(L4−L6)を、ほぼゼロもしくは最小加工寸法の
二倍以下とする。その結果、L4部、L5部およびL6
部における素子分離溝の形状のばらつきが低減し、MI
SFET対のしきい値電圧差を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特に素子分離溝を用いて形成されるMISF
ET対を用いた、高密度集積メモリ回路、およびメモリ
回路と論理回路が同一半導体基板に設けられたロジック
混載型DRAMメモリ、およびアナログ回路を有する半
導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、DRAM(Dynamic Random Acce
ss Memory)と、MISFET(MetalInsulator Semicon
ductor Field Effect Transistor)等で構成される論理
回路と、を同一の半導体基板上に設けるロジック混載形
メモリでは、MISFET等の分離のために素子分離溝
を用いている。なお、この種の装置として関連するもの
には、例えば特開2000−174225号公報に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】素子分離に素子分離溝
を用いた素子分離技術においては、素子分離溝領域と素
子活性化領域の疎密、より具体的に言いかえると素子分
離溝の幅によって素子分離溝の形状が変化する。
【0004】その結果、均一な電気特性が要求されるセ
ンスアンプ回路に用いられるMISFET対間にしきい
値電圧差が発生する問題があった。
【0005】本発明の目的は、素子分離溝を用いた例え
ば、DRAMおよびロジック混載形メモリおよびアナロ
グ回路を有する半導体集積回路装置等において、均一な
電気特性の要求されるMISFETの特性を向上させる
ことのできる技術を提供することにある。特に、センス
アンプ回路等を構成するMISFET対の特性を向上さ
せることのできる技術を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、半導体集積回
路装置の高性能化を図ることにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、半導体集積回
路装置の高集積化を図ることにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】MISFET対のゲート電極の配置された
活性領域端に接する素子分離溝の幅を同じとする。もし
くはこの幅の差を、最小加工寸法の二倍以下とする。そ
の結果、素子分離溝の幅に起因する素子分離溝の形状が
ほとんど同じになり、素子分離溝の形状差に起因するM
ISFET対のしきい値電圧差が低減するので、例え
ば、前記MISFETで構成されるセンスアンプの性能
が向上し、DRAMメモリセルのリフレッシュ特性を向
上させることが可能となる。
【0011】また、素子分離溝の形状の違いによるしき
い値電圧差は、特に、pチャネル型MISFETで大き
くなる。従って、pチャネル型MISFET対の配置さ
れた活性領域端に接する素子分離溝の幅の差のみを、ほ
ぼゼロもしくは最小加工寸法の二倍以下とすれば、nチ
ャネル型MISFET対の活性領域を高密度集積化し、
かつ素子分離溝の形状の違いに起因するpチャネル型M
ISFET対間のしきい値電圧差の発生を抑えることが
できる。
【0012】また、MISFET対が配置された活性領
域が複数連続して配置されているセンスアンプ回路にお
いて、MISFET対の配置された活性領域端に接する
素子分離溝の幅の差を、ほぼゼロもしくは最小加工寸法
の二倍以下とすることで、センスアンプピッチを二倍以
上に広げ、かつ素子分離溝の形状の違いによるnチャネ
ル型MISFET対間のしきい値電圧差の発生を抑える
ことができる。
【0013】また、pチャネル型MISFET対が配置
された活性領域が複数連続して配置されているセンスア
ンプ回路において、pチャネル型MISFET対の配置
された活性領域端に接する素子分離溝の幅の差のみを、
ほぼゼロもしくは最小加工寸法の二倍以下とすること
で、センスアンプピッチを二倍以上に大きくし、かつn
チャネル型MISFET対の活性領域を高密度集積化
し、かつ素子分離溝の形状の違いによるpチャネル型M
ISFET対間のしきい値電圧差の発生を抑えることが
できる。
【0014】また、MISFET対が配置された活性領
域が複数連続して配置されているセンスアンプ回路にお
いて、例えば、nチャネル型MISFET対の活性領域
の最近接の活性領域をpウエル活性領域とし、pチャネ
ル型MISFET対の活性領域の最近接の活性領域をn
ウエル活性領域(n型活性領域)とすることによって、
pチャネル型MISFET対の配置された活性領域間の
距離と、nチャネル型MISFET対の活性領域間の距
離の差をほぼゼロもしくは最小加工寸法の二倍以下とす
ることで、MISFET対のしきい値電圧差を抑えるこ
とができる。
【0015】また、MISFET対が配置された活性領
域が複数連続して配置されているセンスアンプ回路にお
いて、例えば、pチャネル型MISFET対の活性領域
の最近接の活性領域の片方または両方をpウエル活性領
域とし、pチャネル型MISFET対の配置された活性
領域間の距離を、nチャネル型MISFET対の配置さ
れた活性領域間の距離よりも大きくすることで、MIS
FET対のしきい値電圧差を抑えることができる。
【0016】また、MISFET対の配置された活性領
域が複数分離して配置されているセンスアンプ回路にお
いて、pチャネル型MISFET対の配置されたnウエ
ル活性領域間に、nチャネル型MISFET対の配置さ
れたpウエル活性領域を配置し、メモリセルのpウエル
活性領域とnチャネル型MISFET対の配置されたp
ウエル活性領域を分離すると、メモリセルのpウエル活
性領域とnチャネル型MISFET対の配置されたpウ
エル活性領域を電気的に分離することができ、センスア
ンプ駆動の高速化に寄与することができる。
【0017】また、MISFET対の配置された活性領
域が複数分離して配置されているセンスアンプ回路にお
いて、pチャネル型MISFET対の配置されたnウエ
ル活性領域間に、nチャネル型MISFET対の配置さ
れたpウエル活性領域を配置し、メモリセルのpウエル
活性領域とnチャネル型MISFET対の配置されたp
ウエル活性領域を分離し、MISFET対のゲート電極
の配置された活性領域端に接する素子分離溝の幅の差
を、ほぼゼロもしくは最小加工寸法の二倍以下とする
と、メモリセルのpウエル活性領域とnチャネル型MI
SFET対の配置されたpウエル活性領域を電気的に分
離することができるので、センスアンプ駆動の高速化に
寄与し、かつMISFET対のしきい値電圧差を抑える
ことができる。
【0018】また、MISFET対を有するセンスアン
プ回路において、MISFET対のゲート電極の活性領
域のソース拡散層とドレイン拡散層を分離するように作
用しない部分を活性領域端部上に配置すると、素子分離
溝の形状のMISFET対に及ぼす影響が抑えられるの
で、MISFET対のしきい値電圧差を抑えることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1である半導体集積回路装置の要部レイアウト図で
ある。図1は、後述するように、センスアンプ回路を始
めとするプリチャージ回路、イコライズ回路やI/Oセ
レクタ回路等、DRAM(Dynamic Random Access Memo
ry)メモリセルを駆動するのに必要な論理回路のレイア
ウト図を示すものであり、この図1に示す領域のうちp
w1a〜pw1bを論理回路領域という。この論理回路
領域の両端には、DRAMメモリセルが形成される(メ
モリセル領域)pwm1、pwm2が位置する。但し、
このメモリセル領域には、メモリセルがアレイ状に形成
されるが、図2中では省略されている。また、図2に
は、メモリセル領域の端部、即ちメモリセルアレイと論
理回路領域との境界部が示されている。
【0021】図2は、本発明の実施の形態1である半導
体集積回路装置の要部断面図で、図1の要部レイアウト
図の一点鎖線m1とm2間における断面図である。図3
〜図17は、図2の半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【0022】まず、本実施の形態1のDRAMの論理回
路領域の断面構造を図2によって説明する。半導体基板
1は、例えば導電型がp型のシリコン単結晶からなり、
この半導体基板1中には深いnウエル領域9が形成され
ている。この深いnウエル領域9には、例えばn型不純
物のリンが導入されており、メモリセル領域pwm1、
pwm2から延在している。
【0023】また、論理回路領域における半導体基板1
において、pウエル10が形成されている。このpウエ
ル10には、例えばp型不純物のホウ素が導入されてい
る。そのp型不純物の濃度は、例えば1017(以下、
「10e17」と示す)〜10e18/cm3程度であ
る。
【0024】また、論理回路領域等における半導体基板
1において、nウエル11が形成されている。nウエル
