JP2000058673A - トレンチ分離構造を有する半導体装置 - Google Patents

トレンチ分離構造を有する半導体装置

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JP2000058673A
JP2000058673A JP10229872A JP22987298A JP2000058673A JP 2000058673 A JP2000058673 A JP 2000058673A JP 10229872 A JP10229872 A JP 10229872A JP 22987298 A JP22987298 A JP 22987298A JP 2000058673 A JP2000058673 A JP 2000058673A
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supply voltage
voltage circuit
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Hideaki Onishi
秀明 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子分離方法としてトレンチ分離を用いた多
電源電圧を有するCMOS集積回路等において、低電源
電圧部のNMOSとPMOSの分離特性と高電源電圧部
のラッチアップ耐性を両立することができると共に、製
造工程上の困難性を伴わないトレンチ分離構造を有する
半導体装置を提供する。 【解決手段】 高電源電圧回路部と低電源電圧回路部と
における各素子をトレンチ分離部4により素子分離した
トレンチ分離構造を有する半導体装置である。高電源電
圧回路部のウエル22,23の深さY2は低電源電圧回
路部のウエル2,3の深さY1よりも深い。また、高電
圧電源回路部のトレンチ分離部4の幅X2は低電圧電源
回路部のトレンチ分離部4の幅X1よりも広い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、素子分離構造にト
レンチ分離を使用した多電源電圧を持つCMOSデバイ
ス等のトレンチ分離構造を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOSデバイス等の半導体装置では、
多電源電圧を使用するため、チップ面積の大部分を占め
る内部回路を構成する低電源電圧部の集積度を高めるこ
とと、入出力回路中の高電源電圧部のラッチアップ耐性
を両立することが重要な要素の一つとなっている。
【0003】このため、素子分離は、LOCOS法に比
べて高集積化が可能であると共に、実効的なN+領域と
+領域の距離を稼ぐことができ、更にラッチアップに
も強いトレンチ分離方法が採用されている。
【0004】図5は従来のトレンチ分離構造を有するC
MOS集積回路を示す断面図である。P型シリコン基板
1の表面にNウエル2及びPウエル3が形成されてお
り、両者間には、トレンチ分離部4が設けられて素子分
離されている。Nウエル2には、ソースドレイン領域7
と、ゲート電極5及び側壁絶縁膜6が形成されており、
更に、ウエルコンタクトをとるためのN+領域10が形
成されている。また、Pウエル3にも同様に、ソースド
レイン領域8と、ゲート電極5及び側壁絶縁膜6が形成
されており、P+領域9によるウエルコンタクトがとら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このト
レンチ分離による素子分離した半導体装置においても、
高電源電圧部に十分なラッチアップ耐性を持たせようと
すると、図5に示すように、ウエル2,3の深さを深く
することにより寄生バイポーラ動作を抑える必要があ
る。この場合、NMOSとPMOSの分離特性が悪化す
るので、図5のように、トレンチ分離部4の分離幅を大
きくとる必要があり、内部回路である低電源電圧部の集
積度が低下するという問題点を有している。
【0006】また、ウエル2,3を深くしたまま、トレ
ンチ分離部4の幅を小さくしようとすると、図6のよう
に深いトレンチ分離部を形成する必要があり、製造工程
上、このように深いトレンチの形成は、特にトレンチ内
の絶縁膜の埋め込みが困難になるという問題点を有す
る。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、素子分離方法としてトレンチ分離を用いた
多電源電圧を有するCMOS集積回路等において、低電
源電圧部のNMOSとPMOSの分離特性と高電源電圧