11には、例えばn型不純物のリンまたはヒ素(As)
が導入されている。そのn型不純物の濃度は、例えば1
0e17〜10e18/cm 3程度である。
【0025】このような半導体基板1の上層部には、浅
い溝掘り埋込形の素子分離領域が形成されている。すな
わち、この素子分離領域は、半導体基板1の厚さ方向に
掘られた0.3〜0.4μmの深さの素子分離溝1bの
内壁に、膜厚10nm程度の薄い熱酸化シリコン(Si
2)膜6を形成した後、分離用の絶縁膜7が埋め込ま
れて形成されている。この素子分離領域(絶縁膜7)に
よって区画された領域が、いわゆる活性領域(pwm1
〜pwm2)であり、この領域の一部に素子等が形成さ
れる。
【0026】この分離用の絶縁膜7は、例えば酸化シリ
コン(SiO2)等からなる。なお、この素子分離用の
絶縁膜7の上面は、CMP(Chemical Mechanical Poli
shing)法によって研磨され、その高さが半導体基板1
の主面の高さよりやや低く形成される。
【0027】半導体基板1上のゲート絶縁膜12は、例
えば酸化シリコンからなり、その厚さは、例えば3.5
〜7nm程度に設定されている。
【0028】また、ゲート絶縁膜12上のゲート電極1
6、17は、例えば低抵抗多結晶シリコン膜13(13
n、13p)、窒化タングステン(WN)膜(図示せ
ず)、タングステン(W)膜14およびキャップ絶縁膜
15が下層から順に堆積され、ポリメタル構造を構成し
ている。低抵抗ゲート電極材料としてのポリメタルは、
そのシート抵抗が2Ω/□程度と低いことから、ゲート
電極材料としてのみならず配線材料として利用すること
もできる。ここで、ゲート電極16を構成する低抵抗多
結晶シリコン膜は、n型の不純物を含有しており(13
n)、ゲート電極17を構成する低抵抗多結晶シリコン
膜は、p型の不純物を含有している(13p)。
【0029】次いで、トランジスタ(MISFET)の
拡散層領域、サイドウォールスペーサ、層間絶縁膜、コ
ンタクト電極、メタル配線、蓄積電極などが形成される
が、それらの図示は省略する。
【0030】次いで、本実施の形態1のDRAMの論理
回路領域の要部レイアウトを図1によって説明する。
【0031】まず、pウエル10上にはゲート電極16
を有するnチャネル型のMISFETの活性領域(素子
活性領域もしくは素子形成領域)pw1a、pw2a、
pwp1、pwp2、pw5、pw2bおよびpw1b
が形成されている。
【0032】また、pウエル10上にはゲート電極16
を有しないn型活性領域、pw3およびpw4が形成さ
れている。なお、pwm1およびpwm2は、前述した
ようにメモリセルアレイと論理回路領域との境界部であ
り、pウエル10上のゲート電極16を有しないp型活
性領域である。
【0033】また、nウエル11上にはゲート電極17
を有するpチャネル型のMISFETの活性領域nwp
1、nwp2が形成されている。
【0034】また、nウエル11上にはゲート電極を有
しない、nウエル給電領域(活性領域)nw1、nw2
が形成されている。
【0035】なお、これらのnチャネル型のMISFE
Tの活性領域、pチャネル型のMISFETの活性領域
(素子活性領域もしくは素子形成領域)、pウエル上の
ゲート電極を有しないp型活性領域およびnウエル上の
ゲート電極を有しないn型活性領域上に、DRAMのセ
ンスアンプ回路等の論理回路が形成されている。
【0036】まず、pウエル10上のゲート電極16を
有するnチャネル型のMISFETの活性領域pw1
a、pw1bには、プリチャージ回路(図34のPC)
およびイコライズ回路が形成されている。
【0037】次いで、pウエル10上のゲート電極16
を有するnチャネル型のMISFETの活性領域pw2
a、pw2bには、I/Oセレクタ回路(図34のI
O)が形成されている。
【0038】次いで、pウエル10上のゲート電極16
を有するnチャネル型のMISFETの活性領域pwp
1、pwp2には、nチャネル型MISFET対を有す
るクロスカップル回路が形成されている(図34参
照)。かかるクロスカップル回路と、後述するpチャネ
ル型MISFET対を有するクロスカップル回路とで、
図34に示すセンスアンプが構成される。図34に、セ
ンスアンプ回路SA等の回路図の一例を示す。図34に
示すように、センスアンプ回路SAは、nチャネル型M
ISFET対(TN1、TN2)およびpチャネル型M
ISFET対(TP1、TP2)とで構成される。これ
らのMISFET対は、ビット線間(例えば、BL1t
とBL1b間)に直列に接続され(即ち、ソースもしく
はドレイン領域を共通としており)、それぞれのゲート
電極は、自身が接続されていないビット線に接続されて
いる(即ち、それぞれのゲート電極は、他のMISFE
Tの共通となっていないソース、ドレイン領域と接続さ
れている)。
【0039】このように、図1には明示していないが、
活性領域pwp1もしくはpwp2上のnチャネル型M
ISFET対は、そのゲート電極とソース、ドレイン領
域とが例えばビット線によって交差接続される。
【0040】次いで、pウエル10上のゲート電極16
を有するnチャネル型のMISFETの活性領域pw5
には、センスドライブ回路(図34のSAND、SAP
D)が形成されている。
【0041】なお、図34中のYSはY選択線、IO1
b等はIO線、BLEQはビット線プリチャージ信号
線、VBLRはビット線プリチャージ電源線、を示す。
また、WLは、ワード線、MCは、メモリセルを示す。
さらに、CSNはセンスアンプNMOSコモンソース
線、CSPはセンスアンプPMOSコモンソース線、φ
nはセンスアンプNMOS活性化信号、φpはセンスア
ンプPMOS活性化信号を示す。
【0042】また、pウエル10上のゲート電極を有し
ないp型活性領域、pwm1およびpwm2には、メモ
リセル領域と論理回路領域間に位置するダミー領域が形
成されている。
【0043】次いで、pウエル10上のゲート電極を有
しないp型活性領域、pw3およびpw4には、クロス
カップル回路領域とその他の回路領域(ここでは、I/
Oセレクタ回路やセンスドライブ回路が形成される領
域)間に配置されたダミー領域が形成されている。
【0044】また、nウエル11上のゲート電極17を
有するpチャネル型のMISFETの活性領域nwp
1、nwp2には、pチャネル型MISFET対を有す
るクロスカップル回路が形成されている(図34参
照)。このように、図1には明示していないが、活性領
域nwp1もしくはnwp2上のpチャネル型MISF
ET対も、そのゲート電極とソース、ドレイン領域とが
例えばビット線によって交差接続される。
【0045】また、nウエル11上のゲート電極を有し
ないn型活性領域、nw1、nw2には、クロスカップ
ル回路領域とその他の論理回路領域間に配置されたダミ
ー領域が形成されている。なお、このようなダミー領域
を、前述したように、nウエル給電領域として利用する
ことができる。
【0046】また、本実施の形態では、図1に示すよう
に、平面レイアウト上のゲート電極(16、17)の形
状は、U字型であるとしたが、ゲート電極形状は活性領
域のソース拡散層とドレイン拡散層を分離する形状、例
えば、図18に示すような四角形型でもよい。
【0047】また、図1に示した活性領域(pw1a〜
pw1b)がメモリセル領域に平行して連続している、
即ちX方向に配置されていることは言うまでもない。
【0048】また、図1に示した活性領域上のゲート電
極が活性領域上に周期的に配置されていることは言うま
でもない。
【0049】図1に示すように、本実施の形態において
は、二列連続して配置されたpチャネル型MISFET
対の活性領域の最近接の素子分離溝の幅L4とL6、p
チャネル型MISFET対の活性領域間の幅L5が等し
く、二列連続して配置されたnチャネル型MISFET
対の活性領域の最近接の素子分離溝の幅L1とL3、p
チャネル型MISFET対の活性領域間の幅L2が等し
いことを特徴とする。
【0050】以下、本実施の形態の半導体集積回路装置
を、図3〜図17を参照し、その製造工程をたどりなが
ら詳細に説明する。なお、本実施の形態を説明するため
の全図において同一機能を有するものは同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0051】まず、図3に示すように、例えば1〜10
Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶シリコンからな
る半導体基板1を、約800℃で熱酸化してその表面に
膜厚10nm程度の薄い酸化シリコン膜2を形成した
後、酸化シリコン膜2の上部にCVD法で膜厚140n
m程度の窒化シリコン膜3を堆積する。
【0052】次いで、フォトレジスト膜をマスクにした
ドライエッチングで素子分離領域の窒化シリコン膜3と
その下部の酸化シリコン膜2とを選択的に除去し、フォ
トレジストをアッシャ除去すると、図4のようになる。
【0053】次いで、図5に示すように、シリコン半導
体基板1上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法