部のラッチアップ耐性を両立することができると共に、
製造工程上の困難性を伴わないトレンチ分離構造を有す
る半導体装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトレンチ分
離構造を有する半導体装置は、高電源電圧回路部と低電
源電圧回路部とを有し、各高電源電圧回路部及び低電源
電圧回路部における各素子をトレンチ分離部により素子
分離したトレンチ分離構造を有する半導体装置におい
て、前記高電源電圧回路部のウエルの深さを前記低電源
電圧回路部のウエルの深さよりも深くしたことを特徴と
する。
【0009】本発明に係る他のトレンチ分離構造を有す
る半導体装置は、第1導電型半導体基板と、高電源電圧
回路部の基板の表面に形成された第2導電型第1ウエル
及び第1導電型第2ウエルと、低電源電圧回路部の基板
の表面に形成された第2導電型第3ウエル及び第1導電
型第4ウエルと、前記第1ウエルと第2ウエルとの間に
設けられて素子分離する第1トレンチ分離部と、前記第
3ウエルと第4ウエルとの間に設けられて素子分離する
第2トレンチ分離部と、前記第1乃至第4ウエルに形成
されたトランジスタと、を有し、前記第1及び第2ウエ
ルの深さは、前記第3及び第4ウエルの深さよりも深い
ことを特徴とする。
【0010】このトレンチ分離構造を有する半導体装置
において、前記第1トレンチ分離部の幅は第2トレンチ
分離部の幅より広いことが好ましい。また、前記第2ト
レンチ分離部は前記第3及び第4ウエルよりも深く形成
されており、第3ウエル及び第4ウエルの表面に夫々ウ
エルコンタクトをとる第2導電型領域及び第1導電型領
域が形成されており、第3ウエル及び第4ウエルに形成
されたトランジスタのソースドレイン領域と夫々前記第
2導電型領域及び第1導電型領域とが、シリサイド膜に
より接続されているように構成することができる。
【0011】また、本発明に係る他のトレンチ分離構造
を有する半導体装置は、第1導電型半導体基板と、高電
源電圧回路部の基板の表面に形成された第2導電型第1
ウエルと、低電源電圧回路部の基板の表面に形成された
第2導電型第2ウエルと、前記第1ウエルと前記基板と
の間に設けられて素子分離する第1トレンチ分離部と、
前記第2ウエルと前記基板との間に設けられて素子分離
する第2トレンチ分離部と、前記第1ウエル、第2ウエ
ル及び基板に形成されたトランジスタと、を有し、前記
第1ウエルの深さは、前記第2ウエルの深さよりも深い
ことを特徴とする。
【0012】このトレンチ分離構造を有する半導体装置
において、前記第1トレンチ分離部の幅は第2トレンチ
分離部の幅より広いことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て添付の図面を参照して、具体的に説明する。図1は本
発明の実施例に係るCMOS集積回路を示す断面図であ
る。このCMOS集積回路はチップ内に異なる電源電圧
が印加される回路を有し、図1の左部分が内部回路等の
電源電圧VDD1が加わる低電源電圧回路部であり、右
部分が入出力回路等の電源電圧VDD2が加わる高電源
電圧回路部である。
【0014】本実施例では、P型Si基板1の表面の低
電源電圧回路部にNウエル2とPウエル3が形成されて
おり、高電源電圧回路部にNウエル22とPウエル23
が形成されている。各回路部において、Nウエル2,2
2とPウエル3,23との間には、夫々トレンチ分離部
4が形成されている。
【0015】そして、Nウエル2及びNウエル22の表
面には、夫々P+ソースドレイン領域7が形成され、N
ウエル2及びNウエル22上には、夫々ゲート絶縁膜5
a、ゲート電極5及び側壁絶縁膜6が形成されている。
また、Pウエル3及び23の表面には、夫々N+ソース
ドレイン領域8が形成され、Pウエル3及び23上に
は、夫々ゲート絶縁膜5a、ゲート電極5及び側壁絶縁
膜6が形成されている。
【0016】このようにして、低電源電圧回路部及び高
電源電圧回路部において、そのNウエル2及びNウエル
22にPMOSトランジスタが形成され、Pウエル3及
びPウエル23にNMOSトランジスタが形成されてい
る。そして、NMOSトランジスタとPMOSトランジ
スタはトレンチ分離部4で素子分離されている。また、
Nウエル2,22の表面には夫々ウエルコンタクトをと
るためのN+領域10が形成されており、Pウエル3,
23の表面には夫々ウエルコンタクトをとるためのP+
領域9が形成されている。なお、図1においては、簡単
のために、これらの層の上に形成される金属配線及び層
間膜は図示を省略している。