で酸化シリコン膜4を堆積する。この酸化シリコン膜4
の膜厚は、例えば40〜50nm程度で、例えばHLD
(High-pressure Low-temperature Deposition)酸化シ
リコン膜のように、ステップカバレージのよい成膜方法
で形成する。
【0054】次いで、図6に示すように、窒化シリコン
膜3と酸化シリコン膜2からなる積層膜の側壁に、酸化
シリコン膜4からなるサイドウォールスペーサを、酸化
シリコン膜4をエッチバックすることにより形成する。
【0055】このサイドウォールスペーサを有する窒化
シリコン膜3と酸化シリコン膜2からなる積層膜5は、
素子分離領域の半導体基板1をエッチングして溝を形成
する際のマスクとして使用する。
【0056】また、窒化シリコン膜3は、酸化されにく
い性質を持つので、その下部の半導体基板1の表面が酸
化されるのを防ぐマスクとしても使用される。窒化シリ
コン膜3の下部の酸化シリコン膜2は、半導体基板1と
窒化シリコン膜3との界面に生じるストレスを緩和し、
このストレスに起因して半導体基板1の表面に転位など
の欠陥が発生するのを防ぐために形成する。また、酸化
シリコン膜4のサイドウォールスペーサは、活性領域の
端部(肩部)に生じるストレスを緩和し、活性領域の肩
部に丸みを付けるために形成する。
【0057】次いで、図7に示すように、酸化シリコン
膜4からなるサイドウォールスペーサを有する窒化シリ
コン膜3と酸化シリコン膜2からなる積層膜5をマスク
にしたドライエッチングで素子分離領域の半導体基板1
に深さ0.3 〜0.4ミクロン程度の溝(素子分離溝)
1bを形成する。
【0058】次いで、図8に示すように、半導体基板1
を約800〜1000℃で熱酸化することによって、溝
1bの内壁に膜厚10nm程度の薄い酸化シリコン膜6
を形成する。この酸化シリコン膜6は、溝1bの内壁に
生じたドライエッチングのダメージを回復すると共に、
次の工程で溝1bの内部に埋め込まれる酸化シリコン膜
7と半導体基板1との界面に生じるストレスを緩和する
ために形成する。また、この熱酸化処理を行なうことに
より、活性領域の肩部の半導体基板1表面が丸められ
る。
【0059】次いで、図9に示すように、溝1bの内部
を含む半導体基板1上にCVD法で酸化シリコン膜7を
堆積する。この酸化シリコン膜7は、溝1bの深さより
も厚い膜厚(例えば600nm程度)で堆積し、溝1b
の内部に酸化シリコン膜7を隙間なく埋め込む。また、
酸化シリコン膜7は、例えば酸素とテトラエトキシシラ
ン((C25)4Si)とを原料として成膜される酸化シリ
コン膜のように、ステップカバレージのよい成膜方法で
形成する。
【0060】次いで、半導体基板1を約1000〜12
00℃で熱酸化し、溝1bに埋め込んだ酸化シリコン膜
7の膜質を改善するためのデンシファイ(焼き締め)処
理を行う。
【0061】次いで、図10に示すように、化学機械研
磨(CMP:Chemical MechanicalPolishing)法を用い
て溝1bの外部の酸化シリコン膜7を除去すると共に、
溝1bの上部の酸化シリコン膜7の表面を平坦化する。
この研磨において、活性領域の半導体基板1の表面を覆
っている、酸化シリコン膜4からなるサイドウォールス
ペーサを有する窒化シリコン膜3と酸化シリコン膜2か
らなる積層膜5は、研磨ストッパとして用いられ、研磨
後、積層膜8となる。
【0062】次いで、半導体基板1の活性領域を覆う積
層膜8を熱リン酸などのエッチング液を用いて処理し、
続いてドライまたはウェットエッチングを用いて除去す
ることにより、図11に示すように、酸化シリコン膜7
が埋め込まれた素子分離溝が完成する。次いで、図11
に示すように、積層膜8を除去する。
【0063】次いで、半導体基板1に対してプレ酸化処
理を施し、半導体基板1上のメモリセル領域が露出する
ような深いnウエル形成用のフォトレジストパターン
(図示せず)を形成した後、それをマスクとして半導体
基板1のメモリセル領域に、例えばn型不純物のリンを
イオン注入し、半導体基板1のメモリセル領域に深いn
ウエル領域9を形成する。この際、図12に示すよう
に、論理回路領域においても、半導体基板1に深いnウ
エル領域9を形成する。
【0064】次いで、深いnウエル形成用のフォトレジ
ストパターンを除去した後、半導体基板1上にpウエル
領域が露出するようなフォトレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、それをマスクとして半導体基板1のpウ
エル形成領域に、例えばp型不純物のホウ素等をイオン
注入する。次いで、pウエル形成用のフォトレジストパ
ターン(図示せず)を除去した後、半導体基板1上にn
ウエル領域が露出するようなフォトレジストパターンを
形成し、それをマスクとして半導体基板1のnウエル形
成領域に、例えばn型不純物のリン等をイオン注入す
る。次いで、nウエル形成用のフォトレジストパターン
を除去した後、半導体基板1に対して熱処理を施すこと
により、図13に示すように、半導体基板1にpウエル
10、nウエル11を形成する。
【0065】次いで、図には示さないが、論理回路領域
のnチャネル型MISFET形成用のフォトレジストパ
ターンを除去した後、しきい値電圧調整用の、例えばp
型不純物のBF2(フッ化ホウ素)等をイオン注入す
る。
【0066】次いで、図には示さないが、論理回路領域
のpチャネル型MISFET形成用のフォトレジストパ
ターンを除去した後、しきい値電圧調整用のために、例
えばn型不純物のリン等をイオン注入する。
【0067】次いで、図には示さないが、メモリセル領
域のメモリセル選択用MISFET形成用のフォトレジ
ストパターンを除去した後、パンチスルー防止用の、例
えばp型不純物のボロン等をイオン注入する。
【0068】次いで、図には示さないが、半導体基板1
上のプレ酸化膜を除去する。
【0069】次いで、図14に示すように、公知の方法
を用いて、半導体基板1に対して、ゲート絶縁膜12を
形成する。ここでは、例えば750℃程度のウェット酸
化処理によりゲート絶縁膜12を形成した。
【0070】また、公知の方法を用いて、印加電圧など
に応じて異なった膜厚を有するゲート絶縁膜を形成して
もよい。相対的に厚いゲート絶縁膜の厚さは、例えば6
nm程度、相対的に薄いゲート絶縁膜の厚さは、例えば
3.5nm程度である。また、公知の方法を用いて、半
導体基板に対して酸窒化処理を施してもよい。
【0071】半導体基板1上のプレ酸化膜とゲート絶縁
膜を除去する際のエッチングによって、活性領域の半導
体基板1表面と溝1b内に埋め込まれた酸化シリコン膜
7の表面との間に段差が発生する。
【0072】次いで、図15に示すように、半導体基板
1上に、多結晶シリコン膜をCVD法等によって堆積
し、次いで、公知の方法を用いて、半導体基板1上に形
成されるMISFETのゲート電極における導電型を設
定するたに、不純物の導入を行う。即ち、nチャネル型
MISFETが形成される領域に、リン等のn型不純物
の添加された多結晶シリコン膜(n型多結晶シリコン
膜)13nを形成し、また、pチャネル型MISFET
が形成される領域に、ホウ素等のp型不純物の添加され
た多結晶シリコン膜(p型多結晶シリコン膜)13pを
形成する。
【0073】また、リン等のn型不純物の添加された多
結晶シリコン膜をCVD法等によって堆積し、半導体基
板1上に形成されるMISFETのゲート電極における
導電型をすべてn型に設定してもよい。
【0074】次いで、図16に示すように、多結晶シリ
コン膜13n、13p上に、例えば、窒化タングステン
(WN)等からなるバリア金属膜を堆積し、続いて、例
えばタングステン等からなる金属膜14堆積する。続い
て、例えば窒化シリコン膜からなるキャップ絶縁膜15
を堆積する。なお、このバリヤ金属膜の図示は省略す
る。
【0075】次いで、キャップ絶縁膜15上に形成した
ゲート電極形成用のフォトレジスト(図示せず)をエッ
チングマスクとして、キャップ絶縁膜15にエッチング
処理を施し、ハードマスクを形成する。
【0076】次いで、図17に示すように、上記のキャ
ップ絶縁膜15のハードマスクを用いて、多結晶シリコ
ン膜13n、13p、バリア金属膜(図示せず)、金属
膜14および多結晶シリコン膜(13n、13p)をド
ライエッチングすることにより、ゲート電極16、17
を形成する。ゲート電極16は、n型多結晶シリコン膜
13n、バリア金属膜(図示せず)および金属膜14を
有し、ゲート電極17は、p型多結晶シリコン膜13
p、バリア金属膜(図示せず)および金属膜14を有す
る。さらに、金属膜14上には、キャップ絶縁膜15が
位置する。このゲート電極16をn型ゲート電極、ゲー
ト電極17をp型ゲート電極という。
【0077】次いで、ゲート電極16、17の両端に低
濃度半導体領域を形成した後、ゲート電極16、17の
側壁に、サイドウォールスペーサを形成し、さらに、サ
イドウォールスペーサの両端に高濃度半導体領域を形成
することにより、nチャネル型MISFETおよびpチ
ャネル型MISFETが完成するが、これらの図示は省
略する。
【0078】次いで、nチャネル型MISFETおよび
pチャネル型MISFET上部に層間絶縁膜、コンタク
ト電極、メタル配線、などが形成されるが、それらの図
示は省略する。
【0079】また、メモリセル領域(図示せず)におい
ては、メモリセルを構成するnチャネル型MISFET
が同様の工程で形成され、その上部に、層間絶縁膜、コ
ンタクト電極、メタル配線(ビット線)、蓄積電極など
が形成されるが、それらの図示は省略する。
【0080】このように、本実施の形態においては、n
チャネル型MISFET対の活性領域(pwp1、pw
p2)の両側にpウエル活性領域(pw3、pw4)を
配置し、活性領域pw3とpwp1との距離(L1)お
よび活性領域pw4とpwp2との距離(L3)を、活
性領域pwp1とpwp2との距離(L2)と同じとし
た。即ち、(L1−L2)、(L3−L2)および(L
1−L3)をゼロとした。その結果、素子分離溝の形状
が、L1部、L2部およびL3部においてほぼ同じとな
り、活性領域pwp1もしくはpwp2上に形成される
MISFETのしきい値電圧差を抑えることができる。
【0081】また、pチャネル型MISFET対の活性
領域(nwp1、nwp2)の両側にnウエル活性領域
(nw1、nw2)を配置し、活性領域nw1とnwp
1との距離(L4)および活性領域nw2とnwp2と
の距離(L6)を、活性領域nwp1とnwp2との距
離(L5)と同じとした。即ち、(L4−L5)、(L
6−L5)および(L4−L6)をゼロとした。その結
果、素子分離溝の形状が、L4部、L5部およびL6部
においてほぼ同じとなり、即ち、素子分離溝の形状のば
らつきが低減され、活性領域nwp1もしくはnwp2
上に形成されるMISFETのしきい値電圧差を抑える
ことができる。言い換えれば、かかる活性領域上に形成
されるMISFETのしきい値電圧のばらつきを低減す
ることができる。
【0082】このような効果が得られる理由について以
下に詳細に説明する。
【0083】例えば、論理回路領域のレイアウトが、図
20に示すような半導体集積回路装置を考える。この例
では、複数連続して配置されたpチャネル型MISFE
T対の活性領域(nwp1、nwp2)の最近接の素子
分離溝の幅L4、L6がおよそ2μmで、pチャネル型
MISFET対の活性領域間の素子分離溝の幅L5がお
よそ1μmある。
【0084】pチャネル型MISFET対の活性領域間
の幅L5は、例えば、pチャネル型MISFET二個分
のゲート電極へのコンタクトの穴径およびレイアウト余
裕の和となっている。
【0085】ここで、pチャネル型MISFET対の活
性領域の最近接の素子分離溝の幅L4、L6は、pチャ
ネル型MISFET対の活性領域間の幅L5より大き
い。なぜなら、pチャネル型MISFET対の活性領域
(nwp1、nwp2)の最近接には、導電型の異なる
pウエル活性領域(pw5、pw2b)が配置、即ち、
pチャネル型MISFET対の活性領域と最近接する活
性領域の間の素子分離領域との間には、pウエル領域と
nウエル領域の境界が存在するため、幅L5分に加えて
ウエル分離に要するレイアウト余裕が必要だからであ
る。
【0086】そのため、図20に示すレイアウトでは、
pチャネル型MISFET対の活性領域に接する素子分
離溝の幅が異なるため、図21に示すように、pチャネ
ル型MISFET対の活性領域(例えば、nwp1)の
L4側とL5側とで、素子分離溝の形状が異なる。図2
1において、実線は、活性領域nwp1のL4側の素子
分離溝の形状であり、点線は、活性領域nwp1のL5
側の素子分離溝の形状である。このようにpチャネル型
MISFET対の活性領域に接する素子分離溝の形状が
異なる。
【0087】さらに、図20に示すレイアウトでは、例
えば、pチャネル型MISFET対の活性領域nwp1
上からL4部上に形成されたゲート電極と、pチャネル
型MISFET対の活性領域nwp1上からL5部上に
形成されたゲート電極と、を有し、pチャネル型MIS
FET対のしきい値電圧差がおよそ20mVであった。
このように、幅L4、L6と幅L5で素子分離溝に接す
る活性領域端の上部にゲート電極が配置されたpチャネ
ル型MISFET対のしきい値電圧差がおよそ20mV
発生する。
【0088】しかしながら、本実施の形態では、複数連
続して配置されたnチャネル型MISFET対の活性領
域の最近接にpウエル活性領域を配置し、複数連続して
配置されたpチャネル型MISFET対の活性領域の最
近接にnウエル活性領域を配置して、MISFET対の
配置された活性領域端に接する素子分離溝の幅の差、
(L1−L2)、(L3−L2)、(L1−L3)、
(L4−L5)、(L6−L5)、(L4−L6)をゼ
ロとしたため、素子分離溝の形状の変化は抑えられ、M
ISFET対のしきい値電圧差が抑えられる。
【0089】なお、図20に示すレイアウトでは、素子
分離溝の幅の差(L4−L5)および(L6−L5)
が、約1μmで、しきい値電圧差はおよそ20mV発生
した。
【0090】ここで、図22に示すように、しきい値電
圧差が素子分離幅の差に比例すると仮定すると、素子分
離溝の幅の差が0.5μm以下とすることによりしきい
値電圧差を10mV以下に抑えることができると考えら
れる。
【0091】また、本実施の形態においては、DRAM
のワード線ピッチの1/2で定義される最小加工寸法を
0.13μmとしたので、素子分離溝の幅の差を前記最
小加工寸法の二倍(およそ0.26μm)とすれば、し
きい値電圧差は20mVのおよそ1/4の5mV以下に
抑えることができると考えられる。
【0092】なお、しきい値電圧差の許容値が5mVよ
り小さい場合には、素子分離溝の幅の差を最小加工寸法
の二倍以下に厳しくする必要があり、しきい値電圧の許
容値が5mVよりも大きい場合には、素子分離幅の差を
最小加工寸法の二倍以上に緩和しても良いことは言うま
でもない。
【0093】また、素子分離溝の幅の差の許容値を、基
板電圧などの印圧条件およびゲート酸化膜厚などのプロ
セスパラメータによって変化させるべきことは言うまで
もない。
【0094】また、素子分離幅の素子分離溝の形状に及
ぼす影響の比較的小さいプロセスを用いた場合には、素
子分離幅の差を最小加工寸法の二倍以上とし、素子分離
幅の素子分離溝の形状に及ぼす影響の比較的大きいプロ
セスを用いた場合には、素子分離幅の差を最小加工寸法
の二倍以下としてもよいことは言うまでもない。
【0095】ただし、素子分離溝の形状の素子分離幅依
存性を完全に解消することは困難であるから、素子分離
溝の形状の変化に起因したMISFET対のしきい値電
圧の発生を根本的に解決するためには、MISFET対
のゲート電極の配置された活性領域端に接する素子分離
溝の幅の差を、ゼロまたは許容値内に収める必要があ
る。
【0096】なお、本実施の形態においては、センスア
ンプを構成するMISFET対の活性領域(例えば、n
wp1とnwp2)が、二列連続に配置されている。こ
の利点は、MISFET対の活性領域を二列連続に配置
することで、センスアンプピッチを緩和することであ
る。
【0097】図23に、開放型ビット線とセンスアンプ
二個(SA1、SA2)を一列に配置した場合のレイア
ウトを模式的に示す。この場合、センスアンプピッチは
開放型ビット線ピッチbのおよそ二倍の2bとする必要
があり、センスアンプのレイアウトが比較的困難であ
る。
【0098】一方、図24に、開放型ビット線とセンス
アンプ二個(SA1、SA2)を二列に配置した場合の
レイアウトを模式的に示す。このように2つのセンスア
ンプをずらして配置することによってセンスアンプピッ
チを縮小することができる。図24の場合、センスアン
プピッチは開放型ビット線ピッチbの四倍の4bとする
ことができるので、センスアンプレイアウトを緩和する
ことができる。センスアンプを構成するMISFET対
を並列配置した本実施の形態は、例えば開放型ビット線
を用いたセンスアンプレイアウトに用いると効果があ
る。
【0099】なお、本実施の形態では、MISFET対
の活性領域に接する活性領域(pw3、pw4、nw
1、nw2)が、少なくともMISFET対の活性領域
に対して切れ目なく連続である。従って、MISFET
対のゲート電極の配置された活性領域端に接する部分の
素子分離溝の幅(例えば、L4、L5等)は等しくなる
(図1参照)。なお、切れ目とは、例えば、素子分離を
介しY方向に配置された複数の活性領域からなる活性領
域pw1aの活性領域間(素子分離)の部分を意味す
る。本実施の形態では、このpウエル10上のゲート電
極を有しないp型活性領域pw3およびpw4は、例え
ばpウエル給電領域として、MISFET対のゲート電
極に対して切れ目なく連続して配置されている。
【0100】また、MISFET対の活性領域に近接す
る活性領域上には、図26に示すように、ゲート電極が
配置されていてもよい。即ち、図1の活性領域pw3を
省略し、nチャネル型MISFET対の活性領域pwp
1とnチャネル型MISFETの活性領域pw2aとの
距離(L1)を、pwp1とpwp2との距離(L2)
と同じとする。また、pウエル活性領域pw4の位置
に、nチャネル型MISFETの活性領域pw2bを配
置し、nチャネル型MISFET対の活性領域pwp2