【0017】而して、本発明においては、低電源電圧
(VDD1)回路部のウエル2,3の深さY1よりも、
高電源電圧(VDD2)回路部のウエル22,23の深
さY2を深くしている(Y2>Y1)。また、トレンチ
分離4の分離幅も低電源電圧回路部の分離幅X1に対
し、高電源電圧回路部の分離幅X2を大きく設定してい
る(X2>X1)。
【0018】このように構成された本実施例のCMOS
集積回路においては、低電源電圧部ではトレンチ分離部
4の深さに対して、ウエルの底面が浅い位置に設けてあ
るので、ウエルのパンチスルーが起こりにくく、かつ分
離幅も最小にできるため、大規模な回路を作る内部回路
において集積度を上げることができる。
【0019】そして、高電源電圧部ではトレンチ分離部
4の深さに対して、ウエルの底面が深い位置に設けてあ
るので、N+ソースドレイン領域8、Pウエル23及び
Nウエル22又はP+ソースドレイン領域7、Nウエル
22及びPウエル23からなる寄生バイポーラトランジ
スタのベース幅が大きくなり、注入効率が下がるため、
ラッチアップを抑制することができる。また、高電源電
圧部の分離幅X2は低電源電圧部の分離幅X1よりも大
きく設定することにより、ウエルを深くしたことによる
ウエルパンチスルー等に起因する分離特性の劣化を防止
することができる。
【0020】従って、本発明によれば、大規模な回路を
作る低電源電圧の内部回路の集積度を上げることができ
るため、チップサイズの増大を招かず、かつ高電源電圧
の入出力回路のラッチアップ耐性を向上することができ
るため、CMOS集積回路の信頼性を向上することがで
きるという効果がもたらされる。
【0021】図2(a)乃至(d)は本実施例に係る半
導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。先
ず、図2(a)に示すように、P型Si基板1上に熱酸
化によりSiO2膜12を約10nmの厚さで形成し、
CVD法によりSiN膜13を約150nmの厚さに形
成する。そして、リソグラフィー工程によりSiN膜1
3、SiO2膜12、及びSi基板1を異方性エッチン
グによりエッチングし、トレンチ分離の溝を形成する。
なお、高電源電圧回路部の溝の幅は低電源電圧回路部の
溝の幅よりも大きく設定される。
【0022】次に、図2(b)に示すように、エッチン
グダメージを緩和するために約50nmの厚さの熱酸化
膜を形成した後、例えばHDP(高密度プラズマ:Hi
gh−Density−Plazma)CVD法により
SiO2膜を堆積してトレンチの溝を埋め込み、トレン
チ分離部4を形成する。次いで、CMP(化学的機械的
研磨法)によりSiN膜上の余分なSiO2膜を除去す
る。そして、SiN膜とSiN膜の下のSiO2膜をウ
エットエッチングにより除去し、所謂犠牲酸化膜となる
SiO2膜14を熱酸化により形成する。
【0023】次に、図2(c)に示すように、低電源電
圧回路を形成する部分のNウエル形成部のみを開口した
フォトレジスト15をマスクとして例えばN型の不純物
であるリンをイオン注入で導入し、低電源電圧回路部の
Nウエル2を形成する。
【0024】次に、図2(d)に示すように、同様にし
て、低電源電圧回路部のPウエル3もP型の不純物、例
えばボロンを注入することにより形成する。次に、高電
源電圧回路部を形成する部分のNウエル形成部のみを開
口したフォトレジスト15をマスクとして、例えばN型
の不純物であるリンをイオン注入で導入し、高電源電圧
回路部のNウエル22を形成する。
【0025】次に、図1に示すように、同様にして、高
電源電圧部のPウエル23もP型の不純物、例えばボロ
ンを注入することにより形成する。そして、SiO2
14を除去した後に、公知の方法でゲート酸化膜を形成
し、その後、ゲート電極5及び側壁絶縁膜6を形成し、
夫々リソグラフィー工程を用いて、例えばボロンをイオ
ン注入してPMOSのP+ソースドレイン領域7を形成
し、例えばヒ素をイオン注入してNMOSのN+ソース
ドレイン領域8を形成する。また、ここで同時に、Pウ
エルとNウエルのウエルコンタクトをとるためのP+
域10とN+領域11を形成する。
【0026】その後、公知の方法により、層間絶縁膜及
び金属配線を形成し、CMOS集積回路が完成する。こ
のように、本発明においては、ソグラフィー工程とイオ
ン注入により深さが異なるウエルを形成するので、製造
工程上の困難性を伴うものではない。
【0027】上記実施例において、各低電源電圧回路部
と高電源電圧回路部とで、夫々NウエルとPウエルは同
じ深さで形成されているが、回路特性上問題がない程度