とnチャネル型MISFETの活性領域pw2bとの距
離(L3)を、pwp1とpwp2との距離(L2)と
同じとする。
【0101】また、図27に示すように、MISFET
対の活性領域に近接する活性領域(pw3、pw4)
は、連続でなくてもよい。即ち、図27に示すように、
すくなくともゲート電極端に対応する位置に、活性領域
が配置されていればよく、逆に言えば、活性領域の切れ
目(活性領域間の素子分離の部分)にかからなければ、
ゲート電極の端部に接する部分の素子分離溝の幅が等し
く、MISFET対のしきい値電圧差を低減することが
できる。
【0102】また、図28に示すように、図1のnウエ
ル活性領域pw4およびpウエル活性領域pw3の位置
に、それぞれnチャネル型MISFETの活性領域pw
1bおよびpw1aを配置してもよい。この場合、MI
SFET対の活性領域(pwp1、pwp2)に接する
活性領域(pw1bおよびpw1a)は、切れ目を有す
る(連続でない)。従って、かかるMISFET対のゲ
ート電極16端に対応する位置に、活性領域(pw1b
およびpw1a)の切れ目がかかる恐れがある。しかし
ながら、図28に示すように、切れ目の幅(活性領域
間)L12、L11が、最小加工寸法の二倍以内であれ
ば、素子分離溝の形状の違いは許容値内に収まると考え
られる。
【0103】また、実施の形態1は、pチャネル型MI
SFET対の配置された活性領域間の素子分離溝の幅と
nチャネル型MISFET対の配置された活性領域間の
素子分離溝の幅の差が最小加工寸法以下となるレイアウ
トに関するものでもある。
【0104】また、本実施の形態1では、ダミーパター
ンを配置し、MISFET対に接する素子分離領域の幅
とMISFET対の配置された素子分離領域間の幅との
差をほぼゼロとし、素子分離溝の形状に依存したMIS
FET対のしきい値電圧差を抑えることが可能となる。
【0105】(実施の形態2)本実施の形態は、pチャ
ネル型MISFET対のゲート電極の配置された活性領
域に接する素子分離溝の幅の差を、最小加工寸法の二倍
以下とするレイアウトに関するものである。
【0106】なお、実施の形態2の半導体集積回路装置
の製造方法は、そのレイアウトが図29で示されること
を除いては、図3〜図17を参照しながら説明した実施
の形態1の場合と同様であるため、その説明を省略す
る。
【0107】本実施の形態では、図29に示すように、
複数連続して配置されたpチャネル型MISFET対の
活性領域(nwp1、nwp2)の最近接に、ゲート電
極17を有しないn型活性領域(nw1、nw2)を配
置して、活性領域nw1とnwp1との距離(L4)お
よび活性領域nw2とnwp2との距離(L6)を、活
性領域nwp1とnwp2との距離(L5)と同じとし
た。即ち、(L4−L5)、(L6−L5)、(L4−
L6)をゼロとしたため、実施の形態1で説明したよう
に、素子分離溝の形状の変化を抑えられ、MISFET
対のしきい値電圧差を抑えることができる。また、(L
4−L5)、(L6−L5)、(L4−L6)を、最小
加工寸法の二倍以下とすることにより、MISFET対
のしきい値電圧差を低減することが可能となる。
【0108】また、本実施の形態2では、nチャネル型
MISFET対の活性領域(pwp1、pwp2)の両
側に、I/Oセレクタ回路が形成されるp型活性領域p
w2aおよびセンスドライブ回路が形成されるp型活性
領域pw5を配置し、活性領域pw2aとpwp1との
距離(L1)および活性領域pw5とpwp2との距離
(L3)を、活性領域pwp1とpwp2との距離(L
2)と同じとした。即ち、(L1−L2)、(L3−L
2)および(L1−L3)をゼロとしたため、実施の形
態1で説明したように、素子分離溝の形状の変化を抑え
られ、MISFET対のしきい値電圧差を抑えることが
できる。また、(L1−L2)、(L3−L2)および
(L1−L3)を、最小加工寸法の二倍以下とすること
により、MISFET対のしきい値電圧差を低減するこ
とが可能となる。
【0109】さらに、本実施の形態においては、論理回
路が形成されるp型活性領域(例えば、pw2aやpw
5等)の配置を工夫することにより、素子分離の幅(L
1〜L3)を調整したので、論理回路領域の高密度集積
化(微細化)を図りつつ、pチャネル型MISFET対
で顕著に発生する素子分離領域の形状に起因したしきい
値電圧差を抑えることが可能となる。
【0110】(実施の形態3)本実施の形態は、センス
アンプを構成するMISFET対の配置された活性領域
が一列に配置されたレイアウトに関するものである。
【0111】なお、実施の形態3の半導体集積回路装置
の製造方法は、そのレイアウトが図30で示されること
を除いては、図3〜図17を参照しながら説明した実施
の形態1の場合と同様であるため、その説明を省略す
る。
【0112】図30に示すような、MISFET対の配
置された活性領域の一列配置は、例えば、図25に示す
ような、センスアンプピッチが緩和された折り返し型ビ
ット線配置のセンスアンプレイアウトに用いられる。
【0113】本実施の形態では、図30に示すように、
nチャネル型MISFET対を有するクロスカップル回
路が、nチャネル型のMISFETの活性領域pwp1
に形成され、pチャネル型MISFET対を有するクロ
スカップル回路が、pチャネル型のMISFETの活性
領域nwp1に形成されている。これらのクロスカップ
ル回路で、センスアンプが構成される。
【0114】また、nチャネル型MISFET対の活性
領域(pwp1)の両側に、ゲート電極16を有しない
pウエル活性領域(pw3、pw4)を配置し、活性領
域pw3とpwp1との距離(L1)と、活性領域pw
4とpwp1との距離(L3)とを、同じとした。即
ち、(L1−L3)をゼロとした。その結果、素子分離
溝の形状が、L1部およびL3部においてほぼ同じとな
り、活性領域pwp1上に形成されるMISFETのし
きい値電圧差を抑えることができる。また、(L1−L
3)を、最小加工寸法の二倍以下とすることにより、M
ISFET対のしきい値電圧差を低減することが可能と
なる。
【0115】また、pチャネル型MISFET対の活性
領域(nwp1)の両側に、ゲート電極17を有しない
n型活性領域(nw1、nw2)を配置し、活性領域n
w1とnwp1との距離(L4)と、活性領域nw2と
nwp1との距離(L6)とを、同じとした。即ち、
(L4−L6)をゼロとした。その結果、素子分離溝の
形状が、L4部およびL6部においてほぼ同じとなり、
活性領域nwp1上に形成されるMISFETのしきい
値電圧差を抑えることができる。また、(L4−L6)
を、最小加工寸法の二倍以下とすることにより、MIS
FET対のしきい値電圧差を低減することが可能とな
る。
【0116】なお、本実施の形態においては、nチャネ
ル型MISFET対の活性領域(pwp1)の両側に活
性領域(pw3、pw4)を配置したが、図26を参照
しながら実施の形態1で説明したように、活性領域pw
3およびpw4の位置に、活性領域pw2aおよびpw
2bを配置してもよい。また、図20に示すように、活
性領域pw3およびpw4の位置に、活性領域pw2a
およびpw5を配置してもよい。また、図28を参照し
ながら実施の形態1で説明したように、活性領域pw3
およびpw4の位置に、活性領域pw1aおよびpw1
bを配置してもよい。この際、MISFET対のゲート
電極16端に対応する位置に、活性領域(pw1aおよ
びpw1b)の切れ目がかからないようレイアウトす
る。また、切れ目の幅(L12、L11)が、最小加工
寸法の二倍以内となるようレイアウトする。
【0117】その結果、nチャネル型MISFET対の
活性領域近傍を高密度集積し、pチャネル型MISFE
T対で顕著に発生する素子分離領域の形状に起因したし
きい値電圧差を抑えることが可能となる。
【0118】(実施の形態4)本実施の形態は、pチャ
ネル型MISFET対の配置された活性領域間の素子分
離溝の幅を、nチャネル型MISFET対の配置された
活性領域間の素子分離溝の幅よりも大きくするレイアウ
トに関するものである。
【0119】なお、実施の形態4の半導体集積回路装置
の製造方法は、そのレイアウトが図31で示されること
を除いては、図3〜図17を参照しながら説明した実施
の形態1の場合と同様であるため、その説明を省略す
る。
【0120】本実施の形態では、図31に示すように、
複数連続して配置されたpチャネル型MISFET対の
活性領域(nwp1、nwp2)の両端には、センスド
ライブ回路が形成されるp型活性領域pw5とI/Oセ
レクタ回路が形成されるp型活性領域pw2bが配置さ
れている。さらに、pチャネル型MISFET対の活性
領域nwp1およびnwp2間の距離(L5)を、活性
領域nwp1とpw5との距離(L4)および活性領域
nwp2とpw2bとの距離(L6)と同じとした。即
ち、(L4−L5)、(L6−L5)、(L4−L6)
をゼロとしたため、実施の形態1で説明したように、素
子分離溝の形状の変化を抑えられ、MISFET対のし
きい値電圧差を抑えることができる。また、(L4−L
5)、(L6−L5)、(L4−L6)を、最小加工寸