に深さが異なっていても良い。また、ここではP型のS
i基板1を使用しているが、N型のSi基板を使用して
もよい。そして、ソースドレイン領域及びゲート電極に
シリサイドが形成されていても良い。更に、上記製造方
法においては、低電源電圧回路部のウエルから形成して
いるが、高電源電圧回路部のウエルから形成することと
してもよい。
【0028】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図3は本第2実施例の半導体装置を示す断面図であ
る。前述の第1実施例では、本発明をNウエルとPウエ
ルの双方を形成した場合に適用したものであるが、基板
と逆の導電型のウエルのみを形成した場合についても本
発明を適用することができる。
【0029】図3はこの構成を示すものである。本図に
おいて、基板としてはP型のSi基板を使用しており、
p型基板1と逆導電型であるNウエル2、22のみを形
成している。そして、高電源電圧回路部のNウエル22
の深さY2は低電源電圧回路部のNウエル2の深さY1
よりも深く形成される。従って、この場合も低電源電圧
回路部の分離特性及び高電源電圧部のラッチアップ耐性
を両立させることができる。また、Pウエルを形成しな
いため製造工程を簡略化することができる。しかし、N
ウエル2,33の抵抗が高いと、ラッチアップ耐性が低
下するため、基板の不純物濃度は高くする必要がある。
また、本実施例に対し、Si基板の代わりにN型基板を
使用し、Nウエルの代わりにPウエルを形成することに
してもよい。
【0030】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図4は本第3実施例の半導体装置を示す断面図であ
る。本実施例においては、低電源電圧回路部のPMOS
トランジスタとNMOSトランジスタの分離特性を高
め、更に集積度を向上させるため、低電源電圧回路部の
Nウエル2及びPウエル3をトレンチ分離部4より浅く
し、高電源電圧回路部はトレンチ分離よりも深く設定し
たものである。
【0031】図4に示すように、本多電源電圧のCMO
S集積回路では、低電源電圧回路部のNウエル2及びP
ウエル3の深さはトレンチ分離部4よりも浅くしてい
る。そして、P+ソースドレイン領域7とウエルコンタ
クトをとるためのN+領域10上に、例えば、CoSi2
等のシリサイド膜16を形成し、P+ソースドレイン領
域7とN+領域10とをシリサイド膜16を介して接続
して共通電位とすることにより、PMOS領域のウエル
コンタクトをとっている。また、NMOS領域において
は、N+ソースドレイン領域8とウエルコンタクトをと
るためのP+領域9上に、例えば、CoSi2等のシリサ
イド膜16を形成し、N+ソースドレイン領域8とP+
域9とをシリサイド膜16を介して接続して共通電位と
することにより、ウエルコンタクトをとっている。
【0032】高電源電圧回路部のNウエル22及びPウ
エル23は、低電源電圧回路部のウエルよりも深く、更
にトレンチ分離部4よりも深く設定する。
【0033】従って、高電源電圧回路部のラッチアップ
耐性はウエル22,23を深くしているため向上するこ
とができ、本発明の目的が達成されることは勿論、低電
源電圧部のウエル2,3の深さをトレンチ分離部4より
も浅くしているため、分離特性は向上し、かつウエルコ
ンタクト部(N+領域10及びシリサイド膜16)とソ
ースドレイン領域7との間にトレンチ分離部が介在しな
いので、チップ全体の集積度も向上することができる。
従って、CMOS集積回路の高電源電圧部のラッチアッ
プ耐性は向上し、チップ面積の大部分を占める内部回路
の低電源電圧部の集積度は更に向上するという相乗的
(格別)な効果を奏する。
【0034】本実施例のウエル構造は第2の実施例と同
様に片側のウエルのみを形成した構造に変更してもよ
い。また、Si基板はP型とN型のいずれを使用しても
良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高電源電圧回路部のウエル深さを低電源電圧回路部より
も深くしたので、低電源電圧回路部ではトレンチ分離部
の埋め込み性を悪化させることなく素子分離幅を最小に
することができ、高電源電圧部ではウエルが深くなるの
で、N+ソースドレイン領域、Pウエル及びNウエルか
らなる寄生バイポーラトランジスタと、P+ソースドレ
イン領域、Nウエル及びPウエルからなる寄生バイポー
ラトランジスタの注入効率が下がり、ラッチアップ耐性
が向上する。従って、CMOS集積回路のチップ面積の
増大を最小限とし、かつ高電源電圧回路部でのラッチア