法の二倍以下とすることにより、MISFET対のしき
い値電圧差を低減することが可能となる。
【0121】この素子分離領域の幅L5は、ウエル分離
のためのレイアウト余裕を加味したL4およびL6と等
しくなるように決められているため、ウエル分離領域の
ない素子分離領域の幅、例えばL2よりも大きくした。
【0122】また、本実施の形態では、nチャネル型M
ISFET対の活性領域(pwp1、pwp2)の両側
に、I/Oセレクタ回路が形成されるp型活性領域pw
2aおよびセンスドライブ回路が形成されるp型活性領
域pw5を配置し、活性領域pw2aとpwp1との距
離(L1)および活性領域pw5とpwp2との距離
(L3)を、活性領域pwp1とpwp2との距離(L
2)と同じとした。即ち、(L1−L2)、(L3−L
2)および(L1−L3)をゼロとしたため、実施の形
態1で説明したように、素子分離溝の形状の変化を抑え
られ、MISFET対のしきい値電圧差を抑えることが
できる。また、(L1−L2)、(L3−L2)および
(L1−L3)を、最小加工寸法の二倍以下とすること
により、MISFET対のしきい値電圧差を低減するこ
とが可能となる。
【0123】ここで、この素子分離領域の幅L1〜L3
は、ウエル分離の必要がないためL4〜L6より小さく
することができ、素子の高集積化を図ることができる。
【0124】また、本実施の形態においては、pチャネ
ル型MISFET対の活性領域nwp1に接する活性領
域pw5は、活性領域が連続でない(切れ目がある)。
しかしながら、この場合、この切れ目の幅L11および
L12を最小加工寸法の二倍以下としており、素子分離
溝の形状の違いは許容値内に収まると考えられる。ま
た、このような幅の狭い切れ目上では、ゲート電極の引
き出し領域を確保することが困難であるため、かかる素
子領域上に形成されるゲート電極の先端をL4部上に引
き出しており、例えば、活性領域pw5上のゲート電極
16の形状をU字型としてある。
【0125】このように、本実施の形態4では、pチャ
ネル型MISFET対の活性領域(n型活性領域)に最
近接する活性領域の両方をp型活性領域として、その間
隔を工夫することにより、活性領域端部上にゲート電極
の配置されたMISFET対の素子分離領域の形状に起
因したしきい値電圧差を抑えることが可能となる。
【0126】(実施の形態5)本実施の形態は、pチャ
ネル型MISFET対の活性領域を分離して配置したレ
イアウトに関するものである。
【0127】なお、実施の形態4の半導体集積回路装置
の製造方法は、そのレイアウトが図32で示されること
を除いては、図3〜図17を参照しながら説明した実施
の形態1の場合と同様であるため、その説明を省略す
る。
【0128】本実施の形態では、図32に示すように、
複数分散して配置されたpチャネル型MISFET対の
活性領域(nwp1、nwp2)の最近接にp型または
n型活性領域(pwm1とpw2a、nw1とpwm
2)を配置して、pチャネル型MISFET対の配置さ
れた活性領域端に接する素子分離溝の幅の差、(L4−
L5)および(L6−L7)をゼロとしたため、素子分
離溝の形状の変化は抑えられ、MISFET対のしきい
値電圧差が抑えられる。また、(L4−L5)、(L6
−L7)を、最小加工寸法の二倍以下とすることによ
り、MISFET対のしきい値電圧差を低減することが
可能となる。
【0129】また、実施の形態5では、図33にも示す
ように、pチャネル型MISFET対の活性領域(nw
p1、nwp2)を論理回路領域の両端に配置したの
で、メモリセルが形成されるp型活性領域(pwm1、
pwm2)とnチャネル型MISFET対の配置された
p型活性領域(pw2aからpw5)を電気的に分離す
ることができ、センスアンプ駆動の高速化が可能とな
る。図33は、本発明の実施の形態5である半導体集積
回路装置の要部断面図で、図32の要部レイアウト図の
一点鎖線m3とm4間における断面図である。
【0130】また、本実施の形態5では、センスアンプ
駆動の高速化に寄与し、かつpチャネル型MISFET
対で顕著に発生する素子分離領域の形状に起因したしき
い値電圧差を抑えることが可能となる。
【0131】(実施の形態6)本実施の形態は、pチャ
ネル型MISFET対のゲート電極において、ソース拡
散層とドレイン拡散層を分離するように作用しない部分
を活性領域上に配置したレイアウトに関するものであ
る。
【0132】なお、実施の形態6の半導体集積回路装置
の製造方法は、そのゲート電極の形状が図19で示され
ることを除いては、図3〜図17を参照しながら説明し
た実施の形態1の場合と同様である(但し、活性領域n
w1、nw2、pw3、pw4は形成されない)ため、
その説明を省略する。
【0133】図19に示すように、実施の形態6では、
四角形型のゲート電極によって、ソース拡散層(ソース
半導体領域)とドレイン拡散層を分離しており、ソース
拡散層とドレイン拡散層を分離するように作用しない部
分を活性領域上に設け、かかる部分を素子分離領域上に
引き出してゲート電極コンタクトを形成している。ソー
ス拡散層とドレイン拡散層を分離するように作用する部
分は、図19のゲート電極17のうち、矩形状に活性領
域(nwp1もしくはnwp2)の一部を囲んでいる部
分であり、また、ソース拡散層とドレイン拡散層を分離
するように作用しない部分とは、活性領域上のゲート電
極17のうち、前記矩形状の部分から素子分離領域方向
に突出している部分である。
【0134】なお、実施の形態6は、pチャネル型MI
SFET対の活性領域(nwp1、nwp2)のみを示
しているが、同じゲート電極をnチャネル型MISFE
T対に用いてもよいことは言うまでもない。
【0135】このように本実施の形態においては、素子
分離溝の形状に関係なく、MISFET対のしきい値電
圧差を抑えることが可能となる。
【0136】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0137】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0138】センスアンプ回路のMISFET対のゲー
ト電極の配置された活性領域端に接する素子分離溝の幅
の差を制御することにより、活性領域端部上にゲート電
極が配置されたMISFET対の素子分離領域の形状に
起因したしきい値電圧のばらつきを抑えることが可能と
なる。
【0139】また、nチャネル型MISFET対の活性
領域を高密度集積化し、pチャネル型MISFET対で
発生する素子分離領域の形状に起因したしきい値電圧差
を抑えることが可能となる。
【0140】また、pチャネル型MISFET対の配置
されたn型活性領域とnチャネル型MISFET対の配
置されたp型活性領域を素子分離領域を考慮した配置と
することにより、センスアンプ駆動の高速化に寄与する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置の要部レイアウト図である。
【図2】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
【図3】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図4】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図5】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図6】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図7】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図8】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図9】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中に
おける基板の要部断面図である。
【図10】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図11】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図12】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図13】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図14】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図15】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図16】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図17】図2に示す半導体集積回路装置の製造工程中
における基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の他の要部レイアウト図である。
【図19】本発明の実施の形態6である半導体集積回路
装置の要部レイアウト図である。
【図20】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の他の要部レイアウト図である。
【図21】本発明の効果を説明するための半導体集積回
路装置の要部断面図である。
【図22】素子分離溝の幅の差としきい値電圧差の相関
図である。
【図23】ビット線とセンスアンプ配置のレイアウト模
式図である。
【図24】ビット線とセンスアンプ配置のレイアウト模
式図である。
【図25】ビット線とセンスアンプ配置のレイアウト模
式図である。
【図26】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の他の要部レイアウト図である。
【図27】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の他の要部レイアウト図である。
【図28】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置の他の要部レイアウト図である。
【図29】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置の要部レイアウト図である。
【図30】本発明の実施の形態3である半導体集積回路
装置の要部レイアウト図である。
【図31】本発明の実施の形態4である半導体集積回路
装置の要部レイアウト図である。
【図32】本発明の実施の形態5である半導体集積回路
装置の要部レイアウト図である。
【図33】本発明の実施の形態6である半導体集積回路
装置の製造工程中における基板の要部断面図である。
【図34】センスアンプ回路等の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板 1b 素子分離溝 2 酸化シリコン膜 3 窒化シリコン膜 4 酸化シリコン膜(サイドウォールスペーサ) 5 積層膜(ハードマスク) 6 酸化シリコン膜 7 酸化シリコン膜(絶縁膜) 8 積層膜(ハードマスク) 9 深いnウェル領域 10 pウエル 11 nウエル 12 ゲート絶縁膜 13 多結晶シリコン膜 13n n型多結晶シリコン膜 13p p型多結晶シリコン膜 14 タングステン膜(金属膜) 15 キャップ絶縁膜 16 n型ゲート電極 17 p型ゲート電極 L1〜L3 素子分離溝の幅 L4〜L6 素子分離溝の幅 L7 素子分離溝の幅 L11、L12 素子分離溝の幅 a、b ビット線ピッチ pwm1、pwm2 メモリセル形成領域 pw1a、pw1b nチャネル型MISFETの活性
領域 pw2a、pw2b nチャネル型MISFETの活性
領域 pw3、pw4 活性領域 pw5 nチャネル型MISFETの活性領域 pwp1、pwp2 nチャネル型MISFET対の活
性領域 nwp1、nwp2 pチャネル型MISFET対の活
性領域 nw1、nw2 活性領域(nウェル給電領域) SA、SA1、SA2 センスアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/108 (72)発明者 竹村 理一郎 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 松岡 秀行 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 木村 紳一郎 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 朝倉 久雄 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 永井 亮 東京都中央区八重洲二丁目2−1 エルピ ーダメモリ株式会社内 (72)発明者 山田 悟 東京都中央区八重洲二丁目2−1 エルピ ーダメモリ株式会社内 Fターム(参考) 5F032 AA44 AA45 AA77 BA02 CA17 DA22 DA78 5F048 AA01 AA04 AA07 AB01 AB03 AC03 BB05 BB08 BB14 BE03 BF03 BF06 BG14 DA25 5F083 AD00 GA01 GA09 JA39 JA40 LA03 LA13 NA01 PR40

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)素子形成領域と、 (b)前記素子形成領域の両端に隣接する第1および第
    2の分離領域であって、それぞれ第1および第2の素子
    分離溝内に形成された第1および第2の分離領域と、 (c)前記素子形成領域上に形成された第1および第2
    のゲート電極であって、前記第1のゲート電極は、前記
    素子形成領域から第1の分離領域上に配置され、前記第
    2のゲート電極は、前記素子形成領域から第2の分離領
    域上に配置された、第1および第2のゲート電極と、を
    有する半導体集積回路装置であって、 (d)前記第1と第2の素子分離溝の幅がほぼ同じであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 (a)素子形成領域と、 (b)前記素子形成領域の両端に隣接する第1および第
    2の分離領域であって、それぞれ第1および第2の素子
    分離溝内に形成された第1および第2の分離領域と、 (c)前記素子形成領域上に形成された第1および第2
    のゲート電極であって、前記第1のゲート電極は、前記
    素子形成領域から第1の分離領域上に配置され、前記第
    2のゲート電極は、前記素子形成領域から第2の分離領
    域上に配置された、第1および第2のゲート電極と、を
    有する半導体集積回路装置であって、 (d)前記第1と第2の素子分離溝の幅の差が、最小加
    工寸法の二倍以下であることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のゲート電極は、そ
    れぞれ第1および第2のMISFETを構成し、前記第
    1および第2のMISFETは、ソースもしくはドレイ
    ン領域を共通とすることを特徴とする請求項2記載の半
    導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のゲート電極は、そ
    れぞれ第1および第2のMISFETを構成し、前記第
    1および第2のMISFETは、ソースもしくはドレイ
    ン領域を共通とし、第1のMISFETの共通となって
    いないソース、ドレイン領域は、第2のMISFETの
    ゲート電極と接続され、第2のMISFETの共通とな
    っていないソース、ドレイン領域は、第1のMISFE
    Tのゲート電極と接続されることを特徴とする請求項2
    記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のゲート電極は、U
    字状であり、その端部は、それぞれ第1および第2の分
    離領域上に位置していることを特徴とする請求項2記載
    の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記素子形成領域は、p型の半導体領域
    であり、 前記第1および第2のゲート電極は、それぞれ第1およ
    び第2のnチャネル型のMISFETを構成し、 前記第1および第2のnチャネル型MISFETは、こ
    れらのMISFETが交差接続されたセンスアンプ回路
    を構成することを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路装置。
  7. 【請求項7】 前記素子形成領域は、n型の半導体領域
    であり、 前記第1および第2のゲート電極は、それぞれ第1およ
    び第2のpチャネル型のMISFETを構成し、 前記第1および第2のpチャネル型MISFETは、こ
    れらのMISFETが交差接続されたセンスアンプ回路
    を構成することを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の分離領域の外側には、第1の
    活性領域が配置され、前記第2の分離領域の外側には、
    第2の活性領域が配置されることを特徴とする請求項2
    記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の活性領域上には、
    MISFETが形成されていないことを特徴とする請求
    項8記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記第1もしくは第2の活性領域に
    は、前記素子形成領域に電位を印加するための給電部が
    設けられることを特徴とする請求項8記載の半導体集積
    回路装置。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2の活性領域は、n