ップ耐性が高いCMOS集積回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置を示す断
面図である。
【図2】(a)乃至(d)は本第1実施例に係る半導体
装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る半導体装置を示す断
面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る半導体装置を示す断
面図である。
【図5】従来のトレンチ分離構造を有する半導体装置を
示す断面図である。
【図6】従来の他のトレンチ分離構造を有する半導体装
置を示す断面図である。
【符号の説明】
1:P型半導体基板 2、22:Nウエル 3,23:Pウエル 4:トレンチ分離部 5:ゲート電極 5a:ゲート絶縁膜 6:側壁絶縁膜 7:P+ソースドレイン領域 8:N+ソースドレイン領域 9:P+領域 10:N+領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月8日(1999.7.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電源電圧回路部と低電源電圧回路部と
    を有し、各高電源電圧回路部及び低電源電圧回路部にお
    ける各素子をトレンチ分離部により素子分離したトレン
    チ分離構造を有する半導体装置において、前記高電源電
    圧回路部のウエルの深さを前記低電源電圧回路部のウエ
    ルの深さよりも深くしたことを特徴とするトレンチ分離
    構造を有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型半導体基板と、高電源電圧回
    路部の基板の表面に形成された第2導電型第1ウエル及
    び第1導電型第2ウエルと、低電源電圧回路部の基板の
    表面に形成された第2導電型第3ウエル及び第1導電型
    第4ウエルと、前記第1ウエルと第2ウエルとの間に設
    けられて素子分離する第1トレンチ分離部と、前記第3
    ウエルと第4ウエルとの間に設けられて素子分離する第
    2トレンチ分離部と、前記第1乃至第4ウエルに形成さ
    れたトランジスタと、を有し、前記第1及び第2ウエル
    の深さは、前記第3及び第4ウエルの深さよりも深いこ
    とを特徴とするトレンチ分離構造を有する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1トレンチ分離部の幅は第2トレ
    ンチ分離部の幅より広いことを特徴とする請求項2に記
    載のトレンチ分離構造を有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2トレンチ分離部は前記第3及び
    第4ウエルよりも深く形成されており、第3ウエル及び
    第4ウエルの表面に夫々ウエルコンタクトをとる第2導
    電型領域及び第1導電型領域が形成されており、第3ウ
    エル及び第4ウエルに形成されたトランジスタのソース
    ドレイン領域と夫々前記第2導電型領域及び第1導電型
    領域とが、シリサイド膜により接続されていることを特
    徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のトレン
    チ分離構造を有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型半導体基板と、高電源電圧回
    路部の基板の表面に形成された第2導電型第1ウエル
    と、低電源電圧回路部の基板の表面に形成された第2導
    電型第2ウエルと、前記第1ウエルと前記基板との間に
    設けられて素子分離する第1トレンチ分離部と、前記第
    2ウエルと前記基板との間に設けられて素子分離する第
    2トレンチ分離部と、前記第1ウエル、第2ウエル及び
    基板に形成されたトランジスタと、を有し、前記第1ウ
    エルの深さは、前記第2ウエルの深さよりも深いことを
    特徴とするトレンチ分離構造を有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1トレンチ分離部の幅は第2トレ
    ンチ分離部の幅より広いことを特徴とする請求項5に記
    載のトレンチ分離構造を有する半導体装置。
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