    型の半導体領域であり、 前記素子形成領域上の第1および第2のゲート電極は、
    それぞれpチャネル型のMISFETを構成し、 前記第1および第2のpチャネル型MISFETは、こ
    れらのMISFETが交差接続されたセンスアンプ回路
    を構成することを特徴とする請求項8記載の半導体集積
    回路装置。
  12. 【請求項12】 前記素子形成領域の前記第1および第
    2のゲート電極は、それぞれセンスアンプ回路を構成す
    るMISFETを構成し、前記第1もしくは第2の活性
    領域には、センスアンプ回路以外の回路を構成するMI
    SFETが形成されることを特徴とする請求項8記載の
    半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 前記第1もしくは第2の活性領域は、
    さらに、複数の活性領域に分離され、前記第1および第
    2のゲート電極の端部は、これら複数の活性領域間に対
    応する位置に配置されていなことを特徴とする請求項8
    記載の半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 前記第1もしくは第2の活性領域は、
    さらに、複数の活性領域に分離され、これら複数の活性
    領域間は、最小加工寸法の二倍以下であることを特徴と
    する請求項8記載の半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 (a)第1および第2の素子形成領域
    と、 (b)前記第1および第2の素子形成領域の両端に隣接
    する第1および第2の分離領域であって、それぞれ第1
    および第2の素子分離溝内に形成された第1および第2
    の分離領域と、 (c)第1および第2の素子形成領域間に位置する第3
    分離領域であって、第3の素子分離溝内に形成された第
    3の分離領域と、 (d)前記第1の素子形成領域上に形成された第1およ
    び第2のゲート電極であって、前記第1のゲート電極
    は、前記第1の素子形成領域から第1の分離領域上に配
    置され、前記第2のゲート電極は、前記第1の素子形成
    領域から第3の分離領域上に配置された、第1および第
    2のゲート電極と、 (e)前記第2の素子形成領域上に形成された第3およ
    び第4のゲート電極であって、前記第3のゲート電極
    は、前記第2の素子形成領域から第2の分離領域上に配
    置され、前記第4のゲート電極は、前記第2の素子形成
    領域から第3の分離領域上に配置された、第3および第
    4のゲート電極と、を有する半導体集積回路装置であっ
    て、 (f)前記第1、第2および第3の素子分離溝の幅の差
    が、最小加工寸法の二倍以下であることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2のゲート電極は、
    第1のセンスアンプ回路を構成する一対のMISFET
    を構成し、前記第3および第4のゲート電極は、第2の
    センスアンプ回路を構成する一対のMISFETを構成
    することを特徴とする請求項15記載の半導体集積回路
    装置。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2センスアンプ回路
    は、開放型のビット線に対応することを特徴とする請求
    項16記載の半導体集積回路装置。
  18. 【請求項18】 (a)そのゲート電極とソース、ドレ
    イン領域とが交差接続される一対のnチャネル型MIS
    FETが形成される第1素子形成領域と、そのゲート電
    極とソース、ドレイン領域とが交差接続される一対のp
    チャネル型MISFETが形成される第2素子形成領域
    と、 (b)前記第1素子形成領域の両端に隣接する第1およ
    び第2の分離領域であって、それぞれ第1および第2素
    子分離溝内に形成された第1および第2の分離領域と、
    前記第2素子形成領域の両端に隣接する第3および第4
    の分離領域であって、それぞれ第3および第4素子分離
    溝内に形成された第3および第4の分離領域と、 (c)前記一対のnチャネル型MISFETの第1およ
    び第2のゲート電極であって、前記第1のゲート電極
    は、前記第1素子形成領域から第1の分離領域上に配置
    され、前記第2のゲート電極は、前記第1素子形成領域
    から第2の分離領域上に配置された、第1および第2の
    ゲート電極と、 前記一対のpチャネル型MISFETの第3および第4
    のゲート電極であって、前記第3のゲート電極は、前記
    第2素子形成領域から第3の分離領域上に配置され、前
    記第4のゲート電極は、前記第2素子形成領域から第4
    の分離領域上に配置された、第3および第4のゲート電
    極と、を有する半導体集積回路装置であって、 (d)前記第1と第2の素子分離溝の幅の差および前記
    第3と第4の素子分離溝の幅の差が、最小加工寸法の二
    倍以下であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  19. 【請求項19】 前記第1と第2の素子分離溝の幅より
    前記第3と第4の素子分離溝の幅が大きいことを特徴と
    する請求項18記載の半導体集積回路装置。
  20. 【請求項20】 (a)第1および第2のメモリセル形
    成領域と、 (b)前記第1と第2のメモリセル領域の間に配置され
    た複数の活性領域であって、複数のp型の活性領域と、
    少なくとも2以上のn型の活性領域とからなる活性領域
    と、を有する半導体集積回路装置であって、 前記n型の活性領域が前記複数の活性領域の両端に配置
    されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  21. 【請求項21】 前記n型の活性領域には、そのゲート
    電極とソース、ドレイン領域とが交差接続されるpチャ
    ネル型MISFET対が形成されることを特徴とする請
    求項20記載の半導体集積回路装置。
  22. 【請求項22】 前記n型の活性領域の両端には、第1
    および第2の分離領域であって、それぞれ第1および第
    2の素子分離溝内に形成された第1および第2の分離領
    域が隣接し、前記第1と第2の素子分離溝の幅の差が、
    最小加工寸法の二倍以下であることを特徴とする請求項
    20記載の半導体集積回路装置。
  23. 【請求項23】 (a)素子形成領域と、 (b)前記素子形成領域上に形成され、そのゲート電極
    とソース、ドレイン領域とが交差接続される一対のMI
    SFETと、を有する半導体集積回路装置であって、 前記素子形成領域上には、前記MISFETのゲート電
    極の一部であって、前記MISFETのソースとドレイ
    ンを分離するように作用しない部分を有することを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  24. 【請求項24】 (a)素子形成領域と、 (b)前記素子形成領域上に形成され、そのゲート電極
    とソース、ドレイン領域とが交差接続される一対のMI
    SFETと、を有する半導体集積回路装置であって、 前記MISFETのゲート電極は、その下部にチャネル
    が形成されない部分を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  25. 【請求項25】 前記ゲート電極は、前記素子形成領域
    の一部を囲むように配置される部分と、当該部分から延
    在する引き出し部とを特徴とする請求項24記載の半導
    体集積回路装置。
  26. 【請求項26】 素子活性領域の端部にゲート電極が交
    差するように配置して、前記素子活性領域でソース領域
    とドレイン領域を分離するように形成した対をなすMI
    SFETを有する半導体集積回路装置において、前記対
    をなすMISFETが配置された前記素子活性領域に隣
    接するように同じ幅の素子分離溝を両側に配置したこと
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  27. 【請求項27】 素子活性領域の端部にゲート電極が交
    差するように配置して、前記素子活性領域でソース領域
    とドレイン領域を分離するように形成した対をなすpチ
    ャネル型MISFETを有する半導体集積回路装置にお
    いて、前記対をなすpチャネル型MISFETが配置さ
    れた前記素子活性領域に隣接するように同じ幅のpチャ
    ネル型MISFET素子活性領域を両側に配置したこと
    を特徴とする半導体集積回路装置。
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